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1. (WO2018124095) COMPOSITION DE BACTÉRICIDE
Document

明 細 書

発明の名称 殺菌剤組成物

技術分野

0001   0002   0003   0004   0005   0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8  

明 細 書

発明の名称 : 殺菌剤組成物

技術分野

[0001]
 本発明は、殺菌剤組成物及び殺菌効果の増強方法に関する。
[0002]
背景技術
 生活者の衛生意識の高まりに伴い、衣料のにおいや菌に対する関心も高まってきている。着用後の衣料には皮膚常在菌や環境中に存在する様々な菌が付着し繁殖していることが知られている。一方で、カチオン界面活性剤は種々の菌を殺菌することが知られている。殺菌剤として主に使用されるカチオン界面活性剤は炭素数が12以上のアルキル基を有する化合物が多い。
[0003]
 特開平7-53995号公報には、カチオン系殺菌剤に金属キレート剤を使用することで、殺菌性の低下が少ない殺菌消毒洗浄剤組成物が記載されている。背景技術として界面活性剤としてアニオン界面活性剤を使用することでカチオン系殺菌剤の活性が低下することが記載されている。
 特開平1-197598号公報には、ポリオキシエチレン基と硫酸エステル塩を含有するアニオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、安息香酸塩及び水を含有し、殺菌活性に優れ、安定性が向上された液体洗濯用洗剤組成物が記載されている。
 特開平6-122893号公報には、アニオン界面活性剤に、第4級アンモニウム塩からなるカチオン界面活性剤及び金属キレート剤を添加配合してなる、殺菌効果が優れた洗浄剤組成物が記載されている。背景技術として界面活性剤としてアニオン界面活性剤を使用することでカチオン系殺菌剤の活性が低下することが記載されている。
[0004]
発明の概要
 アニオン界面活性剤を殺菌剤に併用することは、製剤化や製剤の使いやすさなどの観点で、有用であると考えられるが、前記の通り、殺菌剤に用いられる第4級アンモニウム塩は、アニオン界面活性剤と併用すると殺菌効果が低下することが知られている。
 本発明は、アニオン界面活性剤を含有しても、殺菌効果が高い殺菌剤組成物を提供する。
[0005]
 本発明は、下記(A)成分を0.1質量%以上5質量%以下及び(B)成分、並びに任意の(C)成分を含有し、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌剤組成物に関する。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[0006]
[化1]


[0007]
〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
[0008]
 また、本発明は、前記(A)成分に、前記(B)成分、及び任意の前記(C)成分を組み合わせて用いる、(A)成分の殺菌効果の増強方法であって、
 任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌効果の増強方法に関する。
[0009]
 また、本発明は、下記(A)成分、(B)成分、任意の(C)成分、及び(D)成分を含有し、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量が0.2質量%以上40質量%以下であり、(D)成分の含有量が5質量%以上50質量%以下であり、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
衣料用洗浄剤組成物に関する。
(A)成分:前記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
(B)成分:前記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
(D)成分:下記(D1)成分及び(D2)成分から選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤
(D1)成分:水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤
(D2)成分:炭素数2以上3以下のアルキレンオキシ基を有し、水酸基の数が1つ以下であるノニオン界面活性剤
[0010]
 本発明によれば、アニオン界面活性剤を含有し、殺菌効果が維持又は向上された殺菌剤組成物が提供される。
 また、本発明によれば、第4級アンモニウム塩の殺菌効果を向上する方法が提供される。
[0011]
発明を実施するための形態
[殺菌剤組成物]
 一般的に殺菌剤として知られている第4級アンモニウム塩に対して、アニオン界面活性剤を併用すると、静電的相互作用により複合体を形成し殺菌効果が低下することが知られている。
 本発明者らは、一般的に殺菌剤として知られている第4級アンモニウム塩に対して、特定のアニオン界面活性剤を積極的に併用しても、当該第4級アンモニウム塩の殺菌効果を維持又は向上できることを見出した。
[0012]
〔(A)成分〕
 (A)成分は、下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩である。(A)成分は、種々の菌に対する殺菌作用を有する。
[0013]
[化2]


