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1. JP2007051110 - STICK-LIKE COSMETIC

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Description

Title of Invention スティック状化粧料 20110105 A61K 8/00−8/99 A61Q 1/00−99/00 特開平11−240819(JP,A) 特開2000−143443(JP,A) 2007051110 20070301 20080208 川島 明子

Technical Field

0001  

Background Art

0002   0003   0004   0005   0006  

Disclosure of Invention

Technical Problem

0007  

Technical Solution

0008  

Advantageous Effects

0009  

Best Mode for Carrying out the Invention

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020  

Mode for the Invention

0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050  

Brief Description of Drawings

0051  

Claims

1   2   3   4   5  

Drawings

1   2   3    

Description

スティック状化粧料

20110105 A61K 8/00−8/99 A61Q 1/00−99/00 patcit 1 : 特開平11−240819(JP,A)
patcit 2 : 特開2000−143443(JP,A)
2007051110 20070301 20080208 川島 明子

Technical Field

[0001]
本発明はスティック状化粧料に関し、更に詳しくは製造時の加熱工程における組成物の溶融状態での粉末の凝集を抑制し、且つ、色の出・つきを改良したスティック状化粧料に関する。

Background Art

[0002]
口紅等のスティック状化粧料は各種油分、ワックス、色材、保湿剤等で構成され、その使用時の特性として口唇又は肌に塗布する時なめらかにのびて塗り易いこと、色の出、つきが多いこと、化粧持ちがよいこと、うるおい感があること等が要求されてきたが、特に、基本である色の出やつきが良いことは重要な項目であり、より一層の改善が望まれていた。
[0003]
従来、このようなスティック状化粧料において、色の出やつきをよくする技術としては、以下のものがあげられる。単純に色材やパール剤の配合量を増やすことにより、色の出は向上するが、塗布時の油分によるつやがなくなり、またコストも高くなる。硬度を低くすることも有効な方法であるが、折れやすくなる場合があり、限度がある。また、マイカやタルク、硫酸バリウムのような体質顔料を配合することによっても、色の出、つきは良くなるが、ある程度以上の量が必要であり、やはりつやを損ないやすく、のびも重くなる傾向がある。体質顔料のひとつであるリン酸水素カルシウムは、少量で、つややのびを損なうことなく、且つコストも安く、色の出やつきを多くする効果に優れているが、充填する際に溶解すると、比重が重いため沈降しやすく高配合が難しかった。
特に近年口紅類では、唇へののび等の使用性を向上するため、シリコーン油が汎用されているが、シリコーン油を配合した口紅組成物は、炭化水素系油分を配合した口紅組成物よりも溶融粘度が低くなる傾向にあり、粉末の沈降はより顕著になり、製造上の問題点となっている。
この粉末沈降を抑制する為、付着性向上剤として球状セルロース粉末を口紅組成物に配合する技術があるが(特許文献1参照)、球状セルロース粉末のつき向上効果は、リン酸水素カルシウムよりもやや劣り、また高価であるため汎用性に欠ける。
[0004]
このように、配合することにより色の出・つきが増し、しかもつやを失わず、重い使用性にならず、加えて充填中、充填後に沈降しない粉末が望まれていた。特に低溶融粘度の化粧料中でも沈降しない製造性、色の出・つきの向上および汎用性に優れた粉末が望まれていた。
[0005]
一方、化粧料用顔料として近年板状ヒドロキシアパタイトが開発され、この板状ヒドロキシアパタイトは安全で、適度な隠蔽性を有すると共に、密着性や伸展性がよく自然な仕上がりが得られる化粧品を実現できるものであるとされている(特許文献2参照)。
[0006]
patcit 1 : 特開平1−143816号公報
patcit 2 : 特開平11−240819号公報

Disclosure of Invention

Technical Problem

[0007]
本発明者らはこうした現状に鑑み鋭意検討した結果、板状ヒドロキシアパタイトを口紅のようなスティック状化粧料に特定量配合すると、溶融粘度が低くても沈降しにくく、製造上問題がなくなると共に、スティック状化粧料として必要とされる諸特性をも兼備した優れたスティック状化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。

Technical Solution

[0008]
本発明は、レーザー回折法による平均粒子径が1〜100μm、長辺長さと厚みの比(長辺長さ/厚み)が2〜200である板状ヒドロキシアパタイトを0.1〜5.0質量%配合 し、
B型粘度計による80℃での溶融粘度が100mPa・s以下であることを特徴とするスティック状化粧料である。

