Processing

Please wait...

Settings

Settings

Goto Application

1. WO2020138203 - INGREDIENT MIXER

Document

明 細 書

発明の名称 食材混合機

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019  

発明の効果

0020   0021  

図面の簡単な説明

0022  

発明を実施するための形態

0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167  

符号の説明

0168  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28   29   30   31   32   33   34   35   36   37   38   39   40   41   42   43   44   45   46   47   48  

明 細 書

発明の名称 : 食材混合機

技術分野

[0001]
 本発明は、複数の食材を混合する食材混合機に関するものであり、例えば、ご飯に酢(合わせ酢)を混ぜ合わせて酢飯を作る酢合わせ機などの食材混合機に関する。

背景技術

[0002]
 従来、特許文献1に開示された食材混合機が知られている。
 特許文献1に開示された食材混合機は、機体に軸心回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラムを有する。
 混合ドラムは、軸心方向の一端が開口し他端が底部によって閉塞されたドラム本体と、ドラム本体の開口を塞ぐドラム蓋とを有する。
[0003]
 ドラム蓋は、ドラム本体の開口から軸心方向且つ底部とは反対側に向かうにつれて漸次縮径するドーム壁を有する。ドーム壁の頂部には、ブロワで発生した冷却風を混合ドラム内に導入する冷却風取入口が形成されている。
 また、混合ドラム内には、食材を攪拌する攪拌部材が取り付けられる。ドラム本体の底部には、該底部から突出する底面凸部が設けられている。底面凸部の突出側には、凹溝が形成されている。この凹溝に攪拌部材の下端が挿入され、これにより、攪拌部材の下部が保持される。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 日本国公開特許公報「特開2015-65924号公報」

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 特許文献1に開示の食材混合機にあっては、食材を冷却した後の冷却風を排出するのが困難なため、冷却性能が十分と言えるものではなかった。
 また、特許文献1の食材混合機にあっては、攪拌部材は、下端が底面凸部の突出側に形成された凹溝に挿入されて保持されるので、攪拌部材の下端とドラム本体の底部との間に隙間ができ、攪拌部材による撹拌性能が低下する。
[0006]
 また、ドラム本体を持つ部分が設けられていないので、混合ドラムが持ちにくく、混合ドラムを移動させる際などにおいて、不便であるという問題がある。また、ドラム本体に持ち手部を設けるとドラム本体から食材が出し難くなるおそれがあるので、食材の取り出しやすさも考慮する必要がある。
 そこで、本発明は、冷却性能を向上させることのできる食材混合機を提供することを目的とする。
[0007]
 また、本発明は、攪拌部材の下部の支持を図りつつ撹拌性能の向上を図ることができる食材混合機を提供することを目的とする。
 また、本発明は、ドラム本体が持ちやすく且つドラム本体の内部に収容した食材が取り出しやすい食材混合機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 本発明の一態様に係る食材混合機は、機体と、前記機体に軸心回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラムと、前記混合ドラム内に送り込む冷却風を発生させる送風機と、を備え、前記混合ドラムは、前記軸心方向の一端が開口し他端が底部によって閉塞されたドラム本体と、前記ドラム本体の開口を塞ぐドラム蓋とを有し、前記ドラム蓋は、前記軸心方向且つ前記底部とは反対側に向かうにつれて幅狭となる本体壁を有し、前記本体壁は、前記冷却風を混合ドラム内に導入する冷却風取入口と、前記冷却風を混合ドラム内から排出可能な冷却風排出口とを有する。
[0009]
 また、前記冷却風取入口は、前記本体壁の頂部に形成され、前記冷却風排出口は、前記頂部と該頂部とは反対側の基部との間に形成されている。
 また、前記冷却風排出口は、混合ドラムの周方向に間隔をあけて形成された複数の排風口を含む。
 また、前記複数の排風口は、前記ドラム蓋の中心に対して対称位置に形成されている。
[0010]
 また、前記送風機で発生した冷却風を前記冷却風取入口に導く導風ダクトを備え、前記導風ダクトは、前記冷却風取入口の近傍に位置し且つ前記混合ドラムの中心部に向けられた冷却風供給口を有する。
 また、前記冷却風供給口の端部は、冷却風取入口に平行である。
 また、前記混合ドラムに取り付けられて前記食材を攪拌する攪拌部材を備え、前記ドラム蓋は、前記ドラム本体の開口を形成する壁部の外周を囲む周壁部と、前記周壁部の端部から前記混合ドラムの径方向の内方に向けて延出するリング状の環状壁部であって、内径側の端部が前記本体壁の前記開口側の端部に連接し且つ前記攪拌部材の前記軸心方向の移動を規制する環状壁部とを有する。
[0011]
 また、前記ドラム蓋は、前記ドラム本体から取り外した前記攪拌部材を前記周壁部の内側に収容可能である。
 また、他の態様に係る食材混合機は、機体と、前記機体に軸心回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラムと、前記混合ドラム内に取り付けられ、前記食材を攪拌する攪拌部材と、備え、前記混合ドラムは、前記軸心方向の一端が開口し他端が底部によって閉塞されたドラム本体を有し、前記攪拌部材は、前記ドラム本体を横方向で横断し且つ前記ドラム本体の底部に当接しており、前記ドラム本体は、前記底部から突出する突部であって、前記攪拌部材に対して前記横方向に交差する方向に位置ずれし且つ該方向で当接する突部を有する。
[0012]
 また、前記攪拌部材は、前記軸心から偏倚した位置に設けられた第1攪拌部材と、前記第1攪拌部材と前記混合ドラムの径方向で並設され且つ前記第1攪拌部材が偏倚した側とは反対側に偏倚した位置に設けられた第2攪拌部材とを含み、前記突部は、前記第1攪拌部材の前記軸心とは反対側に設けられた複数の第1突部と、前記第2攪拌部材の前記軸心とは反対側に設けられた複数の第2突部とを含む。
[0013]
 また、前記混合ドラムは、前記ドラム本体の底部に取り付けられ且つ前記機体に回転可能に装着される装着プレートを有し、前記突部は、前記ドラム本体に一体形成されていて前記底部から前記開口に向けて突出する突部本体と、前記突部本体の内部に埋め込まれ且つ前記装着プレートを取り付ける取付具がねじ込まれるナットとを有する。
 また、前記装着プレートは、前記機体側に係合して当該装着プレートが前記機体から外れるのを規制可能な係合爪を有し、前記ドラム本体は、底部に前記装着プレートを収容する収容凹部を有する。
[0014]
 また、機体は、前記軸心回りに回転可能な回転軸と、前記装着プレートが装着される回転盤と、前記回転盤を前記回転軸に固定する固定具とを有し、前記底部は、前記装着プレートに形成された通し穴を挿通する前記固定具の頭部を収容する凹所を有し、前記通し穴は、前記頭部に近接する小径部と、前記小径部及び前記凹所より大径の大径部とを有する。
[0015]
 また、機体は、前記混合ドラムの回転をガイドする複数のローラを有し、前記ドラム本体は、内面側に前記軸心方向に沿って形成されていて前記攪拌部材が保持される保持溝と、前記保持溝より前記底部側に形成されていて前記ローラが当接する円筒状の円筒周壁とを有し、前記攪拌部材は、前記保持溝より前記底部側に突出しており、前記複数の突部は、前記攪拌部材における前記保持溝より前記底部側に突出する部位を支持する。
[0016]
 また、さらに他の態様に係る食材混合機は、機体と、前記機体に軸心回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラムと、を備え、前記混合ドラムは、軸心方向の一端が開口し他端が底部によって閉塞されたドラム本体を有し、前記ドラム本体は、持つための部位であって、当該ドラム本体を形成する壁部の一部を径方向の内方に向けて突出させることで形成される内方突出壁を有する持ち手部と、前記内方突出壁の前記径方向の内方側端部から前記底部に向かうにつれて前記径方向の外方に移行する傾斜状の傾斜壁とを有する。
[0017]
 また、前記持ち手部は、第1持ち手部と、前記第1持ち手部に前記径方向で対向する第2持ち手部とを含む。
 また、前記混合ドラム内に取り付けられて食材を攪拌する攪拌部材を備え、前記攪拌部材は、前記ドラム本体を横断し且つ前記軸心から偏倚した位置に取り付けられ、前記ドラム本体は、前記軸心方向に沿って形成されていて前記攪拌部材の一側を保持し且つ前記ドラム本体の周方向において前記第1持ち手部に隣接して形成された一側保持溝と、前記軸心方向に沿って形成されていて前記攪拌部材の他側を保持し且つ前記周方向において前記第2持ち手部に隣接して形成された他側保持溝とを有する。
[0018]
 また、前記攪拌部材は、前記軸心を挟み且つ前記混合ドラムの径方向に並設された第1攪拌部材及び第2攪拌部材を含み、前記一側保持溝は、前記第1攪拌部材の一側を保持する第1保持溝と、前記第2攪拌部材の一側を保持する第2保持溝とを含み、前記他側保持溝は、前記第1攪拌部材の他側を保持する第3保持溝と、前記第2攪拌部材の他側を保持する第4保持溝とを含み、前記第1持ち手部は、前記第1保持溝から前記第2保持溝にわたって形成され、前記第2持ち手部は、前記第3保持溝から前記第4保持溝にわたって形成されている。
[0019]
 また、前記混合ドラムは、前記ドラム本体の開口を塞ぐドラム蓋を有し、前記ドラム蓋は、前記ドラム本体の開口を形成する壁部の外周を囲む周壁部と、前記周壁部の端部から前記混合ドラムの径方向の内方に向けて延出する環状壁部と、前記環状壁部の内周端から前記軸心方向且つ前記底部とは反対側に向かうにつれて漸次縮径する本体壁とを有し、前記ドラム蓋は、前記ドラム本体を塞いだ状態で前記環状壁部が前記攪拌部材の前記軸心方向の移動を規制する。

発明の効果

[0020]
 上記の食材混合機によれば、食材を冷却した後の冷却風が冷却風排出口から排出することにより、冷却性能を向上させることができる。
 また、上記の食材混合機によれば、ドラム本体の底部から突出して攪拌部材に横方向に交差する方向から当接する突部によって攪拌部材を支持することができ、しかも、突部は、攪拌部材に対して横方向に交差する方向に位置ずれし且つ該方向で当接するので、攪拌部材の下端をドラム本体の底部に当接させることができ、撹拌性能の向上を図ることができる。これにより、攪拌部材の下部の支持を図りつつ撹拌性能の向上を図ることができる。
[0021]
 また、上記の食材混合機によれば、ドラム本体を形成する壁部の一部を混合ドラムの径方向の内方に向けて突出させて形成された内方突出壁を有する持ち手部を形成することにより、ドラム本体の持ちやすくすることができる。
 また、内方突出壁の径方向の内方側端部から底部に向かうにつれて径方向の外方に移行する傾斜状の傾斜壁によって、混合ドラムの内部に収容した食材をスムーズに取り出すことができる。

図面の簡単な説明

[0022]
[図1] 食材混合機の全体斜視図である。
[図2] 食材混合機の概略側面図である。
[図3] 食材混合機の概略側面断面図である。
[図4] 食材混合機の概略平面断面図である。
[図5] 機体の分解斜視図である。
[図6] 混合ドラムを駆動する駆動部の拡大図である。
[図7] 回転盤の平面図である。
[図8] 載置台に混合ドラムを載置した状態を示す平面図である。
[図9] 回転盤の分解斜視図である。
[図10] 上貫通穴、下貫通穴及び係合溝の平面図である。
[図11] 図7のF1-F1線矢視断面図である。
[図12] 支持フレームの装着位置を示す側面断面図である。
[図13] 支持フレームの取出位置を示す側面断面図である。
[図14] 支持フレームを装着位置にした食材混合機の側面図である。
[図15] 支持フレームを取出位置にした食材混合機の側面図である。
[図16] 操作レバーの取付部の側面図である。
[図17] 操作レバーの取付部の斜視図である。
[図18] 操作レバーの取付部の断面図である。
[図19] 回転部材の斜視図である。
[図20] 第1揺動フレームの外側壁の斜視図である。
[図21] ドラム本体の底面図である。
[図22] 図21のF2-F2線矢視断面図である。
[図23] ドラム本体の平面図である。
[図24] 図23のF3-F3線矢視断面図である。
[図25] 図23のF4-F4線矢視断面図である。
[図26] 図21のF5-F5線矢視断面図である。
[図27] ボール部材の取付部分の断面図である。
[図28] 左図が混合ドラムをセット方向に回転する前を示し、右図が混合ドラムをセット方向に回転した後を示す平面図である。
[図29] 上図が混合ドラムをセット方向に回転する前を示し、下図が混合ドラムをセット方向に回転した後を示す断面図である。
[図30] 係合爪とロック溝との関係を示す平面図である。
[図31] ドラム本体の斜視図である。
[図32] ドラム本体の側面図である。
[図33] ドラム本体の正面図である。
[図34] 図33のF6-F6線矢視断面図である。
[図35] 図23のF7-F7線矢視断面図である。
[図36] 図32のF8-F8線矢視断面図である。
[図37] 図32のF9-F9線矢視断面である。
[図38] ドラム蓋の正面図である。
[図39] ドラム蓋の平面図である。
[図40] 図39のF10-F10線矢視断図である。
[図41] 図39のF11-F11線矢視断図である。
[図42] 図38のF12-F12線矢視断図である。
[図43] 攪拌部材の斜視図である。
[図44] 図43のF13-F13線矢視断図である。
[図45] 図43のF14-F14線矢視断である。
[図46] ドラム蓋を攪拌部材と共に保持部材に保持した状態を示す正面図である。
[図47] ドラム蓋を攪拌部材と共に保持部材に保持した状態を示す側面図である。
[図48] ドラム蓋の変形例を示す平面図である。

