Some content of this application is unavailable at the moment.
If this situation persists, please contact us atFeedback&Contact
1. (WO2019030874) USER DEVICE
Document

明 細 書

発明の名称 ユーザ装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

非特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009  

発明の効果

0010  

図面の簡単な説明

0011  

発明を実施するための形態

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092  

符号の説明

0093  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8  

明 細 書

発明の名称 : ユーザ装置

技術分野

[0001]
 本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置に関する。

背景技術

[0002]
 3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
[0003]
 NRでは、ユーザ装置と基地局装置とが接続を確立する際の初期アクセスにおいて、基地局装置から送信される同期信号によるセル検出及びセル同定、及び初期アクセスに必要なシステム情報の一部の取得が、ユーザ装置によって行われる(例えば非特許文献1)。
[0004]
 また、NRでは、LTE(Long Term Evolution)と同様の低い周波数帯から、LTEよりも更に高い周波数帯までの幅広い周波数を使用することが想定されている。特に、高周波数帯では伝搬ロスが増大することから、当該伝搬ロスを補うために、ビーム幅の狭いビームフォーミングを適用することが検討されている(例えば非特許文献2)。

先行技術文献

非特許文献

[0005]
非特許文献1 : 3GPP TS 36.213 V14.3.0 (2017-06)
非特許文献2 : 3GPP TS 36.211 V14.3.0 (2017-06)

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 NRにおいて、初期アクセスに必要な同期信号及びシステム情報の一部は、連続したOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルから構成されるSS block(Synchronization Signal block)と呼ばれるリソースユニットで、無線フレームにマッピングされる。ユーザ装置は、基地局装置から送信されるSS blockを受信して初期アクセスに必要な情報を取得する。初期アクセスに必要な情報には、プリアンブルフォーマット及びRACH(Random Access Channel)リソースを特定する情報が含まれる。
[0007]
 また、NRにおいては、基地局装置は、ビームフォーミングを適用して複数のビームを送信する。当該ビームに関連付けられたSS blockをユーザ装置は受信し、当該SS blockに含まれる初期アクセスに必要な情報を取得する。したがって、それぞれ異なるビームに関連付けられた複数のSS blockをユーザ装置が受信する場合があり、いずれのSS blockに基づいて、初期アクセスを行うかユーザ装置が決定する必要が生じる。
[0008]
 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、ビームに関連付けられた初期アクセスに必要な複数のシステム情報のうち、適切なシステム情報をユーザ装置が選択することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0009]
 開示の技術によれば、基地局装置と通信を行い、前記基地局装置から送信されるビームに関連付けられる初期アクセスに使用する情報を含む1又は複数のブロックを、前記基地局装置から受信する受信部と、前記ビームの受信電力又は受信品質に基づいて、前記1又は複数のブロックから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択する制御部と、前記リソースを用いてプリアンブルを前記基地局装置に送信する送信部とを有するユーザ装置が提供される。

発明の効果

[0010]
 開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、ビームに関連付けられた初期アクセスに必要な複数のシステム情報のうち、適切なシステム情報をユーザ装置が選択することができる。

