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1. (WO2008050561) MACHINE DE JEU
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明 細書

遊技機

技術分野

[0001] 本発明は、遊技盤上に設けられた所定の入賞領域への遊技球の入賞又は通過を 契機として抽選が実行される遊技機に関するものである。

背景技術

[0002] 従来、遊技機、特にパチンコ機にお!/、て、始動入賞口に遊技球が入賞すると、制 御上、内部的に抽選 (特別図柄抽選)が実行され、役物内に設けた画像表示装置 (L CD等)による図柄変動パターン演出によって抽選結果を報知し、当該抽選の当選が 報知された場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の特別入賞口(「アタッカー」 と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態 (以下、「特別遊技状態」と V、う)を付与することがなされて!/、る(以下、「第 1の遊技仕様」とレ、う)。

[0003] この第 1の遊技仕様においては、遊技盤面を流下する遊技球の流れを楽しむ一方 、前記 LCDによる演出表示が主体となりつつある。

[0004] これに対して、役物中央部に羽根部材を設け、所定の条件が成立して羽根部材が 開放することで、パチンコ球を役物内に受け入れ、当該受け入れたパチンコ球を、役 物内に設けた入賞口に向けて案内し、入賞時には、上記と同様な特別遊技状態とす ること力 Sなされて!/、る(以下、「第 2の遊技仕様」とレ、う)。

[0005] ここで、前記第 1の遊技仕様及び第 2の遊技仕様とは別に、始動入賞口には、可動 役物(具体的には、電動で開閉するチューリップ形状の役物であり、以下「電動チュ 一リップ」という。)が設けられており、遊技盤上に設けたスルーチヤッ力に遊技球が通 過すると内部的に抽選(普通図柄抽選)が実行され、例えば 7セグメント表示器等に よって抽選結果を報知し (報知時間は約 30秒)、当該抽選の当選が報知された場合 には、前記電動チューリップを所定時間(約 0. 5秒間)開放するようにしている(以下 、「普通図柄抽選遊技」という)。

[0006] この普通図柄抽選遊技は、通常の報知時間、並びに開放時間では、目立った効果

(始動入賞口への入賞率向上)は少ない。そこで、前記特別遊技状態が終了した後

の通常遊技において、前記報知時間を 30秒から 0. 5秒に短縮し、開放時間を 0. 5 秒から 6秒に変更する、所謂時短モードを設定している。この時短モードは、別途抽 選によって実行するか否かを決めて!/、る。

[0007] なお、参考として、特許文献 1には、始動入賞に伴い役物に設けられた羽根が開放 し、役物に入った遊技球力入賞した場合に大当たりとなり、その大当たり終了後、 時短モードが設定され、実行される(時短モードへの突入)ことが開示されている。 特許文献 1:特開 2001— 346989公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0008] しかしながら、上記特許文献 1の技術を含み、従来は、時短モードに突入に関して の予告の機能は存在しない。従って、大当たり終了後、直ちに時短モードに突入す るため、特に初心者は遊技状態が変化したことに気づかず、熟練者との間での遊技 進行の格差が発生、結果的に、遊技者の遊技の結果に優劣がつきやすくなり、不公 平感が発生する。

[0009] 本発明は上記事実を考慮し、遊技者の熟練度合いに関わらず、遊技の変化を報 知することにより、不公平感を回避することができる遊技機を得ることが目的である。 課題を解決するための手段

[0010] 本願発明は以下のような手段により上記課題を解決している。尚、以下の各手段の 説明では、実施形態の説明に出てくる構成要素の番号を例示して記載するが、これ はあくまでも例示であって、各手段は、記載された番号に対応する構成に必ずしも限 定されるものではない。

[0011] 第 1の発明は、遊技盤上に設けられた第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又 は通過に基づいて受入口(202)を開放し遊技球を受入可能とする役物装置(105) と、この役物装置(105)内に設けられ、前記受入口(202)から受け入れられた遊技 球が入賞することに基づき通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊技を発生させる特 別入賞口(252, 254)と、前記第 1の入賞領域(108)への前記遊技球の入賞又は 通過に基づいて特典の抽選を行なう抽選手段(150, 403)と、この抽選手段(150, 403)での特典の当選を伴って開放された前記受入口(202)から受け入れられた遊 技球が前記特別入賞口(252, 254)に入賞することに基づき発生した特別遊技の後 、前記特別遊技や前記通常遊技とは異なる特典遊技を所定期間発生させる特典遊 技実行制御手段(150)とを備えた遊技機であって、前記抽選手段(150, 403)での 抽選で特典に当選した場合に、前記受入口の開放に伴い当該特典の当選に係る報 知を行なう報知手段(106)を備えたことを特徴として!/、る。

[0012] 第 1の発明によれば、遊技機は、遊技盤上に設けられた第 1の入賞領域(108)へ の遊技球の入賞又は通過に基づいて受入口(202)を開放し遊技球を受入可能とす る役物装置(105)と、この役物装置(105)内に設けられ、前記受入口(202)から受 け入れられた遊技球が入賞することに基づき通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊 技を発生させる特別入賞口(252, 254)と、前記第 1の入賞領域(108)への前記遊 技球の入賞又は通過に基づいて特典の抽選を行なう抽選手段(150, 403)と、この 抽選手段(150, 403)での特典の当選を伴って開放された前記受入口(202)から 受け入れられた遊技球が前記特別入賞口(252, 254)に入賞することに基づき発生 した特別遊技の後、前記特別遊技や前記通常遊技とは異なる特典遊技を所定期間 発生させる特典遊技実行制御手段(150)とを備えた構成を有し、抽選手段(150, 4 03)での抽選で特典に当選した場合に当該特典の当選を遊技者に報知する報知手 段(106)を備えたことにより、特別遊技の後に行なわれる特典遊技に当選したことを 報知手段により遊技者に知らせることによって、遊技状態の変化を遊技者に報知し、 遊技者の熟練度合いにかかわらず、公平に遊技を行なうことができる遊技機を提供 すること力 Sでさる。

[0013] 上記第 1の発明において、前記報知手段(106)は、前記報知を前記抽選手段(15 0, 403)での抽選で特典に当選した後、前記特別遊技の発生 (414)までの間、又は 、前記特別入賞口に遊技球が到達可能な時間 (424)までの間に行なうことを特徴と している。

[0014] 特典遊技は、せっかく当選を獲得しても、その遊技で特別遊技を発生させることが できなければ、消滅することになる力報知を抽選手段(150, 403)での抽選で特典 に当選した後、特別遊技の発生 (414)までの間、又は、特別入賞口に遊技球が到 達可能な時間(424)までの間に行なうので、この予告報知がなされることで、遊技者 は、その遊技で特別入賞口に遊技球を入賞させようという遊技意欲を高めることがで きる。

[0015] また、第 1の発明において、前記第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又は通 過を所定期間容易にする可動装置(109)を更に備え、前記特典遊技実行制御手段 (150)は、特典遊技において、前記可動装置(109)の前記所定期間を延長する制 卸を fiなうことを特 ί毁として!/、る。

[0016] 前記第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又は通過を所定期間容易にする可 動装置(109)を更に備え、特典遊技において、前記特典遊技実行制御手段(150) 力 前記可動装置(109)の前記所定期間を延長する制御を行なうことにより、遊技者 は特別遊技後の特典に期待感を持って遊技を行うことができ、更に遊技趣向性を向 上する遊技機を提供することができる。

[0017] さらに、第 1の発明において、前記可動装置(109)は、遊技盤上に設けられた前記 第 1の入賞領域(108)とは異なる第 2の入賞領域(107)への遊技球の入賞又は通 過に基づレ、て作動することを特徴として!/、る。

[0018] 前記可動装置(109)は、遊技盤上に設けられた前記第 1の入賞領域(108)とは異 なる第 2の入賞領域(107)への遊技球の入賞又は通過に基づいて作動することによ り、更に変化に富んだ遊技仕様を持つ遊技を行うことができ、更に遊技趣向性を向 上する遊技機を提供することができる。

[0019] また、第 1の発明において、前記抽選手段(150, 403)は、前記特典の付与に係る 抽選とともに、前記特別入賞口(252, 254)への入賞の有無に関らず前記特別遊技 を発生させるか否かの抽選を行なうことを特徴としている。

[0020] 前記抽選手段(150, 403)は、前記特典の付与に係る抽選とともに、前記特別入 賞口(252, 254)への入賞の有無に関らず前記特別遊技を発生させるか否かの抽 選を行なうことにより、第 1の入賞領域(108)の入賞に基づく抽選でいきなり特別遊 技を発生させる遊技仕様を更に備えることとなるので、特別入賞口(252, 254)への 遊技球の入賞を獲得しなくても特別遊技が発生し、更に、その特別遊技後の特典遊 技も得られる場合もある。そのため、更に変化に富んだ遊技仕様を持つ遊技を行うこ とができ、更に遊技趣向性を向上する遊技機を提供することができる。

