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1. WO2007099739 - DISPOSITIF D'ATTACHE ET TOILETTE OCCIDENTALE

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[ JA ]
明 細書

締結装置及び洋風水洗式便器

技術分野

[0001] 本発明は締結装置及び洋風水洗式便器に関する。

背景技術

[0002] 特許文献 1に従来の締結装置が開示されて、る。この締結装置は、頭部、円筒部 及びねじ部からなる雄ねじと、ねじ部に螺合された雌ねじと、円筒部に挿通される回 転不能部と、軸方向に延びる筒状に形成され、途中に軸長の短縮により拡大する拡 径部が形成されたゴム製の固定用ブッシュとを備えている。

[0003] 回転不能部は、固定用ブッシュの一端側に一体成形されるフランジ状のものであり 、固定用ブッシュに対して相対回転不能となっている。また、回転不能部における頭 部側の面であるフランジ面には、締結時に頭部を上方から回転させても回転しないよ うに凹凸加工が施されている。雌ねじは、固定用ブッシュの他端側に埋設されており 、固定用ブッシュに対して相対回転不能となっている。

[0004] このような構成である従来の締結装置は、例えば、洋風便器本体と便座装置とを備 える洋風水洗式便器に用いられて、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 する。

[0005] 具体的には、便座装置の底壁を雄ねじの頭部と回転不能部のフランジ面とで挟ん だ状態とした上で、雄ねじの円筒部及びねじ部と、雌ねじと、固定用ブッシュとを洋風 便器本体の便座取付穴に挿入する。ここで、ねじ部や固定用ブッシュをあら力じめ適 当な長さのものに選定しておくことにより、固定用ブッシュの拡径部が便座取付穴の 反対側から適度に飛び出した状態とする。

[0006] そして、雄ねじの頭部を回転させると、ねじ部に螺合する雌ねじは、回転不能部及 び固定用ブッシュにより回転が規制され、ねじ部に対して相対回転して、ねじ部の頭 部側に移動する。その結果、固定用ブッシュの軸長が短縮され、拡径部が圧縮変形 により拡大して便座取付穴の反対側に係合する。

[0007] こうして、この締結装置は、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に上方から固 定することが可能となって、る。

[0008] 特許文献 1 :実開昭 62— 21996号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0009] しかし、上記従来の締結装置では、深さが異なる各種の便座取付穴等の取付穴に

1種類のもので対応しょうとすると、取付穴の深さが深過ぎる場合には、拡径部が取 付穴の反対側に飛び出さない状態となり、拡径部が取付穴の中で拡径するだけで、 取付穴の反対側には弓 Iっ掛力な、。

[0010] 他方、取付穴の深さが浅過ぎる場合には、拡径部が取付穴の反対側から飛び出し 過ぎる状態となり、拡径部が取付穴の反対側からさらに離れた位置で拡径して、取付 穴の反対側との間に隙間が生じてしまう。

[0011] このため、従来の締結装置では、取付穴の深さに適した長さのものを選定して使用 しなければ、確実な固定力を発揮することができな力つた。

[0012] このように確実な固定力が発揮できな、締結装置を洋風水洗式便器に用いた場合

、使用者の体重が不適切に便座装置に上方から付加されると、便座装置が洋風便 器本体力もずれたり、外れたりしてしまうという不具合が生じるおそれがあった。

[0013] 以上のことから、従来の締結装置では、長さの異なる多数の種類のものを用意しな ければならず、製品コストの低廉ィ匕が難し力つた。

[0014] 本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、洋風便器本体の便座 取付穴等の取付穴の深さが大きく異なるものに対しても適用可能であり、かつ確実な 固定力を発揮することができる締結装置を提供することを解決すべき課題としている

課題を解決するための手段

[0015] 本発明の締結装置は、頭部、円筒部及びねじ部からなる雄ねじと、

該ねじ部に螺合された雌ねじと、

該円筒部に挿通され、締結時に該頭部を上方から回転させても回転しない回転不 能部と、

該回転不能部と相対回転不能に設けられ、軸方向に延びる筒状に形成された少な くとも一つの長さ調整用ブッシュと、

該長さ調整用ブッシュにより上方への移動が規制されるとともに該長さ調整用ブッ シュと相対回転不能に設けられ、軸方向に延びる筒状に形成され、途中に軸長の短 縮により拡大する拡径部が形成され、かつ該雌ねじと相対回転不能に設けられたゴ ム製の固定用ブッシュとを備えていることを特徴とする。

