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1. (WO2017098942) RESIN MOLDING INJECTION MOLDING DIE AND RESIN MOLDING
Document

明 細 書

発明の名称 樹脂成形体の射出成形用金型および樹脂成形体

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005   0006   0007  

先行技術文献

特許文献

0008  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0009   0010   0011  

課題を解決するための手段

0012   0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052  

産業上の利用可能性

0053   0054   0055   0056  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

明 細 書

発明の名称 : 樹脂成形体の射出成形用金型および樹脂成形体

技術分野

[0001]
 本発明は、樹脂成形体の射出成形用金型およびその金型を用いて作製された樹脂成形体に関するものである。

背景技術

[0002]
 一般に、樹脂成形体、例えばシリンジ用外筒を形成する場合、シリンジ用外筒の外面形状を形成するための外側金型(キャビティ)と、シリンジ用外筒の内面形状及び基端形状を成形するためのコアからなる射出成形用金型を用いて、これらの金型の間に溶融樹脂を注入する射出成形方法により行われている。
[0003]
 このような射出成形に使用される金型としては、本件出願人が提案する特許文献1(特開2007-98698)、特許文献2(特開2006-271665)がある。
[0004]
 特許文献1および2のものでは、射出成形用金型1は、図1,図2に示すように、キャビティ2と、コア3,14とを備えている。キャビティ2内にコア3を挿入することによりキャビティ2と、コア3,14との間には、シリンジ用外筒成形物が形成される空隙10が形成される。コア3は、図1ないし図4に示すように、外筒本体部形成部6と、ノズル部形成部11とを備えている。ノズル部形成部11は、本体部形成部6の先端側に形成されノズル部38の内面形状を形成する部分である。
[0005]
 本体部形成部6は、シリンジ用外筒20の外筒本体部37の内面形状を形成する部分である。本体部形成部6は、図1,図2に示すように、縮径部6aと、略同一外径部6bとを備えている。そして、略同一外径部6bの基端部にはリブ13が設けられている。 本体部形成部6に設けられたリブ13は、本体部形成部6の円周上に形成された環状リブ13であることが好ましい。環状リブ13は、本発明の実施例においては、断面形状が略台形状となっている。また、環状リブ13は、断面形状が略円形状もしくは略楕円形状であってもよい。また、コア3,14の環状リブ13より基端側部分は基端側に向かって拡径している。コア3に環状リブ13が形成されていることにより、シリンジ用外筒20には、環状溝部59が形成される。
[0006]
 上記特許文献1および2のものでは、シリンジ用外筒20が環状溝部59を有している。これに対して、特許文献3(特開平7-323085)のようなものも提案されている。
[0007]
 特許文献3のシリンジ外筒は、筒体部と該筒体部先端に突設されるチップ部からなる熱可塑性樹脂性シリンジ外筒であり、該筒体部内壁が先端から底部にかけて、底部の方が広がったテーパー状となっている。そして、図1に示すシリンジ外筒1は、筒体部であり、チップ部2,フランジ3を備える。また、ディスポーザブルシリンジの外筒においては、製造時において、金型から取り出しの際、雌金型に成形品が残らないようにするために、筒体部底部近傍の内壁にアンダーカットの凸部4等が設けられている。

先行技術文献

特許文献

[0008]
特許文献1 : 特開2007-98698
特許文献2 : 特開2006-271665
特許文献3 : 特開平7-323085

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0009]
 上述した特許文献3のような筒体部底部近傍の内壁に環状リブを有するシリンジ外筒においても、金型として、外側金型とその中に挿入されるコアとにより構成されるものが一般的である。そして、シリンジ外筒は、上記の金型に熱可塑性樹脂を射出成形し、金型内より取り出すことにより、作製される。外筒の金型からの取り出しは、通常、射出樹脂の冷却後、外側金型より、コアを引き抜き、続いて、外筒より、コアを引き抜くことにより行われる。
[0010]
 上記の工程において、外側金型より、コアを引き抜いた時、外側金型に成形物である外筒が残留することがあった。さらに、外筒よりコアを引き抜く際に、筒体部底部近傍に内面リブを形成するための外面凹部の先端側部分が、内面リブを乗り越える際に、環状リブに損傷を与えることがあった。
[0011]
 本発明の目的は、外側金型とコアとからなるシリンジ外筒のような樹脂成形体形成用金型において、成形体形成用樹脂の射出後、外側金型よりコアを引き抜いた時、外側金型に成形物である外筒が残留することがなく、外筒を金型より容易に取り出すことができ、かつ、外筒よりコアを引き抜く際に、成形物の基端部内面に形成された内面リブに損傷を与えることが極めて少ない樹脂成形体の射出成形用金型およびその金型を用いて作製された樹脂成形体を提供するものである。

