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1. WO2020090099 - DISPOSITIF DE COMMANDE DE QUANTITÉ D'ÉNERGIE DE VÉHICULE À FAIBLE AUTONOMIE DOTÉ D'UNE SOURCE DE PUISSANCE

Document

明 細 書

発明の名称 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081  

発明の効果

0082  

図面の簡単な説明

0083  

発明を実施するための形態

0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178   0179   0180   0181   0182   0183   0184   0185   0186   0187   0188   0189   0190   0191   0192   0193   0194   0195   0196   0197   0198   0199   0200   0201   0202   0203   0204   0205   0206   0207   0208   0209   0210   0211   0212   0213   0214   0215   0216   0217   0218   0219   0220   0221   0222   0223   0224   0225   0226   0227   0228   0229   0230   0231   0232   0233   0234   0235   0236   0237   0238   0239   0240   0241   0242   0243   0244   0245   0246   0247   0248   0249   0250   0251   0252   0253   0254   0255   0256   0257   0258   0259   0260   0261   0262   0263   0264   0265   0266   0267   0268   0269   0270   0271   0272   0273   0274   0275   0276   0277   0278   0279   0280   0281   0282   0283   0284   0285   0286   0287   0288   0289   0290   0291   0292   0293   0294   0295   0296   0297   0298   0299   0300   0301   0302   0303   0304   0305   0306   0307   0308   0309   0310   0311   0312   0313   0314   0315   0316   0317   0318   0319   0320   0321   0322   0323   0324   0325   0326   0327   0328   0329  

産業上の利用可能性

0330  

符号の説明

0331  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17  

明 細 書

発明の名称 : 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置

技術分野

[0001]
 本発明は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置に関する。

背景技術

[0002]
 動力源を有する電動2輪車などの動力源付きリーン車両を、駐車可能で且つエネルギーチャージ可能なベースが知られている。例えば、特許文献1には、ベースに設けられた非接触給電装置が、電動アシスト自転車に搭載された受電ユニットを介して、前記電動アシスト自転車の電力源であるバッテリに充電する構成が開示されている。前記特許文献1には、前記非接触給電装置が電動アシスト自転車のバッテリの充電を制御する管理装置を有する点が開示されている。
[0003]
 また、前記特許文献1には、ベースに、前記電動アシスト自転車のバッテリの充電を制御する前記管理装置を設けることにより、前記電動アシスト自転車をシェアリングに利用可能である点も開示されている。このようなシェアリングでは、電動アシスト自転車などを含む電動2輪車の2次電池の交換作業が課題である。シェアリングの場合、広い範囲内に多数の電動2輪車が点在して駐輪される可能性がある。そのような場合、職員が巡回して2次電池を交換する作業は、手間がかかる。そのため、前記特許文献1に開示されている構成では、上述のように、電動2輪車の充電方法に工夫を凝らして、前記電動2輪車をベースに駐輪した際に、前記ベースに設けられた非接触給電装置から前記電動2輪車を充電する。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2017-143661号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 電動2輪車を含む動力源付きリーン車両のエネルギー残量が、前記動力源付きリーン車両を使用可能な下限値を下回った場合、前記動力源付きリーン車両を使用できなくなる。そのため、前記動力源付きリーン車両のエネルギー残量が前記使用可能な下限値を下回らないように、前記エネルギー残量を制御することが求められる。
[0006]
 このように動力源付きリーン車両のエネルギー残量を制御する場合、前記動力源付きリーン車両の台数が増えると、エネルギー残量を管理する動力源付きリーン車両の台数が増える。そのため、前記動力源付きリーン車両におけるエネルギー残量の管理の負荷が増大する。
[0007]
 これに対し、動力源付きリーン車両に頻繁にエネルギーチャージを行うことにより、前記エネルギー残量の管理の負荷を低減しつつ、前記動力源付きリーン車両のエネルギー切れを防止することが考えられる。しかしながら、前記動力源付きリーン車両に頻繁にエネルギーチャージを行うためには、前記動力源付きリーン車両に対してエネルギーチャージを行うエネルギー供給設備を多く設ける必要がある。
[0008]
 本発明は、動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関連するエネルギー残量関連データを利用して、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化可能な動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0009]
 本発明者は、動力源付きリーン車両のシェアリングにおける前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントの効率をより高めるために、まず、前記動力源付きリーン車両のシェアリングについて検討した。
[0010]
 その結果、本発明者は、前記動力源付きリーン車両のシェアリングについて、以下のような知見を得た。
[0011]
 シェアリングで貸し出す前記動力源付きリーン車両のエネルギー残量が、前記動力源付きリーン車両を使用可能な下限値を下回った場合、前記動力源付きリーン車両を使用できなくなる。エネルギー残量が下限値を下回って使用できなくなった動力源付きリーン車両は、作業者等によってエネルギーチャージを行う必要がある。そのため、前記動力源付きリーン車両のシェアリングでは、前記動力源付きリーン車両のエネルギー残量が前記下限値を下回らないように、前記エネルギー残量を制御することが求められる。
[0012]
 これに対し、本発明者は、前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを頻繁に行うことにより、前記動力源付きリーン車両のエネルギー残量が前記下限値を下回りにくくすることを考えた。しかしながら、前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを頻繁に行うためには、前記動力源付きリーン車両に対してエネルギーチャージを行うエネルギー供給装置の数を増やす必要がある。
[0013]
 本発明者は、エネルギー供給装置に対する依存を低減しつつ、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化可能な方法についてさらに検討した。
[0014]
 まず、本発明者は、動力源付きリーン車両のシェアリングにおいて、前記動力源付きリーン車両の貸し出し形態について詳細に検討した。
[0015]
 本発明者は、前記動力源付きリーン車両の貸し出し形態を検討する中で、前記動力源付きリーン車両の貸し出し形態として、24時間よりも短い単発利用、及び、前記動力源付きリーン車両を2日間よりも長い期間、貸し出す定期利用の2つの形態が存在することに着目した。
[0016]
 本発明者は、上述の貸し出し形態のうち、前記動力源付きリーン車両を2日間よりも長い期間、貸し出す定期利用について検討した。その結果、前記定期利用において、運転者が前記動力源付きリーン車両を運転しない時間帯が存在することに気付いた。
[0017]
 本発明者は、さらに検討を進める中で、定期利用において運転者が動力源付きリーン車両を運転しない時間帯に、前記運転者がエネルギーチャージを行うことにより、前記動力源付きリーン車両に対するエネルギーチャージの作業負荷等を軽減できるため、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントをより効率化できることに気付いた。
[0018]
 これにより、動力源付きリーン車両が定期利用されている間は、前記動力源付きリーン車両を、エネルギー残量を制御するエネルギー量制御装置の制御対象から外すことができる。よって、前記エネルギー量制御装置の負荷を軽減することができる。
[0019]
 しかも、上述のように定期利用の間に運転者に前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを行ってもらうことにより、前記動力源付きリーン車両の定期利用期間中は、前記動力源付きリーン車両を単発利用可能なエネルギー残量を確保することができる。よって、前記エネルギー量制御装置の負荷をさらに軽減することができる。
[0020]
 また、本発明者は、動力源付きリーン車両の貸し出し形態として、上述の2つの貸し出し形態を組み合わせた場合について検討した。すなわち、本発明者は、一つの動力源付きリーン車両を定期利用で貸し出すとともに、前記動力源付きリーン車両を定期利用で貸し出していないときに単発利用で貸し出す場合について検討した。
[0021]
 このように定期利用及び単発使用を組み合わせることにより、定期利用のための動力源付きリーン車両と単発利用のための動力源付きリーン車両とをそれぞれ用意する場合に比べて、動力源付きリーン車両の台数を減らすことが可能になる。これにより、エネルギー残量の制御対象である動力源付きリーン車両が減るため、エネルギー残量の管理装置の負荷を軽減することができる。
[0022]
 したがって、上述のように定期利用及び単発利用を組み合わせることにより、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0023]
 以上の点を考慮して、本発明者は、以下のような構成に想到した。
[0024]
 本発明の一実施形態に係る動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、複数のベースに駐車された動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置である。この動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の利用を開始する利用開始予定日及び利用を終了する利用終了予定日の少なくとも一方を含み、2日間より長い期間である定期利用日付期間(Regular Usage Date Term)に関する定期利用日付期間データと、定期利用を開始する定期利用開始場所及び定期利用を終了する定期利用終了場所を含む定期利用場所に関する定期利用場所データと、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻の少なくとも一つを含み、24時間より短く、且つ前記定期利用場所から想定される移動時間より長い定期利用時間(Regular Usage Time Duration)に関する定期利用時間データと、を含む定期利用要望データ(Regular Usage Demand Data)を取得する、定期利用要望データ取得部と、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の24時間より短い単発利用を開始する単発利用開始場所を含む単発利用場所(One-Off Usage Location)に関する単発利用場所データとを含む単発利用要望データ(One-Off Usage Demand Data)を取得する、単発利用要望データ取得部と、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関するエネルギー残量関連データを取得する、エネルギー残量関連データ取得部と、前記単発利用要望データ取得部により取得された前記単発利用要望データに基づいて、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両に対して、単発利用データを割り当てる、単発利用割当部と、前記定期利用要望データ取得部により取得された前記定期利用要望データ及び前記エネルギー残量関連データ取得部により取得された前記エネルギー残量関連データに基づいて、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両のうち、貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両に対して、前記定期利用時間に定期利用する定期利用データを割り当てる、定期利用割当部と、前記単発利用割当部により割り当てられた前記単発利用データまたは前記定期利用割当部により割り当てられた前記定期利用データを出力する利用データ出力部とを有する。前記単発利用データ及び前記定期利用データの少なくとも一方は、前記貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両に対して、前記単発利用と前記定期利用とが重ならないように割り当てられる。
[0025]
 動力源付きリーン車両の定期利用では、運転者は貸し出し中に時間を気にせずに、前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを行うことができる。すなわち、定期利用では、エネルギーチャージに対する運転者の抵抗感を少なくすることができる。しかも、動力源付きリーン車両は、4輪車とは異なり、エネルギーチャージのための特別な設備が不要である。そのため、動力源付きリーン車両の定期利用において、運転者が貸し出し中に動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを容易に行うことができる。
[0026]
 これにより、1つのベースに複数台駐車可能且つ貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両のエネルギーチャージの作業負荷を軽減できる。よって、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化できる。
[0027]
 したがって、動力源付きリーン車両が定期利用されている間は、前記動力源付きリーン車両を、エネルギー残量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の制御対象から外すことができる。よって、前記動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の負荷を軽減することができる。
[0028]
 しかも、上述のように定期利用の間に運転者に前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを行ってもらうことにより、前記動力源付きリーン車両の定期利用期間中は、前記動力源付きリーン車両を単発利用可能なエネルギー残量を確保することができる。よって、前記動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の負荷をさらに軽減することができる。
[0029]
 さらに、定期利用に単発利用を組み合わせることにより、定期利用のための動力源付きリーン車両と単発利用のための動力源付きリーン車両とをそれぞれ用意する場合に比べて、動力源付きリーン車両の台数を減らすことが可能になる。これにより、エネルギー残量の制御対象である動力源付きリーン車両の台数が減るため、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の負荷をより低減することができる。
[0030]
 したがって、上述のように定期利用及び単発利用を組み合わせることにより、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0031]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記定期利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量に応じて、前記定期利用データを前記動力源付きリーン車両に割り当てる。
[0032]
 これにより、定期利用要望と動力源付きリーン車両のエネルギー残量に応じて、適切な前記動力源付きリーン車両を定期利用に用いることができる。よって、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化できる。
[0033]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記定期利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量が第1基準値以下の前記動力源付きリーン車両に、前記定期利用データを割り当てる。
[0034]