[0016] このような構成である本発明の締結装置は、例えば、洋風便器本体と便座装置とを 備える洋風水洗式便器に用いられて、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固 定する。

[0017] 具体的には、雄ねじの頭部が便座装置を上力も押さえる状態として、回転不能部が 便座装置又は洋風便器本体に当接した状態とした上で、雄ねじの円筒部及びねじ 部と、雌ねじと、長さ調整用ブッシュと、固定用ブッシュとを洋風便器本体の便座取付 穴に挿入する。ここで、ねじ部はあら力じめ充分に長いものとし、適当な長さの長さ調 整用ブッシュを回転不能部と固定用ブッシュとの間に介在させることにより、固定用ブ ッシュの拡径部が便座取付穴の反対側から適度に飛び出した状態となる。この際、 長さ調整用ブッシュは、例えば、複数個を直列にして適当な長さとしたり、長いものを 適当な長さに切断して使用する。

[0018] そして、雄ねじの頭部を回転させると、ねじ部に螺合する雌ねじは、回転不能部、 長さ調整用ブッシュ及び固定用ブッシュにより回転が規制され、ねじ部に対して相対 回転して、ねじ部の頭部側に移動する。その結果、固定用ブッシュの軸長が短縮さ れ、拡径部が圧縮変形により拡大して便座取付穴の反対側に係合する。

[0019] こうして、この締結装置は、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に上方力確 実に固定することが可能となっている。

[0020] このように、本発明の締結装置は、長さの異なる多数の種類のものを用意しなくても 、長さ調整用ブッシュの長さを適当に調整するだけで、拡径部が便座取付穴等の取 付穴の反対側力も適度に飛び出した状態とすることができる。このため、この締結装 置は、拡径部が取付穴の反対側に引っ掛力もないという不具合を防止できる。また、 この締結装置は、拡径部が取付穴の反対側との間に隙間が生じてしまうという不具合 も防止できる。

[0021] したがって、本発明の締結装置は、洋風便器本体の便座取付穴等の取付穴の深さ が大きく異なるものに対しても適用可能であり、かつ確実な固定力を発揮することが できる。

[0022] そして、このように確実な固定力を発揮することができる締結装置を洋風水洗式便 器に用いることにより、使用者の体重が不適切に便座装置に上方力も付加される場 合であっても、便座装置が洋風便器本体からずれたり、外れたりしてしまうという不具 合を防止することができる。

[0023] 本発明において、回転不能部、長さ調整用ブッシュ及び固定用ブッシュは、本発明 の作用効果を奏するものであれば、どのようなものでもよい。例えば、回転不能部は、 長さ調整用ブッシュとは別体のヮッシャゃブッシュであることができる。この場合、回転 不能部と長さ調整用ブッシュとの間に互いに嚙み合って相対回転が不能となる凹凸 等が形成される。また、回転不能部と長さ調整用ブッシュとは、一体となっていてもよ い。この場合には、互いに嚙み合って相対回転が不能となる凹凸等は不要である。さ らに、長さ調整用ブッシュは、例えば、複数個を直列にして長くすることが可能なもの であったり、長いものを適当な長さに切断して使用可能なものであってもよい。

[0024] 本発明の締結装置において、回転不能部は、長さ調整用ブッシュとは別体のヮッシ ャであり得る。この場合、回転不能部は単純な円盤形状や平板形状であり、長さ調整 用ブッシュも単純な円筒形状とすることができるので、製造コストの低廉ィ匕が可能とな る。

[0025] 本発明の締結装置において、ヮッシャの下面には自己の回転を防止する回転防止 手段が形成され得る。この場合、回転不能部としてのヮッシャを便座装置や洋風便器 本体等の締結対象に当接することにより、回転不能部を容易に回転不能な状態とす ることがでさる。

