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1. (WO2008062703) SOLÉNOÏDE
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明 細書

ソレノイド

技術分野

[0001] 本発明は、圧縮機の容量制御弁等に使用されるソレノイドに関するものである。

背景技術

[0002] 圧縮機の容量制御弁に使用されるソレノイドであって、コイル部材を内部に収容する 磁性体から成るケース部材と、コイル部材の内側に配設されたスリーブと、スリーブ内 に配設された固定鉄心と可動鉄心と、スリーブの一端近傍部の径方向外方に配設さ れてケース部材の一端部に接合され、固定鉄心に対峙する磁性体から成る筒状部 材と、筒状部材に密着して筒状部材のケース部材力離隔する側の端部を閉じると 共にスリーブの一端を覆う樹脂部材とを備えることを特徴とするソレノイドが特許文献 1に開示されている。

特許文献 1 :特開 2002— 031052号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] 特許文献 1のソレノイドには、ケース部材が圧縮機ハウジングから突出して外部環境 に露出しているので、ケース部材に高度の耐食表面処理を施す必要があり、製造コ ストの上昇を招くという問題がある。

本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、従来に比べて耐食性に優れ、製 造コストが低減したソレノイドを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0004] 上記課題を解決するために、本発明においては、コイル部材を内部に収容する磁性 体から成るケース部材と、コイル部材の内側に配設されたスリーブと、スリーブ内に配 設された固定鉄心と可動鉄心と、スリーブの一端近傍部の径方向外方に配設されて ケース部材の一端部に接合され、固定鉄心又は可動鉄心に対峙する磁性体から成 る筒状部材と、筒状部材の外周に配設されたシール部材と、筒状部材に密着して筒 状部材のケース部材から離隔する側の端部を閉じると共にスリーブの一端を覆う樹 脂部材とを備えることを特徴とするソレノイドを提供する。

筒状部材を進行方向後方へ差し向けて、本発明に係るソレノイドを、圧縮機ハウジン グに形成した収容孔に揷入し、筒状部材の外周に配設したシール部材を、収容孔開 口部の周壁に押し当てて、筒状部材と収容孔開口部周壁との間の隙間を封止する。 ケース部材が外部環境から遮断され、ソレノイドの耐食性が従来に比べて向上する。 ケース部材の耐食表面処理のグレードを従来に比べて落とせるので、ソレノイドの製 造コストが従来に比べて低減する。

樹脂部材が筒状部材に密着して筒状部材のケース部材力離隔する側の端部を閉 じると共にスリーブの一端を覆うので、ソレノイド内部への水の侵入が阻止され、コィ ル部材の防水性が確保される。

[0005] 本発明の好ましい態様においては、筒状部材とコイル部材とは、インサート成形に より、樹脂部材と合体しており、筒状部材の外周面は樹脂から露出しており、当該外 周面に形成された周溝にシール部材が収容されている。

筒状部材とコイル部材とを、インサート成形により、樹脂部材と合体させることにより、 部品構成が簡素化され、ソレノイドの組立性が向上する。樹脂から露出した筒状部材 の外周面の周溝にシール部材を収容して、筒状部材と収容孔開口部周壁との間の 隙間を確実に封止することができる。

[0006] 本発明の好ましい態様においては、筒状部材とケース部材とは鉄系材料から成り、そ れぞれ耐食表面処理され、ケース部材の耐食表面処理は筒状部材の耐食表面処理 よりも低グレードである。

筒状部材は外部環境に曝露されるので、従来と同等の耐食表面処理をする必要が ある。ケース部材は外部環境に曝露されないので、耐食表面処理のグレードを筒状 部材に比べて、ひいては従来に比べて落とすことができる。ケース部材の耐食表面 処理のグレードを従来に比べて落とすことにより、ソレノイドの製造コストが従来に比 ベて低減する。

[0007] 本発明の好ましい態様においては、筒状部材は電磁ステンレス材料から成る。

筒状部材を電磁ステンレス材料で形成することにより、筒状部材の耐食表面処理の 省略が可能になり、ソレノイドの製造コストが更に低減する。

発明の効果

[0008] 筒状部材を進行方向後方へ差し向けて、本発明に係るソレノイドを、圧縮機ハウジン グに形成した収容孔に揷入し、筒状部材の外周に配設したシール部材を、収容孔開 口部の周壁に押し当てて、筒状部材と収容孔開口部周壁との間の隙間を封止する。 ケース部材が外部環境から遮断され、ソレノイドの耐食性が従来に比べて向上する。 ケース部材の耐食表面処理のグレードを従来に比べて落とせるので、ソレノイドの製 造コストが従来に比べて低減する。

発明を実施するための最良の形態

[0009] 本発明の実施例を説明する。

図 1に示すように、容量制御弁のソレノイド 100は、円筒部 101aと底部 101bとを有す る鉄系磁性材料から成るケース部材 101と、ケース部材 101内に収容されたコイル部 材 102と、コイル部材 102の内側に配設され、ケース部材 101の開放端 101c側の端 部が閉鎖された、非磁性体から成る筒状のスリーブ 103と、スリーブ 103内に配設さ れた固定鉄心 104と、スリーブ 103内に配設され所定の隙間を隔てて固定鉄心 104 に対峙する可動鉄心 105と、可動鉄心 105に固定されると共に固定鉄心 104に揷入 されたソレノイドロッド 106と、ソレノイドロッド 106に係合して可動鉄心 105を固定鉄 心 104から離隔する方向へ付勢するパネ 107と、スリーブ 103の閉鎖端近傍部の径 方向外方に配設されてケース部材 101の開放端 101cにカシメ接合され、固定鉄心 1 04の可動鉄心 105から離隔する側の端部に対峙する鉄系磁性材料からなる筒状部 材 108と、筒状部材 108外周の周溝 108aに収容された Oリング 109と、インサート成 形により筒状部材 108並びにコイル部材 102と合体し、筒状部材 108の内周面に密 着して筒状部材 108のケース部材 101から離隔する側の端部を閉じると共にスリーブ 103の閉鎖端を覆う樹脂材料から成るコネクタ 110と、コネクタ 110内に配設された電 気的接続端子 11 1とを有して!/、る。

