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1. WO2020162242 - DISPOSITIF DE TRAITEMENT D'INFORMATIONS ET PROCÉDÉ DE TRAITEMENT D'INFORMATIONS

Document

明 細 書

発明の名称 情報処理装置および情報処理方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

非特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006  

課題を解決するための手段

0007   0008   0009   0010   0011   0012  

発明の効果

0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038  

符号の説明

0039  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3   4   5  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理装置および情報処理方法

技術分野

[0001]
 本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。

背景技術

[0002]
 従来の情報処理装置には、1つの処理部を備え、当該処理部で複数の情報を処理するものがある。このような情報処理装置は、複数の情報を処理するために、複数の入力メモリと複数の出力メモリとを備える。例えば、情報処理装置が1024ch分の情報を処理する場合(「ch」はchannel(チャネル)の略称)、情報処理装置は、1024ch分の入力メモリと、1024ch分の出力メモリとを備える。
[0003]
 処理部が正常である場合、処理部は、N(N=0,1,…,1022,1023)ch目の情報をNch目の入力メモリから読み取り、処理した後、処理済みの情報をNch目の出力メモリに書き出す。しかし、処理部が故障している場合には、処理部は、Nchの情報をNch目の入力メモリから読み取り、処理した後、処理済みの情報をM(M=0,1,…,1022,1023かつM≠N)ch目の出力メモリに誤って書き出してしまうことがある。結果として、Nchの情報を受信すべき受信者に、本来とは異なるMchの情報が出力される状態に陥る。
[0004]
 しかし、従来では、上記のように処理部が故障していても当該故障を短時間で発見する手段が無かった。このため、目的とするchの出力メモリ向けに処理された有意な情報が誤って出力されることを防止することができないという問題があった。特に、処理部としてのDSP(Digital Signal Processor)(非特許文献1参照)によるデジタル信号処理については、所定時間(潜伏時間)内に処理を完了させなければならず、処理速度を優先する傾向にあった。このため、従来では、ch入れ替わり等の処理誤りを改善することが軽視されていた。

先行技術文献

非特許文献

[0005]
非特許文献1 : “デジタルシグナルプロセッサ”、[online]、[平成31年1月7日検索]、インターネット〈URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/デジタルシグナルプロセッサ〉

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 このような背景に鑑みて、本発明は、複数の情報を処理する処理部の故障があっても、有意な情報が誤って出力されることを防止することを課題とする。

課題を解決するための手段

[0007]
 前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数の情報を処理する処理部を備える情報処理装置であって、前記複数の情報の各々を保持する入力メモリと、前記複数の情報の値の各々に、前記入力メモリごとの固有値を加算し、複数の加算済情報を、当該複数の加算済情報間で値の重複が無いように生成する加算部と、前記処理部によって処理済みとなった前記複数の加算済情報の各々から、前記入力メモリごとの前記固有値を減算し、複数の処理済みの情報を生成する減算部と、前記複数の処理済みの情報の各々を保持する出力メモリと、前記出力メモリの各々に保持されている処理済みの情報の値が所定の範囲内であるか否かを判定し、範囲外であった場合、当該処理済みの情報を無効な情報として出力する判定部と、を備える、ことを特徴とする。
[0008]
 また、請求項3に記載の発明は、複数の情報を処理する処理部を備える情報処理装置における情報処理方法であって、前記情報処理装置は、前記複数の情報の各々を入力メモリに保持するステップと、前記複数の情報の値の各々に、前記入力メモリごとの固有値を加算し、複数の加算済情報を、当該複数の加算済情報間で値の重複が無いように生成するステップと、前記処理部によって処理済みとなった前記複数の加算済情報の各々から、前記入力メモリごとの前記固有値を減算し、複数の処理済みの情報を生成するステップと、前記複数の処理済みの情報の各々を出力メモリに保持するステップと、前記出力メモリの各々に保持されている処理済みの情報の値が所定の範囲内であるか否かを判定し、範囲外であった場合、当該処理済みの情報を無効な情報として出力するステップと、を実行する、ことを特徴とする。
[0009]
 請求項1,3に記載の発明によれば、複数の情報を処理する処理部の故障があっても、有意な情報のみを出力することができる。
 したがって、複数の情報を処理する処理部の故障があっても、有意な情報が誤って出力されることを防止することができる。
[0010]
 また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記固有値を、前記入力メモリのチャネル番号、および、前記複数の情報のとり得る値の範囲に基づいて設定する、ことを特徴とする。
[0011]
 また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報処理方法であって、前記固有値を、前記入力メモリのチャネル番号、および、前記複数の情報のとり得る値の範囲に基づいて設定する、ことを特徴とする。
[0012]
 請求項2,4に記載の発明によれば、固有値を設定する手段として、入力メモリのチャネル番号に基づく簡易な手段を提供することができる。

