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1. WO2007010844 - RELAY DEVICE, COMMUNICATION TERMINAL, SIGNAL DECODER, SIGNAL PROCESSING METHOD, AND SIGNAL PROCESSING PROGRAM

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明 細書

中継装置、通信端末装置、信号復号化装置、信号処理方法、および信 号処理プログラム

技術分野

[0001] 本発明は、信号を符号ィ匕して伝送する通信システムに用いられる中継装置、通信 端末装置、信号復号化装置、信号処理方法、および信号処理プログラムに関する。 背景技術

[0002] 近年、多地点会議システム等に代表される、 3者以上の間で通話を行う多者通話シ ステムが、広く利用されてきている。通常、 3者以上の間で通話を行うためには、 ISD N等の通信網で行われて、るデジタル通信のように、複数の端末から送信された音 声に対し個々の端末毎にチャネルを割り当てて 1本の回線を介して送信することによ つて、多者通話を実現するという方法がとられる。

[0003] また、別の方法としては、交換機、通信サーバ、電話装置等の通信装置それ自体 に多者通話を可能にする機能を持たせる方法がある。具体的には、各交等の通 信装置において、複数の端末から送信された信号を復号化し、復号化して得られた 複数の端末それぞれから送信された複数の信号を重畳すると共に再度符号化して 所定の端末に送信するという方法がとられる。また、電話装置が多者通話機能を有 する場合は、他の端末から送信され受信した信号を復号化し、受信した電話装置に 入力された音声信号を重畳すると共に再度符号化して交に送信するという方法 力 Sとられる。上記の多者通話の通信技術は、例えば、特許文献 1に記載されている。

[0004] また、近年、音声信号、楽音信号の符号化において、符号化情報の一部からでも 音声'楽音信号を復号ィ匕でき、パケット損失が発生するような状況においても音質劣 化を抑制することができるスケーラブル符号ィ匕技術が開発されている (例えば、特許 文献 2参照)。このスケーラブル符号化技術は、符号化情報の一部からでも音声、楽 音信号を復号ィ匕できるように音声信号、楽音信号を複数の階層に分けて符号化する ものであり、パケット損失が発生するような状況においても音質劣化を抑制することが できる。具体的には、入力信号を最下位の第 1階層から複数の階層に分けて符号ィ匕 するとした場合、入力信号を符号化して第 1階層の符号ィ匕情報を生成し、上位の第 i 階層(iは 2以上の整数)にお、ては、第 (i 1)階層に入力される信号と第 (i 1)階 層の符号化情報を復号化して得られる復号化信号との差である残差信号を取得し、 この残差信号を符号ィ匕して第 i階層の符号ィ匕情報を生成することを繰り返す方法が 知られている。

特許文献 1 :特開 2004— 222194号公報

特許文献 2:特開平 10— 97295号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] し力しながら、このような従来の多者通話の機能を有する電話装置では、受信した 符号化情報を一且復号化し、復号化した信号を他の音声信号と重畳し再度符号ィ匕 する処理を行うため、多大な計算コストを要すると共に、符号化が複数回行われた音 声を復号ィ匕して得られる音声の品質は、きわめて劣化してしまうという問題があった。 参加者数に応じて回線数を増やす方法も考えられるが、参加者数が増えれば必要 な回線が増え、通信コストおよび回線使用率が高くなると共に、実現性に問題も生じ てくる。

[0006] 本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、従来の通信装置、通信 方法等よりも、処理における計算コストを増大させることなぐさらに、復号化音声の大 きな劣化を防ぐ多者通話システムを実現することが可能な中継装置、通信端末装置 、信号復号化装置、信号処理方法、および信号処理プログラムを提供するものであ る。

課題を解決するための手段

[0007] 本発明の中継装置は、多者通話に参加している各通信端末装置から送信され、ス ケーラブル符号ィ匕によって複数のレイヤ毎に符号化された符号ィ匕情報を受信する受 信部と、前記受信部が前記複数の通信端末装置から受信した前記符号化情報を前 記レイヤ単位で組み合わせるための制御情報を作成する再構成処理部と、前記再 構成処理部が作成した前記制御情報に基づ!、て、前記受信部が前記複数の通信 端末装置から受信した前記符号化情報を、スケーラブルに前記レイヤ単位で組み合 わせて統合すると共に、統合した前記符号化情報を送信する統合送信部とを備えた 構成を有してもよい。

[0008] この構成により、本発明の中継装置は、入力された符号化情報を復号化せずに再 構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、処理における計算コス トを増大させることなぐさらに、復号化音声の大きな劣化を防ぐ多者通話システムを 実現することが可能な中継装置を実現することができる。

[0009] また、本発明の中継装置は、前記再構成処理部が、前記多者通話に参加してヽる 前記通信端末装置毎に設定した、過去の送信の伝送ビットレートを含む制御パラメ ータを保存する制御パラメータ保存部を有し、前記再構成処理部が、前記制御パラメ ータ保存部に保存された前記制御パラメータに基づいて、前記複数の通信端末装 置に送信する前記符号化情報を組み合わせるための前記制御情報を作成すること を特徴とする構成を有してもょヽ。

[0010] この構成により、本発明の中継装置は、過去の送信の伝送ビットレートを含む制御 パラメータに基づいて、各通信端末装置に送信する符号ィ匕情報を組み合わせるため の制御情報を作成するため、新たに伝送ビットレートを検出して制御情報を作成する 処理の負荷を軽減することが可能な中継装置を実現することができる。

[0011] また、本発明の中継装置は、前記再構成処理部が、前記複数の通信端末装置から 送信された各前記符号化情報に基づいて再生される音声の音声レベルと、前記複 数の通信端末装置との通信に用いる回線の回線状況を含む通信状態に関する情報 とに基づいて、前記制御パラメータ保存部に保存された前記制御パラメータを設定 することを特徴とする構成を有してもょ、。

[0012] この構成により、本発明の中継装置は、再生される音声の音声レベルと回線状況を 含む通信状態に基づ、て制御パラメータを設定するため、受信側で聴き取りやす、 音声を再生するレイヤ構成を実現することが可能な中継装置を実現することができる

[0013] また、本発明の中継装置は、新たな通信端末装置を前記多者通話に参加させると き、または、前記多者通話に参加している前記複数の通信端末装置のうち何れかが 前記多者通話をやめるとき、前記再構成処理部が、前記制御パラメータ保存部に保 存された前記制御パラメータを更新することを特徴とする構成を有してもよい。

[0014] この構成により、本発明の中継装置は、多者通話の参加数を変化させるときに制御 ノ メータを更新するため、制御情報を作成する処理の負荷をさらに軽減することが 可能な中継装置を実現することができる。

[0015] また、本発明の中継装置は、前記再構成処理部が、前記複数の通信端末装置から 受信した前記符号ィ匕情報のうち、基本レイヤを含む所定の数のレイヤ毎に符号化さ れた前記符号化情報を、前記制御パラメータ保存部に保存された前記制御パラメ一 タに基づ、て選択して組み合わせることを特徴とする構成を有してもょ、。

[0016] この構成により、本発明の中継装置は、制御パラメータに基づいて符号ィ匕情報を選 択して組み合わせるため、処理の負荷を軽減することが可能な中継装置を実現する ことができる。

[0017] また、本発明の中継装置は、前記複数の通信端末装置がそれぞれの時間帯で送 信した前記符号ィ匕情報を逐次保存する符号ィ匕情報保存部を備え、符号化情報保存 部は、前記多者通話に参加している前記複数の通信端末装置の何れか 2つ以上か ら同一の前記時間帯に送信された前記符号化情報を受信する毎に、前記符号化情 報保存部に逐次保存された、前記再構成処理部に未だに出力して、な、前記符号 化情報を前記再構成処理部に出力する構成を有してもよい。

[0018] この構成により、本発明の中継装置は、同一の時間帯に送信された符号化情報を 受信して力次の時同一間帯に送信された符号ィ匕情報を受信するため、処理の明 確ィ匕を図ることが可能な中継装置を実現することができる。

[0019] また、本発明の中継装置は、新たな通信端末装置を前記多者通話に参加させると き、前記新たな通信端末装置を前記多者通話に参加させようとする前記複数の通信 端末装置のうち何れかと前記新たな通信端末装置とを、前記多者通話を行って、る 回線とは別の回線で接続することを特徴とする構成を有してもよい。

[0020] この構成により、本発明の中継装置は、多者通話を行っている回線とは別の回線で 割り込みに係る 2つの通信端末装置を接続するため、多者通話を中断させることなく 割り込みに関する処理を行うことが可能な中継装置を実現することができる。

[0021] また、本発明の中継装置は、前記多者通話に参加している前記複数の通信端末 装置のうち何れかと新たな通信端末装置とを通話させるとき、前記多者通話に参加し て 、る前記複数の通信端末装置のうち何れかと前記新たな通信端末装置とを、前記 多者通話を行つている回線とは別の回線で接続することを特徴とする構成を有しても よい。

[0022] この構成により、本発明の中継装置は、多者通話を行っている回線とは別の回線で 割り込みに係る 2つの通信端末装置を接続するため、多者通話を中断させることなく 割り込みに関する処理を行うことが可能な中継装置を実現することができる。

[0023] また、本発明の通信端末装置は、スケーラブル符号ィ匕によって複数のレイヤ毎に符 号化された符号化情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記符号化情 報に含まれる制御情報に基づいて、スケーラブル復号ィ匕によって音声信号を復号ィ匕 する復号化部と、前記受信部が受信した前記符号化情報に含まれる前記制御情報 に基づいて、スケーラブル符号化によって音声信号を符号化する符号化部と、前記 符号化部が符号化して得られた前記符号化情報を送信する送信部とを備える構成 を有してもよい。

[0024] この構成により、本発明の中継装置は、入力された符号化情報を復号化せずに再 構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、処理における計算コス トを増大させることなぐさらに、復号化音声の大きな劣化を防ぐ多者通話システムを 実現することが可能な通信端末装置を実現することができる。

[0025] また、本発明の信号復号化装置は、スケーラブル符号ィ匕によって複数のレイヤ毎に 符号化された符号ィヒ情報力情報源符号および制御情報を分離する符号ィヒ情報分 離部と、前記制御情報に基づいて前記符号化情報をレイヤ毎に復号化する復号ィ匕 部とを備えることを特徴とする構成を有してもょ、。

[0026] この構成により、本発明の中継装置は、制御情報に基づいて符号化情報をレイヤ 毎に復号ィ匕するため、異なる通信端末装置力送信され異なるレイヤに統合された 符号ィ匕情報を復号ィ匕することが可能な信号復号ィ匕装置を実現することができる。

[0027] また、本発明の信号復号化装置は、前記復号化部が、基本レイヤを含む所定の数 のレイヤ毎に符号化された前記符号化情報を復号化することを特徴とする構成を有 してちよい。

[0028] この構成により、本発明の中継装置は、レイヤ毎に符号化された前記符号ィ匕情報 を基本レイヤ力復号ィ匕するため、伝送ビットレートが低下したときでも適切に復号ィ匕 することが可能な信号復号ィ匕装置を実現することができる。

[0029] また、本発明の信号処理方法は、多者通話に参加している複数の通信端末装置か ら送信され、スケーラブル符号化によって複数のレイヤ毎に符号化された符号化情 報を受信機が受信する受信ステップと、前記受信ステップで前記複数の通信端末装 置から受信した前記符号化情報を、レイヤ単位で組み合わせるための制御情報を、 再構成処理部が作成する再構成ステップと、前記再構成処理部が作成した前記制 御情報に基づいて、前記複数の通信端末装置から受信した前記複数のレイヤ毎に 符号化された符号化情報を、統合送信部力 Sスケーラブルにレイヤ単位で組み合わせ て統合する統合ステップと、前記統合ステップで統合した前記複数のレイヤ毎に符号 化された符号化情報を、前記統合送信部が送信する送信ステップとを備えることを特 徴とする構成を有してもょヽ。

[0030] この構成により、本発明の中継装置は、入力された符号化情報を復号化せずに再 構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、処理における計算コス トを増大させることなぐさらに、復号化音声の大きな劣化を防ぐ多者通話システムを 実現することが可能な信号処理方法を実現することができる。

