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1. WO2002040067 - CONTAINER FOR TRANSPIRATION

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[ JA ]
漏分野

本発明は蒸 器に関する。

蒸散装置として、蒸散剤を収容するケースの開口をガス透過性のフィルムによ つてシールした蒸散容器を着脱可能とし、こ書の蒸散容器をケースの外側から加熱 等することにより蒸散する蒸散剤の蒸気をフィルムに透過させて外部空間へと放 散させるものがある。フィルムは、蒸散剤の蒸散によってケースの内圧が減圧す るに従い、ケースの内側に残 ~る蒸散剤に倣うように凹状に伸び変形する。 上記蒸散装置にあっては、以下の問題点が'ある。

①蒸散容器を構成するケースの内面に角部がある場合、蒸散剤の蒸散が進んで 蒸散剤がこの角部だけに残存するに至るとき、フィルムはケースの内圧の減圧に よっても角部の内側にまで倣い切れず、このフィルムにより仕切られるケース内 の蒸気? ISが薄くなる結果、蒸気がフィルム外へと放散しにくくなり、蒸散剤を ¾に使い切ることに困難がある。

②ケースの外面に角部がある場合、角部はその剛性によって変形しにくいが、 角部に連なる平坦部だけがケースの内圧の減圧によってへこみ変形する。このた め、蒸散装置が加熱部を備えるとき、カロ熱部がケースの外面から蒸散剤に及ぼす 加熱条件が変化(伝熱面積の減少等)してしまい、安定した蒸散を持すること に困難が、ある。

発明の開示

本発明の課題は、蒸散容器内の蒸散剤を安定的に蒸散することにある。

本発明に係る蒸散容器は、蒸散剤を収容するケースがドーム状曲面からなる内 面を断面に持ち、該ケースの開口をガス透過性のフィルムによってシールしたも のである。

尚、「ケースのドーム状曲面からなる内面の範囲」は、ケースの内面の全範囲 に渡るものでも良いし、ケースの内面の一部、例えば蒸散装置の加熱面に接する 範囲に限定されるものでも良い。また、「ケースのドーム状曲面からなる内面の 形状」は、真円面、楕円面等に限らず、湾曲状をなすものであれば良い。

図面の簡単な説明

図 1は蒸散装置を示す断面図である。 ' 図 2は図 1の II一 II線に沿う断面図である。

図 3は蒸散装置の使用経過状態を示す断面図である。

図 4は蒸散容器を示す H見図である。

図 5は蒸散容器の他の例を示す斜視図である。

図 6は蒸散容器の他の例を示し、 (A) m m, (B) は(A) の B— B線 に沿う断面図、(C) は(A) の C— C線に沿う断面図である。

発明を ¾tするための最良の形態

蒸散装置 1 0は、図 1、図 2に示す如く、ハウジング 1 1に蒸散容器 2 0のた めの容器格納部 1 1 Aを備える。容器格納部 1 1 Aは上部がドーム状に開口して おり、該開口から蒸散容器 2 0を出し入れする。容各納部 1 1 Aの底面 1 1 B は球面状の曲面或いは湾曲面とされ該容 »納部 1 1 Aの下咅隨納空間は、凸 部 1 1 Cから下方へ向かうに従い、徐々に断面積が減少するように形成されてい る。容跳納部 1 1 Aの正面にはキヤップ 1 2が着脱可能とされキヤップ 1 2 に円形状の香気放散口 1 2 Aを備える。また、蒸散装置 1 0は、ハウジング 1 1 の底面 1 I Bの中央内部に電熱ヒータ 1 3 Aを内蔵した加熱部 1 3を備え、ハウ ジング 1 1の背面にプラグ 1 4を設け、ヒ一タ 1 3 Aとプラグ 1 4をリード線に より接続している。プラグ 1 4を壁面のコンセントに差し込んで使用する。

