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1. (WO2018139428) DISPOSITIF DE CEINTURE DE SÉCURITÉ POUR VÉHICULE
Document

明 細 書

発明の名称 車両のシートベルト装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009  

発明の効果

0010  

図面の簡単な説明

0011  

発明を実施するための形態

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039  

産業上の利用可能性

0040  

符号の説明

0041  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3   4  

明 細 書

発明の名称 : 車両のシートベルト装置

技術分野

[0001]
 本開示は、車両のシートベルト装置に関する。

背景技術

[0002]
 トラック等の車両においては、車両用シートに着座した乗員を拘束するためのシートベルト装置が搭載されている。
 シートベルト装置は、ベルトの一端側を巻き取るリトラクタと、車室に固定され、ベルトを方向変換するショルダーアンカーと、ベルトの他端側のタングが連結可能なバックルとを有する。シートに着座した乗員は、ショルダーアンカーを経由したベルトのタングをバックルと連結することで、ベルトによって拘束される。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 日本国特開2010-179705号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 ショルダーアンカーとしては、ベルトが方向変換しやすいように回動式が利用されており、ベルトが引っ張られる際には、回動する部分に力が作用する。しかし、上記の回動式のショルダーアンカーにおいては、ベルトが引っ張られた際にショルダーアンカーの車室への固定点と力の作用点とが距離が大きくなるため、前記力に起因して発生するモーメントが過大になる恐れがある。
[0005]
 本開示の目的は、ベルトが引き出される際にショルダーアンカーに過大なモーメントが作用することを抑制可能な車両のシートベルト装置を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006]
 本開示の車両のシートベルト装置は、一端がリトラクタに巻き取られ、他端がバックルに連結して装着されるベルトと、前記ベルトを方向変換するようにガイドするショルダーアンカーと、を備え、前記ショルダーアンカーは、車室内のシートの背後に固定され、前記ベルトの主面が接触可能な接触部を有する基部と、前記基部と一体に構成され、前記ベルトが方向変換するように通過する開口が形成された開口部と、を有する。
 このシートベルト装置によれば、基部と開口部が一体構成されていることで、基部の固定されている固定部分と、ベルトが引き出される際に力が作用する開口部の作用点との距離が短いため、ショルダーアンカーに作用するモーメントは小さい。この結果、ベルトが引き出される際に、ショルダーアンカーに過大なモーメントが作用することを抑制できる。
[0007]
 また、前記基部は、前記車室を形成するバックパネルに固定されてもよい。
[0008]
 また、前記基部の前記接触部は、空隙を介して前記バックパネルに対向し、前記基部は、前記接触部の両側から前記バックパネルに向かって延出した延出部を更に有し、前記延出部は、前記バックパネルに固定されてもよい。
[0009]
 また、前記基部は、前記ベルトに向かって突出した突出部を有し、前記ベルトは、引き出される際に前記突出部に対して摺動してもよい。

発明の効果

[0010]
 本開示の車両のシートベルト装置によれば、ベルトが引き出される際にショルダーアンカーに過大なモーメントが作用することを抑制できる。

図面の簡単な説明

[0011]
[図1] 図1は、本開示の一実施形態に係る車両の構成の一例を説明する図である。
[図2] 図2は、一実施形態に係るシートベルト装置の構成の一例を説明する図である。
[図3] 図3は、ショルダーアンカーの構成の一例を説明する図である。
[図4] 図4は、図2のA-A断面図である。

