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1. (WO2019003546) LASER LIGHT SOURCE DEVICE
Document

明 細 書

発明の名称 レーザ光源装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005   0006  

先行技術文献

特許文献

0007  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0008   0009   0010  

課題を解決するための手段

0011   0012  

発明の効果

0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167  

符号の説明

0168  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

明 細 書

発明の名称 : レーザ光源装置

技術分野

[0001]
 本発明は、レーザ光源装置に関する。

背景技術

[0002]
 近年、小型プロジェクターを内蔵したロボット、スマートグラス、及びヘッドアップディスプレイのようなウェアラブル端末が普及している。ウェアラブル端末に主に用いられるピコプロジェクターが、ウェアラブル端末の普及に伴って用いられる。このようなウェアラブル端末に要求されていることは小型化である。さらに、今後、小型であり、かつ、高輝度な光源を実現することが要求される。
[0003]
 ピコプロジェクターとして有望な方式は、赤色、緑色、及び青色の3色のレーザ光を合波させることで白色光源が実現され、その白色光源により画像または映像をスクリーンに映すことが可能なRGBレーザ方式である。RGBレーザ方式は、主に光学部品及びレーザチップを組み合わせた光源装置であるRGBレーザモジュールと、そのRGBレーザモジュールが出射する光を映像としてスクリーンに移すためのMEMSミラー方式との組み合わせから成る。
[0004]
 従来のレーザ光源装置は、保持部の上に、導電性接着剤によってサブマウントが接着され、サブマウントの上に導電性接着剤を介してレーザチップが設置されている構造を有する。
[0005]
 特許文献1には、基板と、基板の主面と垂直な方向に沿ってレーザ光を出射する光源が搭載された搭載面を有する保持部を2つ備えるレーザ光源装置が開示されている。
[0006]
 特許文献2には、2つのレーザチップがそれぞれ2つのサブマウントの上に設けられ、2つのサブマウントはそれぞれ、2つのブロックに設けられている構造を有する複合光デバイスが開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0007]
特許文献1 : 国際公開公報「WO2017010026A1(2017年1月19日公開)」
特許文献2 : 日本国公開特許公報「特開平1-241504号公報(1989年9月26日公開)」

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0008]
 小型のRGBレーザモジュールでは、RGBレーザモジュールの筐体部分であるパッケージも小さくなるので、筐体からの放熱は十分とはいえない。また、熱源であるレーザチップ同士が互いに近づくので熱干渉が起こる。レーザチップは熱の影響を受けて発光効率が下がる。特に赤色レーザチップは、GaAs系及びそれに準じたGaとAsとを主体とした構成の材料を用いており、GaN系の材料を用いた青色レーザチップ及び緑色レーザチップに比べて、熱の影響を受けて発光効率が下がりやすい。
[0009]
 特許文献1及び2に開示されている技術では、一方のレーザチップによる熱によって他方のレーザチップに影響が及ぶ。このため、例えば、一方のレーザチップに赤色レーザダイオードを用いると、他方のレーザチップによる熱によって赤色レーザダイオードの発光効率が低下するという問題がある。
[0010]
 本発明の一態様は、第1光源に、第2光源及び第3光源からの熱の影響を受けにくくさせ、第1光源の発光効率が低下することを防ぐことを目的とする。

課題を解決するための手段

[0011]
 上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るレーザ光源装置は、第1発光点から、第1レーザ光を出射する第1光源と、第2発光点から、第2レーザ光を出射する第2光源と、第3発光点から、第3レーザ光を出射する第3光源と、前記第1光源が設けられた第1主面を有する第1保持部と、前記第2光源及び前記第3光源が設けられた、前記第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面を有する第2保持部とを備える。
[0012]
 また、本発明の一態様に係るレーザ光源装置は、第1発光点から、第1レーザ光を出射する第1光源と、第2発光点から、第2レーザ光を出射する第2光源と、前記第1光源が設けられた第1主面を有する第1保持部と、前記第2光源が設けられた、前記第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面を有する第2保持部とを備える。

発明の効果

[0013]
 本発明の一態様によれば、第1光源に、第2光源及び第3光源からの熱の影響を受けにくくさせ、第1光源の発光効率が低下することを防ぐことができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 本発明の実施形態1に係るレーザ光源装置の光源の配置を示す断面図である。(a)は赤色LDチップを有する光源の配置を示す断面図であり、(b)は緑色LDチップを有する光源及び青色LDチップを有する光源の配置を示す断面図であり、(c)はレーザ光源装置の光源の配置を示す断面図である。
[図2] 上記レーザ光源装置の発光点の位置を示す断面図である。(a)は第1主面と垂直な平面に対する平面視において複数の光源が重ならない場合を示す図であり、(b)は第1主面と垂直な平面に対する平面視において複数の光源が重なる場合を示す図であり、(c)は複数の発光点の位置のうち少なくとも2つが、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる場合を示す図である。
[図3] 上記レーザ光源装置の構造を示す構造図である。(a)はZ方向とは反対方向から見た図であり、(b)はX方向とは反対方向から見た図であり、(c)はY方向から見た図である。
[図4] レーザ光源装置において、熱の移動を示す模式図である。(a)は本発明のレーザ光源装置の場合を示す図であり、(b)は従来のレーザ光源装置の場合を示す図である。
[図5] 本発明の実施形態2に係るレーザ光源装置の構造を示す構造図である。(a)はZ方向とは反対方向から見た図であり、(b)はX方向とは反対方向から見た図であり、(c)はY方向から見た図である。
[図6] 本発明の実施形態3に係るレーザ光源装置の構造を示す構造図である。(a)はZ方向とは反対方向から見た図であり、(b)はX方向とは反対方向から見た図であり、(c)はY方向から見た図である。
[図7] 本発明の実施形態4に係るレーザ光源装置の構造を示す構造図である。(a)はZ方向とは反対方向から見た図であり、(b)はX方向とは反対方向から見た図であり、(c)はY方向から見た図である。
[図8] 本発明の実施形態5に係るレーザ光源装置において、第1保持部にヒートシンクが取り付けられている構造を示す断面図である。
[図9] 本発明の実施形態6に係るレーザ光源装置において、第1保持部及び第2保持部に凹部が設けられている構造を示す断面図である。(a)は1つの凹部に1つの光源が設けられている構造を示す断面図であり、(b)は1つの凹部に複数の光源が設けられている構造を示す断面図である。
[図10] 本発明の実施形態7に係るレーザ光源装置において、第1保持部及び第2保持部が凸部を有する構造を示す断面図である。
[図11] 本発明の実施形態8に係るレーザ光源装置において、接合部が凸部を有し、第1保持部が凹部を有する構造を示す図である。(a)及び(b)は第1保持部が凹部を有する構造を示す図であり、(c)及び(d)は第2保持部に取り付けられた接合部が凸部を有する構造を示す図である。
[図12] 光源と保持部とがボンディングワイヤによって接続されている構造を示す断面図である。