[0014]
〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
[0015]
 一般式(1)において、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基である。殺菌効果がより向上する観点で、R の炭素数は、16以下であり、好ましくは14以下であり、更に好ましくは12である。
[0016]
 炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基としては、殺菌効果がより向上する観点から、好ましくは直鎖の炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、更に好ましくは、直鎖の炭素数12以上16以下の脂肪族アルキル基である。ここで、第1級の脂肪族炭化水素基及び第1級のアルキル基とは、一般式(1)中のN が結合する炭素が第1級炭素である基をいう。R の具体例としては、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基が挙げられる。殺菌効果がより向上する観点から、一般式(1)の化合物は、R としてドデシル基を60質量%以上100質量%以下含むことが好ましい。すなわち、(A)成分中、一般式(1)中のR がドデシル基である化合物の含有量は、60質量%以上100質量%以下が好ましい。
[0017]
 一般式(1)において、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基である。殺菌効果がより向上する観点で、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基から選ばれる基であることが好ましい。炭素数1以上3以下のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が挙げられる。炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基が挙げられる。一般式(1)において、後述する(B)成分を特定比で併用することで、殺菌効果がより向上する観点から、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、メチル基、エチル基、プロピル基から選ばれる基が好ましい。
[0018]
 一般式(1)において、X は陰イオンである。陰イオンとしては、ハロゲンイオン、例えばクロルイオン、ブロモイオン及びヨウ素イオンが挙げられる。また炭素数1以上3以下のアルキル硫酸イオン、例えばメチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン及びプロピル硫酸イオンが挙げられる。
[0019]
 一般式(1)の化合物の具体例として、N-ドデシル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、N-ドデシル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩、N-ドデシル-N,N-ジメチル-N-ヒドロキシエチルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N-ジメチル-N-ヒドロキシアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N-ジメチル-N-ヒドロキシアンモニウム塩が挙げられる。塩としては前記のハロゲンイオンの塩、炭素数1以上3以下のアルキル硫酸イオンの塩が挙げられる。
[0020]
 本発明において、(A)成分の質量は対イオンである陰イオンをクロルイオンに換算した値を使用する。
[0021]
〔(B)成分〕
(B)成分は、下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上アニオン界面活性剤である。(B)成分は(A)成分と併用しても、(A)成分の殺菌効果を維持又は向上できる化合物である。
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
[0022]
 一般式(2)において、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、(A)成分の殺菌効果をより高める点から、炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基を含むことが好ましい。(B)成分が有する全R中の炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基の割合は、(A)成分の殺菌効果をより高める観点から、60質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましく、そして、100質量%以下が好ましく、95質量%以下が好ましく、90質量%以下が好ましい。この割合は、100質量%であってもよい。Rの脂肪族炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基が挙げられる。
[0023]
 一般式(2)のC O基は、エチレンオキシ基である。
 一般式(2)において、mはエチレンオキシ基の数であり、1以上15以下の整数である。(B)成分中に含まれるmが1の数の化合物の含有量は、(A)成分の殺菌効果をより高める観点から、好ましくは30質量%以下であり、より好ましくは25質量%以下であり、更に好ましくは20質量%以下であり、より更に好ましくは15質量%以下、そして、好ましくは0質量%以上である。
[0024]
 一般式(2)において、M は陽イオンであり、1価の金属イオン、2価の金属イオン(1/2当量)及び炭素数2以上6以下のアルカノールアンモニウムイオンから選ばれる1種以上のイオンが好ましい。M は、(A)成分の殺菌効果をより高める観点から、1価の金属イオン、更にアルカリ金属イオンが好ましい。
 1価の金属イオン、更にアルカリ金属イオンとしては、例えばカリウムイオン、ナトリウムイオンが挙げられる。
 2価の金属イオン、更にアルカリ土類金属イオンとしては、例えばマグネシウムイオンが挙げられる。
 炭素数2以上6以下のアルカノールアンモニウムイオンとしては、モノエタノールアンモニウムイオン、ジエタノールアンモニウムイオン、N-メチルエタノールアンモニウムイオン、N-メチルジエタノールアンモニウムイオン、トリエタノールアンモニウムイオンが挙げられる。
[0025]
 本発明において、(B)成分の質量は対イオンをナトリウムイオンに換算した値を使用する。
[0026]
〔(C)成分〕
 (C)成分は、下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤である。(C)成分は任意の成分である。本発明では、(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、(C)成分の使用量が制限される。
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
[0027]
 (c1)成分は、炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩である。(c1)成分において、硫酸エステル塩が結合する直鎖脂肪アルキル基は1級の直鎖脂肪族アルキル基でも良く、2級の直鎖脂肪族アルキル基であっても良い。ここで、第1級の脂肪族アルキル基とは、硫酸エステル塩が結合する炭素が第1級炭素である基をいう。また、2級の直鎖脂肪族アルキル基とは、硫酸エステル塩が結合する炭素が2級炭素である基をいう。(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、直鎖脂肪族アルキル基の炭素数は、20以下であり、好ましくは18以下であり、更に好ましくは16以下であり、より好ましくは14以下であり、そして、8以上である。
[0028]
(c2)成分は、炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩である。(c2)成分は、好ましくは炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪酸又はその塩である。(c2)成分は、より好ましくは炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有する脂肪酸又はその塩である。
[0029]
 (C)成分の塩としては、1価の金属塩、2価の金属塩及び炭素数2以上6以下のアルカノールアンモニウム塩から選ばれる塩が好ましい。1価の金属塩としては、アルカリ金属塩が挙げられる。アルカリ金属塩としては、例えばカリウム塩、ナトリウム塩が挙げられる。2価の金属塩としては、アルカリ土類金属塩が挙げられる。アルカリ土類金属塩としては、例えばマグネシウム塩が挙げられる。炭素数2以上6以下のアルカノールアンモニウム塩としては、モノエタノールアンモニウム塩、ジエタノールアンモニウム塩、N-メチルエタノールアンモニウム塩、N-メチルジエタノールアンモニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩が挙げられる。
[0030]
 本発明において、(C)成分の質量は対イオンをナトリウムイオンに換算した値を使用する。
[0031]
〔殺菌剤組成物の組成等〕
 本発明は、前記(A)成分及び(B)成分、並びに任意の(C)成分を、所定条件で含有する殺菌剤組成物である。
[0032]
 本発明の殺菌剤組成物では、(C)成分は(A)成分の殺菌効果を維持する為に使用量が制限される。
 本発明の殺菌剤組成物では、(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分は、0以上1.2以下である。(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、(C)成分/(A)成分は、1.2以下であり、好ましくは1.1以下であり、更に好ましくは1.0以下であり、より好ましくは0.9以下であり、より更に好ましくは0.8以下であり、より更に好ましくは0.7以下であり、より更に好ましくは0.6以下であり、より更に好ましくは0.5以下であり、より更に好ましくは0.4以下であり、より更に好ましくは0.3以下であり、より更に好ましくは0.2以下であり、より更に好ましくは0.1以下であり、0以上である。(C)成分/(A)成分は0であっても良い。
