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1. WO2020158669 - PLAQUE DE PROJECTION ET DISPOSITIF DE DOUCHE

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明 細 書

発明の名称 散水板およびシャワー装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007  

発明の効果

0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084  

産業上の利用可能性

0085  

符号の説明

0086  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8A   8B   8C   8D   9   10   11A   11B   11C   12  

明 細 書

発明の名称 : 散水板およびシャワー装置

技術分野

[0001]
 本発明は、散水板およびそれを備えるシャワー装置に関する。

背景技術

[0002]
 従来のシャワー装置には、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に開示されるシャワー装置は、散水板を備え、散水板は、平面視で矩形状の所定の幅及び長さを有した散水面と、散水面を貫通して形成された複数の散水孔とを有する。複数の散水孔における各散水孔の散水方向は、散水面の幅方向内側から外側に向かうにしたがい幅方向の外方に向けられている。このような構成により、散水面から外側に向かって広がるように流れるシャワー吐水が行われる。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2016-2243号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 昨今では、様々なシャワー吐水の形態を実現することが求められている。特許文献1に開示されるようなシャワー吐水の形態以外にも、通常のシャワー吐水の形態とは異なる形態を実現することに関して未だ改善の余地がある。
[0005]
 従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、通常のシャワー吐水の形態とは異なるシャワー吐水の形態を実現することができる散水板およびシャワー装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0006]
 上記目的を達成するために、本発明のシャワー装置は、散水板を備えるシャワー装置であって、前記散水板の散水面には、前記散水板を厚み方向に貫通する複数の散水孔が、互いに間隔を空けて円周状に配置されており、前記複数の散水孔のそれぞれにおける上流端の開口中心と下流端の開口中心とを結ぶ中心線が延びる方向は、前記散水面を平面視したときに、各散水孔における前記円周の法線方向に対する傾斜成分を含む。
[0007]
 また、本発明の散水板は、散水面に複数の貫通孔を形成した散水板であって、円周状に並んだ複数の貫通孔で構成される第1貫通孔群と、前記第1貫通孔群よりも内側に配置され、円周状に並んだ複数の貫通孔で構成される第2貫通孔群と、を形成し、前記第1貫通孔群および前記第2貫通孔群において、貫通孔を通過した水の吐出方向は、前記散水面を平面視したときに、前記貫通孔における前記円周の法線方向に対する傾斜成分を含む。

発明の効果

[0008]
 本発明の散水板およびシャワー装置によれば、通常のシャワー吐水の形態とは異なるシャワー吐水の形態を実現することができる。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] 実施形態1におけるシャワー装置の斜視図
[図2] 実施形態1における散水板を模式的に示す平面図
[図3] 図2の一部拡大図
[図4] 図2のA-A線に沿った散水孔の縦断面図
[図5] 実施形態1におけるシャワー装置によるシャワー吐水の形態を示す図
[図6] 比較例における散水板を模式的に示す平面図
[図7] 実施形態2におけるシャワー装置の斜視図
[図8A] 変形例における散水孔の模式的な縦断面図
[図8B] 別の変形例における散水孔の模式的な縦断面図
[図8C] 更なる別の変形例における散水孔の模式的な縦断面図
[図8D] 更なる別の変形例における散水孔の模式的な縦断面図
[図9] 実施形態3の散水板を備えるシャワー装置の平面図
[図10] 図9のI部の拡大図
[図11A] 図10の第1貫通孔のK-K矢視図
[図11B] 図10の第2貫通孔のL-L矢視図
[図11C] 図10の第3貫通孔のM-M矢視図
[図12] 実施形態3の散水板による吐水形態の例を示す図

