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1. WO2006101236 - RADIOGRAPHY SYSTEM AND RADIOGRAPHY CASSETTE

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[ JA ]
明 細書

放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影用力セッテ

技術分野

[0001] 本発明は、被写体の放射線画像を生成する放射線画像撮影システム及び放射線 画像撮影用力セッテに関する。

背景技術

[0002] 従来から、 X線画像は医療現場にお!、て病状の診断に広く用いられて、る。特に、 増感紙 フィルム系による X線画像は、長、歴史のなかで高感度化と高画質ィ匕が図 られた結果、高、信頼性と優れたコストパフォーマンスを併せ持った撮像システムとし て、いまなお、世界中の医療現場で用いられている。近年では、輝尽性蛍光体のパ ネルを X線画像撮影用パネルとして用いた「CR (computed radiography)システム」が 実用化され、高感度化及び画質の改善が日夜続けられている。

[0003] ところで、上記 CRシステムでは、 X線撮影カゝらその X線画像が生成されるまで数十 秒から数分間という比較的長い時間が必要とされ、 X線画像を確認した結果、 X線撮 影が不良であった場合には、再度 X線撮影をおこなわなければならず、 X線画像を 生成するまでに更に長い時間が必要とされる。そのため、今日では、 X線撮影からそ の X線画像の生成まで数秒という短時間で足りる、「FPD (Flat Panel Detector)」を用 V、た「DR (Digital Radiography)システム」が提案されており(例えば特許文献 1参照) 、特に特許文献 1に記載の DRシステムでは、上記 FPDとしてワイヤレス薄型 FPDを 適用しつつ、撮影画像の情報管理までをも向上させている。

特許文献 1 :特開 2004— 180931号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] しかしながら、特許文献 1に記載の DRシステムでは、 FPDの電源として大容量コン デンサや 2次電池を使用する(段落番号 0072参照)ため、当該電源として大容量コ ンデンサを使用する場合には、急速な充電は可能であるものの蓄電量が小さぐ他 方、当該電源として 2次電池を使用する場合には、十分な充電時間を確保しなけれ

ばならな、と、う不都合がある。

そこで本発明は、蓄電量の制約や充電時間の確保が不要な放射線画像撮影シス テム及び放射線画像撮影用力セッテを提供することを目的とする。

図面の簡単な説明

[0005] [図 1]本発明の第一の実施形態の X線画像撮影システムの概略構成を示す図である

[図 2]本発明の一実施形態の力セッテの概略構成を示す斜視図である。

[図 3]本発明の一実施形態のパネルを中心とした力セッテの断面図である。

[図 4]本発明の一実施形態の光検出器を中心とした回路の構成を示す回路図である

[図 5]力セッテの内部電源の構成を示す斜視図である。

[図 6]図 5の構成の変形例を示す斜視図である。

[図 7]本発明の第二の実施形態の X線画像撮影システムの概略構成を示す図である

発明を実施するための最良の形態

[0006] 以下、用語について説明する。

放射線は、強い電離作用や蛍光作用を有する電磁波や粒子線のことで、 X線、 y 線、 j8線、 α線、陽子線、重陽子線その他の重荷電粒子線及び中性子線が挙げら れる。本発明においては、放射線として、電子線、 X線、 γ線が好ましぐ特に X線が 好ましい。

[0007] コンソールとは、操作者が力セッテと交信を行うための装置で、このコンソールとは 別体の表示装置や操作装置が接続可能であってもよ!ヽし、表示装置や操作装置が このコンソールと一体であってもよ、。

[0008] 以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、本発明が これらの実施形態に限られな、ことは、述べるまでもな、。

発明の実施の形態欄の記載は、発明を実施するために発明者が最良と認識してい る形態を示すものであり、発明の範囲や、特許請求の範囲に用いられている用語を 一見、断定又は定義するような表現もあるが、これらは、あくまで、発明者が最良と認 識している形態を特定するための表現であり、発明の範囲や、特許請求の範囲に用

V、られて、る用語を特定又は限定するものではな!/、。

[0009] [第一の実施形態]

図 1〜4を参照しながら本発明に係る放射線画像撮影システムの第一の実施形態 について説明する。なお、 X線は放射線の一種である。

[0010] 図 1に示すように、第一の実施形態に係る X線画像撮影システム 1000は、病院内 で行われる X線画像撮影を想定したシステムであり、例えば、被写体に X線を照射す る X線撮影室 R1と、 X線技師が被写体に照射する X線の制御や、 X線を照射して取 得した X線画像の画像処理等を行う X線制御室 R2とに配置されるものである。

[0011] X線制御室 R2には、コンソール 1が設けられている。このコンソール 1によって X線 画像撮影システム全体が制御され、 X線画像撮影の制御や取得した X線画像の画像 処理が行われる。

[0012] コンソール 1には、操作者が撮影準備指示や撮影指示、指示内容を入力する操作 入力部 2が接続されている。操作入力部 2としては、例えば、 X線照射要求スィッチや タツチパネノレ、マウス、キーボード、ジョイスティック等を用いることが可能であり、操作 入力部 2を介して、 X線管電圧や X線管電流、 X線照射時間等の X線撮影条件、撮 影タイミング、撮影部位、撮影方法等の X線撮影制御条件、画像処理条件、画像出 力条件、力セッテ選択情報、オーダ選択情報、被写体 ID等の指示内容がコンソール 1に入力される。

[0013] 更に、コンソール 1には、 X線画像などを表示する表示部 3が接続されており、コンソ ール 1を構成して、る表示制御部 11により表示部 3の表示が制御される。表示部 3と しては、例えば、液晶モニタ、 CRT (Cathode Ray Tube)モニタ等のモニタ、電子べ ーパ、電子フィルム等を用いることができる。表示部 3は、 X線撮影条件や画像処理 条件等の文字及び X線画像を表示する。

[0014] また、コンソール 1は、表示制御部 11、入力部 12、コンソール制御部 13、コンソ一 ル通信部 14、画像処理部 15、画像保存部 16、コンソール電源部 17、ネットワーク通 信部 18等を備えている。表示制御部 11、入力部 12、コンソール制御部 13、コンソ一 ル通信部 14、画像処理部 15、画像保存部 16、コンソール電源部 17、ネットワーク通 信部 18は、それぞれバスに接続しており、データ交換可能である。

[0015] 入力部 12は、操作入力部 2からの指示内容を受信する。

[0016] コンソール制御部 13は、入力部 12が受信した指示内容や HISZRIS71のオーダ 情報に基づいて撮影条件を決定する。そしてコンソール制御部 13は、コンソール通 信部 14が X線源 4と力セッテ 5とに撮影条件に関する撮影条件情報を送信し、 X線源 4と力セッテ 5とを制御して X線画像撮影をする。また、コンソール制御部 13は、カセッ テ 5からコンソール通信部 14が受信した X線画像データを画像保存部 16に一時保 存させる。

[0017] また、コンソール制御部 13は、画像保存部 16に一時保存した X線画像データから サムネイル画像データを画像処理部 15が作成するように制御する。表示制御部 11 は、作成されたサムネイル画像データに基づいて、表示部 3がサムネイル画像を表示 するように制御する。

[0018] そして、コンソール制御部 13は、入力部 12が受信した指示内容や HISZRIS71の オーダ情報に基づヽた画像処理を画像処理部 15が X線画像データに行ヽ、この画 像処理をされた X線画像データを画像保存部 16に保存するように制御する。そして、 コンソール制御部 13は、画像処理部 15が画像処理した結果の X線画像データに基 づいて、処理結果のサムネイル画像を表示部 3が表示するように、表示制御部 11を 制御する。

[0019] 更に、コンソール制御部 13は、その後に入力部 12が操作入力部 2から受信した指 示内容に基づ!ヽて、 X線画像データの再画像処理を画像処理部 15に行わせたり、 その画像処理結果の表示を表示部 3が表示するように表示制御部 11を制御したり、 又、 X線画像データをネットワーク上の外部装置に転送、保存、表示させるようにネッ トワーク通信部 18を制御したりする。

[0020] コンソール制御部 13としては、 CPU (Central Processing Unit)及び RAM (Random

Access Memory)や ROM (Read Only Memory)等のメモリが搭載されているマザ一 ボードを適用することが可能である。

[0021] CPUは、 ROM又はハードディスクに記憶されているプログラムを読み出し、 RAM 上にプログラムを展開し、展開したプログラムに従ってコンソール 1の各部、 X線源 4、 力セッテ 5、外部装置を制御する。また、 CPUは、 ROM又はハードディスクに記憶さ れているシステムプログラムをはじめとする各種処理プログラムを読み出して RAM上 に展開し、後述する各種処理を実行する。

[0022] RAMは、揮発性のメモリであり、コンソール制御部 13の CPUにより実行制御される 各種処理において、 ROM力読み出されて CPUで実行可能な各種プログラム、入 力もしくは出力データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。

[0023] ROMは、例えば、不揮発性のメモリであり、 CPUで実行されるシステムプログラム、 システムプログラムに対応する各種プログラムなどを記憶する。これらの各種プロダラ ムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、 CPUは、当該プログラムコー ドに従った動作を逐次実行する。

[0024] また、 ROMの代わりにハードディスクを用いてもよい。この場合、ハードディスクは、 CPUで実行されるシステムプログラムと各種アプリケーションプログラムを記憶する。 また、ハードディスクは、その一部もしくは全部をサーバ等の他の機器力ネットヮー ク回線の伝送媒体を介してコンソール通信部 14から、本発明のプログラムなどの各 種アプリケーションプログラムを受信して記憶するようにしてもよい。更に、 CPUは、ネ ットワーク上に設けられたサーバのハードディスクなどの記憶装置力本発明のプロ グラム等の各種アプリケーションプログラムを受信し、 RAM上に展開して、本発明の 処理などの各種処理をするようにしてもよ!、。

[0025] 表示制御部 11は、コンソール制御部 13の制御に基づいて、画像データや文字デ ータなどに基づいて、表示部 3が画像や文字などを表示するように制御する。表示制 御部 11には、グラフィックボード等を用いることができる。

