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1. WO1997024212 - METHOD AND APPARATUS FOR MANUFACTURING A FOAMED RESIN CONTAINER WITH A LABEL

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明細書

ラベル付き発泡樹脂容器の製造方法とその製造装置

ぐ技術分野 >

本発明は、インスタントラーメンのカップ容器、ジュースやホットコーヒー等 の飲料用のカップ、冷菓用容器及びその他の包装容器等に用いられるラベル付き 発泡榭脂容器の製造方法及び製造装置に関するものである。

<背景技術 >

従来からインスタント食品やジュース等の容器として、発泡榭脂容器は広く使 用されている。この発泡榭脂容器は、一般にポリスチレン系榭脂にブタン、ペン タン、フロン等の揮発性発泡剤を含有させた発泡性榭脂粒子を予備発泡した予備 発泡粒子を成形型キヤビティー内に充填し、蒸気等の加熱媒体により加熱発泡さ せる発泡成形法によって製造されている。

このような容器に商品名や製造元等の表示や模様等のデザインを表示するため の印刷や、発泡榭脂容器に優れたガスバリヤ一性を付与させるために、各種のラ ベルを配したラベル付き発泡樹脂容器が製造されている。

発泡榭脂容器(発泡ビーズカップ)の表面にこのような表示を施す方法として は、表示内容を発泡榭脂容器の表面に印刷機により直接印刷する方法、表示内容 を予め印刷したラベルを発泡榭脂容器に接着する方法、表示内容を予め印刷した 熱収縮性フィルムを発泡樹脂容器に卷き付けた後、加熱収縮させて取り付ける、 いわゆるシュリンクラベル方式と呼ばれる方法が知られている。

ところが、発泡榭脂容器の表面に家接印刷を行う方法では、グラビア印刷のよ うな鮮明な印刷や、多色重ね合わせ印刷を行うことが困難である。また、発泡樹 脂容器に表示内容を予め印刷したラベルを接着する方法では、容器を成形するェ 程、ラベルを打ち抜く工程、ラベルを接着する工程がそれぞれ別工程で行なわれ ている。このため、ラベルを接着する工程において、定位置に位置合わせして接 着することが必要となるため工程が煩雑である。そして、熱収縮性フィルムを使 用するシュリンクラベル方式では、熱収縮性フィルムが熱収縮により単に力ップ に付着しているに過ぎないため、カップの外周面が傾斜している場合、フィルム がカップから脱離しやすい。

これらの問題を解決するため、特開平 4一 3 3 1 1 3 2号公報に開示された発 泡成形容器の絵付け方法は、外側に印刷層を設けた芯紙の内面にヒートシール層 を設けた紙製印刷シートを所定の简状に形成し、これを成形型キヤビティ一内に セットし、雌型に設けられた多数のガス抜き穴からキヤビティー内を脱気するこ とにより、印刷シートを雌型のキヤビティー内面に固定している。それから、雌 型と雄型とを型合わせし、紙製印刷シートと雄型のコアとの間に発泡性榭脂粒子 を充填し発泡成形して、紙製印刷シートを発泡成形容器の加熱発泡にて発泡成形 容器に融着している。

し力 >し、上記の方法では紙製印刷シートをいつたん所定の形状に打ち抜き、そ の後、筒状に形成する工程が必要であり、工程が煩雑である。また、使用する紙 製印刷シートは、芯紙の外側に印刷層を設け、内側にヒートシール層を設けた構 成のもので、紙製印刷シートは、防湿性、ガスバリヤ一性に劣っている。このた め、発泡樹脂容器を成形する際に使用する蒸気によって紙が吸湿し、印刷がぼや けることがある。加えて、紙製印刷シートでは、芯紙の外側の印刷層が雌型に直 接接するので、印刷インクが熱によって雌型に転写しやすい。この転写が起こる と、発泡榭脂容器の印刷が薄くなつて印刷不良となる。また、雌型に転写したィ ンクが次の成形品の表面に再転写されるので、連続して印刷不良が発生すること になる。

さらに、この紙製印刷シートを成形前に筒状に形成しておく必要があるので、 工程が複雑となりコストアップを招くものである。

本発明はこのような従来の問題点を解消し、紙等の基材を使用しない腰強度が 弱くて薄い合成榭脂製シートを使用して、これに細かい文字の表示や階調の変化 をスムースに表現した鮮明なデザィン表示等を予め印刷したラベルを使用し、し かもこの腰の弱いラベルを、成形前にいつたん简状に形成することなく、力ラ ベルを発泡榭脂容器の所定位置に一体化することができる、新規なラベル付き発 泡榭脂容器の製造方法と、その製造装置を提供するものである。