発明を実施するための形態

[0010]
 以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
[0011]
 (実施形態1)
 図1は、実施形態1におけるシャワー装置2の概略斜視図である。
[0012]
 図1に示すシャワー装置2は、浴室において使用される浴室用のシャワー装置である。図1に示すシャワー装置2は特に、浴室の天井8に固定して取り付けられるオーバーヘッド型のシャワー装置である。図1に示すように、シャワー装置2は、散水板4を備える。
[0013]
 散水板4は、シャワー吐水用の板状の部材である。散水板4は散水面5を有する。散水面5は散水板4の一方側の表面であり、下方を向くように設置される。「散水面」は、「吐水面」、「流出面」などと称してもよい。
[0014]
 図1に示すように、散水面5には複数の散水孔10が形成されている。散水孔10は、散水板4を厚み方向に貫通する貫通孔であり、散水板4の表面(流出面)である散水面5から裏面(流入面)まで延びている。図1に示す複数の散水孔10は円周状に配置されている。
[0015]
 実施形態1のシャワー装置2では、散水孔10の構成について工夫を行っている。具体的には、図2~図5を用いて説明する。
[0016]
 図2は、散水板4の模式的な平面図である。図2では、複数の散水孔10を模式的に示し、散水孔10の個数も簡略化している。
[0017]
 図2に示すように散水面5を平面視したときに、複数の散水孔10は互いに間隔を空けて配置されており、仮想線である円周9に重なるように円周状に配置されている。円周9の中心11は散水面5の中心である。
[0018]
 散水孔10のそれぞれは、下流端の開口である下流開口12と、上流端の開口である上流開口14とを形成する。下流開口12は、散水面5にて開口しており、上流開口14は、散水面5に対向する散水板4の裏面にて開口している。散水孔10を通過する水は、上流開口14から下流開口12に向かって流れる(符号20参照)。実施形態1では、下流開口12および上流開口14は、略同じ半径の円形開口である。
[0019]
 図2に示すように散水面5を平面視したときに、それぞれの散水孔10における下流開口12と上流開口14はオフセットして配置されている。具体的には、図3、図4を用いて説明する。
[0020]
 図3は、図2の一部拡大図であり、1つの散水孔10を示す。図4は、図2におけるA-A線に沿った散水孔10の縦断面図である。
[0021]
 図3、図4に示すように、下流開口12の中心には開口中心16が位置し、上流開口14の中心には開口中心18が位置している。実施形態1では、下流開口12の開口中心16が円周9に重なるように設定されている。図3、図4に示すように、開口中心16と開口中心18が、散水板4の面方向Fに沿ってオフセットされることにより、下流開口12と上流開口14がオフセットして配置される。
[0022]
 図4に示すように、実施形態1における散水孔10は、板状の部材を両面からエッチングすることにより形成されている。散水孔10を形成する散水板4の内周面は、第1の湾曲部22と第2の湾曲部24とを有する。第1の湾曲部22は、散水板4を散水面5からエッチングすることにより形成される。第2の湾曲部24は、散水板4を裏面21からエッチングすることにより形成される。
[0023]
 ここで、開口中心16と開口中心18を結ぶ直線を中心線20とする。中心線20は、散水孔10における水の進行方向に概ね一致する。前述したように、開口中心16と開口中心18を散水板4の面方向Fにオフセットして設けているため、中心線20は散水板4の厚み方向T(図4)に対して傾斜するように延びる。
[0024]
 図3に戻ると、散水面5を平面視したときに中心線20が延びる方向は、円周9の法線方向Pに対する傾斜成分P1を有し、さらに、円周9の接線方向Qに対する傾斜成分Q1を有する。特に法線方向Pに対する傾斜成分P1を有することで、通常のシャワー吐水とは異なるシャワー吐水の形態を実現することができる。具体的には、図5を用いて説明する。
[0025]
 図5は、実施形態1のシャワー装置2によるシャワー吐水の形態の例を示す図である。図5に示すように、複数の散水孔10のそれぞれから周方向Rに旋回しながら下方に向かって流れるシャワーの膜が生じている。
[0026]
 実施形態1では特に、図3に示すように、円周9の法線方向Pに対する中心線20の傾斜成分P1を周方向R1に向かう方向とし、図2に示すように全ての散水孔10において同じ周方向R1に向かう傾斜成分としている。これにより、散水孔10から吐水される水が旋回する方向を周方向R1に統一することができ、図5に示すようならせん状の流れを生じさせることができ、見栄えの良いシャワー吐水を実現することができる。なお実施形態1では、中心線20の傾斜成分P1を周方向R1に統一する場合について説明したが、周方向R1とは逆方向の周方向R2に変更する等、適宜変更を加えてもよい。
[0027]
 中心線20が有する傾斜成分Q1に関しては、図3に示すように中心線20が上流側から下流側に延びる方向を、円周9の接線方向Qよりも円周9の中心11から遠ざかる方向を向くように設定している。また図2に示すように、全ての散水孔10において同様の傾斜方向となるように設定している。これにより、散水孔10から吐水される水が円周9の中心11から離れる方向に進むように方向を統一することができ、図5に示すような下方に進むにつれて外側に広がる流れを生じさせることができる。結果的に、散水孔10から外側に広がりつつ、周方向Rに旋回しながら下方に向かうらせん状の流れを生じさせることができ、見栄えの良いシャワー吐水を実現することができる。
[0028]
 図3に示す傾斜成分P1の角度は、例えば5度以上175度以下に設定してもよい。これにより、適度な傾斜角度の流れを生じさせることができる。
