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1. WO1999003017 - AFFICHEUR CRISTAUX LIQUIDES

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[ JA ]
明 細 書

液晶表示装置

技 術分野

この発明は、時計や携帯情報装置等の各種電子機器の表示パネルとして使用され る液晶表示装置に関する。

背 景技術

液晶表示パネルを用いて、時 ·分 ·秒などの時刻情報や、日付け ·曜日 ·月 ·年 などのカレンダ情報をデジタル表示する時計は従来から、水晶発振回路を備えた腕 時計や置時計に多用されている。

また、時刻情報を指針によって表示するアナログ式表示と、時刻情報やカレンダ 情報を数字や文字で表示するデジタル式表示を組み合わせたコンビネーション時計 もめる。

さらに、液晶表示パネルによって文字板を構成して種々の目盛パターンを選択的 に表示したり、あるいは時針 ·分針 ·秒針等の指針を擬似表示したりするアナログ 式時計も提案されている(例えば特開昭 5 4— 1 5 3 0 6 6号公報参照)。

時計以外にも、携帯電話や電子卓上計算機、携帯ゲーム器、その他各種の電子機 器において、必要な情報(文字情報や画像情報)を表示する表示パネルとして、小 型で消費電力が極めて少ない反射型の液晶表示装置が広く使用されている。

このような液晶表示装置としての従来の液晶表示パネルは、対向する内面にそれ ぞれ電極を有する 2枚の透明な基板の間に液晶を封入した液晶セルを挟んで、その 両側に上偏光板と下偏光板を配置している。そして、液晶セルの一対の基板の電極 間に電圧を印加して電界を与えると、液晶のもつ光学特性が変化し、液晶表示パネ ルに入射する光の透過と吸収を部分的に制御して所定の表示を行なう。

その上偏光板と下偏光板は、いずれも透過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏 光は吸収する偏光板である。

このような従来の液晶表示パネルを用いた時計では、一般的なノ一マリホワイト ' モードでは、白地に黒表示で時刻情報や力レンダ情報を表示する。

しかしながら、このように白(明るい)地に黒(暗い)表示で時刻情報やカレン ダ情報を表示するだけでは、デザイン的に変化がなく、おもしろ味にも欠け、消費 者に飽きられてしまう。そのため、近年デジタル表示式の時計の消費は落ち込んで いる。また、コンビネーション時計もあまり普及せず、液晶表示パネルを用いたァ ナログ表示式の時計も普及していない。

他の電子機器の液晶表示パネルも同様に、白地に黒表示で各種情報を表示するの が一般的であり、反転モードで白黒反転表示を行なえるものもあるが、やはり変化 に乏しく、おもしろ味に欠けていた。

この発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、デザイン的に変化が あり、時計等の各種電子機器における情報を明るく見易く表示できる液晶表示装置 を提供することを目的とする。

発 明の開示

この発明による液晶表示装置は、上記の目的を達成するため、対向する内面にそ れぞれ電極を有する 2枚の透明な基板の間に液晶を封入した液晶セルと、その液晶 セルの視認側に配設した吸収型偏光板と、その反対側に配設した反射型偏光板とを 備えたものであり、その吸収型偏光板は透過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏 光は吸収する偏光シートであり、反射型偏光板は透過容易軸と直交する振動面をも つ直線偏光は反射する偏光シートであることを特徴とする。

この液晶表示装置において、上記反射型偏光板に対して上記液晶セルと反対側に 反射板を配設するとよい。

あるいは、上記反射型偏光板に対して上記液晶セルと反対側に色フィルタを配設 してもよい。

その色ブイルタに対して反射型偏光板と反対側にさらに反射板を配設してもよい。 さらに、これらの液晶表示装置において、上記吸収型偏光板の視認側に光拡散層 又は光拡散板を配設するとよい。

上記各色フィルタは、吸収型の色偏光板又は誘電体多層膜又は吸収型の色フィル タのいずれかにするとよい。

また、これらの液晶表示装置における上記吸収型偏光板と反射型偏光板とは、互 いにその透過容易軸が直交するか、あるいは平行するように配設するのが望ましい。 上記液晶セルは、透過する直線偏光を位相変調または強度変調する液晶を封入し たものが望ましい。そのような液晶として、ツイストネマティック液晶、スーパ一 . ツイストネマティック液晶、あるいはゲストホスト液晶を使用するとよい。