さらに詳しくは、シートの所定位置に印刷が施されたラベルをシート状のまま で供給し、これを打抜きする工程から、ラベル付き発泡榭脂容器を成形するまで の一連の工程を容易に連続的に行うことができる製造方法と、その製造装置を提 供するものである。

<発明の開示 >

上記目的を達成するため、本発明の好ましい態様は、

容器の側面外周にラベルを配したラベル付き発泡樹脂容器を一体成形するに際 して、

ラベル形状が印刷された連続するシートをラベル打ち抜き装置の打ち抜き位置 に位置決めして供給する工程、

上記のラベル形状を打抜き、その後、その打ち抜き位置でラベルを固定する手 段を有するラベル受け台上にラベルを固定する工程、

ラベルの位置が固定された前記ラベル受け台を移動し、疑似雄型の所定位置に ラベルを供袷する工程、

加圧気体を噴射することでラベルを疑似雄型に卷き付け、前記疑似に設け られた空気孔から吸引しラベルを疑似雄型に固定する工程、

ラベルが固定された疑似雄型と発泡成形用雌型とを型合せした後、発泡成形雌 型に設けられた空気孔から吸引し、疑似雄型の吸引を止める力、もしくは疑似雄 型の空気孔から加圧することで、ラベルを発泡成形雌型キヤビティー内面に転移 させ密着固定する工程、

ラベルを前記キヤビティー内面に密着固定した状態で、疑似雄型と発泡成形用 雌型とを型開きする工程、

発泡成形用雄型と発泡成形用雌型とを型締めした後、発泡性榭脂粒子を充填し、 加熱発泡成形することで、発泡樹脂容器の成形と同時にラベルと容器とを一体化 する工程、

を経ることを特徴とするものである。

また、本発明の好ましい態様の製造装置は、

容器の側面外周にラベルを配したラベル付き発泡樹脂容器をラベルの打抜きか ら一体成形するまで自動的に製造するための装置であって、

ラベル形状が印刷された連続するシートのラベル形状を位置決めできる機構を 備えたシート供給装置と、

供給されたシートから所定形状のラベルを打ち抜く機構と、打ち抜いたラベル をその位置に固定し、かつ疑似雄型の所定位置まで移動可能に設けられたラベル 受け台を備えたラベル打抜き装置と、

ラベルが打抜かれた後のシートを卷き取る装置とを備え、

さらに、加圧気体噴射機構によってラベルを疑似雄型に巻き付けた後、卷付けた ラベルを固定するために吸引する空気孔が設けられた疑似雄型と発泡成形用 «型 とが型合わせ可能に設けられ、

さらに、前記疑似雄型からラベルを発泡成形用雌型内面に転移した後に、ラベ ルを吸引して密着固定するための吸引孔と、発泡性榭脂粒子を供給するための供 給孔と、発泡成形するための加熱手段とが備えられた発泡成形用雄型と、発泡成 形するための加熱手段が備えられた前記発泡成形用雌型とが型締め可能に設けら れている

ことを特徴とするものである。

この発明では、所定位置にラベル形状が印刷されている連続したシートについ ては、ラベル形状をいつたん位置決めして供給した後、ラベルを打ち抜き、その 位置でラベルを固定する手段を有するラベル受け台を使用してラベルを疑似雄型 の所定位置へ移動するので、ラベルの打ち抜き前に一度位置決めするだけで、そ の後の位 g決めは不要となる。また、擬似雄型に巻き付けた合成樹脂製ラベルを 空気孔を介して吸引して擬似雄型に保持させるので、ラベルを予め简状にしてお く必要がない。

したがって、容器側面外周の所定位置にラベルを一体化させた発泡樹脂容器を 容易に、効率的に製造することができる。また、ラベルを筒状に形成する工程が 不要となり、複雑な工程、特別な装置を必要とせず、装置をより簡素化すること ができる。

また、上記製造装置には、ラベル形状が印刷されたシートからラベルを打ち抜 くと共に、ラベルを保持する打ち抜きプレートにラベル形状の孔を設け、この孔 を通してラベルを打ち抜きプレートの上方へ移動させるラベル受け台を具備し、 ラベル受け台には、加圧、減圧用の空気孔を設けた構成のものであっても良い。 この装置では、打ち抜きプレートに保持されている打ち抜いたラベルをそのま ま疑似雄型へ供給できるので、一度決められたラベルの位置が変更されることが 無くなる。

さらに、本発明の他の好ましい態様の製造方法では、

合成樹脂製ラベルを容器の側面外周に配したラベル付き発泡樹脂容器を一体成 形して製造するに際して、

上記ラベルを擬似雄型に卷き付け、この擬似雄型に設けられた空気孔を介して ラベルを吸引して擬似雄型に保持させる工程、

ラベルを保持した擬似雄型を発泡成形用雌型に対して型合せする直前に擬似雄 型からの吸引を止めるか、もしくは擬似雄型と発泡成形用雌型との型合せによつ てラベルのズレを矯正する工程、