発明を実施するための形態

[0012]
 <シートベルト装置の構成>
 本開示に係るシートベルト装置の構成を説明する前に、まず、図1を参照しながら、シートベルト装置が搭載される車両1の概要について説明する。
[0013]
 図1は、一実施形態に係る車両1の構成の一例を説明する図である。車両1は、一例としてピックアップトラックである。車両1は、図1に示すように、キャビン2と、荷台4とを有する。
[0014]
 キャビン2は、車両1の乗員室である。すなわち、キャビン2は、車両1の車室である。キャビン2は、複数のパネルにより形成されている。例えば、キャビン2は、フロントパネル、サイドパネル、フロアパネル及びバックパネル等によって形成されている。また、キャビン2内には、乗員が着座する車両用シートが設けられている。具体的には、キャビン2内には、車両用シートとして、フロントシート及びリアシートが設けられている。また、車両用シートには、シートベルト装置が装着されている。
[0015]
 荷台4は、荷物を載せる部分である。荷台4は、キャビン2の後方に設けられている。
[0016]
 次に、図2を参照しながら、本開示の一実施形態に係るシートベルト装置10の構成について説明する。
 図2は、一実施形態に係るシートベルト装置10の構成の一例を説明する図である。本実施形態では、キャビン2内のリアシート3に設けられたシートベルト装置10を例に挙げて説明する。なお、図2は、キャビン2内のフロントシートからリア側にリアシート3等を水平方向に見た際の図である。このため、図2を符号の向きに見た際の左右方向が車両1の車幅方向である。
[0017]
 シートベルト装置10は、3点式のシートベルト装置であり、リアシート3に着座した乗員を拘束する。シートベルト装置10は、図2に示すように、ベルト12と、リトラクタ14と、ショルダーアンカー16と、バックル18とを有する。
[0018]
 ベルト12は、帯状に形成されており、長手方向の他端側がバックル18と連結されることで乗員を拘束する。ベルト12は、乗員の肩部から腰部にかけて斜めに掛け渡されるショルダーベルトである。なお、ベルト12は、乗員の腰部を跨ぐように車幅方向に沿って延びるラップベルトの機能も有してもよい。
[0019]
 リトラクタ14は、ベルト12の長手方向の一端側を巻き取りかつ引き出し可能に収容する。リトラクタ14は、ベルト12の長手方向の一端側を巻回する巻回部を有する。リトラクタ14は、例えばキャビン2のフロアパネルに固定されている。
[0020]
 ショルダーアンカー16は、リアシート3の背後に固定されており、ベルト12を支持する。また、ショルダーアンカー16は、リトラクタ14から引き出されたベルト12をバックル18へ向けて方向転換するようにガイドする。例えば、ショルダーアンカー16は、ベルト12を折り返して方向転換する。
[0021]
 ショルダーアンカー16は、乗員の肩部の近傍に位置するように設けられている。これにより、ショルダーアンカー16をキャビン2のピラーや天井に取り付ける場合に比べて、ショルダーアンカー16と乗員の肩部との距離を短くできるので、ベルト12の拘束性を向上できる。
[0022]
 本実施形態では、ショルダーアンカー16は、ボルト等の締結部材40によって、リアシート3の後方に位置するバックパネル2aに固定されている。具体的には、ショルダーアンカー16は、バックパネル2aのリアウィンドウが装着されるウィンドウ開口2bの近傍に固定されている。なお、ショルダーアンカー16の詳細構成については後述する。
[0023]
 バックル18は、ベルト12の長手方向の他端側と連結可能な部分である。具体的には、バックル18は、ベルト12の他端側に取り付けられているタングと連結可能である。バックル18とタングが連結されることで、ベルト12が乗員を拘束するように装着されることになる。
[0024]
 <ショルダーアンカーの詳細構成>
 図3及び図4を参照しながら、ショルダーアンカー16の詳細構成について説明する。
 図3は、ショルダーアンカー16の構成の一例を説明する図である。図4は、図2のA-A断面図である。なお、図3では、説明の便宜上、ベルト12のショルダーアンカー16で方向変換された部分が省略されている。
[0025]
 ショルダーアンカー16は、図3に示すように、ベース20と、開口部30とを有する。ショルダーアンカー16は、例えば金属製のベース20と樹脂製の開口部30とがインサート成形された一体品である。
[0026]
 ベース20は、板金部材をハット形状に曲げた基部であり、バックパネル2aに固定されている。ベース20は、図4に示すように、バックパネル2aとの間でベルト12が通過可能に構成されている。ベース20は、図3に示すように、平板部22と、曲げ部24とを有する。
[0027]
 平板部22は、平板形状に形成されており、バックパネル2aに空隙を介して対向している。平板部22とバックパネル2aとの間の距離は、ベルト12が挿通できるような大きさに設定されている。平板部22の裏面22aは、ベルト12が引っ張られた際にベルト12の主面が接触可能な接触部となっている。このため、ベルト12は、平板部22の裏面22aに対して面当てしやすくなり、ベルト12が引っ張られる際にショルダーアンカー16に作用する力を分散しやすくなる。
[0028]
 平板部22には、図4に示すように、裏面22aからベルト12へ突出する突出部であるビード22bが形成されている。ビード22bは、図3に示すように、ベルト12の長手方向に沿うように車幅方向に所定間隔だけ離れて2つ形成されている。ベルト12は、引っ張られる際に、ビード22bに対して摺動する。これにより、ベース20に対するベルト12の摺動性が向上するので、ベルト12がショルダーアンカー16から円滑に引き出され、この結果、ベルト12を引き出す際の容易性が向上する。
[0029]
 また、ビード22bは、ベース20を補強する機能を有する。これにより、ベルト12が引き出される際にショルダーアンカー16に過大な力(モーメント)が作用しても、ベース20が変形等することを抑制できる。
[0030]
 曲げ部24は、平板部22の両端部からバックパネル2aに向かって延出した延出部である。曲げ部24は、ベルト12の短手方向の両側を挟むように配置されており、ベルト12をガイドする。また、曲げ部24は、締結部材40によってバックパネル2aに固定されている(図2)。
[0031]
 開口部30は、ベース20の上方にベース20と一体となるように構成されている。開口部30には、図4に示すように、ベルト12が通過する開口31が形成されている。開口31は、例えば、ベルト12の断面形状より若干大きい矩形状に形成されている。ベルト12は、開口31を通過するために開口部30の裏側で曲げられて、方向変換されることになる。
[0032]
 ベルト12は、例えば引き出される際に開口部30の開口31の縁に接触し、当該縁には力が作用する。本実施形態では、力が作用する開口部30の作用点とベース20のバックパネル2aへの固定点(締結部材40によって固定されている部分)とが近くに位置するので、前記力に起因して発生するモーメントが大きくなることを抑制できる。
[0033]
 また、ベース20が開口部30と一体構成されているため、ウィンドウ開口2b(図2)を有するバックパネル2aであっても、乗員の肩部の近傍にショルダーアンカー16を設けることが可能となる。
[0034]
 また、開口31は、ベルト12がバックル18へ向かって斜めに掛け渡されるように、図3に示すように水平方向に対して斜めに形成されている。これにより、ベルト12を引き出す際の容易性が向上することになる。
[0035]
 <本実施形態における効果>
 上述した実施形態によれば、ショルダーアンカー16は、キャビン2のリアシート3の背後(具体的には、バックパネル2a)に固定されたベース20と、ベース20と一体に構成された開口部30とを有する。そして、ベース20の裏面22aに対してベルト12の主面が接触可能となっており、開口部30には、ベルト12が方向変換するように通過する開口31が形成されている。
 このように、ベース20と開口部30が一体に構成されていることで、ベース20のキャビン2に固定されている固定部分(締結部材40によって固定されている部分)と、ベルト12が引き出される際に力が作用する開口部30の作用点との距離が短いため、ショルダーアンカー16に作用するモーメントは小さい。この結果、ベルト12が引き出される際に、ショルダーアンカー16に過大なモーメントが作用することを抑制できる。
[0036]
 なお、上記実施形態では、キャビン2は、2列のシート(フロントシート及びリアシート3)を有することとしたが、これに限定されない。例えば、キャビン2は、1列のシートを有してもよい。
[0037]
 また、上記実施形態では、車両1がピックアップトラックであるとしたが、これに限定されない。例えば、車両1は、エンジンの上方にキャブが配置されるキャブオーバー型のトラックであってもよい。
[0038]
 本開示の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本開示の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
[0039]
 本出願は、2017年1月26日付で出願された日本国特許出願(特願2017-012268)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