[0021] さらに、第 1の発明において、前記抽選手段(150, 403)での抽選で特典に当選し た場合に、当該特典当選に係る報知を行なうか否かの抽選を行なう報知抽選手段( 152, 405)を更に備え、この報知抽選手段(152, 405)により報知を行なうことが決 定した場合に、前記報知手段(106)は、前記特典当選に係る報知を行なうことを特 徴としている。

[0022] 抽選で特典に当選した場合に、報知抽選手段(152, 405)で当該特典当選に係る 報知を行なうか否かの抽選を行ない、この抽選で報知を行なうことが決定した場合に 、前記特典当選に係る報知を行なうことにより、抽選で特典に当選していても報知さ れる場合とされな!/、場合とが生じ得るので、遊技者は報知がなされることなく特別遊 技が発生した場合でもその特別遊技終了後に特典遊技が発生する場合もあることを 期待して遊技を行なうことができ、更に変化に富んだ遊技仕様を持ち遊技趣向性を 向上する遊技機を提供することができる。

[0023] また、第 1の発明において、前記特別遊技状態の終了後の所定期間における前記 第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又は通過に基づく前記受入口(202)の開 放時間は、前記特別遊技状態の発生前における前記第 1の入賞領域(108)への遊 技球の入賞又は通過に基づく前記受入口(202)の開放時間と同じであることを特徴 としている。

[0024] 役物装置(105)内に遊技球を受け入れるための受入口(202)の開放時間は、特 別遊技状態の終了後の所定期間と特別遊技状態の発生前とで同じに構成すること により、出球の調整が行ないやすくなるので、変化に富んだ遊技仕様を持つ遊技を 行うことができ、更に遊技趣向性の向上する遊技機を提供しながらも開発及び製造 が比較的容易となる。

[0025] さらに、第 1の発明において、前記特別遊技状態の終了後の所定期間における前 記第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又は通過に基づく前記受入口(202)の 開放時間は、前記特別遊技状態の発生前における前記第 1の入賞領域(108)への 遊技球の入賞又は通過に基づく前記受入口(202)の開放時間よりも長いことを特徴 としている。

[0026] 役物装置(105)内に遊技球を受け入れるための受入口(202)の開放時間は、特 別遊技状態の終了後の方が特別遊技状態の発生前よりも長く構成することにより、更 に大当たりの連荘の可能性を増し、変化に富んだ遊技仕様を持つ遊技を行うことが でき、更に遊技趣向性を向上する遊技機を提供することができる。

[0027] 第 2の発明は、遊技盤上に設けられた第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又 は通過を契機として第 1の抽選(特図抽選)が実行され、この第 1の抽選の結果(当選 )、或!、はこの第 1の抽選に基づ!/、て変更される遊技状態の下での遊技の結果(第 1 、第 2の V入賞路 256, 258への入賞 260, 262)により、通常遊技状態から、短時間 で多くの賞球を受け取ることが可能な特別遊技状態(大当たりラウンド処理)へ移行さ せる第 1の遊技実行制御手段(150)と、予め定められた動作が実行されることで、前 記第 1の入賞領域(108)への遊技球の入賞又は通過をし易くする可動装置(109)と 、前記遊技盤上に設けられた第 2の入賞領域(107)への遊技球の入賞又は通過を 契機として所定の抽選時間(30秒)で第 2の抽選 (普図抽選)が実行され、この第 2の 抽選が当選の場合に、所定の動作時間(0. 5秒)前記可動装置(109)を遊技球の 入賞又は通過をし易く動作させる第 2の遊技実行制御手段(150)と、前記第 1の遊 技実行制御手段(150)における特別遊技の実行後に所定の遊技期間実行され、前 記第 2の遊技実行制御手段(150)による前記第 2の抽選 (普図抽選)の抽選時間を 短縮し(0. 5秒)、及び/又は前記可動装置(109)の前記動作時間を長くする(6秒 )時短遊技を実行する時短遊技実行制御手段(150)と、前記第 1の入賞領域(108) へ遊技球が入賞又は通過する度に、前記第 1の抽選(特図抽選)とともに前記時短 遊技実行制御手段(150)による時短遊技の実行可否の抽選を行なう時短抽選手段 (150)と、この時短抽選手段(150)により時短遊技の実行可に当選している状態で 、時短遊技の当選を予告するか否かの予告抽選を実行する予告抽選実行手段( 15 2)と、この予告抽選実行手段(152)による予告抽選の結果、予告を行なう場合に、 前記予告抽選の後、前記第 1の抽選に基づいて変更される遊技状態の下での遊技 の結果が出るまでの間のいずれかにおいて、当該予告を報知する報知手段(106)と を有している。

[0028] 第 2の発明によれば、第 1の入賞領域(108)へ遊技球が入賞又は通過する度に、 前記時短遊技実行制御手段(150)による時短遊技の実行可否の抽選 (403)と、そ の抽選による当選を予告するか否かの予告抽選 (405)を実行する。予告抽選の結 果、予告する結果の場合には、前記特別遊技の入賞の有無に関わらず、事前に時 短遊技の実行が付加されることを報知する。これにより、遊技者の熟練度に関わらず 、時短遊技の開示状況が明確となり、不公平感を回避することができる。

[0029] 上記第 2の発明において、前記遊技盤には、遊技球を受け入れるための受入口(2 02)と、この受入口から受け入れられた遊技球が移動するための移動領域を構成す る特定領域を有する役物装置(105)と、この役物装置(105)の構成部品の一部とし て組み付けられ、前記報知手段(106)を構成する表示装置(106)とを有することを 特徴としている。

[0030] 表示装置(106)は役物装置(105)の一部として組み付けられることで、遊技盤上 の限られたスペースを有効利用することができる。

[0031] また、第 2の発明において、前記役物装置(105)が、前記特定領域内に設けられ、 前記受入口から受け入れられた遊技球が入賞することで前記特別遊技の契機となり 得る特別入賞口(252, 254)を含み、遊技球を最終到達点へ案内する可動入賞部( 232)と、この可動入賞部(232)に向けて前記受入口(202)力受け入れられた遊 技球を案内する複数の通路を構成する第 1の遊技球案内部(224, 234)と、この第 1 の遊技球案内部(224, 234)を構成する一方の通路の途中から分岐して遊技球を 案内する通路を構成する第 2の遊技球案内部(240)と、この第 2の遊技球案内部(2 40)と前記第 1の遊技球案内部(224, 234)との分岐位置に設けられ、前記受入口 から受け入れられた遊技球を第 1の遊技球案内部の通路上に維持するか第 2の遊技 球案内部の通路に変更する力、を選択的に振り分け可能な振分手段(244)と、を有 することを特 ί毁としている。

[0032] 役物装置(105)内に振分手段(244)を設け、この振分手段(244)により可動入賞 部の入賞口(例えば、複数設けられた案内口の内の「V入賞路(口)」に特定された案 内口)に向けて遊技球を誘導する第 1の遊技球案内部(224, 234)の通路途中で、 遊技球を第 2の遊技案内部(240)の通路へ変更可能に構成とした。このように、遊技 球の流動経路を遊技球の流動途中で振分手段により強制的に変化させることができ るため、役物装置内に入った遊技球の進路を遊技者に注目させることができ、結果と して、遊技性の向上につながる。

発明の効果

[0033] 以上説明した如く本発明によれば、遊技者の熟練度合いに関わらず、遊技の変化 を報知することにより、不公平感を回避することができるという優れた効果を有する。 発明を実施するための最良の形態

[0034] (パチンコ機の構成)

図 1及び図 2に示されるように、パチンコ機 10の前面下部には、化粧パネルとなる 下飾り 12が取り付けられている。

[0035] また、パチンコ機 10の下飾り 12の上部には、ガラス板 14を装着したガラス枠 16が 配置されており、ガラス枠 16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられてい る。このガラス枠 16の裏面側には、矩形状の開口部が設けられ、交換可能とされた 遊技盤ユニット 18がセットされており、遊技盤ユニット 18は、ガラス枠 16を閉塞した状 態でガラス板 14に対向するようになっている。

[0036] ガラス枠 16におけるガラス板 14の周囲には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及 び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯 20が配置されており 、上部には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ 22L、 22Rが配設されている

[0037] ガラス枠 16の下部には、一体皿 24が配置されている。この一体皿 24の右側下部 には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル 26が取り付けられてい

[0038] また、一体皿 24の中央部は、若干手前に突き出て矩形状の筐体部 24Aが形成さ れている。この矩形状の筐体部 24Aは、その内部に前記スピーカ 22L、 22Rが中高 音域を担うスピーカであるのに対して、低音域を担うウーファースピーカ 22WF (図 8 のブロック図参照)が配設され、低音出力用スピーカボックスとしての役目を有してい

[0039] この筐体部 24Aの上面には、払い出し指示ボタンや発射一時停止ボタン、並びに カード式の場合のクレジット数を表示する表示部等が集約された操作パネル部 25が 設けられている。この操作パネル部 25には、遊技者の意志を制御系へ指示するため