発明を実施するための形態

[0023]
 以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
 図1は食材混合機1の全体構成を示す概略斜視図である。図2は、食材混合機1の概略側面図である。図3は、食材混合機1の概略側面断面図である。図4は、食材混合機1の概略平面断面図である。
 食材混合機1は、複数の食材を混合する機械である。食材混合機1は、例えば、ご飯に酢(合わせ酢)を自動的に混ぜ合わせて酢飯を作る酢合わせ機に使用される。また、本実施形態の食材混合機1は、小型の酢合わせ機であって、テーブル等の載置台に載せて使用される卓上型の酢合わせ機を例示している。
[0024]
 なお、食材混合機1は、例えば、ご飯に具材を混合して混ぜご飯を作る場合等、他の複数の食材を混合するのに採用してもよい。また、食材混合機1は、卓上型の酢合わせ機に限定されることはない。
 本実施形態においては、図2~図4に示すように、矢印A1方向を前方、矢印A2方向を後方、矢印A3方向を前後方向として説明する。したがって、図2~図4において、符号A4で示す側が食材混合機1の正面側であり、符号A5で示す側が食材混合機1の背面側である。
[0025]
 また、図4の矢印B1方向(図2、図3の手前側)を右方、図3の矢印B2方向(図2、図3の奥側)を左方、図3の矢印B3方向(前後方向に直交する水平方向)を機幅方向として説明する。
 また、食材混合機1の機幅方向B3の中央部から左部、或いは、右部へ向かう方向を機幅外方として説明する。言い換えれば、機幅外方とは、機幅方向B3であって食材混合機1の機幅方向B3の中心から離れる方向のことである。
[0026]
 また、機幅外方とは反対の方向を、機幅内方として説明する。言い換えれば、機幅内方とは、機幅方向B3であって食材混合機1の機幅方向B3の中心に近づく方向である。
 先ず、食材混合機1の概要を説明する。
 図1~図3に示すように、食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1(ドラム軸心という)回りに回転可能に支持され且つ回転することにより内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、混合ドラム3内に取り付けられて食材を撹拌する攪拌部材4とを有する。
[0027]
 混合ドラム3は、軸心方向(ドラム軸心X1の方向)の一端が開口し他端が底部5によって閉塞されたドラム本体6と、ドラム本体6の開口7を塞ぐドラム蓋8とを有する。ドラム本体6の底部5は、混合ドラム3の底部である。
 混合ドラム3は、縦向きにした状態で底部側が機体2に装着される(図14参照)。縦向きとは、ドラム軸心X1が略上下方向に沿って延伸する状態であって、ドラム蓋8が上部で、ドラム本体6の底部5が下部となる状態である。この縦向きの状態で、ドラム本体6内に食材が投入される。食材は、例えば、混合ドラム3を機体2に装着した後に、ドラム本体6内に投入される。なお、混合ドラム3を機体2に装着する前にドラム本体6内に食材を投入してもよい。攪拌部材4は、例えば、ドラム本体6に食材を投入した後に、ドラム本体6に取り付けられる。なお、ドラム本体6に食材を投入する前に、攪拌部材4をドラム本体6に取り付けてもよい。
[0028]
 混合ドラム3は、機体2に装着されると、ドラム軸心X1が後方に向かうにつれて上方に移行する傾斜状となる傾斜姿勢(図2、図3参照)に姿勢変更される。混合ドラム3は、この傾斜姿勢で回転駆動され、内部に収容された複数の食材が混合される。
 以下、食材混合機1の各部について詳細に説明する。
 図1、図5に示すように、機体2は、テーブル等に載置されるメインフレーム9と、混合ドラム3が装着され且つ回転可能に支持される支持フレーム10とを有する。
[0029]
 メインフレーム9は、フレーム本体11と、フレーム本体11の一側部(前面右部)から前方(正面方向)に延びる第1側部フレーム12と、フレーム本体11の他側部(前面左部)から前方に延びる第2側部フレーム13と、第1側部フレーム12と第2側部フレーム13との前部側同士を連結する連結フレーム14とを有する。
 図3、図4に示すように、フレーム本体11は、前面及び背面と上面及び下面と左及び右の側面とが壁部で囲まれた中空状に形成されている。図4に示すように、フレーム本体11の内部の機幅方向B3の中途部には、仕切り板15が設けられている。この仕切り板15によって、フレーム本体11の内部が、右側の第1室16と左側の第2室17とに区画されている。第1室16には、食材混合機1の稼動を制御する制御装置18が収容されている。図3に示すように、第2室17には、送風機19及び導風ダクト20が収容されている。送風機19は、食材を冷却するために、混合ドラム3内に送り込む冷却風を発生させる装置である。導風ダクト20は、送風機19で発生した冷却風を混合ドラム3内に導く部材である。
[0030]
 図3に示すように、導風ダクト20は、第2室17の上部に設けられている。導風ダクト20の上部20aは、縦軸心(上下方向に延伸する軸心)を有する筒状に形成されている。この導風ダクト20の上部20aに送風機19が取り付けられている。送風機19は、下方に向けて流れる冷却風を発生させる。導風ダクト20の下部20bは、上部20aの下端から前方に向けて屈曲されると共に、フレーム本体11の前壁11cから前方に向けて突出している。この導風ダクト20の下部20bの前部は、送風機19によって発生した冷却風を混合ドラム3に向けて吹き出す冷却風供給口20cとされている。この冷却風供給口20cは、ドラム蓋8に形成された冷却風取入口21の近傍に位置する。冷却風供給口20cから吹き出された冷却風は、ドラム蓋8に形成された冷却風取入口21から混合ドラム3内に導入され、該冷却風によって食材が冷却される。また、冷却風供給口20cの吹き出し側の端部20dは、下方に向かうにつれて後方に移行する傾斜状とされていて、冷却風取入口21と平行である。また、冷却風供給口20cは、冷却風取入口21の中心よりも若干下方に位置し、混合ドラム3の中心部に向けられている。
[0031]
 図3に示すように、第2室17の背面を構成する後壁11aには、開口部22が形成され、開口部22は、背板23によって覆われている。背板23は、ルーバ状の通風部23aを有し、通風性を有する。送風機19を駆動することにより、通風部23aから第2室17に空気が取り入れられる。
 図1に示すように、フレーム本体11の上壁11bには、攪拌部材4と共にドラム蓋8を保持する保持部材24が設けられている。保持部材24は、棒材を折曲することで形成されており、機幅方向B3で間隔をあけて並設された第1杆部24a及び第2杆部24bを有する。また、保持部材24は、第1杆部24aの前端から上方に向けて延出された第3杆部24cと、第2杆部24bの前端から上方に向けて延出された第4杆部24dとを有する。さらに、保持部材24は、第1杆部24aの後端から上方に向けて延出された第5杆部24eと、第2杆部24bの後端から上方に向けて延出された第6杆部24fと、第5杆部24eと第6杆部24fの上部同士を連結する第7杆部24gとを有する。
[0032]
 図4に示すように、第1側部フレーム12と第2側部フレーム13とは、中空状に形成され、機幅方向B3で対向している。図5に示すように、連結フレーム14は、第1側部フレーム12と第2側部フレーム13との前部且つ下部を連結している。
 図1、図4に示すように、支持フレーム10は、第1側部フレーム12と第2側部フレーム13との間に配置されている。図4、図5に示すように、支持フレーム10は、右側の第1揺動フレーム25と、左側の第2揺動フレーム26と、第1揺動フレーム25と第2揺動フレーム26とを連結する支持台27とを有する。
[0033]
 図5に示すように、第1揺動フレーム25は、支持台27の上壁27aの右部から直交する方向に突出しており、第2揺動フレーム26は、支持台27の上壁27aの左部から直交する方向に突出している。図4に示すように、第1揺動フレーム25は、突出側が回転部材28を介して第1側部フレーム12に機幅方向B3に延伸する揺動軸心X2回りに揺動可能に支持されている。また、第1揺動フレーム25は、中空状に形成されている。第2揺動フレーム26は、突出側が支持部材29を介して第2側部フレーム13に揺動軸心X2回りに揺動可能に支持されている。
[0034]
 図4に示すように、支持台27は、中空状に形成され、第2揺動フレーム26に連通している。支持台27には、混合ドラム3が装着される。詳しくは、支持台27には、回転軸30を介して回転盤31が取り付けられ、この回転盤31に混合ドラム3が装着される。回転軸30は、支持台27に軸心回りに回転可能に支持されている。この回転軸30の軸心X3は、回転盤31及び混合ドラム3の回転中心となる回転軸心である。即ち、回転軸30の軸心X3は、回転盤31に装着された状態のドラム軸心X1と一致する(同心状となる)。なお、以下の説明において、回転軸30の軸心X3を回転軸心X3ともいう。
[0035]
 図6に示すように、回転軸30の一端側は、軸受部材32を介して上壁27aに軸心回りに回転可能に支持されている。また、回転軸30の一端側は、上壁27aから突出している。この回転軸30における上壁27aから突出した部分に、回転軸30の径方向外方に突出する受け部33が形成されている。また、回転軸30の一端側は、受け部33から突出する嵌め部34を有する。嵌め部34は、回転軸心X3を軸心とする四角柱状に形成されている。さらに、回転軸30は、一端側に、嵌め部34の端部から凹設して形成されたネジ穴35を有する。ネジ穴とは、円柱穴の内周面に雌ネジを切った穴である。回転軸30の他端側は、支持台27の内部に設けられたブラケット部材36に軸受部材37を介して軸心X1回りに回転可能に支持されている。ブラケット部材36は、上壁27aの内面に固定されている。
[0036]
 図7に示すように、回転盤31の中心には、該回転盤31を貫通して形成された矩形の嵌め穴38が形成されている。図6に示すように、この嵌め穴38を回転軸30の嵌め部34に嵌めることにより、回転盤31が回転軸30と一体回転可能になる。また、嵌め穴38を嵌め部34に嵌めると、回転盤31の下面は受け部33に当接する。
 図6に示すように、回転盤31は、固定具39によって回転軸30に取り付けられている。詳しくは、固定具39は、ボルトによって構成され、外周に雄ネジが切られたネジ軸部39aと、ネジ軸部39aの一端に設けられた頭部39cとを有する。頭部39cは、フランジ部39bを有する。ネジ軸部30aを、ネジ穴35にねじ込むことにより、フランジ部39bと受け部33とで回転盤31の中心側が挟持され、これにより、回転盤31が回転軸30に取り付けられる。
[0037]
 図6に示すように、支持台27の内部には、回転軸30を駆動する駆動モータ40が設けられている。駆動モータ40は、ブラケット部材36に取付固定されている。駆動モータ40の動力によって回転軸30が回転されると共に回転盤31が回転される。詳しくは、駆動モータ40の出力軸40aに第1ギヤ(ベベルギヤ)41が一体回転可能に取り付けられ、この第1ギヤ41に噛合する第2ギヤ(ベベルギヤ)42が回転軸30に一体回転可能に取り付けられている。第1ギヤ41及び第2ギヤ42を介して駆動モータ40の動力が回転軸30に伝達される。駆動モータ40は、ハーネスによって制御装置18に接続されており、制御装置18は、駆動モータ40を制御する。言い換えると、制御装置18は、回転盤31の回転を制御する。
[0038]
 図6に示すように、支持台27の内部には、混合ドラム3を装着する位置であって混合ドラム3の回転を開始する位置である回転盤31のホーム位置を検出するホーム位置検出器43が設けられている。ホーム位置検出器43は、第2ギヤ42に設けられた検出部44Aを検出することで、回転盤31のホーム位置を検出する。ホーム位置検出器43は、ハーネスによって制御装置18に接続されており、制御装置18は、設定した混合ドラム3の回転時間(運転時間)の経過後、回転盤31をホーム位置で停止させる。
[0039]
 図5、図8に示すように、支持台27の上壁27aの上面には、複数のローラ(第1ローラ44A、第2ローラ44B)が設けられている。第1ローラ44Aは、回転盤31より後方且つ右方に設けられ、第2ローラ44Bは、回転盤31より後方且つ左方に設けられている。回転軸心X3と平行な軸心を有する支軸89に軸心回りに回転自在に嵌められている。
[0040]
 図8に示すように、混合ドラム3の周面(ドラム本体6の下部の周面)を第1ローラ44A及び第2ローラ44Bに当接して、混合ドラム3の底部5を回転盤31に載置すると、ドラム軸心X1と回転軸心X3とが一致する。つまり、第1ローラ44A及び第2ローラ44Bは、混合ドラム3を回転盤31に装着する際に、回転盤31に対して混合ドラム3を位置決めする。また、混合ドラム3は、図8に矢印D1で示すセット方向に回転軸心X3回りに所定角度回転させることにより回転盤31に装着される。このとき、第1ローラ44A及び第2ローラ44Bは、混合ドラム3の回転に伴って回転し、混合ドラム3をスムーズに回転させることができる。また、第1ローラ44A及び第2ローラ44Bは、混合ドラム3を後上がり傾斜状にして回転駆動させるときに、混合ドラム3の下部の下側に位置し、混合ドラム3の回転を良好に支持する。また、回転盤31は、図8に矢印D2で示す回転方向に回転することにより、混合ドラム3を回転させる。つまり、セット方向D1と回転方向D2とは、互いに逆方向である。
[0041]
 図7に示すように、回転盤31は、挿通穴45を有する。挿通穴45は、回転盤31の径方向の対称位置に設けられた第1挿通穴45A及び第2挿通穴45Bを含む。本実施形態では、第1挿通穴45Aと第2挿通穴45Bとの組は、2組設けられている。第1の組の第1挿通穴45A1及び第2挿通穴45B1と、第2の組の第1挿通穴45A2及び第2挿通穴45B2とは、回転盤31の周方向J1(円盤周方向という)に90°の位相差を有して形成されている。なお、挿通穴45は、1組の第1挿通穴45A及び第2挿通穴45Bで構成されていてもよいし、3組以上の第1挿通穴45A及び第2挿通穴45Bで構成されていてもよい。また、挿通穴45は、1つであってもよい。
[0042]
 また、回転盤31は、挿通穴45のセット方向D1後方側に間隔をあけて形成された係合溝46を有する。係合溝46は、第1挿通穴45A1のセット方向D1後方側に設けられた第1係合溝46Aと、第2挿通穴45B1のセット方向D1後方側に設けられた第2係合溝46Bとを含む。係合溝46は、回転盤31の中心(回転軸心X3)を中心とする円弧状に形成されている。本実施形態では、第1の組の第1挿通穴45A1及び第2挿通穴45B1の後方にのみ設けられているが、第2の組の第1挿通穴45A2及び第2挿通穴45B2の後方にも設けられていてもよい。つまり、係合溝46は、挿通穴45と同数設けられていてもよい。
[0043]
 図9に示すように、回転盤31は、上板31Aと、下板31Bとの2枚の円板によって形成されている。下板31Bは、上板31Aの下面に同心状に重ね合わされて固定されている。
 嵌め穴38は、上板31Aの中心に貫通形成された第1嵌め穴38Aと、下板31Bの中心に貫通形成された第2嵌め穴38Bとによって形成されている。
