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1. (WO2016059943) INSTRUMENT D'APPRENTISSAGE, SYSTÈME D'APPRENTISSAGE ET DISPOSITIF D'ENTRÉE
Document

明 細 書

発明の名称 トレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097  

発明の効果

0098   0099  

図面の簡単な説明

0100  

発明を実施するための形態

0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178   0179   0180   0181   0182   0183   0184   0185   0186   0187   0188   0189   0190   0191   0192   0193   0194   0195   0196   0197   0198   0199   0200   0201   0202   0203   0204   0205   0206   0207   0208   0209   0210   0211   0212   0213   0214   0215   0216   0217   0218   0219   0220   0221   0222   0223   0224   0225   0226   0227   0228   0229   0230   0231   0232   0233   0234   0235   0236   0237   0238   0239   0240   0241   0242   0243   0244   0245   0246   0247   0248   0249   0250   0251   0252   0253   0254   0255   0256   0257   0258   0259   0260   0261   0262   0263   0264   0265   0266   0267   0268   0269   0270   0271   0272   0273   0274   0275   0276   0277   0278   0279   0280   0281   0282   0283   0284   0285   0286   0287   0288   0289   0290   0291   0292   0293   0294   0295   0296   0297   0298   0299   0300   0301   0302   0303   0304   0305   0306   0307   0308   0309   0310   0311   0312   0313  

符号の説明

0314  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28   29   30   31   32   33   34   35   36   37   38   39   40   41   42   43   44   45   46   47   48   49   50   51   52   53  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28  

明 細 書

発明の名称 : トレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置

技術分野

[0001]
 この発明はトレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置に関し、特に、少なくとも荷重を検知する、トレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置に関する。

背景技術

[0002]
 背景技術の一例が特許文献1に開示される。この特許文献1に開示される状態検出システムでは、バランスボールの表面に、加速度センサ、圧力センサおよび歪センサが着脱可能に取り付けられている。そして、加速度センサ、圧力センサおよび歪センサの各センサ値に基づいて、バランスボールに座っている人の姿勢、挙動が推定される。
[0003]
 背景技術の他の例が特許文献2に開示される。この特許文献2に開示される運動ゲーム装置(exercise gaming device)では、ユーザによってエフェクタ部材に加えられた引っ張り力、押力またはねじり力を測定し、シミュレーションまたはゲームシナリオを制御する制御回路に与える。この運動ゲーム装置には、ゲームコントローラが接続され、ゲームコントローラは、ゲームシステムと通信し、運動ゲーム装置からの力の情報とゲームコントローラによって測定された向きおよび入力装置の情報をゲームシステムに送信する。
特許文献1 : 特開2009-20656号[G06F 3/01, A63F 13/06, A63F 13/00, A63B 23/02, A63B 24/00]
特許文献2 : US 2008/0146336 A1[A63F 13/06]

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかし、この背景技術の状態検知システムは、人がバランスボールの上に座って使用するものであるため、バランスボールを用いたトレーニングのうちの一部の用途に使用可能であるが、トレーニングの幅を広げるのが困難であった。
[0005]
 また、背景技術の運動ゲーム装置では、特定のゲームコントローラを接続するようにしてあるため、このゲームコントローラと通信可能な専用のゲームシステムを用意する必要がある。また、専用のゲームシステムを使用するため、トレーニングを行うための場所が専用のゲームシステムが設置された場所に限定されてしまう。
[0006]
 この発明の主たる目的は、新規な、トレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置を提供することである。
[0007]
 また、この発明の他の目的は、トレーニングの幅を広げることができる、トレーニング器具、トレーニングシステムおよび入力装置を提供することである。

課題を解決するための手段

[0008]
 第1の発明のトレーニング器具は、本体、荷重センサ、および通信部を備える。本体は、間隔を隔てて対向する2つの把持部および当該2つの把持部のそれぞれと非可動に接合され、当該2つの把持部を連結する連結部を有する。荷重センサは、本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出する。通信部は、荷重センサの検出値を無線で送信する。
[0009]
 第1の発明によれば、把持部にかかる荷重を検出するので、ユーザの姿勢や使用態様の制限が極めて少なく、様々なトレーニングに使用することができる。したがって、トレーニングの幅を広げることができる。
[0010]
 第2の発明は、第1の発明に従属し、通信部は、近距離無線通信によって荷重センサの検出値を送信する。
[0011]
 第3の発明は、第1または第2の発明に従属し、荷重センサは、本体にかかる荷重を繰り返し検出し、通信部は、荷重センサの検出値を繰り返し送信する。
[0012]
 第4の発明は、第1ないし第3の発明のいずれかに従属し、本体内部に当該本体の傾きおよび動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサをさらに備える。通信部は、荷重センサの検出値および慣性センサの検出値を送信する。
[0013]
 第4の発明によれば、第1の発明と同様に、トレーニングの幅を広げることができる。
[0014]
 第5の発明は、第1ないし第4の発明のいずれかに従属し、トレーニング器具は、補正値記憶手段をさらに備える。補正値記憶手段は、荷重センサの検出値の補正値を記憶する。たとえば、本体にかけた荷重の荷重値と、このとき荷重値センサで検出された荷重値との誤差を無くすための補正値が記憶される。通信部は、補正値記憶手段に記憶された補正値を用いて補正された荷重センサの検出値を送信する。
[0015]
 第5の発明によれば、荷重センサの検出値を補正するので、たとえば、トレーニング器具の個体差による測定誤差を無くすことができる。
[0016]
 第6の発明は、第1ないし第5の発明のいずれかに従属し、通信部は、外部の端末との間で通信する。
[0017]
 第6の発明によれば、検出した荷重を外部の端末に送信することができる。
[0018]
 第7の発明は、第6の発明に従属し、端末は多機能情報端末である。
[0019]
 第7の発明によれば、多機能情報端末で荷重を用いた情報処理を実行することができる。
[0020]
 第8の発明は、第6または第7の発明に従属し、端末は携帯型の端末である。
[0021]
 第8の発明によれば、トレーニングに端末を用いる場合に、トレーニングを行う場所が限定されない。
[0022]
 第9の発明は、第6ないし第8の発明のいずれかに従属し、荷重センサの検出値は、端末に蓄積される。
[0023]
 第9の発明によれば、トレーニング器具に大容量のメモリを備える必要がない。
[0024]
 第10の発明は、第9の発明に従属し、端末は、荷重センサの検出値を用いて所定の計算処理を実行する計算手段をさらに備える。
[0025]
 第11の発明は、第10の発明に従属し、計算手段は、所定期間蓄積した荷重センサの検出値を用いて所定の計算処理を実行する。
[0026]
 第11の発明によれば、計算処理の回数を低減することができる。
[0027]
 第12の発明は、第6ないし11の発明のいずれかに従属し、端末は、荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報に基づく情報の少なくとも一方をユーザに提示する。
[0028]
 第12の発明によれば、ユーザは、トレーニングを正しく行っているかどうかを容易に知ることができる。
[0029]
 第13の発明は、第6ないし第12の発明のいずれかに従属し、端末は、所定のアプリケーションを実行し、トレーニング方法に関する情報をユーザに提示する。
[0030]
 第13の発明によれば、ユーザはトレーニング方法に関する情報に従ってトレーニングを行えば良いため、トレーニング方法を知らないユーザであっても、簡単にトレーニングを行うことができる。
[0031]
 第14の発明は、第13の発明に従属し、端末は、アプリケーションを実行し、荷重センサの検出値に基づく荷重情報を予め設定した所定値と比較する。
[0032]
 第15の発明は、第13または第14の発明に従属し、端末は、アプリケーションを実行し、荷重センサの検出値に基づく荷重情報が所定範囲内にあるかどうかを判定し、荷重情報が所定範囲外である場合に、ユーザに把持部にかかる荷重の修正を促す荷重修正情報を提示する。
[0033]
 第15の発明によれば、端末は、ユーザに荷重の修正を促すので、ユーザが正しい荷重を加えるように導くことができる。
[0034]
 第16の発明は、第12ないし第15の発明のいずれかに従属し、端末は、荷重情報に基づいてトレーニング結果(履歴)を指標として算出し、当該指標をユーザに提示する。
[0035]
 第16の発明によれば、トレーニング結果を指標としてユーザに提示するので、トレーニングの成果を確認しながら継続的にトレーニングを行うことができる。
[0036]
 第17の発明は、第12ないし第16の発明のいずれかに従属し、端末は、画面表示または音声出力によってユーザへの提示を行う。
[0037]
 第17の発明によれば、画面表示または音声出力によりユーザへの提示を行うので、ユーザはトレーニングしながら提示される内容を知ることができる。
[0038]
 第18の発明は、第12ないし16の発明のいずれかに従属し、端末は、ユーザのアバターを用いて、荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を提示する。
[0039]
 第18の発明によれば、ユーザのアバターを用いるので、ユーザはアバターを通して客観的にトレーニングの様子ないし状況を知ることができる。
[0040]
 第19の発明は、第6ないし第18の発明のいずれかに従属し、端末は、荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方をサーバに送信し、サーバは荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を受信して、蓄積する。
[0041]
 第19の発明では、サーバ側で荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を管理することができる。
[0042]
 第20の発明は、第19の発明に従属し、サーバは、荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方をユーザ毎に蓄積する。
[0043]
 第20の発明によれば、サーバはユーザ単位でサービスを提供することができる。
[0044]
 第21の発明は、第20の発明に従属し、サーバは、他のユーザの荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を端末に送信する。端末は、当該端末のユーザの荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方と、受信した他のユーザの荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方とを関連付けて当該ユーザに提示する。たとえば、ユーザの荷重情報および当該荷重情報から得られる情報と、他のユーザの荷重情報および当該荷重情報から得られる情報を比較した結果が、当該ユーザに提示される。
[0045]
 第21の発明によれば、荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方が他のユーザと関連付けられてユーザに提示されるので、たとえば、ユーザの競争心が煽られ、トレーニングを継続して行うモチベーションを高めることができると思われる。
[0046]
 第22の発明は、第19ないし第21の発明のいずれかに従属し、サーバは、受信した荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方に基づいて、端末に少なくともコンテンまたはサービスを提供する提供部を備える。
[0047]
 第22の発明によれば、サーバは、端末に少なくともコンテンツまたはサービスを提供するので、トレーニングを実行したり、トレーニングを継続的に実行したりするモチベーションを高めることができる。
[0048]
 第23の発明は、第22の発明に従属し、サーバは、受信した荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方が所定の条件を満たすかどうかを判定する条件判定部を備える。提供部は、条件判定部が所定の条件を満たすと判定した場合に、端末にコンテンツまたはサービスを提供する。
[0049]
 第23の発明によれば、所定の条件を満たす場合にコンテンツまたはサービスが提供されるので、トレーニングを実行したり、トレーニングを継続的に実行したりするモチベーションをより高めることができる。
[0050]
 第24の発明は、第1ないし第23の発明のいずれかに従属し、一部が本体の内部に収納されるように当該本体に装着されるソケット部をさらに備え、通信部は、ソケット部の内部に設けられる。
[0051]
 第24の発明によれば、本体に装着されるソケット部の内部に通信部を設けるので、本体の内部に通信部を設けることができる。
[0052]

 第25の発明は、本体、荷重センサ、および慣性センサを備える、トレーニング器具である。本体は、間隔を隔てて対向する2つの把持部および当該2つの把持部のそれぞれと非可動に接合され、当該2つの把持部を連結する連結部を有する。荷重センサは、本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出する。そして、慣性センサは、本体内部に設けられ、当該本体の姿勢および動きの少なくとも一方を検出する。
[0053]
 第25の発明においても、第1の発明と同様に、トレーニングの幅を広げることができる。
[0054]
 第26の発明は、第1ないし第25の発明のいずれかに従属し、荷重センサは、2つの把持部を近づける方向に働く第1荷重または2つの把持部を遠ざける方向に働く第2荷重を検出する
 第27の発明は、第26の発明に従属し、荷重センサによって検出された第1荷重または第2荷重に対応する荷重値を記憶する荷重値記憶手段をさらに備える。
[0055]
 第28の発明は、第1ないし第27の発明のいずれかに従属し、荷重センサは、本体のうち、2つの把持部とは異なる位置に配置される。
[0056]
 第28の発明によれば、荷重センサは把持部以外に配置されるため、ユーザが把持部を持って本体に荷重を加えると、その荷重を検出することができる。
[0057]
 第29の発明は、第1ないし第28の発明のいずれかに従属し、連結部は、本体が略U字形状を形成するように2つの把持部を連結し、荷重センサは、U字の底辺に相当する部分に配置される。
[0058]
 第30の発明は、第1ないし第29の発明のいずれかに従属し、本体は中空の筒状に形成される。
[0059]
 第30の発明によれば、荷重センサや他の電子部品を本体に内蔵することができる。
[0060]
 第31の発明は、第30の発明に従属し、荷重センサおよび慣性センサは本体の内部に配置される。
[0061]
 第32の発明は、第1ないし第31の発明のいずれかに従属し、把持部の断面形状は、2つの把持部が対向する内側が狭く、外側が広くされる。
[0062]
 第32の発明によれば、ユーザが力を加え易い形状で把持部が形成される。
[0063]
 第33の発明は、第32の発明に従属し、把持部の断面形状は、角丸の略三角形状である。
[0064]
 第34の発明は、第1ないし第33の発明のいずれかに従属し、把持部にユーザの手または指の位置決め部が設けられる。
[0065]
 第35の発明によれば、位置決め部が設けられるので、ユーザはトレーニング器具を使用する場合に、毎回同じまたは略同じ位置を握る。このため、安定して本体にかかる荷重を安定して検出(測定)することができる。
[0066]
 第35の発明は、第1ないし第34の発明のいずれかに従属し、本体はアルミ合金で形成される。
[0067]
 第35の発明によれば、本体が耐久性に優れている。
[0068]
 第36は第35の発明に従属し、本体は塑性変形しない。
[0069]
 第37の発明は、第1ないし第36の発明のいずれかに従属し、本体に電源ボタンをさらに備える。
[0070]
 第38の発明は、第37の発明に従属し、電源ボタンは、2つの把持部とは異なる位置配置される。
[0071]
 第38の発明によれば、電源ボタンがトレーニングの邪魔にならない。
[0072]
 第39の発明は、第1ないし第38の発明のいずれかに従属し、本体に、発光部、音出力部および振動部の少なくとも一つをさらに備える。
[0073]
 第39の発明によれば、光の明滅、音および振動の少なくとも一つにより、ユーザに所定の情報を報知することができる。
[0074]
 第40の発明は、第1ないし第39の発明のいずれかに従属し、本体はバッテリを内蔵する。
[0075]
 第41の発明は、第1ないし第40の発明のいずれかに従属し、慣性センサは、加速度センサおよびジャイロセンサの少なくとも一方である。
[0076]
 第41の発明によれば、トレーニング器具の傾き(姿勢)の変化や動きを検出することができる。したがって、トレーニング器具を把持するユーザの姿勢や動きを検出することができる。
[0077]
 第42の発明は、第41の発明に従属し、加速度センサは、3軸加速度センサである。
[0078]
 第43の発明は、第1ないし第42の発明のいずれかに従属し、荷重センサは、歪センサである。
[0079]
 第44の発明は、第43の発明に従属し、歪センサは、ロードセルである。たとえば、歪ゲージが、本体の内部に貼り付けられ、この貼り付けられた本体の部分が起歪体として機能する。
[0080]
 第44の発明によれば、簡単な構成で、把持部に加えられる荷重を検出することができる。
[0081]
 第45の発明は、第1ないし第44の発明のいずれかに従属し、補助器具の取り付け部をさらに備える。
[0082]
 第45の発明によれば、補助器具をさらに用いることができるので、トレーニングの幅をさらに広げることができる。
[0083]
 第46の発明は、ユーザの両手によって把持される2つの把持部および当該2つの把持部を連結する連結部を一体成形した本体、本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、および荷重センサの検出値を無線で送信する通信部を備える、トレーニング器具である。
[0084]
 この第46の発明には、第2~第23の発明および第26~第45の発明の特徴を適宜採用することができる。
[0085]
 第47の発明は、ユーザの両手によって把持される2つの把持部および当該2つの把持部を連結する連結部を一体成形した本体、本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、および本体内部に設けられ、当該本体の姿勢および動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサを備える、トレーニング器具である。
[0086]
 この第47の発明には、第7~第23の発明および第26~第45の発明の特徴を適宜採用することができる。
[0087]
 第48の発明は、ユーザの両手によって把持される2つの把持部を有する本体、本体内部に設けられ、2つの把持部を近づける方向に働く荷重または2つの把持部を遠ざける方向に働く荷重を検出するための荷重センサ、荷重センサの検出値の補正値を記憶する補正値記憶手段、および補正値記憶手段に記憶された補正値を用いて補正された荷重センサの検出値を無線で送信する通信部を備える、トレーニング器具である。
[0088]
 この第48の発明には、第7~第23の発明および第26~第45の発明の特徴を適宜採用することができる。
[0089]
 第49の発明は、間隔を隔てて対向する2つの把持部および当該2つの把持部を連結する連結部を有する本体、本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、荷重センサの検出値の補正値を記憶する補正値記憶手段、および補正値記憶手段に記憶された補正値を用いて補正された荷重センサの検出値を外部装置に無線で送信する通信部を備える、トレーニングシステムである。
[0090]
 第49の発明においても、第1の発明と同様に、トレーニングの幅を広げることができる。
[0091]
 第50の発明は、第49の発明に従属し、外部装置は情報端末であり、情報端末は、提示手段を備える。提示手段は、通信部によって送信された荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方をユーザに提示する。
[0092]
 第50の発明によれば、ユーザは、トレーニングを正しく行っているかどうかを容易に知ることができる。
[0093]
 第51の発明は、第49の発明に従属し、外部装置はサーバであり、サーバは、蓄積手段を備える。蓄積手段は、通信部によって送信された荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を蓄積する。
[0094]
 第52の発明は、第49ないし第51の発明のいずれかに従属し、本体の内部に当該本体の傾きおよび動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサをさらに備える。通信部は、慣性センサの検出値を外部装置にさらに送信する。たとえば、情報端末では、荷重情報などに加えて、慣性センサの検出値に基づく傾き(姿勢)情報などを提示することができる。また、サーバでは、荷重情報などに加えて、慣性センサの検出値に基づく傾き情報などを蓄積することができる。
[0095]
 第52の発明によれば、トレーニングの幅をさらに広げることができる。
[0096]
 第53発明は、ゲーム装置の入力装置であって、本体、荷重センサ、方向入力部および通信部を備える、入力装置である。本体は、ユーザの両手によって把持される2つの把持部および当該2つの把持部のそれぞれと非可動に接合され、当該2つの把持部を連結する連結部を有する。荷重センサは、本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するために設けられる。方向入力部は、本体のユーザが把持部を把持した状態で操作可能な範囲内に設けられる。通信部は、荷重センサの検出値および方向入力部の操作信号の少なくとも一方をゲーム装置に送信する。
[0097]
 第53の発明によれば、方向入力部の信号のみならず、荷重を入力する、ゲーム装置の新しい入力装置を提供することができる。

