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1. WO1988004262 - RECIPIENT POURVU D'UN COUVERCLE METALLIQUE ET PRODUCTION DUDIT RECIPIENT

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[ JA ]
明 糊

金属蓋付容器およびその製造方法

技術分野

本発明はプラスチッ ク製のフランジ部を有する容器本 体と、 この容器本体に卷締められた金属蓋とを備えた金 属蓋付容器とその製造方法に関する。

背景技術

金属製の容器、 例えば金属缶は種々の形態を有するも のがあるが、 缶体の構造から 3 ピース缶と 2 ピース缶と に区分する ことができる。 3 ピース缶はブリキハンダ缶 と も言われ、円筒状胴部とふた及び底部を二重巻締めで 密封した構造である。 一方、 2 ピース缶はブリキ打抜き 缶とも言われ、 胴部及び底部(容器本体)を一体成形し たものにふたを二重巻締めする構造である。

これら金属缶は食品包装容器と して各種食品缶詰,ジ ユース, 清涼飲料,ジャム類,乾燥食品等の容器に使用 され、密封,保存機能が特に優れた剛性容器である。 し かしながら、 金属缶には、下記のような改善すべき点が ある。即ち、

① 金属缶であるために、 軽量化に限界がある。

② 衝撃を受けた時、 一度つぶれると復元性がなく、 変形してしま う。

③ プラスチック製容器に比べて、 その製造上のエネ ルギーコス トが高い。

④ 容器外装のディ スプレイ効果が金属の場合、自由 に変えることができず、 外装手段は印刷によるしかない。 ⑤ 内容物を開缶せずに確認できるような透明容器を つくることは不可能である。

このような従来の金属缶における欠点を解決するため、 プラスチック製の容器本体に金属蓋を取付けてなる金属 蓋付容器が考えられる。

しかしながら、 プラスチック製の容器本体に、金属蓋 を簡単にかつ密閉性良ぐ取付けることはむずかしい。

発明の開示—

本発明の第 1の目的は、簡単に製造することができか つ密閉性の高い、 プラスチック製の容器本体と金属蓋と を備えた金属蓋付容器を提供することである。

本発明の第 2の目的は、プラスチック製の容器本体に 金属蓋を密閉性良ぐ取付けることができる金属'蓋付容器 の製造方法を提供することである。

本発明の第 3の目的は、プラスチック製の容器本体に 金属蓋を卷締める際加えられる力に耐えるに充分な座屈 強度と耐熱性を有する金属蓋付容器の製造方法を提供す とである: £}■

本発明の第 4の目的は、プラスチック製の容器'本体に 金属蓋を確実に取付けることができ、 かつ大量生産に適 した金属蓋付容器の製造方法を提供することである。 本発明の第 5の目的は、プラスチック製の容器本体を 略真球状にすることができる金属蓋付容器の製造方法を 提供することである。

本発明の第 6の目的は、金属蓋の巻締めに適したブラ スチック製の容器本体を容易に製造することができる金 属蓋付容器の製造装置を提供することである。

( 1 ) 本発明の第 1の特徵は、プラスチック製のフ ランジ部 1 5を有する容器本体 14と、 前記フランジ部 1 5を巻締める周緣部 1 2を有する金属蓋 1 1とからな る金属盖付容 でめる。

(2) 本発明の第 2の特徵は、金属蓋 1 1の周縁部 1 2内面に、変性ポリオレフィン,アイオノマ一樹脂, エチレン · ァクリル酸共重合体の 1種以上よりなるヒー トシ一リングコンパウンド 1 3をコ一ティングする工程 と、該金属蓋 1 1をプラスチック製の容器本体 14のフ ラ ンジ部 1 5に巻締める工程と、高周波♦超音波 ·電熱 •スチームなどの加熱によりフランジ部 1 5と金属蓋 1 1の周縁部 1 2と 融着させる工程とからなる金属蓋 付容器の製造方法である。

( 3 ) 本発明の第 ·3の特徵は、結晶促進核剤を含む ポリエチレンテレフタレ一 ト層を含むシートプランクを 用いて容器本体を熱成形する工程からなり、 該ポリエチ レンテレフタ レ一ト層の結晶化度が 1 0〜4 0 %になる ように熱成形することを特徵とする金属蓋付容器の製造 方法である。

( 4 ) 本発明の第 4の特徵は、シートフォーミング によってブラ ンジ部 1 5を有するプラスチック製の容器 本体 1 4を熱成形する工程と、容器本体 1 4のフランジ 部 1 5の厚みをプレス熱成形によって薄くする工程と、 フランジ部 1 5の幅が一定のフランジ幅となるようフラ ンジ部 1 5の周端部を打抜く工程と、このフランジ部 1 5に金属蓋 1 1の周縁部 1 2を巻締める工程とからな る金属蓋付容器の 造方法である。

( 5 ) 本発明の第 5の特徵は、フランジ部 1 5を有 するプサスチ-ック製容器-本体 1- 4内に内容物を充填する 工程と、 フランジ部 1 5に金属蓋 1 1の周緣部 1 2を巻 締めて容器本体 1 4を密封する工程と、容器本体 1 4を ガラス転移点以上であつて容器本体 1 4の融点以下に加 熱する工程とからなり容器本体 1 4を略真球状にする金 属蓋付容器の製造方法である。

( 6 ) 本発明の第 6の特徴は、外周上端 1 0 2から 上方に向って延びるキヤ ビティ上縁部 1 0 3を有するキ ャ ビティ 1 0 4と、このキヤビティ 1 0 4内にプラスチ ッ クシ―卜を押下げるプラグ 1 0 6 と、前記キヤビティ 上緣部 1 0 3に当接してプラスチックシ一トを挾持する クラ ンプ 1 0 5 とを備え、前記キヤビティ上緣部 1 0 3 は 5 ° くく 4 0の角度をもって上方へ延び、前記キヤ ビティ 1 0 4の外周上端 1 0 2から前記クランプ 1 〇 5 の内周面までの距離 ί が 5 ramく i? く 2 0 ramとなることを 特徴とする金属蓋付容器の製寧装置である。

図面の簡単な説明

第 1図( a ) C b ) ( c ) 〜第 3図は、本発明に係る 金属蓋付容器の第 1の実施例のヒー トシ一リングコンパ ゥンドを有する金属蓋付容器を示す図、

第 4図〜第 8図は、ヒートシ一リングコンパゥンドを 有する金属蓋付容器の他の実施例を示す図、

第 9図〜第 1 2図は、本発明に係る金属蓋付容器の第 2の実施例のガスバリヤ性のシー トブランクを有する金 属蓋付容器を示す図、

第 1 3図および第 1 4図は、本発明に係る金属蓋付容 器の第 3の実施例の結晶度が 1 0 〜 4 0 %であるポリエ チレンテレフ夕 レート層を含むシ一卜ブランクの金属蓋 付容器を示す図、

第 1 5図〜第 2 0図は、本発明に係る金属蓋付容器の 第 4の実施例のポリエチレンテレフタ レートおよびポリ ァリ レー卜の積層シー卜からなる金属蓋付容器を示す図、 第 2 1図〜第 2 3図は本発明に係る金属蓋付容器の第 5の実施例のフラ ンジ部が射出成形された積層シー トか らなる金属蓋付容器を示す図、

第 2 4図〜第 2 9図は、本発明に係る金属蓋付容器の 第 6の実施例の底部が外方へ突出する凸形状に形成され

た金属蓋付容器を示す図、

第 3 0図〜第 3 8図は、本発明に係る金属蓋付容器の 第 7の実施例の容器本体がリ ブを有する金属蓋付容器を 示す図、

第 3 9図および第 4 0図は、容器本体がリブを有する 金属蓋付容器の他の実施例を示す図、

第 4 1図および第 4 2図は、本発明に係る金属蓋付容 器であつてフランジ部がプラスチック製円筒体の両端を 外方に広げて形成ざれている金属蓋付容器を示す図、 第 4 3図は、本発明に係る金属蓋付容器であつてフラ ンジ部上に金属蓋のイージーオープン用ハーフ力ッ ト線 を設けだ金属蓋付容器を示す図、

第 4 4図〜第 5 ◦図は、本発明に係る金属蓋付容器の 製造方法の第 1の実施例を示す図、

第 5 1図 ( a ) ( b ) ( c ) は、本発明に係る金属蓋 付容器の製造方法の他の実施例を示す図、

第 5 2図〜第 5 4図は、3本発明に係る金属蓋付容器の 製造装置の実施例を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

§ 1 . 金属蓋付容器の第 1の実施例

(ヒー卜シ リングコンパゥンドを有する金属蓋付容 器)

1 . 1 基本構造

本発明に係る金属蓋付容器の第 1の実施例の構造を第

1図( a ) ( b ) ( c ) 乃至第 3図に示す。

金属蓋付容器 1 0は、金属蓋 1 1の周緣部 1 2内面に 変性ポリオレフイ ン♦アイオノマ一樹脂,エチレン ' ァ クリル酸共重合体の 1種以上よりなるヒートシーリング コンパゥンド 1 3をコーティングし、該コ一ティングさ れた金属蓋の周緣部 1 2をプラスチック製容器本体 1 4 のフランジ部 1 5に巻締めた後、高周波♦超音波 ·電熱 •スチームなどの加熱により容器本体 14のフラ ンジ部 1 5と金属蓋 1 1の周縁部 1 2とを融着させることによ つて得られる。 、

本実施例において用いられるプラスチッ ク製容器本体 1 4は特に限定された-ものである必要はなく 巻締めに 耐える充分な硬度、 強度を有するものであればよく 、ォ レフィン系樹脂、ポリプロピレンを主体とした積層材料 等が用いられる。 好ましくは、先に本出願人のなした日 本国特願昭 6 1 - 1 94 8 5 0号明細書に記載の二重巻 締めが可能なフラ ンジ部 1 5を有する容器本体 1 4が用 いられる。 該容器本体 1 4は、フランジ部 1 5の厚みが 0. 2〜 1. 0 ramであって、フランジ幅カ《 1. 0〜 2. 5翻のフラ ンジ部 1 5を有する胴部 1 4 a と底部 1 4 bが一体に形成されたものである。 このような容器 本体 1 4は、キヤビティ 1 7内に上記のような寸法のフ ランジ部 1 5を形成することができる段部 1 8 ^設けた 二段成形方法によつて製造するこ とができる。

L 1の周縁部 1 2内面にコ一ティングするヒ一 トシ一リングコンパゥンド 1 3 としては、その主成分と するものは、 変性ポリオレフィン樹脂、アイオノマ一樹 脂、エチレン '· アクリル酸共重合体等か'考えられ、特に 変性ボリォレフィ ン榭脂を用いることが好ましい。