筒状部材 108の外周面と周溝 108aとは樹脂から露出している。

筒状部材 108とケース部材 101とは、それぞれ耐食表面処理されている。ケース部 材 101の耐食表面処理は筒状部材 108の耐食表面処理よりも低グレードである。 可動鉄心 105は、図示しない弁機構と連結している。

[0010] ソレノイド 100においては、コイル部材 102に通電すると、ケース部材 101、筒状部材 108、固定鉄心 104、可動鉄心 105により磁気回路が形成され、バネ 107の付勢力 に抗して、可動鉄心 105が固定鉄心 104へ吸引される。コイル部材 102への通電を 停止すると、磁気回路が消滅し、パネ 107の付勢力を受けて、可動鉄心 105が固定 鉄心 104から離隔する。ソレノイドの作動により、可動鉄心 105が連結する弁機構の 作動が制御される。

[0011] ソレノイド 100を備える容量制御弁を圧縮機に取り付ける際には、筒状部材 108を進 行方向後方へ差し向けて、圧縮機ハウジング 200に形成した収容孔 201に弁機構と ソレノイド 100とを揷入し、筒状部材 108外周の周溝 108aに収容した Oリング 109を 、収容孔 201開口部の周壁に押し当てて、筒状部材 108と収容孔 201開口部周壁と の間の隙間を封止する。止め輪 202を用いて、弁機構とソレノイド 100とを圧縮機の ハウジング 200に固定する。

[0012] ソレノイド 100は、コネクタ 110を除いて収容孔 201内に挿入され、 Oリング 109が筒 状部材 108と収容孔 201開口部周壁との間の隙間を封止するので、ケース部材 101 は外部環境から遮断される。この結果、ソレノイド 100の耐食性は、従来に比べて向 上する。

外部環境から遮断されたケース部材 101の耐食表面処理のグレードは、従来に比べ て落とせるので、ソレノイド 100の製造コストは、従来に比べて低減する。

コネクタ 110が筒状部材 108の内周面に密着して筒状部材 108のケース部材から離 隔する側の端部を閉じると共に、スリーブ 103の閉鎖端を覆うので、ソレノイド内部へ の水の侵入が阻止され、コイル部材 102の防水性が確保される。

筒状部材 108とコイル部材 102とをインサート成形してコネクタ 110と合体させること により、部品構成が簡素化され、ソレノイド 100の組立性が向上する。筒状部材 108 の外周面の樹脂から露出し耐食表面処理された周溝 108aに Oリング 109を収容す ることにより、筒状部材 108と収容孔 201の開口部周壁との間の隙間を確実に封止 すること力 Sでさる。

筒状部材 108は外部環境に曝露されるので、従来と同等の耐食表面処理をする必 要がある。ケース部材 101は外部環境に曝露されないので、耐食表面処理のグレー

ドを筒状部材 108に比べて、ひいては従来に比べて落とすことができる。ケース部材 101の耐食表面処理のグレードを従来に比べて落とすことにより、ソレノイド 100の製 造コストが従来に比べて低減する。

[0013] スリーブ 103を磁性体で形成しても良い。

筒状部材 108は、単純な筒体に限定されない。例えば、樹脂注入用孔が形成された 底部を筒状部材 108が有しても良い。

筒状部材 108を電磁ステンレス材料で形成しても良い。筒状部材 108の耐食表面処 理の省略が可能になり、ソレノイド 100の製造コストが更に低減する。

固定鉄心 104と可動鉄心 105の配置を入れ替えて、可動鉄心 105が筒状部材 108 に対峙するように構成しても良い。

図 2に示すように、コネクタ 110を、筒状部材 108のケース部材 101から離隔する端 面に密着させても良い。

図 2に示すように、コネクタ 110に突起 112を形成し、圧縮機ハウジング 201に形成し た凹部に係合させても良い。電気的接続端子 111を所定方向へ差し向けることがで きる。

[0014] 本発明は圧縮機ハウジングに揷入するソレノイドのみならず、ハウジングに揷入する 全てのソレノイドに適用可能である。

ノ、ウジングに装着したソレノイドを取り出すための治具の係合部(凸部又は凹部)をコ ネクタに形成しても良い。

筒状部材 108の耐食表面処理とケース部材 101の耐食表面処理を別種の表面処理 としても良い。

筒状部材 108と密着性の良い樹脂材料を使用するのが望ましい。両者の密着性を 向上させるために、両者の境界に接着剤を介在させても良い。

収容孔 201の周壁に Oリング 109の収容溝を形成しても良い。

電気的接続端子 111を有するコネクタ 110に代えて、筒状部材 108に密着して筒状 部材 108のケース部材 101から離隔する側の端部を閉じると共にスリーブ 103の閉 鎖端を覆う樹脂部材からリード線を引き出すように構成しても良い。

図面の簡単な説明

園 1]本発明の実施例に係るソレノイドの断面図である。

園 2]本発明の他の実施例に係るソレノイドの部分断面図である。 符号の説明

100 ソレノイド

101 ケース部材

102 コイル部材

103 スリーブ

104 固定鉄心

105 可動鉄心

108 筒状部材

109 oリング

110 コネクタ