[0031] また、本発明の信号処理プログラムは、コンピュータに、多者通話に参加している複 数の通信端末装置から送信され、スケーラブル符号ィ匕によって複数のレイヤ毎に符 号化された符号化情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップで前記複数の 通信端末装置から受信した前記符号化情報を、レイヤ単位で組み合わせるための制 御情報を作成する再構成ステップと、前記再構成ステップで作成した前記制御情報 に基づ!/、て、前記受信ステップで前記複数の通信端末装置から受信した前記複数 のレイヤ毎に符号ィ匕された符号ィ匕情報をスケーラブルにレイヤ単位で組み合わせて 統合する統合ステップと、前記統合ステップで統合した前記符号化情報を、送信する 送信ステップとを実行させることを特徴とする構成を有してもよい。

[0032] この構成により、本発明の信号処理プログラムは、入力された符号化情報を復号化 せずに再構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、処理におけ

る計算コストを増大させることなぐさらに、復号化音声の大きな劣化を防ぐ多者通話 システムを実現することが可能な信号処理プログラムを実現することができる。

発明の効果

[0033] 本発明は、入力された符号化情報を復号化せずに再構成して送信するため、従来 の通信装置、通信方法等よりも、処理における計算コストを増大させることなぐさらに 、復号ィ匕音声の大きな劣化を防ぐ多者通話システムを実現することができると、う効 果を有する中継装置、通信端末装置、信号復号化装置、信号処理方法、および信 号処理プログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

[0034] [図 1]本発明の実施の形態に係る中継装置および通信端末装置を有する通信システ ムのブロック構成を示す図

[図 2]本発明の第 1の実施の形態に係る中継端末のブロック構成を示す図

[図 3]本発明の第 1の実施の形態に係る第 1の割込パターン処理部のブロック構成を 示す図

[図 4]本発明の第 1の実施の形態に係る第 2の割込パターン処理部のブロック構成を 示す図

[図 5]本発明の第 1の実施の形態に係る第 3の割込パターン処理部のブロック構成を 示す図

[図 6]本発明の第 1の実施の形態に係る中継端末の動作を説明するためのフローチ ヤート

[図 7]本発明の第 1の実施の形態に係る第 1の割込パターン処理を説明するためのフ 口1 ~~チヤ1 ~~卜

[図 8]本発明の第 1の実施の形態に係る第 2の割込パターン処理を説明するためのフ 口1 ~~チヤ1 ~~卜

[図 9]本発明の第 1の実施の形態に係る第 3の割込パターン処理を説明するためのフ 口1 ~~チヤ1 ~~卜

[図 10]本発明の第 2の実施の形態に係る通信端末装置のブロック構成を示す図 [図 11]本発明の第 2の実施の形態に係る符号ィ匕部のブロック構成を示す図

圆 12]本発明の第 2の実施の形態に係る通信端末装置力も伝送される符号ィ匕情報 のデータ構造図

圆 13]本発明の第 2の実施の形態に係る符号ィ匕部の基本レイヤ符号ィ匕部の内部構 成を示すブロック図

圆 14]本発明の第 2の実施の形態に係る符号ィ匕部の基本レイヤ復号ィ匕部の内部構 成を示すブロック図

圆 15]本発明の第 2の実施の形態に係る通信端末装置内の復号ィ匕部の内部構成を 示すブロック図

符号の説明

1A〜: LN 通信端末装置

2A〜2N 伝送路

10 中継装置

11 受信部

12 割込判定部

13 符号化情報分離部

14 符号化情報管理部 (符号化情報保存部)

15 再構成処理部

15a 制御パラメータ保存部

16 統合送信部

16a 符号化情報統合部

16b 送信部

18a、 18b、 39a、 39b、 39c、 44、 134、 136、 138、 201、 202、 203、 222a, 222 b、 224a, 224b, 226a, 226b 制御スィッチ

19 通信処理部

20、 30、 40 割込パターン処理部

21、 34、 41 人数判定部

22、 26、 27、 32、 36、 38、 43 ノ《ターン切替処理部

23, 31 接続準備部

24、 33 許可判定部

発明を実施するための最良の形態

[0036] 以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。

[0037] (第 1の実施の形態)

図 1は、本発明の実施の形態に係る中継装置および通信端末装置を有する通信シ ステムのブロック構成を示す図である。図 1において、通信システムは、多者通話可 能な複数の通信端末装置 1A〜1N等、中継装置 10、および複数の通信端末装置 1 A〜1N等と中継装置 10とを接続する複数の伝送路 2A〜2Nを備え、複数の通信端 末装置 1A〜1Nは、中継装置 10を介して相互に多者通話可能な状態となっている。

[0038] 以下、多者通話機能を実現すると!/、う観点から、上記の通信システムを構成する中 継装置 10について説明する。二者間通話機能に関しては、従来と同様であるため、 その説明を省略する。また、符号ィ匕および復号ィ匕は、 CELP (Code— Excited Lin ear Prediction)方法を用いて、階層的に行われることとする。

[0039] ここで、各階層(以下、「レイヤ」ヽぅ。)を再下位カゝら順に、それぞれ、「基本レイヤ 」、「第 1の拡張レイヤ」、「第 2の拡張レイヤ」、「第 3の拡張レイヤ」等というものとし、基 本レイヤ以外のレイヤを「拡張レイヤ」というものとする。このように階層化することによ つて、通信速度を表すビットレートが充分実現できるときは、全てのレイヤのデータを 送信し、ビットレートが充分実現できなくなったとき、ビットレートに応じて下位のレイヤ 力も所定の数のレイヤまでのデータを送信し、スケーラビリティを確保するものである

[0040] 図 2は、本発明の第 1の実施の形態に係る中継装置 10のブロック構成を示す図で ある。中継装置 10は、図 2に示すように、複数の通信端末装置 1A〜1N等力送信 された信号を受信する受信部 11と、受信した信号中に割り込み信号が含まれている か否かを判定する割込判定部 12と、上記の割り込み信号に応じて割り込み処理を行 う第 1の割込パターン処理部 20、第 2の割込パターン処理部 30、および第 3の割込 パターン処理部 40と、受信した信号中の符号ィ匕情報 (以下、「受信符号ィ匕情報」とい う。)から所定の情報を逐次分離する符号ィ匕情報分離部 13と、受信した信号から符 号ィ匕情報分離部 13が逐次分離した情報を管理する符号ィ匕情報管理部 14と、複数

の通信端末装置 1 A〜: LN等に送信する符号化情報を再構成する再構成処理部 15 と、再構成した符号化情報等を統合する符号化情報統合部 16aと、統合化した符号 化情報を複数の通信端末装置 1A〜: LN等に送信する送信部 16bと、上記の割り込 み信号に応じて接続を切り替える制御スィッチ 18a、 18bと、回線接続および回線切 断を行う通信処理部 19とを備える。ここで、符号化情報統合部 16aと送信する送信 部 16bとを合わせたものを「統合送信部 16」という。また、本実施の形態において、再 構成処理部 15は後述する制御パラメータを保存する制御パラメータ保存部 15aを有 している。制御パラメータ保存部 15aは、制御パラメータの保持、更新、削除等ができ る記憶領域であれば良ぐ例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の 記憶媒体によって構成されてもょヽ。

[0041] 受信部 11は、複数の通信端末装置 1A〜1N等力複数の伝送路 2A〜2N等を介 して送信された信号を受信し、受信した信号を割込判定部 12に出力するようになつ ている。

[0042] 割込判定部 12には、受信部 11が出力した信号が入力され、入力された信号中に 、通信端末装置の接続を変更して多者通話の参加数を増減させるための割り込み信 号が含まれている力否かを判定し、割り込み信号が含まれると判定したとき、割り込 み信号のパターンを判断し、割り込み信号のパターンに応じて割り込み信号を割込 パターン処理部 20、 30、 40に出力し、割り込み信号が含まれないと判定したとき、入 力された信号を符号ィ匕情報分離部 13に出力するようになっている。

[0043] 以下、特に断る場合を除き、多者通話は、複数の通信端末装置 1A〜1N間で行わ れているものとする。ここで、上記の割り込み信号は、以下の 3つのパターンを有する 。まず、第 1のパターンの割り込み信号は、通信端末装置 1A〜: LNが多者通話中に 通信端末装置 1A〜1N以外の通信端末装置 1Zを多者通話に参加させるときに、通 信端末装置 1A〜1Nのいずれかから送信される参加要求信号である。第 2のパター ンの割り込み信号は、上記のように多者通話を行っているときに、通信端末装置 1A 〜1N以外の通信端末装置 1Z力多者通話に参加している通信端末装置 1A〜1N の!、ずれかと通信することを要求する参加要求信号である。本実施の形態では理解 を容易にするため、通信端末装置 1Zが通信することを要求する通信端末装置を通

信端末装置 1Aとして説明を続ける。第 3のパターンの割り込み信号は、上記のように 多者通話を行って、るときに、多者通話に参加して、る、ずれかの通信端末装置 1 A〜1Nが、多者通話の終了を要求するときに送信する回線切断要求信号である。 本実施の形態では理解を容易にするため、多者通話の終了を要求する通信端末装 置を通信端末装置 1Nとして説明を続ける。例えば、割込判定部 12が受信した信号 中に第 1のパターンの割り込み信号が含まれて、ると判定すると、図 2に示すように、 割込判定部 12が、制御スィッチ 18a、 18bをそれぞれ端子 A、 A'側に接続し、第 1の パターンの割り込み信号を第 1の割込パターン処理部 20に出力する。

[0044] 符号化情報分離部 13は、割込判定部 12から出力された信号が入力され、入力さ れた信号に含まれる受信符号化情報を情報源符号の成分 (以下、「情報源符号成分 」という。)と制御情報の成分 (以下、「制御情報成分」という。)とに逐次分離し、逐次 分離した情報源符号成分と制御情報成分を符号ィ匕情報管理部 14に出力する。

[0045] ここで、情報源符号とは、通信端末装置 1A〜: LNから送信された通話内容等の符 号化された音声情報をいう。また、制御情報とは、通信端末装置 1A〜: LNが送信す る信号の伝送ビットレートの情報 (以下、「端末送信モード情報」という。)を含む、情 報源符号に関する情報、誤り訂正情報、誤り検出情報等をいう。

[0046] 符号化情報管理部 14は、符号化情報分離部 13が出力した情報源符号成分と制 御情報成分が入力され、多者通話に参加している複数の通信端末装置 1A〜1Nか らそれぞれの時間帯に送信された上記の情報源符号成分と制御情報成分を逐次蓄 積して管理する。また、複数の通信端末装置 1A〜: LNの何れか 2つ以上から同一時 間帯に送信された上記の情報源符号と制御情報が得られたとき、再構成処理部 15 に未だ出力していない、逐次蓄積して新たに得られた、情報源符号と制御情報を再 構成処理部 15に出力するようになっている。本実施の形態において、符号化情報管 理部 14は符号化情報保存部を構成する。

[0047] 再構成処理部 15は、符号化情報管理部 14が出力した上記の同一時間帯に送信 された情報源符号と制御情報、および、割込パターン処理部 20、 30、 40からの出力 (以下、「割込処理出力」という。)が入力され、中継装置 10内の、制御パラメータ記 憶部 15aに設定されて、る制御パラメータに基づ、て、各通信端末装置 1 A〜: LN等 に送信する情報源符号および制御情報を再構成し、再構成して得られた情報 (情報 源符号および制御情報)を符号化情報統合部 16aに出力する。ここで、制御パラメ一 タは所定のパラメータであり、通信端末装置 1A〜1N等毎に設定された各通信端末 装置 1A〜1N等に送信する際の伝送ビットレートを含み、中継装置 10内に設定され る。本実施の形態では、再構成処理部 15が制御パラメータ保存部 15aを有し、制御 ノ メータを設定するものとする力本発明はこれに限定されない。制御パラメータ保 存部 15aは、制御パラメータの保持、更新、削除等ができる記憶領域であれば、再構 成処理部 15以外の如何なる部位に備えられてもよい。また、割込パターン処理部 20 、 30、 40からの割込処理出力が再構成処理部 15に入力されたとき、上記の制御パ ラメータは、割込処理出力に応じて更新される。

[0048] 以下に、再構成処理部 15が、制御パラメータに基づいて各通信端末装置 1A〜1 N等に送信する情報源符号を再構成する処理について詳細に説明する。まず、再構 成処理部 15は、再構成処理部 15内の制御パラメータ保存部 15aに設定されて!、る 制御パラメータを参照し、各通信端末装置 1A〜: LN力送信された情報源符号から 必要な数のレイヤ分の情報源符号を抜き出す。このとき、各通信端末装置 1A〜: LN に対して設定された制御パラメータのうちの伝送ビットレートが、受信符号ィ匕情報中 の端末送信モード情報が示す伝送ビットレートよりも大きいときは、受信の伝送ビット レートに応じた数のレイヤ分の情報源符号を抜き出す。