[0044]
 挿通穴45は、上板31Aに形成された上貫通穴47と、下板31Bに形成された下貫通穴48とによって形成されている。
 上貫通穴47は、上板31Aを貫通して形成されている。また、上貫通穴47は、回転盤31の径方向対称位置に形成された第1上貫通穴47A及び第2上貫通穴47Bを含む。第1上貫通穴47Aと第2上貫通穴47Bとの組は、2組設けられている。第1の組の第1上貫通穴47A1及び第2上貫通穴47B1と、第2の組の第1上貫通穴47A2及び第2上貫通穴47B2とは、円盤周方向J1に90°の位相差を有して形成されている。
[0045]
 下貫通穴48は、下板31Bを貫通して形成されている。また、下貫通穴48は、回転盤31の径方向対称位置に形成された第1下貫通穴48A及び第2下貫通穴48Bを含む。第1下貫通穴48Aと第2下貫通穴48Bとの組は、2組設けられている。第1の組の第1下貫通穴48A1及び第2下貫通穴48B1と、第2の組の第1下貫通穴48A2及び第2下貫通穴48B2とは、円盤周方向J1に90°の位相差を有して形成されている。
[0046]
 図10に示すように、上貫通穴47は、第1部位47aと、第1部位47aからセット方向D1に延びる第2部位47bとを有する。第1部位47aの幅W1は、第2部位47bの幅W2より幅広に形成されている。第1部位47aと第2部位47bとの間の部分(第1部位47aと第2部位47bとを接続する部分)は、セット方向D1に向かうにつれて漸次幅狭となるテーパ状に形成されている。
[0047]
 下貫通穴48は、第1部位48aと、第1部位48aからセット方向D1に延びる第2部位48bとを有する。第1部位48aの幅W3は、第2部位48bの幅W4より幅広に形成されている。第1部位48aと第2部位48bとの間の部分(第1部位48aと第2部位48bとを接続する部分)は、セット方向D1に向かうにつれて漸次幅狭となるテーパ状に形成されている。
[0048]
 上貫通穴47の第1部位47aの幅W1は、下貫通穴48の第1部位48aの幅W3と略同幅に形成されている。上貫通穴47の第2部位47bの幅W2は、下貫通穴48の第2部位48bの幅W4より幅広に形成されている。
 図11に示すように、上貫通穴47の第1部位47aと下貫通穴48の第1部位48aとは、連通している。これら第1部位47aと第1部位48aとは、挿通穴45を形成している。また、上貫通穴47の第2部位47bと下貫通穴48の第2部位48bとは、連通している。
[0049]
 図10、図11に示すように、係合溝46は、上板31Aを貫通して形成されている。また、上貫通穴47のセット方向D1前方側の端部は、混合ドラム3に回転盤31の回転力を伝達する回転伝達部47cとされている。また、上板31Aにおける回転伝達部47cのセット方向D1前方側の部位は、混合ドラム3が回転盤31から外れるのを規制する規制壁47dとされている。
[0050]
 図10に示すように、下板31Bは、回転盤31に対して混合ドラム3がセット方向D1とは反対方向に回転するのを規制するロック溝49を有する。ロック溝49は、下板31Bを貫通して形成されている。ロック溝49は、下貫通穴48のセット方向D1前方側且つ規制壁47dの下面側に位置すると共に下貫通穴48に連接している。ロック溝49の幅W5は、下貫通穴48の第2部位48bの幅W4よりも幅広に形成されている。
[0051]
 回転盤31を上板31Aと下板31Bとの2枚の板によって形成することにより、係合溝46やロック溝49を簡単に形成することができる。
 支持フレーム10及び回転盤31は、支持フレーム10を揺動軸心X2回りに揺動させることで、図12に示す装着位置P1と、図3に示す稼動位置P2と、図13に示す取出位置P3とに位置変更可能である。
[0052]
 装着位置P1は、図14に示すように、混合ドラム3を縦向きにした状態で支持フレーム10(回転盤31)に装着する位置である。
 図12に示すように、装着位置P1においては、支持台27の上壁27a及び回転盤31は、後方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状であって、水平(水平面)に対して若干後下がりの傾斜状とされている。また、言い換えると、装着位置P1において、回転盤31は、ローラ44A,44B側に向かうにつれて下方に移行する傾斜状である。本実施形態では、支持フレーム10等の装着位置P1において、ドラム軸心X1は、例えば、鉛直(鉛直線)に対して約2°程度の角度で後傾している。
[0053]
 稼動位置P2は、図2、図3に示すように、支持フレーム10を装着位置P1から起こした位置(揺動軸心X2回りに上方に揺動させた位置)であって、混合ドラム3を後方に向かうにつれて上方に移行する傾斜状態にして回転させる位置である。つまり、食材を混合する位置である。また、混合ドラム3は、この状態で、冷却風取入口21が冷却風供給口20cに近接する。本実施形態では、支持フレーム10等の稼動位置P2において、ドラム軸心X1は、例えば、鉛直に対して約75°程度の角度で後傾している。即ち、混合ドラム3は、横向きに近い上向き傾斜姿勢で回転される。横向きとは、ドラム軸心X1が略水平方向に沿って延伸する状態である。
[0054]
 図3に示すように、支持フレーム10は、稼動位置P2において、連結フレーム14に当接することで上方揺動が規制される。詳しくは、支持台27の下壁27bは、図12に示す装着位置P1における状態で説明すると、上壁27aと略平行である前後方向中途部の第1壁部27b1と、第1壁部27b1から後方に向かうにつれて上方に移行する傾斜状の第2壁部27b2(第1当接壁)と、第1壁27b1から前方に向かうにつれて上方に移行する傾斜状の第3壁部27b3(第2当接壁)とを有する。支持フレーム10を装着位置P1から稼動位置P2に揺動させると、図3に示すように、第2壁部27b2の後部が連結フレーム14に当接することで支持フレーム10の上方揺動が規制される。
[0055]
 取出位置P3は、図15に示すように、支持フレーム10を装着位置P1から下方揺動させた位置であって、混合ドラム3を上方に向かうにつれて前方向に移行する傾斜状態にして内部の食材を取り出す位置である。支持フレーム10が装着位置P1から稼動位置P2に揺動すると、図13に示すように、第3壁部27b3の前部が連結フレーム14に当接することで支持フレーム10の下方揺動が規制される。
[0056]
 図15に示すように、本実施形態では、支持フレーム10等の取出位置P3では、ドラム軸心X1は、例えば、鉛直に対して約30°程度の角度で前傾している。
 図1に示すように、機体2は、支持フレーム10を、装着位置P1と稼動位置P2と取出位置P3とに揺動操作する操作レバー50を有する。操作レバー50は、基部50bが支持フレーム10に揺動軸心X2回りに一体回転可能に連結され、先端部に球状のグリップ50aを有する。操作レバー50は、支持フレーム10が装着位置P1であるときの位置である第1操作位置R1(図14参照)と、支持フレーム10が稼動位置P2であるときの位置である第2操作位置R2(図2参照)と、支持フレーム10が取出位置P3であるときの位置である第3操作位置R3(図15参照)とに操作可能である。
[0057]
 図14に示すように、操作レバー50は、第1操作位置R1では、前方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状である。本実施形態では、操作レバー50は、第1操作位置R1において、例えば、水平(水平線)に対して約18°程度の角度で前下がりに傾斜している。
 図2に示すように、操作レバー50は、第2操作位置R2では、前方に向かうにつれて上方に移行する傾斜状である。操作レバー50は、第2操作位置R2において、例えば、鉛直に対して約35°程度の角度で前傾している。
[0058]
 図15に示すように、第3操作位置R3では、操作レバー50は、前方に向かうにつれて下方に移行する傾斜状であって、水平に対して第1操作位置R1よりも傾斜角度の大きい傾斜状である。操作レバー50は、第3操作位置R3において、例えば、水平に対して約40°程度の角度で前下がりに傾斜している。
 ところで、操作レバー50を操作して支持フレーム10等を装着位置P1から稼動位置P2にする場合、例えば、操作レバー50が鉛直となる位置を越えて該操作レバー50を後方に操作すると、操作レバー50を操作する力が機体2に対して前部を持ち上げる方向に働き、機体2の前部が持ち上がるおそれがある。これに対して、本実施形態では、操作レバー50は、支持フレーム10を装着位置P1から稼動位置P2に操作する場合に、操作レバー50が鉛直となる位置を越えて後方側に操作されないので、操作レバー50を操作する力によって機体2が持ち上がるのを抑制することができる。
[0059]
 図16に示すように、操作レバー50の基部50bは、揺動軸心X2回りに回転可能な取付部材51に一体回転可能に取り付けられている。取付部材51は、図17に示すように、ベース部材52と、保持部材53とを有する。
 図18に示すように、ベース部材52は、第1側部フレーム12に回転部材28を介して揺動軸心X2回りに回転可能に支持されている。詳しく説明すると、回転部材28は、揺動軸心X2を軸心とする筒状であって、第1側部フレーム12の外側壁12aと内側壁12bとにわたって設けられている。一方、ベース部材52は、回転部材28の機幅外方側の端面に当接すると共に複数の取付ボルト54によって回転部材28と一緒に第1揺動フレーム25に取り付けられたベース壁52aを有する。取付ボルト54は、該ベース壁52a及び回転部材28を貫通して第1揺動フレーム25の外側壁25aの内面に固定されたナット部材55に締結されている。回転部材28は、第1側部フレーム12の内側壁12bに固定されたリング状の支持部材56によって揺動軸心X2回りに回転可能に支持されている。これにより、支持フレーム10と回転部材28とベース部材52と操作レバー50とが第1側部フレーム12に揺動軸心X2回りに一体回転可能に支持されている。
[0060]
 図18に示すように、ベース部材52は、ベース壁52aから延出されたカバー取付壁52bを有する。カバー取付壁52bに、取付部材51を覆うカバー57がネジによって取り付けられている。
 図17に示すように、保持部材53は、挿通部53aと、挿通部53aから延出された取付片53bとを有する。挿通部53aに操作レバー50の基部50bが挿通され、取付片53bは、ベース壁52aにネジ止めされる。これにより、操作レバー50が、取付部材51、支持フレーム10及び回転部材28と共に揺動軸心X2回りに一体回転可能とされている。
[0061]
 操作レバー50の基部50bの端部は、基部50b及び挿通部53aを貫通する支持ピン58によって枢支されている。操作レバー50は、支持ピン58の軸心回りに機幅方向B3に揺動可能とされている。また、操作レバー50は、挿通部53a内に収容される付勢バネ(図示省略)によって機幅内方に向けて付勢されている。
 図16、図17に示すように、ベース壁52aの周囲には、操作レバー50を第1操作位置R1と第2操作位置R2と第3操作位置R3とに保持する係止体59が設けられている。係止体59は、ベース板63と、位置決め部材60と、規制部材64とを有する。ベース板63は、リング状の円板によって形成され、ベース壁52aを取り囲み且つ第1側部フレーム12の外側壁12aの外面に固定されている。ベース板63の前部の下部側には、規制片63aが切り起こしによって形成されている。位置決め部材60は、ベース板63の上部の前部側に配置され、外側壁12aに固定されている。規制部材64は、円弧状に形成され、位置決め部材60と規制片63aとの間に配置されてベース板63に固定されている。規制部材64の一端64aは、位置決め部材60に近接して位置している。規制部材64の他端64bは、規制片63aと間隔をあけて位置している。
[0062]
 操作レバー50は、第2操作位置R2において位置決め部材60に嵌ることにより第2操作位置R2に保持される。また、操作レバー50は、付勢バネの付勢力によって位置決め部材60に嵌り、支持ピン58回りに機幅外方の揺動させることにより位置決め部材60から外れる。操作レバー50は、位置決め部材60から外れることにより揺動軸心X2回りに操作可能となる。
[0063]
 図17に示すように、第1側部フレーム12の上面12cには、操作レバー50が位置決め部材60から外れるのを規制するロック片61が設けられている。ロック片61は、第1側部フレーム12の上面12cに、複数のネジ部材62によって該上面12cに沿って上下にスライド可能に取り付けられている。ロック片61は、第2操作位置R2に位置する操作レバー50に機幅外方から当接して操作レバー50が位置決め部材60から外れるのを規制する係止部61aが設けられている。ロック片61を上方にスライドさせることにより、係止部61aが操作レバー50から外れて、操作レバー50の機幅方向B3の揺動が可能となる。
[0064]
 図16に示すように、操作レバー50は、規制部材64の他端64bと規制片63aとの間に挟まれることにより、第1操作位置R1に保持される。操作レバー50は、付勢バネの付勢力によって規制部材64の他端64bと規制片63aとの間に嵌り、支持ピン58回りに機幅外方に揺動させることにより規制部材64の他端64bと規制片63aとの間から外れる。規制部材64は、操作レバー50が第1操作位置R1と第2操作位置R2との間を移動する際に、操作レバー50の機幅内方への揺動を規制する。また、操作レバー50は、第3操作位置R3において規制片63aの下方側に位置し、且つ規制片63aによって上方揺動が規制される。操作レバー50の第3操作位置R3における下方揺動は、第3壁部27b3が連結フレーム14に当接することにより規制される。操作レバー50は、機幅外方に揺動することにより、規制片63aを通過することができる。
[0065]
 図18に示すように、第1側部フレーム12の前部且つ内部には、操作レバー50が第2操作位置R2にあることを検出するレバー位置検出器65が設けられている。レバー位置検出器65は、回転部材28の外周側に固定された検出部66を検出することで、操作レバー50が第2操作位置R2にあることを検出する。レバー位置検出器65は、制御装置18にハーネスによって接続されており、制御装置18は、レバー位置検出器65の検出信号を取得可能である。制御装置18は、レバー位置検出器65の検出信号を取得し且つスタートスイッチを操作することで駆動モータ40を駆動して混合ドラム3を回転させる。即ち、レバー位置検出器65が操作レバー50の第2操作位置R2を検出しないと、スタートスイッチを操作しても混合ドラム3が回転しない。
[0066]
 図19に示すように、回転部材28は、駆動モータ40から制御装置18に配策されるハーネス67を通すハーネス通し路68を有する。ハーネス通し路68は、回転部材28の中心に揺動軸心X2に沿って形成された第1通し部68Aと、第1通し部68Aから回転部材28の外周面にかけて形成された第2通し部68Bとを有する。第2通し部68Bにおける第1通し部68Aとは反対側の開口部分の近傍には、ハーネス67を支持するハーネス支持部69が設けられている。ハーネス支持部69は、ベース壁52aから延出して形成されており、回転部材28と一体回転する。