図面の簡単な説明

[0011]
[図1] 本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。
[図2] 本発明の実施の形態における初期アクセスのシーケンスの一例を示す図である。
[図3] 本発明の実施の形態におけるSS burst setの一例を示す図である。
[図4] 本発明の実施の形態におけるSS blockに関連付けられたRACHリソースの一例を示す図である。
[図5] 本発明の実施の形態におけるSS blockの受信状況の一例を示す図である。
[図6] 基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。
[図7] ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。
[図8] 基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0012]
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
[0013]
 本実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE-Advanced、及び、LTE-Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
[0014]
 また、以下で説明する実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)等の用語を使用しているが、これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。また、NRにおける上述の用語を、NR-SS、NR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH等と表記する。
[0015]
 <システム構成>
 図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1に示されるように、基地局装置100及びユーザ装置200を含む。図1には、基地局装置100及びユーザ装置200が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
[0016]
 基地局装置100は、1つ以上のセルを提供し、ユーザ装置200と無線通信を行う通信装置である。図1に示されるように、基地局装置100は、同期信号及びシステム情報をユーザ装置200に送信する。同期信号は、例えば、NR-PSS及びNR-SSSである。システム情報は、例えば、NR-PBCHにて送信される。基地局装置100及びユーザ装置200とはいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。ユーザ装置200は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置100に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。初期アクセスの段階において、図1に示されるように、ユーザ装置200は、ランダムアクセスのプリアンブル信号を基地局装置100に送信する。当該ランダムアクセスは、基地局装置100から受信したNR-PBCHによるシステム情報に加え、NR-PDSCH(Physical downlink shared channel)によるシステム情報に基づいて行われる。
[0017]
 なお、本実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
[0018]
 また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することとしてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算することとしてもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することと表現されてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することと表現されてもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備える基地局装置100及びユーザ装置200において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用したり複数のパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
[0019]
 (実施例1)
 以下、実施例1について説明する。
[0020]
 図2は、本発明の実施の形態における初期アクセスのシーケンスの一例を示す図である。初期アクセスが開始されると、ステップS1において、基地局装置100は、NR-PSS、NR-SSS及びNR-PBCH、すなわちSS blockを、ユーザ装置200に送信する。NR-PBCHには、システム情報の一部が含まれる。基地局装置100は、複数のSS blockで構成されるSS burst setをSS burst set periodicityの周期で繰り返してユーザ装置200に送信する。SS burst setに複数のSS blockが含まれる場合、当該複数のSS blockは、マルチビーム運用環境において、それぞれ異なるビームに関連付けられてもよい。
[0021]
 一方、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR-PSSを受信して、初期の時間及び周波数同期及びセルID(identity)の一部の特定に少なくとも使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR-SSSを受信して、少なくともセルIDの一部の特定に使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR-PBCHを受信して、初期アクセスに必要なシステム情報の一部、例えば、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)及び他のシステム情報を取得するための情報等を取得する。当該他のシステム情報は、NR-PDSCHを介して受信されてもよく、ランダムアクセス手順を実行するためのリソース、すなわち、プリアンブルフォーマット及びRACHリソース等を特定する情報が含まれる。また、SS burst setに複数のSS blockが含まれる場合、ユーザ装置200は、あるSS blockを取得すると、当該SS blockに関連付けられるビームに対応するリソースで、プリアンブルを送信しランダムアクセス手順を開始する(S2)。
[0022]
 ステップS2において、基地局装置100とユーザ装置200との間でランダムアクセス手順が成功すると、初期アクセスは完了し、通常の通信が開始される(S3)。
[0023]
 図3は、本発明の実施の形態におけるSS burst setの一例を示す図である。図3に示されるように、SS burst setは、1~L個のSS blockから構成される。SS blockを送信する候補のリソースは、5ms期間内に含まれる。SS blockが配置されていない候補のリソースは、通常の通信に使用される。SS burst set中の最大SS block数を示すLは、周波数帯によって異なる値となる。例えば、3GHz以下の周波数帯ではL=4、3GHz~6GHzの周波数帯ではL=8、6GHz~52.6GHzの周波数帯ではL=64としてよい。
[0024]
 図4は、本発明の実施の形態におけるSS blockに関連付けられたRACHリソースの一例を示す図である。図4に示されるように、NRにおいて、基地局装置100からビームに関連付けられたSS blockを含むSS burst setが送信される。ユーザ装置200は、検出可能なSS blockを受信して、受信したSS blockに関連付けられたRACHリソースでプリアンブルを送信して初期アクセス手順を開始する。RACHリソースは、ビームに関連付けられていてもよい。
[0025]
 図4に示される例では、SS burst setに含まれる4番目のSS blockをユーザ装置200は受信し、4番目のSS blockに関連付けられているRACHリソース2で、プリアンブルを送信する。また、図4に示される例では、SS burst setに含まれる2番目のSS blockは、RACHリソース1に関連付けられ、SS burst setに含まれる6番目のSS blockは、RACHリソース3に関連付けられている。