発明の効果

[0013]
 本発明によれば、複数の情報を処理する処理部の故障があっても、有意な情報が誤って出力されることを防止することができる。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 本実施形態における情報処理装置の機能構成図の例であり、処理部が正常な場合の説明図である。
[図2] 処理部が正常の場合の説明図である。
[図3] 本実施形態における情報処理装置の機能構成図の例であり、処理部が故障な場合の説明図である。
[図4] 処理部が故障の場合の説明図である。
[図5] 本実施形態における情報処理装置の処理を示すフローチャートである。

発明を実施するための形態

[0015]
 以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。
[0016]
[構成]
 図1に示すように、本実施形態の情報処理装置100は、処理部1と、入力メモリ20000~21023と、出力メモリ30000~31023と、一時入力メモリ80000~81023と、一時出力メモリ90000~91023と、加算部2Aと、減算部2Bと、判定部3とを備える。本実施形態では、情報処理装置100が1024ch分の情報を処理することとして説明する。
[0017]
 処理部1は、複数の情報を処理する。本実施形態では、情報処理装置100が1つの処理部1を備えることとして説明するが、情報処理装置100が処理部1を複数備える場合にも本発明を適用することができる。処理部1は、例えば、マイコンやDSPとすることができるが、これらに限定されない。また、処理部1による処理は、例えば、エコーキャンセル、コーデック変換、帯域圧縮とすることができるが、これらに限定されない。
[0018]
 入力メモリ20000~21023はそれぞれ、情報処理装置100に入力される1024ch分の情報40000~41023を保持する。情報40000~41023は、処理部1による処理前の情報となる。情報40000~41023は、例えば、音声とすることができるが、これらに限定されない。また、情報40000~41023は、例えば、0~16,383のうち何れか値をとる情報(14bitの情報)とすることができるが、これに限定されない。
[0019]
 加算部2Aは、入力メモリ20000~21023に保持されている1024ch分の情報40000~41023の各々の値にchごとに固有の固有値を加算する。また、加算部2Aは、chごとの固有値を加算した情報40000~41023の各々を加算済情報60000~61023として生成し、一時入力メモリ80000~81023に書き出す。加算済情報60000~61023の値は、「(情報40000~41023の値)+chごとの固有値」となる。
[0020]
 各chの固有値は、例えば、(ch番号)×16,384と設定することができる。この設定によれば、固有値は24(=10+14)bitの情報となり、加算済情報60000~61023の値の各々が、他の加算済情報60000~61023の値とは重複しない値となる。換言すれば、固有値を、入力メモリ20000~21023のch番号、および、複数の情報40000~41023のとり得る値の範囲(0~16,383)に基づいて設定してもよい。なお、加算済情報60000~61023の値の重複を回避することができれば、ch番号と固有値との関係を任意とすることができる。
[0021]
 一時入力メモリ80000~81023はそれぞれ、加算済情報60000~61023を保持する。加算済情報60000~61023は、処理部1による処理前の加算済情報となる。
[0022]
 一時出力メモリ90000~91023はそれぞれ、加算済情報70000~71023を保持する。加算済情報70000~71023は、処理部1による処理済みの加算済情報となる。
 処理部1が正常である場合、処理部1は、N(N=0,1,…,1022,1023)ch目の加算済情報を、Nch目の一時入力メモリから読み取り、処理した後、処理済みの加算済情報をNch目の一時出力メモリに書き出す。
[0023]
 減算部2Bは、一時出力メモリ90000~91023に保持されている1024ch分の加算済情報70000~71023の各々の値に加算されている、chごとに固有の固有値を、加算済情報70000~71023の値から減算する。また、減算部2Bは、chごとの固有値(加算した固有値と同じ値をとる固有値)を減算した加算済情報70000~71023の各々を、情報50000~51023として生成し、出力メモリ30000~31023に書き出す。処理済みの情報50000~51023の値は、「(情報40000~41023の値)+chごとの固有値-chごとの固有値」となる。
[0024]
