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1. WO1997024216 - DEVICE FOR TRANSVERSELY EXTENDING A BELT-LIKE BODY

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明 細 書

帯状体の横延伸装置

技術分野

本発明は延伸可能なフ ィルム · 繊維材 ' 網状体等の帯状体を横方 向 (幅方向)に延伸する横延伸装置に関する。

背景技術

上記種の帯状体を横方向に延伸する装置と して最も広く採用され ているのはテンターであるが、 テンターは大型で広大な面積を占め 、総じて非常に高価である。そこで小型で簡易な横延伸装置として 、一対のプーリと一対のベルトを組み合せたものが提案されている

図 7 は特公昭 5 7 — 3 0 3 6 8号に示された平板状の帯状体を横 延伸する装置を示している。 この装置は、中心線 1 を隔てて左右対 称に位置する同一形状寸法のプーリ 2, 2 ' が夫々同じ側で片持支 持され、同一垂直平面内で矢印の如く互いに等速逆回転駆動され、 左右 1 対のベルト 3, 3 ' が中心線 1 側から略垂直平行な経路を通 つて夫々プー リ 2, 2 ' の下側半円に半円周以下案内されてガイド プーリ 5, 6又は 5 ' , 6 ' を経て循環するように設けられている o

そして、プーリ 2 , 2 ' の外周からのベルト 3, 3 ' の離脱位置 は、プーリ 2, 2 ' の軸心に対するガイドプーリ 5, 5 ' の取付位 置により定め、 ベルト 3, 3 ' の張力はガイドプーリ 6, 6 ' の上 下により調整される。 又プーリ 2 , 2 ' の下側半円部は槽 9 内の加 熱浴中に浸っている。

そして、延伸すべき帯状体 1 0 を中心線 1 を中心として、ほぼ垂 直平行に下降するベル ト 3, 3 ' に沿って、プーリ 2, 2 ' の片持 軸の反対面側から耳折ガイ ド 1 1 にて左右耳部を折曲げて該部がべ ル ト 3, 3 ' とプーリ 2, 2 ' 間に挟まれるように導入し、ベルト 3, 3 ' の張力により該部をプーリ 2, 2 ' の外周に押圧して滑り なく把持し、プーリ 2, 2 ' の回転に伴う末広がりの円弧軌道に沿 つて槽 9 内の加熱浴中に導入し、両耳間の帯状体 1 0 をベルト 3, 3 ' がプーリ 2, 2 ' から離脱するまで横延伸するようになってい る。

上記従来の横延伸装置では、帯状体の耳部を確実に把持するのは 容易ではない。耳折ガイド 1 1 で左右の耳部を折り曲げて導入する ようになっているが、現実には延伸される帯状体の不均質性、左右 のベル トとプーリの把持する位置のごく僅かな差異や変動、押圧力 の僅かな差、 さらには、この様な帯状体を搬送する時に必ず生ずる 多少の蛇行等を押え切れず、 左右のどちらかが外れる現象が頻繁に 生じ、安定した運転を行うことは困難であった。

このため、実開昭 5 7 - 1 6 3 2 0号に開示される装置では、図 8 に示すように、延伸用のプーリ 2 , 2 ' に帯状体 1 0が導入され る前に、該帯状体 1 0 の耳部をベルト 3 , 3 ' に押圧する耳押え口 —ル 1 7 , 1 7 ' を設けている。し力、し、この耳押えロール 1 7 , 1 7 ' は、ベルト 3 , 3 ' に対して傾斜することなく帯状体 1 0を ベル 卜 3, 3 ' に押し付けるようになつているため、把持の確実性 は多少改善されるが、 不安定性の根本的解決にはならず、またこの 方法では、狭持力を大きくするために耳部の幅を相当広く取らねば ならず、延伸されない耳部が大幅に増え、原料の歩留り及び経済性 が悪化する。

発明の開示

本発明の目的は、上記従来技術に鑑み、帯状体の外れを効果的に 防止できる横延伸装置を提供するこ とである。

本発明による帯状体の横延伸装置は、 実質的に同一平面に配置さ れ、互いに逆方向に回転する一対のプーリと、これらプーリの各々 に掛け渡された一対のベル トとを具備し、これらプーリおよびベル トとによって帯状体の両側縁部を挟持して末広がりに搬送するこ と により帯状体を幅方向に延伸する帯状体の横延伸装置において、 帯 状体の両側縁部が各々プー リとベルトとの間に挟持される前に帯状 体の両側縁部を各々ベル トに押し付ける少なくとも一対の押付ロー ルを該ベル トに対し傾斜させて設けたことを特徴とするものである