ポリオレフィ ンとしては、エチレン、プロピレン等の - ォレフィンの単独重合体又は他の a -ォレフィンと の共重合体例えば、 エチレン - プロピレンランダム共重 合体, エチレン -ブテン - 1共重合体、エチレン - プロ ピレン - ブテン - 1共重合体等の αォレフィン同志の結 晶性共重合体或いはこれらの重合体の混合物を用いる。 変性©方法は、 不飽和力-ルボン酸'又は無水物を、上記の ボリォレフイ ンにグラフト重合すること 得られる。不 飽禾ロカルボン酸又は無水物としてはァク リル酸,マレイ ン酸, フマール酸,ィタコン酸,クロトン酸,シトラコ ン酸, ソルビン酸又はそれらの無水物等が挙げられる。 特にァク リル酸又は無水マレィン酸を用いることが望ま しい。

変性ポリオレフイ ン中の改質モノマーの割合は、ポリ ォレフィ ン含量(未変性ポリオレフィン +改質ポリオレ フィ ン)に対し、 0 , .0 1〜 1重量%がよい。

これら変性ポリオレフィ ンは、金属蓋 1 1 との接着が 良好であると共に、 プラスチック製容器本体 1 4 (ォレ フィ ン系榭脂)と熱融着する。

これら変性ポリオレフィ ンを金属蓋 1 1 の周緣部 1 2 の内面にコーティ ングする形体としては、溶融してスプ レーコートすることは勿論のこと、デイスパージヨンの 形で水又は溶剤下でコロイ ド化して、つけることもでき る。コーティング量は、 3〜 4 mg Z crf とする。これは一 般の金属缶の場合と同様である。

1 . 2 製造方法

以下に図面を参照して本実施例による金属蓋付容器 1 0の製造方法を簡単に説明する。

まず、金属蓋 1 1の周縁部 1 2の内面にヒートシーリ ングコンパゥン ド 1 3として、例えば変性ポリオレフィ ンをコ一ティ ングする(第 1図( a ) ) 。次に例えばポ リプロピレンを主とする容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5 に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を二重巻締めによって巻締め る (第 1図( b ) :) 。

次に、巻締めを行った周縁部 1 2を高周波ゥエルダ 1 6により加熱してヒー トシーリングコンパゥンド 1 3 である変性ポ リオレフィンによって金属蓋 1 1 の周緣部 1 2と容器本体 1 4のフランジ部 1 5を構成するポリプ ロピレンとを完全に融着せしめる (第 1図( c ) ) 。

1 . 3 具体例

(具体例 1 - 3 - 1 )

次に具体例によつて本実施例による金属蓋付容器 1 〇 について説明する。

L 1としてアルミニウム金属蓋を使用し、 ヒー トシ一リ ングコンパゥンド 1 3としてアイオノマー樹脂 (三井石油化学線製, 商品名ケミパール S - 1 1 0 ) をコーティ ングする。更にその上にエチレン酢酸ビニル 共重合体 (三井石油化学㈱製,商品名ケミパール V -3 0 0 ) をコ一ティングする。コ一ティング量は 4 nig/ c である。蓋サイズは 3 0 7号缶用であつた。

容器本体 1 4として第 2図に示すようにポリプロピレ ン/ェチレンビニルアルコ一ル共重合体 ポリプロピレ ンを主体とする層構成の 1 . 2舰のシートを熱成形によ つて成形したものを用いる。 そして上記の金属蓋 1 1を セミオ一 トシ一マー(図示せず) で二重巻締めをする。 本実施例において甩いた容器本体 1 4は第 3図に示すよ うな二段成形方法によつて成形を行って得られたもので ある。即ち、キヤビティ 1 7に段部 1 8を設け、容器本 体 1 4のフランジ部 1 5は段部 1 8によって形成される, 二段成形方法は、 先ず、プラグ 1 9がシート 2 0をキヤ ビティ 1 7内に置き、次いでキヤビティ 1 7及びコア 2 1 によってシート 2 0を保持し、しかる後、圧空空気 か'キヤビティ 1 7内にシート 2 0を密着させることによ つて行われる。 得られた成形物を打抜いて、フランジ幅 が金属蓋 1 1を二重巻締めするのに好ま しい値となるよ うな容器本体 1 4を得る。 .

この場合、 シート 2 0を保持するようキヤビティ 1 7 およびコア 2 1が停止する以前にプラグ 1 9がキヤビテ ィ 1 7内に侵入することによって、周囲のシート 2〇が キヤ ビティ 1 7内に引き込まれる。このことによって容 器本体 14の底部 14 bおよび胴部 14 aと底部 14 b の接合部分の厚みを厚く し、二重巻締めに耐えるよう容 器の座屈強度を大き くすることができる。また、キヤビ ティ 1 7上端面とコア 2 1間に挾持されるシ一卜 20の 厚みが大き くても段部 1 S上に形成されるフランジ部 1 5となる箇所の厚みは 0. 4 ram程度に薄くなり、二重 巻締めに適した容器本体 14が得られる。

二重巻締めを行つた容器本体 14は高周波誘導加熱装 置 1 6 (高周波ゥ ル 'ダ r 精電舎電子ェ-業㈱ -製〉によ り 5 K W, 1 0 K H zにて高周波をフランジ部 1 5にあ てることで完全融着された。 結果はシールが完全になさ れており良好であった。

(具体例 1— 3 - 1〜: L 7および比較例)

金属蓋 1 1にコ一ティングするヒートシ一リングコン パゥンド 1 3を変えてシールの完全性についての試験を 行った。 また、比較例としてコ一ティングを行わないも のについても試験を行った。 結果を下表に示す。


注) E A A : エチレン · ァクリル酸共重合体

E V A :エチレン酢酸ビニル共重合体

P E :ポリエチレン

( 1 ) 水 性:水系に樹脂成分がェマルジヨン化 している もの。

(2) 有機溶剤:有機溶媒に樹脂成分が分散化して いるもの。

(3) 樹 脂 樹脂成分を加熱溶融する もの。

1 . 4 効 杲

この第 1の実施例によれば、次のような効果が得られ る o

① 金属蓋 1 1 の周縁部 1 2がブラスチック製容器本 体 1 4のフランジ部 1 5に巻締めによって固着される。

② 更に金属蓋 1 1 の周縁部 1 2と容器本体 1 4のフ ランジ部 1 5の間に存在するヒートシーリングコンパゥ ン ド 1 3が高周波加熱によって金属蓋 1 1 と容器本体 1 を完全に融着するので密封性がきわめて良好であ'り、

③ 液体もガス体も透過せず、 外力が加わった場合も 金属蓋 1 1が剥離したりする恐れがない。

④ また、容器本体 1 4がプラスチックで形成されて いるので透明性があり、 内容物の確認が容易である他、 商品の美感を向上せしめることも出来る。

1 . 5 ヒートシーリングコンパウンドを有する金属蓋' - 付容器の他の実施例

C I - - 1 他の実施例 1 )

ヒートシーリングコンパウンドを有する金属蓋付容器 の他の基本構造を第 4図、第 5 a図および第 5 b図に示 す。

第 4図に示すようにヒー トシーリングコンパウンド 1 3がコ一ティングされた金属蓋 1 1の周緣部 1 2と、 プラスチッ ク製容器本体 1 4のフランジ部 1 5とが多重 に卷締められている。 また、金属蓋付容器の巻締め部を 第 5図 ( a ) ( b ) に示す。

本実施例によれば、 第 5図( a ) に示すように、あら かじめ金属蓋 1 1の周縁部 1 2の下方に切欠 1 2 aを形 成してお-く-こ-とによ-り-、 -第 5図( b ) に示すように卷締 め作業を容易に行うことができる。 また周縁部 1 2は切 欠 1 2 aで折曲がるため、折曲げ位置が一定となり安定 した折曲げ作業を行うことができる。

( 1 - 5 - 2 他の実施例 2 )

さらに金属蓋付容器の他の基本構造を第 6図乃至第 8 図に示す。

第 6図に示すように、 金属蓋 1 1の内面略全域にェポ キシ系樹脂 2 3 aおよび変性ポリオレフィン 2 3 bの積 層体 (ヒートシ一リン-グコンパウンド) 2 3があらかじ めコ一ティ ングされている。

第 7図に示すように金属蓋 1 1の周縁部 1 2と容器本 体 1 4のフランジ部 1 5とを多重に巻締めた後、この巻

締め箇所を熱処理する ことにより、周縁部 1 2 とフラン ジ部 1 5との間の隙間を埋めることができる。 第 8図は 第 7図の A部拡大図である。第 8図に示すように、周縁 部 1 2とフランジ部 1 5との間の隙間は、エポキシ系樹 脂 2 3 aおよび変性ポリオレフィン 2 3 bの積層体 2 3 によつて埋められている。

本実施例によれば、 周縁部 1 2とフランジ部 1 5との 間の隙間を広範囲に埋めることができ、 このため密封性 を更に高めることができる。

§ 2. 金属蓋付容器の第 2の実施例

(ガスバリヤ性のシー トブランクを有する金属蓋付容 器)

2. 1 基本構造

本発明に係る金属蓋付容器の第 2の実施例の構造を第 9図乃至第 1 2図に示す。

第 9図に本発明による金属蓋付容器の容器本体 1 4を 示す。容器本体 1 4は、フランジ部 1 5およびビラ一部 2 7を有する胴部 1 4 a と、底緣部 2 9を有する底部 1 4 b とから構成されている。このうち、フランジ部 1 5、 ビラ一部 2 7および底縁部 2 9は熱可塑性樹脂 2 8よりなり、また胴部 1 4 aおよび底部 1 4 bはシ一 トブランク 2 6と熱可塑性樹脂 2 8よりなつている。 本実施例による容器本体 1 4に用いるシ一トブランク 2 6は、熱可塑性樹脂コートを含む構成であれば、どの ような仕様であってもよい。 但し、インジェクシヨン成 形品を形成する樹脂 28とシー トブランク 26内面の構 成樹脂は、 同一のものであるか、又は熱により融着する ものでなければならない。 シートブランク 26の基本的 構成としては、 容器本体 14の外面より内面に向って順 ' 次、次のように構成された熱可塑性樹脂め積層シ— トを 用いることができる。

ポリエチレンテレフタレート Zアルミ箔 Zポリプロピ レン (C P P) ( ドライラミネート)

合成紙 ( P P ) /アルミ箔 Zポリプロピレン(C P P)

(ドライラミネ一卜) ポリエチレンテレフタレ一 -ト /塩化ビニリ -デン共重合—— -体 zポリプロピレン( C P P )

( ドライラミネート) ポリェチレンテレフ夕 レートノエチレンビニルアルコ ール共重合体 zポリプロピレン ( C P P )

( ドライラミネート) ボリプロピレン( 0 P P ) Zポリエチレンイクストル ージョ ンコ一ティンダ紙 Zァルミ箔ボリプロピレン

(C P P ( ドライラミネート) ポリプロピレン(O.P P) ノポリプロピレン(C P P) zポリ プロピレン♦エチレンビニルアルコール共重合体 •ポリプロピレンの共押出シ一ト ·

