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1. (WO2018225147) DISPOSITIF DE JEU DE CARTES, ET PROCÉDÉ DE JEU DE CARTES
Document

明 細 書

発明の名称 カードゲーム装置及びカードゲーム方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005  

先行技術文献

特許文献

0006  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011  

発明の効果

0012  

図面の簡単な説明

0013  

発明を実施するための形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052  

符号の説明

0053  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8  

明 細 書

発明の名称 : カードゲーム装置及びカードゲーム方法

技術分野

[0001]
 本発明は、カードゲーム装置及びカードゲーム方法に関する。

背景技術

[0002]
 近年、コンピュータを介してバカラなどのカードゲームをプレイ可能な様々なゲーム装置が開発されている。バカラゲームは、バンカー(胴元役)とプレイヤ(客役)により1つの卓(テーブル)において行われるカードゲームの勝敗を、ユーザが予想して賭けるゲームである。
[0003]
 バカラゲームは世界各地のカジノで人気を博している。ディーラーは、あるルールに則してバンカー及びプレイヤのそれぞれに対してテーブル上に2枚ないし3枚のトランプカードを配り、配られた合計数が「9」に近い方が勝ちとなる。ユーザは、ベット期間中に、バンカーが勝つのか(BANKER)、プレイヤが勝つのか(PLAYER)、勝負が引き分けに終わるのか(タイ(TIE))、さらには、バンカーまたはプレイヤのいずれかにおいてペアが成立するか(Pair;最初の2枚が「4・4」といった同数の場合)などを予想し、ベットする。ベット額は、各ユーザが任意に指定することができる。ベット後、ディール(カードの配布)期間の経過後に明らかになる勝負の結果に応じて、ユーザの予想が当たった場合には、ユーザはベット額に応じた配当を得る。
[0004]
 バカラゲームは、ゲーム内容の単純さゆえ、初心者でも気軽に楽しめるのが魅力の1つであるが、その一方で、ベット対象は非常に制限(バンカー、プレイヤの勝者、または引き分けやペアのいずれかにベットするなど)されており、また、配当も低いものが多く、面白みに欠けるという問題があった。
[0005]
 このような現状を踏まえ、単に勝者または引き分けを予想するだけでなく、特定役(カードの合計値が「8」または「9」となる場合;いわゆるナチュラル)が成立するか否かを含めて予想し、予想に応じてベットすることを可能としたバカラのゲーム方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0006]
特許文献1 : 米国特許8573597号

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0007]
 上記特許文献1に記載されたゲーム方法によれば、単に勝者または引き分けを予想する既存のバカラに比べて、ベット対象のバリエーションを増やすことができるが、特定役が成立するか否かを含めて予想してベットするというだけでは、やはり、ベット対象のバリエーション等に限界があり、既存のバカラゲームに飽き足らないユーザを十分に満足させられない、という点が指摘されていた。
[0008]
 本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、ベット対象のバリエーション等を大幅に増やすことで、バカラに興じるユーザを満足させることが可能なカードゲーム技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0009]
 本発明の一態様におけるゲーム装置は、プレイヤとバンカーとの間で行われるバカラのゲーム進行を制御するカードゲーム装置であって、プレイヤ、バンカー、引き分けまたはペアへのメインベットを受け付ける第1入力部と、プレイヤまたはバンカーのいずれかの勝者のスコア、または引き分けのスコアへのサイドベットを受け付ける第2入力部と、メインベット及びサイドベットに対する配当を決定するための配当情報を記憶する記憶部と、メインベット及びサイドベットのベット状況と配当情報とに基づき、ゲーム結果に応じた配当を決定する配当決定部とを具備する。
[0010]
 本発明の一態様におけるゲーム方法は、記憶部を備えたコンピュータによって実施される、プレイヤとバンカーとの間で行われるバカラのゲーム進行を制御するカードゲーム方法であって、コンピュータは、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、プレイヤ、バンカー、引き分けまたはペアへのメインベットを受け付けるステップと、プレイヤまたはバンカーのいずれかの勝者のスコア、または引き分けのスコアへのサイドベットを受け付けるステップと、メインベット及びサイドベットのベット状況と、記憶部に記憶されているメインベット及びサイドベットに対する配当を決定するための配当情報とに基づき、ゲーム結果に応じた配当を決定するステップとを実行する。
[0011]
 本発明の一態様における非一過性の記録媒体は、プレイヤとバンカーとの間で行われるバカラのゲーム進行を制御する、記憶部を備えたコンピュータを、プレイヤ、バンカー、引き分けまたはペアへのメインベットを受け付ける第1入力部と、プレイヤまたはバンカーのいずれかの勝者のスコア、または引き分けのスコアへのサイドベットを受け付ける第2入力部と、メインベット及びサイドベットのベット状況と、記憶部に記憶されているメインベット及びサイドベットに対する配当を決定するための配当情報とに基づき、ゲーム結果に応じた配当を決定する配当決定部として機能させるためのプログラムを記憶する。