さらに、上記吸収型偏光板は、その透過容易軸を液晶セルの視認側の液晶分子の 長軸方向に平行させるかあるいは直交させるように配置するのが望ましい。

このように構成したこの発明による液晶表示装置は、視認側からの入射光の半分 は吸収型偏光板によって吸収されるが、残りの半分はそれを透過して液晶セルに入 射し、それが液晶セルを透過する際に部分的に光学特性を変化させて、反射型偏光 板によって全反射される部分と、それを透過する部分とを形成し、メタリックな表 示を行なうことができる。

液晶セルの両側の吸収型偏光板と反射型偏光板の透過容易軸を直交させるか平行 させるかにより、あるいは吸収型偏光板の透過容易軸を液晶セルの視認側の液晶分 子の長軸方向に平行させるか直交させるかにより、または液晶の種類や電圧印加の 仕方により、背景部と表示セグメント部のいずれかを全反射によるメタル色で、他 方を暗色あるいは装置内部の色、またはその下側に配置した反射板による反射色や 色フィルタによる透過色などで表示することができる。

例えば、液晶セルを挟んで上下に配置する吸収型偏光板と反射型偏光板の透過容 易軸が互いに平行になるように配置し、液晶セルとして 9 0度ツイスト角のツイス トネマティック液晶を封入したものを使用した場合について、その作用を説明する。 液晶セルの視認側(上側)から入射した光の半分は吸収型偏光板に吸収される。 残りの半分は液晶セルに入射してそれを透過するが、液晶セルの液晶に電圧が印加 されない背景部ではその透過光が 9 0度旋光されるため、反射型偏光板の透過容易 軸と直交する振動面をもつ直線偏光となり、その反射型偏光板によってほとんど全 部が反射される。したがって、背景部はメタル調(ミラー状)の表示になる。

一方、液晶セルの時刻情報やカレンダー情報等の各種情報を表示する表示セグメ ント部の液晶には電圧が印加されるため、液晶セルを透過する光は旋光されず、反 射型偏光板の透過容易軸と同じ方向の振動面をもつ直線偏光になるので、その反射 型偏光板を透過する。したがって、表示セグメント部は暗く表示されるか、この液 晶表示装置が装着された装置の内部構造が見えたり、反射型偏光板の下側に反射板 や色フィルタを配置すれば、それらによる反射色や透過色など、好みの色調で表示 することができる。

したがって、デザイン的に変化があり、おもしろ味のある液晶表示装置を提供す ることができる。

さらに、上記液晶表示装置における透過型偏光板の視認側に光拡散層又は光拡散 板を配設した場合には、反射型偏光板による反射光を拡散させて、メタル調の表示 を白色調のソフトな表示にして見やすくすることができ、視野角特性も改善される。

図面の簡単な説明

第 1図はこの発明による液晶表示装置の第 1の実施形態の構成を示す模式的な断 面図、第 2図はその液晶セルの構成を示す拡大断面図である。

第 3図乃至第 9図は、それぞれこの発明による液晶表示装置の第 2乃至第 8の実 施形態の構成を示す模式的な断面図である。

第 1 0図はこの発明による液晶表示装置の適用例を示す水晶時計の外観斜視図で あり、第 1 1図はその内部構造を示す断面図である。

ΠΊΕされた用紙 (規則 91)

発明を実施するための最良の形態

以下、この発明による液晶表示装置の最適な実施形態を図面を参照して説明する。

〔第 1の実施形態:第 1図,第 2図〕

まず、この発明による液晶表示装置の最も基本的な実施形態である第 1の実施形 態について、第 1図おょぴ第 2図を参照して説明する。

第 1図はその液晶表示装置である液晶表示パネルの構成を示す模式的な断面図で あるが、液晶セルと各偏光板の厚さおよび間隔を拡大して示している。

この第 1図に示す液晶表示パネル 1 0は、液晶セル 1 1 と、その視認側(図では 上側)に配設した吸収型偏光板 1 2と、液晶セル 1 1の視認側と反対側(図では下 側)に配設した反射型偏光板 1 4とによって構成されている。

液晶セル 1 1は、第 2図に示すように 2枚のガラス基板 1, 2の間に液晶 3を閉 じこめるようにシ一ル材 4で封入し、その液晶 3には例えばッイスト角が 9 0度以 下のツイストネマティック(T N ) 液晶を使用する。