の操作ボタン 27が設けられている。この操作ボタン 27の操作は、遊技の進行の内、 演出に関する制御に影響を与えることが可能となっており、遊技仕様によって適宜そ の操作目的を決めることができる。

[0040] (遊技盤の構成)

図 3に示される遊技盤ユニット 18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセル が貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状 の外レール 102及び内レール 104が取り付けられている。これらの外レール 102及 び内レール 104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射さ れて打ち込まれた遊技球 PBが釘や役物等により弾かれながら自重落下により移動 可能な遊技領域 19を構成している。

[0041] 遊技盤ユニット 18のほぼ中央には、本発明の入賞装置であるセンター役物 105が 配置されている。センター役物 105は、各種演出等の映像を表示する液晶表示器 (L iquid Crystal Display device (LCD) ) 106を備えている。

[0042] この LCD105では、通常は当該パチンコ機のテーマ等に応じたキヤタラタ等を登場 させる様々な動画像や、遊技の進行上の状況(後述する特図抽選の結果や時短モ ード予告画像)を報知する画像(以下、総称して「演出画像」と!/、う)を表示する。

[0043] なお、図示は省略したが、遊技盤ユニット 18におけるセンター役物 105以外の遊技 領域には、パチンコ球 PBが当接することで予期せぬ方向へ跳ね返らせる釘や、予期 せぬ方向へ方向転換させる風車等が取り付けられて!/、る。

[0044] 上記センター役物 105では、その最上端からパチンコ球 PBを受入れることで、内部 の特定領域 200においてパチンコ球を流動に絡めた様々な演出を実行する。

[0045] 遊技盤ユニット 18の遊技領域におけるセンター役物 105に向かって左側は、主と なる遊技球流路であり、前述した釘や風車に混じって通過ゲート(スルーチヤッカー) 107が設けられている。前記通過ゲート 107を遊技球が通過すると、普通図柄(普図 )抽選が実行される。普通図柄抽選の結果は、 7セグメント表示器 111による「0」〜「9 」の 1桁数字が変動し、最終的に停止する数字によって報知される。例えば、変動開 始後、数字の「7」が表示されて停止した場合に当選となり、それ以外は不当選 (落選 )となる。尚、通過ゲート 107は、遊技球が入賞すると、その遊技球を遊技機内に取り 込むタイプのものであっても良い。

[0046] 遊技盤ユニット 18の遊技領域におけるセンター役物 105の直下には、前記センタ 一役物 105の最上端に設けられた羽根部材 202を開閉させてパチンコ球 PBを受入 れる時期と受入れない時期とを形成するためのトリガとして、始動入賞口(スタートチ ャッ力) 108力 S設けられている。

[0047] なお、ここでは、始動入賞口 108として、センター役物 105の直下に、 1個のみの構 成としている力この数や位置は、遊技仕様によって決まるものである。また、始動入 賞口 108は、本実施形態のように、遊技球が入賞するとその入賞した遊技球を遊技 球内に取り込むタイプのものが望ましいが、例えば通過ゲート 107のように、入賞した 遊技球を取り込まずに通過させて引き続き遊技領域 19上を落下させるタイプのもの であってもよい。

[0048] ここで、前記普通図柄抽選に当選すると、この始動入賞口 108に設けられた電動チ ユーリップ 109が所定時間開放し、始動入賞口 108への入賞確率が高まるようになつ ている。

[0049] なお、通常遊技状態では、前記普通図柄抽選に関わる 7セグメント表示器 111を用 いた報知時間は 30秒、当選後に実行される電動チューリップ 109の開放時間が 0. 5 秒となっているが、所定の条件が成立 (詳細は後述)した場合には、前記報知時間が 0. 5秒、開放時間力秒となる。以下、この変更された遊技モードを、前記報知時間 力 S短くなることに着目して、「時短モード」という。

[0050] 時短モードでは、短期間で多くの普通図柄抽選が実行されるため、実質的に当選 確率が上がったのと同等の利益を得ることができると共に、一旦当選したら電動チュ 一リップ 109の開放時間が長いので、始動入賞口 108への入賞確率が高まることに なる。

[0051] 本実施の形態では、最も単純な構成として、単一の始動入賞口 108を示し、また、 遊技仕様として、この始動入賞口 108にパチンコ球 PBが入賞することで、センター役 物 105の最上端に配設された一対の羽根部材 202を所定時間開放するようにしてい

[0052] また、始動入賞口 108のさらに下部には、アタッカー(大入賞口) 110、アウト口 112 がそれぞれ設けられてレ、る。

[0053] ここで、本実施の形態では、前記始動入賞口 108に入賞すると、特図(特別図柄) 抽選が実行され、この特図抽選に当選した場合には、アタッカー 110が所定ラウンド 開閉を繰り返す大当たり遊技の処理 (特別遊技)が実行される。

[0054] また、前記特図抽選に落選した場合には、センター役物 105の羽根部材 202が開 放し、当該開放時期に遊技球 PBがセンター役物 105内に入り、かつ最終的に後述 する第 1の V入賞路 256又は第 2の V入賞路 258 (図 3参照)に入賞した場合でも、ァ タッカー 110を所定ラウンド開閉を繰り返す大当たり遊技の処理が実行される。

[0055] さらに、始動入賞口 108に入賞する毎に実行される時短モード実行突入抽選が当 選した場合に、更にその時短に当選した遊技で大当たりとなった場合、その大当たり 遊技終了後の通常遊技状態では時短モードに突入し、時短遊技という特典遊技を 実行させるようになつている。

[0056] (センター役物 105)

図 4には、本実施の形態に係るセンター役物 105の概略構造が示されている。

[0057] センター役物 105は、全体として、側壁部 204によって周囲が覆われており、その 内外とが完全に仕切られている。従って、遊技盤ユニット 18上のパチンコ球 PBは、 前述した羽根部材 202の開放によって開口する受入口 206以外から、センター役物 105の内側の特定領域 200に入り込むことはない。

[0058] このセンター役物 105の背面には矩形の開口部が設けられ、前記 LCD106が嵌め 込まれている。なお、この LCD106の前側空間並びに周囲空間力パチンコ球 PBが 流動する球演出空間となる。なお、前側空間は LCD106の表示面が遊技盤ユニット 18の遊技領域面よりも紙面奥側に位置しており、所謂奥行き感のある演出空間ステ ージ 208を構成している

センター役物 105の最上端部には、前述したように一対の羽根部材 202が左右対 称に設けられている。この羽根部材 202は、閉止状態では互いに縦(立直)方向とさ れ、開放状態では下端部が中心となって互いに外向きに回転する構造となっている

[0059] 一対の羽根部材 202はそれぞれ羽根部材ソレノイド 210への通電、非通電によつ て開閉動作がなされる。

[0060] 一対の羽根部材 202の開放状態では、受入口 206からパチンコ球 PBが受け入れ 可能であり、その際、羽根部材 202がガイド板の役目を果たすようになつている。

[0061] 受入口 206から特定領域 200に受け入れたパチンコ球 PBは、まず一対の受入セ ンサ 212の何れかによつて検出され、第 1の振分部材 214へ至るようになつている。

[0062] この第 1の振分部材 214は、前記 LCD106の上辺に沿って設けられた筒状の水平 連通路 216内において、 LCD106の上辺かつ中央に位置している。

[0063] 第 1の振分部材 214は、横長の薄板形状であり、その左右方向中央に回転軸 214

Aが設けられ、シーソーの如ぐ左下がり、或いは右下がりに傾斜するように可動する

[0064] この第 1の振分部材 214は、第 1の振分ソレノイド 218の通電、非通電によって回転 軸 214Aを中心として回転し、前記左下がり位置、又は右下がり位置の 2位置間の何 れかに保持されるようになっている。

[0065] 第 1の振分部材 214が、図 3に示すような左下力 Sり位置になった場合は、パチンコ 球 PBは水平連通路 216に沿って図 3の左方向へ転動する。このパチンコ球 PBの転 動は、左ルートセンサ 220によって検出される(後述する「パットインルート」確定)。

[0066] 一方、第 1の振分部材 214が右下力 Sり位置になった場合は、パチンコ球 PBは水平 連通路 216に沿って図 3の右方向へ転動する。このパチンコ球 PBの転動は、右ルー トセンサ 222によって検出される(後述する「ナイスショットルート」確定)。

[0067] 水平連通路 216の図 3の左端は、 LCD106の左辺に沿って設けられた左端連通 路 224と連通している。

[0068] 図 4に示される如ぐ左端連通路 224は、前記演出空間ステージ 208の奥側から手 前側までの緩やかな傾斜路で構成された緩斜面通路 224Aと、この緩斜面通路 224 Aの最手前側で LCD106の下辺位置まで落下する落下通路 224Bと、この落下通路 224Bの最下端において特定領域 200の中央へ若干転動させた後、奥側へ転動さ せる転動通路 224Cと、が直列に接続された立体的な構造となっている。

[0069] ここで、転動通路 224Cにおける奥側への転動する斜面の途中には、第 1のキャラ クタ 226が配設されている。この第 1のキャラクタ 226は、ゴルフクラブのパター 226A を把持している。パター 226Aは、前記斜面を横切るように、振り子動作するようにな つている。

