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1. WO2020003375 - PASSENGER CONVEYOR FOOTSTEP AND PASSENGER CONVEYOR

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明 細 書

発明の名称 乗客コンベアの踏段および乗客コンベア

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006  

課題を解決するための手段

0007  

発明の効果

0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051  

符号の説明

0052  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4  

明 細 書

発明の名称 : 乗客コンベアの踏段および乗客コンベア

技術分野

[0001]
 この発明は、乗客コンベアの踏段および乗客コンベアに関するものである。

背景技術

[0002]
 乗客コンベアは、一般的に、乗客が立ち止まった状態で利用される。そのため、乗客が駆け下りまたは駆け上りをした場合、乗客が転倒する可能性がある。従来技術として、乗客の駆け下りまたは駆け上りを抑制するため、乗客が乗る、踏段の踏面から上方に突出した突出部材を備える歩行抑制装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
[0003]
 特許文献1に記載された歩行抑制装置において、突出部材として、可撓性を有する部材、例えば、ゴムが用いられる。踏段が乗り口から降り口までの間にある場合、突出部材は、踏面から上方に突出している。踏段の移動とともに突出部材が撓んで乗降口床の下側に入り込むため、突出部材が存在しても踏段の循環移動はスムーズに行われる。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2010-6493号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 しかしながら、特許文献1に記載された歩行抑制装置においては、突出部材は、乗降口床の端部と接触することによって、撓ませられる。そのため、突出部材が乗降口床の端部と接触して破損する可能性があった。
[0006]
 この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、突出部材が破損しにくい、乗客コンベアの踏段および乗客コンベアを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

[0007]
 この発明による乗客コンベアの踏段は、踏面を有する踏段本体と、踏面から突出する突出位置と突出位置より踏段本体側に位置する退避位置との間で踏段本体に対して移動可能な突出部材と、突出位置と退避位置との間で突出部材を変位させる突出部材駆動装置とを備えている。

発明の効果

[0008]
 この発明による乗客コンベアの踏段および乗客コンベアによれば、突出部材は、踏段本体に対して移動可能である。これにより、突出部材が破損しにくい、乗客コンベアの踏段および乗客コンベアを提供することができる。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] この発明の実施の形態1による乗客コンベアを示す側面図である。
[図2] 図1の領域A突出部にある場合の踏段を示す側面図である。
[図3] 図1の領域B突出部にある場合の踏段を示す正面図である。
[図4] 図1の領域Aの拡大図である。