[0033]
 本発明の殺菌剤組成物では、(A)成分の殺菌効果を維持又はより高めることができる点で、(B)成分と任意の(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である、〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分は、0.1以上であり、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.3以上であり、更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、6以下であり、好ましくは5以下であり、より好ましくは4.5以下であり、更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である。
[0034]
 本発明の殺菌剤組成物では、(A)成分の殺菌効果を維持又はより高めることができる点で、(B)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(B)成分/(A)成分は、好ましくは0.1以上であり、より好ましくは0.2以上であり、更に好ましくは0.3以上であり、より更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、好ましくは6以下であり、より好ましくは5以下であり、更に好ましくは4.5以下であり、より更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である。
[0035]
 本発明の殺菌剤組成物中の、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量は、適宜決めることができるが、例えば、好ましくは0.001質量%以上であり、より好ましくは0.002質量%以上であり、更に好ましくは0.003質量%以上であり、より更に好ましくは0.01質量%以上であり、より更に好ましくは0.1質量%以上であり、より更に好ましくは1質量%以上であり、そして、好ましくは100質量%以下であり、より好ましくは95質量%以下であり、更に好ましくは90質量%以下であり、より更に好ましくは80質量%以下であり、より更に好ましくは70質量%以下であり、より更に好ましくは60質量%以下であり、より更に好ましくは50質量%以下であり、より更に好ましくは40質量%以下であり、より更に好ましくは30質量%以下であり、より更に好ましくは20質量%以下であり、より更に好ましくは18質量%以下であり、より更に好ましくは16質量%以下であり、より更に好ましくは10質量%以下であり、より更に好ましくは8質量%以下である。
[0036]
 本発明の殺菌剤組成物は(A)成分及び(B)成分、並びに任意の(C)成分からなるものであってよい。
 本発明の殺菌剤組成物は、(A)成分、(B)成分及び任意の(C)成分以外の任意成分を含有することができる。(A)成分、(B)成分及び任意の(C)成分以外の任意成分としては、例えば液体媒質が挙げられる。液体媒質は、前記(A)成分、(B)成分及び(C)を分散、乳化、可溶化できる液体である。液体媒質は、25℃で液体の状態の媒質であってよい。液体媒質の具体例としては、水、25℃で液体の有機溶剤が挙げられる。
 25℃で液体の有機溶剤は、水酸基を有する炭素数1以上40以下の、25℃で液体の有機溶剤が好ましい。水酸基を有する炭素数1以上40以下の、25℃で液体の有機溶剤としては、(1)水酸基を1つ有する炭素数1以上8以下のアルコール、(2)水酸基を2つ以上6つ以下有する炭素数2位以上40以下の多価アルコールが挙げられる。(1)水酸基を1つ有する炭素数1以上20以下のアルコールの具体例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、シクロヘキサノール、炭素数1以上5以下のアルキル基を有するエチレングリコールアルキルエーテル、炭素数1以上5以下のアルキル基を有するプロピレングリコールアルキルエーテルが挙げられる。(2)水酸基を2つ以上6つ以下有する炭素数2位以上40以下の多価アルコールの具体例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、糖類、例えばグルコース、等が挙げられる。
[0037]
 本発明の殺菌剤組成物は、水を含有することが好ましい。水は、通常、本発明の殺菌剤組成物の組成の合計を100質量%にする量で含有される。水としては、例えばイオン交換水、次亜塩素酸塩を0.1mg/kg以上5mg/kg以下含有する水、水道水が挙げられる。
[0038]
 本発明の殺菌剤組成物は、例えば、後述する(D)成分、(E)成分を含有することができる。
[0039]
 本発明の殺菌剤組成物は、液体であることが好ましい。
[0040]
 本発明の殺菌剤組成物は、本発明の(B)成分以外のアニオン界面活性剤を含んでいても良いが、使用量は制限される。本発明の殺菌剤組成物中に存在する全てのアニオン界面活性剤の質量中の(B)成分の質量の割合は、(A)成分の殺菌効果が維持又は向上できる観点から、好ましくは70質量%以上であり、より好ましくは80質量%以上であり、更に好ましくは85質量%以上であり、より更に好ましくは90質量%以上であり、より更に好ましくは95質量%以上であり、そして、好ましくは100質量%以下である。本発明の殺菌剤組成物中に存在する全てのアニオン界面活性剤の質量中の(B)成分の質量の割合は、100質量%であっても良い。
[0041]
 本発明の殺菌剤組成物は、例えば、水中に存在する菌を殺菌することができる。菌としては、例えば特開2013-18971号公報に記載のモラクセラ属の細菌、大腸菌、又はアシネトバクター菌に対して、より良好な殺菌効果を殺菌対象物に付与することができる。モラクセラ・オスロエンシス及びモラクセラ・エスピーから選ばれる1種以上の細菌が、本発明の対象として、より好ましい。
[0042]
[殺菌効果の増強方法]
 本発明は、前記(A)成分に、前記(B)成分及び任意の前記(C)を組み合わせて用いる、(A)成分の殺菌効果の増強方法であって、
 任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌効果の増強方法に関する。
[0043]
 本発明の殺菌効果の増強方法において、殺菌効果の増強とは、(A)成分の殺菌効果が向上することである。
 また、本発明の殺菌効果の増強方法において、殺菌効果の増強は、(A)成分の殺菌効果が、アニオン界面活性剤の併用により、著しく損なわれないことを含む。これは、一般的にアニオン界面活性剤の併用により(A)成分の殺菌効果が大きく低下すると予想されるところ、そのような殺菌効果の低下が生じないことは、予想される低い殺菌効果に対して向上した殺菌効果が得られていると判断できるからである。本発明では、(B)成分及び任意の(C)成分を前記所定の条件で用いることで、(A)成分の殺菌効果が少なくとも維持できることから、(A)成分の殺菌効果が増強されているといえる。
[0044]
 本発明では、例えば、実施例の方法で測定される殺菌活性比が0.7以上1以下である場合は殺菌効果が維持されているといってよい。また、当該殺菌活性比が、1を超える場合は殺菌効果が向上されているといってよい。
 例えば、本発明の殺菌効果の増強方法は、実施例の方法で測定される殺菌活性比が、好ましくは0.7以上、より好ましくは1を超える、更に好ましくは1.1以上、より好ましくは1.3以上、より更に好ましくは1.5以上、より更に好ましくは1.7以上、より更に好ましくは2.0以上である。
[0045]
 一般的にカチオン界面活性剤にアニオン界面活性剤を併用すると、カチオン界面活性剤がアニオン界面活性剤と複合体を形成し、カチオン界面活性剤の殺菌効果が低下することが知られている。しかしながら、本発明においては、(A)成分である特定の第4級アンモニウム塩に対して、(B)成分である特定の硫酸エステル塩を併用することで、(A)成分の殺菌効果が増強するという、意外な効果が得られる。
[0046]
 本発明の殺菌効果の増強方法では、(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分は、1.2以下であり、好ましくは1.1以下であり、更に好ましくは1.0以下であり、より好ましくは0.9以下であり、より更に好ましくは0.8以下であり、より更に好ましくは0.7以下であり、より更に好ましくは0.6以下であり、より更に好ましくは0.5以下であり、より更に好ましくは0.4以下であり、より更に好ましくは0.3以下であり、より更に好ましくは0.2以下であり、より更に好ましくは0.1以下であり、0以上である。(C)成分/(A)成分は0であっても良い。
[0047]
 本発明の殺菌効果の増強方法では、(A)成分の殺菌効果を維持又はより高めることができる点で、(B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である、〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分は、0.1以上であり、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.3以上であり、更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、6以下であり、好ましくは5以下であり、より好ましくは4.5以下であり、更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である。
[0048]
 本発明の殺菌効果の増強方法では、(A)成分の殺菌効果を維持又はより高めることができる点で、(B)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(B)成分/(A)成分は、好ましくは0.1以上であり、より好ましくは0.2以上であり、更に好ましくは0.3以上であり、より更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、好ましくは6以下であり、より好ましくは5以下であり、更に好ましくは4.5以下であり、より更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である。