発明の効果

[0012]
 本発明によれば、ベット対象のバリエーション等を大幅に増やすことで、バカラに興じるユーザを満足させることが可能となる。

図面の簡単な説明

[0013]
[図1] ゲーム装置の外観斜視図である。
[図2] ゲーム装置の主なハードウェア構成を示すブロック図である。
[図3] ゲーム装置において実施されるバカラの流れをあらわす説明図である。
[図4] ゲーム装置の主な機能構成を示すブロック図である。
[図5] ゲーム装置による処理を説明するためのフローチャートである。
[図6] 表示装置に表示される映像の例を示す図である。
[図7] 表示装置に表示される映像の例を示す図である。
[図8] 表示装置に表示される映像の例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0014]
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
[0015]
 以下、本発明の一実施形態におけるゲーム装置及びゲーム方法を、図面を用いて説明する。
[0016]
[ゲーム装置のハードウェア構成例]
 図1は、一実施形態におけるゲーム装置の外観斜視図である。図1に例示するゲーム装置100は、カジノやアミューズメント施設等に設置されるゲーム装置である。本実施形態において、ユーザは、ゲーム装置100を使用してバカラゲームをプレイ可能である。
[0017]
 図1に示すように、ゲーム装置100は、外観上、スピーカ101と、表示装置102と、操作入力装置103と、カード読取装置104と、紙幣投入装置105と、チケット払出装置106とを備える。スピーカ101は、ゲームの音声案内や効果音等を出力する音響出力手段である。表示装置102は、ゲームを表現あるいは演出するための画像(例えば、静止画、動画、映像等)を表示する表示手段である。操作入力装置103は、複数の操作ボタンを含んで構成されており、ゲーム装置100に対するプレイヤからの指示を当該操作ボタンを介して入力する。なお、操作入力装置103は、このような構成に限定せず、タッチパネルや操作スティックなど、プレイヤが指示を入力可能な構成であれば、どのような構成であっても良い。カード読取装置104は、プレイヤが所有するカードから情報を読み取るカードリーダーである。紙幣投入装置105は、投入された紙幣やチケットを読み取る装置である。チケット払出装置106は、プレイヤにカードを払い出すチケット出力手段である。
[0018]
 カード読取装置104により読み取られるカードは、プレイヤの遊技情報が記憶された媒体である。カードには、例えば、プレイヤの遊技状況によって獲得されたポイント等を追加して記憶することができる。プレイヤは、カードに記憶された情報に応じて様々なサービスが得られるが、カードの記憶内容が、遊技結果に影響を与えるものではない。
[0019]
 また、ゲーム装置100は、ゲーム装置100を統括的に制御する制御装置として内部にコンピューティング装置を備える。
[0020]
 図2を参照して、ゲーム装置100の内部に備えるコンピューティング装置200のハードウェア構成の例について説明する。図2に示すように、コンピューティング装置200は、主なハードウェア構成として、制御部201と、記憶装置204と、音声処理部205と、画像処理部206と、通信部207と、周辺装置インタフェース208とを含む。
[0021]
 制御部201は、CPU(Central Processing Unit)202及びメモリ203を含む。コンピューティング装置200は、例えば、CPU202がメモリ203及び記憶装置204等に格納された所定のソフトウェアプログラム(例えば、ゲームソフトウェアプログラム)を実行することにより、他のハードウェア構成の処理及び動作を制御することにより、各種の機能を実現する。すなわち、コンピューティング装置200は、制御部201の制御の下、所定のプログラムを実行することにより、他のハードウェアと協働してゲーム機能を実現する。なお、図2には、コンピューティング装置200が備える主要な構成が示されているにすぎず、コンピューティング装置200は、一般的な情報処理装置が備える他の構成も備える。
[0022]
