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1. WO2016136131 - BIO-INFORMATION PROCESSING SYSTEM, SERVER SYSTEM, AND INFORMATION PROCESSING METHOD

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明 細 書

発明の名称 生体情報処理システム、サーバーシステム及び情報処理方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039  

図面の簡単な説明

0040  

発明を実施するための形態

0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137  

符号の説明

0138  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

明 細 書

発明の名称 : 生体情報処理システム、サーバーシステム及び情報処理方法

技術分野

[0001]
 本発明は、生体情報処理システム、サーバーシステム及び情報処理方法等に関係する。

背景技術

[0002]
 情報伝達は、送信者の意図や気持ちが絡んでいるため、送信者の意図や気持ちが情報の授受に影響する。情報を受信する際にも、受信者の気分などにより、情報の受け取り方が変わるため、送信者の意図を受信者に正確に伝えることは難しい。
[0003]
 人間は面と向かったコミュニケーションでは、互いの表情、しぐさ、言葉の調子などから、互いを察することができるため、互いの意図を汲んだ情報のやり取りができる。一方、コンピューターによる情報だけのやりとりでは、人間が対面して行うコミュニケーションのように互いを察することが難しいため、互いの意図を汲んだ情報のやり取りはなかなかできない。
[0004]
 互いの意図を汲んだ情報のやり取りを実現するために、次のような試みが提案されている。例えば、特許文献1では、受信者の状況に合うように、受信データを変換する手法が開示されている。また、特許文献2では、送信者の病気などの身体状況に応じて、着信音を選択する着信応答処理を行う手法が開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 特開2001-344352号公報
特許文献2 : 特開2004-274519号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 特許文献1及び特許文献2のように、受信者又は送信者のどちらか一方の状況に合わせて受け取る情報を変えることで、受信者又は送信者の意図を汲むことができる。しかし、特許文献1及び特許文献2の発明は、送信者と受信者の両方の状況に応じて、情報の伝達方法を変えることはできない。そのため、ネット上での情報共有、不特定多数への情報公開などには適応が難しい。
[0007]
 また、特許文献2の発明では、送信者の意図を受信者が汲むことはできたとしても、それによって受信者が不快な思いをすることがある。逆に、特許文献1の発明では、受信者が心地よい状態のまま情報を受け取ることができたとしても、それによって、送信者の意図が正確に伝わらなくなることもある。すなわち、特許文献1及び特許文献2の発明では、受信者が心地よい状態のまま、送信者の意図を汲むことが難しい。
[0008]
 本発明の幾つかの態様によれば、情報の受信者の気分を害さずに、情報の送信者の意図を受信者に正確に伝えることができる生体情報処理システム、サーバーシステム及び情報処理方法等を提供することができる。

課題を解決するための手段

[0009]
 本発明の一態様は、センシング部で測定された生体情報に基づいて、心身情報を特定する心身情報特定部と、情報の送受信を行う送受信部と、前記送受信部が受信した受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の提示態様の変換処理を行う情報変換部と、を含む生体情報処理システムに関係する。
[0010]
 本発明の一態様では、受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、受信情報の提示態様の変換処理を行う。よって、情報の受信者の気分を害さずに、情報の送信者の意図を受信者に正確に伝えることが可能となる。
[0011]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記受信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報と、前記送信者の位置情報及び前記受信者の位置情報の少なくとも一方と、に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0012]
 これにより、送信者の位置及び受信者の位置の少なくとも一方に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0013]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、強調表示、誇張表示及び省略表示の少なくとも一つの表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0014]
 これにより、情報の内容、送信者の心身情報及び受信者の心身情報に適した表示態様で受信情報を提示すること等が可能になる。
[0015]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記受信者の心身情報及び前記送信者の心身情報のうちの少なくとも1つに基づいて、心的状態がポジティブ状態、ノーマル状態及びネガティブ状態のうちのいずれかの状態であるか否かを判定し、判定した前記心的状態に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0016]
 これにより、ポジティブ状態、ノーマル状態及びネガティブ状態のうちのそれぞれの心的状態に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0017]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記心的状態が前記ポジティブ状態であると判定した場合には、強調表示及び誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換し、前記心的状態が前記ネガティブ状態であると判定した場合には、省略表示の前記表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0018]
 これにより、心的状態がポジティブ状態である場合に、送信者の意図をより強く反映して受信情報を提示し、心的状態がネガティブ状態である場合には、受信者の気分を害さないように受信情報を提示すること等が可能になる。
[0019]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記位置情報に基づいて、前記受信者の周囲環境がフォーマル状態、ノーマル状態及びパーソナル状態のうちのいずれかの状態であるか否かを判定し、判定した前記周囲環境に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0020]
 これにより、フォーマル状態、ノーマル状態及びパーソナル状態のうちのそれぞれの周囲環境に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0021]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記周囲環境が前記ノーマル状態であると判定した場合には、強調表示及び誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換し、前記周囲環境が前記パーソナル状態であると判定した場合には、省略表示の前記表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0022]
 これにより、周囲環境がノーマル状態である場合に、送信者の意図をより強く反映して受信情報を提示し、周囲環境がパーソナル状態である場合には、受信者の気分を害さないように受信情報を提示すること等が可能になる。
[0023]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記受信情報の内容が、フォーマルな内容及びノーマルな内容、パーソナルな内容のうちのいずれかの内容であるか否かを判定し、判定した前記内容に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0024]
 これにより、フォーマルな内容、ノーマルな内容及びパーソナルな内容のうちのそれぞれの内容に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0025]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記受信情報の内容が前記ノーマルな内容であると判定した場合には、強調表示及び誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換し、前記受信情報の内容が前記パーソナルな内容であると判定した場合には、省略表示の前記表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換してもよい。
[0026]
 これにより、受信情報の内容がノーマルな内容である場合に、送信者の意図をより強く反映して受信情報を提示し、受信情報の内容がパーソナルな内容である場合には、受信者の気分を害さないように受信情報を提示すること等が可能になる。
[0027]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記受信情報を表示部に表示する際に、音、光及び振動のうちの少なくとも1つを発生させる前記提示態様に変換してもよい。
[0028]
 これにより、視覚のみを介して受信情報を提示するよりも、受信情報を受信者により強く印象付けること等が可能になる。
[0029]
 また、本発明の一態様では、前記送受信部は、前記送信者の心身情報を受信し、前記情報変換部は、前記送受信部が受信した前記受信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の前記提示態様の前記変換処理を行ってもよい。
[0030]
 これにより、送信側の情報端末と受信側の生体情報処理システムが、送信者と受信者の心身情報をそれぞれ特定することで、心身情報特定処理の処理負荷を分散すること等が可能になる。
[0031]
 また、本発明の一態様では、前記送受信部は、前記送信者の前記生体情報を受信し、前記心身情報特定部は、前記送信者の前記生体情報に基づいて、前記送信者の心身情報を特定し、前記受信者の前記生体情報に基づいて、前記受信者の心身情報を特定し、前記情報変換部は、前記送受信部が受信した前記受信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の前記提示態様の前記変換処理を行ってもよい。
[0032]
 これにより、送信側の情報端末が送信者の心身情報を特定することができない場合でも、受信情報の提示態様の変換処理を行うこと等が可能になる。
[0033]
 また、本発明の一態様では、前記情報変換部は、前記送信者の心的状態を数値化したパラメーターS と、前記送信者の周囲環境を数値化したパラメーターP と、前記受信者の心的状態を数値化したパラメーターS と、前記受信者の周囲環境を数値化したパラメーターP と、を引数とした関数F(S 、P 、S 、P )に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を決定してもよい。
[0034]
 これにより、送信者及び受信者の心的状態と、送信者及び受信者の周囲環境を複合的に考慮して、提示態様の変換を行うこと等が可能になる。
[0035]
 また、本発明の一態様では、前記関数Fは、前記パラメーターS と、前記パラメーターP と、前記パラメーターS と、前記パラメーターP と、を線形結合した項を含む関数であってもよい。
[0036]
 これにより、送信者の心的状態と、送信者の周囲環境と、受信者の心的状態と、受信者の周囲環境とを考慮して、提示態様を決定すること等が可能になる。
[0037]
 また、本発明の他の態様は、第1の情報端末と第2の情報端末との間で通信を行う送受信部と、処理部と、を含み、前記送受信部は、前記第1の情報端末のセンシング部で測定された送信者の生体情報と送信情報とを前記第1の情報端末から受信し、前記第2の情報端末のセンシング部で測定された受信者の生体情報を前記第2の情報端末から受信し、前記処理部は、取得した前記送信者の前記生体情報に基づいて、前記送信者の心身情報を特定し、取得した前記受信者の前記生体情報に基づいて、前記受信者の心身情報を特定し、前記送信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報とに基づいて、前記送信情報の提示態様の変換処理を行うサーバーシステムに関係する。
[0038]
 これにより、送信側及び受信側の情報端末の処理負荷を軽減しつつ、送信情報の提示態様を変換すること等が可能になる。
[0039]
 また、本発明の他の態様は、センシング部で測定された生体情報に基づいて、心身情報を特定し、情報の送受信を行い、受信した受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の提示態様の変換処理を行う情報処理方法(生体情報処理システムの作動方法)に関係する。

