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1. WO2007148403 - CURING DEVICE

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[ JA ]
明 細書

治療器

技術分野

[0001] 本発明は、経絡を刺激して衛気を涵養する治療器に関し、特に所望の経絡のみを 刺激する治療器に関する。

背景技術

[0002] 本発明に関する現時点での技術水準をより十分に説明する目的で、本願で引用さ れ或いは特定される特許、特許出願、特許公報、科学論文等の全てを、ここに、参照 することでそれらの全ての説明を組入れる。

[0003] 衛気学説は『黄帝内経』によって創案され、 "天人合一"すなわち、 "人と自然界とは 相応しており、密接な関係がある"という思想を基礎に作り上げられた重要な理論で ある。その要旨は、人はどのようにして一年四気の気候変化に適応して生存するか、 どのようにして体温の恒常性を保って!/、る力、どのようにして気候異常による外来の 六淫邪気の侵襲に抵抗している力、どのようにして自然界の昼夜のリズムと同調しバ ィォリズムを調節して、るかなどにある。すなわち衛気学説は外界環境との協調統一 といった、整体の調節理論である。

[0004] 衛気は先天の下焦の腎の元気を来源とし、後天脾胃の水穀の悍気により栄養され 、肺の宣布作用によって体表皮毛に到達する。これにより"分肉を温め、皮膚を充た し、膜理を肥やし、開合を司る"といった一連の生理機能を発揮することができる。

[0005] 『霊枢*営衛生会篇』では「営は中焦より出、衛は上焦より出る」、また「人は気を穀 に受け、穀は胃に入り、以て肺に伝え五臓六腑、皆以て気を受く」と記載される。『素 問'痺論』では「衛は水穀の悍気なり……腹膜を薫じ、胸腹に散ず」と記載される。『 内経』のこれらの論述から、衛気の来源は下焦の腎の気 (すなわち真気)にあり、中 焦脾胃が化生した水穀の悍気によって栄養が充実され、上焦に上行して肺の宣散 や調節'制御を受けることにより"五臓六腑は皆気を受ける"ことができる。このようなこ とから"衛気は下焦より生じて、中焦により滋生され、肺により総合統括される"と言わ れる。

[0006] また、『黄帝内経』では営衛の循行形式には二種類あることを提示されている。

[0007] 一つは、営は脈中を循り、衛は脈外を循り、衛気は営気に伴って十二経脈を運行し ており、陰 (営)陽 (衛)は相貫いて環のように端が無ぐ五十周してもとの手の太陰肺 経にもどるというものである。

[0008] 二つ目は、衛気は独自に循行し、昼は陽経を二十五周循り、夜は陰経を二十五周 巡り、昼夜を分けるというものである。

[0009] 『霊枢'本臓』では「衛気なる者は、分肉を温め、皮膚を充たし、

理を肥やし、開合司るゆえんの者なり」と記載されている。また、『霊枢 '禁服篇』では「 審らかに衛気を察し、百病治療の母となす」と述べられている。さらに『霊枢*営衛生 会篇』では「衛は脈外に在り、営周して休まず、衛気は、陰を行くこと二十五度、陽を 行くこと二十五度、分かちて昼夜を為す。故に陽気至りて起り、陰に至て止まる」と記 載されている。

[0010] 以上の『黄帝内経』の衛気の機能に関する論述を総合すると、衛気の主要な機能 は、次のような生体が外界気候環境と関係する致病要因 (病邪)に対する抵抗能力 および生体の内環境を安定維持させる調節能力を示している。すなわち、第一に衛 外固表、抗御外邪などの防御機能 (免疫機能)である。第二がエネルギー代謝'体温 調節機能(自律神経 ·内分泌機能)である。第三が昼夜の周期リズムの調節機能(自 律神経 '内分泌機能)である。従って衛気の働きは、実質上現代医学でいうストレス 反応システム中でも免疫調整機能と類似するものである。