発明の効果

[0098]
 この発明によれば、本体にかかる荷重を検知するので、ユーザの姿勢や使用態様の制限が極めて少なく、様々なトレーニングに使用することができる。したがって、トレーニングの幅を広げることができる。
[0099]
 この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。

図面の簡単な説明

[0100]
[図1] 図1はこの発明の一実施例であるトレーニング器具およびその一部の構成の概略を示す図解図であり、図1(A)はトレーニング器具を正面から見た正面図であり、図1(B)はトレーニング器具を上面から見た上面図であり、図1(C)はトレーニング器具に設けられるソケット部の構成の概略を示す図解図である。
[図2] 図2は図1に示すトレーニング器具を用いたトレーニングシステムの一例を示す図解図である。
[図3] 図3は図1および図2に示すトレーニング器具の電気的な構成を示すブロック図である。
[図4] 図4は図2に示す携帯端末の電気的な構成を示すブロック図である。
[図5] 図5は携帯端末に表示される画面の例を示す図解図であり、図5(A)はメニュー画面の一例を示し、図5(B)は設定画面の一例を示す。
[図6] 図6は携帯端末に表示される画面の他の例を示す図解図であり、図6(A)は選択画面の一例を示し、図6(B)はトレーニング画面の一例を示す。
[図7] 図7は携帯端末に表示される画面のその他の例を示す図解図であり、図7(A)はトレーニング画面の他の例を示し、図7(B)はトレーニング画面のその他の例を示す。
[図8] 図8は携帯端末に表示されるトレーニング画面の他の例を示す図解図である。
[図9] 図9は携帯端末に表示されるトレーニング画面の一部を示す図解図であり、図9(A)はスクワット時に直立した状態のユーザの姿勢をアバターで表現した図解図であり、図9(B)はスクワット時に腰を落とした状態のユーザの姿勢をアバターで表現した図解図である。
[図10] 図10は図3に示したトレーニング器具に内蔵されるRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。
[図11] 図11は図4に示した携帯端末に内蔵されたRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。
[図12] 図12は図3に示したトレーニング器具に内蔵されるプロセッサの制御処理の一部を示すフロー図である。
[図13] 図13は図3に示したトレーニング器具に内蔵されるプロセッサの制御処理の他の一部であって、図12に後続するフロー図である。
[図14] 図14は図3に示したトレーニング器具に内蔵されるプロセッサの制御処理のその他の一部であって、図13に後続するフロー図である。
[図15] 図15は図4に示した携帯端末に内蔵されるプロセッサの筋肉トレーニング処理の一部を示すフロー図である。
[図16] 図16は図4に示した携帯端末に内蔵されるプロセッサの筋肉トレーニング処理の他の一部であって、図15に後続するフロー図である。
[図17] 図17は図4に示した携帯端末に内蔵されるプロセッサの筋肉トレーニング処理のその他の一部であって、図16に後続するフロー図である。
[図18] 図18は図2および図3に示した携帯端末を用いたネットワークシステムの一例を示す図解図である。
[図19] 図19は図18に示す測定値DBに記憶される管理情報を説明するための図解図である。
[図20] 図20は図18に示すサーバで管理されるご褒美情報を説明するための図解図である。
[図21] 図21は図18に示すサーバのCPUのご褒美判定処理を示すフロー図である。
[図22] 図22は図1に示したトレーニング器具の他の例を示す図解図であり、図22(A)はトレーニング器具を正面から見た正面図であり、図22(B)はトレーニング器具を上面から見た上面図であり、図22(C)はトレーニング器具を右側面から見た側面図であり、そして、図22(D)は図22(A)のIIXIID-IIXIID断面図である。
[図23] 図23は図1に示したトレーニング器具のその他の例を示す図解図であり、図23(A)はトレーニング器具を正面から見た正面図であり、図23(B)はトレーニング器具を上面から見た上面図であり、図23(C)はトレーニング器具を右側面から見た側面図であり、そして、図23(D)は図23(A)のIIXIIID-IIXIIID断面図である。
[図24] 図24は図1に示したトレーニング器具のさらに他の例を示す図解図であり、図24(A)はリング形状の本体を有するトレーニング器具の図解図であり、図24(B)は8の字を横にした形状の本体を有するトレーニング器具の図解図である。
[図25] 図25は図1に示したトレーニング器具を用いた入力装置の一例を示す図解図である。
[図26] 図26は図1に示したトレーニング器具のその他の例を示す図解図である。
[図27] 図27はトレーニング器具に装着される補助器具の一例を示す図解図であり、図27(A)はチューブ器具をトレーニング器具に装着した状態の一部を示す図解図であり、図27(B)はチューブ器具の固定器具を説明するめの図解図である。
[図28] 図28はトレーニング器具に装着される補助器具の他の例を示す図解図であり、図28(A)は把手をトレーニング器具に装着した状態を示す図解図であり、図28(B)他の把手をトレーニング器具に装着した状態を示す図解図である。

