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1. WO2020195051 - PRINTER, PRINTER CONTROL METHOD AND PROGRAM

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明 細 書

発明の名称 プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

発明の概要

0005   0006   0007   0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

発明の名称 : プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラムに関する。

背景技術

[0002]
 JP2006-272844Aには、ICチップ及びアンテナを有するRFID(Radio Frequency Identification)インレットが組み込まれたラベルに印字を行うプリンタが開示されている。
[0003]
 上記のプリンタでは、RFIDインレットに対する情報の読み取り及び書き込みを行うアンテナが、印字部の上流側に配置されている。よって、使用するラベルによっては、ラベル連続体をプリンタにセットして印字対象のラベルを印字位置にした状態において、当該ラベルのRFIDインレットがアンテナと印字部との間に位置する場合がある。
[0004]
 このようなラベルを使用する場合、上記のプリンタは、ラベル連続体をバックフィードして印字対象のラベルが有するRFIDインレットに情報の書き込みを行う動作と、ラベル連続体をフォワードフィードしながら印字対象のラベルに印字を行う動作と、を繰り返し行うようになっている。

発明の概要

[0005]
 上記の技術では、ラベル等のRFID媒体を1枚発行する度に、RFIDインレットに情報の書き込みを行うためのバックフィードと、RFID媒体に印字を行うためのフォワードフィードと、を行うことが必要となる。よって、連続体の搬送に要する時間が多くなり、RFID媒体の発行スピードを高めることが難しい。
[0006]
 本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、印字開始位置にした状態でRFIDインレットがアンテナと印字部との間に位置するRFID媒体を使用する場合において、RFID媒体の発行スピードを高めることを目的とする。
[0007]
 本発明のある態様によれば、RFIDインレットを有するRFID媒体が連なって設けられた連続体を搬送しながら前記RFID媒体に印字を行う印字部と、前記印字部の上流側に設けられ、前記RFIDインレットに情報の書き込みを行うアンテナと、印字開始位置にある前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になるまで前記連続体をバックフィードして前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字開始位置にあった前記RFID媒体が前記印字開始位置になるまで前記連続体をフォワードフィードする第1処理手段と、前記連続体をフォワードフィードしながら前記RFID媒体に印字を行い、印字中の前記RFID媒体の次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になると前記印字中の前記RFID媒体への印字を途中で停止して前記次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字を途中で停止した前記RFID媒体への印字を再開して完了させる第2処理手段と、を備え、前記RFID媒体の印字発行指示があると、前記第1処理手段による処理を1回実行した後に前記第2処理手段による処理を実行する、プリンタが提供される。
[0008]
 上記態様によれば、1枚目のRFID媒体は、連続体をバックフィードしてRFIDインレットに情報の書き込みがなされる。また、2枚目以降のRFID媒体は、1つ前のRFID媒体への印字の途中でRFIDインレットへの情報の書き込みがなされる。つまり、2枚目以降のRFID媒体については、RFIDインレットに情報の書き込みを行うためのバックフィードが不要となる。よって、連続体の搬送に要する時間を低減でき、RFID媒体の発行スピードを高めることができる。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] 図1は、本発明の第1実施形態に係るプリンタの概略構成図である。
