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1. (WO2005066957) CARTOUCHE DE DISQUES
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ディスクカートリッジ

技術分野

[0001] 本発明は、情報記録媒体として用いられる光ディスク等のディスクを収納したデイス クカートリッジに関する。

本出願は、日本国において 2004年 1月 8日に出願された日本特許出願番号 2004 003445を基礎として優先権を主張するものであり、この出願は参照することにより 、本出願に援用される。

背景技術

[0002] 従来、情報記録媒体として用いられる光ディスク等のディスクを回転可能に収納し、 ディスクを収納したままの状態で記録及び Z又は再生装置に装着されるディスクカー トリッジが広く用いられている。この種のディスクカートリッジは、ディスク状記録媒体を カートリッジ本体に収納することにより、ディスク状記録媒体の保護を図るとともに、記 録及び Z又は再生装置への揷脱を容易に行うことを可能として、る。

ディスクカートリッジは、ディスクをカートリッジ本体に収納したままの状態で記録及 び Z又は再生装置に装着可能とすることから、カートリッジ本体には、ディスクの一部 を内外周に亘つて外方に臨ませる記録及び Z又は再生用開口部が設けられて、る 。記録及び Z又は再生装置側に設けた光ピックアップ等の記録再生用のヘッド部は 、記録及び Z又は再生用開口部を介してディスクと対向し、ディスクの信号記録領域 を走査して情報信号の記録又は再生を行う。

そこで、ディスクを収納したディスクカートリッジには、記録及び Z又は再生用開口 部を閉塞するためのシャツタ部材が設けられている。このシャツタ部材は、記録及び Z又は再生用開口部を閉塞するに足る大きさの矩形状に形成された平板状のシャツ タ部と、シャツタ部の基端部側に形成された断面コ字状の支持部とを備える。そして、 シャツタ部材は、カートリッジ本体側に設けられた溝形状カゝらなるスライドガイド部に支 持部を挿入させることにより、カートリッジ本体の一側面部をスライド可能に係合され ている。これにより、シャツタ部材は、シャツタ部が記録及び Z又は再生用開口部を開 閉自在にスライドされる。

また、シャツタ部材は、支持部のカートリッジ本体の一側面に面する側に、シャツタ 部材の開閉操作を行うシャツタ開閉部材が挿入されるシャツタ開閉用開口部が形成 されている。このシャツタ開閉用開口部に挿入されるシャツタ開閉部材は、ディスク記 録及び Z又は再生装置の装置本体に設けられ、例えば可撓性を有する弾性パネか らなる。シャツタ開閉部材 100は、図 20に示すように、略く字状に折り曲げられシャツ タ部材を係止する係止部 102がシャツタ部材の移動軌跡上に張り出してディスクカー トリッジの進入を待機している。そして、カートリッジ本体が搬送されると、この係止部 1 02がシャツタ部材の支持部 101の前端部と当接し、シャツタ開閉部材 100が橈まされ ることにより支持部 101に乗り上げ、支持部 101を摺動してシャツタ閉用開口部に進 入し係合する。

これによりシャツタ閉用開口部は、カートリッジ本体に設けられたスライドガイド部の 移動が規制され装置本体内への進入が防止される。これによりシャツタ部材は、更に 装置本体内へ搬送されるディスクカートリッジのカートリッジ本体に対して相対的に移 動し、記録及び Z又は再生用開口部を開放する。そして、ディスクカートリッジがディ スク記録及び Z又は再生装置より排出される方向へ搬送されると、シャツタ開閉部材

100が挿入され移動が規制されて、るシャツタ部材は、装置本体外へ搬送されるディ スクカートリッジのカートリッジ本体に対して相対的に移動し、記録及び Z又は再生用 開口部を閉塞する。その後、カートリッジ本体がディスク記録及び Z又は再生装置か ら排出されると、シャツタ開閉部材 100は、シャツタ閉用開口部が摺動することにより カートリッジ本体の外方へ橈まされ、シャツタ閉用開口部から係止部が退避する。 ところで、従来のディスクカートリッジは、図 20に示すように、ディスク記録及び/又 は再生装置へ挿入される際、シャツタ開閉部材 100がシャツタ部材と接触する位置で あるシャツタ部材の支持部 101の前端部が角形であったため、係止部 102が支持部 101の前端部へ突き当てられ、ディスクカートリッジのスムーズな挿入を阻害し、ディ スクカートリッジの揷入感を悪ィ匕させていた。また、シャツタ開閉部材 100の係止部 10 2とシャツタ部材の支持部 101とが突き当てられることにより、両部材の劣化や摩耗、 塵埃等が発生するおそれがあった。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] 本発明の目的は、従来のディスクカートリッジが有する問題点を解消することができ る新規なディスクカートリッジを提供することにある。

本発明の他の目的は、ディスク記録及び Z又は再生装置に挿入操作する際の挿 入感を向上することができるディスクカートリッジを提供することにある。

本発明の更に他の目的は、記録及び Z又は再生用開口部を開閉するシャツタ部 材の保護を図ることができるディスクカートリッジを提供することにある。

本発明に係るディスクカートリッジは、ディスクと、このディスクを回転可能に収納す るとともに、ディスクの一部を外方に臨ませる記録及び Z又は再生用開口部が設けら れたカートリッジ本体と、カートリッジ本体にスライド可能に支持され、記録及び Z又 は再生装置側に設けられたシャツタ開閉部材が摺動されるとともにシャツタ開閉部材 が係合する係合孔が設けられ、記録及び Z又は再生用開口部を開閉するシャツタ部 材とを備え、このシャツタ部材に、シャツタ開閉部材との衝突を緩衝する衝突緩衝を 設けるようにしたものである。

本発明に係るディスクカートリッジは、記録及び Z又は再生装置に挿入される際、 記録及び Z又は再生装置側に設けられているシャツタ開閉部材が衝突緩衝部に当 接し、この衝突緩衝部にガイドされることによりスムーズにシャツタ部材に乗り上げ、摺 動することができる。このため、シャツタ部材の端部と記録及び Z又は再生装置側の シャツタ開閉部材との衝突による弓 Iき掛かりがなく、記録及び Z又は再生装置への挿 入感を向上でき、更に、シャツタ部材及びシャツタ開閉部材の保護を図ることができる

本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下において 図面を参照して説明される実施に形態力一層明らかにされるであろう。

図面の簡単な説明

[0004] [図 1]図 1は、本発明に係るディスクカートリッジを上ハーフ側力見た斜視図である。

[図 2]図 2は、本発明に係るディスクカートリッジを下ハーフ側力見た斜視図である。

[図 3]図 3は、本発明に係るディスクカートリッジを下ハーフ側力も見た平面図である。 [図 4]図 4は、シャツタ部材とこのシャツタ部材が支持されるカートリッジ本体を示す斜 視図である。

