Processing

Please wait...

Settings

Settings

Goto Application

1. JP2004507841 - 仮想フィールド

Document

Description

Title of Invention 仮想フィールド US 09/650,224 20000829 US2001011671 20010409 WO2002019165 20020307 20030228 イーサネット  

Claims

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15    

Drawings

4   5   6   7    

Description

仮想フィールド

US 09/650,224 20000829 US2001011671 20010409 WO2002019165 20020307 20030228 イーサネット
[]
【0001】
(技術分野)
本発明は電子文書の表記及び変換のフィールドに関する。
【0002】
(背景技術)
特定の文書形態のフィールドは、複数の意味を持つことが可能である。特定の具象文書、即ち情報を伝達するデータを具備する文書においては、1つの必要な情報は、幾つかの予想される位置の1つに存在することができ、その1つの情報の位置は、該具象文書内の別の位置にある情報に依拠する。例えば、EDI850(すなわち注文書)において、「PO1」と呼ばれる「セグメント」(グループ)が表1に示される。PO1は、その中に「PO101」、「PO102」などと呼ばれる構成要素(すなわちフィールド)を有する。
表1
PO1
・PO101
・PO102
・...
・PO106
・PO107
・PO108
・PO109
・...
・PO124
・PO125
【0003】
PO1は表2に示されるように、各々が特定の「意味」を有する値を格納できる1組のデータ要素を内包する。
表2


【0004】
修飾子要素は、該修飾子要素に関連するデータ要素の意味を決定する修飾子コードを包含することができる。例えば、PO106が「UP」を包含する場合には、PO107は、UPCコードを保持する。PO110が「VP」を保持する場合には、PO111は、ベンダー品番を保持する。しかしながら、PO106、PO108、...PO124はいずれもいかなる修飾子の値をも保持することができる。
【0005】
従って、特定の事物を「意味」するデータは、PO106、PO108、...、PO124の値によって、PO107、PO109、...、PO125のいずれであってもよい。特定の意味を有する位置は、幾つかの位置のいずれにでも存在することができる。このことが文書変換を複雑にする。
【0006】
文書変換の現行の方法では、そのようなケースを処理するために、カスタマイズされたコードの記述が必要である。例えば、Vendor1が、Customer1の使用するマッピングツールを有する場合を想定すると、Customer1はDocument2に対してEDI850(表1参照)をマッピングする。Customer1は次のようなコードを記述する。
if (PO106 == ”UP”)

move PO107 to Document2. UPC_Code

else if (PO108 == ”UP”)

move PO109 to Document2. UPC_Code

else if (PO110 = = ”UP”)

move PO111 to Document2. UPC_Code

etc...
else if (PO120 = = ”UP”)

