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1. JP1996011205 - LATERAL STRETCHING DEVICE OF BELTLIKE BODY

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Description

Title of Invention 帯状体の横延伸装置 20040728 7 B29C 55/08 実開昭57−016320(JP,U) 特開昭63−015727(JP,A) 実公昭58−016859(JP,Y1) 特開昭58−059031(JP,A) 特公昭36−021024(JP,B1) 1996011205 19960116 20010525 大島 祥吾  

Claims

1   2   3   4   5  

Drawings

1   2   3   4   5   6   7   8    

Description

帯状体の横延伸装置

20040728 7 B29C 55/08 patcit 1 : 実開昭57−016320(JP,U)
patcit 2 : 特開昭63−015727(JP,A)
patcit 3 : 実公昭58−016859(JP,Y1)
patcit 4 : 特開昭58−059031(JP,A)
patcit 5 : 特公昭36−021024(JP,B1)
1996011205 19960116 20010525 大島 祥吾
[]
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は延伸可能なフィルム・繊維材・網状体等の帯状体を横方向(幅方向)に延伸する横延伸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記種の帯状体を横方向に延伸する装置として最も広く採用されているのはテンターであるが、テンターは大型で広大な面積を占め、総じて非常に高価である。そこで小型で簡易な横延伸装置として、一対のプーリと一対のベルトを組み合せたものが提案されている。
【0003】
図7は特公昭57−30368号に示された平板状の帯状体を横延伸する装置を示している。この装置は、中心線1を隔てて左右対称に位置する同一形状寸法のプーリ2,2′が夫々同じ側で片持支持され、同一垂直平面内で矢印の如く互いに等速逆回転駆動され、左右1対のベルト3,3′が中心線1側から略垂直平行な経路を通って夫々プーリ2,2′の下側半円に半円周以下案内されてガイドプーリ5,6又は5′,6′を経て循環するように設けられている。
【0004】
そして、プーリ2,2′の外周からのベルト3,3′の離脱位置は、プーリ2,2′の軸心に対するガイドプーリ5,5′の取付位置により定め、ベルト3,3′の張力はガイドプーリ6,6′の上下により調整される。又プーリ2,2′の下側半円部は槽9内の加熱浴中に浸っている。
【0005】
そして、延伸すべき帯状体10を中心線1を中心として、ほぼ垂直平行に下降するベルト3,3′に沿って、プーリ2,2′の片持軸の反対面側から耳折ガイド11にて左右耳部を折曲げて該部がベルト3,3′とプーリ2,2′間に挟まれるように導入し、ベルト3,3′の張力により該部をプーリ2,2′の外周に押圧して滑りなく把持し、プーリ2,2′の回転に伴う末広がりの円弧軌道に沿って槽9内の加熱浴中に導入し、両耳間の帯状体10をベルト3,3′がプーリ2,2′から離脱するまで横延伸するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の横延伸装置では、帯状体の耳部を確実に把持するのは容易ではない。耳折ガイド11で左右の耳部を折り曲げて導入するようになっているが、現実には延伸される帯状体の不均質性、左右のベルトとプーリの把持する位置のごく僅かな差異や変動、押圧力の僅かな差、さらには、この様な帯状体を搬送する時に必ず生ずる多少の蛇行等を押え切れず、左右のどちらかが外れる現象が頻繁に生じ、安定した運転を行うことは困難であった。
【0007】
このため、実開昭57−16320号に開示される装置では、図8に示すように、延伸用のプーリ2,2′に帯状体10が導入される前に、該帯状体10の耳部をベルト3,3′に押圧する耳押えロール17,17′を設けている。しかし、この耳押えロール17,17′は、ベルト3,3′に対して傾斜することなく帯状体10をベルト3,3′に押し付けるようになっているため、把持の確実性は多少改善されるが、不安定性の根本的解決にはならず、またこの方法では、狭持力を大きくするために耳部の幅を相当広く取らねばならず、延伸されない耳部が大幅に増え、原料の歩留り及び経済性が悪化する。
