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1. (WO2017134811) BUCKLE
Document

明 細 書

発明の名称 バックル

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011  

発明の効果

0012  

図面の簡単な説明

0013  

発明を実施するための形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035  

符号の説明

0036  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21  

明 細 書

発明の名称 : バックル

技術分野

[0001]
 この発明は、互いに係合及び係合解除可能なプラグとソケットとを備え、テーやベルト、その他の部材の別々の部分同士を連結及び連結状態から分離するバックルに関する。

背景技術

[0002]
 従来、二つの連結対象物を着脱自在に連結するバックルとして、例えば特許文献1に開示されているバックルがあった。このバックルは、プラグとソケットから成り、プラグは、テープ等が挿通され連結されるテープ挿通孔が設けられた取付部であるテープ通し部と、テープ通し部の幅方向両端部から互いに平行に延びる一対の脚部とを有する。各脚部は、弾性変形可能な外側脚片と内側脚片とを各々有し、外側脚片および内側脚片の先端同士を連結した先端連結部を各々備えている。一対の外側脚片と内側脚片の先端が連結した先端連結部には、表裏方向に突出して形成された一対の係合突部が設けられている。外側脚片と内側脚片の基端部は、テープ通し部の幅方向両端部から脚部の突出方向に向かって略V字状に形成されたアーム部により各々連結されている。アーム部の谷部分には、脚部の突出方向に突出し、プラグの挿入をガイドするガイドバーが形成されている。プラグが嵌合するソケットにも、テープ挿通孔が設けられたテープ通し部が設けられ、テープ通し部の一方の端部から中空のプラグ嵌合部が一体に設けられている。プラグ嵌合部は、先端部が開口した上板と下板とから成り、上板及び下板の幅方向両側縁には、操作開口部が形成されている。操作開口部の基端部側には、プラグ嵌合部に挿入された一対の脚部の一対の係合突部とそれぞれ係合可能な被係合部が形成されている。
[0003]
 また、特許文献2に開示されたバックルも上記特許文献1と同様の基本的構成を備えているが、特許文献2に開示されたバックルの外側脚片と内側脚片に相当する部分の基端部は、互いに連結されていない。内側脚片に相当する部分は薄い板状に形成され、基端部は、各々略U字状に形成されて、ガイドバーの基端部につながり、ガイドバーの基端部には、U字状の浅い溝が形成されている。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2007-229307号公報
特許文献2 : US2007/0017074A1公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 上記特許文献1に開示されたバックルは、外側脚片と内側脚片により操作時の弾性変形を容易にしているとともに、外方への力に対して破損し難い構成になっている。しかし、係合解除操作時に外側脚片と内側脚片の先端側が内側に撓んで弾性変形し、係合突部と被係合部の係合が解除され構造であり、その際に内側脚片には長手方向に圧縮力が掛かるので、内側脚片が突っ張る形になり、解除操作が硬く感じるという問題があった。
[0006]
 また、特許文献2に開示されたバックルの場合、外側脚片と内側脚片の基端部が、特許文献1のようなアーム部で連結されていないので、外側脚片に対して外方に開く力が作用すると、外側脚片が破損しやすいという欠点があった。さらに、そのような場合に、破損しないまでも、外側脚片と内側脚片が容易に変形して、係合突起の係合が外れてしまい易いという問題もあった。
[0007]
 この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みて成されたもので、プラグの操作性が良く、プラグとソケットの係合が確実なバックルを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 この発明は、互いに連結可能で、各々所定の部材に取り付けられる取付部を有するプラグとソケットを備え、前記プラグは、前記取付部から突出する一対の脚部を備え、前記一対の脚部に各々係合部が形成され、前記各脚部は、互いに対向して延出した外側脚片と内側脚片を備え、前記脚部の先端部寄りの部分が先端連結部により、前記外側脚片と前記内側脚片が互いに連結されているとともに、前記脚部の基端部は、前記外側脚片と前記内側脚片がアーム部により連結され、前記各アーム部の互いに対向したアーム先端部は、前記脚部間で所定間隔のスリットを空けて形成され、対向した前記アーム先端部は、前記脚部の突出方向に延びたガイド部に連結し、前記一対の脚部は、前記スリットを挟んで揺動可能に設けられているバックルである。
[0009]
 前記ガイド部は、前記アーム先端部から前記スリットを空けて平行に延出しているものである。さらに、一対の前記アーム部は、前記外側脚片に連結する部分から前記アーム先端部に向かうにしたがって前記脚部の突出方向に向かうように形成されているものである。
[0010]
 前記スリットの突出方向に沿う長さ寸法は、前記ガイド部の突出方向に沿う長さ寸法の半分よりも大きく形成されていると良い。
[0011]
 また、前記ガイド部の先端部は、前記脚部の先端部よりも基端部側に位置しているものである。または、前記ガイド部の先端部は、前記脚部の先端部よりも、前記脚部の突出方向に突出しているものでも良い。

