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1. (WO2005069270) DISPOSITIF D'AFFICHAGE
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表示装置

技術分野

[0001] 本発明は、文字コードからなる文字コード情報や映像信号に基づいて文字や映像 を表示する表示装置に関し、より詳細には、外部装置をホストとするクライアント機器 の表示装置に関するものである。

背景技術

[0002] 表示装置は、文字コード情報に基づいて文字を表示したり、映像信号に基づいて 映像を表示したりするものである力従来の表示装置では、主たる情報処理を行う機 能までがー体ィヒして備えられており、該情報処理機能を用いて、文字コード情報に 基づく文字を表示するための処理や、映像信号に基づく映像を表示するための処理 を行っている。

[0003] また、表示装置を有する各種装置として、例えば、特許文献 1 (日本国公開実用新 案公報「実開昭 62— 201850号公報」(昭和 62年 12月 23日公開))には、キーボード より入力される文字を表示部に表示すると共に、対応する音声に変換して音声出力 する文書処理装置が記載されている。また、特許文献 2 (日本国公開特許公報「特開 平 2-165324号公報」(平成 2年 6月 26日公開))には、文書データを読み出して、 表示部に表示しながら音声に変換して出力する文章読み上げ装置が記載され、特 許文献 3 (日本国公開特許公報「特開平 4— 24885号公報」(平成 4年 1月 28日公開 ) )には、画像より文字画像を切り出し、これを認識して文字コードに変換し、音声合 成部にてこの文字コードを音声に変換して音声出力する読書処理装置が記載されて いる。

[0004] これら特許文献 1一 3に記載されている各種装置も全て、情報処理機能が一体に 備えられており、該情報処理機能を用いて、文字を音声に変換して出力する処理を 行うようになっている。

[0005] 一方、近年、小型 '軽量'薄型の表示素子が登場し、これを用いて、外部機器より画 像を取り込んで表示する機能をもった携帯型の表示装置が製品化されつつある。こ

のような携帯型の表示装置においては、一般的なクレジットカードや名刺などと同程 度のカードサイズィ匕が望まれており、本願出願人は、先に、特許文献 4 (日本国公開 特許公報「特開 2003— 244784号公報」(平成 15年 8月 29日公開))において、音声 機能付きでカードサイズィ匕を実現する構成を提案している。これにおいては、外部装 置より入力される音声信号に基づ、て表示素子を構成する基板自体を振動させて音 を発生させ、表示装置を大型化することなくスピーカ機能を実現して、る。

[0006] 近年のネットワークインフラやサービスの発展により、主たる情報処理を行う機能ま でを常に一体ィ匕して備えているのではなぐホストという形で外部装置 (外部機器)と して切り離し、クライアント、特にシン'クライアントと呼ばれる、システムの機能の大部 分を外部装置 (サーバ)に依存する形で表示装置だけを単独の装置あるいは機器と して利用することで、携帯性を確保し、利用範囲と用途を拡充することが求められて きている。

[0007] そして、本願出願人が先に提案している、音声機能付きのカードサイズの表示装置 を実現する発明も、これを後押しするものであり、このような構成を採用することで、優 れた形態性を有する表示装置も実現可能となる。

[0008] ここで、次に課題となるのが、クライアント機器である表示装置側にどのような機能を 具備させるかといつたことであり、本願発明はこの点に着目して成されたものである。 発明の開示

[0009] 本願出願人は、クライアント機器である表示装置側にどのような機能を具備させるか について鋭意検討した結果、表示装置側に文字を認識し、認識した文字を音声とし て出力する機能を具備させ、外部装置より文字コード情報或いは映像信号として入 力され、本来であれば文字として視覚を用いてのみ確認される情報を、音声の情報と して聴覚を用いても確認できるようにすることで、目の不自由なユーザにも利用できる ようになり、クライアント機器としての表示装置において、非常に利便性の高いものと なることを見出した。

[0010] 本発明の第 1の表示装置は、上記課題を解決するために、表示部と、音声出力部 と、装置外部から文字コードが入力される文字コード入力部と、文字コードに対応す る文字を上記表示部に表示する表示制御部と、文字コードに対応する音声を上記音

声出力部より出力する音声出力制御部とを備え、上記文字コード入力部は、入力さ れた文字コードを上記表示制御部と上記音声出力制御部とに出力し、入力された文 字コードに対応する文字が上記表示部に表示されると共に、入力された文字コード に対応する音声が上記音声出力部から出力される構成である。

[0011] これによれば、文字コード入力部は、外部より入力された文字コードを、表示制御 部だけでなく音声出力制御部にも出力し、表示制御部による動作で、入力された文 字コードに対応する文字が表示部に表示されると共に、音声出力制御部による動作 で、入力された文字コードに対応する音声、つまり、表示部に表示されている文字を 読み上げた音声が音声出力部からも出力されることとなる。

[0012] したがって、ユーザ (利用者)は、外部力もの文字コード情報の入力だけで、文字コ ード情報として入力された情報内容を、文字による情報表示に加えて、その表示を読 み上げた音声情報としても聞くことができ、視覚と同時に聴覚を用いて確認すること ができる。特に、目の不自由なユーザにとっては、従来、文字コード情報を出力する 側の外部装置が、文字コード情報と共にこれに対応する音声信号を出力する構成で ない限り、この外部装置から文字コード情報として入力される情報の内容を確認する ことはできな力つたが、上記構成により、外部装置力もの出力が文字コード情報のみ であっても、それに示される情報の内容を音声情報としても確認することができるので 、情報を取得可能な外部装置の幅が広がることとなる。

[0013] そして、このような表示装置としての利便性の向上は、表示装置側での対応のみで 実現でき、文字コード情報を出力する側の外部装置においては何らの変更を伴うも のではないので、文字コードを出力可能な外部装置であれば、従来からの装置をそ のまま使用して上記効果を得ることができ、汎用性に優れている。

[0014] つまり、これにより、外部力文字コード情報として入力される文字にて示される情 報を、文字コード情報を出力する側の装置である外部装置側には何らの変更を及ぼ すことなぐ表示を用いた本来の視覚による確認に加えて音声を用いた聴覚による確 認も可能な、汎用性に優れると共に、利便性の高い表示装置を提供することができる

[0015] 本発明の第 2の表示装置は、以上のように、表示部と、音声出力部と、装置外部か ら映像信号が入力される映像信号入力部と、映像信号に基づ!ヽて映像を上記表示 部に表示する表示制御部と、映像信号に含まれる文字を抽出して認識し、文字コー ドに変換する文字認識部と、文字コードに対応する音声を上記音声出力部より出力 する音声出力制御部とを備え、上記映像信号入力部は、入力された映像信号を上 記表示制御部と上記文字認識部とに出力する一方、上記文字認識部は文字コード を音声出力制御部に出力し、入力された映像信号に基づく映像が上記表示部に表 示されると共に、上記映像信号に含まれ、上記文字認識部にて認識された文字コー ドに対応する音声が上記音声出力部から出力される構成である。

