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1. (WO2018042722) DISPOSITIF DE TRAITEMENT D'IMAGE, POSTE DE TÉLÉVISION, PROGRAMME DE TRAITEMENT D'IMAGE, SUPPORT D'ENREGISTREMENT ET DISPOSITIF DE FOURNITURE DE VIDÉO
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明 細 書

発明の名称 画像処理装置、テレビジョン受像機、画像処理プログラム、記録媒体、および映像提供装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009  

発明の効果

0010  

図面の簡単な説明

0011  

発明を実施するための形態

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119  

符号の説明

0120  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14  

明 細 書

発明の名称 : 画像処理装置、テレビジョン受像機、画像処理プログラム、記録媒体、および映像提供装置

技術分野

[0001]
 本発明の一態様は画像処理装置、テレビジョン受像機、画像処理プログラム、記録媒体、および映像提供装置に関する。

背景技術

[0002]
 近年、従来使われている標準ダイナミックレンジ映像信号(SDR映像信号)よりも大幅に広い範囲の輝度を表現することができる高ダイナミックレンジ映像信号(以下、HDR映像信号)が提案されている。
[0003]
 HDR映像信号を符号化して得られる映像データには、映像の最大輝度または最大平均輝度等を表すメタデータを付加する場合が多い。この場合、このメタデータは、その映像の再生に適した輝度変換を再生装置側で実行する(例えば、その映像の再生に適したEOTF(電気光変換関数)を再生装置側で選択する)ために利用される。
[0004]
 特許文献1には、輝度調節するための情報を、映像等のコンテンツの付加情報として、コンテンツの再生機の内部に記憶する技術が開示されている。また、特許文献2には、コンテンツの映像信号を解析し、コンテンツの映像の特徴点情報を抽出して、コンテンツを再生するときに、コンテンツの映像の出力画質を調整する技術が開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 日本国公開特許公報「特開2003-319324号公報(2003年11月7日公開)」
特許文献2 : 日本国公開特許公報「特開2009-194550号公報(2009年8月27日公開)」

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 しかしながら、映像データに常にメタデータが付加されているとは限らないし、映像データに付加されているメタデータが常に正常であるとは限らない。すなわち、映像データにメタデータが付加されていない(欠落している)場合、または、映像データに付加されているメタデータの値が異常である場合もあり得る。この場合、その映像の再生に適した輝度変換を再生装置側で実行できない、という問題が生じる。
[0007]
 本発明の一態様は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、メタデータに異常がある場合にも、映像データに適切な輝度変換を施すことが可能な画像処理を実現することにある。

課題を解決するための手段

[0008]
 上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る画像処理装置は、映像データに付加された、上記映像データの輝度変換に用いられるメタデータの異常の有無を判定する判定部と、上記判定部が異常有と判定した場合に、上記メタデータとは異なる代替データを用いて上記映像データに輝度変換を施す輝度変換部とを備えている。
[0009]
 また、本発明の一態様に係る映像提供装置は、映像データに付加された、上記映像データが表す映像の輝度に関するメタデータの異常の有無を判定する判定部と、上記判定部が異常無と判定した場合に、上記メタデータを上記映像データに多重化し、上記判定部が異常有と判定した場合に、上記メタデータとは異なる代替データを上記映像データに多重化する多重化部とを備えている。

発明の効果

[0010]
 本発明の一態様によれば、メタデータに異常がある場合にも、映像データに適切な輝度変換を施すことができる、という効果を奏する。

図面の簡単な説明

[0011]
[図1] 本発明の実施形態1に係る画像処理装置を搭載したテレビジョン受像機の外観を示す図である。
[図2] 本発明の実施形態1に係る画像処理装置における制御のフローチャートである。
[図3] 本発明の実施形態1に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
[図4] 本発明の実施形態2に係る画像処理装置における制御のフローチャートである。
[図5] 本発明の実施形態2に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
[図6] 本発明の実施形態3に係る画像処理装置における制御のフローチャートである。
[図7] 本発明の実施形態3に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
[図8] 本発明の実施形態4に係る画像処理装置を搭載したプレーヤーの外観を示す図である。
[図9] 本発明の実施形態4に係る画像処理装置における制御のフローチャートである。
[図10] 本発明の実施形態4に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
[図11] 本発明の実施形態5に係る画像処理装置における制御のフローチャートである。
[図12] 本発明の実施形態5に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
[図13] 本発明の実施形態6に係る画像処理装置における制御のフローチャートである。
[図14] 本発明の実施形態6に係る画像処理装置の機能ブロック図である。