発明を実施するための形態

[0015]
 〔実施形態1〕
 以下、本発明の実施形態について、図1から図4に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るレーザ光源装置1の光源の配置を示す断面図である。図1の(a)は赤色LD(Laser Diode)チップを有する光源の配置を示す断面図である。図1の(b)は緑色LDチップを有する光源及び青色LDチップを有する光源の配置を示す断面図である。図1の(c)はレーザ光源装置1の光源115・135・215・235・255の配置を示す断面図である。
[0016]
 (レーザ光源装置1の構成)
 レーザ光源装置1は、図3の(a)に示すように、筐体360内に、光源115・135・215・235・255、レンズ305・310・315・320・325、及び合波部330を備えている。なお、図1において、第2保持部20から第1保持部10に向かう方向を上方向、第1保持部10から第2保持部20に向かう方向を下方向とする。また、レーザ光源装置1は、5つの光源115・135・215・235・255を備えているが、6つ以上の光源を備えていてもよい。なお、第1保持部10と第2保持部20とは互いに接触していない。
[0017]
 図1の(a)に示すように、第1保持部10が有する第1主面145には接着剤A1によってサブマウント110・130が接着されている。接着剤A1は、半田等の導電性ペースト(導電性接着剤)である。サブマウント110(第1サブマウント)の上には赤色LD(Laser Diode)チップ105(第1レーザダイオード)が設けられており、赤色LDチップ105とサブマウント110とは、例えば半田等の導電性ペーストで接着されている。以降に記載するLDチップ及びサブマウントについても同様に、LDチップとサブマウントとは半田等の導電性ペーストで接着されている。サブマウント130の上には赤色LDチップ125が設けられている。
[0018]
 なお、LDチップの種類によってサブマウントの高さは異なっていることが多い。例えば、LDチップによってはチップ表面をサブマウント側に搭載するジャンクションダウン方式がある。チップ表面とは、チップにおいて発光点が近い方の面である。赤色LDチップに用いられるAlGaInP系レーザではジャンクションダウン方式が採用されている。よって、通常、1つの保持部に複数の光源を設ける場合、保持部の主面からの、光源の発光点の高さが光源ごとに異なり、その高さを調節するために予め高さが異なるサブマウントを用意する必要がある。
[0019]
 本発明ではこれらの問題点を上下別の保持部に光源を設けることで解決することができる。保持部の主面と平行な方向において、発光点の位置を一致させるように調節することが可能であるからである。半導体レーザ素子において、LDチップをサブマウントに設ける場合、チップ表面または、チップ表面とは反対側の面がサブマウントの表面に接するように実装される。具体的には、チップ表面がサブマウントに載置される場合をジャンクションダウン方式と呼び、チップ表面とは反対側の面がサブマウントに載置される場合をジャンクションアップ方式と呼ぶ。
[0020]
 光源115(第1光源)は、サブマウント110上に赤色LDチップ105(例えば発光波長が638nmであるレーザダイオード)が設けられた構造を有する。光源115は、赤色LDチップ105の発光点120(第1発光点)から、レーザ光L1(第1レーザ光)を出射する。赤色LDチップ105には赤色レーザダイオードを用いる。
[0021]
 光源135は、サブマウント130上に赤色LDチップ125(例えば発光波長が638nmであるレーザダイオード)が設けられた構造を有する。光源135は、赤色LDチップ125の発光点140から、レーザ光L4を出射する。赤色LDチップ125には赤色レーザダイオードを用いる。
[0022]
 図1の(b)に示すように、第2保持部20が有する第2主面265には接着剤A1によってサブマウント210・230・250が接着されている。サブマウント210(第2サブマウント)の上には緑色LDチップ205(第2レーザダイオード)が設けられており、サブマウント230(第3サブマウント)の上には青色LDチップ225(第3レーザダイオード)が設けられている。また、サブマウント250の上には、緑色LDチップ245が設けられている。
[0023]
 光源215(第2光源)は、サブマウント210上に緑色LDチップ205(例えば発光波長が520nmであるレーザダイオード)が設けられた構造を有する。光源215は、緑色LDチップ205の発光点220(第2発光点)から、レーザ光L2(第2レーザ光)を出射する。緑色LDチップ205には緑色レーザダイオードを用いる。
[0024]
 光源235(第3光源)は、サブマウント230上に青色LDチップ225(例えば発光波長が450nmであるレーザダイオード)が設けられた構造を有する。光源235は、青色LDチップ225の発光点240(第3発光点)から、レーザ光L3(第3レーザ光)を出射する。青色LDチップ225には青色レーザダイオードを用いる。
[0025]
 光源255は、サブマウント250上に緑色LDチップ245(例えば発光波長が520nmであるレーザダイオード)が設けられた構造を有する。光源255は、緑色LDチップ245の発光点260から、レーザ光L5を出射する。緑色LDチップ245には緑色レーザダイオードを用いる。
[0026]
 (LDチップ及びサブマウントについて)
 なお、サブマウント110・130・210・230・250は、電気絶縁機能を担うものであり、平板状の電気絶縁体で構成される。各サブマウントの材料は全て同一でもよいが、LDチップごとに選定した方がよく、各サブマウントの熱膨張係数と各LDチップの材料の熱膨張係数と近い方が好ましい。つまり、サブマウントと、そのサブマウント上に設けられたLDチップの材料とは、熱膨張係数が近いことが好ましい。また、サブマウントの材料には、熱伝導率が高い材料が好ましく、例えば、ダイヤモンド系、銅、ダイヤモンドと銅との混合材料などの熱伝導率が高い材料、並びにAlN及びSiCなどのセラミック材料を用いてもよい。
[0027]
 また、各LDチップはp層にp型電極があり、n層にn型電極がある。各LDチップには、各電極から電気を流すために抵抗が低い金(Au)や銀(Ag)などの金属から成るボンディングワイヤが接続されている。
[0028]
 各LDチップが設けられたサブマウントの高さについては、各LDチップが出射するレーザ光の発光波長ごとに最適な高さがある。このため、サブマウントについては、常に一定の高さのものを用いる必要はなく、レーザ光の発光波長が異なるLDチップごとに、サブマウントの高さを変更してもよい。LDチップごとにサブマウントの高さが異なるので、発光点の位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにするためには、サブマウントを設置する第1保持部10及び第2保持部20の高さを調整する必要がある。保持部の高さの調整には非常に高い精度の加工が要求される。第1保持部10及び第2保持部20の位置を調節することで、第1保持部10及び第2保持部20に光源を設置した後でも、各発光点の位置ズレを補正することができる。
[0029]
 また、サブマウントの高さは低い方がよい。サブマウントの高さを低くすることで、各LDチップからサブマウントに移動した熱が、さらに筐体360に移動して、筐体360の外部に放熱されるからである。なお、サブマウントの高さは変更してもよく、サブマウントの高さを変更することで、発光点の位置が合うように調節してもよい。
[0030]
 赤色LDチップ105・125では熱によって発光効率が非常に下がりやすいので、赤色LDチップ105・125で発生する熱を効率よく放熱する必要がある。このため、赤色LDチップ105・125は、LDチップの発光部(発熱部)をサブマウント側に対向させるように実装するジャンクションダウン方式で実装される。赤色LDチップが設けられたサブマウントは青色LDチップが設けられたサブマウントに比べると、熱伝導率が低いので、ジャンクションダウン方式が多く用いられている。
[0031]
 各LDチップは、出射するレーザ光の発光波長が異なると、異なった形状である。また、出射するレーザ光の発光波長が同一であっても高出力のLDチップと低出力のLDチップとを比べると、サイズまたは形状が異なる。
[0032]
 図1の(c)に示すように、第1保持部10の第1主面145と、第2保持部20の第2主面265とが対向し、かつ、平行になるように、第1保持部10と第2保持部20とを接合部405・410により接合する。つまり、接合部405・410は、第1保持部10と第2保持部20とを接合する。
[0033]
 また、光源115・135・215・235・255は、第1主面145に対する平面視において互いに重ならない。これにより、例えば、光源115・135・215・235・255が、第1主面145に対する平面視において互いに重なる場合と比較して、発光点120を、第2主面265により近づけることができるので、レーザ光源装置1をより小型化することができる。
[0034]
 光源115・135・215・235・255は互いに離れており、接合部405・410の熱伝導率は、第1保持部10の熱伝導率または第2保持部20の熱伝導率より低い。第1保持部10、第2保持部20、及び接合部405・410の材料については具体的に以下に説明する。
[0035]
 第1保持部10または第2保持部20には、窒化アルミニウム(AlN)のようなセラミック、銅、銅タングステン(CuW)、銅-モリブデン合金(CuMo)、Cu-ダイヤモンド、ダイヤモンド、またはダイヤモンド混合物等の熱伝導率が高い材料を用いる。
[0036]
 接合部405・410には、第1保持部10または第2保持部20に用いる材料より熱伝導率が低いコバール、42アロイ(NSI)、50アロイ(TNF)、Ni-Fe、ガラス、樹脂、及びゴム等の材料を用いる。第1保持部10、第2保持部20、及び接合部405・410の熱膨張係数は互いに、できる限り近い値であることが望ましい。第1保持部10、第2保持部20、及び接合部405・410の熱膨張係数が互いに大きく異なると、第1保持部10、第2保持部20、及び接合部405・410それぞれにおいて、熱による膨張の度合いが異なる。よって、レーザ光源装置1の製造時において、熱履歴により筐体360の信頼性が懸念される。
[0037]
 また、熱膨張係数が異なると熱による膨張の度合いが異なる。このため、例えば、第2保持部20と、光源215との熱膨張係数が異なると、それらの膨張による位置ズレと熱履歴とによって緑色LDチップ205がサブマウント210から剥がれやすくなることが懸念される。つまり、レーザ光源装置1の信頼性低下(劣化)が懸念される。なお、赤色LDチップ105と、サブマウント110との熱膨張係数が異なると、熱履歴(温度サイクル)が赤色LDチップ105にかかることによって赤色LDチップ105内に応力がかかり、赤色LDチップ105の特性及び寿命が低下することが懸念される。
[0038]
 なお、第1保持部10と第2保持部20との間の相対位置、例えば、第1主面145と第2主面265との間の距離を固定することができれば、第1保持部10と第2保持部20との間の相対位置を固定する構造は限定されない。例えば、接合部405・410と同一の熱伝導率を有する筐体の内部に第1保持部10及び第2保持部20を設けてもよい。具体的には、その筐体の底面に第2保持部20を設け、その底面に対向する筐体の天面に第1保持部10を設けてもよい。つまり、第1保持部10と第2保持部20との間の相対位置を固定しつつ、第1保持部10と第2保持部20との間に、接合部405・410と同一の熱伝導率を有する部材を介していればよい。