[0016] これによれば、映像信号入力部が、外部より入力された映像信号を、表示制御部だ けでなく文字認識部にも出力し、文字認識部が映像信号に含まれる文字を抽出して 認識し、文字コードに変換する。そして、変換された文字コードが音声制御部に出力 されることとなる。したがって、表示制御部による動作にて、入力された映像信号に基 づく映像が表示部に表示されると共に、音声制御部による動作にて、表示されている 映像中に含まれる文字を読み上げた音声が音声出力部からも出力されることとなる。

[0017] したがって、ユーザ (利用者)は、外部からの映像信号の入力だけで、映像信号中 に含まれる文字にて示される情報の内容を、文字による情報表示に加えて、その表 示を読み上げた音声情報としても聞くことができ、視覚と同時に聴覚を用いて確認す ることができる。特に、目の不自由なユーザにとっては、従来、映像信号を出力する 側の外部装置が、映像信号中の文字部分の情報を、音声信号に変換して出力する 構成でない限り、この外部装置力の映像信号中の文字にて示される情報内容を確 認することはできな力つたが、上記構成により、外部装置からの出力が映像信号のみ であっても、それに含まれる文字にて示される情報内容を音声情報としても確認する ことができるので、情報を取得可能な外部装置の幅が広がることとなる。

[0018] そして、このような表示装置としての利便性の向上は、表示装置側での対応のみで あって、映像信号を出力する側の外部装置においては何らの変更を伴うものではな いので、映像信号を出力可能な外部装置であれば、従来からの装置をそのまま使用 して上記効果を得ることができ、汎用性に優れて、る。

[0019] つまり、これにより、外部から映像信号中に含まれて映像の一部として入力される文 字にて示される情報を、映像信号を出力する側の装置である外部装置側には何らの 変更を及ぼすことなぐ表示を用いた本来の視覚による確認に加えて音声を用いた 聴覚による確認も可能な、汎用性に優れると共に、利便性の高い表示装置を提供す ることができると!/、う効果を奏する。

[0020] 本発明のさらに他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す記載によって十 分わ力るであろう。また、本発明の利益は、添付図面を参照した次の説明で明白にな るであろう。

図面の簡単な説明

[0021] [図 1]本発明の第 1の実施の形態を示すものであり、表示装置の機能ブロック図であ る。

[図 2]図 1の表示装置の構成を示す斜視図である。

[図 3]図 1の表示装置の外観図である。

[図 4]図 1の表示装置と外部装置とで構成されるシステム全体を示す図面である。

[図 5]本発明の第 1の実施の形態の変形例を示すもので、表示装置の構成を示す斜 視図である。

[図 6]図 5の変形例の表示装置の機能ブロック図である。

[図 7]本発明の第 2の実施の形態を示すものであり、表示装置の機能ブロック図であ る。

[図 8]本発明の第 3の実施の形態を示すものであり、表示装置の機能ブロック図であ る。

[図 9]図 8の表示装置と外部装置とで構成されるシステム全体を示す図面である。 発明を実施するための最良の形態

[0022] 本発明に係る第 1の表示装置は、文字コード情報を出力する外部装置の文字コー ド出力部と本装置における文字コード入力部とを有線、或いは無線にて接続すること で、外部装置より文字コード情報を本装置内に取り込んで文字表示を行うと共に、該 文字コード情報に対応する音声をも発生して出力することが可能な表示装置である。

[0023] また、本発明に係る第 2の表示装置は、映像信号を出力する外部装置の映像信号 出力部と本装置における映像信号入力部とを有線、或いは無線にて接続することで 、外部装置より映像信号を本装置内に取り込んで映像表示を行うと共に、映像に文 字が含まれる場合は、その文字に対応する音声をも発生して出力することが可能な 表示装置である。

[0024] 以下、これら本発明に係る第 1、第 2の各表示装置について、図を参照しながら具 体的に説明する。

[0025] [実施の形態 1]

本発明に係る実施の一形態にっ、て図 1な、し図 6に基づ、て説明すると以下の 通りである。

[0026] まず、図 2及び図 3を用いて、本発明の第 1の実施の形態である表示装置 30の構 成部材について説明する。図 2は、本発明の第 1の実施の形態である表示装置 30の 部材構成を示す構成図であり、図 3は、表示装置 30の外観図である。

[0027] 本表示装置 30は、図 2に示すように、表示部を構成する表示素子である液晶パネ ル 1と音声デバイス (音声出力部、音源素子) 2とを備えている。液晶パネル 1は、後 述する表示部駆動部等力液晶パネル 1を構成する基板上にモノリシック形成された 、駆動部一体型の表示素子である。

[0028] 液晶パネル 1は、本表示装置 30に接続される外部装置より入力される文字コード 情報に基づいて文字よりなる情報を表示部 laに表示する。また、本表示装置 30では 、本表示装置 30に接続される外部装置より入力される映像信号に基づいた映像も表 示部 la表示するようになっている。但し、映像の表示は、必ずしも必要なものではな い。

[0029] また、ここで、映像信号を出力する外部装置と、文字コード情報を出力する外部装 置とは、同じである必要はなぐ別々の装置であってもよい。外部装置との接続形態 や取り扱う信号の組み合わせについては、本表示装置 30が適用される通信方式ま たは標準規格などに規定される、取り扱えるデータの形式や、接続端子の規格など によって多様に適応しうるものであり、本発明はそれらの方式や規格を規定もしくは 制限するものではない。

[0030] 液晶パネル 1は、ガラス等の透明な一対基板 10 · 11間に液晶が挟持された構成で ある。このうち、基板 10は、基材となるガラス基板における他方の基板 11との対向面 に、多結晶珪素 (ポリシリコン)薄膜を含む薄膜層を有した薄膜基板であり、該薄膜層 を用いて表示領域 laにある画素駆動用 TFT (薄膜トランジスタ)等の薄膜素子が形 成されているものである。上述した表示部駆動部も、この基板 10上に形成されている 。以下、これを薄膜基板 10とする。一方、基板 11は、ガラス基板における薄膜基板 1 0との対向面に、 ITO等の透明導電膜からなる共通電極が形成されたもので、対向 基板 11と称する。

[0031] 音声デバイス 2は、例えばロッシエル塩の結晶やセラミックの薄板力なる圧電素子 を用いたり、通常のボイルコイルスピーカを用いたりすることができる。そして、音声デ バイス 2は、液晶パネル 1を振動させることで音を発生するようになっている。

[0032] これら液晶パネル 1と音声デバイス 2とは、図 3にも示すように、液晶パネル 1を背面 より覆い、表示に寄与する表示領域 laに相当する箇所に開口部を有するべゼル 3内 部に収容されている。