[0011] 一方、五臓六腑に心包という臓器が加わって 12の代表臓腑があるが、それぞれに 関連する 12の経脈が手足末端まで縦に支配している。その一部を図 7に示し肺の経 脈は臍とみぞおちの真ん中から起こり、下って大腸をまとい反転上向して横隔膜を貫 いて肺に所属し、さらに上向して気管を巡り、左右に分かれて腋の下力上腕 '前腕 の前面を下って拇指端で終わる。途中、手首から枝脈出て人差し指の先端で大腸経 に交わる。大腸経は、人差し指端から前腕 '上腕の外側を上向して肩から鎖骨上部 で体内に入り肺をまとい大腸に所属する。鎖骨上部力枝脈が出て首力も頰'下歯を 通って鼻の下で左右が交差し、鼻の脇で終わる。ここ力胃経に繋がって下降し、脾

胃等を巡り足先までの臓腑と、手足の連絡路となる。

[0012] この他に横の連絡路として 15絡脈、経脈'絡脈から溢れ出た衛気営血を処理する 奇経等の路線があり、これらを総称して経絡と呼び、それぞれが密接な連絡を取り合 つている。

[0013] この経絡を衛気営血が流れ、全身の栄養や外邪からの防御、機能的アンバランス 時の調整等の役割を果たして!/、る。

[0014] 病気になると経絡を流れる衛気営血の乱れを生じるので、経絡上に配置されている

「つぼ」を使ってその乱れを整えるのが鉞灸治療等に相当する。従来の鉞灸治療で は、高温や針による刺激が用いられる力いずれも「つぼ」である経穴を対象としてい る。

[0015] これに対して、既に経穴を電気的に刺激する装置としては、例えば特許文献 1にお いて提案がなされている。すなわち、低周波発生器によりパルス電流を人体のつぼ に供給して、電気的刺激を加える装置であって、発生器の出力端にリード線を介して 接続した出力端子と、人体に接着テープ等により固定される接触電極とを磁力によつ て接続すると共に、装置ケーシングの背面に、耳穴に挿入保持しうる略きのこ型の装 着部を突設する。このため、人体のあらゆる部分の他のつぼを容易かつ同時に複数 箇所刺激でき、しかも、人体への接触電極の装着保持が容易であり、出力端子の接 続も至極簡単で、取扱が容易である。

[0016] また、特許文献 2では、遠赤外線を放射するセラミックスを、経穴にあて、該遠赤外 線が経穴を通して経路に働きかけることによって経穴、経路治療システムが働くように 構成されている。

[0017] 特許文献 1 :特開平 9 28812号公報

特許文献 2:特開 2001— 54552号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0018] しかし、衛気は経穴 1点を通るのではなく経絡全体を流れるものであるから、より効 果的に刺激するには、経穴 1点に限定するのではなぐ経絡全体を刺激することで衛 気の流れ全体改善することができる。

[0019] また、経穴は特定の 1点に限定されるため、経穴を刺激する際に正確な位置の把 握が困難である。このため、必ずしも適切な位置を刺激できない場合も生じている。こ の場合は正 、治療が行なえな、場合も生じて、る。

[0020] そこで、本発明の目的は、経穴 1点を刺激するのではなく経絡全体に亘つて刺激し て、特に複数の経絡を特定して各経絡別に刺激が可能であり、また、経穴の位置や 経絡の正確な位置を特定することなく刺激することが可能な治療器を提供することに ある。

課題を解決するための手段

[0021] 本発明の主旨の第 1の側面は、低周波信号発生手段と、前記低周波信号発生手 段に接続されて経絡に適合する周波数を選択する経絡周波数選択手段と、前記低 周波信号発生手段の発生した信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段に接続さ れる電極と、前記電極を固定するために環状に固定可能な帯部とを備えて、経絡の 刺激に適合する周波数を選択して印加する。

[0022] また電極は、帯部に設けた開口部を貫通する凸部からなり、この凸部と凹部の間に 帯部を挿入し、凸部の頂部に導電剤が塗布されることを特徴とする。

[0023] さらに、低周波信号発生手段は、 PWM波を生成する PWM波生成回路と PWM波 の低周波成分を濾波するローパスフィルタ回路と濾波された PWM信号を変換する V

CO回路とから構成されて三角波を生成することを特徴とする。

[0024] 次に、増幅手段は、三角波正弦波変換回路と振幅減衰回路から構成されて三角 波を正弦波に変換してから減衰させることで経絡刺激信号を生成することを特徴とす る。