圆 5]図 5は、シャツタ開閉部材がシャツタ部材の緩衝部に当接する様子を示す平面 図である。

[図 6]図 6は、シャツタ部材と、このシャツタ部材に取り付けられる捩りコイルパネを示す 斜視図である。

[図 7]図 7は、本発明に係るディスクカートリッジのシャツタ部材が取り付けられた側の 側面を示す側面図である。

[図 8]図 8は、カートリッジ本体にシャツタ部材を取り付けた状態を示す断面図である。

[図 9]図 9は、本発明が適用されたディスクカートリッジのシャツタ部材の他の例を示す 平面図である。

[図 10]図 10Aは、シャツタ部材を付勢する捩りコイルパネを示す平面図であり、図 10 Bはその正面図である。

[図 11]図 11は、シャツタ部材に係止された捩りコイルパネを示す斜視図である。

[図 12]図 12は、シャツタ部材がヘッド用開口部を閉塞しているディスクカートリッジを 示す平面図である。

[図 13]図 13は、シャツタ部材がヘッド用開口部を開放しているディスクカートリッジを 示す平面図である。

[図 14]図 14は、カートリッジ本体にシャツタ部材を取り付ける様子を示す図である。

[図 15]図 15は、本発明に係るディスクカートリッジが用いられるディスクドライブ装置 の一例を示す斜視図である。

[図 16]図 16は、ディスクカートリッジがディスクドライブ装置のカートリッジ揷脱口に対 し傾斜して挿入される状態を示す平面図である。

[図 17]図 17は、ディスクカートリッジがディスクドライブ装置のカートリッジ挿脱口に対 し他の方向に傾斜して挿入される状態を示す平面図である。

[図 18]図 18は、ディスクカートリッジが姿勢が制御されてカートリッジホルダに挿入さ れた状態を示す平面図である。

[図 19]図 19は、ディスクカートリッジがカートリッジホルダに挿入され、シャツタ部材が 移動されヘッド用開口部が開放された状態を示す平面図である。

[図 20]図 20は、従来のディスクカートリッジのシャツタ部材を示す平面図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、本発明を適用した実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。 本例のディスクカートリッジ 1は、情報記録媒体と用いられるディスクとして、光デイス ク 2を回転可能に収納したものであって、図 1及び図 2に示すように、上下一対のハー フ 3, 4を突き合わせ結合したカートリッジ本体 5を備え、このカートリッジ本体 5内に光 ディスク 2を回転可能に収納して、る。

本発明が適用されるディスクカートリッジ 1は、例えばテレビジョンゲームを実行する プログラムデータやビデオデータが記録された光ディスク 2を収納したものであり、し カゝも、極めて小型に構成されている。このディスクカートリッジ 1は、例えば、直径を 60 mm程度とする小径の光ディスク 2を収納したものであって、片手の掌に収納し得る 程度の大きさに形成されている。

光ディスク 2を収納するカートリッジ本体 5を構成する上下ハーフ 3, 4は、合成樹脂 材料を成形して形成され、互いに突き合わせ結合されることによりカートリッジ本体 5 を構成する。また、上下ハーフ 3, 4には、外周囲に立ち上がり周壁 3a, 4aが形成さ れており、これら各立ち上がり周壁 3a, 4aは上下ハーフ 3, 4が突き合わせられること により突き合わせられ、ディスク収納部 6を構成する。なお、上下ハーフ 3, 4は、これ ら上下ハーフ 3, 4の相対向する内面に突設した溶着用突起を超音波溶着法等の溶 着法を用いて結合されてカートリッジ本体 5を構成する。

このディスクカートリッジ 1を構成するカートリッジ本体 5は、図 1乃至図 3に示すよう に、このディスクカートリッジ 1が挿脱されるディスクドライブ装置への挿入端側となる 一側面である前面を円弧状部 7として形成している。この円弧状部 7は、図 2に示すよ うに、カートリッジ本体 5のディスク収納部 6に収納された光ディスク 2の中心を中心 PO として半径 R1を一定にしたほぼ半円の円弧状に形成されている。すなわち、円弧状 部 7は、カートリッジ本体 5に収納された光ディスク 2の半円に相当する部分と対向す るような半円として形成されている。

カートリッジ本体 5の円弧状部 7に連続する相対向する側面は、互いに平行な側面

8, 9として形成され、円弧状部 7と対向する背面は、なだらかに湾曲して連続した湾 曲部 10として形成されている。

本発明に係るディスクカートリッジ 1は、挿入端側となる一の側面である前面を他の 面に比し大きく湾曲したほぼ半円の円弧状部 7としているので、カートリッジ揷脱ロを 介してスロットイン方式により挿脱が行われるディスクドライブ装置へ挿入を行う際、デ イスクドライブ装置内への挿入方向が容易に判別できる。特に、掌内に収納できる程 度に小型化したディスクカートリッジ 1にあっては、手で握った感覚でも挿入方向の識 別を行うことができるので、誤挿入を防止して正確にディスクドライブ装置に装着する ことも可能となる。しかも、このディスクカートリッジ 1は、後述するように、スロットイン方 式のディスクドライブ装置へ挿入操作が容易となるばかりか、確実な挿入操作を実現 できる。

更に、本発明が適用されるディスクカートリッジ 1は、挿入端側をほぼ半円の円弧状 部 7とし、更に加えて円弧状部 7と対向する背面も湾曲部 10としているので、収納す る光ディスク 2に対し一層の小型化が実現されている。

カートリッジ本体 5の下面側を構成する下ハーフ 4の中央部には、図 2及び図 3に示 すように、カートリッジ本体 5に収納した光ディスク 2の中心部に形成したセンタ穴 11 及びその周縁を外方に臨ませる円形の中央開口部 12が形成されている。中央開口 部 12には、ディスクカートリッジ 1が装着されるディスクドライブ装置側に設けられたデ イスク回転駆動機構の一部、例えばターンテーブルが進入する。

カートリッジ本体 5の下面側を構成する下ハーフ 4には、図 2及び図 3に示すように、 記録及び Z又は再生用開口部であるヘッド用開口部 13が形成されて、る。ヘッド用 開口部 13は、カートリッジ本体 5の一方の側面 8に位置し、カートリッジ本体 5に収納 された光ディスク 2の信号記録領域の一部を内外周に亘つて外方に臨ませるに足る 大きさの矩形状に形成されている。すなわち、ヘッド用開口部 13は、カートリッジ本体 5の円弧状部 7が形成された前面以外の直線状の平坦な面とされた側面 8に臨んで 形成されている。このヘッド用開口部 13は、後述するシャツタ部材 15によって閉塞さ れる。

