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1. (WO2017130743) WIRELESS TERMINAL, COMMUNICATION APPARATUS, AND BASE STATION
Document

明 細 書

発明の名称 無線端末、通信装置及び基地局

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

非特許文献

0005  

発明の概要

0006   0007   0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157  

産業上の利用可能性

0158  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

明 細 書

発明の名称 : 無線端末、通信装置及び基地局

技術分野

[0001]
 本出願は、通信システムにおいて用いられる無線端末、通信装置及び基地局に関する。

背景技術

[0002]
 移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、LTE(Long Term Evolution)を高度化する仕様策定が進められている(例えば非特許文献1参照)。
[0003]
 近年、急増するトラフィック需要に応えるべく、例えば、公共の交通機関である電車やバスに、セルを管理する通信装置を備え付けることが検討されている。通信装置が管理するセルは、通信装置の移動に伴って移動するため、移動セル(Moving Cell)と称されることがある。
[0004]
 無線端末が、移動セル(通信装置)へ接続(アクセス)するための手順は、仕様化されていない。

先行技術文献

非特許文献

[0005]
非特許文献1 : 3GPP技術仕様書「TS36.300 V13.1.0」 2015年9月24日

発明の概要

[0006]
 一の実施形態に係る無線端末は、移動可能な通信装置によって管理され、かつ前記通信装置の移動に伴って移動する移動セルから、前記移動セルを識別するための識別情報を受信するレシーバを備える。前記レシーバは、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクにおいて前記識別情報を受信する。
[0007]
 一の実施形態に係る通信装置は、移動可能である。前記通信装置は、前記通信装置の移動に伴って移動する移動セルを管理するコントローラと、前記移動セルを識別するための識別情報を送信するトランスミッタと、を備える。前記トランスミッタは、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクを介して前記識別情報を送信する。
[0008]
 一の実施形態に係る基地局は、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクにおいて移動セルを識別するための識別情報を受信した無線端末から、前記識別情報を受信するレシーバと、前記識別情報に基づいて、前記移動セルからの無線信号を測定するための設定情報を前記無線端末へ送信するトランスミッタと、を備える。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] 図1は、LTEシステムの構成を示す図である。
[図2] 図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。
[図3] 図3は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。
[図4] 図4は、UE100のブロック図である。
[図5] 図5は、eNB200のブロック図である。
[図6] 図6は、第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
[図7] 図7は、第2実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
[図8] 図8は、特別な同期信号を説明するための図(その1)である。
[図9] 図9は、特別な同期信号を説明するための図(その2)である。
[図10] 図10は、特別な同期信号を説明するための図(その3)である。
[図11] 図11は、特別な同期信号を説明するための図(その4)である。
[図12] 図12は、特別な同期信号を説明するための図(その5)である。
[図13] 図13は、第3実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。

