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1. WO2007102301 - DISPOSITIF POUR CHANGER LE NOMBRE DE RANGEES DE PLANTATION DE SEMIS DANS UNE MACHINE DE PLANTATION DE RIZ DU TYPE A CONDUCTEUR PORTE

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[ JA ]
明 細書

乗用型田植機における苗植付け条数の可変装置

技術分野

[0001] 本発明は,乗用型の田植機において,その圃場面に対する苗植付け条数を,作業 者が搭乗する操縦座席の箇所力任意に変更するための可変装置に関するもので ある。

背景技術

[0002] 一般に,乗用型田植機は,圃場に対する苗の植え付けを行うための苗植付け機構 の複数個を,走行方向に対して横方向に適宜間隔で並べて配設して,この各苗植付 け機構を,エンジン等の動力源からの動力伝達にて駆動することによって,圃場面に 対する苗の植付けを複数条にわたつて行うという構成であり,この乗用型田植機には ,例えば, 5条植え, 6条植え又は 8条植え仕様のものを,これより少ない植付け条数 に変更するようにした苗植付け条数の可変装置が設けられて、る。

[0003] 従来,この種の苗植付け条数の可変装置は,例えば,特許文献 1等に記載されて いるように,前記各苗植付け機構に対する動力伝達を断続するための条止めクラッ チ機構を,前記各苗植付け機構ごとに,又は一対の苗植付け機構ごとに設ける一方 ,この各条止めクラッチ機構の各々に対するクラッチレバーを,作業者が搭乗する操 縦座席の近傍に前後方向に回動するように設けて,前記各苗植付け機構のうち任意 の苗植付け機構,又は任意の一対の苗植付け機構を,そのクラッチレバーの後方へ の回動操作にて停止することによって苗植付け条数の変更を行うという構成にしてい る。

特許文献 1 :特開 2003— 219715号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] しかし,従来の可変装置は,前記特許文献 1等に記載されているように,苗植付け 条数の変更を行うための前記各クラッチレバーを,これを前方向に回動したとき苗植 付け機構を駆動し,後方向に回動したとき苗植付け機構を停止するように構成して、 るものの,この各クラッチレバーは,その回動中心から半径方向に真っ直ぐ延びる形 状であることにより,当該クラッチレバーのうち任意のクラッチレバーが苗植付け機構 を駆動する位置になっているか,或いは,苗植付け機構を停止する位置になってい る力を一見して瞬時に見分けることができず,操作性が低いばかりか,誤操作するお それが大き!/、と、う問題があった。

[0005] し力も,前記各クラッチレバーは,これを後方への回動にて苗植付け機構を停止す る位置に操作した場合において,直立した形態になっていて,操縦座席の付近に設 けられている作業床面の上面力大きく上向きに突出しているから,作業者が前記作 業床面上における苗継ぎ等の各種作業を行う場合に邪魔になるおそれが大きいとい う問題もあった。

[0006] 本発明は,これらの問題を解消した苗植付け条数の可変装置を提供することを技 術的課題とするものである。

課題を解決するための手段

[0007] この技術的課題を達成するため、請求項 1に記載の発明は,圃場に対する苗の植 え付けを行うための苗植付け機構の複数個を横方向に並べて配設して,この各苗植 付け機構ごとに,又は一対の苗植付け機構に,その駆動を断続操作する条止めクラ ツチ機構を設ける一方,作業者が搭乗する操縦座席の近傍に,前記各条止めクラッ チ機構の各々に対するクラッチレバーを,これを前方に回動したとき苗植付け機構を 駆動し,後方に回動したとき苗植付け機構を停止するように設けて成る乗用型田植 機において,前記各クラッチレバーは,当該クラッチレバーを後方に回動操作したと き後方に向力つて実質的に水平又はこれに近、状態に倒れるように構成されて、る ことを特徴としている。

[0008] また,請求項 2に記載の発明は,請求項 1に記載の乗用型田植機において,前記 各クラッチレバーは,これを後方に回動操作したとき,その握り部が前記操縦座席の 付近に設けられて、る作業床面と実質的に平行又はこれに近、状態になるように構 成されて!/、ることを特徴として!/、る。