[0049] 本実施の形態では、レイヤの数(以下、「レイヤ数」 t 、う。)が 4で、伝送ビットレート がビットレートの低い方力も BR1、 BR2、 BR3、および BR4をとりうる通信環境を例に とり説明する。再構成処理部 15は、例えば、通信端末装置 1Aに対して設定された伝 送ビットレートが BR2であり、通信端末装置 1A力受信した受信符号ィ匕情報中の端 末送信モード情報が示す伝送ビットレートが BR3であるとき、再構成処理部 15は、低 い方の伝送ビットレートに対応するように、基本レイヤと第 1拡張レイヤの情報源符号 (以下、それぞれ、「基本レイヤ情報源符号」、「第 1拡張レイヤ情報源符号」という。 ) を選択し抜き出す。

[0050] 逆に、通信端末装置 1Aに対して設定された伝送ビットレートが BR3であり、通信端 末装置 1A力受信した受信符号ィ匕情報中の端末送信モード情報が示す伝送ビット

レートが BR2であるとき、再構成処理部 15は、上記と同様に、低い方の伝送ビットレ ートに対応するように、基本レイヤ情報源符号と第 1拡張レイヤ情報源符号を選択し 抜き出す。

[0051] 再構成処理部 15は、通信端末装置 1 A〜: LN毎に受信符号化情報から各レイヤの 情報源符号を抜き出したとき、抜き出した情報源符号と制御情報とを再構成し、再構 成して得られた情報を符号ィ匕情報統合部 16aに出力する。具体的には、多者通話に 参加中のある通信端末装置、例えば通信端末装置 1Aに対して伝送する情報源符 号は、全通信端末装置 1A〜: LNからこの通信端末装置 1Aを除いた通信端末装置 1 B〜 1Nから出力された各情報源符号から、上記の処理で抜き出した各レイヤの情報 源符号とする。また、各通信端末装置 1A〜1Nに送信する制御情報は、以下に示す 中継装置送信モード情報および情報源構成情報から成る。

[0052] まず、中継装置送信モード情報とは、各通信端末装置 1A〜: LNへの送信の際の伝 送ビットレートを指示する情報であり、予め定められた複数の伝送ビットレートの中か ら 1つ選択される。なお、本実施の形態においては、中継装置送信モード情報は、予 め定められた 4種類の伝送ビットレート BR1、 BR2、 BR3、 BR4 (BR1 < BR2< BR3 < BR4)の値を取り得るものとする。

[0053] また、情報源構成情報とは、各通信端末装置 1A〜: LNに送信する情報源符号が、 どの通信端末装置 1A〜1N力受信した情報源符号の、どのレイヤの情報源符号で 構成されているかを示す情報である。例えば、通信端末装置 1Aに送信する情報源 符号が、通信端末装置 1B力も受信した基本レイヤ情報源符号と第 1拡張レイヤ情報 源符号、および、通信端末装置 1Cから受信した第 2拡張レイヤ情報源符号と第 3拡 張レイヤ情報源符号で構成されている場合、情報源構成情報は「B :L2 (baSe, enh 1) , C :L2 (enh2, enh3)」のように構成される。ここで、 B、 Cは通信端末装置 1A、 1 Bの IDを示し、通信端末装置 ID以下の L2とは、この IDを有する通信端末装置から 受信した信号を再編成した情報源符号が占めるレイヤの数 (以下、「占有レイヤ数」と いう。)を意味し、占有レイヤ数が 1つの場合は Ll、 3つの場合は L3となる。また、占 有レイヤ数以下の括弧内は、各情報源符号が送信の際にどのレイヤを占めるかを示 す。ここで、 base、 enhl、 enh2、 enh3はそれぞれ基本レイヤ情報源符号、第 1拡張 レイヤ情報源符号、第 2拡張レイヤ情報源符号、第 3拡張レイヤ情報源符号を意味 する。

[0054] 次に、第 1の割込パターン処理部 20、第 2の割込パターン処理部 30および第 3の 割込パターン処理部 40からの割込処理出力が再構成処理部 15に入力されたときに 、再構成処理部 15が行う制御パラメータの更新処理について説明する。

[0055] まず、割込パターン処理部 20、 30、 40に割り込み信号が入力されたとき、割り込み 信号が入力された割込パターン処理部 20、 30、 40から多者通話に参加する通信端 末装置を示す情報 (以下、「端末集合情報」という。)を含む割込処理出力が出力さ れる。この端末集合情報は、上記の割込処理出力が生成された時点における、多者 通話に参加する通信端末装置を示す情報である。再構成処理部 15は、得られた端 末集合情報に基づき、各通信端末装置に送信する符号ィ匕情報の各レイヤをどの通 信端末装置力受信した情報源符号に割り当てるかを決定する。割込処理出力には 、例えば、割込パターン処理部 20、 30、 40に入力された割り込み信号が含まれても よい。この場合、再構成処理部 15は、割り込み信号が割込パターン処理部 20、 30、 40から再構成処理部 15に入力されたとき、設定されて!ヽる現在の制御パラメータを 維持する。

[0056] 具体的には、例えばレイヤの数力のスケーラブル通信において、通信端末装置 1 A、 1B、 1Cの 3者間で多者通話が行われているとき、各通信端末装置 1A、 1B、 1C には、他の 2つの通信端末装置力送られる情報源符号をどのように 4つのレイヤに 割り当てるかを決定する。割り当て方法として、例えば、他の 2つの通信端末装置の それぞれに対して 2つのレイヤを割り当ててもよい。この場合、制御パラメータは「A: L2, B :L2, C :L2」と更新される。また、他の割り当て方法として、例えば、各通信端 末装置力送信された各符号ィ匕情報に基づいて再生される音声の音声レベルと、各 通信端末装置との通信に用いる回線の回線状況を含む通信状態に関する情報とに 基づいて、複数のレイヤを非均等に割り当ててもよい。再構成処理部 15は、各通信 端末装置に送信する情報源符号の割り当て方を決定した後、各通信端末装置に割 り当てたレイヤ数を、新たな制御パラメータとして更新する。

[0057] 符号化情報統合部 16aは、再構成処理部 15が出力した、再構成された情報源符

号および制御情報が入力され、入力された情報源符号および制御情報を、送信先 の通信端末装置 1 A〜 1N等毎に統合して送信部 16bに出力するようになって、る。

[0058] 送信部 16bは、符号化情報統合部 16aが通信端末装置 1 A〜: LN等毎に統合して 出力した情報源符号および制御情報を各通信端末装置 1A〜: LN等に送信する。

[0059] 通信処理部 19は、割込パターン処理部 20、 30、 40から出力された信号に応じて 回線接続および回線切断を行う。図 2において、実線の矢印は信号が流れる方向を 示し、破線の矢印は、制御の方向を示す。

[0060] 図 3は、本実施の形態に係る第 1の割込パターン処理部 20のブロック構成を示す 図である。第 1の割込パターン処理部 20は、人数判定部 21、第 1パターン切替処理 部 22、接続準備部 23、許可判定部 24、切断準備部 25、第 3パターン切替処理部 2 6、第 2パターン切替処理部 27および制御スィッチ 201〜203を有する。

[0061] まず、人数判定部 21は、割込判定部 12が出力した第 1のパターンの割り込み信号 が入力され、多者通話に現在参加している通信端末装置の数が多者通話可能な通 信端末装置の最大数 (以下、「最大端末装置数」という。)より小さいか否かを判断し、 多者通話に参加して、る通信端末装置の数が最大端末装置数より小さ!、と判断した ときは、制御スィッチ 201を端子 P1側に接続し、第 1パターン切替処理部 22に割り込 み信号および多者通話に参加している通信端末装置の数を出力する。ここで、上記 の最大端末装置数を、例えば、スケーラブル符号ィ匕のレイヤ数以下の所定数とする ことができる。また、人数判定部 21が、現在、多者通話に参加している通信端末装置 の数が最大端末装置数より少なくないと判断したときは、制御スィッチ 201を端子 Q1 側に接続し、再構成処理部 15に割り込み信号および多者通話に参加して!/、る通信 端末装置の数を出力する。

[0062] 第 1パターン切替処理部 22は、制御スィッチ 201が端子 P1側に接続されると、人 数判定部 21が出力した割り込み信号および多者通話に参加している通信端末装置 の数が入力され、第 1のパターンの割り込み信号に含まれている、通信端末装置 1Z を多者通話に参加させる参加要求信号を送信した通信端末装置 (以下、通信端末 装置 1Aとする。)を、多者通話に参加している通信端末装置 1A〜1N力も除いた残 りの通信端末装置の端末集合情報(1B〜1N)を再構成処理部 15に出力する。また

、第 1パターン切替処理部 22は、制御スィッチ 201が端子 P1側に接続されていると き、第 1のパターンの割り込み信号を接続準備部 23に出力する。また、第 1パターン 切替処理部 22は、制御スィッチ 201が端子 Q1側に接続されているとき、何も動作し ない。

[0063] 接続準備部 23は、第 1パターン切替処理部 22が出力した第 1のパターンの割り込 み信号が入力され、第 1のパターンの割り込み信号に含まれる、参加要求信号を送 信した通信端末装置 1Aおよび参加させる通信端末装置 1Zを表す情報を通信処理 部 19に出力する。また、接続準備部 23は、制御スィッチ 202に第 1のパターンの割り 込み信号を出力する。

[0064] 図 2に示す通信処理部 19は、図 3に示す接続準備部 23が出力した、参加要求信 号を送信した通信端末装置 1Aおよび参加させる通信端末装置 1Zを表す情報が入 力され、通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとを、多者通話に用いている回線とは 別の回線で接続する。次に、通信処理部 19は、上記の 2つの通信端末装置 1A、 1Z 間の接続が確立したとき、制御スィッチ 202を端子 Y1側に接続し、接続が確立しな いとき、制御スィッチ 202を端子 N1側に接続するように制御する。また、通信処理部 19は、上記の別回線で 2つの通信端末装置 1A、 1Zが通話中に、通信端末装置 1Z 力もの送信された信号であって多者通話に参加する力否かの参加可否信号を受信 したとき、受信した参加可否信号を許可判定部 24に出力する。以下、多者通話に参 加することを示す信号を「参加承認信号」といい、参加しな!ヽことを示す信号を「参カロ 否認信号」という。また、通信処理部 19は、参加可否信号を許可判定部 24に出力し たとき、切断準備部 25からの制御により、別回線で行っている通話の切断 (終了)処 理を行う。

[0065] 許可判定部 24は、制御スィッチ 202が端子 Y1側に接続されてヽるとき、接続準備 部 23から出力された第 1のパターンの割り込み信号、および通信処理部 19から出力 された参加可否信号が入力される。許可判定部 24は、通信処理部 19から入力され た参加可否信号が参加承認信号であるとき、制御スィッチ 203を端子 A1側に接続し 、第 1のパターンの割り込み信号を切断準備部 25に出力する。また、許可判定部 24 は、入力された参加可否信号が参加否認信号であるとき、制御スィッチ 203を端子 D 1側に接続し、第 1のパターンの割り込み信号を切断準備部 25に出力する。また、許 可判定部 24は、制御スィッチ 202が端子 N1側に接続されているときは、何も動作し ない。

[0066] 第 2パターン切替処理部 27は、制御スィッチ 202が端子 N1側に接続されていると き、接続準備部 23が出力した第 1のパターンの割り込み信号が入力され、多者通話 に参加している通信端末装置 1Aから送信された第 1のパターンの割り込み信号に含 まれている、通信端末装置 1Aを示す情報を現在の端末集合情報(1B〜: LN)に加え た端末集合情報(1A〜: LN)を再構成処理部 15に出力する。また、第 2パターン切替 処理部 27は、制御スィッチ 203が端子 D1側に接続されているとき、切断準備部 25 が出力した第 1のパターンの割り込み信号が入力され、通信端末装置 1Aから送信さ れた第 1のパターンの割り込み信号に含まれている、通信端末装置 1Aを示す情報を 現在の端末集合情報(1B〜: LN)に加えた端末集合情報(1A〜: LN)を再構成処理 部 15に出力する。また、第 2パターン切替処理部 27は、制御スィッチ 202が端子 N1 側に接続され制御スィッチ 203が端子 D1側に接続されてヽるときは、何も動作しな い。