[図2] 図2は、プリンタの動作を説明するための図である。
[図3] 図3は、第1実施形態に係る媒体発行処理の内容を示すフローチャートである。
[図4] 図4は、本発明の第2実施形態に係るプリンタの概略構成図である。
[図5] 図5は、位置合わせ処理の内容を示すフローチャートである。
[図6] 図6は、第2実施形態に係る媒体発行処理の内容を示すフローチャートである。

発明を実施するための形態

[0010]
 <第1実施形態>
 以下、添付図面を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
[0011]
 図1は、本発明の第1実施形態に係るプリンタ100の概略構成図である。
[0012]
 プリンタ100は、ICチップC及びアンテナAを有するRFIDインレット(以下、単に「インレット」という。)Nが組み込まれたRFID媒体(以下、単に「媒体」という。)Mに印字を行うプリンタである。プリンタ100では、インレットNを有さない印字媒体に印字をすることもできる。
[0013]
 プリンタ100は、媒体Mの印字発行指示に基づいて、価格、バーコード、その他の商品情報、物品あるいはサービスに関する管理情報等の可変情報を媒体Mに印字すると共に、インレットNに対する情報の読み取り及び書き込みを行う。
[0014]
 なお、「インレットNの情報の読み取り」とは、インレットNのICチップCに書き込まれた情報を読み取ることであり、「インレットNへの情報の書き込み」とは、インレットNのICチップCに情報を書き込むことである。
[0015]
 媒体Mとしては、例えば、タグ、ラベル、リストバンド等がある。
[0016]
 図1では、プリンタ100に媒体Mがセットされている。より詳しくは、図1では、媒体Mは帯状台紙に連なって仮着されたラベルであって、媒体Mの連続体MLとしてプリンタ100にセットされている。
[0017]
 プリンタ100は、図1に示すように、印字機構10と、媒体供給軸40と、アンテナ50と、位置検出センサ60と、コントローラ(コンピュータ)70と、を備える。
[0018]
 印字機構10は、ヘッドユニット11と、プラテンローラ12と、を備え、連続体MLの搬送と媒体Mへの印字とを行う機構である。
[0019]
 ヘッドユニット11は、サーマルヘッド13の発熱素子を下面から露出させた状態でサーマルヘッド13を保持する。プラテンローラ12は、サーマルヘッド13の直下に配置され、媒体Mに印字を行う印字部15をサーマルヘッド13と共に構成する。
[0020]
 ヘッドユニット11は、支持軸14により図1の実線の矢印の方向に揺動可能に支持される。ヘッドユニット11は、サーマルヘッド13がプラテンローラ12から離間するヘッドオープン位置と、サーマルヘッド13がプラテンローラ12に当接するヘッドクローズ位置と、に移動させることができる。図1では、ヘッドユニット11はヘッドクローズ位置である。
[0021]
 媒体供給軸40は、印字部15に供給される連続体MLをロール状に保持する。媒体供給軸40から印字部15に供給された連続体MLは、サーマルヘッド13とプラテンローラ12との間に挟持される。
[0022]
 媒体Mがサーマルヘッド13とプラテンローラ12との間に挟持された状態でサーマルヘッド13の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によって媒体Mが発色し、媒体Mへの印字が行われる。また、プラテン駆動モータ(図示せず)によってプラテンローラ12が正回転すると、連続体MLが下流側(白抜き矢印の方向)へと搬送される。なお、連続体MLを下流側へ搬送することを「フォワードフィード」といい、連続体MLを上流側へ搬送することを「バックフィード」という。
[0023]
 位置検出センサ60は、帯状台紙における媒体Mが配設される面とは反対側の面に、媒体Mの配設ピッチと同じピッチで予め印刷されているアイマーク(図示せず)を検出する反射センサである。これにより、媒体Mを連続して発行するときに、印字部15に対する媒体Mの相対的位置を検出することができる。
[0024]
 コントローラ70は、マイクロプロセッサ、ROMやRAM等の記憶装置、入出力インターフェース、これらを接続するバス等で構成される。コントローラ70は、複数のマイクロコンピュータで構成することも可能である。コントローラ70には、入出力インターフェースを介して、外部コンピュータからの媒体Mの印字発行指示、位置検出センサ60の検出信号等が入力される。
[0025]