発明を実施するための形態

[0101]
 図1(A)を参照して、この発明の一実施例であるトレーニング器具10は、中空の本体12を含み、本体12は2つの把持部12aおよび連結部12bによって構成される。図1(A)に示すように、この実施例では、本体12は、正面視でU字状に形成される。この実施例では、上記の把持部12aは、本体12のうち、U字の縦棒の部分であり、それ以外の部分(U字の曲線の部分ないし湾曲した部分)が、連結部12bである。つまり、この実施例では、連結部12bは、2つの把持部12aのそれぞれと非可動に連結(接合)される。ただし、この実施例の本体12は、後述する成形方法で一体成形されるため、実際には、2つの把持部12aと連結部12bとを連結(接合)する工程が行われることは無い。
[0102]
 なお、2つの把持部12aおよび連結部12bのそれぞれを別個独立に形成し、2つの把持部12aのそれぞれを連結部12bに非可動に連結または接合する(固定する)ようにしてもよい。
[0103]
 この実施例では、ユーザがトレーニングを実行する場合に用いられるため、図1(A)、(B)に示す器具ないし装置(10)を、トレーニング器具と呼ぶが、健康器具や運動器具と呼ばれることもある。また、単に、荷重値、加速度、角速度などを検出(測定)する測定装置と呼ばれることもある。さらには、測定した荷重値、加速度、角速度などを外部の端末ないし装置に送信または入力する送信装置または入力装置と呼ばれることもある。
[0104]
 また、本体12は、たとえば、アルミ合金で形成され、アルミ合金の厚みは約3mmに設定される。これは、2つの把持部12aを、対向する方向(U字の2本の縦棒を内側)に押したり、対向する方向とは逆の方向(U字の2本の縦棒を外側)に引いたり、対向する方向とは垂直な方向(U字の2本の縦棒を前後逆方向)にひねったりする力(荷重)をかけても、本体12が塑性変形しないようにするためである。厳密に言うと、一定以上の大きさの力(約150kgを超える荷重)が本体12に加えられると、本体12は変形することもある。ただし、この実施例のトレーニング器具10は、アスリートが使用するものではなく、10代後半から60代くらいまでの一般の男女が使用することを前提としてあるため、本体12の強度は十分である。つまり、本体12は、耐久性に優れている。
[0105]
 ただし、アルミ合金に限定される必要はなく、本体12は、チタン、ステンレス、カーボンなどで形成されてもよい。
[0106]
 たとえば、本体12は、アルミ合金を所定の断面形状を有するパイプ状に押出成形し、成形したパイプを所定の長さで切断した後に、曲げ加工を施すことにより、形成される。ただし、本体12は射出成形されてもよい。つまり、本体12は一体成形される。トレーニング器具10を上面から見た図1(B)からも分かるように、この実施例では、所定の断面形状は、角丸の三角形である。また、本体12は、パイプを折り曲げた場合に、断面形状である三角形の一つの頂点が2つの把持部12aにおいて対向するように(内側に位置するように)形成される。したがって、その一つの頂点に対向する辺は、2つの把持部12aにおいて対向する方向とは逆の方向になる(外側に位置する)。
[0107]
 このように、本体12の断面形状を形成するため、ユーザが本体12(トレーニング器具10)を両手で把持し、2つの把持部12aを外側に引っ張るように(離す方向に)力を加える場合に、内側に位置する上記の三角形の一つの頂点に相当する辺に指の関節を掛けることができる。また、ユーザが本体12を両手で把持し、2つの把持部12aを内側に押し込むように力を加える場合には、外側に位置する上記の指を掛けた辺に対向する面に掌を押し当てることができる。したがって、ユーザは力を掛け(入れ)易い。ただし、本体12の断面形状は角丸の三角形に限定される必要は無く、円形でも良いし、角丸の他の多角形(四角形、五角形、六角形など)などでもよい。
[0108]
 また、本体12は、制御基板14および荷重センサ16を備え、これらは本体12に内蔵される。図1(B)に示すように、荷重センサ16は、把持部12a以外の部分(この実施例では、連結部12b)に配置され、コネクタ16aおよびケーブル16bを用いて、制御基板14(プロセッサ30)に電気的に接続される。この実施例では、荷重センサ16は、U字状に形成された本体12の最下部(U字の底辺に相当する部分)、すなわち本体12が湾曲する部分の内部に配置される。図1(A)からも分かるように、荷重センサ16は、本体12の内部であり、この湾曲する部分の外周側に配置される。
[0109]
 図1(A)および(C)に示すように、制御基板14は、本体12の一方の開口部に設けられるソケット部18aの内部に設けられる。ソケット部18a(後述するソケット部18bも同じ)は、たとえば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂やポリウレタンのような樹脂で形成される。また、制御基板14には、コネクタ16aを挿し込むコネクタ14aが設けられる。この制御基板14には、後述する各種の回路コンポーネントが実装される(図3参照)。
[0110]
 また、図1(A)および(C)から分かるように、ソケット部18aには、本体12に装着したときに、ストッパとして機能する段差が設けられ、この段差の部分には、リング状にLEDランプ20が設けられる。このLEDランプ20は、制御基板14(プロセッサ30)に電気的に接続される。
[0111]
 さらに、図1(B)に示すように、ソケット部18aには、電源ボタン22が設けられ、電源ボタン22の押圧部は、このソケット部18aの上面に設けられる。つまり、電源ボタン22は、把持部12aとは異なる位置に配置される。この電源ボタン22もまた、制御基板14(プロセッサ30)に電気的に接続される。このように、電源ボタン22は、本体12の一方の端部に設けられるので、本体12を把持しても邪魔になることがない。つまり、電源ボタン22は、トレーニングの邪魔にならない位置に配置される。したがって、トレーニング中に、電源ボタン22を誤って押してしまうのを防止することができる。
[0112]
 さらにまた、図1(A)および(C)に示すように、ソケット部18aには、後述するように、2次電池34(図3参照)を充電するための充電ケーブルを接続するためのコネクタ24が設けられる。
[0113]
 図2は図1に示すトレーニング器具10を用いたトレーニングシステム100の一例を示す図解図である。図2に示すように、トレーニングシステム100は、トレーニング器具10および携帯端末110を含む。トレーニング器具10と携帯端末110とは無線通信可能に接続される。ただし、トレーニング器具10と携帯端末110とは有線で接続されてもよい。
[0114]
 図3は図1および図2に示すトレーニング器具10の電気的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、トレーニング器具10は、プロセッサ30を含み、このプロセッサ30には、電源回路32、RAM36、フラッシュメモリ38、無線通信回路40、ブザー44、加速度センサ46、ジャイロセンサ48、温度センサ50および振動モータ52が接続される。また、プロセッサ30には、上述した荷重センサ16、LEDランプ20および電源ボタン22も接続される。さらに、電源回路32には、上述したコネクタ24が接続されるとともに、2次電池34が接続される。さらにまた、無線通信回路40にはアンテナ42が接続される。
[0115]
 また、図3に示す回路コンポーネントのうち、荷重センサ16、LEDランプ20、電源ボタン22、コネクタ24および振動モータ52を除く回路コンポーネントが上述した制御基板14に実装される。
[0116]
 プロセッサ30は、トレーニング器具10の全体的な制御を司る。電源回路32は、プロセッサ30の指示の下、2次電池34からの電源(電圧)を、各回路コンポーネントに供給する。電源回路32は、充電制御回路を含み、商用電源を降圧および整流した充電電圧が充電ケーブルおよびコネクタ24を介して充電制御回路に与えられ、充電制御回路によって2次電池34が充電される。
[0117]
 RAM36は、プロセッサ30のバッファメモリおよびワーキングメモリとして用いられる。フラッシュメモリ38は、トレーニング器具10の主記憶装置であり、このトレーニング器具10の制御プログラムを記憶したり、トレーニング器具10固有の情報(荷重の補正値)を記憶したり、トレーニング器具10の使用回数(所定値以上の荷重の測定回数)を記憶したりする。
[0118]
 無線通信回路40は、近距離無線通信機能を有し、プロセッサ30の制御の下、アンテナ42を介して、他の機器(この実施例では、携帯端末110)と無線通信する。この実施例では、無線通信回路40は、Bluetooth(登録商標)の規格に従って動作する。これは一例であり、無線通信回路40としては、Wi-Fi(Wireless Fidelity)方式の近距離無線通信を行う通信回路を用いることもできる。ただし、Wi-Fiは、IEEE 802.11シリーズ(IEEE 802.11a/b/g/nなど)の通信規格を利用した無線機器間の相互接続性等について、所定の認証機関によって認証されたことを示す名称である。または、無線通信回路40は、3G(第3世代)、4G(第4世代)のような規格(仕様)に従うモバイル通信が採用されてもよい。ただし、4Gは、LTE(Long Term Evolution)とも呼ばれる。
[0119]
 なお、Wi-Fi方式に従う通信やモバイル通信が採用される場合には、トレーニング器具10は、後述するサーバ1002と直接またはネットワーク1004を介して通信することができる(図18参照)。
[0120]
 ブザー44は、汎用の小型の電子ブザーである。ブザー44は、プロセッサ30の制御により鳴動する。
[0121]
 加速度センサ46は、動き(慣性)センサの一例であり、たとえば、静電容量方式の3軸の加速度センサである。ただし、加速度センサ46は他の方式のものを用いることができる。図1(A)に示すように、加速度センサ46は、トレーニング器具10を正面から見た場合の左右方向(X軸方向)および上下方向(Y軸方向)の加速度および奥行方向(Z軸方向)の加速度を測定可能に設けられる。測定(検出)された加速度のデータはプロセッサ30に与えられる。したがって、加速度センサ46で検出される加速度に基づいて、本体12の傾き(姿勢)および動きの少なくとも一方を検出することができる。
[0122]
 ジャイロセンサ48は、動き(慣性)センサの一例であり、たとえば、圧電振動型の3軸のジャイロセンサである。ただし、ジャイロセンサ48は他の型式のものを用いることができる。ジャイロセンサ48は、トレーニング器具10についての上記のX軸周り、Y軸周りおよびZ軸周りのそれぞれの角速度を測定可能に設けられる。測定(検出)された角速度のデータはプロセッサ30に与えられる。したがって、ジャイロセンサ48で検出される角速度に基づいて、本体12の傾き(姿勢)および動きの少なくとも一方を検出することができる。
[0123]
 温度センサ50は、汎用の半導体の温度センサであり、トレーニング器具10が使用される環境(厳密には、本体12内部)の温度を測定する。測定(検出)された温度のデータはプロセッサ30に与えられる。
[0124]
 振動モータ52は、偏心した錘が取り付けられたモータ(偏心モータ)であり、プロセッサ30の制御により駆動する。たとえば、振動モータ52は、本体12の内部に貼り付けられる。したがって、振動モータ52が駆動されると、振動が発生し、本体12(トレーニング器具10)を把持するユーザに振動が伝わる。
[0125]
 荷重センサ(歪センサ)16は、ロードセルであり、この実施例では、歪ゲージが本体12の内部に貼り付けられ、歪ゲージが貼り付けられた本体12の一部が起歪体として機能する。測定(検出)された荷重のデータはプロセッサ30に与えられる。
[0126]
 LEDランプ20は、汎用のLEDを用いた照明装置であり、たとえば、青色に発光する1または複数のLEDおよび赤色に発光する1または複数のLEDを含む。LEDランプ20では、各LEDがプロセッサ30によって点灯、消灯または点滅を制御される。したがって、たとえば、LEDランプ20は、青色または赤色に点灯したり、青色または赤色で点滅したりする。
[0127]
 電源ボタン22は、プッシュボタンであり、ユーザの押圧操作に従って電源のオン/オフについて信号をプロセッサ30に入力する。プロセッサ30は、電源のオン/オフの信号に応じて、電源回路32を制御して、各回路コンポーネントに電源を供給/停止する。
[0128]
 図4は図2に示した携帯端末110の電気的な構成を示すブロック図である。図4に示すように、携帯端末110は、プロセッサ120を含み、このプロセッサ120には、電源回路122、RAM128、HDD130、第1無線通信回路132、第2無線通信回路136、操作ボタン140、タッチパネル制御回路142、表示制御回路146およびD/A変換器150が接続される。また、電源回路122には、2次電池124が接続されるとともに、コネクタ126が接続される。さらに、第1無線通信回路132には、アンテナ134が接続され、第2無線通信回路136には、アンテナ138が接続される。また、タッチパネル制御回路142には、タッチパネル144が接続される。さらに、表示制御回路146には、ディスプレイ148が接続される。そして、D/A変換器150には、スピーカ152が接続される。
[0129]
 プロセッサ30は、携帯端末110の全体的な制御を司る。プロセッサ30には、RTC120aが内蔵され、RTC120aは年月日および時刻を計測(計時)する。電源回路122は、プロセッサ120の指示の下、2次電池124からの電源(電圧)を、各回路コンポーネントに供給する。電源回路122は、充電制御回路を含み、商用電源を降圧および整流した充電電圧が充電ケーブルおよびコネクタ126を介して充電制御回路に与えられ、充電制御回路によって2次電池124が充電される。
[0130]
 RAM128は、プロセッサ120のバッファメモリおよびワーキングメモリとして用いられる。HDD130は、携帯端末110の主記憶装置であり、この携帯端末110の制御プログラムを記憶したり、携帯端末110にインストールされたアプリケーションプログラムを記憶したり、各プログラムの実行に必要なデータなどのデータを記憶したりする。ただし、HDD130に代えて、フラッシュメモリなどの他の不揮発性メモリを用いるようにしてもよい。
[0131]
 第1無線通信回路132は、近距離無線通信機能を有し、プロセッサ120の制御の下、アンテナ134を介して、他の機器と無線通信する。この実施例では、他の機器は、トレーニング器具10である。また、この実施例では、第1無線通信回路132は、トレーニング器具10の無線通信回路40と同様に、Bluetooth(登録商標)の規格に従って動作する。ただし、無線通信回路40の通信規格に応じて、第1無線通信回路132としては、Wi-Fi方式の近距離無線通信を行う通信回路を用いることもできる。
[0132]
 ただし、トレーニング器具10の無線通信回路40が3Gまたは4G(LTE)のような規格(仕様)に従うモバイル通信を行う場合には、この第1無線通信回路132も、3Gまたは4G(LTE)のような規格(仕様)に従うモバイル通信が採用される。
[0133]
 第2無線通信回路136は、プロセッサ120の制御の下、Wi-Fi方式の近距離無線通信を行い、アンテナ138を介して、無線LANに接続することができる。これにより、他の機器と無線通信する。この実施例では、他の機器は、サーバ1002(図18参照)である。
[0134]
 操作ボタン140は、各種の操作ボタンを含み、各操作ボタンはプッシュボタンで構成される。たとえば、操作ボタン140は、電源ボタン、ホームボタン、ボリューム調整ボタンなどを含む。ただし、ホームボタンとは、ホーム画面またはメインメニュー画面を表示させるボタンを意味し、1つ前に戻る機能も割り当てられている。
[0135]
 タッチパネル制御回路142は、タッチパネル144に必要な電圧などを供給するとともに、タッチパネル144のタッチ有効範囲内でのタッチ操作を検出して、そのタッチ操作の位置を示す座標データをプロセッサ120に出力する。タッチパネル144は、後述するディスプレイ148に関連して設けられる。たとえば、タッチパネル144は、ディスプレイ148の表示面上に設けられる。したがって、プロセッサ120は、タッチ操作の位置を示す座標データに基づいて、ディスプレイ148上の位置を検出したり、ディスプレイ148上で指示された画像(GUIなど)を判断したりする。
[0136]
 なお、タッチ操作は、タッチ、リリース、スライド、フリックなどの操作を意味する。また、タッチパネル144は、汎用のタッチパネルであり、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。なお、タッチ操作はユーザの指だけに限らず、スタイラスペンなどによって行われてもよい。
[0137]
 表示制御回路146は、GPUおよびVRAMなどを含み、プロセッサ120の指示の下、GPUはポリゴンデータやテクスチャデータなどの画像データを用いてVRAMに表示画像データを生成し、ディスプレイ148に出力する。D/A変換器150は、プロセッサ120から与えられる音声ないし音(音楽)についてのデータ(以下、「音声データ」という)をアナログの信号(音声信号)に変換して、スピーカ152に出力する。
[0138]
 なお、携帯端末110は、多機能情報端末であり、携帯端末110としては、スマートフォンやタブレット、ノートPC、ウェアラブル端末等の種々の情報処理端末を用いることができる。ただし、携帯端末110がスマートフォンである場合には、図4に示すブロック図において通話機能についての回路コンポーネントがさらに設けられる。
[0139]
 このような構成のトレーニングシステム100では、携帯端末110には、トレーニング器具10を用いたトレーニングを実行するためのアプリケーションプログラム(以下、「トレーニングプログラム」という)がインストールされている。このトレーニングプログラムは、たとえば、様々なコンテンツを提供するサーバ(1002など)から携帯端末110によってダウンロード(取得)される。ただし、トレーニングプログラムは、DVDやUSBメモリのような媒体から携帯端末110にインストールされてもよい。
[0140]
 ユーザが携帯端末110を操作することにより、トレーニングプログラムが起動されると、携帯端末110は、トレーニング器具10との接続処理を実行する。ただし、接続処理が初めて実行されるときにだけ、ペアリングが実行される。たとえば、ペアリングでは、電波の届く範囲にある機器(ここでは、トレーニング器具10)が探索され、ユーザは探索された機器の中から接続したい機器を選択し、双方に同じ暗証番号(認証番号)を入力することにより、相互に認証が行われる。ただし、この実施例では、暗証番号は予め設定されており、トレーニング器具10ではペアリングを実行するときに、自動的に暗証番号が入力される。一度ペアリングが実行されると、次回以降は、トレーニング器具10および携帯端末110は自動的に接続される。
[0141]
 なお、図示は省略するが、トレーニングプログラムの初回起動時には、上記の接続処理が開始される前に、ユーザの情報を登録する画面が表示され、当該画面において、ユーザ名、性別、年代(年齢)および電子メールのアドレス(メールアドレス)などの情報(ユーザ情報)が登録される。
[0142]
 トレーニング器具10と携帯端末110との接続処理が実行されると、たとえば、図5(A)に示すようなメニュー画面(初期画面)200がディスプレイ148に表示される。なお、上述したように、ディスプレイ148の表示面上には、タッチパネル144が設けられる。以下、同様である。ただし、接続処理が実行されると、接続結果(成功または失敗)がユーザに通知された後に、メニュー画面200が表示される。接続に失敗した場合には、後で手動により接続することができる。
[0143]
 図5(A)に示すように、メニュー画面200には、アイコン202、アイコン204、アイコン206およびアイコン208が表示される。また、メニュー画面200では、アイコン208の下方に、アイコン210およびアイコン212が表示される。
[0144]