発明を実施するための形態

[0010]
 [実施形態の概要]
 基地局が管理する既存のセル(一般セル)と同じ手順により、無線端末が、移動セルへ接続する場合、様々な問題が生じる可能性がある。
[0011]
 一の実施形態に係る無線端末は、移動可能な通信装置によって管理され、かつ前記通信装置の移動に伴って移動する移動セルから、前記移動セルを識別するための識別情報を受信するレシーバを備える。前記レシーバは、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクにおいて前記識別情報を受信する。
[0012]
 前記無線端末は、前記識別情報に基づいて、前記移動セルからの無線信号に関する測定を制御するコントローラをさらに備えてもよい。
[0013]
 前記レシーバは、前記サイドリンクにおいて特別な同期信号を前記移動セルから受信してもよい。前記無線端末は、前記特別な同期信号に基づいて前記移動セルとの同期を確立するコントローラをさらに備えてもよい。
[0014]
 前記レシーバは、下りリンクにおける同期信号と異なる方法により送信される特別な同期信号を前記移動セルから受信してもよい。前記無線端末は、前記特別な同期信号に基づいて前記移動セルとの同期を確立するコントローラをさらに備えてもよい。
[0015]
 前記特別な同期信号は、前記同期信号と送信パターンが異なってもよい。
[0016]
 前記無線端末は、前記無線端末のサービングセルを管理する基地局へ、前記識別情報を受信する前に、移動セルへの接続に興味があることを示すインディケーションを送信するトランスミッタをさらに備えてもよい。前記レシーバは、前記インディケーションの送信に応じて、前記識別情報を受信するための情報を前記基地局から受信してもよい。
[0017]
 前記無線端末のサービングセルを管理する基地局へ、前記識別情報を送信するトランスミッタをさらに備えてもよい。前記レシーバは、前記識別情報の送信に応じて、前記移動セルからの無線信号を測定するための設定情報を前記基地局から受信してもよい。
[0018]
 前記無線端末は、前記設定情報に基づいて、前記移動セルからの参照信号を測定するコントローラをさらに備えてもよい。前記トランスミッタは、前記参照信号の測定結果を前記基地局へ送信してもよい。前記参照信号は、前記下りリンクにおける参照信号又は前記サイドリンクにおける参照信号であってもよい。
[0019]
 前記無線端末は、前記無線端末のサービングセルを管理する基地局へ、前記識別情報を受信する前に、移動セルへの接続に興味があることを示すインディケーションを送信するトランスミッタをさらに備えてもよい。前記トランスミッタは、前記移動セルへアクセスが可能である場合にのみ、前記インディケーションを送信してもよい。
[0020]
 一の実施形態に係る通信装置は、移動可能である。前記通信装置は、前記通信装置の移動に伴って移動する移動セルを管理するコントローラと、前記移動セルを識別するための識別情報を送信するトランスミッタと、を備える。前記トランスミッタは、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクを介して前記識別情報を送信する。
[0021]
 前記トランスミッタは、下りリンクにおいて同期信号を送信せずに、前記サイドリンクにおいて特別な同期信号を送信してもよい。前記特別な同期信号は、無線端末が前記移動セルと同期を確立するための信号であってもよい。
[0022]
 前記トランスミッタは、前記下りリンクにおける同期信号と異なる方法により特別な同期信号を送信してもよい。前記特別な同期信号は、無線端末が前記移動セルと同期を確立するための信号であってもよい。
[0023]
 前記トランスミッタは、前記同期信号と送信パターンが異なる方法により前記特別な同期信号を送信してもよい。
[0024]
 一の実施形態に係る基地局は、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクにおいて移動セルを識別するための識別情報を受信した無線端末から、前記識別情報を受信するレシーバと、前記識別情報に基づいて、前記移動セルからの無線信号を測定するための設定情報を前記無線端末へ送信するトランスミッタと、を備える。
[0025]
 前記レシーバは、前記識別情報を受信する前に、移動セルへの接続に興味があることを示すインディケーションを前記無線端末から受信してもよい。前記トランスミッタは、前記インディケーションの受信に応じて、前記識別情報を受信するための情報を前記無線端末へ送信してもよい。
[0026]
 前記レシーバは、前記無線端末から、前記移動セルからの前記サイドリンクにおける参照信号の測定結果を受信してもよい。前記基地局は、前記測定結果に基づいて、前記無線端末を前記移動セルへハンドオーバさせるか否かを判断するコントローラをさらに備えてもよい。前記参照信号は、前記下りリンクにおける参照信号又は前記サイドリンクにおける参照信号であってもよい。
[0027]
 (移動通信システム)
 以下において、実施形態に係る移動通信システムであるLTEシステムについて説明する。図1は、LTEシステムの構成を示す図である。
[0028]
 図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。また、セルラネットワークのオペレータにより管理されない外部ネットワークには、Server400が設けられる。
[0029]
 UE100は、無線端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
[0030]
 E-UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E-UTRAN10は、eNB200(evolved Node-B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
[0031]
 eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
[0032]
 EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S-GW(Serving-Gateway)300と、P-GW(Packet Data Network Gateway)350とを含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S-GWは、データの転送制御を行う。MME/S-GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E-UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。P-GW350は、外部ネットワークから(及び外部ネットワークに)ユーザデータを中継する制御を行う。
[0033]
 Server400は、例えば、ProSeアプリケーションサーバ(ProSe Application Server)である。この場合、Server400は、ProSeにおいて用いられる識別子を管理する。例えば、Server400は、「EPC ProSe ユーザID」及び「ProSeファンクションID」を記憶する。また、Server400は、「アプリケーションレイヤユーザID」と「EPC ProSe ユーザID」とをマッピングする。
[0034]
 また、Server400は、ProSe機能を有していてもよい。ProSe機能は、ProSeに必要なネットワーク関連動作のために用いられる論理機能である。ProSe機能は、ProSeの特徴毎に異なる役割を果たす。Server400は、ProSe機能のみを有するネットワーク装置であってもよい。
[0035]
 図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
[0036]
 物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
[0037]
 MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
[0038]
 RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
[0039]
 PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
[0040]
 RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態(コネクティッド状態)であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態(アイドル状態)である。
[0041]
 RRC層の上位に位置するNAS(Non-Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
[0042]
 図3は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクにはSC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
[0043]
 図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる無線リソース(時間・周波数リソース)のうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
[0044]
 下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に下りリンク制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。PDCCHの詳細については後述する。また、各サブフレームの残りの部分は、主に下りリンクデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
[0045]
 上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に上りリンク制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、主に上りリンクデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
[0046]
 (近傍サービス)
 以下において、「ProSe(Proximity-based Services)」について説明する。ProSeにおいて、複数のUE100は、eNB200を介さない直接的な無線リンクを介して各種の信号を送受信する。ProSeは、「サイドリンク(Sidelink)」と称される。
[0047]
 「Sidelink」は、直接ディスカバリ及び直接通信のためのUE-UE間インターフェイスである。「Sidelink」は、PC5インターフェイスに対応する。PC5は、直接ディスカバリ、直接通信及び近傍サービスによるUE・ネットワーク中継のための制御及びユーザプレーンのために用いられる近傍サービスを利用可能なUE間の参照点である。PC5インターフェイスは、ProSeにおけるUE-UE間インターフェイスである。
[0048]
 ProSeのモードとしては、「直接ディスカバリ(Direct Discovery)」及び「直接通信(Direct Communication)」の2つのモードが規定されている。
[0049]
 直接ディスカバリは、特定の宛先を指定しないディスカバリ信号をUE間で直接的に伝送することにより、相手先を探索するモードである。また、直接ディスカバリは、PC5を介してE-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)における直接無線信号を用いて、UEの近傍における他のUEを発見するための手順である。或いは、直接ディスカバリは、E-UTRA技術で2つのUE100の能力のみを用いて、近傍サービスを実行可能な他のUE100を発見するために近傍サービスを実行可能なUE100によって採用される手順である。直接ディスカバリは、UE100がE-UTRAN(eNB200(セル))によってサービスが提供される場合にのみ、サポートされる。UE100は、セル(eNB200)に接続又はセルに在圏している場合、E-UTRANによってサービスが提供され得る。
[0050]
 ディスカバリ信号(ディスカバリメッセージ)の送信(アナウンスメント)のためのリソース割り当てタイプには、UE100が無線リソースを選択する「タイプ1」と、eNB200が無線リソースを割り当てる「タイプ2(タイプ2B)」と、がある。
[0051]
 「Sidelink Direct Discovery」プロトコルスタックは、物理(PHY)層、MAC層、及びProSeプロトコルを含む。UE(A)の物理層とUE(B)の物理層との間では、物理サイドリンクディスカバリチャネル(PSDCH)と称される物理チャネルを介してディスカバリ信号が伝送される。UE(A)のMAC層とUE(B)のMAC層との間では、サイドリンクディスカバリチャネル(SL-DCH)と称されるトランスポートチャネルを介してディスカバリ信号が伝送される。
[0052]
 直接通信は、特定の宛先(宛先グループ)を指定してデータをUE間で直接的に伝送するモードである。また、直接通信は、いずれのネットワークノードを通過しない経路を介してE-UTRA技術を用いたユーザプレーン伝送による、近傍サービスを実行可能である2以上のUE間の通信である。
[0053]
 直接通信のリソース割り当てタイプには、直接通信の無線リソースをeNB200が指定する「モード1」と、直接通信の無線リソースをUE100が選択する「モード2」と、がある。
[0054]
 直接通信プロトコルスタックは、物理(PHY)層、MAC層、RLC層、及びPDCP層を含む。UE(A)の物理層とUE(B)の物理層との間では、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して制御信号が伝送され、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介してデータが伝送される。また、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)を介して同期信号等が伝送されてもよい。UE(A)のMAC層とUE(B)のMAC層との間では、サイドリンク共有チャネル(SL-SCH)と称されるトランスポートチャネルを介してデータが伝送される。UE(A)のRLC層とUE(B)のRLC層との間では、サイドリンクトラフィックチャネル(STCH)と称される論理チャネルを介してデータが伝送される。
[0055]
 また、「Sidelink」は、UE-UE間インターフェイスだけでなく、後述する通信装置とUEとの間のインターフェイスであってもよい。従って、「近傍サービス」における説明において、「UE」を後述する「通信装置(移動セル)」と置き換えることができる。なお、ProSeにおける直接的な無線リンクを「Sidelink」と称してもよい。
[0056]
 (無線端末)
 以下において、実施形態に係るUE100(無線端末)について説明する。図4は、UE100のブロック図である。図4に示すように、UE100は、レシーバ(Receiver:受信部)110、トランスミッタ(Transmitter:送信部)120、及びコントローラ(Controller:制御部)130を備える。レシーバ110とトランスミッタ120とは、一体化されたトランシーバ(送受信部)であってもよい。
[0057]
 レシーバ110は、コントローラ130の制御下で各種の受信を行う。レシーバ110は、アンテナを含む。レシーバ110は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してコントローラ130に出力する。
[0058]
 なお、UE100は、「ProSe-enabled Public Safety UE」である場合、レシーバ110は、異なる2つの周波数における無線信号を同時に受信可能である。例えば、UE100は、2つのレシーバ110(2 RX Chain)を有する。UE100は、一方のレシーバ110によりセルラ用の無線信号を受信でき、他方のレシーバ110によりProSe用の無線信号を受信できる。
[0059]
 トランスミッタ120は、コントローラ130の制御下で各種の送信を行う。トランスミッタ120は、アンテナを含む。トランスミッタ120は、コントローラ130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
[0060]
 コントローラ130は、UE100における各種の制御を行う。コントローラ130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
[0061]