[0070] このパター 226Aは、パターソレノイド 228の通電.非通電によって動作し、パチンコ 球 PBの転動タイミングと一致したときに、パチンコ球 PBをはじき、 LCD106の下辺に 沿って設けられた演出空間ステージ 208上の転動通路 224Dを図 3の左から右に向 けて転動することになる。なお、パチンコ球 PBの転動タイミングとパター 226Aの動作 のタイミングが合わない場合は、パチンコ球 PBは、転動通路 224Cの奥側に設けら れた外れ口 230 (図 4参照)へ案内されるようになって!/、る。

[0071] 前記パター 226Aで打ち出したときの転動方向先端、すなわち演出空間ステージ 2 08の右端部近傍には、ゴルフ場のグリーンに見立てた回転体 232が配設されている 。この回転体 232の詳細については後述する力以下、このパター 226Aの動作によ るパチンコ球 PBの移動通路 224Dを経由しての回転体 232への接近ルートを「パット インルート」という。

[0072] 前記水平連通路 216の図 3の右端は、 LCD106の右辺よりも外側に設けられた第

1の右端連通路 234と連通している。

[0073] 第 1の右端連通路 234は、パチンコ球 PBを LCD106の右辺に沿って落下させるが

、略 S字状に屈曲しておりその落下速度が抑制されている。

[0074] 第 1の右端連通路 234は、 LCD106の下辺よりも若干上位の位置が下端部となつ ている。この下端部までは、パチンコ球 PBは、落下速度が抑制された状態で落下し

、スロープ 236に受け渡されるようになつている。

[0075] スロープ 236は、前記演出空間ステージ 208の右端部近傍に配設された前記回転 体 232の真上まで延長されており、パチンコ球 PBをこの回転体 232の真上まで転動 させる傾斜面となっている。

[0076] 回転体 232の真上に位置するスロープ 236の延長方向先端部には、所謂 1穴クル ーン 238が形成されて!/、る。

[0077] 図 4及び図 5に示される如ぐ 1穴クルーン 238は、パチンコ球 PBの外径よりも若干 大きい円弧皿形状であり、その底部中央にはパチンコ球 PBの外径とほぼ同一の貫 通孔 238Aが設けられている。この結果、パチンコ球 PBがスロープ 236上を転動し、 1穴クリーン 236に至ると、所定の半径の円軌跡を描きながら徐々に半径が小さくな つて、最終的に貫通孔 238Aから落下するという動作がなされる。すなわち、 1穴クル ーン 238は、所定の時間をかけて、回転体 232に落下させる遅延機能という役目を 有している。

[0078] なお、以下、この 1穴クルーン 238の貫通孔 238Aから落下して回転体 232へ至る ノレートを、「チップインノレート」という。

[0079] 前記第 1の右端連通路 234における水平連通路 216との連通位置よりも若干下方 には、第 2の右端連通路 240の上端部と連通する分岐部 242が設けられて!/、る。

[0080] この分岐部 242には、第 2のキャラクタ 244が配設されている。この第 2のキャラクタ

244は、鳥(例えば、ゴルフ場でボールを垤えて持ち去ってしまうカラスをイメージ)を 模した形状で、「くちばし」を第 1の右端連通路 234に向けて配置している。

[0081] 第 2のキャラクタ 244は、分岐振分手段として機能するものであり、くちばしソレノイド

246の通電 ·非通電によって、くちばしを第 1の右端連通路 234に突出したり、待避さ せるように動作する。

[0082] ここで、くちばしが第 1の右端連通路 234から待避された状態では、パチンコ球 PB は、この第 1の右端連通路 234に沿って落下して、前記スロープ 236へと至ることに なる。このパチンコ球 PBの第 1の右端連通路 234力、らスロープ 236への受け渡しは、 チップインルートセンサ 247によって検出されるようになっている。

[0083] 一方、くちばしが第 1の右端連通路 234に突出したときにパチンコ球 PBが通過する と、当該パチンコ球 PBがくちばしによって第 2の右端連通路 240へ弾き飛ばされるよ うになつている。

[0084] 第 2の右端連通路 240は、所謂ジグザグに傾斜面が形成、すなわち、傾斜方向の 異なる傾斜面が交互に配置され、パチンコ球 PBが左右に転動しながら落下していく 構成となっている。

[0085] LCD106の下辺の演出空間ステージ 208と同位の位置まで落下したパチンコ球 P Bは、図 3の右端から前記回転体 232までの傾斜面通路 240Aに沿って転動し、回 転体 232へと到達するようになっている。なお、以下、この第 2の右端連通路 240を 経た流動路で回転体 232へ至るルートを「ホールインワンルート」という。

[0086] この第 2の右端連通路 240を通過するパチンコ球 PBは、ホールインワンセンサ 248 によって検出されるようになっている。

[0087] 以下、回転体 232の構造について説明する。

[0088] 回転体 232は、円柱形状であり、上端面が部分球面形状であり略中央部が最も上 に凸となっている。この最も上に凸となる位置に対向するように、前記 1穴クルーン 23 8が配設されている。

[0089] 演出空間ステージ 208には円溝 208Aが形成され、回転体 232が収容されている。

回転体 232は、その底面(下端面)が平面とされ、前記円溝 208Aの底部がこの底面 を支持している。この状態で、回転体 232の底面からは回転軸 232Cが演出空間ス テージ 208の下方に延出され、モータ 250の回転軸と連結されている。これにより、 回転体 232は、円溝 208A内で本実施の形態では矢印 X方向に回転する構成となつ ている。この円溝 208Aの底部には、回転体 232の周縁に対向する位置に、 2個の貫 通孔 252、 254 (図 5参照)が設けられ、それぞれ第 1の V入賞路 256、第2の V入賞 路 258 (図 3参照)と連通している。尚、回転体 232の回転方向は、本実施形態では、 図 4,図 5に示す矢印 Xの方向としている力回転体 232の回転方向は、 V入賞路 25 6, 258の入賞結果に対する遊技仕様との関連を考慮して決めればよぐ遊技仕様 次第では、本実施形態とは異なり図 4,図 5に示す矢印 X方向とは逆の方向であって も良い。

[0090] また、この第 1の V入賞路 256及び第 2の V入賞路 258には、第 1の V入賞センサ 2 60、第 2の V入賞センサ 262がそれぞれ設けられている。また、円溝 208Aに連続す るように外れ口案内路 263 (図 4、図 5参照)が形成されて!/、る。

[0091] 回転体 232の周縁には、略均等に 8力所の位置にパチンコ球 PBを受ける切欠部 2 32A、 232Bカ形成されて!/、る。

[0092] 切欠部 232A、 232Bは、 1個の V入賞可能な当たり切欠部 232Aと、 7個の V入賞 不可能な外れ切欠部 232Bとに分類される。これらの切欠部 232A、 232Bは、それ ぞれ、当たり切欠部 232Aは、前記第 1の V入賞路 256、又は、第 2の V入賞路 258、 外れ切欠部 232Bは、外れ口案内路 263へそれぞれパチンコ球 PBを案内する役目 を有している。 V入賞路として複数 (第 1の V入賞路 256、第 2の V入賞路 258)設け たのは、 V入賞に対応する特典を異ならせる等に利用可能であり、例えば、一方はァ タッカー 110の開閉ラウンド数を比較的多くし(16ラウンド等)、他方は比較的少なく( 2〜5ラウンド等)したり、開閉ラウンド数を V入賞の都度抽選するといつた選択が可能 である(異なる仕様の特別遊技状態の設定)。

[0093] 上記例では、例えば第 1の V入賞の場合は 16ラウンドの特別遊技に一意的に決め ておき、第 2の V入賞の場合は 2〜5ラウンドの特別遊技のいずれかを抽選、又は、 1 〜; 16ラウンドの何ラウンドにする力、を抽選で決めるようにすればよい。

[0094] なお、前記第 1の V入賞通路 256、第 2の V入賞通路 258は、前記回転体 232によ つて隠蔽され、当たり切欠部 232Aが上部に対峙した場合を除き遊技者から見えな い構造となっている。これは、意図的に隠蔽したものであり、第 1の V入賞通路 256、 第 2の V入賞通路 258が通常は見えなくすることで、遊技者が有利な方を狙い難くす る役目を持たせている。

[0095] また、 7個の外れ切欠部 232Bは、回転体 232の外周側から受け入れ可能(すなわ ち、パットインルートから受け入れ可能)であり、その内の 3個は中央からも受け入れ 可能(すなわち、チップインルートから受け入れ可能)である(図 4,図 5,図 6参照)。

[0096] 一方、当たり切欠部 232Aは、外周側、中央の両方から受け入れ可能(すなわち、 パットインルート、チップインルートから受け入れ可能)となっている。

[0097] さらに、当たり切欠部 232Aは、ホールインワンルートからのパチンコ球 PBを唯一受 け入れることが可能である。すなわち、ホールインワンルートから傾斜面通路 240Aを 通ってパチンコ球 PBが回転体 232へ到達すると、図 6 (A) ,図 6 (B)に示すように外 れ切欠部 232Bは壁面が妨げとなって受け入れることができず、当たり切欠部 232A が対応したときのみ受け入れることができる。

