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1. WO2007138686 - RECORDABLE INFORMATION RECORDED MEDIUM, INFORMATION RECORDING DEVICE AND INFORMATION RECORDING METHOD

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[ JA ]
明 細書

記録可能型情報記録媒体、情報記録装置および情報記録方法 技術分野

[0001] 本発明は、著作権保護などの目的で暗号化されたデータを記録するための情報記 録媒体、情報記録装置および情報記録方法に関する。

背景技術

[0002] 再生専用型 DVDで採用されて!、る暗号化方式として CSS (Content Scrambling Sy stem)がある。また、記録可能型 DVDで採用されている暗号化方式として CPRM (C ontent Protection for Recordable Media;力める。

[0003] DVDに関する暗号ィ匕方式には、 CSSがまず普及し、その後 CPRMが普及したと いう経緯がある。このような経緯などが影響して、旧型のプレーヤの中には、 CPRM で暗号ィ匕されたデータを再生することができないものがある。

[0004] 以下、 CPRMで暗号ィ匕されたデータを再生することができないプレーヤを「第 1世 代」プレーヤと!/ 、、 CPRMで暗号化されたデータを再生することができるプレーヤ を「第 2世代」プレーヤという。

[0005] なお、多くの DVDプレーヤ、とりわけ第 2世代 DVDプレーヤは、 DVDに記録され たデータを再生する再生機能だけでなぐ DVDにデータを記録する記録機能をも備 えており、製品名も「DVDプレーヤ」ではなく「DVDレコーダ」である。し力し、ここで は、説明の便宜上、再生機能だけを備えた装置だけでなぐ再生機能および記録機 能の双方を備えた装置をも「プレーヤ」と呼ぶ。

[0006] ところで、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録された再生専用ディスクは、第 1世代 プレーヤでも第 2世代プレーヤでも再生することができる。

[0007] しかし、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録された記録可能型ディスクは、第 1世代 プレーヤでは再生することができるものの、第 2世代プレーヤでは再生することができ ない。

[0008] すなわち、記録可能型ディスクで採用されて、る暗号ィ匕方式は CPRMであり、 CS Sではない。したがって、第 2世代プレーヤは、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録さ れた記録可能型ディスクを異常なディスクと認識する。そして、第 2世代プレーヤは、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録された記録可能型ディスクを再生せずにイジェクト する。

[0009] 第 2世代プレーヤは例えば次のような手順で、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録さ れた記録可能型ディスクを認識する。

[0010] まず、第 2世代プレーヤは、プレーヤに装着されたディスクが記録可能型ディスクで あるカゝ否かを判断する。多くの第 2世代プレーヤは、ディスク上に存在するグループ にゥォブルが形成されてヽるか否かを調べ、これにより記録可能型ディスクか否かを 判断する。また、第 2世代プレーヤの中には、ディスク上に LPP (ランドプリピット)が形 成されて!/ヽるか否かを調べ、これにより記録可能型ディスクカゝ否かを判断するものも 存在する可能性がある。

[0011] プレーヤに装着されたディスクが記録可能型ディスクであると判断されたとき、第 2 世代プレーヤは、次に、このディスクに記録されたデータが CSSで暗号化されている か否かを判断する。そして、このディスクに記録されたデータが CSSで暗号ィ匕されて いるときには、第 2世代プレーヤは、このディスクを異常なディスクと認識する。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0012] データを CSSで暗号ィ匕して記録可能型ディスクに記録すること、または、 CSSで暗 号化されたデータが記録された記録可能型ディスクを配布または販売することを実現 することができれば、例えば次のようなメリットを提供することができる。

[0013] 第 1に、データを CSSで暗号ィ匕することにより、著作権保護を図ることができる。第 2 に、記録可能型ディスクを用いることにより、スタンパーでデータを再生専用型デイス クに刻み込む場合と比べて、データの記録作業を格段に簡単ィ匕することができる。第 3に、暗号ィ匕方式として CSSを用いることにより、すでに広く普及している第 1世代プ レーャによりデータの再生が可能になる。

[0014] しかし、上述したように、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録された記録可能型ディ スクは、第 2世代プレーヤで再生することができない。

[0015] 本発明は上記に例示したような問題点に鑑みなされたものであり、本発明の第 1の

課題は、著作権保護を図ることができ、データの記録作業の簡単ィ匕を図ることができ 、かつすでに広く普及して、るプレーヤによりデータを再生することができる記録可 能型情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法およびコンピュータプログラムを 提供することにある。

[0016] 本発明の第 2の課題は、 CSSで暗号ィ匕されたデータを記録し、これを第 2世代プレ ーャで再生させることができる記録可能型体情報記録媒体、情報記録装置、情報記 録方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

[0017] 上記課題を解決するために請求の範囲第 1項に記載の情報記録媒体は、ディスク 状の基板と、前記基板上に形成され、記録面を有する記録層と、情報記録開始位置 を情報記録装置に認識させるために、前記記録面の内周領域に形成され、所定の 形状を有する第 1凹部と、情報記録不能位置が接近していることまたは情報記録不 能位置が到来したことを前記情報記録装置に認識させるために、前記記録面の外周 領域に形成され、所定の形状を有する第 2凹部と、前記記録面において前記内周領 域と前記外周領域との間に位置する中間領域に形成され、ゥォブルが形成されて!、 な 、第 1グループとを備えて、る。

[0018] 上記課題を解決するために請求の範囲第 11項に記載の情報記録媒体は、デイス ク状の基板と、前記基板上に形成され、第 1記録面を有する第 1記録層と、前記第 1 記録層上に中間層を介して形成され、第 2記録面を有する第 2記録層と、前記第 1記 録面における情報記録開始位置を情報記録装置に認識させるために、前記第 1記 録面の内周領域に形成され、所定の形状を有する第 1凹部と、前記第 1記録層にお ける情報記録不能位置が接近していることまたは情報記録不能位置が到来したこと を前記情報記録装置に認識させるために、前記第 1記録面の外周領域に形成され、 所定の形状を有する第 2凹部と、前記第 1記録面において前記内周領域と前記外周 領域との間に位置する中間領域に形成され、ゥォブルが形成されてヽなヽ第 1ダル ーブと、前記第 2記録面における情報記録開始位置を情報記録装置に認識させるた めに、前記第 2記録面の外周領域に形成され、所定の形状を有する第 3凹部と、前 記第 2記録層における情報記録不能位置が接近して!/ヽることまたは情報記録不能位 置が到来したことを前記情報記録装置に認識させるために、前記第 2記録面の内周 領域に形成され、所定の形状を有する第 4凹部と、前記第 2記録面において前記外 周領域と前記内周領域との間に位置する中間領域に形成され、ゥォブルが形成され て!ヽな、第 2グループとを備えて、る。

[0019] 上記課題を解決するために請求の範囲第 12項に記載の情報記録装置は、請求の 範囲第 1項に記載の情報記録媒体の記録面に情報を記録する情報記録装置であつ て、前記情報記録媒体から前記第 1凹部を読み取り、当該読み取った第 1凹部に基 づ 、て前記情報記録開始位置を決定する記録開始位置決定手段と、前記情報記録 媒体の前記第 1グループによる案内に従い、前記記録開始位置決定手段により決定 された前記情報記録開始位置から情報を記録する記録手段と、前記情報記録媒体 から前記第 2凹部を読み取り、当該読み取った第 2凹部に基づいて前記情報記録不 能位置が接近している力否力または前記情報記録不能位置が到来したか否かを判 断する記録不能判断手段とを備えて!/ヽる。

[0020] 上記課題を解決するために請求の範囲第 14項に記載の情報記録方法は、請求の 範囲第 1項に記載の情報記録媒体の記録面に情報を記録する情報記録方法であつ て、前記情報記録媒体から前記第 1凹部を読み取り、当該読み取った第 1凹部に基 づ 、て前記情報記録開始位置を決定する記録開始位置決定工程と、前記情報記録 媒体の前記第 1グループによる案内に従い、前記記録開始位置決定工程において 決定された前記情報記録開始位置から情報を記録する記録工程と、前記情報記録 媒体から前記第 2凹部を読み取り、当該読み取った第 2凹部に基づいて前記情報記 録不能位置が接近している力否力または前記情報記録不能位置が到来したか否か を判断する記録不能判断工程とを備えてヽる。

[0021] 上記課題を解決するために請求の範囲第 15項に記載のコンピュータプログラムは 、請求の範囲第 14項に記載の情報記録方法をコンピュータに実行させる。

[0022] 上記課題を解決するために請求の範囲第 16項に記載の制御構造体は、情報記録 装置の情報記録開始位置決定動作を制御し、前記情報記録装置による情報記録実 行時における情報の配列位置を案内し、かつ前記情報記録装置の情報記録終了動 作を制御する制御構造体であって、ディスク状の基板と、前記基板上に形成され、記 録面を有する記録層と、情報の記録開始位置を情報記録装置に認識させるために、 前記記録面の内周領域に形成され、所定の形状を有する第 1凹部と、情報の記録不 能位置が接近していることまたは情報の記録不能位置が到来したことを前記情報記 録装置に認識させるために、前記記録面の外周領域に形成され、所定の形状を有 する第 2凹部と、前記記録面において前記内周領域と前記外周領域との間に位置す る中間領域に形成され、ゥォブルが形成されて、な、グループとを備えて、る。

図面の簡単な説明

[図 1]本発明の情報記録媒体の実施形態である 1層の記録ディスクおよび本発明の 情報記録装置の実施形態であるレコーダを示す斜視図である。

[図 2]図 1中の記録ディスクの外観を示す斜視図である。

[図 3]図 2中の記録ディスクを示す断面図である。

[図 4]図 2中の記録ディスクの内周領域の一部(図 2中の位置 A1)を示す斜視図であ る。

[図 5]図 2中の記録ディスクの外周領域の一部(図 2中の位置 A2)を示す斜視図であ る。

[図 6]図 2中の記録ディスクの中間領域の一部(図 2中の位置 A3)を示す斜視図であ る。

[図 7]図 2中の記録ディスクの物理的な構造と、データ記録に関する機能に基づ!/、て 記録面上に割り当てられた複数の領域との対応関係を示す説明図である。

[図 8]図 2中の記録ディスクの変形例を示す説明図である。

[図 9]ゥォブリンググループが形成された内周領域の一部を示す斜視図である。

[図 10]図 2中の記録ディスクの他の変形例を示す説明図である。

[図 11]図 2中の記録ディスクの別の変形例を示す説明図である。

[図 12]本発明の情報記録媒体の他の実施形態である 2層の記録ディスクの外観を示 す斜視図である。

[図 13]図 12中の記録ディスクを示す断面図である。

[図 14]図 12中の記録ディスクの物理的な構造と、データ記録に関する機能に基づ!/、 て各記録面に割り当てられた複数の領域との対応関係を示す説明図である。

[図 15]図 1中のレコーダの内部構造を示すブロック図である。

[図 16]図 15中のレコーダによる 1層記録ディスクに対するデータ記録の具体例を示 す説明図である。

[図 17]図 15中のレコーダによる 1層記録ディスクに対するデータ記録の他の具体例 を示す説明図である。

[図 18]図 15中のレコーダによる 2層記録ディスクに対するデータ記録の具体例を示 す説明図である。

[図 19]図 15中のレコーダによる 2層記録ディスクに対するデータ記録の他の具体例 を示す説明図である。

[図 20]図 15中のレコーダにおける 1層記録ディスクに対するデータ記録処理を示す フローチャートである。

[図 21]図 15中のレコーダにおける 2層記録ディスクに対するデータ記録処理を示す フローチャートである。

符号の説明

I、 60 記録ディスク

2 レコーダ

I I、 61 基板

12、 62、 64 記録層

12A、62A、64A 記録面

21、 71、 82 内周領域

22、 72、 81 外周領域

23、 73、 83 中間領域

31、 34、 37、 74、 76、 78、 84、 86、 88 グループ

33、 75、 85 位置決定ピット

36、 77、 87 オーバーラン防止ピット

43、 93 リードイン領域

201 光ピックアップ

202 移動モータ

203 スピンドノレモータ

206 ァクチユエータ駆動制御回路

207 位置検出部

208 記録開始位置決定部

209 記録不能判断部

211 総合制御部

発明を実施するための最良の形態

[0025] 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。

[0026] (1層記録ディスク)