[0026] コンソール通信部 14は、 X線源 4及び無線中継器 6にそれぞれ通信ケーブルを介 して接続されており、コンソール通信部 14が無線中継器 6を介して力セッテ 5と通信 可能である。コンソール通信部 14は、指示内容に基づいた制御信号をアナログ通信 又はデジタル通信により X線源 4及び力セッテ 5に送信可能である一方、力セッテ 5か らの X線画像データを受信可能である。

[0027] コンソール通信部 14と X線源 4及び無線中継器 6を接続して、る通信ケーブルは、 着脱可能である。通信ケーブルが接続されているときは、画像転送が高速に行える

ので X線撮影による X線画像取得、 X線画像処理、 X線画像確認等をより短時間で行 うことが可能である。

[0028] 画像処理部 15は、コンソール通信部 14が力セッテ 5から受信した X線画像データを 画像処理する。画像処理部 15では、指示内容に基づいて X線画像データの補正処 理、拡大圧縮処理、空間フィルタリング処理、リカーシブ処理、階調処理、散乱線補 正処理、グリッド補正処理、周波数強調処理、ダイナミックレンジ (DR)圧縮処理等の 画像処理が行われる。

[0029] 画像保存部 16は、 X線画像データを記憶する記憶装置を有しており、コンソール通 信部 14が力セッテ 5から受信した X線画像データの一時保存や、画像処理された X 線画像データの保存を行う。画像保存部 16としては、大容量かつ高速の記憶装置 であるハードディスク、 RAID (Redundant Array of Independent Disks)等のハードデ イスクアレー、シリコンディスク等を用いることが可能である。

[0030] コンソール電源部 17は、 AC電源等の外部電源(図示せず)、又は、ノッテリー、電 池等の内部電源(図示せず)から電力を供給されており、コンソール 1を構成する各 部に電力を供給している。コンソール電源部 17の外部電源は、着脱可能である。コ ンソール電源部 17が外部電源より電力を供給されるときは、充電の必要がないため 長時間撮影を行うことが可能である。

[0031] ネットワーク通信部 18は、 LAN (Local Area Network)によりコンソール 1と外部装 置との間で各種情報の通信を行うものである。外部装置としては、例えば、 HIS/RI ¾ (Hospital Information System/ Radiology Information system :病院内†青報ンスアム Z放射線科情報システム)端末 71、イメージャ 72、画像処理装置 73、ビューヮ 74、 ファイルサーバ 75等を接続することが可能である。ネットワーク通信部 18は、 DICO M (Digital Imaging and Communications in Medicine)等所定のプロトコノレに従って X 線画像データを外部装置に出力する。

[0032] HISZRIS端末 71は、 HISZRISから、被写体の情報や撮影部位及び撮影方法 などの情報を取得し、コンソール 1に提供する。イメージャ 72は、コンソール 1から出 力された X線画像データに基づいて X線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録 する。画像処理装置 73は、コンソール 1から出力された X線画像データの画像処理

や CAD (Computer Aided Diagnosis :コンピュータ診断支援)のための処理をして、フ アイルサーバ 75に保存する。ビューヮ 74は、コンソール 1から出力された X線画像デ ータに基づいて X線画像を表示する。ファイルサーバ 75は、処理画像処理された X 線画像データを保存するファイルサーバである。ネットワーク通信部 18は、 DICOM ( Digital Imaging andし ommunications in Medicine)等所のプロトコノレ【こ従つ "tX線 画像データを外部装置に出力する。

[0033] なお、本実施形態では、表示制御部 11とコンソール制御部 13とが別体に設けられ た例であるが、表示制御部 11とコンソール制御部 13とが一体であってもよい。例え ば、コンソール制御部 13として CPU及びメモリが搭載されて!、るマザ一ボードを用ヽ 、表示制御部 11としてこのマザ一ボードに内蔵されたグラフィックサブシステムを用い ることが挙げられる。また、コンソール制御部 13が表示制御部 11を兼ねても良い。ま た、本実施形態では、画像処理部 15は、コンソール制御部 13と別体である力コン ソール制御部 13が画像処理部 15を兼ねても良、。

[0034] X線撮影室 R1には、被写体に X線を照射する X線源 4と、被写体に照射された X線 を検出して X線画像データを取得する力セッテ 5とが設置されて、る。本実施形態に お!、て、 X線撮影室 R1は X線源4の X線が当該 X線撮影室 R1の外部に漏出しな、よ うに X線遮蔽部材で覆われた室となっており、また力セッテ 5は携帯可能なもので、 X 線撮影室 R1の外部にも持ち出せるようになって、る。

[0035] 更に、 X線撮影室 R1には、無線中継器 6が設置されている。無線中継器 6は、カセ ッテ 5との間で無線通信をする。そのため、力セッテ 5と無線中継器 6との間の通信に おいては、通信用のケーブルが不要であり、 X線撮影時において当該ケーブルが被 写体に絡みつかな、ように注意を払、ながら力セッテ 5を取り扱うと、つた事態を回 避することができる。

[0036] また、無線中継器 6はコンソール 1と通信ケーブルを介して通信する。そして、無線 中継器 6を介して、力セッテ 5が取得した X線画像データがコンソール 1に送信され、 又、コンソール 1と力セッテ 5の間で制御信号や各種情報が通信される。

[0037] 無線通信の方法としては、電波を用いて通信する方法、赤外線、可視光、紫外線 などの光を用いて通信する方法などがあるが、これらに限られない。

[0038] 電波を用いて通信する方法には、例えば、 60GHz帯を利用した 156Mbps全二重( 312Mbps)の無線 LAN規格 (ARIB STD- T74)や 19GHz帯を利用した高速(25Mbps) 通信が可能な RCR STD-34規格に適合した無線 LANによる方法や、 18GHz帯や 1 9GHz帯を利用した FWA(Fixed Wireless Access,固定無線アクセス)を用いた方法 や、 1. 4GHz帯や 2GHz帯や 2. 1GHz帯などを利用した次世代携帯電話による方 法、例えば 2. 4GHz帯や 5. 2GHz帯を用いた無線 LANの規格である IEEE802. 1 la、 802. l ib, 802. l lg等【こ適合した無線 LAN【こよる方法や、 2. 45GHz帯を禾 lj 用した Bluetoothなどの無線通信規格に基づく方法や、 UWB (Ultra Wide Band)すな わち超広帯域の電波を利用した通信方法や、 2. 4GHz帯や 5. 8GHz帯などを利用 した産業科学医療用周波数帯(ISM : Industrial, Scientific and Medical band)を利用 する方法や、その他の医療用又は産業用の通信帯域を利用する方法などの 1GHz 超の周波数の電波により送信する方法がある。そして、通信回路の低コスト化'小型 化の観点から 3 X 102GHz以下 (特に 3 X 10GHz以下)の周波数の電波が好まヽ

[0039] また、 X線撮影に関する各種信号や情報の通信には、上記以外に、 1GHz以下の 周波数の電波を用いて通信する方法として、例えば 7 X 10MHz帯や 4 X 102MHz 帯を利用した特定小電力無線による方法、 PHSによる方法、 8 X 102MHz帯や 9 X 1 02MHz帯を利用した携帯電話による方法なども挙げられる。そして、アンテナの小型 化の観点から、 3 X 10MHZ以上(特に、 1 Χ 102ΜΗζ以上)の周波数の電波が好ま しい。

[0040] また、同一チャンネルを用いて他の機器が通信をしていないときは大容量の画像デ ータを高速に送信できる力同一チャンネルを用いて他の機器が通信をしているとき は画像データを送信できな!/、ので、複数のチャンネル力用いるチャンネルを選択 できる方法であることが好まし、。

[0041] 光を用いて通信する方法としては、光無線 LANを用いた方法、 IrDA規格による近 赤外線を用いた方法などが挙げられるが、これに限らない。また、光無線 LANを用 いた方法として、有線 LANにリピータを接続し、光通信ハブを介して通信する方法な どがある。

[0042] このように、本実施形態では、 X線撮影室 R1の内部に力セッテ 5と無線中継器 6と 力 その外部 (X線制御室 R2)にコンソール 1が設置された構成となっており、カセッ テ 5と無線中継器 6との通信は、 X線撮影室 R1の周囲を囲む X線遮蔽部材の影響を 受けずに X線撮影室 R1の内部で良好におこなうことができ、他方、無線中継器 6とコ ンソール 1との通信は X線撮影室 R1の内外で良好におこなうことができるようになつ ている。

また、無線中継器 6は、力セッテ 5の未使用時におけるホルダの機能を具備してい てもよい。

[0043] なお、上記では、コンソール 1は X線制御室 R2に設置されている旨記載した力コ ンソール 1は無線通信可能な携帯端末であってもよい。この場合、 X線制御室 R2に も無線中継器を設置し、コンソール通信部 14が X線撮影室 R1の無線中継器 6とも X 線制御室 R2の当該無線中継器とも無線通信可能とし、その結果、 X線撮影室 R1内 でも X線制御室 R2内でも力セッテ 5と通信できることが好ましい。

[0044] これにより、撮影者は、従来のように X線制御室 R2内だけでなぐ X線撮影室 R1内 で被写体に撮影位置等について指示をしながらコンソール 1で X線画像を確認したり 、 X線画像データの画像処理を開始させたりすることができ、また、 X線撮影室 R1と X 線制御室 R2の間の移動時間で X線画像を確認したり、 X線画像データの画像処理 を開始させたりすることもでき、 X線撮影カゝら X線画像を確認するサイクルを繰り返す X線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。

[0045] X線源 4には、高圧電圧を発生する高圧発生源 41及び高圧発生源 41により高圧 電圧が印加されると X線を発生する X線管 42が配設されて、る。 X線管 42の X線照 射口には、 X線照射範囲を調整する X線絞り装置(図示せず)が設けられている。 X 線絞り装置は、コンソール 1からの制御信号に従って X線照射方向を制御するので、 X線照射範囲が撮影領域に応じて調整される。