[0098] このような受け入れ条件を実現するために、回転体 232の切欠部 232A、 232Bの 周縁に (ま、適宜壁面 232A1 , 232B1 , 232B2カ形成され、この壁面(232B1 , 232 B2)がパチンコ球 PBの流入を阻止したり、許可したり(壁面 232A1)させることが可 能となっている。

[0099] ここで、本実施の形態に係るセンター役物 105において、 V入賞確率(第 1の V入 賞路 256又は第 2の V入賞路 258へ至る確率) Ptは、前記第 1の振分部材 214によ る振分確率(左: Pa、右: Pb [Pa + Pb = l] )、パター 226Aの動作タイミングによる回 転体 232への打ち出し確率 Pc、くちばしの動作タイミングによる第 2の右端連通路 24 0への弾き飛ばし確率(第 l : Pd、第 2 : Pe [Pd + Pe = l] )、並びに回転体 232の回 転タイミングによる切欠部 232A、 232Bへの受け入れ確率(パットインルート: Pf = 1 /8、チップインルート: Pg : 1/4、ホールインワンルート Ph : 1/1)に依存することに なる。

[0100] なお、ここで述べる確率は、抽選によりものではなぐセンター役物 105内の構成物 各部の構造から予測もしくは予定される確率であり、実際の遊技機においてもほぼ当 てはまるものの、個別の遊技機毎には、個々の遊技球の動き、振動、構成部材の各 個所における材質の微妙な差異、汚れ具合、当該遊技球と他の遊技球との衝突の 影響等々、種々の要因でその確率は微妙に異なる。

[0101] そのため、例えば設計上 1/1、即ち 100%の確率となるはずの場合であっても上 記種々の要因により必ずしも確率 100%とはならない可能性があり、実際の遊技機と しては各確率数値の前に「ほぼ」或いは「略」を付けた値の確率となる。

[0102] 上述及び以下の実施の形態の説明にお!/、て記載する確率は、 V、ずれも構造上予 定される確率を示しており、上記理由から実際の遊技機では各数値の前に「ほぼ」或 いは「略」を付けて理解するとよレ、。

[0103] ここで、例えば、 V入賞確率を 1/10とした場合について説明する。この場合、 Pa

= 7/8、 Pb= l/8、 Pc = l/2、 Pd = 7/8、 Pe = 1/8に設定すると、以下のよう な V入賞確率を得ることができる (表 1参照)。

[0104] すなわち、パットインルートの V入賞確率 Ptlは、 Pa、 Pc、 Pfの積であるので、(7/

8) X (1/2) X (1/8) = 7/128となる。

[0105] また、チップインルートの V入賞確率 Pt2は、 Pb、 Pd、 Pgの積であるので、(1/8)

X (7/8) X (1/4) = 7/256となる。

[0106] さらに、ホールインワンルートの V入賞確率 Pt3は、 Pb、 Pe、 Phの積であるので、(1

/8) X (1/8) X (1/1) = 1/64となる。

[0107] これにより、総合の V入賞確率 Ptは、 Ptl、 Pt2、 Pt3の和であるので、(7/128)

+ (7/256) + (1/64) = 1/10. 24 1/10)となる。なお、上記確率は一例で

あり、それぞれのルートに関連する確率 Pa〜Phを適宜設定することで、所望の V入 賞確率の設定が可能である。

[0108] [表 1]


[0109] 次に、本実施の形態におけるセンター役物 105の一部として取り付けられている電 気制御部品、すなわち、動作部材並びにその駆動源、センター役物 105内を流動す るパチンコ球 PBの位置を検出するために各部に設けられたセンサをブロック化して 示す。

[0110] 図 7に示される如ぐセンター役物 105には、その裏面側等に電気部品の配線を集 約したセンター役物基板 264が設けられており、各部への配線は、着脱可能なコネク タ 266を介して電気的に接続されるようになっている。コネクタ 266は、単一の電気部 品を担うものもあれば、複数の電気部品を担うものも存在し、電気部品の数、設置ス ペース等に基づいて適宜選択されて適用されるものである。

[0111] また、センター役物基板 264は、パチンコ機 10の主制御部 150や演出制御部 152

(共に後述/図 8参照)と電気的に接続するためのハーネス 268がコネクタ 270を介 して接続されている。

[0112] センター役物基板 264には、出力系として 2個の羽根部材ソレノイド 210、第 1の振 分ソレノイド 218、パターソレノイド 228、くちばしソレノイド 246、モータ 250が接続さ れている。

[0113] 羽根部材ソレノイド 210は、一対の羽根部材 202をそれぞれ独立して開閉動作させ るときに駆動(通電 /非通電)する。

[0114] 第 1の振分ソレノイド 218は第 1の振分部材 214の傾斜方向を変更動作させるとき に駆動(通電 /非通電)する。

[0115] パターソレノイド 228は、第 1のキャラクタ 226を把持するパター 226Aを振り子動作 させるときに駆動(通電 /非通電)する。

[0116] くちばしソレノイド 246は、第 2のキャラクタ 244のくちばしを第 1の右端連通路 234 に突出/待避動作させるときに駆動(通電 /非通電)する。

[0117] モータ 250は、回転体 232を回転させる場合に駆動する。

[0118] 一方、センター役物基板 264には、入力系として 2個の受入れセンサ 212、左ルー トセンサ 220、右ノレートセンサ 222、チップインノレ一トセンサ 247、ホーノレインワンセン サ 248、第 1の V入賞センサ 260、第 2の V入賞センサ 262が接続されている。

[0119] 受入れセンサ 212は、羽根部材 202が開放されたときにパチンコ球 PBが受け入れ られたか否かを判断するために設けられている。

[0120] 左ルートセンサ 220は、受け入れられたパチンコ球 PBが左ルート(パットインルート に確定)に案内されたか否かを判断するために設けられている。

[0121] 右ルートセンサ 222は、受け入れられたパチンコ球 PBが右ルート(チップインルート 又はホールインワンルートの何れかであるがこの時点では未確定(総称して「ナイスシ ヨットルート」という)に案内されたか否かを判断するために設けられている。

[0122] チップインルートセンサ 247は、パチンコ球 PBが右ルートに案内された後、第 1の 右端連通路 234を通過する力、 (チップインルート)否かを判断するために設けられて いる。

[0123] ホールインワンセンサ 248は、パチンコ球 PBが右ルートに案内された後、第 2の右 端連通路 240を通過する力、 (ホールインワンルート)否かを判断するために設けられ ている。

[0124] 第 1の V入賞センサ 260は、回転体 232の当たり切欠部 232Aにパチンコ球 PBが 入り、第 1の V入賞路 256へ案内されたか否かを判断するために設けられている。

[0125] 第 2の V入賞センサ 262は、回転体 232の当たり切欠部 232Aにパチンコ球 PBが 入り、第 2の V入賞路 258へ案内されたか否かを判断するために設けられている。

[0126] なお、上記において、ハーネス 268は分割されており、基本的には、図 8に示される 如ぐ入力系(センサ群)、出力系(ァクチユエータ群)が、パチンコ球 PBの入賞また は通過の入力を受けてこの入力信号に基づく抽選及びこの抽選結果に基づく本遊 技機の遊技状態に係る制御を行う主制御部 150と、この主制御部 150の制御に基づ き各種表示装置 106, 126の表示制御、センター役物 105内の各種部品の駆動制

御、各種スピーカー 22の制御による音声制御等、遊技の演出に係る部分の制御を 行う演出制御部 152とに分類されて接続されている。

[0127] (制御系の構成)

次に、図 8を用いてパチンコ機 10の制御系について説明する。図 8に示されるよう に、本実施形態に係るパチンコ機 10の制御系は、主制御部 150を中心として構成さ れており、この主制御部 150には、演出制御部 152と払出制御部 154とが接続され ている。主制御部 150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、こ の主制御部 150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになって いる。

[0128] 主制御部 150からは盤用外部端子 190を介してホールコンピュータへ遊技の進行 状態を示す情報 (始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される

[0129] 演出制御部 152には、図柄制御部 156を介して LCD106が接続されている。また 、演出制御部 152は、遊技盤 100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光 素子 126の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、スピーカ 22L、 22Rを作動させ て効果音等の出力を制御する。

[0130] この演出制御部 152に制御される LCD106には、演出映像が表示され、スピーカ 2 2L、 22Rからはその演出時の BGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び 聴覚を通じて、演出図柄による演出を楽しむことができる。

[0131] また、演出制御部 152には、センター役物 105に設けられたパター 226Aを動作さ せるパターソレノイド 228、第 2のキャラクタ 244のくちばしを動作させるくちばしソレノ イド 246、回転体 232を回転させるモータ 250、第 1の振分部材 214を動作させる第 1の振分ソレノイド 218が接続されて!/、る。