(ドライラ ミネート及びヒートラミネート) 上記積層シ一卜の厚みは 1 0 0 〜 8 0 0 まで如何 なるものでもよい。本実施例に用いるシー卜ブランク 2 6は第 1 0図に示すような形状に上記積層シー トを打 抜いたものであって、 くせおり部 2 6 aで曲げられて金 型内にイ ンサートされるので、該部に予めくせおりを入 れておくことが好ましい。

次に本実施例による容器本体 1 4を得るためのイ ンジ ェクシヨン成形について説明する。シートブランク 2 6 はコア 3 0に第 1 2図に示すようにバキューム 3 1 に引 かれて取付けられる。 取付けられたシー トブランク 2 6 はそのままキヤ ビティ 1 7内にインサ一卜されて樹脂が ゲー ト 1 7 aよ- 導入される。本実施冽においては、二 重巻締めが可能となるようにフラ ンジ部 1 5周辺の成形 精度が重要である。 本実施例においては、第 1 1図に示 すようにフランジ幅 w丄は 1 . 0〜 2 . 5 腿、フランジ 厚み は 0 . 2〜0 . 9 翻の範囲であることが必要で ある。 インジェクション成形に用いる樹脂 2 8としては、 ポリプロピレン, ポリエチレン,ポリスチレン,ポリ力 —ボネー ト,ナイロン,ポリエチレンテレフ夕レート等 が挙げられるが、 一般的に熱可塑性樹脂であればどのよ うな樹脂であってもよい。 上記のようにィンジヱクショ ン成形に用いる樹脂 2 8はシートブランク 2 6内面構成 樹脂と融着する ものでなければならないので、シートブ ランク 2 6内面がポリプロピレンである場合はポリプロ

ピレンを選定し、 逆にポリエチレンテレフタレ一 トをィ ンジョク シヨン用樹脂 2 8として選定した場合には、シ — トブランク 2 6内面は、ポリエチレンテレフタレート 系にすることが望ましい。

2 . 2 具体例

(具体例 2 - 2 - 1 )

次に具体例によつて本実施例による金属蓋付容器につ いて説明す'る。

シー トプランク 2 6として

2 0 のボリプロゼレン ( 0 P P ) ノ印刷 Z 6 0 1 の ポリプロピレンノ 4 Q のポ Jプロピレン · エチレンビ ル了ル―コ一―ル共重合体/^: 3 2一ひ—のポ' プ口-ピレンの 共押出シ一 ト

で構成され、 ドライラミネート及びヒー卜ラミネートに よつて積層した 4 0 0 のシー卜を用い、第 1 0図に示 すよラな形状に打抜く。 第 1 2図に示すような金型を使 用し、第 9図に示す形状にィンジェクション成形する。 フラ ンジ幅 w L は 1 . 8 删、フランジ厚み t ^ は 0 . 5 讓■であった。■ - - - - 樹 脂:ポリプロピレン(M F R 8 . 0 ) 樹脂温度: 2 1 0—2 4 0 °C

金型温度 : 1 5

得られた成形品を 2 1 1金属蓋で二重卷締めしたとこ ろ、良好に二重巻締めができた。

(具体例 2 - 2 - 2 )

シー トブランク 26として

3 1 0 / /のポリプロピレン合成紙(王子油化㈱製ュポ /9〃 のアル ミ箔 / 80 ^のポリプロピレン(C P P) ) で構成された積層シー トを使用し、熱可塑性樹脂として ポリプロピレン樹脂 (MF R 8. 0) を用いて(具体 例 2— 2— 1 ) と同様の形体にインジヱクシヨン成形し て二重巻締め可能な容器を得た。

(具体例 2 - 2 - 3)

シー トブランク 26として

1 2 Uのポリエチレンテレフ夕レー卜 9 のァノレミ 萡ノ 38〇 のポリエチレンテレフタレ一ト

で構成された積層シー トを使用し、熱可塑性樹脂として ポ リエチレンテレフ夕レートを用いて(具体例 2 — 2— 1 ) と同様の形体にインジヱクシヨン成形を行って二重 巻締め可能な容器を得た。

(具体例 2 - 2 - 4 )

シー トブランク 26として

ポリプロピレン 14 5〃 Z接着層 4◦ノエチレンビ ニルアルコール共重合体 40 ^ 接着層 40 Zポリプ ロピレ ン 14 5 の層.厚み 4 1 〇 ^の共押出しシートを 用い、第 1 ◦図に示すような形状に打抜く。第 1 2図に 示すような金型を使用し、 第 9図に示す形状にインジェ クシヨン成形する。フランジ幅 w丄は 1. 8賴、フラン ジ厚み t丄は 0. 5 mmであった。

樹 脂 :ポリプロピレン(MF R 8. 0)

樹脂温度 : 21 0〜 240て

金型温度 : 1 5 °C

得られた成形品を 2 1 1金属蓋で二重卷締めしたとこ ろ、良好に二重卷締めができた。

(ガスバリヤ性 2— 2— 5)

上記のようにして (具体例 2— 2— 1〜4) によって 得られたプラスチック容器 (ツナ 3号缶、容積 10 Oee) のガスバリヤー性を測定した。 以下の锆果は 100 cc容 器当りである。


0つバリャ :単位、 ecZ 1 00 ec, 24 hrs. atra,

20 °C 90 %RH (Mocon oxtranにて測定) Hつ 0バリヤ:単位、 g/l O Oec, 24hrs.atin.

40 °C , 90 % R H

(保存性 2 - 2— 6 )

(具体例 2— 2—丄.〜 4) によって得られた容器本体 14にミ一 トソースを入れ、 二重巻締めによつて密封し、 レ トルト殺菌を行った。常温で 6ヶ月保存テストを行つ たところ、 何れも保存性は良好であった。

2. 3 効 杲

この第 2の実施例によれば、次のような効果が得られ る 0

① プラスチック製容器本体 1 4のフランジ部 1 5は、 イ ンジェクション成形によって形成されるため、フラン ジ部 1 5の厚み、幅を所定の寸法に精度よく形成するこ とができるので、 金属蓋 1 1による二重巻締めに充分耐 えることができる。

② 容器本体 1 4の胴部 1 4 a , 底部 1 4 bは、ガス バリヤ性の高い積層シー トブランク 2 6を併用し、イン サー トインジヱクション成形によって成形されるもので ある。従って容器本-体 1 -4は-; 酸素ガスバサャ性が 〇 . 8 ccX 1 0 0 cc, 24 hrs. atin ( 2 0 °C , 9 0 % H) 以下であり、 水蒸気ガスバリャ性が◦ . 2 g Z 1 0 0 cc, 24 hrs.atm ( 4 0 °C , 9 0 % RH) 以下であって、極め て保存性に優れたものとなる。

§ . 3 金属蓋付容器の第 3の実施例

(結晶化度が 1 0〜 4 0 %であるポリエチレンテレフ タレ一ト層を含むシートブランクの金属蓋付容器) 3. 1 基本構造

本発明に係る金属蓋.付容器の第 3の実施例の構造を第 1 3図および第 1 4図で説明する。

第 1 3図および第 1 4図において、金属蓋付容器 1 0 は、フランジ部 1 5を有するプラスチック製の容器本体 1 4と、フランジ部 1 5を卷締める周縁部 1 2を有する 金属蓋 1 1 とから構成されている。プラスチック製容器 本体 1 4は、加熱によつて結晶化するポリエチレンテレ フタレー ト、即ち、結晶促進核剤を含むポリエチレンテ レフタレー ト層を含むシートブランクを用い、ポリェチ レンテレフタレー トの結晶化度が 1 0〜 4 0 %になるよ うに熱成形を行う ことによつて製造することができる。 本実施例に用いるポリエチレンテレフタレー トは、ポ リエチレンテレフダレ一 トに、加熱時に急速に锆晶化す るように锆晶促進核剤を添加した結晶性ポリェチレンテ レフタレー ト(以下 C _- P E Tという)である。核剤と してはォレフ -ィン系脂、伊えばポリェチレン系樹脂、 ポリプロビレン系榭脂などが少量約 0 . 5〜2 , 0 %程 度添加される。 本実施例においては C - P E T層を設け ることにより、 成形品の容器の—強度が向上し耐熱性も二 重巻締めに充分耐えるものとなる。

またポリエチレンテレフタレー トは、ガスバリャ性に も優れる水蒸気バリャ性を高めるために、 ポリブロピレ ン等のォレフイ ン樹脂との共押出シート: ^は更にガスバ リャ性を向上するするためには、 エチレン - ビニルアル コール共重合体層を含.むシ一トを用いることが望ま しい, これらシー トブランクの厚みは 0 . 8〜 1 . 4誦の範囲 であることが好ま しい。 - 例えば、本実施例の C - P E Tを含むシートブランク としては、

I ) C - P E T単層又は C - P E TZP E T

Π) C - P E T/接着層 ポリプロピレンの共押出 シ一卜

IE) C - P E Tノ接着層/エチレン - ビ三ルアルコ ール共重合体/接着層 ポリプロピレンの共押出シー ト

IV) C - P E Tノ接着層ノポリプロピレンの共押出 シー卜とポリプロピレン接着層/"エチレン - ビニルァ ルコール共重合体/接着層 ポリプロピレン共押出シー 卜とのヒートラミネ一トシート

が挙げられ、 ガスバリヤ性を高める構成としては ΙΠ) ,

IV) のシート—を-用いる-ことが好ましい。

3. 2 製造方法

上記のようなシー トブランクを用い、熱成型によつて 金属蓋 1 1の巻締めが可能なフランジ部 1 5を有する容 器を形成する。 成型方法は好ましくは二段成型法により、 加熱金型を用いて成型する。 上記の C - P E Tは、例え ば 1 70 °Cで加熱すると 3〜 8秒で結晶化度 1 0〜 40 %となる。

—例を挙げると加熱金型は、 18 CTCに加熱した金型 と、 1 ◦ °Cに冷却した金型の二段で行い、シート温度 1 30 に加熱されたシ一 トブランクを加熱金型内で成 型,結晶化後、 1 0 °Cの冷却金型で容器本体 14を固定 化する。金属蓋を二重巻締めするためには、 成型容器本 体 14は 0. 2〜1, 0 mmのフランジ厚みを有するよう 成型し、 固定化後フランジ幅が 1. 0〜2. 5删となる よう打抜く ことが望ましい。得られた成型容器は内容物 を充填し、金属蓋を二重巻締めすることにより密封する。 3. 3 具体例

(具体例 3 - 3 - 1 )