【0008】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、帯状体の外れを効果的に防止できる横延伸装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、実質的に同一平面に配置され、又は向い合って末広がりに配置され、互いに逆方向に回転する一対のプーリと、これらプーリの各々に別々に掛け渡され一個以上の案内プーリを経て循環する一対のベルトとを具備し、これらプーリおよびベルトとによって帯状体の両側縁部を挟持して末広がりに搬送することにより前記帯状体を幅方向に延伸する帯状体の横延伸装置において、 前記帯状体の両側縁部が各々プーリとベルトとの間に挟持される前に 前記帯状体の両側縁部を各々ベルト の内側の角部に向けて押し付ける ように傾斜(φ)させた少なくとも一対の押付ロールを該ベルトに対し 前記帯状体の両縁部を前記プーリとベルトとの間に引き込むように傾斜(θ)させて設け 、ベルトのねじれの復元力により角部での押付力が大きくなるように構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
帯状体がベルトとプーリに把持される前に、その耳部を斜め外方に引張り、プーリとベルトに確実に把持されるまで耳部が外れようとする動きを制御する。また、押付ロールで帯状体の両側縁部をベルトの角部に押し付けることにより単位面積当りの押付力を大きくし、両側縁部の押付幅を狭くすると共に耳部の外れをさらに阻止する。さらに、これらの場合に、左右の押付ロールの押付力を常に等しくなるようにしている。
【0011】
【実施例】
図1中、符号22,22′は実質的に同一平面内に配置され、互いに逆方向に矢印の如く回転駆動される一対の延伸プーリを示している。これらプーリ22,22′のそれぞれの下側半周には一対の無端ベルト23,23′が掛渡され、これらベルト23,23′はさらにガイドプーリ25,26又は25′,26′に掛け渡されて循環するようになっている。また、プーリ22,22′の下半分は温浴槽29の温浴30に浸漬されている。
【0012】
ガイドプーリ26,26′は延伸プーリ22,22′のベルト巻付開始部の上方に設けられ、ガイドプーリ26,26′から延伸プーリ22,22′までのベルト23,23′相互の間隔は、延伸対象であるたとえば横方向の多数のスリットを有するスリットフィルム(帯状体)31の幅より狭くなっている。
また、ガイドプーリ26,26′の上方には延伸前のスリットフィルム31の搬送方向をガイドプーリ26,26′方向に変えるターンロール32が設けられ、延伸プーリ22,22′の側方には延伸後のスリットフィルム31を取り出すターンロール33が設けられている。
【0013】
ガイドプーリ26,26′とプーリ22,22′のベルト巻付開始部との間には該ベルト23,23′にスリットフィルム31のスリットの形成されていない耳部側縁部を押付ける2対の押付ロール34,34′及び35,35′が設けられている。
図2に示すように、第1の押付ロール34,34′は、第1の回転軸36,36′を介して第1の支持部材37,37′に支持されている。また、第2の押付ロール35,35′は、第2の回転軸38,38′を介して第2の支持部材39,39′に支持され、この第2の支持部材39,39′は回動軸40,40′に回動自在に支持されている。第2の支持部材39,39′の各回動端には引張ばね(押付力付与手段)41の両端がそれぞれ係止されていて、第2の押付ロール35,35′の押圧力が均等になるようになっている。なお、押圧力の調整は、ばねを異なる強さのものに取り替えるか、ボルトナット機構によりばねの強さを変えるようにしてもよい。
【0014】
さらに、ガイドプーリ26,26′、第1および第2の押付ロール34,34′および35,35′の配置によって、ベルト23,23′が、延伸プーリ22,22′に導入されるとき、進行方向に向けて末広がりの軌道となるように張設されている。
【0015】
また、図3に示すように、第1の支持部材37(37′)は固定具42(42′)を介して支持板43(43′)の上下方向ほぼ中央部に支持され、この支持板43(43′)の下端側には、回動軸40(40′)が取り付けられている。支持板43(43′)の上端部はガイドプーリ26(26′)の軸44(44′)に回動自在に支持されている。
【0016】
また、第1および第2の押付ロール34(34′),35(35′)の回転軸36(36′),38(38′)は、スリットフィルム31の耳部をベルト23(23′)の内周側(ベルト23(23′)とプーリ22(22′)との間に引き込むことができるように水平面に対しθ度傾けられている。さらに、図4に示すように押付ロール35(35′)の軸38(38′)は押付ロール35(35′)が帯状体31の耳部をベルト23(23′)の角部に向けて押付けるように、内側へφ度傾けられている。なお図示なき押付ロール34(34′)も同様に傾けられている。
【0017】
なお本実施例では、押付ロールは上下2対設けたが、下方の1対のみでも良く、また、押付ロールの表面には辷り止めのローレットを施しておいても良い。
【0018】
このように構成された本実施例の作用を次に説明する。
図1および図2においてスリットフィルム31が水平方向から導入され、ターンロール32で90度曲げられ下方に向けられる。次いでその耳部が第1および第2の押付ロール34,34′および35,35′で折り曲げられ、同時に図4の如くベルト23,23′に押し付けられ延伸用のプーリ22,22′とベルト23,23′に把持されるように送り込まれる。耳部を把持されたスリットフィルム31は、プーリ22,22′の回転に連れて末広がりに横延伸され、下端で反転してさらに延伸されながらベルト23,23′がプーリ22,22′から離れる点で開放される。
【0019】