 エネルギー残量が第1基準値以下の動力源付きリーン車両、すなわちエネルギー残量の少ない動力源付きリーン車両をより積極的に定期利用に用いることができる。これにより、エネルギー残量の少ない動力源付きリーン車両に対して運転者にエネルギーチャージを行ってもらうことができる。よって、前記動力源付きリーン車両に対するエネルギーチャージの作業負荷等を軽減できるとともに、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置が前記動力源付きリーン車両のエネルギー量を管理する負荷も軽減できる。
[0035]
 したがって、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化できる。
[0036]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記単発利用割当部は、前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量に応じて、前記単発利用データを前記動力源付きリーン車両に割り当てる。
[0037]
 これにより、動力源付きリーン車両のエネルギー残量に応じて、適切な前記動力源付きリーン車両を単発利用に用いることができる。よって、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化できる。
[0038]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記単発利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量が第2基準値以上の前記動力源付きリーン車両に、前記単発利用データを割り当てる。
[0039]
 エネルギー残量が第2基準値以上の動力源付きリーン車両、すなわちエネルギー残量の多い動力源付きリーン車両を単発利用に用いることにより、前記動力源付きリーン車両のエネルギー量を厳密に管理する必要がない。よって、前記動力源付きリーン車両のエネルギー量を管理する負荷を軽減できる。したがって、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0040]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記定期利用データは、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記定期利用要望データに応じた、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータと、前記定期利用時間データとの組み合わせを含む。
[0041]
 これにより、定期利用に用いられる動力源付きリーン車両が駐車されるベースを特定するとともに定期利用時間を把握することができるため、単発利用の割り当てにおいて、動力源付きリーン車両の管理が容易になる。よって、動力源付きリーン車両の定期利用と単発利用とが組み合わせられる頻度を向上させることができる。したがって、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0042]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記定期利用時間は、前記貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両のエネルギーチャージに要する時間より長い。
[0043]
 これにより、定期利用期間中に、動力源付きリーン車両のエネルギーチャージをすることが可能であり、貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両のエネルギーチャージの作業負荷を軽減できる。
[0044]
 他の観点によれば、本発明の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記単発利用データは、前記動力源付きリーン車両と、前記動力源付きリーン車両が駐車されている単発利用開始可能なベースとの組み合わせを、複数含む。
[0045]
 これにより、運転者が動力源付きリーン車両を単発利用する際に、単発利用開始場所を含む単発利用に関する単発利用要望データに基づいて、動力源付きリーン車両に対して複数の単発利用データを生成することができる。前記単発利用データは、動力源付きリーン車両の中から抽出された利用可能な動力源付きリーン車両と、前記利用可能な動力源付きリーン車両が駐車されている単発利用開始可能なベースに関するデータとの組み合わせを含む。よって、運転者に対して、複数の動力源付きリーン車両のシェアリングを、単発利用開始可能なベースに関するデータとともに提案することができる。
[0046]
 他の観点によれば、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記単発利用データは、前記動力源付きリーン車両と、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されている単発利用開始可能なベースと、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車可能な単発利用終了ベースとの組み合わせを含む。
[0047]
 これにより、動力源付きリーン車両の利用開始可能ベース及び利用終了ベースに応じた複数の単発利用データを、運転者に提案できる。よって、運転者が選択可能な動力源付きリーン車両の台数を増やすことが可能になる。したがって、動力源付きリーン車両の定期利用と単発利用とが組み合わせられる頻度が向上するため、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0048]
 他の観点によれば、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、以下の構成を含むことが好ましい。前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両は、動力源としてのモータと、前記モータに電力を供給するバッテリ装置と、を有する。
[0049]
 これにより、動力源付きリーン車両がモータ及びバッテリ装置を有する電動車両の場合、前記バッテリ装置の充電が必要である。動力源付きリーン車両の定期利用の際に、運転者がバッテリ装置の充電を行うことにより、単発利用の際にバッテリ装置の充電切れによって動力源付きリーン車両が使用不能になることを防止できる。よって、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0050]
 本明細書で使用される専門用語は、特定の実施例のみを定義する目的で使用されるのであって、前記専門用語によって発明を制限する意図はない。
[0051]
 本明細書で使用される「及び/または」は、1つまたは複数の関連して列挙された構成物のすべての組み合わせを含む。
[0052]
 本明細書において、「含む、備える(including)」「含む、備える(comprising)」または「有する(having)」及びそれらの変形の使用は、記載された特徴、工程、要素、成分、及び/または、それらの等価物の存在を特定するが、ステップ、動作、要素、コンポーネント、及び/または、それらのグループのうちの1つまたは複数を含むことができる。
[0053]
 本明細書において、「取り付けられた」、「接続された」、「結合された」、及び/または、それらの等価物は、広義の意味で使用され、“直接的及び間接的な”取り付け、接続及び結合の両方を包含する。さらに、「接続された」及び「結合された」は、物理的または機械的な接続または結合に限定されず、直接的または間接的な接続または結合を含むことができる。
[0054]
 他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解される意味と同じ意味を有する。
[0055]
 一般的に使用される辞書に定義された用語は、関連する技術及び本開示の文脈における意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本明細書で明示的に定義されていない限り、理想的または過度に形式的な意味で解釈されることはない。
[0056]
 本発明の説明においては、いくつもの技術および工程が開示されていると理解される。これらの各々は、個別の利益を有し、他に開示された技術の1つ以上、または、場合によっては全てと共に使用することもできる。
[0057]
 したがって、明確にするために、本発明の説明では、不要に個々のステップの可能な組み合わせをすべて繰り返すことを控える。しかしながら、本明細書及び特許請求の範囲は、そのような組み合わせがすべて本発明の範囲内であることを理解して読まれるべきである。
[0058]
 本明細書では、本発明に係る動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の実施形態について説明する。
[0059]
 以下の説明では、本発明の完全な理解を提供するために多数の具体的な例を述べる。しかしながら、当業者は、これらの具体的な例がなくても本発明を実施できることが明らかである。
[0060]
 よって、以下の開示は、本発明の例示として考慮されるべきであり、本発明を以下の図面または説明によって示される特定の実施形態に限定することを意図するものではない。
[0061]
 [リーン車両]
 本明細書において、リーン車両とは、傾斜姿勢で旋回する車両である。具体的には、リーン車両は、車両の左右方向において、左方向に旋回する際に左方向に車体が傾斜し、右方向に旋回する際に右方向に車体が傾斜する車両である。リーン車両は、一人乗りの車両であってもよいし、複数人が乗車可能な車両であってもよい。なお、リーン車両は、2輪車だけでなく、3輪車または4輪車など、傾斜姿勢で旋回する全ての車両を含む。
[0062]
 [動力源]
 本明細書において、動力源とは、車輪に対して回転駆動力を付与する装置を意味する。動力源は、例えば、エンジン、モータなどの回転駆動力を付与可能な装置を含む。また、エンジンとモータを組み合わせたハイブリッドな動力源も含む。また、動力源付きリーン車両は、電動自転車、電動アシスト自転車、自動2輪車、スクータ、傾斜する自動3輪車、傾斜する自動4輪車であってもよい。
[0063]
 [シェアリング]
 本明細書において、シェアリングとは、同じ動力源付きリーン車両を複数の運転者が交替で使用することを意味する。
[0064]
 [ベース]
 本明細書において、ベースとは、同一種類または複数種類の動力源付きリーン車両を複数台、駐車可能な場所を意味する。なお、前記ベースは、動力源付きリーン車両専用の駐車場所を意味していてもよいし、決められた駐車場ではなく、所定の区域(例えば、公園、施設内の一部、道路などの公共エリアの一部など)内で動力源付きリーン車両を駐車可能な範囲を意味していてもよい。また、前記ベースは、動力源付きリーン車両以外の車両が駐車可能であってもよい。
[0065]
 [定期利用]
 本明細書において、定期利用とは、運転者が、1日のうち決められた時間帯に動力源付きリーン車両を所定期間にわたって利用したい場合において、例えば月単位などの複数日分の所定期間分をまとめて予約して利用することを意味する。定期利用は、定期利用開始場所と定期利用終了場所との間の距離から想定される移動時間よりも長時間の利用である。そのため、定期利用では、動力源付きリーン車両の貸し出し中に運転者がエネルギーチャージを行うための時間を確保できる。
[0066]
 [単発利用]
 本明細書において、単発利用とは、運転者が動力源付きリーン車両を利用したいときのみに、動力源付きリーン車両のシェアリングを24時間よりも短い時間で利用する場合を意味する。単発利用は、定期以外の利用、すなわち不定期の利用を含む。
 [単発利用と定期利用とが重ならない]
 本明細書において、単発利用と定期利用とが重ならないとは、ある動力源付きリーン車両に対して単発利用及び定期利用をそれぞれ割り当てた場合に、前記単発利用と前記定期利用とが両立可能なように、それぞれの利用時間が分かれていることを意味する。
[0067]
 [定期利用開始場所]
 本明細書において、定期利用開始場所とは、定期利用において、動力源付きリーン車両の利用を開始するベースだけでなく、運転者の希望する移動開始場所も含む。また、定期利用開始場所は、一つのベースだけでなく、互いに距離が近い複数のベースも含む。
[0068]
 [定期利用終了場所]
 本明細書において、定期利用終了場所とは、定期利用において、動力源付きリーン車両の利用を終了するベースだけでなく、運転者が希望する移動終了場所である目的地も含む。また、定期利用終了場所は、一つのベースだけでなく、互いに距離が近い複数のベースも含む。
[0069]
 [定期利用場所]
 本明細書において、定期利用場所は、定期利用開始場所と定期利用終了場所とを含む。なお、前記定期利用開始場所と前記定期利用終了場所とは、同じ場所であってもよいし、異なる場所であってもよい。
[0070]
 [定期利用日付期間]
 本明細書において、定期利用日付期間は、動力源付きリーン車両を定期利用したい期間であって、2日間より長い期間を意味する。定期利用日付期間は、動力源付きリーン車両の利用を開始する利用開始予定日及び利用を終了する利用終了予定日の少なくとも一方を含む。なお、前記2日間より長い期間は、連続する日であってもよいし、連続していない日であってもよい。
[0071]
 [定期利用時間]
 本明細書において、定期利用時間とは、24時間のうち定期利用として動力源付きリーン車両を利用する時間を意味する。定期利用時間は、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻の少なくとも一つを含み、24時間より短く、且つ前記定期利用場所から想定される移動時間より長い時間である。例えば、動力源付きリーン車両を、夜間に駅から自宅まで利用し、朝に自宅から駅まで利用する場合には、夜から朝までが定期利用時間である。一例として、21時が定期利用開始予定時刻であり、7時が定期利用終了予定時刻である。この場合、定期利用時間は10時間である。
[0072]
 [単発利用開始場所]
 本明細書において、単発利用開始場所とは、単発利用において、動力源付きリーン車両の利用を開始するベースだけでなく、運転者の現在地または移動開始場所も含む。また、単発利用開始場所は、一つのベースだけでなく、互いに距離が近い複数のベースも含む。
[0073]
 [単発利用終了場所]
 本明細書において、単発利用終了場所とは、単発利用において、動力源付きリーン車両の利用を終了するベースだけでなく、運転者の目的地も含む。また、単発利用終了場所は、一つのベースだけでなく、互いに距離が近い複数のベースも含む。
[0074]
 [単発利用場所]
 本明細書において、単発利用場所は、単発利用開始場所と単発利用終了場所とを含む。なお、前記単発利用開始場所と前記単発利用終了場所とは、同じ場所であってもよいし、異なる場所であってもよい。
[0075]
 [エネルギー残量]
 本明細書において、エネルギー残量とは、動力源付きリーン車両が充電可能な二次電池を搭載している場合、その二次電池のエネルギーの残量である。より具体的には、前記エネルギー残量は、AhまたはWhなどで表記される二次電池の残りの容量である。また、本明細書において、エネルギー残量とは、動力源付きリーン車両が化石燃料で駆動される駆動源を搭載している場合、その搭載されている燃料の残量である。より具体的には、前記エネルギー残量は、体積または重量などで表される燃料の残りの量である。前記燃料には、ガソリン、軽油、水素、LNG、LPGまたはガス燃料などが含まれる。なお、前記エネルギーは、動力源付きリーン車両の駆動に必要なエネルギーであれば、上述の具体例に限定されない。また、動力源付きリーン車両の駆動源がエンジンとモータのハイブリッド式駆動源である場合、前記エネルギー残量は、二次電池の残量及び燃料の残量の両方を含む。なお、本明細書において、前記エネルギー残量とは、動力源付きリーン車両に残されている全てのエネルギー残量を示す場合がある。また、本明細書において、前記エネルギー残量とは、動力源付きリーン車両に残されているエネルギーのうち、消費可能なエネルギー残量を示す場合がある。
[0076]
 [エネルギー残量関連データ]
 本明細書において、エネルギー残量関連データとは、上述のエネルギー残量を直接的に示すデータに限定されない。すなわち、前記エネルギー残量関連データは、前記エネルギー残量のデータでなくてもよい。前記エネルギー残量関連データは、例えば、車両が走行可能な時間または車両が走行可能な距離など、エネルギー残量と相関関係を示すデータであれば、エネルギー残量に対して間接的なパラメータのデータであっても良い。
[0077]
 [エネルギーマネージメント]
 本明細書において、エネルギーマネージメントとは、動力源付きリーン車両が駆動不能な状態まで動力源付きリーン車両のエネルギー残量が低下しないように、エネルギー残量を調整することを意味する。前記エネルギーマネージメントは、動力源付きリーン車両のエネルギー残量及び移動距離に応じて、動力源付きリーン車両を使い分けたり、動力源付きリーン車両にエネルギーチャージを行ったりすることなどを含む。
[0078]
 前記エネルギーマネージメントでは、例えば、複数の動力源付きリーン車両において短距離の移動が多い場合には、各動力源付きリーン車両でバランスよくエネルギーを消費するように、前記複数の動力源付きリーン車両の稼働を調整する一方、前記複数の動力源付きリーン車両において中距離または長距離の移動が多い場合には、エネルギー残量が異なる動力源付きリーン車両を稼働させる。
[0079]
 また、前記エネルギーマネージメントでは、動力源付きリーン車両が駐車可能な複数のベースにおいて、動力源付きリーン車両にエネルギーチャージ可能なベースと、動力源付きリーン車両にエネルギーチャージ不能なベースとが混在している場合、エネルギーチャージが必要な動力源付きリーン車両を、動力源付きリーン車両にエネルギーチャージ可能なベースに優先して駐車させるように、複数の動力源付きリーン車両の稼働を調整する。
[0080]
 また、前記エネルギーマネージメントでは、複数の動力源付きリーン車両に対するエネルギーチャージのタイミングを、前記複数の動力源付きリーン車両の稼働とのバランスを考慮しつつ、調整する。
[0081]
 上述のように、前記エネルギーマネージメントは、複数の動力源付きリーン車両におけるエネルギー消費、動力源付きリーン車両に対するエネルギーチャージのタイミング、動力源付きリーン車両がエネルギーチャージするベース等を、それらのバランスを考慮して、複数の動力源付きリーン車両をエネルギーの観点から管理することを意味する。