蒸散容器 2 0は、図 1〜図 4に示す如く、蒸散装置 1 0の容灘納部 1 1 Aに 格納されキャップ 1 2で保持される。蒸散容器 2 0は、蒸散剤 1を収容するケ ース 2 1を容器格納部 1 1 Aの底面 1 1 Bに隙間なく又は微小隙間を介して沿う 略球面 2 1 Aとし、その内外面を丸味を帯びたドーム状曲面とする断面を持つも のとした。更に、ケース 2 1の内面を外側に凸形状面とし、該凸开 ^^側表面に 凹部 2 1 Bを設けることで、表面の剛性が向上し、更に変形が防止される。また、 前記凹部 2 1 Bを蒸散容器 2 0の表面中央部に設け、編己凹部 2 1 Bに対る 位置の蒸散装置 1 0における容器格納部 1 1 Αの底面 1 1 Bに凸部 1 1 Cを設け ることで、互いに係止し、蒸散装置 1 0を逆さまにしても、蒸散容器 2 0の落下 を防止できる。ケース 2 1の開口 2 1 Cをガス性のフィルム 2 2、好ましく は延伸性フィルム 2 2によってシールしている。蒸散剤 1は、香料(殺虫剤等で あっても良い)と溶剤とゲル化物を混合ゲル化したものを使用できる。

ケース 2 1は、ガスバリア層兼麟犬成形層としての P E T層(20Cmni)を外層 (ケース 2 1の外面形成層)とし、フィルム 2 2とのシール層としての P E層(50 Urn) を内層(ケース 2 1の内面形成層)とする積層体にて形成できる。また、 ケース 2 1は、成形層としての P E T層(150 m) を外層とし、その内側に 順に、ガスバリア層としての E VOH層、开層としての P E T層(150 m) を設け、フィルム 2 2とのシール層としての P E層を内層とする積層体にて形成 しても良い。

フィルム 2 2は、ケース 2 1にシールされるガス透過層としての延伸性 P E層 (100 m)の外面に、使用時には鉄される、剥離層としての P E層(15 m)、 ガスバリア層としての AL層(7 m)、印刷層、印刷保護層としての P E T層(10 m) を順に積層した積層体にて形成できる。又は、ケース 2 1にシールされる ガス透過層としての延伸性 P P層の外面に、使用時には除去される、剥離層とし ての P P層、ガスバリア層としての AL層、印刷層、印刷保護層としての P E T 層を順に積層した積層体にて形成できる。フィルム 2 2においてガス透過層とし て用いられる P E、 P Pは、未延伸のものを用い、使用時に延伸性をるもの とする。

尚、 P E Tはポリエチレンテレフ夕レート、 P Eはポリエチレン、 EVOHは エチレンビニルアルコール、 ALはアルミ、 P Pはポリプロピレンを表す。 蒸散装置 1 0にあっては、ハウジング 1 1の容 »納部 1 1 Aに蒸散容器 2 0 を交換可能に格納して用いられ、カロ熱部 1 3によって蒸散容器 2 0をケース 2 1 の外側からカロ熱することにより蒸散する蒸散剤 1の蒸気をフィルム 2 2に透過さ せて外部空間へと放散させる。このとき、フィルム 2 2は、図 3に示す如く、蒸 散剤 1の蒸散によってケース 2 1の内圧が減圧するに従い、ケース 2 1の内御 Jに 残 Tる蒸散剤 1に倣うように凹状に伸ぴ変开する。

蒸散装置 1 0では、蒸散容器 2 0のケース 2 1がドーム状曲面からなる内面を 断面に持っていて変形しにくい上に、フィルム 2 2が蒸散剤 1の蒸散とともにケ ース 2 1の内側へ倣うように伸び変形するから、フィルム 2 2と蒸散剤 1との接 触面積が蒸散剤 1の例えば 1ヶ月程度の使用に基づく減少によっても余り変わら ずに略一定となる。従って、ケース 2 1をハウジング 1 1の容器各納部 1 1 Aに 格納して立てた状態で、ケース 2 1への蒸散剤 1の当初充填高さがケース 2 1の 最大内部高さ Η0の例えば 80〜90% (蒸散剤 1の重量 5 g) であったとき、蒸散 剤 1の例えば 1ヶ月程度の使用に基づく減少によっても、蒸散剤 1の残存へッド Hはケース 2 1の最大内部高さ H0の約 60%に維持され加熱部 1 3がケース 2 1の外側から蒸散剤 1に与える熱量を略一定に維持し、蒸散剤 1の蒸散量を経時 的に一定に維持できる。

