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1. (WO2018088067) COOKING DEVICE
Document

明 細 書

発明の名称 加熱調理装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010  

発明の効果

0011  

図面の簡単な説明

0012  

発明を実施するための形態

0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038  

符号の説明

0039  

請求の範囲

1   2   3  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

発明の名称 : 加熱調理装置

技術分野

[0001]
 本発明は、加熱調理装置に関するものである。

背景技術

[0002]
 従来、貯油槽に貯留された油を加熱し、加熱された油に例えばポテトやコロッケ等の食物を投入して加熱調理する加熱調理装置として、種々のものが知られている。
[0003]
 ところで、油は、大気中、特に加熱を伴う場合には、時間の経過とともに酸化してしまい、変質劣化してしまう。そのため、加熱された油により食物の加熱調理を複数回行うと、急速に油が変質劣化し、油の粘性が高くなって色やにおいの悪化の原因となっていた。これに伴い、調理された食物は色や味等が低下し、品質の低下を招来する虞れがあった。
[0004]
 そこで、調理に利用された使用後の油を清浄化処理し、この清浄化処理された油を酸化することを防止した状態でストックするようにした加熱調理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 特開平5-31035号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 ところが、上述した加熱調理装置では、使用後の油を清浄化処理するための装置や清浄化処理後の油を酸化防止した状態でストックする装置等が必要となり、部品点数の増大に伴い装置自体の大型化を招来する虞れがあった。
[0007]
 本発明は、上記実情に鑑みて、装置自体の大型化及び油の酸化を抑制することができる加熱調理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 上記目的を達成するために、本発明に係る加熱調理装置は、装置本体の内部に設置された貯油槽に油が貯留され、該油を利用して食物を加熱調理する加熱調理装置であって、前記貯油槽の油を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により前記油が120℃以上に加熱された場合に、生成された過熱水蒸気を前記装置本体の内部に供給する供給手段とを備えたことを特徴とする。
[0009]
 また本発明は、上記加熱調理装置において、前記供給手段は、前記装置本体の内部に過熱水蒸気を供給して該装置本体の内部の酸素濃度を低減させることを特徴とする。
[0010]
 また本発明は、上記加熱調理装置において、前記供給手段は、前記貯油槽に貯留された油の油面に沿って過熱水蒸気が通過する態様で前記装置本体に過熱水蒸気を供給するとともに、該油面に沿って通過した過熱水蒸気を外部に流出させることを特徴とする。

発明の効果

[0011]
 本発明によれば、加熱手段により油が120℃以上に加熱された場合に、生成された過熱水蒸気を装置本体の内部に供給するので、装置本体に供給される過熱水蒸気が油により冷却されることを防止できる。しかも、過熱水蒸気の供給により装置本体の内部を過熱水蒸気で充満させることができ、油の酸化を抑制できるとともに、酸化重合した油も加水分解させることができる。更に、従来のように清浄化処理装置やストック装置を必要としないので、装置全体の大型化を抑制できる。従って、装置自体の大型化及び油の酸化を抑制することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

[0012]
[図1] 図1は、本発明の実施の形態1である加熱調理装置を模式的に示す模式図である。
[図2] 図2は、図1に示した装置本体に過熱水蒸気を供給する場合を示す模式図である。
[図3] 図3は、図1に示した貯油槽に食物を投入する場合を示す模式図である。
[図4] 図4は、本発明の実施の形態2である加熱調理装置を模式的に示す模式図である。
[図5] 図5は、図4に示した装置本体に過熱水蒸気を供給する場合を示す模式図である。
[図6] 図6は、図4に示した貯油槽に食物を投入する場合を示す模式図である。