move PO125 to Document2. UPC_Code

【0007】
文書内の位置は、2つ以上の意味を有することが可能である。これは、従来のマッピング方法を自動化することが困難であることを意味する。それよりもむしろ、マッピングは手動で行われなければならず、マッピングの知識や規則を再利用することができない、カスタマイズされたコードを必要とする。
【0008】
従って、従来の方法には幾つかの欠点がある。マッピング及びマッピング規則は両方とも1回限りのものである。換言すれば、ユーザが文書変換の実行方法を定義する必要がある度に、同様のコードを記述してテストされなければならない。これによって、ソース文書から対象文書に変換する方法を定義するために要する時間が長くなる。
【0009】
更に、マッピング及びマッピング規則が、両方ともユーザ記述コードに依存することである。これにより、マッピングの保全性を自動的に認証することが困難になる。特別な意味を保持する可能性がある全ての文書の位置を知らなければならず、問題を処理するためのコードを記述するために十分な熟練を要するので、それはまたマッピングを定義しようと試みる人の能力レベルに対して最小限の制約を設ける。これは、マッピングにおける問題を解決するために、コード修正を必要とするようなメンテナンスの負担を強いることになる。
【0010】
マッピング及びマッピング規則は、変換言語に依存する。記述されてテストされるべきコードは、文書を変換するための基礎となる変換エンジンに依存する。このようにマッピング規則は、変換エンジンに依存するようになり、ある変換エンジンのために定義された変換は、マッピング作業を別の変換エンジン上で行うためには恐らく調整を必要とするようになる。1つの変換エンジンから別の変換エンジンにトランスフォームを移すことは困難である。
【0011】
ソースのマッピングと対象のマッピングとは、著しく異なるはずである。前述したケースを扱うためのコードは、文書がソース文書か対象文書かどうかによって異なる。例えばあるものが、AからBにマッピングされていた場合、BからAにマッピングするためには、マッピングのコードを別のロジックを使用して書き直す必要があるので、大規模な修正が必要である。
【0012】
従来のマッピングツールは、自動マッピングの基準と見かけ上類似のフィールド名又は文書構造を使用する。それらは仮想構造に対して自動マッピングできず、ユーザにコードを記述することを強制する。
【0013】
(発明の開示)
文書内のデータに関する意味を識別する段階と、この意味を有するデータの位置を自動的に捜し出す段階と、該意味に対して仮想フィールドを割り当てる段階と、該仮想フィールドを使用して文書を自動的にマッピングし変換する段階とを含む方法が開示される。
本発明は、添付図面によって限定されることなく、実施例の方法によって例証され、該図面では、同じ参照記号が同じ構成要素を表す。
【0014】
(発明を実施するための最良の形態)
仮想フィールドは、自動的にトランスフォームを生成するために使用することができる。仮想フィールドは、具象文書内において特定の意味を有するデータを、該意味が1組の位置のいずれにも存在することができる場合に、別の文書位置におけるデータで識別されるように、自動的に捜し出し、該意味に対して名前とフィールドとを割り当て、この新しいフィールドに関するマッピング及びマッピング規則を機能させる。
【0015】
図1は文書の一部のデータ構造を示す。グループ1は、その下にフィールドを有する。フィールドFieldx_q、Fieldy_q、及びFieldz_qは、修飾子値の事前定義セットからの値を保持する修飾子フィールドである。フィールドFieldx_d1、Fieldy_d1、及びFieldz_d1は、ソース文書と対象文書との間で移動されることになるデータ値を保持することができる関連データフィールドである。フィールドFieldx_d2、Fieldy_d2、及びFieldz_d2は、関連データフィールドの別の組である。また、グループ1は、他のフィールドも含むことができる。
【0016】
仮想フィールドの有効化と無効化
図2は、図1におけるデータフィールドの可能な意味を表す、2つの仮想フィールドを有するグループ1を記述するデータ構造である。仮想フィールドUPC_Codeは、その関連する修飾子フィールドがコード「UPC」を保持する、Fieldx_d1、Fieldy_d1、及びFieldz_d1におけるデータフィールドを表す。換言すれば、修飾子フィールドとデータフィールドは、修飾子フィールドが「UPC」を保持する場合に、その関連データフィールドがUPCコード値を保持するように、組になる。仮想フィールドはここでは、3つの修飾子データフィールドの組を有するものとして記述される。他の実施例において、仮想フィールドは少なくとも1つの修飾子とデータとの組を必要とし、4つ以上のデータの組を有することができる。
【0017】