[0039]
 高熱で発光効率が低下しやすい特性を有する赤色LDチップ105・125を第1保持部10に設け、高熱でも発光効率が低下しにくい特性を有する緑色LDチップ205・245及び青色LDチップ225を第2保持部20に設けている。このように、発光波長が異なる複数のLDチップを用いる場合でも特性が異なるLDチップを上下に分けることができる。
[0040]
 なお、レーザ光源装置1は5つのLDチップを備えているが、これは一例であり、LDチップの数は複数であればよい。また、レーザ光源装置1は、赤色、緑色、及び青色の3種類のLDチップを備えているが、これは一例であり、一部が同じ種類のLDチップであってもよく、互いに全て異なるLDチップであってもよく、3種類のLDチップでなくてもよい。
[0041]
 また、図1の(c)に示すように、第1主面145と平行な線P1上には、発光点120・140・220・240・260が存在しており、発光点120・140・220・240・260の位置は、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる。
[0042]
 光源115・135が第1保持部10に設けられ、光源215・235・255が第2保持部20に設けられているので、第1保持部10及び第2保持部20の位置を調節することで発光点120・140・220・240・260の位置を調節することができる。
[0043]
 なお、発光点120・140・220・240・260の位置は、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる構成ではなく、以下に説明する図2の(a)~(c)に示す構成であってもよい。図2の(a)に示すように、第1主面145と平行な線P2上には、発光点120・140が存在しており、第1主面145と平行な線P3上には、発光点220・240・260が存在している。第1主面145と垂直な方向に沿った、線P2と線P3との間の距離は、300μm以下である。発光点120・140の位置が、発光点220・240・260の位置より高い位置である場合、第1主面145と垂直な方向に沿った、発光点120・140の位置と発光点220・240・260の位置との間の距離が300μm以下であってもよい。
[0044]
 また、図2の(b)に示すように、第1主面145と平行な線P4上には、発光点220・240・260が存在しており、第1主面145と平行な線P5上には、発光点120・140が存在している。第1主面145と垂直な方向に沿った、線P4と線P5との間の距離は、300μm以下である。発光点120・140の位置が、発光点220・240・260の位置より低い位置である場合、第1主面145と垂直な方向に沿った、発光点120・140の位置と発光点220・240・260の位置との間の距離が300μm以下であってもよい。なお、図2の(b)に示す構成において、赤色LDチップ105・125は、第2主面265とは接触せず、緑色LDチップ205・245及び青色LDチップ225は、第1主面145とは接触しない。
[0045]
 発光点120・140と、発光点220・240・260との間の距離の調整は、レーザ光源装置1の製造時において、生産機械によって予め行われてもよい。その距離が調整された後は、第1保持部10及び第2保持部20を、レーザ光源装置1の筐体360に固定してもよい。また、第1保持部10及び第2保持部20の位置を、筐体360の外壁に対して高精度で決定し、第1保持部10及び第2保持部20を筐体360内に嵌め込んでもよい。第1保持部10及び第2保持部20の固定方法は特に限定されず、第1保持部10及び第2保持部20が固定されればよい。
[0046]
 さらに、発光点120・140・220・240・260のうち、少なくとも2つの発光点の位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいてもよい。例えば、図2の(c)に示す構成であってもよい。図2の(c)に示すように、第1主面145と平行な線P6上には、発光点120・220・240・260が存在している。つまり、発光点120・140・220・240・260のうち、発光点140以外の発光点120・220・240・260の位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいてもよい。
[0047]
 以上により、レーザ光源装置1では、第1主面145と第2主面265とが対向しており、接合部405・410の熱伝導率は、第1保持部10の熱伝導率または第2保持部20の熱伝導率より低い。これにより、光源115・135と光源215・235・255との間の伝熱距離は長くなり、光源215・235・255から第2保持部20に伝わった熱は、第1保持部10に伝わりにくくなる。よって、光源115・135に、光源215・235・255からの熱の影響を受けにくくさせることができるので、光源115・135の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0048]
 レーザ光源装置1では、熱の影響を受けると発光効率が低下しやすい赤色レーザダイオードを光源115・135に用いている。赤色レーザダイオードは、光源215・235・255からの熱の影響を受けにくいので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0049]
 光源115・135が設けられた第1主面145と、光源215・235・255が設けられた第2主面265とは対向している。これにより、光源115・135・215・235・255が同一の主面に設けられた場合と比較して、保持部が有する主面の面積を小さくすることができるので、レーザ光源装置1をより小型化することができる。
[0050]
 レーザ光源装置1では、発光点120・140・220・240・260の位置は、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる。これにより、発光点120・140・220・240・260の位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいない場合と比較すると、レーザ光L1~L5を合波させるための光学部品の数を少なくすることができる。具体的に以下に説明する。
[0051]
 レーザ光L1~L5を合波させるとき、発光点120・140・220・240・260位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいない場合を考える。この場合、レーザ光L1~L5は、第1主面145と垂直な方向において異なる位置の発光点から出射される。レーザ光L1~L5を合波させるためには、第1主面145と垂直な方向においてレーザ光L1~L5を一致させる部材が必要になる。一方、レーザ光L1~L5が、第1主面145と垂直な方向において同一の位置の発光点から出射される場合は、この部材が不要になる。よって、光学部品の数を少なくすることができる。
[0052]
 (レーザを合波するための構造)
 次にレーザを合波するための構造について図3に基づいて説明する。なお、図3において、X方向は光源215から光源255に向かう方向であり、Y方向は光源の出射方向と同一であり、Z方向は第2主面265から第1主面145に向かう方向である。図3の(a)に示すように、レーザ光源装置1は、筐体360内に、光源115・135・215・235・255、レンズ305・310・315・320・325、及び合波部330を備えている。レンズ305・310・315・320・325には、例えば、コリメートレンズを用いる。図3の(a)において、右方向がX方向であり、上方向がY方向であり、手前方向がZ方向である。
[0053]
 合波部330は、ダイクロックミラー335・340・345・350・355を備えている。合波部330は、ダイクロックミラーを用いてレーザ光を合波させているが、偏光板を用いてレーザ光を合波させてもよい。ダイクロックミラー335は、緑色LDチップ205が出射するレーザ光L2を反射する。
[0054]
 ダイクロックミラー340は、赤色LDチップ105が出射するレーザ光L1を反射する。ダイクロックミラー345は、青色LDチップ225が出射するレーザ光L3を反射する。ダイクロックミラー350は、赤色LDチップ125が出射するレーザ光L4を反射する。ダイクロックミラー355は、緑色LDチップ245が出射するレーザ光L5を反射する。
[0055]
 光源215の緑色LDチップ205が出射するレーザ光L2は、レンズ305を通過してダイクロックミラー335に入射する。ダイクロックミラー335は、レーザ光L2を反射し、X方向とは反対方向にレーザ光L2を出射する。
[0056]
 光源115の赤色LDチップ105が出射するレーザ光L1は、レンズ310を通過してダイクロックミラー340に入射する。ダイクロックミラー340は、レーザ光L1を反射し、X方向とは反対方向にレーザ光L1を出射する。ダイクロックミラー340が反射したレーザ光L1は、ダイクロックミラー335を通過し、直進する。
[0057]
 光源235の青色LDチップ225が出射するレーザ光L3は、レンズ315を通過してダイクロックミラー345に入射する。ダイクロックミラー345は、レーザ光L3を反射し、X方向とは反対方向にレーザ光L3を出射する。ダイクロックミラー345が反射したレーザ光L3は、ダイクロックミラー335・340を通過し、直進する。
[0058]
 光源135の赤色LDチップ125が出射するレーザ光L4は、レンズ320を通過してダイクロックミラー350に入射する。ダイクロックミラー350は、レーザ光L4を反射し、X方向とは反対方向にレーザ光L4を出射する。ダイクロックミラー350が反射したレーザ光L4は、ダイクロックミラー335・340・345を通過し、直進する。
[0059]
 光源255の緑色LDチップ245が出射するレーザ光L5は、レンズ325を通過してダイクロックミラー355に入射する。ダイクロックミラー355は、レーザ光L5を反射し、X方向とは反対方向にレーザ光L5を出射する。ダイクロックミラー355が反射したレーザ光L5は、ダイクロックミラー335・340・345・350を通過し、直進する。
[0060]
 なお、レーザ光L1~L5は、X方向とは反対方向に出射されているが、X方向に出射されてもよく、レーザ光L1~L5の出射方向については特に限定されない。ただし、レーザ光L1~L5それぞれの出射方向は互いに同一方向である。
[0061]
 光源から出射されたレーザ光はレンズなどの光学部品で平行光になり、その後ダイクロックミラーまたは偏光板を用いて合波させることで、レーザ光源装置1は、合波したレーザ光を出射することができる。また、1/2波長板をさらに用いて、光源から出射されたレーザ光を合波させてもよい。例えば、第1保持部10に設けられた赤色LDチップ105・125が出射するレーザ光と、第2保持部20に設けられた緑色LDチップ205・245及び青色LDチップ225が出射するレーザ光とを合波することで白色光源を実現することができる。本実施例の場合、レンズ305とダイクロックミラー335との間、及びレンズ310とダイクロックミラー340との間にそれぞれ、1/2波長板を設置することが好ましい。また、ダイクロックミラー340とダイクロックミラー345との間に1/2波長板を設置してもよい。これら1/2波長板を設置する理由は、レーザの特性としてTE(Transverse Electric Wave)光及びTM(Transverse Magnetic Wave)光があり、一般的にTE光の光量は、TM光の光量より多いからである。ダイクロックミラーにレーザ光が入射したとき、TE光がp波(p偏光)になり、TM光がs波(s偏光)になる。ダイクロックミラー335及びダイクロックミラー340は、p波を透過させて、s波を反射する機能を有する。
