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1. WO2006035483 - INTERLOCK DEVICE FOR ELEVATOR

Note: Text based on automatic Optical Character Recognition processes. Please use the PDF version for legal matters

[ JA ]
明 細書

エレベータのインターロック装置

技術分野

[0001] この発明は、かごが着床していないときに乗場側力も乗場ドアが開放されるのを防 止するためのエレベータのインターロック装置に関するものである。

背景技術

[0002] 従来のインターロック装置では、ハンガケースに掛け金が設けられ、ドアハンガにラ ツチが設けられている。そして、乗場ドアが全閉状態のときには、掛け金にラッチが係 合することにより、乗場ドアの戸開方向への移動が阻止される。また、ラッチによる機 械的な保持力を超えて、乗場ドアが無理に開放された場合、ラッチが掛け金から外 れたことが錠スィッチにより検出され、力ごの走行が禁止される(例えば、特許文献 1 参照)。

[0003] 特許文献 1 :特開平 3— 182493号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] 上記のような従来のインターロック装置では、オン'オフ動作力ラッチとの接触によつ て行われる機械式の錠スィッチが用いられているため、繰り返し操作されることにより 錠スィッチの寿命が短くなつてしまう。また、接点の溶着や接点不良に対するバックァ ップ対策として、強制剥離機構や 2接点方式等を採用する必要があり、構成が複雑 になるとともに高価になってしまう。

[0005] この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、長寿命化を図 ることができるとともに、構成を簡単にしてコストを低減することができるエレベータの インターロック装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006] この発明によるエレベータのインターロック装置は、乗場出入口に設けられた掛け 金、乗場ドアに設けられ、乗場ドアが全閉状態のときに掛け金に係合し乗場ドアの戸 開方向への移動を阻止するラッチ、及び磁場の変化を検出することにより、ラッチが 掛け金に係合する位置にあるかどうかをラッチに非接触で検出するための解錠検出 器を備えている。

図面の簡単な説明

[0007] [図 1]この発明の実施の形態 1によるエレベータの乗場ドア装置を示す背面図である

[図 2]図 1のインターロック装置を拡大して示す正面図である。

発明を実施するための最良の形態

[0008] 以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。

実施の形態 1.

図 1はこの発明の実施の形態 1によるエレベータの乗場ドア装置を示す背面図(昇 降路側から見た図)である。

図において、乗場出入口 1の上部には、ハンガケース 2が固定されている。ハンガ ケース 2は、昇降路内に臨んで昇降路壁に対して固定されている。ハンガケース 2に は、ドアレール 3が固定されている。ドアレール 3の長手方向は、乗場出入口 1の間口 方向(幅方向)と平行である。

[0009] ドアレール 3には、乗場出入口 1を開閉する第 1及び第 2の乗場ドア 4, 5が吊り下げ られている。各乗場ドア 4, 5は、乗場出入口 1を開閉するドアパネル 6と、ドアパネル 6の上部に固定されドアレール 3に沿って移動可能なドアハンガ 7と、ドアパネル 6の 下端部に取り付けられた複数の戸の脚 8とを有している。第 1の乗場ドア 4のドアハン ガ 7には、第 1のベルト接続部 9が設けられている。第 2の乗場ドア 5のドアハンガ 7に は、第 2のベルト接続部 10が設けられている。

[0010] ハンガケース 2の一端部には、第 1のプーリ 11が設けられている。ハンガケース 2の 他端部には、第 2のプーリ 12が設けられている。第 1のプーリ 11及び第 2のプーリ 12 には、伝達ベルト 13が巻き掛けられている。伝達ベルト 13の両端部は、第 1のベルト 接続部 9に接続されている。第 2のベルト接続部 10は、伝達ベルト 13の中間部に接 続されている。これにより、第 1の乗場ドア 4及び第 2の乗場ドア 5は、互いに連動して 開閉される。