図 1は、記録ディスクおよびレコーダを示している。

[0027] 図 1中の記録ディスク 1は、本発明の情報記録媒体の実施形態である。また、記録 ディスク 1は、本発明の制御構造体の実施形態でもある。一方、レコーダ 2は、本発明 の情報記録装置の実施形態である。

[0028] 記録ディスク 1は、記録可能型の記録ディスクである。記録ディスク 1にはデータを 1 回記録することができる。記録ディスク 1の記録層は 1層である。記録ディスク 1は、グ ループおよび LPPに関する構造を除き、 1層の DVD— Rとほぼ同様の構造を有する

[0029] 記録ディスク 1は次のような、くつかの機能を備えて、る。

[0030] 第 1に、記録ディスク 1は、データの記録ディスク 1への記録を簡単に行うことができ る機能を備えている。すなわち、記録ディスク 1へのデータの記録は、 DVD—Rへの データの記録とほぼ同様に、レコーダを用いて簡単に行うことができる。 DVD-RO Mのようにスタンパーを用いてデータを刻み込む必要はな!/、。

[0031] 第 2に、記録ディスク 1は、 CSSにより暗号ィ匕されて記録ディスク 1に記録されたデ ータを、第 1世代プレーヤによっても第 2世代プレーヤによっても再生することができ るようにする機能を備えている。すなわち、仮に、 CSSにより暗号ィ匕されたデータを D VD— Rに記録したとすると、この DVD— Rに記録されたデータを第 2世代プレーヤ により再生することはできない。しかし、 CSSにより暗号ィ匕されたデータを記録ディス ク 1に記録した場合には、この記録ディスク 1に記録されたデータを第 2世代プレーヤ により再生することが可能になる。

[0032] 他方、レコーダ 2は、記録ディスク 1および記録ディスク 60 (図 12参照)にデータを 記録するためのレコーダである。記録ディスク 1および記録ディスク 60はグループお よび LPPに関する構造が DVD—Rと異なる。このため、レコーダ 2には、後述するよう に、 DVD—R用のレコーダと異なる部分がある。し力し、レコーダ 2において、光ビー ムの波長、対物レンズの NA、データを記録するための光ビームの変調方式などは、 DVD— R用のレコーダと同じである。

[0033] 図 2は記録ディスク 1の外観を示している。図 3は記録ディスク 1の断面を示している 。図 3中の記録ディスク 1の断面は、図 2中の記録ディスク 1の EF間における一部分 の断面である。なお、図 2および図 3において、レコーダ 2の光ビームは記録ディスク 1 の下側力上向きに照射される。

[0034] 図 2に示すように、記録ディスク 1の外形はディスク状であり、半径 CHは 6cmであり 、厚さは 1.2mmである。

[0035] 図 3に示すように、記録ディスク 1は、基板 11、記録層 12、反射層 13および保護層 14を備えている。基板 11はディスク状である。基板 11上に形成された記録層 12は、 有機色素材料から形成され、記録面 12Aを有する。記録層 12の上側には反射層 13 および保護層 14が積層されている。基板 11、記録層 12、反射層 13および保護層 1 4の材料、厚さおよび積層方法などは DVD— Rとほぼ同じである。

[0036] 図 2に示すように、記録層 12は、記録ディスク 1の半径 CH方向において、位置 Dか ら位置 Gまでにわたって形成されている。そして、記録面 12Aは、位置 Dから位置 G までにわたって拡がって、る。

[0037] 記録面 12Aは、内周領域 21、外周領域 22および中間領域 23に分かれている。す なわち、記録面 12A (記録層 12)の内周縁である位置 D力記録面 12A上の位置 E までが内周領域 21である。位置 Dと位置 Eとの間の距離はおよそ 0.5mmである。また 、記録面 12A上の位置 Fから記録面 12A (記録層 12)の外周縁である位置 Gまでが 外周領域 22である。位置 Fと位置 Gとの間の距離はおよそ 0.5mmである。また、内周 領域 21と外周領域 22との間が中間領域 23である。中間領域 23は、記録面 12A上 において、記録ディスク 1 (基板 11)の中心 Cから記録ディスク 1の半径の 2分の 1離れ た点を含んでいる。

[0038] 図 4は、内周領域 21の一部(図 2中の位置 A1)における記録面 12Aを示している。

なお、図 4において、レコーダ 2の光ビームは記録ディスク 1の上側から下向きに照射 される。つまり、図 4と図 2とは上下が逆である。

[0039] 図 4に示すように、内周領域 21において、記録面 12A上には、グループ 31、ランド 32および複数の位置決定ピット 33が形成されている。

[0040] グループ 31は、記録ディスク 1 (基板 11)の中心 Cを基準にして螺旋状または同心 円状に形成されている。また、グループ 31は、その内周端力も外周端にかけてゥォブ ルが形成されていない。すなわち、グループ 31は、記録ディスク 1の半径方向に蛇行 することなく形成されている。蛇行していない点に着目すると、グループ 31はいわば ストレートグループである。グループ 31は、内周領域 21の全域にわたって形成され ている。

[0041] 位置決定ピット 33は、グループ 31間のランド 32上に形成されている。位置決定ピッ ト 33は例えば規則的な間隔で配列されて、る。位置決定ピット 33の配列は、記録面 12A上のアドレスを示すデータのビット配列に対応して!/、る。

[0042] 位置決定ピット 33の配列方法として、 DVD—Rにおける LPPの配列方法を用いる ことができる。位置決定ピット 33の配列方法として、 DVD—Rにおける LPPの配列方 法を用いた場合、位置決めピット 33は 3つで 1セットである。 1セットの位置決めピット 33でアドレスやその他の情報などのデータの 1ビットを表現する。内周領域 21には、 1ないし数 ECCブロックを構成する個数の位置決めピット 33を配列することが望まし い。なお、位置決めピット 33は 3つで 1セットである力 1セットの位置決めピット 33の 中に 3つの位置決めピット 33が常に存在するのではない。 1セットの位置決めピット 3 3で表現すべきアドレスデータに応じて、 3つの位置決めピット 33のうち、第 2番目の 位置決めピット 33および第 3番目の位置決めピット 33のいずれか一方または双方が 存在しない場合もある。

[0043] 位置決め決定ピット 33の配列は、内周領域 21の全域にわたって形成してもよいし 、内周領域 21の一部に形成してもよい。位置決め決定ピット 33の配列は、少なくとも 、内周領域 21の最外周部分、すなわち中間領域 23の直前部分には形成することが

望ましい。

[0044] グループ 31および位置決定ピット 33は、データ記録開始位置をレコーダ 2に認識 させる機能を有する。具体的には、グループ 31は、内周領域 21内に照射された光ビ ームをトラック上に案内する。位置決定ピット 33は、記録面 12A上のアドレスをレコー ダ 2に認識させる。すなわち、レコーダ 2は、グループ 31の案内に従って光ビームを 照射し、位置決めピット 33を読み取り、これにより記録面 12上のアドレスを認識する。 そして、レコーダ 2は、このアドレスに基づいてデータ記録開始位置を決定する。デー タ記録開始位置は、例えば中間領域 23の内周端位置である。

[0045] また、位置決め決定ピット 33の配列を中間領域 23の直前部分に形成することによ り、データ記録開始位置をレコーダ 2に正確に認識させることができる。すなわち、位 置決め決定ピット 33の配列を中間領域 23の直前に形成することにより、この位置決 め決定ピット 33の配列の末尾に配置された 1セットの位置決め決定ピット 33と中間領 域 23の内周端位置と間の距離が短くなる。これにより、レコーダ 2は、この 1セットの位 置決め決定ピット 33に基づいて、中間領域 23の内周端位置、つまりデータ記録開始 位置を正確に認識することが可能になり、データを記録するための光ビームの照射 開始位置をデータ記録開始位置に正確に一致させることが可能になる。

[0046] 図 5は、外周領域 22の一部(図 2中の位置 A2)における記録面 12Aを示している。

なお、図 5において、レコーダ 2の光ビームは記録ディスク 1の上側から下向きに照射 される。

[0047] 図 5に示すように、外周領域 22において、記録面 12A上には、グループ 34、ランド 35およびオーバーラン防止ピット 36が形成されている。

[0048] グループ 34は、記録ディスク 1 (基板 11)の中心 Cを基準にして螺旋状または同心 円状に形成されている。また、グループ 34は、その内周端カゝら外周端にかけてゥォブ ルが形成されていない。すなわち、グループ 34は、記録ディスク 1の半径方向に蛇行 することなく形成されて、る。蛇行してヽな、点に着目すると、グループ 34は、わば ストレートグループである。グループ 34は、外周領域 22の全域にわたって形成され ている。

[0049] オーバーラン防止ピット 36は、グループ 34間のランド 35上に形成されている。ォー バーラン防止ピット 36は例えば規則的な間隔で配列されている。オーバーラン防止 ピット 36の配列は、記録面 12A上のアドレスを示すデータのビット配列に対応して!/ヽ る。

[0050] オーバーラン防止ピット 36の配列方法として、 DVD— Rにおける LPPの配列方法 を用いることができる。外周領域 22には、 1ないし数 ECCブロックを構成する個数の オーバーラン防止ピット 36を配列することが望ましい。

[0051] オーバーラン防止ピット 36の配列は、外周領域 22の全域にわたって形成してもよ いし、外周領域 22の一部に形成してもよい。オーバーラン防止ピット 36の配列は、少 なくとも、外周領域 22の最内周部分、すなわち中間領域 23の直後部分には形成す ることが望ましい。

[0052] グループ 34およびオーバーラン防止ピット 36は、データ記録不能位置が接近して いることをレコーダ 2に認識させる機能を有する。具体的には、グループ 34は、外周 領域 22内に照射された光ビームをトラック上に案内する。オーバーラン防止ピット 36 は、記録面 12A上のアドレスをレコーダ 2に認識させる。すなわち、レコーダ 2は、グ ループ 34の案内に従って光ビームを照射し、オーバーラン防止ピット 36を読み取り、 これにより記録面 12上のアドレスを認識する。そして、レコーダ 2は、このアドレスに基 づ 、てデータ記録不能位置が接近して、ることを認識する。データ記録不能位置と は、例えば、記録面 12A (記録層 12)よりも外周側の位置である。図 2によれば、デー タ記録不能位置は、位置 Gよりも外周側の位置である。