[0026] 回転防止手段としては、例えば、凸凹の列や突起等、ヮッシャの回転を防止できる ものであればどのようなものでもかまわな!/、。

[0027] 本発明の締結装置において、雌ねじと固定用ブッシュとは一体であってもよぐ例え ば、固定用ブッシュに雌ねじ力 Sインサート成形されていてもよい。また、本発明の締結 装置において、雌ねじと固定用ブッシュとを別体とすることもできる。この場合、雌ねじ が分離された固定用ブッシュを長さ調整用ブッシュとしても使用することができる。そ して、この締結装置は、回転不能部と、雌ねじが固定された固定用ブッシュとの間に さらに少なくとも 1つ以上の雌ねじが分離された固定用ブッシュを介在させることによ り、本発明の作用効果を奏することができる。そして、この場合には、雌ねじが分離さ れた固定用ブッシュが長さ調整用ブッシュも兼ねることにより、製造コストの一層の低 廉ィ匕が可能となる。

[0028] 本発明の締結装置において、長さ調整用ブッシュと固定用ブッシュとが別体である 場合、長さ調整用ブッシュは複数個を直列にして長くすることができる。

[0029] 本発明の締結装置において、長さ調整用ブッシュと固定用ブッシュとは、一体であ り、かつ分離可能に構成され得る。この場合、回転不能部と相対回転不能なように、 長さ調整用ブッシュの余分な部分を分離することにより、長さ調整用ブッシュと固定用 ブッシュとを適当な長さにして使用することができる。

[0030] 本発明の締結装置において、長さ調整用ブッシュは、途中に軸長の短縮により拡 大する拡径部が形成され得る。この場合、締結時に長さ調整用ブッシュも取付穴内 で拡径するので、より確実な固定力を発揮することができる。

[0031] 本発明の洋風水洗式便器は、便座取付穴をもつ洋風便器本体と、該洋風便器本 体上に載置され、該便座取付穴に本発明の締結装置を用いて固定される便座装置 とを備免てヽることを特徴とする。

[0032] この洋風水洗式便器は、上述のように確実な固定力を発揮する本発明の締結装置 を用いることによって、使用者の体重が不適切に便座装置に上方力も付加される場 合であっても、便座装置が洋風便器本体からずれたり、外れたりしてしまうという不具 合を防止することができる。

図面の簡単な説明

[0033] [図 1]実施例 1の締結装置の断面図である。

[図 2]実施例 1の締結装置に係り、ヮッシャの断面図である。

[図 3]実施例 1の締結装置に係り、ヮッシャを図 2の A方向力も見た図である。

[図 4]実施例 1の締結装置に係り、長さ調整用ブッシュの断面図である。

[図 5]実施例 1の締結装置に係り、長さ調整用ブッシュを図 4の B方向から見た図図で ある。

[図 6]実施例 1の締結装置に係り、長さ調整用ブッシュを図 4の C方向力も見た図図で ある。

[図 7]実施例 1の締結装置に係り、固定用ブッシュの断面図である。

[図 8]実施例 1の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定す る前の状態を示す断面図である。

[図 9]実施例 1の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定し た後の状態を示す断面図である。

[図 10]実施例 1の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 する前の状態を示す断面図である。

[図 11]実施例 1の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 した後の状態を示す断面図である。

[図 12]実施例 2の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 する前の状態を示す断面図である。

[図 13]実施例 2の締結装置に係り、固定用ブッシュの断面図である。

[図 14]実施例 2の締結装置に係り、雌ねじおよび雌ねじ保持部材の断面図である。

[図 15]実施例 2の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 した後の状態を示す断面図である。

[図 16]実施例 2の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 する前の状態を示す断面図である。

[図 17]実施例 3の締結装置に係り、便座装置を洋風便器本体の便座取付穴に固定 する前の状態を示す断面図である。

[図 18]実施例 3の締結装置に係り、 (a)は固定用ブッシュの長さ調整前の断面図であ り、(b)は固定用ブッシュの長さ調整後の断面図である。

符号の説明

1、 2、 3…締結装置

7…便座取付穴

8…洋風便器本体

9…便座装置

10…雄ねじ

11…頭部

12…円筒部

13· · ·ねじ部

20、 20a…雌ねじ

23a…雌ねじ側凹部

30…回転不能部(ヮッシャ)

