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1. WO2020202534 - TRUSS SUPPORT DEVICE FOR PASSENGER CONVEYOR

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明 細 書

発明の名称 乗客コンベアのトラス支持装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044  

符号の説明

0045  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6   7  

明 細 書

発明の名称 : 乗客コンベアのトラス支持装置

技術分野

[0001]
 この発明は、建築梁とトラスの端部材との間に設けられている乗客コンベアのトラス支持装置に関するものである。

背景技術

[0002]
 従来の乗客コンベアでは、トラスの端部に支持アングルが固定されている。支持アングルは、建築の床部に掛けられている。また、トラスの端部の幅方向両側には、一対の支持フレームが固定されている。一対の支持フレームは、トラスの上面に固定されている。また、一対の支持フレームは、床部に載せられている。床部に対する一対の支持フレームの掛かり代は、床部に対する支持アングルの掛かり代よりも大きい(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2017-190235号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 上記のような従来の乗客コンベアでは、トラスの幅方向への移動、及び床部からのトラスの浮き上がりを抑制することができず、トラスを安定して支持することができない。
[0005]
 この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、建築梁に対するトラスの実質的な掛かり代を十分に確保しつつ、トラスをより安定して支持することができる乗客コンベアのトラス支持装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006]
 この発明に係る乗客コンベアのトラス支持装置は、建築梁と、トラスの端部に設けられており、建築梁に掛けられている端部材との間に設けられ、端部材が建築梁から外れたときに、端部材からの荷重を建築梁に伝達してトラスを支持する支持装置本体を備え、支持装置本体は、建築梁及び端部材のいずれか一方である第1の設置部に設置される連結部材、及び建築梁及び端部材の他方である第2の設置部に設置され、かつ連結部材に連結されるガイド部材を有しており、ガイド部材は、トラスの幅方向に直角かつ水平な方向への連結部材の相対的な移動を案内するとともに、トラスの幅方向及び上下方向への連結部材の相対的な移動を規制する。

