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1. (WO2018037638) LIVE FISH MANAGEMENT SYSTEM
Document

明 細 書

発明の名称 生存魚管理システム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0003   0004   0005   0006  

課題を解決するための手段

0007  

発明の効果

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030  

産業上の利用可能性

0031  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8  

明 細 書

発明の名称 : 生存魚管理システム

技術分野

[0001]
 本発明は、漁船における生存魚管理システムに関する。

背景技術

[0002]
 従来から、カツオ漁やマグロ漁等において、水揚げ港での対応を円滑に行うため、漁船が、入港するよりも前の時点において、港におおまかな水揚げ量を連絡することが行われている。

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0003]
 前記方法によれば、例えば、港における市場での競りに際し、参加者が、事前に水揚げ量の情報に基づき競りへの参加の要否を判断することができるため、競りの参加者が入荷量に対して多すぎたり少なすぎたりすることをある程度防ぐことができる。
[0004]
 しかしながら、漁船における水揚げ量の予想は、漁師の感覚によるため、魚の数、種類、大きさ等の正確な情報を得ることができず、例えば、実際の水揚げ量が、予想とは異なる場合がある。この場合、競りの参加者が入荷量に対して多すぎたり少なすぎたりすることで、商品となる魚が不足したり、競りの価格が変動し、問題となっていた。
[0005]
 このため、漁船において、より正確に、魚の数、種類、大きさ等の水揚げ量の情報を得ることが可能な新たな手法が求められていた。
[0006]
 そこで、本発明は、前記問題を解決することが可能な生存魚管理システムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

[0007]
 前記目的を達成するために、本発明の漁船における生存魚管理システムは、
釣り上げた生存魚を凍結用の魚艙に移動させる移動路と、
前記移動路を移動する魚を、前記移動路における複数の特定箇所を通過する時点において撮像する画像取得手段と、
取得した画像数から、前記移動路を移動した魚の数をカウントするカウント手段と、
各魚について、魚種判定用の画像と大きさ判定用の画像を選択する画像選択手段と、
選択した魚種判定用の画像から、前記画像における魚の種類を判定する魚種判定手段と、
選択した大きさ判定用の画像から、前記画像における魚の大きさを判定する大きさ判定手段とを含むことを特徴とする。

発明の効果

[0008]
 本発明の生存魚管理システムによれば、例えば、漁船において、より正確に、魚の数、種類、および大きさの情報を得ることができる。このため、例えば、漁船が入港する市場の関係者や、競りの参加者に対し、水揚げ前により正確な情報を伝えることができ、市場の円滑な運営に役立てることができる。