32· · ·ヮッシャ側凸部

34· · ·回転防止手段 (畝状突起部)

40…長さ調整用ブッシュ

42· · ·長さ調整用ブッシュ側凸部

43· · ·長さ調整用ブッシュ側凹部

51…拡径部

50、 50a, 50b…固定用ブッシュ

52a- · ·固定用ブッシュ側凸部

53、 53b…固定用ブッシュ側凹部

発明を実施するための最良の形態

[0035] 以下、本発明を具体ィ匕した実施例 1〜3を図面を参照しつつ説明する。

実施例 1

[0036] 図 1に示すように、実施例 1の締結装置 1は、雄ねじ 10と、雌ねじ 20と、回転不能部 としてのヮッシャ 30と、長さ調整用ブッシュ 40と、固定用ブッシュ 50とを備えている。

[0037] 雄ねじ 10は、頭部 11、円筒部 12及びねじ部 13からなり、雌ねじ 20は、後述する固 定用ブッシュ 50の下面側に固定された状態で、ねじ部 13に螺合されている。ヮッシ ャ 30は、図 2及び図 3に示すように、中央に雄ねじ 10の円筒部 12が揷通される穴 31 が貫設された矩形平板状の榭脂成形品である。ヮッシャ 30の下面側には、穴 31を中 心に位置させて下方に突出する四角柱状のヮッシャ側凸部 32が凸設されている。ヮ ッシャ側凸部 32の 4つの側面の周辺には、回転防止手段としての畝状突起部 34が

下方に突出するように配設されて、る。

[0038] このような形状であるヮッシャ 30は、図 1に示すように、雄ねじ 10の円筒部 12に揷 通されて、雄ねじ 10の頭部 11の下方に位置する。そして、畝状突起部 34が締結対 象に当接することによりヮッシャ 30が締結対象に対して回転不能とされ、その結果、 締結時に雄ねじ 10の頭部 11を上方から回転させても、ヮッシャ 30が回転しないよう になっている。

[0039] 長さ調整用ブッシュ 40は、図 4〜図 6に示すように、軸方向に延びる筒状に形成さ れた榭脂成形品である。長さ調整用ブッシュ 40の上面側には、図 4及び図 5に示す ように、下方に突出する四角柱状の長さ調整用ブッシュ側凹部 43が凹設されている 。長さ調整用ブッシュ側凹部 43とヮッシャ側凸部 32とは、互いに嵌まり合う形状とさ れており、双方が嵌まり合うことによって、長さ調整用ブッシュ 40がヮッシャ 30と相対 回転不能とされる。他方、長さ調整用ブッシュ 40の下面側には、図 4及び図 6に示す ように、下方に突出する四角柱状の長さ調整用ブッシュ側凸部 42が凸設されている 。長さ調整用ブッシュ側凸部 42の外形は、ヮッシャ側凸部 32の外形と同一形状とさ れている。

[0040] このような形状である長さ調整用ブッシュ 40は、図 1に示すように、少なくとも 1つが 雄ねじ 10のねじ部 13及び円筒部 12に揷通されて、ヮッシャ 30の下方に位置する。 そして、複数の長さ調整用ブッシュ 40が上下に並ぶように挿通される場合には、上側 に位置する長さ調整用ブッシュ 40の下面側の長さ調整用ブッシュ側凸部 42と、下側 に位置する長さ調整用ブッシュ 40の上面側の長さ調整用ブッシュ側凹部 43とが互 Vヽに嵌まり合うことによって、上下に並ぶ複数の長さ調整用ブッシュ 40が互、に相対 回転不能とされる。

[0041] 固定用ブッシュ 50は、図 7に示すように、軸方向に延びる筒状に形成され、途中に 軸長の短縮により拡大する提灯形状の拡径部 51が形成されたゴム製のものである。 固定用ブッシュ 50の上面側には、図 5に示す長さ調整用ブッシュ側凹部 43と同一形 状であり、下方に突出する四角柱状の固定用ブッシュ側凹部 53が凹設されている。 他方、固定用ブッシュ 50の下面側には、雌ねじ 20がインサート成形により固定され ており、固定用ブッシュ 50が雌ねじ 20と相対回転不能とされている。