擬似雄型の空気孔を介してラベルに加圧して、ラベルを発泡成形用雌型のキヤ ビティ內面に転移させ密着固定する工程、

ラベルを上記キヤビティ内面に密着固定した状態で、擬似雄型と発泡成形用雌 型とを型開きする工程、

ラベルを上記キヤビティ内面に密着固定した伏應を維持しながら、発泡成形用 雌型と発泡成形用雄型とを型締めした後、発泡性樹脂粒子を充填し、加熟発泡成 形することによって、発泡榭脂容器の成形と同時に容器と上記ラベルとを一体化 する工程、

を経ることを特徴としている。

上記発明では、ラベルを保持した擬似雄型を発泡成形用雌型に対して型合せす る直前に擬似雄型からの吸引を止め、擬似雄型と発泡成形用雌型との型合せに よってラベルのズレを燏正するので、擬似雄型に巻き付けた状態で、位 gがズレ ていてもラベルを一時的に自由にさせて型合わせを行うので、型合わせによつて ズレが修正され、統く工程で擬似雄型の空気孔を介してラベルに加圧して、ラベ ルを発泡成形用維型のキヤビティ内面に転移させ密着固定することにより所定位 gにセットされる。

しかる後、ラベルを上記キヤビティ內面に密着固定した状態を維持しながら、 発泡成形用雎型と発泡成形用雄型とを型締めした後、発泡性榭脂粒子を充填し、 加熱発泡成形することによって、発泡榭脂容器の成形と同時に容器と上記ラベル とを一体化することができるので、成形前にラベルをいつたん简状に形成するこ となく、ラベルのズレを効果的に防止して発泡樹脂容器の成形と共に両者を一体 化することができる。

したがって、紙等の基材を使用しない接強度が弱くて薄い合成榭脂製シートを 使用して、これに細かい文字の表示や階調の変化をスムースに表現した鮮明なデ ザイン表示等を予め印刷したラベルを使用し、ラベルのズレを効果的に防止して、 ラベルを発泡樹脂容器の所定位置に一体化することができるので、簡素化したェ 程で効率的に合成榭脂製ラベルを容器の側面外周に配したラベル付き発泡榭脂容 器を製造することができる。

また、得られたラベル付き発泡樹脂容器は、ラベルが表面から出っ張らず、美 麗であり、かつ、剥がれにくくなる。これにより、細かい文字の表示、階調の変 化をスムースに表現した鮮明な表示、多色重ね合わせ印刷等による表示を印刷し たラベルを有する容器等の発泡榭脂容器を容易に製造することができる。

く図面の簡単な説明 >

図 1は、本発明の一実施例を示すものであり、所定位 Sにラベル形状が印刷さ れたシートを供給し、これを打抜き、ラベルを移動する装置の概略図である。 図 2は、所定位置にラベル形状が印刷されたシ一トの正面図である。

図 3は、打ち抜き装置の断面図である。

図 4 ( 1 ) 〜(3 ) は、ラベルを疑似雄型に巻き付ける工程説明図である。 図 5は、他の実施態様のラベル巻き付け装置の斜視図である。

図 6は、図 5のラベル巻き付け装置の動作を示す説明図である。

図 7は、図 5のラベル卷き付け装置と疑似雄型との位置関係を示す説明図であ る。

図 8は、ラベルが疑似雄型に卷き付けられた状態の断面図である。

図 9は、疑似雄型と発泡成形用雌型とが型合わせされた断面図である。

図 1 0は、ラベルが発泡成形用雌型に転移した後の断面図である。

図 1 1は、疑似雄型に卷き付けたラベルがズレた状態を示す参考図である。 図 1 2は、発泡成形用の雄型と雌型とが型合わせされた断面図である。

図 1 3は、ラベル付き発泡榭脂容器を示す縦断面図である。

<発明を実施するための最良の形態 >

以下、本発明の好ましい実施の形態を説明する。本発明では、図 1に示したよ うに文字ゃ樓様、デザイン等の表示內容等を有するラベル形状 1 1が印刷されて レ、る連続するシート 1からラベル形状 1 1を打ち抜いてラベルしとして使用する。

1 1 ' は抜き跡孔を示している。このシートは例えば図 2に示されるように、一 定となる所定の間隔をあけてシート 1に扇形状のラベル形伏 1 1が印刷されてい る。さらに、ラベル形状 1 1、 1 1相互の問には位置検知用マーク 1 2が印刷さ れている。この検知用マーク 1 2は光電管等の検知手段 2 9によって検知され、 この検知手段と連動して設けられたシート供給用駆動モータ M lを作動させるこ とで、ラベル形状を位置決めしてシート 1を定量供給する。