 出力メモリ30000~31023はそれぞれ、情報処理装置100から受信者(図示せず)に出力される1024ch分の情報50000~51023を保持する。情報50000~51023は、処理部1による処理済みの情報(chごとの固有値の加算は無しの情報)となる。情報50000~51023は、例えば、音声とすることができるが、これらに限定されない。
[0025]
 処理部1は、Nch目の加算済情報をNch目の一時入力メモリから読み取る際、当該Nch目の加算済情報に加算されているNch目の固有値(Nch目の入力メモリおよびNch目の一時入力メモリに応じた固有値)も読み取る。処理部1は、Nch目の加算済情報を処理する際、当該Nch目の加算済情報の値に加算されているNch目の固有値を変更せず、存置する。処理部1は、処理済みのNch目の加算済情報をNch目の一時出力メモリに書き出す。減算部2Bは、Nch目の一時出力メモリに保持されている、処理済みのNch目の加算済情報に対し、Nch目の固有値を減算し、処理済みのNch目の情報を、Nch目の出力メモリに書き出す。出力メモリ30000~31023はそれぞれ、処理済みの情報50000~51023を保持する領域を有しており、情報50000~51023を保持する。
[0026]
 判定部3は、出力メモリ30000~31023の各々に保持されている情報50000~51023の値が所定の範囲内の値であるか否かを判定する。所定の範囲とは、例えば、情報40000~41023が取り得る値の範囲0~16,383とすることができるがこれに限定されない。Nch目の出力メモリに保持されている情報の値が、所定の範囲を外れた値である場合、判定部3は、処理部1が故障していると判定し、当該Nch目の出力メモリに保持されている情報を無効な情報として出力する。よって、目的とするNch目の出力メモリ向けに処理された有意な情報が誤って出力されることを防止することができる。
[0027]
 図1に示す、1022ch目の入力メモリ21022に保持されている1022ch目の情報41022、および、1023ch目の入力メモリ21023に保持されている1023ch目の情報41023に対する動作例を説明する。説明の際、図2~図4を適宜参照する。
[0028]
 処理部1が正常な場合、図2に示すように、まず、加算部2Aは、1022ch目の情報41022を1022ch目の入力メモリ21022から読み取り、1022ch目の情報41022の値(0~16,383のうち何れか)に1022ch目の固有値16,744,448(=1022×16,384)を加算する。1022ch目の加算済情報61022の値は16,744,448~16,760,831(=16,744,448+16,383)のうち何れかとなる。1022ch目の加算済情報61022は一時入力メモリ81022に保持される。処理部1は、1022ch目の加算済情報61022を一時入力メモリ81022から読み取り、処理する。この処理において、1022ch目の固有値16,744,448は存置される。処理した後、処理部1は、1022ch目の処理済みの加算済情報71022を1022ch目の一時出力メモリ91022に書き出す。減算部2Bは、1022ch目の処理済みの加算済情報71022を、1022ch目の一時出力メモリ91022から読み取り、1022ch目の処理済みの加算済情報71022の値(16,744,448~16,760,831のうち何れか)から1022ch目の固有値16,744,448(=1022×16,384)を減算する。1022ch目の処理済みの情報51022の値は、0~16,383のうち何れかとなる。1022ch目の処理済みの情報51022は1022ch目の出力メモリ31022に保持される。判定部3は、1022ch目の処理済みの情報51022を1022ch目の出力メモリ31022から読み出し、1022ch目の処理済みの情報51022の値が所定の範囲(0~16,383)内の値であるか否かを判定する。この場合、所定の範囲内の値となるため、処理部1は正常であると判定する。また、判定部3は、1022ch目の処理済みの情報51022を、目的とする1022ch目の出力メモリ31022向けに処理された有意な情報として出力する。
[0029]