[0026]
 ここで、ユーザ装置200は、異なるビームに関連付けられた複数のSS blockを受信することがある。ユーザ装置200が、初期アクセス手順(例えば、RACH procedure)に使用するSS blockを自由に選択できる場合、最初に検出することができたSS blockに関連付けられたRACHリソースを用いて、初期アクセス手順を開始する可能性がある。最初に検出することができたSS blockと、他のビームに関連付けられたSS blockとの受信品質を比較した場合、最初に検出することができたSS blockが必ずしも良好な受信品質であるとは限らない。
[0027]
 また、例えば、初期アクセス手順のリトライ時において、前回の初期アクセス手順に使用したビームと異なるビームに関連付けられたSS blockを参照することができない場合、一度初期アクセス手順を終了させた後、LTE同様にバックオフによる待機時間が経過してから、再度初期アクセス手順を開始する。したがって、ユーザ装置200は、最初に最適なSS blockを選択できなかった場合、初期アクセスに係る遅延が大きくなる可能性がある。
[0028]
 そこで、ユーザ装置200は、1又は複数の基地局装置100から複数のビームによってそれぞれ送信されるSS blockから、当該SS blockの同期信号又は復調のための参照信号の受信状況に応じて、初期アクセスに使用するSS blockを選択する。受信状況は、受信電力に基づいた値、例えば、RSRP(Reference Signal Received Power)又はパスロス値に基づいて判定されてもよい。また、受信状況は、受信品質に基づいた値、例えば、RSRQ(Reference Signal Received Quality)又はSINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)に基づいて判定されてもよい。
[0029]
 ユーザ装置200は、最も好適な受信状況で受信されるSS blockを初期アクセスに使用するSSblockとして選択するとき、当該SS blockに含まれる情報が在圏できないことを示す場合、当該SS blockを初期アクセスに使用するSS blockの候補から除外してもよい。SS blockに含まれる情報が在圏できないことを示す場合とは、例えば、SS blockに含まれる情報が、セルが規制中である示す場合、又はユーザ装置200が在圏できないPLMNであることを示す場合等である。
[0030]
 上述の実施例1において、ユーザ装置200は、1又は複数の基地局装置100から複数のビームによってそれぞれ送信されるSS blockから最も好適な受信状況で受信されるSS blockを初期アクセスに使用するSS blockとして選択することで、初期アクセスに使用するSS blockを適切に選択することができる。
[0031]
 すなわち、無線通信システムにおいて、ビームに関連付けられた初期アクセスに必要な複数のシステム情報のうち、適切なシステム情報をユーザ装置が選択することができる。
[0032]
 (実施例2)
 以下、実施例2について説明する。実施例2では実施例1と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、実施例1と同様であってよい。
[0033]
 図5は、本発明の実施の形態におけるSS blockの受信状況の一例を示す図である。NRにおいて、ユーザ装置200は、初期アクセス手順の再試行時に、前回と異なる基地局装置100のビームで送信されたSS blockを選択することができないと定められる場合が想定される。
[0034]
 ここで、RSRQ又はSINR等の受信品質、もしくはRSRP又はパスロス値等の受信電力が近似しているSS blockが複数存在したとき、最も受信電力又は受信品質が良好なSS blockが、ユーザ装置200が初期アクセスを実行するうえで適切なものとは限らない。
[0035]
 例えば、下りチャネルを介して最良の受信電力又は受信品質を有するSS blockをユーザ装置200が受信できたとしても、上りチャネルの基地局装置100における受信電力又は受信品質は最良ではなく、ブロッキング等により基地局装置100にプリアンブルが受信されない可能性も考えられる。その場合、ユーザ装置200が、あるSS blockに関連付けられるRACHリソースでプリアンブルを複数回送信したとしても、基地局装置100にプリアンブルが到達しない可能性がある。
[0036]
 そこで、ユーザ装置200は、受信したSS blockの最良の受信電力値又は受信品質値から、例えば、XdB以内の測定値を有するSS blockが1又は複数存在する場合に、当該1又は複数のSS blockから、初期アクセスに使用するSS blockを選択してもよい。したがって、初期アクセスに使用するSS blockは、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockに加え、最良値からXdB以内の測定値を有するSS blockを候補として選択されてもよい。
[0037]
 また、例えば、ユーザ装置200は、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockからXdB以内の測定値を有するSS blockに切り替えて初期アクセス手順を実行した場合、初期アクセス手順再試行の際に、前回の初期アクセス手順試行に使用したSS blockとは異なるSS blockに切り替えて、当該SS blockに関連付けられたRACHリソースでプリアンブルを送信してもよい。
[0038]
 また、例えば、ユーザ装置200は、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockからXdB以内の測定値を有する他のSS blockが存在することが確認できた場合、前回送信時に使用したSS blockとは異なるSS blockに切り替えて、当該SS blockに関連付けられたRACHリソースでプリアンブルを送信してもよい。
[0039]
 図5は、SS block受信状況の例であり、dBm値は、各SS blockの受信電力を示しているものとする。図5に示されるように、「SS block #4」が最良の受信電力「-40dBm」を有している。例えば、上述のXdBについて、X=5であった場合、ユーザ装置200は、受信電力が「-45dBm」である「SS block #1」を選択することができる。また、例えば、上述のXdBについて、X=15であった場合、ユーザ装置200は、受信電力が「-45dBm」である「SS block #1」、受信電力が「-50dBm」である「SS block #0」、受信電力が「-55dBm」である「SS block #2」、を選択することができる。
[0040]
 また、例えば、ユーザ装置200は、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockからXdB以内の測定値を有するSS blockに切り替えた場合、初期アクセス手順で送信するプリアンブルの最大再送回数を少なくしてもよい。当該初期アクセス手順は、再試行であってもよい。
[0041]
 また、例えば、ユーザ装置200は、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockからXdB以内の測定値を有する他のSS blockが存在することが確認できた場合、初期アクセス手順で送信するプリアンブルの最大再送回数を少なくしてもよい。当該初期アクセス手順は、再試行であってもよい。
[0042]
 また、例えば、ユーザ装置200は、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockからXdB以内の測定値を有するSS blockに切り替えた場合、初期アクセス手順で送信するプリアンブルの送信回数が、最大再送回数を超過した場合であっても、上位レイヤへ報告はせずに次の初期アクセス手順を開始してもよい。当該初期アクセス手順は、再試行であってもよい。
[0043]
 また、例えば、ユーザ装置200は、最良の受信電力値又は受信品質値を有するSS blockからXdB以内の測定値を有する他のSS blockが存在することが確認できた場合、初期アクセス手順で送信するプリアンブルの送信回数が、最大再送回数を超過した場合であっても、上位レイヤへ報告はせずに次の初期アクセス手順を開始してもよい。当該初期アクセス手順は、再試行であってもよい。