また、カートリッジ本体 5は、ヘッド用開口部 13の長手方向の一端が臨まされる側面

8に、後述するシャツタ開放部材がガイドされるガイド溝 14が形成されている。ガイド 溝 14には、ディスクカートリッジ 1がディスクドライブ装置内に挿入されると、ディスクド ライブ装置側に形成されたシャツタ開放部材が進入し、このシャツタ開放部材をシャツ タ部材 15に当接させ、ヘッド用開口部 13を開放させる。

ヘッド用開口部 13を開閉するシャツタ部材 15は、薄い金属板を打ち抜き折り曲げ て形成され、若しくは合成樹脂材料を成形することにより形成されている。そして、シ ャッタ部材 15は、ヘッド用開口部 13を閉塞するに足る大きさの矩形状に形成された 平板状のシャツタ部 16と、シャツタ部 16の基端部側に形成され断面コ字状の支持部 17とを備える。

このシャツタ部材 15は、カートリッジ本体 5を構成する上ハーフ 3側を支持部 17によ り支持することにより、ヘッド用開口部 13を開閉する図 2中矢印 A方向又は矢印 B方 向に移動可能に支持されている。すなわち、シャツタ部材 15は、図 4に示すように、 上ハーフ 3に形成された立ち上がり周壁 3aの一部をもって構成されたスライドガイド 部 18を支持部 17により支持してカートリッジ本体 5に移動可能に取り付けられている 。そして、シャツタ部 15は、支持部 17がディスクドライブ装置 50側に設けられたシャツ タ開閉部材 63に係合されることにより、カートリッジ本体 5の搬送に伴ってヘッド用開 口部 13を開放又は閉塞する方向にスライドされる。

ここで、シャツタ部材 15と係合するシャツタ開閉部材 63について説明する。シャツタ 開閉部材 63は、シャツタ部材 15と係合することによりシャツタ部材 15の移動を規制し 、シャツタ部材 15をカートリッジ本体 5に対して相対的に移動させ、ヘッド用開口部 1 3の閉塞を行うものである。シャツタ開閉部材 63は、後述するディスクドライブ装置 50 のカートリッジホルダ 54に設けられ、図 5に示すように、例えば可撓性を有する弾性 パネ力もなる。シャツタ開閉部材 63は、カートリッジ本体 5側に突出するように略く字 状に折り曲げられ、又は、く字状の断面が形成されるように成形され、シャツタ部材 15 と係合する係合部 64が設けられてヽる。

この係合部 64は、ディスクドライブ装置 50のカートリッジ挿脱口 53側に形成され装 置本体 51内へ搬送されるディスクカートリッジ 1のシャツタ部材 15が突き当てられる突 き当て斜面 64aと、ディスクドライブ装置 50のカートリッジ挿脱口 53と反対側に形成さ れ装置本体外へ排出されるディスクカートリッジ 1のシャツタ部材 15に押圧される押圧 斜面 64bが形成されてヽる。

このようなシャツタ開閉部材 63は、係合部 64が、常時カートリッジ本体 5の移動軌跡 上に張り出してディスクカートリッジ 1の搬送を待機している。そして、シャツタ開閉部 材 63は、ディスクカートリッジ 1がディスクドライブ装置 50のカートリッジホルダ 54内へ 挿入され、ローデイング位置へ搬送されると、係合部 64がカートリッジ本体 5の側面 8 に形成されたガイド溝 14に進入し、突き当て斜面 64aがシャツタ部材 15の支持部 17 に突き当てられることにより図 5中矢印 D方向へ橈まされる。そして、シャツタ開閉部材 63は、係合部 64が支持部 17上を摺動していき、後述する係合孔 17aに進入するこ とによりシャツタ部材 15と係合する。また、ディスクカートリッジ 1がディスクドライブ装 置 50の外方へ搬送されると、シャツタ開閉部材 63は、係合孔 17aによって係合部 64 の押圧斜面 64bが押圧され、図 5中矢印 D方向へ橈まされる。そして、シャツタ開閉 部材 63は、係合部 64が係合孔 17aより排出されシャツタ部材 15との係合が解除され る。

このシャツタ開閉部材 63と係合されるシャツタ部材 15の支持部 17は、図 4及び図 6 に示すように、シャツタ部 16の基端部力も垂直に立ち上がり形成された連結片 21が 形成され、この連結片 21の先端部にシャツタ部 16側に向力つて折り曲げられた第 1 の係合片 22が設けられている。また、連結片 21には、シャツタ部材 15の移動方向下 流側に、第 1の係合片 22が形成された部分より一段低い位置で L字状に折り曲げら れた第 2の係合片 23が設けられている。この第 2の係合片 23は、先端部側が第 1の 係合片 22側に突出するように L字状に折り曲げられた折曲部 23aが形成されている

また、支持部 17は、シャツタ部材 15の移動方向下流側の端部に、ディスクドライブ 装置 50内に設けられているシャツタ開閉部材 63が当接される際の衝撃を緩和する 緩衝部 20が形成されている。緩衝部 20は、支持部 17の端部からシャツタ部 16の先 端側に向力つて湾曲するように稍折り曲げられて形成されている。したがって、デイス クカートリッジ 1をディスクドライブ装置 50内に挿入する際、ドライブ装置側に設けられ ているシャツタ開閉部材 63は、緩衝部 20に当接され、湾曲する緩衝部 20にガイドさ

れることによりスムーズに支持部 17に乗り上げられる。このため、ディスクカートリッジ 1 は、シャツタ部材 15の支持部 17の端部と、ディスクドライブ装置 50側のシャツタ開閉 部材 63との衝突による引つかかりがなく、ディスクドライブ装置 50への揷入感の向上 を図ることができる。また、シャツタ部材 15とシャツタ開閉部材 63との衝突が緩和され ることにより、衝突による部材の劣化や摩耗、塵埃の発生等を防止することができる。 また、支持部 17は、シャツタ部材 15のスライド方向の略中間部にシャツタ開閉部材 63に挿入されることにより係合される係合孔 17aが形成されている。係合孔 17aは、 緩衝部 20にガイドされ支持部 17を摺動するシャツタ開閉部材 63が進入することによ り、シャツタ部材 15とシャツタ開閉部材 63とを係合させる。シャツタ部材 15がシャツタ 開閉部材 63に係合されることにより、シャツタ部材 15の移動が規制され、シャツタ部 材 15がカートリッジ本体 5に対してヘッド用開口部 13を閉じる閉方向へ相対的に移 動される。