[0029]
 また、図4に示す中心線20と鉛直方向23とが成す角度αは、例えば5度以上45度以下に設定してもよい。これにより、適度な傾斜角度の流れを生じさせることができる。
[0030]
 また、図2に示す複数の散水孔10のうち隣り合う2つの散水孔10における中心線20同士が成す角度βは、例えば0.15度以上175度以下に設定してもよい。このようにして、散水孔10同士の間隔を適切に設けることができる。同時に、散水孔10から吐水される水が直後に合流することを防止することができ、図5に示すようなシャワーの膜を形成することができ、見栄えの良いシャワー吐水を実現することができる。
[0031]
 次に、比較例の構成を図6に示す。図6は、比較例における散水板100を模式的に示す平面図である。
[0032]
 図6に示すように、散水板100の散水面102には複数の散水孔104が形成されている。複数の散水孔104は円周状に配置されており、散水面102の中心105を基準とする円周107上に配置されている。
[0033]
 散水孔104のそれぞれは、下流開口106と上流開口108とを形成している。下流開口106の開口中心109と上流開口108の開口中心111とを結ぶ直線を中心線110とする。図6に示すように、散水面102を平面視したときに散水孔104の中心線110は、当該散水孔104における円周107の法線方向に一致している。すなわち、平面視における中心線110が延びる方向は、円周107の法線方向に対する傾斜成分を有しない。このような構成によれば、複数の散水孔104から吐水される水は中心105から離れるように外側に広がりながらも、周方向Sに旋回することなく下方に進む。
[0034]
 これに対して実施形態1のシャワー装置2によれば、中心線20が円周9の法線方向Pに対する傾斜成分P1を有することで、周方向Rへの旋回成分を生じさせることができ、通常のシャワー吐水の形態とは異なるシャワー吐水の形態を実現することができる。
[0035]
 上述したように、実施形態1のシャワー装置2は、散水板4を備えるシャワー装置であって、散水板4の散水面5には、散水板4を厚み方向Tに貫通する複数の散水孔10が互いに間隔を空けて円周状に配置されている。このような構成において、複数の散水孔10のそれぞれにおける上流端の開口中心18と下流端の開口中心16とを結ぶ中心線20が延びる方向は、散水面5を平面視したときに、各散水孔10における円周9の法線方向Pに対する傾斜成分P1を含む。このような構成によれば、通常のシャワー吐水の形態とは異なるシャワー吐水の形態を実現することができる。
[0036]
(実施形態2)
 本発明に係る実施形態2のシャワー装置について説明する。実施形態2では、主に実施形態1と異なる点について説明し、実施形態1と重複する記載は省略する。
[0037]
 実施形態1では、複数の散水孔10を1つの円周状に配置していたが、実施形態2では、複数の散水孔10に加えて別の円周状に配置した更に別の複数の散水孔を形成するという点が異なる。
[0038]
 図7は、実施形態2のシャワー装置70の斜視図である。図7に示すシャワー装置70は散水板72を備え、散水板72の散水面74には、複数の散水孔10のグループに加えて別の散水孔76のグループが形成されている。複数の散水孔76は、散水面74を平面視して第1の散水孔10と同心状、かつ、互いに間隔を空けて円周状に配置されている。複数の散水孔10は第1の散水孔であり、複数の散水孔76は第2の散水孔である。実施形態2では、第1の散水孔10の内側に第2の散水孔76が配置される。このような構成によれば、散水孔10、76から吐水することで、二重のシャワーの膜を形成することができ、通常とは異なるシャワー吐水の形態を実現することができる。
[0039]
 図7に示すシャワー装置70では、実施形態1で説明した第1の散水孔10の傾斜角度の設定と同様の傾斜角度の設定が第2の散水孔76についても行われている。具体的には、散水面74を平面視したときに、第2の散水孔76のそれぞれにおける上流端の開口中心と下流端の開口中心とを結ぶ中心線が延びる方向が、第2の散水孔76のそれぞれにおける円周の法線方向に対する傾斜成分を含むように設計している。このような構成によれば、複数の散水孔10だけでなく複数の散水孔76からもらせん状の流れを生じさせることができ、更なる別のシャワー形態を実現することができる。
[0040]
 なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、実施形態1では、散水孔10をエッチングにより形成し、図4に示すような湾曲部22、24を有する散水孔10を設ける場合について説明したが、このような場合に限らない。エッチング以外の任意の方法により散水孔を形成してもよく、例えば図8A~図8Dに示すような形状の散水孔を形成してもよい。
[0041]
 図8Aに示す散水板30では、散水孔32を形成する散水板30の内周面は、直線状に傾斜した直線部34を有する。散水孔32の下流開口32Aの開口中心と上流開口32Bの開口中心を結ぶ直線である中心線36は、鉛直方向に対して傾斜する方向に延びている。このような形状を有する散水孔32は、例えば5軸マシニングによる加工、レーザ加工などにより形成することができる。
[0042]
 図8Bに示す散水板40は、2枚の板部材42、44を重ね合わせて構成されている。板部材42は開口46を形成し、板部材44は開口48を形成している。開口46と開口48により、1つの散水孔45を形成している。開口46、48は、散水板40の面方向Gにオフセットして配置されている。開口46の上流端の開口中心と開口48の下流端の開口中心を結ぶ直線である中心線49は、鉛直方向に対して傾斜する方向に延びている。このような形状を有する散水孔45は、例えば板部材42、44のプレス接合などにより形成することができる。