 同様にして、図2に示すように、まず、加算部2Aは、1023ch目の情報41023を1023ch目の入力メモリ21023から読み取り、1023ch目の情報41023の値(0~16,383のうち何れか)に1023ch目の固有値16,760,832(=1023×16,384)を加算する。1023ch目の加算済情報61023の値は16,760,832~16,777,215(=16,760,832+16,383)のうち何れかとなる。1023ch目の加算済情報61023は一時入力メモリ81023に保持される。処理部1は、1023ch目の加算済情報61023を一時入力メモリ81023から読み取り、処理する。この処理において、1023ch目の固有値16,760,832は存置される。処理した後、処理部1は、1023ch目の処理済みの加算済情報71023を1023ch目の一時出力メモリ91023に書き出す。減算部2Bは、1023ch目の処理済みの加算済情報71023を、1023ch目の一時出力メモリ91023から読み取り、1023ch目の処理済みの加算済情報71023の値(16,760,832~16,777,215のうち何れか)から1023ch目の固有値16,760,832(=1023×16,384)を減算する。1023ch目の処理済みの情報51023の値は、0~16,383のうち何れかとなる。1023ch目の処理済みの情報51023は1023ch目の出力メモリ31023に保持される。判定部3は、1023ch目の処理済みの情報51023を1023ch目の出力メモリ31023から読み出し、1023ch目の処理済みの情報51023の値が所定の範囲(0~16,383)内の値であるか否かを判定する。この場合、所定の範囲内の値となるため、処理部1は正常であると判定する。また、判定部3は、1023ch目の処理済みの情報51023を、目的とする1023ch目の出力メモリ31023向けに処理された有意な情報として出力する。
[0030]
 処理部1が故障の場合、図3に示すように、1023ch目の一時入力メモリ81023に保持されている1023ch目の加算済情報61023が処理された後、1023ch目の処理済みの加算済情報71023が、1022ch目の一時出力メモリ91022に保持されてしまったとする。この処理において、1023ch目の固有値16,760,832(=1023×16,384)は存置される。このため、図4に示すように、1022ch目の一時出力メモリ91022に保持された、1023ch目の処理済みの加算済情報71023の値は、1023ch目の一時入力メモリ81023に保持されている1023ch目の加算済情報61023の値(16,760,832~16,777,215のうち何れか)と同じになる。減算部2Bは、1023ch目の処理済みの加算済情報71023を、1022ch目の一時出力メモリ91022から読み取り、1023ch目の処理済みの加算済情報71023の値(16,760,832~16,777,215のうち何れか)から1022ch目の固有値16,744,448(=1022×16,384)(1022ch目の入力メモリ21022および1022ch目の一時入力メモリ81022に応じた固有値)を減算する。1023ch目の処理済みの情報51023の値は、16,384~32,767(=16,384+16,383)のうち何れかとなる。1023ch目の処理済みの情報51023は1022ch目の出力メモリ31022に保持される。判定部3は、1023ch目の処理済みの情報51023を1022ch目の出力メモリ31022から読み出し、1023ch目の処理済みの情報51023の値が所定の範囲(0~16,383)内の値であるか否かを判定する。この場合、所定の範囲から外れた値となるため、処理部1は故障であると判定する。また、判定部3は、1023ch目の処理済みの情報51023を、処理部1が処理する情報の値の範囲を外れた無効な情報として出力する。
[0031]
 同様にして、図3に示すように、1022ch目の一時入力メモリ81022に保持されている1022ch目の加算済情報61022が処理された後、1022ch目の処理済みの加算済情報71022が、1023ch目の一時出力メモリ91023に保持されてしまったとする。この処理において、1022ch目の固有値16,744,448(=1022×16,384)は存置される。このため、図4に示すように、1023ch目の一時出力メモリ91023に保持された、1022ch目の処理済みの加算済情報71022の値は、1022ch目の一時入力メモリ81022に保持されている1022ch目の加算済情報61022の値(16,744,448~16,760,831のうち何れか)と同じになる。減算部2Bは、1022ch目の処理済みの加算済情報71022を、1023ch目の一時出力メモリ91023から読み取り、1022ch目の処理済みの加算済情報71022の値(16,744,448~16,760,831のうち何れか)から1023ch目の固有値16,760,832(=1023×16,384)(1023ch目の入力メモリ21023および1023ch目の一時入力メモリ81023に応じた固有値)を減算する。1022ch目の処理済みの情報51022の値は、-16,384(=0-16,384)~-1(=16,383-16,384)のうち何れかとなる。1022ch目の処理済みの情報51022は1023ch目の出力メモリ31023に保持される。判定部3は、1022ch目の処理済みの情報51022を1023ch目の出力メモリ31023から読み出し、1022ch目の処理済みの情報51022の値が所定の範囲(0~16,383)内の値であるか否かを判定する。この場合、所定の範囲から外れた値となるため、処理部1は故障であると判定する。また、判定部3は、1022ch目の処理済みの情報51022を、処理部1が処理する情報の値の範囲を外れた無効な情報として出力する。