発明を実施するための形態

[0009]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、前記画像取得手段が、さらに、漁船の揺れによるブレ補正手段を備える。
[0010]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、前記ブレ補正手段が、ジャイロセンサーである。
[0011]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、前記移動路が、魚が一匹ずつ通過できる幅が狭い領域を有し、前記領域は、前記複数の特定箇所を含む。
[0012]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、前記移動路が、通過方向において、長さを示す目盛を有する。
[0013]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、前記移動路が、前記魚が接触する底面に、防水シートを有する。
[0014]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、前記移動路が、シューターまたはベルトコンベアである。
[0015]
 本発明の生存魚管理システムは、例えば、さらに、光照射手段と、光照射手段の光量を調節する光量調節手段とを有する。
[0016]
 本発明の漁船における生存魚管理システム(以下、「管理システム」ともいう。)は、前述のように、釣り上げた生存魚を凍結用の魚艙に移動させる移動路と、前記移動路を移動する魚を、前記移動路における複数の特定箇所を通過する時点において撮像する画像取得手段と、取得した画像数から、前記移動路を移動した魚の数をカウントするカウント手段と、各魚について、魚種判定用の画像と大きさ判定用の画像を選択する画像選択手段と、選択した魚種判定用の画像から、前記画像における魚の種類を判定する魚種判定手段と、選択した大きさ判定用の画像から、前記画像における魚の大きさを判定する大きさ判定手段とを含むことを特徴とする。本発明において、その他の構成および条件は、特に制限されない。
[0017]
 本発明の管理システムにおいて、魚は、特に制限されず、例えば、カツオ、マグロ、メバチ、キハダ、ビンナガである。
[0018]
 本発明の管理システムにおいて、生存魚は、生存している魚である。前記生存魚は、例えば、釣り上げた後、船上において凍結用の魚艙で冷凍保存する前の段階の魚である。
[0019]
 本発明の管理システムにおいて、画像取得手段は、前記移動路を移動する魚の画像を取得できればよく、特に制限されず、例えば、カメラである。
[0020]
 前記画像取得手段は、前記移動路を移動する魚を、前記移動路における複数の特定箇所を通過する時点において撮像する。前記画像取得手段は、例えば、一枚の画像に一匹の魚を撮像してもよいし、複数の魚を撮像してもよい。好ましくは、前者である。
[0021]
 前記移動路における前記複数の特定箇所は、特に制限されない。このように、前記移動路を移動する魚を、複数の特定箇所を通過する時点において撮像することにより、例えば、撮像された複数の画像から、より判定に適した画像を選択することができる。
[0022]
 前記画像取得手段は、例えば、さらに、漁船の揺れによるブレ補正手段を備えてもよい。前記ブレ補正手段は、例えば、ジャイロセンサーである。これにより、例えば、漁船の揺れによる画像のブレを補正することにより、より正確に、魚の数、種類、および大きさの情報を得ることができる。
[0023]
 本発明の管理システムにおいて、移動路は、釣り上げた生存魚を凍結用の魚艙に移動させることができればよく、特に制限されず、例えば、シューターおよびベルトコンベアである。前記移動路は、例えば、魚が一匹ずつ通過できる幅が狭い領域を有し、前記領域が、前記複数の特定箇所を含んでもよい。これにより、例えば、魚の画像を、一匹ずつ取得することができる。また、例えば、魚の体の長軸方向の向きを揃えることができるため、撮像された画像における魚の大きさの判定をしやすくすることができる。前記移動路は、例えば、通過方向において、長さを示す目盛を有してもよい。これにより、例えば、魚の大きさを簡便に計測することができる。前記移動路は、例えば、前記魚が接触する底面に、防水シートを有してもよい。これにより、例えば、魚が移動路を滑ることを防ぐことができるため、より鮮明な画像を取得することができる。
[0024]
 本発明の管理システムにおいて、カウント手段は、取得した画像数から、前記移動路を移動した魚の数をカウントできればよく、特に制限されない。前記カウント手段は、例えば、一枚の画像に一匹の魚を撮像する場合、画像数を魚の数としてカウントすることができる。
[0025]
 本発明の管理システムにおいて、画像選択手段は、各魚について、魚種判定用の画像と大きさ判定用の画像を選択する。前記画像選択手段は、特に制限されず、例えば、中央処理装置(CPU)である。前記魚種判定用の画像は、例えば、魚の模様やひれが撮像されているか否かを基準に選択できる。前記大きさ判定用の画像は、例えば、体全体が撮像されているか否かを基準に選択できる。
[0026]
 本発明の管理システムにおいて、魚種判定手段は、選択した魚種判定用の画像から、前記画像における魚の種類を判定する。前記魚種判定手段は、特に制限されず、例えば、中央処理装置(CPU)である。前記魚の種類は、例えば、体型、ひれの形、模様により判定できる。
[0027]
 本発明の管理システムにおいて、大きさ判定手段は、選択した大きさ判定用の画像から、前記画像における魚の大きさを判定する。前記大きさ判定手段は、特に制限されず、例えば、中央処理装置(CPU)である。前記大きさは、例えば、撮像された魚の画像における、長軸方向のピクセル数、前記移動路が有する目盛との比較により判定できる。
[0028]
 本発明の管理システムは、例えば、さらに、光照射手段と、光照射手段の光量を調節する光量調節手段とを有する。前記光照射手段は、例えば、LEDライトである。前記光量調節手段は、光照射手段の光量を調節できればよく、特に制限されない。前記光量調節手段は、例えば、周囲の明るさにより、前記光照射手段の光量を調節する。これにより、例えば、夜間においても、より鮮明な画像を取得することができる。
[0029]
 以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
[0030]
 この出願は、2016年8月26日に出願された日本出願特願2016-165308を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

産業上の利用可能性

[0031]
 本発明の生存魚管理システムによれば、例えば、漁船において、より正確に、魚の数、種類、および大きさの情報を得ることができるため、漁船が入港する市場の関係者や、競りの参加者に対し、より正確な情報を伝えることができ、市場の円滑な運営に役立てることができる。このため、本発明は、漁業等の分野において、極めて有用といえる。

請求の範囲

[請求項1]
釣り上げた生存魚を凍結用の魚艙に移動させる移動路と、
前記移動路を移動する魚を、前記移動路における複数の特定箇所を通過する時点において撮像する画像取得手段と、
取得した画像数から、前記移動路を移動した魚の数をカウントするカウント手段と、
各魚について、魚種判定用の画像と大きさ判定用の画像を選択する画像選択手段と、
選択した魚種判定用の画像から、前記画像における魚の種類を判定する魚種判定手段と、
選択した大きさ判定用の画像から、前記画像における魚の大きさを判定する大きさ判定手段とを含むことを特徴とする漁船における生存魚管理システム。
[請求項2]
前記画像取得手段が、さらに、漁船の揺れによるブレ補正手段を備える、請求項1記載の生存魚管理システム。
[請求項3]
前記ブレ補正手段が、ジャイロセンサーである、請求項2記載の生存魚管理システム。
[請求項4]
前記移動路が、魚が一匹ずつ通過できる幅が狭い領域を有し、
前記領域は、前記複数の特定箇所を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の生存魚管理システム。
[請求項5]
前記移動路が、通過方向において、長さを示す目盛を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の生存魚管理システム。
[請求項6]
前記移動路が、前記魚が接触する底面に、防水シートを有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の生存魚管理システム。
[請求項7]
前記移動路が、シューターまたはベルトコンベアである、請求項1から6のいずれか一項に記載の生存魚管理システム。
[請求項8]
さらに、光照射手段と、光照射手段の光量を調節する光量調節手段とを有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の生存魚管理システム。