ラベル形状 1 1が印刷されているシート(フィルム)の材料としては、ポリス チレン、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリエチレ ンテレフタレート、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデンなどの熱可塑性榭脂に、無 機微細粉末を 8〜6 5重量%含有させた榭脂フィルム、あるいは、この榭脂フィ ルムの表面上に無機充填剤含有ラテックスを塗布させたフィルム、あるいは、前 記樹脂フィルムにアルミニウムを蒸着させたものなどを挙げることができる。こ のような基材層は単層であっても、あるいは、二層以上の積層された構造であつ てもよい。

前記シートの裏面側(究泡榭脂容器と接する側)には、必要に応じて接着層と なる低密度ポリエチレン、酢酸ビニール 'エチレン共重合体、エチレン ' (メ タ)アクリル酸共重合体、エチレン ' (メタ)アクリル酸共重合体の金属塩など を使用できる。中でも、 ¾点が 8 5〜1 3 5 ¾のヒートシール性樹脂が好ましく 使用できる。

また、ラベル形状 1 1が印刷されているシートと、発泡榭脂容器を構成する樹 脂とが同質の樹脂の場合や接着性に優れた印刷インクを使用した場合には、成形 時に両者を熱融着させることも可能である。しかし、発泡樹脂容器との熟融着が 困難な場合には、発泡樹脂容器との接着をより確実なものとするためにラベル L の裏側に熱敏着する接着曆を設けても良い。接着層は全体であっても部分的で あってもよい。なお、ラベル Lの総厚さは 1 0 m〜l m mで成形が可能である 、 5 0 // nr!〜 1 0 0 μ mのものがさらに好ましい。

所定位置にラベル形状 1 1を位置决めしてシート 1を供給した後、扇形状のラ ベル形状 1 1を打ち抜く。打ち抜き後のラベルは Lの符号をもって図示してある。 打ち抜きには、図 1および図 3に示されるような打ち抜き装置 2を使用する。打 ち抜きは、シート 1を供給した後、打ち抜くラベル形状 1 1に合せた孔 2 1を有 する打ち抜きプレート 2 0に押し切り用駆動部 2 2を駆動して押し切ることで行 う。さらに、この打ち抜きプレート 2 0には、打ち抜いたラベル Lをその位置に 固定する手段として、例えば 1つもしくは複数を吸引できる空気孔 2 を有する ラベル受け台 2 3が備えられている。

打ち抜かれたラベル Lは、この打ち抜かれた位置で、空気孔 2 4から吸引する ことでラベル受け台 2 3に固定される。また、ラベル Lが打ち抜かれた後のシ一 ト 1はシート卷き取り用駆動モータ M 2にて作動されるシート卷き取り装置 3に よって卷き取る。この卷き取り装置 3も前記のラベル形状検知手段と連動して作 動することが好ましい。

ラベル受け台 2 3は、打ち抜きプレート 2 0と共にラベル打ち抜き装置 2の位 置からラベル Lを疑似雄型 5に卷き付ける位置まで移動可能に設けられている。 また、ラベル打ち抜き位置及びラベル Lを疑似雄型 5に卷き付ける位置には、適 宜必要な箇所にラベル受け台 2 3の位置を决定するための位置検知手段が設けら れている。

図 4に示すように、ラベル Lが吸引固定された打ち抜きプレート 2 0を、所定 位置に移動し、ラベル受け台 2 3を上方へ移動させてラベル Lを疑似雄型 5に卷 き付ける位置にセットする。この位は任意の検知手段によって疑似雄型 5と位 置合わせすることができる。

なお、図 1の場合では、ラベル Lを 1枚カットした後に、ラベル受け台 2 3は 打ち抜きプレート 2 0と共に隣る次のラベルしの 1枚分だけ移行させて次の力ッ ト準備に入るような場合を例示している力 >'、押し切り用駆動部 2 2だけを隣りの ラベル 1枚分だけ移行させるようにして対応させてもよいし、一度に 2枚ずつの ラベル Lを打ち抜きできるような押し切り用駆動部 2 2を設けて実施したり、 2 枚よりも多くのラベル Lを同時力ットしてそれに対応する数の疑似雄型 5を用意 o 9 /24212

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し、ラベル付発泡榭脂容器について多数個取り成形を実施できることは言う迄も ない。なお、多数個取り成形のうち、 4個取りの例について後述する図 5の実施 態様で示す。