Advantageous Effects

[0009]
本発明のスティック状化粧料は、つや、付着性及び使用性に優れ、しかも低溶融粘度のスティック状化粧料の充填中、充填後に粉末が沈降しないという利点をもつものである。

Best Mode for Carrying out the Invention

[0010]
以下に、本発明の最良の実施の形態について説明する。
本発明のスティック状化粧料に用いられる板状ヒドロキシアパタイトは、レーザー回折法による平均粒子径が1〜100μm、長辺長さと厚みの比(長辺長さ/厚み)が2〜200である。この板状ヒドロキシアパタイトを用いることで、溶融粘度が小さな油分を用いた場合でも製造時に溶解させた時の粉末沈降が抑制され、凝集や充填ポンプの詰まりなどの問題を回避することができる。
[0011]
ヒドロキシアパタイト(以下「HAP」と略記することがある)は、構造式が、Ca 10(PO 4) 6(OH) 2 またはCa 10-Z(HPO 4Z(PO 46-Z(OH) 2・nH 2Oで表されるもので、人間の骨や歯の主要構成物質であり、生体内に埋入された場合に生体との親和性が良く、自然骨との化学結合性も極めて良好であるので、人工骨や人工歯等の素材として用いられている。また蛋白質との親和性が良好であることを利用してクロマトグラフィー用のカラム充填材としても用いられている。
[0012]
本発明で用いられる板状ヒドロキシアパタイトは、レーザー回折法による平均粒径1〜100μmで、かつ長辺長さと厚みの比(長辺長さ/厚み、以下、アスペクト比と称する。)が2〜200である。平均粒径が1μm未満の場合は、色の出・つき向上効果に欠ける傾向にあリ、100μmを越える場合は、ざらつきを感じてしまう。またアスペクト比が2未満の場合も色の出・つき向上効果に欠ける。
また、「板状」とは、外観の全体形状の如何にかかわらず、平たいものであれば良く、板状構造には薄片状、薄板状、鱗片状、葉片状、雲母状、箔状等が含まれ、更に、板状面は、正方形、長方形、平行四辺形、楕円形、円形、不定形等を含み、またこの板状面の表面には凹凸が存在していても良い。
[0013]
本発明に用いられる板状ヒドロキシアパタイト粉末は、より好ましくは比表面積40m 2/g以上の鱗片状構造より得られる板状ヒドロキシアパタイト粉末である。これを用いることで、より高度な色の出向上効果が期待できる。
かかる板状表面鱗状のヒドロキシアパタイト粉末としては、例えば太平化学産業社製の板状HAP−SC(平均粒径:20〜30μm、比表面積:40〜80m 2/g、アスペクト比:2〜40)が挙げられる。
[0014]
本発明に用いられる板状ヒドロキシアパタイト粉末の配合量は、スティック状化粧料全量中、0.1〜5.0質量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜3.0質量%である。配合量が0.1質量%未満では色の出・つき向上効果に欠ける傾向にあり、5.0質量%を越えると油のつやが失われ、重く、きしみ感のある使用性になってくる。
[0015]
本発明のスティック状化粧料は、80℃におけるB型粘度計での溶融粘度は100mPa・s以下、特に80mPa・s以下であることが好ましい。ここで溶融粘度が100mPa・s以下を示すスティック状化粧料としては、常温で液体状をなす油分「液状油分」が全油分の50質量%以上、好ましくは70質量%以上配合されることが好ましい。
[0016]
液状油分として具体的には、スクワラン、流動パラフィン、ヒマシ油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマワリ油、アボカド油、ホホバ油、ヒマワリ油、サフラワー油、椿油、液状ラノリン、オクチルドデカノール、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、イソオクタン酸セチル、パルミチン酸イソオクチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグルコール、トリオレイン酸グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、テトラオクタン酸ペンタエリスリトール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ポリブテン、ポリイソブテンやメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン等のシリコーン油等が例示されるが、これらに限定されるものでない。これら液状油分は、1種または2種以上を用いることができる。
[0017]
液状油分の配合量は組成物全量中40質量%以上、特に50質量%以上であることが好ましい。特にこれら液状油分の中で、メチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油を1〜50質量%配合することが好ましい。シリコーン油を用いた場合には、容易に溶融粘度が100mPa・s以下を示すスティック状化粧料を得ることができる。
[0018]
本発明で用いられる油分としては、上記した液状油分以外にワックスを配合することができる。ワックスとしては、通常化粧料に配合されるものであれば、特に限定されず、例えば、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ビースワックス、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィン、モクロウ等が挙げられる。
[0019]
本発明のスティック状化粧料には上記の板状ヒドロキシアパタイト粉末の効果を損なわない範囲で、必要に応じ、水、保湿剤、界面活性剤、顔料、樹脂、粘土鉱物、酸化防止剤、防腐剤、紫外線防止剤、香料等を配合することができる。
[0020]
本発明のスティック状化粧料は、口紅、リップクリームなどの口唇用化粧料の他、アイシャドー、アイブロー、アイライナーなどの眉目化粧料、スティック状ファンデーション、保湿用化粧料なども可能である。
本発明においては、スティック状化粧料は乳化型の口唇用化粧料であることが特に好ましい。乳化型の口唇用化粧料の場合には製造時に粉末がより沈降しやすいという事情があり、本発明の利点がより活かせるものとなる。