[0062]
 図3の(b)に示すように、筐体360内には、第1保持部10及び第2保持部20が設けられている。図3の(b)において、右方向がY方向であり、上方向がZ方向であり、手前方向がX方向である。
[0063]
 各LDチップにおいて出射されるレーザ光の発光波長が異なると、各LDチップから出射されるレーザ光の放射角度も異なる。このため、図3の(b)に示すように、サブマウントの高さを、レーザ光が第1保持部10及び第2保持部20に当たらないような高さにする。ジャンクションアップ方式及びジャンクションダウン方式のうちどちらであるか、並びにレーザ光の放射角度により、サブマウントの高さをLDチップが出射するレーザ光の発光波長ごとに変更する必要があり、サブマウントの高さが変わってくる。
[0064]
 図3の(b)には、レンズ325がレンズ保持部420に保持されている構成が示されているが、レンズ305・310・315・320もレンズ保持部420に保持されている。
[0065]
 図3の(c)に示されている構成は、図1の(c)に示されている構成と同一である。図3の(c)において、右方向がX方向であり、上方向がZ方向であり、奥方向がY方向である。
[0066]
 (レーザ光源装置1における熱の移動について)
 次に、レーザ光源装置1における熱の移動について図4に基づいて説明する。図4の(a)に示すように、光源115・135それぞれから第1保持部10に移動する熱量はそれぞれ1Jである。光源215・255それぞれから第2保持部20に移動する熱量はそれぞれ4Jである。光源235から第2保持部20に移動する熱量は2Jである。
[0067]
 よって、第1保持部10が光源115・135から受け取る熱量の合計は2Jである。第1保持部10が受け取った熱は、筐体360の上部361に移動する。また、第2保持部20が光源215・235・255から受け取る熱量の合計は10Jである。第2保持部20が受け取った熱は、筐体360の下部362に移動する。光源115の赤色LDチップ105及び光源135の赤色LDチップ125それぞれが受け取る熱量は、熱平衡により、約1Jになる。
[0068]
 一方、従来のレーザ光源装置では、例えば、図4の(b)に示すように、第2保持部20に光源115・135・215・235・255が設けられている。これにより、各光源の熱は第2保持部20で合計される。第2保持部20が光源115・135・215・235・255から受け取る熱量の合計は12Jである。光源115の赤色LDチップ105及び光源135の赤色LDチップ125それぞれが受け取る熱量は、熱平衡により、約1J以上約2.4J以下になる。この2.4Jは、第2保持部20が受け取る熱量の合計12を光源の数で割った値である。
[0069]
 従来のレーザ光源装置において、例えば、小型の筐体に光源115・135・215・235・255を設ける場合を考える。この場合、図4の(b)に示すように、第2保持部20に光源115・135・215・235・255が設けられる。各光源が非常に近い距離にあるので、赤色LDチップ105・125は、緑色LDチップ205・245及び青色LDチップ225から熱の影響を受けやすい。また、第2保持部20に全ての光源を設けているので、第2保持部20が横方向に長くなり、レーザ光源装置が大きくなる。
[0070]
 ここで問題となるのは各LDチップの発熱量が異なり、レーザの種類によって熱を受けると発光効率が下がりやすいLDチップがあることである。例えば、緑色LDチップの発熱量が1.2Jであり、赤色LDチップの発熱量が0.3Jであるとすると、緑色LDチップの発熱量は、赤色LDチップの発熱量の4倍である。よって、各LDチップにおいて発熱量が大きく異なる。例えば温度が80℃である場合、赤色LDチップ、緑色LDチップ、及び青色LDチップの順番で、熱によって発光効率が低下しやすくなる。また、例えば温度が80℃である場合、赤色LDチップが熱によって発光効率が最も低下しやすく、青色LDチップが熱によって発光効率が最も低下しにくい。
[0071]
 したがって、レーザ光源装置1は、従来のレーザ光源装置と比べて、光源115の赤色LDチップ105及び光源135の赤色LDチップ125が受ける熱量を減らすことができる。よって、赤色LDチップ105・125の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0072]
 また、第1保持部10からの熱及び第2保持部20からの熱が筐体360を介して外部に放熱されるので、レーザ光源装置1の放熱性を向上させることができ、赤色LDチップ105・125に及ぶ熱の影響が小さくなる。赤色LDチップ105・125の熱だれの解消に効果がある。
[0073]
 従来の課題であった、レーザ光源装置を小型化すると、赤色LDチップが他のLDチップの熱の影響を受けて発光効率が低下するという問題は以下に説明するようにすることで解決される。具体的には、第1保持部10と第2保持部20とで放熱が別々になされることで小型化、かつ、高出力なレーザ光源装置を実現することができる。
[0074]
 〔実施形態2〕
 本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0075]
 レーザ光源装置2は、図5の(a)に示すように、レーザ光源装置1と比べて、光源160を備えている点、光源135・255を備えていない点、合波部330が合波部330aに変更されている点、及び筐体360が筐体360aに変更されている点が異なる。合波部330aは、合波部330と比べて、レンズ365及びダイクロックミラー370を備えている点、並びにレンズ320・325及びダイクロックミラー350・355を備えていない点が異なる。なお、レーザ光源装置2は、レーザ光源装置1と比べて、光源の数が少ないため、筐体360aのサイズは筐体360のサイズより小さくなる。
[0076]
 光源160は、サブマウント155上に赤外LDチップ150が設けられた構造を有する。光源160は、赤外LDチップ150の発光点165から、レーザ光L6を出射する。赤外LDチップ150には赤外レーザダイオードを用いる。
[0077]
 ダイクロックミラー370は、赤外LDチップ150が出射するレーザ光L6を反射する。光源160の赤外LDチップ150が出射するレーザ光L6は、レンズ365を通過してダイクロックミラー370に入射する。ダイクロックミラー370は、レーザ光L6を反射し、X方向とは反対方向にレーザ光L6を出射する。ダイクロックミラー370が反射したレーザ光L6は、ダイクロックミラー335・340・345を通過し、直進する。
[0078]
 図5の(b)に示すように、筐体360a内には、第1保持部10及び第2保持部20が設けられている。図5の(b)において、右方向がY方向であり、上方向がZ方向であり、手前方向がX方向である。
[0079]
 図5の(b)には、レンズ365がレンズ保持部420に保持されている構成が示されているが、レンズ305・310・315もレンズ保持部420に保持されている。
[0080]
 図5の(c)に示すように、第1保持部10の第1主面145には、光源115・165が設けられており、第2保持部20の第2主面265には、光源215・235が設けられている。図5の(c)において、右方向がX方向であり、上方向がZ方向であり、奥方向がY方向である。第1主面145と平行な線P7上には、発光点120・165・220・240が存在している。よって、発光点120・165・220・240の位置は、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる。
[0081]
 第1保持部10に赤色LDチップ105及び赤外LDチップ150を設け、第2保持部20に緑色LDチップ205及び青色LDチップ225を設けることでモーションセンサ機能を有する照明装置を実現することができる。
[0082]
 〔実施形態3〕
 本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0083]
 レーザ光源装置3は、図6の(a)に示すように、レーザ光源装置1と比べて、光源280を備えている点、光源135・215・235・255を備えていない点、合波部330が合波部330bに変更されている点、及び筐体360が筐体360bに変更されている点が異なる。合波部330bは、合波部330と比べて、レンズ375及びダイクロックミラー380を備えている点、並びにレンズ305・315・320・325及びダイクロックミラー335・345・350・355を備えていない点が異なる。なお、レーザ光源装置3は、レーザ光源装置1と比べて、光源の数が少ないため、筐体360bのサイズは筐体360のサイズより小さくなる。
[0084]
 光源280(第2光源)は、サブマウント275(第2サブマウント)上に水色LDチップ270(第2レーザダイオード)が設けられた構造を有する。光源280は、水色LDチップ270の発光点285(第2発光点)から、レーザ光L7(第2レーザ光)を出射する。水色LDチップ270には水色レーザダイオードを用いる。なお、光源115の赤色レーザダイオードは、610nm以上780nm以下の発光波長を有するレーザ光L1を出射し、光源280の水色レーザダイオードは、482nm以上499nm以下の発光波長を有するレーザ光L7を出射する。
[0085]
 ダイクロックミラー380は、水色LDチップ270が出射するレーザ光L7を反射する。光源280の水色LDチップ270が出射するレーザ光L7は、レンズ375を通過してダイクロックミラー380に入射する。ダイクロックミラー380は、レーザ光L7を反射し、X方向にレーザ光L7を出射する。なお、レーザ光L1・L7は、X方向に出射されているが、X方向とは反対方向に出射されてもよく、レーザ光L1・L7の出射方向については特に限定されない。
[0086]
 図6の(b)に示すように、筐体360b内には、第1保持部10及び第2保持部20が設けられている。図6の(b)において、右方向がY方向であり、上方向がZ方向であり、手前方向がX方向である。
[0087]
 図6の(b)には、レンズ375がレンズ保持部420に保持されている構成が示されているが、レンズ310もレンズ保持部420に保持されている。
[0088]
 図6の(c)に示すように、第1保持部10の第1主面145には、光源115が設けられており、第2保持部20の第2主面265には、光源280が設けられている。図6の(c)において、右方向がX方向であり、上方向がZ方向であり、奥方向がY方向である。第1主面145と平行な線P8上には、発光点120・285が存在している。よって、発光点120・285の位置は、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる。
[0089]