発明を実施するための形態

[0012]
 〔実施形態1〕
 以下、本発明の実施の形態について、図1~図3に基づいて詳細に説明する。
[0013]
 図1は、本実施形態に係る画像処理装置1を備えたテレビジョン受像機100の外観を示す図である。テレビジョン受像機100は、画像処理装置1に含まれる表示部10、および音声出力部14と、映像データを取得するためのチューナー(不図示)とを備えている。
[0014]
 図2は、本実施形態に係る画像処理装置1の概要を示す機能ブロック図である。
[0015]
 画像処理装置1は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)を搭載しており、HDMI受信部11、音声制御部13、音声出力部14、輝度変換部15、表示制御部16、表示部10、判定部17、および記憶部18を備えている。
[0016]
 HDMI受信部11は、HDMIケーブルを介して、多重化されている音声データ12A、映像データ12B、およびメタデータ12Cを受信する。HDMI受信部11は、HDMIケーブルを介して、プレーヤー、レコーダ、チューナー等のAV機器等に接続可能である。
[0017]
 HDMI受信部11は、Demux(デマルチプレクサ)機能を有しており、受信したデータに対して、逆多重化処理を施し、音声データ12Aを音声制御部13に供給し、映像データ12Bを輝度変換部15に配給し、メタデータ12Cを判定部17に供給する。
[0018]
 メタデータ12Cは、映像データ12Bに付加された、映像データ12Bが表す映像の輝度に関するデータである。本実施形態において、メタデータ12Cは、映像データ12Bが表す映像の最大輝度を値として持つ。ここで、最大輝度は、HDR映像信号に付加されるMaxCLL(Maximum Content Light Level)のように、各フレームの最大輝度の最大値であってもよい。また最大輝度は、HDR映像信号に付加されるMaxFALL(Maximum Frame Average Light Level)のように、各フレームの平均輝度の最大値であってもよい。参考までに、MaxCLLの定義を下記表1に示し、MaxFALLの定義を下記表2に示す。
[0019]
[表1]


[0020]
[表2]