[0009] 更にまた,請求項 3に記載の発明は,請求項 1または 2に記載の乗用型田植機にお いて,前記請求項 1又は 2の記載において,前記各条止めクラッチ機構には,これを 動力伝達入りに保持するばね手段を備える一方,前記各クラッチレバーは,これを前 方に回動したときにおける姿勢が前記ばね手段にて保持され,これを後方に回動し たときにおける姿勢が前記ばね手段における支点越えにて保持されるように構成さ れて、ることを特徴として!/、る。

[0010] 請求項 4に記載の発明の乗用型田植機における苗植付け条数の可変装置は,圃 場に対する苗の植え付けを行うための苗植付け機構の複数個を横方向に並べて配 設して,この各苗植付け機構ごとに,又は一対の苗植付け機構ごとに,その駆動を断 続操作する条止めクラッチ機構を設ける一方,作業者が搭乗する操縦座席の近傍に ,前記各条止めクラッチ機構の各々に対するクラッチレバーを設けて成る乗用型田 植機において,前記各クラッチレバーは,前記操縦座席の左右両側に振り分けて配 設されて!/ヽることを特徴とするちのである。

[0011] 請求項 5に記載の発明は,請求項 4に記載の乗用型田植機における苗植付け条数 の可変装置において,前記各苗植え機構のうち走行方向の右側に位置する苗植え 機構の条止めクラッチ機構に対するクラッチレバーは,操縦座席の右側に,前記各 苗植え機構のうち走行方向の左側に位置する苗植え機構の条止めクラッチ機構に 対するクラッチレバーは,操縦座席の左側に配設されているものである。

[0012] 請求項 6に記載の発明は,請求項 4又は 5に記載の乗用型田植機における苗植付 け条数の可変装置において,前記各苗植付け機構のうち外側に位置する苗植付け 機構に対するクラッチレバーは,前記操縦座席力も遠い部位に,前記外側の苗植付 け機構よりも内側に位置する苗植付け機構に対するクラッチレバーは,前記操縦座 席に近、部位に位置するように構成されてヽることを特徴とするものである。

発明の効果

[0013] 前記請求項 1に記載したように,苗植付け条数の変更操作を行う各クラッチレバー を,当該クラッチレバーを後方に回動したとき後方に向力つて実質的に水平又はこれ に近い状態に倒れるように構成したことにより,前記各クラッチレバーは,当該クラッ チレバーを苗植付け機構を停止するように後方に回動操作したときには後方に向か つて水平又はこれに近い状態に倒れることになるから,これによつて,前記各クラッチ レバーのうち任意のクラッチレバーが,苗植付け機構を駆動する位置になっているか ,或いは,苗植付け機構を停止する位置になっているかが,一見して容易に且つ的 確に識別できて,操作性を大幅に向上できるとともに,誤操作を確実に低減できる。

[0014] この場合において,前記各クラッチレバーを,請求項 2に記載したように構成するこ とにより,この各クラッチレバーを,苗植付け機構を停止する位置にした状態におい て,前記作業床面力の突出寸法を大幅に低くすることができるから,この各クラッチ レバーが,前記作業床面上における苗継ぎ等の各種作業に対して邪魔になることを ,前記先行技術の場合よりも確実に低減できる。

[0015] また,請求項 3に記載した構成にしたことにより,前記各クラッチレバーを,苗植付け 機構を駆動する位置と,苗植付け機構を停止する位置とに保持することを,前記一 つのばね手段にて達成することができるから,前記各クラッチレバーを前記二つの位 置に保持するための構造を至極簡単に構成することができるという効果を奏する。

[0016] 前記請求項 4に記載したように,苗植付け条数の変更操作を行う各クラッチレバー を,操縦座席の左右両側に振り分けて配設することにより,この各クラッチレバーの総 てが,当該各クラッチレバーを操縦座席の片側に横方向に並べて設ける場合よりも, 操縦座席に近づくことになるから,作業者は,操縦座席に座ったままの姿勢で前記総 てのクラッチレバーを操作することができて,操作性を大幅に向上できるとともに,誤 操作を確実に低減できるとヽぅ効果を奏する。

[0017] この場合において,請求項 5に記載した構成にすることにより,操縦座席の右側に 位置するクラッチレバーによって右側に位置する苗植付け機構を,左側に位置する クラッチレバーによって左側に位置する苗植付け機構を各々操作することができるか ら,左右を間違って操作することを確実に回避することかできる。

[0018] また,請求項 6に記載した構成にすることにより,操縦座席の左右両側に位置する 各クラッチレバーの相互間において,誤って操作することを確実に回避できるという 効果を奏する。