この実施例において、UPC_CodeとVendor_Codeは、「有効化された」仮想フィールドであり、Vendor_Subcodeは、「無効化された」仮想フィールドである。有効化されたフィールドは、グループ1の下の文書中に現れる。任意の所定時間における文書構造は、特定のグループ下の特定の仮想フィールドを包含する場合もあり、包含しない場合もある。例えばユーザがGUIで操作することによって、仮想フィールドの有効化を要求した場合、仮想フィールドは、文書構造に追加される。仮想フィールドの無効化を要求した場合には、仮想フィールドは文書構造から削除される。
【0018】
仮想フィールドを定義するためのソースデータ
仮想フィールドの記述は、外部のデータソースに格納される。図3は、図2の仮想フィールドを生成するために必要な情報を含むデータ構造を示す。仮想フィールドを生成するために必要な情報は以下の通りである。
・Name(名前)−(任意)定義される場合、名前の最後に修飾子を追加し、仮想フィールドの名前として、この結果を使用する。名前が定義されない場合には、修飾子とデータフィールドの親(parent)であるグループの名前を捜し出し、修飾子を追加して、仮想フィールドの名前として、この結果を使用する。
・Group(グループ)−(任意)定義された場合、この名前を有するグループ下の仮想フィールドだけを有効化する。定義されない場合、特定の修飾子とデータフィールドを有する任意のグループ下の仮想フィールドを有効化する。
・Qualifier(修飾子)−(必須)修飾子コード
・Description(記述)−(任意)仮想フィールドの「意味」の記述。
・Field(フィールド)−(必須)修飾子とデータフィールド。それぞれのデータフィールドは、それ自身の修飾子フィールドを必要とする。
【0019】
仮想フィールド内の各データフィールドは、同じ構文特性及び表現特性を有する。すなわち、UPC_Codeを利用可能とするためには、Fieldx_d1、Fieldy_d1、及びFieldz_d1が、同じ最小長と最大長を有し、有効な場合には同じ形式の情報(日付、符号なし整数など)を格納しなければならない。
【0020】
自動的にトランスフォームを生成するためのソース文書における仮想フィールドの使用
ユーザは、メタデータに対してマッピング規則を適用して、ソース文書内の仮想フィールドから対象文書内の対応するフィールドにマッピングすることができる。ソース文書内の仮想フィールドは、他の全てのフィールドと同様に処理することができる。移動又は他のフィールドに適用されることができる他の任意のマッピング規則などの、どのような操作も仮想フィールドに対して適用される。
【0021】
トランスフォームとは、ある具象文書を別の文書に変換するために、変換エンジンによって使用されるコードである。トランスフォームは、ソース文書及び対象文書のメタデータに対して、マッピング規則を適用することによって生成される。仮想フィールドを含む、マッピング規則及びメタデータが定義された後、具象ソース文書のために定義された仮想フィールド上で、以下の処理を実行することになるトランスフォームが自動的に生成される。
「仮想フィールドの修飾子コードと同じ値を有する仮想フィールド内で、第1の修飾子フィールドを探索する。次に、指定されたどのマッピング規則に対しても、対応するデータフィールドからデータを渡す。」
【0022】
仮想フィールド内のどの修飾子フィールドも、指定された修飾子値に一致する値を有しない場合、マッピング規則にはデータは何も渡されないことになる。その意味では、ソース文書内の仮想フィールドは、条件付きフィールドであり、即ち修飾子フィールドが存在する場合に限って有効である。
【0023】
例えば図2において、ユーザがソース文書にUPC_Codeをマッピングした場合、トランスフォームは正しいグループを捜し出し、次に順番にFieldx_d1、Fieldy_d1、及びFieldz_d1を調べて、「UPC」値を保持する先頭を捜し出す。「UPC」を包含する修飾子フィールドに相当するFieldx_d1、Fieldy_d1、又はFieldz_d1のいずれかの値を使用するマッピング規則を停止し、継続する。
【0024】
デフォルト値対応などの簡単な拡張は、本発明の範囲内である点に留意されたい。例えば、図3で、一定の値が情報に追加されて、その結果、修飾子フィールドのいずれも修飾子値と一致しない場合には、仮想フィールドの値がデフォルト値と等しくなる。
【0025】
自動的にトランスフォームを生成するための対象文書における仮想フィールドの使用
ユーザは、メタデータに対してマッピング規則を適用して、ソース文書内の位置から、対象文書内の仮想フィールドにマッピングすることができる。対象文書内の仮想フィールドは、他の任意のフィールドと同様に処理されることができる。移動又は他のフィールドに適用されることができる他の任意の操作規則などの、どのような操作も仮想フィールドに対して適用される。
【0026】