[0043]
 図8Cに示す散水板50では、散水孔52を形成する散水板50の内周面は、第1の直線部54と、第2の直線部56とを有する。第1の直線部54は散水板50の厚み方向Xに延びており、第2の直線部56は散水板50の厚み方向Xに対して傾斜する方向に延びている。散水孔52の下流開口52Aの開口中心と上流開口52Bの開口中心を結ぶ直線である中心線58は、鉛直方向に対して傾斜する方向に延びている。このような形状を有する散水孔52は、例えばポンチを用いたプレス加工などにより形成することができる。
[0044]
 図8Dに示す散水板60では、散水孔62を形成する散水板60の内周面は、非対称な断面形状の直線部64、66を有する。直線部64は散水板60の厚み方向であるY方向に沿って延びており、直線部66はY方向に対して傾斜する方向に延びている。散水孔62における下流開口62Aの開口中心と上流開口62Bの開口中心を結ぶ直線である中心線68は、鉛直方向に対して傾斜する方向に延びている。このような形状を有する散水孔62は、例えば樹脂成形などにより形成することができる。
[0045]
 図8A~図8Dに示す散水孔32、45、52、62においても、中心線36、49、58、68に関して、図3に示したような円周9の法線方向Pに対する傾斜成分P1を有するように設計することで、図5に示す水の流れと同様の流れを生じさせることができる。
[0046]
 また実施形態1では、図3に示すように各散水孔10の中心線20が上流側から下流側に延びる方向が、各散水孔10における円周9の接線方向Qよりも円周9の中心11から遠ざかる方向を向く場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、散水面5を平面視したときに、各散水孔10の中心線20が上流側から下流側に延びる方向が、各散水孔10における円周9の接線方向Qよりも円周9の中心11に近づく方向を向くようにしてもよい。この場合、複数の散水孔10から内側に向かって窄まるようなシャワーの膜を形成することができる。あるいは、散水面5を平面視したときに、各散水孔10の中心線20が延びる方向が、各散水孔10における円周9の接線方向Qに一致するようにしてもよい。この場合、円周9の接線方向Qを基準に散水孔10の傾斜角度を設定することができ、設計が容易になる。
[0047]
 また、実施形態1では、図3に示す傾斜成分P1の角度、傾斜成分Q1の角度、図4に示す角度αのいずれも、全ての散水孔10において同じ値である場合について説明したが、このような場合に限らない。それぞれの角度を各散水孔10において異なる値に設定してもよい。
[0048]
 また実施形態2では、複数の散水孔10および複数の散水孔76という2つの散水孔グループを設ける場合について説明したが、このような場合に限らず、更なる別の散水孔のグループを設けてもよい。すなわち、3重以上のシャワーの膜を形成してもよい。3重のシャワーの膜を形成する構成の例については、以下の実施形態3で説明する。
[0049]
 また実施形態1、2では、シャワー装置2が浴室の天井8に固定されたオーバーヘッド型のシャワー装置である場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、ユーザが手に持って使用するハンディ型のシャワー装置など、任意のシャワー装置であってもよい。
[0050]
 上記変形例は、以下の実施形態3にも同様に適用してもよい。
[0051]
(実施形態3)
 本発明に係る実施形態3の散水板およびそれを備えるシャワー装置について説明する。実施形態3では、主に実施形態1、2と異なる点について説明し、実施形態1、2と重複する記載は省略する。
[0052]
 実施形態1では、散水孔10のグループを円周状に配置し、実施形態2では、散水孔10のグループと散水孔76のグループのそれぞれを円周状に配置していたが、実施形態3では、3つの散水孔のグループをそれぞれ円周状に配置している点が異なる。
[0053]
 図9は、実施形態3のシャワー装置80の平面図である。図9に示すシャワー装置80は散水板84を備え、散水板84の散水面85には、3つのグループの貫通孔群81、82、83が形成されている。「貫通孔」は「散水孔」と称してもよい。図9に示すシャワー装置80は、例えば洗面所やキッチンなどで使用される水栓としてのシャワー装置である。なお、図9とは反対側の面から散水板84を見たときに、図9と同じパターンおよび位置の貫通孔群が形成されている構成であってもよい。
[0054]
 第1貫通孔群81は、最も外側の円周状に配置された複数の貫通孔で構成され、第2貫通孔群82は、中央の円周状に配置された複数の貫通孔で構成され、第3貫通孔群83は、最も内側の円周状に配置された複数の貫通孔で構成される。第2貫通孔群82は第1貫通孔群81の内側に配置され、第3貫通孔群83は第2貫通孔群82の内側に配置される。
[0055]
 実施形態3では、第1貫通孔群81、第2貫通孔群82および第3貫通孔群83のそれぞれを構成する貫通孔の数は同数である。また図9に示すように、第1貫通孔群81、第2貫通孔群82および第3貫通孔群83の各貫通孔は、散水面85の径方向Hに沿って一列に並ぶように配置されている。
[0056]
 図9のI部の拡大図を図10に示す。
[0057]
 図10に示すように、第1貫通孔群81を構成する第1貫通孔(第1の散水孔)81Jは、円周92上に配置されるとともに、下流端の開口である下流開口86Aと、上流端の開口である上流開口86Bとを形成する。下流開口86Aは、散水面85にて開口しており、上流開口86Bは、散水面85に対向する散水板84の裏面95(図11A~図11C)にて開口している。第1貫通孔81Jを通過する水は、上流開口86Bから下流開口86Aに向かって吐出方向87に流れる。吐出方向87は、上流開口86Bの開口中心と下流開口86Aの開口中心とを結んだ中心線に略一致する。