図面の簡単な説明

[0019] [図 1]乗用型田植機の側面図である。

[図 2]乗用型田植機の平面図である。

[図 3]図 1の要部を示す拡大図である。

[図 4]図 3の更に要部を示す拡大図である。

[図 5]図 3の V— V視側面図である。

[図 6]図 4の斜視図である。

圆 7]苗植付け機構の部分を示す図である。

[図 8]図 7の VIII— VIII視断面図である。

符号の説明

1 田植機

2 走行機体

3, 4 車輪

5 圃場 ϋί

6 苗植装置

8 操縦座席

10 カバーケース

11 作業床面

13, 14, 15 苗植ユニット

17 苗植付け機構

18 苗載台

19 フロート

20 条止めクラッチ機構

20k 捩じりばね(ばね手段)

21, 22, 23 クラッチレノ一

30, 31, 32 操作ワイヤ

発明を実施するための最良の形態

[0021] 以下,本発明の実施の形態を, 6条植えの乗用型田植機に適用した場合の図面に ついて説明する。

[0022] 図 1及び図 2において,符号 1は, 6条植えの乗用型田植機を示し,この田植機 1は ,左右一対の前輪 3及び後輪 4にて支持された走行機体 2と,この走行機体 2の後部 に昇降可能に装着されて圃場面 5に対して苗植付けを 6条について行うようにした苗 植装置 6とを備えている。

[0023] また,前記走行機体 2には,前部にエンジン 7が搭載されるとともに,後部に操縦座 席 8が設けられ,更に,前記エンジン 7からの動力を適宜変速して前記各車輪 3, 4に 伝達するための走行ミッション 9が搭載され,矢印 Aで示す方向に適宜速度で前進走 行するように構成され,カロえて,前記走行機体 2のうち前記操縦座席 8の後部及び左 右両側の部分には,カバーケース 10が設けられ,このカバーケース 10の上面は,こ の上に乗った状態のもとで前記走行機体 2の前部左右両側に搭載した苗マットを前 記苗植装置 6に対して補給するという苗継ぎ等のような各種作業を行うための作業床 面 11に形成されている。

[0024] なお,前記作業床面 11には,二点鎖線で示すように,前記苗植装置 6にて苗植付 けを行う各植付け条の各々に対して肥料を散布するための肥料散布機構 12を搭載 する場合も存在する。

[0025] 前記苗植装置 6は,従来から良く知られているように, 2条植えを一単位とする三つ の苗植ユニット,つまり,第 1苗植ユニット 13,第 2苗植ユニット 14及び第 3苗植ュ-ッ ト 15を横方向に並べて配設することによって,合計として 6条植えに構成されている。

[0026] また,前記各苗植ユニット 13, 14, 15の各々は,前記エンジン 7から動力伝達され る伝動ケース 16と,この伝動ケース 16の左右両側面に装着されている従来周知の口 一タリー式苗植付け機構 17と,前記伝動ケース 16の上面に装着されている苗載台 1 8と,前記伝動ケース 16の下面に前記圃場面 5の表面を滑走するように装着したフロ ート 19から成り,前記苗載台 18には,図示していないがこれに載せた苗マットに対す る縦送り機構が設けられている一方,前記伝動ケース 16には,その左右両側におけ る一対の苗植付け機構 17に対する動力伝達を同時に断続操作するための条止めク ラッチ機構 20が設けられて、る。

[0027] この条止めクラッチ機構 20は,図 7及び図 8に示すように,一対の苗植付け機構 17 に対して共通の駆動軸 20aに,前記エンジン 7から動力伝達される従動歯車 20bを 回転自在に被嵌して,この従動歯車 20bに従動側クラッチ爪 20cを設ける一方,前 記駆動軸 20aに,前記従動側クラッチ爪 20cに嚙合するように構成したクラッチ体 20 dを,スプライン嵌合にて軸線方向に摺動自在に設けて,このクラッチ体 20dを,前記 駆動軸 20aに被嵌して設けたばね 20eの付勢にて前記従動側クラッチ爪 20cに常時 嚙合することにより,前記両苗植付け機構 17を回転駆動し,更に,前記クラッチ体 20 dには,傾斜カム面 20fを設けて,この傾斜カム面 20fに,前記伝動ケース 16に出没 自在に設けた操作ピン 20gの先端を接触することにより,前記クラッチ体 20dがその ばね 20eに杭して前記従動側クラッチ爪 20cから外れるように後退動して,前記両苗 植付け機構 17を回転駆動を停止するように構成して、る。

