Processing

Please wait...

PATENTSCOPE will be unavailable a few hours for maintenance reason on Saturday 31.10.2020 at 7:00 AM CET
Settings

Settings

Goto Application

1. JP2002518370 - チオールエステルおよびその使用

Note: Text based on automatic Optical Character Recognition processes. Please use the PDF version for legal matters

[ JA ]
【特許請求の範囲】
【請求項1】 以下からなる群から選択される化学構造を有するチオールエステルを含有する組成物:
(a) テンプレートIおよびテンプレートIIからなる群から選択される式を有するチオールエステルであって、ここで、テンプレートIおよびテンプレートIIが以下の構造を有する:
【化1】
ここで、Xは、アルキル、置換アルキル、アリール、および置換アリール基からなる群から選択される、メンバーであり、
1は、−Y−Z−であり、
ここで、Yは、−(CH 2m−(ここで、mは、1〜6の整数である)、
【化2】
からなる群から選択され、
ここで、Zは、ジアルキルまたはアリールまたはアルキルアリールスルホニウム(Z1)、トリアルキルまたはアリールまたはアルキルアリールアンモニウム(Z2)、トリアルキルまたはアリールまたはアルキルアリールホスホニウム(Z3)、あるいは以下の構造:
【化3】
(ここで、R 12、R 13、R 14、R 15、およびR 16は、H−、−C(=O)NH 2、および置換カルボキサミド基からなる群から独立して選択されるメンバーである)
を有するピリジニオ(Z4)からなる群から選択され、
あるいは、
1は、アルキル、置換アルキル、−アリール、置換アリール、−アリールアルキル、−Ph−CH 3、アリールアルコキシ、−Ph−OCH 3、ニトロアリール、−Ph−NO 2、および−(CH 2n−X基(ここで、Xは、ハロゲンであり、そしてnは1〜6の整数である)であり、
2は、−H、−CH 3、−C(=O)NH 2および−C(=O)OCH 3基からなる群から選択され、
3、R 4、およびR 5は、H、ハロゲン、−NO 2、−C(=O)ONH 2、および−C(=O)OCH 3基からなる群から独立して選択されるメンバーであり;
6は、−H、アルキル、−CH 3、置換アルキル、アリール、置換アリール、およびアリールアルキル基からなる群から選択され、
7、R 8、またはR 9のいずれかが(O=S=O)−G’(ここで、G’は、−NH 2、−NH−アルキル、−NH−アリール、−NH−アシル、アリール−NH 2、ニトロアリール、アリール−NH−アシル、およびアリール−NH−アルキル基からなる群から選択される)であり得ることを除いて、R 7、R 8、R 9、R 10およびR 11はHである;
(b) テンプレートIIIおよびテンプレートIVからなる群から選択される式を有するチオールエステルであって、ここで、テンプレートIIIおよびテンプレートIVが以下の構造を有する:
【化4】
ここで、Gは、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、およびアルキルアリール基からなる群から選択され、
6は、−H、アルキル、−CH 3、置換アルキル、アリール、置換アリール、およびアリールアルキル基からなる群から選択され;
7、R 8、またはR 9のいずれかが、(O=S=O)−G’(ここで、G’は、−NH 2、−NH−アルキル、−NH−アリール、−NH−アシル、アリール−NH 2、ニトロアリール、アリール−NH−アシル、およびアリール−NH−アルキル基からなる群から選択される)であり得ることを除いて、R 7、R 8、R
9、R 10およびR 11はHであり;
テンプレートVおよびテンプレートVIからなる群から選択される式を有するチオールエステルであって、ここで、テンプレートVおよびテンプレートVIが以下の構造を有する:
【化5】
ここで、nは任意の整数であり、R 2〜R 5、R 6およびR 12〜R 16は上記であり、
Yは、上記で定義され、
17は、−Hまたは−CH 3であり、
18は、−H、−CH 3、アルキル、アリール、アリールアルキル、またはアミノ酸側鎖であり、ここで、R 18が結合される炭素原子についての立体化学配置は、RまたはSであり得る、
19は、−OH、−NH 2、N−置換アミド窒素、またはエステル基(−OR)であり;
以下の構造を有する、テンプレートVIIの式を有するチオールエステル:
【化6】
ここで、R 0は、硫黄原子に直接結合した、任意の置換または非置換アリールもしくはヘテロアリール環系であり、
YおよびR 12〜R 16は、上記のように定義され;
ならびに
(c) 以下の式を有するピリジニオアルカノイルチオールエステル:
【化7】
ここで、mは1〜6の整数であり、nは0または1から6の整数であり、そしてRは、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、カルボキサミド、カルボキサミド、置換カルボキサミド、置換カルボキサミド、−NH 2基、および置換−NH 2基からなる群から選択される。
【請求項2】 Xが、−(CH 2m−(ここで、mは1〜6の整数である)、および−CH 2(C=O)NH−からなる群から選択されるメンバーである、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項3】 R 1が、−CH 3、−(CH 2n−CH 3、−CH(CH 32、−C(CH 33、−(CH 2n−Cl、−(CH 2n−Br、および−(CH