[0046] 更に、 X線源 4には、 X線源制御部 43が配設されており、高圧発生源 41及び X線 管 42は、 X線源制御部 43とそれぞれ接続されている。 X線源制御部 43は、コンソ一 ル通信部 14から送信された制御信号に基づ、て、 X線源 4の各部を駆動制御する。 すなわち、 X線源制御部 43は、高圧発生源 41と X線管 42を制御する。

[0047] また、 X線撮影前に、被写体の所望の位置 ·向きで透過した X線を撮影するように操 作者により力セッテ 5と被写体の位置と向きが調整されて配置される。(場合により、 X 線源 4の位置と向きも調整されて配置される。)その後、コンソール 1からの指示で X 線源 4が X線を発生させる。すると、力セッテ 5には、 X線源 4から所望の位置'向きの 被写体を透過した X線が入射する。

[0048] 放射線画像撮影用力セッテとしての力セッテ 5には、内部電源部 51、力セッテ通信 部 52、力セッテ制御部 53、パネル 54が配設されている。内部電源部 51、力セッテ通 信部 52、力セッテ制御部 53、パネル 54は、それぞれ力セッテ 5内のバスに接続され ている。

[0049] 内部電源部 51は、力セッテ 5内に配設された各部に電力を供給するもので、具体 的には燃料電池 510を有する(図 5参照,これについては後述する。 ) oまた、内部電 源部 51は、燃料電池 510により充電可能で燃料電池 510の非稼動状態の際に電力 を供給する第二電源を有することが好ましい。当該第二電源としては、コンデンサや 二次電池が挙げられ、特に電解二重層コンデンサが好ましい。当該第二電源の容量 は、撮影効率の観点から、最大サイズの X線画像を連続して撮影可能な枚数で換算 して、 4枚以上 (特に 7枚以上)であることが好ましい。また、内部電源部 51の容量は 、小型化 ·軽量化'低コストィ匕の観点から、最大サイズの X線画像を連続して撮影可 能な枚数で換算して、 100枚以下 (特に 50枚以下)であることが好ま、。

[0050] 力セッテ通信部 52は、無線中継器 6を介してコンソール通信部 14と無線通信が可 能なように構成されており、力セッテ通信部 52とコンソール通信部 14との間で信号を 送受信したり、力セッテ通信部 52からコンソール通信部 14に X線画像データを送信 したりすることが可能である。

[0051] 力セッテ制御部 53は、力セッテ通信部 52が受信した制御信号に基づいて、カセッ テ 5に配設された各部を制御する。

[0052] パネル 54は、被写体を透過した X線に基づいて X線画像データを生成して出力す る。また、本実施形態のパネル 54は、間接型フラットパネルディテクタ(FPD : Flat Pan el Detector)である。

[0053] 図 2に力セッテ 5の概略構成を示す斜視図を、図 3にパネル 54を中心としたカセッ テ 5の断面図を示す。なお、本実施形態では、図 2及び図 3に示した例を説明するが 、これに限定されず、シンチレータの厚さや種類が異なるものや、撮像領域の面積で あるパネルの面積が異なるものを用いることも適用可能である。シンチレータの厚さが 厚いほど感度が高くなり、シンチレータの厚さが薄いほど空間分解能が高くなる。また 、シンチレータの種類によって分光感度が異なる。

[0054] パネル 54には、被写体を透過した X線を検出し、検出した X線を可視領域の蛍光( 以下「可視光」と称す)に変換するシンチレータ 541が層状に設けられている。

[0055] シンチレータ 541は、蛍光体を主たる成分としている。シンチレータ 541は、照射さ れた X線により蛍光体の母体物質が励起(吸収)し、その再結合エネルギーにより可 視光を発光する層である。この蛍光体としては、例えば、 CaWO 4、 CdWO 4等の母体 物質により蛍光を発光するものや、 CsI :Tl、 ZnS :Ag等の母体物質内に付加された 発光中心物質により蛍光を発光するものなどが挙げられる。

[0056] シンチレータ 541の上層には保護層 540が設けられている。保護層 540はシンチレ ータ 541を保護するもので、シンチレータ 541の上部及び側縁部を完全に覆ってい る。保護層 540としては、シンチレータ 541の防湿保護の効果を有するものであれば いずれの材料を用いてもよい。そして、シンチレータ 541として、吸湿性を有する蛍光 体 (特に、アルカリハライド、更に、アルカリハライドからなる柱状結晶蛍光体)が用い られる場合、例えば USP6469305号において開示された、 CVD法によって形成さ れたポリパラキシリレン製有機膜や、ポリシラザン、ポリシロキサザンなどのシラザン又 はシロキサザンタイプのポリマー化合物を含むポリマー力も形成される有機膜や、プ ラズマ重合法によって形成された有機膜などの防湿性有機膜を用いることが好まし い。

[0057] シンチレータ 541の下層には、アモルファスシリコンにより形成された光検出器 542 が積層して延在しており、この光検出器 542によりシンチレータ 541から発光する可 視光が電気エネルギーに変換されて出力される。

このように、保護層 540はシンチレータ 541とその下層の光検出器 542を保護する ことにより、燃料電池 510の発電による水蒸気が放射線画像取得手段 (特に、フォト ダイオードやシンチレータ 541)に与える悪影響を抑えられる。

[0058] そして、パネル 54は、 X線画像による診断の診断性の観点から、 1000 X 1000画 素以上(特に 2000 X 2000画素以上)の画素で構成されて!ヽることが好ましヽ。また 、パネル 54は、人の視認限界と X線画像の画像処理速度の観点から、 1万 X 1万画 素以下(特に 6000 X 6000画素以下)の画素で構成されて!ヽることが好ましヽ。また 、データ量の増加による演算処理量の増加に伴う燃料電池 510の発電量増による熱 及び水蒸気等の発生による悪影響を抑える観点からも好ましい。

[0059] また、パネル 54の撮影領域のサイズは、 X線画像による診断の診断性の観点から、 10cm X 10cm以上(特に、 20cm X 20cm以上)の面積であることが好ましい。また、 パネル 54の撮影領域のサイズは、力セッテ 5としての取り扱いやすさの観点から、 70 cm X 70cm以下(特に 50cm X 50cm以下)の面積が好ましい。また、燃料電池 510 の発電による熱及び水蒸気が放射線画像取得手段 (特に、フォトダイオードやシンチ レータ 541)に与える悪影響を抑える観点からも好ま、。

[0060] また、パネル 54の一画素のサイズは、 X線被爆量低減の観点から 40 m X 40 m以上(特に 70 m X 70 m以上)のサイズが好まし!/、。また、パネル 54の一画素 のサイズは、 X線画像による診断の診断性の観点から 200 m X 200 m以下(特 に 160 m X 160 m以下)が好まし!/、。

[0061] 本実施形態では、ノネル 54力 096 X 3072の画素力も構成されており、撮影領域 の面積力 S430mm X 320mmであり、 1画素のサイズが 105 m X 105 μ mとなって いる。

[0062] ここで、光検出器 542を中心とした回路構成について説明する。

[0063] 図 4に示すように、光検出器 542には、照射された X線の強度に応じて蓄積された 電気工ネルギーを読み出すための収集電極 5421が二次元配設されている。この収 集電極 5421には、コンデンサ 5424の一方の電極とされて、電気エネルギーがコン デンサ 5424に蓄えられるようになつている。ここで、 1つの収集電極 5421は、 X線画 像データの 1画素に対応するものである。

[0064] 互いに隣接する収集電極 5421の間には、走査線 5422と信号線 5423とが配設さ れている。走査線 5422と信号線 5423とは、直交している。

[0065] コンデンサ 5424には、電気エネルギーの蓄電及び読み取りを制御するスィッチン グ薄膜トランジスタ 5425 (TFT: Thin Film Transistor,以下単に「トランジスタ」と称す )が接続される。トランジスタ 5425は、ドレイン電極あるいはソース電極が収集電極 5 421〖こ接続されるととも〖こ、ゲート電極は走査線 5422に接続される。ドレイン電極が 走査線 5422に接続されるときには、ソース電極が信号線 5423に接続され、ソース 電極が収集電極 5421に接続されるときには、ドレイン電極が信号線 5423に接続さ れる。また、パネル 54では、信号線 5423〖こ、例えばドレイン電極が接続された初期 化用トランジスタ 5427が設けられて!/、る。このトランジスタ 5427のソース電極は接地 されている。また、ゲート電極はリセット線 5426と接続される。

なお、トランジスタ 5425とトランジスタ 5427は、シリコン積層構造あるいは有機半導 体で構成されてヽることが好まし、。

[0066] また、走査駆動回路 543には、走査駆動回路 543からリセット信号 RTが送信される リセット線 5426が、信号線 5423と直交して接続されて、る。

リセット線 5426には、リセット信号 RTによりオン状態となる初期化用トランジスタ 542 7のゲート電極が接続されている。初期化用トランジスタ 5427は、ゲート電極がリセッ ト線 5426に接続されるとともに、ドレイン電極が信号線 5423と接続され、ソース電極 が接地されている。ソース電極が信号線 5423に接続されるときには、ドレイン電極が 接地されている。

[0067] 走査駆動回路 543がリセット信号 RTをリセット線 5426を介して初期化用トランジス タ 5427に供給して初期化用トランジスタ 5427をオン状態とするとともに、走査駆動 回路 543が走査線 5422を介してトランジスタ 5425に読み出し信号 RSを供給してト ランジスタ 5425をオン状態とすると、コンデンサ 5424に蓄積された電気エネルギー 力 Sトランジスタ 5425を介して光検出器 542外に放出される。即ち、光検出器 542から 放出された電気エネルギーが信号線 5423及び初期化用トランジスタ 5427を介して グランド電極に放出される。以下、リセット信号 RTが供給されてコンデンサ 5424に蓄 積された電気工ネルギ一が光検出器 542外に放出されることを、光検出器 542のリ セット (初期化)と称する。

[0068] また、走査線 5422には、走査線 5422に読み出し信号 RSを供給する走査駆動回 路 543が接続されている。読み出し信号 RSが供給された走査線 5422に接続されて

いるトランジスタ 5425は、オン状態となり、トランジスタ 5425と接続するコンデンサ 54 24に蓄積された電気エネルギーを読み出して信号線 5423に供給する。すなわち、 走査駆動回路 543は、トランジスタ 5425を駆動することで、 X線画像データの画素毎 の信号を生成することができる。