この場合、押付ロール34,34′および35,35′は、その軸36,36′および38,38′がφおよびθの角度傾けて取付けられていることにより、押付ロール34,34′,35,35′とベルト23,23′とを噛み合いではなく、点ないし線接触させているため、押さえる力が大きく、しかも耳部を引き込む作用が働き、耳部の幅が狭くて済む。この場合、傾きφは、主に押える力(単位面積当たりの力)を大きくするためであり、傾きθは、主に耳部を引き込むためである。
【0020】
すなわち、押付ロール34,34′および35,35′を 垂直方向にθだけ傾けることにより、スリットフィルム31の耳部が押付ロール34,34′および35,35′によってベルト23,23′の反対側に向けて引っ張られるので、耳部がベルト23,23′から外れることがなく、耳部が延伸プーリ22,22′と23,23′とによって確実に挟持される。また、押付ロール34,34′および35,35′を 水平方向にφだけ傾けることにより、押付ロール34,34′および35,35′がベルト23,23′の角部に向けてスリットフィルム31を押し付ける。この場合、図4に示すように、ベルト23,23′はねじれ、押付ロール34,34′および35,35′がベルト23,23′の側面部に向けてスリットフィルム31を押し付けるようであるが、ベルト23,23′のねじれの復元力により角部での押付力が大きくなり、その結果、単位面積当りの押付力が大きくなり、耳部の挟持が確実に行われる。従って、延伸されない耳部の幅が狭くて済むので、原料の歩留まりを向上することができる。なおこの傾きはφ又はθの何れか一方でもスリットフィルム31のベルト23,23′からの外れに対してそれなりの効果は発揮される。
また、押付ロール35,35′の押付力が引張ばね41によって均等にされているため、耳部がベルト23,23′から非常に外れ難くなる。
【0021】
なお、押付ロール34,34′および35,35′の軸36,36′および38,38′の傾き角度θ及びφは延伸すべきスリットフィルム31の特性、スリットフィルム31と押付ロール34,34′および35,35′との摩擦係数、押付ロール34,34′および35,35′の押圧力、ベルト23,23′の緊張度、ライン速度等により最も安定した数値を取ればよい。ちなみに、一例としてスリットフィルム31が横スリット入り網目状140μm厚の高密度ポリエチレンフィルムで、ライン速度が40m/min で、押付ロール34,34′および35,35′がステンレス製で表面をローレット加工したものであるとき、θ=20度、φ=5度が良好であった。
【0022】
図5は、本発明の第2の実施例を示すものであり、前記実施例の引張ばねの代わりに、おもり(押付力付与手段)45が設けられている。すなわち、第2の支持部材39,39′の各回動端にはワイヤ46の両端がそれぞれ係止され、このワイヤ46の中央にはおもり45が吊り下げられている。これにより、第2の押付ロール35,35′の押付力が均等になるようになっている。
【0023】
図6は本発明の第3の実施例を示すものであり、第1の実施例と同一構成部分は図面に同一符号を付して説明を省略する。
本実施例では、ベルト47,47′がそれぞれガイドプーリ48,49,50,51又は48′,49′,50′,51′を介してプーリ47,47′の下側を循環するように配設され、また押付ロール52,52′が図示しない支持部材により横方向にスライド可能に支持され、エアシリンダー(押圧力付与手段)53,53′によりベルト47,47′に向けて付勢されるようになっている。
なお、エアシリンダー53,53′には共通の圧気供給系から圧気が供給されることにより、押付ロール52,52′の押付力が均等になるように構成されている。
【0024】
このように構成された第2、第3の実施例は、原理的には第1の実施例と同様であるので、その作用・効果も同様である。
なお、以上の第1〜第3の実施例において、延伸用のプーリ22,22′は同一平面ではなく 「ハ」の字状に角度を付けて配置 (向い合って末拡がりに配置)しても良い。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、帯状体の外れを効果的に防止できる横延伸装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す正面図である。
【図3】図2のZ矢視図である。
【図4】図3のIV−IV線における断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す正面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す正面図である。
【図7】従来の横延伸装置を示す斜視図である。
【図8】他の従来の横延伸装置を示す図である。
【符号の説明】
22,22′…延伸プーリ
23,23′,47,47′…ベルト
25,25′,26,26′,48,48′,49,49′,50,50′,51,51′…ガイドプーリ
29…温浴槽
31…スリットフィルム
32,33…ターンロール
34,34′,35,35′,52,52′…ガイドロール
36,36′,38,38′,44,44′…軸
37,37′,39,39′…支持部材
40,40′…回動軸
41…引張ばね
42,42′…固定具
43,43′…支持板
45…おもり
46…ワイヤ
53,53′…エアシリンダー