発明を実施するための形態

[0010]
 以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、同一もしくは相当部分は、同一符号で示し、重複する説明は、省略する。
[0011]
 実施の形態1.
 図1は、この発明の実施の形態1による乗客コンベアを示す側面図である。この実施の形態1による乗客コンベア1は、下階5と上階6とにまたがって設けられているエスカレータである。乗客コンベア1は、乗客コンベア1の長手方向に沿って、トラス2を備えている。トラス2には、ガイドレール3が設けられている。ガイドレール3には、無端状に連結された複数の踏段100が設けられている。複数の踏段100は、トラス2内に設置された、図示しない駆動機の駆動力によって下階5と上階6との間で循環移動される。
[0012]
 図2は、図1の領域A突出部にある場合の踏段を示す側面図である。図2においては、わかりやすく説明するため、後述する踏段本体を二点鎖線で示している。図3は、図1の領域B突出部にある場合の踏段を示す正面図である。
[0013]
 踏段100は、踏段本体10と、突出部材20と、突出部材20を移動させる突出部材駆動装置40とを有している。踏段本体10は、踏板11と、湾曲した板状のライザー部12と、踏段ブラケット13とを有している。踏板11、ライザー部12、および踏段ブラケット13は、一体に成形されている。
[0014]
 踏板11は、矩形の平板状である。踏板11は、乗客が乗る踏面11aを有している。踏面11aには、複数の溝が設けられている。踏板11には、細長の貫通穴11bが設けられている。貫通穴11bは、踏板11のライザー部12側に配置されている。突出部材20は、貫通穴11bを通って、踏面11aから突出することができる。
[0015]
 踏段本体10は、さらに、追従ローラ14と、駆動ローラ15とを有している。図2において、追従ローラ14は、駆動ローラ15と離間して設けられている。追従ローラ14は、踏段ブラケット13のライザー部12側に配置されている。駆動ローラ15は、踏段ブラケット13の踏板11側に配置されている。
[0016]
 突出部材20は、踏面11aから突出する突出位置と、突出位置より踏段本体10側に位置する退避位置との間で踏段本体10に対して移動可能である。突出部材20は、円弧状の突出部材本体21と、棒状の接続軸22と、接続部材23とを有している。突出部材本体21の先端側は、踏板11側にある。突出部材本体21の基端側は、踏段ブラケット13側にある。突出部材本体21の基端側は、接続軸22を介して、接続部材23の一端側に取り付けられている。突出部材本体21は、ライザー部12と同心円状に湾曲している。突出部材本体21は、踏段本体10のライザー部12側に配置されている。
[0017]
 突出部材駆動装置40は、突出位置と退避位置との間で突出部材20を変位させる。突出部材駆動装置40は、ローラブラケット41と、可動ローラ42とを有している。ローラブラケット41の形状は、フック形状である。ローラブラケット41は、踏段ブラケット13のライザー部12側、すなわち追従ローラ14側に引っ掛けられている。ローラブラケット41は、踏段ブラケット13に固定されている。ローラブラケット41には、ローラブラケット41の長手方向に沿って、細長形状のローラ穴41aが設けられている。
[0018]
 可動ローラ42は、可動ローラ軸42aを有している。可動ローラ42は、可動ローラ軸42aの回りで回転する。可動ローラ軸42aは、ローラ穴41aに挿入されている。可動ローラ42は、ローラ穴41aに沿って移動する。可動ローラ軸42aには、突出部材20の接続部材23の他端側が接続されている。したがって、可動ローラ42は、突出部材20に連結されている。これにより、突出部材20は、踏段本体10に対して移動可能である。接続部材23の他端側において、可動ローラ軸42aは回転可能である。可動ローラ42は、図2において、追従ローラ14と駆動ローラ15との間に設けられている。可動ローラ42は、図3において、追従ローラ14と同じ鉛直面に配置されている。
[0019]
 踏段100は、図3における、踏段本体10の左右両側において、同じ構造を有している。踏段100は、一対の追従ローラ14、および一対の駆動ローラ15を有している。踏段本体10は、一対の駆動ローラ15の間に配置されている。また、踏段100は、一対のローラブラケット41、および一対の可動ローラ42を有している。突出部材本体21は、一対のローラブラケット41の間に配置されている。突出部材本体21は、一対の可動ローラ42の間に配置されている。一対の追従ローラ14は、一対の駆動ローラ15の間に配置されている。一対の可動ローラ42は、一対の駆動ローラ15の間に配置されている。
[0020]
 図4は、図1の領域Aの拡大図である。ガイドレール3は、往路側の追従ローラガイドレール31aおよび帰路側の追従ローラガイドレール31bを有している。往路側の追従ローラガイドレール31aの一端は、帰路側の追従ローラガイドレール31bの一端と接続されている。追従ローラガイドレール31aの他端は、追従ローラガイドレール31bの他端と接続されている。往路側の追従ローラガイドレール31aは、水平となる水平部31cおよび、水平部から傾斜している傾斜部31dを有している。傾斜部31dは、下階の水平部31cおよび上階の水平部の間に設けられている。追従ローラガイドレール31aおよび31bは、追従ローラ14を案内する。
[0021]
 可動ローラ42は、踏段100の移動経路に沿って配置された可動ローラガイドレールに案内される。この例では、可動ローラ42は、追従ローラガイドレール31aおよび31bを走行する。すなわち、可動ローラガイドレールは、追従ローラガイドレール31aおよび31bである。