課題を解決するための手段

[0012]
 上記目的を達成するものは、以下のものである。
 基端部内面に設けられた内面リブと、前記内面リブより基端側に位置する内面凹部とを備える樹脂成形体のための射出成形用金型であって、
 前記射出成形用金型は、前記樹脂成形体の外側形状を形成するための外側金型と、前記外側金型内に挿入され、前記樹脂成形体の内側形状を形成するためのコアとを備え、前記外側金型は、前記樹脂成形体の外側形状を形成するための内面部と、前記外側金型と前記コア間の空隙に溶融樹脂を注入するための溶融樹脂注入ゲートとを備え、
 前記コアは、前記樹脂成形体の内側形状を形成するための外面部を備え、前記外面部は、前記内面リブを形成するための外面凹部と、前記外面凹部より先端側に設けられ、前記樹脂成形体の本体部の内面を形成する本体部形成部と、前記樹脂成形体の先端部の内面を形成する先端部形成部と、前記外面凹部より基端側に形成され、前記内面凹部を形成するための外面リブとを備え、
 前記本体部形成部の外面の基端方向延長線と前記外面リブの基端側部分間の傾斜角度βは、前記本体部形成部の外面の基端方向延長線と前記外面凹部の先端側部分間の傾斜角度αより大きく、前記外面リブの高さHは、前記外面凹部の深さDより大きいものとなっている樹脂成形体の射出成形用金型。
[0013]
 また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
 上記に記載の樹脂成形体の射出成形用金型を用いて射出成形された樹脂成形体であって、前記樹脂成形体は、基端部内面に設けられた内面リブと、前記内面リブと近接しかつ基端側に位置する内面凹部と、前記内面凹部より基端側に位置し、基端に向かって拡径する基端テーパー部とを備える樹脂成形体。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 図1は、本発明の樹脂成形体の射出成形用金型をシリンジ用外筒の射出成形用金型に応用した実施例の部分破断図(外側金型を断面にて、コアを外観にて示す図)である。
[図2] 図2は、図1に示した射出成形用金型のA-A線にて部分的に破断した図(外側金型を断面にて、コアを外観にて示す図)である。
[図3] 図3は、図1に示した射出成形用金型の基端部付近の部分拡大図である。
[図4] 図4は、図1に示した射出成形用金型の一方の基端部付近の部分拡大図である。
[図5] 図5は、図1に示した射出成形用金型の一方の外面凹部および外面リブ付近を説明するための説明図である。
[図6] 図6は、他の実施例の射出成形用金型を説明するための射出成形用金型を部分的に破断した図(外側金型を断面にて、コアを外観にて示す図)である。
[図7] 図7は、他の実施例の射出成形用金型を説明するための射出成形用金型を部分的に破断した図(外側金型を断面にて、コアを外観にて示す図)である。
[図8] 図8は、本発明の樹脂成形体の実施例であるシリンジ用外筒の部分破断図である。
[図9] 図9は、本発明の樹脂成形体の射出成形用金型の作用を説明するための説明図である。
[図10] 図10は、本発明の樹脂成形体の射出成形用金型の作用を説明するための説明図である。