 記憶装置204は、ハードディスク等により構成される。記憶装置204は、制御部201によりデータ読み出し及び書き込みが行われる。すなわち、記憶装置204には、コンピューティング装置200における処理に必要なソフトウェアプログラムなどのデータが書き込まれており、さらに、当該処理の結果のデータが書き込まれる。音声処理部205は、制御部201の制御の下、各種のサウンド処理を行う。画像処理部206は、制御部201の制御の下、各種のグラフィックス処理を行なう。通信部207は、サーバや他のゲーム装置との通信を可能にするインタフェースである。周辺装置インタフェース208は、コンピューティング装置200が操作入力装置103、カード読取装置104、紙幣投入装置105およびチケット払出装置106等の周辺機器との間の通信を可能にするインタフェースである。
[0023]
[ゲームの概要]
 本実施形態におけるバカラゲーム(以下、単に「バカラ」ともいう。)の特徴について説明する。
 背景技術の項において説明したように、既存のバカラは、単に、バンカーとプレイヤによるゲームの勝敗(引き分け、ペアを含む)を、ユーザが予想してベットし、ベット額等に応じた配当を得る構成(以下、「基本構成」ともいう。)であるのに対し、本実施形態におけるバカラは、基本構成に加え、ユーザが勝者のスコアまたは引き分けのスコアを予想してベットし、ベット額等に応じた配当を得る構成(以下、「付加構成」ともいう。)を備えていることを特徴とする。以下の説明では、便宜上、基本構成に係るベット操作を「メインベット操作(又はメインベット)」と呼び、付加構成に係るベット操作を「サイドベット操作(又はサイドベット)」と呼ぶ。
[0024]
 図3は、ゲーム装置100において実施される本実施形態におけるバカラの流れをあらわす説明図である。図3に示すように、本カードゲームの1ゲーム(1ラウンド)の進行は、大きく、ベット期間、ディール期間、及び配当期間の3つの期間に分かれている。配当期間が終了すると、ゲームが終了し、次のゲーム(すなわち、次のゲームのベット期間)が開始される。以下にそれぞれの期間について説明する。
[0025]
・ベット期間
 「ベット期間」は、ユーザがゲームの勝敗を予想してメインベットする、及びユーザが勝者のスコアまたは引き分けのスコアを予想してベットするための期間であり、カードの配布前に与えられ期間である。当該カードゲームに参加するユーザは、ゲーム装置100に着座し、ベット期間中に、カードゲームの勝敗及びスコアを予想する。勝敗予想及びスコアに応じて、ユーザはゲーム装置100の操作入力装置103を操作して、ベット額に応じたチップをベットする。
[0026]
・ディール期間
 「ディール期間」は、ベット期間の経過後(すなわち、ベット操作受付終了後)、ユーザのベットを禁止し、テーブルにおいてカードを配布してカードゲームを進行させる期間である。カードゲームでは、一般的に6セットか8セット(1セットあたり52枚)のカードの束から、バンカー側及びプレイヤ側のそれぞれに2枚または3枚のカードが配られる。各サイドに2枚配るか3枚配るかは、制御部201が、毎回のゲーム(ラウンド)において、配布済みのカードのスコアに応じて、ルールに従って決定する。なお、ディール期間において、各サイドに2枚目及び3枚目として配布されたカードに対する絞り動作(すなわち、カードを裏面から表面へ端からめくるような動作)が実行される。
[0027]
 ディール期間中の進行は制御部201の制御に応じて、トランプカードのカードの配布から、絞り動作まで、自動的に進行される。
[0028]
・配当期間
 「配当期間」は、ディール期間の終了後に開始する期間であり、ユーザによるメインベット及びサイドベットのベット状況と、バンカー側およびプレイヤ側のスコアに応じた配当で払い出しをする期間である。ディール期間において、各カードゲームの勝敗、スコアが決せられると、配当が決定される。
[0029]
 ベット開始からベット終了までの期間であるベット期間に、ユーザはメインベット及びサイドベットを行う。ユーザは、操作入力装置103を介して所定の操作を行うことにより、ベットを行うことが可能となる。ベット期間が終了すると、ディール期間に、プレイヤとバンカーにカードが配られ(いわゆる「ディール」)、ゲームが進行してゆく。そして、カードゲームの勝敗が決せられると、配当が決定され、払い出しが行われてそのゲームが終了する。
[0030]
[ゲーム装置の機能構成例]
 次に、本実施形態のゲーム装置100の機能構成の例を説明する。
[0031]