[0028] この場合において,前記操作ピン 20gの基端を,前記伝動ケース 16から上向きに 突出するアーム 20hの先端にピン 20iにて回転自在に枢着したベルクランク型の操 作レバー 20jの一端に連結して,前記操作ピン 20gを,前記ベルクランクレバー 20j に対して前記ピン 20iに被嵌するように設けた捩じりばね 20kにより,前記傾斜カム面 20fから外れる方向に付勢し且つこの位置を保持するように構成して、る。

[0029] 一方,前記走行機体 2におけるカバーケース 10には,前記各苗植ユニット 13, 14 , 15の各々における一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレバー 21, 22, 23が ,前記操縦座席 8の左右両側に振り分けて設けられて、る。

[0030] すなわち,前記操縦座席 8の右側に,前記各苗植ユニット 13, 14, 15のうち走行 方向に対して最も右外側に位置する第 1苗植ユニット 13における一対の苗植付け機 構 17に対するクラッチレバー 21と,前記各苗植ユニット 13, 14, 15のうち走行方向 に対して内側に位置する第 2苗植ユニット 14における一対の苗植付け機構 17に対 するクラッチレバー 22とを横方向に並べて配設する。

[0031] 一方,前記操縦座席 8の左側に,各苗植ユニット 13, 14, 15のうち走行方向に対し て最も左外側に位置する第 3苗植ユニット 15における一対の苗植付け機構 17に対 するクラッチレバー 23を配設する。

[0032] この場合,前記第 1苗植ユニット 13における一対の苗植付け機構 17に対するクラッ チレバー 21を外側に位置し,前記第 2苗植ユニット 14における一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレバー 22を内側に位置して、る。

[0033] なお,前記乗用型田植機 1を,前記三つの苗植ユニット 13, 14, 15を並べて配設 することに加えて,これら各苗植ユニットと同様に構成した第 4苗植ユニットを並べて 配設することで合計として 8条植えに構成する場合には,操縦座席 8の右側に,走行 方向に対して右力数えて第 1苗植ユニット及び第 2苗植ユニットにおける一対の苗 植付け機構 17に対するクラッチレバーを,第 1苗植ユニットにおける一対の苗植付け 機構 17に対するクラッチレバーを操縦座席 8より遠い部位に第 2苗植ユニットにおけ る一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレバーを操縦座席 8に近い部位に位置し て配設する一方,前記操縦座席 8の左側に,走行方向に対して右カゝら数えて第 3苗 植ユニット及び第 4苗植ユニットにおける一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレ バーを,第 4苗植ユニットにおける一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレバーを 操縦座席 8より遠い部位に第 3苗植ユニットにおける一対の苗植付け機構 17に対す るクラッチレバーを操縦座席 8に近い部位に位置して配設する。

[0034] つまり,前記複数の各苗植ユニットを,当該各苗植ユニットのうち走行方向に対して 右側に位置する苗植ユニットにおける一対の苗植付け機構に対するクラッチレバー は操縦座席の右側に位置し,前記各苗植ユニットのうち走行方向に対して左側に位 置する苗植ユニットにおける一対の苗植付け機構に対するクラッチレバーは操縦座 席の左側に位置するというように,操縦座席 8の左右両側に振り分けて配設し,更に ,前記各苗植ユニットのうち走行方向に対して外側に位置する苗植ユニットにおける 一対の苗植付け機構に対するクラッチレバーを前記操縦座席から遠、部位に,前記 外側の苗植ユニットよりも内側に位置する苗植ユニットにおける一対の苗植付け機構 に対するクラッチレバーを,前記操縦座席に近い部位に位置するように構成する。

[0035] 前記第 1苗植ユニット 13における一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレバー 2 1及び前記第 2苗植ユニット 14における一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレ バー 22を,前記カバーケース 10内に設けた門型フレーム 24から突出するブラケット 25の左右両側面に,当該両クラッチレバー 21, 22が前後方向に回動するようにピン 26, 27にて回動自在に枢着する一方,前記第 3苗植ユニット 15に対するクラッチレ バー 23を,前記門型フレーム 24から突出するブラケット 28の右側面に,当該クラッチ レバー 23が前後方向に回動するようにピン 29にて回動自在に枢着する。