産業上の利用可能性

[0040]
 本開示の車両のシートベルト装置は、ベルトが引き出される際にショルダーアンカーに作用するモーメントの低減という点において有用である。

符号の説明

[0041]
1 車両
2 キャビン
2a バックパネル
3 リアシート
10 シートベルト装置
12 ベルト
14 リトラクタ
16 ショルダーアンカー
18 バックル
20 ベース
22a 裏面
22b ビード
24 曲げ部
30 開口部
31 開口

請求の範囲

[請求項1]
 一端がリトラクタに巻き取られ、他端がバックルに連結して装着されるベルトと、
 前記ベルトを方向変換するようにガイドするショルダーアンカーと、
 を備え、
 前記ショルダーアンカーは、
 車室内のシートの背後に固定され、前記ベルトの主面が接触可能な接触部を有する基部と、
 前記基部と一体に構成され、前記ベルトが方向変換するように通過する開口が形成された開口部と、
 を有する、車両のシートベルト装置。
[請求項2]
 前記基部は、前記車室を形成するバックパネルに固定されている、
 請求項1に記載の車両のシートベルト装置。
[請求項3]
 前記基部の前記接触部は、空隙を介して前記バックパネルに対向し、
 前記基部は、前記接触部の前記ベルトを挟む両側から前記バックパネルに向かって延出した延出部を更に有し、
 前記延出部は、前記バックパネルに固定されている、
 請求項2に記載の車両のシートベルト装置。
[請求項4]
 前記基部は、前記ベルトに向かって突出した突出部を有し、
 前記ベルトは、引き出される際に前記突出部に対して摺動する、
 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]