[0053] また、オーバーラン防止ピット 36の配列を中間領域 23の直後部分に形成すること により、データ記録不能位置の接近をレコーダ 2に早期に認識させることができる。こ れにより、レコーダ 2は、残りのデータのすべてを記録面 12Aの残りの領域に記録す ることができる力否かの判断などを、余裕をもって行うことが可能になる。

[0054] 図 6は、中間領域 23の一部(図 2中の位置 A3)における記録面 12Aを示している。

なお、図 6において、レコーダ 2の光ビームは記録ディスク 1の上側から下向きに照射 される。

[0055] 図 6に示すように、中間領域 23において、記録面 12A上には、グループ 37および ランド 38が形成されている。

[0056] グループ 37は、記録ディスク 1 (基板 11)の中心 Cを基準にして螺旋状または同心 円状に形成することが望ましい。また、グループ 37は、その内周端から外周端にかけ てゥォブルが形成されていない。すなわち、グループ 37は、記録ディスク 1の半径方 向に蛇行することなく形成されて、る。蛇行して!/、な、点に着目すると、グループ 37 はいわばストレートグループである。グループ 37は中間領域 23の全域にわたって形 成されて!/、る。グループ 37間にはランド 38が形成されて!、る。

[0057] グループ 37の内周端は、内周領域 21内のグループ 31と接続されている。グルー ブ 37の外周端は、外周領域 22内のグループ 34と接続されている。グループ 31、グ ループ 37およびグループ 34は連続的に形成されている。

[0058] グループ 37は、レコーダ 2がデータの記録を行うときにデータを配列すべき道筋を 案内する機能を有する。すなわち、レコーダ 2は、グループ 37の案内に従って光ビー ムを照射し、データをグループ 37上に記録する。

[0059] なお、グループ 31、グループ 37およびグループ 34により記録面 12A上にトラック が形作られる。トラックピッチは DVD—Rのトラックピッチと同じであり、 0.74 /z mである

[0060] 図 7は、図 2ないし図 6に示す記録ディスク 1の物理的な構造と、データ記録に関す る機能に基づいて記録面 12A上に割り当てられた複数の領域との対応関係を示して いる。

[0061] 図 7に示すように、記録面 12Aには、データ記録に関する機能に基づいて、複数の 領域が割り当てられている。すなわち、記録面 12Aには、 IDTA(Inner Disc Testing Area) 41, RMA (Recording Management Area) 42,リードイン領域 43、データ記録 領域 44、初期リードアウト領域 45および ODTA (Outer Disc Testing Area) 46が割り 当てられている。 IDTA41、 RMA42、リードイン領域 43、データ記録領域 44、初期 リードアウト領域 45および ODTA46は、記録面 12Aの内周側から外周側に向けて、 この順序で連続的に配列されて、る。

[0062] IDTA41は、記録ディスク 1の内周側において光ビームの強度を調整するために用 いられる領域である。 RMA42は、データの記録を管理するために用いられる領域で ある。リードイン領域 43は、データ記録領域 44に記録されたデータに関する管理情

報ないし制御情報などを記録するための領域である。データ記録領域 44は、映像デ ータゃ音声データなどを記録するための領域である。初期リードアウト領域 45は、デ ータ記録領域 44の外側であることを示す情報などを記録するための領域である。 O DTA46は、記録ディスク 1の外周側にぉ、て光ビームの強度を調整するために用い られる領域である。

[0063] なお、後述するレコーダ 2のデータ記録方法によると、記録ディスク 1に記録するデ ータのサイズに応じてリードアウト領域が移動する。すなわち、記録ディスク 1に記録 するデータのサイズ力リードイン領域 43のサイズとデータ記録領域 44のサイズとの 合計よりも小さいときには、初期リードアウト領域 45よりも内周側に新たなリードアウト 領域が形成される。一方、記録ディスク 1に記録するデータのサイズが、リードイン領 域 43のサイズとデータ記録領域 44のサイズとの合計よりも大きいときには、初期リー ドアウト領域 45よりも外周側に新たなリードアウト領域が形成される。初期リードアウト 領域 45とは、記録ディスク 1のリードイン領域 43およびデータ記録領域 44にデータ が実際に記録される前の段階で、暫定的に決められたリードアウト領域である。

[0064] IDTA41、 RMA42、リードイン領域 43、データ記録領域 44、初期リードアウト領域 45および ODTA46のそれぞれの ECCブロックアドレスは、 1層の DVD— Rの規格 に従って次のように決められている。

[0065] IDTA41の先頭アドレス: FFE17Fh (01E800h)

リードイン領域 43の先頭アドレス: FFDD05h (022FA0h)

データ記録領域 44の先頭アドレス: FFCFFFh (030000h)

初期リードアウト領域 45の先頭アドレス: FD9ED7h(261280h)

ODTA46の末尾アドレス: FD9325h(26CDAFh)

なお、アドレスの数値は 16進数であり、力つこ内の数値は物理セクタ番号である。

[0066] 内周領域 21は、 IDTA41および RMA42と対応している。すなわち、内周領域 21 の内周端は IDTA41の先頭位置と一致しており、内周領域 21の外周端は RMA42 の末尾位置と一致している。これにより、内周領域 21のサイズは、 ECCブロックァドレ スを用、て計算すると 47Ahとなり、物理セクタ番号を用 V、て計算すると 47A0hとなる。

[0067] また、グループ 31は、 IDTA41および RMA42内の全域にわたって配置される。ま

た、位置決定ピット 33の配列は、 IDTA41および RMA42のいずれか一方または双 方に配置される。また、内周領域 21の最外周部分に形成された位置決定ピット 33の 配列は、リードイン領域 43の直前部分に配置される。

[0068] 外周領域 22は、初期リードアウト領域 45および ODTA46と対応している。すなわ ち、外周領域 22の内周端は初期リードアウト領域 45の先頭位置と一致しており、外 周領域 22の外周端は ODTA46の末尾位置と一致している。これにより、外周領域 2 2のサイズは、 ECCブロックアドレスを用いて計算すると BB3hとなり、物理セクタ番号 を用、て計算すると BB30hとなる。

[0069] また、グループ 34は、初期リードアウト領域 45および ODTA46内の全域にわたつ て配置される。また、オーバーラン防止ピット 36の配列は、初期リードアウト領域 45お よび ODTA46のいずれか一方または双方に配置される。また、外周領域 22の最内 周部分に形成されたオーバーラン防止ピット 36の配列は、データ記録領域 44の直 後部分に配置される。

[0070] 中間領域 23は、リードイン領域 43およびデータ記録領域 44と対応して、る。すな わち、中間領域 23の内周端はリードイン領域 43の先頭位置と一致しており、中間領 域 23の外周端はデータ記録領域 44の末尾位置と一致している。そして、データ記 録開始位置は、中間領域 23の内周端であり、これはリードイン領域 43の先頭位置と 一致している。また、グループ 37は、リードイン領域 43およびデータ記録領域 44内 の全域にわたって配置される。すなわち、リードイン領域 43およびデータ記録領域 4 4内に形成されたグループはすべてストレートグループである。

[0071] 以上説明したとおり、記録ディスク 1は、有機色素材料から形成された記録層 12を 有する記録可能型ディスクである。したがって、レコーダ 2を用いてデータを記録ディ スク 1に簡単に記録することができる。すなわち、 DVD— ROMのようにデータの記録 にスタンパーを用いる必要がない。また、レコーダ 2を用いてデータを記録ディスク 1 に簡単に記録することができるので、記録ディスク 1へのデータの記録作業にかかる 費用を少なくでき、かつ作業時間を短くすることができる。これにより、特定のコンテン ッデータを記録ディスク 1に記録したコンテンツ商品の少量生産を効率よく実現する ことができる。

[0072] また、記録ディスク 1では、リードイン領域 43の先頭カゝらデータ記録領域 44の末尾 にわたつてストレートグループ 37が形成されている。これにより、 CSSにより暗号化さ れたデータを記録ディスク 1に記録しても、この記録ディスク 1に記録されたデータを 第 1世代プレーヤだけでなぐ第 2世代プレーヤでも再生することが可能になる。

[0073] すなわち、第 2世代プレーヤは、一般に、 CSSで暗号ィ匕されたデータが記録された 記録可能型ディスクを異常なディスクと認識し、このようなデータが記録された記録可 能型ディスクを再生せずにイジェクトする。多くの第 2世代プレーヤは、記録ディスク のリードイン領域の先頭カゝらデータ記録領域の末尾までの間に存在するグループに ゥォブルが形成されて、るか否かを調べ、これにより記録可能型ディスク力否かを判 断する。また、第 2世代プレーヤの中には、記録ディスクのリードイン領域の先頭から データ記録領域の末尾までの間に LPPが形成されているか否かを調べ、これにより 記録可能型ディスクカゝ否かを判断するものも存在する可能性がある。

[0074] ところが、記録ディスク 1のリードイン領域 43の先頭カゝらデータ記録領域 44の末尾 までの間に存在するグループ 37にはその内周端力も外周端にわたってゥォブルが 形成されていない。また、記録ディスク 1のリードイン領域 43の先頭力もデータ記録領 域 44の末尾までの間には LPPが形成されていない。このため、第 2世代プレーヤは 、記録ディスク 1を再生専用型ディスク(例えば DVD— ROM)と判断する。 CSSによ り暗号ィ匕されたデータが記録された再生専用型ディスクは異常なディスクではない。 したがって、第 2世代プレーヤは、記録ディスク 1を正常なディスクを判断し、記録ディ スク 1に記録されたデータの再生を許可する。

[0075] したがって、特定のコンテンツデータを記録ディスク 1に記録したコンテンツ商品を、 第 1世代プレーヤのユーザだけでなぐ第 2世代プレーヤのユーザに向けても販売す ることができ、当該コンテンツ商品の売上げを高めることができる。また、記録ディスク 1に記録されたコンテンツデータは CSSで暗号ィ匕されてヽるので、著作権保護を図る ことができる。

[0076] また、記録ディスク 1の内周領域 21には、位置決めピット 33が形成されている。これ ら位置決定ピット 33によりデータ記録開始位置をレコーダ 2に認識させることができる [0077] すなわち、記録ディスク 1のリードイン領域 43およびデータ記録領域 44には、ゥォ ブルも LPPも形成されていない。このため、レコーダ 2は、リードイン領域 43およびデ ータ記録領域 44から、アドレスデータなど記録位置に関する情報を得ることができな い。このような状態でも、レコーダ 2のデータ記録方式としてディスクアットワンス(Disc At Once)方式を採用し、かつレコーダ 2においてデータ記録開始位置を決定するこ とができれば、データの記録処理を行うことができる。レコーダ 2は、記録ディスク 1の 内周領域 21に形成された位置決定ピット 33を読み取ることにより、データ記録開始 位置を決定することができ、それゆえディスクアットワンス方式によりデータの記録ディ スク 1への記録処理を行うことができる。

[0078] また、記録ディスク 1の外周領域 22には、オーバーラン防止ピット 36が形成されて いる。これらオーバーラン防止ピット 36によりデータ記録不能位置の接近をレコーダ 2に認識させることができる。