[0036] なお, 8条植えに構成する場合には,前記ブラケット 28における左側面に,第 4苗 植ユニットに対するクラッチレバーを枢着するように構成する。つまり,前記一つのブ ラケット 25, 28に対して,その左右両側面に二つのクラッチレバーを取り付けるように 構成している。

[0037] 前記第 1苗植ユニット 13に対するクラッチレバー 21の下端部に固着したピン 21aと 第 1苗植ユニット 13における条止めクラッチ機構 20の操作レバー 20jの下端との間, 前記第 2苗植ユニット 14に対するクラッチレバー 22の下端部に固着したピン 22aと第 2苗植ユニット 14における条止めクラッチ機構 20の操作レバー 20jの下端との間,及 び,前記第 3苗植ユニット 15に対するクラッチレバー 23の下端部に固着したピン 23a と第 3苗植ユニット 15における条止めクラッチ機構 20の操作レバー 20jの下端との間 の各々を,遠隔操作用ワイヤー 30, 31, 32を介して連結することにより,前記各クラ ツチレバー 21, 22, 23を,前方向に図示しない前ストッパーに接当するまで回動操 作したとき,前記各苗植ユニット 13, 14, 15における条止めクラッチ機構 20がクラッ チ入りになり,前記各クラッチレバー 21, 22, 23を,後方向に図示しない後ストツバ 一に接当するまで回動操作したとき,前記各苗植ユニット 13, 14, 15における条止 めクラッチ機構 20がクラッチ入りになるように構成する。

[0038] すなわち,前記各クラッチレバー 21, 22, 23のうち任意のクラッチレバーを後方側 に回動操作することで,当該クラッチレバーに対応する苗植ユニットにおける両苗植 付け機構 17を同時に停止することができるから,これによつて, 6条植え力も 4条植え 又は 2条植えに自在に変更することができる。

[0039] この場合,前記各クラッチレバー 21, 22, 23を,前方に回動操作したとき,前記各 苗植ユニット 13, 14, 15における条止めクラッチ機構 20の捩じりばね 20kによるば ね力がピン 26, 27, 29より下側に作用することにより,前ストッパーに接当する状態, つまり,前方回動位置 (苗植付け機構を駆動する位置)に保持されているが,この各 クラッチレバー 21 , 22, 23を,後方に回動操作としたとき,前記捩じりばね 20kによる ばね力がピン 26, 27, 29より上側に作用するというように支点越えすることにより,後 ストッパーに接当する状態,つまり,後方回動位置 (苗植付け機構を停止する位置) に保持するように構成して、る。

[0040] なお,前記各ワイヤー 30, 31, 32と条止めクラッチ機構 20における操作レバー 20j との連結部には,緩衝用の引っ張りばね 33が設けられて、る。

[0041] そして,前記各クラッチレバー 21, 22, 23を,側面視において,く字状に屈曲した 形状にすることにより,これを前方回動位置 (苗植付け機構を駆動する位置)に回動 操作したとき,その上端における握り部が前記カバーケース 10の前面に突出してい るが,これを後方回動位置 (苗植付け機構を停止する位置)に回動操作したとき,そ の握り部が前記カバーケース 10の上面における作業床面 11より僅かに突出した状 態でこの作業床面 11と実質的に平行又はこれに近い状態になるように,後方に向か つて実質的に水平又はこれに近、状態に倒れるように構成して、る。

[0042] このように構成したことにより,前記各クラッチレバー 21, 22, 23は,前記操縦座席 8の左右両側に振り分けて配設されていることにより,この各クラッチレバー 21, 22, 23の総てが,当該各クラッチレバーを操縦座席の片側に横方向に並べて設ける場 合よりも,操縦座席 8に近づくことになるから,作業者は,操縦座席 8に座ったままの 姿勢で前記総てのクラッチレバーを操作することができる。

[0043] また,前記各クラッチレバー 21, 22, 23は,これを前方回動位置 (苗植付け機構を 駆動する位置)に回動操作したときには,その上端における握り部が前記カバーケー ス 10の前面より突出している状態になっているが,これを後方回動位置 (苗植付け機 構を停止する位置)に回動操作したときには,その握り部が後方に向力て実質的に 水平又はこれに近い状態に倒れる状態になるから,これによつて,前記各クラッチレ バー 21, 22, 23のうち任意のクラッチレバーが,苗植付け機構を駆動する位置にな つているか,或いは,苗植付け機構を停止する位置になっているかが,一見して容易 に且つ的確に識別することができる。