 以上により、レーザ光源装置3では、第1主面145と第2主面265とが対向しており、接合部405・410の熱伝導率は、第1保持部10の熱伝導率または第2保持部20の熱伝導率より低い。これにより、光源115と光源280との間の伝熱距離は長くなり、光源280から第2保持部20に伝わった熱は、第1保持部10に伝わりにくくなる。よって、光源115に、光源280からの熱の影響を受けにくくさせることができるので、光源115の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0090]
 例えば、熱の影響を受けると発光効率が低下しやすい赤色レーザダイオードを光源115として用いるとき、赤色レーザダイオードは、光源280からの熱の影響を受けにくいので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0091]
 また、光源115が設けられた第1主面145と、光源280が設けられた第2主面265とは対向している。これにより、光源115及び光源280が同一の主面に設けられた場合と比較して、保持部が有する主面の面積を小さくすることができるので、レーザ光源装置3をより小型化することができる。
[0092]
 レーザ光源装置3では、赤色レーザダイオードは、610nm以上780nm以下の発光波長を有するレーザ光L1を出射し、水色レーザダイオードは、482nm以上499nm以下の発光波長を有するレーザ光L7を出射する。これにより、レーザ光源装置3は、例えば、レーザ光L1・L7を合波させることで、白色レーザを出射することができる。
[0093]
 〔実施形態4〕
 本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0094]
 レーザ光源装置4は、図7の(a)~(c)に示すように、レーザ光源装置1と比べて、光源115・135・215・235・255は、レーザ光L1~L5の出射方向に対して垂直な平面に対する平面視において互いに一部が重なる。また、光源115・135・215・235・255は、レーザ光L1~L5の出射方向に互いにずれて配置される。
[0095]
 したがって、光源115・135・215・235・255それぞれを一部が重なるように設けることで、重なった分だけレーザ光源装置1をより小型化することができる。光源とレンズとの間にはコリメートするための最適な距離がある。同じレンズを用いても各光源の波長によって、光源とレンズとの間の距離は異なる。また、レンズの形状が変われば、光源とレンズとの間の距離も変わる。レンズに比べて光源のLDチップはかなり小さい。LDチップの横幅は約0.1~0.2mm程度であるが、レンズの直径は、小型レンズの場合でも約1~2mm程度である。レンズの直径は、LDチップの横幅より約10倍大きい。このため、複数のレンズを、レーザ光の出射方向と垂直な方向に並ぶようにすると、筐体360cのサイズが大きくなる。また、レンズにはレンズの外周より2~3割内側に有効径があり、この有効径より内側を通った光が使用されることになる。よって、レンズの使用されない部分が、筐体360cの、レーザ光の出射方向と垂直な方向に沿った幅を大きくする要因になる。
[0096]
 そこで、複数のレンズを、レーザ光の出射方向に互いにずらして配置し、また、光源を、レーザ光の出射方向に互いにずらして配置する。これにより、筐体360cの、レーザ光の出射方向と垂直な方向に沿った幅を小さくすることができる。
[0097]
 また、光源のLDチップの垂直方向の放射角(θ⊥)は10~25°程度の放射角であるのに対し、水平方向の放射角(θ//)は数°程度である。よって、水平方向の放射角は、垂直方向の放射角の約1/4倍である。
[0098]
 また、合波部330cでは、レンズ305・310・315・320・325は、レーザ光L1~L5の出射方向に対して垂直な平面に対する平面視において互いに一部が重なり、ダイクロックミラー335・340・345・350・355それぞれの間の距離が小さくなる。これにより、図3の(a)の場合と比べて、筐体360cのサイズを小さくすることができる。
[0099]
 〔実施形態5〕
 本発明の他の実施形態について、図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0100]
 図8に示すように、第1保持部10の上面(第1主面145とは反対側の面)にヒートシンク415が設けられている。ヒートシンク415は、光源115・135で発生した熱を放熱する機能を有する。第1保持部10の上面にヒートシンク415を設けることで、光源115・135で発生した熱が放熱されやすくなるので、赤色LDチップ105・125に及ぶ熱の影響を低減させることができる。よって、赤色LDチップ105・125の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0101]
 なお、ヒートシンク415は、第2保持部20の下面(第2主面265とは反対側の面)に設けられてもよく、第1保持部10の上面及び第2保持部20の下面の両方に設けられてもよい。これにより、赤色LDチップ105・125に熱が及ぶ前に、ヒートシンク415によって熱が放熱されるので、赤色LDチップ105・125に及ぶ熱の影響を低減させることができる。また、第1保持部10及び第2保持部20を筐体360に設置して熱を放熱させることを想定すると、第1保持部10及び第2保持部20の両方から熱を放熱させることができるので、さらに放熱性を向上させることができる。
[0102]
 〔実施形態6〕
 本発明の他の実施形態について、図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0103]
 第1保持部10aの上面(第1主面145aとは反対側の面)と、第2保持部20aの下面(第2主面265aとは反対側の面)との間の距離は、図9に示すように、線P9と線P11との間の距離で示される。
[0104]
 第1保持部10bの上面(第1主面145bとは反対側の面)と、第2保持部20bの下面(第2主面265bとは反対側の面)との間の距離は、図9に示すように、線P10と線P11との間の距離で示される。
[0105]
 図9の(a)に示すように、第1保持部10aの第1主面145aには、凹部505・510が設けられている。第2保持部20aの第2主面265aには、凹部515・520・525が設けられている。
[0106]
 凹部505の底面には光源115が設けられ、凹部510の底面には光源135が設けられている。凹部515の底面には光源215が設けられ、凹部520の底面には光源235が設けられ、凹部525の底面には光源255が設けられている。これにより、第1保持部10aの上面と第2保持部20aの上面との間の距離は、図1の(c)の場合と比べて小さくなる。
[0107]
 なお、第1主面145a及び第2主面265aのうち少なくとも1つの一部に凹部が設けられていてもよい。第1主面145aに凹部が設けられている場合、光源115・135のうち少なくとも1つが、第1主面145aの凹部の底面に設けられる。第2主面265aに凹部が設けられている場合、光源215・235・255のうち少なくとも1つが、第2主面265aの凹部の底面に設けられる。
[0108]
 図9の(b)に示すように、第1保持部10bの第1主面145bには、凹部530が設けられている。第2保持部20bの第2主面265bには、凹部535が設けられている。凹部530の底面には、光源115・135が設けられ、凹部535の底面には、光源215・235・255が設けられている。図9の(a)に示す構成では、1つの凹部に1つの光源を設けているのに対し、図9の(b)に示す構成では、1つの凹部に複数の光源を設けている。図9の(b)に示す構成のように、図9の(a)に示す構成と比べて、第1主面145bに、より大きな凹部が設けられる。第1保持部10bの上面と第2保持部20bの下面との間の距離は、図9の(a)の場合と比べて、線P9と線P10との間の距離の分だけ小さくなる。ここでは、金属配線をLDチップの電極に接続するために、ワイヤーボンディングを行う(図10を参照)。よって、主面と、主面に対向するLDチップの凸面との間は離れている必要がある。図9の(a)の場合では、第1主面145aの凹部と、第2主面265bの凹部とが対向しておらず、第1保持部10aの上面と第2保持部20aの下面との間の距離を、1つの凹部の深さ分のみ小さくするだけである。図9の(b)の場合では、第1主面145b及び第2主面265bの両方に大きな凹部(凹部530・535)が設けられており、第1保持部10bの上面と第2保持部20bの下面との間の距離を、2つの凹部の深さ分小さくすることができる。よって、図9の(b)の場合では、図9の(a)の場合と比べて、第1主面と第2主面との間の距離をさらに小さくすることができる。
[0109]
 凹部を有する第1保持部10a・10b及び第2保持部20a・20bにおいて、金型でそれらの形状が成形されてもよく、切削加工でそれらの形状が成形されてもよい。保持部に凹部が形成されれば、保持部の加工方法は特に限定されない。
[0110]
 また、放熱性を向上させるため、赤色LDチップ105・125は、ジャンクションダウン方式で構成されており、赤色LDチップ105・125それぞれの発光点120・140がサブマウント110・130側にある。赤色LDチップ105・125それぞれの発光点120・140がサブマウント110・130側にあることに加え、保持部に凹部が設けられることで、例えば、第1主面145aと第2主面265aとをより近づけることができる。
[0111]
 以上により、例えば、第1主面145の一部に設けられた凹部505・510の底面それぞれに、光源115・135が設けられる。これにより、凹部505・510の深さの分だけ、第1主面145から突出する光源115・135の高さを小さくすることができるので、レーザ光源装置をより小型化することができる。
[0112]
 〔実施形態7〕
 本発明の他の実施形態について、図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0113]
 ここでは、第1保持部10c及び第2保持部20cに、サブマウントを介さずにLDチップを直接設ける場合について説明する。
[0114]
 図10に示すように、第1保持部10cの第1主面145には、凸部605・610が設けられている。第2保持部20cの第2主面265には、凸部615・620・625が設けられている。凸部605の先端面には赤色LDチップ105が設けられ、凸部610の先端面には赤色LDチップ125が設けられている。凸部615の先端面には緑色LDチップ205が設けられ、凸部620の先端面には青色LDチップ225が設けられ、凸部625の先端面には緑色LDチップ245が設けられている。
[0115]
 また、赤色LDチップ105の上面と凸部605の先端面との間にボンディングワイヤW1・W2が設けられており、赤色LDチップ125の上面と凸部610の先端面との間にボンディングワイヤW3・W4が設けられている。
[0116]
 緑色LDチップ205の上面と凸部615の先端面との間にボンディングワイヤW5・W6が設けられており、青色LDチップ225の上面と凸部620の先端面との間にボンディングワイヤW7・W8が設けられている。緑色LDチップ245の上面と凸部625の先端面との間にボンディングワイヤW9・W10が設けられている。
[0117]