カットしたラベル Lは、図 4 ( 1 ) 〜(3 ) に示すように、加圧気体噴射に よって疑似雄型 5に卷き付ける。ラベル Lを疑似雄型 5に巻き付けるための加圧 気体の噴射は、前述のようにラベル Lのほぼ中心部分と疑似雄型 5とを当接した 状態に図 4 ( 1 ) のごとくセットし、ラベル受け台 2 3に設けられた空気孔 2 4 に接続される滅圧弁 2 5を閉じ、同時に加圧弁 2 6を開くことにより加圧気体を 噴射することで卷き付けることができる。この卷き付けには、図 4に示すように、 左右各組の減圧弁 2 5と加圧弁 2 6を利用して図 4 ( 2 ) , ( 3 ) のように右左 片側ずつ交互に加圧気体を噴射することで、ラベル Lの巻き付けに時間的な差を 付けることができ、端部同士の重なりがスムースになり、シヮ、折れ等がより生 じにくくなるので最も好ましい態様である。

このように、ラベル Lは疑似雄型 5に卷き付ける定位置まで、ラベノレ形状 1 1 を打ち抜く前に一度位置決めした後は、ラベル受け台 2 3を定位置に移動するこ とができる構成としたので、それ以降行う必要はない。また、筒状に成形する必 要もない。

加圧気体噴射は、上述したようにラベル受け台 2 3に設けておいてもよいが、 また、ラベル Lを疑似雄型 5に巻き付けるための加圧気体噴射機構を備えたラベ ル卷き付け台を別に用意し、このラベル卷き付け台にラベルをラベル受け台 2 3 力 ^吸着等による受け渡し手段を介して受け渡す工程を入れてもよい。このラベ ル卷き付け台を使用した場合には、多数のラベル付き発泡榭脂容器を同時に製造 するのに特に好適に使用できる。例えばラベル形状 1 1の印刷列をフィルムに複 数列設ける場合や、ラベル形状 1 1付のフィルムを複数列設定する場合などがあ る。

図 5〜図 7は、同時に 4枚のラベル Lを成形することができる装置であって、 加圧気体喷射機構を備えたラベル卷き付け台を具備する装置の他の実施態様を示 したものである。

この装置は、ラベル形状の凹部を有する打ち抜きプレート 3 1と、打ち抜きプ レート 3 1上の打ち抜かれたラベル Lを吸着して取り上げ、疑似雄型 5に巻き付 けるためのラベル卷き付け台 3 2とを具備している。

打ち抜きプレート 3 1は、押し切り用駆動部 2 2の駆動により打ち抜かれたラ ベルを保持する。この例では、並列したラベルを供給するシートを供給する構成 を示し、切り抜いた 2枚のラベルを保持して、 1列分移行させ、カットされた次 の 2枚のラベルを保持し、計 4枚のラベル Lをラベル巻き付け台 3 2の下方^ ^一 度に移動させる。

ラベル巻き付け台 3 2は、滅圧、加圧を行う導管兼用の支持桿 3 3が 2列に配 置され、この支持榫 3 3に対して 2本の空気管がセットになった吸着部 3 4を 4 個所設置している。吸着部 3 4は、上記実施態様と同様に滅圧弁、加圧弁に接続 されている。

上記 2本の支持桿 3 3は、ラベル Lの搬送時、吸着時には水平に状態であるが、 疑似雄型 5へのラベル供給時には、図 6および図 7に示すように、 2本の支持桿 3 3が垂直に並ぶよう支持部 3 5を 9 0度回動可能に構成している。

そして、疑似雄型 5へのラベル卷き付けは、ラベル Lを保持した各ラベル卷き 付け台 3 2の上方へそれぞれ対応させるように疑似雄型 5を移動させる。加圧気 体噴射によるラベル Lの巻き付けは、上記した実施態様と同様に行う。

疑似雄型 5ヘラベルを卷き付けるための他の構成としては、疑似雄型 5を移動 させることなく、ラベルを保持したままの吸着部 3 4と共に支持部 3 5を移動さ せることもできる。