[0033] ここで、音声デバイス 2は、液晶パネル 1における表示部 la周囲の周縁部 lb部分 に位置するように配置されている。この周縁部 lbが、本表示装置 30における額縁部 に相当し、このような位置に音声デバイス 2を配置することで、額縁部サイズが音声デ バイス 2のために大きくなることを回避できる。この位置であれば、音声デバイス 2は、 液晶パネル 1側に固定されていても、べゼル 3側に固定されていてもよい。音声デバ イス 2は周辺部 lbの表面側に配置されていても背面側に配置されていてもよい。また 、液晶パネル 1が反射型である場合は、音声デバイス 2を、本表示装置 30の背面側 となる液晶パネル 1の裏面側に配することも可能である。

[0034] 図 1に、本表示装置 30の機能ブロック図を示す。本表示装置 30は、機能的には、 表示部 laと、表示部駆動回路である表示部駆動部 12· 13と、映像信号入力部 14と 、文字コード入力部 16と、フォント変換部 17と、フォントメモリ 18と、音声合成部 19と 、音声データメモリ 20と、音声デバイス駆動部 21と、接続端子部 15と、音声デバイス 2とからなる。

[0035] 接続端子部 15は、外部装置との接続を可能とするものである。映像信号入力部 14 は、様々な外部装置力もの映像信号の入力を受け付けるものであり、該映像信号入 力部 14には、映像信号と共にその制御信号も入力されるようになっている。

[0036] 表示部駆動部(走査線駆動回路) 12は、表示部 laにおける複数の走査線 GL…を 駆動するもので、表示部駆動部 12には、該映像信号入力部 14を介して走査線駆動 のためのゲートクロック 'ゲートスタートパルス等の制御信号が入力される。

[0037] 表示部駆動部 (信号線駆動回路) 13は、表示部 laにおける複数の信号線 SL…を 駆動するもので、表示部駆動部 13には、該映像信号入力部 14を介して映像信号と 共に、ソースクロック 'ソーススタートパルス等の制御信号が入力される。

[0038] また、上記映像信号入力部 14には、後述するフォント変換部 17より入力されるフォ ントデータも入力されるようになっており、映像信号入力部 14は、フォントデータが入 力されると、フォントデータを映像信号に合成して表示部駆動部 13に出力するように なっている。

[0039] 表示部駆動部 12 · 13は、映像信号入力部 14より入力される映像信号や、制御信 号を処理して、表示部 laを駆動し、映像を表示するものである。そして、表示部駆動 部 12 · 13により、映像信号と共にフォントデータが入力された場合は、映像信号によ る主たる映像に、フォントデータによる映像を重畳 (スーパーインポーズ)して表示す るようになっている。

[0040] 文字コード入力部 16は、様々な外部装置力もの文字コード (例えば、 ASCII :

American Standard Code for Information Interchange)の入力を受け付けるものであり 、入力された文字コードを、フォント変換部 17と音声合成部 19とに送るようになって いる。フォント変換部 17は、文字コード入力部 16より入力された文字コードに対応す るフォントを表示部 laに表示するために、文字コードに対応したフォントデータをフォ ントメモリから抽出して、映像信号入力部 14へと送るようになって、る。

[0041] 音声合成部 19は、文字コード入力部 16より入力された文字コードに対応する音声 を音声デバイス 2から出力するために、文字コードに対応した音声データ素片を音声 データメモリから抽出して適切な接続編集などを行ヽ、音声デバイス駆動部 (音源素 子駆動部) 21に送るようになつている。音声データメモリ 20は音声合成部 19が発声 機構モデルィ匕による規則合成のみ力も構成できる場合は無くてもよい。音声デバイス 駆動部 21は、音声合成部 21より入力された音声データを処理して、音声デバイス 2 を駆動するものである。

[0042] ここでは、表示部駆動部 12· 13、フォント変換部 17、フォントメモリ 18、及び映像信 号入力部 14にて表示制御部が構成され、音声合成部 19及び音声データメモリ 20に て音声出力制御部が構成されている。

[0043] 図 4に、このような構成を有する本表示装置 30が外部装置とで構成するシステム全 体の構成図を示す。図中、 31が少なくとも文字コード出力部を備えた外部装置であ る。外部装置 31としては、キーボードや、さん孔媒体 (テープ、カードなど)読みとり機 、磁気媒体読みとり機、光学媒体読みとり機(円盤媒体、汎用スキャナなどを含む)、 光学文字読みとり機 (OCR)、放送受信機、通信機 (業務無線機、加入電話機、携帯 電話などを含む)、文書編集機、電子書籍情報表示器 (辞書検索専用機などを含む )インターネット放送通信用セットトップボックスなどがあり、外部装置 31が例えば別の 当該外部装置専用の表示装置を具備していてもよぐ文字コード出力部を備えた文 字コード出力装置でさえあればよい。

[0044] 本表示装置 30と外部装置 31との接続は、例えば、互いの接続端子部同士を有線 で接続することで達成され、また、双方がワイヤレスシステムを構成する無線設備を 具備している場合は、無線にて接続される。

[0045] このような構成を有する本表示装置 30の動作を説明する。例えば、本表示装置 30 における接続端子部 15に文字コード出力部を備えた外部装置 31が接続され、文字 コード入力部 16に文字コード出力装置力もの文字コード情報が入力されると、文字 コード入力部 16は必要なデータ整形処理などを加えた後、入力された文字コードを フォント変換部 17と音声合成部 19とに出力する。

[0046] フォント変換部 17では、入力された文字コードを対応するフォントデータへと変換し 、変換したフォントデータを映像信号入力部 14へと送る。映像信号入力部 14では、 これを表示部 12· 13に送り、表示部駆動部 12· 13が、文字コードに対応する文字を 表示部 laに表示する。なお、このとき、接続端子部 15を介して本表示装置 30が外部 装置 31としての映像信号出力装置と接続され、映像信号入力部 14に映像信号が入 力されている場合は、映像信号入力部 14において、文字の画像が入力された映像 信号の画像に合成され、文字は映像に重畳されて表示されることとなる。ここで、映 像信号を出力する映像信号出力装置としての外部装置 31は、文字コード出力装置

としての外部装置 31と同じである必要はない。

[0047] 一方、音声合成部 19では、入力された文字コードを対応する音声データへと変換 し、変換した音声データを音声デバイス駆動部 21へと送る。音声デバイス駆動部 21 は、入力された音声データに基づいて音声デバイス 2を駆動して音声出力させる。

[0048] 上記動作により、例えば、「おはようございます。」という文字コードが外部装置より 出力され、これが文字コード入力部 16から入力されると、表示部 laには「おはようご ざいます。」というフォントが表示されると共に、音声デバイス 2からは「おはようござい ます」という、表示部のフォントを読み上げたような音声が出力されることとなる。

[0049] 以上のように、本実施の形態の表示装置 30は、入力される文字コードに基づいて、 外部装置 31側には何らの変更を要することなぐ表示装置 30側の対応のみで、外部 装置 31より入力された文字コードに対応する文字を表示部 laに表示することに加え て、表示されている文字を読み上げた音声をも、文字コードに基づいて音声合成す ることで出力するようになって!/、る。