[0032]
[処理]
 次に、図5を参照して、情報処理装置100の処理を説明する。本処理は、情報処理装置100に1024ch分の情報が入力されたときに開始する。
[0033]
 まず、情報処理装置100は、ステップS1(S1a,S1b)~ステップS9について、変数N(N=0,1,…,1022,1023)に関するループ処理を行う。次に、情報処理装置100は、加算部2Aによって、Nch目の情報にNch目の固有値を加算する(ステップS2)。次に、情報処理装置100は、Nch目の加算済情報をNch目の一時入力メモリに保持する(ステップS3)。
[0034]
 次に、情報処理装置100は、処理部1によって、Nch目の一時入力メモリからNch目の加算済情報を読み取り、処理する(ステップS4)。このとき、処理部1は、Nch目の固有値を存置する。次に、情報処理装置100は、処理部1によって、Nch目の処理済みの加算済情報をNch目の一時出力メモリに書き出す(ステップS5)。
[0035]
 次に、情報処理装置100は、減算部2Bによって、Nch目の一時出力メモリに保持されている、Nch目の処理済みの加算済情報の値からNch目の固有値を減算する(ステップS6)。このとき、減算部2Bは、Nch目の減算した処理済み情報をNch目の出力メモリに書き出す。次に、情報処理装置100は、判定部3によって、Nch目の減算した処理済みの情報の値が所定の範囲内であるか否か判定する(ステップS7)。
[0036]
 所定の範囲内である場合(ステップS7でYes)、情報処理装置100は、判定部3によって、処理部1が正常であると判定し、Nch目の出力メモリに保持されている処理済みの情報を有意な情報として出力する(ステップS8)。その後、情報処理装置100は、次の情報についてループ処理を行う。一方、所定の範囲内でない場合(ステップS7でNo)、情報処理装置100は、判定部3によって、処理部1が故障であると判定し、Nch目の出力メモリに保持されている処理済みの情報を無効な情報として出力する(ステップS9)。その後、情報処理装置100は、次の情報についてループ処理を行う。
 すべてのNについてループ処理を実行した場合、情報処理装置100の処理が終了する。
[0037]
 本実施形態によれば、複数の情報を処理する処理部1の故障があっても、有意な情報のみを出力することができる。
 したがって、複数の情報を処理する処理部1の故障があっても、有意な情報が誤って出力されることを防止することができる。
 また、固有値を設定する手段として、入力メモリのチャネル番号に基づく簡易な手段を提供することができる。
[0038]
(その他)
 (a):本実施形態では、減算後の処理済みの情報の値が所定の範囲内であれば、当該処理済みの情報を有意な情報として出力し(図5のステップS8)、所定の範囲外であれば、当該処理済みの情報を無効な情報として出力した(図5のステップS8)。しかし、例えば、1chでも、減算後の処理済みの情報の値が所定の範囲外にあれば、処理済みの情報のすべての無効な情報として出力してもよい。
 (b):本実施形態では、情報処理装置100に1024ch分の情報が入力されたときに図5の処理を開始するものとして説明した。しかし、図5の処理は、1023ch分以下の情報しか入力されない場合であっても開始してもよい。例えば、通話しているお客様が少ないため、1024ch分の情報が揃わない場合がある。このような場合であっても、情報処理装置100は、入力された情報について図5の処理を行うことができる。
 (c):本実施形態では、判定部3が、処理部1が正常であるか否かを判定するとともに、Nch目の出力メモリに保持されている処理済みの情報を有意な情報または無効な情報として出力するものとして説明した(図5のステップS7~ステップS9)。しかし、判定部3の判定において、処理部1が正常であるか否かを判定する機能を省略する形態としてもよい。処理部1が故障していた場合、判定部3が、処理部1が故障であるという判定をしなくても、減算した処理済み情報の値は所定の範囲(0~16,383)から外れる。そのような処理済みの情報は、情報処理装置100から受信者に出力しても、無効な情報でしかなく、受信者には有意な情報として認識されない。
 本実施形態で説明した種々の技術を適宜組み合わせた技術を実現することもできる。