[0067]
 図18、図19に示すように、第1側部フレーム12の外側壁12aには、ハーネス支持部69の回転を許容する切欠き部70が形成され、回転部材28には、切欠き部70を覆うリング状のカバープレート71が設けられている。
 図18、図20に示すように、第1揺動フレーム25の外側壁25aには、第1通し部68Aに連通する連通穴72が形成されている。
[0068]
 ハーネス67は、駆動モータ40及びホーム位置検出器43から支持台27の内部を通って第1揺動フレーム25の内部に至り、第1揺動フレーム25の内部から連通穴72を通って第1通し部68Aに挿入されると共に第1通し部68Aから第2通し部68Bを通って第1側部フレーム12の内部に至り、且つ第1側部フレーム12の内部を通ってフレーム本体11の第1室16に入って制御装置18に接続される。
[0069]
 ハーネス67は、回転部材28の中心側を通っていて揺動軸心X2に沿って配策されるので、操作レバー50を揺動軸心X2回りに揺動操作しても、ハーネス67がねじれたりするのを防止することができる。
 図21、図22に示すように、混合ドラム3は、ドラム本体6の底部5に取り付けられた装着プレート73を有する。ドラム本体6の底部5は、ドラム軸心X1を中心とする円形状であって上方に向けて(開口7に向けて)凹む収容凹部74と、収容凹部74の外周側の載置部75とを有する。装着プレート73は、収容凹部74内に収容されている。装着プレート73は、矩形の板材によって形成され、4隅部が取付具76によって底部5から上方に向けて突出する突部77に取り付けられている。図23に示すように、突部77は、収容凹部74における混合ドラム3の内部側に設けられている。突部77は、図25に示すように、樹脂によってドラム本体6の底部5に一体形成された突部本体78と、突部本体78に埋め込まれたナット79とを有する。突部本体78は、底部5から上方に向けて(開口に向けて)突出している。ナット79は、例えば、ドラム本体6の樹脂成型時にインサート成形によって突部本体78と一体化される。ナット79の下面は、底部5の下面に露出している。装着プレート73は、底部5の下面に当接されると共に装着プレート73を貫通してナット79のネジ穴79aにねじ込まれる取付具76によって取り付けられる。
[0070]
 図24に示すように、突部77は、攪拌部材4の下端部に当接し、攪拌部材4の下部を支持する。
 図22、図23に示すように、攪拌部材4は、ドラム本体6を横断している。詳しくは、攪拌部材4は、横方向でドラム本体6を横断している。横方向とは、混合ドラム3の軸心X1方向に直交する方向に沿う方向である。
[0071]
 図22に示すように、攪拌部材4は、下端がドラム本体6の底部5に当接している。また、図23に示すように、突部77は、攪拌部材4に対して横方向に交差する方向に位置ずれし且つ該方向で当接する。
 以上のように、突部77は、装着プレート73を取り付ける取付部と、攪拌部材4の支持をする支持部材とを兼用している。
[0072]
 図23に示すように、突部77は、複数の第1突部77Aと、複数の第2突部77Bとを含む。本実施形態では、第1突部77A及び第2突部77Bは、それぞれ2つずつ設けられている。
 図23に示すように、攪拌部材4は、ドラム軸心X1を挟み且つドラム径方向E1に並設された第1攪拌部材4A及び第2攪拌部材4Bを含む。詳しくは、攪拌部材4は、ドラム軸心X1から偏倚した位置に設けられた第1攪拌部材4Aと、第1攪拌部材4Aとドラム径方向E1で並設され且つ第1攪拌部材4Aが偏倚した側とは反対側に偏倚した位置に設けられた第2攪拌部材4Bとを含む。
[0073]
 複数の第1突部77Aは、第1攪拌部材4Aのドラム軸心X1とは反対側に位置するように設けられている。複数の第2突部77Bは、第2攪拌部材4Bのドラム軸心X1とは反対側に位置するように設けられている。
 なお、突部77は、第1攪拌部材4Aのドラム軸心X1側及び第2攪拌部材4Bのドラム軸心X1側にも設けられていてもよい。
[0074]
 混合ドラム3を、後上がり傾斜状の姿勢でドラム軸心X1回りに回転すると、食材は、攪拌部材4で持ち上げられて落下すると共に攪拌部材4で撹拌されて混合される。食材の混合時において、持ち上げられて落下する食材の重量が、混合ドラム3の下部側に位置する攪拌部材4に作用すると、該下部側に位置する攪拌部材4に対応する突部77は、該攪拌部材4の下側に位置して該攪拌部材4を支持し、該攪拌部材4に作用する食材の重量を受ける。
[0075]
 図21に示すように、装着プレート73には、回転盤31に係合して混合ドラム3(装着プレート73)が回転盤31から外れるのを規制可能な係合爪80が設けられている。係合爪80は、装着プレート73(混合ドラム3)を回転盤31に載置した際に、挿通穴45を挿通可能である(図29参照)。図24に示すように、装着プレート73は、係合爪80が収容凹部74から突出しない(載置部75よりも下方に突出しない)ように収容凹部74内に収容されている。したがって、混合ドラム3を載置面に載置した場合、係合爪80が載置面に当たるのを防止することができ、係合爪80が損傷するのを防止することができる。
[0076]
 図26に示すように、係合爪80は、装着プレート73を形成する板材を切り起こすことにより形成され、装着プレート73から法線方向且つ下方に延びる基部片80aと、基部片80aの下端からセット方向D1に延びる係止片80bとを有する。
 図28に示すように、基部片80aの幅W6は、第2部位48bの幅W4よりも若干狭い。係止片80bの幅W7は、基部片80aの幅W6よりも広く挿通穴45の幅W8よりも狭い。また、係止片80bの幅W7は、第2部位48bの幅W4よりも広い。また、係止片80bは、ロック溝49に嵌る大きさに形成されている。
[0077]
 図7に示すように、係合爪80は、第1挿通穴45Aを挿通する第1係合爪80A及び第2挿通穴45Bを挿通する第2係合爪80Bを含む。第1係合爪80Aと第2係合爪80Bとの組は、2組設けられている。図21に示すように、第1の組の第1係合爪80A1及び第2係合爪80B1と、第2の組の第1係合爪80A2及び第2係合爪80B2とは、混合ドラム3の周方向J2(ドラム周方向という)に90°の位相差を有して形成されている。
[0078]
 なお、係合爪80は、挿通穴45の数に対応する数設けられる。
 図21に示すように、混合ドラム3は、球部材81を有する。球部材81は、鋼球によって形成されている。球部材81は、装着プレート73(混合ドラム3)を回転盤31に載置した際に、係合溝46に挿入する。
 図7に示すように、球部材81は、第1球部材81Aと、第2球部材81Bとを含む。本実施形態では、第1球部材81Aは、第1の組の第1係合爪80A1のセット方向D1後方側に設けられ、第2球部材81Bは、第1の組の第2係合爪80B1のセット方向D1後方側に設けられている。
[0079]
 図27に示すように、球部材81は、装着プレート73と底部5との間に設けられ、装着プレート73に貫通して形成された装着穴82に挿入されると共に、底部5に一体形成された押さえ部83によって押さえられている。装着穴82の下部82aは、球部材81の直径より小さい直径の円形穴に形成され、装着穴82の上部82bは、上方に向かうにつれて漸次拡開するテーパ穴に形成されている。球部材81の一部は、装着穴82から下方に突出している。
[0080]
 装着プレート73(混合ドラム3)を回転盤31に装着(セット)するには、以下のようにして行われる。
 先ず、図7に示すように、例えば、第1挿通穴45A1を第1係合爪80A1が挿通し、第2挿通穴45B1を第2係合爪80B1が挿通するように混合ドラム3を回転盤31に載置する。すると、第1挿通穴45A2を第1係合爪80A2が挿通し且つ第2挿通穴45B2を第2係合爪80B2が挿通すると共に第1球部材81Aが第1係合溝46Aに挿入し且つ第2球部材81Bが第2係合溝46Bに挿入する。
[0081]
 この状態で混合ドラム3をセット方向D1に所定角度回転させると、図28、図29に示すように、係合爪80は、図28の左図及び図29上図に示す挿通穴45を挿通した挿通位置G1から、図28の右図及び図29の下図に示すセット位置G2に移動する。セット位置G2においては、係止片80bが規制壁47dの下方に位置し、該係止片80bによって混合ドラム3(装着プレート73)が回転盤31から外れるのを規制可能である。また、セット位置G2においては、基部片80aが回転伝達部47cに当接し、回転盤31から装着プレート73に回転力が伝達可能となる。したがって、回転盤31を回転方向D2に回転駆動することにより、回転伝達部47cが基部片80aを押圧し、装着プレート73を介して混合ドラム3が回転する。
[0082]
 また、球部材81は、図28の左図及び図29上図に示す係合溝46に挿入した位置G3から、図28の右図及び図29の下図に示す挿通穴45を挿通した位置G4に移動する。このとき、球部材81は、位置G3から挿通穴45と係合溝46との間の隔壁部分47eを乗り越えて位置G4に移動する。球部材81が、隔壁部分47eを乗り越えるときには、係止片80bが回転盤31の下面に当接することにより装着プレート73が回転盤31から離反するのが規制され、且つ樹脂製の押さえ部83が弾性変形することによって球部材81の上方移動が許容される。
[0083]
 装着プレート73を回転盤31に装着した状態においては、球部材81が隔壁部分47eを乗り越えることができる力で強制的に混合ドラム3をセット方向D1とは反対方向に回転させないと、装着プレート73が回転盤31から外れることがない。即ち、球部材81は、装着プレート73が回転盤31から外れるのを規制する。
 以上のように、混合ドラム3をセット方向D1に回転させるだけで、装着プレート73(混合ドラム3)を回転盤31に容易に装着(セット)することができる。
[0084]
 なお、装着プレート73を回転盤31に載置する際において、第2挿通穴45B1を第1係合爪80A1が挿通し、第1挿通穴45A1を第2係合爪80B1が挿通するように混合ドラム3を回転盤31に載置してもよい。この場合、第1挿通穴45A2を第2係合爪80B2が挿通し且つ第2挿通穴45B2を第1係合爪80A2が挿通すると共に第1球部材81Aが第2係合溝46Bに挿入し且つ第2球部材81Bが第1係合溝46Aに挿入する。
[0085]
 以上のようにして、混合ドラム3を回転盤31に装着した後、支持フレーム10を装着位置P1から上方に揺動させて稼動位置P2にし、混合ドラム3を回転させるが、このとき、係合爪80の係止片80bがロック溝49に嵌る(図29の下図の矢印参照)。即ち、係合爪80は、セット位置G2に位置する状態において、回転盤31を装着位置P1から稼動位置P2にした際にロック溝49に嵌る。詳しくは、支持フレーム10を揺動させて装着位置P1から稼動位置P2にすると、混合ドラム3の重心は、装着プレート73より後方(ドラム蓋8)に位置するので、混合ドラム3及び食材の重量により、装着プレート73が回転盤31から離反する方向に移動し、係止片80bがロック溝49に嵌る(図29の矢印参照)。係合爪80がロック溝49に嵌ると、回転盤31に対して装着プレート73が回転方向に相対的に回転するのが規制される。即ち、図30に示すように、係止片80bがロック溝49に嵌ると、回転盤31に対して装着プレート73がセット方向D1と逆方向(回転方向D2)に相対的に回転した場合、係止片80bがロック溝49の回転方向側の縁部49aに当接することにより、回転盤31に対する装着プレート73の回転が規制される。
[0086]
 回転盤31に対して装着プレート73が回転方向に相対的に回転する場合としては、例えば、混合ドラム3を回転している際に、混合ドラム3の内部において食材が移動する際に、食材から混合ドラム3に作用する荷重が回転方向D2に作用することで、回転盤31の回転よりも混合ドラム3が早く回転する場合などが考えられる。
 図21及び図22に示すように、装着プレート73は、中心部に形成された通し穴84を有する。通し穴84は、装着プレート73を貫通して形成されている。また、底部5は、中心部に形成された凹所85を有する。凹所85は、上方に向けて凹設され、底部5に一体形成されている。詳しくは、凹所85は、下方に向けて開口し、上部が塞がれた円筒状である。
[0087]
 図6に示すように、通し穴84は、装着プレート73を回転盤31に重ね合わせる際に、装着プレート73と固定具39との干渉を避けるために頭部39cを挿通させる穴である。凹所85は、装着プレート73を回転盤31に重ね合わせる際に、固定具39の頭部39cを収容し、頭部39cと底部5との干渉を避ける部位である。
 図21に示すように、通し穴84は、小径部86と、大径部87とを有する。図21のH1部の拡大図で示すように、小径部86は、ドラム径方向E1で対向する第1小径部86A及び第2小径部86Bを含む。大径部87は、第1小径部86Aと第2小径部86Bとの間に形成されていて、ドラム径方向E1で対向する第1大径部87A及び第2大径部87Bを含む。
[0088]
 図6、図21に示すように、小径部86は、頭部39c(フランジ部39b)に近接し、頭部39cに対して装着プレート73を位置規制する。大径部87は、小径部86及び凹所85より大きな径に形成されている。
 例えば、通し穴84が小径部86の径の円形孔で形成されていると、図6に示すように、通し穴84の縁部の周囲の壁部84aと、凹所85の基部側のアール部85aとの間にゴミ等が溜まると、掃除が困難になる。これに対し、本実施形態にあっては、通し穴84に大径部87を設けることにより、壁部84aとアール部85aとの間の掃除が容易に行える。
[0089]
 図31~図33に示すように、ドラム本体6は、上記の底部5を有すると共に、筒状の胴部88と、胴部88の上方(ドラム軸心X1方向の一端側)に位置し且つドラム本体6の開口を形成する壁部である筒状のドラム口部90と、胴部88とドラム口部90とを接続する接続部91とを有する。ドラム口部90は、ドラム蓋8が嵌められる部位であって、胴部88よりやや小径に形成されている。接続部91は、胴部88の上端から上方に向かうにつれて漸次縮径してドラム口部90に連接している。胴部88の下端(ドラム軸心X1方向の他端側)は、底部5によって塞がれている。
[0090]
 図23、図32に示すように、胴部88は、ドラム本体6を持つための持ち手部92と、攪拌部材4を取り付け且つ保持するための保持溝93とを有する。
 図23、図33に示すように、持ち手部92は、ドラム径方向E1で対向する第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bを含む。第1持ち手部92Aは、ドラム本体6の一側部に設けられ、第2持ち手部92Bは、ドラム本体6の他側部に設けられている。
[0091]
 図8に示すように、混合ドラム3は、第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bが機体2の側方を向く状態で回転盤31に載置され装着される。図8の例で具体的に説明すると、第1持ち手部92Aが混合ドラム3(機体2)の左側に位置し、第2持ち手部92Bが混合ドラム3(機体2)の右側に位置する状態で混合ドラム3を回転盤31に載置する。なお、第1持ち手部92Aが混合ドラム3の右側に位置し、第2持ち手部92Bが混合ドラム3の左側に位置する状態で混合ドラム3を回転盤31に載置してもよい。