 図4は、本実施形態のゲーム装置100の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、ゲーム装置100は、機能構成として主に、データベース410、進行制御部420、及び表示制御部430を備える。これらの機能構成は、例えば、制御部201が、記憶装置204等の記憶部に記憶されたゲームソフトウェアプログラムをメモリ203に展開して実行すること等により、ゲーム装置100が有するプログラム(ソフトウェア)とハードウェアとの協働により実現される。なお、ゲーム装置100は、図4に示す機能以外に、一般的なゲーム装置が有する他の機能を有するが、便宜上、ここでは説明を省略する。
[0032]
 データベース410は、ゲーム装置100において実行される処理に必要な情報、及び当該処理により生成された情報など、各種情報を記憶する。データベース410は、例えば、ゲームの進行を制御するための制御ソフトウェアプログラム、ゲームを表現あるいは演出するための画像(例えば、静止画、及び動画等)データ及びサウンドデータ、並びに進行中のゲームの状態に関するデータ(パラメータを含む)等を記憶する。
[0033]
 進行制御部420は、ユーザによるゲーム装置100に対する操作、及びデータベース410に記憶された制御ソフトウェアプログラムに従って、カードゲームの進行を制御する処理を実行する。
[0034]
 表示制御部430は、ゲームを表現あるいは演出するための静止画及び動画等の画像の表示装置102への表示を制御する。当該表示の制御は、進行制御部420及びユーザからの指示等に応じて実施される。
[0035]
[処理フロー]
 次に、図5を参照して、ゲーム装置100においてバカラゲームの進行のために実行される処理フローの例を説明する。この処理は、制御部201が、記憶装置204等に記憶されたソフトウェアプログラムをメモリ203に展開して実行すること等により、ゲーム装置100が有するプログラム(ソフトウェア)とハードウェアとの協働により実行される。また、この処理は、ゲーム装置100がユーザからバカラゲームの開示の指示を受けたときに開始する。
[0036]
<初期処理>
 まず、ステップS11において、進行制御部420は、バカラゲームの開始のための初期処理を実行する。この初期処理の実行によりベット期間が開始する。初期処理には、開始するゲームに使用される仮想的なカード(以下、単に「カード」ともいう。)のセット数(52枚のカードの束)の設定、その他各種パラメータの設定、及びゲーム開始画面の表示装置102への表示などが含まれる。カードのセットの設定の処理として、進行制御部420は、データベース410に記憶されたデータに基づいて、これから開始するゲームに使用するカードのセット数を選択する。当該カードのセットにおいて、カードがランダムな順序で仮想的に重ねられている。
[0037]
 図6は、ステップS11の処理の実行により表示装置102に表示される画面の例を示している。この画面は、進行制御部420がデータベース410に記憶されたデータに基づいて画像を生成し、当該画像を表示装置102に表示させるように表示制御部430を制御することにより表示される。
[0038]
 図6に示す画面には、テーブル選択エリアA1、操作エリアA2、メインベットエリアA3、サイドベットエリアA4、履歴表示エリアA5が表示される。
 テーブル選択エリアA1は、ユーザがカードゲームを行うテーブルを選択するエリアであり、図6ではテーブルCが選択されている。操作エリアA2は、所望の額をベットするためのタッチパネルで構成されたエリアである。メインベットエリアA3及びサイドベットエリアA4は、ベット期間中に、ユーザがメインベット操作及びサイドベット操作するためのエリアであり、タッチパネルにより構成されている。履歴表示エリアA5は、ゲーム結果を表示するエリアである。各エリアA1~A5の表示に関する詳細は後述する。
[0039]
<メインベット処理>
 ステップS12において、進行制御部(第1入力部)420は、ユーザによるメインベット操作を受け付け、メインベット処理を実行する。一例をあげると、ユーザは操作エリアA2の所定のチップ(例えば「50」)をタッチ操作した後、メインベットエリアA3のいずれかのベットポジション(例えば「PLAYER」)をタッチ操作する。かかる操作がなされると、進行制御部420は、メインベットエリアA3のベットポジションとともに、ベット額(ベット量)の情報をデータベース410に記憶し、ベット操作に応じた画像を表示装置102に表示させるように表示制御部430を制御する。