そして、疑似雄型 5に対して、ラベル受け台 2 3またはラベル卷き付け台 3 2 で保持されたラベル Lの卷き付けは、上述したように、ラベル Lに対して加圧気 体を噴射することにより行ったが、疑似雄型 5には、側面に複数の空気孔 5 2が 備えられていて、卷き付けられたラベル Lを減圧にて吸引密着させている。空気 孔 5 2の形状は、例えば、細長い ¾の凹形状であってもよいし、円形の凹形状 であってもよい。疑似雄型 5は、ラベル Lを固定した状態で成形用雌型 6とほと んど隙間なく密着して型合わせできるように、後述する発泡成形用雄型 7より大 きめに製作されている。疑似雄型 5の内部には、図 8および図 9に示すように、 空気室 5 3が股けられており、疑似雄型 5の底部には、空気室 5 3を滅圧(真 空)または加圧するための通路 5 1が設けられている。通路 5 1には、滅圧弁 5 4または加圧弁 5 5が設けられ(図 1 1参照)、図外の圧力装置に接続されてい る。これにより、疑似雄型 5の滅圧弁 5 4を開くと通路 5 1を介して疑似雄型 5 の空気室 5 3を减圧にでき、通路 5 1を介してラベル Lを吸引することができる。 加圧弁 5 5を開くと通路 5 1を介して疑似雄型 5の空気室 5 3を加圧できる。前 記の空気孔 5 2は空気室 5 3に通じており、減圧または加圧した空気室 5 3を瞬 時に大気圧にもどすための大気開放弁 5 6が設けられている。

このようにラベル Lを疑似雄型 5の側面に卷き付けて、空気室 5 3を例えば 2 0 0〜7 4 O tnmH gの圧力に減圧すれば、ラベル Lを疑似雄型 5の側面に固定 することができる。なお、空気室 5 3の圧力は、ラベル Lの厚さ(重量)に応じ て適宜設定すればよい。

疑似雄型 5はラベル Lの吸引固定後、疑似雄型 5を有する部位を発泡成形用雌 型 6 (以下、雌型と称す)側へ近づくように反転させるか疑似雄型 5を有する部 位全体を移送させてもよいほか、発泡成形用雌型 6を疑似雄型 5に近づけること により、発泡成形用雌型 6と疑似雄型 5とは型合わせ可能に設けられ、次の工程 で、図 9に示すように、疑似雄型 5を雌型 6に挿入し型合わせした後、雌型 6の 空気孔 6 5からの真空吸引(滅圧吸引)を開始すると同時に、疑似雄型 5の通路 5 1から加圧する、もしくは、疑似雄型 5の通路 5 1からの吸引を止めることで、 ラベル Lは、疑似雄型 5から離れ、雌型 6のキヤビティー內面に転移し密着固定 される。

雌型 6は、図 1 0に示すように、キヤビティー内面に転移して当接したラベル Lの上端および下端に沿うようにキヤビティー内面に形成された環状の潸 6 6と、 ラベル Lの左右端に沿うようにキヤビティー內面に形成された縦溝(図示せず) と、キヤビティー内面に当接したラベル Lと環伏の潸 6 6との問の空問および、 ラベル Lと縦溝との間の空間を減圧にするための空気孔 6 5とを備えている。ま た、雌型 6は、内部に蒸気室 6 2を有しており、蒸気室 6 2に蒸気を導入するこ とで間接的に雌型 6を加熱することができる。さらに、原料を原料供給孔 6 1を 通して後述するキヤビティ一部 8に充填するための充填装置(図示せず)、蒸気 および冷却水の供給口 6 3、ドレイン排出口 6 4、成形品を発泡成形用雄型 7に 転移させるためのエアー供給口(図示されていない)を具備している。

環状の溝 6 6は、ラベル Lの上端(下端)から 0 . 1〜2 mmに対応する位置 に、より好ましくは 0 . 2〜0 . 5 mmに対応する位置に形成されており、 0 . 1〜1 mmの幅および深さを有している。また、縦溝は、ラベル Lの左右端から 0〜3 mmに対応する位置に形成されており、 0 . 1〜 1 mmの幅おょぴ深さを 有している。

ラベル Lを側面全周に設ける場合にはキヤビティー内面に密着固定した状態で、 ラベル Lの左右端をある程度重ねておいた方が好ましい。しかし、重ね代があま り多くなると、ラベル Lの無駄になる部分が多くなつて、不経済である。以上よ り、重ね代を 0〜 1 O mmに設定することが望ましい。

さらに、ラベル Lをよりズレなく正確に位置決めする場合には、以下の方法が 採用される。疑似雄型 5に卷き付けたラベル Lが時には図 1 1に示すようにズレ る場合があり、このようなズレを効果的に防止するものである。

ラベル Lが固定された擬似雄型 5と発泡成形用雌型 6とを型合せする直前に、 擬似雄型 6の吸引を止めて、さらに好ましくは大気開放弁 5 6を通じて滅圧した 空気室 5 3を瞬時に大気圧にもどし、擬似雄型 5によるラベル Lの吸引を止めた 状態で擬似雄型 5と発泡成形用雌型 6とを型合せすることで、上記したラベル L のズレを所定位置に矮正することができる。