[0050] したがって、ユーザは、外部装置 31からの文字コード入力だけで、文字表示にカロ えて表示を読み上げた音声までも聞くことができるので、視覚と同時に聴覚を用いて 文字を確認することができ、利便性の高、表示装置となる。

[0051] 特に、目の不自由なユーザにとっては、従来、外部装置 31が文字コード情報と共 にこれに対応する音声信号を出力する構成でない限り、外部装置 31からの情報を確 認することはできな力つたが、上記構成により、文字コード情報で出力された情報の 内容を音声にて確認することができるので、情報を取得可能な外部装置の幅が広が り、非常に利便性の高い表示装置となる。

[0052] また、このような表示装置としての利便性の向上は、外部装置 31側では何らの変更 を伴うことなく実現できるので、文字コードを出力可能な外部装置 31であれば、従来 力もの装置をそのまま使用して上記効果を得ることができ、汎用性に優れている。

[0053] そして、このような使い方を鑑みれば、本表示装置 30としては、軽量'薄型'小型の 条件を満足する携帯型表示装置であって、ユーザが携帯先で必要に応じて外部装 置 31の文字コード出力部を接続して使用すると、つた使、方が適して、る。

[0054] また、音声デバイス駆動部 21は、半導体素子等から構成されるため、音声デバイス 2における圧電素子等とは一緒に作れず、別基板構成とする必要があるが、別基板 カゝらなる音声デバイス駆動部を音声デバイス 2側に具備させると、音声デバイス 2自 体の大型化は否めず、周縁部 lbを大きくすることなく音声デバイス 2を周縁部 lb〖こ 配設することが難しくなる。ひいては表示装置 30自体が大型化し、汎用性、携帯性、 利便性を損なう。

[0055] 主たる情報処理機能を備えた従来型汎用情報処理機器を応用することが困難な 用途環境において特に本発明による効果を得ることができると考えられるため、本表 示装置 30においては、音声デバイス駆動部 21を、液晶パネル 1の上記した薄膜基 板 10上に形成している。これにより、音声デバイス 2を薄ぐ小さぐ細く形成すること が可能となり、音声デバイス 2を本表示装置 30における額縁部に問題なく配置可能 となる。また、別基板を必要としない分、コスト削減も可能となり、 ICなどの独立回路 部品の接合部の振動による剥離などの問題がなくなり電力ロス低減と信頼性向上に も寄与する。

[0056] そして、先の説明では言及して、な力つたが、音声デバイス駆動部 21だけでなぐ 図 1を用いて説明した本表示装置 30の機能ブロックにおける音声デバイス 2を除く各 部材、つまり、表示部 la (正確には表示部 laの画素駆動用素子や画素電極など (表 示部の回路素子))、表示部駆動部 12 · 13、映像信号入力部 14、文字コード入力部 16、フォント変換部 17、フォントメモリ 18、音声合成部 19、音声データメモリ 20、音 声デバイス駆動部 21、接続端子部 15までが、液晶パネル 1を構成する上述の薄膜 基板 10に形成されている。

[0057] このように、液晶パネル 1に含まれ、液晶パネル 1の表示部 laの画素駆動用回路素 子が形成される薄膜基板 10に、表示部駆動部 12 · 13を始めとして、薄膜素子にて 構成される音声合成部 19や音声デバイス駆動部 21、フォント変換部 17、及びメモリ 18 · 20を作り込むことで、表示装置 30としての外形を大きくすることなぐ上記文字コ ードに基づく表示と音声出力とを実現させることができる。

[0058] また、本表示装置 30では具備させていないが、接続端子部 15を介して接続される 外部装置からの音声信号入力を可能とする音声信号入力部をさらに設け、音声信号 入力部に入力された音声信号にて、音声デバイス 2を音声デバイス駆動部 21を介し

て駆動させる構成としてもよい。このような構成とすることで、外部装置から入力される 音声信号に基づく音声も音声デバイスより出力されるので、映像信号と対で入力され る音を楽しめるようになる。この音声信号入力部もまた薄膜基板 10の上に形成するこ とちでさる。

[0059] ここで、本表示装置 30の変形例を図 5、図 6を用いて説明する。図 5は、変形例で あるタツチパネルをさらに備えた表示装置 40の構成を示す構成図であり、図 6は、該 表示装置 40の機能ブロック図である。

[0060] 図 5に示すように、変形例の表示装置 40では、操作者の指示した位置に応じて電 位の変化や電流変化を生じ、その変化を信号として出力するタツチパネル 25がさら に具備されている。タツチパネル 25は、液晶パネル 1の表面側に、液晶パネル 1の平 面領域内に収まるように積層配置されて、る。

[0061] 図 6の機能ブロック図と図 1の機能ブロック図とを比較するとよくわ力るように、変形 例の表示装置 40においては、タツチパネル 25に関わる処理回路として、信号処理 部 23と、信号出力部 24と、文字認識部 22とが、さらに具備されている。

[0062] ここで、信号処理部 23は、タツチパネル 25から出力される信号を位置情報に変換 するものであり、信号出力部 24は、信号処理部 23にて変換された位置情報を接続 端子部 15に接続される他の外部装置へと出力すると共に、位置情報を文字認識部 2 2に入力するものである。

[0063] タツチパネル 25を用いて文字情報が手書きで入力されると、該文字情報が、信号 処理部 23及び信号出力部 24を介して文字認識部 22に送られる。文字認識部 22で は、文字情報をパターンマッチング等の技術を用いて照合して、手書き入力された文 字情報を判別し、さらに、判別した文字を文字コードに変換して音声合成部 19へと 送る。

[0064] 音声合成部 19は、上述したように、文字コードを対応する音声データへと変換し、 変換した音声データを音声デバイス駆動部 21へと送り音声デバイス 2を駆動する。こ れにより、音声デバイス 2からは、表示部 laに手書き入力されて表示されている文字 を読み上げた音声が出力されることとなる。

[0065] 上記動作により、例えば、「おはようございます。」という文字をタツチパネル 25上で 手書き入力すると、音声デバイス 2からは「おはようございます」という音声が出力され ることとなる。

[0066] また、文字認識部 22で得られた文字コードは文字コード入力部 16に与えることによ り表示部 laに同時に表示させる構成をとることも可能である。想定される外部装置の 動作環境、規格に応じた構成を選択すればよい。

[0067] このように、上記変形例の表示装置 40では、タツチパネル 25を用いて手書き入力 される文字を読み上げた音声までも手書き入力に併せて出力されるので、自分の記 載した文字が正しく入力されている力否かを聴覚を用いて確認することができ、目の 不自由なユーザだけでなぐ全てのユーザにおいて、自分の書いた文字が正しく認 識された力どうかを、音声にて確認することができ、より一層利便性の高い表示装置 となる。

[0068] なお、本実施の形態では、表示部を構成する表示素子として液晶を用いた液晶パ ネル 1を例示したが、これに限定されるものではなぐ薄膜基板を用いて作成される薄 膜素子にて駆動可能な表示素子であればよい。そのような表示素子としては、例え ば EL(Electro Luminescence)素子や、圧電素子やマイクロマシンなどで可動の画素 部を制御して入射光の反乱又は散乱の状態を変更することによって表示を行うもの や、 FED (Field Emission Display)方式を用いたものなどがある。