 アイコン202~208の各々は、予め設定されたトレーニングの目的を選択するためのアイコンである。図5(A)に示すメニュー画面200の例では、第1目的、第2目的、第3目的および第4目的と記載してあるが、トレーニングの目的としては、たとえば、細身で強靭な体を作る目的、健康を維持する目的、運動器に障害が発生するのを防止するまたは運動器に発生した障害の進行を防ぐ目的、年齢よりも若く見える体を作る目的などが該当する。アイコン202~208のいずれかがタッチ(選択)されると、後述するように、タッチされたアイコン(202、204、206、208)に対応する目的に応じたトレーニングを行うための処理が開始される。
[0145]
 また、アイコン210は、接続処理を手動で実行するためのアイコンである。上述したように、携帯端末110がトレーニング器具10との接続に失敗した場合に、アイコン210がタッチされると、接続処理が再度実行される。
[0146]
 アイコン212は、ユーザの部位の筋力に関する情報(筋力情報)を設定(登録または変更)するためのアイコンである。このアイコン212がタッチされると、図5(B)に示すような設定画面250がディスプレイ148に表示される。設定画面250には、表示領域252、表示領域254、表示領域256および表示領域258が縦に並んで設けられる。また、設定画面250には、表示領域258の下側にアイコン260が表示される。
[0147]
 表示領域252は、測定した大腿筋の最大荷重を表示(設定)するための領域である。表示領域254は、測定した広背筋の最大荷重を表示(設定)するための領域である。表示領域256は、測定した上腕三頭筋の最大荷重を表示(設定)するための領域である。表示領域258は、測定した腹直筋の最大荷重を表示(設定)するための領域である。
[0148]
 ユーザは、設定したい部位(筋肉)に対応する表示領域(252、254、256、258)をタッチした後、トレーニング器具10を用いて当該部位の最大荷重を測定する。なお、測定値のデータは、トレーニング器具10から携帯端末110に送信される。ユーザによる設定が終了すると、ユーザの操作に応じて設定画面250が閉じられ、図5(A)に示したメニュー画面200に戻る。
[0149]
 アイコン260は、各部位の最大荷重を測定する場合の測定方法を説明する映像を表示するためのアイコンである。たとえば、設定したい部位(筋肉)に対応する表示領域(252、254、256、258)がタッチされた後に、アイコン260がタッチされると、設定したい部位の最大荷重を、トレーニング器具10を用いて測定する測定方法の映像がディスプレイ148に表示される。
[0150]
 なお、アイコン260がタッチされた場合には、測定方法のみならず、設定する部位(筋肉)がどこであるかをイラストで表示するようにしてもよい。
[0151]
 また、全部位の最大荷重が設定されている必要は無く、設定されていない部位については、たとえば米印を表示して、最大荷重が設定されていないことが示される。
[0152]
 さらに、各部位の最大荷重については、トレーニングプログラムを起動する度に設定する必要はない。
[0153]
 さらにまた、トレーニングを継続したり中断したりすることにより、各部位の最大荷重は変動するため、必要に応じて、トレーニングプログラム側から最大荷重の再設定が促される。
[0154]
 図5(A)に戻って、たとえば、アイコン202がタッチされ、第1目的でトレーニングを行うことが選択されると、図6(A)に示すように、第1目的でトレーニングを行うためのトレーニングの内容を選択する選択画面300がディスプレイ148に表示される。
[0155]
 図6(A)に示すように、選択画面300には、アイコン302、アイコン304およびアイコン306が表示される。また、選択画面300の下部に、アイコン308が表示される。アイコン302~306は、トレーニングを選択するためのアイコンである。具体的には、アイコン302は、アイソメトリック1を選択するためのアイコンである。アイコン304は、スロートレーニング1を選択するためのアイコンである。アイコン306は、スクワット初級を選択するためのアイコンである。
[0156]
 なお、トレーニング名の後ろに付加される数字等は、トレーニングのレベルや内容(メニュー)の違いを表す。
[0157]
 また、すでにトレーニングを終了した項目には、そのことを示すマークが対応するアイコン(ここでは、アイコン302、304、306)に重ねて表示されたり、対応するアイコンがグレーアウト表示されたりする。たとえば、同じトレーニングが所定回数実行されたり、トレーニングが実行されることにより所定の条件が満たされたりすると、当該トレーニングを終了したことが判断される。
[0158]
 また、アイコン308は、トレーニングの履歴を表示するためのアイコンである。たとえば、アイコン308がタッチされると、前回または過去数回分のトレーニングの内容、当該トレーニングを行ったときの荷重および姿勢および当該トレーニングを行ったときの姿勢の正確度が、当該トレーニングを行った年月日および時刻(時間)とともに表示される。これは一例であり、限定されるべきでなく、履歴の表示の仕方はグラフ、表など様々である。このように、トレーニングの履歴(結果)を指標として提示するので、ユーザは、トレーニングの成果を知ることができ、トレーニングを継続的に行うモチベーションを高めることができると考えられる。ただし、トレーニングの結果をトレーニング毎に蓄積した情報がトレーニングの履歴である。
[0159]
 図6(A)に示す選択画面300において、アイコン302がタッチされ、アイソメトリック1が選択されると、このアイソメトリック1のトレーニングについての処理が開始される。図6(B)に示すように、アイソメトリック1のトレーニングを実行するためのトレーニング画面350がディスプレイ148に表示される。また、必要に応じて、トレーニングについての指示が音声でスピーカ152から出力される。
[0160]
 これ以降では、ユーザは、トレーニング画面350を見たり、スピーカ152から出力される音声を聞いたりして、トレーニングを行う。したがって、トレーニングを知らない初心者のユーザであっても、容易(手軽)にトレーニングを行うことができる。
[0161]
 また、トレーニング中では、ユーザは、トレーニング器具10を使用する。携帯端末110は、トレーニング器具10で測定された現在の荷重値をディスプレイ148に表示したり、トレーニング器具10で測定された加速度および角速度の少なくとも一方に基づいて算出したユーザの姿勢をディスプレイ148に表示したりする。
[0162]
 つまり、ユーザは、指示された荷重(荷重値)をトレーニング器具10に加えられているかどうかを知ることができ、また、トレーニング中における自身の姿勢が正しいかどうかを知ることができる。
[0163]
 また、測定された現在の荷重値と指示(予め設定)された荷重値(目標の荷重値)の差が検出され、荷重の正確度が算出される。また、算出されたユーザの姿勢とトレーニングの正しい姿勢との差が検出され、姿勢の正確度が算出される。このような正確度に応じて、ユーザにトレーニングについてのアドバイスが提示される。したがって、ユーザは、トレーニング器具10に加える荷重を調整したり、トレーニングにおける姿勢を正したりすることができる。
[0164]
 なお、ユーザが、トレーニング器具10を正しく持ち、基本となる姿勢(基本姿勢)で立っている状態の加速度および角速度を基準の加速度および角速度として記憶しておき、現在の加速度および角速度と比較することにより、現在の姿勢が検出(算出)される。ただし、この実施例では、姿勢は、ユーザの着目する部位についての水平面ないし垂直面に対する傾きを意味する。
[0165]
 図6(B)に戻って、トレーニング画面350には、表示領域352、354、356が設けられる。また、表示領域356の下側には、表示領域360が設けられる。表示領域352は、現在の荷重を表示するための領域である。また、表示領域354は、現在の姿勢の正確度を表示するための領域である。たとえば、姿勢の正確度は、着目する部位の角度が正しい角度になっているかどうかを示す指標である。ただし、正しい姿勢についての着目する部位の角度はトレーニングプログラム内に設定されており、これとの比較で正確度は算出される。以下、同様である。さらに、表示領域360は、トレーニング(ここでは、アイソメトリックのトレーニング)のやり方(方法)をアニメーションで表示するための領域である。この実施例では、トレーニングのやり方とは、トレーニング器具10の持ち方と、トレーニング時のユーザの姿勢(部位の角度)または動作を意味する。表示領域360に表示されるアニメーションでは、たとえば、胸部の前で、両手でトレーニング器具10を持ち、このトレーニング器具10を移動させないように、両手を近づけるように力を加えたり、両手を離すように力を加えたりすることが示される。ただし、後述するように、表示領域360には、トレーニング時におけるユーザの姿勢や動作を、このユーザのアバターを用いて表示する場合にも用いられる。したがって、たとえば、ユーザは、アバターを通して自身のトレーニングの様子ないし状況を知ることができる。ただし、上記のトレーニングの方法をアニメーションで表示する場合にも、ユーザのアバターが用いられてもよい。これらのことは、後述する他のトレーニング画面400、450、500についても同様である。
[0166]
 また、トレーニングの処理が開始されると、上述したように、当該トレーニングについての指示の内容が音声で出力される。たとえば、アイソメトリック1のトレーニングでは、「最大荷重の○○%の荷重で、△△秒間保持せよ」のような内容の音声がスピーカ152から出力される。ただし、トレーニングの指示の内容については、音声に代えて、または、音声とともに、ディスプレイ148にテキストで表示されてもよい。以下、同様である。
[0167]
 ただし、○や△に当て嵌める数値は、ユーザの最大負荷と、過去のトレーニング結果を考慮した値であり、過度なトレーニングを防止し、安全にトレーニングを行えるように、それらの情報に基づいて、トレーニングプログラムで自動的に決定される。以下、別のトレーニングについての指示の内容が音声で出力される場合についても同様である。
[0168]
 また、図7(A)はスロートレーニング1についてのトレーニング画面400の例を示し、図7(B)はスクワット初級についてのトレーニング画面450の例を示す。さらに、図8は、スクワット上級についてのトレーニング画面500の例を示す。
[0169]
 図6(A)の選択画面300において、アイコン304がタッチされ、スロートレーニング1が選択されると、図7(A)に示すトレーニング画面400がディスプレイ148に表示される。トレーニング画面400には、表示領域402、表示領域404および表示領域406が設けられる。また、表示領域406の下側には、表示領域410が設けられる。表示領域402は、現在の荷重を表示するための領域である。また、表示領域404は、現在の姿勢の正確度を表示するための領域である。そして、表示領域406は、現在の動作の往復回数を表示するための領域である。たとえば、往復回数は、トレーニング器具10に設けられた加速度センサ46で検出される加速度の変化やジャイロセンサ48で検出される角速度の変化で知ることができる。スロートレーニングでは、或る動作が往復されるため、動作が反転するときに、検出される或る軸方向の加速度および検出される或る軸周りの角速度は動作が反転する前後で正負の符号が逆になる。さらに、表示領域410は、スロートレーニングのやり方をアニメーションで表示するための領域である。表示領域410に表示されるアニメーションでは、たとえば、胸部の前で、両手でトレーニング器具10を持ち、両手を近づけるように力を加えたり、両手を離すように力を加えたりしながら、胸部の前でトレーニング器具10を、床面(地面)に対して平行に、左右にゆっくりと移動させるようにして往復移動させることが示される。
[0170]
 また、スロートレーニング1では、「最大荷重の○○%の荷重で、左右に△秒間隔で動かせ」のような内容の音声がスピーカ152から出力される。
[0171]
 図6(A)の選択画面300において、アイコン306がタッチされ、スクワット初級が選択されると、図7(B)に示すトレーニング画面450がディスプレイ148に表示される。トレーニング画面450には、表示領域452、表示領域454および表示領域456が設けられる。また、表示領域456の下側には、表示領域460が設けられる。表示領域452は、現在の太腿の角度を表示するための領域である。ただし、角度は水平(水平面に平行な面)を0度とした場合の太腿の角度であり、ユーザが直立している場合には、たとえば角度は約90度になる。また、表示領域454は、現在の姿勢の正確度を表示するための領域である。そして、表示領域456は、スクワットの回数を表示するための領域である。さらに、表示領域410は、スクワットのやり方をアニメーションで表示するための領域である。表示領域410に表示されるアニメーションでは、たとえば、直立した状態から、膝がつま先よりも前に出ないように屈伸し、膝が90度になるまで腰を落としてから、直立した状態に戻ることが示される。
[0172]
 なお、図7(B)では省略するが、スクワット初級では、片手で把持したトレーニング器具10を太腿に押し当てた状態でスクワットする様子のアニメーションが表示される。このとき、U字状の本体12の縦棒が太腿と並行になるように、トレーニング器具10の画像が示される。したがって、スクワットの回数は、ジャイロセンサ48のX軸周りの角速度の符号が反転する回数から算出することができる。
[0173]
 また、スクワット初級では、「太腿にトレーニング器具10を当てながら、上下に△秒間隔で動け」のような内容の音声がスピーカ152から出力される。
[0174]
 たとえば、他のトレーニングの目的が選択された場合に、スクワット上級が選択されると、図8に示すトレーニング画面500がディスプレイ148に表示される。トレーニング画面500には、表示領域502、表示領域504および表示領域506が設けられる。また、表示領域506の下側には、表示領域510が設けられる。表示領域502は、現在の荷重を表示するための領域である。また、表示領域504は、現在の姿勢の正確度を表示するための領域である。そして、表示領域506は、スクワットの回数を表示するための領域である。さらに、表示領域510は、スクワットのやり方をアニメーションで表示するための領域である。図面では分かり難いが、表示領域510に表示されるアニメーションでは、たとえば、胸部の前で、両手でトレーニング器具10を把持し、両手を近づけるように力を加えたり、両手を離すように力を加えたりして、胸部の前でトレーニング器具10を保持した状態で、スクワットすることが示される。
[0175]
 スクワット上級では、基本的なスクワットの動作を行うことができることを前提として、トレーニング器具10に最大負荷の○○%の負荷を加えた状態における、上体の角度についての正確度(姿勢の正確度)が算出される。したがって、スクワット上級では、スクワットの回数は、加速度センサ46のY軸方向の加速度の変化から算出することができる。
[0176]
 また、スクワット上級では、「最大負荷の○○%の荷重を加えて、トレーニング器具10を胸部の前で保持した状態で、上下に△秒間隔で動け」のような内容の音声がスピーカ152から出力される。
[0177]
 図6~図8に示したトレーニング画面(200、250、300、350、400、450、500)は一部のトレーニングについての例示であり、限定されるべきではない。トレーニング毎にトレーニング画面は用意されており、また、トレーニング画面のデザインや内容も適宜変更可能である。
[0178]
 また、図6~図8では、トレーニング中に検出した荷重や姿勢(部位の角度)を数値で表示してあるが、荷重や姿勢を画像で表示するようにしてもよい。
[0179]
 一例として、上述したように、トレーニング中におけるユーザの現在の姿勢が、アバターを用いて表示される。スクワット初級の場合を例に挙げると、トレーニング画面450において、トレーニングを指示するアニメーションに代えて、ユーザの現在の姿勢がアバターを用いて表示領域460に表示される。
[0180]
 たとえば、ユーザが直立している場合には、表示領域460に、図9(A)に示すように、直立したアバターが表示され、その太腿が水平に対して90度の角度をなしていることがアバターの横に表示された角度画像で示される。ただし、角度画像とは、分度器の一部を模した画像に、表示する角度に相当する大きさの扇型の画像を重ねて表示した画像を意味する。
[0181]
 また、ユーザが膝を曲げて腰を落とした場合には、表示領域460に、図9(B)に示すように、腰を落とした状態のアバターが表示され、その太腿が水平に対してなしている角度を表示する角度画像がアバターの横に表示される。
[0182]
 このスクワット初級では、右足の太腿が着目する部位であり、この部位の角度を測定するように指示され、ユーザは、右足の太腿にトレーニング器具10を押し当ててスクワットを行っている。
[0183]
 また、検出された姿勢(ここでは、太腿の角度)がアバターの姿勢およびその横の角度画像で示される。このとき、着目する部位が太腿であることが視覚的に分かるようにアバターが表示される。図9(A)、(B)では、アバターの右足の太腿に斑点模様が付されている。
[0184]
 このように、アバターおよび角度画像を用いてユーザの現在の姿勢を提示するので、ユーザは姿勢が正しいかどうかを一目で分かり、また、どのように姿勢を修正すれば良いかも一目で分かる。したがって、効果的なトレーニングを行えるようにユーザを導くことができる。
[0185]
 また、トレーニング中に検出された荷重および検出(算出)された姿勢の正確度に基づいて、ユーザに対してアドバイスが提示される。
[0186]
 たとえば、検出された荷重が指示した荷重に満たない場合には、その差分に応じて、「もっと強く」や「もう少し強く」のような音声がスピーカ152から出力される。逆に、検出された荷重が指示した荷重を超えている場合には、その差分に応じて、「もっと弱く」や「もう少し弱く」のような音声がスピーカ152から出力される。また、検出された荷重が指示した荷重と同じまたは略同じであるが場合には、「いいね」や「その調子」のような音声がスピーカ152から出力される。
[0187]
 したがって、携帯端末110の画面を見なくても、音声によるアドバイスを聞くことにより、正しくトレーニングすることができる。
[0188]
 さらにトレーニングを終了すると、今回のトレーニングの内容(鍛えた部位など)、点数ないし評価(ランクによる指標)などがディスプレイ148に表示される。ただし、点数や評価は、荷重や姿勢の正確度、安定度、または回数などに応じて算出(決定)される。また、トレーニングの実行またはトレーニングの点数ないし評価に応じて何らかのご褒美が付与(配布)される場合には、トレーニングの点数(評価)とともに、配布されるご褒美についての情報がディスプレイ148に表示される。たとえば、ご褒美は、アバターアイテムまたはトレーニングプログラムや他のアプケーションプログラムで使用できる仮想のコインなどである。ご褒美を配布するか否かの判定および配布処理等についての詳細な説明は後述する。
[0189]
 図10は図3に示したトレーニング器具10に内蔵されるRAM36のメモリマップ600の一例を示す。図10に示すように、RAM36は、プログラム記憶領域602およびデータ記憶領域604を含む。プログラム記憶領域602には、トレーニング器具10の制御プログラムが記憶される。この制御プログラムは、メイン処理プログラム602a、通信プログラム602b、検出プログラム602c、補正プログラム602d、回数カウントプログラム602e、状態検出プログラム602f、状態通知プログラム602gなどによって構成される。
[0190]
 メイン処理プログラム602aは、トレーニング器具10を制御するメインルーチンを処理するためのプログラムである。通信プログラム602bは、他の機器(この実施例では、携帯端末110)と通信するためのプログラムである。検出プログラム602cは、荷重センサ16、加速度センサ46、ジャイロセンサ48および温度センサ50の測定値を検出するためのプログラムである。補正プログラム602dは、検出プログラム602cに従って検出された荷重センサ16の測定値を、補正用データ604fを用いて補正するためのプログラムである。このとき、温度センサ50の測定値が参酌される。
[0191]