トランスフォームとは、ある具象文書を別の文書に変換するために、変換エンジンによって使用されるコードである。トランスフォームは、ソース文書及び対象文書のメタデータに対して、マッピング規則を適用することによって生成される。仮想フィールドを含む、マッピング規則及びメタデータが定義された後、具象対象文書のために定義された仮想フィールド上で、以下の処理を実行するトランスフォームが自動的に生成される。
「仮想フィールド内で、値のセットを有したことがない第1の修飾子とデータフィールドの組を探索し、次に、修飾子コードを修飾子フィールドに入れて、データをデータフィールドに入れる。」
【0027】
例えば図2において、ユーザが、対象文書内でUPC_Codeに対してマッピングしたと仮定する。ソース文書が、UPCコードとして123456789を指定すると、トランスフォームは、適切なグループに対してこの値を対象の仮想フィールドに入れるために、次のステップを使用する。すなわち、
・Fieldx_qとFieldx_d1が両方とも空の場合、トランスフォームコードは、「UPC」をFieldx_qに入れ、123456789をFieldx_d1に入れる。
・そうでなければ、Fieldy_qとFieldy_d1が両方とも空の場合、「UPC」をFieldy_q2に、123456789をFieldy_d1に入れる。
・そうでなければ、Fieldz_qとFieldz_d1が両方とも空の場合、「UPC」をFieldz_qに、123456789をFieldz_d1に入れる。
【0028】
同様に、デフォルト値を供給するなどの簡単な拡張は可能であり、本発明の範囲内である点に留意されたい。
【0029】
ハードウエアの概要
本発明によれば、ホストコンピュータ・システムは、コンピュータ・ネットワーク又は通常の電話回線上でデータを送受信する。一実施形態によれば、本発明の別の態様と同様に、アクセス、ダウンロード、データ操作などのステップが、メモリ内に格納されている命令を実行するホストコンピュータの中央処理装置(CPU)によって実装される。メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶装置などの永続的記憶域、又はこれらの装置の任意の組合せである。命令シーケンスを実行することによって、CPUの本発明によるステップの実行が起こる。
【0030】
この命令は、記憶装置から、又はネットワーク接続を介した1つ又はそれ以上の別のコンピュータシステムから、ホストコンピュータのメモリにロードすることができる。例えば、サーバ・コンピュータは、ホストコンピュータによってネットワークを経由してサーバに送られたメッセージに呼応して、命令シーケンスをホストコンピュータに送ることができる。ホストコンピュータがネットワーク接続を経由して命令を受け取ると、ホストコンピュータは、この命令をメモリに格納する。ホストコンピュータは、ネットワーク接続を経由して命令が着いたときに、この命令を後で実行するためにメモリに格納するか、又は該命令を実行することができる。特定のケースにおいては、ダウンロードされた命令は、CPUによって直接サポートされることができる。他のケースにおいては、該命令がCPUによって直接実行可能では無く、代わって、命令を解釈するインタープリタによって実行されても良い。別の実施形態において、本発明を実装するための、ソフトウエア命令の代わりに、又はソフトウエア命令と組み合わせて、ハードウエア回路を使用することができる。従って、本発明は、ハードウエア回路及びソフトウエアのどのような特定の組合せにも、又ホストコンピュータによって実行される命令のためのどのような特定のソースにも限定されるものではない。
【0031】
図4は、ホストコンピュータ402が、ネットワーク410を経由してリモートコンピュータ404に接続されているシステム400を示す。また、ホストコンピュータ402とリモートコンピュータ404間のネットワークのインターフェースには、ホストコンピュータ及びクライアントコンピュータ間で送られるデータをバッファへ格納し、送信経路を決定する役目を果たす、ルータ406及び408のような1つ又はそれ以上のルータを含むことができる。ネットワーク410は、インターネット、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、又はそれらの任意の組合せである。リモートコンピュータ404は、データを「ウエブページ」の形態で格納し、これらのページをハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)ファイルとして、インターネット網410を経由して、ホストコンピュータ402に送る、ワールドワイドウエブ(WWW)サーバである。これらのファイルにアクセスするため、ホストコンピュータ402は、種々のインターネットサイト上で利用可能なウエブページへアクセスしリンクを提供するための単純なアプリケーションプログラムである、「ウエブブラウザ」を実行する。また、ホストコンピュータ402は、通常モデムである電話回線インターフェースを経由して、電話システム412と通信するように構成される。
【0032】