[0069] また、ここでは、表示素子に含まれる薄膜基板 10として、ポリシリコン薄膜を含む薄 膜層を有したものを例示したが、これ以外に、ガラス基板上に連続粒界結晶珪素 (C Gシリコン)薄膜を含む薄膜層が形成されているものを用いてもよい。非特許文献 1 ( 曰経エレク卜口二タス(2003, 2, 17) p. 123— 130)【こ ίま、ガラス基板上【こ 8ヒ、、ッ卜の マイクロプロセッサを形成する技術が記載されている。これによれば、連続粒界結晶 珪素 (CGシリコン)技術を用い、ガラス基板上に CGシリコンを含む薄膜層を形成して いる。 CGシリコンは、一般の低温多結晶シリコンに比べて、結晶粒が大きく境界が規 則的であるという特徴を備える。電子移動度が 200— 300cm2/Vsと高いため、論理 回路の高速動作が可能となる。この技術を用いることで、液晶を挟持する基板にマイ クロプロセッサを作り込むことができる。

[0070] また、薄膜基板 10として、ガラス基板上にポリシリコン薄膜を含む薄膜層を有すると

共に、単結晶シリコン力もなる集積回路用能動素子が貼り合わされてなるものを用い ることもできる。単結晶シリコンの貼り合わせ技術については、例えば特許文献 5 (日 本国公開特許公報「特開平 11 17107号公報」(平成 11年 1月 22日公開) )に記載 されている。

[0071] そして、特に、薄膜基板 10に別基板に形成した能動素子を貼り付けるにおいては 、能動素子を含む別基板が水素イオン注入部を有し、水素イオン注入部を有する該 別基板を上記薄膜基板 10上に貼り合わせ、該別基板を熱処理する、水素イオン剥 離法を用いた貼り合わせが好ま U、。

[0072] 能動素子を別基板上に形成し、これを薄膜基板 10に貼り付けるにおいて、接着剤 を用いて貼りあわせる方法などもあるが、面倒な貼り付け作業が必要であり、また、接 着剤の耐熱性が問題となるため、能動素子を貼り付けた後に実施可能な工程が制限 されたりする。これに対し、水素イオン剥離法を用いた貼り合わせでは、接着剤を用 いないので、このような問題が一切ない。

[0073] ここで、水素イオン剥離法で MOS型の単結晶シリコン薄膜トランジスタを貼り付ける 例を説明する。貼り合わされる側の基板である単結晶シリコン基板には、表面に MO S型の単結晶シリコン薄膜トランジスタの一部を形成する酸ィ匕膜、ゲートパターン、不 純物イオン注入部が形成され、かつ、表面力所定の深さに水素イオン注入部が設 けられている。このような単結晶シリコン基板を、絶縁基板に対して酸化膜側におい て接合し、熱処理する。熱処理することで、基板間の接合が原子同士の結合に変わ り強固な接合となると共に、水素イオン注入部において劈開剥離 (熱処理により)が 起こり、単結晶シリコン基板における不要部分が除去される。これにより、接着剤を使 用しなくても容易に MOS型の単結晶シリコン薄膜トランジスタを、絶縁性基板上に貼 り付けることができる。

[0074] [実施の形態 2]

本発明に係る実施の他の形態について図 7に基づいて説明すると以下の通りであ る。なお、説明の便宜上、実施の形態 1と同じ機能を有する部材には同じ参照符号を 付して、その説明を省略する。

[0075] 本実施の形態に係る表示装置も、表示素子としての液晶パネル 1、及び音声出力 素子としての音声デバイス 2を備え、図 2、図 3に示すような構成並びに外観を有し、 音声デバイス 2が液晶パネル 1における周縁部 lbなどに配置されているなど、大凡の 構成は同じである。したがって、ここでは、実施の形態 1の表示装置 30と異なる点の みを説明する。

[0076] 図 7に、本表示装置 41の機能ブロック図を示す。図 1に示した構成では、フォント変 換部 17より出力されるフォントデータは、映像信号入力部 14に入力され、ここで外部 より入力された映像信号の画像と合成されて表示部駆動部 13に送られるようになつ ていた。これに対し、図 7に示すように、本実施の形態の表示装置 41では、表示部駆 動部 13 (第 1信号線駆動回路)と表示部 laを介して対畤するスーパーインポーズ駆 動部 (第 2信号線駆動回路) 27が設けられており、このスーパーインポーズ駆動部 27 にフォントデータが直接入力されるようになって、る。

[0077] スーパーインポーズ駆動部 27は、表示部駆動部 12における走査の帰線期間を利 用して、表示部駆動部 13にて書き込まれた、映像信号入力部 14に入力された映像 信号に基づく主画面上に直接描画データを重畳するものである。このようなスーパー インポーズ駆動部 27は、表示部駆動部 13と同じ工程で作られ、表示部駆動部 13と 同様に、薄膜基板 10上にモノリシック形成されている。

[0078] スーパーインポーズ駆動部 27は、表示部 laにおける複数の信号線 SL…を、表示 部駆動部 13と共有しており、表示部駆動部 13が駆動し終わった信号線 SLを、さらに 駆動することで、フォントデータによる映像 (フォント表示)を、主画面上に重畳する。 なお、主たる信号線駆動回路とは別に、スーパーインポーズのための別の信号線駆 動回路を設けてスーパーインポーズ駆動を行う詳細は、例えば特許文献 6 (日本国 公開特許公報「特開 2000-187470号公報」(平成 12年 7月 4日公開))、特許文献 7 (日本国公開特許公報「特開 2003— 108079号公報」(平成 15年 4月 11日公開)) 、特許文献 8 (日本国公開特許公報「特開 2002— 32048号公報」(平成 14年 1月 31 日公開))に記載されており、このような手法を用いることができる。

[0079] これにより、複数の画像を同時表示する場合の周辺回路の複雑さを解消でき、特殊 な変換回路やメモリ等を必要としないので、付加回路を低減し、実施の形態 1の構成 よりもさらにこの表示装置を小型化 ·薄型化でき、理想的なカードサイズに仕上げるこ とが可能になる。

[0080] また、本表示装置においても、上記した実施の形態 1の変形例と同様に、タツチパ ネル 25を具備させ、図 7の機能ブロック図に示した薄膜基板 10に、さらに信号処理 部 23、信号出力部 24を形成し、信号出力部 24の出力を文字認識部 22に入力させ ることで、タツチパネル 25を用いて手書き入力される文字を読み上げた音声までも手 書き入力に併せて出力される、より一層利便性の高い表示装置とできる。そして、信 号出力部 24の出力信号は、文字認識部 22と同時にスーパーインポーズ駆動部そし て 27に与える構成をとることもできる。