また、連結片 21は、シャツタ部材 15の移動方向の上流側に、後述する捩りコイルバ ネ 29の係止部 33が係止される係止孔 27が形成されたコイルパネ取付片 26が設け られている。コイルパネ取付片 26は、シャツタ部 16側に向力つて延設されるとともに 一部が開放された略円形の係止孔 27が形成されている。また、コイルパネ取付片 26 は、第 2の係合片 23と同様に、先端部側が第 1の係合片 22側に突出するように L字 状に折り曲げられた折曲部 26aが形成されている。

この係止孔 27には、後述する捩りコイルパネ 29の第 1のアーム部 29aに形成された 係止部 33が開放端より挿入され係止されることによりシャツタ部材 15と捩りコイルパネ 29とが連結される。

このシャツタ部材 15は、図 2に示すように、シャツタ部 16をヘッド用開口部 13上に 延在するようにカートリッジ本体 5に配設される。このとき、シャツタ部材 15は、図 6、図 7及び図 8に示すように、支持部 17に設けた第 1の係合片 22をスライドガイド部 18の 側面に形成した係合溝 24に係合させるとともに、第 2の係合片 23及びコイルパネ取 付片 26に L字状に折り曲げ形成された折曲部 23a及び 26aをスライドガイド部 18の 先端側に係合させることにより、第 1及び第 2の係合片 22, 23及びコイルパネ取付片 26によって支持部 17を挟み込むように支持する。このように支持されたシャツタ部材

15は、支持部 17にガイドされ、ヘッド用開口部 13を開閉する図 2中矢印 A方向又は 矢印 B方向に移動する。

なお、図 2に示すように、下ハーフ 4のシャツタ部 16が移動する領域には、凹状のシ ャッタスライド部 19が形成されている。シャツタスライド部 19は、シャツタ部 16をカート リッジ本体 5の表面力突き出させな、ように足る深さをもって形成されて、る。

また、本例のディスクカートリッジ 1において、下ハーフ 4に形成された立ち上がり周 壁 4aのヘッド用開口部 13と対向する部分には、図 4及び図 8に示すように、切欠部 2 5が形成されて開放されている。すなわち、ヘッド用開口部 13は、カートリッジ本体 5 の内周側カゝら外周縁に亘る領域が開放されて形成されている。

また、上ハーフ 3側に形成されたスライドガイド部 18の少なくともヘッド用開口部 13 と対向する部分は、ディスクドライブ装置 50内のカートリッジ装着部に高さ方向の位 置決めが図られて装着されたディスクカートリッジ 1内の光ディスク 2がターンテープ ル上に位置決めして装着されたとき、図 8に示すように、この光ディスク 2の下ハーフ 4 と対向する下面 2aから突出しな、高さ HIとして形成されて、る。

このように形成されたディスクカートリッジ 1は、シャツタ部材 15が移動されてヘッド 用開口部 13が開放されたとき、光ディスク 2に記録された情報信号を読み出すヘッド 部である光ピックアップの全体をカートリッジ本体 5内に位置させるばかりか、光ピック アップが光ディスク 2の外周側を走査する位置に移動されたとき、後述するように、光 ディスク 2の信号記録領域を走査する光ビームを集光する対物レンズをカートリッジ 本体 5内に位置させながら、その他の光学ブロック部分をカートリッジ本体 5の外方に 位置させることができる。

その結果、本発明に係るディスクカートリッジ 1は、光ピックアップを光ディスク 2に近 接させながら、カートリッジ本体 5の内外に亘つて位置させることができるので、光ディ スク 2の外周縁まで信号記録領域を形成することができ、光ディスク 2に記録される記 録容量を増大させることができる。更に、光ピックアップを光ディスク 2に近接させるこ とができることから、対物レンズの開口数 (NA)を大きくでき、光ディスク 2の信号記録 領域に集光される光ビームのビームスポットを小さくできるので、光ディスク 2に記録さ れる情報信号の記録密度を向上できる。更にまた、記録容量の増大とともに記録密

度の向上が実現できることから、一定量の記録容量を必要とする光ディスク 2の小径 化が実現できる。更にまた、光ピックアップをカートリッジ本体 5の内外に亘るように位 置させて光ディスク 2の走査ができるので、カートリッジ本体 5の小型化を実現でき、こ のディスクカートリッジ 1を用いるディスクドライブ装置 50の小型化も実現可能となる。 また、本例のディスクカートリッジ 1において、ヘッド用開口部 13を開閉するシャツタ 部材 15は、図 1及び図 2に示すように、カートリッジ本体 5の平坦な側面 8に沿って移 動するように取り付けられている。したがって、シャツタ部材 15は、支持部 17を平坦な 側面 8に沿わせながら直線移動されるので、安定した移動操作が実現される。

更に、ヘッド用開口部 13は、カートリッジ本体 5の平坦な側面 8に対向する位置に 形成されてヽるので、下ハーフ 4側に形成される切欠部 25が形成された部分も直線 状の面とされている。したがって、切欠部 25が形成され、カートリッジ本体 5の外方に 臨む側面 8の側が開放されたヘッド用開口部 13であっても、全体が矩形状に形成さ れ、直線状の断面コ字状をなす支持部 17を備えたシャツタ部材 15により確実に閉塞 することができる。

また、本発明が適用されたディスクカートリッジ 1は、シャツタ部材 15の緩衝部を以 下のように形成してもよい。なお、以下の説明においてディスクカートリッジ 1と同一の 部材については同一の符号を付してその詳細を省略する。

カートリッジ本体 5のヘッド用開口部 13を開閉するシャツタ部材 15は、支持部 17に シャツタ部材 15の移動方向下流側の端部に形成された緩衝部 40が形成されて、る 。この緩衝部 40は、図 9に示すように、支持部 17の外側面のコーナ部の端部が面取 りされることにより、テーパ面が形成されている。したがって、ディスクカートリッジ 1を ディスクドライブ装置 50内に挿入する際、ドライブ装置側に設けられているシャツタ開 閉部材 63は、緩衝部 40に当接され、テーパ状に形成された緩衝部 40にガイドされ ることによりスムーズに支持部 17に乗り上げられる。このため、ディスクカートリッジ 1は 、シャツタ部材 15の支持部 17の端部と、ディスクドライブ装置 50側のシャツタ開閉部 材 63との衝突による引つかかりがなく、ディスクドライブ装置 50への揷入感の向上を 図ることができる。また、シャツタ部材 15とシャツタ開閉部材 63との衝突が緩和される ことにより、衝突による部材の劣化や摩耗、塵埃の発生等を防止することができる。