[0092]
 第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bが機体2の側方を向く状態で混合ドラム3を回転盤31に載置すると、装着位置P1では回転盤31は常にホーム位置に位置しているので、係合爪80が挿通穴45(回転盤31)を挿通する。したがって、第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bが機体2の側方を向く状態で混合ドラム3を回転盤31に載置することにより、係合爪80を挿通穴45に合いマークなしで簡単に挿通させることができる。
[0093]
 図22に示すように、持ち手部92は、ドラム本体6(胴部88)に一体形成されている。持ち手部92は、胴部88を形成する壁部の一部をドラム径方向E1の内方に向けて突出させることで形成された内方突出壁94と、内方突出壁94のドラム径方向E1の外方側の端部から上方に延びて接続部91に連接される連接部95とを有する。持ち手部92は、使用者の拇指を除く4本の指が内方突出壁94の下方に挿入可能なドラム周方向J2の幅を有している。
[0094]
 図22に示すように、ドラム本体6は、内方突出壁94のドラム径方向E1の内方側の端部から下方(底部)に向かうにつれてドラム径方向E1の外方に移行する傾斜状の傾斜壁96を有する。
 図22に示すように、ドラム本体6は、下部(底部側)に円筒周壁97を有する。円筒周壁97は、外周面が周方向に凹凸のない滑らかな面に形成されている。円筒周壁97の外周面に第1ローラ44A及び第2ローラ44Bが当接する。第1ローラ44A及び第2ローラ44Bは、円筒周壁97に当接することにより、混合ドラム3を回転盤31に対してドラム軸心X1回りに回転させて装着する際において混合ドラム3の回転を良好に案内し、且つ、混合ドラム3を回転させて複数の食材を混合する際において混合ドラム3の回転を良好に支持する。
[0095]
 また、円筒周壁97は、傾斜壁96よりも下方に形成されていると共に底部5に連接されて形成されている。傾斜壁96のドラム周方向J2の幅は、下方に向かうにつれて幅狭になるように形成されている。円筒周壁97の外面及び内面は、傾斜壁96の外面及び内面に段差なく連接されている。傾斜壁96の内面が円筒周壁97の内面に段差なく連接され且つ傾斜壁96が上方に向かうにつれてドラム径方向E1の内方に移行する傾斜状であって内方突出壁94に連接されていることから、食材をドラム本体6から取り出す際にスムーズに取り出すことができる。
[0096]
 図23に示すように、保持溝93は、攪拌部材4の一側を保持し且つドラム周方向J2において第1持ち手部92Aに隣接して形成された一側保持溝93Aと、攪拌部材4の他側を保持し且つドラム周方向J2において第2持ち手部92Bに隣接して形成された他側保持溝93Bとを有する。本実施形態では、2枚の攪拌部材4を有するので、一側保持溝93Aは、第1保持溝93A1と、第2保持溝93A2とを含み、他側保持溝93Bは、第3保持溝93B1と、第4保持溝93B2とを含む。
[0097]
 図23に示す例で説明すると、第1攪拌部材4Aの一側は、第1保持溝93A1で保持され、他側は、第3保持溝93B1で保持される。また、第2攪拌部材4Bの一側は、第2保持溝93A2で保持され、他側は、第4保持溝93B2で保持される。なお、第1攪拌部材4Aの一側を、第2保持溝93A2で保持し、他側を第4保持溝93B2で保持してもよい。この場合、第2攪拌部材4Bの一側は、第1保持溝93A1で保持され、他側は、第3保持溝93B1で保持される。
[0098]
 図23に示すように、第1持ち手部92Aは、第1保持溝93A1から第2保持溝93A2にわたって形成され、第2持ち手部92Bは、第3保持溝93B1から第4保持溝93B2にわたって形成されている。
 保持溝93を持ち手部92に隣接して形成することにより、ドラム本体6の強度の向上を図ることができる。
[0099]
 図34に示すように、保持溝93は、ドラム本体6を形成する壁部をドラム径方向E1に沿ってドラム本体6の内側に突出させて形成されると共にドラム周方向J2で間隔をあけて形成された第1突条98及び第2突条99と、第1突条98と第2突条99とを連結する溝底壁100とを有する。第1突条98、第2突条99及び溝底壁100は、ドラム軸心X1方向に延伸している。したがって、保持溝93は、図35に示すように、ドラム軸心X1に沿って形成されている。
[0100]
 図23に示すように、保持溝93は、ドラム口部90よりもドラム径方向E1の内方側に設けられていて、攪拌部材4がドラム口部90から保持溝93に挿入可能である。
 図31、図32に示すように、保持溝93は、内方突出壁94から下方に形成されている。図24、図35に示すように、保持溝93は、円筒周壁97を形成するために円筒周壁97よりも上方に形成されている。したがって、攪拌部材4は、保持溝93から下方に突出して底部5に当接し、突部77は、保持溝93から下方に突出する部位(保持溝93によって支持されない部位)を支持する。
[0101]
 図23、図31に示すように、ドラム口部90は、複数の係合部101(第1係合部という)を有する。複数の第1係合部101は、ドラム周方向J2に等間隔をあけて形成されている。具体的には、複数の第1係合部101は、ドラム周方向に60°間隔で6つ設けられている。各第1係合部101は、ドラム口部90の基壁90aからドラム径方向E1外方に突出している。各第1係合部101は、ドラム軸心X1方向に平行な方向に沿って形成された第1部位101aと、第1部位101aの上端からセット方向D1とは逆方向に延びる第2部位101bとを有する。
[0102]
 ドラム口部90は、複数の係合突部102を有する。本実施形態では、2つの係合突部102を有する。係合突部102は、複数の第1係合部101のうちのドラム径方向E1で対向する2つの第1係合部101が形成された位置に設けられている。各係合突部102は、ドラム径方向E1外方に突出し且つドラム軸心方向に平行な方向に沿って形成されている。また、係合突部102は、第2部位101bから下方に向けて延設され、第1部位101aとドラム周方向J2で間隔をあけて設けられている。
[0103]
 図38~図41に示すように、ドラム蓋8は、ドラム口部90の外周を囲む周壁部103と、周壁部103の端部からドラム径方向E1の内方に向けて延出するリング状の環状壁部104と、環状壁部104に連接して形成されていて該環状壁部104の内周端(開口)からドラム軸心X1方向且つ底部5とは反対側に向かうにつれて幅狭となる本体壁105とを有する。具体的には、本体壁105は、ドーム状(球形の一部の形状)である。つまり、本体壁105は、ドラム軸心X1方向且つ底部5とは反対側に向かうにつれて漸次縮径するドーム壁である。なお、本体壁105は、ドーム状に限定されることはない。例えば、截頭円錐形状であってもよい。
[0104]
 図42に示すように、ドラム蓋8は、周壁部103に一体形成されていて第1係合部101に係合する複数の係合部106(第2係合部という)を有する。複数の第2係合部106は、ドラム周方向J2に等間隔をあけて形成されている。具体的には、複数の第2係合部106は、ドラム周方向J2に60°間隔で6つ設けられている。各第2係合部106は、周壁部103からドラム径方向E1内方に突出している。図41に示すように、各第2係合部106は、環状壁部104より下方に形成されている。
[0105]
 図36に示すように、各第2係合部106のドラム周方向J2の幅は、ドラム周方向J2で隣接する第1係合部101の第2部位101bの間の間隔よりも小さい幅に形成されている。
 図37に示すように、ドラム蓋8は、複数の規制部107を有する。複数の規制部107は、第2係合部106と同数形成されている。規制部107は、各第2係合部106が形成されている部位にそれぞれ設けられている。図38に示すように、規制部107は、ドラム軸心X1に平行な方向に沿って形成され、第2係合部106にセット方向D1の前方寄りに設けられている。
[0106]
 ドラム蓋8は、図36に示す第1施蓋位置Y1と、図37に示す第2施蓋位置Y2とに位置変更可能である。
 第1施蓋位置Y1は、ドラム本体6を施蓋(図22参照)した位置であって、ドラム蓋8がドラム本体6から取り外し可能な位置である。詳しくは、図32、図36に示すように、第1施蓋位置Y1では、第2係合部106がドラム周方向J2で隣接する第1係合部101の第2部位101bの間に位置している。したがって、この第1施蓋位置Y1では、ドラム本体6に対してドラム蓋8が離れる方向に移動可能であり、該方向にドラム蓋8を移動することで、ドラム蓋8がドラム本体6から取り外すことができる。
[0107]
 第2施蓋位置Y2は、ドラム蓋8を第1施蓋位置Y1からセット方向D1に回転させた位置であって、ドラム本体6から取り外し不能な位置である。即ち、ドラム蓋8を、第1施蓋位置Y1からセット方向D1に回転させると、第2係合部106が図32に2点鎖線で示す位置から第1係合部101の第2部位101bの下方側に入り込み(図22参照)、該第2部位101bによって第2係合部106の上方移動(ドラム本体6から離れる方向の移動)が規制され、ドラム蓋8の取り外しが不能となる。また、第2係合部106は、第1係合部101の第1部位101aによってセット方向D1への回転が規制される。第2施蓋位置Y2では、図37に示すように、規制部107が係合突部102に嵌る。これによって、ドラム蓋8のセット方向D1とは逆の方向への回転が規制される。ドラム蓋8をセット方向D1とは逆の方向へ強制的に回転させることで、規制部107が係合突部102から外れ、ドラム蓋8を第1施蓋位置Y1へ回転移動させることができる。この規制部107が係合突部102から離脱する際の抵抗は、球部材81が隔壁部分47eを乗り越える際の抵抗よりも小さい。これにより、ドラム蓋8を第2施蓋位置Y2から第1施蓋位置Y1へ(セット方向D1とは逆の方向へ)回転させる際に、ドラム本体6が連れ回るのを防止することができる。
[0108]
 食材の混合を終了した後は、支持フレーム10等を取出位置P3にして、ドラム蓋8をドラム本体6から取り外して、ドラム本体6内部の混合された食材を取り出すが、この際に、ドラム本体6を押さえておかなくても、ドラム蓋8を良好に取り外すことができる。
 本実施形態にあっては、規制部107は、各第2係合部106が形成されている部位にそれぞれ設けられているので、ドラム蓋8をドラム本体6から取り外した状態から第1施蓋位置Y1に位置させる際において、第2係合部106を任意の隣接する第2部位101bの間に挿入することができる。
[0109]
 図22に示すように、ドラム蓋8は、ドラム本体6を施蓋した位置において、環状壁部104が攪拌部材4に係合(当接)し、該攪拌部材4の移動を規制する。
 図40、図41に示すように、冷却風取入口21は、本体壁105の頂部105aに形成されている。図39に示すように、冷却風取入口21は、円形穴に形成されている。
 本体壁105は、食材を冷却した後の冷却風を排出可能な冷却風排出口108を有する。冷却後の冷却風が排出することで、冷却風が効率よく取り入れられ、冷却性能を向上させることができる。
[0110]
 冷却風排出口108は、頂部105aと、該頂部105aとは反対側の基部105bとの間に形成されている。詳しくは、冷却風排出口108は、本体壁105の頂部105aと基部105bとの間の略中央部(本体壁105の中腹位置)に形成されている。
 冷却風排出口108を本体壁105に形成することで、冷却後の冷却風を良好に排出することができる。即ち、混合ドラム3は、ドラム蓋8が斜め上を向く傾斜状の姿勢で回転されるので、ドラム本体6内の食材(ご飯)に向けて供給された冷却風は蒸気と共に上昇し、ドラム本体6内上部からドラム蓋8内の上部を移動して冷却風排出口108に至り、スムーズに排出される。
[0111]
 また、冷却風排出口108をドラム本体6近くに形成すると、食材が冷却風排出口108から出るおそれがあるが、冷却風排出口108を本体壁105の中腹位置に形成することで、食材の排出を抑制しながら冷却後の冷却風を排出させることができる。また、冷却風は、冷却風供給口20cから混合ドラム3の中心に向けて供給されるが、冷却風供給口20cから吹き出された後、冷却風の一部は拡散するので、冷却風排出口108を冷却風取入口21近くに形成すると、導入した冷却風を直ぐに排出させるおそれがある。冷却風排出口108を本体壁105の中腹位置に形成することで、導入した冷却風を直ぐに排出させるのを防止することができる。
[0112]
 また、食材混合機1は、食材の混合中に送風機19の駆動を止めて(冷却風の送風を止めて)混合ドラム3を回転させるという撹拌のみを行う工程がある。このときに、冷却風排出口108から蒸気を逃がすことができる。
 図39に示すように、冷却風排出口108は、ドラム周方向J2に間隔をあけて形成された複数の排風口(第1排風口108A、第2排風口108B)を含む。第1排風口108A及び第2排風口108Bは、ドラム軸心X1を中心とする円弧状の長穴に形成されている。第1排風口108Aと第2排風口108Bとは、ドラム周方向J2の長さが同じ長さに形成され、ドラム周方向J2に等間隔を有して形成されている。複数の排風口(第1排風口108A、第2排風口108B)は、ドラム軸心X1(ドラム蓋8の中心)に対して対称位置に形成されている。
[0113]
 第1排風口108Aのドラム周方向J2の長さは、第1排風口108Aの形成位置におけるドラム蓋8の周方向長さの四分の一の長さに近く、且つ、第1排風口108Aと第2排風口108Bとのドラム周方向J2における間隔よりも小さい。第2排風口108Bのドラム周方向J2の長さも同様である。
 図43に示すように、攪拌部材4は、矩形状の枠部111を有する。枠部111は、第1横杆部111A、第2横杆部111B、第1縦杆部111C及び第2縦杆部111Dを有する。第1横杆部111Aと第2横杆部111Bとは、間隔をあけて平行に対向配置されている。第1縦杆部111Cは、第1横杆部111Aと第2横杆部111Bの一端部同士を連結している。第2縦杆部111Dは、第1横杆部111Aと第2横杆部111Bの他端部同士を連結している。
[0114]
 第1縦杆部111Cは、第1挿入部113Aを有し、第2縦杆部111Dは、第2挿入部113Bを有する。第1挿入部113Aは、第1縦杆部111Cの長さ方向の中間部に設けられ、第2挿入部113Bは、第2縦杆部111Dの長さ方向の中間部に設けられている。第1挿入部113A及び第2挿入部113Bは、保持溝93に挿入される。詳しくは、第1挿入部113Aが一側保持溝93Aに挿入される場合は、第2挿入部113Bが他側保持溝93Bに挿入され、第1挿入部113Aが他側保持溝93Bに挿入される場合は、第1挿入部113Aが一側保持溝93Aに挿入される。また、攪拌部材4は、第1横杆部111Aを上にして、又は、第1横杆部111Aを下にして、ドラム本体6内に挿入される。
[0115]
