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1. WO2021059488 - INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING METHOD, INFORMATION PROCESSING PROGRAM, AND INFORMATION PROCESSING SYSTEM

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明 細 書

発明の名称 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

0004   0005   0006   0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079  

符号の説明

0080  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28   29   30   31  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム

技術分野

[0001]
 本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムに関する。

背景技術

[0002]
 特許文献1では、細胞のコロニーが撮像された画像に基づいて、コロニーの面積と、コロニーの面積を算出したコロニーに含まれる細胞の数とから、細胞の密度を算出する技術が開示されている。例えば、こうした技術を用いた解析結果は日々の解析によって膨大な量となるため、ユーザがそれらの解析結果を容易に視認できる技術が求められる。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 国際公開第2015/193951号

発明の概要

[0004]
 第1の態様に従えば、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得する取得部と、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示す制御部と、を備え、制御部は、解析結果における区間の設定を受信すると、設定された区間に対応する増減時間を表示画像に示す、情報処理装置が提供される。
[0005]
 第2の態様に従えば、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得することと、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示すことと、解析結果における区間の設定を受信すると、設定された区間に対応する増減時間を表示画像に示すことと、を含む情報処理方法が提供される。
[0006]
 第3の態様に従えば、コンピュータに、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得することと、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示すことと、解析結果における区間の設定を受信すると、設定された区間に対応する増減時間を表示画像に示すことと、を実行させる情報処理プログラムが提供される。
[0007]
 第4の態様に従えば、クラウドコンピューティングによりユーザ端末に表示画像を出力する情報処理システムであって、サーバを備え、サーバは、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得する取得部と、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを含む表示画像を生成する画像生成部と、ネットワークを介して、画像生成部が生成した表示画像をユーザ端末に出力する出力部と、を備え、画像生成部は、解析結果における区間の設定を受信すると、設定された前記区間に対応する増減時間を表示画像に示す、情報処理システムが提供される。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 第1実施形態に係る情報処理装置を含む解析システムの全体構成例を示す図。
[図2] 第1実施形態に係る情報処理装置に接続される培養システムの構成例を示す図。
[図3] 第1実施形態に係る情報処理装置に接続される培養システムの構成例を示すブロック図。
[図4] 第1実施形態に係る情報処理装置に接続される培養システムの制御ユニット回りの接続関係の例を説明する図。
[図5] 第1実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図。
[図6] 第1実施形態に係る記憶装置が記憶する情報例を示す図。
[図7] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図8] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図9] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図10] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図11] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図12] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図13] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図14] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図15] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図16] 第1実施形態に係るグループ登録における画面例を示す図。
[図17] 第1実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの例を示すフローチャート。
[図18] 第1実施形態に係る観察画像の表示切り替え処理の流れの例を示すフローチャート。
[図19] 第2実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図。
[図20] 第2実施形態に係る解析結果と倍加時間とを含む表示画像の例を示す図。
[図21] 第2実施形態に係る解析結果と倍加時間とを含む表示画像の例を示す図。
[図22] 第2実施形態に係る解析結果と倍加時間とを含む表示画像の例を示す図。
[図23] 第2実施形態に係る解析結果と倍加時間とを含む表示画像の例を示す図。
[図24] 第2実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの例を示すフローチャート。
[図25] 第2実施形態に係る区間の設定に応じた倍加時間を表示する処理の流れの例を示すフローチャート。
[図26] 第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図。
[図27] 第3実施形態に係る解析結果の正規化の例を説明する図。