この構成においては、帯状体がベルトとプーリに把持される前に 、その耳部を斜め外方に引張り、プーリとベル卜に確実に把持され るまで耳部が外れよう とする動きを制御する。また、押付ロールで 帯状体の両側縁部をベル トの角部に押し付けることにより単位面積 当りの押付力を大き くし、両側縁部の押付幅を狭くすると共に耳部 の外れをさ らに阻止する。さらに、これらの場合に、左右の押付口 一ルの押付力を常に等し くなるようにしている。

押付ロールは、帯状体の両側縁部をプーリとベルトとの間に引き 込むように傾斜させたり、 あるいは帯状体の両側縁部をベル卜の角 部に向けて押し付けるよう に傾斜させることが好ましく、より好ま しくはこれらの双方に傾斜させるのがよい。

また、本発明は、一対の押付ロールを帯状体の幅方向に独立的に 移動自在に支持する支持手段と、 一対の押付ロールを対応するベル 卜に均等圧で押し付ける押付圧付与手段とを具備したことを特徵と するものである。

さらに、一対のベルトは、一対のプーリに導入されるとき、進行 方向に向けて末広がりの軌道となるように張設したことを特徴とす るものである。

図面の簡単な説明

以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。 図面にお いて、

図 1 は本発明の第 1 の実施例を示す斜視図である。

図 2 は本発明の第 1 の実施例を示す正面図である。

図 3 は図 2 の Z矢視図である。

図 4 は図 3の 1 V— I V線における断面図である。

図 5 は本発明の第 2の実施例を示す正面図である。

図 6 は本発明の第 3の実施例を示す正面図である。

図 7 は従来の横延伸装置を示す斜視図である。

図 8 は他の従来の横延伸装置を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

図 1 中、符号 2 2 , 2 2 ' は実質的に同一平面内に配置され、互 いに逆方向に矢印の如く 回転駆動される一対の延伸プーリを示して いる。 これらプーリ 2 2, 2 2 ' のそれぞれの下側半周には一対の 無端ベル ト 2 3, 2 3 ' が掛渡され、これらベルト 2 3, 2 3 ' は さ らにガイドプーリ 2 5 , 2 6又は 2 5 ' , 2 6 ' に掛け渡されて 循環するようになっている。 また、プーリ 2 2 , 2 2 ' の下半分は 温浴槽 2 9 の温浴 3 0 に浸漬されている。

ガイ ドプーリ 2 6 , 2 6 ' は延伸プーリ 2 2, 2 2 ' のベルト巻 付開始部の上方に設けられ、 ガイドプーリ 2 6, 2 6 ' から延伸プ ーリ 2 2, 2 2 ' までのベルト 2 3, 2 3 ' 相互の間隔は、延伸対 象であるたとえば横方向の多数のス リットを有するスリットフィル ム (帯状体) 3 1 の幅より狭くなつている。

また、ガイドプーリ 2 6, 2 6 ' の上方には延伸前のスリツトフ イルム 3 1 の搬送方向をガイドプーリ 2 6, 2 6 ' 方向に変える夕 ーンロール 3 2が設けられ、延伸プーリ 2 2 , 2 2 ' の側方には延 伸後のス リツトフイノレム 3 1 を取り出すターンロール 3 3が設けら れている。

ガイドプーリ 2 6, 2 6 ' とプーリ 2 2, 2 2 ' のベルト巻付開 始部との間には該ベル ト 2 3, 2 3 ' にスリットフイノレム 3 1 のス リッ卜の形成されていない耳部側縁部を押付ける 2対の押付ロール 3 4 , 3 4 ' 及び 3 5 , 3 5 ' が設けられている。

図 2 に示すように、第 1 の押付ロール 3 4, 3 4 ' は、第 1 の回 転軸 3 6, 3 6 ' を介して第 1 の支持部材 3 7, 3 7 ' に支持され ている。また、第 2 の押付ロール 3 5, 3 5 ' は、第 2 の回転軸 3 8 , 3 8 ' を介して第 2 の支持部材 3 9, 3 9 ' に支持され、この 第 2 の支持部材 3 9, 3 9 ' は回動軸 4 0 , 4 0 ' に回動自在に支 持されている。第 2の支持部材 3 9 , 3 9 ' の各回動端には引張ば ね (押付力付与手段) 4 1 の両端がそれぞれ係止されていて、第 2 の押付ロール 3 5 , 3 5 ' の押圧力が均等になるようになつている 。なお、押圧力の調整は、ばねを異なる強さのものに取り替えるか 、ボルトナツト機構によりばねの強さを変えるようにしてもよい。