2n−I基からなる群から選択される、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項4】 Gが、−CH(CH 32、−C(CH 33、および2,6−ジメチルフェニル基からなる群から選択される、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項5】 前記ピリジニオアルカノイルチオールエステルのR基が、−NHC(=O)CH 3、−C 64NO 2、−C 64NHSO 2CH 264NO 2および、−C 64NHCOCH 3基からなる群から選択される、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項6】 前記ピリジニオアルカノイルチオールエステルは、mが整数4であり、そしてnが0であるか、あるいは1または2の整数である構造を有する、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項7】 前記チオールエステルが、インビトロでジンクフィンガーから金属イオンを解離することができる、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項8】 前記チオールエステルが、抗ウイルス活性を有する、請求項1に記載のチオールエステル。
【請求項9】 ジンクフィンガー含有タンパク質から金属イオンを解離させるための方法であって、該方法は、該ジンクフィンガーを請求項1に記載のチオールエステルと接触させる工程を含む、方法。
【請求項10】 前記金属イオンが亜鉛である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】 前記ジンクフィンガーがウイルスタンパク質を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】 前記ウイルスタンパク質が、ヌクレオカプシドタンパク質、Gagタンパク質、またはGag−Polタンパク質である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】 前記ジンクフィンガー含有タンパク質が、インタクトなウイルスに取り込まれる、請求項9に記載の方法。
【請求項14】 前記ウイルスと前記化合物との前記接触工程が、インビトロで実施される、請求項9に記載の方法。
【請求項15】 前記ウイルスと前記化合物との前記接触工程が、インビボで実施される、請求項9に記載の方法。
【請求項16】 前記ジンクフィンガーが、鳥類肉腫ウイルスおよび白血症レトロウイルス群、哺乳動物B型レトロウイルス群、ヒトT細胞白血病およびウシ白血病レトロウイルス群、D型レトロウイルス群、マウスの白血病関連群、またはレンチウイルス群に由来するレトロウイルスタンパク質を包含する、請求項9に記載の方法。
【請求項17】 前記レトロウイルスタンパク質が、HIV−1、HIV−2、SIV、BIV、EIAV、Visna、CaEV、HTLV−1、BLV、MPMV、MMTV、RSV、MuLV、FeLV、BaEV、またはSSVレトロウイルス由来である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】 前記レトロウイルスタンパク質が、HIV−1タンパク質である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】 前記ウイルスタンパク質の前記ジンクフィンガーから前記金属イオンの解離を検出する工程をさらに包含する、請求項9に記載の方法。
【請求項20】 前記ジンクフィンガーから前記金属イオンの解離を検出する工程が、キャピラリー電気泳動法、免疫ブロット法、核磁気共鳴(NMR)、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)、放射性亜鉛−65の放出を検出する工程、蛍光を検出する工程、およびゲル移動度シフトを検出する工程からなる群から選択される方法を使用して実施される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】 ウイルスを不活化するための方法であり、該方法は、該ウイルスと請求項1に記載の化合物とを接触させる工程を包含し、ここで、該ウイルスと該化合物との接触工程は、該ウイルスを不活化する、方法。
【請求項22】 前記化合物が、ジンクフィンガーからジ亜鉛イオンを解離させる、請求項21に記載の方法。
【請求項23】 前記ウイルスは、鳥類肉腫ウイルスおよび白血症レトロウイルス群、哺乳動物B型レトロウイルス群、ヒトT細胞白血病およびウシ白血病レトロウイルス群、D型レトロウイルス群、マウスの白血病関連群、またはレンチウイルス群に由来するレトロウイルである、請求項21に記載の方法。
【請求項24】 前記レトロウイルスが、HIV−1、HIV−2、SIV、BIV、EIAV、Visna、CaEV、HTLV−1、BLV、MPMV、MMTV、RSV、MuLV、FeLV、BaEV、またはSSVレトロウイルスである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】 前記ウイルスが、HIV−1レトロウイルスである、請求項24に記載の方法。
【請求項26】 前記ウイルスと前記化合物との接触工程が、インビボで実施される、請求項21に記載の方法。