[図28] 第3実施形態に係る解析結果の正規化を実施する操作の例を説明する図。
[図29] 第3実施形態に係る解析結果の正規化の解除を実施する操作の例を説明する図。
[図30] 第3実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの例を示すフローチャート。
[図31] 第4実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、実施形態について図面を参照して説明する。図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きく又は強調して表すなど適宜縮尺を変更して表現しており、実際の製品とは大きさ、形状が異なる場合がある。
[0010]
[第1実施形態]
 第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態に係る情報処理装置を含む解析システムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、解析システム1000は、培養システムBSと、情報処理装置100と、記憶装置110とを含む。培養システムBSは、培養装置8と、観察装置5とを含む。解析システム1000は、対象物(例えば、細胞、試料、標本等)を培養するとともに、培養の過程を観察(撮像)し、観察結果(例、撮像画像)を解析するシステムである。
[0011]
 培養システムBS、情報処理装置100、及び記憶装置110は、インターネット、LAN(Local Area Network)、及びWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続される。また、培養システムBS、情報処理装置100、及び記憶装置110は、インターネット、LAN、及びWAN等を組み合わせたネットワークを介して接続されてもよい。かかるネットワークは、有線通信によるネットワークに限らず、無線通信によるネットワークを含んでもよい。また、情報処理装置100が記憶装置110を備えた構成としてもよい。また、培養システムBSと記憶装置110とは、ネットワークを介して接続されてもよい。
[0012]
 図2は、第1実施形態に係る情報処理装置に接続される培養システムの構成例を示す図である。図3は、第1実施形態に係る情報処理装置に接続される培養システムの構成例を示すブロック図である。図4は、第1実施形態に係る情報処理装置に接続される培養システムの制御ユニット回りの接続関係の例を説明する図である。
[0013]
 培養システムBSは、大別して、筐体1の上部に設けられた培養室2と、複数の培養容器10を収容及び保持するストッカ3と、培養容器10内の対象物を観察(撮像)する観察装置5と、培養容器10を搬送する搬送ユニット(搬送装置)4とを有する。加えて、培養システムBSは、システムの作動を制御する制御ユニット(制御装置)6と、表示装置を備える操作盤7とを有する。なお、培養室2、ストッカ3、及び搬送ユニット4等は、培養装置8に相当する。
[0014]
 培養室2は、顕微鏡観察における細胞等の観察対象物の培養環境を形成するチャンバである。培養室2には、温度調整装置21と、加湿器22と、ガス供給装置23と、循環ファン24と、環境センサ25とが設けられる。温度調整装置21は、環境センサ25と連携し、培養室2内の温度を所定の設定温度に調整する。加湿器22は、環境センサ25と連携し、培養室2内の湿度を所定の設定湿度に調整する。ガス供給装置23は、環境センサ25と連携し、CO ガス、N ガス、及びO ガス等を供給する。循環ファン24は、環境センサ25と連携し、培養室2内の気体(空気)を循環させ、温度調整するファンである。環境センサ25は、培養室2の温度、湿度、二酸化炭素濃度、窒素濃度、及び酸素濃度等を検出する。
[0015]
 ストッカ3は、前後、及び上下に仕切られた棚状にて形成される。各棚には、例えば、固有の番地が設定される。培養容器10は、培養する対象物の種別や目的等に応じて適宜選択される。培養容器10は、例えば、ウェルプレート、フラスコ、又はディッシュタイプ等の培養容器でよい。本実施形態では、ウェルプレートを利用する場合を例に挙げる。培養容器10には、対象物が液体培地(培養液)とともに注入され、保持される。培養容器10のそれぞれには、例えば、コード番号が付与される。培養容器10は、付与されたコード番号に応じて、ストッカ3の指定番地に対応付けて収容される。搬送ユニット4は、培養室2の内部に設けられた、上下移動可能なZステージ41と、前後移動可能なYステージ42と、左右移動可能なXステージ43とを有する。支持アーム45は、Xステージ43の先端側において、培養容器10を持ち上げ、支持する。
[0016]
 観察装置5は、第1照明部51と、第2照明部52と、第3照明部53と、マクロ観察系54と、顕微観察系55と、制御ユニット6とを有する。第1照明部51は、試料台15の下側から対象物を照明する。第2照明部52は、顕微観察系55の光軸に沿って、試料台15の上方から対象物を照明する。第3照明部53は、顕微観察系55の光軸に沿って、試料台15の下方から対象物を照明する。マクロ観察系54は、対象物のマクロ観察を実施する。顕微観察系55は、対象物のミクロ観察を実施する。試料台15には、顕微観察系55の観察領域において、ガラス等の透明な窓部16が設けられる。
[0017]
 マクロ観察系54は、観察光学系54aと、観察光学系54aにより結像された対象物の像を撮影するCCDカメラ等の撮像装置54cとを有する。マクロ観察系54は、第1照明部51によりバックライト照明された培養容器10の上方からの全体観察画像を取得する。顕微観察系55は、対物レンズ、中間変倍レンズ、及び蛍光フィルタ等を含む観察光学系55aと、観察光学系55aにより結像された対象物の像を撮影する冷却CCDカメラ等の撮像装置55cとを有する。対物レンズ、及び中間変倍レンズは、それぞれが複数設けられてもよい。対物レンズ、及び中間変倍レンズについては、レンズの組み合わせを変化させることで、任意の観察倍率に設定可能に構成される。顕微観察系55は、第2照明部52が照明した対象物の透過像と、第3照明部53が照明した対象物の反射像と、第3照明部53が照明した対象物の蛍光像とを取得する。つまり、顕微観察系55は、培養容器10内の対象物を顕微鏡観察した顕微観察画像を取得する。
[0018]
 制御ユニット6は、マクロ観察系54の撮像装置54c、及び顕微観察系55の撮像装置55cから入力された信号を処理し、全体観察画像、及び顕微観察画像等の画像を生成する。また、制御ユニット6は、全体観察画像、及び顕微観察画像に画像解析を施し、タイムラプス画像を生成する。制御ユニット6は、生成した画像を情報処理装置100に出力し、記憶装置110に格納させる。
[0019]
 制御ユニット6は、CPU(Central Processing Unit)(プロセッサ)61と、ROM(Read Only Memory)62と、RAM(Random Access Memory)63とを有する。CPU61は、制御ユニット6を統括し、制御ユニット6において各種の処理を実行する。ROM62は、培養システムBSに関する制御プログラム、及び制御データ等を記憶する。RAM63は、ハードディスクやDVD(Digital Versatile Disc)等の補助記憶装置を含み、観察条件や画像データ等を一時記憶する。制御ユニット6には、培養室2、搬送ユニット4、観察装置5、及び操作盤7等の各構成機器が接続される(図3参照)。