 コントローラ70は、記憶装置に格納されている各種制御プログラムをマイクロプロセッサによって実行し、サーマルヘッド13の発熱素子への通電、プラテン駆動モータへの通電、アンテナ50への通電(インレットNに対する情報の読み取り及び書き込み)等を制御する。なお、コントローラ70が実行する各種制御プログラムは、例えばCD-ROM等の非一過性の記録媒体に記憶されたものを用いてもよい。
[0026]
 ところで、プリンタ100は、上述したように、印字部15の上流側にアンテナ50を備える。よって使用する媒体Mによっては、連続体MLをプリンタ100にセットして印字対象の媒体Mを印字開始位置にした状態において、当該媒体Mが有するインレットNがアンテナ50と印字部15との間に位置する場合がある(図2状態(a)参照)。
[0027]
 このような媒体Mを使用する場合は、連続体MLをバックフィードして印字対象の媒体Mが有するインレットNに情報の書き込みを行う動作と、連続体MLをフォワードフィードしながら印字対象の媒体Mに印字を行う動作と、を繰り返し行うことで、媒体Mを連続して発行することができる。
[0028]
 しかしながら、この場合は、媒体Mを1枚発行する度に、バックフィードとフォワードフィードとを行うことが必要となる。よって、連続体MLの搬送に要する時間が多くなり、媒体Mの発行スピードを高めることが難しい。
[0029]
 これに対して、本実施形態のプリンタ100は、印字開始位置にした状態でインレットNがアンテナ50と印字部15との間に位置する媒体Mを使用する場合において、媒体Mの発行スピードを高めることができるスピード発行モードを有する。
[0030]
 以下、図2を参照しながら、スピード発行モードに設定された場合のプリンタ100の動作について説明する。なお、図2において、各媒体Mには、連続体MLの搬送に伴う各媒体Mの位置の変化を理解しやすくするために、連番([1]、[2]、・・・)を付してある。
[0031]
 図2の状態(a)に示すように、連続体MLは、最初の印字対象である媒体M([2])が印字開始位置にある状態で予めプリンタ100にセットされている。
[0032]
 印字発行指示があると、媒体M([2])が有するインレットNがアンテナ50と通信可能な位置になるまで連続体MLがバックフィードされ、アンテナ50を用いてインレットNに情報の書き込みが行われる(状態(a)→状態(b))。
[0033]
 このときのバックフィード量は、媒体Mが印字開始位置にある状態におけるインレットNとアンテナ50とのオフセットFの量である(状態(a)参照)。オフセットFは使用する媒体Mによって定まり、予めプリンタ100のコントローラ70に設定しておくことができる。
[0034]
 インレットNへの情報の書き込み後に媒体M([2])が印字開始位置になるまで連続体MLがフォワードフィードされる(状態(b)→状態(c))。このときのフォワードフィード量は、上述したバックフィード量と同じくオフセットFの量である。
[0035]
 続いて、連続体MLをフォワードフィードしながら媒体M([2])に印字が行われ、次の媒体M([3])が有するインレットNがアンテナ50と通信可能な位置になると、印字が途中で停止される。そして、アンテナ50を用いてインレットNに情報の書き込みが行われる(状態(c)→状態(d))。なお、状態(d)及び状態(e)における媒体Mのハッチングは、印字済みの領域であることを示す。
[0036]
 状態(c)から状態(d)までのフォワードフィード量は、帯状台紙への媒体Mの配設ピッチからオフセットFを減じた量である。媒体Mの配設ピッチは使用する連続体MLによって定まり、予めプリンタ100のコントローラ70に設定しておくことができる。
[0037]
 インレットNへの情報の書き込み後に媒体M([2])への印字が再開され、印字が完了すると次の媒体M([3])が印字開始位置になる(状態(d)→状態(e))。媒体M([3])は、位置検出センサ60で検出したアイマークの位置に基づいて、印字開始位置への位置合わせが行われる。
[0038]
 以降は、媒体Mの発行数量に応じて、状態(c)から状態(d)への動作と、状態(d)から状態(e)への動作と、が繰り返し行われる。
[0039]
 次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、プリンタ100がスピード発行モードに設定された場合にコントローラ70が実行する媒体発行処理の内容について説明する。
[0040]
 連続体MLは、最初の印字対象である媒体Mが印字開始位置にある状態で予めプリンタ100にセットされている(図2状態(a)参照)。コントローラ70は、印字発行指示があると媒体発行処理を開始する。
[0041]