発明の効果

[0025] 本発明は上記のように低周波信号発生手段と、前記低周波信号発生手段に接続 されて経絡に適合する周波数を選択する経絡周波数選択手段と、前記低周波信号 発生手段の発生した信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段に接続される電極と 、前記電極を固定するために環状に固定可能な帯部とを備えて、経絡の刺激に適合 する周波数を選択して印加することで経穴 1点を刺激するのではなく経絡全体に亘 つて刺激して、特に複数の経絡を特定して各経絡別に刺激が可能であり、また、経穴 の位置や経絡の正確な位置を特定することなく刺激することが可能である。また、経 絡を賦活することにより、衛気が養われ身体の諸機能を活生化させ、免疫機能を賦 活させることにより、加齢による老化を防止することもできる。

図面の簡単な説明

[0026] [図 1]本発明に係る治療器のブロックダイヤグラムである。

[図 2]本発明に係る治療器の概略構成図である。

[図 3]本発明に係る治療器の概略構成図である。

[図 4]本発明に係る治療器の電極を装着する帯体の (a)接触部の構成図と (b)表面 の構成図である。

[図 5]本発明に係る治療器の電極を装着する帯体を装着させるために平面ファスナを 装着した構成図である。

[図 6]本発明に係る治療器を被治療者に装着した配置図である。

[図 7]人体における経絡の位置を示す経絡図である。

[図 8]本発明に係る第 2の実施例における治療器のブロックダイヤグラムである。

[図 9]本発明に係る第 2の実施例における治療器の概略構成図である。

発明を実施するための最良の形態

[0027] 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。

(実施の形態 1)

本発明に係る実施の形態 1における治療器 2のブロックダイヤグラムを図 1に、治療 器の概略構成図の正面図を図 2に示し、前記治療器の概略構成図の前側面図 (a)と 後側面図(b)を図 3に示す。本実施例は、特定の経絡に正弦波刺激を印加する装置 である。

[0028] 治療器 2は、経絡個別周波数切替手段 4で設定された特定の経絡に適した周波数 の信号を、可変周波数発生手段 6で生成し、その生成した信号を可変周波数発生手 段 6と接続される増幅手段 8で電気的に増幅して、増幅した信号を特定の電極 12に 伝達し、前記電極 12はネジ部 34に印加する。可変周波数発生手段 6はさらに中央 演算素子等からなる制御手段 10と接続されて信号を発生させる時間を表示手段 14 に表示させる。また、全ての手段は、電源 16と接続され、電源 16には電源スィッチ 1 8とヒューズボックス 20と電源コネクタ 22とアース端子 48とが接続される。

[0029] 経絡個別周波数切替手段 4は、図 1にお!/、てスィッチ SW24a〜24fである。このス イッチは各経穴に対応するスィッチ 24d〜24fを 14個設けて、特定の経穴を定めるこ とができるように配置並びに接続される。なお、図面では 14個全てのスィッチを記載 せずにスィッチ 24d〜24fに代表して記載させている。また、図面上で太線は複数の 導線を纏めて記載したものである。

[0030] 経絡個別周波数切替手段 4における経絡とは、具体的に経絡 1 A、 1 B〜7— Bに亘る 14種類の経絡に対応する周波数一欄を表 1に示す。ここで、肺経の経絡番 号は 1— A、大腸経の経絡番号は 1— B、胃経の経絡番号は 2— A、脾経の経絡番号 は 2— B、心経の経絡番号は 3— A、小腸経の経絡番号は 3— B、膀胱経の経絡番号 は 4 A、腎経の経絡番号は 4 B、心包経の経絡番号は 5— A、三焦経の経絡番号 は 5— B、胆経の経絡番号は 6— A、肝経の経絡番号は 6— B、督脈の経絡番号は 7 — A、任脈の経絡番号は 7— Bである。なお、特に表 1において最も効果の高い周波 数を記載した力更に数値を 100倍した周波数と 100分の 1にした周波数についても 各経絡に対して効果的な刺激を印加していることが判明している。

[0031] [表 1]