 図45に示すように、第1横杆部111Aは、枠部111の枠外方向に向かうにつれて漸次幅狭に形成され、枠外側の端部111Aaは、鋭角に形成されている。端部111Aaの反対側である枠内側の端部111Abは、鈍角に形成されている。第2横杆部111Bも同様に、枠外方向に向かうにつれて漸次幅狭に形成され、枠外側の端部111Baは鋭角に形成されている。端部111Baの反対側である枠内側の端部111Bbは、鈍角に形成されている。
[0116]
 第1縦杆部111Cの第1挿入部113A以外の部位は、第1横杆部111A及び第2横杆部111Bと同じ断面形状に形成されている。第2縦杆部111Dの第2挿入部113B以外の部位も、第1横杆部111A及び第2横杆部111Bと同じ断面形状に形成されている。
 攪拌部材4は、複数(4本)の連結杆部112を有している。各連結杆部112は、第1横杆部111Aと第2横杆部111Bとにわたって設けられている。複数の連結杆部112は、第1縦杆部111Cと第2縦杆部111Dとの間に、第1横杆部111A及び第2横杆部111Bの長さ方向に間隔をあけて平行に並べて設けられている。
[0117]
 図44に示すように、連結杆部112は、断面菱形であって、菱形の鈍角部分112bが第1横杆部111A及び第2横杆部111Bの長さ方向に平行な方向を向く菱形に形成されている。したがって、連結杆部112の断面の鋭角部分112aは、第1縦杆部111C及び第2縦杆部111Dの長さ方向と、第1横杆部111A及び第2横杆部111Bの長さ方向とに直交する方向を向いている。連結杆部112の鋭角部分112aで、ご飯を良好にシャリ切りすることができる。
[0118]
 図46、図47に示すように、ドラム蓋8は、ドラム本体6から取り外した攪拌部材4を周壁部103の内側に収容可能である。詳しくは、周壁部103の幅は、1枚の攪拌部材4の厚みの2倍よりも大きく形成されており、2枚の攪拌部材4を重ねた状態で、周壁部103内に収容可能である。
 図46、図47に示すように、ドラム蓋8は、攪拌部材4を収容した状態で保持部材24に保持可能である。ドラム蓋8を保持部材24に保持する場合、ドラム蓋8の周壁部103を、第1杆部24a及び第2杆部24bに載置する。すると、ドラム蓋8が前方へ移動するのが第1杆部24aと第3杆部24cとのコーナ部24h及び第2杆部24bと第4杆部24dとのコーナ部24jによって規制され、且つドラム蓋8が後方へ倒れるのが第7杆部24gによって規制される。これによって、ドラム蓋8が保持部材24に保持される。
[0119]
 図48は、ドラム蓋8の変形例を示す平面図を示している。
 この変形例に係るドラム蓋8にあっては、冷却風排出口108は、ドラム周方向J2に間隔をあけて形成された6つの排風口114A~114Fを含む。
 この変形例に係るドラム蓋8にあっても、冷却風排出口108は、本体壁105に形成され、且つ頂部105aと基部105bとの中間位置(中腹位置)に形成されている。言い換えると、冷却風排出口108は、本体壁105におけるドラム軸心X1方向の略中央部に形成されている。
[0120]
 また、各排風口114A~114Fのドラム周方向J2の長さは、同じ長さに形成され、各排風口114A~114Fは、ドラム周方向J2に等間隔を有して形成されている。また、排風口114A~114Fは、ドラム軸心X1に対して対称位置に形成されている。
 本実施形態の食材混合機1は、以下の効果を奏する。
[0121]
 食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、を備え、混合ドラム3は、軸心X1方向の一端が開口し他端が底部5によって閉塞されたドラム本体6を有し、ドラム本体6は、持つための部位であって、当該ドラム本体6を形成する壁部の一部を径方向E1の内方に向けて突出させることで形成される内方突出壁94を有する持ち手部92と、内方突出壁94の径方向E1の内方側端部から底部5に向かうにつれて径方向E1の外方に移行する傾斜状の傾斜壁96とを有する。
[0122]
 この構成によれば、ドラム本体6を形成する壁部の一部を混合ドラム3の径方向E1の内方に向けて突出させて形成された内方突出壁94を有する持ち手部92を形成することにより、ドラム本体6の持ちやすくすることができる。
 また、内方突出壁94の径方向E1の内方側端部から底部5に向かうにつれて径方向E1の外方に移行する傾斜状の傾斜壁96によって、混合ドラム3の内部に収容した食材をスムーズに取り出すことができる。
[0123]
 また、持ち手部92は、第1持ち手部92Aと、第1持ち手部92Aに径方向E1で対向する第2持ち手部92Bとを含む。
 この構成によれば、混合ドラム3を良好に持つことができる。
 また、混合ドラム3内に取り付けられて食材を攪拌する攪拌部材4を備え、攪拌部材4は、ドラム本体6を横断し且つ軸心X1から偏倚した位置に取り付けられ、ドラム本体6は、軸心X1方向に沿って形成されていて攪拌部材4の一側を保持し且つドラム本体6の周方向J2において第1持ち手部92Aに隣接して形成された一側保持溝93Aと、軸心X1方向に沿って形成されていて攪拌部材4の他側を保持し且つ周方向J2において第2持ち手部92Bに隣接して形成された他側保持溝93Bとを有する。
[0124]
 この構成によれば、攪拌部材4を軸心X1から偏倚した位置に取り付けることで、第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bを混合ドラム3の中心を挟んだ両側に良好に形成することができる。
 また、攪拌部材4は、軸心X1を挟み且つ混合ドラム3の径方向E1に並設された第1攪拌部材4A及び第2攪拌部材4Bを含み、一側保持溝93Aは、第1攪拌部材4Aの一側を保持する第1保持溝93A1と、第2攪拌部材4Bの一側を保持する第2保持溝93A2とを含み、他側保持溝93Bは、第1攪拌部材4Aの他側を保持する第3保持溝93B1と、第2攪拌部材4Bの他側を保持する第4保持溝93B2とを含み、第1持ち手部92Aは、第1保持溝93A1から第2保持溝93A2にわたって形成され、第2持ち手部92Bは、第3保持溝93B1から第4保持溝93B2にわたって形成されている。
[0125]
 この構成によれば、第1持ち手部92A、第2持ち手部92B、第1保持溝93A1、第2保持溝93A2、第3保持溝93B1及び第4保持溝93B2によって、ドラム本体6の強度を向上させることができる。
 また、混合ドラム3は、ドラム本体6の開口7を塞ぐドラム蓋8を有し、ドラム蓋8は、ドラム本体6の開口7を形成する壁部の外周を囲む周壁部103と、周壁部103の端部から混合ドラム3の径方向E1の内方に向けて延出する環状壁部104と、環状壁部104の内周端から軸心X1方向且つ底部5とは反対側に向かうにつれて漸次縮径する本体壁105とを有し、環状壁部104は、ドラム蓋8がドラム本体6を塞いだ状態で攪拌部材4の軸心X1方向の移動を規制する。
[0126]
 この構成によれば、ドラム蓋8によって攪拌部材4の軸心X1方向の移動を規制するのに、環状壁部104で行うことにより、ドラム蓋8がドラム本体6に対して周方向J2のどの位置に位置していても、攪拌部材4の移動規制を行うことができる。
 また、ドラム本体6の回転を支持するローラ44を備え、ドラム本体6は、底部5側にローラ44が当接する円筒周壁97を有し、傾斜壁96は、円筒周壁97に連接している。
[0127]
 この構成によれば、円筒周壁97の外周面を滑らかに形成することができる。
 また、食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、混合ドラム3内に取り付けられ、食材を攪拌する攪拌部材4と、備え、混合ドラム3は、軸心X1方向の一端が開口し他端が底部5によって閉塞されたドラム本体6を有し、攪拌部材4は、ドラム本体6を横方向で横断し且つ下端がドラム本体6の底部5に当接しており、ドラム本体6は、底部5から突出する突部77であって、攪拌部材4に対して横方向に交差する方向に位置ずれし且つ該方向で当接する突部77を有する。
[0128]
 この構成によれば、ドラム本体6の底部5から突出して攪拌部材4に横方向に交差する方向から当接する突部77によって攪拌部材4を支持することができ、しかも、突部77は、攪拌部材4に対して横方向に交差する方向に位置ずれし且つ該方向で当接するので、攪拌部材4の下端をドラム本体6の底部5に当接させることができ、撹拌性能の向上を図ることができる。これにより、攪拌部材4の下部の支持を図りつつ撹拌性能の向上を図ることができる。
[0129]
 また、攪拌部材4は、軸心X1から偏倚した位置に設けられた第1攪拌部材4Aと、第1攪拌部材4Aと混合ドラム3の径方向E1で並設され且つ第1攪拌部材4Aが偏倚した側とは反対側に偏倚した位置に設けられた第2攪拌部材4Bとを含み、突部77は、第1攪拌部材4Aの軸心X1とは反対側に設けられた複数の第1突部77Aと、第2攪拌部材4Bの軸心X1とは反対側に設けられた複数の第2突部77Bとを含む。
[0130]
 この構成によれば、混合ドラム3を斜めにして回転させて食材を混合する際に、上方から落下して攪拌部材4に当接する食材の重量を突部77によって受けることができる。
 また、混合ドラム3は、ドラム本体6の底部5に取り付けられ且つ機体2に回転可能に装着される装着プレート73を有し、突部77は、ドラム本体6に一体形成されていて底部5から開口に向けて突出する突部本体78と、突部本体78の内部に埋め込まれ且つ装着プレート73を取り付ける取付具76がねじ込まれるナット79とを有する。
[0131]
 この構成によれば、突部77が攪拌部材4の支持と装着プレート73の取り付けとを兼用しており、構造の簡素化を図ることができる。
 また、装着プレート73は、機体2側に係合して当該装着プレート73が機体2から外れるのを規制可能な係合爪80を有し、ドラム本体6は、底部5に装着プレート73を収容する収容凹部74を有する。
[0132]
 この構成によれば、混合ドラム3を載置面に載置した際に、係合爪80が損傷するのを防止することができる。
 また、機体2は、軸心X1回りに回転可能な回転軸30と、装着プレート73が装着される回転盤31と、回転盤31を回転軸30に固定する固定具39とを有し、底部5は、装着プレート73に形成された通し穴84を挿通する固定具39の頭部39cを収容する凹所85を有し、通し穴84は、頭部39cに近接する小径部86と、小径部86及び凹所85より大径の大径部87とを有する。
[0133]
 この構成によれば、通し穴84の清掃を容易に行える。
 また、機体2は、混合ドラム3の回転をガイドする複数のローラ44を有し、ドラム本体6は、内面側に軸心X1方向に沿って形成されていて攪拌部材4が保持される保持溝93と、保持溝93より底部5側に形成されていてローラ44が当接する円筒状の円筒周壁97とを有し、攪拌部材4は、保持溝93より底部5側に突出しており、複数の突部77は、攪拌部材4における保持溝93より底部5側に突出する部位を支持する。
[0134]
 この構成によれば、円筒周壁97を形成するために保持溝93を形成することができない部分における攪拌部材4の部位を突部77によって支持することができる。
 また、食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、を備え、機体2は、軸心X1回りに回転可能な回転盤31を有し、混合ドラム3は、回転盤31に載置された際に該回転盤31を挿通し且つ当該混合ドラム3を軸心X1回りのセット方向D1に所定角度回転させることにより当該混合ドラム3が回転盤31から外れるのを規制可能な位置に移動する係合爪80と、当該混合ドラム3の径方向E1で対向する第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bとを有し、係合爪80は、第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bが機体2の側方を向く状態で混合ドラム3を回転盤31に載置することで該回転盤31を挿通する。
[0135]
 この構成によれば、第1持ち手部92A及び第2持ち手部92Bが機体2の側方を向く状態で混合ドラム3を回転盤31に載置すると、係合爪80が回転盤31を挿通するので、回転盤31に対して係合爪80を容易に挿通することができ、機体2に対する混合ドラム3の装着を容易に行える。
 また、回転盤31は、係合爪80が挿通する挿通穴45と、挿通穴45のセット方向D1後方側に間隔をあけて形成された係合溝46とを有し、混合ドラム3は、当該混合ドラム3を回転盤31に載置した際に係合溝46に挿入する球部材81であって、当該混合ドラム3をセット方向D1に所定角度回転させた際に挿通穴45と係合溝46との間の隔壁部分47eを乗り越えて挿通穴45に挿入する位置に移動する球部材81を有する。
[0136]
 この構成によれば、混合ドラム3をセット方向D1に回転させるだけで、混合ドラム3の装着が行える。
 また、混合ドラム3は、軸心X1方向の一端が開口するドラム本体6と、ドラム本体6の開口7を塞ぐドラム蓋8とを有し、ドラム蓋8は、ドラム本体6を施蓋した位置であって、ドラム本体6から取り外し可能な第1施蓋位置Y1と、第1施蓋位置Y1からセット方向D1に回転させた位置であって、ドラム本体6から取り外し不能な第2施蓋位置Y2とに変更可能であり、且つ第2施蓋位置Y2においてドラム本体6に形成された係合突部102に係合して当該ドラム蓋8がセット方向D1とは反対方向に回転するのを規制する規制部107dを有し、規制部107dが係合突部102から離脱する際の抵抗は、球部材81が隔壁部分47eを乗り越える際の抵抗よりも小さい。
[0137]
 この構成によれば、ドラム蓋8をドラム本体6から外す際に、ドラム本体6が連れ回りするのを防止することができる。
 また、機体2は、回転盤31が取り付けられる支持フレーム10を有し、支持フレーム10は、混合ドラム3に当接して該混合ドラム3の回転を支持する複数のローラ44を有し、回転盤31は、混合ドラム3を載置する状態において、複数のローラ44に向かうにつれて下方に移行する傾斜状である。
[0138]
 この構成によれば、複数のローラ44によって混合ドラム3を回転盤31に装着する際の位置決めをすることができ、混合ドラム3の装着の容易化を図ることができる。また、回転盤31が複数のローラ44に向かうにつれて下方に移行する傾斜状であるので、混合ドラム3をローラ44に当てながら回転盤31に載置する際の動作の容易化を図ることができる。
[0139]
 また、混合ドラム3を装着する位置である回転盤31のホーム位置を検出するホーム位置検出器43と、回転盤31の回転を制御する制御装置18であって、設定した回転時間の経過後、回転盤31をホーム位置で停止させる制御装置18と、を備えている。
 この構成によれば、混合ドラム3の装着の容易化を図ることができる。
 また、挿通穴45は、回転盤31の径方向E1の対称位置に設けられた第1挿通穴45A及び第2挿通穴45Bを含み、係合爪80は、第1挿通穴45Aを挿通する第1係合爪80A及び第2挿通穴45Bを挿通する第2係合爪80Bを含む。
[0140]