[0021]
 音声制御部13は、音声データ12Aに応じた音声が出力されるよう、音声出力部14を制御する。
[0022]
 判定部17は、メタデータ12Cの異常の有無を判定し、メタデータ12Cが欠落している場合、または、メタデータ12Cの値が異常である場合に異常有と判定する。判定部17は、メタデータ12Cの値が異常無であると判定すると、HDMI受信部11から取得したメタデータ12Cを輝度変換部15に提供する。また、判定部17は、メタデータ12Cが異常有であると判定すると、HDMI受信部11から取得したメタデータ12Cの代わりに、記憶部18から読みだした代替データ12Dを輝度変換部15に提供する。
[0023]
 記憶部18には、過去にHDMI受信部11から取得され、判定部17に異常無であると判定されたメタデータ、および当該メタデータが付加されている映像データが蓄積されている。上述した判定部17は、メタデータ12Cの値が異常無である場合、記憶部18に蓄積されているメタデータのうち、映像データ12Bが表す映像と同一内容の映像を表す映像データに付加されていたメタデータを、代替データ12Dとして記憶部18から読みだす。
[0024]
 輝度変換部15は、映像データ12Bに対して、判定部17から取得したメタデータ12C(メタデータ12Cが異常無である場合)または代替データ12D(メタデータ12Cが異常有である場合)が表す最大輝度に応じた輝度変換を行う。例えば、判定部17から取得したメタデータ12Cまたは代替データ12Dが表す最大輝度に応じたEOTFを用いて、映像データ12Bに対する輝度変換を行う。
[0025]
 表示制御部16は、輝度変換部15に輝度変換された映像データに応じた映像が表示されるよう、表示部10を制御する。
[0026]
 続いて、図3のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像処理装置1における制御の一例を説明する。
[0027]
 ステップ10において、HDMI受信部11は、多重化されている音声データ12A、映像データ12B、およびメタデータ12Cを受信する。また、HDMI受信部11は、受信したデータに逆多重化処理を施す。
[0028]
 ステップS12において、判定部17は、メタデータ12Cが欠落しているか、またはメタデータ12Cの値が異常であるかを判定する。上述の通り、判定部17は、メタデータ12Cが欠落している場合、または、メタデータ12Cの値が異常である場合に異常有と判定する。
[0029]
 判定部17は、例えば、メタデータ12Cに含まれる、映像データ12Bが表す映像の最大輝度の値が予め定められた範囲外にある場合に、異常有と判定してもよい。
[0030]
 ステップS12において判定部17が異常有と判定した場合(すなわち、YES)は、ステップS14に移行する。ステップS12において判定部17が異常無と判定した場合(すなわち、NO)は、ステップS16に移行する。
[0031]
 ステップS14において、判定部17は、記憶部18に蓄積されたメタデータの中で、映像データ12Bが表す映像と同一内容の映像を表す映像データに付加されたメタデータを輝度変換に用いる代替データとする。
[0032]
 ステップS16において、判定部17は、HDMI受信部11が受信し、逆多重化したメタデータ12Cを輝度変換に用いるデータとする。
[0033]
 ステップS18において、輝度変換部15は、代替データまたはメタデータ12Cを用いて映像データ12Bに輝度変換を施す。
[0034]
 すなわち、ステップS18において輝度変換部15は、判定部17が異常有と判定した場合に、メタデータ12Cとは異なる、映像データ12Bに関連付けられた代替データを用いて映像データ12Bに輝度変換を施す。また、ステップS18において輝度変換部15は、判定部17が異常無と判定した場合に、メタデータ12Cを用いて映像データ12Bに輝度変換を施す。
[0035]
 ステップS20において、表示制御部16は、輝度変換部15に輝度変換された映像データに応じた映像が表示されるよう、表示部10を制御する。
[0036]
 なお、HDMI受信部11は、次に表示対象となる映像、すなわち、判定部17にメタデータ12Cを判定されている映像データ12Bが表す映像よりも、時間的に未来の映像を表す映像データに付加されたメタデータを、次に表示対象となる映像を表す映像データ、およびメタデータと共に取得してもよい。そして、輝度変換部15は、判定部17がメタデータ12Cに異常有と判定した場合に、代替データとして、時間的に未来の映像を表す映像データに付加されたメタデータを用いて映像データ12Bに輝度変換を施してもよい。
[0037]
 また、メタデータ12Cは、映像データ12Bが表す映像を構成する各期間の最大輝度を値として持っていてもよい。ここで、期間は、フレームであってもよいし、複数のフレームからなるシーンであってもよいし、複数のシーンからなるチャプターであってもよい。各期間の最大輝度は、通常、ゆっくり変化する。したがって、メタデータ12Cに値として含まれる各期間の最大輝度が急激に変化する場合には、メタデータ12Cが異常であると見做すことができる。したがって、映像データ12Bが表す映像を構成する期間のうち、時間的に隣接する2つの期間の最大輝度の差が予め定められた閾値を超える場合に、判定部17が異常有と判定する構成を採用すれば、メタデータ12Cの以上を適切に検出することが可能である。