[0079] すなわち、記録ディスク 1のリードイン領域 43およびデータ記録領域 44には、ゥォ ブルも LPPも形成されていない。このため、レコーダ 2は、リードイン領域 43およびデ ータ記録領域 44から、アドレスデータなど記録位置に関する情報を得ることができな い。このような状態でも、レコーダ 2は、オーバーラン防止ピット 36を読み取ることによ り、データ記録不能位置が接近していることを認識することができる。これにより、レコ ーダ 2の光ビームがオーバーランをし、データ記録不能位置でレコーダ 2がデータ記 録処理を行ってしまうことを防止することができる。

[0080] (1層記録ディスクの変形例)

図 8は、内周領域 21のストレートグループ 31および位置決定ピット 33をゥォブリング グループ 51に置き換え、かつ、外周領域 22のストレートグループ 34とオーバーラン 防止ピット 36をゥォブリンググループ 52に置き換えた他の実施形態を示している。

[0081] 図 8に示すように、内周領域 21には、ストレートグループ 31および位置決定ピット 3 3を形成するのではなぐゥォブリンググループ 51を形成してもよい。ゥォブリングダル ーブ 51は、記録ディスク 1 (基板 11)の中心 Cを基準にして螺旋状または同心円状に 形成されている。ゥォブリンググループ 51は内周領域 21の全域にわたって形成され ている。

[0082] ゥォブリンググループ 51には、図 9に示すように、ゥォブル 51 Aが形成されている。 ゥォブル 51 Aは記録ディスク 1 (基板 11)の半径方向において所定の振幅を有し、グ ループ 51に沿って記録ディスク 1の周方向(書き込み方向または読み取り方向)に形 成されている。つまり、ゥォブリンググループ 51は、記録ディスク 1 (基板 11)の半径方 向に蛇行して!/ヽる。ゥォブル 51 Aはゥォブリンググループ 51の内周端から外周端に かけて形成することが望まし、。

[0083] ゥォブル 51 Aの周波数、振幅または位相は規則的に変化し、ゥォブル 51 Aの周波 数、振幅または位相の変化は記録面 12A上のアドレスを示すデータのビット配列に 対応している。ゥォブル 51 Aの形成方法として、 DVD+Rのゥォブルの形成方法 (Ad dress In Pre— groove 用ヽこと力でさる。

[0084] ゥォブリンググループ 51によっても、データ記録開始位置をレコーダ 2に認識させる ことができる。

[0085] また、外周領域 22には、ストレートグループ 34およびオーバーラン防止ピット 36を 形成するのではなぐゥォブリンググループ 52を形成してもよい。ゥォブリンググルー ブ 52は、記録ディスク 1 (基板 11)の中心 Cを基準にして螺旋状または同心円状に形 成されて!/、る。ゥォブリンググループ 52は外周領域 22の全域にわたって形成されて いる。

[0086] ゥォブリンググループ 52にはゥォブル 52Aが形成されて!、る。ゥォブル 52Aは記録 ディスク 1 (基板 11)の半径方向において所定の振幅を有し、グループ 52に沿って記 録ディスク 1の周方向(書き込み方向または読み取り方向)に形成されている。つまり 、ゥォブリンググループ 52は、記録ディスク 1 (基板 11)の半径方向に蛇行している。 ゥォブル 52Aはゥォブリンググループ 52の内周端力も外周端にかけて形成すること が望ましい。

[0087] ゥォブル 52Aの周波数、振幅または位相は規則的に変化し、ゥォブル 52Aの周波 数、振幅または位相の変化は記録面 12A上のアドレスを示すデータのビット配列に 対応している。ゥォブル 52Aの形成方法として、 DVD+Rのゥォブルの形成方法 (Ad dress In Pre— groove 用ヽこと力でさる。

[0088] ゥォブリンググループ 52によっても、データ記録不能位置が接近していることをレコ ーダ 2に認識させることができる。

[0089] 図 10は、内周領域 21のストレートグループ 31だけをゥォブリンググループ 55に置 き換え、かつ、外周領域 22のストレートグループ 34だけをゥォブリンググループ 56に 置き換えた他の実施形態を示して!/ヽる。

[0090] 図 10に示すように、内周領域 21には、ストレートグループ 31を形成するのではなく 、ゥォブリンググループ 55を形成し、ゥォブリンググループ 55間のランド上に位置決 めピット 33を形成してもよい。位置決めピット 33は、記録面 12A上のアドレスを示す データのビット配列に対応するように配列する。一方、ゥォブリンググループ 55に形 成されたゥォブル 55Aの周期は一定にする。

[0091] ゥォブリンググループ 55および位置決めピット 33によっても、データ記録開始位置 をレコーダ 2に認識させることができる。特に、一定周期で蛇行するゥォブル 55Aによ り、位置決めピット 33をレコーダ 2に正確に読み取らせることができ、データ記録開始 位置をレコーダ 2に高精度に認識させることができる。

[0092] また、外周領域 22には、ストレートグループ 34を形成するのではなぐゥォブリング グループ 56を形成し、ゥォブリンググループ 56間のランド上にオーバーラン防止ピッ ト 36を形成してもよい。オーバーラン防止ピット 36は、記録面 12A上のアドレスを示 すデータのビット配列に対応するように配列する。一方、ゥォブリンググループ 56に 形成されたゥォブル 56Aの周期は一定にする。

[0093] ゥォブリンググループ 56およびオーバーラン防止ピット 36によっても、データ記録 不能位置の接近をレコーダ 2に認識させることができる。特に、一定周期で蛇行する ゥォブル 56Aにより、オーバーラン防止ピット 36をレコーダ 2に正確に読み取らせるこ とができ、データ記録不能位置の接近をレコーダ 2に確実に認識させることができる。

[0094] 図 11は、外周領域 22のストレートグループ 34およびオーバーラン防止ピット 36だ けを、ゥォブル 52Aを有するゥォブリンググループ 52に置き換えた他の実施形態を 示している。図 11に示すような構成でも、データ記録開始位置をレコーダ 2に認識さ せることができ、かつ、データ記録不能位置の接近をレコーダ 2に認識させることがで きる。

[0095] (2層記録ディスク)

図 12は 2層の記録ディスクの外観を示して!/、る。図 13は図 12中の記録ディスク 60 の断面を示している。図 14は、記録ディスク 60の物理的な構造と、データ記録に関 する機能に基づ、て記録面 62Aおよび記録面 64A上に割り当てられた複数の領域 との対応関係を示している。図 13中の記録ディスク 60の断面は、図 12中の記録ディ スク 60の QR間における一部分の断面である。なお、図 12および図 13において、レ コーダ 2の光ビームは記録ディスク 60の下側力上向きに照射される。

[0096] 記録ディスク 60は、本発明の情報記録媒体の他の実施形態である。また、記録ディ スク 60は、本発明の制御構造体の他の実施形態でもある。記録ディスク 60の記録層 は 2層である。記録ディスク 60は、グループおよび LPPに関する構造を除き、 2層の DVD— Rとほぼ同様の構造を有する。

[0097] 記録ディスク 60は、図 2中の記録ディスク 1と同様に、データの記録ディスク 60への 記録を簡単に行うことができる機能、および CSSにより暗号ィ匕されて記録ディスク 60 に記録されたデータを、第 1世代プレーヤによっても第 2世代プレーヤによっても再 生することができるようにする機能を備えて、る。

[0098] 図 13に示すように、記録ディスク 60は、基板 61、第 1記録層 62、半透過層 67、中 間層 63、第 2記録層 64、反射層 65および保護層 66を備えている。基板 61はデイス ク状である。基板 61上に形成された第 1記録層 62は、有機色素材料から形成され、 記録面 62Aを有する。第 1記録層 62上に半透過層 67および中間層 63を介して形 成された第 2記録層 64は、有機色素材料から形成され、記録面 64Aを有する。第 2 記録層 64の上側には反射層 65および保護層 66が積層されている。基板 61、第 1記 録層 62、半透過層 67、中間層 63、第 2記録層 64、反射層 65および保護層 66の材 料、厚さおよび積層方法などは 2層の DVD—Rとほぼ同じである。

[0099] 図 12に示すように、記録層 62、 64はそれぞれ、記録ディスク 60の半径 OU方向に おいて、位置 Pから位置 Tまでにわたって形成されている。そして、記録面 62A、 64 Aはそれぞれ、位置 P力位置 Tまでにわたって拡がって!/、る。

[0100] 第 1記録層 62の記録面 62Aは、内周領域 71、外周領域 72および中間領域 73に 分かれている。すなわち、記録面 62A (第 1記録層 62)の内周縁である位置 P力ゝら記 録面 62A上の位置 Qまでが内周領域 71である。位置 Pと位置 Qとの間の距離はおよ そ 0.58mmである。また、記録面 62A上の位置 Rから記録面 62A (第 1記録層 62)の 外周縁である位置 Tまでが外周領域 72である。位置 Rと位置 Tとの間の距離はおよ そ 0.4mmである。また、内周領域 71と外周領域 72との間が中間領域 73である。中間 領域 73は、記録面 62A上において、記録ディスク 60 (基板 61)の中心 Cから記録デ イスク 60の半径の 2分の 1離れた点を含んでいる。

[0101] 図 14に示すように、内周領域 71において、記録面 62A上には、グループ 74、ラン ドおよび複数の位置決定ピット 75が形成されている。グループ 74、ランドおよび位置 決定ピット 75の物理的な構造は、図 4中のグループ 31、ランド 32および位置決定ピ ット 33の物理的な構造とほぼ同じである。位置決定ピット 75の配列は、記録面 62A 上のアドレスを示すデータのビット配列に対応している。

[0102] また、外周領域 72において、記録面 62A上には、グループ 76、ランドおよび複数 のオーバーラン防止ピット 77が形成されている。グループ 76、ランドおよびオーバー ラン防止ピット 77の物理的な構造は、図 5中のグループ 34、ランド 35およびオーバ 一ラン防止ピット 36の物理的な構造とほぼ同じである。オーバーラン防止ピット 77の 配列は、記録面 62A上のアドレスを示すデータのビット配列に対応して、る。

[0103] また、中間領域 73において、記録面 62A上には、グループ 78およびランド 79 (図 1 3参照)が形成されている。グループ 78およびランド 79の物理的な構造は、図 6中の グループ 37およびランド 38の物理的な構造とほぼ同じである。

[0104] 一方、図 12に示すように、第 2記録層 64の記録面 64Aは、外周領域 81、内周領域 82および中間領域 83に分かれている。すなわち、記録面 64A (記録層 64)の外周 縁である位置 Tから記録面 64A上の位置 Sまでが外周領域 81である。位置 Tと位置 Sとの間の距離はおよそ 0.2mmである。また、記録面 64A上の位置 Qから記録面 64 A (記録層 64)の内周縁である位置 Pまでが内周領域 82である。位置 Qと位置 Pとの 間の距離はおよそ 0.58mmである。また、外周領域 81と内周領域 82との間が中間領 域 83である。中間領域 83は、記録面 64A上において、記録ディスク 60 (基板 61)の 中心 C力も記録ディスク 60の半径の 2分の 1離れた点を含んでいる。

[0105] 図 14に示すように、外周領域 81において、記録面 64A上には、グループ 84、ラン ドおよび複数の位置決定ピット 85が形成されている。グループ 84、ランドおよび位置 決定ピット 85の物理的な構造は、図 4中のグループ 31、ランド 32および位置決定ピ ット 33の物理的な構造とほぼ同じである。位置決定ピット 85の配列は、記録面 64A 上のアドレスを示すデータのビット配列に対応している。