[0081] なお、本実施の形態でも、使用可能な表示素子や薄膜基板は、実施の形態 1と同 じであるので、ここではこれ以上の説明は行わな!/、。

[0082] [実施の形態 3]

本発明に係る実施の他の形態について図 8、図 9に基づいて説明すると以下の通り である。なお、説明の便宜上、実施の形態 1と同じ機能を有する部材には同じ参照符 号を付して、その説明を省略する。

[0083] 本実施の形態に係る表示装置 32も、表示素子としての液晶パネル 1、及び音声出 力素子としての音声デバイス 2を備え、図 2、図 3に示すような構成並びに外観を有し 、音声デバイス 2が液晶パネル 1における周縁部 lbなどに配置されているなど、大凡 の構成は同じである。したがって、ここでは、実施の形態 1の表示装置 30と異なる点 のみを説明する。

[0084] 図 8に、本表示装置 32の機能ブロック図を示す。本表示装置 32は、機能的には、 表示部 laと、表示部駆動部 12 · 13と、映像信号入力部 14'と、文字認識部 22と、音 声合成部 19と、音声データメモリ 20と、音声デバイス駆動部 21と、接続端子部 15と 、音声デバイス 2とからなる。つまり、実施の形態 1の表示装置における文字コード入 力部 16、フォント変換部 17、及びフォントメモリ 18に換えて、文字認識部 22が搭載さ れると共に、映像信号入力部 14に換えて映像信号入力部 14'を具備した構成である

[0085] ここでは、映像信号入力部 14'と表示部駆動部 12· 13にて表示制御部が構成され 、音声合成部 19及び音声データメモリ 20にて音声出力制御部が構成されている。

[0086] 本表示装置 32では、映像信号入力部 14'が、接続端子部 15を介して接続される様 々な外部装置 33 (図 9参照)カゝら入力される映像信号 (制御信号を含む)を、表示部 駆動部 12 · 13へと送る一方、文字認識部 22にも送るようになつている。表示部駆動 部 12 · 13は、映像信号入力部 14'より入力された映像信号を処理して、表示部 laを 駆動して映像を表示する。

[0087] 一方、文字認識部 22では、映像信号入力部 14'より入力された映像信号中に文字 情報 (文字の形状の部分)があれば、その文字情報を抽出し、パターンマッチング等 の技術を用いて文字情報を判別する。そして、さらに判別した文字情報を文字コード に変換して音声合成部 19へと送る。

[0088] 音声合成部 19は、上述したように、入力された文字コードを対応する音声データへ と変換し、変換した音声データを音声デバイス駆動部 21へと送り音声デバイス 2を駆 動する。これにより、音声デバイス 2からは、表示部 laに表示されている映像に含ま れる文字情報を読み上げた音声が出力される。

[0089] 上記動作により、例えば、「おはようございます。」という文字情報が外部装置から送 られてきた映像信号中に含まれていて、映像信号入力部 14から入力されると、表示 部 laには「おはようございます。」という文字情報を含んだ映像信号の映像が表示さ れると共に、音声デバイス 2からは「おはようございます」という、文字情報を読み上げ たような音声が出力されることとなる。

[0090] 図 9に、このような構成を有する本表示装置 32が外部装置 33とで構成するシステム 全体の構成図を示す。外部装置 33としては、電子写真機、電子撮像機、録画ビデオ 媒体再生機 (テープ、 DVDなど)、放送受信機、通信機 (業務無線機、加入電話機、 携帯電話などを含む)ビデオ端末出力を有する情報機器 (パーソナルコンピュータな ど)、電子書籍情報表示器 (辞書検索専用機などを含む)インターネット放送通信用 セットトップボックスなどがあり、外部装置 33が例えば別の当該外部装置専用の表示 装置を具備していてもよぐ映像信号出力部を備えた映像信号出力装置でさえあれ ば、該システムを構成し得る。

[0091] 本表示装置 32と外部装置 33との接続は、例えば、互いの接続端子部同士を有線 で接続することで達成される。また、双方がワイヤレスシステムを構成する無線設備を 具備している場合は、無線にて接続されることとなる。

[0092] このように、本表示装置 32は、入力される映像信号に基づいて、外部装置 33側に は何らの変更を要することなぐ表示装置 32側の対応のみで、外部装置 33より入力 された映像信号を表示部 laに表示することに加えて、映像に含まれる文字を読み上 げた音声をも、映像信号から文字情報を抽出し、文字コードに変換することで文字コ ードに基づ、た音声を合成して出力するようになって、る。

[0093] したがって、ユーザは、外部装置 33からの映像信号入力だけで、その映像信号に 基づく映像表示に加えて、映像中に含まれる文字を読み上げた音声までも聞くことが できるので、視覚と同時に聴覚を用いて文字を確認することができ、利便性の高い表 示装置となる。

[0094] 特に、目の不自由なユーザにとっては、従来、外部装置 33が映像信号とこれに含 まれる文字を読み上げた音声信号を出力する構成でない限り、外部装置 33からの 情報を取得することはできな力つたが、上記構成により、映像信号として出力された 文字にて表される情報を音声にて確認することができるので、情報の取得可能な外 部装置の幅が広がり、非常に利便性の高い表示装置となる。

[0095] また、このような表示装置としての利便性の向上は、外部装置 33側では何らの変更 を伴うことなく実現できるので、映像信号を出力可能な外部装置 33であれば、従来 力もの装置をそのまま使用して上記効果を得ることができ、汎用性に優れている。

[0096] そして、このような使い方を鑑みれば、本表示装置 32としては、軽量'薄型'小型の 条件を満足する携帯型表示装置であって、ユーザが携帯先で必要に応じて外部装 置 33の映像信号出力部を接続して使用するとヽつた使、方が適してヽるとも考えら れる。

[0097] また、本実施の形態においても、音声デバイス駆動部 21だけでなぐ図 8を用いて 説明した本表示装置 32の機能ブロックにおける音声デバイス 2を除く各部材、つまり 、表示部 la (正確には表示部 laの画素駆動用素子や画素電極など(表示部の回路 素子))、表示部駆動部 12 · 13、映像信号入力部 14、文字認識部 22、音声合成部 1 9、音声データメモリ 20、音声デバイス駆動部 21、接続端子部 15までが、液晶パネ ル 1を構成する上述の薄膜基板 10に形成されている。

[0098] したがって、実施の形態 1の表示装置 30と同様、液晶パネル 1に含まれ、液晶パネ ル 1の表示部 laの画素駆動用回路素子が形成される薄膜基板 10に、表示部駆動 部 12 · 13を始めとして、薄膜素子にて構成される音声合成部 19や音声デバイス駆 動部 21、文字認識部 22を作り込むことで、表示装置 32としての形状を大きくすること なぐ映像信号に基づく映像と、該映像中の文字の音声出力とを実現させることがで きる。