 UE100は、GNSS受信機を備えていてもよい。GNSS受信機は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をコントローラ130に出力する。或いは、UE100は、UE100の位置情報を取得するためのGPS機能を有していてもよい。
[0062]
 なお、以下で説明するUE100が実行する処理(動作)について、UE100が備えるレシーバ110、トランスミッタ120、コントローラ130の少なくともいずれかが実行するが、便宜上、UE100が実行する処理として説明する。
[0063]
 (基地局)
 以下において、実施形態に係るeNB200(基地局)について説明する。図5は、eNB200のブロック図である。図5に示すように、eNB200は、レシーバ(受信部)210、トランスミッタ(送信部)220、コントローラ(制御部)230、及びネットワークインターフェイス240を備える。トランスミッタ210とレシーバ220は、一体化されたトランシーバ(送受信部)であってもよい。
[0064]
 レシーバ210は、コントローラ230の制御下で各種の受信を行う。レシーバ210は、アンテナを含む。レシーバ210は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してコントローラ230に出力する。
[0065]
 トランスミッタ220は、コントローラ230の制御下で各種の送信を行う。トランスミッタ220は、アンテナを含む。トランスミッタ220は、コントローラ230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
[0066]
 コントローラ230は、eNB200における各種の制御を行う。コントローラ230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
[0067]
 ネットワークインターフェイス240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S-GW300と接続される。ネットワークインターフェイス240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に使用される。
[0068]
 なお、以下で説明するeNB200が実行する処理(動作)について、eNB200が備えるトランスミッタ210、レシーバ220、コントローラ230、ネットワークインターフェイス240の少なくともいずれかが実行するが、便宜上、eNB200が実行する処理として説明する。
[0069]
 (通信装置)
 以下において、実施形態に係る通信装置について説明する。本実施形態において、通信装置は、移動セル(Moving Cell)を管理する。通信装置は、移動可能である。例えば、通信装置は、移動が可能な車両(例えば、電車、バスなど)に備え付けられる。通信装置は、車両の移動によって、移動可能であってもよい。また、通信装置自体が、移動することによって、移動可能であってもよい。
[0070]
 また、移動セルは、移動可能な通信装置によって管理される。また、移動セルは、通信装置の移動に伴って移動するセルである。なお、基本的に移動できないeNB200が管理する既存のセルを一般セルと適宜称する。一般セルは、移動しないセルである。
[0071]
 通信装置は、上述のUE100のブロック図と同様に、レシーバ、トランスミッタ、及びコントローラを備えていてもよい。或いは、通信装置は、eNB200のブロック図と同様に、レシーバ、トランスミッタ、及びコントローラに加えて、さらにネットワークインターフェイスを備えていてもよい。ネットワークインターフェイスは、無線により、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続されていてもよく、S1インターフェイスを介してMME/S-GW300と接続されていてもよい。
[0072]
 本実施形態において、通信装置(移動セル)は、トランスミッタにより、下りリンクにおける無線信号だけでなく、サイドリンクにおける無線信号(サイドリンク信号)を送信することができる。通信装置は、UEと同じ機能を有することにより、UEとしてサイドリンクにおける無線信号を送信できてもよい。また、通信装置は、セルとして、サイドリンクにおける無線信号を送信できてもよい。
[0073]
 なお、以下において、通信装置が実行する処理(動作)を移動セルが実行する処理(動作)として説明することがある。また、以下で説明する通信装置(移動セル)が実行する処理(動作)について、通信装置が備えるトランスミッタ、レシーバ、コントローラ、ネットワークインターフェイスの少なくともいずれかが実行するが、便宜上、通信装置(移動セル)が実行する処理として説明する。
[0074]
 [第1実施形態]
 次に、第1実施形態に係る動作ついて、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
[0075]
 図6において、UE100は、eNB200-1が管理するセル(サービングセル)に在圏している。UE100は、サービングセルにおいて、アイドル状態又はコネクティッド状態である。なお、UE100は、セルに在圏している場合、セル(eNB)からの無線信号を受信可能な状態である。
[0076]
 移動セル(MC)250を管理する通信装置の移動に伴って、MC250内に、UEが位置するケースを想定する。MC250は、eNB200のセルと少なくとも一部が重複する。MC250は、eNB200のセルよりも小さいセルであってもよい。
[0077]
 図6に示すように、MC250(通信装置)は、通常のセルにおいて送信される下りリンクにおける同期信号(PSS(Primary Synchronization Signal)/SSS(Secondary Synchronization signal))を送信しない。これにより、MC250への接続に興味がないUE100が接続することを防ぐことができる。また、MC250が下りリンクにおける同期信号を送信する場合には、MC250の移動に伴って、干渉が発生したり、物理層セル識別子の衝突/混同が発生したりする可能性がある。MC250が下りリンクにおける同期信号を送信しないことにより、干渉及び物理層セル識別子の衝突/混同を抑制することができる。
[0078]
 ステップS101において、UE100は、MC250への接続に興味があることを示す興味インディケーション(Interest Indication)をeNB200(サービングセル)へ送信する。
[0079]
 UE100は、ユーザからの操作に基づいて、興味インディケーションをeNB200へ送信してもよい。また、UE100は、UE100の環境(例えば、無線環境)によって、興味インディケーションをeNB200へ送信してもよい。例えば、UE100は、車両に乗車した場合に、興味インディケーションをeNB200へ送信してもよい。UE100は、MC250への接続に興味があり、かつ、MC250へ接続可能である場合に、興味インディケーションをeNB200へ送信してもよい。UE100は、MC250からの無線信号(例えば、後述の特別な同期信号及び/又は後述の識別情報を含む無線信号)を受信した場合(MC250を発見した場合)に、MC250へ接続可能であると判断してもよい。UE100は、MC250に接続したい意図を興味インディケーションに含めてもよい。
[0080]
 eNB200は、興味インディケーションをUE100から受信する。eNB200は、興味インディケーションを受信した場合、ステップS102の処理を実行できる。
[0081]
 ステップS102において、eNB200は、MC250を識別するための識別情報を受信(モニタ)するためのモニタ情報(Moving cell discovery monitoring config.)をUE100へ送信する。eNB200は、個別シグナリングにより、UE100へモニタ情報を送信できる。
[0082]
 eNB200は、興味インディケーションの受信に応じて、モニタ情報をUE100へ送信する。UE100は、インディケーションの送信に応じて、モニタ情報をeNB200から受信する。
[0083]
 モニタ情報は、例えば、MC250からサイドリンクにおいて送信される識別情報を受信(モニタ)するための設定(コンフィグレーション)をUE100へ行うための情報である。
[0084]
 モニタ情報は、例えば、MC250のサイドリンク信号(例えば、ディスカバリメッセージ)をRANレベルで識別するためのパラメータをUE100に設定するための情報を含んでもよい。
[0085]