 この構成によれば、第1持ち手部92Aが機体2の一側方を向き、第2持ち手部92Bが機体2の他側方を向く状態でも、第1持ち手部92Aが機体2の他側方を向き、第2持ち手部92Bが機体2の一側方を向く状態でも回転盤31に装着することができ、混合ドラム3の装着の容易化を図ることができる。
 また、第1係合爪80Aと第2係合爪80Bとの組は、1又は複数組設けられてもよい。
[0141]
 また、係合溝46は、第1挿通穴45Aのセット方向D1の後方側に間隔をあけて形成された第1係合溝46Aと、第2挿通穴45Bのセット方向D1の後方側に間隔をあけて形成された第2係合溝46Bとを含み、球部材81は、第1係合溝46Aに挿入する第1球部材81Aと、第2係合溝46Bに挿入する第2球部材81Bとを含む。
 この構成によれば、第1持ち手部92Aが機体2の一側方を向き、第2持ち手部92Bが機体2の他側方を向く状態でも、第1持ち手部92Aが機体2の他側方を向き、第2持ち手部92Bが機体2の一側方を向く状態でも回転盤31に装着することができ、混合ドラム3の装着の容易化を図ることができる。
[0142]
 また、食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、を備え、機体2は、軸心X1回りに回転可能で且つ混合ドラム3を載置して軸心X1回りのセット方向D1に所定角度回転させることで混合ドラム3が装着される回転盤31を有し、回転盤31は、挿通穴45と、挿通穴45のセット方向D1の後方側に間隔をあけて形成された係合溝46とを有し、混合ドラム3は、回転盤31に載置された際に挿通穴45を挿通し且つ当該混合ドラム3の所定角度の回転により当該混合ドラム3が回転盤31から外れるのを規制可能なセット位置G2に移動する係合爪80と、係合爪80が挿通穴45を挿通した状態で係合溝46に挿入し且つ係合爪80がセット位置G2に移動することにより挿通穴45と係合溝46との間の隔壁部分47eを乗り越えて挿通穴45に挿入する位置に移動する球部材81とを有する。
[0143]
 この構成によれば、混合ドラム3を回転盤31に載置してセット方向D1に所定角度回転させるだけで、混合ドラム3を装着することができ、混合ドラム3の装着を簡単に行える。
 また、回転盤31は、係合爪80に係合して混合ドラム3が当該回転盤31に対して回転方向に相対回転するのを規制するロック溝49を有し、且つ、混合ドラム3が載置される位置である装着位置P1と、装着位置P1から起こした位置であって混合ドラム3を回転させる位置である稼動位置P2とに位置変更可能であり、係合爪80は、セット位置G2に位置する状態で回転盤31を稼動位置P2にした際にロック溝49に嵌る。
[0144]
 この構成によれば、混合ドラム3が回転盤31から外れるのを防止することができる。
 また、回転盤31は、係合爪80をセット位置G2にしたときに、係合爪80に回転力を伝達可能に当接する回転伝達部47cと、回転伝達部47cのセット方向D1前方側の部位であって係合爪80が係合することで混合ドラム3が回転盤31から外れるのを規制する規制壁部47dとを有し、ロック溝49は、規制壁部47dの下面側に形成されている。
[0145]
 この構成によれば、係合爪80及びロック溝49の構造の簡素化を図ることができる。
 また、回転盤31は、上板31Aと、上板31Aの下面に重ね合わされて固定された下板31Bとを有し、上板31Aは、当該上板31Aを貫通して形成された上貫通穴47を有し、下板31Bは、当該下板31Bを貫通し且つ上貫通穴47に連通して形成された下貫通穴48を有し、挿通穴45は、上貫通穴47と下貫通穴48とによって形成され、回転伝達部47cは、上貫通穴47のセット方向D1前方側の端部で構成され、係合溝46は、上板31Aを貫通して形成されている。
[0146]
 この構成によれば、挿通穴45、係合溝46及び回転伝達部47cを簡単に形成することができる。
 また、ロック溝49は、下板31Bを貫通して形成され且つ下貫通穴48に連続して形成されている。
 この構成によれば、ロック溝49を簡単に形成することができる。
[0147]
 また、混合ドラム3は、当該混合ドラム3の底面に取り付けられる装着プレート73を有し、係合爪80は、装着プレート73から延び且つ回転伝達部47cに当接する基部片80aと、基部片80aから延び且つロック溝49に嵌ると共に規制壁部47dに係合する係止片80bとを有する。
 この構成によれば、構造の簡素化を図ることができる。
[0148]
 また、食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、混合ドラム3内に送り込む冷却風を発生させる送風機19と、を備え、混合ドラム3は、軸心X1方向の一端が開口し他端が底部5によって閉塞されたドラム本体6と、ドラム本体6の開口7を塞ぐドラム蓋8とを有し、ドラム蓋8は、軸心X1方向且つ底部5とは反対側に向かうにつれて幅狭となる本体壁105を有し、本体壁105は、冷却風を混合ドラム3内に導入する冷却風取入口21と、冷却風を混合ドラム3内から排出可能な冷却風排出口108とを有する。
[0149]
 この構成によれば、食材を冷却した後の冷却風が冷却風排出口108から排出することにより、冷却性能を向上させることができる。
 また、冷却風取入口21は、本体壁105の頂部に形成され、冷却風排出口108は、頂部105aと該頂部105aとは反対側の基部105bとの間に形成されている。
 この構成によれば、食材が冷却風排出口108から排出されるのを抑制できると共に、導入された冷却風が直ぐ排出されるのを抑制することができる。
[0150]
 また、冷却風排出口108は、混合ドラム3の周方向J2に間隔をあけて形成された複数の排風口を含む。
 この構成によれば、冷却性能の効率化を図ることができる。
 また、複数の排風口は、ドラム蓋8の中心に対して対称位置に形成されている。
 この構成によれば、冷却風を均等に排出させることができる。
[0151]
 また、送風機19で発生した冷却風を冷却風取入口21に導く導風ダクト20を備え、導風ダクト20は、冷却風取入口21の近傍に位置し且つ混合ドラム3の中心部に向けられた冷却風供給口20cを有する。
 この構成によれば、食材を効率よく冷却することができる。
 また、冷却風供給口20cの端部20dは、冷却風取入口21に平行であってもよい。
[0152]
 また、混合ドラム3に取り付けられて食材を攪拌する攪拌部材4を備え、ドラム蓋8は、ドラム本体6の開口7を形成する壁部の外周を囲む周壁部103と、周壁部103の端部から混合ドラム3の径方向E1の内方に向けて延出するリング状の環状壁部104であって、内径側の端部が本体壁105の開口側の端部に連接し且つ攪拌部材4の軸心X1方向の移動を規制する環状壁部104とを有する。
[0153]
 この構成によれば、ドラム蓋8によって攪拌部材4の軸心X1方向の移動を規制するのに、環状壁部104で行うことにより、ドラム蓋8がドラム本体6に対して周方向J2のどの位置に位置していても、攪拌部材4の移動規制を行うことができる。
 また、ドラム蓋8は、攪拌部材4を周壁部103の内側に収容可能である。
 この構成によれば、攪拌部材4の紛失を防止することができる。
[0154]
 また、食材混合機1は、機体2と、機体2に軸心X1回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、を備え、機体2は、混合ドラム3を装着する回転盤31と、混合ドラム3を回転盤31に装着する際に混合ドラム3に当接して混合ドラム3を位置決めする複数のローラ44を有する。
 この構成によれば、混合ドラム3を回転盤31に装着する際に、複数のローラ44で位置決めすることができ、機体2に対する混合ドラム3の装着を容易に行える。
[0155]
 また、回転盤31は、混合ドラム3が装着される位置である装着位置P1と、装着位置P1から起こした位置であって混合ドラム3を回転駆動する位置である稼動位置P2とに位置変更可能であり、混合ドラム3は、回転盤31が稼動位置P2であるときに機体2の正面から背面に向かうにつれて上方に移行する傾斜状であり、複数のローラ44は、回転盤31が稼動位置P2であるときに混合ドラム3の下部を支える。
[0156]
 この構成によれば、回転盤31を装着位置P1から稼動位置P2にする際や、稼動位置P2において混合ドラム3を回転させる際に、ローラ44によって混合ドラム3の下部を支持でき、これによって、混合ドラム3を安定して回転させることができると共に、混合ドラム3を回転盤31に装着する部位に作用する荷重を軽減することができる。
 また、複数のローラ44は、混合ドラム3の回転に伴って回転可能である。
[0157]
 この構成によれば、混合ドラム3の回転を良好に支持することができる。
 また、混合ドラム3内に当該混合ドラム3を横断するように配置された攪拌部材4を備え、混合ドラム3は、軸心X1方向の一端が開口し他端が底部5によって閉塞されたドラム本体6を有し、ドラム本体6は、当該ドラム本体6の内面側に軸心X1方向に沿って形成され且つ攪拌部材4を保持する保持溝93と、保持溝93より底部5側に形成されていてローラ44が当接する円筒状の円筒周壁97とを有する。
[0158]
 この構成によれば、攪拌部材4を保持する保持溝93と、ローラ44が当接する円筒周壁97とを良好に形成することができる。
 また、混合ドラム3は、回転盤31に装着される装着プレート73を有し、装着プレート73は、回転盤31に形成された挿通穴45を挿通する係合爪80であって、挿通穴45を挿通した位置から混合ドラム3を軸心X1回りに所定角度回転させることで当該装着プレート73が回転盤31から外れるのを規制可能な係合爪80を有し、係合爪80は、複数のローラ44を混合ドラム3に当接させた状態で挿通穴45を挿通可能である。
[0159]
 この構成によれば、挿通穴45に対する係合爪80の挿通を容易に行うことができる。
 また、食材混合機1は、機体2と、機体2に回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラム3と、を備え、機体2は、混合ドラム3が回転可能に装着される支持フレーム10と、支持フレーム10が揺動可能に取り付けられるメインフレーム9とを有し、支持フレーム10は、混合ドラム3を縦向きにした状態で装着する位置である装着位置P1と、混合ドラム3を機体2の背面に向かうにつれて上方に移行する傾斜状態にして回転させる位置である稼動位置P2とに変更可能であり、メインフレーム9は、支持フレーム10を装着位置P1と稼動位置P2とに操作する操作レバー50を有する。
[0160]
 この構成によれば、レバー操作によって混合ドラム3の姿勢を変更させることができるので、混合ドラム3の姿勢の変更操作を容易に行える。
 また、操作レバー50は、支持フレーム10を装着位置P1に操作する第1操作位置R1と、支持フレーム10を稼動位置P2に操作する第2操作位置R2とに操作可能であり、第1操作位置R1であるときに機体2の正面に向かうにつれて下方に移行する傾斜状であり、第2操作位置R2であるときに正面に向かうにつれて上方に移行する傾斜状である。
[0161]
 この構成によれば、支持フレーム10を装着位置P1から稼動位置P2に変更する場合、操作レバー50は、機体2の正面に向かうにつれて下方に移行する傾斜状である第1操作位置R1から機体2の正面に向かうにつれて上方に移行する傾斜状である第2操作位置R2に操作される。つまり、操作レバー50は、支持フレーム10を装着位置P1から稼動位置P2に操作する場合に、操作レバー50が鉛直となる位置を越えて機体2の背面側に操作されないので、操作レバー50の操作によって機体2を持ち上げるのを抑制することができる。
[0162]
 また、支持フレーム10は、混合ドラム3を上方に向かうにつれて正面方向に移行する傾斜状の傾斜状態にして内部の食材を取り出す位置である取出位置P3に変更可能であり、操作レバー50は、支持フレーム10を取出位置P3に操作する第3操作位置R3に操作可能であり、第3操作位置R3であるときに正面に向かうにつれて下方に移行する傾斜状であって水平に対して第1操作位置R1よりも傾斜角度の大きい傾斜状である。
[0163]
 この構成によれば、支持フレーム10を装着位置P1から取出位置P3に操作する場合の操作レバー50の操作が容易である。
 また、メインフレーム9は、フレーム本体11と、フレーム本体11の一側部から正面方向に向けて延出する第1側部フレーム12と、フレーム本体11の他側部から正面方向に向けて延出する第2側部フレーム13と、第1側部フレーム12と第2側部フレーム13との正面側同士を連結する連結フレーム14とを有し、支持フレーム10は、第1側部フレーム12に揺動可能に支持された第1揺動フレーム25と、第2側部フレーム13に揺動可能に支持された第2揺動フレーム26と、第1揺動フレーム25と第2揺動フレーム26とを連結すると共に混合ドラム3が装着される支持台27とを有し、支持台27は、支持フレーム10の稼動位置P2において連結フレーム14に当接する第1当接壁(第2壁部27b2)と、支持フレーム10の取出位置P3において連結フレーム14に当接する第2当接壁(第3壁部27b3)とを有する。
[0164]
 この構成によれば、支持フレーム10を稼動位置P2又は取出位置P3に位置させたときに支持フレーム10を連結フレーム14に当接することにより、操作レバー50の取付部分に作用する荷重を軽減することができる。
 また、機体2は、支持台27に回転可能に取り付けられ、且つ混合ドラム3が装着される回転盤31を備え、支持台27は、回転盤31の背面側に設けられた複数のローラ44とを有し、回転盤31は、支持フレーム10の装着位置P1において、背面に向かうにつれて下方に移行する傾斜状であり、混合ドラム3は、複数のローラ44に当接させた状態で回転盤31に装着される。
[0165]
 この構成によれば、混合ドラム3を回転盤31に装着する際の装着の容易化を図ることができる。
 また、機体2は、支持フレーム10に設けられていて混合ドラム3を回転駆動する駆動モータ40と、メインフレーム9に設けられていて駆動モータ40を制御する制御装置18と、メインフレーム9に揺動軸心X2回りに回転可能に支持されて操作レバー50及び支持フレーム10と一体回転可能であり、且つ駆動モータ40から制御装置18に配策されるハーネス67を通すハーネス通し路68が形成された回転部材28とを有し、ハーネス通し路68は、回転部材28の中心に揺動軸心X2に沿って形成されていて駆動モータ40側からハーネス67が挿入される第1通し部68Aと、第1通し部68Aから回転部材28の外周面にかけて形成されていて第1通し部68Aから制御装置18側へ配策されるハーネス67を通す第2通し部68Bとを有する。
[0166]
 この構成によれば、操作レバー50を揺動軸心X2回りに揺動操作しても、ハーネス67がねじれたりするのを防止することができる。
 また、ドラム本体6内に該ドラム本体6を横断して配置されていて食材を攪拌する攪拌部材4を備え、機体2は、メインフレーム9に設けられていて、攪拌部材4をドラム蓋8に収容した状態で該ドラム蓋8を保持可能な保持部材24を有する。
[0167]
 この構成によれば、攪拌部材4及びドラム蓋8をコンパクトにおいておくことができる。
 以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