そして 2枚のガラス基板 1 , 2の液晶 3に接触する側の面には、それぞれ酸化ィ ンジゥム錫( I T O ) による透明な電極 5 , 6を形成し、さらにその液晶 3と接す る面に、液晶分子が所定の方向に配向するように配向処理を施している。

そして、この電極 5と電極 6の間に電圧を印加することによって、電極 5, 6間 の液晶 3の配向状態を変化させて、各種の情報をデジタル表示あるいはグラフイツ ク表示する。

この液晶セル 1 1を挟んで上下に配置した吸収型偏光板 1 2と反射型偏光扳 1 4 とは、その透過容易軸が互いに平行になるように配置する。

さらに、視認側に配置する吸収型偏光板 1 2の透過容易軸と液晶セル 1 1の視認 側の液晶分子の長軸方向とを揃える(平行させる)ように配置する。

その吸収型偏光板 1 2は、透過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏光は吸収す る偏光シートであり、従来から一般に使用されている偏光板と同じである。

一方、反射型偏光板 14は、透過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏光は反射 する偏光シートである。この反射型偏光板 14としては、例えば、米国のミネソタ マイニングアンドマ二ュファクチャリングカンパニーが製造するォプチカル フィルム DBEF (商品名)を使用する。日本では住友スリ一ェム株式会社から 入手できる。

このような反射型偏光シートは、上記製造会社によって開発され、特表平 9一 5 07308号公報 (国際公開番号: WO 95/1 7691) や特表平 9— 5 1 1 8 44号公報 (国際公開番号: WO 95/279 1 9) に詳述されている。

この液晶表示パネル 10によれば、第 1図において上方から入射する外光は、ま ず液晶セル 1 1の視認側に配設された吸収型偏光板 1 2によってその半分は吸収さ れ、残りの半分は透過して液晶セル 1 1に入射する。そして、表示の背景部では、 液晶セル 1 1の液晶 3に電圧が印加されないため、その入射した光が液晶セル 1 1 を透過する際に液晶 3 (この場合ツイストネマティック液晶)によって 90度旋光 され、反射型偏光板 14の透過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏光になる。そ のため、液晶セル 1 1を透過した直線偏光は、その下側に配設された反射型偏光板 14によって殆ど全部が反射される。その反射光が上記と逆の経路で視認側へ射出 する。したがって、表示の背景部はミラー状のメタル色になる。

液晶セル 1 1の情報を表示するために電圧が印加された表示セグメント部におい ては、吸収型偏光板 1 2を透過して液晶セル 1 1に入射した光が液晶セルを透過す る際に、液晶 3によって旋光されなくなり、反射型偏光板 14の透過容易軸と同じ 方向の振動面をもつ直線偏光になるため、反射型偏光板 14を透過する。

したがって、この液晶表示パネル 10の下面側に光吸収部材(層,板,シートな ど)を設けておけば、反射型偏光板 14を透過した光は殆ど吸収されて視認側に反 射される光はなくなるため、表示セグメント部は黒又は喑く表示されることになる c しかし、光吸収部材に代えて、白色板あるいはグレイ板もしくは種々の着色板 (又はシート)などを配置すれば、その乱反射により、背景部のメタル色とは明確 に区別できる白色,灰色,もしくは任意の色で、明るくカラフルに表示することも できる。

あるいは、この液晶表示パネル 1 0をそのまま電子時計等の電子機器に装着すれ ば、背景部はメタル色で、情報を表示する表示セグメント部では装置の内部構造が 見えることになり、おもしろい表示が可能である。

したがって、白もしくはグレイの地に黒もしくは暗色で時刻情報や力レンダ情報 等のデジタル表示や、各種の情報を表示する従来の液晶表示パネルに比べて、この 発明による液晶表示パネルは、メタル調の背景に透明あるいは任意の色調で表示を 行なうことができるので、デザイン的に変化を持たせることかでき、おもしろ味も 増すことができる。

また、液晶セル 1 1を挟んで両側に配置した吸収型偏光板 1 2と反射型偏光板の 各透過容易軸を直交させて、液晶 3のッイスト角に合致させるように配置すれば、 背景部と表示セグメント部の表示状態が反転し、暗色か透明あるいは任意の色の背 景部に各種情報をミラー状のメタル色で表示させることもできる。