[0069] 信号線 5423には、信号読取回路 544が接続される。この信号読取回路 544には、 コンデンサ 5424に蓄電されて力信号線 5423に読み出された電気エネルギーが 供給される。信号読取回路 544には、信号読取回路 544に供給された電気工ネルギ 一量に比例する電圧信号 SVを AZD変換器 5442に供給する信号変換器 5441と、 信号変 ^5441からの電圧信号 SVをデジタル信号に変換してデータ変換部 545 に供給する AZD変翻 5442とが設けられて、る。

[0070] 信号読取回路 544には、データ変換部 545が接続されている。このデータ変換部 5 45は、信号読取回路 544から供給されたデジタル信号に基づ、て X線画像データを 生成する。

[0071] 高分解能の X線画像データが必要でな、ときや X線画像データを速く取得した、と きには、操作者が選択した撮影方法に応じて、コンソール制御部 13は、受信した間 引き、画素平均、領域抽出などの制御信号が力セッテ制御部 53に送信する。カセッ テ制御部 53は、受信した間引き、画素平均、領域抽出などの制御信号に応じて、以 下の間引き、画素平均、領域抽出などを実行するように制御する。

[0072] 間引きは、奇数列又は偶数列のみ読み出すことにより、読み出す画素数を全画素 数の 1Z4に間引いたり、同様にして 1Z9、 1Z16などに間引いたりすることにより行 われる。なお、間引きの方法は、この方法に限られるものではない。

[0073] また、画素平均は、同時に複数の走査線 5422を駆動し、同じ列方向の 2画素のァ ナログ加算を行うことにより算出することが可能である。画素平均は、 2画素の加算に より算出することに限らず、列信号配線方向の複数画素のアナログ加算を行うことに より容易に得ることができる。更に、行方向の加算については、 AZD変換出力後に 隣り合う画素をデジタル加算することにより、上述のアナログ加算と合わせて、 2 X 2 等の正方形画素の加算値を得ることができる。これらによって、照射された X線を無 駄にすることなぐ高速にデータを読み出すことが可能である。

[0074] また、領域抽出は、 X線画像データの取込領域を制限する手段がある。これは、撮 影方法の指示内容など力必要な X線画像データの取得領域を特定し、この特定さ れた取得領域に基づいて力セッテ制御部 53が走査駆動回路 543のデータ取込範囲 を変更し、この変更した取込範囲をパネル 54が駆動するものである。

[0075] データ変換部 545には、メモリ 546が接続されている。このメモリ 546は、データ変 換部 545により生成された X線画像データを保存する。また、メモリ 546には、予めゲ イン補正用データが保存される。

[0076] メモリ 546は、 RAM (Random Access Memory)及び不揮発性メモリにより構成され る。このメモリ 546は、データ変換部 545により逐次生成された X線画像データを RA Mに逐次書き込みをした後に不揮発性メモリに一括書き込みすることができる。不揮 発性メモリは、 EEPROM、フラッシュメモリ等のメモリ部品 2つ以上により構成されて おり、このメモリ部品の一方を消去している間に他方に書き込みをすることができる。

[0077] このように、力セッテ 5は X線画像データを一時的に保存するために、 X線画像デー タを一時的に記憶するメモリ 546を備えて、るので、取得した X線画像データをー且 メモリ 546に保存でき、通信不良や通信不能な状態であっても、通信状態が良くなる まで X線撮影を遅らせる必要がなぐそのメモリ 546に保存した X線画像データを、力 セッテ 5とコンソール 1との間の通信状態に応じた通信速度で、力セッテ 5からコンソ一 ル 1に送信することができる。メモリ 546の容量は、撮影の効率性の観点から、最大デ ータサイズの画像の保存できる画像数で換算して、 4以上 (特に 10以上)が好ましい 。また、メモリ 546の容量は、低コストィ匕の観点から、最大データサイズの画像の保存 できる画像数で換算して、 1000以下 (特に 100以下)が好ましい。

[0078] 光検出器 542の下層には、ガラス基板により形成された平板上の支持体 547が設 けられ、支持体 547により保護層 540、シンチレータ 541及び光検出器 542の積層 構造が支持されている。パネル 54では、シンチレータ 541は上部及び側縁部が保護 層 540で、下部が支持体 547で完全に覆われた構成を有している。そのため、後述 する内部電源部 51としての燃料電池 510で発生する水蒸気が保護層 540と支持体 547とで遮断され、シンチレータ 541が水分で劣化するのを防止することができるよう になっている。

[0079] 上述のように、力セッテ 5は、内部電源部 51からの電力で駆動し、可搬型のケープ ルレスであり、力セッテ通信部 52とコンソール通信部 14とが無線通信を介して通信 するので、コンソール 1との連動性を維持しつつ、操作性が良ぐ撮影効率を向上さ せることができる。

[0080] 支持体 547の下面 (即ち、支持体 547の X線照射方向と反対側の面)には、 X線量 センサ 548が設けられている。 X線量センサ 548は、光検出器 542を透過した X線量 を検出し、 X線量が所定量に達すると、所定 X線量信号を力セッテ制御部 53に送信 する。また、本実施形態では、 X線量センサ 548として、アモルファスシリコン受光素 子を用いている。だ力 X線量センサはこれに限られず、 X線量センサとして、結晶シ リコンによる受光素子等を用いて直接 X線を検出する X線センサや、シンチレータに より蛍光を検出するセンサを用いてもょ、。

[0081] 本実施形態では、以上の構成を具備するパネル 54 (シンチレータ 541、光検出器 5 42、走査駆動回路 543、信号読取回路 544、データ変換部 545、メモリ 546、 X線量 センサ 548等を含むもの)が被写体の X線画像を生成する「放射線撮像パネル」とし て機會するものとなっている。

[0082] また、本実施形態では、パネル 54力 096 X 3072画素を持つ 1枚のパネルで構成 された例を示したが、これに限定されず、例えば、ノネル 54力 S2048 X 1536画素を 持つ 4枚の小パネルで構成されたものを用いることもできる。このように複数枚の小パ ネルからパネル 54を構成した場合、 4つの小パネルを組みあわせて 1枚のパネルと する手間が発生するが、各パネルの歩留まりが向上するので、全体としても歩留まり が向上し低コストィ匕するという利点がある。

[0083] 更に、本実施形態では、シンチレータ 541と光検出器 542とを用いて照射された X 線の電気エネルギーを読み出す例を示した力これに限定されず、 X線を電気エネ ルギ一に直接変換できる光検出器を適用することが可能である。例えば、ァモルファ ス Seや PbI2等を用いた X線電気エネルギー変換部とアモルファスシリコン TFT等と により構成された X線検出器を用いるようにしてもょ、。

[0084] また、本実施形態では、信号読取回路 544に 1つの AZD変翻5442が設けられ た例を示したが、これに限定されず、複数の AZD変を適用することが可能であ

る。

そして、 AZD変換器の数は、画像読取時間を短くして所望の SZN比を得るため に、 4以上、特に 8以上であることが好ましい。

また、 AZD変換器の数は、低コスト化'小型化のために、 64以下、特に 32以下で あることが好ましい。これにより、アナログ信号帯域及び AZD変換レートを不必要に 大きくすることがない。

[0085] また、本実施形態では、ガラスにより形成された支持体 547の例を示した力これに 限定されず、榭脂ゃ金属等によって形成された支持体を適用することが可能である。

[0086] 次に、内部電源部 51の具体的な構成とその作用について説明する。

[0087] 図 5に示すように、力セッテ 5の側部には把手 55が設けられており、把手 55の中央 部に内部電源部 51として機能する燃料電池 510が設けられてヽる。燃料電池 510 は燃料ユニット 511を着脱可能な 2つの燃料ユニット装着部 515と発電部 512とを有 している。

[0088] 燃料ユニット 511は、発電源としての燃料 (メタノールと水との混合物)が貯留された 燃料タンク 511aと、発電時に生成される水を貯留する水タンク 5 l ibとを有している。 各燃料ユニット 511は互、に別々に燃料ユニット装着部 515に対し交換自在 (着脱 自在)となっており、 2つの燃料ユニット装着部 515に装着された燃料ユニット 511の 燃料タンク 511aから各々燃料を発電部 512に供給することができるようになつている

[0089] 発電部 512は把手 55に内蔵されており、 2つの燃料ユニット装着部 515の間に配 置されている。当該発電部 512は、具体的には、アノード (燃料極)、力ソード (空気極 )及び固体高分子膜を有し、固体高分子膜がアノードと力ソードとの間に配置された 構成を有している。

[0090] 把手 55の発電部 512に対応する位置には当該発電部 512に連通する排気口 513 が設けられている。排気口 513は、発電部 512で発生する熱と発電部 512で生成さ れたニ酸ィ匕炭素及び水蒸気とを大気中に排気するものである。

[0091] 把手 55の 2つの基端部には送風部としてのマイクロファン 514がそれぞれ設けられ ている。マイクロファン 514は、主には力セッテ 5の内部の空気(酸素)を発電部 512 に供給するものである力パネル 54と把手 55との間の位置に介在しているため、酸 素の供給と同時に、パネル 54で発生する熱をも発電部 512に供給するようになって いる。

[0092] そのため、力セッテ 5では、パネル 54で発生する熱が下記式(1) , (2)の各反応に 利用され、発電部 512の発電効率を向上させることができる。更には、発電部 512で 発生する熱と水蒸気が排気口 513から排気されるように発電部 512に向けて送風さ れるから、パネル 54において温度分布にムラが発生するのが抑えられ、シンチレータ 541における感度ムラの発生を抑えることができ、また、水蒸気の悪影響を抑えられ、 結果的に良好な X線画像を得ることができ、また、シンチレータ 541の劣化や回路な どの電気部品の劣化も抑えられる。

[0093] 以上の構成を具備する燃料電池 510は、力セッテ 5の設置状態とは無関係に、各 燃料ユニット 511から発電部 512に燃料を供給可能でかつ発電部 512で発電可能 な構成を有している。