発明を実施するための形態

[0015]
 本発明の樹脂成形体の射出成形用金型をシリンジ用外筒の射出成形用金型に応用した実施例について、図面を用いて説明する。
 なお、本発明の樹脂成形体の射出成形用金型は、シリンジ用外筒の射出成形用金型に限定されるものではなく、筒状の樹脂成形体、例えば、試験管、採血管、バイアル容器、薬剤容器などにも利用できる。
[0016]
 本発明の樹脂成形体の射出成形用金型1は、基端部内面に設けられた内面リブ27と、内面リブ27より基端側に位置する内面凹部28とを備える樹脂成形体20のための射出成形用金型である。射出成形用金型1は、樹脂成形体20の外側形状を形成するための外側金型2と、外側金型2内に挿入され、樹脂成形体の内側形状を形成するためのコア3とを備え、外側金型2は、樹脂成形体の外側形状を形成するための内面部と、外側金型2とコア3間の空隙に溶融樹脂を注入するための溶融樹脂注入ゲート16とを備える。
[0017]
 コア3は、樹脂成形体20の内側形状を形成するための外面部6を備え、外面部6は、内面リブ27を形成するための外面凹部7と、外面凹部7より先端側に設けられ、樹脂成形体の本体部の内面を形成する本体部形成部6aと、樹脂成形体20の先端部23の内面を形成する先端部形成部6bと、外面凹部7より基端側に形成され、内面凹部28を形成するための外面リブ8とを備える。
[0018]
 そして、本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sと外面リブ8の基端側部分81間の傾斜角度βは、本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sと外面凹部7の先端側部分71間の傾斜角度αより大きく、外面リブ8の高さHは、外面凹部7の深さDより大きいものとなっている。
[0019]
 また、図示する実施例のシリンジ用外筒の射出成形用金型1は、先端に設けられた液体排出口25と、基端部外面に設けられたフランジ部24と、基端部内面に設けられた内面リブ27と、内面リブ27に近接しかつ基端側に設けられた内面凹部28と、内面凹部の基端側の基端側に設けられ、かつ基端に向かって拡径する基端テーパー部29とを備えるシリンジ用外筒(樹脂成形体)20のための射出成形用金型である。
[0020]
 射出成形用金型1は、外筒20の外側形状を形成するための外側金型2と、外側金型2内に挿入され、外筒20の内側形状を形成するためのコア3とを備える。外側金型2は、外筒20の外側形状を形成するための内面部4と、外側金型2とコア3間の空隙10に溶融樹脂を注入するための溶融樹脂注入ゲート16を備える。
[0021]
 コア3は、外筒20の内側形状を形成するための外面部6を備える。外面部6は、内面リブ27を形成するための外面凹部7と、外面凹部7より先端側に設けられ、外筒20の本体部21の内面を形成する本体部形成部6aと、外筒20の先端部23の内面を形成する先端部形成部6bと、外面凹部7に近接しかつ基端側に設けられ、内面凹部28を形成するための外面リブ8と、外面リブ8より基端側に形成され、外筒20の基端テーパー部29を形成するための基端側拡径テーパー部9と、外面凹部7と基端側拡径テーパー部9との境界部9aとを備えている。
[0022]
 この実施例のシリンジ用外筒の射出成形用金型1により射出形成されるシリンジ用外筒20は、図8に示すような外面および内側形状を有している。具体的には、この実施例のシリンジ用外筒20は、先端に設けられた液体排出口25と、基端部外面に設けられたフランジ部24と、基端部内面に設けられた内面リブ27(環状内面リブ27)と、内面リブ27(環状内面リブ27)の基端と近接するように設けられた内面凹部28と、基端テーパー部29と、凹部28(この実施例では、環状凹部28)と基端テーパー部29の境界部に設けられた凸部環状凸部)を備えている。
[0023]
 具体的には、図8に示すように、この実施例の外筒20は、外筒本体部21と、外筒本体部21の先端部に設けられたノズル部23と、外筒本体部21の基端部に設けられたフランジ部24と、内腔部22とを備える。ノズル部23は、その先端に液体排出口25を備えている。
 外筒本体部21は、図8に示すように、ほぼ円筒状に延びるものとなっている。さらに、外筒20の内面は、後述する内面リブ27より先端側は、先端側に向かって、後述する基端テーパー部29に比べてなだらかであり、かつ、僅かに縮径するテーパー部となっている。なお、このような、抜き勾配を持たないものであってもよい。
[0024]
 ノズル部23は、図8に示すように、先端に開口部(液体排出口)25を有し、外筒本体部21より小径の筒状部となっている。また、ノズル部23は、先端側に向かって縮径するテーパー部となっている。ノズル部23は、注射針等の医療用具の接続が可能なものとなっている。さらに、この実施例の外筒20では、シールキャップ(図示せず)が螺合するためのノズル部側螺合部23aと、シールキャップと係合するためのノズル部側係合部23bが設けられている。
[0025]
 外筒20は、図8に示すように、基端テーパー部29を備えている。基端テーパー部29は、外筒20のほぼ基端より、所定長先端側に延びるものとなっている。そして、基端テーパー部29の傾き(外筒20の中心軸と基端テーパー部29間の角度)は、5~20°であることが好ましく、特に、10~15°であることが好ましい。また、基端テーパー部29の長さは、1.0~3.0mmであることが好ましい。また、基端テーパー部29が形成されている部分は、図8に示すように、外筒本体部21より若干肉厚部となっていることが好ましい。両者の肉厚差としては、0.01~0.35mmが好ましい。