[0049]
 殺菌効果の増強方法では、後述する(E)成分を使用することができる。
[0050]
 本発明の殺菌効果の増強方法は、例えば、水中に存在する菌を殺菌する際に実施することができる。菌としては、例えば特開2013-18971号公報に記載のモラクセラ属の細菌、大腸菌、又はアシネトバクター菌が挙げられる。モラクセラ・オスロエンシス及びモラクセラ・エスピーから選ばれる1種以上の細菌が、本発明の対象として、より好ましい。これらの菌に対して(A)成分を適用する際に、(B)成分及び任意の(C)成分を所定条件で組み合わることで、(A)成分の殺菌効果が増強される。予め(A)成分と(B)成分と任意の(C)成分とを共存させておき、菌に適用してもよい。
[0051]
[本発明の他の態様]
〔衣料用洗浄剤組成物〕
 本発明は、一つの側面において、本発明は、前記(A)成分及び(B)成分、並びに任意の(C)成分を所定条件で含む殺菌剤組成物を含有する衣料用洗浄剤組成物を提供する。すなわち、本発明は、本発明の殺菌剤組成物を含有する衣料用洗浄剤組成物を提供する。本発明の衣料用洗浄剤組成物において、(A)成分、(B)成分、及び(C)成分の具体例及び好ましい例などは、それぞれ、本発明の殺菌剤組成物で述べたものから適宜選択できる。
[0052]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物では、(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分は、0以上1.2以下である。(A)成分の殺菌効果を維持する観点で、(C)成分/(A)成分は、1.2以下であり、好ましくは1.1以下であり、更に好ましくは1.0以下であり、より好ましくは0.9以下であり、より更に好ましくは0.8以下であり、より更に好ましくは0.7以下であり、より更に好ましくは0.6以下であり、より更に好ましくは0.5以下であり、より更に好ましくは0.4以下であり、より更に好ましくは0.3以下であり、より更に好ましくは0.2以下であり、より更に好ましくは0.1以下であり、0以上である。(C)成分/(A)成分は0であっても良い。
[0053]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物では、(A)成分の殺菌効果を維持又はより高めることができる点で、(B)成分と任意の(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である、〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分は、0.1以上であり、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.3以上であり、更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、6以下であり、好ましくは5以下であり、より好ましくは4.5以下であり、更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である。
[0054]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物では、(A)成分の殺菌効果を維持又はより高めることができる点で、(B)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(B)成分/(A)成分は、好ましくは0.1以上であり、より好ましくは0.2以上であり、更に好ましくは0.3以上であり、より更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、好ましくは6以下であり、より好ましくは5以下であり、更に好ましくは4.5以下であり、より更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である。
[0055]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物中の、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量は、適宜決めることができるが、例えば好ましくは0.2質量%以上であり、より好ましくは0.4質量%以上であり、更に好ましくは0.5質量%以上であり、より更に好ましくは1質量%以上であり、より更に好ましくは2質量%以上であり、そして、好ましくは40質量%以下であり、より好ましくは35質量%以下であり、更に好ましくは25質量%以下である。
[0056]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物には、本発明の効果が阻害しない範囲で、前記(A)成分、(B)成分及び任意の(C)成分以外の界面活性剤〔以後、その他の界面活性剤と称することもある〕を含有することができる。
 その他の界面活性剤としては、(D)下記(D1)成分及び(D2)成分から選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤〔以後(D)成分と称することもある〕が好ましい。
(D1)成分:水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤
(D2)成分:炭素数2以上3以下のアルキレンオキシ基を有し、水酸基の数が1つ以下であるノニオン界面活性剤
[0057]
 (D1)成分である、分子内に水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤の具体的な例としては、グリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びアルキルポリグリコシドから選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤が挙げられる。前記の化合物中の脂肪酸は炭素数12以上18以下の脂肪酸が好ましい。前記の化合物中のアルキル基は炭素数10以上18以下のアルキル基が好ましい。
[0058]
 (D1)成分は、殺菌効果を更に高める点で、アルキルポリグリコシドが好ましい。尚、アルキルポリグリコシドは、下記一般式(5)で表される化合物がより好ましい。
  R 11-(OR 12         (5)
〔式中、R 11は炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、16以下、好ましくは14以下の直鎖アルキル基である。R 12は炭素数2以上4以下のアルキレン基、好ましくはエチレン基又はプロピレン基、より好ましくはエチレン基である。Gは還元糖に由来する残基である。xは平均値0以上6以下の数である。yは平均値1以上10以下、好ましくは5以下、より好ましくは2以下の数を示す。〕
[0059]
 一般式(5)の化合物において、Gは還元糖に由来する残基である。Gの原料の還元糖は、アルドースとケトースの何れであっても良い。また、Gの原料の還元糖は、炭素数3のトリオース、炭素数4のテトロース、炭素数5のペントース、炭素数6のヘキソースが挙げられる。アルドースは、具体的には、アピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースが挙げられる。また、ケトースは、具体的には、フラクトースが挙げられる。本発明のGの原料の還元糖は、粘度、除菌性、洗浄性及び低温保存安定性の観点から、好ましくは炭素数5のアルドースであるアルドペントース又は炭素数6のアルドースであるアルドヘキソースであり、より好ましくはグルコースである。
[0060]
 一般式(5)の化合物は、上記還元糖と R 11-(OR 12-OH とを酸触媒を用いてアセタール化反応又はケタール化反応することで容易に合成することができる。また、アセタール化反応の場合、ヘミアセタール構造であっても良く、通常のアセタール構造であっても良い。
[0061]
 (D2)成分は、炭素数2以上3以下のアルキレンオキシ基の平均付加モル数が3以上100以下であるノニオン界面活性剤が好ましい。(D2)成分の具体的な化合物の例としては、下記一般式(4)で表される化合物が挙げられる。本発明における(D2)成分は、衣料に付着した汚れを洗浄する作用を有する。
     R O-(AO) H     (4)
〔式中、R は炭素数12以上18以下の脂肪族炭化水素基であり、AOはオキシエチレン基及びオキシプロピレン基から選ばれる1種以上の基であり、nは平均付加モル数を示し、3以上100以下の数である。〕
[0062]
 一般式(4)において、R は、炭素数12以上18以下の脂肪族炭化水素基である。
 R の脂肪族炭化水素基は、アルキル基、アルケニル基が挙げられ、アルキル基が好ましく、1級アルキル基がより好ましく、直鎖1級アルキル基が更に好ましい。ここで、1級アルキル基とは、一般式(4)中のR Oにおいて、Oと結合するR の炭素が1級炭素である基をいう。また、R の脂肪族炭化水素基は、直鎖の脂肪族炭化水素基又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基が挙げられ、直鎖の脂肪族炭化水素基が好ましい。(A)成分及び(B)成分による殺菌効果を維持しつつ、衣料に付着した汚れの洗浄性をより向上させる観点から、R は直鎖アルキル基が好ましく、ラウリル基、及びミリスチル基から選ばれる1種以上の基がより好ましい。
[0063]
 (D2)成分が有する全R 中の炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基の割合は、衣料に付着した汚れの洗浄性の向上の観点、又は(A)成分、(B)成分及び任意の(C)成分による殺菌効果を維持できる観点から、60質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましく、80質量%以上がより更に好ましく、そして、100質量%以下が好ましい。この割合は、100質量%であってもよい。すなわち、(D2)成分中、R が炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基であるノニオン界面活性剤の割合は、本発明の衣料用洗浄剤組成物の衣料に付着した汚れの洗浄性の向上の観点、又は(A)成分、(B)成分及び任意の(C)成分による洗浄液中の殺菌効果を維持できる観点から、60質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましく、80質量%以上がより更に好ましく、そして、100質量%以下が好ましい。この割合は、100質量%であってもよい。