発明の効果

[0082]
 本発明の一実施形態によれば、動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関連するエネルギー残量関連データを利用して、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化可能な動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

[0083]
[図1] 図1は、本発明の実施形態に係る動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を含む動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システムの概略構成を示す図である。
[図2] 図2は、動力源付きリーン車両の一例である電動2輪車の概略構成を示す左側面図である。
[図3] 図3は、動力源付きリーン車両の一例である電動アシスト自転車の概略構成を示す左側面図である。
[図4] 図4は、動力源付きリーン車両の一例である自動2輪車の概略構成を示す左側面図である。
[図5] 図5は、図1の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システムの代表的な使用例の説明図である。
[図6] 図6は、定期利用及び単発利用を模式的に示す説明図である。
[図7] 図7は、車両データ記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。
[図8] 図8は、ベースデータ記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。
[図9] 図9は、定期利用要望データ記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。
[図10] 図10は、単発利用要望データ記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。
[図11] 図11は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法を示すフローチャートである。
[図12] 図12は、定期利用予約の申し込み画面の表示例を示す図である。
[図13] 図13は、定期利用予約の完了画面の表示例を示す図である。
[図14] 図14は、単発利用予約の申し込み画面の表示例を示す図である。
[図15] 図15は、定期利用の予約データ確認画面の表示例を示す図である。
[図16] 図16は、単発利用予約の選択画面の表示例を示す図である。
[図17] 図17は、動力源付きリーン車両のシェアリングの他の一例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0084]
 本発明の実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1について、図面を参照しながら説明する。各図において、同一部分には同一の符号を付して、その同一部分の説明は繰り返さない。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
[0085]
 以下では、動力源付きリーン車両の一例として、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300を用いて説明する。そのため、以下では、図中の矢印Fは、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300の前方向を示す。図中の矢印Rは、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300の後方向を示す。図中の矢印Uは、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300の上方向を示す。また、前後左右の方向は、それぞれ、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300を運転する運転者から見た場合の前後左右の方向を意味する。
[0086]
 (全体構成)
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の構成について説明する。図1に、本発明の実施形態に係る動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1を含む動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10の概略構成を示す。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、動力源付きリーン車両を複数の運転者が交替で利用する、いわゆる動力源付きリーン車両のシェアリングにおいて、前記動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御するシステムである。
[0087]
 なお、図1の例では、動力源付きリーン車両として電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300が用いられている。図1では、電動2輪車100及び電動アシスト自転車200の各充電量を符号P1~P4で示し、自動2輪車300の燃料残量を符号PBで示す。電動2輪車100及び電動アシスト自転車200の各走行可能距離のバーグラフを符号D1~D4で示し、自動2輪車300の走行可能距離のバーグラフを符号DBで示す。図1において、前記充電量は、電池内のハッチング部分で示す。前記充電量が多いほど前記ハッチング部分の面積が大きい。また、図1において、前記燃料残量は、燃料タンク内のハッチングで示す。前記燃料残量が多いほど前記ハッチング部分の面積が大きい。図1に示す前記走行可能距離のバーグラフにおいて、ハッチング部分の長さが走行可能距離を示す。また、前記走行可能距離のバーグラフにおいて、左端部から三角マークまでの長さがシェアリングにおける乗車場所から降車場所までの距離を示す。
[0088]
 本実施形態のシェアリングは、動力源付きリーン車両の定期利用及び単発利用のシェアリングである。ここで、定期利用は、1日のうち決められた時間帯に動力源付きリーン車両を所定期間、利用したい場合に、例えば月単位などの複数日分の所定期間予約して利用する場合を意味する。また、単発利用は、運転者が動力源付きリーン車両を利用したいときのみに、動力源付きリーン車両のシェアリングを24時間よりも短い時間で利用する場合を意味する。
[0089]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1と、エネルギー供給装置C1~C3とを有する。本実施形態では、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、例えば、複数台の動力源付きリーン車両を駐車可能なベースXに設けられている。
[0090]
 なお、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、複数の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を有していてもよい。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、複数のベースを有していてもよい。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、複数のベースのうち少なくとも一つのベースに設けられていてもよい。
[0091]
 また、本実施形態では、ベースXは、動力源付きリーン車両を駐車可能な複数の駐車エリアA1~A5を有する。なお、ベースXは、4つ以下の駐車エリアを有していてもよいし、6つ以上の駐車エリアを有していてもよい。
[0092]
 エネルギー供給装置C1~C3は、ベースXの駐車エリアA1~A3に設けられている。なお、ベースXの駐車エリアA4,A5にも、エネルギー供給装置が設けられていてもよい。
[0093]
 本実施形態では、エネルギー供給装置C1~C3は、ベースXのエリアA1~A3に駐車された電動2輪車100及び電動アシスト自転車200に対してそれぞれ電力を供給可能に構成されているとともに、電動2輪車100及び電動アシスト自転車200と動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1との間で信号の送受信可能に構成されている。エネルギー供給装置C1~C3は、それぞれ、エリアA1~A3に駐車された電動2輪車100及び電動アシスト自転車200の図示しないコネクタに対し、電力を供給可能で且つ信号の送受信可能な接続ケーブルCA1~CA3によって接続される。
[0094]
 これにより、ベースXでは、エネルギー供給装置C1~C3によって、エリアA1~A3に駐車された電動2輪車100及び電動アシスト自転車200のエネルギーチャージが可能である。
[0095]
 なお、電動2輪車100及び電動アシスト自転車200が交換可能なバッテリ装置を搭載している場合には、バッテリ装置を充電可能なバッテリステーションで、バッテリ装置を交換してもよい。
[0096]
 ベースXのエリアA4,A5に駐車された動力源付きリーン車両は、接続ケーブルCA4,CA5によって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1と信号の送受信可能である。本実施形態では、前記動力源付きリーン車両としての電動アシスト自転車200及び自動2輪車300が、エリアA4,A5に駐車されている。
[0097]
 また、動力源付きリーン車両に対する接続ケーブルCA1~CA5の抜き差しのデータは、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1において、対象となる動力源付きリーン車両のシェアリングの開始及び終了を特定するデータとして用いられる。
[0098]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の詳細な構成は、後述する。なお、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が複数の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を有する場合、各動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、有線の通信配線または無線の通信回線等を介して信号の送受信可能である。前記通信回線は、例えば、インターネット、LAN、Wi-Fiなどを含む。
[0099]
 本実施形態では、動力源付きリーン車両は、動力源を有するとともに、左方向に旋回する際に左方向に車体が傾斜し、右方向に旋回する際に右方向に車体が傾斜する車両である。動力源付きリーン車両は、例えば、自動2輪車、電動2輪車及び電動アシスト自転車などを含む。動力源付きリーン車両の動力源は、例えば、エンジン、モータ、エンジン及びモータを組み合わせたハイブリッドシステムなどの回転駆動力を付与可能な装置を含む。
[0100]
 なお、動力源付きリーン車両は、後述するベースXに複数台駐車可能なリーン車両であれば、2輪車に限らず、3輪車または4輪車などの車両であってもよい。
[0101]
 また、動力源付きリーン車両は、接続ケーブルを介さずに、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置と信号の送受信が可能なように、無線通信装置を備えていてもよい。
[0102]
 本実施形態の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、動力源付きリーン車両のシェアリングにおいて動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御する。すなわち、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、例えば、動力源付きリーン車両としての電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300のシェアリングにおいて電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300のエネルギー量を制御する。なお、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300以外の動力源付きリーン車両のシェアリングにおいて動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御してもよい。また、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、1種類の動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御してもよいし、本実施形態のように複数種類の動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御してもよい。
[0103]
 前記複数種類の動力源付きリーン車両には、動力源が異なる車両及び構成が異なる車両はもちろんのこと、走行可能距離が異なる車両を含む。すなわち、前記複数種類の動力源付きリーン車両には、電動2輪車100または電動アシスト自転車200においてバッテリ装置の容量及び充電量の少なくとも一方が異なる車両を含む。また、前記複数種類の動力源付きリーン車両には、動力源がエンジンである自動2輪車300において燃料タンクの容量及び燃料残量の少なくとも一方が異なる車両も含む。
[0104]
 前記複数種類の動力源付きリーン車両は、最高速度または最高出力が異なる動力源付きリーン車両を含んでもよい。すなわち、前記複数種類の動力源付きリーン車両には、出力性能が異なる車両を含んでもよい。例えば、前記複数種類の動力源付きリーン車両には、電動2輪車100または電動アシスト自転車200において容量が異なるバッテリ装置を搭載した車両及びモータの出力が異なる車両の少なくとも一方を含んでもよい。また、前記異なる複数種類の動力源付きリーン車両には、動力源がエンジンである自動2輪車300においてエンジンの出力が異なる車両を含んでもよい。
[0105]
 また、前記複数種類の動力源付きリーン車両として、同じ容量のバッテリ装置を有する電動2輪車100または電動アシスト自転車200において、出力を変更してもよい。これにより、出力が抑制された電動2輪車100または電動アシスト自転車200において、バッテリ装置を保護することが可能になる。
[0106]
 次に、動力源付きリーン車両の構成を簡単に説明する。以下では、動力源付きリーン車両の一例として、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300について説明する。
[0107]
 (電動2輪車)
 図2に示すように、電動2輪車100は、車体101と、前輪102と、後輪103とを有する。車体101は、ハンドル104、シート105及びパワーユニット106等の各構成部品を支持する。車体101は、フレーム110を有する。このフレーム110が、ハンドル104、シート105及びパワーユニット106等の各構成部品を支持する。
[0108]
 フレーム110は、ヘッドパイプ111と、メインフレーム112とを有する。
[0109]
 ヘッドパイプ111は、電動2輪車100の前部に位置し、ハンドル104に接続されたステアリングシャフト(図示省略)を回転可能に支持する。メインフレーム112は、ヘッドパイプ111から車両後方に向かって延びるように、ヘッドパイプ111に接続されている。メインフレーム112は、パワーユニット106等を支持する。
[0110]
 前記ステアリングシャフトの下端部には、一対のフロントフォーク107が接続されている。一対のフロントフォーク107の下端部には、前輪102が回転可能に支持されている。これにより、ハンドル104を操作することにより、ステアリングシャフト及び一対のフロントフォーク107が前記ステアリングシャフトを中心として一体に回転するため、前輪102も前記ステアリングシャフトを中心として回転する。
[0111]
 後輪103は、メインフレーム112に回転可能に支持されたパワーユニット106に対して回転可能に支持されている。すなわち、パワーユニット106は、スイングアームも兼ねている。パワーユニット106は、後輪103を回転させるモータ106aを有する。
[0112]
 また、本実施形態の電動2輪車100は、パワーユニット106のモータ106aに電力を供給するバッテリ装置120を有する。バッテリ装置120は、図示しない接続端子に、エネルギー供給装置C1~C3の接続ケーブルCA1~CA3のいずれかを接続することにより、充電が可能である。なお、バッテリ装置120は、電動2輪車100に対して取り外し可能に固定されていてもよいし、電動2輪車100に対して取り外し不能に設けられていてもよい。
[0113]
 電動2輪車100は、パワーユニット106等の駆動を制御する制御装置130を有する。制御装置130は、バッテリ装置120の充電量も検出可能に構成されている。制御装置130は、図示しない接続端子にエネルギー供給装置C1~C3の接続ケーブルCA1~CA3のいずれかが接続された際に、バッテリ装置120の充電量を充電量信号として出力する。
[0114]
 既述のように、エネルギー供給装置C1~C3は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1と信号の送受信可能である。これにより、上述のように、制御装置130から出力された充電量信号は、接続ケーブルCA1~CA3及びエネルギー供給装置C1~C3を介して、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力される。
[0115]
 なお、前記接続端子に、接続ケーブルCA1~CA3ではなく、電力の供給不能で且つ信号の送受信が可能な接続ケーブルが接続された場合にも、制御装置130は、バッテリ装置120の充電量を充電量信号として出力する。出力された充電量信号は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力される。
[0116]
 よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、電動2輪車100のバッテリ装置120の充電量に関するデータ(エネルギー残量関連データ)を取得することができる。
[0117]
 (電動アシスト自転車)
 図3に示すように、電動アシスト自転車200は、車体201と、前輪202と、後輪203とを有する。車体201は、ハンドル204、サドル205及びパワーユニット206等の各構成部品を支持する。車体201は、フレーム210を有する。このフレーム210が、ハンドル204、サドル205及びパワーユニット206等の各構成部品を支持する。
[0118]
 フレーム210は、ヘッドパイプ211と、メインフレーム212とを有する。
[0119]
 ヘッドパイプ211は、電動アシスト自転車200の前部に位置し、ハンドル204に接続されたステアリングシャフト(図示省略)を回転可能に支持する。メインフレーム212は、ヘッドパイプ211から車両後方に向かって延びるように、ヘッドパイプ211に接続されている。メインフレーム212は、動力源であるモータ206aを含むパワーユニット206等を支持する。
[0120]
 前記ステアリングシャフトの下端部には、一対のフロントフォーク207が接続されている。一対のフロントフォーク207の下端部には、前輪202が回転可能に支持されている。これにより、ハンドル204を操作することにより、ステアリングシャフト及び一対のフロントフォーク207が前記ステアリングシャフトを中心として一体に回転するため、前輪202も前記ステアリングシャフトを中心として回転する。
[0121]
 後輪203は、メインフレーム212の後部に回転可能に支持されている。メインフレーム212には、後輪203を回転させる駆動機構208が設けられている。駆動機構208は、ペダル、駆動スプロケット及びチェーンなどの自転車と同様の構成を含むとともに、運転者のペダルに入力される踏力をアシストするパワーユニット206を有する。パワーユニット206は、運転者のペダル踏力をアシストするモータ206aを有する。
[0122]
 また、本実施形態の電動アシスト自転車200は、パワーユニット206のモータ206aに電力を供給するバッテリ装置220を有する。バッテリ装置220は、図示しない接続端子に、エネルギー供給装置C1~C3の接続ケーブルCA1~CA3のいずれかを接続することにより、充電が可能である。なお、バッテリ装置220は、電動アシスト自転車200に対して取り外し可能に固定されていてもよいし、電動アシスト自転車200に対して取り外し不能に設けられていてもよい。
[0123]
 電動アシスト自転車200は、パワーユニット206等の駆動を制御する制御装置230を有する。制御装置230は、バッテリ装置220の充電量も検出可能に構成されている。制御装置230は、図示しない接続端子にエネルギー供給装置C1~C3の接続ケーブルCA1~CA3のいずれかが接続された際に、バッテリ装置220の充電量を充電量信号として出力する。
[0124]
 既述のように、エネルギー供給装置C1~C3は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1と信号の送受信が可能である。これにより、上述のように、制御装置230から出力された充電量信号は、接続ケーブルCA1~CA3及びエネルギー供給装置C1~C3を介して、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力される。
[0125]
 なお、前記接続端子に、接続ケーブルCA1~CA3ではなく、電力の供給不能で且つ信号の送受信が可能な接続ケーブルが接続された場合にも、制御装置230は、バッテリ装置220の充電量を充電量信号として出力する。出力された充電量信号は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力される。
[0126]
 よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、電動アシスト自転車200のバッテリ装置220の充電量に関するデータ(エネルギー残量関連データ)を取得することができる。
[0127]
 (自動2輪車)
 図4に示すように、自動2輪車300は、車体301と、前輪302と、後輪303とを有する。車体301は、ハンドル304、シート305及びパワーユニット306等の各構成部品を支持する。車体301は、フレーム310を有する。このフレーム310が、ハンドル304、シート305及びパワーユニット306等の各構成部品を支持する。
[0128]
 フレーム310は、ヘッドパイプ311と、メインフレーム312とを有する。
[0129]
 ヘッドパイプ311は、自動2輪車300の前部に位置し、ハンドル304に接続されたステアリングシャフト(図示省略)を回転可能に支持する。メインフレーム312は、ヘッドパイプ311から車両後方に向かって延びるように、ヘッドパイプ311に接続されている。メインフレーム312は、動力源であるエンジン306aを含むパワーユニット306等を支持する。
[0130]