さらに、ガイドプーリ 2 6, 2 6 ' 、第 1 および第 2 の押付ロー ル 3 4, 3 4 ' および 3 5, 3 5 ' の配置によって、ベル卜 2 3 , 2 3 ' が、延伸プーリ 2, 2 2 ' に導入されるとき、進行方向に 向けて末広がりの軌道となるように張設されている。

また、図 3 に示すように、第 1 の支持部材 3 7 ( 3 7 ' ) は固定 具 4 2 ( 4 2 ' ) を介して支持板 4 3 ( 4 3 ' ) の上下方向ほぼ中

央部に支持され、 この支持板 4 3 ( 4 3 ' ) の下端側には、回動軸 4 0 ( 4 0 ' ) が取り付けられている。支持板 4 3 ( 4 3 ' ) の上 端部はガイ ドプーリ 2 6 ( 2 6 ' ) の軸 4 4 ( 4 4 ' ) に回動自在 に支持されている。

また、第 1 および第 2の押付ロール 3 4 ( 3 4 ' ) , 3 5 ( 3 5 ' ) の回転軸 3 6 ( 3 6 ' ) , 3 8 ( 3 8 ' ) は、スリットフィル ム 3 1 の耳部をベルト 2 3 ( 2 3 ' ) の内周側(ベル卜 2 3 ( 2 3 ' ) とプーリ 2 2 ( 2 2 ' ) との間に引き込むことができるように 水平面に対し 0度傾けられている。さらに、図 4 に示すように押付 ロール 3 5 ( 3 5 ' ) の軸 3 8 ( 3 8 ' ) は押付ロール 3 5 ( 3 5 ' ) が帯状体 3 1 の耳部をベルト 2 3 ( 2 3 ' ) の角部に向けて押 付けるよ うに、内側へ ø度傾けられている。なお図示なき押付ロー ル 3 4 ( 3 4 ' ) も同様に傾けられている。

なお本実施例では、押付ロールは上下 2対設けたが、下方の 1対 のみでも良く、また、押付ロールの表面にはヒり止めの口一レツ卜 を施しておいても良い。

このように構成された本実施例の作用を次に説明する。

図 1 および図 2 においてスリツトフイルム 3 1 が水平方向から導 入され、 ターンロール 3 2で 9 0度曲げられ下方に向けられる。次 いでその耳部が第 1 および第 2の押付口ール 3 4, 3 4 ' および 3 5 , 3 5 ' で折り曲げられ、同時に図 4の如くべノレト 2 3, 2 3 ' に押し付けられ延伸用のプー リ 2 2, 2 2 ' とベルト 2 3 , 2 3 ' に把持されるよう に送り込まれる。耳部を把持されたスリットフィ ルム 3 1 は、プーリ 2 2 , 2 2 ' の回転に連れて末広がりに横延伸 され、下端で反転してさらに延伸されながらベルト 2 3, 2 3 ' が プー リ 2 2, 2 2 ' から離れる点で開放される。

この場合、押付ロール 3 4, 3 4 ' および 3 5, 3 5 ' は、その

軸 3 6 , 3 6 ' および 3 8 , 3 8 ' が øおよび θの角度傾けて取付 けられているこ とにより、押付ロール 3 4, 3 4 ' , 3 5 , 3 5 ' とベル ト 2 3, 2 3 ' とを嚙み合いではなく、点ないし線接触させ ているため、押さえる力が大きく、しかも耳部を引き込む作用が働 き、耳部の幅が狭くて済む。この場合、傾き øは、主に押える力( 単位面積当たりの力)を大きくするためであり、傾き 0は、主に耳 部を引き込むためである。