[0058]
 同様に、第2貫通孔群82を構成する第2貫通孔(第2の散水孔)82Jは、円周93上に配置されるとともに、下流端の開口である下流開口88Aと、上流端の開口である上流開口88Bとを形成する。第2貫通孔82Jを通過する水は、上流開口88Bから下流開口88Aに向かって吐出方向89に流れる。吐出方向89は、上流開口88Bの開口中心と下流開口88Aの開口中心とを結んだ中心線に略一致する。同様に、第3貫通孔群83を構成する第3貫通孔(第3の散水孔)83Jは、円周94上に配置されるとともに、下流端の開口である下流開口90Aと、上流端の開口である上流開口90Bとを形成する。第3貫通孔83Jを通過する水は、上流開口90Bから下流開口90Aに向かって吐出方向91に流れる。吐出方向91は、上流開口90Bの開口中心と下流開口90Aの開口中心とを結んだ中心線に略一致する。
[0059]
 実施形態1、2と同様に、第1貫通孔81J、第2貫通孔82Jおよび第3貫通孔83Jの吐出方向87、89、91はいずれも、各円周92、93、94の法線方向U1、U2、U3に対して傾斜成分α1、α2、α3を含む。これにより、第1貫通孔群81、第2貫通孔群82、第3貫通孔群83のそれぞれから「らせん状」に水が吐水され、三重らせん状の吐水形態を実現することができる。
[0060]
 実施形態3では特に、第1貫通孔81J、第2貫通孔82Jおよび第3貫通孔83Jの吐出方向87、89、91はいずれも、各円周92、93、94の接線方向に対して中心側を向いている。すなわち、第1貫通孔81J、第2貫通孔82Jおよび第3貫通孔83Jのそれぞれから吐水される水は、散水板85の中心に向かって吐出される。
[0061]
 さらに実施形態3では、法線方向U1、U2、U3に対する傾斜成分α1、α2、α3に関して、α1>α2>α3の関係となるように、各貫通孔81J、82J、83Jの形状が設定されている。すなわち、法線方向U1に対する吐出方向87の傾斜成分α1は、法線方向U2に対する吐出方向89の傾斜成分α2よりも大きく、法線方向U2に対する吐出方向89の傾斜成分α2は、法線方向U3に対する吐出方向91の傾斜成分α3よりも大きい。
[0062]
 このような傾斜成分α1、α2、α3の設定によれば、貫通孔81J、82J、83Jのうち、外側に位置する貫通孔ほど、円周沿いの回転方向に進む成分を大きく持ちながら、下方に向かって、散水板84の中心側に水が落下する。第1貫通孔群81、第2貫通孔群82、第3貫通孔群83のそれぞれから吐水された水は一旦中心側にて収束した後、中心から離れる方向へ発散する。このような三重らせん状の吐水形態を実現することができる。
[0063]
 次に、第1貫通孔81J、第2貫通孔82Jおよび第3貫通孔83Jの縦断面図を図11A、図11B、図11Cに示す。図11Aは、図10の第1貫通孔81JのK-K矢視図であり、図11Bは、第2貫通孔82JのL-L矢視図であり、図11Cは、第3貫通孔83JのM-M矢視図である。
[0064]
 図11Aに示すように、第1貫通孔81Jの水の吐出方向87は、散水板84の厚み方向Tに対する傾斜成分β1を有する。同様に、図11Bに示すように、第2貫通孔82Jの水の吐出方向89は、厚み方向Tに対する傾斜成分β2を有し、図11Cに示すように、第3貫通孔83Jの水の吐出方向91は、厚み方向Tに対する傾斜成分β3を有する。傾斜成分β1、β2、β3はいずれも、図10に示したように、散水面85の中心側に向かう成分である。
[0065]
 実施形態3では特に、厚み方向Tに対する傾斜成分β1、β2、β3に関して、β1>β2>β3の関係となるように、各貫通孔81J、82J、83Jの形状が設定されている。すなわち、吐出方向87の傾斜成分β1は、吐出方向89の傾斜成分β2よりも大きく、吐出方向89の傾斜成分β2は、吐出方向91の傾斜成分β3よりも大きい。
[0066]
 このような傾斜成分β1、β2、β3の設定によれば、貫通孔81J、82J、83Jのうち、外側に位置する貫通孔ほど、散水面85に平行な方向に進む成分を大きく持ちながら、下方に向かって、散水板84の中心側に水が落下する。第1貫通孔群81、第2貫通孔群82、第3貫通孔群83のそれぞれから吐水された水はらせん状の流れを形成するところ、外側に位置する貫通孔ほど回転成分が強い状態で吐水され、散水板84の中心側に向かって流れ、中心側で収束した後、外側に広がるように発散する。このような三重らせん状の吐水形態を実現することができる。
[0067]
 上述した貫通孔81J、82J、83Jの構成によれば、図12に示すような三重らせん状の流れを作りだすことができる。図12に示すように、貫通孔群81、82、83のうち、外側に位置する貫通孔群ほど、散水面85に平行な方向である横向きに向かう成分が強くなる。第1貫通孔群81から吐出される水は、第2貫通孔群82から吐出される水よりも横向きに向かう成分が強く、第2貫通孔群82から吐出される水は、第3貫通孔群83から吐出される水よりも横向きに向かう成分が強い。貫通孔群81、82、83から吐水される水はいずれも中心側に向かって落下するため、収束領域96にて一旦収束した後、発散領域98からは中心から離れる方向に発散する。発散領域98で水が発散する際に、貫通孔群81、82、83のうち、外側に位置する貫通孔群ほど中心から離れる方向に発散する。
[0068]
 このような吐水形態によれば、単なる審美性だけでなく、収束領域96のように大きな接触面積で水が当たる部分と、発散領域98のように小さな接触面積で水が当たる部分を、使用目的に応じて使い分けることが可能となる。例えば、手の指先や細かい汚れ等を洗うときは収束領域96に対象物を置けば、水が集中している箇所で無駄なく洗うことができる。一方で、発散領域98に対象物を置けば、掌や腕などの広い領域を速やかに洗い流すことができる。また、シャワー装置80が広いシンクに設置される場合は、発散領域98を利用することで広いシンクを効率的に流すことができる。