[0026]
  外筒20は、図8ないし図10に示すように、基端テーパー部29より先端側に設けられた内面リブ27を備えている。この実施例では、内面リブ27は、環状内面リブ27となっている。筒状本体部21の内面に対する内面リブ27の高さは、0.10~0.30mmであることが好ましく、特に、0.1~0.15mmであることが好ましい。また、環状内面リブ27は、頂部および後端側が湾曲面となっていることが好ましい。また、環状内面リブ27の先端部は、傾斜部となっていることが好ましい。この環状内面リブ27は、後述する射出成形用金型1のコア3に形成された外面凹部7(外面凹部7)により形成され、外面凹部7の形状に対応した形状を有するものとなっている。
[0027]
 そして、この実施例の外筒20は、環状内面リブ27の基端と連続し、基端側に位置する内面凹部28を備えている。この実施例では、内面凹部28は、環状内面凹部28となっている。この内面凹部28は、後述する射出成形用金型1のコア3に形成された外面リブ8(環状外面リブ8)により形成され、外面リブ8の形状に対応した形状を有するものとなっている。
[0028]
 筒状本体部21の内面に対する内面凹部28の深さは、内面リブ27の高さより大きいものが好ましい。具体的には、筒状本体部21の内面に対する内面凹部28の深さは、0.15~0.35mmであることが好ましく、特に、0.20~0.25mmであることが好ましい。また、筒状本体部21の内面に対する内面凹部28の深さは、内面リブ27の高さより、0.05~0.25mm大きいものが好ましく、特に、0.10~0.15mm大きいものが好ましい。
[0029]
 また、環状内面凹部28は、先端部および頂部は、湾曲面となっていることが好ましい。また、環状内面凹部28の基端部は、傾斜部となっていることが好ましい。
 さらに、この実施例の外筒20は、内面凹部28の基端側に設けられた基端テーパー部29を有し、内面凹部28の基端と基端テーパー部29の先端間の境界部に設けられた凸部29aを備えている。
[0030]
 また、フランジ部24は、図8に示すように、外筒本体部21の基端全周より垂直方向に突出するように形成された楕円ドーナツ状の円盤部となっている。フランジ部24は、幅広となった2つの把持部を備え、さらに、把持部の先端面側には、複数のリブが形成されている。また、図8に示すように、フランジ部24の基端面は、周縁および外筒基端のリブ部分以外となる部分は凹部となっている。また、フランジ部24の内面に上述した基端テーパー部29、環状凹部28が形成されている。
[0031]
 外筒20の形成材料としては、薬剤吸着性、酸素透過性、水蒸気透過性の少ない材料、また、耐γ線性、耐オートクレーブ性など耐滅菌性に優れているものが好ましい。シリンジ用外筒20の形成材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ-(4-メチルペンテン-1)、アクリル樹脂、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、環状ポリオレフィンのような各種樹脂が挙げられるが、その中でも成形が容易で耐熱性があることから、ポリプロピレン、環状ポリオレフィンのような樹脂が好ましい。
[0032]
 そして、射出成形用金型1は、図1ないし図5に示すように、外側金型2、コア3と、外側底部金型14とを備えている。外側金型内(具体的には、外側金型2および外側底部金型14内)にコア3を挿入することにより外側金型の内面とコアの外面との間にはシリンジ用外筒成形物が成形される空隙10が形成される。
[0033]
 外側金型2は、図1ないし図5に示すように、外筒本体部形成部4aと、ノズル部形成部5と、フランジ部形成部11と、溶融樹脂注入ゲート16とを備えている。
 外筒本体部形成部4aは、ほぼ円筒状内面を有する。なお、外筒本体部形成部4aは、僅かに縮径するテーパー部を有するものが好ましいが、このような、抜き勾配を持たないものであってもよい。
[0034]
 ノズル部形成部5は、本体部形成部4aの先端側に設けられ、先端に液体排出口を有するノズル部23の外面形状を形成する部分である。ノズル部形成部5は、この実施例においては、先端側に向かってテーパー状に縮径するように形成され、先端部には、液体排出口25の先端面を形成する形成部5aが設けられ、基端部には、先端側から順にノズル部側螺合部23aの形成部5bと、ノズル部側係合部23bの形成部5cが設けられている。
[0035]
 この実施例では、溶融樹脂注入ゲート16は、図2に示すように、外筒本体部形成部4aの基端部に近接するように形成されたフランジ部形成部11の側面(具体的には、外側面)に形成されている。なお、ゲート16の位置はこれ限られることはなく、例えば本体部形成部4aの側面またはノズル部側係合部23bの形成部5cの側面等にあってもよい。なお、溶融樹脂注入ゲート16と連通する樹脂流路17は、外側金型2に設けられている。なお、溶融樹脂注入ゲート16と連通する樹脂流路17は、外側金型2と外側底部金型14間により形成されているものであってもよい。
[0036]