[0106] また、内周領域 82において、記録面 64A上には、グループ 86、ランドおよび複数 のオーバーラン防止ピット 87が形成されている。グループ 86、ランドおよびオーバー ラン防止ピット 87の物理的な構造は、図 5中のグループ 34、ランド 35およびオーバ 一ラン防止ピット 36の物理的な構造とほぼ同じである。オーバーラン防止ピット 87の 配列は、記録面 64A上のアドレスを示すデータのビット配列に対応して、る。

[0107] また、中間領域 83において、記録面 64A上には、グループ 88およびランド 89 (図 1 3参照)が形成されている。グループ 88およびランド 89の物理的な構造は、図 6中の グループ 37およびランド 38の物理的な構造とほぼ同じである。

[0108] 図 14に示すように、第 1記録層 62 (L0 :レイヤー 0)の記録面 62Aには、データ記 録に関する機能に基づいて、複数の領域が割り当てられている。すなわち、記録面 6 2Aには、 IDTA91、 RMA92、リードイン領域 93、データ記録領域 94、初期ミドル領 域 95および ODTA96が割り当てられている。 IDTA91、 RMA92、リードイン領域 9 3、データ記録領域 94、初期ミドル領域 95および ODTA96は、記録面 62Aの内周 側から外周側に向けて、この順序で連続的に配列されている。初期ミドル領域 95と は、リードイン領域 93およびデータ記録領域 94にデータが実際に記録される前の段 階で、暫定的に決められたミドル領域である。

[0109] IDTA91、 RMA92、リードイン領域 93、データ記録領域 94、初期ミドル領域 95お よび ODTA96のそれぞれの ECCブロックアドレスは、 2層の DVD—Rの規格に従つ て次のように決められてヽる。

[0110] IDTA91の先頭アドレス: FFE077h (01F880h)

リードイン領域 93の先頭アドレス: FFDBBBh (024440h)

データ記録領域 94の先頭アドレス: FFCFFFh (030000h)

初期ミドル領域 95の先頭アドレス: FDD109h(22EF60h)

ODTA96の末尾アドレス: FDC887h(23778Fh)

なお、アドレスの数値は 16進数であり、力つこ内の数値は物理セクタ番号である。 [0111] 内周領域 71は、 IDTA91および RMA92と対応している。すなわち、内周領域 71 の内周端は IDTA91の先頭位置と一致しており、内周領域 71の外周端は RMA92 の末尾位置と一致している。内周領域 71のサイズは、 ECCブロックアドレスを用いて 計算すると 4BChとなり、物理セクタ番号を用、て計算すると 4BC0hとなる。

[0112] また、グループ 74は、 IDTA91および RMA92内の全域にわたって配置される。ま た、位置決定ピット 75の配列は、 IDTA91および RMA92のいずれか一方または双 方に配置される。また、内周領域 71の最外周部分に形成された位置決定ピット 75の 配列は、リードイン領域 93の直前部分に配置される。

[0113] 外周領域 72は、初期ミドル領域 95および ODTA96と対応している。すなわち、外 周領域 72の内周端は初期ミドル領域 95の先頭位置と一致しており、外周領域 72の 外周端は ODTA96の末尾位置と一致している。外周領域 72のサイズは、 ECCブロ ックアドレスを用いて計算すると 883hとなり、物理セクタ番号を用いて計算すると 8830 hとなる。

[0114] また、グループ 76は、初期ミドル領域 95および ODTA96内の全域にわたって配 置される。また、オーバーラン防止ピット 77の配列は、初期ミドル領域 95および ODT A96のいずれか一方または双方に配置される。また、外周領域 72の最内周部分に 形成されたオーバーラン防止ピット 77の配列は、データ記録領域 94の直後部分に 配置される。

[0115] 中間領域 73は、リードイン領域 93およびデータ記録領域 94と対応している。すな わち、中間領域 73の内周端はリードイン領域 93の先頭位置と一致しており、中間領 域 73の外周端はデータ記録領域 94の末尾位置と一致している。そして、第 1記録層 62の記録面 62Aにおけるデータ記録開始位置は、中間領域 73の内周端であり、こ れはリードイン領域 93の先頭位置と一致している。また、グループ 78は、リードイン領 域 93およびデータ記録領域 94内の全域にわたって配置される。すなわち、リードィ ン領域 93およびデータ記録領域 94内に形成されたグループはすべてストレートグル ーブである。

[0116] 一方、第 2記録層 64 (L1 :レイヤー 1)の記録面 64Aには、 ODTA101、初期ミドル 領域 102、データ記録領域 103、初期リードアウト領域 104、 RMA105および IDTA 106が割り当てられている。 ODTA101、初期ミドル領域 102、データ記録領域 103 、初期リードアウト領域 104、 RMA105および IDTA106は、記録面 64Aの外周側 力も内周側に向けて、この順序で連続的に配列されている。初期ミドル領域 102とは 、データ記録領域 103にデータが実際に記録される前の段階で、暫定的に決められ たミドル領域である。初期リードアウト領域 104とは、データ記録領域 103にデータが 実際に記録される前の段階で、暫定的に決められたリードアウト領域である。

[0117] ODTA101、初期ミドル領域 102、データ記録領域 103、初期リードアウト領域 104

Rの規格に従って次のように決められている。なお、第 1記録層 62の記録面 62Aに 対しては、記録ディスク 60の内周側から外周側に向けてデータが記録されるのに対 し、第 2記録層 64の記録面 64Aに対しては、記録ディスク 60の外周側から内周側に 向けてデータが記録される。このことを考慮し、第 2記録層 64の記録面 64Aにおける 各領域の先頭は、当該領域の最外周端であり、記録面 64Aにおける各領域の末尾 は、当該領域の最内周端であるとする。

[0118] ODTA101の先頭アドレス: 0239B6h (DC6490h)

初期ミドル領域 102の先頭アドレス: 023573h (DCA8C0h)

データ記録領域 103の先頭アドレス: 022EF5h (DDlOAOh)

RMA105の先頭アドレス: 002680h(FD97F0h)

IDTA106の末尾アドレス: 0021C6h(FDE39Fh)

なお、アドレスの数値は 16進数であり、力つこ内の数値は物理セクタ番号である。

[0119] 外周領域 81は、 ODTA101と対応している。すなわち、外周領域 81の外周端は O DTA101の先頭位置と一致しており、外周領域 81の内周端は ODTA101の末尾 位置と一致している。外周領域 81のサイズは、 ECCブロックアドレスを用いて計算す ると 443hとなり、物理セクタ番号を用、て計算すると 4430hとなる。

[0120] また、グループ 84は、 ODTA101内の全域にわたって配置される。また、位置決定 ピット 85の配列は、 ODTA91に配置される。また、外周領域 81の最内周部分に形 成された位置決定ピット 85の配列は、初期ミドル領域 102の直前部分に配置される。

[0121] 内周領域 82は、 RMA105および IDTA106と対応している。すなわち、内周領域 82の外周端は RMA105の先頭位置と一致しており、内周領域 82の内周端は IDT A106の末尾位置と一致している。内周領域 82のサイズは、 ECCブロックアドレスを 用 、て計算すると 4BChとなり、物理セクタ番号を用 V、て計算すると 4BC0hとなる。

[0122] また、グループ 86は、 RMA105および IDTA106内の全域にわたって配置される 。また、オーバーラン防止ピット 87の配列は、 RMA105および IDTA106のいずれ か一方または双方に配置される。また、内周領域 82の最外周部分に形成されたォー バーラン防止ピット 87の配列は、データ記録領域 103の直後部分に配置される。

[0123] 中間領域 83は、初期ミドル領域 102、データ記録領域 103および初期リードアウト 領域 104と対応している。すなわち、中間領域 83の外周端は初期ミドル領域 102の 先頭位置と一致しており、中間領域 83の内周端は初期リードアウト領域 104の末尾 位置と一致している。そして、第 2記録層 64の記録面 64Aにおけるデータ記録開始 位置は、中間領域 83の外周端であり、これは初期ミドル領域 102の先頭位置と一致 している。また、グループ 88は、初期ミドル領域 102、データ記録領域 103および初 期リードアウト領域 104内の全域にわたって配置される。すなわち、初期ミドル領域 1 02、データ記録領域 103および初期リードアウト領域 104内に形成されたグループ はすべてストレートグループである。

[0124] なお、第 1記録層 62と第 2記録層 64のストレートグループ領域(ゥォブルも LPPもな い領域)を等しくさせるために、初期ミドル領域 102に位置決定ピットを配置してもよ い。この場合には、外周領域 81は、 ODTA101と初期ミドルエリア 102とを含む領域 (つまり ODTA101の先頭位置力も初期ミドル領域 102の末尾位置までの領域)とな る。

[0125] 以上説明したとおり、記録ディスク 60によれば、レコーダ 2を用いてデータを記録デ イスク 60に簡単に記録することができる。したがって、特定のコンテンツデータを記録 ディスク 60に記録したコンテンツ商品の少量生産を効率よく実現することができる。

[0126] また、記録ディスク 60によれば、 CSSにより暗号化されたデータを記録ディスク 60 に記録しても、この記録ディスク 60に記録されたデータを第 1世代プレーヤだけでな ぐ第 2世代プレーヤでも再生することが可能になる。したがって、特定のコンテンツ データを記録ディスク 60に記録したコンテンツ商品を、第 1世代プレーヤのユーザだ けでなぐ第 2世代プレーヤのユーザに向けても販売することができ、当該コンテンツ 商品の売上げを高めることができる。また、記録ディスク 60に記録されたコンテンツデ ータは CSSで暗号化されているので、著作権保護を図ることができる。

[0127] また、記録ディスク 60の内周領域 71および外周領域 81には、位置決めピット 75、 85が形成されている。これら位置決定ピット 75、 85によりデータ記録開始位置をレコ ーダ 2に認識させることができる。したがって、レコーダ 2は、ディスクアットワンス方式 によりデータの記録ディスク 60への記録処理を行うことが可能になる。

[0128] また、記録ディスク 60の外周領域 72および内周領域 82には、オーバーラン防止ピ ット 77、 87が形成されている。これらオーバーラン防止ピット 77、 87によりデータ記 録不能位置の接近をレコーダ 2に認識させることができる。したがって、レコーダ 2の 光ビームがオーバーランをし、データ記録不能位置でレコーダ 2がデータ記録処理 を行ってしまうことを防止することができる。

[0129] なお、図 8ないし図 11に示す記録ディスク 1の変形例は、記録ディスク 60にも適用 することができる。

[0130] (レコーダ)

図 15は、図 1中のレコーダ 2の内部構造を示している。

[0131] レコーダ 2は、記録ディスク 1および記録ディスク 60にデータを記録するためのレコ ーダである。レコーダ 2は次のような、くつかの機能を備えて、る。

[0132] 第 1に、レコーダ 2は、記録ディスク 1の内周領域 21に形成された位置決定ピット 33 を読み取り、これら位置決定ピット 33に基づいて、記録ディスク 1におけるデータ記録 開始位置を決定する機能を備えてヽる。