[0067] 切断準備部 25は、許可判定部 24が出力した第 1のパターンの割り込み信号が入 力され、制御スィッチ 203が端子 D1側に接続されているとき、第 2パターン切替処理 部 27に第 1のパターンの割り込み信号を出力する。また、切断準備部 25は、制御ス イッチ 203が端子 A1側に接続されているとき、許可判定部 24から入力される第 1の ノターンの割り込み信号を第 3パターン切替処理部 26に出力する。また、切断準備 部 25は、通信処理部 19に現在別回線で行っている通話の切断 (終了)処理を行わ せるように制御する。

[0068] 第 3パターン切替処理部 26は、制御スィッチ 203が端子 A1側に接続されていると き、切断準備部 25が出力した第 1のパターンの割り込み信号が入力され、通信端末 装置 1A力送信された第 1のパターンの割り込み信号に含まれている、通信端末装 置 1Aを示す情報と通信端末装置 1Zを示す情報を現在の端末集合情報(1B〜: LN) に加えた端末集合情報(1A〜: LN、 1Z)を再構成処理部 15に出力する。また、第 3 パターン切替処理部 26は、制御スィッチ 203が端子 D1側に接続されているとき、何 も動作しない。

[0069] 図 4は、本実施の形態に係る第 2の割込パターン処理部 30のブロック構成を示す 図である。第 2の割込パターン処理部 30は、接続準備部 31、第 1パターン切替処理 部 32、許可判定部 33、人数判定部 34、切断準備部 35、 37、第 3パターン切替処理 部 36、第 2パターン切替処理部 38および制御スィッチ 39a〜39cを有する。

[0070] まず、接続準備部 31は、割込判定部 12が出力した第 2のパターンの割り込み信号 が入力され、第 2のノターンの割り込み信号に含まれる、通信端末装置 1Zが回線接 続要求を発信して接続しょうとする多者通話中の通信端末装置 1A、および通信端 末装置 1Zを表す情報を通信処理部 19に出力する。また、接続準備部 31は、制御ス イッチ 39aに第 2のパターンの割り込み信号を出力する。

[0071] 図 2に示す通信処理部 19は、図 4に示す接続準備部 31が出力した、通信端末装 置 1A、 1Zを表す情報が入力され、通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとを、多者 通話に用いている回線とは別の回線で接続する。次に、通信処理部 19は、上記の 2 つの通信端末装置 1A、 1Z間の接続が確立したとき、制御スィッチ 39aを端子 Y2側 に接続し、接続が確立しないとき、制御スィッチ 39aを端子 N2側に接続するように制 御する。

[0072] また、図 2に示す通信処理部 19は、上記の別回線で 2つの通信端末装置 1A、 1Z が通話中に、通信端末装置 1Aからの参加承認信号または参加否認信号が入力さ れたとき、参加承認信号または参加否認信号を許可判定部 33に出力する。また、通 信処理部 19は、参加承認信号または参加否認信号を許可判定部 33に出力したとき 、切断準備部 35、 37からの制御により、別回線で行っている通話の切断 (終了)処理 を行う。ただし、ここでは、通信処理部 19は、別回線で通信を行っている 2つの通信 端末装置 1A、 1Zからの切断要求信号があつたときも、回線の切断 (終了)処理を行う ものとする。

[0073] 図 3に示す第 1パターン切替処理部 32は、制御スィッチ 39aが端子 Y2側に接続さ れているとき、接続準備部 31が出力した第 2のパターンの割り込み信号が入力され、 第 2のパターンの割り込み信号に含まれる通信端末装置 1Aを現在の端末集合(1A 〜1N)から除いた端末集合情報(1B〜1N)を再構成処理部 15に出力する。また、

第 1パターン切替処理部 32は、制御スィッチ 39aが端子 Y2側に接続されているとき 、第 2のパターンの割り込み信号を許可判定部 33に出力する。また、第 1パターン切 替処理部 32は、制御スィッチ 39aが端子 Ν2側に接続されているとき、何も動作しな い。

[0074] 許可判定部 33は、第 1パターン切替処理部 32が出力する第 2のパターンの割り込 み信号、および、通信処理部 19が出力する参加承認信号または参加否認信号が入 力される。許可判定部 33は、通信処理部 19から参加承認信号が入力されたとき、制 御スィッチ 39bを端子 A2側に接続し、第 2のパターンの割り込み信号を人数判定部 34に出力する。また、許可判定部 33は、通信処理部 19から参加否認信号が入力さ れたとき、制御スィッチ 39bを端子 D2側に接続し、第 2のパターンの割り込み信号を 切断準備部 37に出力する。

[0075] 人数判定部 34は、制御スィッチ 39bが端子 A2側に接続されてヽるとき、許可判定 部 33から第 2のパターンの割り込み信号が入力される。また、人数判定部 34は、多 者通話に現在参加している通信端末装置の数と多者通話が可能な最大端末装置数 とを比較し、現在、多者通話に参加している通信端末装置の数が最大端末装置数よ り小さいときは、制御スィッチ 39cを端子 P2側に接続し、切断準備部 35に第 2のバタ ーンの割り込み信号を出力する。ここで、上記の最大端末装置数を、例えば、スケー ラブル符号ィ匕のレイヤ数以下の所定数とすることができる。また、人数判定部 34は、 現在、多者通話に参加している通信端末装置の数が最大端末装置数より少なくない ときは、制御スィッチ 39cを端子 Q2側に接続し、切断準備部 35に第 2のパターンの 割り込み信号を出力する。

[0076] 切断準備部 37は、制御スィッチ 39bが端子 D2側に接続されているとき、許可判定 部 33が出力した第 2のパターンの割り込み信号が入力され、入力された第 2のバタ ーンの割り込み信号を第 2パターン切替処理部 38に出力する。また、切断準備部 37 は、制御スィッチ 39bが端子 D2側に接続されているとき、通信処理部 19に現在別回 線で行っている通話の切断 (終了)処理を行わせるように制御する。また、切断準備 部 37は、制御スィッチ 39bが端子 A2側に接続されているとき、何も動作しない。

[0077] 切断準備部 35は、人数判定部 34が出力した第 2のノターンの割り込み信号が入 力され、制御スィッチ 39cが端子 Q2側に接続されているとき、入力された第 2のバタ ーンの割り込み信号を第 2パターン切替処理部 38に出力し、制御スィッチ 39cが端 子 P2側に接続されているとき、入力された第 2のパターンの割り込み信号を第 3バタ ーン切替処理部 36に出力する。また、切断準備部 35は、通信処理部 19に現在別 回線で行って、る通話の切断 (終了)処理を行わせるように制御する。

[0078] 第 2パターン切替処理部 38は、制御スィッチ 39bが端子 D2側に接続されていると き、切断準備部 37が出力した第 2のパターンの割り込み信号が入力され、多者通話 に参加している通信端末装置 1Z力も送信された第 2のパターンの割り込み信号に含 まれている、通信端末装置 1Aを示す情報を現在の端末集合情報(1B〜: LN)に加え た端末集合情報(1A〜: LN)を再構成処理部 15に出力する。また、第 2パターン切替 処理部 38は、制御スィッチ 39cが端子 Q2側に接続されているとき、切断準備部 35 が出力した第 2のパターンの割り込み信号が入力され、通信端末装置 1Aから送信さ れた第 1のパターンの割り込み信号に含まれている、通信端末装置 1Aを示す情報を 現在の端末集合情報(1B〜: LN)に加えた端末集合情報(1A〜: LN)を再構成処理 部 15に出力する。また、第 2パターン切替処理部 38は、制御スィッチ 39bが端子 D2 側に接続され制御スィッチ 39cが端子 Q2側に接続されてヽるときは、何も動作しな い。

[0079] 第 3パターン切替処理部 36は、制御スィッチ 39cが端子 P2側に接続されているとき 、切断準備部 35が出力した第 2のパターンの割り込み信号が入力され、第 2のバタ ーンの割り込み信号に含まれている通信端末装置 1Aを示す情報、および通信端末 装置 1Zを示す情報を現在の端末集合情報(1B〜: LN)〖こ加えた端末集合情報(1A 〜1N、 1Z)を再構成処理部 15に出力する。また、第 3パターン切替処理部 36は、制 御スィッチ 39bが端子 D2側に接続されているときは、何も動作しない。

[0080] 図 5は、本実施の形態に係る第 3の割込パターン処理部 40のブロック構成を示す 図である。第 3の割込パターン処理部 40は、人数判定部 41、切断準備部 42、第 4パ ターン切替処理部 43および制御スィッチ 44を有する。

[0081] 人数判定部 41は、割込判定部 12が出力した第 3のパターンの割り込み信号が入 力される。また、人数判定部 41は、多者通話に現在参加している通信端末装置の数 力^以下力否かを判断し、 2以下でないと判断したときは、制御スィッチ 44を端子 P3 側に接続し、切断準備部 42に第 3のパターンの割り込み信号を出力する。また、人 数判定部 41は、現在、多者通話に参加している通信端末装置の数が 2以下と判断し たときは、制御スィッチ 44を端子 Q3側に接続し、通信処理部 19に第 3のパターンの 割り込み信号を出力する。

[0082] 切断準備部 42は、人数判定部 41が上記で 2以下でないと判断したとき、第 3のパ ターンの割り込み信号が入力され、入力された第 3のパターンの割り込み信号を通信 処理部 19に送信し、第 3のパターンの割り込み信号で特定される通信端末装置 1N の切断を要求する。切断準備部 42は、また、入力された第 3のパターンの割り込み信 号を第 4パターン切替処理部 43に出力する。人数判定部 41が上記で 2以下であると 判断したとき、切断準備部 42は、上記の処理を行わない。

[0083] 第 4パターン切替処理部 43は、切断準備部 42から第 3のパターンの割り込み信号 が入力されると、第 3のパターンの割り込み信号が含む通信端末装置 1Nを示す情報 を端末集合情報( 1 A〜: LN)から除、た端末集合情報( 1 A〜: LM)を再構成処理部 1 5に出力する。人数判定部 41が上記で 2以下であると判断したとき、第 4パターン切 替処理部 43は、上記の処理を行わない。

[0084] 図 2に示す通信処理部 19は、図 5に示す人数判定部 41が出力した第 3のパターン の割り込み信号が入力されたとき、通話の終了処理を行う。通話の終了処理は、 2者 間で行われる通常の通話の処理と同様に行うことができるため、その説明を省略する

[0085] 図 6は、本実施の形態に係る中継装置 10の動作を説明するためのフローチャート である。なお、以下の動作は、中継装置 10の制御部を構成する、図示されていない CPUにより制御されるものとする。

[0086] まず、中継装置 10の受信部 11は、各通信端末装置 1A〜1N等力もパケットとして 送信された信号を受信し、受信した信号を割込判定部 12に出力する (Sl)。

[0087] 次に、中継装置 10の割込判定部 12は、ステップ S1で受信した各通信端末装置か らの信号中に多者通話の参加数を増減させるように通信端末装置の接続を変更する ための割り込み信号が含まれているか否かを判定し (S2)、割り込み信号が含まれる

と判定したとき、処理はステップ S8に移り、割り込み信号が含まれないと判定したとき 、符号化情報を符号化情報分離部 13に出力し、処理はステップ S3に進む。ここで、 上記のステップ S2で割り込み信号が含まれると判断したときでも、割り込み信号が含 まれな!/、他の受信信号にっ、ては、処理はステップ S3に進む。

[0088] ステップ S2で割り込み信号が含まれないと判定したとき、中継装置 10の符号化情 報分離部 13は、割込判定部 12から出力された受信符号化情報を含む信号が入力 され、受信符号化情報を情報源符号成分と制御情報成分とに逐次分離し、逐次分 離した情報源符号成分と制御情報成分を符号化情報管理部 14に出力する (S3)。

[0089] ステップ S3で情報源符号成分と制御情報成分を符号化情報管理部 14に出力した とき、中継装置 10の符号ィ匕情報管理部 14は、情報源符号と制御情報が得られるま で情報源符号成分と制御情報成分を逐次蓄積する (S4)。

[0090] 次に、中継装置 10の符号化情報管理部 14は、ステップ S4で情報源符号成分と制 御情報成分を逐次蓄積して情報源符号と制御情報が得られた力否かを判断し (S5) 、情報源符号と制御情報が得られていないと判断したとき、上記のステップ S1以降の 処理を繰り返し、情報源符号と制御情報が得られたと判断したとき、処理はステップ S 6に進む。