 回数カウントプログラム602eは、トレーニング器具10で所定値(歪ゲージの変形を伴う荷重)以上の荷重が検出された回数(測定回数)をカウントするためのプログラムである。ただし、所定値以上の荷重に変化したときに、測定回数がカウントされ、所定値以上の荷重が継続して場合には、測定回数はカウントされない。
[0192]
 状態検出プログラム602fは、トレーニング器具10の動作状態(起動、停止、充電中、通信中、過負荷など)、電池残量および疲弊状態を検出するプログラムである。トレーニング器具10の起動や停止は、電源ボタン22のオン/オフの信号に基づいて検出される。また、トレーニング器具10が通信中であるかどうかは、プロセッサ30が送受信を行うため、プロセッサ30自身が把握している。電池残量は、たとえば、2次電池34の電圧値を検出することにより知ることができる。疲弊状態は、回数カウントプログラム602eに従って検出された測定回数に基づいて検出される。過負荷は、荷重センサ16の測定値が所定の閾値(たとえば、150kg)を超えると検出される。
[0193]
 状態通知プログラム602gは、状態検出プログラム602fに従って検出した動作状態、電池残量、疲弊状態および過負荷などの各種状態に応じて、LEDランプ20の明滅、ブザー44の鳴動および振動モータ52の駆動の少なくとも1つを動作させることにより、その各種状態をユーザに通知するためのプログラムである。たとえば、LEDランプ20は、発光する色と、その点灯または点滅が制御される。また、ブザー44は、鳴動させる回数および長さが制御される。さらに、振動モータ52は、駆動させる回数および長さが制御される。これらの制御が、通知する状態に応じて適宜実行される。ただし、どのように制御を実行(通知)するかは、状態毎に予め決定されている。
[0194]
 また、データ記憶領域604には、荷重データ604a、加速度データ604b、角速度データ604c、温度データ604d、送信データ604e、補正用データ604fおよび回数データ604gが記憶される。
[0195]
 荷重データ604aは、検出プログラム602cで検出された荷重センサ16の測定値のデータである。つまり、本体12にかかる荷重(荷重値)のデータである。加速度データ604bは、検出プログラム602cで検出された加速度センサ46の測定値のデータである。角速度データ604cは、検出プログラム602cで検出されたジャイロセンサ48の測定値のデータである。温度データ604dは、検出プログラム602cで検出された温度センサ50の測定値のデータである。
[0196]
 送信データ604eは、携帯端末110に送信するデータである。この実施例では、送信データ604eは、補正プログラム602dに従って補正した荷重データ604aと、加速度データ604bと、角速度データ604cを含むデータである。
[0197]
 補正用データ604fは、検出された荷重データ604aを補正するためのデータである。上述したように、本体12は、パイプ状のアルミ合金を曲げ加工して形成し、また、荷重センサ16(歪ゲージ)は、本体12の内部に貼り付けられる。したがって、各トレーニング器具10(本体12)には個体差がある。また、荷重センサ16が貼り付けられた位置と把持部12aとは離れているため、実際に検出されているのは、把持部12aに加えられる力のモーメントである。このため、補正用データ604fは、個体差等を吸収するために、荷重データ604aを補正するデータを含む。このような補正値は、本体12に所定の荷重を実際に加えて、荷重センサ16で計測(検出)される荷重との差に基づいて決定される。また、荷重センサ16で検出される荷重には、周囲温度により誤差が生じる。このため、補正用データ604fは、この温度による誤差を吸収するために、荷重データ604aを補正するデータも含む。ただし、補正用データ604fは、プロセッサ30内部に記憶(保存)しておいてもよい。
[0198]
 回数データ604gは、回数カウントプログラム602eに従ってカウントされる、荷重センサ16によって所定値以上の荷重が検出された測定回数についてのデータである。この測定回数は、累積的にカウントされるため、トレーニング器具10の電源がオンされたときに、フラッシュメモリ38から読み出して、RAM36に記憶され、トレーニング器具10の電源がオフされるときに、フラッシュメモリ38に記憶(保存)される。ただし、測定回数とともに、各回で検出された荷重も記憶されてもよい。
[0199]
 図示は省略するが、データ記憶領域604には、LEDランプ20の点灯パターンのデータ、ブザー44を鳴動させるパターンのデータ、および振動モータ52を駆動させるパターンのデータなどの他のデータが記憶されたり、制御プログラムの実行に必要な、タイマ(カウンタ)やフラグが設けられたりする。
[0200]
 図11は図4に示した携帯端末110のRAM128のメモリマップ700の一例を示す。図11に示すように、RAM128は、プログラム記憶領域702およびデータ記憶領域704を含む。プログラム記憶領域702には、携帯端末110の情報処理プログラムが記憶される。この情報処理プログラムは、メイン処理プログラム702a、通信プログラム702b、画像生成プログラム702c、画像表示プログラム702d、音声出力プログラム702eおよびトレーニングプログラム702fなどによって構成される。
[0201]
 メイン処理プログラム702aは、携帯端末110を制御するメインルーチンを処理するためのプログラムである。通信プログラム702bは、第1無線通信回路132を用いて他の機器(この実施例では、トレーニング器具10)と通信したり、第2無線通信回路136を用いて無線LANを介して他の機器(PCやサーバなど)と通信したりするためのプログラムである。
[0202]
 画像生成プログラム702cは、プロセッサ120の指示の下、表示制御回路146において、GPUが、後述する画像生成データ704aを用いて、ディスプレイ148に表示する各種の画面(200、250、300、350、400、450、500など)に対応する表示画像データをVRAM上に生成するためのプログラムである。画像表示プログラム702dは、プロセッサ120の指示の下、表示制御回路146において、GPUが、画像生成プログラム702cに従って生成された表示画像データをディスプレイ148に出力するためのプログラムである。
[0203]
 音声出力プログラム702eは、後述する音声データ704dをD/A変換器150を介してスピーカ152に出力するためのプログラムである。ただし、音声データ704dは、複数種類のメッセージを音声で出力するためのデータあり、選択的に出力される。
[0204]
 トレーニングプログラム702fは、この実施例のトレーニングを実行するためのアプリケーションプログラムである。
[0205]
 図示は省略するが、プログラム記憶領域702には、電子メールについてのアプリケーションプログラムなどの他のアプリケーションプログラムも記憶される。また、携帯端末110がスマートフォンの場合には、通話機能を実行するためのプログラムも記憶される。
[0206]
 また、データ記憶領域704には、画像生成データ704a、設定データ704b、目標値データ704c、音声データ704d、測定データ704eおよび履歴データ704fが記憶される。
[0207]
 画像生成データ704aは、表示画像データを生成するためのポリゴンデータ、テクスチャデータ、アイコン画像データ、アニメーションデータ、アバターデータ、アバターアイテムのデータなどを含む。
[0208]
 設定データ704bは、設定画面250で設定した各部位についての最大負荷についての数値データであるただし、最大負荷が設定されていない部位についてはNULLデータが記述される。
[0209]
 目標値データ704cは、トレーニングプログラム702fによって設定される各部位の最大負荷の目標値についての数値データである。たとえば、目標値は、トレーニングの目的別に、ユーザの性別および年齢やトレーニングの履歴などに基づいて設定される。ただし、目標値はユーザが設定するようにしてもよい。
[0210]
 音声データ704dは、トレーニングの内容を指示するための複数のメッセージ、トレーニングについてアドバイスするための複数のメッセージを音声で出力するための合成音声についてのデータである。
[0211]
 測定データ704eは、トレーニング器具10から送信された送信データ604eを時系列に従って記憶したデータである。つまり、測定データ704eは、トレーニング器具10で検出され補正された荷重データ、加速度データおよび角速度データが時系列に従って蓄積されたデータである。
[0212]
 履歴データ704fは、トレーニングの履歴についてのデータであり、トレーニングを行った年月日および時刻(時間)、当該トレーニングの内容、当該トレーニング中に検出された荷重(荷重値)および姿勢(加速度および角速度も含む)、および当該トレーニングを行ったときの姿勢の正確度についてのデータがトレーニング毎に時系列に従って記述される。上述したように、選択画面300でアイコン308がタッチされると、履歴データ704fに従って、トレーニングの履歴がディスプレイ148に表示される。ただし、履歴データ704fに含まれる年月日および時刻の情報は、送信データ604eを受信したときに、RTC120aから取得され、送信データ604e(測定データ704e)に付加される。
[0213]
 図示は省略するが、データ記憶領域704には、情報処理プログラムの実行に必要な、他のデータが記憶されたり、タイマ(カウンタ)やフラグが設けられたりする。
[0214]
 図12~図14は図3に示したトレーニング器具10のプロセッサ30の制御処理のフロー図である。なお、図12~図14に示すフロー図の各ステップの処理は、単なる一例に過ぎず、同様の結果が得られるのであれば、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。また、この実施例では、図12~図14に示すフロー図の各ステップの処理をプロセッサ30が実行するものとして説明するが、プロセッサ30以外のプロセッサや専用回路が一部のステップを実行するようにしてもよい。
[0215]
 ユーザによって、電源ボタン22がオンされ、トレーニング器具10の電源がオンされ、制御プログラムが実行されると、図12に示すように、プロセッサ30は、制御処理を開始する。プロセッサ30は、ステップS1で、携帯端末110を探索する。次のステップS3では、接続を確立したかどうかを判断する。ステップS3で“NO”であれば、つまり接続を確立していなければ、そのままステップS1に戻る。ただし、上述したように、接続に失敗した場合には、後に、携帯端末110側で手動操作により接続処理を実行することができるため、ステップS3で“NO”の場合には、所定時間(たとえば、10秒~30秒)待機してから、ステップS1に戻るようにしてもよい。一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり接続を確立すれば、ステップS7に進む。
[0216]
 ステップS7では、温度を検出する。つまり、プロセッサ30は、温度センサ50の測定値を取得して、対応する温度データ604dをデータ記憶領域604に記憶する。次のステップS9では、荷重を検出する。つまり、プロセッサ30は、荷重センサ16の測定値を取得して、対応する荷重データ604aをデータ記憶領域604に記憶する。次に、図13に示すステップS11で、過負荷であるかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ30は、ステップS9で検出した荷重が、開発者等の想定する最大値(たとえば、150kg)を超えたかどうかを判断する。
[0217]
 ステップS11で“NO”であれば、つまり過負荷でなければ、そのままステップS15に進む。一方、ステップS11で“YES”であれば、つまり過負荷であれば、ステップS13で、過負荷を報知するためにブザー44を鳴動させて、ステップS15に進む。この実施例では、過負荷を報知する場合に、ブザー44を鳴動させるようにしてあるが、ブザー44の鳴動に代えて、LEDランプ20を所定の色で点灯または明滅させたり、振動モータ52を駆動させたりしてもよい。または、ブザー44の鳴動、LEDランプ20の点灯(明滅)および振動モータ52の駆動のいずれか2つ以上により、過負荷を報知するようにしてもよい。このことは、後述するトレーニング器具10の買い替えを促す(報知する)場合についても同様である。
[0218]
 ステップS15では、所定値以上の荷重に変化したかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ30は、荷重センサ16によって検出される荷重が0または所定値未満から所定値以上に変化したかどうかを判断する。ただし、所定値は、後述するように、トレーニング器具10の買い替えを促すための判断に用いる基準値である。
[0219]
 ステップS15で“NO”であれば、つまり荷重が所定値未満であるか、所定値以上の荷重が継続している場合には、そのまま図14に示すステップS23に進む。一方、ステップS15で“YES”であれば、つまり所定値以上の荷重に変化すれば、ステップS17で、荷重の測定回数を1加算し、ステップS19で、測定回数が所定回数(たとえば、15000回)に達したかどうかを判断する。ステップS19で“NO”であれば、つまり測定回数が所定回数に達していなければ、ステップS23に進む。一方、ステップS19で“YES”であれば、つまり測定回数が所定数に達していれば、ステップS21で、トレーニング器具10の買い替えを促す(報知する)ためにブザー44を鳴動させて、ステップS23に進む。
[0220]
 詳細な説明は省略するが、この実施例のトレーニング器具10では、荷重が所定値以上となった回数が所定回数(たとえば、15000回)となった場合に、トレーニング器具10(荷重センサ16)の寿命が来たと判断し、トレーニング器具10の買い替えを促すようにしてある。これは、本体12の金属疲労または荷重センサ16(歪ゲージ)の劣化或いはそれら両方の要因によって荷重を正確に測定することができないためである。
[0221]
 図14に示すステップS23で、加速度を検出する。つまり、プロセッサ30は、加速度センサ46の測定値を取得して、対応する加速度データ604bをデータ記憶領域604に記憶する。次のステップS25では、角速度を検出する。つまり、プロセッサ30は、ジャイロセンサ48の測定値を取得して、対応する角速度データ604cをデータ記憶領域604に記憶する。そして、ステップS27で、荷重、加速度および角速度を補正して、送信データ604eを生成する。ここでは、プロセッサ30は、補正用データ604fを参照して、検出した荷重を、補正値を用いて補正する。また、ステップS27では、補正された荷重データ604aと、加速度データ604bと、角速度データ604cを含む送信データ604eが生成される。そして、ステップS29で、携帯端末110に送信データ604eを送信して、図12に示したステップS7に戻る。
[0222]
 なお、図12~図14では省略したが、上述したように、プロセッサ30は、電源のオン/オフに応じて、LEDランプ20の点灯/消灯を制御し、電池残量に応じて、LEDランプ20の点灯させる色を変化させる。また、プロセッサ30は、通信中では、所定の色でLEDランプ20を点滅させる。
[0223]
 図15~図17は図4に示した携帯端末110のプロセッサ120の筋肉トレーニング処理のフロー図である。なお、図15~図17に示すフロー図の各ステップの処理は、単なる一例に過ぎず、同様の結果が得られるのであれば、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。また、この実施例では、図15~図17に示すフロー図の各ステップの処理をプロセッサ120が実行するものとして説明するが、プロセッサ120以外のプロセッサや専用回路が一部のステップを実行するようにしてもよい。
[0224]
 ユーザが携帯端末110を操作してトレーニングプログラム702fを起動すると、プロセッサ120は筋肉トレーニング処理を開始し、ステップS51で、トレーニング器具10を探索する。次のステップS53では、トレーニング器具10と接続を確立したかどうかを判断する。
[0225]
 ステップS53で“NO”であれば、つまりトレーニング器具10と接続を確立していなければ、ステップS51に戻る。一方、ステップS53で“YES”であれば、つまりトレーニング器具10と接続を確立すれば、ステップS55で、通信処理を開始する。つまり、図示は省略するが、プロセッサ120は、トレーニングプログラムの処理と並行して、通信処理を実行し、トレーニング器具10から送信される送信データを受信して、データ記憶領域704に測定データ704eとして時系列に従って追加的に記憶する。
[0226]
 次のステップS57では、図5(A)に示したようなメニュー画面200をディスプレイ148に表示する。続いて、ステップS59では、トレーニングの目的が選択されたかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ120は、アイコン202~208のいずれかがタッチされたかどうかを判断する。ただし、プロセッサ120は、タッチパネル144からのタッチ座標データが示す位置に表示されるアイコン(202、204、206、208)がタッチされたと判断する。以下、他のアイコンや表示領域をタッチする場合について同様である。
[0227]
 ステップS59で“YES”であれば、つまりトレーニングの目的が選択されれば、図16に示すステップS71に進む。一方、ステップS59で“NO”であれば、つまりトレーニングの目的が選択されていなければ、ステップS61で、筋力情報の設定かどうかを判断する。ここでは、プロセッサ120は、アイコン212がタッチされたかどうかを判断する。
[0228]
 ステップS61で“NO”であれば、つまり筋力情報の設定でなければ、ステップS59に戻る。このトレーニングプログラムの処理においては、トレーニング器具10との接続が確立したことを前提としているため、図示等は省略するが、メニュー画面200において、アイコン210がタッチされた場合には、トレーニング器具10との接続処理が実行される。たとえば、トレーニング器具10と接続が確立する前においては、アイコン202~208がタッチできない状態で表示され、トレーニング器具10との接続処理が確立すると、アイコン202~208がタッチできる状態に変化される。
[0229]
 一方、ステップS61で“YES”であれば、つまり筋力情報の設定であれば、ステップS63で、図5(B)に示したような設定画面250をディスプレイ148に表示して、ステップS65で、ユーザの操作に応じて設定処理を実行してから、ステップS57に戻る。詳細な説明は省略するが、上述したように、ステップS65では、設定する部位の最大負荷が登録(設定・変更)される。ここで設定された筋力情報が設定データ704bとしてデータ記憶領域704に記憶(更新)される。
[0230]
 上述したように、メニュー画面200でトレーニングの目的が選択されると、図16に示すように、ステップS67で、図6(A)に示したような、選択された目的についての選択画面300をディスプレイ148に表示する。次のステップS69では、トレーニングの選択があるかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ120は、選択画面300において、アイコン302~306のいずれかがタッチされたかどうかを判断する。
[0231]
 ステップS69で“NO”であれば、つまりトレーニングの選択が無ければ、ステップS71で、履歴の表示かどうかを判断する。ここでは、プロセッサ120は、アイコン308がタッチされたかどうかを判断する。ステップS71で“NO”であれば、つまり履歴の表示でなければ、そのままステップS67に戻る。一方、ステップS71で“YES”であれば、つまり履歴の表示であれば、ステップS73で、履歴データ704fに対応する履歴をディスプレイ148に表示してから、ステップS67に戻る。ただし、実際には、ユーザからの指示が有ると、履歴の表示を終了して、ステップS67に戻る。
[0232]