発明の効果

[0007]
 この発明によれば、建築梁に対するトラスの実質的な掛かり代を十分に確保しつつ、トラスをより安定して支持することができる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。
[図2] 図1のトラスの建物への設置状態を示す側面図である。
[図3] 図2のトラス支持装置を拡大して示す側面図である。
[図4] 図3のトラス支持装置を示す平面図である。
[図5] 図4のV-V線に沿う断面図である。
[図6] 図3の支持アングルが建築梁から外れた状態を示す側面図である。
[図7] 連結部材の変形例を示す断面図である。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
 実施の形態1.
 図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図において、トラス1は、トラス本体2と、端部材である一対の支持アングル3とを有している。一対の支持アングル3は、トラス本体2の長手方向の両端部に固定されている。即ち、各支持アングル3は、トラス1の端部に設けられている。
[0010]
 トラス本体2には、無端状に連結されている複数の踏段4が支持されている。複数の踏段4は、トラス本体2に設けられている循環路に沿って循環移動する。図1では、一部の踏段4を省略している。
[0011]
 踏段4の両側のトラス1上には、一対の欄干5が立てられている。各欄干5には、無端状の移動手摺6が設けられている。各移動手摺6は、踏段4に同期して循環移動する。
[0012]
 図2は、図1のトラス1の建物への設置状態を示す側面図である。一対の支持アングル3は、上下階の建築梁7にそれぞれ掛けられている。各建築梁7には、トラス支持装置11が設けられている。各トラス支持装置11は、エスカレータの使用状態では、床板の下に配置され、利用者からは見えないようになっている。
[0013]
 各トラス支持装置11は、一対の支持装置本体12を有している。一対の支持装置本体12は、トラス1の幅方向の両端部に配置されている。トラス1の幅方向は、図2のX軸方向である。
[0014]
 支持装置本体12は、建築梁7と支持アングル3との間に設けられている。また、支持装置本体12は、支持アングル3が建築梁7から外れたときに、支持アングル3からの荷重を建築梁7に伝達してトラス1を支持する。
[0015]
 図3は、図2のトラス支持装置11を拡大して示す側面図である。また、図4は、図3のトラス支持装置11を示す平面図である。また、図5は図4のV-V線に沿う断面図であり、建築梁7は省略している。
[0016]
 各建築梁7の上面には、プレート8が固定されている。プレート8は、例えば、図示しない複数のアンカボルトにより建築梁7に固定さてれている。各プレート8には、複数の挟み金9が固定されている。各挟み金9は、プレート8と支持アングル3との間に介在している。
[0017]
 各支持装置本体12は、連結部材13、ガイド部材14、緩衝部材としてのばね15、ばね受け16、及びストッパ17を有している。
[0018]
 連結部材13は、支持アングル3の上面に溶接されている。即ち、連結部材13は、溶接により支持アングル3に対して固定されている。実施の形態1の第1の設置部は、支持アングル3である。
[0019]
 連結部材13の正面形状は、T字形である。また、連結部材13は、図5に示すように、基部13aと、一対の突出部13bとを有している。基部13aは、支持アングル3に固定されている部分である。一対の突出部13bは、基部13aの上端からトラス1の幅方向両側へ突出した部分である。
[0020]
 ガイド部材14は、プレート8の上面に溶接されている。即ち、ガイド部材14は、溶接により建築梁7に固定されている。実施の形態1の第2の設置部は、建築梁7である。
[0021]
 ガイド部材14は、脚部14aと、断面C字形の筒状部14bとを有している。脚部14aは、プレート8に固定されている。筒状部14bの長手方向の第1の端部は、脚部14aに固定されている。筒状部14bの長手方向は、トラス1の幅方向に直角、かつ水平な方向である。筒状部14bは、脚部14aから支持アングル3の上方へ突出している。
[0022]
 筒状部14bには、基部13aの上端部と一対の突出部13bとが収容されている。また、筒状部14bには、開口14cが設けられている。開口14cには、基部13aが通されている。開口14cは、トラス1の幅方向に直角な方向、即ち筒状部14bの長手方向に沿って設けられている。
[0023]
 連結部材13の上端部の幅寸法は、開口14cの幅寸法よりも大きい。ガイド部材14は、トラス1の幅方向に直角かつ水平な方向への連結部材13の相対的な移動を案内する。また、ガイド部材14は、トラス1の幅方向及び上下方向への連結部材13の相対的な移動を規制する。
[0024]
 筒状部14bの長手方向の第2の端部は、建築梁7のトラス本体2側の端面よりもトラス本体2側に位置している。
[0025]
 ばね15の基端部は、脚部14aに固定されている。ばね15の先端部は、自由端である。また、ばね15は、脚部14aと連結部材13との間に設けられている。
[0026]
 また、ばね15は、筒状部14b内に配置されている。また、ばね15は、トラス1の幅方向に直角かつ水平な方向に伸縮可能である。ばね受け16は、ばね15の先端部に固定され、連結部材13に対向している。
[0027]
 連結部材13とばね受け16との間の間隔は、トラス1が建築梁7側へ変位したときに、支持アングル3の垂直部が建築梁7に衝突する前に連結部材13がばね受け16に衝突するように設定されている。また、ばね15が連結部材13により全圧縮されたとき、支持アングル3の垂直部と建築梁7との間には、隙間が残される。これにより、ばね15は、トラス1と建築梁7との衝突を抑制する。
[0028]
 ストッパ17は、筒状部14bの長手方向の第2の端部に固定されている。また、ストッパ17は、筒状部14bの長手方向の第2の端部を塞いでいる。これにより、ストッパ17は、支持アングル3が建築梁7から離れる方向へのガイド部材14に対する連結部材13の相対的な移動範囲を制限する。
[0029]
 図6は、図3の支持アングル3が建築梁7から外れた状態を示す側面図である。例えば地震動による建物の層間変位により、建築梁7から支持アングル3が外れると、支持アングル3からの荷重は、連結部材13、ガイド部材14及びプレート8を介して建築梁7に伝達される。
[0030]
 このようなトラス支持装置11では、建築梁7から支持アングル3が外れても、支持装置本体12を介してトラス1は建築梁7に支持され続ける。このため、建築梁7に対するトラス1の実質的な掛かり代を十分に確保することができる。これにより、トラス1の落下を防止することができる。
[0031]
 また、トラス1の幅方向及び上下方向への支持アングル3の動きは、ガイド部材14により規制されている。これにより、トラス1をより安定して支持することができる。
[0032]
 また、支持アングル3に対する穴開け等の加工を施すことなく、トラス1の幅方向及び上下方向への支持アングル3の動きを規制することができる。
[0033]
 また、連結部材13とガイド部材14との間にばね15が設けられているので、トラス1と建築梁7との衝突を抑制することができる。
[0034]
 また、連結部材13は支持アングル3に溶接されており、ガイド部材14はプレート8に溶接されている。このため、支持アングル3と建築梁7との間に支持装置本体12を容易に設置することができる。
[0035]
 また、T字形の連結部材13が支持アングル3に固定されており、ガイド部材14の筒状部14bに連結部材13の上部が収容されている。また、筒状部14bの開口14cに連結部材13の基部13aが通されている。このため、簡単な構成により、トラス1の幅方向及び上下方向への支持アングル3の動きを規制しつつ、トラス1の幅方向に直角な方向への支持アングル3の動きを案内することができる。
[0036]
 また、筒状部14bの長手方向の第2の端部にストッパ17が固定されている。このため、簡単な構成により、連結部材13のガイド部材14からの外れを抑制することができる。
[0037]
 なお、図7に示すように、基部としての軸19と、突出部としてのローラ部20とを有する連結部材18を用いてもよい。図7に示す変形例では、軸19は、支持アングル3の上面に垂直に溶接されている。ローラ部20は、軸19を中心として回転可能である。これにより、ローラ部20は、ガイド部材14に対する連結部材18の相対的な移動時に、筒状部14bの内壁面に接して回転する。また、軸19に対するローラ部20の上下方向への移動は、規制されている。
[0038]
 このような連結部材18を用いることにより、ガイド部材14に対する連結部材18の相対的な移動が滑らかになる。これにより、支持装置本体12の損傷を抑制することができる。
[0039]
 また、緩衝部材は、ばね15に限定されるものではなく、例えばゴム片であってもよい。
[0040]
 また、ガイド部材及び連結部材の形状は、上記の例に限定されない。例えば、筒状部の代わりに、断面逆T字形のレール部材を用い、連結部材を、上部が開口したC字形の部材としてもよい。この場合、図5の筒状部14bを上下反対に配置した正面形状を有する連結部材と、図5の連結部材13を上下反対に配置した断面形状を有するレール部材とを組み合わせた構造となる。
[0041]
 また、端部材は、支持アングルに限定されない。
[0042]
 また、上記の例では、端部材を第1の設置部とし、建築梁を第2の設置部としたが、建築梁を第1の設置部とし、端部材を第2の設置部としてもよい。
[0043]
 また、1つの端部材に対する支持装置本体の数は、2台に限定されない。
[0044]
 また、上記の例では、乗客コンベアとしてエスカレータを示したが、この発明は動く歩道にも適用できる。