[0069]
 また、実施形態3のシャワー吐水形態で丸いバケツの中に吐水すると、バケツの中に渦を巻く流れを生じさせることができ、バケツの中でハンカチなどを効率的に洗うことができる。また、洗剤を添加する場合には洗剤の混ざりも良くすることができる。
[0070]
 また実施形態3のシャワー吐水形態によれば、三重のらせん状流れであるため、その周囲に風を生じさせることができる。例えば浴室のシャワー装置として利用する場合には、利用者が風を体感することができる。
[0071]
 一般的なストレート吐水とシャワー吐水が切替可能な水栓は、シャワー吐水のときに散水板の中心に対応する真ん中の空間には水が流れない。これに対して、図12に示す実施形態3の吐水形態によれば、真ん中の空間にも水を流すことができ、通常とは異なる吐水形態を実現することができる。
[0072]
 上述したように、実施形態3の散水板84は、散水面85に複数の貫通孔群81、82、83を形成した散水板である。散水板84は、円周92上に並んだ複数の貫通孔81Jで構成される第1貫通孔群81と、第1貫通孔群81よりも内側に配置され、円周93上に並んだ複数の貫通孔82Jで構成される第2貫通孔群82とを形成する。第1貫通孔群81および第2貫通孔群82において、貫通孔81J、82Jを通過した水の吐出方向87、89は、散水面85を平面視したときに、貫通孔81J、82Jにおける円周92、93の法線方向U1、U2に対する傾斜成分α1、α2を含む。
[0073]
 このような構成によれば、二重又はそれ以上のらせん状のシャワー膜を形成することができ、実施形態2の散水板72およびシャワー装置70と同様の効果を奏することができる。
[0074]
 また、実施形態3の散水板84によれば、第1貫通孔群81および第2貫通孔群82において、水の吐出方向87、89は、散水面85を平面視したときに、円周92、93の接線方向よりも円周92、93の中心側に傾斜している。また、法線方向U1、U2に対する傾斜成分α1、α2は、第1貫通孔群81の傾斜成分α1の方が第2貫通孔群82の傾斜成分α2よりも大きい。
[0075]
 このような構成によれば、外側に位置する第1貫通孔81Jの方が、内側に位置する第2貫通孔82Jよりも、円周92、93に沿った周方向の回転成分を大きく持った状態で、散水板84の中心側に向かって水が吐出され、その後、中心から離れる方向に発散する。このような二重又はそれ以上のらせん流れのシャワー膜を形成することができ、通常とは異なる吐水形態を実現することができる。
[0076]
 また、実施形態3の散水板84によれば、第1貫通孔群81および第2貫通孔群82において、吐出方向87、89が散水板84の厚み方向Tに対して傾斜する傾斜成分β1、β2は、第1貫通孔群81の傾斜成分β1の方が第2貫通孔群82の傾斜成分β2よりも大きい。
[0077]
 このような構成によれば、外側に位置する第1貫通孔81Jの方が内側に位置する第2貫通孔82Jよりも、散水面85に平行な方向の回転成分を大きく持った状態で、散水板84の中心側に向かって水が吐出され、その後、中心から離れる方向に発散する。このような二重又はそれ以上のらせん流れのシャワー膜を形成することができ、通常とは異なる吐水形態を実現することができる。
[0078]
 上述したように、実施形態3のシャワー装置80によれば、第1の散水孔としての第1貫通孔81Jは、第2の散水孔としての第2貫通孔82Jの外側に位置する。また、散水面85を平面視したときに、第1貫通孔81Jおよび第2貫通孔82Jにおける中心線としての吐出方向87、89が上流側から下流側に延びる方向は、各貫通孔81J、82Jにおける円周92、93の接線方向よりも円周92、93の中心に近づく方向を向く。また、第1貫通孔81Jの吐出方向87が有する法線方向U1に対する傾斜成分α1は、第2貫通孔82Jの吐出方向89が有する法線方向U2に対する傾斜成分α2よりも大きい。
[0079]
 このような構成によれば、外側に位置する第1貫通孔81Jの方が内側に位置する第2貫通孔82Jよりも、円周92、93に沿った周方向の回転成分を大きく持った状態で、散水板84の中心側に向かって水が吐出され、その後、中心から離れる方向に発散する。このような二重又はそれ以上のらせん流れのシャワー膜を形成することができ、通常とは異なる吐水形態を実現することができる。
[0080]
 また、実施形態3のシャワー装置80によれば、第1貫通孔81Jの吐出方向87と散水板84の厚み方向Tとが成す傾斜成分β1は、第2貫通孔82Jの吐出方向89と散水板84の厚み方向Tとが成す傾斜成分β2よりも大きい。
[0081]
 このような構成によれば、外側に位置する第1貫通孔81Jの方が内側に位置する第2貫通孔82Jよりも、散水面85に平行な方向の回転成分を大きく持った状態で、散水板84の中心側に向かって水が吐出され、その後、中心から離れる方向に発散する。このような二重又はそれ以上のらせん流れのシャワー膜を形成することができ、通常とは異なる吐水形態を実現することができる。
[0082]
 なお実施形態3では、貫通孔群81、82、83という3つの貫通孔群のグループを設ける場合について説明したが、このような場合に限らず、貫通孔群のグループの数は2つまたは4つ以上であってもよい。
[0083]
 なお、上記様々な形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
[0084]
 本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、実施形態における要素の組み合わせや順序の変化は、本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。