発明の効果

[0012]
 この発明のバックルは、プラグの係合解除時には、比較的軽い力で係合解除することができ操作性が良く、プラグの脚部に通常の係合解除操作以外の大きな外力が作用した場合には、脚部の変形が少なく、容易に係合が外れないものである。さらに、プラグの脚部に外方に変形させる力が作用した場合も、破損し難いものである。

図面の簡単な説明

[0013]
[図1] この発明の第一実施形態のバックルのプラグを示す斜視図である。
[図2] 第一実施形態のバックルのプラグの正面図である。
[図3] 第一実施形態のバックルのプラグの背面図である。
[図4] 第一実施形態のバックルのプラグの右側面図である。
[図5] 第一実施形態のバックルのプラグの底面図である。
[図6] 第一実施形態のバックルのソケットの斜視図である。
[図7] 第一実施形態のバックルのソケットの正面図である。
[図8] 第一実施形態のバックルのソケットの背面図である。
[図9] 第一実施形態のバックルのソケットの右側面図である。
[図10] 第一実施形態のバックルソケットの底面図である。
[図11] 図7のA-A断面図である。
[図12] 図9のB-B断面図である。
[図13] 第一実施形態のバックルのプラグとソケットの係合状態を示す斜視図である。
[図14] 第一実施形態のバックルのプラグとソケットの係合状態を示す正面図である。
[図15] 第一実施形態のバックルのプラグとソケットの係合状態を示す背面図である。
[図16] この発明の第二実施形態のバックルのプラグを示す斜視図である。
[図17] 第二実施形態のバックルのプラグの正面図である。
[図18] この発明の第三実施形態のバックルのプラグを示す斜視図である。
[図19] 第三実施形態のバックルのプラグの正面図である。
[図20] この発明の第四実施形態のバックルのプラグを示す斜視図である。
[図21] 第四実施形態のバックルのプラグの正面図である。