また、蒸散装置 1 0の加熱によって蒸散剤 1が蒸散減少し、蒸散剤 1の 効果が低くなつたときは、使用済の蒸散容器 2 0を蒸散装置 1 0から取り

外した後、蒸散容器 2 0に蒸散剤 1を収容した詰め替え容器(以下、リフ ィル容器という)を蒸散装置 1 0に挿入し、使用を継続することができる。 このとき、本実施形態によれば以下の作用がある。

(請求項 1に対る作用)

①蒸散容器 2 0を構成するケース 2 1の内面が略球面 2 1 Aをなし、丸味を帯 びたドーム状曲面であるから、蒸散剤 1の蒸散が進んでケース 2 1の内圧が減圧 していくとき、フィルム 2 2はケース 2 1の全内面に倣うまで変形でき、このフ イルム 2 2が仕切るケース 2 1の内部の蒸気濃度を濃く保ち、蒸散剤 1の蒸散量 を経時的に一定に保つことができるし、全蒸散剤 1を余すことなく ¾に使レ ® ることができる。

(請求項 2に対る作用) '

②ケース 2 1の内面を外側に凸刺犬面とし、該凸綱^側表面に凹部 2 1 Bを 設けたから、ケース 2 1の表面の岡【胜を増し、変形を防止できる。

(請求項 3に対る作用)

③ケース 2 1の凹部 2 1 Bを凸麟側表面の略中央部に設けた。従って、蒸 散装置 1 0における容器格納部 1 1 Aの底面 1 1 Bに、ケース 2 1の凹部 2 1 B に対応する凸部 1 1 Cを設けることにより、凸部 1 1 Cと凹部 2 1 Bを互いに係 止し、蒸散装置 1 0を逆さまにしても、蒸散容器 2 0が下することを防止でき る。

(請求項 4に対る作用)

④蒸散装置 1 0のカロ熱部 1 3に容 »納部 1 1 Aの底面 1 1 Bが形财るカロ熱 面が、蒸散容器 2 0の丸味を帯びたドーム状曲面に沿う曲面からなるものとする ことにより、カロ熱部 1 3とケース 2 1の ί纖面積(伝熱面積)を一定に保ち、蒸 散剤 1の外部空間への放散灘(香気の強度)を一定に保つ等、安定した蒸散を 持続できる。

(請求項 5に対 j¾ る作用)

リフィル容器によって、蒸散剤 1を収容した蒸散容器 2 0の取り替えが簡易に 行なえるので、蒸散を中断することなく、継続して蒸散装置 1 0を使用すること ができる。

本発明の蒸散容器 3 0は、図 5に示す如く、上述の蒸散容器 2 0のケース 2 1 力 凹部 2 1 Bを撤去したものとしても良い。

本発明の蒸散装置 4 0として、図 6に示す如く、ケース 4 1を楕円面 4 1 Aと 平面 4 1 Bからなるものとし、その内外面のうち、ケース 4 1を立てて蒸散装置 1 0の容翻各納部 1 1 Aに格納した状態で加熱部 1 3によるカロ熱面に接する範囲 を楕円面 4 1 Aにより形成されるドーム状曲面とする断面を持つものを使用する こともできる。この場合にも、ケース 4 1の開口にはガス透過性のフィルム 4 2、 好ましくは延伸性フィルム 4 2がシールされる。

趙上の利用可能性

以上のように本発明によれば、蒸散容器内の蒸散剤を安定的に蒸ることが できる。