すなわち、擬似雄型 5と発泡成形用雌型 6とを上下に配置し、下側に配された 擬似雄型 5を上方へ移動する構成とする場合には、型合せする直前に、擬似雄型 5からの吸引を止めて、さらに好ましくは前記の大気開放弁 5 6を通じて滅圧し た空気室 5 3を瞬時に大気圧にもどすことでラベル Lは自由になり、ラベル乙の 重みで自然にラベル Lは下方へ移動し、擬似雄型 5の下端の耳郎 5 9で支えられ て位置決めされる。また、ラベル Lの上端は、発泡成形用雌型 6の內面上部に当 たるので、ラベル Lの位置を燏正することができるものである。

なお、発泡成形用雌型 6の上方に擬似雄型 5が配置され、擬似雄型 5が上方か ら下方へ移動して挿入される構成の金型の場合であっても、両者を型合せする直 前に、擬似雄型 5の吸引を止めることによって、雌型 6のキヤビティの奥面を利 用してラベル Lのズレを燏正することができるものである。

このようにラベル Lのズレが矯正された伏態で発泡成形用雌型 6に擬似雄型 5 を挿入し、次いで空気室 5 3を加圧する。これにより、空気孔 5 2からの噴射空 気がラベル Lを発泡成形用雌型 6の内面に押圧し、ラベル Lは、擬似雄型 5から 離れ、発泡成形用雌型 6のキヤビティ内面に転移し密着固定される。

この方法によるラベル付き発泡樹脂容器の成形は、上記実施態様の場合と同様 に行うことができる。この実施態様では、ラベル Lの位置決めをより正確に行う ことができる。

さらに、ラベル Lをキヤビティ内面に密着させた状態を維持して、雌型 6から 疑似雄型 5を抜き取り、発泡成形用雄型 7を雌型 6に対し型締めする。これには、 例えば、ビーズ発泡成形用のブレス装置が使用される。プレス装置は、例えば図 1 2に示すように、上部の固定继 6 0と、ラム 7 5により上下に移動する下部の 移動盤 7 0からなつており、雌型 6は固定继 6 0に固定されており、発泡成形用 雄型 7は移動盤 7 0に固定されている。雌型 6と発泡成形用雄型 7の型締めを行 うと、これらの問に容器状のキヤビティー部 8が形成される。

究泡成形用雄型 7は、内部に蒸気室 7 1を有しており、蒸気および冷却水の供 給口 7 2、ドレイン排出口 7 3、排出エアー口(図示されていない)を具備して いる。さらに、図示されていないが、充填エアー弁、蒸気弁、キヤビティ一部 8 の直接加熱弁、ドレイン弁、冷却水弁、排出エアー弁等の各種の滅圧弁(レギュ レーター)、電磁弁と、それらを制御する制御盤を具備している。

発泡榭脂容器は、例えば、図 1 3に示すように、発泡剤を含有した直径 0 . 2 5 mmのポリスチレン樹脂粒子を原料として、これを嵩倍率で 1 2倍(直径 0 . 5 7 mm) に予備発泡した予備発泡粒子を、型内ビーズ発泡成形法により製造し た発泡倍率 1 2倍の発泡樹脂容器であって、上部が 0 9 6 mm, 底部が 0 6 8 m m、高さが 1 0 7 mm、胴部厚さが 2 mmになっている。

なお、発泡樹脂容器の原料となる発泡性熱可塑性樹脂を構成する樹脂としては、 ポリスチレン、ハイインパクトスチレン、スチレン一無水マレイン共重合体、ス チレンーァクリロ -トリル共重合体等のポリスチレン系榭脂や、ポリエチレン、 ポリプロピレン、エチレン一齚酸ビニール共重合体等のポリォレフィン系樹脂及 びこれらの榭脂の混合物等のように、発泡剤を含有でき、型内ビーズ発泡成形で きる樹脂であれば特に制限はない。

ラベル付き発泡樹脂容器の成形は、具体的には例えば、次のように実施される。 雌型 6の真空弁を開いて、空気孔 6 5を介してラベル Lと吸引溝 6 6との間の空 間を減圧にし、これにより、ラベル Lを雌型 6のキヤビティ一部の内面に密着固 定した状態で、疑似雄型 5を抜き取る。

雌型 6と発泡成形用雄型 7とを閉じ型締めし、充填エアー弁を開き、キヤビ ティー部 8に上記の予備発泡粒子を充填する。それから、雌型 6の蒸気室 6 2お よび発泡成形用雄型 7の蒸気室 7 1に蒸気を導入して加熟する。このとき、ドレ イン弁を開き、凝縮水を排出する。

次に、直接加熱弁を開き、キヤビティー部 8を直接加熱する。発泡粒子同士が 融着すると、冷却水弁を関き、全体を冷却する。冷却後、排出エアー弁を開き、 ラベル付き発泡榭脂容器 Cを発泡成形用雄型 7側に転移させ、排出させる。それ から、ラム 7 5によって、移動继 7 0を下げ、型開きを行い、ラベル付き発泡榭 脂容器 Cを取り出す。