発明を実施するための形態

[0013]
 以下に添付図面を参照して、本発明に係る加熱調理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
[0014]
<実施の形態1>
 図1は、本発明の実施の形態1である加熱調理装置を模式的に示す模式図である。ここで例示する加熱調理装置は、装置本体10と、貯油槽11と、ヒータ12と、過熱水蒸気生成部13と、ファン14と、制御部15とを備えて構成されている。
[0015]
 装置本体10は、直方状の形態をなしており、上面に開口(以下、上面開口ともいう)10aが形成されている。この装置本体10の上面開口10aは、蓋体16により開閉されるものであり、図1の例では、蓋体16により閉塞されている。
[0016]
 貯油槽11は、装置本体10の内部に設置されており、食用の油11aが貯留されている。ヒータ12は、貯油槽11に下面に接する態様で装置本体10の内部に設置されている。このヒータ12は、制御部15から駆動指令が与えられた場合に、通電状態となって貯油槽11を加熱するものである。これにより、貯油槽11に貯留される油11aも加熱される。つまり、ヒータ12は、貯油槽11の油11aを加熱する加熱手段である。
[0017]
 過熱水蒸気生成部13は、制御部15から与えられる駆動指令に応じて駆動するもので、例えば湯を加熱して過熱水蒸気を生成するものである。この過熱水蒸気生成部13は、装置本体10に形成された導入口10bに蒸気配管17を通じて連通している。
[0018]
 ファン14は、装置本体10の下面に形成された排出口10cの近傍に設置されている。このようなファン14は、制御部15から駆動指令が与えられた場合に駆動するもので、駆動することにより、排出口10cを通じて装置本体10の内部空気を外部に排出させるものである。
[0019]
 制御部15は、図示しないメモリに記憶されたプログラムやデータに従って加熱調理装置の動作を統括的に制御するものである。尚、制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
[0020]
 以上のような構成を有する本発明の実施の形態1である加熱調理装置は、次のようにして食物の加熱調理を行う。
[0021]
 まず、制御部15がヒータ12に駆動指令を与えてヒータ12を通電状態にして貯油槽11の油11aを加熱する。
[0022]
 次に、かかる加熱により貯油槽11の油11aが例えば摂氏120℃以上に加熱されると、制御部15は、過熱水蒸気生成部13に駆動指令を与えるとともにファン14に駆動指令を与える。
[0023]
 これにより、図2に示すように、過熱水蒸気生成部13で生成された過熱水蒸気が蒸気配管17を通じて導入口10bに供給され、しかもファン14の駆動により装置本体10の内部空気が排出口10cより外部に排出されることにより、過熱水蒸気が装置本体10の内部に導入されて供給される。この結果、装置本体10の内部の酸素濃度が低下する。このような過熱水蒸気の供給を、装置本体10の内部の酸素濃度が例えば0.1%以下となるまで予め実験的に求めた所定時間実施する。
[0024]
 そして、過熱水蒸気の供給を所定時間実施した後、図3に示すように、蓋体16を取り外して装置本体10の上面開口10aを開放させる。この場合においても、制御部15によるヒータ12の駆動、並びに過熱水蒸気生成部13の駆動は継続されている。その後、上面開口10aを通じて食物1が貯油槽11の油11aに投入されて加熱調理が行われる。
[0025]
 以上説明したように、本発明の実施の形態1である加熱調理装置においては、過熱水蒸気生成部13及びファン14が、装置本体10の内部に過熱水蒸気を供給して該装置本体10の内部の酸素濃度を低減させる供給手段を構成している。
[0026]
 そして、本実施の形態1である加熱調理装置によれば、ヒータ12により貯湯槽の油11aが120℃以上に加熱された場合に、制御部15が過熱水蒸気生成部13及びファン14を駆動させて過熱水蒸気を装置本体10の内部に供給するので、装置本体10に供給される過熱水蒸気が油11aにより冷却されることを防止できる。しかも、過熱水蒸気の供給により装置本体10の内部の酸素濃度を例えば0.1%以下となるまで低減させるので、装置本体10の内部を過熱水蒸気で充満させることができ、油11aの酸化を抑制できるとともに、酸化重合した油11aも加水分解させることができる。更に、従来のように清浄化処理装置やストック装置を必要としないので、装置全体の大型化を抑制できる。従って、装置自体の大型化及び油11aの酸化を抑制することができる。
[0027]
<実施の形態2>
 図4は、本発明の実施の形態2である加熱調理装置を模式的に示す模式図である。ここで例示する加熱調理装置は、装置本体20と、貯油槽21と、ヒータ22と、過熱水蒸気生成部23と、ファン24と、制御部25とを備えて構成されている。
[0028]
 装置本体20は、直方状の形態をなしており、上面に開口(以下、上面開口ともいう)20aが形成されている。貯油槽21は、装置本体20の内部に設置されており、食用の油21aが貯留されている。ヒータ22は、貯油槽21に下面に接する態様で装置本体20の内部に設置されている。このヒータ22は、制御部25から駆動指令が与えられた場合に、通電状態となって貯油槽21を加熱するものである。これにより、貯油槽21に貯留される油21aも加熱される。つまり、ヒータ22は、貯油槽21の油21aを加熱する加熱手段である。
[0029]
 過熱水蒸気生成部23は、制御部25から与えられる駆動指令に応じて駆動するもので、例えば湯を加熱して過熱水蒸気を生成するものである。この過熱水蒸気生成部23は、装置本体20に形成された導入口20bに蒸気配管26を通じて連通している。
[0030]
 ファン24は、装置本体20に形成された排出口20cの近傍に設置されている。このようなファン24は、制御部25から駆動指令が与えられた場合に駆動するもので、駆動することにより、排出口20cを通じて装置本体20の内部空気を貯留部27に排出させるものである。
[0031]
 ここで、導入口20b及び排出口20cは、ともに同一の高さレベルに形成されており、より詳細には、貯油槽21の上部と略同一の高さレベルに形成されている。貯留部27は、排出口20cを通じて排出された過熱水蒸気を冷却して貯留するものである。
[0032]
 制御部25は、図示しないメモリに記憶されたプログラムやデータに従って加熱調理装置の動作を統括的に制御するものである。尚、制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
[0033]
 以上のような構成を有する本発明の実施の形態2である加熱調理装置は、次のようにして食物の加熱調理を行う。
[0034]
 まず、制御部25がヒータ22に駆動指令を与えてヒータ22を通電状態にして貯油槽21の油21aを加熱する。
[0035]
 次に、かかる加熱により貯油槽21の油21aが例えば摂氏120℃以上に加熱されると、制御部25は、過熱水蒸気生成部23に駆動指令を与えるとともにファン24に駆動指令を与える。
[0036]
 これにより、図5に示すように、過熱水蒸気生成部23で生成された過熱水蒸気が蒸気配管26を通じて導入口20bに供給され、しかもファン24の駆動により装置本体20の内部空気が排出口20cより外部に排出されることにより、過熱水蒸気が貯油槽21の油21aの油面に沿って通過する。この結果、貯油槽21の油21aの油面近傍の酸素濃度が低下する。そして、図6に示すように、上面開口20aを通じて食物2が貯油槽21の油21aに投入されて加熱調理が行われる。
[0037]
 以上説明したように、本発明の実施の形態2である加熱調理装置においては、過熱水蒸気生成部23及びファン24が、貯油槽21に貯留された油21aの油面に沿って過熱水蒸気が通過する態様で装置本体20に過熱水蒸気を供給するとともに、該油面に沿って通過した過熱水蒸気を外部に流出させる供給手段を構成している。
[0038]
 そして、本実施の形態2である加熱調理装置によれば、ヒータ22により貯湯槽の油21aが120℃以上に加熱された場合に、制御部25が過熱水蒸気生成部23及びファン24を駆動させて過熱水蒸気を装置本体20の内部に供給するので、装置本体20に供給される過熱水蒸気が油21aにより冷却されることを防止できる。また、貯油槽21に貯留された油21aの油面に沿って過熱水蒸気が通過する態様で装置本体20に過熱水蒸気を供給するとともに、該油面に沿って通過した過熱水蒸気を外部に流出させるので、貯油槽21の油21aの油面近傍の酸素濃度が低下して油21aの酸化を防止できるとともに、酸化重合した油21aも加水分解させることができる。しかも、貯油槽21の油面に沿って過熱水蒸気が通過することで、油21aが過熱されることにより生ずるオイルミストが飛散することも防止できる。更に、従来のように清浄化処理装置やストック装置を必要としないので、装置全体の大型化を抑制できる。従って、装置自体の大型化及び油21aの酸化を抑制することができる。