シー トブラングとしてポリプロピレン 1重量%を含む C - P ET層を有する、 C P E T (500 ^) XP E T (500 )を使用した。また、 180°Cに加熱した 金型と、 1 0でに冷却した金型を使用し、 シート温度 1 30 °Cに加熱して加熱金型内にシートブランクを圧入 t、 約-5秒-間加; 晶化 ¾ ^つた-後-、-冷却金型内で固 定化を行つた。 シ―トブラシク中のポリエチレンテレフ ダレー 卜の結晶化度は 3 C!〜 40 %であった。固定化後、 フラ ンジ w0 が- 1. 8-翻ように打-抜く。得られた容器 本体 14は第 1 3図に示すような形状を有し、容器本体 .深さ h = 30inni,フランジ厚 t 2 は 0. 5翻であった。 この容器本体 14はフランジ部 1 5に金属蓋 1 1を用い、 二重巻締めを行う ことによって密封した。

(具体例 3— 3— 2および 3— 3— 3 )

シー トブランクを以.下のように変える以外は(具体例 3— 3— 1) と同様にしてプラスチック製の容器本体 14を得た。 尚、用いた C - P E Tは(具体例 3— 3 - 1 ) と同じものである。

シート仕様

〔(: - P E丁ノ接着層/ P P〕 = [ 5 0 0 ^ / 0 ^ /4 8 0 〕

……具体例 3 - 3 - 2 C C - Ρ Ε Τ /接着層 Ρ Ρ Ζヒー卜ラミネート Ρ Ρ Ζ接着層 V O HZ接着層/ Ρ Ρ〕 = 〔 5 0 〇 /4 0 ^ / 1 0 0 ^ / 1 2 0 ^ /4 0 // /4 0 ^ /4 0 Ζ 1 2 0 〃〕

……具体例 3— 3— 3 得られた容器本体 1 4は金属蓋 1 1を用い二重巻締め を行って密封した。

( 3 - 3— 4ガスバリャ性、耐熱性、保存性) - 以下に、 (具体例 3— 3— 1〜 3 ) によって得られた 容器のガスバリヤ性、 耐熱性、保存性について記載する 耐 熱 性: 6 0 °Cのミートソースを充填、 1 2 5 °Cで 3 〇分レトル卜殺菌後冷却を行って、加熱及び冷却に 対する耐性を調べた。

保 存 性:上記ミートソースを常で 6ヶ月保存後、良 品として官能テストに耐えるかどうかについて試験し た。

ガスバリヤ性: 0 2ガスバリヤ、単位 ccZ 1 0 0 cc · 24 hrs. atm ( 2 0 °C , 9 0 % H)

具体例 ガ スバリャ( 0 2 ) 耐熱性保存性

1 0 . 1 〇 〇

2 0 . 2 5 〇 〇

3 0 . 0 5 〇 ◎

4 効 果

の第 3の実施例によれば、次のような効果が得られ る

① 容器本体を形成するシー 卜ブランクに広範な温度 範囲において優れた物理的機械的性質 示すポリェチレ ンテレフタレ一 トを甩い、更に成型品とした際のポリェ チレンテレフタレー トの結晶化度が 1 C!〜 4 0 %となる ようにしで成型を行ったものであるので、 本実施冽によ る容器本体 1 4は卷締め時に加えられる力に耐えるに充 分な座屈強度と耐熱性を有するものである。

② また、容器本体 1 4を形成するシートブランクを. ポリエチレンテレフタレー トに加えてガスバリャ性を更 に高めるために他の合成樹脂との複合シー トとして構成 する場合は、 容器本体 1 4の保存性をより高めることが できる。

§ 4 . 金属蓋付容器の第 4の実施例

(ポリエチレンテレフタレ一小およびポリアリ レー卜 の積層シー トからなる金属蓋付容器)

4 . 1 基本構造

本発明に係る金属蓋付容器の第 4の実施例を第 1 5図 乃至第 2 0図で説明する。

本実施例による金属蓋付容器の容器本体は、 ポリェチ レンテレフタレー卜とポリアリレー卜の積層シ一トを熱 成形したものである。

本実施例におけるポリアリ レートとは、テレフタル酸, イソフタル酸およびビスフエノール Aからなる芳香族ポ リエステルを言う。ポリアリレー卜とポリエチレンテレ フタレートとは、接着層を含まなくても共押出しで一体 のシートとして成膜加工することが可能である。また、 ポリエチレンテレフ夕 レー卜とポリアリレー卜とをブレ ンドすれば、よりポリエチレンテレフタレートに近似し た成形性を持たせることもできる。 - - - 上記構成の積層シ一トは熱成形によつて-透明でしかも 耐熱性に優れたプラスチッ ク容器とすることができる。 プラスチッ ク容器の形状は、特に二重巻締めでぎるフラ ンジを有するのが好ま しい。該容器は、プラスチック缶 と して食品保存等に使用される。

4 . 2 具体例

(具体例 4— 2 - 1 )

以下、具体例を挙げて説明するが、本発明はこれらの 具体例に限定されるものではない。 本実施例において使 用する上記ポリアリ レートとしては、市販のュニチカ株 式会社製の Uポリマー (U - 8 0 0 0 ) (商品名)を使 用することができる。 該 Uポリマーと市販のポリエチレ ンテレフ夕 レート(三井ぺット㈱製、 J - 1 2 5 ) を用 いて第 1 8図に示すように共押出しによりポリエチレン テレフ夕 レート 3 3及びポリアリレート 3 4をシリンダ - 3 5 , 3 5 r からフィ一ドプロック 3 6を介してダイ ス 3 7より押出して積層シー ト 3 8を得た。ダイス温度 は 2 9 0で、シリンダー温度は下記のように設定した。


積層シニ ド 3 の扈搆成ほ'任意 1こ—定できる第 1 図に示すように、 ポリェチ ンテレフダレート層 3 3 , 3 3 r 間にポリアリレート層 3 4を設けた積層シ一ト D - 1、第 1 6図に示すようにポリエチレンテレフタレ一 ト層 3 3とポリアリ レート層 3 4を積層してなる積層シ — ト D - 2 第 1 7図に示すょぅにポリァリレート層 3 4, 3 4 ' 間にポリエチレンテレフタレート層 3 3を 設けた積層シ一 ト D - 3を得て、各シートを用いて熱成 形を行った。 成形は一般の圧空真空成形によるが、上記 シー トは予熱成型を行-う。予熱は積層シ一ト D - 1 につ いてはシー 卜上面下面を構成するポリエチレンテレフタ レー ト層 3 3 , 3 3 ' の上方及び下方より該層温度が 1 2 〇〜 1 4 0 °Cなるように加熱すると、ポリアリレー 卜層 34は 1 0 0 1 2 0 °Cとなる。一方、積層シート D - 2においてはポリエチレンテレフ夕 レート層 3 3を 1 0 0 1 2 0 Cに加熱し、ポリアリレ一ト層 34は 1 2 0〜: L 4 0 Cとなるように加熱する。積層シート D - 3は、ポリアリレー卜層 34 , 34 ' の上方及び下方 より該層が 1 2 0 1 4 0 °Cとなるように加熱する。予 熱された積層シー トは下記のような方法で熱成形を行う が最適熱成形温度はポリアリ レー卜とポリエチレンテレ フタレー 卜とでは約 2 0 Cの差があり、ポリアリレ一ト の方が 2 0 °C程度高い。上記積層シート D - 1 D - 2 , D - 3については積層シー ト D - 2 , Ό - 3の 15が Ό - 1 に較べて成形が容易である。

熱成形は、従来より公知のいかなる方法によつてもよ いが、 以下に本出願人によってなされた金型を使用し、 補助プラグ法によって熱成形を行う方法を説明する。

このような金型を使用すると二重巻締め可能なフラン ジを有するブラスチ ック容器を製造することができる。 即ち、第 1 9図( a ) ( b ) ( c ) に示す金型は、キヤ ビティ外周上端 4 1から上方に向って、 5 ° く Θ く

4 0。の角度をもって延びるキヤビティ上縁部 4 2 と、 プラグ 1 9の下降に先立つて該キヤビティ上緣部 4 2に 当接してプラスチック シート 3 8を挾持するクランプ 2 1を、 ャビティ外周上端 4 1からクランプ内周面ま での距離 ? が 5廳く £ < 2 0麵となるように設けたもの である。 このような金型を使用し捕助ブラグ法により熱 成形を行う工程を説明する。

① まず、上記のように加熱されたシー ト 38に対し てキヤ ビティ外周上端 4 1から上方に向って延びるキヤ ビティ上緣部 42を有するキヤビティ 1 7が上昇すると 共にクランプ 1 9が下降する (第 1 9図( a ) :) 。

② クランプ 21が下降してシー ト 38をキヤビティ 上緣部 4 2との間に挾持する。次いでプラグ 1 9が下降 してキヤビティ 1 7内に入り始める(第 1 9図(b ) ) , ③ プラグ 1 9がシ一ト 38をキヤビティ 1 7内に押 し下げ、真空 43でキヤビティ. 1 7内にシ一ト 38を吸 引させる。…この際、シ一ト 38の厚さ t 3 に比較してフ ラ ンジ部を形成する部-分 1 5の厚さ t 4 が薄くなる(第 1 9図 ( c ) ) 0

上記のようにして成型された容器本体 14の部分 1 5 を所定の幅となるように抜く ことにより二重卷締め可能 なブラ ンジを有するプラスチック製容器本体を得る。

積層シー ト D - 2を用い、上記のようにして熱成形し た第 2 0図に示す容器本体 14について熱水充填テス ト を行って、 容器本体 1 4の深さ ίιの収縮率を測定した。 収縮後の容器の深さ を h。とすると

収縮率 = (h -!!。)— Zh x l O O C%) で表わされ、 測定の結果を下表に示す。

充填熱水温度

し J

6 0 7 0 8 〇 9 0

P E τ / U

ポリマー層比

2 0 / 0 (比較例) 2 5 1 2 1 5

2 0 / 1 0. 6 4 1 0 1 5

1 8ノ 1 0. 5 4 1 0 1 5

1 5 / 1 0, 2 2 5 1 0

1 0 / 1 0. 1 0. 8 1. 0 1. 5

8/ 1 0. 1 0. 4 0. 5 0. 8

5 / 1 0 0. 3 0. 4 0. 6

2 / 1 0 〇 . 2 0. 4 0. 5 上記の結果より収縮率が Ί: 5 %以下であれば、実用 -上問題がなく 、成形性等を考慮すると、ポリエチレンテ レフタレート( P E T) ポリアリレー卜( Uポリマー) の比が 1 5 : 1〜 5 : 1の範囲にあることが好ましい。 第 2 0図に示した容器本体 1 4であって層比 8 : 1の 積層シー トを使用したものにオレンジゼリーを 8 0。Cで 充填し、 金属蓋(図示せず)を容器本体 1 4のフランジ 部 1 5に二重巻閉めした金属蓋付容器を製作した。 金属 蓋付容器は 80 °Cでの熱充填にも耐え、良好な巻締め適 性を示した。