 媒体発行処理は、第1処理としてのステップS11~ステップS13と、第2処理としてのステップS15~ステップS17と、を含む。すなわち、コントローラ70は、第1処理を実行する第1処理手段としての機能と、第2処理を実行する第2処理手段としての機能と、を有する。
[0042]
 ステップS11では、コントローラ70は、最初の印字対象であって印字開始位置にある媒体MのインレットNがアンテナ50と通信可能な位置になるまで連続体MLをバックフィードする。バックフィード量は、予め設定されたオフセットFの量である。
[0043]
 ステップS12では、コントローラ70は、最初の印字対象である媒体Mが有するインレットNに、アンテナ50を用いて情報の書き込みを行う。
[0044]
 ステップS13では、コントローラ70は、最初の印字対象である媒体Mが印字開始位置になるまで連続体MLをフォワードフィードする。フォワードフィード量は、ステップS11のバックフィード量と同じくオフセットFの量である。
[0045]
 ステップS14では、コントローラ70は、印字対象の媒体Mの次の媒体Mがあるか判定する。
[0046]
 具体的には、コントローラ70は、残りの発行数量が2以上である場合は、印字対象の媒体Mの次の媒体Mがあると判定する。
[0047]
 コントローラ70は、印字対象の媒体Mの次の媒体Mがあると判定すると、処理をステップS15に移行する。また、コントローラ70は、印字対象の媒体Mの次の媒体Mがないと判定すると、処理をステップS18に移行する。
[0048]
 ステップS15では、コントローラ70は、連続体MLを搬送しながら印字対象の媒体Mへの印字を途中まで行う。印字を途中で停止する位置は、帯状台紙への媒体Mの配設ピッチからオフセットFを減じた量だけ連続体MLをフォワードフィードした位置である。
[0049]
 これにより、印字中の媒体Mの次の媒体Mが有するインレットNがアンテナ50と通信可能な位置にある状態で、印字が途中で停止される。
[0050]
 ステップS16では、コントローラ70は、印字中の媒体Mの次の媒体Mが有するインレットNに、アンテナ50を用いて情報の書き込みを行う。
[0051]
 ステップS17では、コントローラ70は、印字中の媒体Mへの印字を再開して印字を完了させる。印字が完了すると、次の媒体Mが印字開始位置になる。
[0052]
 コントローラ70は、ステップS17の処理を終えると、ステップS14から処理を繰り返す。つまり、コントローラ70は、ステップS14の処理を行うことで、第2処理(ステップS15~ステップS17)を媒体Mの発行数量に応じた回数実行するようになっている。媒体Mの発行数量に応じた回数とは、ずなわち、媒体Mの発行数量「n」よりも「1」少ない回数(n-1)である。
[0053]
 ステップS18では、コントローラ70は、印字対象の媒体Mに印字を行う。ステップS18で印字を行う媒体Mは、印字発行指示に従って発行される最後の媒体Mである。
[0054]
 以上述べたように、本実施形態のプリンタ100は、インレットNを有する媒体Mが連なって設けられた連続体MLを搬送しながら媒体Mに印字を行う印字部15と、印字部15の上流側に設けられ、インレットNに情報の書き込みを行うアンテナ50と、印字開始位置にある媒体Mが有するインレットNがアンテナ50と通信可能な位置になるまで連続体MLをバックフィードしてインレットNに情報の書き込みを行い、その後に印字開始位置にあった媒体Mが印字開始位置になるまで連続体MLをフォワードフィードする第1処理手段(コントローラ70)と、連続体MLをフォワードフィードしながら媒体Mに印字を行い、印字中の媒体Mの次の媒体Mが有するインレットNがアンテナ50と通信可能な位置になると印字中の媒体Mへの印字を途中で停止して次の媒体Mが有するインレットNに情報の書き込みを行い、その後に印字を途中で停止した媒体Mへの印字を再開して完了させる第2処理手段(コントローラ70)と、を備え、媒体Mの印字発行指示があると、第1処理手段(コントローラ70)による処理を1回実行し、その後に第2処理手段(コントローラ70)による処理を実行する。
[0055]
 また、媒体Mが有するインレットNは、媒体Mが印字開始位置にある状態において、印字部15とアンテナ50との間に位置する。
[0056]
 これによれば、1枚目の媒体Mは、連続体MLをバックフィードしてインレットNに情報の書き込みがなされる。また、2枚目以降の媒体Mは、1つ前の媒体Mへの印字の途中でインレットNへの情報の書き込みがなされる。つまり、2枚目以降の媒体Mについては、インレットNに情報の書き込みを行うためのバックフィードが不要となる。よって、連続体MLの搬送に要する時間を低減でき、媒体Mの発行スピードを高めることができる。