[0020]
 RAM63は、例えば、観察プログラムに応じた培養室2の環境条件、及び観察スケジュール、観察装置5における観察種別、観察位置、及び観察倍率等を記憶する。また、RAM63は、観察装置5が撮影した画像データを記憶する記憶領域を含み、該画像データと、培養容器10のコード番号や撮影日時等を含むインデックスデータとを対応付けて記憶する。操作盤7は、操作パネル(操作部、入力部)71と、表示パネル72とを有する。操作パネル71は、キーボード、マウス、及びスイッチ等の入出力機器(操作部、入力部)を含む。ユーザは、操作パネル71を操作し、観察プログラムの設定、条件の選択、及び動作指令等を入力する。通信部65は、有線又は無線の通信規格に準拠して構成され、観察装置5、培養システムBS、又は制御ユニット6に接続される外部の機器(例、サーバ、ユーザのクライアント端末等)との間でデータを送受信する。RAM63が記憶する各種の情報は、情報処理装置100を介して、適宜、記憶装置110に格納され得る。
[0021]
 図5は、第1実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、情報処理装置100は、通信部131と、取得部132と、表示制御部133と、演算部134と、登録部135とを有する。また、情報処理装置100には、入力部121と、表示部122とが接続される。
[0022]
 入力部121は、情報処理装置100のユーザによる各種操作を受け付け、ユーザ操作に応じた制御信号を出力する。入力部121は、例えば、マウス、及びキーボード等で構成される。表示部122は、入力部121に対するユーザ操作に応じた各種情報(画像を含む情報)を表示出力する。表示部122は、例えば、ディスプレイ等で構成される。なお、入力部121と表示部122とは、一体的に構成されてもよい。すなわち、入力部121と表示部122とは、表示部122に表示される各種情報に対して直接的に入力操作を実施するタッチパネルを有する携帯型端末(例、タブレット端末)等で構成されてもよい。
[0023]
 通信部131は、ネットワークを介して、培養システムBS、及び記憶装置110と通信し、各種情報を送受信する。通信部131は、例えば、ネットワークを介して、観察条件及び観察結果に関する情報を培養システムBSから受信する。また、通信部131は、例えば、ネットワークを介して、観察条件及び観察結果に関する情報を記憶装置110との間で送受信する。
[0024]
 取得部132は、複数の収容部を有する容器に収容された複数の対象物を所定の観察条件において撮像して得られた観察結果を取得する。例えば、取得部132は、ネットワーク又は通信部131を介して、記憶装置110が記憶する培養システムBSにおける種々の観察結果に関する情報を、記憶装置110から適宜取得する。また、取得部132は、観察結果に関する情報だけではなく、観察条件に関する情報についても記憶装置110から適宜取得することができる。
[0025]
 図6は、第1実施形態に係る記憶装置が記憶する情報例を示す図である。図6に示すように、記憶装置110は、データ項目として、実験番号、実験名、実験責任者、実験担当者、観察開始日時、観察終了日時、顕微鏡名、倍率、容器製品、容器種別、判定結果、ステータス、アプリ番号、及びアプリ名を含む。実験番号は、実験毎に一意に割り当てられる識別番号を示す情報である。実験番号には、例えば、「Exp00001」等の情報が記憶される。実験名は、実験の名称を示す情報である。実験名には、例えば、「BS-T00001」等の情報が記憶される。実験責任者は、実験の責任者の氏名を示す情報である。実験責任者には、例えば、「責任者A」等の情報が記憶される。実験担当者は、実験の担当者の氏名を示す情報である。実験担当者には、例えば、「担当E」等の情報が記憶される。なお、実験番号、実験名、実験責任者、及び実験担当者のデータ項目は、単にそれぞれ、番号、名称、責任者、及び担当者のデータ項目としてもよい。例えば、実験工程に限らず、培養工程に利用される場合は、培養番号、培養名、培養責任者、及び培養担当者のデータ項目であってもよい。
[0026]
 観察開始日時は、観察を開始した日時を示す情報である。観察開始日時には、例えば、「2019/08/25 09:00:00」等の情報が記憶される。観察終了日時は、観察を終了した日時を示す情報である。観察終了日時には、例えば、「2019/08/26 15:15:25」等の情報が記憶される。顕微鏡名は、観察で利用した顕微鏡の名称を示す情報である。顕微鏡名には、例えば、「顕微鏡H」等の情報が記憶される。倍率は、観察のときに設定した顕微鏡の倍率を示す情報である。倍率には、例えば、「8x」等の情報が記憶される。容器製品は、対象物を収容する収容部(例えば、ウェル、ディッシュ等)を複数有する容器(例えば、ウェルプレート等)のメーカ名を示す情報である。容器製品には、例えば、「製品タイプK」等の情報が記憶される。
[0027]
 容器種別は、対象物を収容する収容部(例えば、ウェル等)を複数有する容器(例えば、ウェルプレート等)の種別を示す情報である。容器種別には、例えば、「6WP(Well Plate)」等の情報が記憶される。判定結果は、実験に対するユーザの判定を示す情報である。判定結果には、例えば、「OK」又は「NG」等の情報が記憶される。ステータスは、観察結果の解析の進捗を示す情報である。ステータスには、例えば、「完了」又は「60%」等の情報が記憶される。アプリ番号は、観察結果の解析で利用されるアプリケーションパッケージ毎に一意に割り当てられる識別番号を示す情報である。アプリ番号には、例えば、「App.00001」等の情報が記憶される。アプリ名は、アプリケーションパッケージの名称を示す情報である。アプリ名には、例えば、「AppX」等の情報が記憶される。なお、アプリケーションパッケージとしては、例えば、画像解析のアプリ、対象物の面積を算出するアプリ、対象物の数を算出するアプリ等が存在する。
[0028]
 また、記憶装置110は、上記の情報のほかにも、実験番号及びコード番号等に対応付けて、対象物がそれぞれ収容される複数の収容部の観察画像を記憶する。観察画像は、例えば、上述した全体観察画像や顕微観察画像に相当する。従って、取得部132は、観察画像についても記憶装置110から適宜取得することができる。また、記憶装置110は、後述するグループ情報についても記憶する。
[0029]
 図5の説明に戻る。表示制御部133は、表示部122に表示する表示画像を生成し、生成した表示画像を表示部122に表示する。表示制御部133は、表示部122に表示する種々の表示画像を生成し、生成した表示画像を表示部122に表示するが、本実施形態では主に、後述する登録部135で実行されるグループの登録に関わる表示画像を生成する。また、表示制御部133は、表示画像の生成に関して、演算を要する情報については演算部134から取得する。すなわち、演算部134は、観察結果に基づく演算を実行する。換言すると、表示制御部133は、観察条件及び観察結果等の生データについては記憶装置110から取得し、観察結果をもとにした演算処理結果の情報については演算部134から取得する。本実施形態に係る表示制御部133による処理の詳細については後述する。
[0030]