4. 3 効 果

この第 4の実施例によれば、 次のような効果が得られ a

① 容器本体 1 4は、ポリエチレンテレフタレ一ト

3 3とポリァリレート 3 4とを含む積層シート 3 8を熱 成形したものであるので、 ポリエチレンテレフタレー卜 単独の成型容器に比較して熱充填時の熱収縮が少なく、 透明性、強度にも優れている。

② 容器本体 1 4は熱成形によつて成形するものであ るので大量生産に適し、 適当な熱成形方法を選択するこ とによつてフランジ部 1 5を二重巻締め可能な厚さに成 型し、金属蓋を密封性良く巻締めて食品等の保存等を適 切に行う ことができる。

§ 5 . 金属蓋付容器の第 5の実施例

(フランジ部が射出成形され-た-積層 小からなる金 属蓋付容器)

5 . 1 基本的構造

本発明に係る金属蓋付容器の-第 5の実施例を第 1図 乃至第 2 3図で説明する。

本実施例による金属蓋付容器 1 0は、第 2 1図に示す ように、 底部 1 4 b、胴部 1 4 a とを一体に形成し、胴 部 1 4 の上端周縁に溶着ざれたフラ ンジ部 1 5とよ りなる容器本体 1 4を、第 2 2図( a ) ( b ) に示すよ うにフラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1の周緣部を巻締めて密 封したものである。

本実施例の容器本体の成形工程を第 2 3図( a ) 〜 ( d ) を参照して述べる。

容器本体 1 4の底部 1 4 b及び胴部 1 4 aは、第 2 3 図( a ) の熱可塑性樹脂シート 2 6を公知の真空成形、 圧空成形、 プラグアシスト成形等の単独、又は併用によ つて第 2 3図( b ) に示すような形状に熱成形後、第 2 3図 ( c ) のようにカツ卜を行うことによって得られ る。熱可塑性樹脂のシート 2 6は、ポリプロピレン、ポ リカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタ レート、ポリビニルクロライドなど何れの樹脂であって もよいが、容器本体 14にガスバリャ性が要求される場 合には、 バリヤ性に優れた樹脂を共押出したり、 ドライ ラ ミネ一トなど公知の方法で積層した積層シートを使用 すること-ができる 6 -特に食ロロ CT保存用の容器本体 14とし ては、酸素透過係数が 5 X 1 0 _9以下の、例えばナイ口 ン樹脂、塩化ビニリデン共重合体、 ポリビニルアルコー ル、エチレンビニルアルコール共重合体等を使用し、前 記の剛性, 強度に優れる前記の樹脂をベース樹脂と し、 ベース樹脂とバリャ性榭脂との接着力が弱い場合は、 酸 変性ポリオレフィ ン等の接着性を有する樹脂を介したり、 ポリウレタン系接着剤で貼着してもよい。

次に第 2 3図 ( c ) のようにカツ卜された胴部 1 4 a および底部 1 4 bを射.出成形の金型にインサートした後、 フランジ部 1 5のみを射出成型する。射出成型に使用す るフランジ部 1 5形成用樹脂は、胴部 1 4 a及び底部 1 4 b と同じか、接着性のあるものを用いる。射出と同

時にフランジ部 1 5が形成され、胴部 14 a , 底部 14 b とも溶着が行われ、一体化ざれた容器本体 14が得ら れる。 このようにして成型された容器本体 14は、腩部 14 a, 底部 14 bが必要に応じガスバリャ性を具傭す ると共に寸法安定性の良いフラ ンジ部 1.5が形成ざれ、 該フランジ部 1 5に金属蓋 1 1の周緣部 1 2を卷締める ことにより充分な密封性が得られ、 不良品の生じること がない。

5. 2 具体例

(具体例 5 - 2 - 1 )

次に具体例によって、 本実施例による金属蓋付容器に ついて説明する—。一― —一 - ―

ポリプロピレン Z登録商檫 "アドマー" (ミ井石油化 学㈱製) Zェチレンビニルアルコール共重合体/ "ァド マー" ポリプロピレンより構成される総厚味 1. 5 共押出 5層シ一トをフィ一ドプロック式 Tダイ成膜機で 得、 コス βミッダ形真空成形機(浅野研究所製)を用い τ; 内径 6 7, 0 mm, 深さ 3 0龍の胴部 14 a , 底部 14 b を第 2 3図( a ) 〜 ( c ) のようにして成形し、日精樹 脂工業株式会社製の射出成形機 (型締力 1 2 0 t ) に上 記のようにして成形した胴部 1 4 aおよび底部 14 bを ィ ンサートし、ポリブロピレンを射出成形しフランジ部 1 5を形成し、第 2 1図に示す容器本体 14を得た。 得 られた容器本体 14に水を充填し、 第 22図 ( a ) (b ) に示すようにセシ トロンシーマーでアルミ製の缶詰用金 属蓋 1 1を巻締め、 1 2 0。C , 3 0分間のレトルト殺菌 を行ったところ、巻締め状態は良好で、内容物の漏れ、 容器の変形は全く みとめられなかった。

(具体例 5 - 2— 2 )

ポ リエチレンテレフタレ一卜 Z登録商標 " Uポリマー" (ュニチカ株式会社, 8 0 0 0番グレード) Zポリェチ レンテレフタレートより構成される総厚味 1 . ◦讓の 3 層シー トをマルチマ二ホールド形 Tダイ成膜機で成膜し た。 この、ものを用いて(具体例 5— 2— 1 ) に記載と同 様にポリエチレンテレフタレー トを使用してフランジ部 1 5を射出成形によって形成した第 2 1図に示す容器本 体 1 4を得た。(具体例 5— 2— 1 ) と同様に金属蓋 1 1を巻締め後、 8 0。C, 2 0分間ボイル殺菌したとこ ろ、巻締め状態は良好で内容物の漏れ, 容器の変形は全 くみられなかった。

5 . 3 効 果

この第 5の実施例によれば、 次のような効果が得られ る o

① 容器本体 1 4の胴部 1 4 aおよび底部 1 4 bが熱 成形によって成形されるので、 容器本体 1 4内に充填す る内容物に応じて、 任意の特性を備えた積層シー トを選 択する ことにより、容器本体 1 4が該積層シ一トで形成 され、容器本体 1 4に望ましいガスバリヤ性、保香性等 を持たせることができる。

② 容器フラ ンジ部 1 5は射出成形によって成形され るので成形精度が高く、金属蓋 1 1の周緣部 1 2の巻締 めに適した形状, 寸法のフランジ部 1 5を形成でき、巻 締め不良が生じることがない。

③ フラ ンジ部 1 5は射出成形時に容器本体 1 4に溶 着され、 一体化されるので、製造工程が簡単である。

6 . 金属蓋付容器の第 6の実施例

(底部が外方へ突出する凸形状に形成された金属蓋付 容器)

6: 1 基本構造

— 本発明に係る金属蓋付容器の第 6の実施例の構造を第 2 4図乃至第 2 9図で説明する。

第 2 4図に示された、本実施例による金属蓋付容器の 容器本体 1 4は、シートブランクを用いてィンジェクシ ョン成形によつて容器胴部 1 4 a , 底部 1 4 bを形成し てなり、更に熱可塑性樹脂よりなるフランジ部 1 5 , ピ ラー部 2 7 , 底縁部 2 9を有する。

シ一トブランクは、インジェクション成形品を形成す る樹脂と同一か又は熱により融着する熱可塑性樹脂コー 卜を含む構成のガスバリ ヤ性積層シートが用いられ、該 積層シー トは金型内にィンサー卜される。

容器本体 1 4の形成は、シートブランク 2 6を、底部 1 4 bが凸形状に形成されるよう、先端の突出した形状 を有する金型のコア 3 ◦に取付けることが重要である。 コア 3 0にバキューム 3 1 に引かれて取付けられたシ一 卜プランク 2 6は、そのままキヤビティ 1 7内にインサ - 卜されて樹脂 28がゲート 1 7 a より導入される。第 2 5図,第 2 6図にインジェクション成形の第 1例を示 す。 第 2 7図はインジェクション成形に用いるブランク 設置のためのコア 3 0の第 2例を示す断面図であって、 該コア 3 0を用いてィンジヱクション成形された底部 1 4 bの断面を第 28図に示す。

また第 2 9図( a ) ( b ) に示すように、容器本体 1 4は二重巻締めが可能となるようにフ ランジ幅 w5 は 1. 0〜 2. - 5翻,フランジ厚み t F -は -0.. - 2 5〜 -0. 9腿の範囲であることが好ま しい。インジェクショ ン成形に用いる樹脂と しては、ポリプロピレン,ポリエ チ レン,ポリスチレン、ポリカーボネ——卜,ナイ口ン, ポリエチレンテレフ夕 レート等が挙げられる力 <、一般的 に熱可塑性樹脂であればどのような樹脂であつてもよい。 上記のようにして得られた本発明の二重巻締め可能な ウラ ンジ部 1 5を有し、ガスバリヤ性のシ一卜ブランク を含むように形成されたブラスチッ ク製容器本体 1 4は、 底部 1 4 bのシートプ.ランク 2 6が凸形状に形成され、 該凸形状の底部 1 4 bは、二重巻締め時の容器内の減圧 により容器内部に引込まれ、 内部に向って突出する。

即ち、第 2 9図( a ) に示すように内容物 4 5を充填

した容器本体 14は、金属蓋 1 1の周縁部フランジ部 1 5に 4 0 cmHg下で二重巻締め後常圧下に戻すと、底部 14 bの形状が第 29図 ( a ) から第 2 9図( b ) に示 すように変形する。 このように変形することにより容器 本体 1 4全体の形状が変形する'のを防止することができ る α

6. 2 具体例

(具体例 6— 2— 1 ) ——

次に具体例によつて、 本実施例による金属蓋付容器に ついて説明する。

シートブランクと して、

ポリプロピレン- ( 0 Ρ Ρ ) リ-プロゼ-レン Ζ接着層

/ェチレン ニルアルコール共重合体/接着層 Ζポリ プ ロビレン ,

により構成されだ厚さ- Ο 4mmの積層シー トを用い、第 2 5図,第 26図に示すような金型を使用し、 ポリプロ ビレン榭脂を用いてィ ンジヱクション成形を行った。得 られた容器本体 14は、 厚み 0. 5麵,幅 1. 8顏のフ ラ ンジ部 1 5を有し、底部 14 bが容器外部に向つて突 出した凸形状に形成されたものであった。 水をへッ ドス ペース高さ 4 mmとなるように上部に空間を残して充填し、 金属蓋 1 1を 4 ◦ cmHg下で真空巻締めを行った。

巻締め後の容器本体 14は、 底部 14 bが凹んだ以外 は形状に変化がなく、 容器全体としての形状が確実に保 持された。本容器を 1 2 0。Cで 3 0分レトルト殺菌した 後も、変形等は認められなかった。