[0057]
 <第2実施形態>
 続いて、添付図面を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。
[0058]
 図4は、本発明の第2実施形態に係るプリンタ200の概略構成図である。プリンタ200は、印字部15の上流側に設けられ、連続体MLを搬送する上流側搬送部80と、印字部15の下流側に設けられ、連続体MLを検出する連続体検出センサ90と、を備える点においてプリンタ100の構成と相違する。以下プリンタ100との相違点を中心に説明し、プリンタ100と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
[0059]
 上流側搬送部80は、駆動ローラ81と、従動ローラ82と、を備える。上流側搬送部80は、媒体供給軸40から印字部15に供給される連続体MLを、駆動ローラ81と従動ローラ82との間に挟持する。
[0060]
 ローラ駆動モータ(図示せず)によって駆動ローラ81が正回転すると、連続体MLが下流側(白抜き矢印の方向)へと搬送される。
[0061]
 ローラ駆動モータは、プラテン駆動モータと同様に、コントローラ70によって制御される。なお、ローラ駆動モータを設けずに、プラテン駆動モータの駆動力をベルト等で伝達することで駆動ローラ81を駆動してもよい。
[0062]
 連続体検出センサ90は、所定の光を出射する発光ユニット91と、発光ユニット91から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する検出信号を出力する受光ユニット92と、を有する透過センサである。連続体検出センサ90の検出信号は、入出力インターフェースを介して、コントローラ70に入力される。
[0063]
 発光ユニット91と受光ユニット92との間に何も存在しない状態と、帯状台紙のみが存在する状態と、媒体Mが存在する状態とでは、受光ユニット92が受光する光の強度が異なる。
[0064]
 よって、連続体MLを搬送することにより、発光ユニット91と受光ユニット92との間に何も存在しない状態と、帯状台紙のみが存在する状態と、媒体Mが存在する状態と、が遷移すると、各状態に応じて受光ユニット92が受光する光の強度が変化する。これにより、連続体検出センサ90は、媒体Mの先端位置を検出することができる。なお、連続体検出センサ90は、反射センサであってもよい。
[0065]
 プリンタ200は、連続体検出センサ90を備えることで、連続体MLの先頭に位置する媒体Mを印字開始位置に位置合わせする位置合わせ処理をすることができる。
[0066]
 以下、図5に示すフローチャートを参照しながら、コントローラ70が実行する第3処理としての位置合わせ処理の内容について説明する。すなわち、コントローラ70は、第3処理を実行する第3処理手段としての機能を有する。なお、位置合わせ処理を行うか否かは、予め設定することができる。
[0067]
 コントローラ70は、連続体MLがプリンタ200にセットされると、位置合わせ処理を開始する。
[0068]
 ステップS21では、コントローラ70は、連続体検出センサ90からの検出信号に基づいて、媒体Mを検出しているか判定する。
[0069]
 コントローラ70は、媒体Mを検出している場合は、処理をステップS22に移行する。また、コントローラ70は、媒体Mを検出していない場合は、処理をステップS26に移行する。
[0070]
 ステップS22では、コントローラ70は、連続体MLをバックフィードする。
[0071]
 ステップS23では、コントローラ70は、連続体MLのバックフィードに伴って媒体Mの先端位置を検出したか判定する。
[0072]
 コントローラ70は、媒体Mの先端位置が検出された場合は、処理をステップS24に移行する。また、コントローラ70は、バックフィードを所定量まで行っても媒体Mの先端位置が検出されない場合は、処理をステップS25に移行する。
[0073]
 ステップS24では、コントローラ70は、先端位置を検出した媒体Mが印字開始位置になるまで連続体MLをフォワードフィードする。連続体検出センサ90と印字部15との距離は規定であることから、先端位置を検出した媒体Mが印字開始位置になるフォワードフィード量を決定することができる。
[0074]
 ステップS25では、コントローラ70は、エラーを報知する。具体的には、例えば、プリンタ200のディスプレイ(図示せず)にエラー情報を表示させる、警告音を発生させる等の処理を行う。
[0075]
 ステップS26では、コントローラ70は、連続体MLをフォワードフィードする。