[0091] ステップ S2で割り込み信号を含むと判定したとき、中継装置 10の割込判定部 12は 、割り込み信号のパターンを判断し、割り込み信号のパターンに応じて割り込み信号 を割込パターン処理部 20、 30、 40に出力する(S8)。

[0092] ステップ S8で割り込み信号のパターンが第 1のパターンと判断したとき、割込判定 部 12が第 1のパターンの割り込み信号を第 1の割込パターン処理部 20に出力し、第 1の割込パターン処理部 20は、後述する第 1の割込パターン処理を行い、得られた 割込処理出力を再構成処理部 15に出力する(S91)。

[0093] ステップ S8で割り込み信号のパターンが第 2のパターンと判断したとき、割込判定 部 12が第 2のパターンの割り込み信号を第 2の割込パターン処理部 30に出力し、第 2の割込パターン処理部 30は、後述する第 2の割込パターン処理を行い、得られた 割込処理出力を再構成処理部 15に出力する(S92)。

[0094] ステップ S8で割り込み信号のパターンが第 3のパターンと判断したとき、割込判定 部 12が第 3のパターンの割り込み信号を第 3の割込パターン処理部 40に出力し、第 3の割込パターン処理部 40は、後述する第 3の割込パターン処理を行い、得られた 割込処理出力を再構成処理部 15に出力する(S93)。

[0095] ステップ S5で情報源符号と制御情報が得られたと判断したとき、中継装置 10の再 構成処理部 15は、制御パラメータに基づいて、各通信端末装置 1A〜: LN等に送信 する情報源符号を再構成すると共に制御情報を生成し、符号化情報統合部 16aに 出力する(S6)。

[0096] ステップ S6で再構成した情報源符号と生成された制御情報が符号化情報統合部 1 6aに出力されたとき、中継装置 10の符号ィ匕情報統合部 16aは、再構成した情報源 符号と生成された制御情報とを各通信端末装置 1A〜: LN等に送信する(S7)。

[0097] 図 7は、本実施の形態に係る第 1の割込パターン処理を説明するためのフローチヤ ートである。なお、以下の動作は、中継装置 10の制御部を構成する、図示されてい ない CPUにより制御されるものとする。

[0098] まず、第 1の割込パターン処理部 20の人数判定部 21は、現在、多者通話に参加し ている通信端末装置 1A〜1Nの数が、多者通話が可能な最大端末装置数より少な いか否かを判断し (S101)、最大端末装置数より少ないと判断したとき、処理はステツ プ S102に進み、最大端末装置数より少なくないと判断したとき、処理はステップ S11 0に移る。

[0099] ステップ S101で最大端末装置数より少ないと判断したとき、通信処理部 19は、通 信端末装置 1Aを、多者通話を行っている回線 (以下、「多者通話回線」という。)から 一時的に切り離し、人数判定部 21は、端末集合情報(1B〜: LN)を生成して再構成 処理部 15に出力する(S102)。

[0100] ステップ S102で通信端末装置 1Aを多者通話回線から一時的に切り離したとき、 通信処理部 19は、新たに多者通話に参加させる通信端末装置 1Zの電話番号を通 信端末装置 1Aから受信する(S103)。

[0101] ステップ S103で通信端末装置 1A力も通信端末装置 1Zの電話番号を受信したとき

、通信処理部 19は、多者通話回線とは別回線で通信端末装置 1Aと通信端末装置 1

Zとの接続処理を行う(S104)。

[0102] ステップ S 104で接続処理を行ったとき、通信処理部 19は、通信端末装置 1Aと通 信端末装置 1Zとの接続が確立した力否かを判断し (S105)、接続が確立したと判断 したとき、処理はステップ S 106に進み、接続が確立しないと判断したとき、処理はス テツプ S111に移る。

[0103] ステップ S 105で接続が確立したと判断したとき、通信処理部 19は、通信端末装置

1Zから参加可否信号を受信する(S 106)。

[0104] ステップ S106で通信処理部 19が通信端末装置 1Zから参加可否信号を受信した とき、許可判定部 24は、受信した参加可否信号が参加承認信号力否かを判断し (S

107)、受信した参加可否信号が参加承認信号であると判断したとき、処理はステツ プ S 108に進み、受信した参加可否信号が参加承認信号でなく参加否認信号である と判断したとき、処理はステップ S 112に移る。

[0105] ステップ S107で受信した参加可否信号が参加承認信号であると判断したとき、通 信処理部 19は、通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を一時的に切り離す(

S108)。

[0106] ステップ S108で通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を一時的に切り離し たとき、通信処理部 19は、通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとを多者通話に参カロ させるように多者通話回線に接続する(S 109)。

[0107] ステップ S105で接続が確立しないと判断したとき、通信処理部 19は、通信端末装 置 1Aを多者通話回線に接続し、通信端末装置 1A〜1Nで多者通話ができるように する(Sl l l)。

[0108] ステップ S107で受信した参加可否信号が参加否認信号であると判断したとき、通 信処理部 19は、通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を切り離す (S112)。

[0109] ステップ S112で通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を切り離したとき、通 信処理部 19は、通信端末装置 1Aを多者通話回線に接続し、通信端末装置 1A〜1 Nで多者通話ができるようにする(S 113)。

[0110] ステップ S101で多者通話に参加している通信端末装置 1A〜1Nの数が最大端末 装置数より少なくないと判断したとき、ステップ S109で通信端末装置 1Aと通信端末 装置 1Zとを多者通話回線に接続したとき、ステップ S111で通信端末装置 1Aを多者 通話回線に接続したとき、または、ステップ S 113で通信端末装置 1 Aを多者通話回 線に接続したとき、端末集合情報等の割込処理出力を再構成処理部 15に出力する (S110)。

[0111] ステップ S110で生成する割込処理出力は、それぞれ、ステップ S101で多者通話 に参加している通信端末装置 1A〜1Nの数が最大端末装置数より少なくないと判断 したときは、第 1の割り込み信号であり、ステップ S109で通信端末装置 1Aと通信端 末装置 1Zとを多者通話回線に接続したときは、端末集合情報(1A〜1N、 1Z)であり 、ステップ S111で通信端末装置 1Aを多者通話回線に接続したとき、および、ステツ プ S113で通信端末装置 1Aを多者通話回線に接続したときは、端末集合情報(1A 〜1N)である。

[0112] 図 8は、本実施の形態に係る第 2の割込パターン処理を説明するためのフローチヤ ートである。なお、以下の動作は、中継装置 10の制御部を構成する、図示されてい ない CPUにより制御されるものとする。

[0113] まず、第 2の割込パターン処理部 30の接続準備部 31は、第 2のパターンの割り込 み信号が入力されたとき、第 2のパターンの割り込み信号を通信処理部 19に出力し 、通信処理部 19は、第 2のパターンの割り込み信号を送信した通信端末装置 1Zと通 信端末装置 1Zが接続をしょうとする通信端末装置 (以下、通信端末装置 1Aとする。 )とを、多者通話回線とは別回線で接続する接続処理を行う(S201)。

[0114] ステップ S201で接続処理を行ったとき、通信処理部 19は、通信端末装置 1Aと通 信端末装置 1Zとの接続が確立した力否かを判断し (S202)、接続が確立したと判断 したとき、処理はステップ S203に進み、接続が確立しないと判断したとき、処理はス テツプ S209に移る。

[0115] ステップ S202で接続が確立したと判断したとき、通信処理部 19は、通信端末装置 1Aを、多者通話を行っている回線 (以下、「多者通話回線」という。)から一時的に切 り離し、端末集合情報(1B〜1N)を生成して再構成処理部 15に出力する(S203)。

[0116] ステップ S203で通信端末装置 1Aを一時的に切り離したとき、通信処理部 19は、 通信端末装置 1Aから参加可否信号を受信する(S204)。

[0117] ステップ S204で通信処理部 19が通信端末装置 1Aから参加可否信号を受信した とき、許可判定部 33は、受信した参加可否信号が参加承認信号力否かを判断し (S 205)、受信した参加可否信号が参加承認信号であると判断したとき、処理はステツ プ S206に進み、受信した参加可否信号が参加承認信号でなく参加否認信号である と判断したとき、処理はステップ S210に移る。

[0118] ステップ S205で受信した参加可否信号が参加承認信号であると判断したとき、人 数判定部 34は、多者通話に参加している通信端末装置の数が最大端末装置数より 小さいか否かを判断し (S206)、最大端末装置数より小さいと判断したとき、処理はス テツプ S207に進み、最大端末装置数より小さくないと判断したとき、処理はステップ S210に移る。

[0119] ステップ S206で最大端末装置数より小さいと判断したとき、通信処理部 19は、通 信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を一時的に切り離す (S207)。

[0120] ステップ S207で通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を一時的に切り離し たとき、通信処理部 19は、通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとを多者通話に参カロ させるように多者通話回線に接続する(S208)。

[0121] ステップ S205で参加可否信号が参加否認信号であると判断したとき、通信処理部

19は、切断要求信号が入力されるのを待ち(S210)、切断要求信号が入力されたと 判断したとき、処理はステップ S211に進む。

[0122] ステップ S210で切断要求信号が入力されたと判断したとき、通信処理部 19は、通 信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を一時的に切り離す (S211)。

[0123] ステップ S211で通信端末装置 1Aと通信端末装置 1Zとの接続を一時的に切り離し たとき、通信処理部 19は、通信端末装置 1Aを多者通話に参加させるように多者通 話回線に接続する(S212)。

[0124] ステップ S202で接続が確立しないと判断したとき、ステップ S208で通信端末装置

1Aと通信端末装置 1Zとを多者通話回線に接続したとき、または、ステップ S212で 通信端末装置 1Aを多者通話回線に接続したとき、端末集合情報等の割込処理出 力を再構成処理部 15に出力する(S209)。

[0125] ステップ S209で生成する割込処理出力は、それぞれ、ステップ S202で接続が確 立しないと判断したときは、第 2の割り込み信号であり、ステップ S208で通信端末装 置 1Aと通信端末装置 1Zとを多者通話回線に接続したときは、端末集合情報(1A〜

1N、 1Z)であり、ステップ S212で通信端末装置 1Aを多者通話回線に接続したとき は、端末集合情報(1A〜1N)である。

[0126] 図 9は、本実施の形態に係る第 3の割込パターン処理を説明するためのフローチヤ ートである。なお、以下の動作は、中継装置 10の制御部を構成する、図示されてい ない CPUにより制御されるものとする。

[0127] まず、第 3の割込パターン処理部 40の人数判定部 41は、第 3のパターンの割り込 み信号が入力されたとき、多者通話に参加している通信端末装置 1A〜1Nの数が 2 を超える力否かを判断し (S301)、 2を超えると判断したとき、処理はステップ S302に 進み、 2を超えないと判断したとき、処理はステップ S304に移る。

[0128] ステップ S301で 2を超えると判断したとき、通信処理部 19は、第 3のパターンの割り 込み信号を送信した通信端末装置 1Nを多者通話回線力切り離し、通信端末装置

1A〜1M間の通信に切り替える(S302)。

[0129] ステップ S302で通信端末装置 INを多者通話回線力も切り離したとき、第 4パター ン切替処理部 43は、第 3のパターンの割り込み信号が含む通信端末装置 1Nを示す 情報を端末集合情報(1 A〜: LN)から除ヽた端末集合情報(1 A〜: LM)を再構成処 理部 15に出力する(S303)。

[0130] ステップ S301で 2以下と判断したとき、人数判定部 41は、第 3のパターンの割り込 み信号を通信処理部 19に出力し、通信処理部 19は、通信を終了させる処理を行う(

S304)。ここで、通信を終了させる処理は、周知であり、ここでは、その説明を省略す る。

[0131] 以上説明したように、本実施の形態に係る中継装置は、入力された符号化情報を 復号化せずに再構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、通信 コストおよび回線使用率を抑え、処理における計算コストを増大させることなぐさらに 、復号ィ匕音声の大きな劣化を防ぐ多者通話システムを実現することができる。

[0132] スケーラブル符号化技術を用いて音声'楽音信号等を伝送する中継装置を含めた 通信システムにおいて、中継装置内で複数の通信端末装置力送信される符号ィ匕 情報をレイヤ単位の符号ィ匕情報に分割し再構成し、各通信端末装置 1A〜: LN等に 伝送する。これにより、 3者以上の多者通話を柔軟に実現することができる。また、符 号ィ匕情報をレイヤ単位で再構成することにより、中継装置において複数の通信端末 装置からの符号化情報を一度復号化し重畳した後再符号化するという従来技術と比 ベ、復号ィ匕信号の著しい品質劣化がない多者通話を実現することができる。