[0042] このような形状である固定用ブッシュ 50は、図 1に示すように、雄ねじ 10のねじ部 1 3に揷通されて、長さ調整用ブッシュ 40の下方に位置し、長さ調整用ブッシュ 40によ つて、上方への移動が規制される。そして、上側に位置する長さ調整用ブッシュ 40の 下面側の長さ調整用ブッシュ側凸部 42と、下側に位置する固定用ブッシュ 50の上 面側の固定用ブッシュ側凹部 53とが互いに嵌まり合うことによって、固定用ブッシュ 5 0が長さ調整用ブッシュ 40と相対回転不能とされる。これにより、ヮッシャ 30と、長さ調 整用ブッシュ 40と、固定用ブッシュ 50と、雌ねじ 20とは、互いに相対回転不能とされ る。

[0043] このような構成である実施例 1の締結装置 1は、例えば、図 8に示すように、洋風便 器本体 8と便座装置 9とを備える洋風水洗式便器に用いられて、便座装置 9を洋風便 器本体 8の便座取付穴 7に固定する。

[0044] 具体的には、洋風便器本体 8に載置された便座装置 9の底壁 9aの上方から、雄ね じ 10の円筒部 12及びねじ部 13と、雌ねじ 20と、長さ調整用ブッシュ 40と、固定用ブ ッシュ 50とを洋風便器本体 8の便座取付穴 7に挿入する。そして、ヮッシャ 30の下面 を、便座装置 9の底壁 9aの上面に当接させるともに、畝状突起部 34を底壁 9aに形成 された凹部 9bに嵌め合せて、ヮッシャ 30を便座装置 9の底壁 9aと相対回転不能とす る。

[0045] ここで、雄ねじ 10としてねじ部 13が充分に長いものをあら力じめ用意しておき、長さ 調整用ブッシュ 40の数をその場で適当に選択することにより、固定用ブッシュ 50の 拡径部 51が便座取付穴 7の反対側力も適度に飛び出した状態とすることを容易に実 施できる。

[0046] そして、雄ねじ 10の頭部 11を回転させると、ねじ部 13に螺合する雌ねじ 20は、ヮッ シャ 30、長さ調整用ブッシュ 40、及び固定用ブッシュ 50が互いに回転不能とされて いることにより回転が規制され、ねじ部 13に対して相対回転して、ねじ部 13の頭部 1 1側に移動する。その結果、図 9に示すように、固定用ブッシュ 50の軸長が短縮され 、提灯形状の拡径部 51が圧縮変形により拡大して便座取付穴 7の反対側に係合す る。こうして、この締結装置 1は、便座装置 9を洋風便器本体 8の便座取付穴 7に上方 力 固定することが可能となって、る。

[0047] また、締結装置 1は、洋風便器本体 8の便座取付穴 7が浅い場合に、図 10に示す ように、長さ調整用ブッシュ 40を省くことにより、固定用ブッシュ 50の拡径部 51が便 座取付穴 7の反対側力適度に飛び出した状態とすることを容易に実施できる。

[0048] この場合、長さ調整用ブッシュ 40の長さ調整用ブッシュ側凹部 43と固定用ブッシュ 50の固定用ブッシュ側凹部 53とが同一形状であることから、ヮッシャ 30のヮッシャ側 凸部 32と、固定用ブッシュ 50の固定用ブッシュ側凹部 53とが互いに嵌まり合うことに よって、固定用ブッシュ 50がヮッシャ 30と相対回転不能とされる。これにより、ヮッシャ 30と、固定用ブッシュ 50と、雌ねじ 20とは、互いに相対回転不能とされる。このため 、この締結装置 1は、図 11に示すように、雄ねじ 10の頭部 11の回転によって、拡径 部 51が拡大して便座取付穴 7の反対側に係合する。こうして、この締結装置 1は、便 座取付穴 7が浅い場合でも、確実な固定力を発揮することができる。