図5は、図4に示されたホストコンピュータ402のような、代表的なネットワークコンピュータのブロック図である。コンピュータシステム500は、バス501を介してランダム・アクセス・メモリ(RAM)504、読み出し専用メモリ(ROM)506、及び大容量記憶装置507に結合されたプロセッサ502を含む。大容量記憶装置507は、データ及び命令を格納するためのディスク・ドライブ又はテープ・ドライブとすることができる。また、表示出力を提供するためのディスプレー装置520は、バス501を介してプロセッサ502に結合されている。キーボード521は、プロセッサ502に対して情報を伝達し、コマンドを選択するためにバス501に結合されている。別の型式のユーザ入力装置は、カーソル制御ユニット522であり、このユニットは、ディスプレー520上のカーソルの動きを制御する方向コマンドを伝達するための、マウス又はトラックボールのような装置とすることができる。また、バス501を介してプロセッサ502に結合されているのは、コンピュータ500によって生成されるオーディオ信号を出力する、スピーカに接続するためのオーディオ出力ポート524である。
【0033】
更に、バス501を経由してプロセッサ502に結合されているのは、入出力(I/O)インターフェース525、及びコンピュータシステム500とネットワークとの間を物理的及び論理的に接続するためのネットワークインターフェース装置523である。ネットワークインターフェース装置523は、ネットワーク媒体上で通信するために、コンピュータ500上で実行される種々の通信アプリケーションによって使用され、イーサネットカード、ISDNカード、又は類似の装置とすることができる。
【0034】
モデム526は、コンピュータシステム500を電話回線にインターフェースし、コンピュータが生成したデジタルデータを、図4の電話システム412のような標準の電話回線上に送信することが可能なアナログ信号に変換する。本発明の実施形態において、モデム526は、電話線の壁ジャックに対する配線インターフェースを提供するが、しかしながら、モデム526はまた、携帯電話ネットワーク上で通信するための無線モデムとすることができる。図5のアーキテクチャは、図示の目的のためのみに提供されたものであって、本発明と共に使用されるホストコンピュータは、図示された特定のアーキテクチャに限定されるものでないことに留意されたい。
【0035】
図6は、2つの異なる文書のグループ及びフィールドの実施例、すなわちソース文書フォーマット610と、対象文書フォーマット620とを示す。この実施形態では、文書は注文書である。しかしながら、文書は、ある個人又は事業者が別の個人又は事業者に送りたい任意の情報を伝達することができる。ソースグループ615は、名前、住所、都市、説明、価格、数量、及び総額等のソースフィールドを含む。対象グループ625は、フィールド名、位置、情報、費用、数、及び金額等を含む。ソースグループと対象グループとのフォーマットは、構造的に異なるが、名前、金額、及び品物を出荷する場所などの類似点と共通する抽象概念を有する。従って、例えば「価格」と「費用」のように、グループ615と625の各フィールドの名前は異なるが、これらのフィールドに包含されるデータ617と627は同等である。
【0036】
ソースグループ615と対象グループ625内のフィールドに対応する仮想フィールドは、メタデータを使用して、これらの共通する抽象概念を取り込むために使用されることができる。例えば、ソース文書に関連するメタデータは、マッピングエンジンにより使用されて、1つ叉はそれ以上の仮想フィールドを定義することができる。仮想フィールドを定義するために使用される該メタデータは、図3のようなデータ構造から取得されることができる。仮想フィールドが定義された後、マッピングエンジンは、仮想フィールドを含む、ソースグループに関連するメタデータにマッピング規則を適用して、トランスフォームを自動的に生成することができる。次に該トランスフォームは変換エンジンに提供され、該変換エンジンは、トランスフォームを用いてソース文書を対象文書に変換する。
【0037】
マッピングエンジン650は、図6に示されるように変換マップを生成する。変換マップは、変換エンジン630によって使用されて、メッセージをソースフォーマットから対象フォーマットに転換又は変換する。この変換マップは、対象文書内にフィールドを追加するのに使用されるソース文書内のフィールドのメタデータレベルの記述である。
【0038】
図7は、仮想フィールドを使用して、トランスフォームを自動的に生成するための方法の実施形態を示す。第1の文書のための1つ又はそれ以上の仮想フィールドが、ステップ710で定義される。仮想フィールドは、図3のデータ構造内に包含されたメタデータを使用して定義される。1つ又はそれ以上のこれらの仮想フィールドが有効化され、その結果ステップ720で、有効化された仮想フィールドが第1の文書内に現れる。1つ又はそれ以上の仮想フィールドが無効化され、その結果ステップ730で、無効化された仮想フィールドが第1の文書内に現れることは無い。第1の文書内のフィールドから第2の文書内のフィールドへデータをマッピングするためのマッピング規則が、ステップ740で定義される。次に、第1及び第2の文書の有効化された仮想フィールドを含む、メタデータにマッピング規則を適用することによって、第1の文書から第2の文書に変換するためのトランスフォームが自動的に生成される。