発明を実施するための形態

[0014]
 以下、この発明の第一実施形態のバックル10について、図1~図15を基にして説明する。このバックル10は、図13~図15に示すように、プラグ12と、プラグ12が嵌合して係止されるソケット14とから成るもので、テープやベルト、その他の所定の一対の部材に各々取り付けられ、互いに連結及び連結解除を任意に可能にする。以後の説明において、プラグ12の後述する一対の脚部20に設けられた係合部である各係合突起22が対向する方向を左右方向、左右方向と直交する方向であって脚部20が延出した方向を突出方向または前後方向、左右方向及び突出方向に直交する方向を表裏方向また厚み方向という。
[0015]
 プラグ12は、例えばポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂で一体成形により形成されている。プラグ12は、図1~図5に示すように、ソケット14に挿入される脚部20と、脚部20の先端部20aに位置した先端連結部23、及び先端連結部23のさらに先端寄りの位置に一体に設けられた係合突起22を備えている。係合突起22とは反対側には、一対の脚部20の基端部20bに一体に設けられた取付部24が設けられている。取付部24は、テープやベルト、その他の所定の部材を挿通し連結する部分として機能する。
[0016]
 一対の脚部20は、互いに対称に取付部24から突出し、各脚部20は、外側脚片25と内側脚片27を備え、外側脚片25と内側脚片27の突出方向先端に、先端連結部23が一体に設けられ、外側脚片25と内側脚片27の先端が互いに連結されている。外側脚片25は、突出方向の中央部が左右方向の外側に膨出し、膨らんだ部分がプラグ12の係合を解除する操作部26になる。内側脚片27は、外側脚片25の左右方向の内側に位置し、外側脚片25よりも左右方向の厚みが薄く形成されている。さらに内側脚片27は、外側脚片25よりも大きな曲率で左右方向の外側に湾曲した形状に形成されている。
[0017]
 脚部20の先端部20aに設けられた先端連結部23は、操作部26よりも表裏方向の厚みが薄く形成され、外側脚片25と内側脚片27の厚み方向の中央部に位置して前後方向に延出している。係合突起22は、先端連結部23の先端に位置して表裏方向の両方に突出して各々設けられている。係合突起22には、脚部20の基端部20b側に面して、係止段部22a設けられ、係止段部22aは、後述するソケット14の被係合部52の被係止段部52aに係合可能に形成されている。
[0018]
 一対の脚部20の基端部20b側は、外側脚片25と内側脚片27の基端が、取付部24の両端から一体に延出したアーム部28により、各々連結されている。これにより、各脚部20は、各々外側脚片25と内側脚片27及び先端連結部23とアーム部28により囲まれた空間29を有して形成されている。各アーム部28は、取付部24の両端であって、一対の脚部20の基端部20bに位置し、左右方向の中央部に向かって脚部20の突出方向に傾斜した直線状に形成され、略V字状に設けられている。中央部の互いに対向したアーム先端部28a同士は一定の隙間を有し、後述するガイド部30のスリット32の端部として対向している。アーム先端部28aの突出方向の位置は、取付部24から脚部20の先端までの長さに対する半分よりも取付部24側に位置する。アーム先端部28aの位置が取付部24寄りであるほうが、脚部20の先端寄りにある場合に比べて、脚部20を操作する際の揺動抵抗を小さくすることができるからである。
[0019]
 各アーム部28のアーム先端部28aが対向した左右方向中央部には、プラグ12のソケット14への挿入動作をガイドするガイド部30が、脚部20の突出方向と平行に設けられている。ガイド部30は、アーム先端部28aから互いに平行に左右方向に対向して、一体に前後方向に延出し細長いU字状に形成されている。ガイド部30の先端部30aは、脚部20の先端連結部23付近で互いに連結され、ガイド部30のU字状の間の空間がスリット32として形成されている。スリット32の突出方向に沿う長さ寸法は、ガイド部30の突出方向に沿う長さ寸法の半分よりも大きいことが好ましい。先端部30aの位置は、脚部20の先端連結部23の先端よりも僅かに前後方向の基端部20b寄りに位置している。
[0020]
 取付部24は、プラグ12の端部の第1のバー33と、一対の脚部20の基端部20bを連結した第2のバー34とが左右方向に平行に設けられ、その間にテープ挿通孔24aが形成され一体に設けられている。さらに、第2のバー34とアーム部28で囲まれる部分も空間が設けられ、テープ挿通孔24bを形成している。第1のバー33は、取付部24の表裏方向の幅と等しく形成され、第2のバー34は、取付部24の表裏方向の表面側に位置して、表裏方向に第1のバー33よりも薄く形成されている。いる。
[0021]
 ソケット14も、例えばポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂で一体成形により形成されている。ソケット14は、図6~図12に示すように、プラグ12の脚部20が挿入される中空の嵌合部40と、嵌合部40の挿入口40aとは反対側に位置した取付部42とから成る。取付部42には、テープやベルト、その他の所定の部材を挿通するテープ挿通孔42aが形成され、テープ部材等を連結する連結バー44が設けられている。
[0022]
 ソケット14の嵌合部40は、上面部45と下面部46が互いに所定間隔を空けて対面し、プラグ12の挿入空間を形成している。上面部45と下面部46の挿入口40a側の端部は、その中央部に向かって前後方向の挿入口40a中央に傾斜する略V字状に形成されている。ソケット14の左右方向の側面は、互いに対向した側壁部48が設けられ、側壁部48の前後方向の中央部に、脚部20の操作部26が各々露出する操作孔50が各々形成されている。操作孔50は、左右方向に互いに近づくように凹状に湾曲して形成され、操作部26が左右方向に露出可能に形成されている。
[0023]