 なお、第1主面145及び第2主面265のうち少なくとも1つの一部には凸部が設けられていてもよい。また、第1保持部10cには、凸部620と対向する位置に凹部が設けられており、第2保持部20cには、凸部605・610それぞれに対向する位置に凹部が設けられている。つまり、第1主面145に対する平面視において第1主面145の凸部と、第2主面265の凹部とは互いに重なるように配置され、第1主面145の凹部と、第2主面265の凸部とは互いに重なるように配置される。
[0118]
 サブマウントを用いずに、第1保持部10c及び第2保持部20cにLDチップを直接設ける場合において、各発光点の位置を、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにする。この場合、LDチップに電気を供給するためのボンディングワイヤが保持部の主面と接触することが考えられ、十分に発光点の位置を調節することができない。図10に示す構成のように、第1主面145及び第2主面265に凸部を設けることで発光点の位置を調節しやすくなる。また、LDチップと保持部との間にサブマウントを介していないので、放熱性が向上する。
[0119]
 以上により、例えば、第1主面145の一部に設けられた凸部605の先端面に赤色LDチップ105が設けられることで、第1主面145における凸部以外の部分と、発光点120との間の距離が大きくなる。
[0120]
 例えば、赤色LDチップ105の上面と凸部605の先端面との間にボンディングワイヤW1・W2を設ける場合を考える。この場合、発光点120・140・220・240・260の位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにレーザ光源装置を製造するとき、ボンディングワイヤW1・W2が、第2主面265における凸部以外の部分と接触しにくくなる。よって、発光点120・140・220・240・260の位置が、第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにレーザ光源装置1を容易に製造することができる。
[0121]
 なお、赤色LDチップ105・125には、ジャンクションダウン方式とジャンクションアップ方式とがある。図10に示す構成では、赤色LDチップ105・125がジャンクションダウン方式であることが望ましい。例えば、凸部605にはボンディングワイヤW1・W2が設けられているので、図10に示すように、凸部605の対面が凹部になっている場合、ボンディングワイヤW1・W2が対面の第2保持部20cに接触しにくくなる。このため、レーザ光源装置の信頼性及び歩留まりを向上させることができる。
[0122]
 一方、凹部が設けられていない保持部(フラットな保持部)同士において、ジャンクションダウンの赤色LDチップ105・125を用いた場合、ボンディングワイヤW1・W2が対面の保持部に当たり歩留りが低下することが懸念される。
[0123]
 〔実施形態8〕
 本発明の他の実施形態について、図11に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0124]
 図11の(a)及び(b)に示すように、第1保持部10dの第1主面145の両端部分の一方には凹部146が設けられ、第1主面145の両端部分の他方には凹部147が設けられている。
[0125]
 図11の(c)及び(d)に示すように、第2保持部20に設けられた接合部405の先端には凸部406が設けられ、第2保持部20に設けられた接合部410の先端には凸部411が設けられている。
[0126]
 レーザ光源装置の製造時において、第1保持部10dと第2保持部20とを接合部405・410により接合するとき、凸部406が凹部146に嵌め込まれ、凸部411が凹部147に嵌め込まれる。これにより、凸部406・411がそれぞれ、凹部146・147に嵌め込まれたとき、第1保持部10d及び第2保持部20において左右方向の位置が決定するため、上下方向の位置を調節するだけで済む。よって、第1保持部10d及び第2保持部20の位置を調節するための生産機械には、左右方向の位置を調節する機能は不要であり、上下方向の位置を調節する機能を備えていればよい。
[0127]
 〔実施形態9〕
 本発明の他の実施形態について、図12に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[0128]
 図12に示すように、サブマウント110の先端面と第2主面265との間にボンディングワイヤW11が設けられ、赤色LDチップ105の上面と第2主面265との間にボンディングワイヤW12が設けられている。サブマウント130の先端面と第2主面265との間にボンディングワイヤW13が設けられ、赤色LDチップ125の上面と第2主面265との間にボンディングワイヤW14が設けられている。
[0129]
 サブマウント210の先端面と第1主面145との間にボンディングワイヤW15が設けられ、緑色LDチップ205の上面と第1主面145との間にボンディングワイヤW16が設けられている。サブマウント230の先端面と第1主面145との間にボンディングワイヤW17が設けられ、青色LDチップ225の上面と第1主面145との間にボンディングワイヤW18が設けられている。サブマウント250の先端面と第1主面145との間にボンディングワイヤW19が設けられ、緑色LDチップ245の上面と第1主面145との間にボンディングワイヤW20が設けられている。
[0130]
 これにより、例えば、ボンディングワイヤW11が、緑色LDチップ205、サブマウント210と接触することを防ぐことができる。よって、ボンディングワイヤW11~W20それぞれが、ボンディングワイヤW11~W20と電気的に接続されていない箇所と接触することで、ショートすることを防ぐことができる。
[0131]
 〔まとめ〕
 本発明の態様1に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、第1発光点(発光点120)から、第1レーザ光(レーザ光L1)を出射する第1光源(光源115)と、第2発光点(発光点220)から、第2レーザ光(レーザ光L2)を出射する第2光源(光源215)と、第3発光点(発光点240)から、第3レーザ光(レーザ光L3)を出射する第3光源(光源235)と、前記第1光源が設けられた第1主面145を有する第1保持部10・10a・10b・10cと、前記第2光源及び前記第3光源が設けられた、前記第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面265を有する第2保持部20・20a・20b・20cとを備える。
[0132]
 上記構成によれば、レーザ光源装置は、第1主面を有する第1保持部と、第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面を有する第2保持部とを備える。これにより、第1光源と第2光源との間の伝熱距離、及び第1光源と第3光源との間の伝熱距離は長くなり、第2光源及び第3光源から第2保持部に伝わった熱は、第1保持部に伝わりにくくなる。よって、第1光源に、第2光源及び第3光源からの熱の影響を受けにくくさせることができるので、第1光源の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0133]
 例えば、熱の影響を受けると発光効率が低下しやすい赤色レーザダイオードを第1光源として用いるとき、赤色レーザダイオードは、第2光源及び第3光源からの熱の影響を受けにくいので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0134]
 また、第1光源が設けられた第1主面と、第2光源及び第3光源が設けられた第2主面とは対向している。これにより、第1光源、第2光源、及び第3光源が同一の主面に設けられた場合と比較して、保持部が有する主面の面積を小さくすることができるので、レーザ光源装置をより小型化することができる。
[0135]
 本発明の態様2に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、上記態様1において、前記第1光源(光源115)は、赤色レーザダイオードである第1レーザダイオード(赤色LDチップ105)を含み、前記第2光源(光源215)は、緑色レーザダイオードである第2レーザダイオード(緑色LDチップ205)を含み、前記第3光源(光源235)は、青色レーザダイオードである第3レーザダイオード(青色LDチップ225)を含んでもよい。
[0136]
 上記構成によれば、熱の影響を受けると発光効率が低下しやすい赤色レーザダイオードを第1レーザダイオードとして用い、緑色レーザダイオード及び青色レーザダイオードをそれぞれ第2レーザダイオード及び第3レーザダイオードとして用いる。また、第1主面と第2主面とが対向していることに加え、第1光源、第2光源、及び第3光源は互いに離れている。これにより、第1光源、第2光源、及び第3光源が同一の主面に設けられた場合と比較して、赤色レーザダイオードと緑色レーザダイオードとの間の伝熱距離、及び赤色レーザダイオードと青色レーザダイオードとの間の伝熱距離は長くなる。よって、赤色レーザダイオードに、緑色レーザダイオード及び青色レーザダイオードからの熱の影響を受けにくくさせることができるので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0137]
 本発明の態様3に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、上記態様2において、前記第1発光点(発光点120)の位置、前記第2発光点(発光点220)の位置、及び前記第3発光点(発光点240)の位置は、前記第1主面145と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいてもよい。
[0138]
 上記構成によれば、第1発光点の位置、第2発光点の位置、及び第3発光点の位置は、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいる。これにより、第1発光点の位置、第2発光点の位置、及び第3発光点の位置が、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいない場合と比較すると、第1レーザ光、第2レーザ光、及び第3レーザ光を合波させるための光学部品の数を少なくすることができる。具体的に以下に説明する。
[0139]
 第1レーザ光、第2レーザ光、及び第3レーザ光を合波させるとき、第1発光点の位置、第2発光点の位置、及び第3発光点の位置が、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいない場合を考える。この場合、第1レーザ光、第2レーザ光、及び第3レーザ光は、第1主面と垂直な方向において異なる位置の発光点から出射される。第1レーザ光、第2レーザ光、及び第3レーザ光を合波させるためには、第1主面と垂直な方向において第1レーザ光、第2レーザ光、及び第3レーザ光を一致させる部材が必要になる。一方、第1レーザ光、第2レーザ光、及び第3レーザ光が、第1主面と垂直な方向において同一の位置の発光点から出射される場合は、この部材が不要になる。よって、光学部品の数を少なくすることができる。
[0140]
 本発明の態様4に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、上記態様2において、前記第1主面145と垂直な方向に沿った、前記第1発光点(発光点120)の位置と前記第2発光点(発光点220)の位置との間の距離は、300μm以下または、前記第1主面と垂直な方向に沿った、前記第1発光点の位置と前記第3発光点(発光点240)の位置との間の距離は、300μm以下であってもよい。