図面の簡単な説明

[0040]
[図1] 第1の実施形態のシステム構成例。
[図2] 生体情報及び心的状態情報の説明図。
[図3] 第1の実施形態の処理の流れを説明するフローチャート。
[図4] 図4(A)~図4(G)は、受信情報の表示態様の説明図。
[図5] 心的状態、位置及び情報の内容をそれぞれ示す各パラメーターの説明図。
[図6] 第1の実施形態の変形例のシステム構成例。
[図7] 第1の実施形態の変形例の処理の流れを説明するフローチャート。
[図8] 第2の実施形態のシステム構成例。
[図9] 第2の実施形態の処理の流れを説明するフローチャート。
[図10] 定量化された心的状態情報の具体例の説明図。
[図11] 運動強度とモチベーションへの影響のし易さの説明図。
[図12] 図12(A)及び図12(B)は、生体情報検出装置の具体的な構成例。
[図13] 生体情報検出装置の具体的な構成例。

発明を実施するための形態

[0041]
 以下、本実施形態について説明する。なお、以下で説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
[0042]
 1.概要
 メール等のコンピューターを介したテキスト情報のやりとりでは、送信者が受信者の受信時の状況を考慮することが難しく、また、受信者は送信者の意図を正確に汲むことが難しい。これは、人間が対面して行うコミュニケーションのように、互いの表情、しぐさ、言葉の調子などから、互いを察することができないためである。
[0043]
 これに対して、前述した特許文献1及び特許文献2では、受信者又は送信者のどちらか一方の状況に合わせて受信情報の提示態様を変える発明が開示されている。しかし、特許文献1及び特許文献2の発明は、送信者と受信者の両方の状況に応じて、情報の伝達方法を変えることはできない。
[0044]
 例えば、特許文献1の発明では、受信者が心地よい状態のまま情報を受け取ることができたとしても、それによって、送信者の意図が正確に伝わらなくなることもある。具体的には、送信者が緊急性のある情報や、受信者に危機感を煽らせる情報を意図的に送信した場合であっても、受信者の気分に合致していないと、送信者が意図した緊急性や危機感を減殺(抑制)して、受信者に提示してしまう。この場合には、送信者の意図を正確に受信者に伝えることが出来なくなってしまう。
[0045]
 一方、特許文献2の発明では、送信者の意図を受信者が汲むことはできたとしても、それによって受信者が不快な思いをすることがある。例えば、送信者が緊急性の高い連絡をしたい場合に、その緊急性の度合いに応じた大きさの着信音で着信を通知することが考えらえる。受信者が会議中である場合などには、周囲に迷惑をかけてしまうため、受信者に気まずい思いをさせてしまうことがある。
[0046]
 そこで、本実施形態では、受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、受信情報の提示(呈示)態様の変換処理を行う。これにより、情報の受信者の気分を害さずに、情報の送信者の意図を受信者に正確に伝えることを可能にする。
[0047]
 2.第1の実施形態
 2.1.システム構成例
 図1に、本実施形態の生体情報処理システム100及び情報端末200のシステム構成図を示す。本実施形態の生体情報処理システム100は、心身情報特定部110と、送受信部130と、情報変換部150と、を含む。また、情報端末200は、生体情報処理システム100と通信接続され、心身情報特定部210と、送受信部230と、センシング部250と、を含む。また、生体情報処理システム100は、センシング部310と、表示部400とに接続されている。なお、生体情報処理システム100及び情報端末200は、図1の構成に限定されず、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加したりするなどの種々の変形実施が可能である。
[0048]
 次に各部で行われる処理について説明する。なお、心身情報特定部110と心身情報特定部210、送受信部130と送受信部230、センシング部310とセンシング部250は、それぞれ互いに同様の機能を有している。
[0049]
 まず、心身情報特定部110(心身情報特定部210)は、センシング部310(センシング部250)で測定された生体情報に基づいて、心身情報を特定する。心身情報特定部110(心身情報特定部210)は、センシング部310(センシング部250)と無線又は有線により接続されている場合には、データを送受信する通信部(I/F部、アンテナ部等)であってもよい。
[0050]
 ここで、生体情報は、図2に示すように、脈拍や血圧、血糖値などである。そして、心身情報は、生体情報と心的状態情報とを含む情報である。そして心的状態情報は、緊張状態、興奮状態、リラックス状態、モチベーションの高さ及び行動結果に対するユーザー評価などである。ただし、本実施形態において、生体情報及び心的状態情報はこれらに限定されない。なお、心的状態情報の推定処理についてのさらに詳しい説明は後述する。
[0051]
 センシング部310(センシング部250)は、例えば脈波センサーである。脈波センサーは、脈波センサー信号を検出するためのセンサーであり、例えば光電センサー等が考えられる。なお、脈波センサーとして光電センサーを用いる場合には、太陽光等の外光の信号成分をカットするように構成されているセンサーを用いてもよい。これは例えば、フォトダイオードを複数設け、それらの信号を用いてフィードバック処理等で差分情報を求める構成等により実現できる。
[0052]
 なお、脈波センサーは光電センサーに限定されず、超音波を用いたセンサーであってもよい。この場合、脈波センサーは2つの圧電素子を有し、一方の圧電素子を励振させて生体内に超音波を送信するとともに、当該超音波が生体の血流によって反射されたものを他方の圧電素子により受信する。送信した超音波と受信した超音波には、血流のドップラー効果によって周波数変化が生じるため、この場合にも血流量に対応する信号を取得することができ、拍動情報の推定が可能である。また、脈波センサーとして他のセンサーを用いてもよい。
[0053]
 さらに、センシング部310(センシング部250)は、モーションセンサーを含み、ユーザーの体動情報を取得可能であってもよい。モーションセンサーは、例えば加速度センサーである。その場合には、体動情報として加速度センサー信号を検出する。加速度センサーは、例えば外力によって抵抗値が増減する素子等で構成され、三軸の加速度情報を検知する。また他にも、加速度センサーは、三軸の力に加えて、三軸の周りのモーメントを検出する六軸の加速度センサーであってもよい。さらに、モーションセンサーは、加速度センサーに限定されず、地磁気センサー等の方位センサーやジャイロセンサー等であってもよい。方位センサーは、センサーの向いている方位を角度(0°~360°)で計測する。地磁気センサーは、例えば磁場の強さによって抵抗値やインピーダンス値が増減する素子等で構成され、三軸の地磁気情報を検知する。また、地磁気センサーや加速度センサー、ジャイロセンサーの機能を併せ持つセンサーを用いてもよい。
[0054]