[0133] 第 2に、レコーダ 2は、記録ディスク 1の外周領域 22に形成されたオーバーラン防止 ピット 36を読み取り、これらオーバーラン防止ピット 36に基づいて、記録ディスク 1に おけるデータ記録不能位置の接近を認識し、光ビームのオーバーランを防止する機 能を備えている。

[0134] 第 3に、レコーダ 2は、記録ディスク 1の中間領域 23に形成されたストレートグループ 37の案内に従って、データをこのグループ 37上に記録する機能を有する。レコーダ 2が採用している、データ記録に関する物理フォーマットは、 DVD—Rが採用してい

るものと同じである。また、レコーダ 2が採用しているデータ記録方式は、ディスクアツ トワンス方式である。

[0135] 第 4に、レコーダ 2は、記録ディスク 60の内周領域 71および外周領域 81のそれぞ れに形成された位置決定ピット 75、 85を読み取り、これら位置決定ピット 75、 85〖こ基 づ 、て、記録ディスク 60の記録面 62Aおよび記録面 64Aのそれぞれにおけるデー タ記録開始位置を決定する機能を備えてヽる。

[0136] 第 5に、レコーダ 2は、記録ディスク 60の外周領域 72および内周領域 82のそれぞ れに形成されたオーバーラン防止ピット 77、 87を読み取り、これらオーバーラン防止 ピット 77、 87に基づいて、記録ディスク 60の第 1記録層 62および第 2記録層 64のそ れぞれにおけるデータ記録不能位置の接近を認識し、光ビームのオーバーランを防 止する機能を備えている。

[0137] 第 6に、レコーダ 2は、記録ディスク 60の中間領域 73、 83のそれぞれに形成された ストレートグループ 78、 88の案内に従い、データをこれらグループ 78、 88上にそれ ぞれ記録する機能を有する。

[0138] 図 15に示すように、レコーダ 2は、光ピックアップ 201、移動モータ 202、スピンドル モータ 203、光ビーム制御回路 204、読み取り信号処理回路 205、ァクチユエータ駆 動制御回路 206、位置検出部 207、記録開始位置決定部 208、記録不能判断部 20 9、データエンコード回路 210および総合制御部 211を備えている。

[0139] 光ピックアップ 201は、記録ディスク 1の記録面 12Aまたは記録ディスク 60の記録 面 62A、 64Aに光ビームを照射し、これにより記録面 12A、 62A、 64Aにデータを記 録する。また、光ピックアップ 201は、記録面 12A、 62Aまたは 64Aから戻ってくる光 ビームの反射光を検出し、この反射光に対応する検出信号を生成する。この検出信 号は読み取り信号処理回路 205に供給される。

[0140] 移動モータ 202は、光ピックアップ 201を記録ディスク 1または記録ディスク 60の半 径方向に移動させる。

[0141] スピンドルモータ 203は、記録ディスク 1または記録ディスク 60を回転させる。

[0142] 光ビーム制御回路 204は、データエンコード回路 210から供給されたデータ信号に 基づ、て光ビームを変調させるための光ビーム駆動信号を生成する。光ビーム駆動

信号は光ピックアップ 201に供給される。これにより、光ピックアップ 201は、光ビーム 駆動信号に基づいて変調された光ビームを照射する。

[0143] 読み取り信号処理回路 205は、光ピックアップ 201から出力された検出信号に基づ いて、読み取り信号およびトラッキングエラー信号を生成する。読み取り信号には、位 置決定ピット 33、 75、 85の酉己歹 IJまた ίま才ーノ一ラン防止ピット 36、 77、 87の酉己歹 IJ【こ より表現されたアドレスデータに対応する成分が含まれている。トラッキングエラー信 号には、グループ 37、 78または 88に対する光ビームの偏倚を示す成分が含まれて V、る。読み取り信号は記録開始位置決定部 208および記録不能判断部 209にそれ ぞれ供給され、トラッキングエラー信号はァクチユエータ駆動制御回路 206に供給さ れる。

[0144] ァクチユエータ駆動制御回路 206は、移動モータ 202およびスピンドルモータ 203 の駆動を制御する。

[0145] すなわち、ァクチユエータ駆動制御回路 206は、トラッキングエラー信号に基づいて 、移動モータ 202の駆動を制御する。これにより、ァクチユエータ駆動制御回路 206 は、光ビームがグループ 37、 78または 88に追従するように光ピックアップ 201を移動 させる。

[0146] また、ァクチユエータ駆動制御回路 206は、位置検出部 207から供給された回転速 度制御信号に基づいて、スピンドルモータ 203の駆動を制御する。回転速度制御信 号は、記録ディスク 1または 60の半径方向における光ピックアップ 201の位置に応じ て記録ディスク 1または 60の回転速度を変化させるための信号である。ァクチユエ一 タ駆動制御回路 206は、回転速度制御信号に基づいてスピンドルモータ 203の回転 速度を変化させることにより、 CLV (Constant Linear Velocity)方式による記録デイス ク 1または 60の回転制御を行う。

[0147] 位置検出部 207は、記録ディスク 1または 60の半径方向における光ピックアップ 20 1の位置を検出し、この検出結果に基づいて回転速度制御信号を生成する。回転速 度制御信号は、ァクチユエータ駆動制御回路 206に供給される。

[0148] 記録開始位置決定部 208は、読み取り信号処理回路 205から供給された読み取り 信号に基づ、て、記録ディスク 1または 60におけるデータ記録開始位置を決定する

。すなわち、記録開始位置決定部 208は、位置決定ピット 33、 75または 85の配列に より表現されたアドレスデータに対応する成分を読み取り信号から抽出し、この成分 に基づいて記録面 12A、 62Aまたは 64A上のアドレスを認識し、このアドレスに基づ Vヽてデータ記録開始位置を決定する。

[0149] 記録不能判断部 209は、読み取り信号処理回路 205から供給された読み取り信号 に基づ!/、て、記録ディスク 1または 60におけるデータ記録不能位置が接近して、る か否かを判断する。すなわち、記録不能判断部 209は、オーバーラン防止ピット 36、 77または 87の配列により表現されたアドレスデータに対応する成分を読み取り信号 力も抽出し、この成分に基づいて記録面 12A、 62Aまたは 64A上のアドレスを認識 し、このアドレスに基づ、てデータ記録不能位置が接近して、るか否かを判断する。

[0150] データエンコード回路 210は、記録ディスク 1または 60に記録すべきデータを外部 から受け取り、このデータを CSS暗号化方式によりエンコードし、エンコードされたデ ータをデータ信号として光ビーム制御回路 204に供給する。

[0151] なお、記録ディスク 1に記録すべきデータには、データ記録領域 44に記録すべきデ ータだけでなぐリードイン領域 43に記録すべきデータおよびリードアウト領域に記録 すべきデータも予め含まれている。そして、リードイン領域 43に記録すべきデータ、 データ記録領域 44に記録すべきデータおよびリードアウト領域に記録すべきデータ が連続的に配列されたデータ列力データエンコード回路 210に入力される。また、 記録ディスク 60に記録すべきデータについても同様に、リードイン領域 93に記録す べきデータ、データ記録領域 94に記録すべきデータ、第 1記録層 62のミドル領域に 記録すべきデータ、第 2記録層 64のミドル領域に記録すべきデータ、データ記録領 域 103に記録すべきデータおよびリードアウト領域に記録すべきデータが連続的に 配列されたデータ列が、データエンコード回路 210に入力される。

[0152] 総合制御部 211は、レコーダ 2の各構成要素 201ないし 210を制御する。すなわち 、総合制御部 211は、記録ディスク 1または 60のグループ 37、 78または 88による案 内に従って、記録開始位置決定部 208により決定されたデータ記録開始位置カもデ ータの記録を行うように、各構成要素 201ないし 210を制御する。

[0153] 位置検出部 207、記録開始位置決定部 208、記録不能判断部 209、総合制御部 2 11は、例えば CPU (Central Processing Unit)、 ROM (Read- Only Memory)および R AM (Random-Access Memory)などにより構成されて、る。

[0154] 図 16は、レコーダ 2による記録ディスク 1に対するデータ記録の具体例を示している

[0155] 図 16に示すように、レコーダ 2は、まず、記録ディスク 1の内周領域 21に光ビームを 照射し、位置決定ピット 33を読み取り、この位置決定ピット 33に基づいてデータ記録 開始位置を決定する。

[0156] 続いて、レコーダ 2は、データ記録開始位置力データの記録を開始する。レコー ダ 2は、まず、リードイン領域 43に記録すべきデータを記録し、続いて、データ記録 領域 44に記録すべきデータを記録し、続いて、リードアウト領域に記録すべきデータ を記録する。

[0157] 記録ディスク 1に記録すべきデータのサイズ力 Sリードイン領域 43のサイズとデータ記 録領域 44のサイズとの合計よりも小さ、ときには、データの記録はデータ記録領域 4 4の途中で終了する。これにより、初期リードアウト領域 45よりも内周側に新たなリード アウト領域 47が形成される。

[0158] また、記録ディスク 1に記録すべきデータのサイズがリードイン領域 43のサイズとデ ータ記録領域 44のサイズとの合計よりも小さいときには、オーバーラン防止ピット 36 の読み取りは行われない。

[0159] 図 17は、レコーダ 2による記録ディスク 1に対するデータ記録の他の具体例を示し ている。

[0160] 図 17に示すように、レコーダ 2は、記録ディスク 1の内周領域 21に光ビームを照射 し、位置決定ピット 33を読み取り、この位置決定ピット 33に基づいてデータ記録開始 位置を決定する。

[0161] 続いて、レコーダ 2は、データ記録開始位置力もデータの記録を開始する。レコー ダ 2は、まず、リードイン領域 43に記録すべきデータを記録し、続いて、データ記録 領域 44に記録すべきデータを記録し、続いて、リードアウト領域に記録すべきデータ を記録する。

[0162] 記録ディスク 1に記録すべきデータのサイズ力 Sリードイン領域 43のサイズとデータ記 録領域 44のサイズとの合計よりも大きヽときには、データ記録領域 44の全域にデー タが記録されてもまだデータの記録が続く。そして、光ビームが外周領域 22に進入し たとき、レコーダ 2によりオーバーラン防止ピット 36が読み取られる。

[0163] レコーダ 2は、オーバーラン防止ピット 36に基づいて、データ記録不能位置が接近 していると判断する。続いて、レコーダ 2は、記録面 12Aの残りの領域のサイズ Xと残 りのデータ 48のサイズとを比較し、残りのデータ 48のすベてを残りの領域に記録する ことができるカゝ否かを判断する。

[0164] 残りのデータ 48のすベてを残りの領域に記録することができるときには、レコーダ 2 は、当該残りのデータ 48を当該残りの領域に記録する。なお、この場合、初期リード アウト領域 45よりも外周側に新たなリードアウト領域 49が形成される。

[0165] 一方、残りのデータのすべてを残りの領域に記録することができないときには、レコ ーダ 2はデータの記録を中止する。

[0166] 図 18は、レコーダ 2による記録ディスク 60に対するデータ記録の具体例を示してい る。

[0167] 図 18に示すように、レコーダ 2は、第 1記録層 62の記録面 62Aにおける内周領域 7

1に光ビームを照射し、位置決定ピット 75を読み取り、この位置決定ピット 75に基づ いて記録面 62Aにおけるデータ記録開始位置を決定する。

[0168] 続いて、レコーダ 2は、このデータ記録開始位置から、記録面 62Aに対するデータ の記録を開始する。レコーダ 2は、まず、リードイン領域 93に記録すべきデータを記 録し、続いて、データ記録領域 94に記録すべきデータを記録し、続いて、記録面 62