[0049] ここで、実施例 1の締結装置 1は、頭部 11、円筒部 12及びねじ部 13からなる雄ねじ 10と、ねじ部 13に螺合された雌ねじ 20と、円筒部 12に挿通され、締結時に頭部 11 を上方から回転させても回転しない回転不能部としてのヮッシャ 30と、ヮッシャ 30と相 対回転不能に設けられ、軸方向に延びる筒状に形成された少なくとも一つの長さ調 整用ブッシュ 40と、長さ調整用ブッシュ 40により上方への移動が規制されるとともに 長さ調整用ブッシュ 40と相対回転不能に設けられ、軸方向に延びる筒状に形成され 、途中に軸長の短縮により拡大する拡径部 51が形成され、かつ雌ねじ 20と相対回 転不能に設けられたゴム製の固定用ブッシュ 50とを備えている。

[0050] このため、この締結装置 1は、長さの異なる多数の種類のものを用意しなくても、長 さ調整用ブッシュ 40の数を選択して、長さを適当に調整するだけで、拡径部 51が便 座取付穴 7の反対側力適度に飛び出した状態とすることを容易に実施できている。 このため、この締結装置 1は、拡径部 51が便座取付穴 7の反対側に引っ掛力もない という不具合を防止できている。また、この締結装置 1は、拡径部 51が便座取付穴 7 の反対側との間に隙間が生じてしまうという不具合も防止できている。

[0051] したがって、実施例 1の締結装置 1は、洋風便器本体の便座取付穴等の取付穴の 深さが大きく異なるものに対しても適用可能であり、かつ確実な固定力を発揮するこ とができている。

[0052] また、この締結装置 1は、長さの異なる多数の種類のものを用意しなくてもよいので

、製造コストの低廉ィ匕が可能となっている。

[0053] そして、このように確実な固定力を発揮することができる締結装置 1を洋風水洗式便 器に用いることにより、使用者の体重が不適切に便座装置 9に上方力も付加される場 合であっても、便座装置 9が洋風便器本体 8からずれたり、外れたりしてしまうという不 具合を防止することが可能となって、る。

[0054] また、この締結装置 1にお、て、回転不能部は、長さ調整用ブッシュ 40とは別体の ヮッシャ 30である。そして、ヮッシャ 30は単純な平板形状であり、長さ調整用ブッシュ

40も単純な円筒形状であることから、この締結装置 1は、製造コストをより低廉ィ匕する ことが可能となっている。

[0055] さらに、この締結装置 1において、ヮッシャ 30の下面には自己の回転を防止する回 転防止手段としての畝状突起部 34が形成されている。このため、この締結装置 1は、 ヮッシャ 30を便座装置 9に当接することにより、ヮッシャ 30をを容易に回転不能な状 態とすることができている。

[0056] また、この締結装置 1において、長さ調整用ブッシュ 40と固定用ブッシュ 50とが別 体であることから、長さ調整用ブッシュ 40は、複数個を直列にして長くすることができ ており、長さ調整が容易になっている。

実施例 2

[0057] 図 12に示すように、実施例 2の締結装置 2は、固定用ブッシュ 50aが長さ調整用ブ ッシュも兼ねるとともに、雌ねじ 20aと固定用ブッシュ 50aとが別体とされている点が実 施例 1の締結装置 1とは異なる。その他の構成については、実施例 1の締結装置 1と 同様であるので、説明は省く。

[0058] 実施例 1の固定用ブッシュ 50では下面側に雌ねじ 20がインサート成形されていた に対して、固定用ブッシュ 50aでは、図 13に示すように、雌ねじ 20aが別体とされ、下 面側に新たに固定用ブッシュ側凸部 52aが凸設されている。固定用ブッシュ側凸部 5 2aは、ヮッシャ側凸部 32の外形と同一形状であり、下方に突出する四角柱状とされ ている。その他の構成についは、実施例 1の固定用ブッシュ 50と同様であるので、説 明は省く。

[0059] このような形状である固定用ブッシュ 50aは、図 12に示すように、少なくとも 1つが雄 ねじ 10のねじ部 13及び円筒部 12に揷通されて、ヮッシャ 30の下方に位置する。そ して、複数の固定用ブッシュ 50aが上下に並ぶように挿通される場合には、上側に位 置する固定用ブッシュ 50aの下面側の固定用ブッシュ側凸部 52aと、下側に位置す る固定用ブッシュ 50aの上面側の固定用ブッシュ側凹部 53aとが互いに嵌まり合うこ とによって、上下に並ぶ複数の固定用ブッシュ 50aが互いに相対回転不能とされる。