 そして、この実施例では、溶融樹脂注入ゲート16は、フランジ部形成部11の把持部連結部形成部の側面の中央部分(具体的には、外筒本体部形成部4aの中心軸に対応する位置)に形成されている。具体的には、溶融樹脂注入ゲート16は、図2に示すように、フランジ部形成部11の側面でありかつ若干基端側となる位置に形成されている。
 また、この実施例のように溶融樹脂注入ゲート16がフランジ部形成部11に設けられていることにより、溶融樹脂が注入された際にコールドスラッグがフランジ部形成部11内に留まるため注入された溶融樹脂の流れが乱されることがない。
[0037]
 フランジ部形成部11は、本体部形成部4aの基端部に形成され上述したようなフランジ部24の外面形状を形成する部分となっている。
 また、外側金型2には、金型内のエアもしくはガスがスムースに抜けるようにエアベントを設けることが好ましい(図示せず)。
 外側底部金型14は、外筒20のフランジ部24の基端形状を形成するためのものである。そして、外側底部金型14は、上面にフランジ部24の基端形状を形成するための形成部12を備えている。また、この実施例では、外側底部金型14は、後述するコア3を挿通するための貫通路を備えている。
[0038]
 この実施例では、コア3は、図1ないし図5に示すように、外筒20の内側形状を形成するための外面部6を備え、外面部6は、外筒本体部形成部6aと、先端部形成部6bと、基端側拡径テーパー部9を備えている。さらに、外面部6は、外筒本体部形成部6aの基端部に位置する外面凹部7を備えている。この外面凹部7は、外筒20の基端部内部の内面リブ27を形成するためのものである。言い換えれば、この外面凹部7より先端側が、外筒本体部形成部6aとなっている。
[0039]
 この実施例では、外面凹部7は、環状外面凹部7となっている。このような環状凹部であることが好ましいが、外面凹部は、コアの中心軸に対して直交する同一の円周上領域に設けられた複数の非連続凹部であってもよい。そして、コア3の本体部形成部6aの最大外径部に対するコア3の外面凹部7の深さD(図5参照)は、0.10~0.30mmであることが好ましく、特に、0.10~0.15mmであることが好ましい。また、外面凹部7の軸方向長L(図5参照)は、1.5~3.5mmであることが好ましく、特に、2.0~3.0mmであることが好ましい。
[0040]
 そして、外面凹部7と外筒本体部形成部6aとの境界部70、言い換えれば、外面凹部7の先端と外筒本体部形成部6aの基端の境界部は、角のない丸みを帯びたものとなっている。また、外面凹部7は、基端方向に向かって窪んで行く先端側部分71を備えている。特に、この実施例では、先端側部分71は、基端方向に向かって内側に傾斜する先端側傾斜部となっている。そして、この実施例の外面凹部7は、上記の先端側部分である先端側傾斜部71と、湾曲底部72と、湾曲底部72と連続し、基端方向に延びかつ深さが徐々に小さくなる基端部73を備えている。具体的には、境界部70と連続し基端側に延びる先端側傾斜部71と、先端側傾斜部71と連続し、丸みを帯びた底部72と、底部72と連続し、丸みを帯びた基端部73を有するものとなっている。先端側傾斜部71は、基端方向に向かって縮径する環状傾斜部となっている。また、図5に示す本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sと外面凹部7の先端側部分(先端側傾斜部)71間は、傾斜角度αを有するものとなっている。傾斜角度αとしては、10~30度が好ましく、特に、10~15度が好ましい。
[0041]
 この実施例では、コア3は、図1ないし図5に示すように、外面部6は、外筒本体部形成部6aの基端部に位置し、かつ、外面凹部7に近接しかつ基端側に設けられた外面リブ8を備えている。この外面リブ8は、外筒20の基端部内部の内面凹部28を形成するためのものである。そして、この外面リブ8より、基端側が基端側拡径テーパー部9となっている。そして、コア3の本体部形成部6aの最大外径部に対するコア3の外面リブ8の高さH(図5参照)は、0.15~0.35mmであることが好ましく、特に、0.20~0.25mmであることが好ましい。また、外面リブ8の軸方向長M(図5参照)は、1.5~3.5mmであることが好ましく、特に、1.5~2.5mmであることが好ましい。
[0042]
 この実施例では、コア3は、図1ないし図5に示すように、外面凹部7の基端と外面リブ8の先端との境界部78は、段差を持たず、スムーズに連続するものとなっている。また、外面リブ8は、先端方向に向かって膨らんでいく基端側部分81を備えている。特に、この実施例では、基端側部分81は、先端方向に向かって外側に傾斜する基端側傾斜部81となっている。そして、この実施例のコア3では、外面リブ8は、基端側傾斜部81と、湾曲頂部82と、湾曲頂部82と連続し、先端方向に延びかつ突出高さが徐々に小さくなる先端部83を備えている。
[0043]
具体的には、外面リブ8は、丸みを帯びた先端部83と、先端部83と連続し、丸みを帯びた頂部82と、頂部82と連続する基端側傾斜部81を有している。基端側傾斜部81は、基端方向に向かって縮径する環状傾斜部となっている。特に、外面リブ8は、頂部から基端まで、エッジ、段差などを持たないことが好ましい。また、この実施例では、外面リブ8は、環状外面リブ8となっている。このような環状リブであることが好ましいが、外面リブは、コアの中心軸に対して直交する同一の円周上領域に設けられた複数の非連続凹部であってもよい。なお、この場合、外面リブは、外面凹部の基端側に位置し、かつ外面凹部の周方向長と同じ長さを少なくとも有するものとなる。