[0132] また、払出制御部 154には、払出装置 160及び発射制御部 164が接続され、発射 制御部 164には発射装置 40が接続されている。この払出制御部 154は、パチンコ機 10内に設けられた払出装置 160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停 止動作と払出数を制御する。また、発射制御部 164は、遊技者による発射ハンドル 2 6 (図 1参照)の操作により発射装置 40を作動させて、遊技球 PBの発射開始、及び、 発射ハンドル 26の操作量に応じた発射力を制御する。

[0133] さらに、払出制御部 154では、枠用外部端子 191を介して払出情報をホールに設 置されたホールコンピュータへ送信するようになって!/、る。

[0134] 主制御部 150には、通過ゲート 107 (図 2参照)を通過するパチンコ球 PBを検出す る通過ゲートセンサ 300、始動入賞口 108への入賞球を検出する始動口センサ 302 、特別遊技状態の際に開放するアタッカー 110への入賞球を検出するアタッカーセ ンサ 304が接続されて!/、る。

[0135] また、主制御部 150及び演出制御部 152には、センター役物 105内に設けられた 各種センサが、センター役物基板 264を経由して、接続されている。

[0136] すなわち、主制御部 150には、コネクタ 268 (図 7参照)を介して、受入れセンサ 212 、左ノレートセンサ 220、右ノレートセンサ 222、チップインセンサ 247、ホールインワン センサ 248、第 1の V入賞センサ 260、第 2の V入賞センサ 262がそれぞれ接続され ており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部 150へ出 力する。なお、必要に応じて、アタッカー 110内には、大当たり処理のラウンドを継続 するきっかけとなる継続ゾーンが設けられて!/、る場合には、この継続ゾ一の通過した ことを検出する継続センサ(図示省略)が配設される。

[0137] さらに、主制御部 150には、始動入賞口 108に設けられた電動チューリップ 109を 作動させる電動チューリップソレノイド 306、アタッカー 110の開閉扉を開放/閉塞さ せるアタッカーソレノイド 308、羽根部材 202を開閉させる羽根部材ソレノイド 210が それぞれ接続されている。

[0138] 以下に本実施の形態の作用を説明する。

[0139] (パチンコ機 10の遊技の流れ(一例))

パチンコ機 10による遊技では、遊技者が発射ハンドル 26を操作すると、一球づっ 発射装置によって上方へ発射される。発射された遊技球 PBは、外レール 102に沿つ て遊技盤ユニット 18の遊技領域に打ち込まれ、遊技釘や風車に当たり方向を変えな 力 ¾遊技領域内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域の下端部に至った遊技球 PBはアウトロカ、らパチンコ機 10内に回収される。

[0140] また、遊技球 PBが遊技領域内に設けた入賞口に入賞したり、通過ゲートを通過す

ると、それぞれの遊技仕様に基づく処理 (例えば、抽選等)が実行されると共に、 LC

D106への画像表示演出、スピーカ 22L、 22Rを用いた音演出等が実行される。

[0141] 例えば、図 9に示される如ぐ始動入賞口 108にパチンコ球 PBが入賞すると、セン ター役物 105の最上端に位置する羽根部材 202を所定時間開放し、センター役物 1

05内の特定領域への受入れを可能とする。

[0142] (センター役物 105内のパチンコ球の流動)

以下、図 9のタイミングチャートに従い、センター役物 105内での遊技球 PBの流動 について説明する。図 9のタイミングチャートは前述した表 1の確率値に準ずる。なお

、くちばしソレノイド 246は遊技の状態に関係なぐ常に所定の周期で動作している。

[0143] 羽根部材 208が開放されているときパチンコ球 PBがセンター役物 105内に受け入 れられると、パチンコ球 PBはまず第 1の振分部材 214に落下する。

[0144] 第 1の振分部材 214は、所定の確率 Paで左下がり傾斜、所定の確率 Pbで右下がり 傾斜となるように動作しており、パチンコ球 PBの受け入れタイミングにより水平連通路

216の左側へ流下する力、、右側に流下する。例えば、表 1の確率であれば、 7/8の 確率で左側へ流下し、 1/8の確率で右側へ流下する。

(1) パットインルート

水平連通路 216の左側へ流下したパチンコ球 PBは、左端連通路 224に沿って転 動する。

[0145] すなわち、緩斜面通路 224Aにより、演出空間ステージ 208の奥側から手前側まで 流下し、落下通路 224Bにより最手前側で LCD106の下辺位置まで落下し、転動通 路 224Cにより演出空間ステージ 208の中央へ若干転動させた後、奥側へ転動させ

[0146] このように、左端連通路 224は、複数の通路が直列、かつ立体的に結合されている ため、パチンコ球 PBの動きが変化に富み、視覚的に遊技性を持たせることができる。

[0147] 転動通路 224Cにおける奥側への転動する斜面の途中には、第 1のキャラクタ 226 が配設され、パター 226Aを振り子の如く動作させる。このため、パチンコ球 PBは所 定の確率 Pc (表 1では Pc = 1/2)でパチンコ球 PBを演出空間ステージ 208へ向け て打ち出し、パチンコ球 PBを転動通路 224D上を移動させて回転体 232方向へ方 向転換させることができる(パットインルート)。なお、タイミングが悪ぐパター 226Aが 空振りした場合は、パチンコ球 PBは外れ口 230へ導かれる。

(2) チップインノレート

水平連通路 216の右側へ流下したパチンコ球 PBは、 LCD106の図 3の右側に設 けられた第 1の右端連通路 234に案内され落下していく。このとき、分岐部 242にお いて、第 2のキャラクタ 244のくちばし力所定の確率 Pd (表 1では、確率 7/8)で第 1の右端連通路 234から待避しており、パチンコ球 PBはこのくちばしに干渉すること なく落下し、スロープ 236に受け渡される。

[0148] このスロープ 236により、パチンコ球 PBをこの回転体 232の真上まで転動し、 1穴ク ルーン 238によって、所定の時間をかけながら(所定の半径の円軌跡を描きながら徐 々に半径が小さくなつて、最終的に貫通孔 238Aから落下するという動作を経由する 遅延機能)、回転体 232に落下させる。これにより、遊技者は回転体 232の回転状態 と落下タイミングとの関係に期待感を持つことになり、遊技性を加味した視覚的な演 出とすること力 Sでさる。

(3) ホールインワンルート

水平連通路 216の右側へ流下したパチンコ球 PBは、 LCD106の図 3の右側に設 けられた、第 1の右端連通路 234に案内される力分岐部 242において、第 2のキヤ ラクタ 244のくちばし力所定の確率 Pe (表 1では、確率 1/8)で第 1の右端連通路 2 34に突出する動作を実行しており、このタイミングとパチンコ球 PBの分岐部 242への 到達時期が一致すると、くちばしによりパチンコ球 PBは第 2の右端連通路 240に弾き 飛ばされる。

[0149] 第 2の右端連通路 240は、所謂ジグザグに傾斜面が形成されており、パチンコ球 P Bが左右に転動しながら、時間をかけて落下していく。これにより、パチンコ球 PBの動 作を視覚的に楽しむ時間を形成することができる。

[0150] 上記第 2の右端連通路 240によって、 LCD106の下辺と同位の位置まで落下した パチンコ球 PBは、図 3の右端から演出空間ステージ 208上の傾斜面通路 240Aに導 かれて前記回転体 232までの傾斜面通路 240Aに沿って転動し、回転体 232へ到 達する。

[0151] (4) 各ルートからの V入賞

まず、前記パットインルートによって回転体 232に至ると、パチンコ球 PBは回転体 2 32の外周、かつ図 3の左側から接近するため、回転体 232に設けられた 8個(全て) の切欠部 232A、 232Bへ流入が可能である。言い換えれば、所定の確率 Pf (表 1で は、確率 1/8)で当たり切欠部 232Aへ流入する。

[0152] 次に、前記チップインルートによって回転体 232に至ると、パチンコ球 PBは回転体

232の中央に落下するため、回転体 232に設けられた 4個の切欠部 232A、 232Bへ 流入が可能である。言い換えれば、所定の確率 Pg (表 1では、確率 1/4)で当たり切 欠部 232Aへ流入する。

[0153] また、前記ホールインワンルートによって回転体 232に至ると、パチンコ球 PBは回 転体 232の外周、かつ図 3の右側から傾斜面通路 240Aに導かれて接近する力本 実施の形態では、回転体 232の回転軸 232Cの傾斜や、当たり切欠部 232A及び外 れ切欠部 232Bの流入口の形状により、当たり切欠部 232Aへの入賞確率 Phを定め ている(表 1及び図 6の形態では、確率 1/1)。

[0154] 回転体 232において、外れ切欠部 232Bに流入したパチンコ球 PBは、外れ口案内 路 263に案内され外れ口へ至る。一方、当たり切欠部 232Aに流入したパチンコ球 P Bは、第 1の V入賞路 256又は第 2の V入賞路 258へ案内される。