[0040]
<サイドベット処理>
 ステップS13において、進行制御部(第2入力部)420は、ユーザによるサイドベット操作を受け付け、サイドベット処理を実行する。本実施形態では、メインベット操作がなされてはじめて、サイドベット操作が可能となる。すなわち、ユーザは、メインベット操作を行わない限り、サイドベット操作を行うことはできない(例えば、サイドベットエリアA4がグレーアウトされるなど)。図6に示すように、サイドベットエリアA4には、プレイヤまたはバンカーのいずれかの勝者のスコア、及び引き分けのスコアの全スコアについて、ユーザがそれぞれベットすることが可能となっている。また、サイドベットの配当率は、ベット額に対して5倍の配当(=5:1)、6倍の配当(=6:1)・・・150倍の配当(=150:1)・・・といったように、スコアごとに様々な値が設定されている。本実施形態では、確率の低いスコア(例えば、「WIN OF 1」や「TIE OF 1」など)ほど、高い配当が得られるように設定されている。ユーザは、メインベット操作を行った後に、操作エリアA2の所定のチップ(例えば「10」)をタッチ操作し、サイドベットエリアA4のいずれかのベットポジション(例えば「WIN OF 7」)をタッチ操作する。かかる操作がなされると、進行制御部420は、サイドベットエリアA4のベットポジションとともに、ベット額(ベット量)の情報をデータベース410に記憶し、ベット操作に応じた画像を表示装置102に表示させるように表示制御部430を制御する。
[0041]
<オッズアップ処理>
 ステップS14において、進行制御部(情報生成部)420は、オッズアップ処理を実行する。図7は、特定のベットポジションにおいて、通常時の2倍の配当(ボーナス配当)に設定(すなわち「オッズアップ」)された状態を示している。一例をあげて説明すると、サイドベットエリアA4の「WIN OF 1」(プレイヤ側)は、通常時に150倍のオッズ(=150:1)が設定されるのに対し、オッズアップ時には300倍のオッズ(=300:1)が設定される。進行制御部(情報生成部)420は、ベット期間が開始されると、オッズアップするか否か、オッズアップする場合にはオッズアップ対象のベットポジション(サイドベットエリアA4であれば、いずれかのスコア)など(以下、「オッズアップ関連情報」と総称する。)を生成する。なお、オッズアップ関連情報を生成する際には、オッズアップの発現率(例えば、スコアのベットポジションでは20%、タイやペアなどのベットポジションでは5%)を規定したテーブルなどを利用して、オッズアップの発現率を制御してもよい。進行制御部(報知部)420は、オッズアップ関連情報を生成すると、生成したオッズアップ関連情報に従い、特定のベットポジションにつき、オッズアップされた配当を、ベット期間終了後(すなわちベット操作受付終了後)に表示装置102に表示させるように表示制御部430を制御する(図7参照)。
[0042]
<ディール処理>
 ステップS15において、進行制御部420は、ベット期間終了後、ディール処理を実行する。まず、進行制御部420は、ステップS11で設定されたカードのセットである重ねられたカードの束の上から、バンカー側及びプレイヤ側のそれぞれに2枚を配布する処理を制御する。また、進行制御部420は、カードが配布される映像が表示装置102に表示させるように表示制御部430を制御する。その後、表示制御部430は、プレイヤ側及びバンカー側にそれぞれ配布された2枚のカードの内、それぞれ1枚を表面に裏返し、さらに、プレイヤ側及びバンカー側の残りのカードのそれぞれに対して、絞り動作(すなわち、カードを裏面から表面へ端からめくるような動作)を行う画像(映像)を表示装置102に表示するように制御する。
[0043]
<結果表示処理>
 次いで、ステップS16において、進行制御部420は、ゲーム結果を表示装置(表示部)102に表示するように表示制御部430を制御する。また、進行制御部420は、ゲーム結果の情報をデータベース410に記憶する。例えば、プレイヤのスコアが「8」であり、バンカーのスコアが「1」である場合には、表示制御部430は、プレイヤの勝ち(「PLAYER WIN」)という表示を表示装置102に表示するとともに、メインベットエリアA3におけるプレイヤの勝ちを示すベットポジション(「PLAYER」)を点灯表示し、さらに、サイドベットエリアA4におけるプレイヤがスコア「8」で勝ったことを示すベットポジション(プレイヤ側の「WIN OF 8」)を点灯表示する。