 前記ステアリングシャフトの下端部には、一対のフロントフォーク307が接続されている。一対のフロントフォーク307の下端部には、前輪302が回転可能に支持されている。これにより、ハンドル304を操作することにより、ステアリングシャフト及び一対のフロントフォーク307が、ステアリングシャフトを中心として一体に回転するため、前輪302も前記ステアリングシャフトを中心として回転する。
[0131]
 後輪303は、メインフレーム312に回転可能に支持されたパワーユニット306に対して回転可能に支持されている。パワーユニット306は、後輪303を回転させる駆動力を生じるエンジン306aを有する。
[0132]
 また、本実施形態の自動2輪車300は、パワーユニット306のエンジン306aに供給する燃料を貯留する燃料タンク320を有する。さらに、自動2輪車300は、パワーユニット306等の駆動を制御する制御装置330を有する。制御装置330は、燃料タンク320の燃料残量も検出可能である。制御装置330は、図示しない接続端子に接続ケーブルが接続された際に、燃料タンク320の燃料残量を燃料残量信号として出力する。
[0133]
 これにより、制御装置330から出力された燃料残量信号は、電力の供給不能で且つ信号の送受信が可能な接続ケーブルを介して、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力される。よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、自動2輪車300の燃料タンク320の燃料残量に関するデータ(エネルギー残量関連データ)を取得することができる。
[0134]
 以下では、動力源付きリーン車両の一例として、上述の構成を有する電動2輪車100をシェアリングに用いた場合について説明する。なお、動力源付きリーン車両として、上述の構成を有する電動アシスト自転車200及び自動2輪車300をシェアリングに用いてもよい。
[0135]
 (動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システムの例)
 図5は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10によるシェアリングの代表的な例の説明図である。本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、動力源付きリーン車両のシェアリングの形態として、定期利用と単発利用とを実現可能である。
[0136]
 なお、図5の例では、動力源付きリーン車両として電動2輪車100a~100cが用いられている。図5では、電動2輪車100a~100cの各充電量を符号Pa~Pcで示す。電動2輪車100a~100cの走行可能距離のバーグラフを符号Da~Dcで示す。図5において、前記充電量は、電池内のハッチング部分で示す。前記充電量が多いほど前記ハッチング部分の面積が大きい。図5に示す前記走行可能距離のバーグラフにおいて、ハッチング部分の長さが走行可能距離を示す。また、前記走行可能距離のバーグラフにおいて、左端部から三角マークまでの長さがシェアリングにおける乗車場所から降車場所までの距離を示す。
[0137]
 定期利用とは、運転者が、1日のうち決められた時間帯に動力源付きリーン車両を所定期間の間、利用したい場合において、例えば月単位などの複数日分(所定期間分)を予約して利用する利用形態である。例えば、1か月間、自宅HとA駅ST1などとの間の往復に電動2輪車100aを利用する場合などが定期利用に該当する。
[0138]
 図6に、自宅Hまたは自宅Hに近いベースXhとベースXaとの間の往復に電動2輪車100aを利用する場合を模式的に示す。図6に示す例では、運転者の定期利用開始場所及び定期利用終了場所は、ベースXaである。定期利用開始場所及び定期利用終了場所は、ベースXaに近い位置、具体的には他のベースXbを含んでもよい。
[0139]
 なお、図6において、符号C,C1,C2は、エネルギー供給装置であり、符号CA1,CA2は、電力を供給可能で且つ信号の送受信が可能な接続ケーブルであり、符号CA3は、電力を供給不能で且つ信号の送受信が可能な接続ケーブルである。図6では、電動2輪車100aの充電量を符号Paで示し、電動2輪車100dの充電量を符号Pdで示す。また、電動2輪車100aの走行可能距離のバーグラフを符号Daで示し、電動2輪車100dの走行可能距離のバーグラフを符号Ddで示す。充電量及び走行可能距離の表示に関する説明は、図5と同様であるため、説明を省略する。
[0140]
 図5及び図6に示す定期利用の例では、A駅ST1に併設されているベースXaに駐車されている電動2輪車100aを用いて自宅Hに帰宅して、電動2輪車100aを自宅Hまたは自宅Hに近いベースXhに駐車する。
[0141]
 自宅Hまたは自宅Hに近いベースXhには、電動2輪車100aの給電装置Cが設けられている。前記定期利用では、定期利用の運転者は、夜間駐車中に電動2輪車100aの給電を行う。定期利用の運転者は、翌朝、自宅HからA駅ST1まで充電済みの電動2輪車100aを用いて移動し、電動2輪車100aをベースXaに駐車する。
[0142]
 なお、自動2輪車を定期利用した運転者は、夜間または朝などの定期利用中にガソリンスタンドなどでガソリンを補給する。
[0143]
 上述のように、動力源付きリーン車両の前記定期利用中に、前記動力源付きリーン車両の運転者がエネルギーチャージを行うことにより、前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージの作業負荷を軽減できる。よって、前記動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化できる。
[0144]
 また、前記動力源付きリーン車両が定期利用されている間は、前記動力源付きリーン車両を、エネルギー残量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の制御対象から外すことができる。よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷を軽減することができる。
[0145]
 しかも、上述のように定期利用の間に運転者に前記動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを行ってもらうことにより、前記動力源付きリーン車両の定期利用期間中は、前記動力源付きリーン車両を単発利用可能なエネルギー残量を確保することができる。よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷をさらに軽減することができる。
[0146]
 前記定期利用の利用時間は、ベースXaと自宅Hなどとの間を移動する際の移動時間よりも長い。このため、運転者は、動力源付きリーン車両の貸し出し中に時間を気にすることがなくなる。その結果、動力源付きリーン車両の貸し出し中にエネルギーチャージをすることに対する運転者の抵抗感を抑えることができる。
[0147]
 前記定期利用では、運転者は、動力源付きリーン車両を、1日24時間の間で略同じ時間帯で複数日に定期的に利用する。そのため、運転者は、定期利用を行う定期利用時間を決めて、動力源付きリーン車両を利用する。前記定期利用時間では、上記のように、夜間などの間に給電作業を運転者が行う。そのため、前記定期利用時間は、動力源付きリーン車両の給電に要する時間より長く且つ24時間より短い時間となる。
[0148]
 なお、動力源付きリーン車両の給電に要する時間は、バッテリ装置を完全に充電できる時間に限定されない。前記給電に要する時間は、動力源付きリーン車両がある程度の距離を走行可能な充電残量までバッテリ装置を充電する時間でもよい。
[0149]
 なお、前記定期利用は、図5に示すように、運転者が電動2輪車100aに乗車するベースXaと運転者が電動2輪車100aを返却するベースXaとが固定された、いわゆるラウンドトリップ型の利用形態である。しかしながら、運転者がベースXaに近い他のベースXb(近隣ベース)に駐車されている動力源付きリーン車両を用いて帰宅する場合など、運転者が動力源付きリーン車両に乗車するベースと運転者が動力源付きリーン車両を返却するベースとが異なっていてもよい。
[0150]
 上述のように運転者が互いに近い複数のベースに駐車されている動力源付きリーン車両を定期利用する場合は、後述する定期利用の申し込み時に設定するようにしてもよい。運転者が互いに近い複数のベースに駐車されている動力源付きリーン車両を定期利用する例としては、運転者が朝、自宅HからA駅ST1に向かった際には、A駅ST1の最寄りのベースXaに動力源付きリーン車両を返却し、運転者が夜、A駅ST1から自宅Hに帰る際には、A駅ST1に近いマーケットなどに立ち寄るために該マーケットに近いベースXbで動力源付きリーン車両を借りる場合などが挙げられる。
[0151]
 一方、単発利用の利用状況などに応じた、ベースに確保しておきたい動力源付きリーン車両の台数の調整のために、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1が互いに近い複数のベース間で定期利用の運転者が利用するベースを決めてもよい。
[0152]
 前記単発利用は、運転者が動力源付きリーン車両を24時間よりも短い時間で利用したいときのみに、出発地から目的地への移動に動力源付きリーン車両のシェアリングを利用する利用形態である。ここで、前記出発地及び前記目的地は、動力源付きリーン車両を駐車可能なベースであってもよいし、該ベースに近い他の施設であってもよい。
[0153]
 前記単発利用に用いられる動力源付きリーン車両は、前記定期利用で用いられた動力源付きリーン車両が好ましい。このような場合の一例として、図5に示すように、A駅ST1に併設されているベースXaで、前記定期利用で利用された電動2輪車100aを単発利用で借りて、電動2輪車100aによってショッピングモールMに移動する。この場合、ベースXaが単発利用開始場所である。
[0154]
 この場合、上述のように、前記定期利用で用いられる動力源値付きリーン車両は、前記定期利用中に、運転者によってエネルギーチャージされる。よって、図1に示すようにエネルギー供給装置がベースの全てのエリアに設けられていない場合でも、動力源付きリーン車両にエネルギーチャージを行うことが可能になる。さらに、前記定期利用で用いられた動力源付きリーン車両を前記単発利用に用いることにより、前記単発利用においてエネルギー量をあまり気にすることなく、動力源付きリーン車両を利用することができる。これにより、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷を低減することができる。
[0155]
 しかも、前記定期利用に前記単発利用を組み合わせることにより、前記定期利用のための動力源付きリーン車両と前記単発利用のための動力源付きリーン車両とをそれぞれ用意する場合に比べて、動力源付きリーン車両の台数を減らすことが可能になる。これにより、エネルギー残量の制御対象である動力源付きリーン車両の台数が減るため、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷をより低減することができる。
[0156]
 したがって、上述のように前記定期利用及び前記単発利用を組み合わせることにより、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0157]
 なお、前記単発利用に用いられる動力源付きリーン車両は、本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が管理する全ての動力源付きリーン車両を対象とすることができる。例えば、前記単発利用に用いられる動力源付きリーン車両は、定期利用された動力源付きリーン車両でもよいし、定期利用されていない動力源付きリーン車両であってもよい。
[0158]
 前記単発利用は、本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が管理する動力源付きリーン車両をいずれかのベースXで借りて、目的地等への移動に利用する利用形態などを含む。前記単発利用は、動力源付きリーン車両を借りるベースと動力源付きリーン車両を返却するベースとが異なる、いわゆるワンウェイトリップ型の利用形態であってもよいし、動力源付きリーン車両の貸し出し及び返却が同じベースであるラウンドトリップ型の利用形態であってもよい。
[0159]
 前記ワンウェイトリップ型の単発利用の一例は、図5において、ショッピングモールMに併設されているベースXsから電動2輪車100bを借りて、他のベースXcで電動2輪車100bを返却する利用形態などである。
[0160]
 前記ラウンドトリップ型の単発利用の一例は、図5において、A駅ST1に併設されているベースXaで電動2輪車100aを借りてショッピングモールMに行き、借りた電動2輪車100aでA駅ST1に併設されているベースXaに戻って返却する利用形態などである。なお、ショッピングモールMにおいて、ベースXaで借りた電動2輪車100aをベースXsに駐車するか否かは問わない。
[0161]
 また、同一の運転者が、定期利用及び単発利用を併用することもできる。このような利用形態として、自宅HとA駅ST1に併設されているベースXaとの間で定期利用を行っている運転者が、A駅ST1から電車を利用してB駅ST2まで移動し、B駅ST2に近いベースXdから病院Bまでの移動に電動2輪車100cを単発利用する場合などが例示できる。なお、この場合、前記運転者は、定期利用及び単発利用の予約申し込みをそれぞれ行う。
[0162]
 上記のように、本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、24時間のうち移動時間よりも長い時間を2日間より長い期間で定期的に利用する定期利用予約と、24時間より短い単発利用予約とを効率的に併用する。したがって、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。しかも、前記動力源付きリーン車両の貸し出し頻度をより高く維持することができる。
[0163]
 なお、本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、動力源付きリーン車両の定期利用の利用時間帯以外で当該動力源付きリーン車両の単発利用を管理する。そのため、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10は、動力源付きリーン車両が定期利用される時間帯までに特定のベースに駐車されるとともに定期利用できる動力源付きリーン車両を確保できるように、単発利用の予約状況を管理する必要がある。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、上述の予約管理も行う。
[0164]
 (動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置)
 次に、図1を用いて、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の構成について説明する。なお、以下の説明では、電動2輪車100、電動アシスト自転車200及び自動2輪車300を含む動力源付きリーン車両を、動力源付きリーン車両100,200,300として説明する。
[0165]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、複数の運転者による動力源付きリーン車両100,200,300のシェアリングにおいて、動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギー量を制御する装置である。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、例えばプロセッサを有する装置である。なお、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、外部の機器との間でデータの送受信可能に構成されていてもよい。
[0166]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、運転者が入力可能で且つデータを表示可能な表示画面1aを有する。
[0167]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、ベースXに駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300に関する車両データを取得する。すなわち、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、動力源付きリーン車両100,200の図示しない接続端子に接続ケーブルCA1~CA3のいずれかが接続された際に、エネルギー供給装置C1~C3及び接続ケーブルCA1~CA3を介して、動力源付きリーン車両100,200に関する車両データを所定のタイミングで取得するとともに、動力源付きリーン車両100,200に電力を供給する。前記車両データは、動力源付きリーン車両100,200のエネルギー残量に関連するエネルギー残量関連データを含む。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、動力源付きリーン車両100,200,300の図示しない接続端子に接続ケーブルCA4,CA5のいずれかが接続された際に、接続ケーブルCA4,CA5を介して、動力源付きリーン車両300に関する車両データを所定のタイミングで取得する。前記車両データは、動力源付きリーン車両300のエネルギー残量に関連するエネルギー残量関連データを含む。
[0168]
 また、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、前記車両データに基づいて、ベースXに駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300の車両状態を把握するとともに、エネルギー残量関連データに基づいて動力源付きリーン車両100,200,300の走行可能距離を算出する。
[0169]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、動力源付きリーン車両を利用する運転者が入力したデータ(定期利用要望データ及び単発利用要望データの少なくとも一つのデータ)を取得する。
[0170]
 なお、定期利用要望データ及び単発利用要望データは、後述するように、定期利用及び単発利用の利用申し込み作業により作成され、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1内の記憶部12に記憶される。記憶部12の詳細な説明は後述する。
[0171]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、前記定期利用要望データに基づいて、動力源付きリーン車両100,200,300の中から定期利用に利用可能な動力源付きリーン車両を抽出し、割り当てる。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、前記割り当てられた動力源付きリーン車両のエネルギー残量関連データと、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されているベースXに関するデータと、定期利用される定期利用日付期間データ及び定期利用時間データとの組み合わせを含む、定期利用データを、生成する。
[0172]
 また、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、前記単発利用要望データに基づいて、動力源付きリーン車両100,200,300の中から単発利用可能な動力源付きリーン車両を抽出し、割り当てる。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、単発利用可能な動力源付きリーン車両100,200,300と、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータとの組み合わせを含む、単発利用データを生成する。すなわち、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、運転者の単発利用の予約を受け付けて、所定の動力源付きリーン車両に対する予約を確定する。なお、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、所定の動力源付きリーン車両を利用可能な利用可能時間において、単発利用または定期利用の予約がされている時間帯を除いて、他の単発利用の予約を受け付ける。
[0173]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、生成された前記単発利用データを、表示画面1aに表示して、動力源付きリーン車両の単発利用予約内容及び単発利用予約が完了した旨を通知する。
[0174]
 以下、図1を用いて、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の具体的な構成を説明する。
[0175]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、制御演算部11と記憶部12とを備える。制御演算部11は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10において用いられるデータを制御演算する。記憶部12は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10において用いられるプログラム及び各種データを格納する。
[0176]
 制御演算部11は、予約受付部13と、動力源付きリーン車両データ取得部14と、動力源付きリーン車両管理部15と、定期利用要望データ取得部16と、定期利用データ生成部17と、単発利用要望データ取得部18と、単発利用データ生成部19と、利用データ出力部20と、選択データ取得部21とを有する。
[0177]
 また、記憶部12には、車両データ記憶部30と、ベースデータ記憶部31と、運転者データ記憶部32と、地図データ記憶部33と、ベース管理データ記憶部34と、定期利用要望データ記憶部35と、単発利用要望データ記憶部36とが含まれる。
[0178]
 車両データ記憶部30は、車両データを管理する。車両データ記憶部30が管理する車両データとしては、図7に示すように、車両ID41,登録番号データ42,所有者データ43,車種データ44,登録日データ45,エネルギー残量データ46,現ステータスデータ47などが挙げられる。
[0179]
 車両ID41は、動力源付きリーン車両を特定するためのID番号であり、車両ごとに固有の番号が付与される。
[0180]
 登録番号データ42は、動力源付きリーン車両の登録番号に関するデータを含む。登録番号データ42は、電動2輪車100及び自動2輪車300にのみ付されている。なお、本実施形態では、電動アシスト自転車200については登録番号自体が存在しない。
[0181]
 所有者データ43は、動力源付きリーン車両100,200,300の所有者に関するデータを含む。
[0182]
 車種データ44は、動力源付きリーン車両100,200,300の車種に関するデータを含む。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、車種データ44によって、動力源付きリーン車両100,200,300の車種を管理する。