次いで、捩りコイルパネ 29について説明する。この捩りコイルパネ 29は、シャツタ部 材 15をヘッド用開口部 13の開閉方向へ移動させるとともに、シャツタ部材 15をヘッド 用開口部 13を開放した位置又は閉塞した位置に保持するものである。捩りコイルバ ネ 29は、一端をシャツタ部材 15に係止されるとともに他端をカートリッジ本体 5に回動 自在に係合されている。そして、捩りコイルパネ 29は、シャツタ部材 15のカートリッジ 本体 5に対する移動位置に応じて、シャツタ部材 15をヘッド用開口部 13を開放する 方向又は閉塞する方向に回動付勢する。

この捩りコイルパネ 29は、図 10A及び図 10Bに示すように、中間部に設けられた第 1のコイル部 30を介して、シャツタ部材 15に係止される第 1のアーム部 29aと、カート リッジ本体 5の一部に支持される第 2のアーム部 29bが形成されている。

第 1のコイル部 30は、複数回卷回されることにより所定の厚みを有して形成され、厚 さ方向の一端側 30aより第 1のアーム部 29aが延設され、厚さ方向の他端側 30bより 第 2のアーム部 29bが延設されている。第 1のコイル部 30の線径、卷数、自由角度は 、様々な設計が可能であるが、最適な値をとる捩りコイルパネを選定する。

この第 1のコイル部 30より延設される第 1のアーム部 29aは、先端部にシャツタ部材 15に係止される係止部 33が形成されている。係止部 33は、第 1のアーム部 29aの先 端部から延設される延設部 33aと、この延設部 33aの延設方向より第 1のコイル部 30 の卷方向へ略直角に折り曲げられる立ち上がり部 33bと、立ち上がり部 33bの先端が 更に第 1のアーム部 29aと略平行に折り曲げられる折曲部 33cとからなり、全体を略コ 字状に形成されている。係止部 33の折曲部 33cは、第 1のアーム部 29aの延設方向 から所定の角度 θ 1を有して折り曲げられている。この係止部 33は、立ち上がり部 33 bをシャツタ部材 15のコイルパネ取付片 26の先端に穿設した係止孔 27に開放端より 挿入、係止させることにより捩りコイルパネ 29をシャツタ部材 15に支持させる。

ここで、係止部 33の折曲部 33cは、第 1のアーム部 29aの延設方向力も所定の角 度 θ 1を有して折り曲げられているため、シャツタ部材 15が開閉動作されたときにも、 係止部 33の係止孔 27からの抜止めが図られている。すなわち、図 11に示すように、 捩りコイルパネ 29は、係止部 33の先端が折り曲げられることにより、折曲部 33cがコ ィルバネ取付片 26の下面側に延設される。したがって、シャツタ部材 15の開閉動作 中に捩りコイルパネ 29が図 11中矢印 H方向に揺動され、又はシャツタ部材 15が図 1 1中矢印 I方向に揺動された場合にも、係止部 33の折曲部 33cがコイルパネ取付片 2 6の下面部に当接するため、捩りコイルパネ 29とシャツタ部材 15との係合が外れるこ とを防止することがでさる。

捩りコイルパネ 29の第 2のアーム部 29bは、図 10に示すように、捩りコイルパネ 29 をカートリッジ本体 5に回動自在に係合させる第 2のコイル部 31が形成されている。こ の第 2のコイル部 31は、上記第 1のコイル部 30と卷方向を逆にして複数回卷回され ることにより、第 1のコイル部 30の厚さ方向の一端側 30aに向力つて形成されている。 そして、第 2のコイル部 31は、カートリッジ本体 5の内面に突設した支持ピン 42に回 転自在に取り付けられている。なお、第 2のコイル部 31は、第 1のコイル部 30と同様 に、線径、卷数、自由角度は様々な設計が可能であるが、最適な値をとる捩りコイル パネを選定する。

この捩りコイルパネ 29は、第 1のコイル部 30と第 2のコイル部 31とが卷方向を互い に逆にして複数回卷回されて形成されているため、捩りコイルパネ 29全体の厚みを 抑え、カートリッジ本体 5の薄型化を図ることができる。すなわち、コイル部を複数備え た捩りコイルパネにおいて、各コイル部の卷方向を同一方向に形成すると、第 2のコ ィル部 31は第 1のコイル部 30の他端側 30bの位置から更に第 1のコイル部 30の厚さ 方向の他端側 30bに向力つて卷回されるため、第 1のコイル部 30の厚さに第 2のコィ ル部 31の厚さが加わることによりパネ全体の厚さが増してしまい、捩りコイルパネを収 納するカートリッジ本体の厚さが増してしまう。また、このようなディスクカートリッジが 挿脱されるディスクドライブ装置 50の厚さも増大する。

この捩りコイルパネ 29によれば、第 1のコイル部 30と第 2のコイル部 31とが互いに 卷方向が逆とされることにより、第 2のコイル部 31は第 1のコイル部 30の一端側 30a に向かって卷回され、パネ全体の厚さを第 1又は第 2のコイル部 30, 31のいずれか の厚さに抑えることができる。

この捩りコイルパネ 29は、図 12に示すように、シャツタ部材 15がヘッド用開口部 13 を開放する方向に移動する側に位置して配設されている。すなわち、捩りコイルパネ 29は、シャツタ部材 15がヘッド用開口部 13を閉塞する位置から開放する位置に向

力 上流側に位置して配設されて、る。

ところで、シャツタ部材 15の移動方向の上流側は、ヘッド用開口部 13から離間する 方向であるので、この上流側に捩りコイルパネ 29を配設することにより、ヘッド用開口 部 13を開放したとき、ヘッド用開口部 13に捩りコイルパネ 29が突出するようなことが 防止でき、ヘッド用開口部 13を大きく開口できる。

更に、本例のディスクカートリッジ 1において、シャツタ部材 15の移動方向の上流側 は、ディスクドライブ装置 50への挿入端とは反対側の背面側のコーナ部であり、余裕 ある空間として構成できるので、捩りコイルパネ 29を効率よくカートリッジ本体 5内に 配置できる。