 嵌合部40の上面部45と下面部46の内面には、挿入口40aから連続して、プラグ12の挿入動作をガイドするガイド溝56が各々形成されている。ガイド溝56は、挿入口40aから前後方向に形成され、ガイド部30が嵌合して前後方向の摺動動作をガイドする。嵌合部40の上面部45と下面部46内の取付部42寄りの位置には、一対の係合突起22が係合する被係合部52が、嵌合部40内の空間に、互いに対向するように突出して設けられている。被係合部52は、係合突起22の係止段部22aが対面して係合する被係止段部52aを備え、係止段部22aと被係止段部52aは、脚部20の突出方向と直交する面を有して設けられている。被係合部52には、前後方向に対して傾斜し互いに取付部42に向かって近づくように設けられた面である側面部52bが形成されている。側面部52bは、プラグ12の挿入時に、係合突起22に当接して、脚部20を互いに近づける方向に弾性変形させる。下面部46の被係合部52は、テープ挿通孔42aに近接して開口した透孔54の周縁部に連続して設けられている。下面部46の取付部42に隣接した位置の、透孔54間には、テープ挿通孔42aに連通した開口部58形成され、プラグ12とソケット14の係合時のゴミ等の詰まりを防止している。
[0024]
 次に、この実施形態のバックル10の係合動作及び使用方法について以下に説明する。まず、このバックル10のプラグ12にテープ部材等を取り付けるには、プラグ12の取付部24のテープ挿通孔24bの裏面側から連結用の図示しないテープ部材の端部を挿入し、第2のバー34の外周を経て、プラグ12の表面側からテープ挿通孔24aに挿入し、テープ挿通孔24aの裏面側で自身のテープ部材に重ねられ、長さ調節自在に引き出される。一方、ソケット14に取り付けられる図示しないテープ部材等は、1本の連結バー44に調節不能に連結される。
[0025]
 プラグ12とソケット14の係合は、図13~図15に示すように、プラグ12の脚部20をソケット14の挿入口40aに対向させて、プラグ12をソケット14内へ押し込む。脚部20が嵌合部40内に挿入されると、脚部20の係合突起22の外側面が被係合部52の側面部52bに当接して、一旦脚部20が互いに近づく方向に弾性変形しながら挿入される。さらにプラグ12を押し込むと、側面部52bから係合突起22が離れて弾性変形した一対の脚部20が元に戻り、一対の脚部20の係合突起22の係止段部22aが、各々被係合部52の被係止段部52aに対面して、係合突起22と被係合部52が互いに係合する。
[0026]
 プラグ12とソケット14との連結を解除するには、一対の操作部26を外側方から押圧して、プラグ12の係合突起22をソケット14の被係合部52と対面しない位置に弾性変形させる。この状態で、プラグ12とソケット14が互いに離れる方向に僅かに相対的に移動させると、脚部20の弾性力により、係合突起22が被係合部52の側面部52bに沿って係合位置から押し出されるように離れる。これにより、容易に係合が解除される。
[0027]
 係合及び係合解除動作時には、プラグ12の一対の脚部20は、基端部20bを中心に撓むとともに揺動し、ガイド部30のスリット32の開口部であるアーム先端部28aの間隔が狭まるように変形する。これにより、係合突起22が被係合部52の対面位置から離れ、プラグ12とソケット14の挿入及び引き抜きが可能となる。
[0028]
 この実施形態のバックル10によれば、一対の脚部20が基端部20bを中心に撓む際に、ガイド部30のスリット32の開口部の間隔が狭まるように変形する。これにより、脚部20の外側脚片25と内側脚片27の撓みのみで弾性変形する場合に比べて、脚部20は、係合突起22の係合及び係合解除動作時に必要な撓み寸法を、小さい力で弾性変形して得ることが可能である。特に、スリット32の突出方向に沿う長さ寸法が、ガイド部30の突出方向に沿う長さ寸法の半分よりも大きく形成されていることにより、脚部20をより小さい力で撓ませることができ、操作性がさらに良いものとなる。しかも、脚部20に対して、脚部20の操作方向以外に変形するような外力が作用する際も、外側脚片25と内側脚片27及びアーム部28が互いに外力に対して抵抗して、塑性変形や破損を防止する。特に、脚部20に互いに引き離す方向の力がかかった場合には、アーム部28が抵抗して、脚部20の変形や破損を防止する。
[0029]
 次に、この発明の第二実施形態について図16、図17に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル60は、プラグ12に設けられたガイド部30の先端部30aの位置が、脚部20の先端連結部23の先端よりも僅かに前後方向に突出した位置に設けられている。
[0030]
 この発明のバックル60によれば、上記実施形態と同様の作用効果を有し、ガイド部30の突出方向長さが長いので、プラグ12をソケット14に挿入する操作をしやすいものである。
[0031]
 次に、この発明の第三実施形態について図18、図19に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル62は、脚部20の外側脚片25と内側脚片27を基端部で連結したアーム部28が、左右方向と平行に設けられ、スリット32が脚部20の基端部20b付近で開口しているものである。これにより、ガイド部30のスリット32の開口部の位置が、脚部20の基端部20b付近に位置している。
[0032]
 この発明のバックル62によれば、上記実施形態と同様の作用効果を有し、アーム部28が脚部20の突出方向と直角に位置しているので、脚部20の操作時に、アーム部28のアーム先端部28aの間隔が狭まるように移動するとともに、前後方向にも揺動する。さらに、内側脚片27の長さも長くなるので、脚部20をより軽い力で操作することができる。
[0033]
 次に、この発明の第四実施形態について図20、図21に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のバックル64は、脚部20の外側脚片25と内側脚片27を基端部で連結したアーム部28が途中で前後方向に屈曲し、アーム先端部28aがガイド部30のスリット32を挟んで対向しているものである。
[0034]
 この発明のバックル64によれば、上記実施形態と同様の作用効果を有し、アーム部28が脚部20の突出方向と直角に位置しているとともに屈曲して、取付部24の第2のバー34と離間した位置にアーム先端部28aが位置しているので、内側脚片27の長さを長くすることができるとともに、テープ挿通孔24bを広く取ることができ、操作性及び取り扱い性が良い。
[0035]
 なお、この発明のバックルは、上記各実施形態に限定されるものではなく、脚部20に設けられた係合突起22は、脚部20の先端部以外の基端側に設けられ、ソケット14の被係合部52は、側壁部48の内側に設けられたものでも良い。その他、脚部20やアーム部28の形状は適宜設定可能なものであり、ガイド部30の長さやスリット32の幅も適宜設定される。