[0060] 雌ねじ 20aは、図 14に示すように、榭脂製の雌ねじ保持部材 25a内にインサート成 形されており、雌ねじ保持部材 25aの上面側には、固定用ブッシュ側凹部 53と同一 形状であり、下方に突出する四角柱状の雌ねじ側凹部 23aが凹設されている。

[0061] このような形状である雌ねじ 20aは、図 12に示すように、雄ねじ 10のねじ部 13に揷 通されて、固定用ブッシュ 50aの下方に位置する。そして、固定用ブッシュ 50aの下 面側の固定用ブッシュ側凸部 52aと、雌ねじ保持部材 25aの上面側の雌ねじ側凹部 23aとが互いに嵌まり合うことによって、雌ねじ 20aが固定用ブッシュ 50aと相対回転 不能とされる。

[0062] このような構成である実施例 2の締結装置 2も、図 12に示すように、洋風便器本体 8 と便座装置 9とを備える洋風水洗式便器に用いられて、便座装置 9を洋風便器本体 8 の便座取付穴 7に固定する。

[0063] 具体的には、洋風便器本体 8に載置された便座装置 9の底壁 9aの上方から、雄ね じ 10の円筒部 12及びねじ部 13と、雌ねじ 20と、複数の固定用ブッシュ 50aとを洋風 便器本体 8の便座取付穴 7に挿入する。そして、ヮッシャ 30の下面を、便座装置 9の 底壁 9aの上面に当接させて、ヮッシャ 30を便座装置 9の底壁 9aと相対回転不能とす る。

[0064] ここで、雄ねじ 10としてねじ部 13が充分に長いものをあら力じめ用意しておき、固 定用ブッシュ 50aの数をその場で適当に選択することにより、最も下方に位置する固 定用ブッシュ 50aの拡径部 51が便座取付穴 7の反対側から適度に飛び出した状態と することを容易に実施できる。

[0065] そして、雄ねじ 10の頭部 11を回転させると、ねじ部 13に螺合する雌ねじ 20aは、ヮ ッシャ 30、複数の固定用ブッシュ 50a及び雌ねじ保持部材 25aが互いに回転不能と

されていることにより回転が規制され、ねじ部 13に対して相対回転して、ねじ部 13の 頭部 11側に移動する。その結果、図 15に示すように、各固定用ブッシュ 50aの軸長 が短縮され、提灯形状の拡径部 51が圧縮変形により拡大する。この際、便座取付穴 7の中に位置する固定用ブッシュ 50aは、便座取付穴 7に密着した状態となると、そ れ以上の拡径が不能となり、最も下方に位置する固定用ブッシュ 50aの上方への移 動を規制する。また、最も下方に位置する固定用ブッシュ 50aは、大きく拡径して便 座取付穴 7の反対側に係合する。こうして、この締結装置 2も、便座装置 9を洋風便器 本体 8の便座取付穴 7に上方から固定することが可能となっている。

[0066] また、締結装置 2は、洋風便器本体 8の便座取付穴 7が浅い場合に、図 16に示す ように、固定用ブッシュ 50aを 1つとすることにより、固定用ブッシュ 50aの拡径部 51が 便座取付穴 7の反対側力適度に飛び出した状態とすることを容易に実施できる。こ うして、この締結装置 2は、便座取付穴 7が浅い場合でも、確実な固定力を発揮する ことができる。

[0067] したがって、実施例 2の締結装置 2も、実施例 1の締結装置 1と同様の作用効果を 奏することができている。

[0068] また、この締結装置 2において、雌ねじ 20aと固定用ブッシュ 50aとは別体である。こ のため、この締結装置 2は、雌ねじ 20aが分離された固定用ブッシュ 50aを長さ調整 用ブッシュとしても使用することができており、製造コストの一層の低廉ィ匕が可能とな つている。

[0069] さらに、この締結装置 2において、図 12に示すように、便座取付穴 7の中に位置す る固定用ブッシュ 50aは、途中に軸長の短縮により拡大する拡径部が形成されてい る長さ調整用ブッシュに相当している。このため、締結時に長さ調整用ブッシュを兼 ねる固定用ブッシュ 50aも便座取付穴 7内で拡径するので、この締結装置 2は、より 確実な固定力を発揮することができている。