[0044] 前記各クラッチレバー 21, 22, 23を後方回動位置 (苗植付け機構を停止する位置 )に回動操作した状態で,その握り部は,前記カバーケース 10の上面における作業 床面 11より僅かに突出した状態でこの作業床面 11と実質的に平行又はこれに近い 状態になっていることにより,この各クラッチレバー 21, 22, 23力前記作業床面 10 上における苗継ぎ等の各種作業に対して邪魔になることを確実に低減できる。

[0045] また,前記各苗植ユニット 13, 14, 15のうち走行方向に向力つて右側に位置する 第 1苗植ユニット 13における一対の苗植付け機構 17に対するクラッチレバー 21は, 前記操縦座席 8の右側に位置する一方,前記各苗植ユニット 13, 14, 15のうち走行 方向に向力つて左側に位置する第 3苗植ユニット 15における一対の苗植付け機構 1 7に対するクラッチレバー 23は,前記操縦座席 8の左側に位置していることにより,右 側に位置する第 1苗植ユニット 13における一対の苗植付け機構 17と,左側に位置す る第 3苗植ユニット 15における一対の苗植付け機構 17とを誤って操作することを低 減できる。

[0046] 更にまた,前記操縦座席 8の右側に位置する各クラッチレバー 21 , 22においては, 前記各苗植ユニットのうち最も右外側に位置する第 1苗植ユニット 13における一対の 苗植付け機構 17に対するクラッチレバー 21が外側に位置し,前記第 1苗植ユニット 1 3よりも内側に位置する第 2苗植ユニット 14における一対の苗植付け機構 17に対す るクラッチレバー 22が内側に位置していることにより,この各クラッチレバー 21, 22の 相互間において外側と内側とについて誤って操作することを低減できる。

[0047] ところで,前記各苗植ユニット 13, 14, 15における苗載台 18には,これに載せた苗 マットに対する縦送り機構が設けられており,この縦送り機構は,前記両苗植付け機 構 17の駆動を停止したときにおいて同時に,クラッチ機構にて縦送りを停止するよう に構成されている。

[0048] そこで,前記各クラッチレノ一 21, 22, 23の下端咅こ固着したピン 21a, 22a, 23a の各々に,当該各クラッチレバー 21, 22, 23の各々に対応する前記各苗植ユニット 13, 14, 15における縦送り機構用クラック機構を遠隔的に操作するための操作ワイ ヤー 34, 35, 36を連結することにより,前記各クラッチレバー 21, 22, 23のうち任意 のクラッチレバーにおける後方への回動操作にて,当該クラッチレバーに対応する苗 植ユニット 13, 14, 15における両苗植付け機構 17の停止と,この停止した苗植付け 機構 17の苗載台 18における縦送り機構の停止とを同時に行うことができる。

[0049] また,乗用型田植機によっては,前記したように,前記各苗植付け機構 17による苗 植付け条に対する肥料散布装置 12が設けられる場合がある。

[0050] この肥料散布装置 12は,従来力良く知られているように,前記各苗植付け機構 1 7のうち停止した苗植付け機構による苗植え付け条に対しては,肥料の散布を停止 するように構成されている。

[0051] そこで,この肥料散布装置 12において,各苗植え付け条に対する肥料の散布を停 止する機構を操作するための操作ワイヤー 37, 38, 39を,前記各クラッチレバー 21 , 22, 23の下端部に固着したピン 21a, 22a, 23aの各々に連結することにより,前記 各クラッチレバー 21 , 22, 23のうち任意のクラッチレバーにおける後方への回動操 作にて,当該クラッチレバーに対応する苗植ユニット 13, 14, 15における両苗植付 け機構 17の停止と,この停止した苗植付け機構 17の苗載台 18における縦送り機構 の停止と,前記停止した苗植付け機構 17による苗植付け条に対する肥料散布停止 との三者を同時に行うことができる。

なお,前記した図示の実施の形態においては,一つの苗植ユニットに,一対の苗植 付け機構を設け,この一対の苗植付け機構ごとに条止めクラッチ機構を設けた場合 を示したが,本発明は,これに限らず,各苗植付け機構ごとに条止めクラッチ機構を 設けた場合にも適用できることは、うまでもな!/、。