符号の説明

[0036]
10,60,62,64 バックル
12 プラグ
14 ソケット
20 脚部
20a 先端部
20b 基端部
22 係合突起
23 先端連結部
24,42 取付部
24a,24b,42a テープ挿通孔
25 外側脚片
26 操作部
27 内側脚片
28 アーム部
28a アーム先端部
29 空間
30 ガイド部
32 スリット
33 第1のバー
34 第2のバー
40 嵌合部
40a 挿入口
44 連結バー
45 上面部
46 下面部
50 操作孔
52 被係合部

請求の範囲

[請求項1]
 互いに連結可能で、各々所定の部材に取り付けられる取付部(24、42)を有するプラグ(12)とソケット(14)を備え、
 前記プラグ(12)は、前記取付部(24)から突出する一対の脚部(20)を備え、前記一対の脚部(20)に各々係合部(22)が形成され、
 前記各脚部(20)は、互いに対向して延出した外側脚片(25)と内側脚片(27)を備え、前記脚部(20)の先端部(20a)寄りの部分が、先端連結部(23)により、前記外側脚片(25)と前記内側脚片(27)が互いに連結されているとともに、前記脚部(20)の基端部(20b)は、前記外側脚片(25)と前記内側脚片(27)がアーム部(28)により連結され、
 前記各アーム部(28)の互いに対向したアーム先端部(28a)は、前記脚部(20)間で、所定間隔のスリット(32)を空けて形成され、対向した前記アーム先端部(28a)は、前記脚部(20)の突出方向に延びたガイド部(30)に連結し、前記一対の脚部(20)は、前記スリット(32)を挟んで揺動可能に設けられていることを特徴とするバックル。
[請求項2]
 前記ガイド部(30)は、前記アーム先端部(28a)から前記スリット(32)を空けて平行に延出している請求項1記載のバックル。
[請求項3]
 一対の前記アーム部(28)は、前記外側脚片(25)に連結する部分から前記アーム先端部(28a)に向かうにしたがって前記脚部(20)の突出方向に向かうように形成されている請求項1記載のバックル。
[請求項4]
 前記スリット(32)の突出方向に沿う長さ寸法は、前記ガイド部(30)の突出方向に沿う長さ寸法の半分よりも大きく形成されている請求項1,2又は3記載のバックル。
[請求項5]
 前記ガイド部(30)の先端部(30a)は、前記脚部(20)の先端部(20a)よりも基端部(20b)側に位置している請求項2乃至4のいずれか記載のバックル。
[請求項6]
 前記ガイド部(30)の先端部(30a)は、前記脚部(20)の先端部(20a)よりも、前記脚部(20)の突出方向に突出している請求項2乃至4のいずれか記載のバックル。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]