6 . 3 効 果

この第 6の実施例よれば、次のような効果が得られる, 容器本体 1 4の底部 1 4 bのシートブランク 2 6が容 器外部に向って突出する凸形状に形成されたものである ので、 金属蓋 1 1の周縁部 1 2をフランジ部 1 5に真空 巻締めを行う際に、 凸形状に形成された底部 1 4 bが減 圧によって容器本体 1 4内部に引込まれ、 容器本体 1 4 内部に向って凹形状となることによって容器本体 1 4の 形状が他の部分で変形するのを防止できる。

§ 7 . -金属蓋付容器の第 7の実施例

(容器本体がリ プを有する金属-蓋付容器)

7 , 丄 ¾ 構

本発明に係—る金属蓋付容器の第- 7の実施例の構造を第 3 〇図乃至 3 8図で説明する。

本実施例による金属蓋付容器の容器本体を第 3 0図に 示す。容器本体 1 4はフランジ部 1 5の下方に容器本体 1 4内側面に突出する リブ 5 0を有する。このようなリ ブ付き容器本体 1 4を熱成型法によつて製造する方法を 第 3 1図乃至第 3 4図を参照して説明する。

( 1 ) キヤビティ 1 7内部に熱可塑性樹脂シート 2 6をプラグ 1 9により押し込む (第 3 1図)。或る程 度まで押し込んだら圧空エアをふく。 この場合圧空のか わりに真空としてもよく、 又は圧空,真空の併用でもよ い。

(2 ) 圧空,真空によりキヤビティ 1 7の内壁面に シー ト 2 6が押圧される。このタイミングは成形が精度 よく行えるタイ ミングセ行う(第 3 2図)。

( 3 ) プラグ 1 9が落下すると同時にプラグ 1 9上 部に設けられている段部 a , bがシ一トに圧接するよう に進入する。

段部 aは、下記に規定するクリアランス cがキヤビテ ィ 1 7とプラグ 1 9の段部 aとの間に生じるように形成 されている。

キヤビ亍 1· -?に-設けられた段部 aによりシ—ト 26 が押圧され、 リブ 5 0が形成される。一方、キヤビティ 1 7に設けられた段部 bによってシー ト 26が押圧され、 リブ 5 1が形成ざれ-る—(第 3 3図)。

(4 ) 上^のようにして基本的成形を終了したらリ ブ 5 1の内側(矢印 5 2) で抜き、目的とする容器本体 14を得る (第 34図)。

上記 ( 1 ) 〜(4 ) の成形工程による容器製造におい て使用する熱可塑性樹脂シー ト 2 6の厚み t とクリアラ ンス c とを変化させた場合、形成されるリブ 5 0の伏態 を調べて第 3 5図に示した。第 3 5図のグラフにおいて c と tが曲線 o — oで表わされる関係にある場合、リブ の状態が良好であり、 この関係は次式で表すことができ る o

0. 1 ≤ t - c ≤ 0. 3 (mm)

即ち、 シートの厚みからクリアランスの幅を引いた値 が 0. 1 〜 0. 3 ramであることが望ましい。この場合、 リブ 5 0の高さ h i とリブ上部の容器側面の厚み h 2 は、 第 3 6図において ェ = h o にすると得られた容器本体 1 4は良好な剛性と成形性を示す。

シ一 ト厚み t とクリアランス cの関係においてシ一ト 厚み tが厚くてクリアランス cが小さい場合、即ち第 3 5図 X — Xの下方領域においては h i > > h 2 となつ て、 リブ高さ h ^ がフランジ側部厚み h 9 より各段に大 き くなると、容器剛性が劣り、多量の樹脂が,ナブ形成-に- · あたって押し出されると リブの形状がくずれてしまう。 —方、 シート厚み tが薄く、クリアランス cが大きい場 合、即ち第 3 5図 X — Xの上方領域においては、 h 2

> > h { となってフランジ側部厚み h Q が厚くなり、リ ブ高さ h 2 が低く、容器に充分な剛性'を付与することが できない。

本実施例においては、 リブ 5 ◦を容器本体 1 4の内側 面に設けることにより ヒ一トシールの際のフランジ幅を 狭くすることもできる。第 3 7図および第 3 8図に示す ように、同一のシートシ一ル幅 dを確保するのに、リブ 5 〇が容器外側面に設けられていると、 'ヒートシールの リテーナー 5 3にリブ 5 ◦が当接し、フランジ幅 dをリ ブ分 eだけ広くする必要が生じるが、 リブ 5 0を容器内 側面に設ければそのような不都合がない。 又、本実施例 の容器本体 1 4の製造においては、更にリブ 5 1を形成 することが好ま しく、プラグ 1 9に設けた段部 bによつ て容器本体 1 4のフランジ部 1 5を押圧することによつ てフラ ンジ面が安定で平滑となり、金属盞の周緣部との ヒー卜シールが確実になされる。

7 . 2 具体例

次に具体例によって本実施例による金属蓋付容器につ いて説明す.る。

(具体例 7 - 2 - 1 )

厚さ 1 . 2 ramの tポリスチレン)シートブンクを上 端部直径 6 O mm , 底面直径 5 5 mm , 深さ 6 0觀のカップ 状キヤ ビティを用いて成型を行った。

先ず、 クリアランス 2 c -—1 . 0 fflmにて上記のような 方法で成型した容器本体を 1 4 Aとする。容器本体 1 4 Aにおいて h i = 0 . 5 mm , h 2 = 0 . 4 mm, 即ちリブ 5 0の高さは◦ . 5删であつた。

比較のため、 従来法により成型して容器本体 1 4 Bを 得た。 リブ 5 0を有しない容器本体のフランジ部 1 5下 方における側面の厚み.は h 2 = 0 . 8であった。

容器本体 1 4 A , 1 4 Bを比較すると下表のようであ り、容器本体 1 4 Aは容器本体横方向から容器本体側面 に加えた力に対する剛性, シール安定性共に優れている

ことが判明した


7

この第 7の実施例によれば、次のような効果が得られ る

リブ 5 0を容器本体 1 4のフランジ部 1 5下方の内側 面に円周状に設 ること こ-^つで、 '成型—に使用する熱可 塑性樹脂シー ト 2 6の厚さを変えることなく、容器本体 1 4横方向から容器本体 1 4側面に加えられる力に対し て優れた剛性を有し容器本体 1 4の変形を防止すること ができる。

7 . 4 容器本体がリブを有する金属蓋付容器の他の実 施例

第 3 9図および第 4 0図に容器本体がリ ブを有する金 属蓋付容器の他の実施例を示す。

第 3 9図は容器本体 1 4の底面図の下半分を示す図で あり、第 4 0図は容器本体 1 4の底面部分を示す側面図 である。第 3 9図および第 4 0図に示すように、容器本 体 1 4の底部 1 4 bには多数の同心円状に形成された環

状溝 5 5からなるリブが設けられている。また容器本体 1 4の胴部 1 4 aの下部は 8等分され、各分割された部 分に凹凸部 5 6よりなるリブが、設けられている。

本実施例のブラスチツ ク製容器本体 1 4は、フランジ 部 1 5に金属蓋 1 1の周縁部 1 2を減圧下で巻締めする と、減圧により容器本体胴部 1 4 aに設けた凹凸部 5 6 の凹部分が更に内部に引込まれて減圧分を吸収するので、 容器本体 1 4全体としての変形が防止される。 また、容 器本体底部 1 4 bに環状溝 5 5を設けた場合は、容器本 体底部 1 4 bが巻締め時の減圧により容器本体 1 4内部 に向つて引込まれることによつて滅圧分を吸収するので 容器本体: T4の変形を〜防-止するとがでる- 0

§ 8 . ―金属蓋付容の第 ¾の実施例

(フランジ部の形状に特徵を有する金属蓋付容器) 8 . 1 フランジ部がプラスチック製円筒体の両端を外 方に広げて形成された金属蓋付容器の基本構造 第 4 1図および第 4 2図にブラスチック製の円筒体の 両端からフランジ部を形成した金属蓋付容器 1 ◦を示す。

第 4 1図に示すように、上端部と下端部の口径が等し い容器本体 1 4はブラスチックで形成され、容器本体 1 4の上端及び下端の.フランジ部 1 5には金属蓋 1 1の 周緣部 1 2がそれぞれ卷締められている。 このような容 器の製造法を工程順に説明する。

第 4 2図 ( a ) に示す円筒体 6 0は、パイプ状ダイス より樹脂を溶融押出し、 真空チャンバ一内で真円性を出 し、冷却後切断して円筒状とする。使用する樹脂は熱可 塑性のポ リエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン, ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる、又、内容 物の保存性を高めるため、 酸素バリヤ性のよい、 ナイ口 ン,塩化ビニリデン共重合体,エチレン♦ビニルアルコ ール共重合体などを共押出し法で積層すると保存性の向 上が著しい。 このような積層において、主体となる樹脂 とバリャ性樹脂は相互の接着が悪い場合が多く、 そのよ うな場合には、酸変性ポリオレフィン,エチレン酢酸ビ ニル共重合体などを接着層とすればよい。 容器に対する ガスバリヤ性の要求度合に応じて、 ナイロン,塩化ビニ リデン共重合体,エチレン · ビニルアルコル共重合体 を随時選択使用する。 溶融,押出されたパイプ状樹脂は、 —定長さに輪切りにして円筒体 6 0を得る。次いで、加 熱型により第 4 2図( b ) に示すように両端部を広げて フラ ンジ部 1 5を形成する。フランジ部 1 5の角度は水 平から 4 5 ° 位が好ましい。軟らかい樹脂の場合は、角 度は 4 5。より大きくてもよいが、硬い樹脂程水平に近 い方が望ま しい。これは巻締め時にフランジ部 1 5が割 れ易いためである。 容器本体 1 4の両端にフランジ部 1 5を形成後、先ず片側のフランジ部 1 5に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を巻締め、内容物を充填後に他側のフラン ジ部 1 5に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を巻締める。

(具体例 8— 1 - 1)

3種の材料を 5つの層として押出す 3種 5層のパイプ 押出機で

ポリプロビレン ( 350 ) /接着性樹脂(30 ^) Ζエチレン · ビニルアルコール共重合体( 50 ) /接 着性樹脂 ( 3 0 ) /ポリプロピレン(350 ^ ) の辻 様で内径 65翻 øで共押出し、輪切りにして長さ 83ram の円筒伏の容器本体 14とした。 次いで容器本体 14の 片側を加熱した円錐金型 (図示せず)で加圧してフラン ジ部 1 5を形成した。容器本体 14の他端も同様に加圧 してフランジ部 1 5を形成した。片側に缶詰用金属蓋 一 1 1 Γ呼称 2 1-の周緣部 1 2をセミ卜ロンシーマ―で 二重巻 Tめじた。 容器を反転して水を満杯となるように 充填し、 同様に金属蓋 1 1の周縁部 1 2を二重巻締めし —た。密封した容器を口 "" トマ一ト开レトルト釜(西独, ストック社製)にて熱水 1 20 °C, 30分間の殺菌を行 つたが、結果は良好であつた。