[0155] なお、第 1の V入賞路 256に案内されるか、第 2の V入賞路 258に案内されるかは 回転体 232の回転方向に依存することになる。本実施の形態では、回転体 232は矢 印 X方向に回転しているので、ホールインワンルートの場合は第 1の V入賞路 256に 案内され、パットインノレートの場合は第 2の V入賞路 258に案内され、チップインノレ一 トの場合はパチンコ球 PBが入ったときの当たり切欠部 232Aの回転位置に依存する ことになる。

[0156] 以上説明したように本実施の形態によれば、センター役物 105内において、バチン コ球 PBをさまざまなルート(パットインルート、チップインルート、ホールインワンルート )に、所定の確率で案内し、それぞれのルート毎に、 V入賞する確率を異ならせたた め、パチンコ球 PBの流動自体が遊技性に関連し、パチンコ球 PBを用いた視覚的な 演出が有意義なものとなり、遊技性を向上することができる。

[0157] また、ルートの分岐を複数箇所 (本実施の形態では 2箇所)としたため、遊技状態の 変化を期待する時間を長くとることでき、パチンコ球 PBの流動演出の有用性を持続 させること力 Sでさる。

[0158] (遊技仕様の一例)

図 10のフローチャートに従い、本実施の形態に係るセンター役物 105を用いたパ チンコ機全体としての遊技仕様に基づく遊技の流れの一例を示す。

[0159]

ステップ 400では、始動入賞口 108にパチンコ球 PBが入賞したか否かが判断され 、肯定判定されると、ステップ 402へ移行して、普図時短モードの抽選が既に当選済 であるか否かが判断され、否定判定されるとステップ 403へ移行する。また、ステップ 402で肯定判定された場合はステップ 407へ移行する。

[0160] ステップ 403では、普図時短モードの実行可否の抽選を実行し、次いでステップ 40 4で抽選の結果(普図時短モード実行有りか否力が判定される。また、このステップ 4 03の抽選において、普図時短モードの抽選とともに特別遊技の抽選 (特図抽選)も 同時に実行される。

[0161] このステップ 404で肯定判定(普図時短モード実行有り)されると、ステップ 405へ 移行して、予告 (報知)するか否かの判断を行う。この判断は、例えば、 1/2の確率 で決める等、遊技仕様により適宜選択確率を決めればよ!/、。

[0162] このステップ 405で予告すると判断されると、ステップ 406へ移行して LCD106に 予告演出を表示する。この LCD106による予告演出は、ステップ 406以後に行なわ れるステップ 407からステップ 414、又は、ステップ 407からステップ 424に至る処理 が実行されている間に適宜の時間実行される。

[0163] この予告演出としては、 LCDの一部に人物、動物等何らかのキャラクタを登場させ たり、スピーカ 22L、 22Rからキャラクタ画像の動きに合わせて音声を放出させて、そ のキャラクタに「チャンス」と言わせたり、キャラクタの脇に「チャンス」等の文字で吹き 出し画像を表示したり、星がキラリと光るように一部の輝度を変化させたり、「Vに入賞 すれば時短〇〇回」と具体的に文字で表示したり等、遊技者の視線を導くインパクト のある表現が好ましい。

[0164] 図 12に、予告演出の一例を示す。

[0165] 図 12 (A)に示す 4コマ画像(以下、左から「コマ画像 No. 1」、「コマ画像 No. 2」、「 コマ画像 No. 3」、「コマ画像 No. 4」という)は、基本動画像の一部を示すものである 。すなわち、プレーヤー 50がティーグラウンド 52でアドレスし(コマ画像 No. 1参照)、 テークバックしてトップォブスウィングに到達し(コマ画像 No. 2参照)、そこからダウン スイングすることでインパクトに入り(コマ画像 No. 3参照)、フォロースルーで打球の 行方を追っている(コマ画像 No. 4参照)動作を示す一連の動画である。なお、上記 インパクト(コマ画像 No. 3参照)時期が、羽根部材 202を開放する時期である。

[0166] ここで、前記予告演出が実行される場合は、前記コマ画像 No. 2のトップォブスウイ ング時に、図 12 (B)の左端に示す予告開始画像 54が表示される。

[0167] より具体的には、コマ画像 No. 1が開始してコマ画像 No. 2が終了するまでの、約 2 秒の間に予告演出が約 1秒程度実行される。

[0168] この予告開始画像 54では、文字情報としてギャラリーが「ザヮザヮ」と騒!/、で!/、る情 景を示し、これと同時にスピーカ 22L、 22Rから「ザヮザヮ」感を表現する音声が出力 される。

[0169] この予告開始画像 54の後は、図 12 (B)の右側に示す 6 ( = 2 X 3のマトリクス状に 図示)種類の予告報知画像 56A〜Fが表示される。なお、予告報知画像は 6種類に 限定されるものではない。

[0170] 予告画像 56Aは、キャディ 58が「ぉ静力、に」という文字が記録されたプレート 59を 立てている画像である。この表示は、本実施の形態では、『3回程度の開閉動作』を 予告している。

[0171] 予告画像 56Bは、キャディ 58が「チャンス」という文字が記録されたプレート 60を立 てている画像である。この表示は、本実施の形態では、『3回以上の開閉動作があり、 かつ突然時短』を予告してレ、る。

[0172] なお、図示は省略したが、上記予告画像 56A、 56Bに加え、キャディ 58が「大当た り」と記録されたプレートを立てる場合もあり、この場合は、 100%の大当たりを示す。

[0173] 予告画像 56Cは、ギャラリー 62がティーグラウンド 52を横切る動画である。この表 示は、本実施の形態では、『大当たり確率 50%程度』を予告している。

[0174] 予告画像 56Dは、キャディ 58が吹き出し 64で出現する画像である。この表示は、 本実施の形態では、『16Rの大当たり』を予告している。

[0175] 予告画像 56Eは、プレーヤー 50に雷 66が落ちたという想定の画像である。この表 示は、本実施の形態では、『16Rの大当たり +時短』を予告している。

[0176] 予告画像 56Fは、プレーヤー 50が炎 68に包まれたという想定の画像である。この 表示は、本実施の形態では、その後のショットが空振りの場合は『突然時短』を予告し

、それ以外のショットは、羽根部材 202が開放し、 V入賞すれば 16R+時短』を予告 している。

[0177] このステップ 406での LCD106による予告演出の実行後、或いはステップ 404及び ステップ 405で否定判定されると、ステップ 407へ移行する。

[0178] ステップ 407では、 LCD106を用いた図柄変動パターン演出(ステップ 403におい て、時短抽選と同時に実行される特別図柄(特図)抽選の結果をパチンコ機 10のテ 一マに則したキャラクタ等の演出図柄を用いて報知するため、演出図柄変動パター ン演出という場合もある。)を開始する。

[0179] 前記図柄変動パターン演出が所定時間(tl)継続されると、ステップ 408では、例え ば 3列の図柄変動パターンの内、 2列が停止(仮停止)してリーチとなったか否かが判 断される。

[0180] ステップ 408でリーチとなったと判定(肯定判定)されると、ステップ 410へ移行して 、全停止(最終列の停止)を待ち(リーチから最終停止まで時間 t2)、次いで、ステツ プ 412で、停止した図柄列が当たりか否かを判断する。

[0181] このステップ 412で「当たり」と判定されると、ステップ 414へ移行して LCD106に「 大当たり」の表示を行なったり、予告演出を行なっていた場合にはその演出を終了す る等の当たり処理を実行し、次いでステップ 415へ移行してアタッカー 110を所定ラ ゥンド開放するといつた大当たり遊技(特別遊技)の処理を実行する。これにより、 V入 賞の有無とは無関係に特図抽選の当選によって大当たりとなる特別遊技が実行され

[0182] より具体的には、例えば、アタッカー 110の開放ラウンド回数の設定 (抽選)等を実 行し、決定したラウンド数(1〜; 16回程度のいずれ力、)でアタッカー 110を 1ラウンド当 り所定数(9〜; 10個程度)の遊技球の入賞があるまで又は所定時間(25〜30秒程度 )の開放時間が経過するまで開閉動作し、ステップ 416へ移行する。

[0183] 次のステップ 416では、普図時短モードを実行するか否か(ステップ 403での抽選 結果)を判定し、肯定判定されるとステップ 417へ移行して普図時短モードへの突入 を指示する。この結果、大当たり処理 (所定ラウンド開放処理)が終了した後の通常遊 技状態の下で、時短モードとなる。この普図時短モードでは、大当たり処理終了後、 先のステップ 403における抽選又はその後に適宜行なわれる抽選により決定された 所定回数、時短遊技が実行される。なお、上記所定回数は、遊技仕様、店の方針等 により、数回、 10回、 50回、 100回、 200回等の制限があってもよいし、次の大当たり になるまで無制限であってもよい。