[0044]
<履歴更新処理>
 次いで、ステップS17において、進行制御部420は、今回のゲームの結果を反映するようにゲームのプレイ結果の履歴を更新し、表示装置102に複数のゲームのプレイ結果の履歴を表示するように表示制御部430を制御する。
[0045]
 図8は、表示装置102に表示されたゲーム結果の履歴の例を示している。図8に示すように、本実施形態では、既存のバカラにおける罫線R(過去数十ゲームの勝敗の結果を一覧にした出目表)に、勝者または引き分けのスコアを加えたものを表示装置102に表示する。より具体的には、プレイヤの勝利を赤丸、バンカーの勝利を青丸、引き分けを緑丸で表示するとともに、そのときの勝者または引き分けのスコアを丸の中に表示する等の方法があるが、どのような態様で表示するかは適宜設定・変更可能である。
[0046]
<配当処理>
 次いで、ステップS18において、進行制御部420は、ゲーム結果と、ユーザのメインベット及びサイドベットのベット状況に応じた配当で払い出し処理を実行する。詳述すると、データベース410には、メインベット及びサイドベットに対する配当をそれぞれ決定するための配当テーブル(配当情報)が記憶されている。進行制御部(配当決定部)420は、データベース410に記憶されている配当テーブルを利用して、上述した払い出しの処理を実行する。進行制御部420は、払い出しの結果を算出し、当該算出結果を反映するようにデータベース410に記憶された情報を更新することで、ゲームを終了する。
[0047]
 その後、ステップS19において、進行制御部420は、ユーザ操作に応じて、次のゲームを開始するか否かを判断する。開始すると判断された場合(Yes)、処理はステップS11へ進み、他の場合(No)、処理を終了する。
[0048]
 以上説明したように、本実施形態によれば、プレイヤまたはバンカーのいずれかの勝者のスコア、及び引き分けのスコアの全スコアについて、ユーザがそれぞれベットすることが可能となっている。また、サイドベットの配当率は、ベット額に対して5倍の配当(=5:1)、6倍の配当(=6:1)・・・150倍の配当(=150:1)・・・といったように、スコアごとに様々な値が設定されているため、既存のバカラゲームに飽き足らないユーザを十分に満足させることが可能となる。
[0049]
B.変形例
 本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な変更を加えて実施することができる。すなわち、上記の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではなく、様々な変形例を採用することができる。
[0050]
 上記本実施形態では、メインベット操作がなされてはじめて、サイドベット操作が可能となる態様を例示したが、これに限る趣旨ではない。例えば、メインベット操作なしに、サイドベット操作を可能としてもよく、いかなる運用を行うかは任意である。また、サイドベットの配当率(すなわち各スコアに設定される配当)も任意に設定変更可能である。
[0051]
 また、オッズアップ処理については、通常の2倍に設定するだけでなく、3倍以上であってもよいのはもちろんである。また、オッズアップの発現率などは、抽選によって決定してもよい。この場合、進行制御部420は、ゲーム開始後、ベット期間終了までのいずれかのタイミングで抽選を行うようにすればよい。また、進行制御部420は、ゲームごとに、少なくとも1つ以上、オッズアップするベットポジションを設定するようにしてもよい。もちろん、オッズアップしない態様でゲームを進行させてもよい。
[0052]
 以上説明した本発明の各実施形態を実現するためのプログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。この記録媒体を用いれば、コンピュータに、上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、非一過性の記録媒体であっても良い。非一過性の記録媒体は特に限定されないが、例えば、CD-ROM等の記録媒体であっても良い。