[0064]
 一般式(4)中、AOはエチレンオキシ基及びプロピレンオキシ基から選ばれる1種以上の基である。衣料に付着した汚れの洗浄性をより高める観点から、AOはエチレンオキシ基を含む基であることが好ましい。AO基の平均付加モル数(n)に対する、エチレンオキシ基の平均付加モル数(n1)の比である、n1/nは、衣料に付着した汚れの洗浄性をより高める観点から、好ましくは0.5以上であり、より好ましくは0.6以上であり、更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、そして、1以下である。
[0065]
 一般式(4)において、nはAO基の平均付加モル数を示し、3以上100以下の数である。衣料に付着した汚れの洗浄性をより高める観点から、nは、好ましくは4以上であり、より好ましくは5以上であり、そして、100以下であり、好ましくは80以下であり、より好ましくは60以下であり、更に好ましくは50以下であり、より更に好ましくは40以下であり、より更に好ましくは30以下である。
[0066]
 一般式(4)において、殺菌性をより高める観点から、nは、好ましくは4以上であり、より好ましくは5以上であり、そして、100以下であり、好ましくは80以下であり、より好ましくは60以下であり、更に好ましくは50以下であり、より更に好ましくは40以下であり、より更に好ましくは30以下であり、より更に好ましくは20以下であり、より更に好ましくは10以下であり、より更に好ましくは8以下である。
[0067]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物が(D)成分を含有する場合、該組成物中の(D)成分の含有量は、衣料に付着した汚れの洗浄性をより高める観点から、好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは6質量%以上であり、そして、好ましくは50質量%以下であり、より好ましくは40質量%以下であり、更に好ましくは30質量%以下である。
[0068]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物として、(A)成分、(B)成分、任意の(C)成分、及び下記(D)成分を含有し、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量が0.2質量%以上40質量%以下であり、(D)成分の含有量が5質量%以上50質量%以下であり、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
衣料用洗浄剤組成物が挙げられる。
(D)成分:下記(D1)成分及び(D2)成分から選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤
(D1)成分:水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤
(D2)成分:炭素数2以上3以下のアルキレンオキシ基を有し、水酸基の数が1つ以下であるノニオン界面活性剤
[0069]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物は、(A)成分及び(B)成分による殺菌効果がより向上できる観点から、(E)成分として、炭素数4以上6以下であり2価以上4価以下の多価カルボン酸又はその塩を含有することができる。
 (A)成分及び(B)成分による殺菌効果がより向上できる観点から、(E)成分は、3価の多価カルボン酸又はその塩が好ましい。
 (E)成分は、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸及びこれらの塩から選ばれる1種以上の多価カルボン酸又はその塩が好ましい。
 (E)成分は、クエン酸又はその塩がより好ましい。
 (E)成分の多価カルボン酸の塩は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属が挙げられる。
 (E)成分は、2個以上4個以下有するカルボン酸基が酸型である化合物と塩型である化合物とが共存していても良い。
 本発明の衣料用洗浄剤組成物が(E)成分を含有する場合、該組成物中の(E)成分の含有量は、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.3質量%以上であり、そして、好ましくは5質量%以下であり、より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは2質量%以下であり、より更に好ましくは1.5質量%以下であり、より更に好ましくは1質量%以下であり、より更に好ましくは0.5質量%以下である。
[0070]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物は水を含むことができる。水としては、例えばイオン交換水、次亜塩素酸塩を0.1mg/kg以上5mg/kg以下含有する水、水道水が挙げられる。
[0071]
 本発明の衣料用洗浄剤組成物は、殺菌効果を有する。例えば、本発明の衣料用洗浄剤組成物は、水中に存在する菌を殺菌することができる。菌としては、例えば特開2013-18971号公報に記載のモラクセラ属の細菌、大腸菌、又はアシネトバクター菌に対して、より良好な殺菌効果を、洗浄液や該洗浄液処理された衣料に付与することができる。モラクセラ・オスロエンシス及びモラクセラ・エスピーから選ばれる1種以上の細菌が、本発明の対象として、より好ましい。
[0072]
 本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、衣類、タオル、寝具、寝具用の繊維製品(シーツ、枕カバーなど)などの衣料の洗浄に用いられる。これら以外の洗濯が可能な繊維製品も対象とすることができる。
[0073]
〔界面活性剤組成物〕
 本発明は、他の側面において、前記(A)成分を0.1質量%以上5質量%以下及び前記(B)成分、並びに任意の前記(C)成分を含有し、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
界面活性剤組成物を提供する。
 本発明の界面活性剤組成物は、殺菌効果と洗浄効果とを有する。
 本発明の界面活性剤組成物は、衣料用洗浄剤組成物用の界面活性剤組成物として使用できる。
 本発明の界面活性剤組成物は、殺菌剤組成物用の界面活性剤組成物として使用できる。
 本発明の界面活性剤組成物は、殺菌洗浄剤組成物用の界面活性剤組成物として使用できる。
 本発明の界面活性剤組成物には、本発明の殺菌剤組成物、衣料用洗浄剤組成物、及び殺菌効果の増強方法で述べた事項を適用できる。
[0074]
〔界面活性剤の使用方法〕
 本発明は、他の側面において、前記(A)成分と(B)成分と任意の前記(C)成分を組み合わせて使用する、殺菌効果の向上のための、界面活性剤の使用方法であって、
 任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
界面活性剤の使用方法を提供する。
 本発明の使用方法では、(A)成分の殺菌効果が向上する。また、洗浄効果が得られる。
 本発明の使用方法には、本発明の殺菌剤組成物、衣料用洗浄剤組成物、及び殺菌効果の増強方法で述べた事項を適用できる。
[0075]
〔界面活性剤組成物の製造方法〕
 本発明は、他の側面において、前記(A)成分と(B)成分と、任意の前記(C)成分を混合する、殺菌効果と洗浄効果とを有する界面活性剤組成物の製造方法であって、
 任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
界面活性剤組成物の製造方法を提供する。
 本発明の製造方法には、本発明の殺菌剤組成物、衣料用洗浄剤組成物、及び殺菌効果の増強方法で述べた事項を適用できる。
[0076]
〔界面活性剤の組み合わせ〕
 本発明は、他の側面において、前記(A)成分と(B)成分と、任意の前記(C)成分とからなる、殺菌効果と洗浄効果とを有する界面活性剤の組み合わせであって、
 任意の(C)成分の量と(A)成分の量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分の量と任意の(C)成分の量の合計量と(A)成分の量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
界面活性剤の組み合わせを提供する。
 本発明の界面活性剤の組み合わせには、本発明の殺菌剤組成物、衣料用洗浄剤組成物、及び殺菌効果の増強方法で述べた事項を適用できる。
[0077]
〔殺菌剤としての使用〕
 本発明は、他の側面において、前記(A)成分を0.1質量%以上5質量%以下及び前記(B)成分、並びに任意の前記(C)成分を含有し、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
組成物の、殺菌剤としての使用を提供する。
 本発明の使用では、(A)成分の殺菌効果が向上した殺菌剤として使用できる。また、洗浄効果が得られる。
 本発明の使用には、本発明の殺菌剤組成物、衣料用洗浄剤組成物、及び殺菌効果の増強方法で述べた事項を適用できる。
[0078]
 本発明は、以下の殺菌剤組成物及び殺菌効果の増強方法を開示する。以下の態様には、本発明の殺菌剤組成物、衣料用洗浄剤組成物、及び殺菌効果の増強方法で述べた事項を適宜適用することができる。
<1>
 下記(A)成分を0.1質量%以上5質量%以下及び(B)成分、並びに任意の(C)成分を含有し、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌剤組成物。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[0079]
[化3]