 モニタ情報は、例えば、サイドリンク信号(例えば、ディスカバリメッセージ)が送信される無線リソースの位置を明示的に指示する情報を含んでもよい。当該情報は、(移動セルからのディスカバリメッセージを受信するための専用の)受信リソースプールを示す情報であってもよい。
[0086]
 モニタ情報は、例えば、MC250からのPSDCH受信用のスクランブリングパラメータを含んでもよい。UE100は、スクランブル処理されたPSDCHを解読するためにモニタ情報に含まれるスクランブリングパラメータを用いることができる。MC250は、後述するサイドリンクにおける無線信号をPSDCHにより送信できる。なお、スクランブリングパラメータは、510で固定されていてもよい(cinit=510)。
[0087]
 モニタ情報は、例えば、他の情報との区別のために、識別情報を含んでいてもよい。当該識別情報は、MACヘッダに含まれていてもよい。識別情報は、MC250からのサイドリンク信号を受信するためのモニタ情報か、UE100からのサイドリンク信号を受信するための情報(例えば、モニタリソース情報)かを示してもよい。
[0088]
 モニタ情報は、MC250からのサイドリンクにおける無線信号を受信(モニタ)するためのウィンドウを指示してもよい。
[0089]
 ステップS103において、MC250は、サイドリンクにおいて特別な同期信号を送信する。本実施形態において、特別な同期信号は、サイドリンクにおいて送信される同期信号である。UE100は、特別な同期信号をMC250(通信装置)から受信する。UE100は、特別な同期信号に基づいて、MC250(通信装置)との同期を確立する。
[0090]
 特別な同期信号は、PSBCHを介して送信されるサイドリンク同期信号(SLSS:Sidelink Synchronization Signal)である。SLSSは、プライマリサイドリンク同期信号(PSSS:Primary Sidelink Synchronization Signal)及びセカンダリサイドリンク同期信号(SSSS:Secondary Sidelink Synchronization Signal)からなる。MC250は、特別な同期信号と共に、サイドリンクにおいて送信されるMIB-SL(MasterInformationBlock-SL)を送信してもよい。MC250は、MIB-SLを送信せずに、特別な同期信号のみを送信してもよい。MIB-SLは、directFrameNumber、directSubframeNumber、inCoverage、の少なくともいずれかの情報を含んでいてもよい。directFrameNumberは、SLSS及びSL-BCH(サイドリンク用のブロードキャストチャネル)が送信されるフレーム番号を示す。directFrameNumberに対応するフレームにおけるサブフレームは、directSubframeNumberによって示される。inCoverageでは、真値(TRUE Value)がMIB-SLを送信する送信元がE-UTRANカバレッジ内であることを示す。inCoverageでは、偽値(False Value)がMIB-SLを送信する送信元がE-UTRANカバレッジ外であることを示す。
[0091]
 MC250は、特別な同期信号をDiscovery期間毎に送信してもよい。Discovery期間は、ディスカバリメッセージの送信/受信用に設けられた期間である。Discovery期間は、ディスカバリメッセージ送信/受信のための無線リソースが割り当てられている(配置されている)期間であってもよい。
[0092]
 また、MC250は、eNB200からの指示に基づいて、特別な同期信号の送信を開始してもよい。eNB200は、興味インディケーションをUE100から受信した場合に、MC250(通信装置)へ特別な同期信号の送信を開始するための指示を送信してもよい。
[0093]
 また、MC250は、一般セル(及びUE100)が使用できない特別なSLSS識別子(SLSS ID)を特別な同期信号に含めてもよい。特別なSLSS識別子は、移動セルを識別するための識別子である。UE100は、特別なSLSS識別子を含む特別な同期信号を受信することにより、特別な同期信号の送信元がMC(移動セル)であることを判断してもよい。例えば、MC250は、セル内に在圏するUE100がSLSS識別子に使用しない値である168から335のいずれかを示すSLSS識別子を、特別なSLSS識別子として使用してもよい。この場合、MC250は、(特別な)同期信号の送信元が移動セルであることをUE100に知らせるために、特別なSLSS識別子を用いると共に、MIB-SLに含まれるinCoverageが真値を設定してもよい。UE100は、受信した同期信号(特別な同期信号)が特別なSLSS識別子を含み、かつinCoverageが真値を示す場合に、受信した同期信号(特別な同期信号)の送信元がMC(移動セル)であると判断してもよい。
[0094]
 UE100は、MC250からの同期信号に基づいて、MC250との同期を確立する。UE100は、モニタ情報に基づいて、eNB200から指示されたウィンドウに基づいて、受信を試行してもよい。UE100は、MC250からのMIB-SLに基づいて、SFN(システムフレーム番号)及び/又はサブフレームを取得できる。
[0095]
 ステップS104において、MC250は、サイドリンクにおいて、MC250を識別するための識別情報を送信する。UE100は、サイドリンクにおいて、識別情報を受信する。
[0096]
 識別情報は、例えば、移動セルを識別するためのセル識別子を含む。セル識別子は、物理層セル識別子(PCI:Physical-layer Cell-Identity)であってもよい。セル識別子は、セルグローバル識別子(CGI:Cell Global Identity)であってもよい。識別情報は、MC250からの無線信号に関する測定(UE-MC間の無線測定)を制御するために用いられる。
[0097]
 MC250は、例えば、ディスカバリアナウンスメントにより識別情報を送信できる。MC250は、識別情報をDiscovery期間毎に送信してもよい。また、MC250は、eNB200からの指示に基づいて、識別情報の送信を開始してもよい。eNB200は、興味インディケーションをUE100から受信した場合に、MC250(通信装置)へ識別情報の送信を開始するための指示を送信してもよい。
[0098]
 なお、UE100は、MIB-SLが送信されていないケースにおいて同期信号のシーケンスに基づいて、識別情報を受信(取得)してもよい。
[0099]
 ステップS105において、UE100は、受信した識別情報をeNB200へ報告する。eNB200は、UE100から識別情報を受信する。識別情報は、PCIだけでなく、CGIを含んでいてもよい。
[0100]
 ステップS106において、eNB200は、MC250からの参照信号を測定するための設定情報をUE100へ送信する。eNB200は、識別情報に基づいて、個別シグナリング(例えば、RRC再設定メッセージ)によりUE100へ設定情報を送信できる。UE100は、識別情報の送信に応じて、設定情報をeNB200から受信する。
[0101]
 eNB200は、設定情報をUE100へ送信することにより、MC250からの参照信号を測定するための設定をUE100に設定する。UE100には、MC250からの参照信号を測定するための設定がなされる。
[0102]
 eNB200は、識別情報により識別されるMC250からの参照信号を測定するための設定情報をUE100に送信してもよい。或いは、eNB200は、他のMCからの参照信号も測定可能な共通の設定情報をUE100に送信してもよい。
[0103]
 eNB200は、UE100から識別情報を受信した場合にのみ、UE100へ設定情報を送信してもよい。この場合、UE100主導で、MC用の測定設定をUE100へ設定することができる。これにより、eNB200は、MCがeNB200のセルから出入りする度に、MCの測定を設定するためのRRC再設定を実行しなくてすむ。また、eNB200は、自セル内の全てのUEに、MCの測定を設定するためのRRC再設定を実行しなくてもよい。このため、MCのカバレッジが狭い場合(例えば、MCが5GHzにおいて運用される場合)などに、eNB200は、MCの測定を設定するためのRRC再設定を効率的に実行できる。また、eNB200は、移動するMCの位置を管理することなく、MCの測定を設定するためのRRC再設定を実行できる。
[0104]