 登録部135は、観察条件又は観察結果から得られる分類基準と、観察結果とに基づいて、2以上の収容部を同一のグループとして登録する。分類基準は、例えば、収容部に投入する培養液の種類及び量を含む観察条件の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、収容部に投入する培養液に含まれる血清の種類、濃度及び量を含む観察条件の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、収容部に投入する薬剤の種類、濃度、暴露期間、及び暴露タイミングを含む観察条件の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、収容部に投入する対象物の種類及び数を含む観察条件の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、顕微鏡名、倍率、容器が配置された空間(例えば、培養室2)における温度設定、湿度設定、雰囲気の供給設定、及び光の出力設定を含む観察条件の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、対象物の数、数の経時変化、数の倍加時間、移動量、及び形態変化を含む観察結果の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、対象物の専有面積、及び対象物の周囲長を含む観察結果の少なくとも1つである。分類基準は、例えば、観察結果(画像)の解析後の輝度値を用いてもよい。例えば、画像の解析後の輝度値を用いる場合は、コロニーの細胞密度(粗密)に対して輝度値の平均値を「5」等とし、平均値を基準値とした場合、基準値以上と基準値未満とで分類することができる。すなわち、登録部135は、上述した分類基準の1つ、又は分類基準の組み合わせと、観察結果とが、同一となった(類似する、関連する)2以上の収容部を同一のグループとして登録する。登録部135は、グループ情報について、記憶装置110に格納する。また、例えば、分類基準は、後述するグループ登録やグループ表示に用いる特徴又は指標を含む。
[0031]
 グループ登録で利用される情報には、観察結果の1つである収容部を撮像した観察画像が含まれてもよい。すなわち、登録部135は、観察の任意の過程(期間)において、観察画像が同一となった(類似する、関連する)2以上の収容部を同一のグループとして登録する。また、グループ登録で利用される情報には、観察結果を視覚的に表現した情報が含まれてもよい。すなわち、登録部135は、観察結果をグラフ化した情報に基づいて、グラフ化した情報が同一となった(類似する、関連する)2以上の収容部を同一のグループとして登録する。
[0032]
 なお、グループ登録に関しては、観察結果を利用せずに実施することができる。登録部135は、例えば、任意のタイミングで、観察結果を利用せずにグループ登録を実行する。任意のタイミングは、例えば、観察前、観察中、及び/又は観察後である。一例として、観察結果を利用しないグループ登録は、観察前に(観察条件に関する分類基準が設定されたタイミングで)行うことができる。すなわち、登録部135は、観察条件に関する分類基準に基づいて、2以上の収容部を同一のグループとして登録してもよい。観察条件に関する分類基準は、ユーザによって予め決定されればよい。
[0033]
 図7から図16は、第1実施形態に係る分類基準を用いたグループ登録における画面例を示す図である。また、図7から図16の説明において、適宜、表示制御部133、演算部134、及び登録部135における処理を説明する。図7に示すように、表示制御部133は、観察結果の検索画面を示す表示画像を表示部122に表示する。観察結果の検索画面には、キーワード検索を行うテキスト入力部KSaと、予め決定された検索条件の中から選択することにより検索を行う条件検索部FSa、FSb、FSc、FSdと、検索を実行する検索ボタンSBとが含まれる。条件検索部FSaは、例えば、実験担当者の氏名を選択するプルダウンである。条件検索部FSbは、例えば、ステータスを選択するプルダウンである。条件検索部FScは、例えば、観察開始日と観察終了日とを選択するプルダウンである。条件検索部FSdは、例えば、アプリケーション名を選択するプルダウンである。なお、条件検索部FSa、FSb、FSc、FSdは、テキスト入力により実現してもよい。また、検索条件は、上記に限られない。
[0034]
 ユーザは、入力部121を操作し、テキスト入力部KSaに対するテキスト入力、条件検索部FSa、FSb、FSc、FSdを用いた選択を行い、検索ボタンSBを押下する。又は、ユーザは、入力部121を操作し、テキスト入力や条件検索の選択を行わずに、検索ボタンSBを押下する。検索ボタンSBの押下に応じて、表示制御部133は、検索条件に該当する情報を記憶装置110から取得し、検索結果SRを示す表示画像を表示部122に表示する。つまり、表示制御部133は、検索条件に基づく観察結果の一覧、又は全ての観察結果の一覧を示す表示画像を表示部122に表示する。検索結果SRには、例えば、実験名、実験責任者、実験担当者、観察開始日時、観察終了日時、顕微鏡名、倍率、容器製品、容器種別、アプリ名、判定、及びステータスのデータ項目に対する情報が含まれる。なお、検索結果SRのデータ項目は、上記に限られない。また、検索結果SRは、データ項目の指示等によりソートすることができる。ユーザは、観察結果の確認のために、検索結果SRの中から選択する(指定する)操作を行う。
[0035]
 次に、図8に示すように、表示制御部133は、検索結果SRの中から選択された観察結果を表示画像に示す。観察結果の表示画像には、例えば、観察に関する情報ExpI、撮影条件(観察条件)に関する情報ScI、観察画像を含むプレートマップPmI、及び観察におけるイベントに関する情報EvIが含まれる。これらのうち、プレートマップPmIには、観察画像OI、グループ名GN、時系列切替コンテンツTS、及び深さ切替コンテンツDPが含まれる。観察画像OIには、例えば、選択された観察結果に含まれる観察画像が表示される。グループ名GNには、例えば、登録済みのグループ名が表示される。時系列切替コンテンツTSには、例えば、観察画像を時系列で切り替えるコンテンツが表示される。深さ切替コンテンツDPには、例えば、収容部の深さに対応する観察画像を切り替えるコンテンツが表示される。
[0036]
 時系列切替コンテンツTSは、例えば、一定期間ごとに区切られた複数の矩形で表現される。ユーザは、入力部121を操作し、時系列切替コンテンツTSの矩形を選択することができる。表示制御部133は、時系列切替コンテンツTSの矩形が選択されると、該当する期間に対応する観察画像を表示画像として、プレートマップPmIの表示を切り替える。このとき、表示制御部133は、選択された矩形における観察日時に関する情報を表示してもよい。なお、時系列切替コンテンツTSを用いた観察画像の切り替えは、矩形の選択に限られず、矩形の選択位置を移動させる時系列切替コンテンツTSaにより実現してもよい。
[0037]
 深さ切替コンテンツDPは、例えば、収容部に対する一定の深さ(厚さ、Z方向)ごとに区切られた矩形で表現される。ユーザは、入力部121を操作し、深さ切替コンテンツDPの矩形を選択することができる。表示制御部133は、深さ切替コンテンツDPの矩形が選択されると、該当する収容部の深さに対応する観察画像を表示画像として、プレートマップPmIの表示を切り替える。なお、深さ切替コンテンツDPを用いた観察画像の切り替えは、矩形の選択に限られず、矩形の選択位置を移動させる深さ切替コンテンツDPaにより実現してもよい。