すなわち、押付ロール 3 4 , 3 4 ' および 3 5 , 3 5 ' を 0だけ 傾けることにより、スリツトフイルム 3 1 の耳部が押付ロール 3 4 , 3 4 ' および 3 5 , 3 5 ' によってベルト 2 3, 2 3 ' の反対側 に向けて引っ張られるので、 耳部がベルト 2 3 , 2 3 ' から外れる ことがなく、耳部が延伸プーリ 2 2, 2 2 ' と 2 3, 2 3 ' とによ つて確実に挟持される。 また、押付ロール 3 4 , 3 4 ' および 3 5 , 3 5 ' を 0だけ傾けることにより、押付ロール 3 4, 3 4 ' およ び 3 5 , 3 5 ' がベルト 2 3 , 2 3 ' の角部に向けてスリットフィ ルム 3 1 を押し付ける。この場合、図 4 に示すように、ベルト 2 3 , 2 3 ' はねじれ、押付ロール 3 4, 3 4 ' および 3 5 , 3 5 ' が ベル 卜 2 3, 2 3 ' の側面部に向けてスリットフイルム 3 1 を押し 付けるようであるが、 ベルト 2 3 , 2 3 ' のねじれの復元力により 角部での押付力が大き くなり、その結果、単位面積当りの押付力が 大きくなり、耳部の挟持が確実に行われる。従って、延伸されない 耳部の幅が狭くて済むので、原料の歩留まりを向上することができ る。なおこの傾きは ø又は 6>の何れか一方でもスリツ卜フィルム 3 1 のベルト 2 3, 2 3 ' からの外れに対してそれなりの効果は発揮 される。

また、押付ロール 3 5 , 3 5 ' の押付力が引張ばね 4 1 によって 均等にされているため、 耳部がベルト 2 3 , 2 3 ' から非常に外れ

難くなる。

なお、押付ロール 3 4, 3 4 ' および 3 5, 3 5 ' の軸 3 6 , 3 6 ' および 3 8, 3 8 ' の傾き角度 0及び øは延伸すべきスリット フイノレム 3 1 の特性、スリットフイノレム 3 1 と押付ロール 3 4, 3 4 ' および 3 5, 3 5 ' との摩擦係数、押付ロール 3 4, 3 4 ' お よび 3 5, 3 5 ' の押圧力、ベルト 2 3, 2 3 ' の緊張度、ライン 速度等により最も安定した数値を取ればよい。 ちなみに、一例とし てスリツトフイルム 3 1 が横スリツト入り網目状 1 4 0 〃 m厚の高 密度ポ リエチレンフィルムで、ライン速度が 4 0 m/min で、押付 口一ノレ 3 4, 3 4 ' および 3 5 , 3 5 ' がステンレス製で表面を口 一レット加工したものであるとき、 6> = 2 0度、 0 = 5度が良好で あった

図 5 は、本発明の第 2の実施例を示すものであり、前記実施例の 引張ばねの代わりに、 おもり(押付力付与手段) 4 5が設けられて いる。すなわち、第 2の支持部材 3 9, 3 9 ' の各回動端にはワイ ャ 4 6の両端がそれぞれ係止され、このワイヤ 4 6の中央にはおも り 4 5が吊り下げられている。これにより、第 2の押付ロール 3 5 , 3 5 ' の押付力が均等になるようになつている。

図 6 は本発明の第 3の実施例を示すものであり、第 1 の実施例と 同一構成部分は図面に同一符号を付して説明を省略する。

本実施例では、ベルト 4 7 , 4 7 ' がそれぞれガイドプーリ 4 8 , 4 9, 5 0, 5 1 又は 4 8 ' , 4 9 ' , 5 0 ' , 5 1 ' を介して プー リ 4 7 , 4 7 ' の下側を循環するように配設され、また押付口 —ル 5 2, 5 2 ' が図示しない支持部材により横方向にスライド可 能に支持され、 エアシリンダー(押圧力付与手段) 5 3 , 5 3 ' に よ りベルト 4 7 , 4 7 ' に向けて付勢されるようになっている。 なお、エアシリンダー 5 3, 5 3 ' には共通の圧気供給系から圧

気が供給されることにより、 押付ロール 5 2 , 5 2 ' の押付力が均 等になるように構成されている。

このように構成された第 2 、第 3 の実施例は、原理的には第 1 の 実施例と同様であるので、 その作用 ' 効果も同様である。

なお、以上の第 1 〜第 3 の実施例において、延伸用のプーリ 2 2 , 2 2 ' は同一平面ではなく「ハ」の字状に角度を付けて配置して も良い。

以上説明したように、本発明によれば、帯状体の外れを効果的に 防止できる横延伸装置を得るこ とができる。