[0076]
 ステップS27では、コントローラ70は、連続体MLのフォワードフィードに伴って媒体Mの先端位置を検出したか判定する。
[0077]
 コントローラ70は、媒体Mの先端位置が検出された場合は、処理をステップS28に移行する。また、コントローラ70は、フォワードフィードを所定量まで行っても媒体Mの先端位置が検出されない場合は、処理をステップS29に移行する。
[0078]
 ステップS28では、コントローラ70は、先端位置を検出した媒体Mが印字開始位置になるまで連続体MLをバックフィードする。上述したように、連続体検出センサ90と印字部15との距離は規定であることから、先端位置を検出した媒体Mが印字開始位置になるバックフィード量を決定することができる。
[0079]
 ステップS29の処理はステップS25の処理と同様である。
[0080]
 以上のように、プリンタ200では、連続体MLの先頭に位置する媒体Mを印字開始位置に位置合わせすることができる。
[0081]
 また、プリンタ200においては、位置合わせ処理を実行した場合は、スピード発行モードにおける媒体発行処理の内容がプリンタ100と一部異なる。
[0082]
 以下、図6に示すフローチャートを参照しながら、位置合わせ処理を実行した場合にプリンタ200のコントローラ70が実行する媒体発行処理の内容について説明する。
[0083]
 コントローラ70は、印字発行指示があると媒体発行処理を開始する。
[0084]
 媒体発行処理は、第1処理としてのステップS31~ステップS33と、第2処理としてのステップS35~ステップS37と、を含む。すなわち、コントローラ70は、第1処理を実行する第1処理手段としての機能と、第2処理を実行する第2処理手段としての機能と、を有する。
[0085]
 ステップS31では、コントローラ70は、最初の印字対象であって印字開始位置にある媒体MのインレットNがアンテナ50と通信可能な位置になるまで、上流側搬送部80を用いて連続体MLをバックフィードする。バックフィード量は、予め設定されたオフセットFの量である。
[0086]
 位置合わせ処理を実行した場合は、バックフィードに伴って連続体MLの先端位置が印字部15よりも上流側まで移動するので、印字部15では連続体MLを搬送することができなくなる。そこで、プリンタ200では、上流側搬送部80を用いることで、連続体MLをバックフィードしている。
[0087]
 ステップS32では、コントローラ70は、最初の印字対象である媒体Mが有するインレットNに、アンテナ50を用いて情報の書き込みを行う。
[0088]
 ステップS33では、コントローラ70は、最初の印字対象である媒体Mが印字開始位置になるまで、上流側搬送部80を用いて連続体MLをフォワードフィードする。フォワードフィード量は、ステップS11のバックフィード量と同じくオフセットFの量である。
[0089]
 ステップS34以降の処理は、第1実施形態における媒体発行処理(図3参照)のステップS14以降と同様である。
[0090]
 なお、プリンタ200においては、連続体MLを搬送する際に、上流側搬送部80と印字部15とを同期して搬送動作させることで、印字部15あるいは上流側搬送部80で媒体Mが擦れて汚れが発生することを防止できる。よって、コントローラ70は、図6に示す媒体発行処理においても、適宜、上流側搬送部80と印字部15とを同期して搬送動作させる。
[0091]
 以上述べたように、本実施形態のプリンタ200は、印字部15の上流側に設けられ、連続体MLを搬送する上流側搬送部80と、印字部15の下流側に設けられ、媒体Mを検出する連続体検出センサ90と、プリンタ200に連続体MLがセットされると、連続体検出センサ90の検出状態に基づいて連続体MLの先頭に位置する媒体Mを印字開始位置に位置合わせする第3処理手段(コントローラ70)と、を備え、第3処理手段(コントローラ70)による処理を実行した場合は、第1処理手段(コントローラ70)におけるバックフィード及びフォワードフィードを、上流側搬送部80を用いて行う。
[0092]
 これによれば、連続体MLの先頭に位置する媒体Mへの印字及び当該媒体MのインレットNへの情報の書き込みを行うことができる。よって、連続体MLの先頭に位置する媒体Mを無駄にすることなく発行することができる。
[0093]
 以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
[0094]
 本願は2019年3月25日に日本国特許庁に出願された特願2019-057432に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