なお、本実施例では、ラベル Lとして、褢面印刷が施された厚さが 3 0 /x mの ポリプロピレンと、このポリプロピレンの裹面印刷の上に形成され厚さが 3 0 μ mの接着暦である齚酸ビル 'エチレン共重合体とからなり、総厚さが 6 0 m であるフィルムを使用した。

また、本実施例によれば、少ない工程で効率よくラベル付き発泡樹脂容器を一 体成形することができ、さらに、容器におけるラベル Lの位置がズレることもな く、ラベル Lが容易に剥がれたりすることもない。しかも、細かい文字の表示、 瞎翻の変化をスムースに表現した鮮明な表示、多色重ね合わせ印刷等による表示 を印刷したラベル Lを表面に有する容器を容易に製造できる。さらにまた、ラベ ル Lと発泡樹脂容器との問に気泡がなく、ラベル Lにしわもできないので、美鼹 である。またラベル付の発泡樹脂容器としても図示したものに限定されず種々の 形状の異なる容器に対しても実施できる。

このように発泡榭脂容器とラベル Lとの接着面に印刷が施されたラベノレ Lを使 用した場合、印刷雇のインクが熱によって雌型 6に転写することもなく、転写に よる印刷不良を防ぐことができる。このようなラベル Lとしては、透明樹脂製 シートと、印刷層と、また、必要に応じてさらに接着層とから構成されるものな どが挙げられる。さらに、ラベル Lに紙ではなく樹脂を用いることにより、発泡 樹脂容器を成形する際、蒸気加熱を行っても吸湿されにくくなる。

ラベル Lとしてガスバリヤー性に優れた素材を使用して側面全体にラベル Lと —体成形された成形品は、特に防湿、ガス遮断効果に優れ、長期保管することが できる食品容器として好適に使用することができる。

ラベル Lは側面全体ではなく部分的に設けてもよい。例えば、ラベル Lの形状 を成形品の胴部の高さより短くした形状とすることもできる。このように成形品 の胴部の中央部のみに設けた場合には、ラーメン等の内容物の吸湿による成形品 の胴部膨れの防止ができ、また、成形品の胴部の上部のみに設けた場合には、成 形品の開口部強度の補強となり、より安価な成形品を得ることができる。

以上のように、本発明は、紙等の基材を使用しない腰強度の弱い榭脂等の薄い シートを使用して、しかも、いったん所定の简状に形成することなく、シートに 印刷されたラベル形状を打ち抜き、これをラベルとして発泡榭脂容器の所定位置 に一体化させてラベル付き発泡樹脂容器を製造できる方法及び製造装置を提供す るものである。したがって、所定位置にラベル形状が印刷されたシートを供給し、 このラベル形状を位置決めして打抜き、この位置を規定しながら成形するまでの 一連の工程を経て、ラベル付き発泡榭脂容器を容易に連続的に製造することがで きる。

本発明は、所定位 fiにラベル形状が印刷された連続したシートを供給し、ラベ ルを打ち抜く前にいつたん位置決めした後は、ラベルを打ち抜き、その位置でラ ベルをラベル受け台上に固定し、このラベル受け台と疑似雄型とを定位置に移動 する構成としたので、その後の位置決めは不要となる。したがって、容器側面外 周の所定位置にラベルを一体化した発泡榭脂容器を容易に、効率的に製造するこ とができる。また、一体化するラベルをいつたん简状に形成する工程は不要とな り、複雑な工程、特別な装置を必要とせず、装置をより簡素化することができる。 そして、ラベルを保持した擬似雄型を発泡成形用雌型に対して型合せする直前 に擬似雄型からの吸引を止め、擬似雄型と発泡成形用雌型との型合せによってラ ベルのズレを矯正する方法においては、擬似雄型に卷き付けた時に位置がズレて いても型合わせ時にはラベルを一時的に自由にさせることにより、型合わせの動 作を利用してズレを修正することができ、続く工程で擬似雄型の空気孔を介して ラベルに加圧して、ラベルを発泡成形用雌型のキヤビティ内面に転移させ密着固 定することにより上記雌型の所定位置に正確にセットすることができる。

得られたラベル付き発泡榭脂容器は、ラベルと発泡樹脂容器との問に気泡がな く、ラベルにしわもできない。さらに、ラベルは、発泡樹脂容器の表面から出つ 張らず、美魘であり、かつ、剥がれにくくなる。これにより、細かい文字の表示、 階調の変化をスムースに表現した鮮明な表示、多色重ね合わせ印刷等による表示 を印刷したラベルを有する容器を容易に製造することができる。