[0080]
〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
[0081]
<2>
 (B)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(B)成分/(A)成分が、0.1以上6以下である、<1>に記載の殺菌剤組成物。
[0082]
<3>
 一般式(1)において、R が、直鎖の炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基である、<1>又は<2>に記載の殺菌剤組成物。
[0083]
<4>
 一般式(1)において、R が、直鎖の炭素数12以上16以下の脂肪族アルキル基である、<1>~<3>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0084]
<5>
 一般式(1)において、R が、ドデシル基、テトラデシル基、及びヘキサデシル基から選ばれる基である、<1>~<4>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0085]
<6>
 一般式(1)において、R が、ドデシル基を60質量%以上100質量%以下含む基である、<1>~<5>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0086]
<7>
 一般式(1)において、R 、R 及びR が、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基から選ばれる基である、<1>~<6>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0087]
<8>
 (A)成分が、N-ドデシル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩、N-ドデシル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N-ジメチル-N-エチルアンモニウム塩、N-ドデシル-N,N-ジメチル-N-ヒドロキシエチルアンモニウム塩、N-テトラデシル-N,N-ジメチル-N-ヒドロキシアンモニウム塩、N-ヘキサデシル-N,N-ジメチル-N-ヒドロキシアンモニウム塩であり、塩が、ハロゲンイオンの塩又は炭素数1以上3以下のアルキル硫酸イオンの塩である、<1>~<7>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0088]
<9>
 一般式(2)において、R が炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基を含む基である、<1>~<8>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0089]
<10>
 (B)成分が有する全R中の炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基の割合が、60質量%以上100質量%である、<1>~<9>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0090]
<11>
 (B)成分が有する全R中の炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基の割合が、60質量%以上95質量%である、<10>に記載の殺菌剤組成物。
[0091]
<12>
 (B)成分中に含まれるmが1の数の化合物の含有量が、30質量%以下0質量%以上である、<1>~<11>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0092]
<13>
 (c1)成分において、炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基が、第1級の脂肪族アルキル基である、<1>~<12>の何れかに記載の殺菌剤組成物。
[0093]
<14>
 (c2)成分が、炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有する脂肪酸又はその塩である、<1>~<13>のいずれかに記載の殺菌剤組成物。
[0094]
<15>
 殺菌剤組成物中の、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量が、0.001質量%以上100質量%以下である、<1>~<14>のいずれかに記載の殺菌剤組成物。
[0095]
<16>
 殺菌剤組成物中に存在する全てのアニオン界面活性剤の質量中の(B)成分の質量の割合が、70質量%以上100質量%以下である、<1>~<15>のいずれかに記載の殺菌剤組成物。
[0096]
<17>
 下記(A)成分に、(B)成分及び任意の(C)を組み合わせて用いる、(A)成分の殺菌効果の増強方法であって、
 任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌効果の増強方法。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[0097]
[化4]