 ステップS107において、UE100は、設定情報に基づいて、MC250からの参照信号を測定する。UE100は、識別情報に基づいて、MC250からの無線信号に関する測定(UE-MC間の無線測定)を制御する。具体的には、UE100は、識別情報により、MC250からの無線信号を識別する。UE100は、識別した無線信号に関する測定を実行する。
[0105]
 UE100は、例えば、MC250からの下りリンクにおける参照信号を測定できる。具体的には、UE100は、MC250からのセル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)又はトラッキング用参照信号(TRS:Tracking Reference Signal)の受信レベル(受信強度(RSRP:Reference Signal Receive Power)及び/又は受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality))を測定できる。
[0106]
 また、UE100は、例えば、MC250からのサイドリンクにおける無線信号を測定できる。具体的には、UE100は、MC250からのサイドリンク信号の受信レベル(受信強度及び/又は受信品質)を測定できる。例えば、UE100は、PSBCHが送信されるRB(リソースブロック)における参照信号の受信レベル(受信強度(S-RSRP)及び受信品質(S-RSRQ))を測定してもよい。また、UE100は、PSDCHが送信されるRBにおける参照信号の受信レベル(受信強度(SD-RSRP)及び受信品質(SD-RSRQ))を測定してもよい。
[0107]
 MC250(通信装置)は、セル固有参照信号、トラッキング用参照信号及びサイドリンク参照信号の少なくともいずれかを送信できる。
[0108]
 ステップS108において、UE100は、MC250からの参照信号の測定結果をeNB200へ送信(報告)する。UE100は、下りリンクにおける参照信号及び/又はサイドリンクにおける参照信号の測定結果をeNB200へ送信できる。eNB200は、MC250からの参照信号の測定結果をUE100から受信する。
[0109]
 eNB200は、測定結果に基づいて、UE100をMC250へハンドオーバさせるか否かを判断する。eNB200は、MC250からの参照信号の受信レベルが閾値以上である場合に、UE100をMC250へハンドオーバさせると判断してもよい。eNB200は、MC250からの参照信号の受信レベルが閾値未満である場合に、UE100をMC250へハンドオーバさせないと判断してもよい。
[0110]
 eNB200は、UE100をMC250へハンドオーバさせる場合、ステップS109の処理を実行する。
[0111]
 ステップS109において、eNB200は、UE100をMC250へハンドオーバさせるためのハンドオーバ処理を実行する。例えば、eNB200は、ハンドオーバ要求をMC250(通信装置)へ送信する。eNB200は、MC250からハンドオーバ要求ACKを受信した場合、UE100からMC250へハンドオーバさせるためのハンドオーバコマンドを送信する。UE100は、ハンドオーバコマンドを受信した場合に、MC250(通信装置)とのRRC接続を確立するための制御を実行する。MC250(通信装置)は、MC250から識別情報を受信したUE100とRRC接続を確立する制御を実行する。その後、UE100とMC250とは、RRC接続を確立し、通信を開始できる。
[0112]
 なお、UE100は、移動セルは、セルとして認識する。一方、UE100は、サイドリンクにより、他のUEと接続を確立する場合、UE100は、他のUEをUEとして認識する。UE100は、他のUEとRRC接続を確立できない。
[0113]
 以上のように、MC250は、サイドリンクにおいて、MCを識別するための識別情報を送信する。UE100は、サイドリンクにおいて、当該識別情報を受信する。UE100は、一般セルと異なる方法により、セル(移動セル)を識別するための識別情報を取得する。UE100は、識別情報により、MC250を識別できる。このため、MC250との接続を希望していないUE100が、当該UE100とMC250(通信装置)との接続(RRC接続)を一般セルと同じように確立することを抑制できる。その結果、UE100とMCとの間の不要なシグナリングを低減できる。
[0114]
 [第2実施形態]
 次に、第2実施形態について、図7から図12を用いて説明する。図7は、第2実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。図8は、特別な同期信号を説明するための図(その1)である。図9は、特別な同期信号を説明するための図(その2)である。図10は、特別な同期信号を説明するための図(その3)である。図11は、特別な同期信号を説明するための図(その4)である。図12は、特別な同期信号を説明するための図(その5)である。
[0115]
 第2実施形態では、MC250(通信装置)が、特別な同期信号を、下りリンクにおける同期信号と異なる方法により送信するケースを説明する。なお、上述と同様の説明は、適宜省略する。
[0116]
 図7において、MC250は、第1実施形態と同様に、下りリンクにおける同期信号を送信しない。さらに、MC250は、同期信号(PSS/SSS)だけでなく、CRSも送信しない。MC250は、少なくともRel-8におけるPSS/SSS/CRSを送信しない。
[0117]
 ステップS201からS202は、ステップS101からS102に対応する。
[0118]
 モニタ情報は、ステップS203における無線信号を受信するための情報(例えば、無線リソースの位置を明示的に指示する情報など)である。
[0119]
 ステップS203において、MC250は、サイドリンクにおいて、MC250を識別するための識別情報を送信する。ステップS203は、ステップS104に対応する。
[0120]
 MC250は、識別情報(PCI、CGIなど)と共に、特別な同期信号を受信するための設定情報(Moving cell DRS config.)を送信してもよい。特別な同期信号は、下りリンクにおける同期信号(PSS/SSS)と異なる方法により送信される。UE100は、設定情報に基づいて、特別な同期信号を受信できる。設定情報は、MC250が上記MC-DRSの送信方法を特定するための情報であってもよい。
[0121]
 ステップS204において、MC250は、特別な同期信号を送信する。特別な同期信号は、MC250専用の発見参照信号(Moving cell MC-DRS:Moving cell Discovery Reference Signal)である。
[0122]
 MC250は、以下の少なくともいずれかの方法によりMC-DRSを送信する。
[0123]
 第1に、MC250は、一般セルにおいて送信される同期信号(及びDRS)と異なる送信パターンにより、MC-DRSを送信する。
[0124]
 図8Aに示すように、一般セルでは、DRSは、静的及び周期的で送信される。具体的には、DRSが送信される1周期の最大値が5msecであり、送信周期の間隔の最小値が40msecである。一方、図8Bに示されるように、移動セルでは、MC-DRSは、静的及び非周期的で送信される。例えば、DRSが送信される1周期の最大値が5msecと6msecとで切り替えられてもよい。MC-DRS送信周期の間隔の最小値が非周期的であってもよい。
[0125]
 MC250は、eNB200からの指示に従った送信パターンにより、MC-DRSを送信してもよい。また、MC250は、複数の送信パターンの候補の中から、自律的に送信パターンを選択してもよい。MC250は、複数の送信パターンの候補をeNB200から提供されてもよい。
[0126]
 第2に、MC250は、MCのみが利用できる同期信号(MSS:Moving Cell specific Synchronization Signal)により構成されるMC-DRSを送信する(図9参照)。UE100は、MSSを特定すると、直交符号系列(Zadoff-chu系列)の系列番号が一意に特定可能である。
[0127]
 PSS/SSSとMSSとの間隔(オフセット)は、固定されていてもよく、固定されていなくてもよい。オフセットが固定されていない場合、UE100は、オフセットをMC250からの設定情報により通知され得る。
[0128]
 なお、MC250が、PSS/SSS/CRS(及びチャネル状態情報参照信号(CSI-RS:Channel State Information RS))を送信できる場合、PSS/SSS/CRS(及びCSI-RS)とMSSとの組み合わせを、MC-DRSと規定してもよい。
