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1. JP1999505894 - 開口直列配置型織機の緯糸分配装置

Note: Text based on automatic Optical Character Recognition processes. Please use the PDF version for legal matters

[ JA ]
【発明の詳細な説明】
本発明は、開口直列配置型織機の緯糸分配装置の作動方法に関する。同分配装置は供給ノズルと噴射ノズルを備え、両ノズルは、空間的に固定されるリング部と製織ロータとの間の連結通路へと、製織ロータの回転方向とは逆方向に緯糸を噴射し、緯糸は連結通路から方向を変えて導入管へと送られる。挿入される方向に挿入された後、緯糸は、挿入方向から眺めて導入管より後側となる位置において挟持、かつ切断され、それにより、この方法にて生じた新たな緯糸の先端が押し戻されるとともに、製織ロータの回転方向とは逆方向に噴射されて更なる導入管へと送られる。
この種の装置は、欧州特許出願公開第0433216号に開示されている。
更なる同様の装置は、欧州特許第0143860号に記載されている。特に、その3頁、7〜19行に、同装置の一部が記載されている。
そのような緯糸分配装置を用いた試みでは、切断工程によって影響をうけることなく製織ロータ中に挿入される緯糸を保持するのが困難である一方、新たな緯糸の先端のための非常に正確な反復性をもって切断工程を実施することが容易ではないことが明らかである。
従って、本発明の目的は、新たな緯糸の先端の長さを正確に切断するとともに、この緯糸の先端を新たな工程へスムーズに分配するための信頼性の高い方法を示すことにある。この目的は、挿入方向から眺めて、最初に切断装置、次いで挟持装置が導入管において空間的に配置され、時間的に見ると、挟持装置における制動を補助するとともに、切断時において導入管と狭持装置との間にてループの形成を阻止する引き込み力が、緯糸が挟持される前に連結通路に既に発生することにより達成される。
この順序は、緯糸が開口部中への挿入の最終段階において予め制動されるとともに緊張状態におかれ、かつ挟持装置にて機械的に挟持された後においても挟持装置に向かって移動することがないという利点を有する。実際の停止行程(Stop−schlag)は挟持装置によって行われる一方で、引き込み力は非常に大きいので、緊張状態において緯糸を切断可能とするように連結通路と挟持装置との間の糸のかたまりの連続的な動きが阻止される。
この方法を実施するための装置の更に有利な特徴は、従属請求項2〜6に開示されている。空間的に固定されたリングに対して分割面と鈍角を形成する傾斜した肩部を介して、緯糸が連結通路から導入管へと移動することが非常に容易に行われれることは明らかである。従って、連結通路の展開において、肩部の領域には空間的に固定されたリング部とはわずかな分割間隙が存在するのみであるのに対して、残りの外周に沿った、供給ノズル及び噴射ノズルの影響を受ける領域では回転方向と逆方向において最小の流れとなるように、ある深さに切り抜かれた切欠き溝がロータ側に存在する。新たな緯糸の先端が更に挿入される場合において、付随的なノズルが回転方向と逆方向に、連結通路のポケットの外側において空間的に固定されたリングに形成され、同ノズルにより所望の地点及び所望の瞬間に回転方向と逆方向に切欠き溝中へ噴射されると有利である。
一定の長さに正確に切断することはまた、噴射ノズル及び可能性として補助ノズルの作動における正確な反復性に依存する。従って、一連の開放制御及び製織ロータの回転動作と制御バルブとの運動力学的な相関関係によってエアーパルスを生成することが有利である。複数の緯糸が次から次へと制動され、緊張状態にて切断され、かつ更なる導入管へ送られるので、種々の緯糸に対応するノズルへエアーパルスを順次分配するロータリゲートは、特に経済的かつ正確な解決方法である。開閉特性において分散性の低いエレメントが全ての噴射ノズルあるいは全ての付随的なノズルを制御するという事実に起因して、この正確な反復性は高くなる。更に、装着された全てのノズルに対するパルスは、この一つのエレメントを調節することによって変更され得る。
本発明は、以下に示す実施形態によって示される。
図1〜4の各々は、製織ロータと空間的に固定されたリング部との間の分割面に垂直な、模式的な部分展開図を示し、図面の各々は、緯糸のための連結通路に沿った、緯糸を新たに送り出す一連の工程が模式的に示されている。
図5は、製織ロータに対してギアを介して運動力学的に連結されるロータリゲートを示し、同ゲートは、サイクルにおいて種々の噴射ノズルを順次連続的に送出することが可能である。
図面は、開口直列配置型織機における緯糸分配装置を示し、同装置において、緯糸は供給ノズルを介して連結通路へ供給されるとともに、連結通路内において導入管へと分配される。挿入された緯糸をスムーズに切断し、新たな緯糸の先端を更なる導入管へ送り出すために、切断装置が導入管と挟持装置との間において空間的に配置され、それにより、引き込み力及び同引き込み力条件下にあるループは、挟持装置によって緯糸が停止される前に既に形成される。挟持装置中にて停止する間、糸は切断装置中に予め緊張した状態におかれており、容易に切断され得る。ループは自身にて解かれ、新たな緯糸の先端が次の導入管へと挿入される。