 送受信部130(送受信部230)は、情報の送受信を行う。例えば、送受信部130は、送信者の心身情報を受信する。無線又は有線の少なくとも一方を含むネットワークを介して、送受信部130と送受信部230が接続されている場合には、送受信部130(送受信部230)は、データを送受信する通信部(I/F部、アンテナ部等)であってもよい。なお、以下で説明する例では、送受信部230が情報を送信し、送受信部130が情報を受信する例について説明するが、送受信部130も情報を送信可能であり、送受信部230も情報を受信可能である。
[0055]
 また、送受信部130(送受信部230)が送受信する情報とは、例えば主に文章(テキスト)データであり、メールなどで送受信可能な情報である。その他にも、送受信部130(送受信部230)が送受信する情報は、デジタルデータ化された画像であってもよいし、音声などの音データであってもよい。この情報は、送受信部130が扱う場合には、受信情報と呼び、送受信部230が扱う場合には送信情報と呼ぶ。
[0056]
 情報変換部150は、送受信部130が受信した受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、受信情報の提示(呈示)態様の変換処理を行う。なお、情報変換部150の機能は、各種プロセッサー(CPU、GPU等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
[0057]
 前述したように、送信側の情報端末200と受信側の生体情報処理システム100が、送信者と受信者の心身情報をそれぞれ特定することで、心身情報特定処理の処理負荷を分散すること等が可能になる。
[0058]
 2.2.処理の詳細
 次に、本実施形態の処理の流れについて、図3のシーケンス図を用いて詳細に説明する。
[0059]
 まず、情報端末200のセンシング部250が、情報の送信者の生体情報を取得し(T101)、取得した生体情報を心身情報特定部210に送信する(T102)。そして、情報端末200の心身情報特定部210が、生体情報に基づいて、送信者の心身情報を特定し(T103)、特定した心身情報を送受信部230に送信する(T104)。
[0060]
 次に、情報端末200の送受信部230は、特定した送信者の心身情報と共に、コンテンツ情報を生体情報処理システム100の送受信部130に送信する(T105)。コンテンツ情報とは、例えば送信者が受信者に提示したいメッセージ(テキストデータ)や画像等の情報である。コンテンツ情報は、不図示の情報取得部又は入力部により情報端末200に入力される。そして、コンテンツ情報と心身情報を受信した生体情報処理システム100の送受信部130は、情報変換部150にこれらの情報を送信する(T106)。
[0061]
 その後、生体情報処理システム100のセンシング部310が、情報の受信者の生体情報を取得し(T107)、取得した生体情報を心身情報特定部110に送信する(T108)。そして、生体情報処理システム100の心身情報特定部110が、受信者の生体情報に基づいて、受信者の心身情報を特定し(T109)、特定した心身情報を情報変換部150に送信する(T110)。
[0062]
 次に、情報変換部150が、受信情報(コンテンツ情報)の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、受信情報の提示態様を変換し(T111)、提示態様の変換後の受信情報を表示部400に送信する(T112)。この際に、情報変換部150は、上記の情報に加えて、後述するように送信者の位置情報と受信者の位置情報の少なくとも一方に基づいて、受信情報の提示態様を変換してもよい。
[0063]
 そして、表示部400が変換された提示態様で受信情報を表示し(T113)、処理を終了する。
[0064]
 情報変換部150は、提示態様の変換処理において、強調表示、誇張表示及び省略表示の少なくとも一つの表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。表示態様は、提示態様のうちの一つである。
[0065]
 これにより、情報の内容、送信者の心身情報及び受信者の心身情報に適した表示態様で受信情報を提示すること等が可能になる。
[0066]
 具体例を図4(A)~図4(F)に示す。図4(A)は、送信者が送信したコンテンツ情報(元の情報)をそのまま表示部400に表示する例である。図4(B)は、元の情報を強調表示する例である。図4(B)の例では、文字を太文字にしたり、フォントサイズを大きくしたりして、文字修飾を行う。さらには、文字にアンダーラインを引くなどしてもよい。
[0067]
 そして図4(C)は、強調表示に加えて、誇張表示を行う例である。図4(C)の例では、文字を光らせたり(斜線部分)、メッセージの受信時に音や振動を出したりする。このように、情報変換部150は、受信情報を表示部400に表示する際に、音、光及び振動のうちの少なくとも1つを発生させる提示態様に変換してもよい。
[0068]
 これにより、視覚のみを介して受信情報を提示するよりも、受信情報を受信者により強く印象付けること等が可能になる。
[0069]
 また、図4(D)は、元のテキストデータを婉曲表現に変換して表示する例である。元の情報の内容はそのままに、文体を丁寧表現や、推定・推量表現、受け身表現などに変換して表示する。このように、柔らかい文体に変換することにより、受信者が元の情報をそのまま取得した時に感じる威圧感や切迫感等を緩和することができる。
[0070]
 そして、図4(E)は、省略表示を行う例である。図4(E)の例では、例えば元のメッセージのタイトルと要約だけを表示して、メッセージを受信したことを受信者に報知する。さらに、図4(E)に示す「続きを読む」の部分をクリックすると、元のメッセージ又は図4(D)に示すような婉曲表現に変換されたメッセージを表示する。このように、図4(E)の例では、メッセージの全てを読むか、読まないか又は後で読むかを受信者が選択できる。
[0071]
 さらに、図4(F)は、図4(E)の例よりも元のメッセージを省略して表示する例である。図4(F)の例では、メッセージを示すアイコンとタイトル(又は要約)のみを表示する。これにより、受信者にメッセージを受信したことと、最小限のメッセージの内容だけを伝えることができる。
[0072]
 図4(G)は、受信者に伝える情報を最小限にする例である。図4(G)の例では、例えばメッセージを示すアイコンのみを表示したり、振動や音、光などの非言語情報だけを通知したりする。図4(E)~図4(G)に示すように、受信情報の省略の度合いが強くなればなるほど、受信者に与える受信情報の切迫感(緊急性)や威圧感等が減少する。これにより、受信者を不快な気分にさせることが少なくなる。
[0073]
 次に、図4(A)~図4(G)に示す表示態様のうちのいずれかの表示態様に変換するかの決定方法について説明する。前述したように、本実施形態では、送信者の心身情報と、受信者の心身情報と、受信情報(コンテンツ情報)の内容と、送信者の位置情報と受信者の位置情報の少なくとも一方とに基づいて、受信情報の提示態様を変換する。まず、送信者の心身情報及び受信者の心身情報に基づいて、提示態様を変換する方法について説明する。
[0074]