[0044]
 さらに、この実施例のコア3では、図5に示すように、外面リブ8の高さHは、外面凹部7の深さDより大きいものとなっている。そして、外面リブ8の高さHは、外面凹部7の深さDより、0.05~0.25mm大きいことが好ましく、特に、0.10~0.15mm大きいことが好ましい。
[0045]
 また、図5に示す本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sと外面リブ8の後部傾斜部81間は、傾斜角度βを有するものとなっている。傾斜角度βとしては、15~35度が好ましく、特に、15~20度が好ましい。そして、本発明のコア3では、本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sと外面リブ8の基端側部分71間の傾斜角度βは、本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sと外面凹部7の先端側傾斜部71間の傾斜角度αより大きいものとなっている。そして、傾斜角度βは、傾斜角度αより、5~25度大きいことが好ましく、特に、5~15度大きいことが好ましい。
[0046]
 そして、コア3は、基端側拡径テーパー部9を備えている。この基端側拡径テーパー部9は、内面リブ8より基端側に形成され、外筒20の基端テーパー部29を形成するための部位である。そして、この実施例では、 基端側拡径テーパー部9は、フランジ部形成部11となる部分内面を形成する部位に設けられている。基端側拡径テーパー部9の軸方長は、1.0~3.0mmであることが好ましく、特に、1.5~2.5mmであることが好ましい。また、基端側拡径テーパー部9の本体部形成部6aの外面の基端方向延長線Sに対する傾きは、0.3~2°であることが好ましく、特に、0.5~1°であることが好ましい。
[0047]
 そして、コア3に設けられる外面凹部および外面リブは、図3ないし図5に示すように、外面凹部7および内面リブ8であることが好ましい。しかし、これに限定されるものではなく、外面凹部および外面リブは、図6に示す実施例の金型1aが備えるもののように、所定長円弧状に延びる複数の円弧状外面凹部7a、7bおよび円弧状外面リブ8a、8bからなるものであってもよい。円弧状外面凹部7aと円弧状外面リブ8aは、一体に形成されかつ同じ周方向長を有しており、同様に、円弧状外面凹部7bと円弧状外面リブ8bも、一体に形成されかつ同じ周方向長を有している。この実施例金型1aでは、円弧状外面リブおよび外面凹部間に形成された、凹部およびリブ非存在部85を有している。
[0048]
 さらには、コア3に設けられる外面凹部および外面リブは、図7に示す実施例の金型1bが備えるもののように、所定長円弧状に延びる短い多数の円弧状外面凹部70a,70b,70c,70dおよび円弧状外面リブ80a,80b,80c,80d,80eからなるものであってもよい。円弧状外面凹部70aと円弧状外面リブ80aは、一体に形成されかつ同じ周方向長を有しており、同様に、他の円弧状外面凹部70b、70c、70d、70eと円弧状外面リブ80b,80c,80d,80eも、一体に形成されかつ同じ周方向長を有している。この実施例金型1bにおいても、円弧状外面リブおよび外面凹部間に形成された、凹部およびリブ非存在部85a,85b,85c,85dを有している。
[0049]
 次に、本発明の脂成形体の射出成形用金型の作用について説明する。
 図1および図2に示すよう、外側金型内にコアが挿入された状態にて、ゲートより溶融樹脂が注入される。そして、樹脂をある程度の温度まで冷却した後、外側金型より、コアを引き抜く。本発明の金型では、コア3が、外面凹部7および外面リブ8を有することにより、成形物20は、コア3に確実に保持されるため、引き抜き時における成形物20の外側金型内への残留がない。
[0050]
 続いて、成形物20より、コア3を離脱する。この作業は、図9および図10に示すように、成形物20より、コア3を引き抜くことにより行われる。本発明の樹脂成形体の射出成形用金型1では、コア3が、外面凹部7と外面リブ8の両者を備え、かつ、コア3の本体部形成部の外面の基端方向延長線と外面リブ8の基端側部分間の傾斜角度βは、本体部形成部の外面の基端方向延長線と外面凹部7の先端側部分間の傾斜角度αより大きく、外面リブの高さHは、外面凹部の深さDより大きいものとなっている。
[0051]
 このため、図9に示すように、成形物20からのコア3の抜去時において、コア3が、矢印方向(下方)に移動することにより、大きい傾斜角度βを有し、かつ高い突出高を有する外面リブ8が、成形物20の基端部を、矢印方向(側面外方)に押し広げる。この外面リブによる押し広げにより、コア3の外面凹部の先端(境界部)70を含む全体は、成形物20の内面リブ27より徐々に離間する。
[0052]
 そして、図10に示すように、コア3の外面リブ8の頂部付近が、成形物20の内面凹部28の基端を押し広げる状態では、コア3の外面凹部の先端(境界部)70およびコア3の本体部形成部4aは、成形物20の内面と十分に離間し、この状態にて、コアの外面凹部が、成形物の内面リブを通過する。このため、コアの外面凹部7の先端70および先端側傾斜部71が、成形物20の内面リブ27に接触することがなく、コア抜去時における成形物の内面リブの損傷が極めて少ない。