[0133] また、過去の送信の伝送ビットレートを含む制御パラメータに基づいて、各通信端 末装置に送信する符号ィ匕情報を組み合わせるための制御情報を作成するため、新 たに伝送ビットレートを検出して制御情報を作成する処理の負荷を軽減することがで きる。

[0134] また、再生される音声の音声レベルと回線状況を含む通信状態に基づいて制御パ ラメータを設定するため、受信側で聴き取りやすヽ音声を再生するレイヤ構成を実現 することができる。

[0135] また、多者通話の参加数を変化させるときに制御パラメータを更新するため、制御 情報を作成する処理の負荷をさらに軽減することができる。

[0136] また、制御パラメータに基づ、て符号ィ匕情報を選択して組み合わせるため、処理の 負荷を軽減することができる。

[0137] また、同一の時間帯に送信された符号ィ匕情報を受信して力も次の時間帯に送信さ れた符号ィ匕情報を受信するため、処理の明確ィ匕を図ることができる。

[0138] また、多者通話を行っている回線とは別の回線で割り込みに係る 2つの通信端末装 置を接続するため、多者通話を中断させることなく割り込みに関する処理を行うことが できる。

[0139] また、多者通話を行っている回線とは別の回線で割り込みに係る 2つの通信端末装 置を接続するため、多者通話を中断させることなく割り込みに関する処理を行うことが できる。

[0140] また、本実施の形態に係る信号処理方法は、入力された符号化情報を復号化せず に再構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、処理における計 算コストを増大させることなぐさらに、復号化音声の大きな劣化を防ぐ多者通話シス テムを実現することができる。

[0141] なお、本実施の形態では、中継装置が、多者通話を行うための信号処理を行う信 号処理動作について説明したが、本発明は、コンピュータにこの信号処理動作を行 わせる信号処理プログラムにも同様に適用される。また、信号処理プログラムを、メモ リ、ディスク、テープ、 CD、 DVD等の機械読み取り可能な記録媒体に記録、書き込 みをし、動作を行う場合についても、本発明は適用することができ、本実施の形態と 同様の作用 ·効果を得ることができる。

[0142] (第 2の実施の形態)

図 10は、本発明の第 2の実施の形態に係る通信端末装置のブロック構成を示す図 である。本実施の形態の通信端末装置 1Aは、図 10に示すように、符号化情報受信 分離部 110、制御情報分離部 120、復号化部 130、符号化部 210、および、符号ィ匕 情報送信統合部 230を含むように構成される。各通信端末装置 1A〜: LN等は構成 において同様であるため、本実施の形態では、他の通信端末装置 1B〜1N等につ いては説明を省略する。以下、各処理ブロックについて詳細に説明する。

[0143] 符号ィ匕情報受信分離部 110は、伝送路 2A〜2N、 2Zを介して中継装置 10から送 信された符号化情報が入力され、符号化情報から情報源符号 (以下、「受信情報源 符号」という。)と制御情報とを分離して抽出し、得られた受信情報源符号を復号ィ匕部 130に出力し、制御情報を制御情報分離部 120に出力する。

[0144] 制御情報分離部 120は、符号ィ匕情報受信分離部 110から制御情報が入力され、 制御情報を解析する。制御情報分離部 120は、制御情報を解析した後、復号化に利 用される情報源符号構成情報と、符号化に利用される伝送モード情報とに分離し、 情報源符号構成情報を復号化部 130に出力し、伝送モード情報を符号化部 210〖こ 出力する。ここで、情報源符号構成情報は、情報源符号のレイヤ構成を示す情報で あり、伝送モード情報は、伝送ビットレートを含む所定の情報である。具体的には、制 御情報分離部 120は、制御情報中の情報源符号構成情報を復号化部 130に出力し 、制御情報中の伝送モード情報を符号ィ匕部 210に出力する。

[0145] 復号化部 130は、符号化情報受信分離部 110から受信情報源符号が入力され、ま た制御情報分離部 120から情報源符号構成情報を入力する。復号化部 130は、入 力された情報源符号構成情報に基づヽて情報源符号を復号ィ匕し、出力信号を得る [0146] 符号ィ匕部 210は、音声信号等の入力信号が入力されると共に、制御情報分離部 1 20から伝送モード情報が入力され、入力された伝送モード情報に基づいて入力信 号を符号化し、送信情報源符号を生成する。符号ィ匕部 210は、得られた情報源符号 、および伝送モード情報を符号化情報送信統合部 230に出力する。

[0147] 符号化情報送信統合部 230は、符号化部 210から情報源符号および伝送モード 情報が入力され、入力された情報源符号および伝送モード情報を統合して送信符号 化情報を生成し、送信符号化情報を伝送路 2A〜2N、 2Z経由で中継装置 10に出 力する。

[0148] 図 11は、本実施の形態に係る符号ィ匕部 210のブロック構成を示す図である。以下 、符号ィ匕部 210は、入力信号を Nサンプルずつのデータに区切り(Nは自然数)、得 られた Nサンプルのデータを 1フレームとしてフレーム毎に符号化を行うものとする。

[0149] 符号ィ匕部 210は、符号ィ匕動作制御部 211、制御スィッチ 222a、 222b, 224a, 22 4b、 226a, 226b,基本レイヤ符号化部 221a、基本レイヤ復号化部 221b、第 1拡張 レイヤ符号ィ匕部 223a、第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 223b、第 2拡張レイヤ符号ィ匕部 225 a、第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 225b、第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 227、および加算器 212 、 213、 214を有する。

[0150] 符号ィ匕動作制御部 211には、伝送モード情報が入力される。符号化動作制御部 2 11は、入力した伝送モード情報に応じて、制御スィッチ 222a、 222b, 224a, 224b 、 226a, 226bのオン Zオフ制御を行う。具体的には、符号ィ匕動作制御部 211は、伝 送モード情報力 R4である場合、制御スィッチ 222a、 222b, 224a, 224b, 226a, 226bを全てオンにする。

[0151] また、符号化動作制御部 211は、伝送モード情報が BR3である場合、制御スィッチ 222a, 222b, 224a, 224bを才ン【こし、帘 U御スィッチ 226a、 226bを才フ【こする。ま た、符号ィ匕動作制御部 211は、伝送モード情報が BR2である場合、制御スィッチ 22 2a、 222bを才ン【こし、帘 U御スィッチ 224a、 224b, 226a, 226bを才フ【こする。

[0152] また、符号化動作制御部 211は、伝送モード情報が BR1である場合、制御スィッチ 222a, 222b, 224a, 224b, 226a, 226bを全て才フにする。また、符号ィ匕動作帘1| 御部 211は、伝送モード情報を符号ィ匕情報送信統合部 230に出力する。このように

、符号ィ匕動作制御部 211が伝送モード情報に応じて制御スィッチ群をオン Zオフ制 御することにより、入力信号の符号ィ匕に用いる符号ィ匕部の組み合わせが決定される

[0153] 基本レイヤ符号ィ匕部 221aは、音声信号等の入力信号が入力され、入力信号に対 して CELPタイプの音声符号ィ匕方法を用いて符号ィ匕を行って基本レイヤ情報源符号 を生成し、生成した基本レイヤ情報源符号を符号ィ匕情報送信統合部 230および制 御スィッチ 222bに出力する。なお、基本レイヤ符号ィ匕部 221aの構成については後 述する。

[0154] 基本レイヤ復号ィ匕部 221bは、制御スィッチ 222bがオンのとき、基本レイヤ符号ィ匕 部 221aから出力された基本レイヤ情報源符号に対して CELPタイプの音声復号ィ匕 方法を用いて復号化を行って基本レイヤ復号化信号を生成し、生成した基本レイヤ 復号化信号を加算器 212に出力する。なお、基本レイヤ復号ィ匕部 221bは、制御スィ ツチ 222bがオフのときには何も動作しない。なお、基本レイヤ復号ィ匕部 221bの構成 については後述する。

[0155] カロ算器 212は、制御スィッチ 222a、 222bがオンのとき、入力信号に、基本レイヤ復 号化信号の極性を反転させて加算して第 1差分信号を生成し、加算して得られた第 1差分信号を第 1拡張レイヤ符号ィ匕部 223aおよび制御スィッチ 224aに出力する。な お、カロ算器 212は、制御スィッチ 222a、 222bがオフのときには何も動作しない。

[0156] 第 1拡張レイヤ符号ィ匕部 223aは、制御スィッチ 222a、 222bがオンのとき、加算器 212から得られる第 1差分信号に対して CELPタイプの音声符号ィ匕方法を用いて符 号ィ匕を行って第 1拡張レイヤ情報源符号を生成し、生成した第 1拡張レイヤ情報源符 号を制御スィッチ 224bおよび符号ィ匕情報送信統合部 230に出力する。なお、第 1拡 張レイヤ符号ィ匕部 223aは、制御スィッチ 222a、 222bがオフのときには何も動作しな い。

[0157] 第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 223bは、制御スィッチ 224bがオンのとき、第 1拡張レイヤ 符号ィ匕部 223aから出力された第 1拡張レイヤ情報源符号に対して CELPタイプの音 声復号ィ匕方法を用いて復号ィ匕を行って第 1拡張レイヤ復号ィ匕信号を生成し、生成し た第 1拡張レイヤ復号ィ匕信号を加算器 213に出力する。なお、第 1拡張レイヤ復号化 部 223bは、制御スィッチ 224bがオフのときには何も動作しない。

[0158] カロ算器 213は、制御スィッチ 224a、 224bがオンのとき、制御スィッチ 224aから得 られる第 1差分信号に、第 1拡張レイヤ復号化信号の極性を反転させて加算して第 2 差分信号を生成し、生成した第 2差分信号を第 2拡張レイヤ符号化部 225aに出力す る。なお、加算器 213は、制御スィッチ 224a、 224bがオフのときには何も動作しない

[0159] 第 2拡張レイヤ符号ィ匕部 225aは、制御スィッチ 224a、 224bがオンのとき、加算器 213から出力される第 2差分信号に対して CELPタイプの音声符号ィ匕方法を用いて 符号ィ匕を行って第 2拡張レイヤ情報源符号を生成し、生成した第 2拡張レイヤ情報源 符号を符号ィ匕情報送信統合部 230に出力する。なお、第 2拡張レイヤ符号ィ匕部 225 aは、制御スィッチ 224a、 224bがオフのときには何も動作しない。

[0160] 第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 225bは、制御スィッチ 226a、 226bがオンのとき、第 2拡 張レイヤ符号ィ匕部 225aから出力された第 2拡張レイヤ情報源符号に対して CELPタ イブの音声復号ィヒ方法を用いて復号ィヒを行って第 2拡張レイヤ復号ィヒ信号を生成し 、生成した第 2拡張レイヤ復号ィ匕信号を加算器 214に出力する。なお、第 2拡張レイ ャ復号ィ匕部 225bは、制御スィッチ 226bがオフのときには何も動作しない。

[0161] カロ算器 214は、制御スィッチ 226a、 226b力 Sオンのとき、制御スィッチ 226aから得 られる第 2差分信号に、第 2拡張レイヤ復号化信号の極性を反転させた信号を加算 し、加算結果である第 3差分信号を第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 227に出力する。なお、 カロ算器 214は、制御スィッチ 226a、 226bがオフのときには何も動作しない。

[0162] 第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 227は、制御スィッチ 226a、 226bがオンのとき、加算器 2 14から出力される第 3差分信号に対して CELPタイプの音声符号ィ匕方法を用いて符 号化を行い、符号ィ匕により得られた情報源符号 (以下、「第 3拡張レイヤ情報源符号」 という。)を符号ィ匕情報送信統合部 230に出力する。なお、第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 2 27は、制御スィッチ 226a、 226bがオフのときには何も動作しない。

[0163] 符号ィ匕情報送信統合部 230は、基本レイヤ符号化部 221a、第 1拡張レイヤ符号化 部 223a、第 2拡張レイヤ符号ィ匕部 225a、および第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 227から出 力された情報源符号と符号ィ匕動作制御部 211から出力された伝送モード情報とを統