産業上の利用可能性

[0085]
 本発明は、浴室のオーバーヘッド型シャワー装置、およびキッチンや洗面所に使用される水栓としてのシャワー装置、並びにそれらが備える散水板等に有用である。

符号の説明

[0086]
 2 シャワー装置
 4 散水板
 5 散水面
 8 天井
 9 円周
10 散水孔
11 中心
12 下流開口
14 上流開口
16 開口中心
18 開口中心
20 中心線
21 裏面
22 第1の湾曲部
23 鉛直方向
24 第2の湾曲部
30 散水板
32 散水孔
32A 下流開口
32B 上流開口
34 直線部
36 中心線
40 散水板
42、44 板部材
46、48 開口
49 中心線
50 散水板
52 散水孔
52A 下流開口
52B 上流開口
54 第1の直線部
56 第2の直線部
58 中心線
60 散水板
62 散水孔
62A 下流開口
62B 上流開口
64、66 直線部
68 中心線
70 シャワー装置
72 散水板
74 散水面
76 散水孔
80 シャワー装置
81 第1貫通孔群
81J 第1貫通孔(第1の散水孔)
82 第2貫通孔群
82J 第2貫通孔(第2の散水孔)
83 第3貫通孔群
83J 第3貫通孔(第3の散水孔)
84 散水板
85 散水面
86A 下流開口
86B 上流開口
87 吐出方向(中心線)
88A 下流開口
88B 上流開口
89 吐出方向(中心線)
90A 下流開口
90B 上流開口
91 吐出方向(中心線)
92、93、94 円周
96 収束領域
98 発散領域
100 散水板
102 散水面
104 散水孔
105 中心
106 下流開口
107 円周
108 上流開口
109 開口中心
110 中心線
111 開口中心
 F、G 面方向
 T、X 厚み方向
 P 法線方向
 P1 法線方向に対する傾斜成分
 Q 接線方向
 Q1 接線方向に対する傾斜成分
 R 周方向
 R1 一方側の周方向
 R2 他方側の周方向
 U1、U2、U3 法線方向
 α1、α2、α3 法線方向に対する傾斜成分
 β1、β2、β3 厚み方向に対する傾斜成分