【0039】
仮想フィールドを使用することによって、幾つかの利点がもたらされる。第1に仮想フィールドによって、ソース文書と対象文書との間でマッピングする、トランスフォームコードを自動的に生成することが可能になる。この自動的に生成されたコードにより、必要に応じて仮想フィールドが有効となる。すなわち、該コードは、有効になる可能性がある仮想フィールドが、該コードによって指定されたことを発見すると、仮想フィールドを有効にする。
【0040】
第2に、仮想フィールドを伴う場合、マッピングの間に単に仮想フィールドを識別するだけで十分なことが多い。ユーザは、仮想フィールドの一部であるソースフィールドのデータを捜し出すため、又はデータを対象の仮想フィールドの適切な部分の適切な位置に入れるために、コードを記述する必要がない。
【0041】
第3に、ユーザが特定の情報を仮想フィールドの第1の修飾子の組に入れる必要がある場合には、同じ修飾子ペアの組にマッピングする異なる仮想フィールドに対する別のマッピングが行われる前に、該仮想フィールドに対してマッピングを実行する変換エンジンが発生することを指定する必要があるだけである。或いは、ユーザはそれらの対象フィールドにデータを入れるために、コードを自分の手で書き込むことができる。
【0042】
第4に、コードを書き込むための能力を妥協して解決することが無い。この新しい手法は、従来の手法と共存することができる。第5に、変換コードは種々の変換エンジンのために正常に生成されることができる。
【0043】
第6に、文書AからBへのマッピングは、本発明が無い場合のマッピングよりも、BからAへのマッピングにはるかに近いものである。従って、BからAへのマッピングは、AからBへのマッピングの転換に近いものとして行われてきた。つまり、一方向のマッピングにより、別方向にマッピングするための殆どの情報が得られる。ユーザが、AからBへマッピングするためにコードを記述しなければならなかった場合には、そのような転換ははるかに多くの作業であったであろう。本発明によって、マッピングの転換ははるかに少ない作業になった。
【0044】
第7に、仮想フィールドに対する、又は仮想フィールドからのマッピングは、変換エンジンに依存する。変換エンジンの要求する方法でトランスフォームを書き出す際に、その変換エンジンに関して適切なコードが生成される。
【0045】
第8に、ユーザが記述するコードの複雑な解析を行う必要も無く、仮想フィールドに対する、又は仮想フィールドからのマッピングを認証することができ、殆どの場合はユーザがコードを記述する必要が無い。ユーザがコードを記述する必要があるマッピングはわずかであるので、マッピングの差をチェックするのがより容易である。
【0046】
第9に、マッピングの作業の大部分を行うのは、プログラマーではない。第10に、マッピングの中の仮想フィールドを処理するためのコードが、マッピングがエクスポートされる前にユーザによってコード化されるのでは無く、マッピングのエクスポート時に自動的に生成されることにより、マップはより変換エンジンに依存する。第11に、自動マッピングはよりヒット率が良好なので、マップの生成がより速い。
【0047】
第12に、ユーザがコードを記述する必要がないので、マップのバグはより少ない。従ってマッピングのデバッグがより速くできる。また、変換エンジンの特定のマッピング言語内にユーザが有しているコードはより少なく、またユーザ自身が保持すべきコードもより少ないので、メンテナンスの負担がより少ない。第13に、ユーザにとって製品化までの時間がより短い。第14に、本発明は仮想グループ及び自動マッピングと共に機能する。
【0048】
本発明のこれら及び他の実施形態は、これらの教示に従って実施されることができ、本発明の広範な技術的思想及び範囲から逸脱することなく、該教示によって種々の修正及び変更が可能であることは明白であろう。明細書及び図面は、従って限定的な意味ではなく、例証と見なされるべきであり、本発明は請求の範囲の観点によってのみ評価される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
文書のデータ構造の実施例である。
【図2】
文書のデータ構造の別の実施例である。
【図3】
仮想フィールドを生成するために使用されるデータ構造の実施例である。
【図4】
仮想フィールドを使用して文書を変換するネットワークの実施例である。
【図5】
仮想フィールドを使用して文書を変換するコンピュータシステムの実施例である。
【図6】
文書を変換するために仮想フィールドを使用する変換システムの実施例である。
【図7】
仮想フィールドを使用して自動的にトランスフォームを生成する方法の実施形態である。