[0022]
 また、ガイドレール3は、往路側の駆動ローラガイドレール32aおよび帰路側の駆動ローラガイドレール32bを有している。往路側の駆動ローラガイドレール32aの一端は、帰路側の駆動ローラガイドレール32bの一端と接続されている。駆動ローラガイドレール32aの他端は、駆動ローラガイドレール32bの他端と接続されている。駆動ローラガイドレール32aおよび32bは、水平部分および水平方向に対して斜めになる傾斜部分を有している。駆動ローラガイドレール32aおよび32bは、駆動ローラ15を案内する。
[0023]
 追従ローラガイドレール31aおよび31bは、往路側の駆動ローラガイドレール32aと帰路側の駆動ローラガイドレール32bの間に設けられている。往路側の追従ローラガイドレール31aと、往路側の駆動ローラガイドレール32aとは、走行中の踏段100の踏面11aが、水平あるいはほぼ水平の状態を維持するように配置されている。帰路側の追従ローラガイドレール31bおよび帰路側の駆動ローラガイドレール32bに対して、鉛直方向に間をあけて設けられている。
[0024]
 乗客コンベア1は、乗降口において乗降口床4を有している。乗降口床4は、端部4aを有している。踏段100は、乗客コンベア1が進行することによって、乗降口床4の下に入り込む。
[0025]
 次に、踏段100における、突出部材20および突出部材駆動装置40の動作について、図2から図4を用いて説明する。
[0026]
 まず、図2に示されているような、ガイドレール3が水平である位置に踏段100がある場合について説明する。これは、例えば、踏段100が図1の破線が示す領域Aにある場合に相当する。この場合、可動ローラ42の位置は、追従ローラ14の位置と同じ高さにある。そのため、可動ローラ42は、ローラ穴41aにおいて、踏段ブラケット13から離れた側にある。したがって、突出部材20は、踏面11aから突出せず、踏段本体10の内部に収納されている。すなわち、突出部材20は、退避位置にある。
[0027]
 次に、ガイドレール3が傾いている位置に踏段100がある場合について説明する。これは、例えば、踏段100が図1の破線が示す領域Bにある場合に相当する。この場合、可動ローラ42の位置は、追従ローラ14の位置より高い。そのため、可動ローラ軸42aは、ローラ穴41aにおいて、踏段ブラケット13に近い側にある。そのため、ローラ穴41a内の可動ローラ軸42aの位置に伴い、接続部材23、接続軸22、および突出部材本体21は、図3において上側にある。したがって、図3に示されるように、突出部材20は、踏面11aから突出している。すなわち、突出部材20は、突出位置にある。
[0028]
 次に、乗客コンベア1を下り方向に用いた場合における、下階5の降り口を例に、乗客コンベア1における突出部材20の動きを、図4を用いて説明する。図4は、踏段100の状態に応じた、踏面11aと突出部材20との位置関係をそれぞれ示している。図4においては、踏段100の位置を、4つの状態C1~C4として例示している。
[0029]
 踏段100が乗降口床4から離れた位置にある状態C1においては、往路側の追従ローラガイドレール31aは、水平方向に対して斜めになっている。すなわち、踏段100は、追従ローラガイドレール31aの傾斜部31dを通っている。そのため、可動ローラ42は、追従ローラ14より高い位置にある。したがって、可動ローラ軸42aは、ローラ穴41aにおいて、踏段ブラケット13側に位置し、その結果、接続部材23、接続軸22、および突出部材本体21は、踏段ブラケット13側に位置する。これにより、突出部材20は、踏面11aから突出している。すなわち、突出部材20は、突出位置にある。これにより、突出部材20は、乗客の駆け下りを抑制する。
[0030]
 次に、踏段100が乗降口床4に近づいた状態C2にある場合、往路側の追従ローラガイドレール31aは、状態C1の場合と比較して、水平に近い。そのため、可動ローラ42の高さと追従ローラ14の高さとの差は小さくなる。したがって、可動ローラ軸42aは、ローラ穴41aにおいて、踏段ブラケット13から離れる側に移動し、その結果、接続部材23、接続軸22、および突出部材本体21は、踏段ブラケット13から離れる側に移動する。すなわち、突出部材20は、踏段本体10の中に引き込まれ、踏面11aからわずかに突出した位置となっている。
[0031]
 次に、踏段100が乗降口床4にさらに近づいた状態C3にある場合、往路側の追従ローラガイドレール31aは、水平あるいはほぼ水平になっている。すなわち、踏段100は、追従ローラガイドレール31aの水平部31cを通っている。そのため、可動ローラ42の位置は、追従ローラ14の位置と同じ高さ、あるいはほぼ同じ高さになる。したがって、突出部材20は、踏段本体10の内部に収納される。すなわち、突出部材20は、踏面11aから突出していない。すなわち、突出部材20は、退避位置にある。
[0032]
 この状態C3から乗客コンベア1がさらに進んだ場合、踏段100は、乗降口床4の下に入り込む。突出部材20は、踏段100が乗降口床4の下に入り込む前に、すでに踏段本体10の内部に収納されている。すなわち、突出部材20は、突出位置から、退避位置へ変位している。そのため、踏段100が乗降口床4の下に入り込む際に、突出部材20は、乗降口床4の端部4aと接触しない。これにより、突出部材20は、破損しにくくなっている。この例では、突出部材20は、踏段本体10の内部に収納されている。しかしながら、踏段100が乗降口床4の下に入り込む際に、突出部材20は、乗降口床4の端部4aと接触しなければよい。
[0033]