[0011] また、第 1のベルト接続部 9には、接続ワイヤ 14を介してクローザ錘 15が接続され ている。接続ワイヤ 14は、第 2の乗場ドア 5のドアハンガ 7に設けられた転向プーリ 16 に巻き掛けられている。このため、クローザ錘 15に作用する重力は、第 1の乗場ドア 4 に対して戸閉方向へ作用する。即ち、乗場ドア 4, 5は、クローザ錘 15により戸閉方向 へ付勢されている。第 2の乗場ドア 4のドアパネル 6には、クローザ錘 15を覆うとともに 乗場ドア 4, 5の開閉に伴うクローザ錘 15の上下動を案内するガイドカバー 17が固定 されている。

[0012] 乗場出入口 1の下部 (床部)には、乗場敷居 18が固定されている。乗場敷居 18に は、戸の脚 8が挿入された敷居溝が設けられている。敷居溝は、乗場ドア 4, 5の開閉 方向に沿って設けられており、乗場ドア 4, 5の開閉時に乗場ドア 4, 5の下端部を案 内する。

[0013] ハンガケース 2、及び第 1の乗場ドア 4のドアハンガ 7には、かご(図示せず)が着床 していないときに乗場側力乗場ドア 4, 5が開放されるのを防止するためのインター ロック装置 20が設けられて!/、る。

[0014] 図 2は図 1のインターロック装置 20を拡大して示す正面図である。ハンガケース 2に は、断面 L字形の取付板 21が固定されている。取付板 21の下端部には、掛け金 22 が固定されている。掛け金 22の一端部には、フック部 22aが折り曲げ形成されている

[0015] ドアハンガ 7には、ラッチ 23が揺動可能に取り付けられている。ラッチ 23の先端部 には、係合部 23aが設けられている。乗場ドア 4, 5が全閉状態のとき、係合部 23aが フック部 22aに係合することにより、乗場ドア 4, 5の戸開方向への移動が阻止される。

[0016] ラッチ 23には、固定側インターロックローラ 24と可動側インターロックローラ 25とが 設けられている。固定側インターロックローラ 24は、ラッチ 23の摇動軸と同軸に配置 されている。可動側インターロックローラ 25は、ラッチ 23と一体に揺動可能になって いる。

[0017] 取付板 21には、ラッチ 23が掛け金 22に係合する位置にあるかどうかを検出するた めの解錠検出器 26が取り付けられている。解錠検出器 26は、磁場の変化を検出す ることにより、ラッチ 23が掛け金 22に係合する位置にあるかどうかをラッチ 23に非接 触で検出するための信号を出力する。

[0018] ラッチ 23には、磁石で構成された被検出部 23bが設けられている。また、解錠検出 器 26は、導電性材料力もなり被検出部 23bに対向する検出部 27を有している。そし て、解錠検出器 26は、検出部 27に電流が発生することにより磁場の変化を検出する 。即ち、解錠検出器 26は、ラッチ 23の被検出部 23bに磁極を持たせた回路を組む。

[0019] ハンガケース 2には、ハンガケース 2に対向するように全閉状態検出器としての光ス イッチ(光センサ) 28が取り付けられている。光スィッチ 28は、ハンガケース 2へ向け て検出光 28aを出射する。ドアハンガ 7には、遮蔽板 29が取り付けられている。遮蔽 板 29は、乗場ドア 4, 5か全閉状態のときに光スィッチ 28とハンガケース 2との間に位 置して検出光 28aを遮断する。即ち、光スィッチ 28は、乗場ドア 4, 5が全閉状態であ るかどうかを検出するための信号を出力する。

[0020] 解錠検出器 26及び光スィッチ 28からの信号は、制御部 30に入力される。制御部 3 0の設置場所は、特に限定されない。制御部 30は、解錠検出器 26及び光スィッチ 2 8からの信号に基づいてラッチ 23及び乗場ドア 4, 5の状態を判断し、かごの走行を 制御する。制御部 30は、力ごが着床していないときに乗場ドア 4, 5が無理に開放さ れたと判断すると、カゝごの走行を禁止する。