 また、ステップS69で“YES”であれば、つまり個別のトレーニングの選択があれば、ステップS75で、選択された個別のトレーニングについての指示内容の提示を開始する。続いて、ステップS77で、図6~図8に示したような、選択された個別のトレーニングについてのトレーニング画面(300、350、400、450、500など)をディスプレイ148に表示して、図17に示すステップS79に進む。ここでは、上述したように、トレーニング画面において、個別のトレーニングのやり方についてのアニメーションが表示されたり、個別のトレーニングについての指示が音声でスピーカ152から出力されたりする。また、上述したように、指示に含まれる荷重や回数については、トレーニングプログラム702fで自動的に決定される。したがって、ユーザは、提示された指示に従って、トレーニング器具10を把持し、把持したトレーニング器具10に荷重を加えながら、所定の動作を行うまたは所定の姿勢を維持する。ただし、スクワット初級のように、トレーニングの種類によっては、ユーザは、トレーニング器具10を把持するだけで、荷重を加えない場合がある。なお、詳細な説明は省略するが、ステップS75~S93は、選択画面300で選択された個別のトレーニングについて実行される。したがって、実際には、個別のトレーニング毎の処理(プログラム)が設けられている。
[0233]
 図17に示すように、ステップS79では、測定値を取得する。ここでは、プロセッサ120は、アンテナ134および第1無線通信回路132で受信されたトレーニング器具10からの送信データ604eを取得し、測定データ704eとして追加的に記憶する。次のステップS81では、測定値を所定時間(たとえば、0.5秒)分蓄積したかどうかを判断する。ただし、プロセッサ120は、所定時間分毎の測定値を用いて処理を実行するため、この所定時間は前回測定値を用いた処理を実行してからの時間である。
[0234]
 ステップS81で“NO”であれば、つまり測定値を所定時間分蓄積していなければ、ステップS79に戻る。一方、ステップS81で“YES”であれば、つまり測定値を所定時間分蓄積すれば、ステップS83で、荷重の正確度を算出する。この実施例では、プロセッサ120は、荷重が提示された荷重を超えているかどうかを判断するとともに、荷重が提示された荷重に満たない場合には、その差分を算出する。
[0235]
 続くステップS85では、測定データ704eが示す加速度および角速度の少なくとも一方からユーザの姿勢を検出する。厳密に言うと、プロセッサ120は、加速度および角速度から、ユーザの所定の部位についての水平方向や垂直方向に対する角度を検出する。
[0236]
 そして、ステップS87では、姿勢の正確度を算出する。ここでは、プロセッサ120は、ステップS85で検出したユーザの姿勢と、予めトレーニングプログラム702fに設定されている正しい姿勢との一致度を算出する。
[0237]
 続くステップS89では、検出した荷重および姿勢の少なくとも一方をユーザに提示する。上述したように、ここでは、プロセッサ120は、ユーザが現在トレーニング器具10に加えている荷重の数値や検出したユーザの現在の姿勢(着目する部位の角度)を表示する処理を実行したり、姿勢の正確度を表示する処理を実行したり、持続時間や動作の回数を表示する処理を実行したりする。
[0238]
 続いて、ステップS91で、正確度に応じたアドバイスを提示する。上述したように、ここでは、プロセッサ120は、現在のユーザの姿勢を、アバターを用いて表示する処理を実行したり、荷重を強くしたり弱くしたりするアドバイスや関節の曲げ角度を大きくしたり小さくしたりするアドバイスを音声で出力したりする処理を実行したりする。
[0239]
 そして、ステップS93で、トレーニングの終了かどうかを判断する。ここでは、プロセッサ120は、ユーザが選択されたトレーニングを最後まで行ったり、ユーザからトレーニングを終了する指示が与えられたりしたかどうかを判断する。ステップS93で“NO”であれば、つまりトレーニングの終了でなければ、ステップS79に戻る。一方、ステップS93で“YES”であれば、つまりトレーニングの終了であれば、ステップS95で、トレーニングプログラム702fの終了であるかどうかを判断する。ここでは、ユーザによって、トレーニングプログラム702fの終了が指示されたかどうかを判断する。ステップS95で“NO”であれば、つまりトレーニングプログラム702fの終了でなければ、図16に示したステップS67に戻る。つまり、選択した目的に応じた個別のトレーニングの選択画面300に戻る。ただし、ステップS57(メニュー画面200)に戻るようにしてもよい。一方、ステップS95で“YES”であれば、つまりトレーニングプログラム702fの終了であれば、ステップS97で、今回のトレーニングの情報を保存して、筋肉トレーニング処理を終了する。つまり、ステップS97では、プロセッサ120は、トレーニングの年月日および時刻(時間)、トレーニングの内容、筋肉トレーニング処理の実行中にトレーニング器具10から受信した送信データ604e(測定データ704e)から検出した荷重および姿勢(加速度および角速度を含む)、および当該トレーニングを実行したときの姿勢の正確度についてのデータを、履歴データとしてHDD130に保存する、またはHDD130に保存された履歴データに追加する。ただし、ユーザの指示に従って任意のタイミングで、トレーニングの情報をHDD130に保存するようにしてもよい。
[0240]
 この実施例によれば、両手で把持可能なトレーニング器具に、荷重センサ、加速度センサ、ジャイロセンサを設け、トレーニング器具にかかる荷重を検出するとともに、トレーニング器具の姿勢や動きを検出するので、トレーニングの際に、トレーニング器具の構成の問題により、ユーザの姿勢や動作が制約されることはない。したがって、様々な種類のトレーニングを実行可能にすることができる。つまり、トレーニングの幅を広げることができる。
[0241]
 また、この実施例によれば、スマートフォンのような汎用の携帯端末を用いることができる。
[0242]
 さらに、この実施例によれば、トレーニング器具の他にスマートフォンのような携帯端末を用意すれば良いため、専用のシステムを設ける必要ない。また、携帯端末は基地局と通信可能な状況下においては設置場所を選ばないため、トレーニング場所が制限されることもない。
[0243]
 なお、この実施例では、トレーニング器具の本体の傾き(姿勢)および動きの少なくとも一方を検出するために、加速度センサおよびジャイロセンサを設けるようにしたが、いずれか一方のみを設けても、本体の傾きおよび動きの少なくとも一方を検出することができる。
[0244]
 また、この実施例では、携帯端末側で所定時間分の測定値を蓄積するようにしたが、トレーニング器具側で所定時間分の測定値を蓄積して携帯端末に送信するようにしてもよい。
[0245]
 さらに、この実施例では、トレーニング器具側で、荷重を補正するようにしたが、携帯端末側で、荷重を補正するようにしてもよい。かかる場合には、補正値が、トレーニング器具から携帯端末に送信され、携帯端末に記憶される。また、この場合には、検出された温度のデータも携帯端末に送信される。
[0246]
 さらにまた、この実施例では、トレーニング中に、現在の荷重や姿勢の正確度などをユーザに提示するようにしてあるため、携帯端末で、現在の荷重、姿勢および姿勢の正確度を計算するようにしてあるが、トレーニングを終了した後に、荷重の変化や姿勢の正確度の変化をユーザに提示する場合には、荷重、姿勢および姿勢の正確度を携帯端末とは異なる他のコンピュータに計算させるようにしてもよい。他のコンピュータとしては、後述するサーバ1002(図18参照)が該当する。この場合には、携帯端末から他のコンピュータ(サーバ1002)に、少なくとも、トレーニング中に検出した荷重データ、加速度データおよび角速度データが送信される。
[0247]
 また、この実施例では、携帯端末110において画面表示および音声出力の少なくとも一方を実行することによって、トレーニング中に、現在の荷重や姿勢の正確度などをユーザに提示するようにしてあるが、これに限定される必要はない。たとえば、荷重や姿勢の正確度をトレーニング器具のプロセッサ30で判断し、LEDランプ20の明滅、ブザー44の鳴動および振動モータ52の駆動の少なくとも一つにより、荷重や姿勢が正しいことまたは正しくないことを報知(提示)するようにしてもよい。したがって、LEDランプ20、ブザー44および振動モータ52のいずれか1つが設けられるように、トレーニング器具10を構成してもよい。ただし、荷重や姿勢の正確度は、携帯端末110のプロセッサ120で判断し、その判断結果をトレーニング器具10側に送信するようにしてもよい。
[0248]
 さらに、この実施例で示したトレーニング器具は単なる一例であり、限定されるべきではない。たとえば、トレーニング器具に、スピーカを設けることもできる。具体的には、トレーニング器具の本体に内蔵される制御基板にD/A変換器がプロセッサと通信可能に実装され、このD/A変換器にスピーカが接続される。この場合、ブザーは省略されてもよい。スピーカは、上記の実施例で示したブザーと同じ機能を発揮するように動作される。また、トレーニング器具にスピーカを設ける場合には、携帯端末に設けられたスピーカから出力される音声ないし音(音楽)を、携帯端末に設けられたスピーカに代えて、または、携帯端末に設けられたスピーカとともに、トレーニング器具に設けられたスピーカから出力するようにしてもよい。かかる場合には、スピーカから出力される音声ないし音に対応する音声データが携帯端末からトレーニング器具に送信される。
[0249]
 さらに、この実施例では、携帯端末に、履歴データが記憶されるが、このような情報は、携帯端末とは異なる別のコンピュータで管理するようにしてもよい。たとえば、所定のサービスを提供するサーバが履歴データを管理するようにしてもよい。このようなサーバを用いたシステムの一例について説明する。
[0250]
 図18に示すネットワークシステム1000は、サーバ1002を含む。このサーバ1002は、汎用のサーバであり、CPU1010およびメモリ1012を備える。メモリ1012は、HDD、ROMおよびRAMを含む。図示は省略するが、サーバ1002は、通信モジュールなどの他の回路コンポーネントも備えている。
[0251]
 サーバ1002は、インターネットのようなネットワーク1004を介して、複数の携帯端末110と通信可能に接続される。また、サーバ1002には、データベース(測定値DB)1006が直接接続される。図18に示す例では、測定値DB1006はサーバ1002の外部に設けられるが、サーバ1002の内部に設けるようにしてもよい。また、サーバ1002と測定値DB1006はネットワーク1004を介して通信可能に接続されてもよい。
[0252]
 また、サーバ1002は、測定値DB1006を用いて、ユーザ毎の測定値を管理する。たとえば、図19に示すように、管理される情報(管理情報)は、ユーザID、ユーザ名、性別、年代(年齢)、友達、メールアドレス、トレーニングの履歴などである。
[0253]
 詳細な説明は省略するが、たとえば、ユーザは、携帯端末110を用いて、サーバ1002で運営されるサイトにアクセスし、ユーザ情報、すなわち、ユーザ名、性別、年齢、メールアドレスを登録する。また、ユーザは、必要に応じて、友達のユーザ(ユーザ名もしくはユーザID)を登録する。そして、ユーザがトレーニングを実行した後に、携帯端末110は、ユーザの操作に従って、または、自動で、今回のトレーニングの結果についてのデータ(結果データ)をサーバ1002に送信する。ただし、結果データは、トレーニングを行った年月日および時刻(時間)、当該トレーニングの内容、当該トレーニング中に検出された荷重(荷重値)および姿勢(加速度および角速度も含む)、および当該トレーニングを行ったときの姿勢の正確度のようなトレーニング結果についてのデータである。サーバ1002は、結果データを受信して、測定値DB1006に、ユーザ(ユーザID)に対応して、トレーニングの履歴(履歴データ)を更新する。
[0254]
 ユーザIDは、ユーザを識別するための固有の識別情報であり、たとえば、サーバ1002が上記の情報をユーザ毎に管理するために、当該ユーザまたは当該ユーザが使用する携帯端末110に付与される。
[0255]
 ユーザ名は、ユーザの氏名または愛称などである。性別は、男性または女性の別である。友達は、ユーザが友達として登録した他のユーザのユーザ名またはユーザIDある。ただし、友達として登録できるのは、このサイトを利用しているユーザに限定される。また、友達は、厳密な意味において現実世界の友達に限定される必要はなく、家族や会社の同僚などでもよい。
[0256]
 メールアドレスは、基本的には、ユーザが使用する携帯端末110に設定されたメールアドレスであるが、当該ユーザが使用する他の端末に設定されたメールアドレスでもよい。トレーニングの履歴は、上述した履歴データの内容であるため、重複した説明は省略する。
[0257]
 たとえば、サーバ1002は、トレーニングの結果(結果データ)に応じて、別のトレーニングを実行可能な追加のアプリケーションを配布したり、他のアプリケーションの購入特典を配布したり、アプリケーションの購入等に使用できるポイント(仮想のコイン)を付与したり、アバターやアバターアイテムなどを配布したりするサービスを提供することができる。以下、サーバ1002が配布するアプリケーション、購入特典、仮想のコイン、アバターやアバターアイテムなどをまとめて「コンテンツ」と呼ぶことにする。このようにすれば、ユーザがトレーニングを実行したり、ユーザがトレーニングを継続的に実行したりするモチベーションを高めることができると考えられる。
[0258]
 ただし、ユーザに配布ないし付与するのは、デジタルのコンテンツに限定される必要はない。たとえば、トレーニング、ダイエットまたは健康に関する器具、書籍、DVD、食品などの物品(アナログのコンテンツ)を配布するようにしてもよい。かかる場合には、たとえば、ユーザ情報として、ユーザの住所および電話番号なども管理される。
[0259]
 たとえば、サーバ1002は、図20に示すようなご褒美情報(プレゼント情報)を用いて、ご褒美(デジタルまたはアナログのコンテンツ)を配布するかどうかを判定したり、配布するご褒美を決定したりする。図20に示すようなご褒美情報のテーブルデータは、メモリ1012に記憶され、このテーブルデータを参照して、CPU1010は、後述するご褒美判定処理(図21参照)を実行する。
[0260]
 図20に示すように、ご褒美情報には、配布条件に対応して、ご褒美が記述される。配布条件は、トレーニングの種類、トレーニングのレベル(メニュー)、トレーニングの点数(評価)および継続日数を含む。ただし、トレーニングのレベル、トレーニングの点数および継続日数のすべてが配布条件として課される必要はなく、いずれか1つまたは2つの組み合わせでもよい。図20では、配布条件として課されない項目については、横棒を引いて示してある。
[0261]
 トレーニングの種類の欄には、上述したトレーニングの種類(識別情報)が記述される。トレーニングのレベル(メニュー)の欄には、レベルの数値(1、2…)やメニューの情報(初級、中級、上級など)が記述される。トレーニングの点数(評価)の欄には、点数(評価)の範囲(基準値)が記述される。継続日数の欄には、日数(期間)の基準値が記述される。ご褒美の欄には、対応する配布条件を満たす場合に、ユーザまたは当該ユーザが所有する携帯端末110に配布されるアナログまたはデジタルのコンテンツの種類(識別情報)が記述される。
[0262]
 たとえば、ユーザが今回行ったトレーニングがアイソメトリックであり、そのレベルが1であり、点数が80点未満である場合には、ご褒美Aを配布することが判定される。また、たとえば、ユーザが今回行ったトレーニングがアイソメトリックであり、その継続日数が一週間である場合には、ご褒美Eを配布することが判定される。説明は省略するが、他の場合についても同様である。
[0263]
 ご褒美を配布することが決定されると、ご褒美がデジタルのデータである場合には、サーバ1002は、たとえば、ご褒美を獲得したユーザ(ユーザID)に対して、ダウンロード可能に当該データを設定し、ご褒美を獲得したことおよびご褒美をダウンロード可能であることなどを電子メールで当該ユーザが所有する携帯端末110に通知する。また、ご褒美が物品である場合には、サーバ1002の管理者等は、当該ご褒美を獲得したユーザに対して、当該物品を配送することを手配し、ご褒美を獲得したことおよびご褒美を配送することなどを電子メールで当該ユーザが所有する携帯端末110に通知する。
[0264]
 なお、図20に示すご褒美情報(配布条件)は、単なる一例であり、限定されるべきでない。たとえば、継続日数を配布条件に含んでいない場合であっても、今回のトレーニングの結果のみならず過去のトレーニングの結果に基づいて、つまりトレーニングの履歴に基づいて、ご褒美を配布するかどうかを判定するようにしてもよい。
[0265]
 また、配布条件のみならず、ユーザ情報を考慮して、ご褒美を配布するかどうかを判定したり、配布するご褒美を決定したりしてもよい。かかる場合には、ユーザ情報としては、年齢や性別のみならず、運動経験の有無、国籍、居住地域などが考慮されてもよい。ただし、運動経験の有無、国籍、居住地域などは、管理情報に含まれる。
[0266]
 具体的には、サーバ1002のCPU1010が図21に示すご褒美判定処理を実行する。ただし、ご褒美判定処理は、結果データを送信してきた携帯端末110毎に実行される。したがって、サーバ1002は、携帯端末110から結果データを受信すると、図21に示すように、CPU1010は、当該携帯端末110についてのご褒美判定処理を開始する。
[0267]
 まず、ステップS201で、受信した結果データで、当該ユーザIDに対応するトレーニングの履歴を更新する。次のステップS203で、トレーニングの結果の受信により、配布条件を満たすご褒美があるかどうかを判断する。ここでは、CPU1010は、ご褒美情報を参照して、配布条件を満たすご褒美があるかどうかを判定する。
[0268]
 ステップS203で“NO”であれば、つまり配布条件を満たすご褒美が無ければ、そのままご褒美判定処理を終了する。一方、ステップS203で“YES”であれば、つまり配布条件を満たすご褒美が有れば、ステップS205で、ご褒美の配布処理を実行する。ここでは、CPU1010は、結果データを送信してきた携帯端末110(ユーザ)がご褒美についてのデジタルのデータをダウロード可能に設定したり、結果データを送信してきた携帯端末110のユーザにご褒美の物品についての配送を手配することを通知する電子メールを担当者等の端末宛てに送信したりする。
[0269]
 そして、ステップS207で、ご褒美を配布することをユーザに通知して、ご褒美判定処理を終了する。たとえば、CPU1010は、ステップS207で、ご褒美についてのデジタルのデータがダウンロード可能になったことやご褒美の物品を配送する手配が行われたことを通知する電子メールを、結果データを送信してきた携帯端末110に送信する。
[0270]
 また、サーバ1002は、トレーニングの履歴を用いて、ユーザに様々なサービスを提供することもできる。
[0271]
 たとえば、サーバ1002は、トレーニングの履歴をグラフなどに表して(表計算して)提示したり、トレーニングの結果に基づく絶対評価(各部位の最大荷重の変化)を提示したり、お勧めのトレーニングを紹介したり、トレーニング本やダイエット本などを紹介したりするなどの種々のサービスを提供することができる。
[0272]
 また、サーバ1002は、性別、年代別などの分類毎に、算出した最大負荷の平均値、抽出した最大値、抽出した最小値などを提示したり、ユーザと同様のプロフィールを有する他のユーザやユーザが友達として登録してある他のユーザとのトレーニングの履歴の比較結果を提示したり、ランキングを提示したりするようなサービスも提供できる。たとえば、姿勢の正確度やトレーニングの進行についての比較結果が提示される。また、サーバ1002は、ユーザのトレーニングの履歴および他のユーザとのトレーニングの履歴の比較結果の少なくとも一方に基づいて、ユーザのトレーニングの進行についてアドバイスするようなサービスも提供できる。さらに、サーバ1002は、友達として登録してある他のユーザのうち、ユーザと同時刻にトレーニングを行っている他のユーザを通知するサービスも提供できる。このようなサービスが提供されることにより、たとえば、ユーザの競争心が煽られ、トレーニングを継続して行うモチベーションを高めることができると思われる。
[0273]
 このように、分類毎に、算出した最大負荷の平均値、抽出した最大値、抽出した最小値などを提示したり、他のユーザとのトレーニングの履歴の比較結果を提示したり、ランキングを提示したりするように、他のユーザまたは他のユーザのトレーニングの履歴と関連付けられた情報がユーザに提示される。