[0141]
 本発明の態様5に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、上記態様2または4のいずれかにおいて、前記第1光源(光源115)、前記第2光源(光源215)、及び前記第3光源(光源235)は、前記第1主面145に対する平面視において互いに重ならなくてもよい。
[0142]
 上記構成によれば、第1光源、第2光源、及び第3光源は、第1主面に対する平面視において互いに重ならない。これにより、例えば、第1光源、第2光源、及び第3光源が、第1主面に対する平面視において互いに重なる場合と比較して、第1発光点を、第2主面により近づけることができるので、レーザ光源装置をより小型化することができる。
[0143]
 本発明の態様6に係るレーザ光源装置4は、上記態様2から5のいずれかにおいて、前記第1レーザ光の出射方向、前記第2レーザ光の出射方向、及び前記第3レーザ光の出射方向は、互いに同一方向であり、前記第1光源(光源115)、前記第2光源(光源215)、及び前記第3光源(光源235)は、前記第1レーザ光の出射方向、前記第2レーザ光の出射方向、及び前記第3レーザ光の出射方向に対して垂直な平面に対する平面視において互いに一部が重なってもよい。
[0144]
 上記構成によれば、第1光源、第2光源、及び第3光源は、第1レーザ光の出射方向、第2レーザ光の出射方向、及び第3レーザ光の出射方向に対して垂直な平面に対する平面視において互いに一部が重なる。第1光源、第2光源、及び第3光源それぞれを一部が重なるように設けることで、重なった分だけレーザ光源装置をより小型化することができる。
[0145]
 本発明の態様7に係るレーザ光源装置4は、上記態様2から6のいずれかにおいて、前記第1レーザ光の出射方向、前記第2レーザ光の出射方向、及び前記第3レーザ光の出射方向は、互いに同一方向であり、前記第1光源(光源115)、前記第2光源(光源215)、及び前記第3光源(光源235)は、前記第1レーザ光の出射方向に互いにずれてもよい。
[0146]
 上記構成によれば、第1光源、第2光源、及び第3光源は、第1レーザ光の出射方向に互いにずれて配置される。これにより、例えば、第1光源、第2光源、及び第3光源それぞれを一部が重なるように設けることで、重なった分だけレーザ光源装置をより小型化することができる。
[0147]
 本発明の態様8に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、上記態様2から7のいずれかにおいて、前記第1保持部10・10a・10b・10cと前記第2保持部20・20a・20b・20cとは互いに接触していなくてもよい。
[0148]
 上記構成によれば、第1光源、第2光源、及び第3光源は互いに接触していない。これにより、赤色レーザダイオードと緑色レーザダイオードとの間の伝熱距離、及び赤色レーザダイオードと青色レーザダイオードとの間の伝熱距離は長くなる。よって、赤色レーザダイオードに、緑色レーザダイオード及び青色レーザダイオードからの熱の影響を受けにくくさせることができるので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0149]
 本発明の態様9に係るレーザ光源装置1・2・3・4は、上記態様2から8のいずれかにおいて、前記第1保持部10・10a・10b・10cと前記第2保持部20・20a・20b・20cとを接合する接合部405・410を備え、前記接合部の熱伝導率は、前記第1保持部の熱伝導率または前記第2保持部の熱伝導率より低くてもよい。
[0150]
 上記構成によれば、接合部の熱伝導率は、第1保持部の熱伝導率または第2保持部の熱伝導率より低い。これにより、第1光源と第2光源との間の伝熱距離、及び第1光源と第3光源との間の伝熱距離は長くなり、第2光源及び第3光源から第2保持部に伝わった熱は、第1保持部に伝わりにくくなる。よって、第1光源に、第2光源及び第3光源からの熱の影響を受けにくくさせることができるので、第1光源の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0151]
 本発明の態様10に係るレーザ光源装置は、上記態様2または9のいずれかにおいて、前記第1主面145の一部には凹部が設けられ、前記第1光源(光源115)は、前記第1主面に設けられた凹部505の底面に設けられてもよい。
[0152]
 上記構成によれば、第1主面の一部に設けられた凹部の底面に、第1光源が設けられる。これにより、凹部の深さの分だけ、第1主面から突出する第1光源の高さを小さくすることができるので、レーザ光源装置をより小型化することができる。
[0153]
 本発明の態様11に係るレーザ光源装置は、上記態様2または10のいずれかにおいて、前記第2主面265の一部には凹部が設けられ、前記第2光源(光源215)及び前記第3光源(光源235)のうち少なくとも1つは、前記第2主面に設けられた凹部の底面に設けられてもよい。
[0154]
 上記構成によれば、例えば、第2主面の一部に設けられた凹部の底面に、第2光源が設けられる。これにより、凹部の深さの分だけ、第2主面から突出する第2光源の高さを小さくすることができるので、レーザ光源装置をより小型化することができる。
[0155]
 本発明の態様12に係るレーザ光源装置は、上記態様2または11のいずれかにおいて、前記第1主面145は、一部に凸部を有し、前記第2主面265は、一部に凹部を有し、前記第1レーザダイオード(赤色LDチップ105)は、前記第1主面の凸部上に配置され、前記第1主面に対する平面視において前記第1主面の凸部と、前記第2主面の凹部とは互いに重なるように配置されてもよい。
[0156]
 上記構成によれば、第1主面は、一部に凸部を有し、第2主面は、一部に凹部を有し、第1レーザダイオードは、前記第1主面の凸部上に配置される。また、第1主面に対する平面視において第1主面の凸部と、第2主面の凹部とは互いに重なるように配置される。これにより、第1主面における凸部以外の部分と、第1発光点との間の距離が大きくなる。
[0157]
 例えば、第1レーザダイオードの上面と凸部の先端面との間にボンディングワイヤを設ける場合を考える。この場合、第1発光点の位置及び第2発光点の位置が、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにレーザ光源装置を製造するとき、そのボンディングワイヤが、第2主面と接触しにくくなる。具体的には、第1主面の凸部の対面が凹部になっている場合、ボンディングワイヤが対面の第2保持部に接触しにくくなる。よって、第1発光点の位置及び第2発光点の位置が、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにレーザ光源装置を容易に製造することができる。
[0158]
 本発明の態様13に係るレーザ光源装置は、上記態様2から12のいずれかにおいて、前記第1主面145は、一部に凹部を有し、前記第2主面265は、一部に凸部を有し、前記第2レーザダイオード(緑色LDチップ205)または前記第3レーザダイオード(青色LDチップ225)は、前記第2主面の凸部上に配置され、前記第1主面に対する平面視において前記第1主面の凹部と、前記第2主面の凸部とは互いに重なるように配置されてもよい。
[0159]
 上記構成によれば、第1主面は、一部に凹部を有し、第2主面265は、一部に凸部を有し、第2レーザダイオードまたは第3レーザダイオードは、第2主面の凸部上に配置される。また、第1主面に対する平面視において第1主面の凹部と、第2主面の凸部とは互いに重なるように配置される。例えば、第2主面における凸部以外の部分と、第2発光点との間の距離が大きくなる。
[0160]
 例えば、第2レーザダイオードの上面と凸部の先端面との間にボンディングワイヤを設ける場合を考える。この場合、第1発光点の位置及び第2発光点の位置が、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにレーザ光源装置を製造するとき、そのボンディングワイヤが、第1主面と接触しにくくなる。具体的には、第2主面の凸部の対面が凹部になっている場合、ボンディングワイヤが対面の第1保持部に接触しにくくなる。よって、第1発光点の位置及び第2発光点の位置が、第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並ぶようにレーザ光源装置を容易に製造することができる。
[0161]
 本発明の態様14に係るレーザ光源装置3は、第1発光点(発光点120)から、第1レーザ光(レーザ光L1)を出射する第1光源(光源115)と、第2発光点(発光点285)から、第2レーザ光(レーザ光L7)を出射する第2光源(光源280)と、前記第1光源が設けられた第1主面145を有する第1保持部10と、前記第2光源が設けられた、前記第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面265を有する第2保持部20とを備える。
[0162]
 上記構成によれば、レーザ光源装置は、第1主面を有する第1保持部と、第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面を有する第2保持部とを備える。これにより、第1光源と第2光源との間の伝熱距離は長くなり、第2光源から第2保持部に伝わった熱は、第1保持部に伝わりにくくなる。よって、第1光源に、第2光源からの熱の影響を受けにくくさせることができるので、第1光源の発光効率の低下を防ぐことができる。
[0163]
 例えば、熱の影響を受けると発光効率が低下しやすい赤色レーザダイオードを第1光源として用いるとき、赤色レーザダイオードは、第2光源からの熱の影響を受けにくいので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0164]
 また、第1光源が設けられた第1主面と、第2光源が設けられた第2主面とは対向している。これにより、第1光源及び第2光源が同一の主面に設けられた場合と比較して、保持部が有する主面の面積を小さくすることができるので、レーザ光源装置をより小型化することができる。
[0165]
 本発明の態様15に係るレーザ光源装置3は、上記態様14において、前記第1光源(光源115)は、赤色レーザダイオードである第1レーザダイオード(赤色LDチップ105)を含み、
 前記第2光源(光源280)は、水色レーザダイオードである第2レーザダイオード(水色LDチップ270)を含んでもよい。
[0166]
 上記構成によれば、熱の影響を受けると発光効率が低下しやすい赤色レーザダイオードを第1レーザダイオードとして用い、水色レーザダイオードを第2レーザダイオードとして用いる。また、第1主面と第2主面とが対向している。これにより、第1光源及び第2光源が同一の主面に設けられた場合と比較して、赤色レーザダイオードと水色レーザダイオードとの間の伝熱距離は長くなる。よって、赤色レーザダイオードに、水色レーザダイオードからの熱の影響を受けにくくさせることができるので、赤色レーザダイオードの発光効率の低下を防ぐことができる。
[0167]
 本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。