[0038]
 つまり、表示制御部133は、ユーザによって選択されたグループの観察結果を、複数の収容部を有する容器に関する表示画像に対して示し、該表示画像を表示部122に表示する。また、表示制御部133は、検索条件が使用されない場合、一覧(全ての一覧)からユーザによって選択された観察結果を、複数の収容部を有する容器に関する表示画像に対して示し、該表示画像を表示部122に表示する。また、表示制御部133は、検索条件が使用される場合、検索条件に基づく一覧からユーザによって選択された観察結果を、複数の収容部を有する容器に関する表示画像に対して示し、該表示画像を表示部122に表示する。そして、表示制御部133は、観察結果に含まれる収容部の観察画像を、表示画像に対して示し、該表示画像を表示部122に表示する。
[0039]
 次に、ユーザは、入力部121を操作し、グループ登録のために、編集ボタンEB(図9参照)を押下する。ここで、編集とは、新規のグループを登録することにより、グループ情報が編集されることを含む。図9に示すように、表示制御部133は、編集ボタンEBが押下されたことを示す信号を受け付ける。そして、図10に示すように、表示制御部133は、観察画像OI、及び新規のグループを追加するグループ追加ボタンAGを含む表示画像を表示する。続いて、図11に示すように、ユーザは、入力部121を操作し、新規のグループに追加したい収容部に対応する2以上の観察画像OIを選択し、グループ追加ボタンAGを押下する。ここで、表示制御部133は、観察画像OIの選択に応じて、観察画像OIを所定色で反転させた表示画像を表示する。これにより表示制御部133はグループ追加ボタンAGの押下を示す信号を受信し、図12に示すように、表示制御部133は、新規のグループのグループ名を入力(又は編集)するテキスト入力部KSbと、グループ登録を実行する登録ボタンRBとを含む表示画像を表示する。加えて、表示制御部133は、グループ登録の対象となる観察画像OIについて、色、枠や線等の強調情報により明示する。なお、テキスト入力部KSbの近傍には、観察結果等をグループごとに異なる色で表現するグループカラーコンテンツGCが配置される。
[0040]
 次に、図13に示すように、ユーザは、入力部121を操作し、グループカラーコンテンツGCの選択と、テキスト入力部KSbへのグループ名の入力とを行い、登録ボタンRBを押下する。これにより表示制御部133は登録ボタンRBの押下を示す信号を受信し、図14に示すように、表示制御部133は、グループ登録の実行を確認する画像を示す確認画像CIを含む表示画像を表示する。ユーザは、分類基準を用いたグループ登録を実行させる場合に、入力部121を操作し、確認画像CIに含まれる登録ボタンを押下する。一方、ユーザは、グループ登録を実行させない場合に、入力部121を操作し、確認画像CIに含まれるキャンセルボタンを押下する。図15に示すように、表示制御部133は、登録ボタンが押下されると、グループ登録が完了したことを示す完了画像CSを含む表示画像を表示する。このとき、登録部135は、新規のグループに関するグループ情報を記憶装置110に格納する。その後、図16に示すように、表示制御部133は、プレートマップPmIのグループ名GNに、新規に登録されたグループ名を含む表示画像を表示する。情報処理装置100は、以上により、グループの登録を完了する。
[0041]
 図17は、第1実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの例を示すフローチャートである。ステップS101において、取得部132は、検索条件を設定した検索が実行されたかを判定する。例えば、取得部132は、テキスト入力部KSaにテキストを入力して検索ボタンSBが押下される検索、条件検索部FSa、FSb、FSc、FSdを用いた検索条件から選択して検索ボタンSBが押下される検索、及び検索ボタンSBが押下されるのみの検索のうちいずれであるかを判定する。このとき、取得部132は、テキスト入力部KSaにテキストを入力して検索ボタンSBが押下される検索、又は条件検索部FSa、FSb、FSc、FSdを用いた検索条件から選択して検索ボタンSBが押下される検索である場合(ステップS101:Yes)、ステップS102における処理を実行する。一方、取得部132は、検索ボタンSBが押下されるのみの検索である場合(ステップS101:No)、ステップS103における処理を実行する。
[0042]
 ステップS102において、取得部132は、検索条件に基づく観察結果を取得する。例えば、取得部132は、通信部131を介して、検索条件に該当する観察結果を記憶装置110から取得する。ステップS103において、取得部132は、全ての観察結果を取得する。例えば、取得部132は、通信部131を介して、全ての観察結果を記憶装置110から取得する。ステップS104において、表示制御部133は、観察結果の一覧を表示する。例えば、表示制御部133は、取得部132が取得した観察結果の一覧を表示画像に示し、該表示画像を表示部122に表示する。
[0043]
 ステップS105において、表示制御部133は、観察結果に対する選択を受け付ける。例えば、表示制御部133は、観察結果の一覧の表示画像において、観察結果に対するユーザによる選択を信号として受け付ける。ステップS106において、表示制御部133は、プレートマップを表示する。例えば、表示制御部133は、ユーザによって選択された観察結果を、複数の収容部を有する容器に関する表示画像に対して示し、該表示画像を表示部122に表示する。このとき、表示制御部133は、演算部134による演算の実行結果に基づいて、観察結果に対するグラフ等を表示画像に示し、該表示画像を表示部122に表示してもよい。また、表示制御部133は、時系列切替コンテンツTSや深さ切替コンテンツDP等を表示画像に示し、該表示画像を表示部122に表示してもよい。
[0044]
 ステップS107において、表示制御部133は、観察画像に対する選択と、選択された観察画像に対応する収容部のグループ登録とを受け付ける。例えば、表示制御部133は、編集ボタンEBの押下を示す信号を受け付ける。そして、表示制御部133は、観察画像OI、及びグループ追加ボタンAGを含む表示画像を表示部122に表示する。続いて、表示制御部133は、観察画像OIの選択と、グループ追加ボタンAGの押下とを示す信号を受け付ける。このとき、表示制御部133は、選択された観察画像OIを所定色で反転させた表示画像を表示してもよい。その後、表示制御部133は、グループ名を入力するテキスト入力部KSbと、グループ登録を実行する登録ボタンRBとを含む表示画像を表示部122に表示する。このとき、グループ登録の対象となる観察画像OIについて、枠等により明示してもよい。そして、表示制御部133は、グループカラーコンテンツGCの選択、テキスト入力部KSbに入力されたグループ名、及び登録ボタンRBの押下を示す信号を受け付ける。
[0045]
 ステップS108において、登録部135は、グループ登録を実行する。例えば、登録部135は、新規のグループの対象となる観察結果に対して、表示制御部133が受け付けたグループカラー及びグループ名に基づいて、グループ情報を記憶装置110に格納する。なお、グループ登録は、新規のグループ登録に限らない。例えば、図11に示すように、ユーザは、観察画像OIの選択後に、既存のグループ(ここでは「グループA」)を選択し、登録ボタンRBを押下してもよい。これにより、登録部135は、選択された収容部について、「グループA」に追加するグループ情報を記憶装置110に格納してもよい。