Claims

[1]
文書内のデータの意味を識別する段階と、
前記意味を有するデータを自動的に捜し出す段階と、
前記意味に対して仮想フィールドを割り当てる段階と、
前記仮想フィールドを使用して文書を自動的にマッピングし、変換する段階と、を含む方法。
[2]
前記自動的にマッピングし、変換する段階が、前記仮想フィールドを有効化することを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
[3]
前記自動的にマッピングし、変換する段階が、前記仮想フィールドを定義することを更に含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
[4]
前記自動的にマッピングし、変換する段階が、仮想フィールドを使用して文書を転送するためのトランスフォームを自動的に生成する段階を更に含むことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
[5]
前記トランスフォームを自動的に生成する段階が、トランスフォームを定義する段階を更に含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
[6]
処理システムによって実行されたときに、該システムが、
文書内のデータの意味を識別する命令と、
前記意味を有するデータを自動的に捜し出す命令と、
前記意味に対して仮想フィールドを割り当てる命令と、
前記仮想フィールドを使用して文書を自動的にマッピングし、変換する命令と、
を有するコンピュータが読み取り可能な媒体。
[7]
前記システムが自動的にマッピングし、変換する前記実行命令が、前記仮想フィールドを有効化することを更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の媒体。
[8]
前記システムが自動的にマッピングし、変換する前記実行命令が、前記仮想フィールドを定義することを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の媒体。
[9]
前記実行命令により、更に前記システムが、前記仮想フィールドを使用して文書を転送するために、自動的にトランスフォームを生成することを特徴とする、請求項8に記載の媒体。
[10]
前記実行命令により、更に前記システムが前記トランスフォームを定義することを特徴とする、請求項9に記載の媒体。
[11]
文書内のデータの意味を識別する手段と、
前記意味を有するデータを自動的に捜し出す手段と、
前記意味に対して仮想フィールドを割り当てる手段と、
前記仮想フィールドを使用して文書を自動的にマッピングし、変換する手段と、を含む装置。
[12]
自動的にマッピングし、変換するための前記手段が、前記仮想フィールドを有効化するための手段を更に含むことを特徴とする、請求項11に記載の装置。
[13]
自動的にマッピングし、変換するための前記手段が、前記仮想フィールドを定義するための手段を更に含むことを特徴とする、請求項12に記載の装置。
[14]
自動的にマッピングし、変換するための前記手段が、前記仮想フィールドを使用して文書を転送するためのトランスフォームを自動的に生成する手段を更に含むことを特徴とする、請求項13に記載の装置。
[15]
トランスフォームを自動的に生成する前記手段が、前記トランスフォームを定義する手段を更に含むことを特徴とする、請求項14に記載の装置。

Drawings

[ Fig. 4]

[ Fig. 5]

[ Fig. 6]

[ Fig. 7]