Mode for the Invention

[0021]
次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。本発明はこれに限定されるものではない。配合量は質量%である。
[0022]
実施例1〜2、比較例1〜9
下記の表1に示した各処方成分中のA〜E部を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して口紅を得た。
この口紅を用いて、つき量および色の出、ざらつき、粉末の沈降を次の方法で評価した。その結果を併せて表1に示す。
[0023]
(1)つき量
口紅に100gの加重をかけ、幅30cmの紙の上で50往復させ、その付着量(mg)を測定した。またその結果をグラフにしたものを図1に示す。
[0024]
(2)色の出、ざらつきのなさ
スティック状化粧料の色の出、ざらつきのなさについて、女性パネル10名による使用テスト評価を行った。なお評価基準は次のように定めた。
(実用特性評価基準)
A:10名中8名以上が良好とした。
B:10名中6名以上、8名未満が良好とした。
C:10名中4名以上、6名未満が良好とした。
D:10名中3名以下が良好とした。
[0025]
(3)80℃、15分放置後の粉末の沈降
各スティック状化粧料の液状油分部(B部、80℃での溶融粘度10mPa・s)のみを取り出し、そこに各種つき向上剤(C部)を配合した時の沈降の比較を行った。各サンプルを攪拌後、80℃で15分間放置した時の状態を以下の評点により判定した。
A:沈降は認められない。
B:わずかに沈降が認められる。
C:沈降が認められる。
D:沈降が著しい。
[0026]
[Table 1]