 次に、踏段100が、下階から上階に戻っていく状態C4にある場合、追従ローラ14および可動ローラ42は、帰路側の追従ローラガイドレール31bを走行する。駆動ローラ15は、帰路側の駆動ローラガイドレール32bを走行する。駆動ローラガイドレール32bは、追従ローラガイドレール31bに対して、鉛直方向に間をあけて設けられている。そのため、状態C4においては、突出部材20は、踏面11aから突出していない。したがって、帰路側の追従ローラガイドレール31bの周辺に、突出部材20のための余分なスペースを設ける必要がない。
[0034]
 この例では、乗客コンベア1を下り方向に用いた場合における、下階の降り口について説明した。乗客コンベア1を上り方向に用いた場合における、上階の降り口においても、踏段100の状態は、状態C1から状態C2を経て、状態C3へ変化する。そのため、踏段100が乗降口床4の下に収められる前に、突出部材20は、突出位置から、退避位置へ変位する。したがって、突出部材20は、乗降口床4の端部4aと接触しない。これにより、突出部材20は、破損しにくくなっている。
[0035]
 また、乗客コンベア1を下り方向に用いた場合における、上階の乗り口においては、踏段100の状態は、状態C3から、状態C2を経て、状態C1へ変化する。すなわち、乗客コンベア1の進行にしたがって、突出部材20は、退避位置から、突出位置へ変位する。
[0036]
 同様に、乗客コンベア1を上り方向に用いた場合における、下階の乗り口においても、踏段100の状態は、状態C3から、状態C2を経て、状態C1へ変化する。すなわち、乗客コンベア1の進行にしたがって、突出部材20は、退避位置から、突出位置へ変位する。これにより、突出部材20は、乗客の駆け下りまたは駆け上りを抑制することができる。
[0037]
 この実施の形態1の乗客コンベアの踏段によれば、突出部材は、乗降口床の端部と接触しない構造を有している。その結果、突出部材が破損しにくい、乗客コンベアの踏段を提供することができる。
[0038]
 この実施の形態1の乗客コンベアによれば、突出部材は、乗降口床の端部と接触しない構造を有している。その結果、突出部材が破損しにくい、乗客コンベアを提供することができる。
[0039]
 この実施の形態1の乗客コンベアによれば、突出部材駆動装置は、往路側に踏段がある時に突出部材を突出位置に移動させ、踏段が乗降口床の下を通過する時に突出部材を退避位置に移動させる構造を有している。その結果、往路側に踏段がある時には、乗客の駆け下りまたは駆け上りを抑制することができ、踏段が乗降口床の下を通過する時には、突出部材を破損させにくくすることができる。
[0040]
 この実施の形態1の乗客コンベアによれば、突出部材駆動装置は、突出部材に連結された可動ローラを有している。その結果、簡易な構造により、突出部材20を突出位置と退避位置との間で変位させることができる。
[0041]
 この実施の形態1の乗客コンベアによれば、可動ローラガイドレールは、追従ローラガイドレールである。その結果、ガイドレールを増設することなく、突出部材駆動装置を動作させることができる。
[0042]
 この実施の形態1の乗客コンベアによれば、突出部材駆動装置は、追従ローラガイドレールの位置によって、突出位置を変位させる構造を有している。その結果、突出部材駆動装置の動作を、踏段の状態と同期させることができる。
[0043]
 突出部材駆動装置40は、ローラブラケット41および可動ローラ42により構成されている。その結果、簡易な構造により、突出部材を変位させることができる。
[0044]
 突出部材20および突出部材駆動装置40の各部品は、それぞれ踏段本体10と別体で形成されている。そのため、突出部材20が破損または劣化した場合、踏段100全体を交換する必要はなく、突出部材20および突出部材駆動装置40を踏段本体10から取り外して交換するだけでよい。これにより、突出部材20の交換にかかるコストを抑制することができる。
[0045]
 また、踏段100が乗降口床4の下に入り込む際には、突出部材20は、踏段本体10に収納されている。そのため、乗降口床4と踏面11aとの間に、隙間を設ける必要がない。したがって、乗降口床4の下に異物が入りこむ可能性は低い。
[0046]
 なお、実施の形態1においては、乗客コンベアがエスカレータである場合について説明したが、乗客コンベアは、エスカレータに限らない。例えば、乗客コンベアは、傾斜を有する動く歩道でもよい。
[0047]
 なお、突出部材20および突出部材駆動装置40は、乗客コンベアにおけるすべての踏段100に備えさせる必要はない。突出部材20および突出部材駆動装置40は、全部の踏段100のうちの一部に設けてもよい。
[0048]
 なお、突出部材駆動装置40は、踏段100の移動経路の往路側の少なくとも一部に踏段100がある時に突出部材20を突出位置に移動させていればよい。例えば、水平部31cにおいても、突出部材20を突出位置に移動させてもよい。
[0049]
 また、突出部材20は、踏段100が往路側の追従ローラガイドレール31aの傾斜部31dを通る際に、常に突出位置に移動されている必要はない。例えば、往路側の追従ローラガイドレール31aの傾斜部31dにおいても、踏段100の位置に応じて、突出部材20は、退避位置に移動させてもよい。
[0050]
 なお、実施の形態1においては、可動ローラガイドレールは、追従ローラガイドレール31aおよび31bと兼用されている。しかしながら、可動ローラガイドレールは、追従ローラガイドレール31aおよび31bと別に設けてもよい。
[0051]
 なお、実施の形態1においては、退避位置は、突出部材20が踏段本体10に収納されている位置である。しかしながら、退避位置は、突出部材20が乗降口床4の端部4aと接触しない程度の位置であれば、突出部材20が踏面11aから出る位置であってもよい。