請求の範囲

[請求項1]
 散水板を備えるシャワー装置であって、
 前記散水板の散水面には、前記散水板を厚み方向に貫通する複数の散水孔が、互いに間隔を空けて円周状に配置されており、
 前記複数の散水孔のそれぞれにおける上流端の開口中心と下流端の開口中心とを結ぶ中心線が延びる方向は、前記散水面を平面視したときに、各散水孔における前記円周の法線方向に対する傾斜成分を含む、シャワー装置。
[請求項2]
 各散水孔の前記中心線が有する前記傾斜成分は、各散水孔における前記円周の前記法線方向に対して同じ周方向に向かう成分である、請求項1に記載のシャワー装置。
[請求項3]
 前記散水面を平面視したときに、各散水孔の前記中心線が延びる方向は、各散水孔における前記円周の接線方向に一致する、請求項1又は2に記載のシャワー装置。
[請求項4]
 前記散水面を平面視したときに、各散水孔の前記中心線が上流側から下流側に延びる方向は、各散水孔における前記円周の接線方向よりも前記円周の中心から遠ざかる方向を向く、請求項1又は2に記載のシャワー装置。
[請求項5]
 前記散水面を平面視したときに、各散水孔の前記中心線が上流側から下流側に延びる方向は、各散水孔における前記円周の接線方向よりも前記円周の中心に近づく方向を向く、請求項1又は2に記載のシャワー装置。
[請求項6]
 前記散水面を平面視したときに、各散水孔における前記中心線と前記円周の前記法線方向とが成す角度は5度以上175度以下である、請求項1から5のいずれか1つに記載のシャワー装置。
[請求項7]
 各散水孔の前記中心線と前記散水板の前記厚み方向とが成す角度は5度以上45度以下である、請求項1から6のいずれか1つに記載のシャワー装置。
[請求項8]
 前記散水面を平面視したときに、前記複数の散水孔のうち隣り合う2つの散水孔における前記中心線同士が成す角度は0.15度以上175度以下である、請求項1から7のいずれか1つに記載のシャワー装置。
[請求項9]
 前記複数の散水孔は、複数の第1の散水孔であり、
 前記散水面を平面視して前記第1の散水孔と同心状、かつ、円周状に互いに間隔を空けて配置された複数の第2の散水孔を前記散水板にさらに設けた、請求項1から8のいずれか1つに記載のシャワー装置。
[請求項10]
 前記散水面を平面視したときに、前記第2の散水孔のそれぞれにおける上流端の開口中心と下流端の開口中心とを結ぶ中心線が延びる方向は、前記第2の散水孔のそれぞれにおける前記円周の法線方向に対する傾斜成分を含む、請求項9に記載のシャワー装置。
[請求項11]
 前記第1の散水孔は前記第2の散水孔の外側に位置し、
 前記散水面を平面視したときに、前記第1の散水孔および前記第2の散水孔における前記中心線が上流側から下流側に延びる方向は、各散水孔における前記円周の接線方向よりも前記円周の中心に近づく方向を向いており、
 前記第1の散水孔の前記中心線が有する前記法線方向に対する前記傾斜成分は、前記第2の散水孔の前記中心線が有する前記法線方向に対する前記傾斜成分よりも大きい、請求項10に記載のシャワー装置。
[請求項12]
 前記第1の散水孔の前記中心線と前記散水板の前記厚み方向とが成す角度は、前記第2の散水孔の前記中心線と前記散水板の前記厚み方向とが成す角度よりも大きい、請求項11に記載のシャワー装置。
[請求項13]
 散水面に複数の貫通孔群を形成した散水板であって、
 円周状に並んだ複数の貫通孔で構成される第1貫通孔群と、
 前記第1貫通孔群よりも内側に配置され、円周状に並んだ複数の貫通孔で構成される第2貫通孔群と、を形成し、
 前記第1貫通孔群および前記第2貫通孔群において、貫通孔を通過した水の吐出方向は、前記散水面を平面視したときに、前記貫通孔における前記円周の法線方向に対する傾斜成分を含む、散水板。
[請求項14]
 前記第1貫通孔群および前記第2貫通孔群において、前記吐出方向は、前記散水面を平面視したときに、前記円周の接線方向よりも前記円周の中心側に傾斜しており、前記法線方向に対する傾斜成分は、前記第1貫通孔群の方が前記第2貫通孔群よりも大きい、請求項13に記載の散水板。
[請求項15]
 前記第1貫通孔群および前記第2貫通孔群において、前記吐出方向が前記散水板の厚み方向に対して傾斜する傾斜成分は、前記第1貫通孔群の方が前記第2貫通孔群よりも大きい、請求項14に記載の散水板。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8A]

[ 図 8B]

[ 図 8C]

[ 図 8D]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11A]

[ 図 11B]

[ 図 11C]

[ 図 12]