 情報変換部150は、受信者の心身情報及び送信者の心身情報のうちの少なくとも1つに基づいて、心的状態がポジティブ状態、ノーマル状態及びネガティブ状態のうちのいずれかの状態であるか否かを判定し、判定した心的状態に基づいて、受信情報の提示態様を変換する。
[0075]
 これにより、ポジティブ状態、ノーマル状態及びネガティブ状態のうちのそれぞれの心的状態に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0076]
 具体的には情報変換部150は、心的状態がポジティブ状態であると判定した場合には、例えば図4(B)に示すような強調表示及び図4(C)に示すような誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。また、情報変換部150は、心的状態がネガティブ状態であると判定した場合には、例えば図4(E)~図4(G)に示すような省略表示の表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。
[0077]
 これにより、心的状態がポジティブ状態である場合に、送信者の意図をより強く反映して受信情報を提示し、心的状態がネガティブ状態である場合には、受信者の気分を害さないように受信情報を提示すること等が可能になる。
[0078]
 次に、送信者の位置情報と受信者の位置情報の少なくとも一方に基づいて、提示態様を変換する方法について説明する。情報の送受信を行う際には、送信者と受信者の現在位置(滞在場所)によっても、受信情報の提示態様を変えることが望ましい。例えば、病院、図書館、学校などを公共性の高いフォーマルな場所、家などをパーソナルな場所、職場、飲食店などをノーマルな場所といったように分類する。フォーマルな場所では、情報の送受信を静かに行う必要がある。一方、パーソナルな場所では、多少大げさに情報の送受信を行っても許される。そして、ノーマルな場所では、送信者の意図がそのまま反映された提示態様でも特に問題ない。このように、場所によって受信情報の提示態様を変更する。なお、送信者及び受信者の現在位置がフォーマルな場所なのか、ノーマルな場所なのか、パーソナルな場所なのかを判断する際には、各位置がフォーマルな場所、ノーマルな場所及びパーソナルな場所のうちのいずれかに対応するかを予め決めて記憶しておく。そして、記憶されたデータと送信者及び受信者の現在位置とを照合することにより行う。
[0079]
 これにより、送信者の位置及び受信者の位置の少なくとも一方に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0080]
 この時、情報変換部150は、位置情報に基づいて、受信者の周囲環境がフォーマル状態、ノーマル状態及びパーソナル状態のうちのいずれかの状態であるか否かを判定し、判定した周囲環境に基づいて、受信情報の提示態様を変換する。
[0081]
 これにより、フォーマル状態、ノーマル状態及びパーソナル状態のうちのそれぞれの周囲環境に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。なお、周囲環境とは、主に場所のことであるが、その他にも送信者又は受信者の周囲の音の大きさや、天候、気温、湿度、人の多さ、室内か屋外か等の情報も含む。
[0082]
 具体的には情報変換部150は、周囲環境がノーマル状態であると判定した場合には、例えば図4(B)に示すような強調表示及び図4(C)に示すような誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。また、情報変換部150は、周囲環境がパーソナル状態であると判定した場合には、例えば図4(E)~図4(G)に示すような省略表示の表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。
[0083]
 これにより、周囲環境がノーマル状態である場合に、送信者の意図をより強く反映して受信情報を提示し、周囲環境がパーソナル状態である場合には、受信者の気分を害さないように受信情報を提示すること等が可能になる。
[0084]
 次に、受信情報(コンテンツ情報)の内容に基づいて、提示態様を変換する方法について説明する。受信情報の内容についても、フォーマル、パーソナル、ノーマルの3種類に分類することができる。例えば、受信情報がテキストデータである場合には、招待状、依頼書、見積もり書、請求書などのハンコや署名があるような文書などはフォーマルな内容に分類され、仲間同士のたわいのないやりとりや、チャットなどはパーソナル内容に分類され、特に厳格な内容が含まれていない文書はノーマルな内容に分類される。
[0085]
 そして、情報変換部150は、受信情報の内容が、フォーマルな内容及びノーマルな内容、パーソナルな内容のうちのいずれかの内容であるか否かを判定し、判定した内容に基づいて、受信情報の提示態様を変換する。
[0086]
 これにより、フォーマルな内容、ノーマルな内容及びパーソナルな内容のうちのそれぞれの内容に適した提示態様で、受信情報を提示すること等が可能になる。
[0087]
 具体的には情報変換部150は、受信情報の内容がノーマルな内容であると判定した場合には、例えば図4(B)に示すような強調表示及び図4(C)に示すような誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。また、情報変換部150は、受信情報の内容がパーソナルな内容であると判定した場合には、例えば図4(E)~図4(G)に示すような省略表示の表示態様で表示部400に表示されるように、受信情報の提示態様を変換する。
[0088]
 これにより、受信情報の内容がノーマルな内容である場合に、送信者の意図をより強く反映して受信情報を提示し、受信情報の内容がパーソナルな内容である場合には、受信者の気分を害さないように受信情報を提示すること等が可能になる。
[0089]
 なお、フォーマルな内容、ノーマルな内容及びパーソナルな内容の区別は、送信者自身が指定する方法と、元情報を機械的に判断する方法がある。機械的に判断する場合、例えば、元情報に含まれる文章を取り出し、形態素分析で単語に分け、丁寧語、謙譲語などが含まれる比率が高いものはフォーマルな内容、逆に砕けた表現、カタカナ、ひらがなが多い場合はパーソナルな内容、それ以外はノーマルな内容に分類することができる。
[0090]
 上記の説明では、心的状態と周囲環境と情報の内容を別々に判断して、受信情報の提示態様を変換する例について説明したが、実際にはこれらの情報を複合的に考慮して、提示態様の変換を行う。
[0091]
 具体的には、情報変換部150は、送信者の心的状態を数値化したパラメーターS と、送信者の周囲環境を数値化したパラメーターP と、受信者の心的状態を数値化したパラメーターS と、受信者の周囲環境を数値化したパラメーターP と、を引数とした関数F(S 、P 、S 、P )に基づいて、受信情報の提示態様を決定する。
[0092]
 関数Fは、パラメーターS と、パラメーターP と、パラメーターS と、パラメーターP と、を線形結合した項を含む関数であり、例えば、次式(1)で示すような関数である。
[0093]
[数1]