[0038]
 〔実施形態2〕
 本発明の他の実施形態について、図4~図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0039]
 本実施形態の画像処理装置2は、図4に示されるように、生成部27を備える点で実施形態1と異なる。
[0040]
 画像処理装置2は、実施形態1と同様にHDMIを搭載しており、HDMI受信部11、音声制御部13、音声出力部14、輝度変換部15、表示制御部16、表示部10、生成部27、記憶部28、および判定部29を備えている。
[0041]
 生成部27は、HDMI受信部11が供給する映像データ12Bを取得する。生成部27は、映像データ12Bを解析することによって、映像データ12Bの輝度に関するメタデータ12Dを生成する。生成部27は、生成したメタデータ12Dを、メタデータ12Dに対応する映像データ12Bと共に記憶部28に蓄積させる。
[0042]
 記憶部28には、過去に生成部27が映像データを解析することによって生成したメタデータ12D、および当該メタデータ12Dと対応する映像データが蓄積されている。本実施形態の判定部29は、メタデータ12Cの値が異常無である場合、代替データとして、生成部27により生成され記憶部28に蓄積されているメタデータのうち、映像データ12Bが表す映像を解析することにより得られたメタデータを、代替データ12Dとして記憶部28から読みだす。
[0043]
 続いて、図5のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像処理装置2における制御の、実施形態1に係る画像処理装置1における制御と異なる点を説明する。
[0044]
 ステップS12において判定部29が異常有と判定した場合(すなわち、YES)は、ステップS30に移行する。
[0045]
 ステップS30において、判定部29は、記憶部28に蓄積されたメタデータの中で、映像データ12Bが表す映像と同一内容の映像を表す映像データを解析することにより得られたメタデータを輝度変換に用いる代替データとする。
[0046]
 なお、生成部27は、連続する映像全てを表す映像データに対して輝度変換に用いるデータを生成するだけでなく、例えばチャプター毎、シーンチェンジ毎、フレーム単位毎、均等時間割毎等で、複数の輝度変換に用いるデータを生成してもよい。
[0047]
 〔実施形態3〕
 本発明の他の実施形態について、図6~図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0048]
 本実施形態の画像処理装置3は、図6に示されるように、記憶部を備えず、入力受付部31を備える点で実施形態1と異なる。
[0049]
 画像処理装置3は、実施形態1と同様にHDMIを搭載しており、HDMI受信部11、音声制御部13、音声出力部14、輝度変換部15、表示制御部16、表示部10、入力受付部31、および判定部32を備えている。
[0050]
 入力受付部31は、ユーザに指定された輝度の値を持つデータの入力を受け付ける。
[0051]
 続いて、図7のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像処理装置3における制御の、実施形態1に係る画像処理装置1における制御と異なる点を説明する。
[0052]
 ステップS12において判定部32が異常有と判定した場合(すなわち、YES)は、ステップS40に移行する。
[0053]
 ステップS40において、入力受付部31は、ユーザに指定された輝度の値を持つデータの入力を受け付ける。そして判定部32は、ユーザに指定された輝度に関するデータを輝度変換に用いる代替データ12Dとする。
[0054]
 〔実施形態4〕
 本発明の他の実施の形態について、図8~図10に基づいて詳細に説明する。
[0055]
 図8は、本実施形態に係る映像提供装置4の外観を示す図である。映像提供装置4は、ハードディスク、ブルーレイディスク、DVDディスク等の記録媒体(不図示)を映像提供装置4内に挿入するための挿入口40を備えている。
[0056]
 記録媒体には、エンコードされている音声データ、映像データ、およびメタデータが記録されている。
[0057]
 図9は、本実施形態に係る映像提供装置4の概要を示す機能ブロック図である。
[0058]
 映像提供装置4は、HDMIを搭載しており、読取部41、デコーダ42、判定部44、記憶部45、マルチプレクサ(Mux)47、およびHDMI送信部48を備えている。
[0059]
 読取部41は、挿入口40に挿入された記録媒体から、エンコードされている音声データ、映像データ、およびメタデータを読み取る。
[0060]
 デコーダ42は、エンコードされている音声データ、映像データ、およびメタデータをデコードし、音声データ43AをMux47に供給し、映像データ43BをMux47に配給し、メタデータ43Cを判定部44および記憶部45に供給する。
[0061]
 メタデータ43Cは、映像データ43Bに付加された、映像データ43Bが表す映像の輝度に関するデータである。本実施形態においても、実施形態1と同様に、メタデータ43Cは、映像データ43Bが表す映像の最大輝度を値として持つ。