合して符号ィ匕情報を生成し、生成した符号ィ匕情報を伝送路 2Aに出力する。

[0164] 次に、伝送前符号ィ匕情報のデータ構造 (ビットストリーム)について図 12を用いて説 明する。伝送モード情報が伝送ビットレートが BR1を示すとき、符号化情報は、図 12 (a)に示すように、制御情報、基本レイヤ情報源符号および冗長部によって構成され る。伝送モード情報が BR2である場合、符号化情報は、図 12 (b)に示すように、制御 情報、基本レイヤ情報源符号、第 1拡張レイヤ情報源符号および冗長部によって構 成される。

[0165] 伝送モード情報が伝送ビットレートが BR3を示すとき、符号化情報は、図 12 (c)に 示すように、制御情報、基本レイヤ情報源符号、第 1拡張レイヤ情報源符号、第 2拡 張レイヤ情報源符号および冗長部によって構成される。伝送モード情報が伝送ビット レートが BR4を示すとき、符号化情報は、図 12 (d)に示すように、制御情報、基本レ ィャ情報源符号、第 1拡張レイヤ情報源符号、第 2拡張レイヤ情報源符号、第 3拡張 レイヤ情報源符号および冗長部によって構成される。

[0166] ここで、図 12中のデータ構造における冗長部とは、ビットストリーム中に用意される 冗長的なデータ格納部であり、伝送誤り検出'訂正用のビットおよび、パケットの同期 をとるためのカウンタ等に利用される。

[0167] 図 13は、本実施の形態に係る基本レイヤ符号化部 221aのブロック構成を示す図 である。以下、基本レイヤ符号ィ匕部 221aが、 CELPタイプの音声符号化方法を用い て音声符号ィ匕を行う場合を例にとり説明する。

[0168] 基本レイヤ符号ィ匕部 221aは、前処理手段 301と、 LPC分析手段 302と、 LPC量子 化手段 303と、合成フィルタ 304と、加算器 305、 311と、適応音源符号帳 306と、量 子化利得生成手段 307と、固定音源符号帳 308と、乗算器 309、 310と、聴覚重み 付け手段 312と、ノメータ決定手段 313と、多重化部 314とによって構成される。

[0169] 前処理手段 301は、符号化前の入力信号が入力され、入力信号に対し、 DC成分 を取り除くハイパスフィルタ処理や後続する符号ィヒ処理の性能改善につながるような 波形整形処理、所謂プリエンファシス処理等の処理を行い、処理して得られた信号 X inを LPC分析手段 302および加算器 305に出力する。

[0170] LPC分析手段 302は、前処理手段 301が出力した信号 Xinが入力され、信号 Xin に対して線形予測分析処理を行って線形予測係数を生成し、得られた線形予測係 数を LPC量子化手段 303に出力する。

[0171] LPC量子化手段 303は、 LPC分析手段 302が出力した線形予測係数が入力され 、線形予測係数 (LPC)に対して量子化処理を行って量子化 LPCを生成し、得られ た量子化 LPCを合成フィルタ 304に出力すると共に、合成フィルタ 304が量子化 LP Cに基づ、て合成フィルタ(フィルタ合成とあった。 )処理を行うことを示す符号 Lを多 重化部 314に出力する。

[0172] 合成フィルタ 304は、後述する加算器 311からの出力信号と、 LPC量子化手段 30 3から出力された線形予測係数とが入力され、量子化 LPCに基づいて合成フィルタ 処理のフィルタ係数を決定し、加算器 311からの出力信号に対して合成フィルタ処理 を施して合成信号を生成し、得られた合成信号を加算器 305に出力する。

[0173] 加算器 305は、前処理手段 301が出力した信号 Xinと、合成フィルタ 304が出力し た合成信号とが入力され、合成信号の極性を反転させて信号 Xinに加算すること〖こ より誤差信号を算出し、得られた誤差信号を聴覚重み付け手段 312に出力する。

[0174] 適応音源符号帳 306は、後述するパラメータ決定手段 313が出力した適応音源べ タトル符号 Aが入力され、この適応音源ベクトル符号 Aに応じて特定される過去の駆 動音源 (整合)から 1フレーム分のサンプルを適応音源ベクトルとして切り出して乗算 器 309に出力する。ここで、上記の駆動音源は、過去に加算器 311が出力した駆動 音源をバッファに記憶して、るものとする。

[0175] 量子化利得生成手段 307は、後述するパラメータ決定手段 313が出力した音源利 得符号 Gが入力され、入力された音源利得符号 Gに応じて量子化適応音源利得と量 子化固定音源利得とを特定し、特定した量子化適応音源利得と量子化固定音源利 得とをそれぞれ乗算器 309と乗算器 310とに出力する。ここで、量子化適応音源利 得とは、適応音源符号帳 306が出力した適応音源ベクトルを増幅するための利得で あり、量子化固定音源利得とは、後述する固定音源符号帳 308が出力する固定音源 ベクトルを増幅するための利得である。

[0176] 固定音源符号帳 308は、後述するパラメータ決定手段 313が出力した固定音源べ タトル符号 Fが入力され、入力された固定音源ベクトル符号 Fに応じて特定される形 状を有するパルス音源ベクトルに拡散ベクトルを乗算して固定音源ベクトルを生成し

、得られた固定音源ベクトルを乗算器 310に出力する。

[0177] 乗算器 309は、適応音源符号帳 306が出力した適応音源ベクトルと、量子化利得 生成手段 307が出力した量子化適応音源利得とが入力され、量子化適応音源利得 を適応音源ベクトルに乗じて、加算器 311に出力する。乗算器 310は、固定音源符 号帳 308が出力した固定音源ベクトルと、量子化利得生成手段 307が出力した量子 化固定音源利得とが入力され、量子化固定音源利得を固定音源べ外ルに乗じて、 加算器 311に出力する。

[0178] 加算器 311は、乗算器 309が出力した利得乗算後の適応音源ベクトルと、乗算器 3 10が出力した固定音源ベクトルとが入力され、適応音源ベクトルと固定音源ベクトル とをベクトル加算して駆動音源を生成し、得られた駆動音源を合成フィルタ 304およ び適応音源符号帳 306に出力する。なお、適応音源符号帳 306に入力された駆動 音源は、ノッファに記憶される。

[0179] 聴覚重み付け手段 312は、加算器 305から出力された誤差信号が入力され、この 誤差信号に対して聴覚を考慮した重み付けを行って符号ィ匕歪みを生成し、得られた 符号ィ匕歪みをパラメータ決定手段 313に出力する。

[0180] ノメータ決定手段 313は、聴覚重み付け手段 312から出力された符号ィ匕歪みが 入力され、この符号ィヒ歪みを最小にする適応音源ベクトル、固定音源ベクトルおよび 量子化利得を、それぞれ、適応音源符号帳 306、固定音源符号帳 308および量子 ィ匕利得生成手段 307が有するデータの中から選択して適応音源ベクトル符号 A、固 定音源ベクトル符号 Fおよび音源利得符号 Gを生成し、多重化部 314に出力する。こ こで、適応音源ベクトル符号は、パラメータ決定手段 313が選択した適応音源べタト ルを特定する情報であり、固定音源ベクトル符号は固定音源ベクトルを特定する情 報であり、音源利得符号は、量子化適応音源利得と量子化固定音源利得を特定す る情報である。

[0181] 多重化部 314は、 LPC量子化手段 303が出力した量子化 LPCを表す符号 Lと、パ ラメータ決定手段 313が出力した適応音源ベクトル符号 A、固定音源ベクトル符号 F および音源利得符号 Gとを入力とし、これらの情報を多重化して基本レイヤ情報源符 号を生成して出力する。

[0182] 図 11に示す第 1拡張レイヤ符号ィ匕部 223a、第 2拡張レイヤ符号ィ匕部 225a、およ び第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 227の構成の説明については、基本レイヤ符号ィ匕部 221 aと同一であるため、その説明を省略する。ただし、第 1拡張レイヤ符号ィ匕部 223a、 第 2拡張レイヤ符号ィ匕部 225a、および第 3拡張レイヤ符号ィ匕部 227に入力される信 号と出力される情報源符号とは異なる。

[0183] 図 14は、本実施の形態に係る基本レイヤ復号化部 221bのブロック構成を示す図 である。以下、基本レイヤ復号ィ匕部 221bが、 CELPタイプの音声復号化方法を用い て音声復号ィ匕を行う場合を例にとり説明する。

[0184] 図 14において、基本レイヤ復号ィ匕部 221bは、多重化分離手段 401と、 LPC復号 化手段 402と、合成フィルタ 403と、後処理手段 404と、適応音源符号帳 405と、量 子化利得生成手段 406と、固定音源符号帳 407と、乗算器 408、 409と、カロ算器 41 0とを有する。

[0185] 多重化分離手段 401は、基本レイヤ復号ィ匕部 221bに入力された基本レイヤ情報 源符号が入力され、基本レイヤ情報源符号から符号 L、 A、 G、 Fを分離し、それぞれ 、 LPC復号化手段 402、適応音源符号帳 405、量子化利得生成手段 406、固定音 源符号帳 407に出力する。

[0186] LPC復号ィ匕手段 402は、多重化分離手段 401が出力した符号 Lが入力され、符号 Lに基づいて量子化 LPCを復号ィ匕し、得られた量子化 LPCを合成フィルタ 403に出 力する。

[0187] 適応音源符号帳 405は、多重化分離手段 401が出力した符号 Aが入力され、符号 Aで指定される駆動音源の 1フレーム分のサンプルを、記憶して、る過去の駆動音 源のうちから選択し、適応音源ベクトルとして乗算器 408に出力する。

[0188] 量子化利得生成手段 406は、多重化分離手段 401が出力した音源利得符号 Gが 入力され、音源利得符号 Gで指定される量子化適応音源利得と量子化固定音源利 得を復号化し、量子化適応音源利得を乗算器 408に出力し、量子化固定音源利得 を乗算器 409に出力する。

[0189] 固定音源符号帳 407は、多重化分離手段 401が出力した符号 Fが入力され、符号

Fで指定される固定音源ベクトルを生成し、生成した固定音源ベクトルを乗算器 409 に出力する。

[0190] 乗算器 408は、適応音源符号帳 405が出力した適応音源ベクトルと、量子化利得 生成手段 406が出力した量子化適応音源利得とが入力され、適応音源ベクトルに量 子化適応音源利得を乗算し、利得乗算後の適応音源べ外ルを加算器 410に出力 する。

[0191] 乗算器 409は、固定音源符号帳 407が出力した固定音源ベクトルと、量子化利得 生成手段 406が出力した量子化固定音源利得とが入力され、固定音源ベクトルに量 子化固定音源利得を乗算し、利得乗算後の固定音源べ外ルを加算器 410に出力 する。

[0192] 加算器 410は、乗算器 408、 409から出力された利得乗算後の適応音源ベクトルと 固定音源ベクトルとを加算して駆動音源を生成し、得られた駆動音源を合成フィルタ 403および適応音源符号帳 405に出力する。

[0193] 合成フィルタ 403は、 LPC復号ィ匕手段 402が出力した量子化 LPCと、加算器 410 が出力した駆動音源とが入力され、量子化 LPCに基づいてフィルタ係数を決定し、 入力された駆動音源のフィルタ合成処理を行!ヽ、得られた (合成した)信号を後処理 手段 404に出力する。

[0194] 後処理手段 404は、合成フィルタ 403が出力した信号が入力され、入力された信号 に対して、ホルマント強調、ピッチ強調等の音声の主観的品質を改善する処理、定常 雑音の主観的品質を改善する処理等を施し、基本レイヤ復号化信号として出力する

[0195] 図 11に示す第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 223bおよび第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 225bの 構成の説明については、基本レイヤ復号ィ匕部 221bと同一であるため、その説明を省 略する。ただし、第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 223bおよび第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 225b に入力される情報源符号の種類と出力される復号ィ匕信号とは異なる。

[0196] 図 15は、本実施の形態に係る復号ィ匕部 130のブロック構成を示す図である。以下 、復号ィ匕部 130が、 CELPタイプの音声復号ィ匕方法を用いて音声復号ィ匕を行う場合 を例にとり説明する。

[0197] 復号ィ匕部 130は、符号化情報管理部 131と、復号化動作制御部 132と、基本レイ ャ復号化部 133と、第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135と、第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137と、 第 3拡張レイヤ復号化部 139と、制御スィッチ 134、 136、 138と、カロ算器 140〜142 と、合成音管理部 143とを有する。