符号の説明

[0168]
 1、2、3、4 レーザ光源装置
 10、10a、10b、10c、10d 第1保持部
 20、20a、20b、20c 第2保持部
 105 赤色LDチップ(第1レーザダイオード)
 110 サブマウント(第1サブマウント)
 115 光源(第1光源)
 120 発光点(第1発光点)
 125 赤色LDチップ
 130、155、250 サブマウント
 135、160、255 光源
 140、165、260 発光点
 145、145a、145b 第1主面
 146、147 凹部
 150 赤外LDチップ
 205 緑色LDチップ(第2レーザダイオード)
 210、275 サブマウント(第2サブマウント)
 215、280 光源(第2光源)
 220、285 発光点(第2発光点)
 225 青色LDチップ(第3レーザダイオード)
 230 サブマウント(第3サブマウント)
 235 光源(第3光源)
 240 発光点(第3発光点)
 245 緑色LDチップ
 265、265a、265b 第2主面
 270 水色LDチップ(第2レーザダイオード)
 305、310、315、320、325、365、375 レンズ
 330、330a、330b、330c 合波部
 335、340、345、350、355、370、380 ダイクロックミラー
 360、360a、360b、360c 筐体
 361 上部
 362 下部
 405、410 接合部
 406、411 凸部
 415 ヒートシンク
 420 レンズ保持部
 505、510、515、520、525、530、535 凹部
 605、610、615、620、625 凸部
 W1~W20 ボンディングワイヤ
 A1 接着剤
 L1 レーザ光(第1レーザ光)
 L2、L7 レーザ光(第2レーザ光)
 L3 レーザ光(第3レーザ光)
 L4~L6 レーザ光

請求の範囲

[請求項1]
 第1発光点から、第1レーザ光を出射する第1光源と、
 第2発光点から、第2レーザ光を出射する第2光源と、
 第3発光点から、第3レーザ光を出射する第3光源と、
 前記第1光源が設けられた第1主面を有する第1保持部と、
 前記第2光源及び前記第3光源が設けられた、前記第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面を有する第2保持部とを備えることを特徴とするレーザ光源装置。
[請求項2]
 前記第1光源は、赤色レーザダイオードである第1レーザダイオードを含み、
 前記第2光源は、緑色レーザダイオードである第2レーザダイオードを含み、
 前記第3光源は、青色レーザダイオードである第3レーザダイオードを含むことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源装置。
[請求項3]
 前記第1発光点の位置、前記第2発光点の位置、及び前記第3発光点の位置は、前記第1主面と垂直な方向と直交する略同一平面上に並んでいることを特徴とする請求項2に記載のレーザ光源装置。
[請求項4]
 前記第1主面と垂直な方向に沿った、前記第1発光点の位置と前記第2発光点の位置との間の距離は、300μm以下または、
 前記第1主面と垂直な方向に沿った、前記第1発光点の位置と前記第3発光点の位置との間の距離は、300μm以下であることを特徴とする請求項2に記載のレーザ光源装置。
[請求項5]
 前記第1光源、前記第2光源、及び前記第3光源は、前記第1主面に対する平面視において互いに重ならないことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項6]
 前記第1レーザ光の出射方向、前記第2レーザ光の出射方向、及び前記第3レーザ光の出射方向は、互いに同一方向であり、
 前記第1光源、前記第2光源、及び前記第3光源は、前記第1レーザ光の出射方向、前記第2レーザ光の出射方向、及び前記第3レーザ光の出射方向に対して垂直な平面に対する平面視において互いに一部が重なることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項7]
 前記第1レーザ光の出射方向、前記第2レーザ光の出射方向、及び前記第3レーザ光の出射方向は、互いに同一方向であり、
 前記第1光源、前記第2光源、及び前記第3光源は、前記第1レーザ光の出射方向に互いにずれることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項8]
 前記第1保持部と前記第2保持部とは互いに接触していないことを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項9]
 前記第1保持部と前記第2保持部とを接合する接合部を備え、
 前記接合部の熱伝導率は、前記第1保持部の熱伝導率または前記第2保持部の熱伝導率より低いことを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項10]
 前記第1主面の一部には凹部が設けられ、
 前記第1光源は、前記第1主面に設けられた凹部の底面に設けられることを特徴とする請求項2から9のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項11]
 前記第2主面の一部には凹部が設けられ、
 前記第2光源及び前記第3光源のうち少なくとも1つは、前記第2主面に設けられた凹部の底面に設けられることを特徴とする請求項2から10のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項12]
 前記第1主面は、一部に凸部を有し、
 前記第2主面は、一部に凹部を有し、
 前記第1レーザダイオードは、前記第1主面の凸部上に配置され、
 前記第1主面に対する平面視において前記第1主面の凸部と、前記第2主面の凹部とは互いに重なるように配置されることを特徴とする請求項2から11のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項13]
 前記第1主面は、一部に凹部を有し、
 前記第2主面は、一部に凸部を有し、
 前記第2レーザダイオードまたは前記第3レーザダイオードは、前記第2主面の凸部上に配置され、
 前記第1主面に対する平面視において前記第1主面の凹部と、前記第2主面の凸部とは互いに重なるように配置されることを特徴とする請求項2から12のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。
[請求項14]
 第1発光点から、第1レーザ光を出射する第1光源と、
 第2発光点から、第2レーザ光を出射する第2光源と、
 前記第1光源が設けられた第1主面を有する第1保持部と、
 前記第2光源が設けられた、前記第1主面に対向し、且つ、平行な第2主面を有する第2保持部とを備えることを特徴とするレーザ光源装置。
[請求項15]
 前記第1光源は、赤色レーザダイオードである第1レーザダイオードを含み、
 前記第2光源は、水色レーザダイオードである第2レーザダイオードを含むことを特徴とする請求項14に記載のレーザ光源装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]