[0099] また、本表示装置 32でも具備させていないが、接続端子部 15を介して接続される 外部装置からの音声信号入力を可能とする音声信号入力部をさらに上記薄膜基板 1 0に形成して、音声信号入力部に入力された音声信号にて、音声デバイス 2を音声 デバイス駆動部 21を介して駆動させる構成としてもよい。このような構成とすることで 、外部装置力入力される音声信号に基づく音声も音声デバイスより出力されるので 、映像信号と対で入力され音声等を楽しむこともできる。

[0100] また、本表示装置 32においても、上記した実施の形態 1の変形例と同様に、タツチ パネル 25を具備させ、図 8の機能ブロック図に示した薄膜基板 10に、さらに信号処 理部 23、信号出力部 24を形成し、信号出力部 24の出力を文字認識部 22に入力さ せることで、タツチパネル 25を用いて手書き入力される文字を読み上げた音声までも 手書き入力に併せて出力される、より一層利便性の高い表示装置とできる。信号出 力部 24の出力信号は、文字認識部 22と同時に映像信号入力部 14'に与える構成を とることちでさる。

[0101] なお、本実施の形態でも、使用可能な表示素子や薄膜基板は、実施の形態 1と同 じであるので、ここではこれ以上の説明は行わな!/、。

[0102] また、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなぐ請求項に示した 範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手 段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的手段に含まれ る。

[0103] 以上説明したように、本発明の第 1の表示装置は、表示部と、音声出力部と、装置 外部から文字コードが入力される文字コード入力部と、文字コードに対応する文字を 上記表示部に表示する表示制御部と、文字コードに対応する音声を上記音声出力

部より出力する音声出力制御部とを備え、上記文字コード入力部は、入力された文 字コードを上記表示制御部と上記音声出力制御部とに出力し、入力された文字コー ドに対応する文字が上記表示部に表示されると共に、入力された文字コードに対応 する音声が上記音声出力部から出力される構成である。

[0104] これによれば、文字コード入力部は、外部より入力された文字コードを、表示制御 部だけでなく音声出力制御部にも出力し、表示制御部による動作で、入力された文 字コードに対応する文字が表示部に表示されると共に、音声出力制御部による動作 で、入力された文字コードに対応する音声、つまり、表示部に表示されている文字を 読み上げた音声が音声出力部からも出力されることとなる。

[0105] したがって、ユーザ (利用者)は、外部力もの文字コード情報の入力だけで、文字コ ード情報として入力された情報内容を、文字による情報表示に加えて、その表示を読 み上げた音声情報としても聞くことができ、視覚と同時に聴覚を用いて確認すること ができる。特に、目の不自由なユーザにとっては、従来、文字コード情報を出力する 側の外部装置が、文字コード情報と共にこれに対応する音声信号を出力する構成で ない限り、この外部装置から文字コード情報として入力される情報の内容を確認する ことはできな力つたが、上記構成により、外部装置力もの出力が文字コード情報のみ であっても、それに示される情報の内容を音声情報としても確認することができるので 、情報を取得可能な外部装置の幅が広がることとなる。

[0106] そして、このような表示装置としての利便性の向上は、表示装置側での対応のみで 実現でき、文字コード情報を出力する側の外部装置においては何らの変更を伴うも のではないので、文字コードを出力可能な外部装置であれば、従来からの装置をそ のまま使用して上記効果を得ることができ、汎用性に優れている。

[0107] 本発明の第 1の表示装置は、上記構成に加えて、さらに、装置外部から映像信号 が入力される映像信号入力部を備え、上記表示制御部は、上記映像信号入力部に 入力された映像信号に基づく映像を上記表示部に表示すると共に、上記文字コード に対応する文字を該映像に重畳させて表示する構成とすることもできる。

[0108] これによれば、表示部には、映像信号入力部に入力された映像信号に基づく映像 が表示され、文字コードに対応する文字画像は該映像に重畳 (スーパーインポーズ) 表示されるようになっているので、映像の表示も楽しむことができ、より利便性の高い 表示装置となる。

[0109] また、スーパーインポーズ表示する場合、上記表示部が、複数列設された走査線と 、該複数の走査線に交差するように複数列設された信号線とを有し、上記表示制御 部が、上記表示部を駆動する表示部駆動回路として、上記複数の走査線に走査信 号を順次供給する走査線駆動回路と、上記複数の信号線に映像信号を供給する信 号線駆動回路とを有し、かつ、該信号線駆動回路が、上記映像信号入力部に入力さ れた映像信号が入力される第 1信号線駆動回路と、上記文字コードに対応する文字 を表示させるための映像信号が入力される第 2信号線駆動回路とで構成され、これら 第 1信号線駆動回路と第 2信号線駆動回路とは、上記複数の信号線を共有している 構成とすることが好ましい。

[0110] 外部力の映像信号による画像と、表示装置内で生成した文字コードに対応する 文字の画像とを、一つの画像情報に再構成して合成画面の映像信号を生成し、これ を信号線駆動回路に出力して、走査線駆動回路との動作で表示部にスーパーイン ポーズ表示する構成では、画像の合成のために、大容量のメモリ及び A/D変換回路 や D/A変換回路等が必要になり、クライアント機器として、表示装置だけを単独の装 置あるいは機器として利用することで確保した良好な携帯性を阻害する恐れがある。

[0111] これに対し、このように、信号線駆動回路を、上記映像信号入力部に入力された映 像信号が入力される第 1信号線駆動回路と、上記文字コードに対応する文字を表示 させるための映像信号が入力される第 2信号線駆動回路とで構成し、これら第 1信号 線駆動回路と第 2信号線駆動回路とが、上記複数の信号線を共有する構成とするこ とで、外部力の映像信号による画像と、表示装置内で生成した文字コードに対応す る文字の画像とを、一つの画像情報に再構成する必要がなくなり、上記した大容量メ モリ等が必要なぐスーパーインポーズ表示を行うために必要な付加回路を低減する ことができ、クライアント機器として表示装置だけを単独の装置ある!、は機器として利 用することで確保した良好な携帯性が阻害されることがない。

[0112] 本発明の第 2の表示装置は、表示部と、音声出力部と、装置外部から映像信号が 入力される映像信号入力部と、映像信号に基づ!ヽて映像を上記表示部に表示する 表示制御部と、映像信号に含まれる文字を抽出して認識し、文字コードに変換する 文字認識部と、文字コードに対応する音声を上記音声出力部より出力する音声出力 制御部とを備え、上記映像信号入力部は、入力された映像信号を上記表示制御部と 上記文字認識部とに出力する一方、上記文字認識部は文字コードを音声出力制御 部に出力し、入力された映像信号に基づく映像が上記表示部に表示されると共に、 上記映像信号に含まれ、上記文字認識部にて認識された文字コードに対応する音 声が上記音声出力部力も出力される構成である。

[0113] これによれば、映像信号入力部が、外部より入力された映像信号を、表示制御部だ けでなく文字認識部にも出力し、文字認識部が映像信号に含まれる文字を抽出して 認識し、文字コードに変換する。そして、変換された文字コードが音声制御部に出力 されることとなる。したがって、表示制御部による動作にて、入力された映像信号に基 づく映像が表示部に表示されると共に、音声制御部による動作にて、表示されている 映像中に含まれる文字を読み上げた音声が音声出力部からも出力されることとなる。