[0062]
 判定部44は、メタデータ43Cの異常の有無を判定し、メタデータ43Cが欠落している場合、または、メタデータ43Cの値が異常である場合に異常有と判定する。判定部44は、メタデータ43Cの値が異常無であると判定すると、デコーダ42から取得したメタデータ43CをMux47に提供する。また、判定部44は、メタデータ43Cが異常有であると判定すると、デコーダ42から取得したメタデータ43Cの代わりに、記憶部45から読みだした代替データ43DをMux47に提供する。
[0063]
 記憶部45には、過去にデコーダ42から取得され、判定部44に異常無であると判定されたメタデータ、および当該メタデータが付加されている映像データが蓄積されている。上述した判定部44は、メタデータ43Cの値が異常無である場合、代替データ43Dとして、記憶部45に蓄積されているメタデータのうち、映像データ43Bが表す映像と同一内容の映像を表す映像データに付加されていたメタデータを、代替データ43Dとして記憶部45から読みだす。
[0064]
 Mux47は、音声データ43A、映像データ43B、およびメタデータを多重化する。どのメタデータを多重化するかは判定部44の判定による。
[0065]
 HDMI送信部48は、多重化されたデータを、輝度変換処理をする機構を有する画像処理装置へ送信する。
[0066]
 続いて、図10のフローチャートを参照して、本実施形態に係る映像提供装置4における制御の一例を説明する。
[0067]
 ステップS50において、読取部41は、エンコードされている音声データ、映像データ、およびメタデータを読み取る。
[0068]
 ステップS52において、デコーダ42は、エンコードされている音声データ、映像データ、およびメタデータをデコードする。
[0069]
 ステップS54において、判定部44は、メタデータ43Cが欠落しているか、またはメタデータ43Cの値が異常であるかを判定する。上述の通り、判定部44は、メタデータ43Cが欠落している場合、または、メタデータ43Cの値が異常である場合に異常有と判定する。判定部44は、メタデータ43Cの判定を、実施形態1と同様の方法で行ってよい。
[0070]
 ステップS54において判定部44が異常有と判定した場合(すなわち、YES)は、ステップS56に移行する。ステップS54において判定部44が異常無と判定した場合(すなわち、NO)は、ステップS58に移行する。
[0071]
 ステップS56において、判定部44は、記憶部45に蓄積されたメタデータの中で、映像データ43Bが表す映像と同一内容の映像を表す映像データに付加された代替データ43Dを輝度変換に用いる代替データとする。
[0072]
 ステップS58において、判定部44は、デコーダ42がデコードしたメタデータ43Cを輝度変換に用いるデータとする。
[0073]
 ステップS60において、Mux47は、音声データ43A、映像データ43B、およびメタデータを多重化する。
[0074]
 すなわち、ステップS60においてMux47は、判定部44が異常有と判定した場合に、メタデータ43Cとは異なる、映像データ43Bに関連付けられた代替データ43Dを多重化する。また、ステップS60においてMux47は、判定部44が異常無と判定した場合に、メタデータ43Cを用いて多重化する。
[0075]
 ステップS62において、HDMI送信部48は、Mux47が多重化したデータを、画像処理装置の受信部へ送信する。
[0076]
 また、1枚の記録媒体が、複数の映像データを記録しているときがある。このときには、複数の映像データの各々に付加されるメタデータもそれぞれ記録媒体に記録されている。このようなときにおいて、何れかの映像データに付加されたメタデータが判定部44に異常有と判定された場合は、判定部44は、同じ記録媒体に記録されている別の映像データに付加されたメタデータを、異常有と判定されたメタデータの代替データとして、輝度変換に用いてもよい。同じ記録媒体に記録されている映像データ同士は、同様のメタデータが付加される可能性が高いからである。
[0077]
 なお、判定部44が、輝度変換に用いるデータとして採用するデータは、判定部44が異常無と判定したデータである。
[0078]
 また、例えば異常有のメタデータが付加された映像データが、放送番組のデータであった場合は、放送番組のチャンネル情報、番組タイトル、番組ジャンル(ドラマ、ニューズ、バラエティ、映画等)、番組への出演者、番組の司会者等から、類似した放送番組のデータを検索してもよい。
[0079]
 また、映像データが、放送番組のデータであった場合は、放送のネットワーク情報を予め記憶部45に蓄積しておき、記憶部45に蓄積されている放送のネットワーク情報から、異常有のメタデータが付加された映像データに類似した放送番組のデータを検索してもよい。
[0080]
 なお、読取部41は、次に表示対象となる映像、すなわち、判定部が44メタデータを判定している映像データ43Bが表す映像よりも、時間的に未来の映像を表す映像データに付加されたメタデータを、次に表示対象となる映像を表す映像データ43B、およびメタデータ43Cと共に取得してもよい。そして、Mux47は、判定部44がメタデータ43Cに異常有と判定した場合に、代替データとして、時間的に未来の映像を表す映像データに付加されたメタデータを用いて多重化処理を実施してもよい。