[0198] 符号ィ匕情報管理部 131には、符号ィ匕情報受信分離部 110が出力した情報源符号 と、制御情報分離部 120が出力した情報源符号構成情報とが入力される。符号化情 報管理部 131は、入力された情報源符号構成情報に基づいて、所定データ量の情 報源符号が入力されるまで、入力された情報源符号および制御情報を内部メモリに 格納する。具体的には、符号化情報管理部 131は、多者通話に参加している全通信 端末装置 1A〜: LN等から送信された所定データ量の情報源符号が全て揃うまで格 納する。符号化情報管理部 131は、また、所定データ量の情報源符号が全て入力さ れたとき、内部メモリに格納した情報源符号および情報源符号構成情報を復号化動 作制御部 132に出力する。

[0199] 復号化動作制御部 132は、符号化情報管理部 131が出力した情報源符号および 情報源符号構成情報が入力され、情報源符号構成情報に基づいて、受信した各通 信端末装置 1A〜: LN等からの情報源符号毎に、制御スィッチ 134、 136、 138のォ ン Zオフを制御し、基本レイヤ復号ィ匕部 133、第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135、第 2拡 張レイヤ復号ィ匕部 137および第 3拡張レイヤ復号ィ匕部 139に、対応するレイヤの信 号を出力する。

[0200] 具体的には、復号化動作制御部 132は、各通信端末装置 1A〜: LN等毎に、符号 化情報管理部 131から得られる情報源符号構成情報の占有レイヤ数 (Ll、 L2、 ...) を参照し、占有レイヤ数が 1 (情報源符号構成情報力の場合、制御スィッチ 134 、 136、 138を全てオフにし、この通信端末装置からの情報源符号を基本レイヤ復号 化部 133に出力する。また、復号ィ匕動作制御部 132は、占有レイヤ数が 2 (情報源符 号構成情報が L2)の場合、制御スィッチ 134をオンにし、制御スィッチ 136、 138を オフにし、この通信端末装置からの情報源符号を下位のレイヤカゝら順番に、基本レイ ャ復号ィ匕部 133および第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135にそれぞれ出力する。また、復 号ィ匕動作制御部 132は、占有レイヤ数が 3 (情報源符号構成情報力 SL3)の場合、制 御スィッチ 134、 136をオンにし、制御スィッチ 138をオフにし、この通信端末装置か らの情報源符号を下位のレイヤ力も順番に、基本レイヤ復号ィ匕部 133、第 1拡張レイ ャ復号ィ匕部 135および第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137にそれぞれ出力する。また、復 号ィ匕動作制御部 132は、占有レイヤ数が 4 (情報源符号構成情報が L4)の場合、制 御スィッチ 134、 136、 138を全てオンにし、この通信端末装置からの情報源符号を 下位のレイヤに対応する情報源符号から、基本レイヤ復号ィ匕部 133、第 1拡張レイヤ 復号化部 135、第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137および第 3拡張レイヤ復号ィ匕部 139に それぞれ出力する。

[0201] また、復号化動作制御部 132は、各通信端末装置 1A〜: LN等から送信された情報 源符号が全て復号化されるまで、得られた各通信端末装置 1A〜1N等毎の復号ィ匕 信号を内部メモリに格納するように、合成音管理部 143に制御信号を送り、合成音管 理部 143の動作を制御する。

[0202] 例えば、レイヤ数力のスケーラブル通信によって 3者 (通信端末装置 1A、 1B、 1C )間通話を行っている状態で、通信端末装置 1Aの復号ィ匕動作制御部 132が受信し た情報源符号構成情報が、「B :L2 (base, enhl) C :L2 (enh2, enh3)」であった場 合を例にとり説明する。この場合、復号ィ匕動作制御部 132は、制御スィッチ 134をォ ンにし、制御スィッチ 136、 138をオフにし、通信端末装置 1Bから伝送された情報源 符号である基本レイヤ情報源符号を基本レイヤ復号ィ匕部 133に出力し、第 1拡張レ ィャ情報源符号を第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135に出力する。また、復号化動作制御 部 132は、合成音管理部 143に制御信号を出力し、基本レイヤ復号ィ匕部 133および 第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135が復号ィ匕して得られた各通信端末装置 1B、 1Cからの 復号ィ匕信号を合成音管理部 143に記憶させる。次に、復号ィ匕動作制御部 132は、 制御スィッチ 134をオンにし、制御スィッチ 136、 138をオフにし、通信端末装置 1C カゝら伝送された情報源符号である、第 2拡張レイヤ情報源符号を基本レイヤ復号ィ匕 部 133に出力し、第 3拡張レイヤ情報源符号を第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135に出力 する。

[0203] 基本レイヤ復号ィ匕部 133は、復号ィ匕動作制御部 132から出力された基本レイヤ情 報源符号等の情報源符号に対して CELPタイプの音声復号ィヒ方法を用いて復号ィ匕 を行い、復号化により得られた復号化信号 (以下、「基本レイヤ復号ィ匕信号」という。 ) を加算器 142に出力する。

[0204] 第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135は、制御スィッチ 134がオンのとき、復号化動作制御 部 132から出力された第 1拡張レイヤ情報源符号等の情報源符号に対して CELPタ イブの音声復号ィ匕方法を用いて復号ィ匕を行い、復号ィ匕により得られた復号ィ匕信号( 以下、「第 1拡張レイヤ復号ィ匕信号」という。)を加算器 141に出力する。また、第 1拡 張レイヤ復号ィ匕部 135は、制御スィッチ 134がオフのときは、何も動作しない。

[0205] 第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137は、制御スィッチ 136がオンのとき、復号化動作制御 部 132から出力された第 2拡張レイヤ情報源符号等の情報源符号に対して CELPタ イブの音声復号ィ匕方法を用いて復号ィ匕を行い、復号ィ匕により得られた復号ィ匕信号( 以下、「第 2レイヤ復号ィ匕信号」という。)を加算器 140に出力する。また、第 2拡張レ ィャ復号ィ匕部 137は、制御スィッチ 136がオフのときは、何も動作しない。

[0206] 第 3拡張レイヤ復号ィ匕部 139は、制御スィッチ 138がオンのとき、復号化動作制御 部 132から出力された第 3拡張レイヤ情報源符号等の情報源符号に対して CELPタ イブの音声復号ィ匕方法を用いて復号ィ匕を行い、復号ィ匕により得られた復号ィ匕信号( 以下、「第 3拡張レイヤ復号ィ匕信号」という。)を加算器 140に出力する。また、第 3拡 張レイヤ復号ィ匕部 139は、制御スィッチ 138がオフのときは、何も動作しない。

[0207] 加算器 140は、制御スィッチ 136、 138がオンのとき、第 3拡張レイヤ復号ィ匕部 139 力 出力された第 3拡張レイヤ復号ィ匕信号と第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137から出力さ れた第 2拡張レイヤ復号化信号とを加算し、加算後の信号を加算器 141に出力する 。また、加算器 140は、制御スィッチ 138がオフであり、かつ、制御スィッチ 136がォ ンのとき、第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137から出力された第 2拡張レイヤ復号ィ匕信号を 加算器 141に出力する。なお、カロ算器 140は、制御スィッチ 136、 138がオフのとき、 何も動作しない。

[0208] 加算器 141は、制御スィッチ 134、 136がオンのとき、第 2拡張レイヤ復号ィ匕部 137 力 出力された第 2拡張レイヤ復号ィ匕信号と第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135から出力さ れた第 1拡張レイヤ復号化信号とを加算し、加算後の信号を加算器 142に出力する 。また、加算器 141は、制御スィッチ 136がオフであり、かつ、制御スィッチ 134がォ ンのとき、第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135から出力された第 1拡張レイヤ復号ィ匕信号を 加算器 142に出力する。なお、加算器 141は、制御スィッチ 134、 136力オフのとき、 何も動作しない。

[0209] 加算器 142は、制御スィッチ 134がオンのとき、加算器 141から出力された復号ィ匕 信号と基本レイヤ復号化部 133から出力された基本レイヤ復号化信号とを加算し、 加算後の信号を合成音管理部 143に出力する。なお、加算器 142は、制御スィッチ 134がオフのとき、基本レイヤ復号化部 133から得られる基本レイヤ復号ィ匕信号を合 成音管理部 143に出力する。

[0210] 合成音管理部 143は、加算器 142から出力される復号化信号が入力され、復号ィ匕 動作制御部 132からの制御に基づき、入力された復号ィ匕信号を内部メモリに格納す る。また、合成音管理部 143は、復号ィ匕動作制御部 132からの制御に基づき、内部メ モリに格納された複数の復号ィ匕信号を重畳加算し、得られた加算信号を出力信号と して出力する。

[0211] 具体的には、合成音管理部 143は、復号ィ匕動作制御部 132から制御信号として、 制御部(中継装置)から伝送された情報源符号を構成する通信端末装置数を得て、 この通信端末装置数分だけ、内部メモリに復号ィ匕信号を格納する。合成音管理部 14 3は、指定された通信端末装置数分、復号化信号を格納した後、格納した全ての復 号ィ匕信号を重畳加算し、得られた加算信号を出力信号として出力する。

[0212] なお、基本レイヤ復号ィ匕部 133、第 1拡張レイヤ復号ィ匕部 135、第 2拡張レイヤ復 号ィ匕部 137、および第 3拡張レイヤ復号ィ匕部 139の内部構成は、上述した基本レイ ャ復号ィ匕部 221bと同一であり、入力される情報源符号の種類および出力される信 号の種類のみが異なるので、その説明は省略する。

[0213] 以上説明したように、本実施の形態に係る通信端末装置は、入力された符号化情 報を復号化せずに再構成して送信するため、従来の通信装置、通信方法等よりも、 処理における計算コストを増大させることなぐさらに、復号化音声の大きな劣化を防 ぐ多者通話システムを実現することができる。

[0214] また、制御情報に基づいて符号ィ匕情報をレイヤ毎に復号ィ匕するため、異なる通信 端末装置カゝら送信され異なるレイヤに統合された符号ィ匕情報を復号ィ匕することがで きる。

[0215] また、レイヤ毎に符号化された前記符号ィ匕情報を基本レイヤ力も復号ィ匕するため、 伝送ビットレートが低下したときでも適切に復号ィ匕することができる。

[0216] また、上述の実施の形態では理解を容易にするため、レイヤ数を 4として説明した 力 本発明はこれに限定されない。複数のレイヤで構成された階層的な信号符号ィ匕 または復号ィ匕方法において、下位レイヤでの入力信号と出力信号との差である残差 信号を上位レイヤで符号ィ匕するのであれば、レイヤ数は如何なる数であってもよ、。

[0217] また、本発明において、同時に多者通話可能な通信端末装置の数は限定されない 。スケーラブル符号ィ匕技術のレイヤ数を越える数の通信端末装置間で多者通話を行 う場合にっヽても、レイヤ数を越えた数の通信端末装置から送信される符号化情報 を一度復号ィ匕し他の通信端末装置力ゝらの符号ィ匕情報を復号ィ匕して得られた復号ィ匕 信号と重畳した後再度符号ィ匕するという技術と組み合わせることで適用することがで きる。

[0218] また、上述の実施の形態では理解を容易にするため、各通信端末装置 1A〜: LN等 にレイヤ数を均等に割り当てる場合について説明したが、本発明において、各通信 端末装置 1A〜1N等にレイヤ数を割り当てる方法はこれに限定されない。各通信端 末装置 1A〜1N等へレイヤ数の割り当てを出来る限り均等に割り当てる場合の他に 、通信端末装置力送信される音声レベルが高い端末、あるいは中継装置間との回 線状況が良、端末等に優先的にレイヤ数を割り当てるなど、状況にあわせてレイヤ 数を割り当ててもよぐより柔軟な多者通話を実現することができる。

[0219] また、上述の実施の形態では理解を容易にするため、各通信端末装置 1A〜: LN等 の多者通話システムへの参加、脱退の場合、特に各通信端末装置 1A〜1N等の脱 退時に自ら回線切断要求を送信する場合について説明したが、本発明はこれに限 定されない。他の通信端末装置により各通信端末装置 1A〜1N等が強制的に脱退 させられるようにしてちょい。

産業上の利用可能性

[0220] 本発明に係る中継装置、通信端末装置、信号復号化装置、信号処理方法、および 信号処理プログラムは、従来の通信装置、通信方法等よりも、処理における計算コス トを増大させることなぐさらに、復号ィ匕音声の大きな劣化を防ぐ多者通話システムを 実現することができるという効果を有し、多者通話が可能な中継装置、通信端末装置 、信号複号化装置、信号処理方法、および信号処理プログラム等として有用である。