 なお、式(1)において、α 、α 、β 、β は任意の重み付け係数であり、βは正規化定数であり、Cはコンテンツの状態を数値化したパラメーターである。任意の重み付け係数(α 、α 、β 、β )は、優先度の高いパラメーターに対応する係数を大きな値に設定し、優先度の低いパラメーターに対応する係数を小さな値に設定する。例えば、α を大きくすれば、受信情報の提示態様を決定する上で、送信者の心的状態の影響力を高めることができる。
[0094]
 そして、各パラメーター(S 、P 、S 、P 、C)は、例えば図5に示すようにして決められる。送信者の心的状態S は、ポジティブ状態では+5になり、ノーマル状態で0、ネガティブ状態で-5となる。受信者の心的状態S も同様である。また、送信者の位置P は、ノーマルな位置では+1になり、フォーマルな位置では0、パーソナルな位置では-1となる。受信者の位置P も同様である。そして、情報の内容の性質Cは、ノーマルな内容では+1になり、フォーマルな内容では0、パーソナルな内容では-1となる。ただし、各パラメーターが取り得る値はこれらに限定されない。また、数値の割り振り方や、取り得る範囲などは、送信者や受信者、システムの都合などにより適宜変更して良い。
[0095]
 前述した図4(A)~図4(G)の例では、各種変数及び定数を適宜調整して、Fの値が+5から-5の範囲になるように設定したとする。この数値によって、伝え方、すなわち、受信情報の提示態様を変更する。Fの数値が小さくなるにつれ、内容は後回しにして、大雑把で、まず情報が送られた事実を優先して伝える伝え方(提示態様)に変更する。逆に、Fの数値が大きくなるにつれ、内容をしっかり伝えると共に、強調や誇張を加えた強い印象を与える伝え方にする。具体的には、F=0の時には図4(A)の提示態様に決定し、F=+1~+3の時には図4(B)の提示態様に決定し、F=+4~+5の時には図4(C)の提示態様に決定し、F=-1~-2の時には図4(D)の提示態様に決定し、F=-3の時には図4(E)の提示態様に決定し、F=-4の時には図4(F)の提示態様に決定し、F=-5の時には図4(G)の提示態様に決定する。
[0096]
 これにより、送信者及び受信者の心的状態と、送信者及び受信者の周囲環境を複合的に考慮して、提示態様の変換を行うこと等が可能になる。
[0097]
 また、パラメーターS と、パラメーターP と、パラメーターS と、パラメーターP と、を線形結合した項を含むことにより、送信者の心的状態と、送信者の周囲環境と、受信者の心的状態と、受信者の周囲環境とを考慮して、提示態様を決定すること等が可能になる。
[0098]
 より具体的には、関数Fが送信者の状況を表すパラメーターと、受信者の状況を表すパラメーターの和になっているのは、以下のような理由があるためである。送信者の意思を受信者が汲むには、送信者の意思そのままで情報を伝えればいいと思われる。しかし、受信者には受信者の心情もあるため、受信者の意思も勘案した情報の受け方をする必要がある。例えば、送信者がとても興奮しており、モチベーションの高い状態(ポジティブ状態)で情報を送った時、受信者の気持ちが沈んでいて、あまり情報を見たり聞いたりしたくない場合(ネガティブ状態)があると考えられる。このような時、送信者のハイテンション状態(ポジティブ状態)の情報をそのまま受けさせると、受信側はあまりよい気持ちがしないと考えられる。そこで、受信者の沈んだ気持ちを察し、少しゆるい感じで情報を伝える。こうすれば、派手な感じで受信者に情報は伝わらないが、送信者の興奮の一端はタイトルなどで感じ取ってもらえる。よって、送信者と受信者の双方の意思を反映できる情報のやりとりが実現できる。他の状態でも、同様に考察すると、双方の状態の和をとることで、両者にとってベストな伝え方を導き出すことができると考えられる。
[0099]
 2.3.変形例
 次に、図6に本実施形態の変形例を示す。前述した例では、送信側の情報端末200が送信者の心身情報を特定して、受信側の生体情報処理システム100に送信者の心身情報を送信していた。一方、図6に示す変形例では、送信側の情報端末200が受信側の生体情報処理システム100に送信者の生体情報を送信して、生体情報処理システム100が送信者の心身情報を特定する。
[0100]
 すなわち、送受信部130は、送信者の生体情報を受信する。そして、心身情報特定部110は、送信者の生体情報に基づいて、送信者の心身情報を特定し、受信者の生体情報に基づいて、受信者の心身情報を特定する。情報変換部150は、送受信部130が受信した受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、受信情報の提示態様の変換処理を行う。
[0101]
 これにより、送信側の情報端末が送信者の心身情報を特定することができない場合でも、受信情報の提示態様の変換処理を行うこと等が可能になる。
[0102]
 次に、本変形例の処理の流れについて、図7のシーケンス図を用いて詳細に説明する。
[0103]
 まず、情報端末200のセンシング部250が、情報の送信者の生体情報を取得し(T201)、取得した生体情報を送受信部230に送信する(T202)。
[0104]
 次に、情報端末200の送受信部230は、取得した送信者の生体情報と共に、コンテンツ情報を生体情報処理システム100の送受信部130に送信する(T203)。そして、コンテンツ情報と生体情報を受信した生体情報処理システム100の送受信部130は、生体情報を心身情報特定部110に送信し(T204)、コンテンツ情報を情報変換部150に送信する(T205)。さらに、心身情報特定部110は、受信した送信者の生体情報に基づいて、送信者の心身情報を特定する(T206)。
[0105]
 その後、生体情報処理システム100のセンシング部310が、情報の受信者の生体情報を取得し(T207)、取得した生体情報を心身情報特定部110に送信する(T208)。そして、生体情報処理システム100の心身情報特定部110が、受信者の生体情報に基づいて、受信者の心身情報を特定し(T209)、特定した送信者の心身情報と、受信者の心身情報を情報変換部150に送信する(T210)。
[0106]
 次に、情報変換部150が、受信情報(コンテンツ情報)の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、受信情報の提示態様を変換し(T211)、提示態様の変換後の受信情報を表示部400に送信する(T212)。そして、表示部400が変換された提示態様で受信情報を表示し(T213)、処理を終了する。
[0107]
 3.第2の実施形態
 次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、受信側の生体情報処理システム100が、受信情報の提示態様の変換処理を行っていたが、本実施形態では、外部のサーバーシステムに送信者と受信者の生体情報及びコンテンツ情報(送信情報)を送信し、サーバーシステムが受信情報の提示態様の変換処理を行って、変換した提示態様で受信情報を生体情報処理システム100に送信する。