[0021] なお、ドアハンガ 7には、乗場ドア 4, 5の開閉時にドアレール 3に沿って転動する複 数のハンガローラ 31が設けられて!/、る。

[0022] 次に、動作について説明する。力ごが着床しかごドア(図示せず)が戸開動作する 際、かご側の係合装置により可動側インターロックローラ 25が押圧され、可動側イン ターロックローラ 25及びラッチ 23が揺動される。これにより、ラッチ 23と掛け金 22との 係合状態が解除され、乗場ドア 4, 5の戸開動作が可能となる。また、乗場ドア 4, 5が 戸閉動作すると、ラッチ 23は掛け金 22と係合する位置に戻される。

[0023] また、力ごが着床していないときに乗場ドア 4, 5が乗場側から無理に開放された場 合、ラッチ 23の掛け金 22との係合状態が解除されることにより、被検出部 23bの周囲 の磁場が変化する。解錠検出器 26は、この磁場の変化を検知し、解錠検出の信号 を出力する。

[0024] 解錠検出器 26からの信号は、制御部 30により監視されている。即ち、制御部 30は 、磁力の変化により変化する状態値 (例えば電流値)を読み取り、ラッチ 23が正規の

位置にある力否かを判断する。そして、ラッチ 23が正規の位置にないと判断された場 合、制御部 30では、光スィッチ 28からの信号に基づいて乗場ドア 4, 5が全閉状態で あるかどうかを判断する。そして、全閉状態でなければ、制御部 30は、乗場ドア 4, 5 が無理に開放されたと判断し、力ごの走行を禁止するための指令信号を出力する。

[0025] ラッチ 23が正規の位置にないと判断されたにも拘わらず、乗場ドア 4, 5が全閉状態 であった場合、制御部 30は、解錠検出が誤検出であつたと判断し、力ごの走行は許 可されたままとなる。このような誤検出の原因としては、例えば磁力を持つ異物が検 出部 27の近傍に落下した場合など、検出部 27への外乱が挙げられる。

[0026] このようなインターロック装置 20では、ラッチ 23の変位が解錠検出器 26により非接 触で検出されるため、繰り返しの検出による機械的な疲労がなぐ長寿命化を図るこ とができる。また、接点の溶着や接点不良に対するバックアップ対策も不要であり、構 成を簡単にしてコストを低減することができる。

[0027] さらに、従来の機械式の錠スィッチは、特殊環境 (腐食地域、塩害地域等)で使用 する場合に接点の材料変更が必要であつたが、非接触タイプの解錠検出器 26は特 殊環境でもそのまま使用することができ、材料変更によるコストの増加は防止される。

[0028] さらにまた、従来の機械式の錠スィッチは、接点のフォローアップ量の調整が必要 であり、工場又は現地での取付位置調整にかなりの手間が力かっていた力非接触 タイプの解錠検出器 26は、被検出部 23bと検出部 27との間に隙間があるため、取付 位置調整が容易である。即ち、被検出部 23bと検出部 27との間の隙間の管理は、接 点のフォローアップ量の調整よりも厳密さが求められない。

[0029] また、解錠検出器 26は、磁場の変化によりラッチの状態変化を検出するので、光セ ンサ等により検出するタイプと比べて、外乱の影響を受け難ぐ信頼性が高い。即ち、 光センサを用いた場合、昇降路内に浮遊する粉塵が発光部又は受光部に付着した り、検出光が粉塵により遮断されたりする恐れがあるが、磁場の変化を検出する解錠 検出器 26は粉塵による影響を受け難い。また、磁場の変化を引き起こすような異物 が検出部 27の周囲に落下する可能性は、通常の粉塵が付着する可能性に比べて 極めて低いと考えられる。さらに、被検出部 23bの磁石の磁力を上げ、判断基準とな る電流値を上げることにより、異物による誤検出を回避することも可能である。

[0030] さらに、上記の例では、解錠検出器 26からの信号と光スィッチ 28からの信号とを組 み合わせてラッチ 23の状態を判断するようにしたので、異物による誤検出をより確実 に回避することができる。

[0031] さらにまた、非接触タイプの解錠検出器 26からの検出信号によりラッチ 23の状態を 判断するので、ラッチ 23の動作をその直後に速やかに判断することができ、安全性 を向上させることができる。

[0032] なお、上記の例では、解錠検出器 26をノヽンガケース 2側に設けたが、ドアハンガ側

、即ち乗場ドア側に設けることも可能である。