[0081]
 〔実施形態5〕
 本発明の他の実施形態について、図11~図12に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0082]
 本実施形態の映像提供装置5は、図11に示されるように、生成部52を備える点で実施形態4と異なる。
[0083]
 映像提供装置5は、実施形態4と同様にHDMIを搭載しており、読取部41、デコーダ42、生成部52、記憶部53、判定部54、マルチプレクサ(Mux)47、およびHDMI送信部48を備えている。
[0084]
 生成部52は、デコーダ42が供給する映像データ43Bを取得する。生成部52は、映像データ43Bを解析することによって、映像データ43Bの輝度に関するメタデータ43Dを生成する。生成部52は、生成したメタデータ43Dを、メタデータ43Dに対応する映像データ43Bと共に記憶部53に蓄積させる。
[0085]
 記憶部53には、過去に生成部52が映像データを解析することによって生成したメタデータ43D、および当該メタデータ43Dと対応する映像データが蓄積されている。本実施形態の判定部54は、メタデータ43Cの値が異常無である場合、代替データとして、生成部52により生成され、記憶部53に蓄積されているメタデータのうち、映像データ43Bが表す映像を解析することにより得られたメタデータを、代替データ43Dとして記憶部53から読みだす。
[0086]
 続いて、図12のフローチャートを参照して、本実施形態に係る映像提供装置5における制御の、実施形態4に係る映像提供装置4における制御と異なる点を説明する。
[0087]
 ステップS54において判定部54が異常有と判定した場合(すなわち、YES)は、ステップS70に移行する。
[0088]
 ステップS70において、判定部54は、記憶部53に蓄積されたメタデータの中で、生成部52によって予め生成された、映像データ43Bが表す映像と同一内容の映像を表す映像データを解析することにより得られたメタデータ43Dを輝度変換に用いる代替データとする。
[0089]
 〔実施形態6〕
 本発明の他の実施形態について、図13~図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0090]
 映像提供装置6は、実施形態4と同様にHDMIを搭載しており、読取部41、デコーダ42、入力受付部61、判定部62、マルチプレクサ(Mux)47、およびHDMI送信部48を備えている。
[0091]
 本実施形態のメタデータ判定装置は、図13に示されるように、記憶部を備えず、入力受付部61を備える点で実施形態1と異なる。
[0092]
 入力受付部61は、ユーザに指定された輝度の値を持つデータの入力を受け付ける。
[0093]
 続いて、図14のフローチャートを参照して、本実施形態に係る映像提供装置6における制御の、実施形態4に係るにおける映像提供装置4における制御と異なる点を説明する。
[0094]
 ステップS54において判定部62が異常有と判定した場合(すなわち、YES)は、ステップS80に移行する。
[0095]
 ステップS80において、入力受付部61は、ユーザに指定された輝度の値を持つデータの入力を受け付ける。そして判定部62は、ユーザに指定された輝度に関するデータを輝度変換に用いる代替データ43Dとする。
[0096]
 なお、上記実施形態1~6では、メタデータに異常有と判定された場合、メタデータが付加されている映像データに応じて、輝度変換に用いるデータを置き換えている。しかしながら、これに限らず、映像を表示する表示部の表示能力に応じて輝度変換に用いるデータを置き換えてもよい。
[0097]
 また、上記実施形態1~2では画像処理装置に備わる記憶部に、上記実施形態4~5では映像提供装置に備わる記憶部に映像データおよびメタデータを蓄積するが、外部のサーバに蓄積してもよい。
[0098]
 また、映像の再生途中に、メタデータに異常有と判定された場合には、異常有と判定される時点以前に取得したメタデータに応じて、異常有と判定された時点後の映像の映像データに対して輝度変換を施してもよい。
[0099]
 〔ソフトウェアによる実現例〕
 画像処理装置1,2,3の制御ブロック(特に判定部17,29,32および輝度変換部15)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
[0100]
 後者の場合、メタデータ判定装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の一態様の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
[0101]
 〔まとめ〕