そして、シャツタ部材 15は、ヘッド用開口部 13を閉塞する位置にあるときには、捩り コイルパネ 29により図 12中矢印 B方向に付勢され、ヘッド用開口部 13を閉塞した状 態を維持する。ディスクカートリッジ 1がディスクドライブ装置 50に挿入され、カートリツ ジホルダによりローデイングされると、シャツタ部材 15は、ディスクドライブ装置 50側に 形成され、シャツタ部材 15の搬送経路上に張り出されているシャツタ開閉部材 63が カートリッジ本体 5の側面 8に形成されたガイド溝 14に進入し、シャツタ部材 15の支持 部 17にシャツタ部材 15の移動方向下流側から当接される。シャツタ開閉部材 63がシ ャッタ部材 15の支持部 17に形成された緩衝部 20に衝突すると、シャツタ開閉部材 6 3が湾曲状に形成された緩衝部 20にガイドされてカートリッジ本体 5の外方に橈ませ られながらスムーズに支持部 17に乗り上げられ、支持部 17を摺動する。

このとき、緩衝部 20が湾曲状に形成されているため、シャツタ開閉部材 63とシャツタ 部材 15との衝突による衝撃が緩和されることによりシャツタ部材 15の支持部 17端部 による引つ力かりがなくなり、ディスクカートリッジ 1は、ディスクドライブ装置 50への揷 入感が向上される。また、シャツタ開閉部材 63及びシャツタ部材 15の衝突による両部 材の劣化や摩耗、塵埃等の発生が防止される。

支持部 17を摺動するシャツタ開閉部材 63は、支持部 17の略中間に穿設された係 合孔 17aに進入し、シャツタ部材 15と係合する。また、シャツタ部材 15は、図示しない シャツタ開放操作部材に当接され、これらシャツタ開閉部材 63及びシャツタ開放操作 部材により、装置本体内へ搬送されるカートリッジ本体 5に対して移動が規制され、相 対的に図 1中矢印 A方向へ移動され、ヘッド用開口部 13を開放する。

シャツタ部材 15がカートリッジ本体 5に対して相対的に図 1中矢印 A方向へ移動さ れると、捩りコイルパネ 29は、第 2のコイル部 31が回動自在に係合されている支持ピ ン 42を回動支点として、固定されていない中心部に形成した第 1のコイル部 30の位 置がシャツタ部材 15の移動方向の矢印 A方向に移動していく。捩りコイルパネ 29は、 第 1のコイル部 30が更に矢印 A方向に移動し、シャツタ部材 15の移動方向側に位置 する支持ピン 42の位置を超えると付勢方向が反転される。捩りコイルパネ 29は、付 勢方向が反転されると、シャツタ部材 15を図 13中矢印 A方向に移動するように付勢 し、ヘッド用開口部 13を開放する方向の矢印 A方向に移動してヘッド用開口部 13を 開放した位置に保持する。

シャツタ部材 15がヘッド用開口部 13を開放した位置に保持されたディスクカートリツ ジ 1をディスクドライブ装置 50から取り出すイジェクト操作を行うと、カートリッジ本体 5 がドライブ装置外へ搬送される。シャツタ開閉部材 63に係合されることによりカートリツ ジ本体 5に対して移動が規制されて、るシャツタ部材 15は、上述した挿入動作と逆の 動作をもってカートリッジ本体 5に対し相対的に図 13中矢印 B方向に移動していく。 シャツタ部材 15が図 13中矢印 B方向へ移動すると、捩りコイルパネ 29は、中心の 第 1のコイル部 30も同方向の矢印 B方向に移動していく。捩りコイルパネ 29は、シャ ッタ部材 15が更に矢印 B方向方向に移動し、第 1のコイル部 30がシャツタ部材 15の 移動方向側に位置する支持ピン 42の位置を超えると付勢方向が反転される。捩りコ ィルバネ 29は、付勢方向が反転されると、シャツタ部材 15を図 12中矢印 B方向に付 勢し、ヘッド用開口部 13を閉塞した位置に保持する。

このように捩りコイルパネ 29により付勢されたシャツタ部材 15は、ヘッド用開口部 13 を閉塞した位置及び開放した位置のそれぞれの位置に捩りコイルパネ 29の付勢力 を受けて支持されるので、確実にヘッド用開口部 13を閉塞し又は開放した状態を維 持できる。

一方、このディスクカートリッジ 1を用いるディスクドライブ装置 50には、付勢部材の 付勢力に抗してシャツタ部材 15をヘッド用開口部 13を開放した位置に保持するため の機構を設ける必要がないので、ディスクドライブ装置 50の機構の簡素化が図られ、

装置自体の小型化を実現することができる。

更に、このディスクカートリッジ 1によれば、シャツタ部材 15がカートリッジ本体 5に設 けたヘッド用開口部 13に対する位置に応じて、捩りコイルパネ 29によりヘッド用開口 部 13を開放する方向又は閉塞方向に移動されるので、ディスクカートリッジ 1のデイス クドライブ装置 50への挿脱に関連してヘッド用開口部 13を確実に開放し又は閉塞 することができる。

更にまた、このディスクカートリッジ 1によれば、シャツタ部材 15が捩りコイルパネ 29 によりヘッド用開口部 13を開放した側に移動付勢されるので、シャツタ部材 15をへッ ド用開口部 13を開放した位置に移動させるためにオーバストローク分を設ける必要 がなくなり、シャツタ部材 15の移動領域が小さくて済み、ディスクカートリッジ 1自体の 小型化を実現できる。

なお、ディスクカートリッジ 1は、カートリッジ本体 5の下面側であって、湾曲部 10とさ れた背面側の両側に、図 2及び図 3に示すように、ディスクドライブ装置 50側に設け た位置決めピンが係合する第 1及び第 2の位置決め孔 43, 44が設けられている。な お、第 2の位置決め孔 44は、位置決めピンの係合位置を調整するため、シャツタ部 材 15の移動方向と直交する幅方向を長径とする長孔として形成されている。

また、カートリッジ本体 5の円弧状部 7の相対向する側面 8, 9側には、図 1及び図 2 に示すように、このディスクカートリッジ 1が装着されるディスクドライブ装置 50側に設 けられるカートリッジローデイング機構の一部が係合するローデイング用の係合凹部 4 5, 46力設けられている。

更にまた、カートリッジ本体 5の円弧状部 7の他方の側面 9側に位置する部分には、 図 2に示すように、ディスクドライブ装置 50側に設けられるイジェクト機構の一部が係 合するイジェクト用の係合凹部 47が設けられている。

更にまた、カートリッジ本体 5の側面 8, 9、あるいは底面には、収納される光ディスク 2の種類を識別するための識別孔ゃ識別凹部が必要に応じて設けられる。

以上のような構成を備えるディスクカートリッジ 1は、上下ハーフ 3, 4がポリカーボネ ート等を用ヽて射出成形等によって形成された後、光ディスク 2及び捩りコイルパネ 2 9を所定の位置に収納し、上下ハーフ 3, 4を突き合わせ結合した後、シャツタ部材 15 をはめ込むことにより形成される。