[0094] そして、当該燃料電池 510において発電部 512で発電が行われる場合には、燃料 タンク 511aから発電部 512のアノードに燃料が供給され、当該アノードで下記式(1) に従う反応が起こる。

CH 3 OH + H 20→CO 2 +6H+ + 6e+ … (1)

上記式(1)の反応で生成された二酸ィ匕炭素は副産物として排気口 513から大気中 に排気され、水素イオンは固体高分子膜を透過して力ソードに移動し、電子は取り出 されて力セッテ 5の各部位に供給される電力源となる。

[0095] 他方、力ソードでは、固体高分子膜を透過した水素イオンとマイクロファン 514から 供給された酸素とが供給され、下記式 (2)に従う反応が起こる。

O 2 +4H+ +4e+→2H 2 O … (2)

上記式(2)の反応で生成された水は副産物として燃料ユニット 511の水タンク 511 bに貯留される。このような作用により、内部電源部 51としての燃料電池 510からカセ ッテ 5の力セッテ通信部 52、力セッテ制御部 53、パネル 54等に電力が供給されるよう になっている。

[0096] なお、ここでは、燃料電池 510を把手 55に設けた例を示した力図 6に示すように、 燃料電池 510を力セッテ 5の側部に直接設けて発電部 512の背面側にマイクロファン 514を設ける構成としてもよい。また、図 5及び図 6に示す燃料電池 510の構成にお いて、燃料ユニット 511の数を適宜変更してもよぐ各燃料ユニット 511を燃料タンク 5 1 laのみ力も構成して (水タンク 51 lbを無くして)上記式(2)の反応で生成された副 産物の水を水蒸気として大気中に排気するような構成としてもよいし、各燃料タンク 5 1 laに注入口を設けて当該注入口カゝら燃料を逐次供給することができるような構成と してちよい。

[0097] また、燃料電池 510の燃料として、メタノールの例を示した力これに限らず、水素、 ジメチルエーテル、ポロハイドライド系燃料などを用いてもよい。また、燃料電池 510 として固体高分子型燃料電池の例を示したが、バイオ燃料電池やアルカリ電解質形 燃料電池など他の方式の燃料電池でもよ!/ヽ。

[0098] 力セッテ 5は、電力の供給状態が異なる複数の電力供給の状態を有し、適切なタイ ミングでカセッテ 5の電力供給の状態を変えることが好ましい。このような電力の供給 状態としては、例えば、撮影可能状態と、撮影可能状態より電力消費の低い状態を 有することが好ましぐ特に、撮影可能状態より電力消費の低い状態として、 1又は複 数の撮影待機モード制御下の状態と、更に消費電力の低いスリープモード制御下の 状態を有することが好まし、。

[0099] なお、撮影動作とは、放射線撮影により放射線画像データを得るのに必要な動作 のことで、例えば、実施形態で示すパネル 54であれば、パネル 54の初期化、放射線 照射によって生成された電気エネルギーの蓄積、電気信号の読み取り、及び、画像 データ化の各動作が該当する。そして、撮影可能状態とは、直ちにこの撮影動作に より放射線画像データを得ることができる状態のことである。

[0100] 次に、本発明の第一の実施形態による X線画像撮影システム 1000による動作につ いて説明する。

[0101] コンソール制御部 13から撮影準備指示信号を受信するまで、力セッテ制御部 53は 、走査駆動回路 543をオフ状態に保つように制御する。オフ状態に保っために、走 查線 5422、信号線 5423、リセット線 5426の電位を同電位【こし、収集電極 5421【こ バイアスを印加しないように、走査駆動回路 543を力セッテ制御部 53が制御する。ま た、信号読取回路 544の電源をオフ状態に保ち、走査線 5422、信号線 5423、リセ ット線 5426の電位を GND電位にしてもよ!ヽ。

[0102] 走査駆動回路 543及び信号読取回路 544にバイアスが印加されていない状態に は、撮影待機モードとスリープモードとがある。

なお、撮影待機モードでは、フォトダイオードへバイアス電位を印加しないだけでな ぐ走査駆動回路 543及び信号読取回路 544は立ち上がりが早いので、走査駆動回 路 543及び信号読取回路 544にも電力供給をしないことが、電力消費を更に抑える ことができ好ましい。更に、撮影待機モードでは、信号が発生しないので、データ変 換部 545にも電力供給しないことが、電力消費を更に抑えることができ好ましい。

[0103] また、撮影待機モードよりも更に消費電力の少ないスリープモードを設けることが好 ましい。そして、撮影済み画像をコンソール 1に完全に送信後、スリープモードに移行 することが好ましい。そして、スリープモードでは、コンソール 1から指示により撮影待 機モードへ立ち上がるのに必要な機能のみ残して、力セッテ通信部 52の高速送信 機能又は送信機能全体やメモリへの電力供給を停止することが好ま Uヽ。すなわち、 スリープモードでは、フォトダイオードへのバイアス電位を印加せず、走査駆動回路 5 43、信号読取回路 544、データ変換部 545、メモリ 546、及び力セッテ通信部 52の 高速送信機能又は送信機能全体に電力供給しないことが好ましい。なぜなら、燃料 電池 510の発電が抑えられ、燃料電池 510の発電による熱及び水蒸気等が放射線 画像取得手段 (特に、フォトダイオードやシンチレータ 541)に与える悪影響を抑えら れるカゝらである。

[0104] このように、単位時間当たりの消費電力が撮影可能状態より低い撮影待機モードと スリープモード制御下の状態では、走査線 5422、信号線 5423、リセット線 5426の 電位を同電位にし、収集電極 5421にバイアスを印加しない状態、すなわち、複数の 画素に電圧が実質的に印加されない状態であるので、 PDや TFTに電圧が実質的 に印可されることにより劣化、すなわち、複数の画素の劣化を抑えることができる。ま た、無駄な電力の消費も抑えられる。

[0105] そして、例えば、 X線照射スィッチの 1stスィッチが ONされたり、操作入力部 2を介 して、被写体情報や撮影情報等、所定の項目が入力されるなどの入力部 12が撮影

のための指示内容を受信したり、また、 HISZRIS71からオーダ情報を受信したりす ると、コンソール制御部 13は、操作者の指示内容や HISZRIS71など力ものオーダ 情報に基づヽて撮影条件を決定し、この撮影条件に基づ!ヽた撮影準備指示信号を 、 X線源制御部 43及び力セッテ制御部 53にコンソール通信部 14を介して送信し、撮 影可能状態に移行させる。

[0106] X線源制御部 43は、撮影準備指示信号を受信すると、高圧発生源 41を駆動制御 して、 X線管 42に高圧を印加する状態に移行させる。

[0107] 力セッテ制御部 53は、撮影準備指示信号を受信すると、撮影可能状態に移行する 。すなわち、撮影可能状態において撮影指示が入力されるまで全ての画素のリセット を所定間隔で繰り返し、暗電流によりコンデンサ 5424に電気エネルギーが蓄積され ることを防止する。撮影可能状態が継続する時間は不明なため、この所定間隔は、 撮影時よりも長ぐまた、トランジスタ 5425のオン時間が撮影時よりも短く設定される。 これにより撮影可能状態では、トランジスタ 5425に負荷の力かる読み出し動作が少 なくなる。そして、撮影可能状態に移行した後、力セッテ制御部 53は、コンソール 1に 撮影可能状態移行信号を送信する。コンソール制御部 13は、撮影可能状態移行信 号を受信すると、力セッテ 5が撮影可能状態に移行した旨の力セッテ撮影可能状態 表示を表示部 3がするように表示制御部 11を制御する。

[0108] 撮影指示がコンソール制御部 13に入力されると、コンソール制御部 13は、操作者 の指示内容や HISZRIS71などからのオーダ情報に基づいて撮影条件を決定し、 この撮影条件に関する撮影条件情報を、 X線源制御部 43及び力セッテ制御部 53に コンソール通信部 14を介して送信する。

[0109] コンソール制御部 13は、例えば X線照射スィッチの 2ndスィッチ ONなどの操作者 力もの X線照射指示を受けると、撮影指示信号を力セッテ 5の力セッテ制御部 53に送 信する。そして、コンソール制御部 13に X線照射指示が入力された後、コンソール制 御部 13は、 X線源 4と力セッテ 5とを制御し、同期をとりながら撮影をする。

[0110] 力セッテ制御部 53は、撮影指示信号を受信すると、パネル 54を初期化し、パネル 5 4が電気エネルギーを蓄積することができる状態に移行する。具体的には、リフレツシ ュを行い、そして、撮像シーケンス専用の全画素のリセットを所定回数及び電気エネ ルギー蓄積状態専用の全画素のリセットを行って電気エネルギー蓄積状態に遷移す る。曝射要求力撮影準備完了までの期間は所定時間が短いことが実使用上要求さ れるので、そのために撮像シーケンス専用の全画素のリセットを行う。更に、撮影可 能状態の駆動の、かなる状態力もも曝射要求が発生した場合は、即時撮像シーケン ス駆動に入ることにより曝射要求力撮影準備完了までの期間を短くすることにより、 操作性の向上を図る。

[0111] パネル 54が電気エネルギーを蓄積できる状態に移行すると、力セッテ制御部 53は 、コンソール通信部 14に力セッテ 5の準備終了信号を送信する。コンソール通信部 1 4は、この準備終了信号を受信すると、コンソール制御部 13に力セッテ 5の準備終了 信号を伝達する。

[0112] コンソール制御部 13は、この力セッテの準備終了信号を受信した状態で、かつ、 X 線照射指示を受信した状態になると、 X線照射信号を X線源 4に送信する。 X線源制 御部 43は、 X線照射信号を受信すると、高圧発生源 41を駆動制御して X線管 42に 高圧を印加し、 X線源 4から X線を発生させる。 X線源 4から発生した X線は、 X線照 射口に設けられた X線絞り装置により X線照射範囲を調整され、被写体を照射する。 また、コンソール制御部 13は、 X線撮影中である旨の X線撮影中表示を表示部 3が するように表示制御部 11を制御する。