[0108]
 ここで、本実施形態のシステム構成例を図8に示す。本実施形態のサーバーシステム700は、第1の情報端末200と第2の情報端末600との間で通信を行う送受信部730と、処理部710と、を含む。また、第1の情報端末200は、少なくともセンシング部250を含む。そして、第2の情報端末600は、少なくともセンシング部310と、表示部400とを含む。本例では、第1の情報端末200が、第2の情報端末600に情報を送信するものとする。
[0109]
 本実施形態の処理の流れを、図9のシーケンス図に示す。送受信部730は、第1の情報端末200のセンシング部250で測定された送信者の生体情報と送信情報とを第1の情報端末200から受信する(T301、T302)。同様にして、送受信部730は、第2の情報端末600のセンシング部310で測定された受信者の生体情報を第2の情報端末600から受信する(T303、T304)。
[0110]
 そして、処理部710は、取得した送信者の生体情報に基づいて、送信者の心身情報を特定し、取得した受信者の生体情報に基づいて、受信者の心身情報を特定する(T305、T306)。その後に、処理部710は、送信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、送信情報の提示態様の変換処理を行う(T307)。
[0111]
 さらに、処理部710は、提示態様の変換後の送信情報(表示情報)を、第2の情報端末600の表示部400に送信し、表示部400が表示情報を表示する(T309)。
[0112]
 これにより、送信側及び受信側の情報端末の処理負荷を軽減しつつ、送信情報の提示態様を変換すること等が可能になる。
[0113]
 また、サーバーシステム700は、例えば処理サーバー、データサーバー等の複数のサーバー装置により構成される。ただし、サーバーシステム700、第1の情報端末200及び第2の情報端末600の具体的な構成はこれに限定されず、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加したりするなどの種々の変形実施が可能である。また、サーバーシステム700の一部の機能を、第1の情報端末200及び第2の情報端末600等が分散して実現してもよい。
[0114]
 図8の例では、第1の情報端末200、第2の情報端末600及びサーバーシステム700は、有線及び無線の少なくとも一方を含むネットワーク900により、通信接続される。ネットワーク900は、異なる通信規格の各種ネットワークを含んでいてもよい。例えば、第1の情報端末200及び第2の情報端末600がBluetooth(登録商標)や無線LAN等により接続され、第1の情報端末200とサーバーシステム700、第2の情報端末600とサーバーシステム700がインターネットにより接続される。ただし、本実施形態はこれに限定されない。
[0115]
 4.心的状態の推定処理
 次に、心的状態情報の推定処理について詳細に説明する。特に、心的状態情報の中でも、モチベーションの高低や、行動に対するユーザー評価などの内省的な心の状態を、緊張状態、リラックス状態、覚醒状態などの精神状態などから推定する具体的な方法を説明する。なお、行動に対するユーザー評価とは、例えばユーザーがある行動を起こした時に、その行動をして良かったと感じているか、その行動をしなければ良かったと後悔しているかの程度を示す情報のことである。このユーザー評価は、ユーザー自身が意識的に感じているものであってもよいし、無意識のうちに感じているものであってもよい。
[0116]
 まず、心拍(脈拍)、血圧、体温などの生体情報から、緊張状態、リラックス状態、覚醒状態などの精神状態を推定する。ここでは、心拍(脈拍)から推定する方法を述べる。心拍(心臓の拍動)は心臓の活動状態を表す。心臓は交感神経の影響を受けるので、心拍の状態から交感神経の活動状態を推定することができる。
[0117]
 心拍における交感神経と副交感神経の影響を分析する方法としては、周波数分析が一般的である。心拍変化のグラフのピーク間距離(R-R間隔)の時間変化を周波数分析(FFT)して、低周波数成分LFと高周波数成分HFに分け、分析を行う。
[0118]
 そして、低周波数成分LFや高周波数成分HFから、交感神経と副交感神経の影響を定量化することができる。この定量化した値が、精神負荷ストレスの程度に対応しており、数値の大きさからリラックスしている、緊張している、良いと感じているなどの精神状態を推定できる。
[0119]
 さて、定量化した緊張状態などの精神状態は、例えばTVを見て感動した(モチベーションが高い状態)とか、良かった(ユーザー評価)などの心的状態とは、必ずしも一致しない。数値的には興奮していたり、リラックスしていたりしたとしても、必ずしも心地よい状態であると、1つの精神指標だけでは判断できないことが多い。そのため、その時のユーザーの状況から、別の精神状態も考慮して総合的に判断する必要があると考えられる。
[0120]
 次に、複数の定量化した精神状態から、モチベーションの高低や、行動結果に対するユーザー評価などの心的状態を推定する方法を説明する。
[0121]
 まず、生体情報の一つである心拍数(HR)から、心拍数の周波数分析などにより、複数の精神状態を数値化する。ここでは、図10に示す、A:リラックス―興奮・緊張、B:眠り―覚醒、C:疲れ―元気(体力の度合い)の3つの指標を使う例を示す。具体的には、AはHF、LFの比率、Bは安静時のHR(基底のHR)、CはHRの最大値の状態(直近の最大値が低めの時は体が疲れていて、気持ちも疲れていると推測)などを使う。
[0122]
 A、B、Cの指標は、互いに反対の状態を示しているので、例えば、Aの場合、リラックスと興奮の中立点を0として、リラックスしているときの最大値を-5、興奮しているときの最大値を5というように数値にした。B及びCも同様である。
[0123]
 次に、心的状態の推定に、複数の精神状態だけでなく、その人の運動状態も加味する。同じ精神状態であっても、運動強度が大きくなると精神状態の心拍に対する影響が小さくなる。そのため、運動強度の影響を図11のような関数M(I)で表現し、心的状態の推定に使う。図11の横軸は運動強度I(Mets等)、縦軸は運動状態M(I)であり、Iの関数である。横に寝ている、座っている、上体を起こしているなど、あまり体が動かない状態では、他の運動状態の時よりもM(I)が低くなる。歩いている状態でM(I)が最大となり、走っていたり、スポーツをしていたりするような運動強度が得られたときには、歩いている時よりもM(I)が小さくなる。なお、図11の例では、M(I)のレンジは図10の例に合わせて、-5から5にしている。
[0124]
 このようにして求めた精神状態及び運動状態から心的状態Xを次式から定量化する。なお、α、β、γは変数であり、適宜調整可能である。同じ記号を用いているが、式(1)のパラメーターとは異なるパラメーターである。
[0125]
[数2]