[0027]
*1:太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC(平均粒径:20〜30μm、比表面積:40〜80m 2/g、アスペクト比:2〜40)
*2:太平化学産業株式会社製 球状HAP(平均粒径:18μm)
*3:太平化学産業株式会社製 HAP−100(平均粒径:11〜21μm、微細粒子凝集体)
*4:ジメチルポリシロキサンで表面を被覆したもの
[0028]
本実施例で用いた板状ヒドロキシアパタイトである太平化学産業株式会社製の板状HAP−SCの電子顕微鏡写真を図2に示す。図2(a)は倍率3000倍の電子顕微鏡写真、図2(b)は倍率30000倍の電子顕微鏡写真である。
また、従来のヒドロキシアパタイトである住友化学工業株式会社製のKC−アパタイト(微粒子状)の電子顕微鏡写真を図3に示す。図3(a)は倍率3000倍の電子顕微鏡写真、図3(b)は倍率30000倍の電子顕微鏡写真である。
[0029]
表1および図1からわかるように、粉末を配合していないスティック状口紅(比較例1)の付着性は低く、所謂“唇へのノリの悪い”口紅である。本発明のスティック状スティック状化粧料(実施例1、2)では付着性が良好であった。従来の微粒子球状ヒドロキシアパタイト配合のスティック口紅(比較例2)は付着性がやや向上するものの、実施例1ほどの効果は認められなかった。以上より、実施例1の上記の特徴は板状ヒドロキシアパタイト粉末の粒径と形状に起因していることがわかる。
[0030]
また、色の出、ざらつきのなさについては、板状ヒドロキシアパタイトを配合した実施例1,2が、色の出、ざらつきのなさとも良好であることがわかる。また同じヒドロキシアパタイトであっても、塊状のものでは、色の出はよいものの、ざらつきを感じてしまった。
[0031]
さらに、80℃、15分放置後の粉末の沈降については、本発明の板状ヒドロキシアパタイト(実施例1、2)および球状セルロース粉末(比較例8)では粉末の沈降が抑制されており、充填前後での問題はないと考えられる。市販のリン酸水素カルシウム(比較例4、5)では粉末の沈降が認められた。また市販のリン酸水素カルシウムにシリコーン処理を行った粉末(比較例6)では、比較例4の未処理品と比較すると沈降は抑制される傾向が見られたが、まだ多くの粉末が沈降しており、充填時の問題を解決するには至っていない。
[0032]
上記検討結果を総合的に勘案し、本発明の板状ヒドロキシアパタイトが、付着性、粉末の沈降抑制、および使用性に優れた粉末であることを見出した。
[0033]
以下に本発明の処方例をさらに挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例3 口紅
(1)ポリエチレン 1.0 質量%
(2)セレシン 12.0
(3)カルナバロウ 2.0
(4)トリ安息香酸ペンタエリスリチル 20.0
(5)ヒマシ油 15.0
(6)ヒマワリ油 2.0
(7)ジメチルポリシロキサン 10.0
(8)板状ヒドロキシアパタイト*1 3.0
(9)ベンガラ 1.0
(10)マイカ 10.0
(11)赤色202号 2.0
(12)ビタミンAパルミテート 適量
(13)トコフェロール 適量
(14)香料 適量
(15)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 残余
*1 太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0034]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して口紅を得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0035]
実施例4 口紅
(1)マイクロクリスタリンワックス 2.0 質量%
(2)セレシン 13.0
(3)ポリブテン 10.0
(4)液状ラノリン 2.0
(5)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 6.0
(6)リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
(7)ジイソステアリン酸グリセリル 10.0
(8)オキシステアリン酸イソステアリル 10.0
(9)メトキシケイ皮酸オクチル 5.0
(10)メチルフェニルポリシロキサン 5.0
(11)スクワラン 1.0
(12)板状ヒドロキシアパタイト*1 0.5
(13)硫酸バリウム 2.0
(14)ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
(15)赤色202号 1.0
(16)トコフェロール 適量
(17)香料 適量
(18)トリオクタン酸グリセリル 残余
*1 太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0036]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して口紅を得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0037]
実施例5 口紅
(1)ポリエチレン 1.0 質量%
(2)セレシン 12.0
(3)カルナバロウ 2.0
(4)スクワラン 10.0
(5)ヒマシ油 20.0
(6)トリイソステアリン酸グリセリル 10.0
(7)トリメチルペンタフェニルトリシロキサン 5.0
(8)酢酸トコフェロール 0.1
(9)板状ヒドロキシアパタイト*1 4.0
(10)赤色201号 1.3
(11)赤色202号 1.8
(12)カーミン被覆雲母チタン 1.0
(13)トコフェロール 適量
(14)香料 適量
(15)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 残余
*1 太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0038]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して口紅を得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0039]
実施例6 口紅
(1)カルナバロウ 1.0 質量%
(2)キャンデリラロウ 3.0
(3)合成ワックス 10.0
(4)合成イソパラフィン 10.0
(5)トリオクタン酸グリセリル 30.0
(6)リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
(7)メチルフェニルポリシロキサン 10.0
(8)オリーブ油 5.0
(9)レシチン 0.1
(10)板状ヒドロキシアパタイト*1 1.0
(11)球状セルロース末 1.0
(12)酸化チタン被覆ガラス末 2.5
(13)黄酸化鉄 0.8
(14)赤色202号 1.1
(15)二酸化チタン 2.0
(16)雲母チタン 1.0
(17)トコフェロール 適量
(18)香料 適量
(19)ジイソステアリン酸グリセリル 残余
*1 太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0040]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して口紅を得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0041]
実施例7 口紅
(1)ポリエチレンワックス 11.0 質量%
(2)セレシン 4.0
(3)ポリブテン 5.0
(4)トリイソステアリン酸グリセリル 10.0
(5)マカデミアナッツ油 15.0
(6)スクワラン 10.0
(7)板状ヒドロキシアパタイト*5 2.0
(8)リン酸水素カルシウム 0.5
(9)ベンガラ 2.1
(10)黒酸化鉄 0.1
(11)二酸化チタン 2.3
(12)青色1号 0.6
(13)トコフェロール 適量
(14)流動パラフィン 残余
*5太平化学産業株式会社製 板状HAP−300(板状結晶体、鱗状ではないもの)
[0042]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して口紅を得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0043]
実施例8 乳化口紅
乳化ベース;
(1)精製水 1.5 質量%
(2)エデト酸三ナトリウム 0.01
(3)グリセリン 0.2
(4)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 3.0
(5)ジメチコーンポリオール 0.5
(6)メチルフェニルポリシロキサン 10.0
油相;
(7)マイクロクリスタリンワックス 1.0 質量%
(8)セレシン 14.0
(9)トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 35.0
(10)水添ポリブテン 10.0
(11)メトキシケイヒ酸オクチル 5.0
(12)ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
(13)酢酸トコフェロール 0.1
(14)板状ヒドロキシアパタイト*1 2.0
(15)ベンガラ 2.0
(16)二酸化チタン 4.0
(17)トリオクタン酸トリメチロールプロパン 残余
*1太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0044]
(製法)
まず(4)〜(6)を加熱混合(油相部)し、(2),(3)を(1)に溶解(水相部)した後、これを70℃で前記油相部に添加分散して乳化ベースを得た。次に、(7)〜(16)を加熱し、溶解・混合して、前記乳化ベースを添加して十分撹拌混合し、口紅容器に充填し、5℃まで冷却して乳化口紅を得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0045]
実施例9 リップクリーム
(1)マイクロクリスタリンワックス 1.0 質量%
(2)セレシン 15.0
(3)キャンデリラロウ 2.0
(4)ワセリン 10.0
(5)ヒドロキシステアリン酸コレステリル 3.0
(6)スクワラン 10.0
(7)メチルフェニルポリシロキサン 10.0
(8)リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
(9)板状ヒドロキシアパタイト*1 1.0
(10)酢酸トコフェロール 0.2
(11)L−メントール 0.05
(12)トコフェロール 適量
(13)流動パラフィン 残余
*1太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0046]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、リップクリーム容器に充填し、5℃まで冷却してリップクリームを得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、安定性上の問題もなかった。
[0047]
実施例10 ファンデーション化粧料
(1)マイクロクリスタリンワックス 4.0 質量%
(2)ポリエチレン 2.0
(3)カルナバロウ 1.0
(4)ポリブテン 10.0
(5)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
(6)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)板状ヒドロキシアパタイト*1 1.5
(8)カオリン 5.0
(9)焼成セリサイト 10.0
(10)微粒子酸化チタン 3.0
(11)二酸化チタン 20.0
(12)ベンガラ 1.1
(13)黄酸化鉄 3.2
(14)黒酸化鉄 0.1
(15)トコフェロール 適量
(16)香料 適量
(17)スクワラン 残余
*1太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0048]
(製法)
この例に示した各処方成分を80℃に加熱し、攪拌・混合、脱泡した後、スティックファンデーション容器に充填し、5℃まで冷却してスティック状ファンデーションを得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。
[0049]
実施例11 アイシャドウ化粧料
(1)セレシン 11.0 質量%
(2)カルナバロウ 1.0
(3)トリオクタン酸グリセリル 10.0
(4)メチルフェニルポリシロキサン 5.0
(5)セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
(6)酸化チタン 3.0
(7)雲母チタン 15.0
(8)マイカ 20.0
(9)板状ヒドロキシアパタイト*1 2.0
(10)群青 2.0
(11)黒酸化鉄 1.0
(12)香料 適量
(13)ペンタエリスリトール・安息香酸エステル 残余
*1太平化学産業株式会社製 板状HAP−SC
[0050]
(製法)
この例に示した各処方成分を85℃に加熱し、攪拌混合、脱泡した後、スティック容器に充填し、5℃まで冷却してアイシャドウを得た。この化粧料は製造中の粉末の沈降はなく、色材凝集などの安定性上の問題もなかった。