Claims

[1]
実質的に同一平面に配置され、又は向い合って末広がりに配置され、互いに逆方向に回転する一対のプーリと、これらプーリの各々に別々に掛け渡され一個以上の案内プーリを経て循環する一対のベルトとを具備し、これらプーリおよびベルトとによって帯状体の両側縁部を挟持して末広がりに搬送することにより前記帯状体を幅方向に延伸する帯状体の横延伸装置において、前記帯状体の両側縁部が各々プーリとベルトとの間に挟持される前に前記帯状体の両側縁部を各々ベルト の内側の角部に向けて押し付ける ように傾斜(φ)させた少なくとも一対の押付ロールを該ベルトに対し 前記帯状体の両縁部を前記プーリとベルトとの間に引き込むように傾斜(θ)させて設け 、ベルトのねじれの復元力により角部での押付力が大きくなるように構成したことを特徴とする帯状体の横延伸装置。
[2]
前記押付ロールは、前記帯状体の両側縁部を前記プーリとベルトとの間に引き込むように傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の帯状体の横延伸装置。
[3]
前記押付ロールは、前記帯状体の両側縁部を前記ベルトの角部に向けて押し付けるように傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の帯状体の横延伸装置。
[4]
前記一対の押付ロールを前記帯状体の幅方向に独立的に移動自在に支持する支持手段と、前記一対の押付ロールを対応するベルトに均等圧で押し付ける押付圧付与手段とを具備したことを特徴とする請求項1に記載の帯状体の横延伸装置。
[5]
前記一対のベルトは、前記一対のプーリに導入されるとき、進行方向に向けて末広がりの軌道となるように張設したことを特徴とする請求項1に記載の帯状体の横延伸装置。

Drawings

[ Fig. 1]

[ Fig. 2]

[ Fig. 3]

[ Fig. 4]

[ Fig. 5]

[ Fig. 6]

[ Fig. 7]

[ Fig. 8]