 図10の例では、A=3、B=C=2である。ここで、α、β、γを全て1とし、ユーザーが座っている状態とする。座っている状態ではM(I)=0なので、X=7となる。すなわち、モチベーションの高さを7と特定できる。
[0126]
 モチベーションが高い時は、興奮している場合が多いが、半分体が寝ているときや元気がない時は、単に何かの刺激で興奮状態になっている可能性があり、このような場合は、やる気が十分あるとは言えない。また、運動しているときは、運動自体で脈が上がるため、やる気の気持ちの影響が減ると考えられるため、運動の影響を割り引く必要がある。このように複数の精神状態や運動を考慮することで、より正確なモチベーションの量を推定することができる。
[0127]
 以上のように、心拍による精神状態と、動きによる運動状態から、心的状態を定量化することができる。心拍以外の血圧、体温の場合も同様に、A、B、Cが他の生体情報による推定で得られたものになる。複数の生体情報の場合、例えば心拍からA、B、Cが求められ、血圧からA´、B´、C´が求められ、これらの線形結合により、心的状態が求められる。
[0128]
 以上のように本実施形態の心身情報特定部110(心身情報特定部210)は、ユーザーのモチベーションの高さを心的状態情報として推定する。モチベーションの高さは、生体情報から直接推定してもよいし、緊張状態等から推定してもよい。
[0129]
 5.情報端末の構成例
 図12(A)、図12(B)、図13に本実施形態の情報端末(第1の情報端末200又は第2の情報端末600)の外観図を示す。図12(A)は情報端末を正面方向側から見た図であり、図12(B)は上方向側から見た図であり、図13は側面方向側から見た図である。
[0130]
 図12(A)~図13に示すように本実施形態の情報端末は、バンド部510とケース部530とセンシング部310を有する。ケース部530は、バンド部510に取り付けられる。センシング部310は、ケース部530に設けられる。なお、本実施形態の情報端末は図12(A)~図13等の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
[0131]
 バンド部510は、ユーザーの手首に巻き付けて情報端末を装着するためのものである。バンド部510は、穴部512、バックル部514を有する。バックル部514はバンド挿入部515と突起部516を有する。ユーザーは、バンド部510の一端側を、バックル部514のバンド挿入部515に挿入し、バンド部510の穴部512にバックル部514の突起部516を挿入することで、情報端末を手首に装着することができる。この場合、どの穴部512に突起部516を挿入するかに応じて、センシング部310への押圧(手首表面に対する押圧)の大きさが調整される。
[0132]
 ケース部530は、情報端末の本体部に相当するものである。ケース部530の内部には、センシング部310、生体情報処理システム100(心身情報特定部110、送受信部130及び情報変換部150等を含む)等の種々の構成部品が設けられる。即ち、ケース部530は、これらの構成部品を収納する筐体である。
[0133]
 ケース部530には発光窓部532が設けられている。発光窓部532は透光部材により形成されている。そしてケース部530には、フレキシブル基板に実装された発光部(LED)が設けられており、この発光部からの光が、発光窓部532を介してケース部530の外部に照射される。
[0134]
 図13に示すようにケース部530には端子部531が設けられている。情報端末を図示しないクレードルに装着すると、クレードルの端子部とケース部530の端子部531が電気的に接続される。これにより、ケース部530に設けられる二次電池(バッテリー)の充電が可能になる。
[0135]
 なお、本実施形態の生体情報処理システム及びサーバーシステム等は、その処理の一部または大部分をプログラムにより実現してもよい。この場合には、CPU等のプロセッサーがプログラムを実行することで、本実施形態の生体情報処理システム及びサーバーシステム等が実現される。具体的には、非一時的な情報記憶装置に記憶されたプログラムが読み出され、読み出されたプログラムをCPU等のプロセッサーが実行する。ここで、情報記憶装置(コンピューターにより読み取り可能な装置)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(DVD、CD等)、HDD(ハードディスクドライブ)、或いはメモリー(カード型メモリー、ROM等)などにより実現できる。そして、CPU等のプロセッサーは、情報記憶装置に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち、情報記憶装置には、本実施形態の各部としてコンピューター(操作部、処理部、記憶部、出力部を備える装置)を機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピューターに実行させるためのプログラム)が記憶される。
[0136]
 また、本実施形態の生体情報処理システム及びサーバーシステム等は、プロセッサーとメモリーを含んでも良い。ここでのプロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)であってもよい。ただし、プロセッサーはCPUに限定されるものではなく、GPU(Graphics Processing Unit)、或いはDSP(Digital Signal Processor)等、各種プロセッサーを用いることが可能である。また、プロセッサーはASIC(Application Specific Integrated Circuit)によるハードウェア回路でもよい。また、メモリーはコンピューターにより読み取り可能な命令を格納するものであり、当該命令がプロセッサーにより実行されることで、本実施形態に係る生体情報処理システム及びサーバーシステム等の各部が実現されることになる。ここでのメモリーは、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリーであってもよいし、レジスターやハードディスク等でもよい。また、ここでの命令は、プログラムを構成する命令セットの命令でもよいし、プロセッサーのハードウェア回路に対して操作を指示する命令であってもよい。
[0137]
 以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、生体情報処理システム及びサーバーシステムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。