符号の説明

[0052]
 1 乗客コンベア、4 乗降口床、10 踏段本体、11a 踏面、14 追従ローラ、20 突出部材、31a,31b 追従ローラガイドレール(可動ローラガイドレール)、31c 水平部、31d 傾斜部、40 突出部材駆動装置、42 可動ローラ、100 踏段。

請求の範囲

[請求項1]
 踏面を有する踏段本体と、
 前記踏面から突出する突出位置と前記突出位置より前記踏段本体側に位置する退避位置との間で前記踏段本体に対して移動可能な突出部材と、
 前記突出位置と前記退避位置との間で前記突出部材を変位させる突出部材駆動装置とを備えている
 乗客コンベアの踏段。
[請求項2]
 請求項1に記載の踏段を備えている
 乗客コンベア。
[請求項3]
 前記突出部材駆動装置は、前記踏段の移動経路の往路側の少なくとも一部に前記踏段がある時に前記突出部材を前記突出位置に移動させ、前記踏段が乗降口床の下を通過する時に前記突出部材を前記退避位置に移動させる
 請求項2に記載の乗客コンベア。
[請求項4]
 前記踏段の前記移動経路に沿って配置された可動ローラガイドレールを備え、
 前記突出部材駆動装置は、前記突出部材に連結された可動ローラを有し、
 前記可動ローラは、前記可動ローラガイドレールに案内されて前記踏段本体に対して移動することにより、前記突出位置と前記退避位置との間で前記突出部材を移動させる
 請求項3に記載の乗客コンベア。
[請求項5]
 前記踏段の追従ローラを案内する追従ローラガイドレールを備え、
 前記可動ローラガイドレールは、前記追従ローラガイドレールである
 請求項4に記載の乗客コンベア。
[請求項6]
 前記突出部材駆動装置は、前記踏段が前記追従ローラガイドレールの傾斜部を通る際に前記突出部材を前記突出位置に移動させ、前記踏段が前記追従ローラガイドレールの水平部を通る際に前記突出部材を前記退避位置に移動させる
 請求項5に記載の乗客コンベア。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]