符号の説明

[0039]
 100 情報処理装置
 1   処理部
 2A  加算部
 2B  減算部
 3   判定部
 20000~21023 入力メモリ
 30000~31023 出力メモリ
 40000~41023 (処理前の)情報
 50000~51023 (処理済みの)情報
 60000~61023 (処理前の)加算済情報
 70000~71023 (処理済みの)加算済情報
 80000~81023 一時入力メモリ
 90000~91023 一時出力メモリ

請求の範囲

[請求項1]
 複数の情報を処理する処理部を備える情報処理装置であって、
 前記複数の情報の各々を保持する入力メモリと、
 前記複数の情報の値の各々に、前記入力メモリごとの固有値を加算し、複数の加算済情報を、当該複数の加算済情報間で値の重複が無いように生成する加算部と、
 前記処理部によって処理済みとなった前記複数の加算済情報の各々から、前記入力メモリごとの前記固有値を減算し、複数の処理済みの情報を生成する減算部と、
 前記複数の処理済みの情報の各々を保持する出力メモリと、
 前記出力メモリの各々に保持されている処理済みの情報の値が所定の範囲内であるか否かを判定し、範囲外であった場合、当該処理済みの情報を無効な情報として出力する判定部と、を備える、
 ことを特徴とする情報処理装置。
[請求項2]
 前記固有値を、前記入力メモリのチャネル番号、および、前記複数の情報のとり得る値の範囲に基づいて設定する、
 ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項3]
 複数の情報を処理する処理部を備える情報処理装置における情報処理方法であって、
 前記情報処理装置は、
 前記複数の情報の各々を入力メモリに保持するステップと、
 前記複数の情報の値の各々に、前記入力メモリごとの固有値を加算し、複数の加算済情報を、当該複数の加算済情報間で値の重複が無いように生成するステップと、
 前記処理部によって処理済みとなった前記複数の加算済情報の各々から、前記入力メモリごとの前記固有値を減算し、複数の処理済みの情報を生成するステップと、
 前記複数の処理済みの情報の各々を出力メモリに保持するステップと、
 前記出力メモリの各々に保持されている処理済みの情報の値が所定の範囲内であるか否かを判定し、範囲外であった場合、当該処理済みの情報を無効な情報として出力するステップと、を実行する、
 ことを特徴とする情報処理方法。
[請求項4]
 前記固有値を、前記入力メモリのチャネル番号、および、前記複数の情報のとり得る値の範囲に基づいて設定する、
 ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]