産業上の利用可能性

[0053]
 本発明の樹脂成形体の射出成形用金型は、以下のものである。
 (1) 基端部内面に設けられた内面リブと、前記内面リブより基端側に位置する内面凹部とを備える樹脂成形体のための射出成形用金型であって、
 前記射出成形用金型は、前記樹脂成形体の外側形状を形成するための外側金型と、前記外側金型内に挿入され、前記樹脂成形体の内側形状を形成するためのコアとを備え、前記外側金型は、前記樹脂成形体の外側形状を形成するための内面部と、前記外側金型と前記コア間の空隙に溶融樹脂を注入するための溶融樹脂注入ゲートとを備え、
 前記コアは、前記樹脂成形体の内側形状を形成するための外面部を備え、前記外面部は、前記内面リブを形成するための外面凹部と、前記外面凹部より先端側に設けられ、前記樹脂成形体の本体部の内面を形成する本体部形成部と、前記樹脂成形体の先端部の内面を形成する先端部形成部と、前記外面凹部より基端側に形成され、前記内面凹部を形成するための外面リブとを備え、
 前記本体部形成部の外面の基端方向延長線と前記外面リブの基端側部分間の傾斜角度βは、前記本体部形成部の外面の基端方向延長線と前記外面凹部の先端側部分間の傾斜角度αより大きく、前記外面リブの高さHは、前記外面凹部の深さDより大きいものとなっている樹脂成形体の射出成形用金型。
[0054]
 この樹脂成形体の射出成形用金型では、コアが、外面凹部と外面リブの両者を備えている。このため、樹脂成形体形成用樹脂の射出後、外側金型より、コアを引き抜いた時、外側金型に成形物が残留することがなく、樹脂成形体を金型よりコアとともに確実に取り出すことができる。さらに、コアの本体部形成部の外面の基端方向延長線と外面リブの基端側部分間の傾斜角度βは、本体部形成部の外面の基端方向延長線と外面凹部の先端側部分間の傾斜角度αより大きく、外面リブの高さHは、外面凹部の深さDより大きいものとなっている。このため、成形物からのコアの抜去時において、大きい傾斜角度βを有し、かつ高い突出高を有する外面リブが、成形物の基端部を十分に押し広げた後、コアの外面凹部が、成形物の内面リブを通過する。このため、コアの外面凹部の先端が、成形物の内面リブに接触することを防止し、コア抜去時における成形物の内面リブの損傷が極めて少ない。
[0055]
 また、上記の実施態様は、以下のものであってもよい。
 (2) 前記外面リブの高さHは、前記外面凹部の深さDより、0.05~0.25mm大きいものとなっている上記(1)に記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (3) 前記外面リブの高さHは、0.15~0.35mmであり、前記外面凹部の深さDは、0.10~0.30mmである上記(2)に記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (4) 前記傾斜角度βは、前記傾斜角度αより、5~25度大きいものとなっている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (5) 前記傾斜角度βは、15~35度であり、前記傾斜角度αは、10~30度である上記(4)に記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (6) 前記外面リブは、前記基端側部分を形成する基端側傾斜部と、湾曲頂部と、前記湾曲頂部と連続し、先端方向に延びかつ突出高さが徐々に小さくなる先端部を備えている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (7) 前記外面凹部は、前記先端側部分を形成する先端側傾斜部と、湾曲底部と、前記湾曲底部と連続し、基端方向に延びかつ深さが徐々に小さくなる基端部を備えている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (8) 前記外面リブは、環状外面リブであり、前記外面凹部は、環状外面凹部である上記(1)ないし(7)のいずれに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (9) 前記外面リブは、前記コアの中心軸に対して直交する同一の円周上領域に設けられた複数の非連続リブであり、前記外面凹部は、前記外面リブと対応するように形成され、かつ、前記コアの中心軸に対して直交する同一の円周上領域に設けられた複数の非連続リブである上記(1)ないし(7)のいずれに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (10) 前記外面リブの前記コアの軸方向長は、前記外面凹部の前記コアの軸方向長と同等もしくは長いものとなっている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (11) 前記外側金型は、フランジ部を形成するためのフランジ部形成部を備え、前記溶融樹脂注入ゲートは、前記フランジ部形成部の側面に設けられている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
 (12) 前記樹脂成形体が、シリンジ用外筒である上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[0056]
 また、本発明の樹脂成形体は、以下のものである。
 (13) 上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型を用いて射出成形された樹脂成形体であって、前記樹脂成形体は、基端部内面に設けられた内面リブと、前記内面リブと近接しかつ基端側に位置する内面凹部と、前記内面凹部より基端側に位置し、基端に向かって拡径する基端テーパー部とを備える樹脂成形体。