Aのミドル領域に記録すべきデータを記録する。

[0169] 記録面 62Aに記録すべきデータのサイズがリードイン領域 93のサイズとデータ記 録領域 94のサイズとの合計よりも小さいときには、記録面 62Aに対するデータの記録 はデータ記録領域 94の途中で終了する。これにより、初期ミドル領域 95よりも内周側 に新たなミドル領域 97が形成される。

[0170] なお、記録面 62Aに記録すべきデータのサイズカ^ードイン領域 93のサイズとデー タ記録領域 94のサイズとの合計よりも小さいときには、オーバーラン防止ピット 77の 読み取りは行われない。

[0171] 続いて、レコーダ 2はその場所でレイヤージャンプを行い、データを記録すべき記 録層を第 1記録層 62から第 2記録層 64に変更する。そして、レコーダ 2は、第 2記録 層 64の記録面 64Aにおいて、第 1記録層 62のミドル領域 97の末尾位置にほぼ対応 する位置から、記録面 64Aに対するデータの記録を開始する。レコーダ 2は、まず、 記録面 64Aのミドル領域に記録すべきデータを記録する。これにより、初期ミドル領 域 102よりも内周側に新たなミドル領域 98が形成される。続いて、レコーダ 2は、デー タ記録領域 103に記録すべきデータを記録し、続いて、リードアウト領域に記録すベ きデータを記録する。これにより、記録面 64Aには新たなリードアウト領域 99が形成 される。

[0172] なお、記録面 64Aに記録すべきデータのサイズ力記録面 64Aにおけるデータ記 録開始位置力も初期リードアウト領域 104の末尾位置までのサイズよりも小さいときに は、オーバーラン防止ピット 87の読み取りは行われない。

[0173] 図 19は、レコーダ 2による記録ディスク 60に対するデータ記録の他の具体例を示し ている。

[0174] 図 19に示すように、レコーダ 2は、第 1記録層 62の記録面 62Aにおける内周領域 7 1に光ビームを照射し、位置決定ピット 75を読み取り、この位置決定ピット 75に基づ いて記録面 62Aにおけるデータ記録開始位置を決定する。

[0175] 続いて、レコーダ 2は、このデータ記録開始位置から、記録面 62Aに対するデータ の記録を開始する。レコーダ 2は、まず、リードイン領域 93に記録すべきデータを記 録し、続いて、データ記録領域 94に記録すべきデータを記録し、続いて、記録面 62 Aのミドル領域に記録すべきデータを記録する。

[0176] 記録面 62Aに記録すべきデータのサイズがリードイン領域 93のサイズとデータ記 録領域 94のサイズとの合計よりも大きいときには、データ記録領域 94の全域にデー タが記録されてもまだデータの記録が続く。そして、光ビームが外周領域 72に進入し たとき、レコーダ 2によりオーバーラン防止ピット 77が読み取られる。

[0177] レコーダ 2は、オーバーラン防止ピット 77に基づいて、データ記録不能位置が接近 していると判断する。続いて、レコーダ 2は、記録面 62Aの残りの領域のサイズ Yと残 りのデータ 107のサイズとを比較し、残りのデータ 107のすベてを記録面 62Aの残り の領域に記録することができる力否かを判断する。

[0178] 残りのデータ 107のすベてを記録面 62Aの残りの領域に記録することができるとき には、当該残りのデータ 107を当該残りの領域に記録する。これにより、初期ミドル領 域 95よりも外周側に新たなミドル領域 108が形成される。

[0179] 続いて、レコーダ 2はデータを記録すべき記録層を第 1記録層 62から第 2記録層 6 4に変更する。

[0180] 続いて、レコーダ 2は、第 2記録層 64の記録面 64Aにおける外周領域 81に形成さ れた位置決定ピット 85を読み取り、この位置決定ピット 85に基づいて記録面 64Aに おけるデータ記録開始位置を決定する。

[0181] 続いて、レコーダ 2は、このデータ記録開始位置から、記録面 64Aに対するデータ の記録を開始する。レコーダ 2は、まず、記録面 64Aのミドル領域に記録すべきデー タを初期ミドル領域 102に記録する。続いて、レコーダ 2は、データ記録領域 103〖こ 記録すべきデータを記録し、続いて、リードアウト領域に記録すべきデータを記録す る。

[0182] 記録面 64Aに記録すべきデータのサイズが初期ミドル領域 102のサイズ、データ記 録領域 103のサイズおよび初期リードアウト領域 104のサイズの合計よりも大きいとき には、これらの領域 102、 103および 104の全域にデータが記録されてもまだデータ の記録が続く。そして、光ビームが内周領域 82に進入したとき、レコーダ 2によりォー バーラン防止ピット 87が読み取られる。

[0183] レコーダ 2は、オーバーラン防止ピット 87に基づいて、データ記録不能位置が接近 していると判断する。続いて、レコーダ 2は、記録面 64Aの残りの領域のサイズ Zと残 りのデータ 109のサイズとを比較し、残りのデータ 109のすベてを記録面 64Aの残り の領域に記録することができる力否かを判断する。

[0184] 残りのデータ 109のすベてを記録面 64Aの残りの領域に記録することができるとき には、当該残りのデータ 109を当該残りの領域に記録する。これにより、初期リードア ゥト領域 104よりも外周側に新たなリードアウト領域 110が形成される。

[0185] 一方、残りのデータ 109のすベてを記録面 64Aの残りの領域に記録することができ ないときには、レコーダ 2はデータの記録を中止する。また、第 1記録層 62の記録面 6 2Aに対してデータを記録しているときに、残りのデータ 107のすベてを記録面 62A の残りの領域に記録することができないときにも、レコーダ 2はデータの記録を中止す る。

[0186] 図 20は、レコーダ 2における記録ディスク 1に対するデータ記録処理の流れを示し ている。

[0187] コンテンツ商品の作成者力記録ディスク 1をレコーダ 2に装着し、記録ディスク 1に 記録すべきデータをレコーダ 2に入力し、レコーダ 2の操作スィッチを操作して、この データの記録ディスク 1への記録を開始すべき旨の指示をレコーダ 2に入力すると、 図 20に示すデータ記録処理が始まる。

[0188] まず、レコーダ 2の総合制御部 211が、光ビームのパワーを設定する(ステップ S1) 。具体的には、総合制御部 211は、光ビームを IDTA41および ODTA46に順次に 照射し、データの記録を行うのに最適な光ビームのパワーを設定する。

[0189] 続いて、総合制御部 211は、記録ディスク 1の内周領域 21に光ビームを照射し、内 周領域 21をサーチし、位置決定ピット 33を読み取る。そして、記録開始位置決定部 208力位置決定ピット 33に基づいてデータ記録開始位置を決定する (ステップ S2)

[0190] 続いて、総合制御部 211は、データ記録開始位置力もデータの記録を開始する (ス テツプ S3、 S4)。

[0191] 続いて、総合制御部 211は、すべてのデータが記録ディスク 1に記録された力否か を判断する (ステップ S5)。すべてのデータが記録ディスク 1に記録されたときには (ス テツプ S5: YES)、総合制御部 211はデータ記録処理を終了する。

[0192] 一方、すべてのデータが記録ディスク 1に記録されていないときには (ステップ S5 :

NO)、続いて、データ記録不能位置が接近している力否かを記録不能判断部 209 が判断する (ステップ S6)。すなわち、記録不能判断部 209は、記録ディスク 1の外周 領域 22に形成されたオーバーラン防止ピット 36が読み取られたか否かを判断し、こ れによりデータ記録不能位置が接近しているか否かを判断する。

[0193] オーバーラン防止ピット 36が読み取られず、これによりデータ記録不能位置がまだ 接近していないと判断されたときには (ステップ S6 :NO)、総合制御部 211はデータ の記録を継続する (ステップ S4)。

[0194] 一方、オーバーラン防止ピット 36が読み取られ、これによりデータ記録不能位置が 接近していると判断されたときには (ステップ S6 :YES)、総合制御部 211は、記録面 12Aの残りの領域のサイズと残りのデータのサイズとを比較する (ステップ S7)。そし て、総合制御部 211は、残りのデータのすべてを記録面 12Aの残りの領域に記録す ることができる力否かを判断する (ステップ S8)。

[0195] 残りのデータのすべてを記録面 12Aの残りの領域に記録することができるときには( ステップ S8 : YES)、総合制御部 211は、当該残りのデータの記録を完了するまで記 録を継続する (ステップ S4)。そして、当該残りのデータの記録が完了した後、データ 記録処理は終了する。

[0196] 一方、残りのデータのすべてを記録面 12Aの残りの領域に記録することができない ときには (ステップ S8 :NO)、総合制御部 211は、記録中止処理を行う(ステップ S9) 。これにより、記録ディスク 1に対するデータ記録処理は中止される。

[0197] 図 21は、レコーダ 2における記録ディスク 60に対する記録処理の流れを示している

[0198] コンテンツ商品の作成者力記録ディスク 60をレコーダ 2に装着し、記録ディスク 60 に記録すべきデータをレコーダ 2に入力し、レコーダ 2の操作スィッチを操作して、こ のデータの記録ディスク 60への記録を開始すべき旨の指示をレコーダ 2に入力する と、図 21に示すデータ記録処理が始まる。

[0199] まず、レコーダ 2の総合制御部 211が、光ビームのパワーを設定する(ステップ S11

) o

[0200] 続いて、総合制御部 211は、第 1記録層 62の記録面 62Aにおける内周領域 71に 光ビームを照射し、内周領域 71をサーチし、位置決定ピット 75を読み取る。そして、 記録開始位置決定部 208が、位置決定ピット 75に基づ、て記録面 62Aにおけるデ ータ記録開始位置を決定する (ステップ S 12)。

[0201] 続いて、総合制御部 211は、このデータ記録開始位置力データの記録を開始す る(ステップ S 13、 S14)。

[0202] 続いて、総合制御部 211は、記録面 62Aに記録すべきすべてのデータが記録面 6 2Aに記録されたか否かを判断する (ステップ SI 5)。

[0203] 記録面 62Aに記録すべきすべてのデータが記録面 62Aに記録されて!、な!/、ときに は (ステップ S15 : NO)、続いて、データ記録不能位置が接近している力否かを記録 不能判断部 209が判断する (ステップ S16)。すなわち、記録不能判断部 209は、記 録面 62Aの外周領域 72に形成されたオーバーラン防止ピット 77が読み取られたか 否かを判断し、これによりデータ記録不能位置が接近して、る力否かを判断する。

[0204] オーバーラン防止ピット 77が読み取られず、これによりデータ記録不能位置がまだ 接近して!/、な、と判断されたときには (ステップ S16: NO)、総合制御部 211は記録 面 62Aに対するデータの記録を継続する(ステップ S 14)。

[0205] 一方、オーバーラン防止ピット 77が読み取られ、これによりデータ記録不能位置が 接近していると判断されたときには (ステップ S16 :YES)、総合制御部 211は、記録 面 62Aの残りの領域のサイズと、記録面 62Aに記録すべき残りのデータのサイズとを 比較する (ステップ S17)。そして、総合制御部 211は、記録面 62Aに記録すべき残 りのデータのすべてを記録面 62Aの残りの領域に記録することができる力否かを判 断する (ステップ S 18)。