なお、液晶セル 1 1の電極 5, 6を、数字表示用の 7セグメントパターン等の複 数のセグメントパターンに形成して、デジタル表示を行なう液晶表示パネルに限ら ず、液晶セル 1 1の電極 5, 6をドットマトリクス状に形成して、各種の文字や図 形を表示する液晶表示パネルにも、この発明を適用できることは勿論である。 液晶セル 1 1に封入する液晶が、透過する直線偏光を位相変調するッイストネマ ティック(T N ) 液晶の場合の例を説明したが、スーパ一 . ツイストネマティック ( S T N ) 液晶や、透過する直線偏光を強度変調するゲストホスト液晶などを用い ることも可能である。

ゲストホスト液晶は、液晶を溶媒としてその中に溶質として 2色性染料を溶解さ せた混合系の液晶である。そして、液晶分子に電界をかけてその配向状態を変化さ せると、液晶分子の動きにしたがって 2色性染料の配向を制御することができ、一 定方向から入射する光の吸収を変調させて表示することができる。

したがって、上述した液晶表示パネルにおける液晶セル 1 1の液晶 3としてこの ゲストホスト液晶を適用すれば、メタル調の背景内の表示部分をカラー化すること が容易になる。

〔第 2乃至第 8の実施形態:第 3図乃至第 9図〕

次に、この発明による液晶表示装置の第 2乃至第 8の実施形態を第 3図乃至第 9 図によって説明する。第 3図乃至第 9図は、それぞれその各実施形態の液晶表示装 置である液晶表示パネルの構成を示す第 1図と同様な断面図である。これらの図に おいて、第 1図と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。 第 3図は、この発明の第 2の実施形態の液晶表示パネルで、第 1図に示した第 1 の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、液晶セル 1 1の視認側と反対側に配設 した反射型偏光板 1 4に対して液晶セル 1 1 と反対側(図では下側)に反射板 1 5 を配設した点だけである。

この反射板 1 5は、フィルム状基板にアルミニウムやニッケルなどの金属膜を形 成した部材や、誘電体多層膜を使用する。そして、その表面が鏡面の反射板でもよ いが、表面を幾分粗面にした金色の反射板や、白色あるいは灰色の反射板、特定の 波長の光成分のみを乱反射する色反射板(いずれも反射シートあるいはコ一ティン グ等による反射層でもよい)を用いてもよい。

この反射板 1 5によって、反射型偏光板 1 4を透過した光を反射させて、逆の経 路で視認側に射出させることができる。

それによつて、光の利用効率が向上し、メタル色と白又はグレイあるいは任意の 色とのコントラストによる明るい表示を行なうことができる。

なお、この反射板 1 5を鏡面の反射面を有する反射板にした場合には、背景部も 表示セグメント部も全反射によるメタル調の表示状態になるが、その色調をシルバ 一とゴールドのように異ならせることができ、且つその反射位置の相違により少し 斜め方向から見た場合には立体感のある表示となる。

第 4図は、この発明の第 3の実施形態の液晶表示パネルで、第 1図に示した第 1 の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、液晶セル 1 1の視認側と反対側に配設 した反射型偏光板 1 4に対して液晶セル 1 1 と反対側(図では下側)に色フィルタ 1 6を配設した点だけである。

この色フィルタ 1 6としては、吸収型の色偏光板や誘電体多層膜、または選択吸 収型フィルタなどを使用する。

このように色フィルタ 1 6を反射型偏光板 1 4の下側に配置すると、この反射型 偏光板 1 4を透過した光の特定波長成分のみを透過させることができるので、その 下側に白色板を配置すれば、各種の情報表示部分をカラー化することができる。 第 5図は、この発明の第 4の実施形態の液晶表示パネルであり、第 1図に示した 第 1の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、液晶セル 1 1の視認側に配設した 吸収型偏光板 1 2の視認側(図では上側)に光拡散板(散乱板) 1 7を配設した点 だけである。

この光拡散板 1 7は、例えば透明なフィルム状基板上に酸化シリコンであるシリ 力粒子ゃァクリルビーズあるいはカルシュゥム粉末を接着剤に混入したものを塗布 して形成する。あるいは、透明なフィルムの表面にエンボス加工して形成すること もできる。このようなフィルムを吸収型偏光板 1 2の上面に直接貼付したり、光拡 散剤を塗布したりして、光拡散層を形成するようにしてもよい。