 本発明の態様1に係る画像処理装置1,2,3は、映像データ12Bに付加された、上記映像データ12Bが表す映像の輝度に関するメタデータ12Cであって、上記映像データ12Bの輝度変換に用いられるメタデータ12Cの異常の有無を判定する判定部17,29,32であって、上記メタデータ12Cが欠落している場合、または、上記メタデータ12Cの値が異常である場合に異常有と判定する判定部17,29,32と、上記判定部17,29,32が異常有と判定した場合に、上記メタデータ12Cとは異なる代替データであって、上記映像データ12Bに関連付けられた代替データを用いて上記映像データ12Bに輝度変換を施す輝度変換部とを備えている。
[0102]
 上記の構成によれば、映像データに付加されたメタデータの値が異常である場合にも、映像データに適切な輝度変換を施すことができる。
[0103]
 本発明の態様2に係る画像処理装置1,2,3は、上記態様1において、上記メタデータは、上記映像の最大輝度を値として持っていてもよい。
[0104]
 上記の構成によれば、メタデータ12Cの値の異常の判定が容易になる。
[0105]
 本発明の態様3に係る画像処理装置1,2,3は、上記態様1または2において、上記判定部17,29,32は、上記映像の最大輝度の値が予め定められた範囲外にある場合に、異常有と判定してもよい。
[0106]
 上記の構成によれば、メタデータ12Cの値の異常の判定が容易になる。
[0107]
 本発明の態様4に係る画像処理装置1,2,3は、上記態様1または2において、上記メタデータは、上記映像を構成する各期間の最大輝度を値として持ち、上記判定部17,29,32は、上記映像を構成する期間のうち、時間的に隣接する2つの期間の最大輝度の値の差が予め定められた閾値を超える場合に、異常有と判定してもよい。
[0108]
 上記の構成によれば、メタデータ12Cの値の異常の判定が容易になる。
[0109]
 本発明の態様5に係る画像処理装置1は、上記態様1~4の何れか1態様において、映像データを取得すると共に、取得した映像データに付加されたメタデータを記憶部18に蓄積する取得部(HDMI受信部11)を更に備え、上記代替データは、上記判定部17が異常有と判定した場合に、上記記憶部18に蓄積されたメタデータの中で、上記映像と同一内容の映像を表す映像データに付加されたメタデータであってもよい。
[0110]
 上記の構成によれば、過去に取得した適切なメタデータによって、映像データに輝度変換を施すことができる。
[0111]
 本発明の態様6に係る画像処理装置2は、上記態様1~4の何れか1態様において、映像データを取得する取得部(HDMI受信部11)と、上記取得部(HDMI受信部11)が取得した映像データを解析することによって、該映像データの輝度に関するメタデータを生成すると共に、生成したメタデータを記憶部28に蓄積する生成部27を更に備え、上記代替データは、上記判定部29が異常有と判定した場合に、上記記憶部28に蓄積されたメタデータの中で、上記映像と同一内容の映像を表す映像データを解析することにより得られたメタデータであってもよい。
[0112]
 上記の構成によれば、映像データを解析することにより得られた適切なメタデータによって、映像データに輝度変換を施すことができる。
[0113]
 本発明の態様7に係る画像処理装置は、上記態様1~4の何れか1態様において、上記代替データは、ユーザに指定された上記映像データが表す映像の輝度に関するデータであってもよい。
[0114]
 上記の構成によれば、ユーザが希望する映像を表示するための輝度変換を映像データに施すことができる。
[0115]
 本発明の態様8に係るテレビジョン受像機は、上記態様1~7の何れか1態様に記載の画像処理装置と、上記映像データを取得するためのチューナーとを備えている。
[0116]
 本発明の態様9に係る映像提供装置4,5,6は、映像データ43Bに付加された、上記映像データ43Bが表す映像の輝度に関するメタデータ43Cの異常の有無を判定する判定部44,54,62であって、上記メタデータ43Cが欠落している場合、または、上記メタデータ43Cの値が異常である場合に異常有と判定する判定部44,54,62と、上記判定部44,54,62が異常無と判定した場合に、上記メタデータ43Cを上記映像データ43Bに多重化し、上記判定部44,54,62が異常有と判定した場合に、上記メタデータとは異なる代替データであって、上記映像データ43Bに関連付けられた代替データを上記映像データ43Bに多重化する多重化部(Mux47)とを備えている。
[0117]
 上記の構成によれば、映像データに付加されたメタデータの値が異常である場合にも、映像データに適切な輝度変換を施すことができる。
[0118]
 本発明の各態様に係るメタデータ判定装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記メタデータ判定装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記メタデータ判定装置をコンピュータにて実現させるメタデータ判定装置のメタデータ判定プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の一態様の範疇に入る。
[0119]
 本発明の一態様は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の一態様の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。