符号の説明

[0053]
 100 ゲーム装置、101 スピーカ、102 表示装置、103 操作入力装置、104 カード読取装置、105 紙幣投入装置、106 チケット払出装置、201 制御部、202 CPU、203 メモリ、204 記憶装置、205 音声処理部、206 画像処理部、207 通信部、208 周辺装置インタフェース

請求の範囲

[請求項1]
 プレイヤとバンカーとの間で行われるバカラのゲーム進行を制御するカードゲーム装置であって、
 前記プレイヤ、前記バンカー、引き分けまたはペアへのメインベットを受け付ける第1入力部と、
 前記プレイヤまたは前記バンカーのいずれかの勝者のスコア、または前記引き分けのスコアへのサイドベットを受け付ける第2入力部と、
 前記メインベット及び前記サイドベットに対する配当を決定するための配当情報を記憶する記憶部と、
 前記メインベット及び前記サイドベットのベット状況と前記配当情報とに基づき、ゲーム結果に応じた配当を決定する配当決定部と
 を具備するカードゲーム装置。
[請求項2]
 前記メインベット及び前記サイドベットに対する通常配当よりも配当率の高いボーナス配当を付与するベットポジションを決定するためのオッズアップ関連情報を生成する情報生成部と、
 前記オッズアップ関連情報に基づき、前記ボーナス配当を付与するベットポジションを決定し、決定したベットポジションに対して前記ボーナス配当を設定し、設定した前記ボーナス配当を、ベット操作受付終了後に報知する報知部をさらに備える、請求項1に記載のカードゲーム装置。
[請求項3]
 前記情報生成部は、抽選により、前記ボーナス配当を付与するベットポジションを少なくとも1つ以上決定する、請求項2に記載のカードゲーム装置。
[請求項4]
 表示部と、
 前記ゲーム結果を、前記プレイヤまたは前記バンカーのいずれが勝ったか、または引き分けたか、ゲームのスコアを含めて前記表示部に表示する表示制御部とを具備する、請求項1または2に記載のカードゲーム装置。
[請求項5]
 記憶部を備えたコンピュータによって実施される、プレイヤとバンカーとの間で行われるバカラのゲーム進行を制御するカードゲーム方法であって、
 前記コンピュータは、前記記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、
 前記プレイヤ、前記バンカー、引き分けまたはペアへのメインベットを受け付けるステップと、
 前記プレイヤまたは前記バンカーのいずれかの勝者のスコア、または前記引き分けのスコアへのサイドベットを受け付けるステップと、
 前記メインベット及び前記サイドベットのベット状況と、前記記憶部に記憶されている前記メインベット及び前記サイドベットに対する配当を決定するための配当情報とに基づき、ゲーム結果に応じた配当を決定するステップとを実行する、ゲーム方法。
[請求項6]
 プレイヤとバンカーとの間で行われるバカラのゲーム進行を制御する、記憶部を備えたコンピュータを、
 前記プレイヤ、前記バンカー、引き分けまたはペアへのメインベットを受け付ける第1入力部と、
 前記プレイヤまたは前記バンカーのいずれかの勝者のスコア、または前記引き分けのスコアへのサイドベットを受け付ける第2入力部と、
 前記メインベット及び前記サイドベットのベット状況と、前記記憶部に記憶されている前記メインベット及び前記サイドベットに対する配当を決定するための配当情報とに基づき、ゲーム結果に応じた配当を決定する配当決定部として機能させるためのプログラムを記憶した非一過性の記録媒体。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]