経絡 Cy c l e/S e c. 時間 肺経 ( 1— A) 1 6 X 1 K 5' 00" 大腸経 (1— B) 1 6 X 1 OK 5' 00" 胃経 (2-A) 20 X 1 K 5' 00" 脾経 (2-B) 20 X 1 OK 5'00" 心経 (3-A) 4 X 1 K 5' 00" 小腸経 (3— B) 4 X 1 0 K 5' 00" 膀胱経 (4一 A) 5 X 1 Κ 5' 00" 腎経 (4-B) 5 X 1 0 Κ 5Ό0" 心包経 (5-A) 8 X 1 Κ 5' 00" 三焦経 (5— B) 8 X 1 ΟΚ 5' 00" 胆経 (6-A) 1 0 X 1 5, 00" 肝経 (6— B) 1 0 X 1 ΟΚ 5' 00" 督脈 (7— A) 2.5Χ 1 5' 00" 任脈 (7-B) 2.5Χ 1 ΟΚ 5' 00"

[0032] 其々の周波数の正弦波に対して、特定の経絡のみが反応するため、例え周波数を 混合させても他の経絡には影響を与えないが混合させた場合複数の高調波も発生 するため他の周波数による影響が生じる場合もある。このため、上記の周波数の信号 を単独で使用することが好まし、。

[0033] また、経絡個別周波数切替手段 4として信号を開始するスィッチ 24aと、信号を一 時停止させる一時停止スィッチ 24bと、信号を停止させる停止スィッチ 24cもまた設け られる。

[0034] 続いて、可変周波数発生手段 6は、制御手段 10であり PWM信号を生成する中央 演算素子 CPU26の信号発生部 28と、生成した PWM信号を DC出力に変調する口 一パスフィルタ 30と、 DC電圧によって特定の周波数の三角波信号を生成する VCO 32力もなる。

[0035] 中央演算素子 CPU26は、経路を刺激するための各種ソフトウェア処理に必要なプ ログラムを記憶した読み出し専用メモリ (ROM) 34、信号発生時間を計時するタイマ 36、信号を PWM信号として出力する信号発生部 28と、演算処理部を主体として構 成されている。

[0036] 専用メモリ (ROM) 34は、さらに 14の経穴に印加する信号を生成するための 14の 三角波を生成するための PWM信号の最小単位の波形が記録される。

[0037] さらに、増幅手段 8は三角波信号を SIN波に変換して経絡刺激信号に増幅する機 能を持ち、三角波 SIN波変換器 36と、可変抵抗 38と、可変抵抗 38を通過した信号 を減衰させる減衰器 40とから構成される。

[0038] 三角波 SIN波変換器 36は、三角波を入力してその周波数を変えることなく正弦波( SIN波)に変換する装置である。例えば、三角波 SIN波変換器 36としては周知のォ ペアンプ積分回路とウィーンブリッジ型発振回路とを結合させることで容易に実現で きる。さら〖こ、三角波 SIN波変 36の出力は可変抵抗 VR38に接続される。

[0039] 可変抵抗 VR38は、回転角度によって抵抗値が変化する回転型、スライダの位置 を変化させることで抵抗が変化するスライド型、抵抗値を微調整可能なポテンショメ一 タ型、また素材として、炭素被膜や、サーメット等の金属被膜や、卷線カもなるものの いずれであってもよい。さらに、ボタンによって電子的に抵抗を変化させるデジタル形 を採用することは設計変更の範囲内である。

[0040] 減衰器 40は、固定抵抗を π形または Τ型に接続して構成される。抵抗値は予め定 まっている場合は、固定値とするが必要に応じて複数組の抵抗列を並列に接続させ ておきロータリースィッチで選択可能に接続することで減衰度の調整が可能となる。

[0041] 電極 12は、少なくとも 2つ設けられて減衰器 40に接続される。

[0042] タイマ 36を制御するのがサムロータリスイッチ 44である。本実施例ではサムロータリ スィッチ 44が CPU26と接続される。サムロータリスイッチ 44は、ステップ時間である 一桁の数値を CPUに 2進法で入力するよう構成される。

[0043] タイマ 36は、サムロータリスイッチ 44が指定したステップ時間力カウントダウンして 残時間を中央演算素子 CPU26に送信する。中央演算素子 CPU26は、残時間が 0