[0274]
 ただし、トレーニングの履歴の比較結果やトレーニングの進行についての比較結果をユーザに提示するようにしてあるが、比較せずに、ユーザおよび他のユーザのそれぞれについてのトレーニングの履歴やトレーニングの進行を当該ユーザに提示するようにしてもよい。このような場合には、ユーザが、自身のトレーニングの履歴(結果)と他のユーザのトレーニングの履歴(結果)を比較したり、自身のトレーニングの進行と他のユーザのトレーニングの進行を比較したりする。このような場合には、トレーニングの履歴(結果)やトレーニングの進行については、ユーザと他のユーザの内容が同時に提示される必要はなく、ユーザの操作に従って切り替えて提示されてもよい。また、このような場合であっても、ユーザと同様のプロフィールを有するなど、何らかの関連を有する他のユーザ(ユーザに関連付けられた他のユーザ)についてのトレーニングの履歴およびトレーニングの進行を提示することができる。
[0275]
 また、ユーザに自身のトレーニングの履歴を提示し、他のユーザについては前回のトレーニングの結果のみを提示するようにしてもよい。
[0276]
 このように、ユーザに対するトレーニンングの履歴(結果)、トレーニングの進行およびこれらについての他のユーザとの比較結果などの種々の情報の提示の仕方は様々であり、ここに挙げた例に限定されるべきではない。
[0277]
 さらに、サーバ1002は、トレーニングの履歴に基づいて、トレーニングを所定期間(たとえば、3日)以上行っていないユーザに対しては、トレーニングの実行を促すメッセージを送信するサービスも提供できる。
[0278]
 また、サーバ1002は、グループ単位で管理情報を管理するようにしてもよい。かかる場合のグループは、たとえば企業単位で分類される。したがって、たとえば、或る企業において、使用者が、従業員にトレーニング器具10およびトレーニングプログラム702fを配布する。サーバ1002またはその運営者等は、従業員のトレーニングの状況を使用者および従業員に提示するサービスを提供する。このようにすれば、使用者は従業員のトレーニングの状況およびこのトレーニングの状況から推測される従業員の健康状態を知ることができる。また、サーバ1002は、従業員同士のトレーニングの進行度合いや履歴を比較したり、健康状態に応じて従業員に食事に関するアドバイスを行ったり、従業員に適切なサプリメントを提案したり、販売したりする。また、サーバ1002は、同時刻にトレーニングを行っている他の従業員の名称を、従業員に通知したりする。
[0279]
 なお、このようなサービスを提供するにあたり、サーバ1002またはこのサーバ1002の管理者ないし運営者は、ユーザの携帯端末110などにメッセージ等を通知するため、上記の管理情報にメールアドレスが含まれている。また、提示する上記の各種情報は、電子メールに記載または添付されたり、サイトに設けられた所定のページに記載されたり、当該サイトから配信されたりする。
[0280]
 また、上記の例では、荷重値データがトレーニング器具10から携帯端末110に送信され、トレーニングの終了後に、当該トレーニングについての結果データがサーバ1002に送信されるようにしたが、これに限定される必要はない。荷重値データは、トレーニング中に、トレーニング器具10からサーバ1002に直接またはネットワーク1004を介して送信してもよい。この場合には、サーバ1002で、トレーニング中のユーザの姿勢や姿勢の正確度を計算したり、トレーニングについての点数(評価)を計算したりしてもよい。また、トレーニング器具10でトレーニング中の姿勢や姿勢の正確度を計算する場合には、トレーニング器具10からサーバ1002にトレーニングについての結果データが送信されてもよい。
[0281]
 また、図1に示したトレーニング器具10の形状は一例であり、限定されるべきでない。図22および図23に示すように、ソケット部18aおよびソケット部18bの形状を変えるとともに、変形されたソケット部18aおよび18bを受け入れるように、本体12の端部の形状を変形されてもよい。ただし、図22および図23に示すトレーニング器具10では、ソケット部18b側に電源ボタン22およびコネクタ24が設けられ、このソケット部18b側に制御基板14が設けられる。
[0282]
 図22はトレーニング器具10の他の例を示す。図22(A)は他の例のトレーニング器具10を正面から見た正面図であり、図22(B)は他の例のトレーニング器具10を上面から見た上面図であり、図22(C)は他の例のトレーニング器具10を右側面から見た右側面図であり、図22(D)は図22(A)のIIXIID-IIXIID断面図である。ただし、図22(D)では、制御基板14を省略してある。
[0283]
 図22(A)および(B)に示すように、他の例のトレーニング器具10では、ソケット部18aおよび18bに、互いに対向する方向に突出する凸部(凸条)1800が形成される。凸条1800は、その一部(図22(A)では下端部)において突出する量が大きくされる。つまり、凸条1800は、突出量が大きくされた第1部分1802とそれ以外の第2部分1804とで構成される。図示は省略するが、他の例のトレーニング器具10では、本体12の両端部において、凸条1800を受け入れ可能な切り欠き12cが形成される。
[0284]
 なお、図22(A)-(C)に示す他の例のトレーニング器具10では、凸条1800の全体が本体12からはみ出すように形成されるが、第1部分1802のみが本体12からはみ出すように形成されてもよい。
[0285]
 また、図22(B)に示すように、他の例のトレーニング器具10では、ソケット部18b側に電源ボタン22およびコネクタ24が設けられ、図示は省略するが、ソケット部18bの内部に制御基板14が設けられる。この制御基板14と荷重センサ16とが電気的に接続される。また、図22(B)および(C)からも分かるように、他の例のトレーニング器具10では、コネクタ24はソケット部18bの右側面に設けられる。
[0286]
 たとえば、ユーザがこの他の例のトレーニング器具10を使用する場合には、ユーザは、凸条1800の第2部分1804に人差し指または/および親指を掛けるとともに、人差し指と中指で第1部分1802を挟むように、左右の手で他の例のトレーニング器具10を握る。ただし、ユーザによっては、中指と薬指で第1部分1802を挟むように、左右の手で他のトレーニング器具10を握る場合もある。いずれの場合であっても、凸条1800(第1部分1802)が設けられるので、ユーザは毎回同じように他の例のトレーニング器具10を把持してトレーニングすることができる。つまり、凸条1800(第1部分1802)は、ユーザが本体12(把持部12a)を握る場合の位置決め部材として機能する。したがって、握る位置が毎回変わることが無く、荷重の測定にばらつきが発生するのを軽減することができる。また、凸条1800の部分に指が掛かるだけなので、強度的に弱い樹脂で形成されたソケット部18aおよび18bに必要以上の荷重が加わることはない。
[0287]
 このような目的および効果を得るためのその他の例のトレーニング器具10が図23に示される。図23(A)はその他の例のトレーニング器具10を正面から見た正面図であり、図23(B)はその他の例のトレーニング器具10を上面から見た上面図であり、図23(C)はその他の例のトレーニング器具10を右側面から見た右側面図であり、図23(D)は図23(A)のにIIXIIID-IIXIIID断面図である。ただし、図23(D)では、制御基板14を省略してある。
[0288]
 図23(A)および(B)に示すように、その他の例のトレーニング器具10では、ソケット部18aおよび18bにおいて、本体12に挿し込まれていない頭部のうち、互いに対向する方向に突出する凸部1810が形成される。つまり、図23(B)に示すように、ソケット部18aおよびソケット部18bを上方から見た場合に、対向する三角形の頂点に相当する辺の部分が、図1(A)および(B)に示したトレーニング器具10よりも接近される。
[0289]
 また、図23(D)からも分かるように、その他の例のトレーニング器具10では、把持部12aの一部に切り欠き12dが形成される。ソケット部18b(ソケット部18aも同様である)には、この切り欠き12dと同じ形状であり、把持部12aの一部を構成するように、部分把持部1812が設けられる。図23(A)から分かるように、凸部1810と部分把持部1812は滑らかな傾斜面を有する接続部1814で連結される。この接続部1814の傾斜面は、把持部12aを握るユーザの指がぴったり合うように形成される。
[0290]
 さらに、図23(A)-(C)から分かるように、その他の例のトレーニング器具10では、コネクタ24は、本体12を挟んで、部分把持部1812の反対側であり、ソケット部18bの装着方向に延びて形成される。したがって、本体12には、切り欠き12dの反対側にコネクタ24を設けるための切り欠き12eが形成される。ただし、コネクタ24は、図1に示すトレーニング器具10や図22に示す他の例のトレーニング器具10と同様に、本体12にかからない位置に設けられてもよい。
[0291]
 したがって、ユーザは、その他の例のトレーニング器具10を使用する場合に、部分把持部1812および接続部1814に人差し指または/および親指を掛けて、左右の手でその他の例のトレーニング器具10を握る。つまり、凸部1810と部分把持部1812とを連結する接続部1814は、ユーザが本体12(把持部12a)を握る場合の位置決め部材として機能する。
[0292]
 また、上述の実施例では、U字状に本体12を形成したがこれに限定される必要はない。2つの把持部を連結し、両手で把持部を把持して、両手を近づけたり離したりするように力を加えることができる形状であれば他の形状を採用することができる。
[0293]
 たとえば、図24(A)に示すように、トレーニング器具10のその他の例としては、本体12をリング形状(O字状、ドーナツ形状)に形成することもできる。ただし、本体12を、リング形状に形成する場合には、把持部12aを分かり易くするために、把持部12aに模様が表される。ただし、把持部にグリップが設けられてもよい。ユーザが荷重センサ16の貼り付けられた位置を握ると、荷重を測定することができないからである。また、リング形状の本体12では、把持部12a以外が連結部12bである。
[0294]
 なお、リングの形状は、長円形状やトラック形状であってもよい。また、リングの形状の一部を欠落させて、本体12をC字状に形成してもよい。
[0295]
 また、図24(B)に示すように、本体12を、数字の8または記号のθを横向きにしたような形状に形成することもできる。かかる場合には、2つの把持部12aの真ん中に荷重センサ16を設けることができる。このため、ユーザが加える荷重を直接的に測定することができる。この場合においても、本体12のうち、2つの把持部12a以外の部分が連結部12bである。
[0296]
 なお、図示は省略するが、他の例として、N字状に本体12を形成したり、S字を横にした形状に本体12を形成したりしてもよい。
[0297]
 また、図24(A)および(B)では、制御基板14、電源ボタン22、コネクタ24は省略してあるが、制御基板14は本体12の内部の任意の位置に設けられ、その近傍にコネクタ24が設けられる。電源ボタン22は、把持部12aとは異なる部分に設けられる。
[0298]
 また、上述の実施例では、トレーニング器具10は、荷重を検出し、加速度または角速度から姿勢を検出して、トレーニングに用いる場合について説明したが、ゲーム機(コンピュータ)の入力装置に適用することもできる。たとえば、上記の携帯端末110をゲーム機として機能させることもできる。
[0299]
 なお、この場合には、トレーニング器具10とゲーム機とは無線通信可能に接続される。ただし、トレーニング器具10とゲーム機とは有線で接続されてもよい。
[0300]
 図25に示す例では、トレーニング器具10の本体12に十字ボタン2002および4つの押しボタン2004、2006、2008、2010を設けた入力装置2000の例が示される。十字ボタン2002や4つの押しボタン2004~2010は、通常のゲームコントローラと同様に、ゲーム機でプレイするゲームに応じて、各ボタンに機能が割り当てられる。たとえば、十字ボタン2002が操作されると、仮想のゲーム空間内において、プレイヤオブジェクト(ゲームキャラクタ)が移動される。また、押しボタン2004、2006、2008、2010が操作されると、プレイヤオブジェクトがジャンプしたり、パンチしたり、キックしたり、ノンプレイヤオブジェクトを掴んだり(取得したり)、ノンプレイヤオブジェクトを投げたり、所定のアイテムを使用したりするなどの任意のアクションが実行される。
[0301]
 ただし、十字ボタン2002および4つの押しボタン2004~2010は、設けられなくてもよい。
[0302]
 また、図25に示すような入力装置2000では、荷重、加速度および角速度もゲーム機に入力することができるため、次のようなゲーム処理も実行可能である。たとえば、荷重の変化量や荷重の大きさでゲームパラメータを変化させることができる。荷重の変化量に応じて、プレイヤオブジェクトがジャンプする高さが変化したり、パンチやキックを繰り出す速さが変化したりする。また、荷重の大きさに応じて、プレイヤオブジェクトの攻撃力や防御力が変化する。
[0303]
 また、ゲームから指定される荷重を入力装置2000に加えることにより、プレイヤオブジェクトの力の加減を調整することもできる。たとえば、バスケットボールゲームにおいて、プレイヤオブジェクトにフリースローをさせる場合に、ボールを投げる力の加減を調整することができる。
[0304]
 また、一定以上の荷重を持続して入力装置2000に加えることにより、プレイヤオブジェクトまたはプレイヤオブジェクトが持つノンプレイヤオブジェクトを保持することができる。たとえば、仮想空間に設けられた所定のコースが表示された画面が自動で横スクロールし、このコースの中で、鉄の棒オブジェクトは、当該コースを形成するフレームに触れないように、入力装置2000で測定される荷重値に応じて上下される。たとえば、荷重値が0である場合に、棒オブジェクトは画面の中央(基準位置)に位置する。また、たとえば、入力装置2000の2つの把持部12aを接近させる方向に力が加えられるほど、つまり接近させる方向への荷重値が大きくなるにつれて、棒オブジェクトは画面上方に移動される。逆に、入力装置2000の2つの把持部12aを遠ざける方向に力が加えられるほど、つまり遠ざける方向への荷重値が大きくなるにつれて、棒オブジェクトは画面下方に移動される。このゲームでは、棒オブジェクトがフレームに当たると、ゲームオーバになり、棒オブジェクトがフレームに当たることなくゴールに到達すると、ゲーム(コース)クリアとなる。
[0305]
 また、ゲームから指示されるタイミングに合わせて荷重を入力装置2000に加えることにより、音楽ゲームをプレイすることもできる。また、ゲームから指示される音の長さに応じて、入力装置に荷重を加える長さを調整することにより、荷重を加えるタイミングのみならず、荷重を加える長さも加味したスコアを算出することもできる。
[0306]
 また、或る規定時間に入力装置に加えられた荷重の総和をゲームパラメータに反映することもできる。たとえば、荷重の総和で、プレイヤオブジェクトの攻撃力や防御力が変化されたり、プレイヤオブジェクトが繰り出す技のレベルが変化されたり、プレイヤオブジェクトが繰り出す技の種類が変化されたり、プレイヤオブジェクトが使用する防御アイテムのレベルが変化されたりする。
[0307]
 また、入力装置2000に繰り返し荷重を加えることにより、プレイヤオブジェクトに反復動作を実行させることができる。たとえば、仮想空間の水中において、プレイヤオブジェクトを泳がせることができ、たとえば、荷重が所定の周期で加えられる場合には、プレイヤオブジェクトが泳ぐ速度を速くすることができる。逆に、周期的に荷重が加えられていない場合には、プレイヤオブジェクトが泳ぐ速度を遅くすることもできる。また、仮想空間における木や丸太のオブジェクトを切るような反復動作をプレイヤオブジェクトにさせることもできる。かかる場合には、周期的に荷重が加えられる場合と、そうでない場合とで、木や丸太のオブジェクトを切る速さを変化させることができる。
[0308]
 また、入力装置2000に加えられる荷重でプレイヤオブジェクトに第1の動作を実行させ、入力装置の移動や傾き(姿勢)に応じて検出される加速度および角速度の少なくとも一方でプレイヤオブジェクトに第1の動作とは異なる第2の動作を実行させるなど、荷重センサと動きセンサ(慣性センサ)の両方を用いたゲーム処理を行うこともできる。たとえば、シューティングゲームにおいて、入力装置を移動させたり傾けたりすることにより、すなわち加速度や角速度の値に基づいてプレイヤオブジェクトをゲームフィールド内で移動させ、入力装置に荷重を加えることにより、すなわち荷重値に基づいてプレイヤオブジェクトに銃を撃たせることができる。また、たとえば、カーレースゲームにおいて、入力装置をハンドルのように使用することにより、仮想のレース場で車オブジェクトの方向を転換し、入力装置に力を加えることにより、車オブジェクトの移動速度が一時的に変化されたり、ギアがチェンジされたりする。
[0309]
 さらに、上述の実施例では、荷重センサ16は、U字状に形成された本体12の最下部(U字の底辺に相当する部分)、すなわち本体12が湾曲する部分の内部に配置されるようにしたが、上述したように、把持部12a以外の連結部12bであれば、他の位置に配置されてもよい。
[0310]
 たとえば、図26に示すように、トレーニング器具10を正面から見た場合に、荷重センサ16は、把持部12aと連結部12bとが連結される位置の近傍であり、連結部12bの内部に配置される。また、図26からも分かるように、荷重センサ16は、連結部12bのうち、制御基板14が設けられるソケット部18a側に配置される。
[0311]
 また、上述の実施例では、トレーニング器具10をそのまま使用してトレーニングを行う場合についてのみ説明したが、これに限定される必要はない。たとえば、補助的な器具を設けることにより、トレーニングのバリエーションを豊富にすることができる。
[0312]
 たとえば、図27(A)に示すように、チューブトレーニング用のチューブ器具3000をトレーニング器具10に装着することができる。図27(A)に示すように、チューブ器具3000は、ゴムチューブ3002を含み、このゴムチューブ3002の端部には、チューブ器具3000をトレーニング器具10に固定するための固定器具3004が設けられる。図27(B)に示すように、図27(A)に示した固定器具3004を上方から見ると、大きく分けて、固定器具3004は、リング状の本体3006とレバー3008とで構成される。レバー3008を開くと、本体3006の径が大きくされ、レバー3008を閉じると、本体3006の径が小さくされる。したがって、レバー3008を開いて本体3006をトレーニング器具10の本体12に挿し込み、レバー3008を閉じると、チューブ器具3000がトレーニング器具10に固定される。このように、固定器具3004を用いてチューブ器具3000がトレーニング器具10に固定されるため、トレーニング中にチューブ器具3000が離脱するのが防止される。ただし、ソケット部18bは着脱可能であるため、ソケット部18bに代えて、本体12に装着(挿し込んで)チューブ器具3000を固定する固定器具を設けるようにしてもよい。なお、図27(B)では、ゴムチューブ3002を省略してある。
[0313]
 また、図28(A)および図28(B)に示すように、補助的な器具として、他の把持部(把手)4000を本体12に装着することもできる。このように、把手4000を本体12に装着することにより、片手で、トレーニング器具10の2つの把持部12aを接近させる方向に力を加えることができる。つまり、握力を計測することができる。図28(A)に示す把手4000には、本体12のソケット部18b側の端部を受け入れる穴4002が形成されており、この穴4002にその端部が挿し込まれる。また、図28(B)に示す把手4000には、ソケット部18bを離脱した端部において本体12に挿し込む突起4004が形成されており、突起4004がソケット部18bに代えて本体12に挿し込まれる。