[0183]
 登録日データ45は、動力源付きリーン車両100,200,300が動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に登録された日付に関するデータを含む。
[0184]
 エネルギー残量データ46は、動力源付きリーン車両100,200,300が保持しているエネルギー残量に関するデータを含む。
[0185]
 現ステータスデータ47は、動力源付きリーン車両100,200,300がシェアリング中であるかどうかに関するデータである。現ステータスデータ47には、例えば、動力源付きリーン車両100,200,300が駐車されているベースID、または、シェアリング中の場合は、シェアリングしている運転者の運転者IDが格納される。
[0186]
 ベースデータ記憶部31は、ベースデータを管理する。図8は、ベースデータ記憶部31に格納されるベースデータの一例である。ベースデータ記憶部31が管理するベースデータとしては、ベースID50、ベース名称データ51、駐車可能台数データ52、最寄り施設データ53、位置データ54、近隣ベースデータ55、駐車車両データ56などが挙げられる。
[0187]
 ベースID50は、ベースXを特定するためのID番号であり、ベースXごとに固有の番号が付与される。
[0188]
 ベース名称データ51は、ベースXの名称に関するデータである。
[0189]
 駐車可能台数データ52は、ベースXに駐車可能な駐車エリアAの数を示すデータである。ベースデータ記憶部31は、駐車可能台数データ52として、エネルギーチャージできる駐車エリアの数と、エネルギーチャージできない駐車エリアの数とを区別して管理してもよい。
[0190]
 最寄り施設データ53は、当該ベースXの近くに存在するランドマークに関するデータであり、主に、駅、ショッピングモール及び病院などの不特定多数の人が集まる施設に関するデータが格納される。最寄り施設データ53は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10の利用履歴などに応じて適宜修正可能である。
[0191]
 位置データ54は、ベースXの位置を特定するためのデータである。本実施形態では、位置データ54は、緯度及び経度に関するデータを含む。
[0192]
 近隣ベースデータ55は、ベースXに近い他のベース(近隣ベース)に関するデータである。近隣ベースデータ55は、1または複数のベースID50により特定される。なお、ベースデータ記憶部31には、近隣ベースデータ55として、ベースXから該ベースXに近いベースまでの距離のデータも格納されていてもよい。
[0193]
 駐車車両データ56は、ベースに現在駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300のIDに関するデータを含む。駐車車両データ56は、車両データ記憶部30に格納されている現ステータスデータ47と略同じデータである。
[0194]
 運転者データ記憶部32は、運転者に関する運転者データを管理する。運転者データとしては、運転者固有の運転者ID、氏名、住所、免許の種類、取得ポイント、会員種別などのデータが含まれる。
[0195]
 地図データ記憶部33は、地図データを管理する。この地図データは、後述する単発利用予約などにおいて、出発地から目的地までの地図の作成などに用いられる。
[0196]
 ベース管理データ記憶部34は、定期利用に関するデータに基づいて、定期利用のためにベースXが確保しておくべき動力源付きリーン車両100,200,300の台数に関するデータを管理する。
[0197]
 定期利用要望データ記憶部35は、後述する定期利用の申し込みに応じて、本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が受け付けた定期利用の状況を示す定期利用要望データを格納する。図9は、定期利用要望データ記憶部35に格納される定期利用要望データの一例である。定期利用要望データ記憶部35が管理する定期利用要望データとしては、受付ID60、定期種別データ61、申し込みデータ62、利用開始予定日データ63、利用終了予定日データ64、定期利用時間データ65、利用開始ベースデータ66、利用終了ベースデータ67などが挙げられる。すなわち、前記定期利用要望データは、定期利用日付期間データと、定期利用場所データと、定期利用時間データと、を含む。
[0198]
 受付ID60は、定期利用の申し込みを特定するためのID番号のデータである。前記ID番号は、定期利用の申し込みごとに異なる固有の番号である。
[0199]
 定期種別データ61には、定期利用の申し込み条件、使用可能車両の種類などの種別に関するデータが含まれる。前記申し込み条件の一例は、上述した利用開始ベース及び利用終了ベースの変更希望の有無などである。
[0200]
 申し込みデータ62には、当該定期利用の申し込みを行った運転者を特定する運転者IDが含まれる。
[0201]
 利用開始予定日データ63は、定期利用の申し込みにおいて動力源付きリーン車両100,200,300の定期利用を開始する年月日に関するデータを含む。
[0202]
 利用終了予定日データ64は、定期利用の申し込みにおいて動力源付きリーン車両100,200,300の定期利用を終了する年月日に関するデータを含む。
[0203]
 利用開始予定日データ63及び利用終了予定日データ64は、定期利用日付期間データに相当する。利用開始予定日データ63及び利用終了予定日データ64は、月日のデータであってもよいし、日にちのデータであってもよいし、曜日のデータであってもよい。
[0204]
 定期利用時間データ65は、定期利用の利用時間である定期利用時間に関するデータである。例えば、定期利用時間データ65は、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻に関するデータを含む。本実施形態では、前記定期利用時間は、エネルギーチャージに要する時間より長く24時間より短い時間に設定されている。定期利用時間データ65は、定期利用時間データに相当する。
[0205]
 利用開始ベースデータ66は、定期利用開始予定時刻に利用開始するベースを特定するベースIDである。
[0206]
 利用終了ベースデータ67は、定期利用終了予定時刻に利用終了するベースを特定するベースIDである。
[0207]
 利用開始ベースデータ66及び利用終了ベースデータ67は、定期種別データ61などに応じて、両者が共通する場合もあれば、異なる場合もある。また、定期利用において複数のベースを利用する場合は、利用開始ベースデータ66及び利用終了ベースデータ67の少なくとも一つが、複数のベースIDに関するデータを含む。利用開始ベースデータ66及び利用終了ベースデータ67は、定期利用場所データに相当する。
[0208]
 単発利用要望データ記憶部36は、後述する単発利用の申し込みに応じて、本実施形態にかかる動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が受け付けた単発利用の状況を示す単発利用要望データを格納する。図10は、単発利用要望データ記憶部36に格納される単発利用要望データの一例である。単発利用要望データ記憶部36が管理するデータとしては、受付ID70、申し込みデータ71、利用日データ72、利用開始時間データ73、利用終了時間データ74、利用開始ベースデータ75、利用終了ベースデータ76などが挙げられる。
[0209]
 受付ID70は、単発利用の申し込みを特定するためのID番号のデータである。前記ID番号は、単発利用の申し込みごとに異なる固有の番号である。
[0210]
 申し込みデータ71は、単発利用の申し込みを行った運転者を特定する運転者IDに関するデータである。
[0211]
 利用日データ72は、単発利用をする年月日に関するデータである。利用日データ72は、月日のデータであってもよいし、日にちのデータであってもよいし、曜日のデータであってもよい。
[0212]
 利用開始時間データ73は、単発利用の申し込みにおいて動力源付きリーン車両100,200,300の利用を開始する時刻に関するデータである。
[0213]
 利用終了時間データ74は、単発利用の申し込みにおいて動力源付きリーン車両100,200,300の利用を終了する時刻に関するデータである。利用開始時間データ73及び利用終了時間データ74は、単発利用時刻データに相当する。
[0214]
 利用開始ベースデータ75は、単発利用開始予定時刻に利用開始するベースを特定するベースIDに関するデータである。
[0215]
 利用終了ベースデータ76は、単発利用終了予定時刻に利用終了するベースを特定するベースIDに関するデータである。
[0216]
 利用開始ベースデータ75及び利用終了ベースデータ76は、申し込み状況に応じて、両者が共通する場合もあれば、異なる場合もある。なお、ラウンドトリップ型の単発利用の場合には、利用開始ベースデータ75及び利用終了ベースデータ76が共通する。ワンウェイトリップ型の単発利用の場合には、利用開始ベースデータ75及び利用終了ベースデータ76は異なる。
[0217]
 単発利用時に複数のベースを利用開始ベースとして利用する場合には、利用開始ベースデータ75は複数のベースIDに関するデータを含む。また、単発利用時に複数のベースを利用終了ベースとして利用する場合には、利用終了ベースデータ76は複数のベースIDに関するデータを含む。利用開始ベースデータ75及び利用終了ベースデータ76は、単発利用場所データに相当する。
[0218]
 予約受付部13は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力された定期利用及び単発利用の予約申し込みを受け付ける。予約受付部13で受け付けられた定期利用の予約申し込みは、定期利用要望データ記憶部35に定期利用要望データとして格納される。予約受付部13で受け付けられた単発利用の予約申し込みは、単発利用要望データ記憶部36に単発利用要望データとして格納される。定期利用及び単発利用の予約申し込みについての詳細は後述する。
[0219]
 動力源付きリーン車両データ取得部14は、ベースXに駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300の車両データ及びベースXの利用状況に関するデータを、適宜のタイミングで取得する。これにより、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、ベースXに駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300の車両状態(充電量、故障の有無等)を把握することができる。なお、前記車両データは、動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関するエネルギー残量関連データを含む。よって、動力源付きリーン車両データ取得部14は、エネルギー残量関連データ取得部として機能する。
[0220]
 動力源付きリーン車両データ取得部14が取得した車両データ及びベースXの利用状況に関するデータは、記憶部12に格納される。
[0221]
 動力源付きリーン車両管理部15は、動力源付きリーン車両データ取得部14で取得した車両データに基づいて、動力源付きリーン車両100,200,300の車両状態を把握する。例えば、動力源付きリーン車両管理部15は、前記把握した車両状態(エネルギー残量など)に基づいて、動力源付きリーン車両100,200,300の走行可能距離を算出する。また、例えば、動力源付きリーン車両管理部15は、動力源付きリーン車両100,200,300に故障が発見された場合は、車両データ記憶部30に登録されている動力源付きリーン車両100,200,300の所有者に通知する。
[0222]
 定期利用要望データ取得部16は、定期利用要望データ記憶部35に格納されている定期利用要望データを取得する。定期利用要望データは、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が、定期利用の申し込みに対し、定期利用の予約の割り当てを行うためのデータである。定期利用要望データは、上記のように、定期利用場所データ(利用開始ベースデータ66及び利用終了ベースデータ67)と、定期利用日付期間データ(利用開始予定日データ63及び利用終了予定日データ64)と、定期利用時間データ(定期利用時間データ65)とを含む。
[0223]
 定期利用データ生成部17は、定期利用要望データ取得部16が取得した定期利用要望データに基づいて、1つのベースに複数台駐車可能且つ貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両100,200,300の中から定期利用可能な動力源付きリーン車両を抽出し割り当てる。また、定期利用データ生成部17は、割り当てた動力源付きリーン車両に関するデータと該動力源付きリーン車両が駐車されているベースXに関するデータとの組み合わせを含む、定期利用データを生成する。定期利用データ生成部17は、定期利用及び単発利用の両方が割り当て可能な動力源付きリーン車両に対して、定期利用時間に定期利用する定期利用データを割り当てる。よって、定期利用データ生成部17が定期利用割当部として機能する。
[0224]
 なお、定期利用データ生成部17は、定期利用及び単発利用の両方が割り当て可能な動力源付きリーン車両のうち、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量が第1基準値以下の動力源付きリーン車両に対して、前記定期利用データを割り当ててもよい。このようにエネルギー残量が少ない動力源付きリーン車両を定期利用に用いることにより、該動力源付きリーン車両のエネルギーチャージを運転者に行ってもらうことが可能になる。よって、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントをより効率化することができる。なお、前記第1基準値は、次の単発利用または定期利用において動力源付きリーン車両の利用に支障を与える可能性があるエネルギー残量の値に設定される。
[0225]
 定期利用データ生成部17により割り当てられた定期利用データは、利用データ出力部20により、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力される。表示画面1aは、利用データ出力部20から出力された定期利用データを画面に表示する。
[0226]
 単発利用要望データ取得部18は、単発利用要望データ記憶部36に格納されている単発利用要望データを取得する。単発利用要望データは、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10が,単発利用の申し込みに対し、単発利用の予約の割り当てを行うためのデータである。単発利用要望データには、単発利用場所データ(利用開始ベースデータ75及び利用終了ベースデータ76)と単発利用時間データ(利用開始時間データ73及び利用終了時間データ74)とが含まれている。
[0227]
 単発利用データ生成部19は、単発利用要望データ取得部18が取得した単発利用要望データに基づいて、定期利用されていない時間帯に単発利用可能な動力源付きリーン車両100,200,300の中から単発利用可能な動力源付きリーン車両を抽出して、単発利用データを割り当てる。よって、単発利用データ生成部19が単発利用割当部として機能する。
[0228]
 なお、単発利用データ生成部19は、定期利用されていない時間帯に単発利用可能な動力源付きリーン車両のうち、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量が第2基準値以上の動力源付きリーン車両に対して、前記単発利用データを割り当ててもよい。このようにエネルギー残量が多い動力源付きリーン車両を単発利用に用いることにより、該動力源付きリーン車両のエネルギー残量を厳密に管理することなく、動力源付きリーン車両を単発利用することができる。よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷を軽減することができ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントをより効率化することができる。前記第2基準値は、単発利用において動力源付きリーン車両の利用に支障を与えないエネルギー残量の値に設定される。また、動力源付きリーン車両のエネルギー切れを防止する観点から、前記第2基準値は、既述の第1基準値よりも大きい値に設定されるのが好ましい。
[0229]
 本実施形態では、単発利用データ生成部19は、動力源付きリーン車両が定期利用されていない時間帯に、前記動力源付きリーン車両に対して単発利用データを割り当てている。しかしながら、定期利用データ生成部17が、動力源付きリーン車両が単発利用されていない時間帯に、前記動力源付きリーン車両に定期利用データを割り当ててもよい。また、動力源付きリーン車両において単発利用と定期利用とが重ならないように、単発利用データ生成部19が前記単発利用データを生成し且つ定期利用データ生成部17が前記定期利用データを生成してもよい。すなわち、前記単発利用データ及び前記定期利用データは、前記動力源付きリーン車両に対して、前記単発利用と前記定期利用とが重ならないように割り当てられればよい。これにより、前記動力源付きリーン車両において、前記単発利用と前記定期利用とを両立させることができる。
[0230]
 なお、単発利用において割り当てられる動力源付きリーン車両100,200,300は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10で管理されている動力源付きリーン車両100,200,300全体から、ベース管理データ記憶部34により管理されている、当該ベースに確保しておくべき動力源付きリーン車両100,200,300の台数を考慮して割り当てられる。また、単発利用において割り当てられる動力源付きリーン車両100,200,300は、定期利用された動力源付きリーン車両100,200,300が好ましい。
[0231]
 単発利用データ生成部19は、抽出した利用可能な動力源付きリーン車両に関するデータと、該抽出された種類の動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータとの組み合わせを含む、単発利用データを生成する。
[0232]
 単発利用データ生成部19は、前記定期利用要望データおよび前記単発利用要望データに基づいて、1つのベースに動力源付きリーン車両のうち定期利用および単発利用の両方の予約が割り当て可能な動力源付きリーン車両に対して、単発利用データを生成して割り当てる。
[0233]
 単発利用データ生成部19が生成する単発利用データは、1つのみであってもよいし、図16に示すように、複数パターンであってもよい。
[0234]
 なお、単発利用データ生成部19は、前記動力源付きリーン車両に関するデータと前記ベースに関するデータとの組み合わせに、動力源付きリーン車両100,200,300の利用終了場所に関するデータ、移動する際の経路に関するデータ、利用開始場所から利用終了場所まで移動する際の所要時間に関するデータ等を含むように、単発利用データを生成してもよい。
[0235]
 上述のように動力源付きリーン車両100,200,300の定期利用及び単発利用を併用することにより、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーマネージメントを効率化することができる。しかも、1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の貸し出し頻度をより高く維持することができる。
[0236]
 単発利用データ生成部19は、複数のベースに駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300を、運転者の予約状況等に応じて再配置するように、複数種類の動力源付きリーン車両100,200,300の中から利用可能な動力源付きリーン車両の種類を抽出してもよい。すなわち、単発利用データ生成部19は、複数のベースにおいて、定期利用のために、動力源付きリーン車両100,200,300の車種ごとの配置台数を調整するように、単発利用終了場所のベースに関するデータを含む単発利用データを生成してもよい。また、例えば、単発利用データ生成部19は、特定のベースに動力源付きリーン車両を所定の時刻までに移動させたい場合などに、単発利用の利用終了ベースデータ76を運転者の目的地から最寄りではない他の近いベースとするように単発利用データを生成してもよい。
[0237]
 利用データ出力部20は、単発利用データ生成部19で生成された単発利用データを、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力する。
[0238]
 単発利用データ生成部19は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに表示された複数の前記単発利用データの中から、運転者が1つを選択した場合に、選択された単発利用データを特定する選択データを取得する。
[0239]
 単発利用データ生成部19は、前記選択データに基づいて、単発利用データを確定する。すなわち、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、単発利用の予約申し込みを受け付けて、所定の動力源付きリーン車両の単発利用の予約を確定する。
[0240]
 利用データ出力部20は、前記確定した単発利用データを、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力する。表示画面1aは、前記単発利用データを表示して、動力源付きリーン車両の予約が完了した旨を通知する。
[0241]
 選択データ取得部21は、運転者によって選択された選択データを取得する。すなわち、利用データ出力部20が、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに複数の前記単発利用データを出力した場合、選択データ取得部21は、前記複数の単発利用データの中から運転者が選択したデータを選択データとして取得する。選択データ取得部21で取得された選択データは、単発利用データ生成部19に出力される。
[0242]
 (動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法)
 次に、動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギー量制御方法を、図11を用いて説明する。図11は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法を示すフローチャートである。
[0243]
 図11に示す動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法では、定期利用及び単発利用の申し込みが行われる。定期利用申し込み及び単発利用申し込みは、予約受付部13が行う。まず、定期利用申し込み及び単発利用申し込みについて説明する。
[0244]
(定期利用申し込み)
 図12は、定期利用予約の申し込み画面の表示例を示す図である。運転者が、定期利用の申し込みを開始すると、例えば、予約受付部13は、図12に示す定期利用予約申し込みのデータを表示画面1aに表示させる。