[0044]
 ユーザ装置200は、初期アクセス手順再試行の際に、前回の初期アクセス手順試行に使用したSS blockとは異なるSS blockを選択するとき、前回の初期アクセス手順試行に使用したSS blockの今回の測定による受信電力値又は受信品質値から、例えば、YdB以内の測定値を有するSS blockが1又は複数存在する場合に、当該1又は複数のSS blockから、初期アクセスに使用するSS blockを選択してもよい。すなわち、初期アクセス手順試行の際には受信電力又は受信品質がXdB以内のSS blockを選択し、初期アクセス手順再試行の際には受信電力又は受信品質がYdB以内のSS blockを選択するように、SS blockを選択する基準を初期アクセス手順試行時と初期アクセス手順再試行時とで変更してもよい。
[0045]
 図5は、SS block受信状況の例であり、dBm値は、各SS blockの受信電力を示しているものとする。「SS block #4」が、前回の初期アクセス手順時に使用されたものとする。例えば、上述のYdBについて、Y=10であった場合、ユーザ装置200は、受信電力が「-45dBm」である「SS block #1」及び受信電力が「-50dBm」である「SS block #0」を選択することができる。
[0046]
 また、例えば、上述のYdBについて、Y=20であった場合、ユーザ装置200は、受信電力が「-45dBm」である「SS block #1」、受信電力が「-50dBm」である「SS block #0」、受信電力が「-55dBm」である「SS block #2」、受信電力が「-60dBm」である「SS block #5」を選択することができる。
[0047]
 上記のX及びYの値は、同一の値であってもよいし、プリアンブルの最大再送回数、再送回数又はパワーランピング値等に基づいて、予め定められてもよいし、RRC(Radio Resource Control)シグナリング又はMAC(Medium Access Control)レイヤのシグナリング等で基地局装置100からユーザ装置200に通知されてもよい。
[0048]
 なお、ユーザ装置200が、初期アクセス手順再試行の際に異なるSS blockを選択してもよい、と定められた場合には、上記のXを無限大として、上記の手順が適用可能である。
[0049]
 上述の実施例2において、ユーザ装置200は、1又は複数の基地局装置100から複数のビームによってそれぞれ送信されるSS blockから最も好適な受信状況で受信されるSS blockに加えて、受信状況に関して所定の範囲内の測定値を有するSS blockを初期アクセスに使用するSS blockとして選択可能にすることで、初期アクセスに使用するSS blockを適切に選択することができる。
[0050]
 すなわち、無線通信システムにおいて、ビームに関連付けられた初期アクセスに必要な複数のシステム情報のうち、適切なシステム情報をユーザ装置が選択することができる。
[0051]
 (装置構成)
 次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置100及びユーザ装置200の機能構成例を説明する。基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、少なくとも実施例1及び2を実施する機能を含む。ただし、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、実施例1及び2の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
[0052]
 <基地局装置100>
 図6は、基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、基地局装置100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、初期アクセス情報設定部140とを有する。図6に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
[0053]
 送信部110は、ユーザ装置200側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置200から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置200へNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL制御信号等を送信する機能を有する。また、送信部110は、ユーザ装置200に送信電力制御に関する情報及びスケジューリングに関する情報を送信し、受信部120は、ユーザ装置200からプリアンブル及び初期アクセスに係るメッセージを受信する。
[0054]
 設定情報管理部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置200に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、初期アクセスに使用する情報等である。
[0055]
 初期アクセス情報設定部140は、実施例1、2及び3において説明した、基地局装置100におけるユーザ装置200への同期信号及び初期アクセスに使用する情報を含むシステム情報の送信に係る制御、及びユーザ装置200からの初期アクセスに係る制御を行う。
[0056]
 <ユーザ装置200>
 図7は、ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。図7に示されるように、ユーザ装置200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、初期アクセス制御部240とを有する。図7に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
[0057]
 送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置100から送信されるNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL制御信号等を受信する機能を有する。また、送信部210は、基地局装置100にプリアンブル及び初期アクセスに係るメッセージを送信し、受信部120は、基地局装置100から初期アクセスに使用する情報を受信する。
[0058]
 設定情報管理部230は、受信部220により基地局装置100から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定情報管理部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、初期アクセスに使用する情報等である。
[0059]
 初期アクセス制御部240は、実施例1、2及び3において説明した、ユーザ装置200における初期アクセスに係る制御を行う。なお、初期アクセス制御部240におけるプリアンブル信号送信等に関する機能部を送信部210に含め、初期アクセス制御部240におけるシステム情報受信等に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
[0060]
 (ハードウェア構成)
 上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図6及び図7)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
[0061]
 また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置100及びユーザ装置200はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本発明の実施の形態に係る基地局装置100又はユーザ装置200である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
[0062]
 なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001~1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
[0063]
 基地局装置100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