[0129]
 第3に、MC250は、一般セルが送信するPSS/SSSの配置と異なる位置に同期信号(PSS/SSS)を配置する(図10参照)。
[0130]
 例えば、PSSとSSSとの間隔(オフセット)を変更する。UE100は、オフセットをMC250からの設定情報により通知され得る。UE100は、eNB200からオフセットを通知されてもよい。オフセットがMNC(Mobile Network Code)を示してもよい。
[0131]
 なお、MC250は、MC-DRSに含まれるセル識別子(PCI)として、既存の識別子と異なる識別子を用いてもよい。これにより、送信されたMC-DRSがどのMCSから送信されたものかをさらに識別可能である。
[0132]
 例えば、SSSが取り得る値を拡張することによって、新たなPCIが確保される(図11参照)。拡張された値は、所定の識別子である。所定の識別子は、例えば、オペレータ識別子である。
[0133]
 また、SSSが取り得る一部の値をMC用としてリザーブすることによって、既存のPCIの一部をMC用として確保する(図12参照)。リザーブされた値は、所定の識別子である。所定の識別子は、例えば、オペレータ識別子である。
[0134]
 UE100は、図11又は図12のセルID部分が同じであっても、所定の識別子部分が異なることにより、MC-DRSを送信したMCを識別可能である。
[0135]
 UE100は、MC-DRSに基づいて、MC250と同期を確立する。
[0136]
 ステップS205からS208は、ステップS105からS108に対応する。UE100は、ステップS205において、UE100は、識別情報だけでなく、ステップS203における設定情報(例えば、MC-DRSの送信パターン)をeNB200へ送信してもよい。
[0137]
 なお、ステップS208の後、ステップS109と同様の処理が実行されてもよい。
[0138]
 [第3実施形態]
 次に、第3実施形態について、図13を用いて説明する。図13は、第3実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
[0139]
 第3実施形態では、UE100は、MC250がUE100がアクセス可能なセルである場合に、興味インディケーションをeNB200へ送信する。なお、上述と同様の説明は、適宜省略する。
[0140]
 図13において、ステップS301及びS302は、ステップS101及びS102に対応する。
[0141]
 ステップS303において、MC250は、サイドリンクにおいて、MC250を識別するための識別情報を送信する。本実施形態において、識別情報は、PCI(及び/又はCGI)だけでなく、PLMN(Public Land Mobile Network)内のCSG(Closed Subscriber Group)を識別するための使用されるCSG識別子(CSG ID)及びトラッキングエリアを特定するためのトラッキングエリア識別子(TAI:Tracking Area Identity)の少なくともいずれかの情報を含んでもよい。
[0142]
 ステップS304において、UE100は、識別情報に基づいて、UE100がMC250にアクセス可能であるか否かを判断する。具体的には、MC250から受信したCSG IDがUE100が所属するCSGを示す場合、すなわち、MC250がCSGメンバである場合、UE100は、MC250にアクセス可能であると判断する。MC250から受信したCSG IDがUE100が所属するCSGを示さない場合、すなわち、MC250がCSGメンバでない場合、UE100は、MC250にアクセス不能であると判断する。
[0143]
 UE100は、MC250にアクセス可能であると判断した場合にのみ、ステップS305の処理を実行する。一方、UE100は、MC250にアクセス不能であると判断した場合、処理を終了する。
[0144]
 なおCSGセルは、アクセス権を有するUE100(「メンバーUE」と称される)のみがアクセス可能なセルである。
[0145]
 ステップS305は、ステップS105に対応する。UE100は、識別情報をeNB200へ送信する。ここで、識別情報は、PCI(及び/又はCGI)だけでなく、CSG ID及びTAIの少なくとも一方を含んでもよい。
[0146]
 なお、UE100は、第1実施形態又は第2実施形態と同様の方法により、MC250と同期を確立することができる。
[0147]
 ステップ306からS308は、ステップS106からS108に対応する。なお、ステップS306において、eNB200は、UE100からMC250のシステム情報(SI)を受信していない場合、MC250のシステム情報をUE100へ要求してもよい。ステップS308において、UE100は、システム情報がeNB200から要求されていた場合、MC250からの参照信号の測定結果だけでなく、CGI、CSG ID及びTAIをeNB200へ報告してもよい。
[0148]
 以上のように、UE100は、MC250へアクセス可能である場合にのみ、興味インディケーションをeNB200へ送信する。これにより、UE100がMC250へアクセス不能である場合には、興味インディケーションが送信されないため、不要なシグナリングを低減できる。
[0149]
 [その他の実施形態]
 上述した各実施形態によって、本出願の内容を説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本出願の内容を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
[0150]
 例えば、上述した各実施形態において、UE100は、興味インディケーションをeNB200へ送信していたが、これに限られない。UE100は、興味インディケーションをeNB200へ送信しなくてもよい。UE100は、興味インディケーションを送信することなく、MC250からの識別情報及び/又は特別な同期信号を受信(モニタ)してもよい。
[0151]
 また、上述した各実施形態において、UE100は、MC250への接続にもはや興味がなくなったことを示すインディケーションをeNB200へ送信してもよい。UE100は、MC250への接続にもはや興味がなくなった場合に、当該インディケーションをeNB200へ送信してもよい。UE100は、MC250への接続にもはや興味がなくなった意図を当該インディケーションに含めてもよい。また、UE100は、MC250への接続が完了した場合に、当該インディケーションをeNB200へ送信してもよい。UE100は、当該インディケーションをeNB200の代わりに、MC250へ送信してもよい。或いは、UE100は、当該インディケーションをeNB200とMC250への両方に送信してもよい。
[0152]
 eNB200は、当該インディケーションをUE100から受信する。eNB200は、UE100がMC250へ接続するための制御を実行していた場合、当該制御を中止してもよい。例えば、eNB200は、MC250からの参照信号を測定するための設定情報の送信を中止してもよい。eNB200は、UE100をMC250へハンドオーバさせるためのハンドオーバ処理を中止してもよい。また、当該インディケーションを受信したMC250は、UE100がMC250へ接続するための制御を実行していた場合、当該制御を中止してもよい。例えば、MC250は、ハンドオーバ処理を中止してもよい。
[0153]
 上述した各実施形態に係る動作は、適宜組み合わせて実行されてもよい。また、上述した各シーケンスにおいて、必ずしも全ての動作が必須の構成ではない。例えば、各シーケンスにおいて、一部の動作のみが実行されてもよい。
[0154]
 上述した各実施形態では特に触れていないが、上述した各ノード(UE100、eNB200など)のいずれかが行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
[0155]
 或いは、UE100及びeNB200のいずれかが行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサ)によって構成されるチップが提供されてもよい。
[0156]
 上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本出願に係る内容を適用してもよい。
[0157]
 日本国特許出願第2016-012326号(2016年1月26日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。