[0114] したがって、ユーザ (利用者)は、外部からの映像信号の入力だけで、映像信号中 に含まれる文字にて示される情報の内容を、文字による情報表示に加えて、その表 示を読み上げた音声情報としても聞くことができ、視覚と同時に聴覚を用いて確認す ることができる。特に、目の不自由なユーザにとっては、従来、映像信号を出力する 側の外部装置が、映像信号中の文字部分の情報を、音声信号に変換して出力する 構成でない限り、この外部装置力の映像信号中の文字にて示される情報内容を確 認することはできな力つたが、上記構成により、外部装置からの出力が映像信号のみ であっても、それに含まれる文字にて示される情報内容を音声情報としても確認する ことができるので、情報を取得可能な外部装置の幅が広がることとなる。

[0115] そして、このような表示装置としての利便性の向上は、表示装置側での対応のみで あって、映像信号を出力する側の外部装置においては何らの変更を伴うものではな いので、映像信号を出力可能な外部装置であれば、従来からの装置をそのまま使用 して上記効果を得ることができ、汎用性に優れて、る。

[0116] また、本発明の第 1の表示装置は、上記構成に加えて、さらに上記表示部は薄膜 素子で駆動可能な表示素子にて構成され、該表示素子に含まれる、画素駆動用回 路素子が形成される薄膜基板に、上記文字コード入力部、表示制御部、及び音声出 力制御部が、直接形成されているか、或いは別基板上に形成した能動素子を貼り合 わせることで形成されていることを特徴とすることもできる。また、映像信号入力部が 設けられている場合は、この映像信号入力部も同様に、上記薄膜基板に、直接形成 されているか、或いは別基板上に形成した能動素子を貼り合わせることで形成されて いる構成とすることちでさる。

[0117] これによれば、表示素子に含まれる、画素駆動用回路素子が形成される薄膜基板 に、文字コード入力部、表示制御部、及び音声出力制御部等が、直接に、或いは別 基板上に形成した能動素子を貼り合わせることで形成されるので、表示制御部や音 声出力制御部等が互いに別々のプリント基板等に形成されている構成に比して、音 声出力部を備えた表示装置として大型化することを防ぎ、文字コード入力による文字 の表示とこれに対応する音声の出力とを実現させることができる。

[0118] 同様に、本発明の第 2の表示装置は、上記構成に加えて、さらに、上記表示部は薄 膜素子で駆動可能な表示素子にて構成され、該表示素子に含まれる、画素駆動用 回路素子が形成される薄膜基板に、上記映像信号入力部、表示制御部、文字認識 部、及び音声出力制御部が、直接形成されるか、或いは別基板上に形成した能動 素子を貼り合わせることで形成されている構成とすることもできる。

[0119] これによつても、上記と同様に、表示制御部や文字認識部、音声出力制御部等が 互いに別々のプリント基板等に形成されている構成に比して、音声出力部を備えた 表示装置として大型化することを防ぎ、入力された映像信号による映像の表示と、映 像中に含まれる文字に対応する音声の出力とを実現させることができる。

[0120] そして、上記薄膜基板への別基板に形成した能動素子の貼り付けは、該能動素子 を含む上記別基板が水素イオン注入部を有しており、該水素イオン注入部が形成さ れた上記別基板を上記薄膜基板に貼り合わせた後、該別基板を熱処理することでな されていることが好ましい。

[0121] このような水素イオン注入部を形成して剥離する水素イオン剥離法を用いた貼り合 わせは、能動素子を別基板上に形成し、これを接着剤を用いて貼りあわせる方法に 比べて、面倒な貼り付け作業も必要なく生産性に優れ、また、接着剤を用いないので 、接着剤の耐熱性が問題となることもなぐ簡単に別基板上に形成した能動素子を貼 り付けることができる。

[0122] 本発明の第 1、第 2の表示装置は、上記構成に加えて、さらに、上記音声出力部を 構成する音源素子は、上記表示部を構成する表示素子の平面領域内に収まるように 積層して配され、上記表示素子を振動させて音を発生させ、また、該音源素子を駆 動する音源素子駆動部も、上記薄膜基板に、直接に形成するか、或いは別基板上 に形成した能動素子を貼り合わせることで形成されている構成とすることもできる。

[0123] これによれば、音声出力部を構成する音源素子は表示素子を振動させることで音 を発生させ、かつ、本来であれば別基板を用いて構成される音源素子駆動部を、表 示素子に含まれる薄膜基板に形成することで音声機能部全体をも小型にし、該音源 素子を、上記表示部を構成する表示素子の平面領域内に収まるように積層して配し ているので、表示機能のみを有する表示装置としての外形を著しく崩すことなぐ音 源素子を表示素子に搭載することが可能となる。

[0124] この場合も、上記薄膜基板への別基板に形成した能動素子の貼り付けは、該能動 素子を含む上記別基板が水素イオン注入部を有しており、該水素イオン注入部が形 成された上記別基板を上記薄膜基板に貼り合わせた後、該別基板を熱処理すること でなされて!/、ることが好まし!/、。

[0125] また、本発明の第 1、第 2の表示装置においては、薄膜基板として、多結晶珪素薄 膜を含む薄膜層を有するもの、連続粒界結晶珪素薄膜を含む薄膜層を有するものを 用いることができる。また、第 1、第 2の表示装置においては、表示部として、液晶を用 いて表示を行うもの、或いは、 EL層を用いて表示を行うものを採用することができる。

[0126] 発明を実施するための最良の形態の項にぉ、てなした具体的な実施態様または 実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具 体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなぐ本発明の精神と次に記載 する特許請求の範囲内で、いろいろと変更して実施することができるものである。 産業上の利用の可能性

[0127] システムの機能の大部分を外部装置 (サーバ)に依存する形で表示装置だけを単 独の装置ある、は機器として利用する表示装置に用いることができる。この表示装置 に対して文字コード情報を出力する外部装置としては、さん孔媒体 (テープ、カード など)読みとり機、磁気媒体読みとり機、光学媒体読みとり機(円盤媒体、汎用スキヤ ナなどを含む)、光学文字読みとり機 (OCR)、放送受信機、通信機 (業務無線機、加 入電話機、携帯電話などを含む)、文書編集機、電子書籍情報表示器 (辞書検索専 用機などを含む)インターネット放送通信用セットトップボックスなどがある。また、この 表示装置に対して映像信号を出力する外部装置としては、電子写真機、電子撮像機 、録画ビデオ媒体再生機 (テープ、 DVDなど)、放送受信機、通信機 (業務無線機、 加入電話機、携帯電話などを含む)ビデオ端末出力を有する情報機器 (パーソナル コンピュータなど)、電子書籍情報表示器 (辞書検索専用機などを含む)インターネッ ト放送通信用セットトップボックスなどがある。