請求の範囲

[請求項1]
 プリンタであって、
 RFIDインレットを有するRFID媒体が連なって設けられた連続体を搬送しながら前記RFID媒体に印字を行う印字部と、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記RFIDインレットに情報の書き込みを行うアンテナと、
 印字開始位置にある前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になるまで前記連続体をバックフィードして前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字開始位置にあった前記RFID媒体が前記印字開始位置になるまで前記連続体をフォワードフィードする第1処理手段と、
 前記連続体をフォワードフィードしながら前記RFID媒体に印字を行い、印字中の前記RFID媒体の次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になると前記印字中の前記RFID媒体への印字を途中で停止して前記次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字を途中で停止した前記RFID媒体への印字を再開して完了させる第2処理手段と、
を備え、
 前記RFID媒体の印字発行指示があると、前記第1処理手段による処理を1回実行した後に前記第2処理手段による処理を実行する、
プリンタ。
[請求項2]
 プリンタであって、
 RFIDインレットを有するRFID媒体が連なって設けられた連続体を搬送しながら前記RFID媒体に印字を行う印字部と、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記RFIDインレットに情報の書き込みを行うアンテナと、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記連続体を搬送する上流側搬送部と、
 前記印字部の下流側に設けられ、前記連続体を検出する連続体検出センサと、
 印字開始位置にある前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になるまで前記連続体をバックフィードして前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字開始位置にあった前記RFID媒体が前記印字開始位置になるまで前記連続体をフォワードフィードする第1処理手段と、
 前記連続体をフォワードフィードしながら前記RFID媒体に印字を行い、印字中の前記RFID媒体の次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になると前記印字中の前記RFID媒体への印字を途中で停止して前記次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字を途中で停止した前記RFID媒体への印字を再開して完了させる第2処理手段と、
 前記プリンタに前記連続体がセットされると、前記連続体検出センサの検出状態に基づいて前記連続体の先頭に位置する前記RFID媒体を前記印字開始位置に位置合わせする第3処理手段と、
を備え、
 前記RFID媒体の印字発行指示があると、前記第1処理手段による処理を1回実行した後に前記第2処理手段による処理を実行し、
 前記第3処理手段による処理を実行した場合は、前記第1処理手段における前記バックフィード及び前記フォワードフィードを、前記上流側搬送部を用いて行う、
プリンタ。
[請求項3]
 請求項1又は2に記載のプリンタであって、
 前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットは、前記RFID媒体が前記印字開始位置にある状態において、前記印字部と前記アンテナとの間に位置する、
プリンタ。
[請求項4]
 RFIDインレットを有するRFID媒体が連なって設けられた連続体を搬送しながら前記RFID媒体に印字を行う印字部と、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記RFIDインレットに情報の書き込みを行うアンテナと、
を備えるプリンタの制御方法であって、
 前記RFID媒体の印字発行指示があると、
 印字開始位置にある前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になるまで前記連続体をバックフィードして前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字開始位置にあった前記RFID媒体が前記印字開始位置になるまで前記連続体をフォワードフィードする第1処理を1回実行し、