[0064]
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
[0065]
 また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図7に示した基地局装置100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、初期アクセス情報設定部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図8に示したユーザ装置200の送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230、初期アクセス制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
[0066]
 記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
[0067]
 補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
[0068]
 通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局装置100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
[0069]
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
[0070]
 また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
[0071]
 また、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
[0072]
 (実施の形態のまとめ)
 以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局装置から送信されるビームに関連付けられる初期アクセスに使用する情報を含む1又は複数のブロックを、前記基地局装置から受信する受信部と、前記ビームの受信電力又は受信品質に基づいて、前記1又は複数のブロックから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択する制御部と、前記リソースを用いてプリアンブルを前記基地局装置に送信する送信部とを有するユーザ装置が提供される。
[0073]
 上記の構成により、ユーザ装置は、ビームに関連付けられた初期アクセスに必要な複数のシステム情報のうち、適切なシステム情報をユーザ装置が選択することができる。
[0074]
 前記制御部は、前記ビームの受信電力又は受信品質が最良のビームに関連付けられるブロックを、前記1又は複数のブロックから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックとして選択してもよい。当該構成により、ユーザ装置は、最良の受信電力又は受信品質を有するSS blockを初期アクセスに使用することができる。
[0075]
 前記制御部は、前記ユーザ装置が在圏できないことを示す情報が含まれるブロックを、前記選択されるブロックから除外してもよい。当該構成により、初期アクセスに必要な複数のシステム情報のうち、適切なシステム情報をユーザ装置が選択することができる。
[0076]
 前記制御部は、前記ビームの受信電力又は受信品質が最良のビームに関連付けられるブロックと、前記最良の受信電力又は受信品質から所定の範囲以内の受信電力又は受信品質を有するビームに関連付けられるブロックとから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択してもよい。当該構成により、初期アクセスに必要な複数のシステム情報から、通信状況に応じて柔軟にシステム情報をユーザ装置が選択することができる。
[0077]
 前記制御部は、初期アクセス手順の再試行時、初期アクセス手順の試行時に使用されたブロックと、前記初期アクセス手順の試行時に使用されたブロックに対応するビームの受信電力又は受信品質から所定の範囲以内の受信電力又は受信品質を有するビームに関連付けられるブロックとから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択してもよい。当該構成により、初期アクセス手順再試行時に、前回の初期アクセス手順で使用したSS blockに加えて、他のSS blockもユーザ装置は選択することができる。
[0078]
 前記受信部が、前記ビームの受信電力又は受信品質が最良のビームに関連付けられるブロックと、前記最良の受信電力又は受信品質から所定の範囲以内の受信電力又は受信品質を有するビームに関連付けられるブロックとを検出した場合、前記制御部は、初期アクセス手順における、プリアンブルの最大再送回数を減少させ、かつ、初期アクセス手順において、プリアンブルの最大再送回数が超過した場合、上位レイヤには報告せずに、初期アクセス手順の再試行を開始し、かつ、初期アクセス手順の試行時に使用されたブロックと異なるブロックを初期アクセス手順の再試行時に使用することができる。当該構成により、ユーザ装置は、SS blockの検出状況に応じて、初期アクセス手順開始時にプリアンブルの最大再送回数を設定することが可能となり、最大再送回数を超過した場合に上位レイヤへの報告を省くことで、速やかに初期アクセス手順の再試行を開始し、初期アクセス手順再試行時に他のSS blockを使用することができる。
[0079]
 (実施形態の補足)
 以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置100及びユーザ装置200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置200が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
[0080]
 また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
[0081]
 本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
[0082]
 本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
[0083]
 本明細書において基地局装置100によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置100装置を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置200との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置100及び/又は基地局装置100以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置100以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
[0084]
 本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
[0085]
 ユーザ装置200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
[0086]
 基地局装置100は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
[0087]
 本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
[0088]
 本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
[0089]
 「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
[0090]
 本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
[0091]
 なお、本発明の実施の形態において、SS blockは、ブロックの一例である。初期アクセス制御部240は、制御部の一例である。
[0092]
 以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