[0098]
〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
[0099]
<18>
 下記(A)成分、(B)成分、任意の(C)成分及び(D)成分を含有し、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量が0.2質量%以上40質量%以下であり、(D)成分の含有量が5質量%以上50質量%以下であり、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
衣料用洗浄剤組成物。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[0100]
[化5]


[0101]
〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
(D)成分:下記(D1)成分及び(D2)成分から選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤
(D1)成分:水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤
(D2)成分:炭素数2以上3以下のアルキレンオキシ基を有し、水酸基の数が1つ以下であるノニオン界面活性剤
[0102]
<19>
 (D1)成分が、脂肪酸の炭素数が12以上18以下のグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸の炭素数が12以上18以下のペンタエリスリトール脂肪酸エステル、脂肪酸の炭素数が12以上18以下のソルビトール脂肪酸エステル、脂肪酸の炭素数が12以上18以下のソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸の炭素数が12以上18以下のショ糖脂肪酸エステル及びアルキルポリグリコシドから選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤である、<18>に記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0103]
<20>
 (D2)成分が、下記一般式(4)で表される化合物である、<18>又は<19>に記載の衣料用洗浄剤組成物。
     R O-(AO) H     (4)
〔式中、R は炭素数12以上18以下の脂肪族炭化水素基であり、AOはオキシエチレン基及びオキシプロピレン基から選ばれる1種以上の基であり、nは平均付加モル数を示し、3以上100以下の数である。〕
[0104]
<21>
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が、1.1以下であり、好ましくは1.0以下であり、更に好ましくは0.9以下であり、より好ましくは0.8以下であり、より更に好ましくは0.7以下であり、より更に好ましくは0.6以下であり、より更に好ましくは0.5以下であり、より更に好ましくは0.4以下であり、より更に好ましくは0.3以下であり、より更に好ましくは0.2以下であり、より更に好ましくは0.1以下であり、そして、0以上である、或いは(C)成分/(A)成分が0である、<18>~<20>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0105]
<22>
 (B)成分と任意の(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である、〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が、0.2以上であり、好ましくは0.3以上であり、より好ましくは0.4以上であり、更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、5以下であり、好ましくは4.5以下であり、より好ましくは4以下であり、更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である、<18>~<21>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0106]
<23>
 (B)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(B)成分/(A)成分が、0.1以上であり、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.3以上であり、更に好ましくは0.4以上であり、より更に好ましくは0.5以上であり、より更に好ましくは0.6以上であり、より更に好ましくは0.7以上であり、より更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、より更に好ましくは1.0以上であり、より更に好ましくは1.1以上であり、そして、6以下であり、好ましくは5以下であり、より好ましくは4.5以下であり、更に好ましくは4以下であり、より更に好ましくは3.5以下であり、より更に好ましくは3以下である、<18>~<22>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0107]
<24>
 一般式(4)において、R の脂肪族炭化水素基が、アルキル基、又はアルケニル基である、<20>~<23>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0108]
<25>
 アルキル基が好ましくは、1級アルキル基であり、好ましくは直鎖1級アルキル基である、<24>に記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0109]
<26>
 (D2)成分が有する全R 中の炭素数12以上14以下の脂肪族炭化水素基の割合が、60質量%以上であり、70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、そして、100質量%以下である、<20>~<25>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0110]
<27>
 一般式(4)中、AO基の平均付加モル数(n)に対する、エチレンオキシ基の平均付加モル数(n1)の比である、n1/nが、0.5以上であり、好ましくは0.6以上であり、より好ましくは0.7以上であり、更に好ましくは0.8以上であり、より更に好ましくは0.9以上であり、そして、1以下である、<20>~<26>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0111]
<28>
 一般式(4)において、nが、4以上であり、好ましくは5以上であり、そして、100以下であり、好ましくは80以下であり、より好ましくは60以下であり、更に好ましくは50以下であり、より更に好ましくは40以下であり、より更に好ましくは30以下である、<20>~<27>の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。
[0112]
実施例
<配合成分>
 以下に、実施例、比較例で用いた成分を示す。
〔(A)成分〕
(a-1):N-ラウリル-N,N,N-トリメチルアンモニウムクロリド
(a-2):N-ミリスチル-N,N,N-トリメチルアンモニウムクロリド
(a-3):N-ミリスチル-N,N-メチル-N-エチルアンモニウムエチルサルフェート、表にはクロルイオン換算の量を示した。
(a-4):N-パルミチル-N,N,N-トリメチルアンモニウムクロリド
[0113]
〔(A’)成分:(A)成分の比較化合物〕
(a’-1):N-アルキル-N,N-ジメチル-N-ベンジルアンモニウムクロリド(アルキル基は炭素数10以上16以下の直鎖アルキル基)
[0114]
〔(B)成分〕
(b-1):ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩〔一般式(2)において、R がラウリル基であり、mが2の整数であり、M がナトリウムイオンである化合物〕
(b-2):ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩〔一般式(2)において、R がラウリル基であり、mが1~13の整数であり、M がナトリウムイオンである化合物〕
(b-3):ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩〔一般式(2)において、R がラウリル基とミリスチル基の混合アルキル基であり、mが1~13の整数であり、M がナトリウムイオンである化合物〕
(b-4):ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩〔一般式(2)において、R がラウリル基であり、mが1~14の整数であり、M がナトリウムイオンである化合物〕
(b-5):ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩〔一般式(2)において、R がラウリル基とミリスチル基の混合アルキル基であり、mが1~9の整数であり、M がナトリウムイオンである化合物〕
(b-6):ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩〔一般式(2)において、R がラウリル基であり、mが1~12の整数であり、M がナトリウムイオンである化合物〕
 表1に、(B)成分の組成を示した。
[0115]
〔(C)成分〕
(c-1):ラウリル硫酸エステルナトリウム塩
(c-2):アルキル硫酸エステルナトリウム塩(アルキル基は、ラウリル基/ミリスチル基=65/35(質量比)の混合アルキル基)
[0116]
〔(D)成分〕
(d-1):ポリオキシエチレンラウリルエーテル(オキシエチレン基の平均付加モル数は7モル)
(d-2):ポリオキシエチレンラウリルエーテル(オキシエチレン基の平均付加モル数は10モル)
(d-3):炭素数12のアルキル基及びグルコースに由来する基を有し、糖縮合度1.3のアルキルグリコシド
[0117]
〔水〕
 イオン交換水
[0118]
<殺菌剤組成物の調製方法>
 表2の実施例又は比較例の各組成において、出来上がり質量が100gになるのに必要な30℃のイオン交換水に対して、各成分を添加し殺菌剤組成物を調製した。また、対照用の殺菌剤組成物として、実施例又は比較例の組成において、(B)成分及び任意の(C)成分を使用せず、(B)成分及び任意の(C)成分の量を水に置き換えた殺菌剤組成物を調製した。
[0119]
<衣料用洗浄剤組成物の調製方法>
 表3の実施例又は比較例の各組成において、出来上がり質量が100gになるのに必要な30℃のイオン交換水に対して、各成分を添加し衣料用洗浄剤組成物を調製した。また、対照用の衣料用洗浄剤組成物として、実施例又は比較例の組成において、(B)成分及び任意の(C)成分を使用せず、(B)成分及び任意の(C)成分の量を水に置き換えた衣料用洗浄剤組成物を調製した。
[0120]
<殺菌試験>
 菌は以下のものを用いた。
 Moraxella osloenesis 49株 : 衣料からの単離菌
[0121]
 10%グリセロール水溶液中に-30℃で保存された菌株を融解し、SCDLP寒天培地上に塗布して37℃で一晩培養した。培養した菌を滅菌イオン交換水に懸濁し、遠心分離(2800r/min×15分)した後、O.D=1.2(およそ10 cfu/ml)に調整した。表2に記載の殺菌剤組成物0.1g、又は表3に記載の衣料用洗浄剤組成物0.1gをイオン交換水で希釈した溶液(100g)を調製した。殺菌剤組成物又は衣料用洗浄剤組成物を希釈した溶液に、菌量が10 cfu/mlとなるように菌を加え、25℃、150rpmで15分接触させて試験液とした。試験液0.5mlをLP希釈液(日本製薬(株)製)4.5mlに滴下し、殺菌成分を不活化させた後、抽出液の段階希釈を行い、SCD-LP寒天培地(日本製薬(株)製)にて混釈後、37℃にて静置培養を1日行った。得られたコロニー数を計測し、滅菌イオン交換水で同様の処理をした生菌数の常用対数値から、各実施例又は比較例の生菌数の常用対数値を引いたもの(対数値)を殺菌活性値(1)とした。各実施例又は比較例に対応する対照殺菌剤組成物又は対照衣料用洗浄剤組成物を用いて同様に殺菌活性値を求め、これを殺菌活性値(2)とした。殺菌活性値(1)と殺菌活性値(2)の比である、殺菌活性値(1)/殺菌活性値(2)が、0.7以上の殺菌剤組成物を合格とした。殺菌活性値(1)/殺菌活性値(2)が0.7以上1以下の場合は殺菌効果を維持している、1を超える場合を殺菌効果が増強していると称することができる。殺菌活性値(1)/殺菌活性値(2)が殺菌活性比である。
[0122]
〔繊維製品に付着した皮脂汚れの洗浄力の評価〕
<評価用繊維製品>
(1)人工汚染布
 使用した人工汚染布は、6cm×6cmの木綿/ポリエステルブロード混紡染着布(木綿/ポリエステル比=35/65、谷頭商店より購入)に、下記組成から成る人工汚垢を1枚当り100mgになるようグラビア塗工したものである。
・人工汚垢
 下記A、B、C、D、Eを含有する組成物を人工汚垢とした。それぞれの質量%は、最終組成の人工汚垢中の割合であり、合計が100質量%となるようにBの量を調節した。A:モデル皮脂汚れ(人工汚垢中の質量%が、ラウリン酸0.44質量%、ミリスチン酸3.15質量%、ペンタデカン酸2.35質量%、パルチミチン酸6.31質量%、ヘプタデカン酸0.44質量%、ステアリン酸1.6質量%、オレイン酸7.91質量%、トリオレイン13.33質量%、パルミチン酸n-ヘキサデシル2.22質量%、スクアレン6.66質量%となる量で用いる)
B:塩化カルシウムの2水塩105mgを秤量し、蒸留水に溶かして1,000mlとして得た硬水
C:卵白レシチン液晶物1.98質量%(蒸留水80mlにアルギニン塩酸塩11.37g、ヒスチジン4.20g、セリン2.44gを溶解し、濃塩酸でpHを5.0に調整した後、この溶液と卵白レシチンをミキサーで十分混ぜ合わせて得た卵白レシチン液晶物)D:鹿沼赤土8.11質量%
E:カーボンブラック0.025質量%
[0123]
<洗浄条件>
 硬度が10°dH(Ca/Mg=6/4、質量比)の水1リットルに、表3に記載の衣料用洗浄剤組成物3gを入れた洗浄液(30℃)に、前記人工汚染布を5枚入れた。次に6cm×12cmの木綿/ポリエステルブロード混紡染着布を投入し、浴比を20L/gに調整した。ターゴトメーターで、180回転、3分間の条件で洗浄した。
 洗浄力は、汚染前の原布、及び人工汚染布の洗浄前後の汚れ度合を目視で評価した。洗浄前の試験布に付着した汚れは、表3に記載の衣料用洗浄剤組成物で洗浄することで、汚れの残り度合が低減しており、洗浄剤として満足できるレベルであった。
[0124]
[表1]