産業上の利用可能性

[0158]
 本発明は、無線通信分野において有用である。

請求の範囲

[請求項1]
 無線端末であって、
 移動可能な通信装置によって管理され、かつ前記通信装置の移動に伴って移動する移動セルから、前記移動セルを識別するための識別情報を受信するレシーバを備え、
 前記レシーバは、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクにおいて前記識別情報を受信する無線端末。
[請求項2]
 前記識別情報に基づいて、前記移動セルからの無線信号に関する測定を制御するコントローラをさらに備える請求項1に記載の無線端末。
[請求項3]
 前記レシーバは、前記サイドリンクにおいて特別な同期信号を前記移動セルから受信し、
 前記無線端末は、前記特別な同期信号に基づいて前記移動セルとの同期を確立するコントローラをさらに備える請求項1に記載の無線端末。
[請求項4]
 前記レシーバは、下りリンクにおける同期信号と異なる方法により送信される特別な同期信号を前記移動セルから受信し、
 前記無線端末は、前記特別な同期信号に基づいて前記移動セルとの同期を確立するコントローラをさらに備える請求項1に記載の無線端末。
[請求項5]
 前記特別な同期信号は、前記同期信号と送信パターンが異なる請求項4に記載の無線端末。
[請求項6]
 前記無線端末のサービングセルを管理する基地局へ、前記識別情報を受信する前に、移動セルへの接続に興味があることを示すインディケーションを送信するトランスミッタをさらに備え、
 前記レシーバは、前記インディケーションの送信に応じて、前記識別情報を受信するための情報を前記基地局から受信する請求項1に記載の無線端末。
[請求項7]
 前記無線端末のサービングセルを管理する基地局へ、前記識別情報を送信するトランスミッタをさらに備え、
 前記レシーバは、前記識別情報の送信に応じて、前記移動セルからの無線信号を測定するための設定情報を前記基地局から受信する請求項1に記載の無線端末。
[請求項8]
 前記設定情報に基づいて、前記移動セルからの参照信号を測定するコントローラをさらに備え、
 前記トランスミッタは、前記参照信号の測定結果を前記基地局へ送信し、
 前記参照信号は、前記下りリンクにおける参照信号又は前記サイドリンクにおける参照信号である請求項7に記載の無線端末。
[請求項9]
 前記無線端末のサービングセルを管理する基地局へ、前記識別情報を受信する前に、移動セルへの接続に興味があることを示すインディケーションを送信するトランスミッタをさらに備え、
 前記トランスミッタは、前記移動セルへアクセスが可能である場合にのみ、前記インディケーションを送信する請求項1に記載の無線端末。
[請求項10]
 移動可能な通信装置であって、
 前記通信装置の移動に伴って移動する移動セルを管理するコントローラと、
 前記移動セルを識別するための識別情報を送信するトランスミッタと、を備え、
 前記トランスミッタは、近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクを介して前記識別情報を送信する通信装置。
[請求項11]
 前記トランスミッタは、下りリンクにおいて同期信号を送信せずに、前記サイドリンクにおいて特別な同期信号を送信し、
 前記特別な同期信号は、無線端末が前記移動セルと同期を確立するための信号である請求項10に記載の通信装置。
[請求項12]
 前記トランスミッタは、前記下りリンクにおける同期信号と異なる方法により特別な同期信号を送信し、
 前記特別な同期信号は、無線端末が前記移動セルと同期を確立するための信号である請求項10に記載の通信装置。
[請求項13]
 前記トランスミッタは、前記同期信号と送信パターンが異なる方法により前記特別な同期信号を送信する請求項12に記載の通信装置。
[請求項14]
 基地局であって、
 近傍サービスにおける直接的な無線リンクであるサイドリンクにおいて移動セルを識別するための識別情報を受信した無線端末から、前記識別情報を受信するレシーバと、
 前記識別情報に基づいて、前記移動セルからの無線信号を測定するための設定情報を前記無線端末へ送信するトランスミッタと、を備える基地局。
[請求項15]
 前記レシーバは、前記識別情報を受信する前に、移動セルへの接続に興味があることを示すインディケーションを前記無線端末から受信し、
 前記トランスミッタは、前記インディケーションの受信に応じて、前記識別情報を受信するための情報を前記無線端末へ送信する請求項14に記載の基地局。
[請求項16]
 前記レシーバは、前記無線端末から、前記移動セルからの前記サイドリンクにおける参照信号の測定結果を受信し、
 前記基地局は、前記測定結果に基づいて、前記無線端末を前記移動セルへハンドオーバさせるか否かを判断するコントローラをさらに備え、
 前記参照信号は、前記下りリンクにおける参照信号又は前記サイドリンクにおける参照信号である請求項14に記載の基地局。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]