実施例 3

[0070] 図 17に示すように、実施例 3の締結装置 3は、長さ調整用ブッシュと固定用ブッシュ 50aとが一体であり、分離可能に構成された固定用ブッシュ 50bを採用する点が実施 例 1の締結装置 1とは異なる。その他の構成については、実施例 1の締結装置 1と同 様であるので、説明は省く。

[0071] 固定用ブッシュ 50bは、図 18 (a)に示すように、下方に長く突出する四角柱状との 固定用ブッシュ側凹部 53bが凹設されたものであり、固定用ブッシュ側凹部 53bの横 断面は、実施例 1の固定用ブッシュ 50の固定用ブッシュ側凹部 53の横断面と同一と されている。このため、図 18 (b)に示すように、固定用ブッシュ側凹部 53bを任意の 位置で切断して短くすることが可能であり、短くした後の固定用ブッシュ側凹部 53bも ヮッシャ 30のヮッシャ側凸部 32と互いに嵌まり合うことが可能となっている。なお、固 定用ブッシュ側凹部 53bは、捩れな、程度に剛性の高、材料力もなることが好ましく 、例えば、拡径部 51を軟質ゴム製とし、固定用ブッシュ側凹部 53bを硬質ゴム又は榭 脂製として、複合成形等により一体ィ匕することが好ましい。その他の構成については 、実施例 1の固定用ブッシュ 50と同様であるので、説明は省く。

[0072] このような構成である実施例 3の締結装置 3も、図 17に示すように、洋風便器本体 8 と便座装置 9とを備える洋風水洗式便器に用いられて、便座装置 9を洋風便器本体 8 の便座取付穴 7に固定する。

[0073] 具体的には、洋風便器本体 8に載置された便座装置 9の底壁 9aの上方から、雄ね じ 10の円筒部 12及びねじ部 13と、雌ねじ 20と、固定用ブッシュ 50aとを洋風便器本 体 8の便座取付穴 7に挿入する。そして、ヮッシャ 30の下面を、便座装置 9の底壁 9a の上面に当接させて、ヮッシャ 30を便座装置 9の底壁 9aと相対回転不能とする。

[0074] ここで、雄ねじ 10としてねじ部 13が充分に長いものにあらかじめ用意しておき、固 定用ブッシュ側凹部 53bの長さをその場で適当に短く切断することにより、固定用ブ ッシュ 50bの拡径部 51が便座取付穴 7の反対側から適度に飛び出した状態とするこ とを容易に実施できる。

[0075] そして、雄ねじ 10の頭部 11を回転させることにより、拡径部 51が拡径して便座取付 穴 7の反対側に係合する。こうして、この締結装置 3も、便座装置 9を洋風便器本体 8 の便座取付穴 7に上方から固定することが可能となっている。

[0076] したがって、実施例 3の締結装置 3も、実施例 2の締結装置 1、 2と同様の作用効 果を奏することができて、る。

[0077] また、この締結装置 3は、長さ調整用ブッシュと固定用ブッシュとが一体であり、分 離可能に構成された固定用ブッシュ 50aを採用していることから、異なる深さの取付 穴に対して、より細かぐかつ容易に長さ調整をすることが可能となっている。

[0078] 以上において、本発明を実施例 1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例 1 〜3に制限されるものではなぐその趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用でき ることはいうまでもない。

[0079] 例えば、実施例 1〜3の締結装置 1〜3は、便座装置 9を直接、洋風便器本体 8の 便座取付穴 7に固定している力便座装置 9と洋風便器本体 8との間にプレートを介 在させてもよい。この場合、実施例 1〜3の締結装置 1〜3は、プレートを直接、洋風 便器本体 8の便座取付穴 7に固定し、便座装置 9は別途、プレートに固定される。具 体的には、図 8〜12、 15〜17に図示する便座装置 9の底壁 9aがプレートに置き換 わり、このプレートの上に、さらに、便座装置 9が固定されることとなる。

産業上の利用可能性

[0080] 本発明は締結装置及び洋風水洗式便器に利用可能である。