(具体例 8— 1— 2 )

ポリェチレンテレフタ レ一ト 700 の単層よりなる 円筒を容器本体 14として、他は(具体例 8— 1 - 2) と同様に加工処理してバターピーナッツを充填し、 脱酸 素剤 (商品名 "エージレス- ) を同封して密封した。容 器は透明であつて剛度もあり、 保存性も良好であった。 (具体例 8— 1 - 3 )

ポ リエチレンテレフタレート( 3 0 0 ^ ) ポリアリ レー卜( l O O ) ポリエチレンテレフタレ一ト ί 3 0 0 を用い、 (具体例 8— 1 一 3 ) と同様にし て容器本体 1 4を得、これを加工して片側に金属蓋 1 1 の周緣部 1を二重巻締めし、ゼリーを充填して他端も金 厲蓋 1 1の周縁部 1 2で巻締め密封した。レトルト釜で 8 5 °C, 1 5分間の殺菌処理を行つたが結果は良好であ つた。尚,ポリアリレートはュ二チカ株式会社製、商品 名 " Uポリマー" を使用した。

8 - 1 - 4 効 果

本実施例によれば、 パイプ押 *法に-よつ-て作成-された 円筒体 6 0を用いて、容易に容器本体 1 -4を製造するこ とができる。

8. 2 フラ ンジ部上に金属蓋のイージーオープン用ハ ーフカ ツト線を設けた金属蓋付容器の基本構造 第 4 3図にフランジ部上に金属蓋のイージーォ,プン 用ハーフカ ツト線を設けた金属蓋付容器 1 0を示す。金 属蓋付容器 1 0は、プラスチック製容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5に、金属蓋 1 1の周縁部 1 2を巻締めて形成 したものである。 金属蓋 1 1 には、容器本体 1 4の胴部 1 4 aの上端内径 64より外側 6 3にイージーオープン 用ハーフカ ツ卜線 6 1が設けられている。

また、フランジ部 1 5は容器本体 1 4の胴部 1 5 a上

端から外側に向う段部 1 5 aと、この段部 1 5 aから上 方へ伸びる巻締部 1 5 b とからなっている。

金属蓋 1 1はアルミ,ブリキ等よりなり、厚味は 0 , 2〜 0 , 3龍が好適である。金属蓋 1 1は必要に応 じ外側になる面と汚れ防止の トップコート、内側には腐 蝕防止と食品に直接接触するので変質防止のため、 ェポ キシ系樹脂, ビニル系樹脂等がコ一ティングされる。金 属蓋: 1 1に設けられたィ一ジ一オープン用ハーフカッ ト 線 6 1は、所諝フルオープン型が望ましい。

プラスチック製容器本体 1 4は、熱可塑性樹脂による 射出成形の他、 一旦シ—トを形成後真空成形のような熱 成形で成形しでもよい。 容器本体—!: ' 4- 材料は、単層の 樹脂でも、 また、バリヤ性,耐熱性などの要求度合に応 じてそれぞれの性質を持つ樹脂を適宜積層した多層の樹 脂材料であってもよい。 使用出来る—樹脂ど—じては、例え ばポリ プロピレン,ポリスチレン,ポリエチレンテレフ タレー ト,ポリ塩化ビニル等が挙げられる。

多層の樹脂材料としては、

ポリプロピレン/接着層/エチレン · ビニルアルコ一 ル共重合体 Z接着層 Zポリプロピレン;

ポリスチレン/接着層 Zエチレン♦ビニルアルコール 共重合体 Z接着層ノポリスチレン;

ポ リエチレンチレフタレート zポリアリレート Zポリ ェチレンテレフタ レ一卜

などが挙げられる。

上記単層の樹脂材料を使用する場合は Tダイ法で成膜 し熱成形するか、射出成形により公知の方法で成形を行 い、多層の樹脂材料を使用する場合は共射出成形又は共 押出 Τダイ成膜後熱成形する等の方法セ成形する。

成形された容器本体 1 4は内容物を充填し、セミオー トシ一マー等で卷締めする。巻締めは二重巻締めの他、 —重巻締めであってもよい。 ― 本実施例においては、 容器上端に巻締められた金属蓋 1 1のイージーオープン用ハーフカ ツ卜線 6 1が容器本 体 1 4の胴部 1 4 a上端の内径 6 4より外側 6 3に設け られている。従って、金属蓋 1 1 に設けられたタブ(図 示せず) を引いて開缶し、容器本体 1 4上端を覆ってい る金属蓋 1 1のイージーオープン用ハーフカ ツト線 6 1 の内側部分を取除いた場合、 容器本体 1 4に付着してる フラ ンジ部 1 5に巻締められた金属蓋 1 1 の切断端は、 容器本体 1 4の胴部 1 4 a上端の内側面より外側に位置 する。 このため、容器本体 1 4を反転してゼリーやプリ ン等の内容物を皿上に取出す際に内容物が切断端に触れ ることがなく 、簡単に取り出すことが出来る。また、開 缶後に該金属蓋 1 1 の切断端は容器本体 1 4に続いて設 けられたフラ ンジ部 1 5の段部 1 5 a上にあるので、指 等を傷つける恐れがない。

— —

§ 9 . 金属蓋付容器の製造方法

9 . 1 基本原理

本発明に係る金属蓋付容器の製造方法の第 1の実施例 を第 4 4図乃至第 5 0図に示す。 - まず容器本体 1 4の製造工程の概略を第 4 4図に示す。 工程 (A )

一般的な熱成形法により、 容器形成に必要な厚みを有 するプラスチッ クシート 7 1を加熱 7 2 し、金型 7 3を 用いて一般的な成形法により成形品 7 4を成形する。 成 形方法は、 圧空成形,真空成形又—はその併用の何れであ つてもよい。 得られた成形品 7 4を構成する 1個の容器 1 " 4 新 Mほ、一第 ¾ 6 Tに示す一よう—に容器本体 1 4 の胴部 1 4 a,底部 1 4 bは二重卷締め時に加えられる 圧力に充分耐える厚みと強度を有しているが、 フランジ 部 1 5は厚み t 6 が大き過—ぎて二重巻締めには適さない。 また、容器本体 1 4の内径は £ 6 、高さは hとなってい

容器本体 1 4を形成するプラスチックシ一ト 7 1は、 食品保存用容器を製造する場合は、 酸素ガス,水蒸気の 透過率が少なく なるように構成されたプラスチック積層 シー トを使用する。食品保存用容器(容積 1 0 O cc) と しては、 容器の酸素ガスバリャ性が 0 . 8 eeZ 1 0 0 cc • 2 4 hrs . atm ( 2 0 °C, 9 0 % RIO 以下であり、 Hつ 0バリヤ力〇 . 2 g / 1 0 0 cc · 24 hrs. a tin ( 4 〇。C, 9 0 %I?H) 以下であることが望ましい。

工程 ( B )

工程 (A) において成形された成形品 74を熱プレス してフランジ厚み t 6 を薄くすると同時に精度を向上さ せる。 即ち、成形された容器本体 1 4を第 4 7図( a ) に示すようにキヤビティ 7 9内に入れる。キヤビティ 7 9内は加熱されており、 さらに離型性を良くするため に、表面はテフロン加工等の処理がなされている。次い で上部より加熱されたプラグ 8◦が下降し、 フランジ部 1 5を押潰す (第 4 7図( b ) ) 。プラグ 80の駆動は 油圧でもエアー圧でも良い。 - - フランジ部 1 5が所定の厚さになつた時点で、ブラグ 80は上昇し、 プレスによるフラ ンジ潰しは終了する。 フラ ンジ部 1 5の厚み t 7 は 0. 2 5〜 0. 9 ramとする ことが好ま しい。熱プレス成形時の一般的なクリアラン スは、 フランジ部 1 5の厚み t 7 力く 0. 5 ram, フランジ 下部 8 1の厚みは 0. 8賴に設定される。

また、第 4 7図( a ) ( b ) に示すように、上記プレ ス時にフラ ンジ下の容器胴部 1 4 a又は底部 1 4 b等に 印刷されたラベル 8 2等をキヤビティ Ί 9内に挿入して フラ ンジ形成と共にラベル 8 2を融着することもできる c ラベル 8 2は、先に成形した容器本体 1 4 と同一の樹脂 又は熱により融着できる層をラベル 8 2内層に位置させ

て容器本体 1 4上に融着せしめる。

工程 ( C )

工程 ( B ) において第 4 8図に示すように、フランジ 部 1 5を所定の厚みに調整した成型品 7 4は、刃 8 3を 有するプラグ 8 4によ-つてフランジ幅 w„ が所定の幅と なるように抜かれる。 フランジ幅 w n は一般的に 1 . 〇 〜 2 . 5腦である。この抜きの工程は、上記工程(B ) と合わせて行なう こともできる。即ち、第 4 9図に示す ようにプラグのプレス面に刃 8 5をつけたプラグ 8 6を 使用すれば、工程(B ) , CC ) を同時に行なって目的 とする容器本体 1 4を製造することができる。

- このようにして.形成された容器.本体 1 の:フラン.ジ部 1 5に金属蓋 爵蓊 -部を巻締めて-金属蓋付—容器が形成さ れ

なお、成形品 7 "からフランジ部 1 5を切断する方法 として、第 5 0図に示すように同一外径を有するキヤビ ティ 7 とプラグ 8 0との間に成形品 7 4を挾んで熱プ レスしフラ ンジ部 1 5を所定の厚みとし、冷却後キヤビ ティ 7 9の外径に沿ってシュア刃 8 7を上方へ移動させ て切断してもよい。 この場合は、同一外径を有するキヤ ビティ 7 9 とプラグ 8.0との間に成形品 7 4を挾持する ので、フランジ部 1 5を精度良く切断することができる ; . 2 具体例

(具体例 9 一 2 - 1 )

ポ リプロピレンノ接着層ノエチレンビニルアルコール 共重合体/接着層 Zポ リプロピレンよりなり、各層の厚 さ力《、 64 0 ί« //4 0 ΰ /4 0 ^ /4 0 ^ / 64 0 ^ 全体の厚さが 14 0 0 である積層シー トを用い、第 4 6図において Λ = 6 5 mm, h = 3 0. 0画, t β = 1 3 0 0 ^の寸法を有する容器を加熱成形した。 成形 は、プラグアシスト圧空成形によって行なった。

次いで、 熱プレスを行なってフランジ厚み t 7 = 5 0 0 とすると同時に、印刷されたボリエチレンテレ フタレート /ポリプロピレン Zポリプロピレン(キャス ト)カ《 1 2 ^ // 1 0 0 ノ 6 0 の厚みをもって積層さ れたラベル 8 2を金型—内に揷入-して—容器胴部' 1 4- a-に融 着せしめた。