符号の説明

[0120]
 100 テレビジョン受像機
 1,2,3 画像処理装置
 4,5,6 映像提供装置
 11 HDMI受信部(取得部)
 15 輝度変換部
 17,29,32,44,54,62 判定部
 18,28 記憶部
 27 生成部
 47 マルチプレクサ(多重化部)

請求の範囲

[請求項1]
 映像データに付加された、上記映像データの輝度変換に用いられるメタデータの異常の有無を判定する判定部と、
 上記判定部が異常有と判定した場合に、上記メタデータとは異なる代替データを用いて上記映像データに輝度変換を施す輝度変換部と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[請求項2]
 上記判定部は、上記メタデータが欠落している場合、または、上記メタデータの値が異常である場合に異常有と判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
[請求項3]
 上記メタデータは、上記映像データが表す映像の輝度に関するメタデータであって
 上記メタデータは、上記映像の最大輝度を値として持つ
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
[請求項4]
 上記判定部は、上記映像の最大輝度の値が予め定められた範囲外にある場合に、異常有と判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
[請求項5]
 上記メタデータは、上記映像データが表す映像の輝度に関するメタデータであって
 上記メタデータは、上記映像を構成する各期間の最大輝度を値として持ち、
 上記判定部は、上記映像を構成する期間のうち、時間的に隣接する2つの期間の最大輝度の差が予め定められた閾値を超える場合に、異常有と判定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
[請求項6]
 映像データを取得すると共に、取得した映像データに付加されたメタデータを記憶部に蓄積する取得部を更に備え、
 上記代替データは、上記判定部が異常有と判定した場合に、上記記憶部に蓄積されたメタデータの中で、上記映像と同一内容の映像を表す映像データに付加されたメタデータである、ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の画像処理装置。
[請求項7]
 映像データを取得する取得部と、
 上記取得部が取得した映像データを解析することによって、該映像データの輝度に関するメタデータを生成すると共に、生成したメタデータを記憶部に蓄積する生成部を更に備え、
 上記代替データは、上記判定部が異常有と判定した場合に、上記記憶部に蓄積されたメタデータの中で、上記映像と同一内容の映像を表す映像データを解析することにより得られたメタデータである、ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の画像処理装置。
[請求項8]
 上記代替データは、ユーザに指定された輝度の値を持つデータである
ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の画像処理装置。
[請求項9]
 請求項1~8の何れか1項に記載の画像処理装置と、上記映像データを取得するためのチューナーとを備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
[請求項10]
 請求項1に記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、上記判定部、および上記輝度変換部としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラム。
[請求項11]
 請求項10に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
[請求項12]
 映像データに付加された、上記映像データが表す映像の輝度に関するメタデータの異常の有無を判定する判定部と、
 上記判定部が異常無と判定した場合に、上記メタデータを上記映像データに多重化し、上記判定部が異常有と判定した場合に、上記メタデータとは異なる代替データを上記映像データに多重化する多重化部と
を備えることを特徴とする映像提供装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]