[0046]
 図18は、第1実施形態に係る観察画像の表示切り替え処理の流れの例を示すフローチャートである。ステップS201において、表示制御部133は、プレートマップが表示されているかを判定する。このとき、表示制御部133は、プレートマップが表示されている場合に(ステップS201:Yes)、ステップS202における処理を実行する。一方、表示制御部133は、プレートマップが表示されていない場合に(ステップS201:No)、観察画像の表示切り替えを実行しなくてよいため、処理を終了する。
[0047]
 ステップS202において、表示制御部133は、時系列の切り替え操作を受け付けたかを判定する。例えば、表示制御部133は、時系列切替コンテンツTSの矩形が選択されたかを判定する。なお、表示制御部133は、時系列切替コンテンツTSaに対して矩形の選択位置を移動させる操作が行われたかを判定してもよい。そして、表示制御部133は、時系列の切り替え操作を示す信号を受け付けた場合に(ステップS202:Yes)、ステップS203において、時系列に対応する観察画像を表示する。例えば、表示制御部133は、時系列切替コンテンツTSの矩形の位置に該当する期間に対応する観察画像を表示画像として、プレートマップPmIの表示を切り替える。一方、表示制御部133は、時系列の切り替え操作を受け付けていない場合に(ステップS202:No)、ステップS204における処理を実行する。
[0048]
 ステップS204において、表示制御部133は、深さの切り替え操作を受け付けたかを判定する。例えば、表示制御部133は、深さ切替コンテンツDPの矩形が選択されたかを判定する。なお、表示制御部133は、深さ切替コンテンツDPaに対して矩形の選択位置を移動させる操作が行われたかを判定してもよい。そして、表示制御部133は、深さの切り替え操作を示す信号を受け付けた場合に(ステップS204:Yes)、ステップS205において、深さに対応する観察画像を表示する。例えば、表示制御部133は、深さ切替コンテンツDPの矩形が選択されると、該当する収容部の深さに対応する観察画像を表示画像として、プレートマップPmIの表示を切り替える。一方、表示制御部133は、深さの切り替え操作を受け付けていない場合に(ステップS204:No)、ステップS201における処理を実行する。つまり、表示制御部133は、プレートマップが表示されている間、時系列切替コンテンツTS又は深さ切替コンテンツDPに対する操作を示す信号を受け付けた場合に、該当する観察画像に切り替えて表示する処理を実行する。
[0049]
[第2実施形態]
 次に、第2実施形態を説明する。本実施形態において、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する場合がある。
[0050]
 図19は、第2実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図19に示すように、情報処理装置100aは、通信部131と、取得部132と、表示制御部133aと、演算部134aと、登録部135とを有する。また、情報処理装置100aには、入力部121と、表示部122とが接続される。表示制御部133aは、「制御部」に対応する。演算部134aは、「時間演算部」に対応する。
[0051]
 取得部132は、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得する。対象物のタイムラプス画像は、上述したように、全体観察画像、及び顕微観察画像に基づく画像であり、例えば制御ユニット6が生成する画像である。取得部132における処理は、上記実施形態と同様である。表示制御部133aは、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、観察結果に基づいて算出される時間であり、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示す。また、表示制御部133aは、解析結果における時間の区間の設定(例、ユーザの入力を示す信号等)を受信すると、設定された区間に対応する増減時間を表示画像に示す。なお、本実施形態における上記区間は、例えば、ある時刻と他の時刻との間を含む、又は実数からなる点(この場合、時刻)の集合でその集合内の任意の少なくとも2点の間を含む。
[0052]
 増減時間は、例えば、あるときの対象物の数が所定値まで増加又は減少するまでにかかる時間を示す情報であり、倍加時間を含む。所定値については、観察対象の対象物の種類等に応じてユーザが設定することができる。本実施形態では、増減時間として、倍加時間を例に挙げて説明する。倍加時間は、例えば、「T DT=ln・[(t -t )/(y -y )]」により求める。T DTは倍加時間を示し、lnは自然対数(log 2)を示す。t は区間の開始位置における時間を示し、t は、区間の終了位置における時間を示す。y は区間の開始位置における対象物の数を示し、y は区間の終了位置における対象物の数を示す。
[0053]
 つまり、表示制御部133aは、対象物の数を縦軸に、時間を横軸にとり、観察結果をグラフに描画して視覚的に表現した解析結果と、そのグラフにおける時間の区間(例、細胞培養後の時間T1から時間T20までの間、時間T5から時間T10までの間等)の設定に基づく対象物の倍加時間とをそれぞれ表示画像に示し、表示部122にその表示画像を表示する。グラフの縦軸は、対象物の数に限られない。表示制御部133aは、例えば、対象物の面積を縦軸にとり、観察結果をグラフに描画した解析結果を表示画像に示してもよい。また、表示制御部133aは、例えば、対象物の周囲長を縦軸にとり、観察結果をグラフに描画した解析結果を表示画像に示してもよい。そして、表示制御部133aは、視覚的に表現した情報のグラフにおける時間の区間の変更を示す信号を受信した場合、受信した区間に対応して算出された倍加時間を表示画像に示し、表示部122に区間が変更されたグラフとその変更された区間に対応する倍加時間とを含む表示画像を表示する。グラフにおける時間の区間の設定(例、初期設定、変更等)は、ユーザが表示画像の一部として表示されているグラフ(画像)を視認しながら、ユーザ操作によって実現する。つまり、表示制御部133aは、ユーザ操作のタイミングにおいて、グラフにおける時間の区間の変更を示す信号を受信した場合に、変更された該区間に対応する倍加時間を表示画像に示す。なお、本実施形態に係る表示画像の表示に関する詳細な処理は、以下、図面を用いて説明する。
[0054]
 図20から図23は、第2実施形態に係る解析結果と倍加時間とを含む表示画像の例を示す図である。なお、図20では、一例として、グループ登録後の画面を用いて説明する。ユーザは、入力部121を操作し、プレートマップPmIにおいてグループ名GNから登録済みのグループを選択する。これにより、図20に示すように、表示制御部133aは、観察結果の一覧として表示された複数のグループ名から、ユーザによって選択されたグループに対応する解析結果を示す解析結果ARと、倍加時間を示す倍加時間DTとを含む表示画像を表示部122に表示する。表示制御部133aは、例えば、解析結果AR及び倍加時間DTの表示に際して、予め演算された倍加時間を記憶装置110から取得して表示する。すなわち、倍加時間は、観察結果を記憶装置110に格納するタイミングで、予め演算されてもよい。このように、本実施形態における倍加時間の算出は、観察結果を記憶装置110に格納するタイミングで事前に演算されてもよいし、上述した区間の変更を示す信号を受信したタイミングで演算されてもよい。