符号の説明

[0045]
 1 トラス、3 支持アングル(端部材、第1の設置部)、7 建築梁(第2の設置部)、11 トラス支持装置、12 支持装置本体、13,18 連結部材、13a 基部、13b 突出部、14 ガイド部材、14a 脚部、14b 筒状部、14c 開口、15 ばね(緩衝部材)、17 ストッパ、19 軸(基部)、20 ローラ部(突出部)。

請求の範囲

[請求項1]
 建築梁と、トラスの端部に設けられており、前記建築梁に掛けられている端部材との間に設けられ、前記端部材が前記建築梁から外れたときに、前記端部材からの荷重を前記建築梁に伝達して前記トラスを支持する支持装置本体
 を備え、
 前記支持装置本体は、
 前記建築梁及び前記端部材のいずれか一方である第1の設置部に設置される連結部材、及び
 前記建築梁及び前記端部材の他方である第2の設置部に設置され、かつ前記連結部材に連結されるガイド部材
 を有しており、
 前記ガイド部材は、前記トラスの幅方向に直角かつ水平な方向への前記連結部材の相対的な移動を案内するとともに、前記トラスの幅方向及び上下方向への前記連結部材の相対的な移動を規制する乗客コンベアのトラス支持装置。
[請求項2]
 前記支持装置本体は、
 前記連結部材と前記ガイド部材との間に設けられており、前記トラスと前記建築梁との衝突を抑制する緩衝部材
 をさらに有している請求項1記載の乗客コンベアのトラス支持装置。
[請求項3]
 前記連結部材は、溶接により前記第1の設置部に対して固定されており、
 前記ガイド部材は、溶接により前記第2の設置部に対して固定されている請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベアのトラス支持装置。
[請求項4]
 前記第1の設置部は、前記端部材であり、
 前記連結部材は、前記端部材に固定される基部と、前記基部から前記トラスの幅方向へ突出した突出部とを有しており、
 前記ガイド部材は、前記建築梁に固定される脚部と、前記脚部に固定されており、前記突出部を収容する筒状部とを有しており、
 前記筒状部には、前記基部が通される開口が、前記トラスの幅方向に直角な方向に沿って設けられている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の乗客コンベアのトラス支持装置。
[請求項5]
 前記支持装置本体は、
 前記端部材が建築梁から離れる方向への前記ガイド部材に対する前記連結部材の相対的な移動範囲を制限するストッパ
 をさらに有している請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の乗客コンベアのトラス支持装置。
[請求項6]
 前記連結部材は、前記ガイド部材に対する相対的な移動時に前記ガイド部材に接して回転するローラ部を有している請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の乗客コンベアのトラス支持装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]