符号の説明

[0039]
 10 装置本体
 10a 上面開口
 10b 導入口
 10c 排出口
 11 貯油槽
 11a 油
 12 ヒータ
 13 過熱水蒸気生成部
 14 ファン
 15 制御部
 20 装置本体
 20a 上面開口
 20b 導入口
 20c 排出口
 21 貯油槽
 21a 油
 22 ヒータ
 23 過熱水蒸気生成部
 24 ファン
 25 制御部

請求の範囲

[請求項1]
 装置本体の内部に設置された貯油槽に油が貯留され、該油を利用して食物を加熱調理する加熱調理装置であって、
 前記貯油槽の油を加熱する加熱手段と、
 前記加熱手段により前記油が120℃以上に加熱された場合に、生成された過熱水蒸気を前記装置本体の内部に供給する供給手段と
 を備えたことを特徴とする加熱調理装置。
[請求項2]
 前記供給手段は、前記装置本体の内部に過熱水蒸気を供給して該装置本体の内部の酸素濃度を低減させることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理装置。
[請求項3]
 前記供給手段は、前記貯油槽に貯留された油の油面に沿って過熱水蒸気が通過する態様で前記装置本体に過熱水蒸気を供給するとともに、該油面に沿って通過した過熱水蒸気を外部に流出させることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]