このように、吸収型偏光板 1 2の視認側に光拡散板 1 7あるいは光拡散層を設け ることにより、反射型偏光板 1 4によるミラ一状の反射光を拡散させて、背景部の メタル調を抑えてやわらかい上品な色調の表示にすることができるとともに、視野 角特性も改善される。

第 6図は、この発明の第 5の実施形態の液晶表示パネルであり、第 5図に示した 第 4の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、その反射型偏光板 1 4に対して液 晶セル 1 1 と反対側(図では下側)に色フィルタ 1 6を配設した点だけである。 この色フィルタ 1 6は、第 4図に示した第 3の実施形態で説明した色フィルタ 1 6 と同じである。

したがって、この第 5の実施形態の液晶表示パネルは、第 3の実施形態(第 4図) と第 4の実施形態(第 5図)の各液晶表示パネルの機能を兼ね備えており、背景部 のメタル調を抑えてやわらかい上品な色調の表示にすることができるとともに、視 野角特性も改善され、且つ情報を任意の色で表示することができる。

第 7図は、この発明の第 6の実施形態の液晶表示パネルであり、第 5図に示した 第 4の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、その反射型偏光板 1 4に対して液 晶セル 1 1 と反対側(図では下側)に反射板 1 5を配設した点だけである。

この反射板 1 5は、第 3図に示した第 2の実施形態で説明した反射板 1 5と同じ である。

したがって、この第 5の実施形態の液晶表示パネルは、第 2の実施形態(第 3図) と第 4の実施形態(第 5図)の各液晶表示パネルの機能を兼ね備えており、背景部 のメタル調を抑えてやわらかい上品な色調の表示にすることができるとともに、視 野角特性も改善され、且つ光の利用効率を高めて明るい表示を行なうことができる。 第 8図は、この発明の第 7の実施形態の液晶表示パネルであり、第 4図に示した 第 3の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、その色フィルタ 1 6に対して反射 型偏光板 1 4と反対側(図では下側)に反射板 1 5を配設した点だけである。

この反射板 1 5も、第 3図に示した第 2の実施形態で説明した反射板 1 5と同じ である。

したがって、この第 7の実施形態の液晶表示パネルは、第 3の実施形態(第 4図) と第 2の実施形態(第 3図)の各液晶表示パネルの機能を兼ね備えており、反射型 偏光板 1 4および色フィルタ 1 6を透過した光を反射板 1 5によって視認側へ反射 させる。したがって、メタル調の背景内に各種の情報をカラ一表示できるとともに、 光の利用効率を高めて明るい表示を行なうことができる。

図 9は、この発明の第 8の実施形態の液晶表示パネルであり、第 8図に示した第 7の実施形態の液晶表示パネルと異なるのは、その吸収型偏光板 1 2の視認側(図 では上側)に光拡散板 1 7を配設した点のみである。

この光拡散板 1 7は、第 5図に示した第 4の実施形態で説明した光拡散板 1 7と 同じであり、光拡散層でもよい。

したがって、この第 8の実施形態の液晶表示パネルは、第 8図に示した第 7の実 施形態の機能に、第 5図に示した第 4の実施形態の機能を加えたもので、背景部の メタル調を抑えてやわらかい上品な色調のカラー表示を明るく行なうことができる とともに、視野角特性も改善される。

これらの各実施形態においても、前述の第 1の実施形態について説明した各種の 変更例を同様に適用することができる。

〔この発明による液晶表示装置の適用例〕

ここで、これまで説明してきたこの発明による液晶表示装置である液晶表示パネ ルを適用したデジタル表示方式の水晶時計の例を示す。

第 1 0図はその時計の外観を示す斜視図、第 1 1図はその内部構造を示す断面図 である。

この水晶時計の時計ケース 2 0は、金属製の胴部 2 1に風防ガラス 2 2と裏蓋 2 3とが接合されて形成されている。

風防ガラス 2 2は、サファイアガラスや強化ガラスあるいは樹脂材料などの透明 材料からなり、胴部 2 1の前面側に接着またはパッキングを介して嵌合して接合し ている。裏蓋 2 3は、胴部 2 1の背面側にネジ込みやパッキングを介して嵌合して 接合している。このように、時計ケース 2 0の内部は、ほこりや水分が侵入しない ような気密構造になっている。