符号の説明

[0093]
100   基地局装置
200   ユーザ装置
110   送信部
120   受信部
130   設定情報管理部
140   初期アクセス情報設定部
200   ユーザ装置
210   送信部
220   受信部
230   設定情報管理部
240   初期アクセス制御部
1001  プロセッサ
1002  記憶装置
1003  補助記憶装置
1004  通信装置
1005  入力装置
1006  出力装置

請求の範囲

[請求項1]
 基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、
 前記基地局装置から送信されるビームに関連付けられる初期アクセスに使用する情報を含む1又は複数のブロックを、前記基地局装置から受信する受信部と、
 前記ビームの受信電力又は受信品質に基づいて、前記1又は複数のブロックから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択する制御部と、
 前記リソースを用いてプリアンブルを前記基地局装置に送信する送信部とを有するユーザ装置。
[請求項2]
 前記制御部は、前記ビームの受信電力又は受信品質が最良のビームに関連付けられるブロックを、前記1又は複数のブロックから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックとして選択する請求項1記載のユーザ装置。
[請求項3]
 前記制御部は、前記ユーザ装置が在圏できないことを示す情報が含まれるブロックを、前記選択されるブロックから除外する請求項1又は2記載のユーザ装置。
[請求項4]
 前記制御部は、前記ビームの受信電力又は受信品質が最良のビームに関連付けられるブロックと、前記最良の受信電力又は受信品質から所定の範囲以内の受信電力又は受信品質を有するビームに関連付けられるブロックとから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択する請求項1乃至3いずれか一項記載のユーザ装置。
[請求項5]
 前記制御部は、初期アクセス手順の再試行時、初期アクセス手順の試行時に使用されたブロックと、前記初期アクセス手順の試行時に使用されたブロックに対応するビームの受信電力又は受信品質から所定の範囲以内の受信電力又は受信品質を有するビームに関連付けられるブロックとから、プリアンブルを送信するリソースの決定に使用するブロックを選択する請求項1乃至4いずれか一項記載のユーザ装置。
[請求項6]
 前記受信部が、前記ビームの受信電力又は受信品質が最良のビームに関連付けられるブロックと、前記最良の受信電力又は受信品質から所定の範囲以内の受信電力又は受信品質を有するビームに関連付けられるブロックとを検出した場合、
 前記制御部は、
 初期アクセス手順における、プリアンブルの最大再送回数を減少させ、かつ、
 初期アクセス手順において、プリアンブルの送信回数が最大再送回数を超過した場合、上位レイヤには報告せずに、初期アクセス手順の再試行を開始し、かつ、
 初期アクセス手順の試行時に使用されたブロックと異なるブロックを初期アクセス手順の再試行時に使用する請求項1乃至5いずれか一項記載のユーザ装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]