【請求項27】 前記化合物が、前記ウイルスの伝播を阻害するために投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】 前記化合物が、前記ウイルスの伝播を阻害するために、膣内にまたは直腸内に投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項29】 前記化合物が、薬学的処方物としてヒトに投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項30】 前記化合物が、獣医学的薬学処方物として動物に投与される、請求項26に記載の方法。
【請求項31】 前記方法が、前記ウイルスと、非チオールエステル抗レトロウイルス剤とを接触させる工程をさらに包含する、請求項26に記載の方法。
【請求項32】 前記抗レトロウイルス剤が、ヌクレオチドアナログまたはプロテアーゼインヒビターである、請求項31に記載の方法。
【請求項33】 前記ヌクレオチドアナログが、AZT、ddCTPまたはDDIである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】 前記レトロウイルスと前記化合物との接触工程が、インビトロで実施される、請求項21に記載の方法。
【請求項35】 前記レトロウイルスと前記化合物との接触工程が、血液製剤、血漿、栄養培地、タンパク質、医薬品、化粧品、精液または卵母細胞の調製物、細胞、細胞培養物、細菌、ウイルス、食品、あるいは飲料において実施される、請求項34に記載の方法。
【請求項36】 単離し、そして不活化したウイルスであって、ここで、ウイルスは、該ウイルスと、請求項1に記載の化合物との接触工程を包含する方法により不活化され、ここで、該ウイルスと該化合物との接触工程が、該ウイルスを不活化する、ウイルス。
【請求項37】 ウイルスが、さらに、ワクチン処方物を構成する、請求項36に記載の単離し、そして不活化したウイルス。
【請求項38】 前記ウイルスが、鳥類肉腫ウイルスおよび白血症レトロウイルス群、哺乳動物B型レトロウイルス群、ヒトT細胞白血病およびウシ白血病レトロウイルス群、D型レトロウイルス群、マウスの白血病関連群、またはレンチウイルス群に由来するレトロウイルスである、請求項36に記載の単離し、そして不活化したウイルス。
【請求項39】 前記ウイルスが、HIV−1、HIV−2、SIV、BIV、EIAV、Visna、CaEV、HTLV−1、BLV、MPMV、MMTV、RSV、MuLV、FeLV、BaEV、またはSSVレトロウイルスである、請求項38に記載の単離し、そして不活化したウイルス。
【請求項40】 前記レトロウイルスがHIV−1である、請求項39に記載の、単離し、そして不活化したレトロウイルス。
【請求項41】 ウイルスタンパク質のジンクフィンガーでキレート化された金属イオンの解離が可能な化合物を選択する方法であって、該方法は、以下の工程:
(a)該ジンクフィンガーをチオールと接触させる工程;および
(b)該ウイルスタンパク質の該ジンクフィンガーからの該金属イオンの解離を検出する工程、
を包含する、方法。
【請求項42】 前記金属イオンが亜鉛である、請求項41に記載の方法。
【請求項43】 前記ジンクフィンガーからの前記金属イオンの解離を検出する前記工程が、キャピラリー電気泳動法、免疫ブロット法、核磁気共鳴(NMR)、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)、放射性亜鉛−65の放出を検出する工程、蛍光を検出する工程、ゲル移動度シフトを検出する工程を使用して実施される、請求項41に記載の方法。
【請求項44】 ウイルスタンパク質のジンクフィンガーから金属イオンを解離させることが可能な化合物を選択するためのキットであって、該キットは、レトロウイルスタンパク質、および該ウイルスタンパク質からの該金属イオンの解離を検出するための使用説明書、請求項1に記載のチオールエステルの選択のための指示を含む使用説明書を含む、キット。
【請求項45】 前記ウイルスタンパク質が、前記ウイルスタンパク質のジンクフィンガーでキレート化された亜鉛イオンと共に供給される、請求項44に記載のキット。
【請求項46】 前記ウイルスタンパク質が、インタクトなレトロウイルスに取り込まれる、請求項44に記載のキット。
【請求項47】 前記ジンクフィンガーが、鳥類肉腫ウイルスおよび白血症レトロウイルス群、哺乳動物B型レトロウイルス群、ヒトT細胞白血病およびウシ白血病レトロウイルス群、D型レトロウイルス群、マウスの白血病関連群、またはレンチウイルス群に由来する、請求項44に記載のキット。
【請求項48】 前記ジンクフィンガーが、HIV−1、HIV−2、SIV、BIV、EIAV、Visna、CaEV、HTLV−1、BLV、MPMV、MMTV、RSV、MuLV、FeLV、BaEV、またはSSVレトロウイルスに由来する、請求項47に記載のキット。
【請求項49】 前記ジンクフィンガーが、HIV−1に由来する、請求項48に記載のキット。
【請求項50】 前記使用説明書が、キャピラリー電気泳動法、免疫ブロット法、核磁気共鳴(NMR)、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)、放射性亜鉛−65の放出を検出する工程、蛍光を検出する工程、ゲル移動度シフトを検出する工程を使用して、前記タンパク質からの前記金属イオンの解離を検出する工程に関する、請求項44に記載のキット。
【請求項51】 請求項1に記載のチオールエステルを含有する殺ウイルス組成物。
【請求項52】 血漿、栄養培地、タンパク質、医薬品、化粧品、精液または卵母細胞の調製物、細胞、細胞培養物、細菌、ウイルス、食品または飲料をさらに包含する、請求項51に記載の殺ウイルス組成物。
【請求項53】 請求項1に記載のチオールエステルを含有する、薬学的処方物。
【請求項54】 薬学的賦形剤をさらに含有する、請求項53に記載の薬学的処方物。