[0245]
 運転者が動力源付きリーン車両を定期利用する際に、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに、定期利用場所データと定期利用日付期間データと定期利用時間データとを入力する。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに入力されたデータは、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の予約受付部13が取得する。
[0246]
 前記定期利用場所データは、定期利用を開始する定期利用開始場所のデータと定期利用終了予定時刻に定期利用を終了する定期利用終了場所のデータとを含む。図12に示す例では、前記定期利用場所データは、定期利用の利用開始ベースに関するデータ1001と、定期利用の利用終了ベースに関するデータ1002とを含む。なお、前記利用開始ベース及び前記利用終了ベースは、ベースの名前により特定されてもよいし、駅などのランドマークが入力された場合に、ベースデータ記憶部31に格納されているベースデータ基づいて、前記ランドマークから近いベースであってもよい。
[0247]
 前記定期利用場所を入力する際に、利用開始ベース及び利用終了ベースをそれぞれ選択可能であってもよい。この場合、前記利用開始ベース及び前記利用終了ベースが異なる定期利用予約の申し込みをする場合は、前記利用開始ベース及び前記利用終了ベースをそれぞれ入力する。前記利用開始ベースと前記利用終了ベースとが共通する場合は、利用開始ベースのみを入力してもよい。
[0248]
 前記定期利用日付期間データは、2日間より長い期間で且つ定期利用を行う定期利用日付期間に関するデータであり、定期利用を開始する定期利用開始予定日及び定期利用を終了する定期利用終了予定日の少なくとも一方に関するデータを含む。図12において、前記定期利用日付期間データを符号1003で示す。例えば、利用開始予定日及び定期利用を行う期間によって、前記定期利用日付期間が特定されてもよい。ただし、前記定期利用日付期間の特定は、これに限定されるものではない。例えば、定期利用を行う日付(開始日及び終了日)から前記定期利用日付期間を特定してもよい。また、定期利用を終了する終了予定日までの期間などから前記定期利用日付期間を特定してもよい。すなわち、前記定期利用日付期間データは、2日間より長い期間が特定可能なデータであれば、特にデータの種類は問わない。
[0249]
 前記定期利用時間データは、1日のうち定期利用を行う定期利用時間に関するデータであり、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻の少なくとも一方に関するデータを含む。図12において、前記定期利用時間データを符号1004で示す。図12に示す例のように、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻の入力によって、定期利用時間が特定されてもよい。前記定期利用時間の特定は、これに限定されるものではなく、定期利用開始予定時刻から定期利用する時間(例えば8時間など)の入力によって、前記定期利用時間が特定されてもよい。すなわち、前記定期利用時間データは、1日のうち定期利用を行う時間を特定可能なデータであれば、特にデータの種類は問わない。前記定期利用時間は、エネルギーチャージに要する時間より長く24時間より短い時間である。また、前記定期利用時間は、定期利用における移動時間よりも長い時間であり、定期利用の利用時間中に動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーチャージが可能な時間である。
[0250]
 なお、動力源付きリーン車両100,200,300の定期利用を申し込む際のデータには、希望する動力源付きリーン車両100,200,300の種類に関するデータ、利用開始場所から利用終了場所までの移動の速さに関するデータ(最も速く移動を希望など)、利用開始場所から利用終了場所までの距離に関するデータ等を含んでもよい。
[0251]
 予約受付部13は、定期利用データを生成する際に、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム10でシェアリングが管理される動力源付きリーン車両100,200,300のうち、所定の台数の動力源付きリーン車両100,200,300のみに対して定期利用データの割り当てを行う。定期利用データが割り当てられる動力源付きリーン車両100,200,300の割合については、特に限定されるものではないが、単発利用の利用履歴などに基づいて適宜決定することができる。
[0252]
 また、定期利用に用いる動力源付きリーン車両100,200,300の割り当て台数は、ベースXごとに任意に行ってもよいし、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム全体として一律に決定してもよい。
[0253]
 これにより、ある任意のベースXあるいは動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム全体において定期利用に用いられる動力源付きリーン車両100,200,300の台数を制限し、単発利用に用いられる動力源付きリーン車両100,200,300の台数を確保することができる。よって、動力源付きリーン車両100,200,300の単発利用の頻度を向上させることができる。
[0254]
 確定した定期利用予約のデータは、定期利用要望データ記憶部35に定期利用要望データとして格納される。また、利用データ出力部20は、定期利用予約が確定したことを、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに表示する。定期利用予約完了の表示例を図13に示す。定期利用予約が完了すると、利用開始ベースに関するデータ1011、利用終了ベースに関するデータ1012、定期利用日付期間データ1013、定期利用時間データ1014及び料金等に関するデータ1015が、表示画面1aに表示される。
[0255]
(単発利用申し込み)
 図14は、単発利用予約の申し込み画面の表示例を示す図である。運転者が単発利用の申し込みを開始すると、例えば、予約受付部13は、図14に示す単発利用予約申し込みのデータを表示画面1aに表示させる。
[0256]
 運転者が動力源付きリーン車両を単発利用する際に、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに、単発利用場所データと単発利用時間データとを入力する。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに入力されたデータは、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の予約受付部13が取得する。
[0257]
 前記単発利用場所データは、単発利用を開始する単発利用開始場所に関するデータと単発利用を終了する単発利用終了場所に関するデータとを含む。図14において、前記単発利用開始場所に関するデータを符号1101で示し、前記単発利用終了場所に関するデータを符号1102で示す。
[0258]
 前記単発利用開始場所は、動力源付きリーン車両の100,200,300の単発利用を開始するベース(単発利用開始可能なベース)だけでなく、運転者の現在地または移動開始場所も含む。また、前記単発利用開始場所は、1つのベースだけでなく、互いに近い複数のベースも含む。単発利用終了場所は、動力源付きリーン車両の利用を終了するベース(単発利用終了ベース)だけでなく、運転者の目的地も含む。また、前記単発利用終了場所は、1つのベースだけでなく、互いに近い複数のベースも含む。
[0259]
 前記単発利用時間データは、動力源付きリーン車両100,200,300の単発利用を開始する単発利用開始予定時刻に関するデータと単発利用を終了する単発利用終了予定時刻に関するデータとを含む。図14において、前記単発利用時間データを符号1103で示す。
[0260]
 なお、前記単発利用は、単発利用開始場所と単発利用終了場所とが異なるワンウェイトリップ型の単発利用であってもよいし、前記単発利用開始場所と前記単発利用終了場所とが共通する、あるいは、運転者の便宜上、同じベースとして見做される程度に近い位置にある2つのベースで貸し出し及び返却が行なわれる、ラウンドトリップ型の単発利用であってもよい。図14は、ワンウェイトリップ型の単発利用における単発利用予約の申し込み画面の一例を示す図である。
[0261]
 ワンウェイトリップ型の単発利用では、単発利用開始場所、単発利用終了場所及び利用開始時間のデータに基づいて、予約受付部13が、前記単発利用開始場所から前記単発利用終了場所までの移動距離から利用終了時間を演算し、前記移動距離から単発利用終了予定時間を演算する。これにより、単発利用の予約に必要な時間及び場所のデータが得られる。なお、単発利用の移動距離は、前記単発利用開始場所から前記単発利用終了場所までの移動距離であり、地図データを用いた計算またはテーブルデータによって求められる。
[0262]
 一方、ラウンドトリップ型の単発利用では、単発利用開始場所、単発利用開始予定時刻及び単発利用終了予定時刻のデータに基づいて、単発利用の予約に必要な時間及び場所のデータが得られる。
[0263]
 なお、動力源付きリーン車両100,200,300の単発利用を申し込む際のデータには、希望する動力源付きリーン車両100,200,300の種類に関するデータ、利用開始場所から利用終了場所までの移動の速さに関するデータ(最も速く移動を希望など)、利用開始場所から利用終了場所までの距離に関するデータ等を含んでもよい。
[0264]
 このように前記単発利用データに動力源付きリーン車両の単発利用終了場所を含むことにより、運転者が動力源付きリーン車両100,200,300を単発利用する際に、単発利用終了場所のデータを考慮して、より適切な単発利用データを生成して出力することができる。すなわち、単発利用終了場所を考慮して、運転者に最適な動力源付きリーン車両を提案することができる。
[0265]
 利用データ出力部20は、予約受付部13で生成された単発利用の予約受付データを、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力する。表示画面1aは、利用データ出力部20から出力された単発利用の予約受付データを画面に表示する。運転者が、表示画面1aに表示された予約受付データを確認し、確定することで、単発利用の予約内容が確定する。
[0266]
 確定した単発利用予約のデータは、単発利用要望データ記憶部36に単発利用要望データとして格納される。
[0267]
 次に、図11に示すフローを参照して、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法を説明する。この図11に示す動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法では、動力源付きリーン車両100,200,300のシェアリングにおいて上述の定期利用及び単発利用の予約が行われる。
[0268]
 既述のように、定期利用予約では、運転者が、例えば図12に示すように動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに入力することによって、定期利用を申し込む。定期利用の予約データには、定期利用場所データ、定期利用日付期間データ及び定期利用時間データが含まれている。前記定期利用の予約データは、定期利用要望データ記憶部35に定期利用要望データとして格納される。
[0269]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法では、最初に、適宜のタイミングでベース管理データ記憶部34が管理しているデータを更新する(ステップS1)。これにより、運転者が定期利用または単発利用する際に、最新のベース管理データに基づいて、動力源付きリーン車両の割り当てが行われる。
[0270]
 また、動力源付きリーン車両データ取得部14は、ベースXに駐車され且つ図示しない接続端子に接続ケーブルCAが接続された動力源付きリーン車両100,200,300に関する車両データ及び当該ベースXに関するベースデータを取得する(ステップS2)。動力源付きリーン車両管理部15は、動力源付きリーン車両データ取得部14で取得した車両データに基づいて、動力源付きリーン車両100,200,300の車両状態を把握する。
[0271]
 前記車両データは、例えば、動力源付きリーン車両100,200,300の車両ID(車両を特定する識別番号)、充電量に関するデータ、車両の状態に関するデータ(故障、走行距離など)等を含む。これらのデータは、動力源付きリーン車両100,200,300の車両IDに対して割り当てられて、車両データ記憶部30に格納される。
[0272]
 また、ベースXに関するベースデータは、当該ベースに駐車されている車両に関するデータ及び、駐車エリアの空き状況などに関するデータを含む。これらのデータは、適宜のタイミングで動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1のベースデータ記憶部31に格納される。
[0273]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、定期利用要望データ記憶部35に格納されている定期利用要望データ及び単発利用要望データ記憶部36に格納されている単発利用要望データを参照し、定期利用予約または単発利用予約のシェアリングの開始時間が近づくまで、ステップS1及びステップS2を繰り返す(ステップS3)。予約割当時間になると、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、予約の割り当ての処理を開始する(ステップS3でYes)。なお、ここで、前記予約割当時間は、定期利用要望データまたは単発利用要望データに基づく開始時間の所定時間前に設定される。
[0274]
 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、定期利用要望データまたは単発利用要望データに基づいて、予約の割り当て処理を行う対象が定期利用であるか単発利用であるかを判定する(ステップS4)。この判定結果に基づき、定期利用の割り付け(ステップS5~S10)及び単発利用の割り付け(ステップS11~S19)をそれぞれ行う。
[0275]
 まず、定期利用の利用予約の場合について説明する。定期利用要望データ取得部16は、まず、定期利用要望データを定期利用要望データ記憶部35から取得する(ステップS5)。前記定期利用要望データは、上記のように、定期利用場所データと定期利用日付期間データと定期利用時間データとを含む。
[0276]
 次に、定期利用データ生成部17は、ベースデータ記憶部31及びベース管理データ記憶部34に格納されているデータに基づいて、定期利用要望データの利用開始ベースに必要台数の動力源付きリーン車両100,200,300が駐車されているかを確認する(ステップS6)。
[0277]
 定期利用データ生成部17は、利用開始ベースに必要台数の動力源付きリーン車両100,200,300が駐車されている場合に、前記定期利用要望データに基づいて、動力源付きリーン車両100,200,300を割り当てて、定期利用データを生成する(ステップS7)。前記定期利用データは、割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300と、割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されているベースXに関するデータとの組み合わせを含む、定期利用データを生成する(ステップS7)。
[0278]
 なお、定期利用データ生成部17は、前記定期利用要望データに含まれる定期利用の条件を満たすような動力源付きリーン車両を確保できない場合は、近隣の他のベースに駐車されている動力源付きリーン車両100,200,300または他の種類の動力源付きリーン車両を定期利用に割り当てて、定期利用データを生成する。この場合、利用データ出力部20は、新たな条件での定期利用データを、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力する。定期利用データ生成部17は、表示画面1aに対して運転者の了承を得てから、了承を得た定期利用データを確定する。前記定期利用データが確定すると、割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300について、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び、車両データ記憶部30の現ステータスデータ47が「定期利用予約割り当て中」に更新される。
[0279]
 定期利用データ生成部17により生成された定期利用データは、利用データ出力部20によって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力される(ステップS8)。表示画面1aは、例えば、図15に示すような前記定期利用データを表示する。これにより、運転者は、当日における定期利用データの定期利用の車両割り当てに関する詳細を知ることができる。
[0280]
 図15において、利用開始ベースに関するデータを符号1021で示し、利用終了ベースに関するデータを符号1022で示し、利用開始ベースにおける駐車エリアに関するデータを符号1026で示し、動力源付きリーン車両100,200,300の貸し出し時間に関するデータを符号1027で示す。
[0281]
 なお、運転者が定期利用の予約した動力源付きリーン車両100,200,300を利用しない場合は、利用データ出力部20によって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに表示されるキャンセルボタン1028を操作することで、キャンセルデータが定期利用データ生成部17に送信される。これにより、定期利用データ生成部17により生成された定期利用データが破棄される。また、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び車両データ記憶部30の現ステータスデータ47の「定期利用予約割り当て中」のフラグが削除される。一方、運転者が前記定期利用データを承認する場合には、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに表示される承認ボタン1029を操作することで、定期利用データ生成部17は前記定期利用データを確定する。
[0282]
 運転者は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに通知された定期利用データに基づいて、定期利用の利用開始ベースに到着すると、該利用開始ベースに設けられた動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を操作して、車両貸し出しの手続を行う。この操作により、定期利用データ生成部17は、貸し出し対象の動力源付きリーン車両100,200,300の通知を行う。通知は、動力源付きリーン車両100,200,300のホーンの発生またはライトの点灯などの方法が例示できる。これにより、運転者は、定期利用の貸し出しを行う車両を容易に見つけることができる(ステップS9)。
[0283]
 運転者が、前記定期利用データで割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300から接続ケーブルを抜くことで、前記割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300の定期利用の貸し出しが確定する。なお、貸し出しが確定すると、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び、車両データ記憶部30の現ステータスデータ47が「定期利用貸し出し中」に更新される。
[0284]
 運転者は、貸し出した動力源付きリーン車両100,200,300を用いて所定の場所に移動する。なお、移動中または移動先で、動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーチャージを行う。動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーチャージが行われたデータは、動力源付きリーン車両100,200,300に記憶される。前記エネルギーチャージに関するデータは、動力源付きリーン車両100,200,300の後述する返却時に、車両データとして、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1によって動力源付きリーン車両100,200,300から取得される。
[0285]
 運転者は、定期利用の終了時間までに利用終了ベースに動力源付きリーン車両100,200,300を返却する。運転者は、返却する際に、前記利用終了ベースの空いている駐車エリアに動力源付きリーン車両100,200,300を駐車し、接続ケーブルCAを動力源付きリーン車両100,200,300の図示しない接続端子に挿入する。接続ケーブルCAと動力源付きリーン車両100,200,300との接続が確認されると、定期利用データ生成部17は、当該利用日における定期利用が終了したとして、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び車両データ記憶部30の現ステータスデータ47を「駐車中」に更新する(ステップS10)。
[0286]
 次に、単発利用の利用予約の場合について説明する。運転者が例えば図14に示すように動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aへの入力によって単発利用を申し込むと、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、単発利用要望データを単発利用要望データ記憶部36に格納する。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の単発利用要望データ取得部18は、単発利用要望データ記憶部36に格納された単発利用要望データを取得する(ステップS11)。この単発利用要望データは、単発利用に関するデータであり、単発利用場所データと単発利用時間データとを含む。
[0287]
 続くステップS12で、単発利用データ生成部19は、ベースデータ記憶部31及びベース管理データ記憶部34に格納されているデータに基づいて、単発利用要望データの利用開始ベースに必要台数の動力源付きリーン車両100,200,300が駐車されているかを確認する(ステップS12)。
[0288]
 単発利用データ生成部19は、利用開始ベースに単発利用可能な動力源付きリーン車両100,200,300が駐車されている場合に、続くステップS13で、前記単発利用要望データに基づいて、定期利用された動力源付きリーン車両100,200,300を単発利用に用いるように、単発利用データを生成する(ステップS13)。なお、単発利用データ生成部19は、ステップS2で取得した車両状態に関するデータに含まれる走行可能距離のデータを用いて、単発利用場所データから得られる移動距離を走行可能なエネルギー残量を有する動力源付きリーン車両100,200,300に単発利用予約を割り当てる。
[0289]