符号の説明

[0314]
 10 …トレーニング器具
 12 …本体
 16 …荷重センサ
 22 …電源ボタン
 30、120 …プロセッサ
 36、128 …RAM
 38 …フラッシュメモリ
 40、132、136 …無線通信回路
 44 …ブザー
 46 …加速度センサ
 48 …ジャイロセンサ
 50 …温度センサ
 100 …トレーングシステム
 148 …ディスプレイ
 152 …スピーカ
 1000 …ネットワークシステム
 2000 …入力装置
 3000 …チューブ
 4000 …把手

請求の範囲

[請求項1]
 間隔を隔てて対向する2つの把持部および当該2つの把持部のそれぞれと非可動に接合され、当該2つの把持部を連結する連結部を有する本体、
 前記本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、および
 前記荷重センサの検出値を無線で送信する通信部を備える、トレーニング器具。
[請求項2]
 前記通信部は、近距離無線通信によって前記荷重センサの検出値を送信する、請求項1記載のトレーニング器具。
[請求項3]
 前記荷重センサは、前記本体にかかる荷重を繰り返し検出し、
 前記通信部は、前記荷重センサの検出値を繰り返し送信する、請求項1または2記載のトレーニング器具。
[請求項4]
 前記本体内部に当該本体の傾きおよび動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサをさらに備え、
 前記通信部は、前記荷重センサの検出値および前記慣性センサの検出値を送信する、請求項1ないし3のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項5]
 前記荷重センサの検出値の補正値を記憶する補正値記憶手段をさらに備え、
 前記通信部は、前記補正値記憶手段に記憶された補正値を用いて補正された前記荷重センサの検出値を送信する、請求項1ないし4のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項6]
 前記通信部は、外部の端末との間で通信する、請求項1ないし5のいずれかに従属するトレーニング器具。
[請求項7]
 前記端末は多機能情報端末である、請求項6記載のトレーニング器具。
[請求項8]
 前記端末は携帯型の端末である、請求項6または7記載のトレーニング器具。
[請求項9]
 前記荷重センサの検出値は、前記端末に蓄積される、請求項6ないし8のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項10]
 前記端末は、前記荷重センサの検出値を用いて所定の計算処理を実行する計算手段をさらに備える、請求項9記載のトレーニング器具。
[請求項11]
 前記計算手段は、所定期間蓄積した前記荷重センサの検出値を用いて前記所定の計算処理を実行する、請求項10記載のトレーニング器具。
[請求項12]
 前記端末は、前記荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方をユーザに提示する、請求項6ないし11のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項13]
 前記端末は、所定のアプリケーションを実行し、トレーニング方法に関する情報をユーザに提示する、請求項6ないし12のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項14]
 前記端末は、前記アプリケーションを実行し、前記荷重センサの検出値に基づく荷重情報を予め設定した所定値と比較する、請求項13記載のトレーニング器具。
[請求項15]
 前記端末は、前記アプリケーションを実行し、前記荷重センサの検出値に基づく荷重情報が所定範囲内にあるかどうかを判定し、前記荷重情報が前記所定範囲外である場合に、前記ユーザに前記把持部にかかる荷重の修正を促す荷重修正情報を提示する、請求項13または14に記載のトレーニング器具。
[請求項16]
 前記端末は、前記荷重情報に基づいてトレーニング結果を指標として算出し、当該指標を前記ユーザに提示する、請求項12ないし15のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項17]
 前記端末は、画面表示または音声出力によって前記ユーザへの提示を行う、請求項12ないし16のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項18]
 前記端末は、前記ユーザのアバターを用いて、前記荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を提示する、請求項12ないし16のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項19]
 前記端末は、前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方をサーバに送信し、
 前記サーバは、前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を受信して、蓄積する、請求項6ないし18のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項20]
 前記サーバは、前記荷重情報および当該荷重情報から得られた情報の少なくとも一方をユーザ毎に蓄積する、請求項19記載のトレーニング器具。
[請求項21]
 前記サーバは、他のユーザの前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を前記端末に送信し、
 前記端末は、当該端末のユーザの前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方と、受信した前記他のユーザの前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方とを関連付けて当該ユーザに提示する、請求項20記載のトレーニング器具。
[請求項22]
 前記サーバは、受信した前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方に基づいて、前記端末に少なくともコンテンツまたはサービスを提供する提供部を備える、請求項19ないし21のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項23]
 前記サーバは、受信した前記荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方が所定の条件を満たすかどうかを判定する条件判定部を備え、
 前記提供部は、前記条件判定部が前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記端末に前記コンテンツまたはサービスを提供する、請求項22記載のトレーニング器具。
[請求項24]
 一部が前記本体の内部に収納されるように当該本体に装着されるソケット部をさらに備え、
 前記通信部は、前記ソケット部の内部に設けられる、請求項1ないし23のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項25]
 間隔を隔てて対向する2つの把持部および当該2つの把持部のそれぞれと非可動に接合され、当該2つの把持部を連結する連結部を有する本体、
 前記本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、および
 前記本体内部に設けられ、当該本体の姿勢および動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサを備える、トレーニング器具。
[請求項26]
 前記荷重センサは、前記2つの把持部を近づける方向に働く第1荷重または前記2つの把持部を遠ざける方向に働く第2荷重を検出する、請求項1ないし25のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項27]
 前記荷重センサによって検出された前記第1荷重または前記第2荷重に対応する荷重値を記憶する荷重値記憶手段をさらに備える、請求項25記載のトレーニング器具。
[請求項28]
 前記荷重センサは、前記本体のうち、前記2つの把持部とは異なる位置に配置される、請求項1ないし27のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項29]
 前記連結部は、前記本体が略U字形状を形成するように前記2つの把持部を連結し、
 前記荷重センサは、U字の底辺に相当する部分に配置される、請求項1ないし28のいずれかにのトレーニング器具。
[請求項30]
 前記本体は中空の筒状に形成される、請求項1ないし29のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項31]
 前記荷重センサおよび前記慣性センサは前記本体の内部に配置される、請求項30記載のトレーニング器具。
[請求項32]
 前記把持部の断面形状は、前記2つの把持部が対向する内側が狭く、外側が広く形成される、請求項1ないし31のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項33]
 前記把持部の断面形状は、角丸の略三角形状である、請求項32記載のトレーニング器具。
[請求項34]
 前記把持部に前記ユーザの手または指の位置決め部を設けた、請求項1ないし33のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項35]
 前記本体はアルミ合金で形成される、請求項1ないし34のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項36]
 前記本体は塑性変形しない、請求項35記載のトレーニング器具。
[請求項37]
 前記本体に電源ボタンをさらに備える、請求項1ないし36のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項38]
 前記電源ボタンは、前記2つの把持部とは異なる位置に配置される、請求項37記載のトレーニング器具。
[請求項39]
 前記本体に、発光部、音出力部および振動部の少なくとも一つをさらに備える、請求項1ないし37のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項40]
 前記本体はバッテリを内蔵する、請求項1ないし39のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項41]
 前記慣性センサは、加速度センサおよびジャイロセンサの少なくとも一方である、請求項1ないし40のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項42]
 前記加速度センサは、3軸加速度センサである、請求項41記載のトレーニング器具。
[請求項43]
 前記荷重センサは、歪センサである、請求項1ないし42のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項44]
 前記歪センサは、ロードセルである、請求項42記載のトレーニング器具。
[請求項45]
 補助器具の取り付け部をさらに備える、請求項1ないし43のいずれかに記載のトレーニング器具。
[請求項46]
 ユーザの両手によって把持される2つの把持部および当該2つの把持部を連結する連結部を一体成形した本体、
 前記本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、および
 前記荷重センサの検出値を無線で送信する通信部を備える、トレーニング器具。
[請求項47]
 ユーザの両手によって把持される2つの把持部および当該2つの把持部を連結する連結部を一体成形した本体、
 前記本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、および
 前記本体内部に設けられ、当該本体の姿勢および動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサを備える、トレーニング器具。
[請求項48]
 ユーザの両手によって把持される2つの把持部を有する本体、
 前記本体内部に設けられ、前記2つの把持部を近づける方向に働く荷重または前記2つの把持部を遠ざける方向に働く荷重を検出するための荷重センサ、
 前記荷重センサの検出値の補正値を記憶する補正値記憶手段、および
 前記補正値記憶手段に記憶された補正値を用いて補正された前記荷重センサの検出値を無線で送信する通信部を備える、トレーニング器具。
[請求項49]
 間隔を隔てて対向する2つの把持部および当該2つの把持部を連結する連結部を有する本体、
 前記本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、
 前記荷重センサの検出値の補正値を記憶する補正値記憶手段、および
 前記補正値記憶手段に記憶された補正値を用いて補正された前記荷重センサの検出値を外部装置に無線で送信する通信部を備える、トレーニングシステム。
[請求項50]
 前記外部装置は情報端末であり、
 前記情報端末は、前記通信部によって送信された前記荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方をユーザに提示する提示手段を備える、請求項49記載のトレーニングシステム。
[請求項51]
 前記外部装置はサーバであり、
 前記サーバは、前記通信部によって送信された前記荷重センサの検出値に基づく荷重情報および当該荷重情報から得られる情報の少なくとも一方を蓄積する蓄積手段を備える、請求項49記載のトレーニングシステム。
[請求項52]
 前記本体の内部に当該本体の傾きおよび動きの少なくとも一方を検出するための慣性センサをさらに備え、
 前記通信部は、前記慣性センサの検出値を前記外部装置にさらに送信する、請求項49ないし51のいずれかに記載のトレーニングシステム。
[請求項53]
 ゲーム装置の入力装置であって、
 ユーザの両手によって把持される2つの把持部および当該2つの把持部のそれぞれと非可動に接合され、当該2つの把持部を連結する連結部を有する本体、
 前記本体内部に設けられ、当該本体にかかる荷重を検出するための荷重センサ、
 前記本体の前記ユーザが前記把持部を把持した状態で操作可能な範囲内に設けられる方向入力部、および
 前記荷重センサの検出値および前記方向入力部の操作信号の少なくとも一方を前記ゲーム装置に送信する通信部を備える、入力装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23]

[ 図 24]

[ 図 25]

[ 図 26]

[ 図 27]

[ 図 28]