[0125]
[表2]


[0126]
[表3]


請求の範囲

[請求項1]
 下記(A)成分を0.1質量%以上5質量%以下及び(B)成分、並びに任意の(C)成分を含有し、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌剤組成物。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[化1]


〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
[請求項2]
 (B)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(B)成分/(A)成分が、0.1以上6以下である、請求項1に記載の殺菌剤組成物。
[請求項3]
 (c2)成分が、炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有する脂肪酸又はその塩である、請求項1又は2のいずれかに記載の殺菌剤組成物。
[請求項4]
 下記(A)成分に、(B)成分、及び任意の(C)を組み合わせて用いる、(A)成分の殺菌効果の増強方法であって、
 任意の(C)成分の使用量と(A)成分の使用量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と任意の(C)成分の使用量の合計量と(A)成分の使用量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
殺菌効果の増強方法。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[化2]


〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
[請求項5]
 下記(A)成分、(B)成分、任意の(C)成分、及び(D)成分を含有し、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量と任意の(C)成分の含有量の合計の含有量が0.2質量%以上40質量%以下であり、(D)成分の含有量が5質量%以上50質量%以下であり、
 任意の(C)成分の含有量と(A)成分の含有量との質量比である、(C)成分/(A)成分が0以上1.2以下であり、
 (B)成分と(C)成分の含有量の合計量と(A)成分の含有量との質量比である〔(B)成分+(C)成分〕/(A)成分が0.1以上6以下である、
衣料用洗浄剤組成物。
(A)成分:下記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1種以上の第4級アンモニウム塩
[化3]


〔式中、R は、炭素数12以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、R 、R 及びR は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基及び炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基から選ばれる基であり、X は陰イオンである。〕
(B)成分:下記一般式(2)で表される硫酸エステル塩から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
     R O-(C O) SO ・M      (2)
〔式中、R は炭素数8以上16以下の脂肪族炭化水素基であり、mは1以上15以下の整数であり、M は陽イオンである。〕
(C)成分:下記(c1)成分及び(c2)成分から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤
(c1)成分:炭素数が8以上20以下の直鎖脂肪族アルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩
(c2)成分:炭素数8以上20以下の脂肪酸又はその塩
(D)成分:下記(D1)成分及び(D2)成分から選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤
(D1)成分:水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤
(D2)成分:炭素数2以上3以下のアルキレンオキシ基を有し、水酸基の数が1つ以下であるノニオン界面活性剤
[請求項6]
 (D1)成分である、分子内に水酸基を2つ以上有するノニオン界面活性剤が、グリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びアルキルポリグリコシドであり、前記の化合物中の脂肪酸は炭素数12以上18以下の脂肪酸から選ばれる1種以上のノニオン界面活性剤である、請求項5に記載の衣料用洗浄剤組成物。
[請求項7]
 (D2)成分が、下記一般式(4)で表される化合物である、請求項5に記載の衣料用洗浄剤組成物。
     R O-(AO) H     (4)
〔式中、R は炭素数12以上18以下の脂肪族炭化水素基であり、AOはオキシエチレン基及びオキシプロピレン基から選ばれる1種以上の基であり、nは平均付加モル数を示し、3以上100以下の数である。〕
[請求項8]
 (B)成分の含有量と(A)成分の含有量の質量比である、(B)成分/(A)成分が0.1以上6以下である、請求項5~7の何れかに記載の衣料用洗浄剤組成物。