[0184] また、前記ステップ 412で「外れ」と判定(否定判定)されると、ステップ 418へ移行し て、羽根部材 202を 1. 2秒間 /1回開放し、ステップ 420へ移行する。これにより、遊 技球 PBがセンター役物 105内へ流入する可能性が生じ、遊技球 PBが流入すると、 上記センター役物 105内での遊技球 PBを用いた遊技が進行する。なお、羽根部材 202が開放すると、第 1の振分部材 214を作動させ、第 1のキャラクタ 226のパター 2 26Aを作動させる。

[0185] ステップ 420では、前述した何れかのルートを介して、最終的に第 1の V入賞口 25 2に入賞したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ 414へ移行する。また、ス テツプ 420で否定判定されると、ステップ 422へ移行して、前述した何れかのルートを 介して、最終的に第 2の V入賞口 254に入賞したか否かが判断され、肯定判定される とステップ 414へ移行する。また、ステップ 422で否定判定されるとステップ 424へ移 行する。

[0186] ステップ 424では、 LCD106等に外れの演出(特に、何もしない場合も含む)を実 行し、このルーチンは終了する。

[0187] 前記ステップ 408におけるリーチか否かの判断において、リーチではないと判定( 否定判定)されると、ステップ 408からステップ 426へ移行する。

[0188] ステップ 426では、全停止(最終列の停止)を待ち(リーチから最終停止まで時間 t3

)、次いで、ステップ 428で、习习根材 202を 0. 4禾少間 /1回開放し、ステップ 420へ 移行する。これにより、僅かではある力遊技球 PBがセンター役物 105内へ流入する 可能性があるため、ステップ 420、 422を実行し、その結果に応じて、ステップ 414 ( 当たり処理)又はステップ 424 (外れ処理)へ移行する。

[0189] 尚、ステップ 406力、らステップ 407, 408, 426を経由してステップ 428に至る処理、 及び、ステップ 406力、らステップ 407, 408, 410, 412を経由してステップ 418に至 る処理は、大当たりの場合を除き、;!〜 1. 5秒程度の短時間で行なわれる。そのため 、遊技者は、ステップ 406による予告報知以外は、大当たり遊技の場合を除き、始動 入賞口 108への遊技球入賞に基づく抽選結果をほとんど認識することなく羽根部材 202の開放に伴うセンター役物 105への遊技球の入賞をめざした遊技に集中するこ と力 Sできる。

[0190] 次に、図 11のフローチャートに従い、パチンコ球が通過ゲード 107 (スルーチヤッカ 一)を通過したときに実行される普通図柄抽選 (普図抽選)に基づぐ電動チューリツ プ 109の動作制御を説明する。なお、この図 11のフローチャートは、通常遊技中に 実行され、大当たり処理中は機能しない。ただし、遊技球の通過ゲート 107への通過 数は、所定個数 (例えば 4個)までは大当たり遊技中も含めて貯留し、前回の遊技球 の通過に基づく抽選及びその抽選結果に基づく遊技が終了するまで保留することが できる。

[0191] ステップ 450では、パチンコ球が通過ゲート 107を通過したか否かが判断され、否 定判定された場合はこのルーチンは終了する。

[0192] また、ステップ 450で肯定判定されると、ステップ 452へ移行して時短モード中か否 かが判断される。この時短モードは、前述した図 10のフローチャートのステップ 403 において普図時短モード抽選に当選し、かつ大当たり処理が終了した後の予め定め られた遊技回数 (無制限の場合もある)であることが条件成立となり、ステップ 452で の肯定判定となる。

[0193] ステップ 452で肯定判定された場合は、時短モードであると判断され、ステップ 454 へ移行して 0. 5秒間の普通図柄変動を経て、その結果が当選 (ステップ 456の肯定 判定)の場合に、ステップ 458へ移行して電動チューリップ 109を 6秒間開放し、この ルーチンは終了する。

[0194] 一方、ステップ 452で否定判定された場合は、時短モードではな!/、と判断され、ス テツプ 460へ移行して 30秒間の普通図柄変動を経て、その結果が当選 (ステップ 46 2の肯定判定)の場合に、ステップ 464へ移行して電動チューリップ 109を 0. 5秒間 開放し、このルーチンは終了する。

[0195] 上記では、時短モードにおいて、普図抽選の報知のための変動時間が極めて短く なるため(30秒→0. 5秒)、結果として、単位時間当たりの抽選回数が膨大に増加し 、実質的に抽選確率が高くなつたとみなすことができるとともに、一旦当選した場合の 電動チューリップ 109の開放時間も延長(0. 5秒→6秒)するため、始動入賞口 108 への入賞率が極めて高くなり、特図抽選の機会を増大させることができる。

[0196] 以上説明したように本実施の形態では、始動入賞口 108にパチンコ球 PBが入賞 する毎に普図時短モードの抽選を行い、この普図時短モードの抽選に当選した場合 には、 LCD106を用いて、この遊技で遊技球が V入賞口に入賞すれば、大当たり遊 技の終了後に普図時短モードに突入することを報知するようにしたしたため、遊技仕 様を熟知してレ、なレ、初心者でも、遊技仕様を熟知して!/、る熟練者でも公平に大当た り遊技後の特典に期待感を持って遊技を行なうことができ、遊技趣向性を向上するこ と力 Sできる。

[0197] なお、本実施の形態では、普図時短モードの抽選が当選したことを、 LCD106に 表示するようにしたが、別途表示装置を用いたり、所謂機械的に動作 (役物の一部の 動作)を伴わせて報知するようにしてもよ!/、。

[0198] 更に、本実施形態では、時短遊技中、電動チューリップ 109の開放時間を長くし、 羽根部材 202の開放時間は通常遊技中と同じにしている力本発明においては、時 短遊技中は、羽根部材 202の開放時間を電動チューリップ 109と同様に通常遊技中 よりも長くするように構成しても良い。時短遊技中の羽根部材 202の開放時間を通常 遊技中よりも長くすることにより、大当たり遊技終了後の大当たりの発生確率が更に 増すことになり、遊技者の大当たり連荘に対する期待感を増し、遊技趣向性を更に向 上させること力 Sでさる。

産業上の利用可能性

[0199] 遊技球等を遊技媒体として使用するパチンコ機等の遊技機に利用可能であり、特

に、パチンコ機において、普図時短モードの抽選に当選した場合には、 LCD106を 用いて、この遊技で遊技球が V入賞口に入賞すれば、大当たり遊技の終了後に普図 時短モードに突入することを報知する等、変化に富んだ遊技性をもたらすものである

図面の簡単な説明

[0200] [図 1]本実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。

[図 2]本実施の形態に係るパチンコ機を示す斜視図である。

[図 3]本実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。

[図 4]本実施の形態に係るセンター役物の斜視図である。

[図 5]本実施の形態に係るセンター役物の平面図である。

[図 6]回転体の回転状態による切欠部の流入制限状態を示す側面断面図である。

[図 7]本実施の形態に係るセンター役物に取り付けられた電子部品

である。

[図 8]本実施の形態に係る制御系のブロック図である。

[図 9]センター役物内の各部の動作タイミングチャートである。

[図 10]本実施の形態に係るセンター役物を用いた遊技仕様の一例の沆

ローチャートである。

[図 11]普通図柄抽選実行制御ルーチンを示すフローチャートである。

[図 12]図 10のステップ 406における予告演出の一例を示す画像の正面図である c 符号の説明

[0201] PB パチンコ球(遊技球)

10 パチンコ機 (遊技機)

12 下飾り

14 ガラス板

16 ガラス枠

18 遊技盤ユニット

20 表示灯

22L、 22R スピーカ

一体皿

発射ハンドル

操作ボタン

外レーノレ

内レーノレ

センター役物 (役物装置)

LCD (報知手段、表示装置)

通過ゲード(第 2の入賞領域)

始動入賞口(第 1の入賞領域)

電動チューリップ(可動装置)

アタッカー

7セグメント表示器

アウト口

主制御部(抽選手段、特典遊技実行制御手段、第 1の遊技実行制御手段 遊技実行制御手段、時短遊技実行制御手段)

演出制御部 (報知抽選手段、報知制御手段、予告抽選実行手段) 特定領域

羽根部材 (受入口)

側壁部

受入口

演出空間ステージ

A 円溝

羽根部材ソレノイド

受入センサ

第 1の振分部材

水平連通路

A 回転軸

第 1の振分ソレノイド

220 左ノレートセンサ

222 右ルートセンサ

224 左端連通路

224A 緩斜面通路

224B 落下通路

224C 転動通路

226 第 1のキャラクタ

226A ノター

228 パターソレノイド

230 外れ口

232 回転体(可動入賞部)

232A 当たり切欠部

232B 外れ切欠部

234 第 1の右端連通路

236 スロープ

238 1穴クルーン

238A 貫通孔

240 第 2の右端連通路

242 分岐部

244 第 2のキャラクタ

246 くちばしソレノイド

247 チップインノレ一トセンサ

248 ホールインワンセンサ

250 モータ

252、 254 貫通孔(特別入賞口) 256 第 1の V入賞路

258 第 2の V入賞路

264 基板

266 コネクタ 268 ハーネス 270 コネクタ