 前記第1処理の実行後に、
 前記連続体をフォワードフィードしながら前記RFID媒体に印字を行い、印字中の前記RFID媒体の次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になると前記印字中の前記RFID媒体への印字を途中で停止して前記次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字を途中で停止した前記RFID媒体への印字を再開して完了させる第2処理を実行する、
プリンタの制御方法。
[請求項5]
 請求項4に記載のプリンタの制御方法であって、
 前記プリンタは、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記連続体を搬送する上流側搬送部と、
 前記印字部の下流側に設けられ、前記連続体を検出する連続体検出センサと、
を備え、
 前記プリンタに前記連続体がセットされると、前記連続体検出センサの検出状態に基づいて前記連続体の先頭に位置する前記RFID媒体を前記印字開始位置に位置合わせする第3処理を実行し、
 前記第1処理における前記バックフィード及び前記フォワードフィードを、前記上流側搬送部を用いて行う、
プリンタの制御方法。
[請求項6]
 請求項4又は5に記載のプリンタの制御方法であって、
 前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットは、前記RFID媒体が前記印字開始位置にある状態において、前記印字部と前記アンテナとの間に位置する、
プリンタの制御方法。
[請求項7]
 RFIDインレットを有するRFID媒体が連なって設けられた連続体を搬送しながら前記RFID媒体に印字を行う印字部と、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記RFIDインレットに情報の書き込みを行うアンテナと、
を備えるプリンタのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
 前記RFID媒体の印字発行指示があると、
 印字開始位置にある前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になるまで前記連続体をバックフィードして前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字開始位置にあった前記RFID媒体が前記印字開始位置になるまで前記連続体をフォワードフィードする第1処理を1回実行する手順と、
 前記第1処理の実行後に、
 前記連続体をフォワードフィードしながら前記RFID媒体に印字を行い、印字中の前記RFID媒体の次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットが前記アンテナと通信可能な位置になると前記印字中の前記RFID媒体への印字を途中で停止して前記次の前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットに情報の書き込みを行い、その後に前記印字を途中で停止した前記RFID媒体への印字を再開して完了させる第2処理を実行する手順と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。
[請求項8]
 請求項7に記載のプログラムであって、
 前記プリンタは、
 前記印字部の上流側に設けられ、前記連続体を搬送する上流側搬送部と、
 前記印字部の下流側に設けられ、前記連続体を検出する連続体検出センサと、
を備え、
 前記プリンタに前記連続体がセットされると、前記連続体検出センサの検出状態に基づいて前記連続体の先頭に位置する前記RFID媒体を前記印字開始位置に位置合わせする第3処理を実行する手順と、
 前記第1処理における前記バックフィード及び前記フォワードフィードを、前記上流側搬送部を用いて行う手順と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。
[請求項9]
 請求項7又は8に記載のプログラムであって、
 前記RFID媒体が有する前記RFIDインレットは、前記RFID媒体が前記印字開始位置にある状態において、前記印字部と前記アンテナとの間に位置する、
プログラム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]