 単発利用データ生成部19は、ベースデータ記憶部31及びベース管理データ記憶部34に格納されているデータに基づいて、定期利用予約との関係で、前記単発利用予約の割り当てが可能かどうかを判定する。すなわち、単発利用データ生成部19は、前記単発利用予約を割り当てることにより、単発利用開始予定時刻が近い定期利用要望データの利用開始ベースに必要台数の動力源付きリーン車両100,200,300を確保できない場合は、単発利用データを生成しない。
[0290]
 また、単発利用データ生成部19は、前記定期利用要望データに含まれる定期利用の条件を満たすような動力源付きリーン車両を確保できない場合は、近隣の他のベースを単発利用終了場所とするように単発利用データを生成してもよい。
[0291]
 本実施形態では、単発利用データは、複数生成される。この単発利用データは、複数種類の動力源付きリーン車両100,200,300の中から抽出された利用可能な動力源付きリーン車両と、該抽出された利用可能な動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータと、前記抽出された利用可能な動力源付きリーン車両の単発利用を終了するベースに関するデータとの組み合わせを含む。
[0292]
 その後、ステップS14で、利用データ出力部20が、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに、複数の単発利用データを出力する。表示画面1aは、例えば、図16に示すような前記複数の単発利用データを表示する。
[0293]
 図16に示す例では、単発利用データ1120として、表示画面1aに2つのデータ(A、B)が表示されている。なお、図16では、各単発利用データ1120において、単発利用開始可能なベースに関するデータを符号1121で示し、単発利用終了ベースに関するデータを符号1122で示し、所要時間等のデータを符号1124で示す。図16において符号1125は、地図データを表示するボタンである。
[0294]
 運転者が、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに表示された複数の単発利用データの中から1つを選択すると、選択データ取得部21が、前記選択したデータを選択データとして取得する(ステップS15)。
[0295]
 選択データ取得部21が前記選択データを取得すると、ステップS16で、単発利用データ生成部19が、前記選択データに基づいて、単発利用データを確定する。単発利用データが確定すると、前記単発利用データで割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300について、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び車両データ記憶部30の現ステータスデータ47が「単発利用予約割り当て中」に更新される。
[0296]
 その後、ステップS17で、利用データ出力部20が、前記確定した単発利用データを、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに出力する。表示画面1aは、前記確定した単発利用データを表示して、運転者に動力源付きリーン車両の予約が完了した旨を通知する。
[0297]
 運転者は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに通知された単発利用データに基づいて、単発利用の利用開始ベースに到着すると、該利用開始ベースに設けられた動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を操作して、車両貸し出しの手続を行う。この操作により、単発利用データ生成部19は、貸し出し対象の動力源付きリーン車両100,200,300の通知を行う。通知は、動力源付きリーン車両100,200,300のホーンの発生またはライトの点灯などの方法が例示できる。これにより、運転者は、単発利用で貸し出される車両を容易に見つけることができる(ステップS18)。
[0298]
 運転者が、前記単発利用データで割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300から接続ケーブルを抜くことで、前記割り当てられた動力源付きリーン車両100,200,300の単発利用の貸し出しが確定する。なお、貸し出しが確定すると、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び車両データ記憶部30の現ステータスデータ47が「単発利用貸し出し中」に更新される。
[0299]
 運転者は、貸し出した動力源付きリーン車両100,200,300を用いて所定の場所に移動して、単発利用の利用終了ベースに動力源付きリーン車両100,200,300を返却する。運転者は、返却する際に、前記利用終了ベースの空いている駐車エリアに動力源付きリーン車両100,200,300を駐車し、接続ケーブルを動力源付きリーン車両100,200,300の図示しない接続端子に挿入する。接続ケーブルCAと動力源付きリーン車両100,200,300との接続が確認されると、単発利用データ生成部19は、当該単発利用が終了したとして、ベースデータ記憶部31の駐車車両データ56及び、車両データ記憶部30の現ステータスデータ47を「駐車中」に更新する(ステップS19)。
[0300]
 その後、このフローを終了する(エンド)。
[0301]
 なお、単発利用データ生成部19は、前記単発利用要望データに基づいて、予約対象である動力源付きリーン車両100,200,300の予約可能時間帯から予約した時間帯を除いた時間帯を、新たな予約可能時間帯とする。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、前記新たな予約可能時間帯において、他の予約を受け付ける。
[0302]
 ここで、ステップS5が、定期利用要望データを取得する定期利用要望データ取得ステップに対応し、ステップS7が、定期利用要望データに基づく定期利用データを割り当てる定期利用データ生成ステップに対応し、ステップS11が、単発利用要望データを取得する単発利用要望データ取得ステップに対応し、ステップS13~S16が、前記単発利用要望データに基づく単発利用データを割り当てる単発利用データ生成ステップに対応する。
[0303]
 以上より、本実施形態の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法は、複数のベースに駐車された動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法である。この動力源付きリーン車両用エネルギー量制御方法では、1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の利用を開始する利用開始予定日及び利用を終了する利用終了予定日の少なくとも一方を含み、2日間より長い期間である定期利用日付期間に関する定期利用日付期間データと、定期利用を開始する定期利用開始場所及び定期利用を終了する定期利用終了場所を含む定期利用場所に関する定期利用場所データと、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻の少なくとも一つを含み、24時間より短く、且つ前記定期利用場所から想定される移動時間より長い定期利用時間に関する定期利用時間データと、を含む定期利用要望データを取得し、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の24時間より短い単発利用を開始する単発利用開始場所を含む単発利用場所に関する単発利用場所データを含む単発利用要望データを取得し、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関するエネルギー残量関連データを取得し、前記取得した前記単発利用要望データに基づいて、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両に対して、単発利用データを割り当て、前記取得した前記定期利用要望データ及び前記取得したエネルギー残量関連データに基づいて、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両のうち、貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な定動力源付きリーン車両に対して、前記定期利用時間に定期利用する定期利用データを割り当て、前記割り当てた前記単発利用データまたは前記割り当てた前記定期利用データを出力する。前記単発利用データ及び前記定期利用データの少なくとも一方は、前記貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両に対して、前記単発利用と前記定期利用とが重ならないように割り当てられる。
[0304]
 これにより、動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関連するエネルギー残量関連データを利用して、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0305]
 本実施形態では、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、動力源付きリーン車両100,200,300を、2日間より長い期間利用する定期利用及び24時間より短い単発利用の両方に用いる。
[0306]
 定期利用において、動力源付きリーン車両100,200,300をエネルギーチャージする時間より長く24時間より短い時間貸し出しすることで、運転者は貸し出し中に時間を気にすることがなくなる。その結果、貸し出し中にエネルギーチャージをすることに対する運転者の抵抗感を抑えることができる。しかも、動力源付きリーン車両100,200,300は、4輪車とは異なり、エネルギーチャージのための特別な設備が不要である。そのため、動力源付きリーン車両100,200,300の定期利用において、運転者が貸し出し中に容易に動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーチャージをすることが可能である。これにより、動力源付きリーン車両100,200,300に対するエネルギーチャージの作業負荷を軽減できる。よって、動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーマネージメントを効率化できる。
[0307]
 したがって、動力源付きリーン車両100,200,300が定期利用されている間は、動力源付きリーン車両100,200,300を、エネルギー残量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の制御対象から外すことができる。よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷を軽減することができる。
[0308]
 しかも、上述のように定期利用の間に運転者に動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーチャージを行ってもらうことにより、前記動力源付きリーン車両の定期利用後でも、動力源付きリーン車両100,200,300を単発利用可能なエネルギー残量を確保することができる。よって、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷をより軽減することができる。
[0309]
 さらに、定期利用に単発利用を組み合わせることにより、定期利用のための動力源付きリーン車両100,200,300と単発利用のための動力源付きリーン車両100,200,300とをそれぞれ用意する場合に比べて、動力源付きリーン車両100,200,300の台数を減らすことが可能になる。これにより、エネルギー残量の制御対象である動力源付きリーン車両100,200,300の台数が減るため、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の負荷をより低減することができる。
[0310]
 したがって、上述のように定期利用及び単発利用を組み合わせることにより、エネルギー供給設備に対する依存を低減しつつ、動力源付きリーン車両100,200,300のエネルギーマネージメントを効率化することができる。
[0311]
 (その他の実施形態)
 以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
[0312]
 前記実施形態では、シェアリングの対象である動力源付きリーン車両は、電動2輪車、自動2輪車及び電動アシスト自転車である。しかしながら、シェアリングの対象である動力源付きリーン車両は、電動2輪車、電動アシスト自転車、自動2輪車、スクータ、傾斜姿勢で旋回する自動3輪車及び傾斜姿勢で旋回する自動4輪車の少なくとも一つを含んでいてもよい。シェアリングの対象である動力源付きリーン車両に、燃料の燃焼によって動力を得る車両(自動2輪車、スクータ、傾斜姿勢で旋回する自動3輪車及び傾斜姿勢で旋回する自動4輪車等)を含んでいる場合、エネルギーチャージとしての燃料補給に要する時間は短い。
[0313]
 したがって、燃料の燃焼によって動力を得る車両の場合、定期利用において、自宅Hなどで給電する代わりに、定期利用時間中にガソリンスタンドなどに立ち寄って、燃料補給をする。
[0314]
 前記実施形態では、動力源付きリーン車両のシェアリングの一例として、図5及び図6示す例について説明した。しかしながら、動力源付きリーン車両のシェアリングは、図17に示すような態様であってもよい。
[0315]
 図17において、運転者は、動力源付きリーン車両の利用開始日時、利用開始場所である現在地及び目的地などのデータを動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に入力して、動力源付きリーン車両の単発利用の申し込みを行う。動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、運転者の単発利用の申し込みによって単発利用要望データを取得すると、ベースX1,X2に駐車されている動力源付きリーン車両のうち、ベースX3まで移動可能な動力源付きリーン車両に関するデータと、該動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータとを含む、単発利用データを生成する。
[0316]
 上述のように前記単発利用データを生成する際に、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、目的地またはベースX3まで移動可能な動力源付きリーン車両を、単発利用に割り当てる。そのため、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、目的地またはベースX3まで移動可能な動力源付きリーン車両に関するデータと、該動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータとを含む単発利用データを生成する。
[0317]
 そのため、図17の例において、ベースX1,X2に、それぞれ、上述の条件を満たす動力源付きリーン車両が駐車されている場合には、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、ルート1の単発利用データと、ルート2の単発利用データとを生成する。なお、ルート1の単発利用データは、ベースX1に駐車されている動力源付きリーン車両に関するデータと、ベースX1に関するデータとを含む。ルート2の単発利用データは、ベースX2に駐車されている動力源付きリーン車両に関するデータと、ベースX2に関するデータとを含む。
[0318]
 以上のように、運転者が利用開始場所から同じ目的地まで移動する場合でも、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、単発利用データを複数生成してもよい。なお、図17の例では、利用開始ベースが複数の場合を示しているが、利用終了ベースが複数の場合でも同様である。
[0319]
 前記実施形態では、運転者が単発利用の申し込みを行うと、該申し込みのデータは単発利用要望データ記憶部36に格納される。そして、単発利用要望データ取得部18が単発利用要望データ記憶部36からデータを取得して、単発利用データ生成部19が単発利用データを生成する。しかし、例えば、単発利用の利用開始直前に運転者から単発利用の申し込みがあった場合などでは、単発利用要望データ取得部18は、運転者の単発申し込みのデータを直接取得して、単発利用データを生成してもよい。なお、この場合でも、単発利用の申し込みのデータは利用履歴として動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1に格納されることが好ましい。
[0320]
 前記実施形態では、動力源付きリーン車両100,200,300のシェアリングにおいて、運転者が動力源付きリーン車両100,200,300を定期利用及び単発利用する場合について説明した。しかしながら、動力源付きリーン車両のシェアリングにおいて、前記単発利用に、フリー利用及び固定利用の少なくとも1つを組み合わせてもよい。
[0321]
 なお、前記フリー利用とは、運転者が動力源付きリーン車両を利用する際に、運転者が利用開始場所及び利用開始時間のみを指定する利用方法である。すなわち、前記フリー利用では、利用終了場所及び利用終了時刻(または利用時間)の少なくとも一方を決めずに、動力源付きリーン車両を利用する。
[0322]
 また、前記固定利用とは、前記定期利用と同様、運転者が、1日のうち決められた時間帯に動力源付きリーン車両を所定期間、利用したい場合において、例えば月単位などの複数日分(所定期間分)をまとめて予約して利用する方法である。前記固定利用は、運転者が動力源付きリーン車両によって利用開始場所から利用終了場所まで移動した場合に、利用時間が移動時間と同等である点で、前記定期利用と相違する。
[0323]
 前記実施形態では、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1は、ベースXに設けられている。しかしながら、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、サーバによって構成されていてもよい。この場合、サーバによって構成された動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、ベースに設けられた管理装置から、通信回線を介して車両状態等のデータを取得する。
[0324]
 また、複数のベースにそれぞれ動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置が設けられている場合、1台の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置に、通信回線等を介して、他の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置が信号の送受信可能に接続されていてもよい。この場合、前記1台の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置は、サーバによって構成されていてもよい。さらに、複数の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置が、通信回線等を介して互いに信号の送受信可能に接続されていてもよい。
[0325]
 なお、上述のように、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システムが複数の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を有する場合、予約完了などのような運転者に提示するデータは、運転者が入力操作を行った動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の表示画面に表示するのが好ましい。
[0326]
 前記実施形態では、定期利用及び単発利用の申し込みは、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の表示画面1aに入力される。しかしながら、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置と信号の送受信可能な携帯端末で、定期利用及び単発利用の申し込みを行ってもよい。この場合、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置の表示画面に表示するデータ(予約申し込み画面のデータ、予約申し込み完了などのデータ)を、前記携帯端末に表示してもよい。
[0327]
 前記実施形態では、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の定期利用データ生成部17は、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量が第1基準値以下の動力源付きリーン車両に対して、定期利用データを割り当てる。しかしながら、定期利用データ生成部は、定期利用における移動距離が長い場合には、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量が多い動力源付きリーン車両に対して、定期利用データを割り当ててもよい。すなわち、定期利用データ生成部は、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量に応じて、定期利用データを動力源付きリーン車両に割り当てる。なお、定期利用データ生成部は、エネルギー残量関連データに基づいて動力源付きリーン車両に定期利用を割り当てれば、エネルギー残量に応じて動力源付きリーン車両に定期利用を割り当てなくてもよい。
[0328]
 前記実施形態では、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置1の単発利用データ生成部19は、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量が第2基準値以上の動力源付きリーン車両に対して、単発利用データを割り当てる。しかしながら、定期利用データ生成部は、単発利用における移動距離が短い場合には、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量が少ない動力源付きリーン車両に対して、単発利用データを割り当ててもよい。すなわち、単発利用データ生成部は、エネルギー残量関連データにおけるエネルギー残量に応じて、単発利用データを動力源付きリーン車両に割り当てる。なお、単発利用データ生成部は、エネルギー残量関連データに基づいて動力源付きリーン車両に単発利用を割り当てれば、エネルギー残量に応じて動力源付きリーン車両に単発利用を割り当てなくてもよい。
[0329]
 なお、本発明は、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置を、様々な工夫がなされた充電装置と組み合わせることで、動力源付きリーン車両のエネルギーマネージメントをより効率化できる。例えば、前記様々な工夫がなされた充電装置は、特許文献1で提案された、ベースに設けられた非接触給電装置などを含む。