[0113] 被写体を透過した X線は、力セッテ 5に入射する。この力セッテ 5に入射した X線は、 シンチレータ 541によって可視光に変換される。

[0114] 力セッテ 5を照射した X線量は、 X線量センサ 548により検出される。その X線照射 量が所定量に達すると、 X線量センサ 548が所定 X線量信号を力セッテ制御部 53に 送信する。力セッテ制御部 53は所定 X線量信号を受信すると、無線中継器 6を介し てコンソール通信部 14に X線終了信号を送信する。コンソール通信部 14は、この X 線終了信号を受信すると、コンソール制御部 13に X線終了信号を伝達するとともに、 X線源制御部 43に X線照射停止信号を送信する。 X線源制御部 43は、この X線照 射停止信号を受信すると、高圧発生源 41を駆動制御し、高圧発生源 41が X線管 42 への高圧の印加を停止する。これにより X線の発生が停止する。

[0115] 力セッテ制御部 53は、 X線終了信号を送信すると、 X線終了信号に基づいて走査 駆動回路 543と信号読取回路 544とを駆動制御する。走査駆動回路 543は、光検出 器 542が取得した電気エネルギーを読み出し、取得した電気エネルギーを信号読取 回路 544に入力する。例えば、 X線終了信号の送信の開始又は終了から所定時間 後、光検出器 542が取得した電気エネルギーを読み出すようにしてもよいし、送信の 終了と同時に光検出器 542が取得した電気エネルギーを読み出すようにしてもよい。 信号読取回路 544は、入力された電気エネルギーをデジタル信号に変換する。そし て、データ変換部 545は、デジタル信号を X線画像データに構成する。メモリ 546は 、データ変換部 545により構成された X線画像データを一時保存する。

[0116] 続いて力セッテ制御部 53は、 X線画像データを取得した後に、補正用画像データ を取得する。補正用画像データは、 X線照射をしない暗画像データであり、高品質の X線画像を取得するために X線画像の補正に使用するものである。補正用画像デー タの取得方法は、 X線を照射しない点以外は、 X線画像データの取得方法と同じで ある。電気エネルギー蓄積時間は、 X線画像データを取得するときと補正用画像デ ータを取得するときとで等しくなるように設定する。ここで、電気エネルギー蓄積時間 とは、リセット動作が完了したとき、即ちリセット時のトランジスタ 5425をオフにしてから 、次に電気エネルギー読み出しを行うためにトランジスタ 5425をオンにするまでの時 間である。よって、各走査線 5422により電気エネルギー蓄積が始まるタイミングゃ電 気エネルギー蓄積時間が異なる。

[0117] データ変換部 545は、構成した X線画像データを、取得した補正用画像データに 基づいてオフセット補正し、続いて、予め取得してメモリ 546に保存されているゲイン 補正用データに基づいてゲイン補正する。そして、不感画素や複数の小パネルで構 成されたパネルの場合、小パネルのつなぎ目部などに違和感を生じな、ように画像 を連続的に補間して、パネルに由来する補正処理を完了する。本実施形態では、デ ータ変換部 545は、力セッテ制御部 53と別体である力力セッテ制御部 53がデータ 変換部 545を兼ねても良い。

[0118] 力セッテ制御部 53は、メモリ 546に一時保存された X線画像データを、力セッテ通 信部 52、無線中継器 6、コンソール通信部 14を介して画像保存部 16に送信し、画 像保存部 16にて一時保存する。無線中継器 6とコンソール通信部 14とは通信ケー

ブルで接続されてヽるので、 X線画像データは無線中継器 6からコンソール通信部 1 4に高速で転送される。

[0119] このように、力セッテ 5は内部電源部 51から電力の供給を受けて機能するメモリ 546 を備え、パネル 54により得られ、力セッテ通信部 52により送信される X線画像データ を一時的に保存するので、パネル 54からのデータ生成と、力セッテ 5とコンソール 1と の通信との間のアキュームレータとして機能し、 X線画像データを、力セッテ 5とコンソ ール 1との通信状態に応じて、力セッテ 5からコンソール 1に転送することができる。特 に、メモリ 546が RAMであるので、パネル 54からのデータ生成速度が高くても良好 にデータ保存できる。

[0120] コンソール制御部 13は、 X線画像データを受信すると、画像保存部 16に一時保存 する。そして、コンソール制御部 13は、画像処理部 15が画像保存部 16に一時保存 した X線画像データからサムネイル画像データを作成するように制御する。表示制御 部 11は、作成されたサムネイル画像データに基づいて、表示部 3がサムネイル画像 を表示するように制御する。

[0121] その後、画像処理部 15は、 X線画像データを操作者の指示内容や HISZRIS71 などからのオーダ情報に基づ!/ヽて画像処理する。この画像処理された X線画像デー タは、表示部 3に X線画像として表示されると同時に画像保存部 16に送信され、 X線 画像データとして保存される。更に、操作者の指示に基づいて、画像処理部 15は X 線画像データを再画像処理し、 X線画像データの画像処理結果は表示部 3に X線画 像として表示される。

[0122] また、ネットワーク通信部 18は、 X線画像データをネットワーク上の外部装置である イメージャ 72、画像処理端末 73、ビューヮ 74、ファイルサーバ 75等に転送する。コン ソール 1から X線画像データが転送されると転送された外部装置は対応して機能する 。すなわち、イメージャ 72は、この X線画像データをフィルムなどの画像記録媒体に 記録する。画像処理端末 73は、この X線画像データの画像処理や CAD (Computer Aided Diagnosis :コンピュータ診断支援)のための処理をし、ファイルサーバ 75に保 存する。ビューヮ 74は、この X線画像データに基づいて X線画像を表示する。フアイ ルサーバ 75は、この X線画像データを保存する。

[0123] このように、コンソール制御部 13は、力セッテ 5の電力供給の状態を示す電力供給 状態情報を用いて制御できるので、良好な撮影を制御でき、かつ、撮影効率を向上 させることができる。また、電力供給状態情報に応じて表示部 3に表示させることがで きるので、力セッテ 5が直ちに X線撮影を行えるカゝ否かを操作者が判断して、例えば、 他のカセッテゃモダリティでの撮影を先にする、後にするなどして、撮影効率を向上 させることがでさる。

[0124] なお、上記で説明した X線画像撮影システム 1000の稼働時においては、力セッテ 5の力セッテ制御部 53が燃料電池 510からの電力の供給状態を常に監視'把握して おり、その電力供給状態情報を力セッテ通信部 52からコンソール 1に送信している。 そしてコンソール 1において、当該電力供給状態情報をコンソール通信部 14が受信 すると、コンソール制御部 13が、当該電力供給状態情報に基づく燃料電池 510の電 力の供給状態に関する表示 (画像、文字、図形、記号等のいずれの形態の表示であ つてもょ、。 )を表示部 3に適宜表示させるように表示制御部 11を制御して、る。

[0125] この構成により、 X線画像撮影システム 1000では、その稼動中において、力セッテ 5における燃料電池 510の電力の供給状態に関する表示が常に表示部 3に表示で きるようになっており、操作者が、燃料電池 510の電力の供給状態を確認でき、 X線 撮影が直ぐにおこなえるのか否かを瞬時に判断することができるようになって!/、る。こ の場合、 X線撮影を直ぐにおこなえる場合には X線撮影を直ぐに開始することができ るし、他方、 X線撮影を直ぐにおこなえない場合には X線撮影がおこなえるようになる までの間に他の操作をおこなうことができ、結果的に X線撮影から X線画像を確認す るサイクルを繰り返す X線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。

[0126] また、上記で説明した X線画像撮影システム 1000の稼働時にぉヽては、力セッテ 5 の力セッテ制御部 53が第二電源力もの電力の供給状態を常に監視.把握して、その 第二電源電力供給状態情報を力セッテ通信部 52からコンソール 1に送信するように してもよい。そして、この場合、コンソール 1において、当該第二電源電力供給状態情 報をコンソール通信部 14が受信すると、コンソール制御部 13が当該第二電源電力 供給状態情報に基づく第二電源の電力の供給状態に関する表示 (画像、文字、図 形、記号等のいずれの形態の表示であってもよい。)を表示部 3に表示させるように 表示制御部 11を制御することが好ま、。

[0127] なお、表示部 3への表示は、電力の供給状態が不良になった時だけ表示すること が好ましい。また、第二電源電力供給状態情報も受信できる場合、燃料電池 510の 電力供給状態情報と第二電源電力供給状態情報の両者から、 V、ずれかの電源から の電力供給で X線撮影を直ぐにおこなえる状態か否かコンソール制御部 13が判断し (又は力セッテ制御部 53がその判断をしてその判断結果の情報を電力供給状態情 報として送信し、コンソール制御部 13がこれを受信し)、いずれかの電源からの電力 供給で X線撮影を直ぐにおこなえな!/、状態の場合に、その旨を表示部 3が表示する ように、コンソール制御部 13が制御することが好ましい。

[0128] この構成により、 X線画像撮影システム 1000では、その稼動中において、力セッテ 5における電力の供給状態に関する表示が常に表示部 3に表示できるようになって おり、操作者が、力セッテ 5における電力の供給状態を確認でき、 X線撮影が直ぐ〖こ おこなえるのか否かを瞬時に判断することができるようになつている。この場合、 X線 撮影を直ぐにおこなえる場合には X線撮影を直ぐに開始することができるし、他方、 X 線撮影を直ぐにおこなえない場合には X線撮影がおこなえるようになるまでの間に他 の操作をおこなうことができ、結果的に X線撮影から X線画像を確認するサイクルを繰 り返す X線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。

[0129] 以上の本実施形態では、力セッテ 5が力セッテ通信部 52、力セッテ制御部 53、パネ ル 54等への電力供給源として燃料電池 510を備えるから、蓄電量の制約や充電時 間の確保が必要なぐ電力の供給が必要な場合には、その都度燃料ユニット 511を 交換して燃料を補充すれば電力の供給を迅速かつ十分におこなうことができる。