フランジ厚みを所定の寸法に調整した容器本体 1 4は、 フラ ンジ幅 w。 = 2. 0 ramとなるように抜いた。得られ た容器本体 1 4に水を充填し、金属蓋の周縁部をシーマ 一にて容器フラ ンジに二重巻締めした。これを 1 2 0 °C で 3 0分間レ トルト殺菌を行なつたが容器の形状,内容 物の保存状態に変化はなく 、良好な結果が得られた。

9. 4 効 果

この製造方法によれば、 次のような効果が得られる。 熱成形法により積層シー 卜から容器本体 1 4を成型し、 次いでプレス熱成型によってフラ ンジ部 1 5の厚みのみ を二重巻締めに適した厚さに調整する ものであるので、

— 一

大量生産に適すると共に、 フランジ部 1 5の厚みを任意 にしかも正確に設定することができる。

9 . 5 金属蓋付容器の製造方法の他の実施例

金属蓋付容器の製造方法の他の実施例を第 5 1図( a ) ( b ) ( c ) に示す。

本発明の方法を工程順に説明する。

第 5 1図( a ) に示したフランジ 1 5を有するプラス チッ ク製容器本体 1 4は、熱可塑性樹脂によってシーテ イング,熱成形,射出成形等公知の方法によって成形さ れたものを用いる。 ガスバリヤ性や耐熱性の向上のため には、 ガスバリヤ性の高い-ェチレン · ピニルアルコール 共重合体 V 塩化 ニ—リデン共重合体,—ナイロン等の樹脂 -及び耐熱性の良好なポリァリ レートのような樹脂を含む 多層より構成された積層シー トを使用する。このような 多層シー トとしては、例えばポリプロビレン 接着層 Z エチレン ♦ビニルアルコール共重合体 Z接着層/ポリブ ロ ビレン;ポリエチレンテレフタレ一卜/ポリアリレー ト Zポリエチレンテレフ夕レートが挙げられる。この場 合は、 積層又は多層共押出し法等によって得られたシー トを熱成形法によって容器本体 1 4とする。容器本体 1 4が単層のプラスチツ クである場合は、熱成形の他に 射出成形で成形してもよい (工程 ) 。次に第 5 1図

( b ) に示すように容器本体 1 4に内容物 9 0を充填し てフランジ 1 5に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を巻締める

(工程 Π ) 。巻締めはセミトロンシーマー, o型シーマ 一など缶詰の巻締め機を使用する。 巻締めは、一重卷締 め,二重巻締めの何れであってもよい。次いで第 5 1図

( c ) に示すように、巻締め後熱処理を行って本発明の 球状容器本体 1 4とする (工程 m)。

熱処理は、 温度の調整が重要である。熱処理は容器本 体 1 4を構成するプラスチックのガラス転移点以上であ つて、融点以下の温度で行う。例えば、ポリエチレンテ レフ夕レー卜の容器本体 1 4を用いたものは、 80 °C以 上で熱水等により処理するとポリエチレンテレフ夕 レー 卜のガラス転移点 (T^ = 8 1 'C ) 以上で軟化する。こ の段階では-、 ·容器本体 1 4の強度は或る程度は残つてお り、容器本体 14自体が破壌することはない。 容器本体 1 4はこの状態で、容器本体 14全体が最少表面積とな る力が作用し、 真球状に変形がなされる。融点以上に温 度が上昇すると容器本体 1 4は破壊されてしま う。

(具体例 9一 5— 1 )

1 , 0 0 0 / のポリエチレンテレフ夕レートフイノレム を Τダイ法で成膜し、 真空圧空成形によって内口径 6 6 ram, フランジ幅 1. 8翻,深さ 3 0蘭の容器を作り、水 を 1 0 ◦ cc (満杯)入.れてセミトロンシーマーで二重巻 締めした。 これを熱水式のレトルト殺菌釜(西独連邦共 和国,ストック社製)で 8 5で, ' 3 0分間熱処理し、冷 却後取出したところ第 5 1図( c ) に示すような略真球

状容器本体が得られた。

(具体例 9一 5— 2)

ポリエチレンテレフタレート(500 ) /ポリアリ レー ト( 1 00 f /ポリェチレンテレフタレート ( 500 ) よりなる積層シートを用い、加熱温度

1 1 5°C, 加熱時間 30分間とする以外は (具体例 9一 5— 1) と同様にして処理をしたところ,第 5 1図(c ) に示すような略真球状容器本体が得られた。

(具体例 9— 5— 3 )

ニ轴延伸ボリスチレン (500 ) 接着層 (30 it) /エチレン * ビニルアルコール共重合体 し 50 ) Z接 着層 (3 CT ^丁ブニ軸延伸ボリスチレン (500 )よ りなる積層シー トを用い、二重卷締後の加熱温度 80 °C, 加熟時間 30分間とする以外は (具体例 9— 5— 1 ) と 同様の方法にょり、 略半球状の容器本体が得られた。

9 - 5— 4 効 果

本実施例によれば、 従来製造が極めて困難であつた略 真球状の容器本体 14を非常に簡単な工程で製造するこ とができ、 このものは別工程で脚部を成形し、脚付の容 器本钵 14とすれば、 意匠効果に優れた容器とすること ができる。 又、略半球状の容器本体 14は、蓋をフルォ —プンェン ド化すれば内容物 90をそのま 、取出すこと が極めて容易で、 皿に盛った場合の外観もよい。

§ 1 0. 金属蓋付容器の製造装置

(容器本体成形用金型)

1 0. 1 基本原理

本発明に係る金属蓋付容器の製造装置の実施例を、 第 1 9図および第 52図乃至第 54図で説明する。

金属蓋を巻締めて密封されるプラスチッ ク製の容器本 体 14を補助プラグ法による熱成形で製造する工程を第 1 図で説明する。

① まず、 加熱されたシート 38に対してキヤビティ 外周上端 4 1から上方に向って延びるキヤ ビティ上緣部

4 2を有するキヤ ビティ 1 7が上昇すると共にクランプ

2 1が下降する。

② クラ ンプ 2 1が下降してシート 38をキヤビティ 上緣部 4 2との間で挾持する。次いでプラグ 1 9が下降 してキヤビティ 1 7内に入り始める。

③ プラグ 1 9がシート 38をキヤビティ 1 7内に押 し下げ、 圧空真空 43でキヤビティ 1 7内にシート 38 を吸着させる。 この際、シート 38の厚さ t 3 に比較し て容器フラ ンジ部を形成する部分 1 5の厚さ t 4 が薄く なる。 上記のように二重巻締めが可能なフラ ンジを形 成するには、 シートの厚さ t 3 及び容器本体の側部、底 部に比蛟してフラ ンジ部 1 5の厚さ t i を薄くすること が重要である。 本実施例においてキヤビティ上縁部 42 の上方へ向って傾斜する角度 と、キヤビティ外周上端 4 1からクランプ 2 1の内周面まで距離 を、特定の範 囲で選択することによってフラ ンジ厚さ t 4 を二重巻締 めに適した厚さとすることができた。

金型の全体の構造を示す第 1の実施例を第 5 2図に示 す。本実施例においては、シー 'トを挾持する個別クラン プ 1 0 5がまずシリンダー 1 0 9によつて駆動され、シ ー トをキヤビティ上緣部 1 0 3との間に挾持した後にプ ラグ 1 0 6が下降する。ブラグ 1 0 6は金型 1 1 1 と一 体に構成ざれ、 1 1 0より圧空エアーが吹込まれ、 1 0 7より真空排気される。 1 0 2はキヤ ビティ 1 04の外 周上端である。

第 2の実施例を示す第 53図においてはクランプ

1 2 5は金型 1 3 : L 一部として構成ざれている。金型 1 3 1が閉じてシー トをクランプ 1 2 5とキヤビティ上 緣部 1 2 3どの間に挾持した後にプラグ 1 26がシリ ン ダー 1 2 9によって駆動され、シートをキヤビティ 1 24に押付ける。 次いで圧空エア一 1 3 0が吹込まれ、 1 2 7より真空排気される。第 1 , 第 2何れの実施例で あってもシー トを挾持後プラグが下降してシー 卜をキヤ ビティ 内に押込むものであればよい。

上記第 1の実施例の金型を使用し、 t 3 = l . 3 ramの ポリプロピレンシー トを用い、キヤビティ上緣部の傾き Θ . キヤビティ外周上端からクランプの内周面までの距 離 、フランジ厚さ t 4 の関係を調べ、その結果を第 5 4図に示した。 二重巻締めに適するフランジ厚さ t 4 は 一般に 0. 4 rara < t 4 く 0. 7 ramであり、第 5 4図のグ ラフにおいて t の好ましい範囲 Dに対応する J? の範囲 Lは 5删くく 2 0删、 は 5。 < < 4 0 ° であるこ とがわかる。尚、グラフ中の曲線 A〜 Gは下記の 0に設 定したキヤ ビティを用いて測定されたものである。


成形されたプラスチッ ク容器本体の形状は、深さ と 直径 Yとが Y Z—X ½ 2程度のものであり、通常二重巻締 めに耐える強度を有す-る容器-を形成するためにはシー 卜 の厚さ t 。は 〇〜 1 . 6麵程度が好ましく、このよ うな厚さのシートを使用し、上記 0 と ΰ の範囲の金型を 使用すれば、 二重巻締めに適したフランジ厚み t , が 0 , 4く dく 0. 7である容器を成型するこ とができる。

1 0. 2 具体例

第 5 2図に示した金型を使用し、 シート厚さ t 3

1 . 3删ポリプロピレンシートを用いてて S 2 0

5 = 1 0 ramで成形したところ、フランジ厚み t Λ =

0. 5 ramのプラスチック容器が得られた。該容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1 の周縁部 1 2を二重 巻締めした。 ミートソースを充填し、 1 2 5 °Cで 3 0分 間レ トルト殺菌を行ったところ容器の形状に変化がなく

保存性良好なプラスチック缶が得られた。

1 0 , 4 効 果

この製造装置によれば、 次のような効果が得られる。

① 本実施例による金型を使用して、 シートの厚さ t 3 = 1 . C!〜 1 . 6 ιηώのプラスチックシートを熱成形 すれば容器本体 1 4のフランジ部 1 5の厚さ t Λ

0 . 4 mmから 0 . 7 腿程度となり、金属蓋 1 1の周緣部 を二重巻締めして簡単に金属蓋付容器を製造することが できる。

② 本実施例による金型を使用すれば、 一つの金型を 使用するのみでフランジ部 1 5の厚さを薄くすることが でき V-プ-ラスチック製容器本体 4 4 .を安価:に大量に生産 することができ, ό

産業上の利用可能性

本発明に係-る金属蓋付容器-は、各種食品、-例えばジュ ース、清涼飲料、ジャム類、乾燥食品等を包装するため の食品包装容器として用いることができる。