符号の説明

[0138]
 100 生体情報処理システム、110 心身情報特定部、130 送受信部、150 情報変換部、200 情報端末、210 心身情報特定部、230 送受信部、250 センシング部、310 センシング部、400 表示部、510 バンド部、512 穴部、514 バックル部、515 バンド挿入部、516 突起部、530 ケース部、531 端子部、532 発光窓部、600 情報端末、700 サーバーシステム、710 処理部、730 送受信部、900 ネットワーク。

請求の範囲

[請求項1]
 センシング部で測定された生体情報に基づいて、心身情報を特定する心身情報特定部と、
 情報の送受信を行う送受信部と、
 前記送受信部が受信した受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の提示態様の変換処理を行う情報変換部と、
 を含むことを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項2]
 請求項1において、
 前記情報変換部は、
 前記受信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報と、前記送信者の位置情報及び前記受信者の位置情報の少なくとも一方と、に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項3]
 請求項1又は2において、
 前記情報変換部は、
 強調表示、誇張表示及び省略表示の少なくとも一つの表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項4]
 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
 前記情報変換部は、
 前記受信者の心身情報及び前記送信者の心身情報のうちの少なくとも1つに基づいて、心的状態がポジティブ状態、ノーマル状態及びネガティブ状態のうちのいずれかの状態であるか否かを判定し、判定した前記心的状態に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項5]
 請求項4において、
 前記情報変換部は、
 前記心的状態が前記ポジティブ状態であると判定した場合には、強調表示及び誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換し、
 前記心的状態が前記ネガティブ状態であると判定した場合には、省略表示の前記表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項6]
 請求項2において、
 前記情報変換部は、
 前記位置情報に基づいて、前記受信者の周囲環境がフォーマル状態、ノーマル状態及びパーソナル状態のうちのいずれかの状態であるか否かを判定し、判定した前記周囲環境に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項7]
 請求項6において、
 前記情報変換部は、
 前記周囲環境が前記ノーマル状態であると判定した場合には、強調表示及び誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換し、
 前記周囲環境が前記パーソナル状態であると判定した場合には、省略表示の前記表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項8]
 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
 前記情報変換部は、
 前記受信情報の内容が、フォーマルな内容及びノーマルな内容、パーソナルな内容のうちのいずれかの内容であるか否かを判定し、判定した前記内容に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項9]
 請求項8において、
 前記情報変換部は、
 前記受信情報の内容が前記ノーマルな内容であると判定した場合には、強調表示及び誇張表示の少なくとも一方の表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換し、
 前記受信情報の内容が前記パーソナルな内容であると判定した場合には、省略表示の前記表示態様で表示部に表示されるように、前記受信情報の前記提示態様を変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項10]
 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
 前記情報変換部は、
 前記受信情報を表示部に表示する際に、音、光及び振動のうちの少なくとも1つを発生させる前記提示態様に変換することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項11]
 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
 前記送受信部は、
 前記送信者の心身情報を受信し、
 前記情報変換部は、
 前記送受信部が受信した前記受信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の前記提示態様の前記変換処理を行うことを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項12]
 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
 前記送受信部は、
 前記送信者の前記生体情報を受信し、
 前記心身情報特定部は、
 前記送信者の前記生体情報に基づいて、前記送信者の心身情報を特定し、前記受信者の前記生体情報に基づいて、前記受信者の心身情報を特定し、
 前記情報変換部は、
 前記送受信部が受信した前記受信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の前記提示態様の前記変換処理を行うことを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項13]
 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
 前記情報変換部は、
 前記送信者の心的状態を数値化したパラメーターS と、前記送信者の周囲環境を数値化したパラメーターP と、前記受信者の心的状態を数値化したパラメーターS と、前記受信者の周囲環境を数値化したパラメーターP と、を引数とした関数F(S 、P 、S 、P )に基づいて、前記受信情報の前記提示態様を決定することを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項14]
 請求項13において、
 前記関数Fは、
 前記パラメーターS と、前記パラメーターP と、前記パラメーターS と、前記パラメーターP と、を線形結合した項を含む関数であることを特徴とする生体情報処理システム。
[請求項15]
 第1の情報端末と第2の情報端末との間で通信を行う送受信部と、
 処理部と、
 を含み、
 前記送受信部は、
 前記第1の情報端末のセンシング部で測定された送信者の生体情報と送信情報とを前記第1の情報端末から受信し、前記第2の情報端末のセンシング部で測定された受信者の生体情報を前記第2の情報端末から受信し、
 前記処理部は、
 取得した前記送信者の前記生体情報に基づいて、前記送信者の心身情報を特定し、取得した前記受信者の前記生体情報に基づいて、前記受信者の心身情報を特定し、前記送信情報の内容と、前記送信者の心身情報と、前記受信者の心身情報とに基づいて、前記送信情報の提示態様の変換処理を行うことを特徴とするサーバーシステム。
[請求項16]
 センシング部で測定された生体情報に基づいて、心身情報を特定し、
 情報の送受信を行い、
 受信した受信情報の内容と、送信者の心身情報と、受信者の心身情報とに基づいて、前記受信情報の提示態様の変換処理を行うことを特徴とする情報処理方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]