Brief Description of Drawings

[0051]
[fig. 1] 本発明の実施例による口紅に100gの加重をかけ、幅30cmの紙の上で50往復させ、その付着量(mg)を測定した結果をグラフにしたものである。
[fig. 2] 板状ヒドロキシアパタイトである太平化学産業株式会社製の板状HAP−SCの電子顕微鏡写真である。
[fig. 3] 従来のヒドロキシアパタイトである住友化学工業株式会社製のKC−アパタイトの電子顕微鏡写真である。

Claims

[1]
レーザー回折法による平均粒子径が1〜100μm、長辺長さと厚みの比(長辺長さ/厚み)が2〜200である板状ヒドロキシアパタイトを0.1〜5.0質量%配合 し、
B型粘度計による80℃での溶融粘度が100mPa・s以下であることを特徴とするスティック状化粧料。
[2]
シリコーン油を1〜50質量%配合することを特徴とする請求項 に記載のスティック状化粧料。
[3]
板状ヒドロキシアパタイトの比表面積が40m 2/g以上であることを特徴とする請求項 1または2に記載のスティック状化粧料。
[4]
板状ヒドロキシアパタイトは、その表面が鱗片状の構造を有することを特徴とする請求項 1〜3のいずれかに記載のスティック状化粧料。
[5]
前記スティック状化粧料が乳化型の口唇用化粧料であることを特徴とする請求項 1〜4のいずれかに記載のスティック状化粧料。

Drawings

[ Fig. 1]

[ Fig. 2]

[ Fig. 3]