でない場合は、 PWM信号の生成を継続する。また、残時間情報を随時 7セグメント L ED46を駆動する LEDドライバに残時間情報を送信する。

[0044] さらに、表示手段 14として、中央演算素子 CPU26に 3桁分の 7セグメント LED46 が図示しない LEDドライバを介して接続される。タイマ 36で生成される残時間情報を 前記 LEDドライバが受信して、 7セグメント LED46の各 LED向けの駆動信号を生成 する。 7セグメント LED46は、残時間をデジタル数値として発光表示する。

[0045] なお、図 3に示されるように本体側面には信号出力用の同軸レセプタクルが 2個設 けられる。一方、本体裏側側面には、電源スィッチ 18と、電源コネクタ 22と、ヒューズ ボックス 20と、アース端子 23が突設される。

[0046] 電極 12は、さらに図 4 (a) , (b)並びに図 5に示す。図 4 (a)は、電極 12の生体への 接触面を示し、図 4 (b)は (a)の背面を示す。

[0047] 電極 12は頭部 50が凸形状であり、頭部と凸部に嵌合される凹部 52が設けられる。

ゴム素材が織り込まれた布帯 54の中心に開口部を設け、その開口部に電極 12が挿 入されて、凹部 52と頭部 50に布帯 54を挿んで固定する。布帯 54の電極 12の側面 に面ファスナ 56を縫着する。布帯 54の電極 12の裏側面に先の素材の背面が縫着さ れる。

[0048] 一方、布帯 54の中央に前記凹部 52が挿入され、その凸部 58に凹部 52が係り止め されて布帯 54に固定される。

[0049] この布帯 54は凸部 58が外側へ突設するように手首または足首等に巻き付けて、面 ファスナ 56を布帯 54に圧着させて固定する。また、頭部 50の表面には導電性のぺ 一ストを塗布する。塗布によって電極 12と腕との接触抵抗を低下させる。

[0050] 本発明の作用について図 1乃至 7を用いて説明する。

[0051] まず、電極 12を備えた一組の布帯 54を被治療者の身体の一方の手の手首及び同 一側の足の足首に装着する(図 6)。ここで、布帯 54に装着した電極の頭部 50に導 電性のペーストを塗布して、被治療者の皮膚に接触するように配置する。布帯 54は 面ファスナ 56を布帯 54に圧着させて固定する。

[0052] 電源スィッチ 18によって電源が投入されると電源 16より、可変周波数発生手段 6と 増幅手段 8と制御手段 10と表示手段 14とに電源が供給される。

[0053] 続、てスィッチ 24である経絡選択スィッチとタイマ選択スィッチと信号発生スィッチ において刺激対象となる経絡が例えば胃経(2— A)であり、ステップ時間が 5分であ る場合、スィッチ 24d〜24fにおいて、(2— A)スィッチが選択される。さらに、サム口 一タリスイッチ 44で +ボタンが選択されて数字 5が表示されるように押される。この状 態でスィッチ 24aが選択されると、中央演算素子 CPU26によってタイマ 36が動作し 5 分を計時始める。タイマ 36の減算が開始されて、残時間が 7セグメント LED46に表 示される。

[0054] 続いて、中央演算素子 CPU26は専用メモリ(ROM) 34から(2— A)に対応する 20

X lKHzの周波数の信号波形を意味する PWM波形を読み出して信号発生部 28で デジタル波形を生成させてローパスフィルタ 30へ送出する。ローパスフィルタ 30は高 周波成分をフィルタリングして VC032へ送出する。

[0055] VC032は、中央演算素子 CPU26が生成してローパスフィルタ 30を通過した信号 波から三角波を生成する。

[0056] 三角波 SIN波変換器 36は、この三角波を正弦波に変換する。この正弦波を可変抵 抗 38と減衰器 40によって適正な電流または電圧の信号に減衰させる。減衰された 信号波は電極 12に印加される。この電極力も被治験者の手首力も足首に印加される ことで、経絡 2— Aに対してのみ作用させることができる。