製織ロータ8に連結された送出リング20は、回転方向7の方向に回転し、かつ空間的に固定されたリング部11に対して殆ど間隙のない分割面13において回転する。所定の半径にて配置された連結通路3は、空間的に固定されたリング部11におけるポケット21及び送出部20の切欠き溝14によって形成される。溝14は、肩部10の領域のみが中断されている。緯糸9は、供給ノズル1を介して一定速度にて送達され、送出リング20の回転方向7に抗して鋭角にて連結通路3中へと噴射される。供給ノズル1と同軸上にある噴射ノズル2は、噴射効果を増強するために設けられている。補助ノズル16は、空間的に固定されたリング部11の、回転方向7に対して、ポケット21より後側に設けられ、更なる導入管への送り出しにおいて緯糸の搬送を促進するために、同ノズル16を超えて回転する溝14中へ回転方向とは逆方向に噴射される。送出リング20の各肩部10は、空気の流れる方向を変え、緯糸9を導入管4へと送り出し、それにより、緯糸が挟持装置6,6'を経て、製織ロータの経糸開口部へと搬送される。肩部10より前方では、溝14はより深く形成され、その基底部に解放開口部18が設けられており、それにより空気の流れる方向を変更して緯糸を導入管4'へ送り出す動作が促進される。補助ノズル16による吸引効果は、溝14のより深い部分がポケット21の領域へ移動することにより、一貫したより大きな断面が連結通路3に形成される場合にのみ現実には効果をもたらす(図3)。
図1において、緯糸9は妨害を受けることなく、回転方向7とは逆方向に、供給ノズル1から連結通路3へと進み、更には導入管4及び図示しない経糸開口部へと誘導される。開放狭持装置6は協働回転体として示される一方、切断装置は空間的に固定された状態にて示されている。導入管への方向の変化は、分割面13と鈍角12(図3)を形成する肩部10に沿って進む。連結通路はポケット21の末端部にて閉じられるが、メインエアーの流れが導入管4を通過するように例外的に溝14の一部が僅かに切り取られている。
図2において、送出リング20を備えた製織ロータ8は、見てわかるように、既に開放切断装置5に向かって移動している。補助ノズル16は、より大きな断面が連結通路3に形成される場合(図3)、更なる導入管への送り出しを補助するスロープ22の領域に経糸を押し下げるために駆動され得る。供給ノズル1及び噴射ノズル2は、仮に噴射ノズル2が既に駆動されている場合、肩部の鈍角12の勾配に対して噴射されている。
図3へ移ると、肩部10の先端は、供給ノズル1及び噴射ノズル2のエアージェットから既に移動している。同時に、連結通路3は補助ノズル16に向かって開口し、それにより導入管4'への連続した流れが発生し、引き込み力15が発生する地点において、この流れの方向にループ19が形成される。この引き込み力15は、導入管4の緯糸9を制動するように作用する。緯糸9が狭持装置6によって把持されると、引き込み力15は、張架状態にて短い糸の部分を狭持装置6まで保持するのに十分であり、糸ループが切断装置の領域へ進入することが阻止される。これにより切断が可能となり、新たに形成された緯糸の先端17は、ループが回転方向7と逆方向に延びるまで連結通路3中へ戻され、新たな緯糸が導入管4'中へ、更には図示しない新たな経糸開口部へと挿入される。
この新たな緯糸挿入を図4に示す。図1の状態とするには、切断装置5を開放させるとともに、挿入された緯糸の筬打を可能にするために狭持装置6を開放するのみでよい。
緯糸を切断する前の適切な時期に噴射ノズル2の補助により引き込み力15を発生させるために、各噴射ノズル2は、肩部10の先端に対して所定の角度の空間にて正確に形成されたエアーパルスを受承する必要がある。パルス供給ライン31の圧縮空気ライン30から種々の噴射ノズルへ向かって圧力パルスを発生し、同時に、例えばギアを介して、肩部10が着座されるべき製織ロータに運動学的に連結された、一方向に回転するロータリゲート23を図5に示す。ロータリゲート32はハウジングベース24によって経糸開口部を備える織機の側壁29に固定され、その際ドライブギア32は製織ロータのギア33と係合している。軸受キャリアとして機能する中間部25及びカバー26は、ハウジングガスケット27,28を介してスクリュー連結部45によってハウジングベース24に連結される。シャフト34はベアリング37によってカバー26に軸受され、スペーサスリーブ38及び固定部材39によって軸方向に固定される。ギア32はナット35によって駆動側に固定される。ハウジング24,25の内部では、プラスチック製のディスク40がピン42によってシャフト34に固定され、ディスク40は中間部25と密着して接触した状態となっている。ディスクは孔41を有し、孔41は回転時に同ディスクの後側に位置する中間部25の円上に等間隔にて配置される個々の切欠き43を一掃するように移動し、孔41と切欠き43が一致する度毎にエアーパルスを発生する。切欠き43の数は空間的に固定されたリング部11(図3)における噴射ノズル2の数と対応する。エアーパルスは中間部35にある径方向通路44を介して個々のパルス供給ラインへ搬送される。ここでは連結ボア31のみが示されている。パルスラインが同一の長さにて形成される場合、エアーパルスは、予測された時間に、同様の形態にて、非常に正確に噴射ノズル2に到達する。供給パルスは、回転速度が変化しても正確に同期し、かつ製織ロータを介する直接駆動によって始動する。更に、この簡略な機構は、長期間にわたる高い作動信頼性においてきわめて優れている。摩耗を受けやすい部分に対する強い要望及びディスク40と中間部25との間の密封間隙における増大は、ディスク40に例えば前側と後の摩擦側との応力の違いに起因する軸方向の応力が作用する場合においても防御され得る。パルスの開始を調節するためには、ナット35を緩め、ギア32をシャフト34の調節面36に対して僅かに回転させるのみでよい。