符号の説明

[0168]
  2   機体
  3   混合ドラム
  4   攪拌部材
  5   底部
  6   ドラム本体
  7   開口
  8   ドラム蓋
 19   送風機
 20   導風ダクト
 20c  冷却風供給口
 20d  端部
 21   冷却風取入口
103  周壁部
104  環状壁部
105   本体壁
105a  頂部
105b  基部
108   冷却風排出口
108A  排風口(第1排風口)
108B  排風口(第2排風口)
114A  排風口
114B  排風口
114C  排風口
114D  排風口
114E  排風口
114F  排風口
  E1  径方向
  X1  軸心
  J2  周方向

請求の範囲

[請求項1]
 機体と、
 前記機体に軸心回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラムと、
 前記混合ドラム内に送り込む冷却風を発生させる送風機と、
 を備え、
 前記混合ドラムは、前記軸心方向の一端が開口し他端が底部によって閉塞されたドラム本体と、前記ドラム本体の開口を塞ぐドラム蓋とを有し、
 前記ドラム蓋は、前記軸心方向且つ前記底部とは反対側に向かうにつれて幅狭となる本体壁を有し、
 前記本体壁は、
 前記冷却風を混合ドラム内に導入する冷却風取入口と、
 前記冷却風を混合ドラム内から排出可能な冷却風排出口とを有する食材混合機。
[請求項2]
 前記冷却風取入口は、前記本体壁の頂部に形成され、
 前記冷却風排出口は、前記頂部と該頂部とは反対側の基部との間に形成されている請求項1に記載の食材混合機。
[請求項3]
 前記冷却風排出口は、混合ドラムの周方向に間隔をあけて形成された複数の排風口を含む請求項1又は2に記載の食材混合機。
[請求項4]
 前記複数の排風口は、前記ドラム蓋の中心に対して対称位置に形成されている請求項3に記載の食材混合機。
[請求項5]
 前記送風機で発生した冷却風を前記冷却風取入口に導く導風ダクトを備え、
 前記導風ダクトは、前記冷却風取入口の近傍に位置し且つ前記混合ドラムの中心部に向けられた冷却風供給口を有する請求項1~4のいずれか1項に記載の食材混合機。
[請求項6]
 前記冷却風供給口の端部は、冷却風取入口に平行である請求項5に記載の食材混合機。
[請求項7]
 前記混合ドラムに取り付けられて前記食材を攪拌する攪拌部材を備え、
 前記ドラム蓋は、
 前記ドラム本体の開口を形成する壁部の外周を囲む周壁部と、
 前記周壁部の端部から前記混合ドラムの径方向の内方に向けて延出するリング状の環状壁部であって、内径側の端部が前記本体壁の前記開口側の端部に連接し且つ前記攪拌部材の前記軸心方向の移動を規制する環状壁部とを有する請求項1~6のいずれか1項に記載の食材混合機。
[請求項8]
 前記ドラム蓋は、前記攪拌部材を前記周壁部の内側に収容可能である請求項7に記載の食材混合機。
[請求項9]
 機体と、
 前記機体に軸心回りに回転可能に支持され、回転することで内部に収容した複数の食材を混合する混合ドラムと、
 前記混合ドラム内に取り付けられ、前記食材を攪拌する攪拌部材と、
 備え、
 前記混合ドラムは、前記軸心方向の一端が開口し他端が底部によって閉塞されたドラム本体を有し、
 前記攪拌部材は、前記ドラム本体を横方向で横断し且つ前記ドラム本体の底部に当接しており、
 前記ドラム本体は、前記底部から突出する突部であって、前記攪拌部材に対して前記横方向に交差する方向に位置ずれし且つ該方向で当接する突部を有する食材混合機。
[請求項10]
 前記攪拌部材は、
 前記軸心から偏倚した位置に設けられた第1攪拌部材と、
 前記第1攪拌部材と前記混合ドラムの径方向で並設され且つ前記第1攪拌部材が偏倚した側とは反対側に偏倚した位置に設けられた第2攪拌部材とを含み、
 前記突部は、
 前記第1攪拌部材の前記軸心とは反対側に設けられた複数の第1突部と、
 前記第2攪拌部材の前記軸心とは反対側に設けられた複数の第2突部とを含む請求項9に記載の食材混合機。
[請求項11]
 前記混合ドラムは、前記ドラム本体の底部に取り付けられ且つ前記機体に回転可能に装着される装着プレートを有し、
 前記突部は、前記ドラム本体に一体形成されていて前記底部から前記開口に向けて突出する突部本体と、前記突部本体の内部に埋め込まれ且つ前記装着プレートを取り付ける取付具がねじ込まれるナットとを有する請求項9又は10に記載の食材混合機。
[請求項12]
 前記装着プレートは、前記機体側に係合して当該装着プレートが前記機体から外れるのを規制可能な係合爪を有し、
 前記ドラム本体は、底部に前記装着プレートを収容する収容凹部を有する請求項11に記載の食材混合機。
[請求項13]
 機体は、
 前記軸心回りに回転可能な回転軸と、
 前記装着プレートが装着される回転盤と、
 前記回転盤を前記回転軸に固定する固定具とを有し、
 前記底部は、前記装着プレートに形成された通し穴を挿通する前記固定具の頭部を収容する凹所を有し、
 前記通し穴は、前記頭部に近接する小径部と、前記小径部及び前記凹所より大径の大径部とを有する請求項11又は12に記載の食材混合機。
[請求項14]
 機体は、前記混合ドラムの回転をガイドする複数のローラを有し、
 前記ドラム本体は、内面側に前記軸心方向に沿って形成されていて前記攪拌部材が保持される保持溝と、前記保持溝より前記底部側に形成されていて前記ローラが当接する円筒状の円筒周壁とを有し、
 前記攪拌部材は、前記保持溝より前記底部側に突出しており、
 前記複数の突部は、前記攪拌部材における前記保持溝より前記底部側に突出する部位を支持する請求項9~13のいずれか1項に記載の食材混合機。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23]

[ 図 24]

[ 図 25]

[ 図 26]

[ 図 27]

[ 図 28]

[ 図 29]

[ 図 30]

[ 図 31]

[ 図 32]

[ 図 33]

[ 図 34]

[ 図 35]

[ 図 36]

[ 図 37]

[ 図 38]

[ 図 39]

[ 図 40]

[ 図 41]

[ 図 42]

[ 図 43]

[ 図 44]

[ 図 45]

[ 図 46]

[ 図 47]

[ 図 48]