具体的に、下ハーフ 4を治具に固定した後、捩りコイルパネ 29の第 2のコイル部 3が 下ハーフ 4に立設された支持ピン 42に回動可能に挿通される。そして、上ハーフ 3が 下ハーフ 4に突き合わせられ、超音波溶着されることにより、支持ピン 42が上ハーフ 3 側に形成された軸受け部 41に支持され、捩りコイルパネ 29がカートリッジ本体 5内に 回動可能に収納される。このとき、捩りコイルパネ 29は、第 2のコイル部 31が支持ピ ン 42に回動可能に支持されることにより、図 14に示すように、スライドガイド部 18が形 成されたカートリッジ本体 5の側面 8より係止部 33が外方に突出可能とされている。 シャツタ部材 15は、上述したように、薄い金属板を打ち抜き折り曲げて形成され、又 は合成樹脂材料を成型することにより形成される。このシャツタ部材 15は、カートリツ ジ本体 5の側面 8より突出されている捩りコイルパネ 29の係止部 33がコイルパネ取付 片 26に取り付けられた後、カートリッジ本体 5の側面 8に形成されたスライドガイド部 1 8に取り付けられる。

具体的に、シャツタ部材 15は、連結片 21に設けられた第 2の係合片 23及びコイル パネ取付片 26を、上ハーフ 3側に形成されたガイドレール 35のテーパ面 35aに沿わ せながらシャツタ部 16を下ハーフ 4に形成されたシャツタスライド部 19に延設させる。 また、シャツタ部材 15は、連結片 21より延設されているコイルパネ取付片 26の係止 孔 27に、捩りコイルパネ 29の係止部 33に設けられた立ち上がり部 33bが係止孔 27 の開放端より挿入されることにより、捩りコイルパネ 29と連結される。次いで、シャツタ 部材 15は、図 8に示すように、自身の弾性によって連結片 21より延設される第 1の係 合片 22を上ハーフ 3の係合溝 24に係合させるとともに、第 2の係合片 23及びコイル パネ取付片 26に折曲形成された折曲部 23a及び 26aをガイドレール 35の内側に位 置させ、カートリッジ本体 5に摺動自在に取り付けられ、ディスクカートリッジ 1の組立 てが完了する。

このように、ディスクカートリッジ 1は、捩りコイルパネ 29の係止部 33に立ち上がり部 33bを設け、この立ち上がり部 33bを、一端が開放されたコイルパネ取付片 26の係 止孔 27に挿入することにより捩りコイルパネ 29とシャツタ部材 15との係合が図られる ため、シャツタ部材 15のカートリッジ本体 5への組付けが容易とされる。また、係合さ れた後には、捩りコイルパネ 29の係止部 33に設けた延設部 33a又は折曲部 33cが コイルパネ取付片 26に当接することにより捩りコイルパネ 29とシャツタ部材 15との係 合が容易に外れな、ようにされて、る。

次に、上述したディスクカートリッジ 1に収納された光ディスク 2に対して情報信号の 記録及び Z又は再生を行うディスクドライブ装置の一例を説明する。

本発明に係るディスクカートリッジ 1は、例えばテレビジョンゲームを実行するプログ ラムデータやビデオデータが記録された光ディスク 2が収納される。そこで、この種の 光ディスク 2を収納した本発明に係るディスクカートリッジ 1を用いるディスクドライブ装 置としては、図 15に示すように、ディスクカートリッジ 1が装着され、少なくとも光デイス ク 2に記録されたデータを再生するディスクドライブ部を内蔵した装置本体 51と、光 ディスク 2から再生された画像データや文字データを表示するディスプレイ部 52を備 えたディスクドライブ装置 50が用いられる。

図 15に示すディスクドライブ装置 50は、ディスクドライブ部を内蔵した装置本体 51 内には、図示はしないが、ディスクカートリッジ 1をディスクドライブ部に装着するため のカートリッジホルダを備えたカートリッジローデイング機構が設けられて、る。装置本 体 1の一側面を構成する前面には、カートリッジホルダに対しディスクカートリッジ 1を 挿入し、カセットホルダに装着されたディスクカートリッジ 1をイジェクトするためのカー トリッジ揷脱ロ 53が設けられている。カートリッジ揷脱ロ 53は、ディスクカートリッジ 1 の揷脱を行うに足る大きさの開口部として形成され、ここに挿入されるディスクカートリ ッジ 1の幅 W1よりわずかに大きい幅 W2を有し、ディスクカートリッジ 1の厚さ T1よりわ ずかに大きな高さ H2を有する矩形状に形成されている。装置本体 51内には、カート リッジ揷脱ロ 53に対向してカートリッジホルダ 54が配設されている。

装置本体 51の前面側の一側には、カートリッジホルダ 54に保持されたディスクカー トリッジ 1をイジヱタト操作するためのイジヱタトボタン 55が設けられている。

装置本体 51の上面の一方の側には、例えばテレビジョンゲームを実行する際に用 いられる制御スィッチの操作ボタン 56, 57が設けられ、他方の側には、ディスプレイ 部 52に表示される画像をスクロールするための制御キー 58が設けられ、更に、光デ イスク 2から再生されるオーディオ信号を出力するスピーカ 59が設けられている。

装置本体 51には、図示は省略する力ディスクドライブ部を制御するための再生ボ タン等の制御ボビンや電源スィッチ操作ボタン等が設けられている。

ディスプレイ部 52は、装置本体 51のカートリッジ揷脱口 53が設けられた前面側とは 反対側の背面側に位置して、ヒンジ機構 60を介して装置本体 51に対し回動可能に 取り付けられている。ディスプレイ部 52は、装置本体 51側に回動されることにより、装 置本体 51の上面に重ね合わせられる。ディスプレイ部 52は、液晶表示パネルを用い て構成されている。

次に、上述のような構成を備えたディスクドライブ装置 50に本発明に係るディスク力 ートリッジ 1を装着する状態を説明する。

ディスクカートリッジ 1をディスクドライブ装置 50に装着するには、図 15に示すように 、円弧状部 7が形成された先端側を挿入端としてカートリッジ挿脱口 53から装置本体 51内に挿入され、カートリッジホルダ 54に保持される。

ところで、本発明に係るディスクカートリッジ 1は、カートリッジ揷脱ロ 53への挿入端 側がほぼ半円の円弧状部 7として形成されているので、カートリッジ揷脱ロ 53の幅方 向の中心線 P 1に対し幅方向の中心線 P2を大きく傾斜して挿入した場合でも、円滑 にカートリッジ揷脱ロ 53に挿入し、確実にカートリッジホルダ 54に保持できる。