[0057] 以上のように構成することで任意の経絡に適切な強度周波数の信号を適切な時間 間隔で容易に印加可能である。

[0058] 信号生成中に一時停止スィッチ 24bが選択されると、残時間が表示された状態で 停止するとともに信号生成も停止する。

[0059] 一方、停止スィッチ 24cが選択された場合は、信号が停止されるとともに 7セグメント

LED46表示がリセットされる。

[0060] これらのボタンの選択結果は、可変周波数発生手段 6に対する電気信号の伝達と なる。可変周波数発生手段 6は、選択されたボタンに基づく低周波電流を生成する。

[0061] 低周波電流は、増幅手段 8で増幅されて導線を通過して電極 12へ印加される。一 方、ボタンの選択結果は制御手段 10へも伝達される。選択結果によって算出された 選択した周波数を表示手段 14に表示させる。

[0062] 選択されたボタンに基く低周波を印加された電極力被治験者の手首力足首に 印加されることで、経絡 2—Aに対してのみ作用させることができる。すなわち、周波 数によって印加させる経絡を選択できるため、特定の疾病に対して特定のつぼでは なく経絡に渡って作用させる必要がある場合に、経絡を構成する全てのつぼを刺激 する必要が無いと言う効果がある。これは、刺激するための時間の短縮を図ることが できる。また,つぼの正確な位置を知らな、一般人でも容易に施行可能である。

[0063] また、周波数さえ間違えなければ「つぼ」に印加させる必要が無いため、「つぼ」の 位置を誤って「つぼ」でな、部分を刺激することもなくなると、う効果を有する。

[0064] (実施の形態 2)

本発明に係る治療器 2のブロックダイヤグラムを図 8に示す。本実施例は、特定の 経絡に正弦波刺激を印加する装置である。

[0065] 治療器 2は、経絡個別周波数切替手段 4で設定された特定の経絡に適した周波数 の信号を、可変周波数発生手段 6で生成し、その生成した信号を可変周波数発生手 段 6と接続される増幅手段 8で電気的に増幅して、増幅した信号を特定の電極 12に 伝達し、前記電極 12はネジ部 34に印加する。可変周波数発生手段 6はさらに中央 演算素子等からなる制御手段 10と接続されてその周波数や設定値を表示手段 14に 接続する。また、全ての手段は、電源 16と接続され、電源 16にはスィッチ 18が接続 される。

[0066] 経絡個別周波数切替手段 4は、スィッチカゝら構成される。スィッチは、図 9に示され るように数値ボタン 60と単位ボタン 62から構成される。サイクルボタンは、 2. 5、 4、 5 、 8、 10、 16、 20を示す数値ボタン 60力らなる。また、単位ボタン 62ίま、 1K:、 10Kボ タン単位ボタン 62から構成される。さらに、信号を減衰する利得ボタン 64と、信号の 形状を示す sinまたは、 squが波形ボタン 66に示される。

[0067] さらに電源スィッチ 18とボリューム 24が設けられ、信号の振幅がこのボリューム 24 によって限定される。ボリュームのレンジは 1.0〜5.0Vとなる。

[0068] これらのボタンは、それぞれ発振周波数を選択するボタンや信号振幅や信号波形 及び電源 16のスィッチである。単位ボタン 62は、複数の水晶発振子を有する場合は 、水晶発振子の選択ボタンとなる。また、抵抗素子を含む発振回路である場合は、複

数の抵抗値の抵抗素子を選択させても良い。また、分波回路を備える場合は、取り 出し口を選択性にすることができる。

[0069] 可変周波数発生手段 6は、ウィーンブリッジ発振回路、セラミック発振回路、水晶発 振回路、 LC発振回路、 PLLシンセサイザ等の何れの回路であってもよい。

[0070] 増幅手段 8は、オペアンプ等の差動増幅器を用いることが好ま、。

[0071] 本発明の作用について図 8, 9を用いて説明する。

[0072] まず、電極 12を備えた一組の布帯 54を被治療者の身体の一方の手の手首及び同 一側の足の足首に装着する(図 6)。ここで、布帯 54に装着した電極の頭部 50に導 電性のペーストを塗布して、被治療者の皮膚に接触するように配置する。布帯 54は 面ファスナ 56を布帯 54に圧着させて固定する。