[0206] 記録面 62Aに記録すべき残りのデータのすべてを記録面 62Aの残りの領域に記 録することができないときには (ステップ S18 :NO)、総合制御部 211は、記録中止処 理を行う(ステップ S19)。これにより、記録ディスク 60に対するデータ記録処理は中 止される。

[0207] 一方、記録面 62Aに記録すべき残りのデータのすべてを記録面 62Aの残りの領域 に記録することができるときには (ステップ S18 : YES)、総合制御部 211は、当該残り のデータの記録を完了するまで記録を継続する (ステップ S 14)。そして、記録面 62 Aに記録すべきすべてのデータが記録面 62Aに記録されたときには(ステップ S15: YES)、総合制御部 211は、レイヤージャンプを行い、データの記録を行うべき記録 層を、第 1記録層 62から第 2記録層 64へ変更する (ステップ S20)。そして、総合制 御部 211は、第 2記録層 64の記録面 64Aに対しデータの記録を開始する (ステップ S21、 S22)。

[0208] 続いて、総合制御部 211は、記録面 64Aに記録すべきすべてのデータが記録面 6 4Aに記録されたか否かを判断する (ステップ S23)。

[0209] 記録面 64Aに記録すべきすべてのデータが記録面 64Aに記録されて!、な!/、ときに は (ステップ S23 : NO)、続いて、データ記録不能位置が接近している力否かを記録 不能判断部 209が判断する (ステップ S24)。すなわち、記録不能判断部 209は、記 録面 64Aの内周領域 82に形成されたオーバーラン防止ピット 87が読み取られたか 否かを判断し、これによりデータ記録不能位置が接近して、る力否かを判断する。

[0210] オーバーラン防止ピット 87が読み取られず、これによりデータ記録不能位置がまだ 接近していないと判断されたときには (ステップ S24 :NO)、総合制御部 211は記録 面 64Aに対するデータの記録を継続する(ステップ S 22)。

[0211] 一方、オーバーラン防止ピット 87が読み取られ、これによりデータ記録不能位置が 接近していると判断されたときには (ステップ S24 : YES)、総合制御部 211は、記録 面 64Aの残りの領域のサイズと、記録面 64Aに記録すべき残りのデータのサイズとを 比較する (ステップ S25)。そして、総合制御部 211は、記録面 64Aに記録すべき残 りのデータのすべてを記録面 64Aの残りの領域に記録することができる力否かを判 断する (ステップ S 26)。

[0212] 記録面 64Aに記録すべき残りのデータのすべてを記録面 64Aの残りの領域に記 録することができないときには (ステップ S26 :NO)、総合制御部 211は、記録中止処 理を行う(ステップ S27)。これにより、記録ディスク 60に対するデータ記録処理は中 止される。

[0213] 一方、記録面 64Aに記録すべき残りのデータのすべてを記録面 64Aの残りの領域 に記録することができるときには (ステップ S26 : YES)、総合制御部 211は、当該残り のデータの記録を完了するまで記録を継続する (ステップ S22)。そして、記録面 64 Aに記録すべきすべてのデータが記録面 64Aに記録されたときには(ステップ S23: YES)、総合制御部 211は、記録ディスク 60に対するデータ記録処理を終了する。

[0214] 以上説明したとおり、レコーダ 2によれば、記録ディスク 1または記録ディスク 60にデ ータを記録することができる。すなわち、記録ディスク 1の位置決定ピット 33およびォ 一バーラン防止ピット 36に基づいてデータ記録処理を行い、これにより記録ディスク 1のストレートグループ 37上にデータを記録することができる。また、記録ディスク 60 の位置決定ピット 75、 85およびオーバーラン防止ピット 77、 87に基づいてデータ記 録処理を行うことにより、ストレートグループ 78、 88上にデータを記録することができ る。

[0215] また、レコーダ 2によれば、記録ディスク 1または記録ディスク 60へのデータの記録 を簡単に行うことができる。これにより、特定のコンテンツデータを記録ディスク 1また は記録ディスク 60に記録したコンテンツ商品の少量生産を効率よく実現することがで きる。

[0216] なお、上述した記録ディスク 1のオーバーラン防止ピット 36の配列は、記録面 12A 上のアドレスを示すデータのビット配列に対応している。しかし、本発明はこれに限ら れない。オーバーラン防止ピット 36は、記録面 12A上のアドレスを示すデータのビッ ト配列に対応していなくてもよい。例えば、オーバーラン防止ピット 36は、単一のピッ トでもよい。単一ピットでも、データ記録不能位置の接近をレコーダ 2に認識させること ができる。もっとも、オーバーラン防止ピット 36の配列をアドレスデータビット配列に対 応させることにより、レコーダ 2にデータ記録不能位置の接近を単に認識させるだけ でなぐデータ記録不能位置の近傍における記録面 12A上のアドレスをも認識させる ことができる。そして、レコーダ 2はこのアドレスに基づいて記録面 12Aにおける残り の領域のサイズを容易に計算することができる。記録ディスク 60のオーバーラン防止 ピット 77、 87についても同様である。

[0217] また、図 8または図 11中のゥォブル 52Aの周期の変化は記録面 12A上のアドレス を示すデータのビット配列に対応している。し力し、ゥォブル 52Aの周期を一定にし てもよい。

[0218] また、上述した記録ディスク 1のオーバーラン防止ピット 36は、データ記録不能位置 の接近をレコーダ 2に認識させる。しかし、本発明はこれに限られない。オーバーラン 防止ピットにより、データ記録不能位置の到来をレコーダ 2に認識させてもよい。この 場合には、オーバーラン防止ピットをデータ記録不能位置の直前に配置する。記録 ディスク 60のオーバーラン防止ピット 77、 87についても同様である。

[0219] また、上述した記録ディスク 1および記録ディスク 60は、グループおよび LPPの構 造を除き、 DVD— Rの構造とほぼ同じ構造である。しかし、本発明はこれに限られな い。本発明の記録ディスクは、グループおよび LPPの構造を除き、 DVD—RWの構 造とほぼ同じ構造を採用することもできる。この場合、記録層は相変化材料により形 成される。

[0220] また、記録ディスク 1において、中間領域 23の内周縁と記録層 12の内周縁との間 の距離は 0.4mm以上 0.7mm以下の範囲で調整してもよい。また、中間領域 23の外 周縁と記録層 12の外周縁との間の距離は 0.3mm以上 0.6mm以下の範囲で調整し てもよい。

[0221] また、記録ディスク 60において、中間領域 73の内周縁と第 1記録層 62の内周縁と の間の距離は 0.4mm以上 0.7mm以下の範囲で調整してもよい。また、中間領域 73 の外周縁と第 1記録層 62の外周縁との間の距離は 0.3mm以上 0.6mm以下の範囲 で調整してもよヽ。

[0222] また、記録ディスク 60において、中間領域 83の内周縁と第 2記録層 64の内周縁と の間の距離は 0.4mm以上 0.7mm以下の範囲で調整してもよい。また、中間領域 83 の外周縁と第 2記録層 64の外周縁との間の距離は 0.3mm以上 0.6mm以下の範囲 で調整してもよヽ。

[0223] また、図 7中のグループ 31および位置決定ピット 33は第 1凹部の具体例であり、グ ループ 34およびオーバーラン防止ピット 36は第 2凹部の具体例である。

[0224] また、図 14中のグループ 74および位置決定ピット 75は第 1凹部の具体例であり、 グループ 76およびオーバーラン防止ピット 77は第 2凹部の具体例であり、グループ 8 4および位置決定ピット 85は第 3凹部の具体例であり、グループ 86および位置決定 ピット 87は第 4凹部の具体例である。

[0225] また、図 15中の光ピックアップ 201、移動モータ 202、スピンドルモータ 203、位置 検出部 207、ァクチユエータ駆動制御回路 206および総合制御部 211は記録手段 の具体例であり、記録開始位置決定部 208は記録開始位置決定手段の具体例であ り、記録不能判断部 209は記録不能判断手段の具体例であり、移動モータ 202は移 動機構の具体例であり、スピンドルモータ 203は回転機構の具体例であり、位置検出 部 207は位置検出手段の具体例であり、ァクチユエータ駆動制御回路 206は回転速 度制御手段の具体例である。

[0226] また、図 20中のステップ S2は記録開始位置決定工程の具体例であり、ステップ S3 および S4は記録工程の具体例であり、ステップ S6は記録不能判断工程の具体例で ある。

[0227] また、図 21中のステップ S 12は記録開始位置決定工程の具体例であり、ステップ S 13および S 14は記録工程の具体例であり、ステップ S 16は記録不能判断工程の具 体例である。また、ステップ S21および S22は記録工程の具体例であり、ステップ S2 4は記録不能判断工程の具体例である。

[0228] また、レコーダ 2の記録開始位置決定部 208によるデータ記録開始位置決定(図 2 0中のステップ S2または図 21中のステップ S12)が情報記録開始位置決定動作の具 体例であり、記録不能位置判断部 209および総合制御部 211による記録中止処理( 図 20中のステップ S6ないし S9、図 21中のステップ S16ないし S19、またはステップ S24な、し S27)が情報記録終了動作の具体例である。

[0229] また、本発明の情報記録方法は、コンピュータプログラムによっても実現することが できる。この場合には、図 20に示すデータ記録処理または図 21に示すデータ記録 処理の各ステップを実現するための指令などを記述したコンピュータプログラムを作 成する。そして、このコンピュータプログラムを情報記録媒体に記録し、コンピュータ プログラム製品として販売する。また、このコンピュータプログラムをインターネットなど のコンピュータネットワークを通じてダウンロード可能としてもよい。ユーザは、情報記 録媒体またはコンピュータネットワークなどを介してコンピュータプロラムを入手し、こ れをコンピュータに読み込ませる。これにより、コンピュータは、 CPU、主記憶装置お よび DVDドライブ装置など、コンピュータに通常備えられている資源を利用し、図 20 または図 21に示すデータ記録処理を行うことが可能になる。

[0230] また、本発明の情報記録方法は、コンピュータプログラムによっても実現することが できる。この場合には、図 20に示すデータ記録処理または図 21に示すデータ記録 処理の各ステップを実現するための指令などを記述したコンピュータプログラムを作 成する。そして、このコンピュータプログラムを情報記録媒体に記録し、コンピュータ プログラム製品として販売する。また、このコンピュータプログラムをインターネットなど のコンピュータネットワークを通じてダウンロード可能としてもよい。ユーザは、情報記 録媒体またはコンピュータネットワークなどを介してコンピュータプロラムを入手し、こ れをコンピュータに読み込ませる。これにより、コンピュータは、 CPU、主記憶装置お よび DVDドライブ装置など、コンピュータに通常備えられている資源を利用し、図 20 または図 21に示すデータ記録処理を行うことが可能になる。

[0231] また、本発明は、請求の範囲および明細書全体力読み取るこのできる発明の要 旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報記 録媒体、情報記録装置、情報記録方法およびコンピュータプログラムもまた本発明の 技術思想に含まれる。

産業上の利用の可能性

[0232] 本発明は、 DVD、 DVDレコーダなどの製品の製造、提供および使用に利用するこ とがでさる。