[0055]
 また、表示制御部133aは、演算部134aから演算処理結果を受け付けて倍加時間を表示してもよい。すなわち、演算部134aは、解析結果ARを表示する際に、リアルタイムに倍加時間を演算してもよい。また、表示制御部133aは、ユーザによって他のグループが選択された場合、ユーザによる選択に応じて該当するグループの解析結果に切り替えた表示画像を示し、表示部122に表示画像を表示する。このとき、表示制御部133aは、倍加時間についても切り替えて表示する。なお、表示制御部133aは、グラフと倍加時間とが一画面(例、ブラウザの一画面等)に収まるように表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示することが好ましい。図20に示す解析結果ARは、グループBに属する収容部の対象物の数の平均をエラーバーとともに視覚的に表現した例である。
[0056]
 また、図20とは異なり、1つのグループに属する収容部のそれぞれにおける対象物の数を視覚的に表現してもよい。かかる場合、図21に示すように、解析結果ARは、収容部の数に対応する本数のグラフで表示される。また、倍加時間DTは、グラフのそれぞれに対して表示される。ユーザは、表示領域に収まらない倍加時間DTについて、スクロールバーを利用して確認することができる。
[0057]
 また、図20及び図21とは異なり、複数のグループに属する収容部の対象物の数の平均をそれぞれ視覚的に表現してもよい。かかる場合、図22に示すように、解析結果ARは、選択された複数のグループのそれぞれに属する収容部の対象物の数の平均が各グラフで表示される。また、倍加時間DTは、グラフのそれぞれに対して表示される。すなわち、表示制御部133aは、観察結果の一覧として表示された複数のグループ名から、ユーザによって選択された複数のグループのそれぞれに対応する解析結果としてのグラフを表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。
[0058]
 また、解析結果における時間の区間は、区間設定コンテンツ(例、2本の移動バーのアイコン等)を用いて設定されてもよい。図23に示すように、表示制御部133aは、解析結果における時間の区間を設定する区間設定コンテンツTA、TBを表示画像のグラフ上等に示す。区間設定コンテンツTAは、区間の開始位置における時間を設定するコンテンツである。図23において、区間設定コンテンツTAは、「T0」で表している。また、T0は、倍加時間の演算で利用される「t 」の時間に対応する。区間設定コンテンツTBは、区間の終了位置における時間を設定するコンテンツである。図23において、区間設定コンテンツTBは、「T1」で表している。また、T1は、倍加時間の演算で利用される「T 」の時間に対応する。ユーザは、区間設定コンテンツTA、TBのそれぞれを時間軸の任意の位置に移動させることにより、区間を設定する。すなわち、表示制御部133aは、解析結果における時間軸の方向に移動可能に区間を設定する区間設定コンテンツを表示画像に示し、ユーザ操作によって区間設定コンテンツが移動された場合、区間の変更を受信し、受信した区間に対応する倍加時間を表示画像に示す。
[0059]
 また、表示制御部133aは、区間の日時に関する情報を表示画像に示す。図23では、倍加時間DTの上方に、区間の開始位置における日時、及び終了位置における日時を表示する例を挙げている。すなわち、表示制御部133aは、ユーザ操作によって区間設定コンテンツTA、TBが移動された場合、移動に応じて、設定された区間の日時に関する情報を切り替えて表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。また、表示制御部133aは、区間設定コンテンツTA、TBで設定された区間の内外で、異なる表現効果を表示画像に示す。図23では、区間外を隠す表現効果として、区間設定コンテンツTA、TBを移動させる操作を行うユーザが区間を明確に認識できるようにした例を挙げている。
[0060]
 なお、本実施形態におけるグラフ(例、解析結果ARを表示する箇所)においては、該グラフの縦軸及び横軸のデータを一例として示している。例えば、横軸には、観察開始日時から観察終了日時までの期間における時間に関する情報が表示されてもよい。例えば、縦軸には、プレートマップPmIのプルダウンで選択された項目に対する情報が表示されてもよい。例えば、縦軸は、プルダウンで細胞の数が選択された場合、0から1.0の(×10 )等で示される。例えば、縦軸は、プルダウンで細胞の専有面積率が選択された場合、0から100(又は、0から1.0)等の割合で示される。従って、グラフの縦軸及び横軸は、表示する内容に応じて変化する。
[0061]
 図24は、第2実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの例を示すフローチャートである。ステップS301において、取得部132は、各グループの観察結果に関する情報を記憶装置110から取得する。ステップS302において、表示制御部133aは、取得部132が取得した各グループの観察結果に関する情報を含む表示画像を表示部122に表示する。ここで、ユーザは、入力部121を操作し、任意のグループを選択する。ユーザは、複数のグループを選択してもよいし、1つのグループだけを選択してもよい。
[0062]
 ステップS303において、取得部132は、ユーザによって選択されたグループに属する観察結果を記憶装置110から取得する。そして、表示制御部133aは、取得部132が取得した観察結果をグラフ化する。ステップS304において、演算部134aは、グラフの時間軸の区間における倍加時間を演算する。なお、表示制御部133aは、予め記憶装置110に記憶された倍加時間を利用してもよい。ステップS305において、表示制御部133aは、グラフと倍加時間とを含む表示画像を表示部122に表示する。
[0063]
 図25は、第2実施形態に係る区間の設定に応じた倍加時間を表示する処理の流れの例を示すフローチャートである。ステップS401において、演算部134aは、グラフにおける区間の設定が変更されたかを判定する。このとき、演算部134aは、区間の設定が変更された場合に(ステップS401:Yes)、ステップS402において、設定された区間における倍加時間を演算する。なお、表示制御部133aは、予め記憶装置110に記憶された倍加時間(区間の設定の変更後に応じた倍加時間)を利用してもよい。一方、区間の設定が変更されていない場合には(ステップS401:No)、ステップS404における処理が実行される。
[0064]
 ステップS403において、表示制御部133aは、演算部134aが演算した倍加時間を含む表示画像を表示部122に表示する。ステップS404において、表示制御部133aは、他のグループが選択されたかを判定する。このとき、表示制御部133aは、他のグループが選択された場合に(ステップS404:Yes)、表示されていた解析結果に対応する倍加時間を表示する処理を終了する。一方、他のグループが選択されていない場合は(ステップS404:No)、ステップS401における処理が実行される。