すなわち、挿入端がほぼ半円の円弧状部 7とされたディスクカートリッジ 1は、図 16 又は図 17に示すように、カートリッジ揷脱ロ 53の幅方向の中心線 P1に対し幅方向 の中心線 P2を左右の、ずれかの方向に 45度程度まで傾斜した状態でカートリッジ 揷脱ロ 53に挿入された場合であつても、半円の円弧状部 7側を大きく装置本体 51に 挿入できる。このとき、ディスクカートリッジ 1は、カートリッジ揷脱ロ 53への挿入途中 にカートリッジ揷脱ロ 53のいずれか一方の側面に当接する円弧状部 7の一部を中心 にして、図 18に示すように、各中心線 PI, P2を一致させる方向に回転して容易に姿 勢を正しくすることができる。このように、本発明に係るディスクカートリッジ 1は、カート リッジ挿脱口 53に対する挿入方向が大きく変位しても、確実にカートリッジホルダ 54 への装着が可能となる。

カートリッジホルダ 54に挿入されたディスクカートリッジ 1は、カートリッジホルダ 54内 に配設されたシャツタ開閉部材 63が側面 8のガイド溝 14より進入され、シャツタ部材 1 5に当接される。シャツタ部材 15は、支持部 17の突き当て斜面 64aがシャツタ部材 15 の支持部 17に突き当てられることにより図 5中矢印 D方向へ橈まされる。そして、シャ ッタ開閉部材 63は、係合部 64が支持部 17を摺動していき、係合孔 17aに進入する ことによりシャツタ部材 15と係合する。

このとき、シャツタ開閉部材 63は、緩衝部 20に当接され、湾曲又はテーパ状に形 成された緩衝部 20にガイドされることによりスムーズに支持部 17に乗り上げられる。こ のため、ディスクカートリッジ 1は、シャツタ部材 15の支持部 17の端部と、ディスクドラ イブ装置側のシャツタ開閉部材 63との衝突による引つかかりがなぐディスクドライブ 装置への挿入感の向上を図ることができる。また、シャツタ部材 15とシャツタ開閉部材 63との衝突が緩和されることにより、衝突による部材の劣化や摩耗、塵埃の発生等を 防止することができる。

そして、シャツタ部材 15は、図示しないシャツタ開部材に当接され、これらシャツタ開 閉部材 63及びシャツタ開部材により、シャツタ部材 15は移動が規制され、ディスクド ライブ装置 50内へ搬送されるカートリッジ本体 5に対して図 1中矢印 A方向へ相対的 に移動され、ヘッド用開口部 13を開放する。

ディスクカートリッジ 1は、シャツタ部材 15の移動が規制された状態で、カートリッジ 本体 5がヘッド用開口部 13を開放する図 18中矢印 E方向に移動するとき、図 13及 び図 19に示すように、捩りコイルパネ 29が偏倚される。捩りコイルパネ 29は、カートリ ッジ本体 5が図 18中矢印 E方向に移動され、第 1のコイル部 30がシャツタ部材 15の 移動方向側に位置する支持ピン 42の位置を超える位置まで偏倚されると、付勢方向 が反転され、シャツタ部材 15をカートリッジ本体 5の移動方向とは逆方向の図 18中矢 印 F方向に移動させ、前述した図 13及び図 19に示すように、ヘッド用開口部 13を開 放する。このとき、シャツタ部材 15は、捩りコイルパネ 29によりヘッド用開口部 13を開 放するように付勢されているので、確実にヘッド用開口部 13を開放した状態に維持 する。

上述のような操作をもってヘッド用開口部 13が開放されてカートリッジホルダ 54に 挿入されたディスクカートリッジ 1は、ディスクドライブ装置 50内に設けられたカートリツ ジ装着部に位置決めして装着される。このとき、光ディスク 2は、ディスクドライブ部に 位置決めして装着される。ここで、ディスクドライブ部を駆動することによって、光ディ スク 2に記録されたプログラムデータが再生され、プログラムが実行される。

そして、光ディスク 2の再生を行った後、ディスクドライブ装置 50に装着されたデイス クカートリッジ 1をイジェタトするには、イジェクトボタン 55を操作することによって行わ れる。イジヱタトボタン 55が操作されると、カートリッジ装着部に装着されたディスク力 ートリッジ 1のイジヱタト操作が実行される。イジヱタト操作が実行されると、ディスク力 ートリッジ 1がカートリッジホルダ 54をディスク揷脱口 53側へ搬送される。

ディスクカートリッジ 1がディスク揷脱口 53側へ搬送されると、シャツタ開閉部材 63に よって移動が規制されているシャツタ部材 15は、カートリッジ本体 5に対して相対的に 図 1中矢印 B方向へスライドされ、ヘッド用開口部 13を閉塞する。また、シャツタ部材 15は、矢印 B方向へスライドされること〖こより、付勢方向が反転された捩りコイルパネ 29により、矢印 B方向へ付勢され、ヘッド用開口部 13の閉塞状態を維持する。

また、シャツタ部材 15がシャツタスライド部 19の円弧状部 7側の端部に当接されてス ライドが規制されると、シャツタ開閉部材 63は、係合孔 17aの円弧状部 7側の端部に よって係合部 64の押圧斜面 64bが押圧され、図 5中矢印 D方向へ橈まされる。そして 、シャツタ開閉部材 63は、係合部 64が係合孔 17aより排出されシャツタ部材 15との 係合が解除される。

力かるシャツタ部材 15のヘッド用開口部 13の閉塞動作及びシャツタ開閉部材 63と シャツタ部材 15との係合解除操作の後、カートリッジ本体 5がカートリッジ挿脱口 53か ら排出され、ディスクドライブ装置 50に装着されたディスクカートリッジ 1のイジェクト操 作が完了する。

以上のように、本発明に係るディスクカートリッジについて、挿入端側を半円状に形 成し、小型化を図ったディスクカートリッジに適用した例を挙げて説明したが、本発明 は、上述したディスクカートリッジに限られるものではなぐカートリッジ本体を矩形状 に形成されたもの、更に、カートリッジ本体の上下の両面に記録及び Z又は再生用 の開口部を設けたディスクカートリッジにそのまま適用し、上述したディスクカートリツ ジと同様の利点を得ることができる。

すなわち、本発明は、カートリッジ本体に設けられた記録及び Z又は再生用の開口

部を開閉するシャツタ部材を備えたディスクカートリッジに広く適用できるものである。 本発明は、図面を参照して説明した上述の実施例に限定されるものではなぐ添付 の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなぐ様々な変更、置換又はその同等の ものを行うことができることは当業者にとって明らかである。