[0073] 電極 12は導線によって治療器 2の筐体の内部にある増幅手段 8と接続される。

[0074] 次に治療器 2の表面に設けられる電源スィッチ 18の操作によって、各手段と電源 1 6とが接続される。続ヽて経絡個別周波数切替手段 4である治療器 2の表面に配置さ れた lk、 10k等の単位ボタン 62と利得を示す利得ボタン 64と、波形を選択する波形 ボタン 66と、周波数の数値を選択する数値ボタン 60と、利得を連続的に変更するボ リューム 24とが設けられ、表 1に従い所望の経絡に適切な周波数を選択する。例え ば、経絡 1— Aに対して低周波電流を印加する際は、単位ボタン 62は 1Kであり、波 形ボタン 66は sinが選択され、利得ボタン 64は 20dBが選択され、数値ボタン 60は 1 6が選択される。

[0075] これらのボタンの選択結果は、可変周波数発生手段 6に対する電気信号の伝達と なる。可変周波数発生手段 6は、選択されたボタンに基づく低周波電流を生成する。

[0076] 低周波電流は、増幅手段 8で増幅されて導線を通過して電極 12へ印加される。一 方、ボタンの選択結果は制御手段 10へも伝達される。選択結果によって算出された 選択した周波数を表示手段 14に表示させる。

[0077] 選択されたボタンに基く低周波を印加された電極力被治験者の手首力足首に 印加されることで、経絡 1 Aに対してのみ作用させることができる。すなわち、周波 数によって印加させる経絡を選択できるため、特定の疾病に対して特定のつぼでは なく経絡に渡って作用させる必要がある場合に、経絡を構成する全てのつぼを刺激

する必要が無いと言う効果がある。これは、刺激するための時間の短縮を図ることが できる。また,つぼの正確な位置を知らな、一般人でも容易に施行可能である。

[0078] また、周波数さえ間違えなければ「つぼ」に印加させる必要が無いため、「つぼ」の 位置を誤って「つぼ」でな、部分を刺激することもなくなると、う効果を有する。

[0079] 次に本発明による臨床例について説明する。

[0080] 臨床例 I:難治性腰筋痛 ·適用経絡:腎経、三焦経、膀胱経

XXXの患者に腎経、三焦経、膀胱経に対応する三つの周波数の低周波を 5分ず つ印加し、 1週間に二度印加し、経過をみたところ効果は表 2のように得られた。

[表 2]

被治療者 A B C D E F G H

結果 〇 © △ 〇 〇◎△ 〇

[0081] 臨床例 Π :肩関節周囲炎 ·適用経絡:大腸経、肺経、腎経

YYYの患者に大腸経、肺経、腎経に対応する三つの周波数の低周波を 5分ずつ 印加し、 1週間に二度印加し、経過をみたところ効果は表 3のように得られた。

[表 3]

被治療者 K L M N O

結果 Δ O ® (Q) (Q)

[0082] 以上の臨床例から、本発明装置が特定の経絡のみを、選択的に刺激することがで き、経絡に依存し、過半数が有効であり、本発明装置の有効性が確認された。この経 絡を衛気営血が流れ、全身の栄養や外邪からの防御、機能的アンバランス時の調整 等の役割を果たすことによって、加齢による老化を防止するアンチエイジング効果が 生じる。

[0083] さらに、周波数を 10倍、 100倍、 10分の 1、 100分の 1にした周波数を前記経絡に 同様に印加したところ、特に 100倍の周波数と 100分の 1の周波数において同様の 結果が得られた。

産業上の利用の可能性

[0084] 本発明によれば、特定の経絡のみに作用する周波数の信号を用いるため、つぼ等 の位置を把握することなぐ特定の経絡に対して信号を印加することができる。このた め、従来は、東洋医学の専門医のみが行なうことのできた経絡への刺激が、一般家 庭で自らの経絡に自らの操作で可能になる。

[0085] 幾つかの好適な実施の形態及び実施例に関連付けして本発明を説明したが、これ ら実施の形態及び実施例は単に実例を挙げて発明を説明するためのものであって、 限定することを意味するものではな、ことが理解できる。本明細書を読んだ後であれ ば、当業者にとって等価な構成要素や技術による数多くの変更および置換が容易で あることが明白であるが、このような変更および置換は、添付の請求項の真の範囲及 び精神に該当するものであることは明白である。