この時計ケース 2 0内の風防ガラス 2 2側には、時刻等の表示を行なう表示部と して、この発明による反射型の液晶表示パネル(液晶表示装置) 1 0を設けている。 この液晶表示パネル 1 0には、時,分,秒を表示する時刻表示部 1 0 a と、月, 日,曜日を表示するカレンダ一表示部 1 0 b と、 1秒ごとに点滅するコロンのマ一 ク表示部 1 0 c とがある。これらの各表示部は、第 2図に示した液晶セル 1 1のガ ラス基板 1 , 2の内面に形成される透明な電極 5, 6のセグメントパターンによつ て形成される。

そして、通常の 1 2時間または 2 4時間の時刻表示機能、アラーム機能、ストツ プウォッチ機能、タイマー機能等の表示が可能になっている。

この表示機能の切り換えや時刻修正は、時計ケース 2 0の胴部 2 1に設けた複数 の操作スィツチ 2 4の操作によって行なう。この操作スィツチ 2 4は、胴部 2 1 と の間にパッキングを設け、時計ケース 2 0の内部にほこりや水分が侵入しないよう にしている。

この水晶時計の内部には、第 1 1図に示すように時計ケース 2 0内に、液晶表示 パネル 1 0と回路基板 3 0とがほぼ平行に配置され、回路基板 3 0の裏蓋 2 3側に その駆動電源となる電池 3 1が配置されている。

回路基板 3 0上には、発振周波数が 3 2, 7 6 8 H zの水晶振動子 3 2と、この 水晶振動子を発振させて所定の信号を生成する水晶発振回路や分周回路、液晶表示 パネル 1 0を駆動するための駆動回路、この水晶時計を統括制御する中央演算処理 装置 (C P U ) 等を搭載した半導体集積回路 3 3を実装している。

液晶表示パネル 1 0と回路基板 3 0とは、その間に配置したゼブラゴム 3 4によ つて電気的に接続されている。そして、液晶表示パネル 1 0と回路基板 3 0との電 気的接続を確実にするため、ゼブラゴム 3 4がその厚さ方向に圧縮されるように構 成している。

このゼブラゴム 3 4は、絶縁体であるシリコンゴムにカーボンや金属粒子を含有

訂正された用紙 (規則 91)

させた導電層を一定のピッチで形成したものであり、その厚さ方向には各導電層に より導通し、隣接する導電層とは絶縁状態となっている。このゼブラゴム 3 4の導 電層による上下導通部と絶縁部とが交互に配置されているのに対応するように、同 じピッチ寸法で、液晶表示パネル 1 0と回路基板 3 0の対抗する面にそれぞれ接続 端子パターンが形成されている。

この時計によれば、風防ガラス 2 2側(視認側)からの外光の入射により、反射 型の液晶表示パネル 1 0によって、時 .分 .秒などの時刻情報や、日付け ·曜日 · 月♦年などのカレンダ情報などを、メタル調の背景部内に種々の状態(暗色,白色, 各種の色、あるいは時計の内部構造を透視できる状態など)でデジタル表示するこ とができる。

あるいは、その背景部と情報表示部の表示状態を反転させて、時刻情報やカレン ダ情報などをメタル調で表示することもできる。

この液晶表示パネル 1 0としては、前述の第 1乃至第 8の各実施形態として説明 したいずれの液晶表示パネルも適用することができる。

この液晶表示パネル 1 0は、入射する外光の反射によって表示するので内部光源 は不要であるが、夜間などの外光がないか喑ぃ場所でも表示できるようにするため、 液晶表示パネル 1 0 (第 1図,第 4図,第 5図,第 6図に示したもの)の下面側に パックライトを設けて、操作スィツチ 2 4のいずれかを押したときだけそのバック ライトが点灯して、透過型の表示も行なえるようにしてもよレ、。

産業上の利用可能性

以上説明してきたように、この発明による液晶表示装置は、外光の入射により、 ミラー状あるいはそれをソフト化したメタル調の背景部内に、各種の情報を喑色, 白色,各種の色、あるいは装置の内部構造を透視できる状態など種々な状態で表示 することができる。

また、その背景部と情報表示部の表示状態を反転させ、各種の情報を表示する文 字や数字あるいは図形などをメタル調で表示することもできる。

したがって、この発明による液晶表示装置を、デジタル表示式水晶時計やその他 の携帯型電子機器をはじめ各種電子機器の表示パネルとして適用することができ、 それによつて、デザイン的に変化があり、しかもおもしろ味のある電子機器を提供 することができる。