請求の範囲

[請求項1]
基端部内面に設けられた内面リブと、前記内面リブより基端側に位置する内面凹部とを備える樹脂成形体のための射出成形用金型であって、
 前記射出成形用金型は、前記樹脂成形体の外側形状を形成するための外側金型と、前記外側金型内に挿入され、前記樹脂成形体の内側形状を形成するためのコアとを備え、前記外側金型は、前記樹脂成形体の外側形状を形成するための内面部と、前記外側金型と前記コア間の空隙に溶融樹脂を注入するための溶融樹脂注入ゲートとを備え、
 前記コアは、前記樹脂成形体の内側形状を形成するための外面部を備え、前記外面部は、前記内面リブを形成するための外面凹部と、前記外面凹部より先端側に設けられ、前記樹脂成形体の本体部の内面を形成する本体部形成部と、前記樹脂成形体の先端部の内面を形成する先端部形成部と、前記外面凹部より基端側に形成され、前記内面凹部を形成するための外面リブとを備え、
 前記本体部形成部の外面の基端方向延長線と前記外面リブの基端側部分間の傾斜角度βは、前記本体部形成部の外面の基端方向延長線と前記外面凹部の先端側部分間の傾斜角度αより大きく、前記外面リブの高さHは、前記外面凹部の深さDより大きいものとなっていることを特徴とする樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項2]
前記外面リブの高さHは、前記外面凹部の深さDより、0.05~0.25mm大きいものとなっている請求項1に記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項3]
前記外面リブの高さHは、0.15~0.35mmであり、前記外面凹部の深さDは、0.10~0.30mmである請求項2に記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項4]
前記傾斜角度βは、前記傾斜角度αより、5~25度大きいものとなっている請求項1ないし3のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項5]
前記傾斜角度βは、15~35度であり、前記傾斜角度αは、10~30度である請求項4に記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項6]
前記外面リブは、前記基端側部分を形成する基端側傾斜部と、湾曲頂部と、前記湾曲頂部と連続し、先端方向に延びかつ突出高さが徐々に小さくなる先端部を備えている請求項1ないし5のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項7]
前記外面凹部は、前記先端側部分を形成する先端側傾斜部と、湾曲底部と、前記湾曲底部と連続し、基端方向に延びかつ深さが徐々に小さくなる基端部を備えている請求項1ないし6のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項8]
前記外面リブは、環状外面リブであり、前記外面凹部は、環状外面凹部である請求項1ないし7のいずれに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項9]
前記外面リブは、前記コアの中心軸に対して直交する同一の円周上領域に設けられた複数の非連続リブであり、前記外面凹部は、前記外面リブと対応するように形成され、かつ、前記コアの中心軸に対して直交する同一の円周上領域に設けられた複数の非連続リブである請求項1ないし7のいずれに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項10]
前記外面リブの前記コアの軸方向長は、前記外面凹部の前記コアの軸方向長と同等もしくは長いものとなっている請求項1ないし9のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項11]
前記外側金型は、フランジ部を形成するためのフランジ部形成部を備え、前記溶融樹脂注入ゲートは、前記フランジ部形成部の側面に設けられている請求項1ないし10のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項12]
前記樹脂成形体が、シリンジ用外筒である請求項1ないし11のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型。
[請求項13]
請求項1ないし12のいずれかに記載の樹脂成形体の射出成形用金型を用いて射出成形された樹脂成形体であって、前記樹脂成形体は、基端部内面に設けられた内面リブと、前記内面リブと近接しかつ基端側に位置する内面凹部と、前記内面凹部より基端側に位置し、基端に向かって拡径する基端テーパー部とを備えることを特徴とする樹脂成形体。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]