産業上の利用可能性

[0330]
 本発明は、動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置に利用可能である。

符号の説明

[0331]
 1 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置
10 動力源付きリーン車両用エネルギー量制御システム
11 制御演算部
12 記憶部
13 予約受付部
14 動力源付きリーン車両データ取得部(エネルギー残量関連データ取得部)
15 動力源付きリーン車両管理部
16 定期利用要望データ取得部
17 定期利用データ生成部(定期利用割当部)
18 単発利用要望データ取得部
19 単発利用データ生成部(単発利用割当部)
20 利用データ出力部
30 車両データ記憶部
31 ベースデータ記憶部
32 運転者データ記憶部
33 地図データ記憶部
34 ベース管理データ記憶部
35 定期利用要望データ記憶部
36 単発利用要望データ記憶部
100 電動2輪車
200 電動アシスト自転車
300 自動2輪車
 A1~A5 駐車エリア
 C1~C3 エネルギー供給装置
 CA1~CA5 接続ケーブル
 P1~P4、Pa~Pd 充電量
 PB 燃料残量
 D1~D4、Da~Dd、DB 走行可能距離
 M ショッピングモール
 H 自宅
 ST1,ST2 駅
 X、Xa、Xb、Xc、Xd、Xh、Xs ベース

請求の範囲

[請求項1]
 複数のベースに駐車された動力源付きリーン車両のエネルギー量を制御する動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置であって、
 1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の利用を開始する利用開始予定日及び利用を終了する利用終了予定日の少なくとも一方を含み、2日間より長い期間である定期利用日付期間に関する定期利用日付期間データと、定期利用を開始する定期利用開始場所及び定期利用を終了する定期利用終了場所を含む定期利用場所に関する定期利用場所データと、定期利用開始予定時刻及び定期利用終了予定時刻の少なくとも一つを含み、24時間より短く、且つ前記定期利用場所から想定される移動時間より長い定期利用時間に関する定期利用時間データと、を含む定期利用要望データを取得する、定期利用要望データ取得部と、
 前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両の24時間より短い単発利用を開始する単発利用開始場所を含む単発利用場所に関する単発利用場所データを含む単発利用要望データを取得する、単発利用要望データ取得部と、
 前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両のエネルギー残量に関するエネルギー残量関連データを取得する、エネルギー残量関連データ取得部と、
 前記単発利用要望データ取得部により取得された前記単発利用要望データに基づいて、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両に対して、単発利用データを割り当てる、単発利用割当部と、
 前記定期利用要望データ取得部により取得された前記定期利用要望データ及び前記エネルギー残量関連データ取得部により取得された前記エネルギー残量関連データに基づいて、前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両のうち、貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両に対して、前記定期利用時間に定期利用する定期利用データを割り当てる、定期利用割当部と、
 前記単発利用割当部により割り当てられた前記単発利用データまたは前記定期利用割当部により割り当てられた前記定期利用データを出力する利用データ出力部と、
を有し、
 前記単発利用データ及び前記定期利用データの少なくとも一方は、前記貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両に対して、前記単発利用と前記定期利用とが重ならないように割り当てられる、
動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項2]
 請求項1に記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記定期利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量に応じて、前記定期利用データを前記動力源付きリーン車両に割り当てる、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項3]
 請求項2に記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記定期利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量が第1基準値以下の前記動力源付きリーン車両に、前記定期利用データを割り当てる、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項4]
 請求項1から3のいずれか一つに記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記単発利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量に応じて、前記単発利用データを前記動力源付きリーン車両に割り当てる、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項5]
 請求項4に記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記単発利用割当部は、前記エネルギー残量関連データ取得部で取得された前記エネルギー残量関連データにおける前記エネルギー残量が第2基準値以上の前記動力源付きリーン車両に、前記単発利用データを割り当てる、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項6]
 請求項1から5のいずれか一つに記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記定期利用データは、
 前記定期利用要望データに応じた、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されているベースに関するデータと、前記定期利用時間データとの組み合わせを含む、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項7]
 請求項1から6のいずれか1つに記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記定期利用時間は、前記貸し出し中に運転者がエネルギーチャージ可能な動力源付きリーン車両のエネルギーチャージに要する時間より長い、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項8]
 請求項1から7のいずれか1つに記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記単発利用データは、前記動力源付きリーン車両と、前記動力源付きリーン車両が駐車されている単発利用開始可能なベースとの組み合わせを、複数含む、動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。
[請求項9]
 請求項8に記載のシェアリング用動力源付きリーン車両管理装置において、
 前記単発利用データは、前記動力源付きリーン車両と、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車されている単発利用開始可能なベースと、前記割り当てられた動力源付きリーン車両が駐車可能な単発利用終了ベースとの組み合わせを含む、シェアリング用動力源付きリーン車両管理装置。
[請求項10]
 請求項1から9のいずれか1つに記載の動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置において、
 前記1つのベースに複数台駐車可能な動力源付きリーン車両は、
 動力源としてのモータと、
 前記モータに電力を供給するバッテリ装置と、
を有する、動力源付きリーン車両を含む動力源付きリーン車両用エネルギー量制御装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]