[0130] 特に、各燃料ユニット 511が交換自在でかつ各燃料ユニット 511の両方力も発電部 512に燃料を供給可能であるから、一方の燃料ユニット 511の燃料がなくなってその 燃料ユニット 511を交換している間にも、他の燃料ユニット 511から発電部 512に燃 料を供給することができ、燃料ユニット 511の交換中にお、ても X線撮影と X線画像 の生成とが可能である。

[0131] 更に、燃料電池 510は力セッテ 5の向きとは無関係に燃料ユニット 511から発電部 5 12に燃料を供給可能でかつ発電部 512が発電可能な構成を有しているから、カセッ テ 5を傾けたり反転させたりした場合でも、当該燃料電池 510から力セッテ 5のカセッ テ通信部 52、力セッテ制御部 53、パネル 54等に電力を供給することができ、カセッ テ 5の設置状態に注意を払う必要なく X線撮影と X線画像の生成とが可能である。以 上から、本実施形態では、 X線撮影から X線画像を生成するまでのトータルの撮影効 率を飛躍的に向上させることができる。

[0132] また、本実施形態では、力セッテ 5とコンソール 1とが 1対 1で対応させている例を示 したが、これに限定されず、力セッテとコンソールとが 1対 M、 N対 1、 N対 M (N, Mは 2以上の自然数)で対応させて用いることが可能である。このときには、力セッテ 5とコ ンソール 1間のネットワークを設け、力セッテ 5とコンソール 1との対応関係を対応関係 情報保持部に保存し、対応関係情報保持部をネットワーク上又はコンソール 1内に 設け、コンソール 1が力セッテ 5を制御することが好ましい。

[0133] また、本実施形態では、コンソール 1及び力セッテ 5のいずれにおいても、前述した 実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムあ るいは装置に供給し、そのシステム或!、は装置のコンピュータ(または CPUや MPU) が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによつても、達成されるこ とは言うまでもない。また、プログラム等を記憶させる記憶媒体としては、不揮発性メ モリ、電源バックアップされた揮発性メモリ、 ROMメモリ、光ディスク、ハードディスクな どの磁気ディスク、光磁気ディスク等の記憶媒体に記憶させるようにしてもよ!、。

[0134] また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態 の機能が実現されるだけでなぐそのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼 動して、る OS (基本システムあるいはオペレーティングシステム)などが実際の処理 の一部又は全部を行!、、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場 合も含まれることは言うまでもな、。

[0135] 更に、記憶媒体力も読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡 張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた 後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット に備わる CPU等が実際の処理の一部又は全部を行、、その処理によって前述した 実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

[0136] 更に、このようなプログラムは、ネットワークや回線などを介して外部から提供された ものであってもよい。そして、外部から供給されるプログラムを使用する場合も、不揮 発性メモリ、電源バックアップされた揮発性メモリ、光ディスク、ハードディスクなどの磁 気ディスク、光磁気ディスク等の記憶媒体に記憶されるようにしてもょ、。

[0137] [第二の実施形態]

続、て、図 7を参照しながら X線画像撮影システムの第二の実施形態にっ、て説 明する。

ただし、第二の実施形態では、上記第一の実施形態において操作入力部の構成 が異なる(図 7参照)。操作入力部は、 X線照射スィッチと、 X線源指示内容入力部と 、コンソール指示内容入力部とにより構成され、 X線照射スィッチと X線源指示内容 入力部は X線源制御部と接続し、コンソール指示内容入力部はコンソールの入力部 と接続している。また、コンソール通信部は、第一の実施形態と異なり、無線中継器と 接続しているが、 X線源制御部と接続していない。これ以外の構成は、上記第一の実 施形態と同様である。

第二の実施形態では、操作入力部と X線源制御部とを中心とした説明を行い、上 記第一の実施形態と同一の点は上記と同様の符号を付して、その詳細な説明を省 略する。

[0138] 図 7に、第二の実施形態に係る X線画像撮影システム 1000の概略構成を示す。

図 7に示すように、操作入力部2には、操作者により撮影準備指示や撮影指示を入 力する X線照射スィッチ 21と、操作者により指示内容を X線源制御部 43に入力する X線源指示内容入力部 22と、操作者により指示内容をコンソール 1に入力するコンソ ール指示内容入力部 23とが設けられている。ここで、指示内容には、 X線管電圧や X線管電流、 X線照射時間等の X線撮影条件、撮影タイミング、撮影部位、撮影方法 等の X線撮影制御条件、画像処理条件、画像出力条件、力セッテ選択情報、オーダ 選択情報、被写体 ID等がある。

[0139] X線照射スィッチ 21には、 X線源制御部 43及び入力部 12がそれぞれ接続して、る 。 X線照射スィッチ 21には、撮影準備指示を入力する第一スィッチと、撮影指示を入 力する第二スィッチがあり、 X線照射スィッチ 21による指示が X線源制御部 43及び入 力部 12に入力される。第一スィッチから入力後、第二スィッチから入力できる構造に なっている。

[0140] X線源指示内容入力部 22には、 X線源制御部 43が接続して、る。 X線源制御部 4 3は、 X線源指示内容入力部 22より入力された指示内容に基づき、高圧発生源 41及 び X線管 42を駆動制御する。

[0141] コンソール指示内容入力部 23には、入力部 12が接続されている。入力部 12に入 力された指示内容は、コンソール制御部 13に送信される。コンソール制御部 13は、 受信した指示内容に基づき、コンソール 1及び力セッテ 5を駆動制御する。

[0142] 次に、本発明の第二の実施形態による X線画像撮影システムによる動作について 説明する。

[0143] 操作者は、 X線照射スィッチ 21の第一スィッチを押下して、撮影準備指示を入力す る。 X線源制御部 43は、第一スィッチによる撮影準備指示に基づき、高圧発生源 41 を駆動制御して X線管 42に高圧を印加する状態に移行させる。入力部 12に入力さ れた第一スィッチによる撮影準備指示に基づき、コンソール制御部 13は、コンソール 通信部 14及び無線中継器 6を介して力セッテ 5に撮影準備指示を送信する。カセッ テ制御部 53は、受信した撮影準備指示に基づき、撮影指示が入力されるまでリセッ トを所定間隔で繰り返し、暗電流によりコンデンサ 5424に電気エネルギーが蓄積さ れることを防止する。

[0144] 操作者は、 X線照射スィッチ 21の第二スィッチを押下して、撮影指示を入力する。

X線源制御部 43は、第二スィッチによる撮影指示に基づき、高圧発生源 41を駆動制 御して X線管 42に高圧を印加させ、放射線を発生させる。入力部 12に入力された第 一スィッチによる撮影準備指示に基づき、コンソール制御部 13は、力セッテ 5を駆動 制御し、 X線源 4から照射される放射線による撮影をする。

[0145] X線源 4から照射される X線は、被写体を透過し、力セッテ 5に入射する。このカセッ テ 5に入射した X線に基づき、力セッテ 5は、 X線画像データを取得し、無線中継器 6 とコンソール通信部 14を介してコンソール 1に送信する。

[0146] [上述の第一,第二の実施形態に共通する事]

以上のように、放射線撮影により放射線画像データを生成する力セッテ 5と、前記放 射線画像データを用いて表示部に放射線画像を表示させるコンソール 1と、を備え、 力セッテ 5が、コンソール 1と通信可能な力セッテ通信部 52と、前記放射線画像デー タを生成するパネル 54と、パネル 54で生成された前記放射線画像データを力セッテ 通信部 52からコンソール 1に送信させる力セッテ制御部 53と、力セッテ通信部 52とパ ネル 54と力セッテ制御部 53とに電力を供給する燃料電池 510と、を有し、コンソール 1が、力セッテ通信部 52から送信された前記放射線画像データを受信するコンソ一 ル通信部 14を有し、コンソール通信部 14で受信した前記放射線画像データに基づ いて、前記放射線画像を表示部 3に表示させる放射線画像撮影システムなので、力 セッテ 5が燃料電池 510を有するから、蓄電量の制約や充電時間の確保が必要なく 、補給が必要な場合には、その都度燃料を補充すれば電力の供給を迅速かつ十分 におこなうことができ、ひ!ヽては放射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰 り返す放射線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。

[0147] 更に、燃料電池 510が、燃料を貯蔵する燃料ユニット 511を着脱可能な燃料ュ-ッ ト装着部 515と、燃料ユニット装着部 515に装着された燃料ユニット 511から燃料の 供給を受けて発電する発電部 512と、を有するので、燃料ユニット 511が燃料ュ-ッ ト装着部 515に対し着脱可能で当該燃料ユニット 511から発電部 512に燃料を供給 するから、補給が必要な場合には、その燃料ユニット 511を交換するだけでよぐ放 射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータル の撮影効率を向上させることができる。

[0148] 更に、燃料電池 510が、燃料ユニット 511を互いに別々に着脱可能な複数の燃料 ユニット装着部 515を有し、かつ、複数の燃料ユニット装着部 515に装着された燃料 ユニット 511の、ずれからでも発電部 512に燃料を供給可能であるので、各燃料ュ ニット 511が互いに別々に着脱可能でかつ各燃料ユニット 511の、ずれからでも発 電部 512に燃料を供給可能であるから、一の燃料ユニット 511の燃料がなくなってそ の燃料ユニット 511を交換している間にも、他の燃料ユニット 511から発電部 512に 燃料を供給することができる。そのため、燃料ユニット 511の交換中においても放射 線撮影カゝら放射線画像データを送信するサイクルを繰り返すことが可能であり、放射 線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータルの

撮影効率を向上させることができる。

[0149] 更に、燃料電池 510が、力セッテ 5の向きとは無関係に、燃料ユニット 511から発電 部 512に燃料を供給可能で、かつ、発電部 512で発電可能であるので、燃料電池 5 10が力セッテ 5の向きとは無関係に燃料ユニット 511から燃料を供給可能でかつ発 電可能であるから、力セッテ 5を傾けたり反転させたりした場合でも、当該燃料電池 51 0から電力を供給することができる。そのため、力セッテ 5の向きに注意を払う必要なく 、放射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトー タルの撮影効率を向上させることができる。

[0150] 更に、力セッテ 5が、パネル 54で発生する熱を燃料電池 510に向けて送風するマイ クロフアン 514を有するので、パネル 54で発生する熱がマイクロファン 514により燃料 電池に送風されるから、当該燃料電池の発電効率を向上させることができ、かつ、当 該パネル 54では、温度分布にムラが発生するのが抑えられる。そのため、パネル 54 における感度ムラの発生を抑えることができ、良好な放射線画像を得ることができる。

[0151] 更に、パネル 54力放射線を蛍光に変換するシンチレータ 541と、シンチレータ 54 1を保護する保護層 540と、シンチレータ 541を支持する支持体 547と、を有し、当該 シンチレータ 541が保護層 540と支持体 547とで覆われて、るから、燃料電池 510 による発電時に発生する水蒸気が保護層 540と支持体 547とで遮断されてシンチレ ータ 541に到達しにくい。そのため、シンチレータ 541が水分により劣化するのを防 止することができる。

[0152] 更に、力セッテ制御部 53が、燃料電池 510からの電力の供給状態を示す電力供給 状態情報を力セッテ通信部 52からコンソール 1に送信させ、コンソール 1が、コンソ一 ル通信部 14が受信した前記電力供給状態情報を用いて表示部 3に燃料電池 510か らの電力の供給状態に関する表示をさせるので、電力供給状態情報をコンソール 1 に送信するので、コンソール 1が電力供給状態情報を用いて制御できる。また、電力 の供給状態に関する表示が表示部 3に表示されるから、放射線撮影を直ぐにおこな えるのか否かを瞬時に判断することができる。そのため、放射線撮影を直ぐにおこな える場合には放射線撮影を直ぐに開始することができるし、他方、放射線撮影を直ぐ におこなえない場合には放射線撮影がおこなえるようになるまでの間に他の操作を

おこなうことができ、結果的に放射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り 返す放射線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。

[0153] 更に、力セッテ通信部 52が、コンソール 1と無線で通信可能であるので、力セッテ通 信部 52がコンソール 1と無線で通信可能であるから、通信用のケーブルが不要であ り、当該ケーブルが被写体に絡みつかな、ように注意を払、ながら力セッテ 5を取り 扱うといった事態を回避することができる。そのため、撮影者を放射線撮影に集中さ せて当該放射線撮影におけるミスを低減することができ、ひ!ヽては放射線撮影から 放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体の撮影効率を向上させる ことができる。

[0154] ところで、上記力セッテ 5は放射線遮蔽部材で覆われた放射線撮影室内に設置さ れ、他方、コンソールは放射線撮影室外に設置される場合が多い。

しかし、更に、力セッテ通信部 52と無線通信可能な無線中継器 6を備え、コンソ一 ル通信部 14が、通信ケーブルを介して無線中継器 6と通信可能であるので、無線中 継器 6を備えるとともにコンソール通信部 14が通信ケーブルを介してその無線中継 器 6と通信可能であるから、当該無線中継器 6を放射線撮影室内に設置することで、 力セッテ通信部 52と無線中継器 6との間でおこなわれる無線通信と、放射線撮影室 の内部と外部との間でおこなわれる無線中継器 6とコンソール通信部 14との有線通 信とを、良好におこなうことができ、ひいては放射線撮影カゝら放射線画像を確認する サイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる

[0155] また、従来、力セッテ 5が放射線撮影室内で、コンソール 1が放射線撮影室外に設 置される場合においては、撮影者は、放射線撮影に際して放射線撮影室内で被写 体に撮影位置等の指示をおこな、、その後放射線撮影室外に移動してその被写体 の放射線画像の生成を開始させるようになって、る。

[0156] しかし、更に、コンソール 1が携帯端末であるから、放射線撮影室内で被写体に撮 影位置等にっ、て指示しながら当該コンソール 1に放射線画像データの画像処理を 開始させることができ、放射線撮影室の内部から外部への移動時間を放射線画像デ ータの画像処理時間に充てることができる。そのため、放射線撮影から放射線画像

の生成までの時間を短縮することができ、ひヽては放射線撮影から放射線画像を確 認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることが できる。

[0157] また、放射線撮影により放射線画像データを生成する力セッテ 5は、前記放射線画 像データを生成するパネル 54と、パネル 54に電力を供給する燃料電池 510と、を備 えるので、蓄電量の制約や充電時間の確保が必要なぐ補給が必要な場合には、そ の都度燃料を補充すれば電力の供給を迅速かつ十分におこなうことができ、ひいて は放射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトー タルの撮影効率を向上させることができる。

[0158] 更に、燃料電池 510が、燃料を貯蔵する燃料ユニット 511が着脱可能な燃料ュ-ッ ト装着部 515と、燃料ユニット装着部 515に装着された燃料ユニット 511から燃料の 供給を受けて発電する発電部 512と、を有するので、燃料ユニット 511が燃料ュ-ッ ト装着部 515に対し着脱可能で当該燃料ユニット 511から発電部 512に燃料を供給 するから、補給が必要な場合には、その燃料ユニット 511を交換するだけでよぐ放 射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータル の撮影効率を向上させることができる。

[0159] 更に、燃料電池 510が、燃料ユニット 511が互いに別々に着脱可能な複数の燃料 ユニット装着部 515を有し、かつ、複数の燃料ユニット装着部 515に装着された燃料 ユニット 511の、ずれからでも発電部 512に燃料を供給可能であるので、各燃料ュ ニット 511が互いに別々に着脱可能でかつ各燃料ユニット 511の、ずれからでも発 電部 512に燃料を供給可能であるから、一の燃料ユニット 511の燃料がなくなってそ の燃料ユニット 511を交換している間にも、他の燃料ユニット 511から発電部 512に 燃料を供給することができる。そのため、燃料ユニット 511の交換中においても放射 線撮影カゝら放射線画像データを送信するサイクルを繰り返すことが可能であり、放射 線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータルの 撮影効率を向上させることができる。

[0160] 更に、燃料電池 510が、力セッテ 5の向きとは無関係に、燃料ユニット 511から発電 部 512に燃料を供給可能で、かつ、発電部 512で発電可能であるので、燃料電池 5 10が力セッテ 5の向きとは無関係に燃料ユニット 511から燃料を供給可能でかつ発 電可能であるから、力セッテ 5を傾けたり反転させたりした場合でも、当該燃料電池 51 0から電力を供給することができる。そのため、力セッテ 5の向きに注意を払う必要なく 、放射線撮影から放射線画像を確認するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトー タルの撮影効率を向上させることができる。

[0161] 更に、パネル 54で発生する熱を燃料電池 510に向けて送風するマイクロファン 514 を有するので、パネル 54で発生する熱がマイクロファン 514により燃料電池 510に送 風される力、当該燃料電池 510の発電効率を向上させることができ、かつ、当該パ ネル 54では、温度分布にムラが発生するのが抑えられる。そのため、パネル 54にお ける感度ムラの発生を抑えることができ、良好な放射線画像を得ることができる。

[0162] 更に、パネル 54力放射線を蛍光に変換するシンチレータ 541と、シンチレータ 54 1を保護する保護層 540と、シンチレータ 541を支持する支持体 547と、を有し、当該 シンチレータ 541が保護層 540と支持体 547とで覆われて、るから、燃料電池 510 による発電時に発生する水蒸気が保護層 540と支持体 547とで遮断されてシンチレ ータ 541に到達しにくい。そのため、シンチレータ 541が水分により劣化するのを防 止することができる。

[0163] 更に、コンソール 1と通信可能な力セッテ通信部 52と、パネル 54で生成された前記 放射線画像データを力セッテ通信部 52からコンソール 1に送信させる力セッテ制御 部 53と、を備え、燃料電池 510が、力セッテ通信部 52とパネル 54と力セッテ制御部 5 3とに電力を供給するので、コンソール 1との連携にも、蓄電量の制約や充電時間の 確保が必要なぐ補給が必要な場合には、その都度燃料を補充すれば電力の供給 を迅速かつ十分におこなうことができ、ひヽては放射線撮影から放射線画像を確認 するサイクルを繰り返す放射線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることがで きる。

[0164] 更に、力セッテ制御部 53が、燃料電池 510からの電力の供給状態を示す電力供給 状態情報を力セッテ通信部 52からコンソール 1に送信させること電力供給状態情報 をコンソール 1に送信するので、コンソール 1が電力供給状態情報を用いて制御でき るので、電力の供給状態に関する表示が表示部 3に表示されるから、放射線撮影を

直ぐにおこなえるの力否かを瞬時に判断することができる。そのため、放射線撮影を 直ぐにおこなえる場合には放射線撮影を直ぐに開始することができるし、他方、放射 線撮影を直ぐにおこなえない場合には放射線撮影がおこなえるようになるまでの間に 他の操作をおこなうことができ、結果的に放射線撮影から放射線画像を確認するサイ クルを繰り返す放射線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。

[0165] 更に、力セッテ通信部 52が、無線で通信可能である力セッテ通信部 52がコンソ一 ル 1と無線で通信可能であるから、通信用のケーブルが不要であり、当該ケーブルが 被写体に絡みつかな、ように注意を払、ながら力セッテを取り扱うと、つた事態を回 避することができる。そのため、撮影者を放射線撮影に集中させて当該放射線撮影 におけるミスを低減することができ、ひヽては放射線撮影から放射線画像を確認する サイクルを繰り返す放射線撮影全体の撮影効率を向上させることができる。

[0166] なお、本明細書中において、「コンソール 1」とは、操作者が力セッテ 5と交信を行う ための装置で、別体の表示装置や操作装置が接続可能であってもよいし、表示装置 や操作装置が一体であってもよい。「撮影動作」とは、放射線撮影により放射線画像 データを得るのに必要な動作のことで、例えば、第一,第二の実施形態で示すパネ ル 54であれば、パネル 54の初期化、放射線照射によって生成された電気工ネルギ 一の蓄積、電気信号の読み取り、及び、画像データ化の各動作が該当する。そして、 「撮影可能状態」とは、直ちにこの撮影動作により放射線画像データを得ることができ る状態のことである。

産業上の利用可能性

[0167] 以上説明したように、本発明は、放射線撮影分野、特に医療分野において好適に 禾 IJ用することがでさる。