[0065]
[第3実施形態]
 次に、第3実施形態を説明する。本実施形態において、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する場合がある。
[0066]
 図26は、第3実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図26に示すように、情報処理装置100bは、通信部131と、取得部132と、表示制御部133bと、演算部134bと、登録部135とを有する。また、情報処理装置100bには、入力部121と、表示部122とが接続される。表示制御部133bは、「制御部」に対応する。演算部134bは、「時間演算部」、「正規化演算部」に対応する。
[0067]
 表示制御部133bは、区間に基づいて正規化した解析結果を表示画像に示す。例えば、表示制御部133bは、区間設定コンテンツTA、TB等を用いた区間の設定に基づく解析結果を表示している状況において、ユーザ操作により解析結果を正規化する指示を受け付ける。そして、表示制御部133bは、正規化の指示を受け付けた場合、設定された区間に基づく正規化の演算結果を記憶装置110から取得する。続いて、表示制御部133bは、取得した演算結果に基づいて正規化した解析結果としてのグラフを表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。なお、設定された区間に基づく正規化の演算結果は、適宜、演算部134bが演算してもよい。すなわち、演算部134bは、ユーザ操作により解析結果を正規化する指示を受け付けた場合、解析結果の正規化に関する演算を実行する。これにより、表示制御部133bは、演算部134bの演算結果に基づいて正規化した解析結果としてのグラフを表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。なお、本実施形態に係る正規化した解析結果を含む表示画像の表示に関する詳細なsh理は、以下、図面を用いて説明する。
[0068]
 図27は、第3実施形態に係る解析結果の正規化の例を説明する図である。なお、図27では、2つの収容部における対象物の数に対応する解析結果(グラフ)を例に挙げて説明する。図27の左方に示すように、観察結果に含まれる各収容部における対象物の数をグラフにプロットした場合は、設定された区間において、収容部Aと収容部Bとのどちらがよりよく培養できているか(例、細胞の成熟度の良否又は分化状態の良否)が分かりにくい。例えば、区間の開始と終了の中間付近までは収容部Bの対象物の数が、収容部Aの対象物の数よりも多いものの、区間の終了付近では収容部Aの対象物の数が、収容部Bの対象物の数よりも多くなっている。そこで、ユーザは、設定した区間に基づく正規化の実施を指示する。これにより、図27の右方に示すように、正規化した解析結果では、収容部Aと収容部Bとの対象物の数が逆転することなく表されている。つまり、図27に示す例では、収容部Aは、収容部Bよりもよりよく培養できていることが分かる。
[0069]
 正規化は、一例として、以下のように演算することができる。例えば、区間の開始T0の値を「1.00」(基準)として、グラフ全体を正規化する。収容部AのT0における値(対象物の数)を「30」、次の値を「60」、さらにT1における値を「65」とする。演算部134bは、収容部Aの解析結果について、「60÷30=2.00」、「65÷30=2.17」等のように演算する。一方、収容部BのT0における値(対象物の数)を「15」、次の値を「50」、さらにT1における値を「70」とする。演算部134bは、収容部Bの解析結果について、「50÷15=3.33」、「70÷15=4.67」等のように演算する。演算部134bは、上記の演算を全ての値について実行する。なお、正規化後は、縦軸のスケールも変更される。これらの結果、ユーザは、収容部Bよりも収容部Aの方がよりよく培養できていることを容易に認識することができる。
[0070]
 図28は、第3実施形態に係る解析結果の正規化を実施する操作の例を説明する図である。図29は、第3実施形態に係る解析結果の正規化の解除を実施する操作の例を説明する図である。図28に示すように、ユーザは、対象物の数がプロットされた解析結果が表示された状況において、区間設定コンテンツTA、TBにより設定された区間の外の領域Opのいずれかの位置において、例えば左クリック等の第1操作を行う。これにより、表示制御部133bは、表示されている解析結果の正規化を実行する。図29に示すように、ユーザは、ユーザは、正規化された解析結果が表示された状況において、区間設定コンテンツTA、TBにより設定された区間の外の領域Opのいずれかの位置において、例えば右クリック等の第2操作を行う。これにより、表示制御部133bは、表示されている解析結果(正規化された解析結果)の正規化を解除する。つまり、表示制御部133bは、領域Opの位置において第1操作及び第2操作が実施されることにより、図28に示す解析結果と図29に示す解析結果とを切り替えて表示部122に表示する。
[0071]
 図30は、第3実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの例を示すフローチャートである。ステップS501において、表示制御部133bは、正規化の指示を受け付けたかを判定する。例えば、表示制御部133bは、ユーザ操作により、区間設定コンテンツTA、TBにより設定された区間の外の領域Opの位置において、第1操作が実行されたことを受け付けたかを判定する。このとき、表示制御部133bは、正規化の指示を受け付けた場合に(ステップS501:Yes)、ステップS502において、設定された区間に基づいてグラフを正規化して表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。例えば、表示制御部133bは、領域Opの位置において第1操作が実行されたことを受け付けた場合に、正規化に関する演算結果を記憶装置110から取得し、演算結果に基づいて正規化されたグラフを表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。なお、正規化に関する演算結果は、演算部134bに実行させてもよい。一方、表示制御部133bは、正規化の指示を受け付けていない場合に(ステップS501:No)、ステップS503における処理を実行する。
[0072]
 ステップS503において、表示制御部133bは、正規化を解除する指示を受け付けたかを判定する。例えば、表示制御部133bは、ユーザ操作により、区間設定コンテンツTA、TBにより設定された区間の外の領域Opの位置において、第2操作が実行されたことを受け付けたかを判定する。このとき、表示制御部133bは、正規化を解除する指示を受け付けた場合に(ステップS503:Yes)、ステップS504において、正規化を解除したグラフを表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。例えば、表示制御部133bは、領域Opの位置において第2操作が実行されたことを受け付けた場合に、正規化を解除し、正規化前のグラフを表示画像に示し、表示部122に表示画像を表示する。一方、表示制御部133bは、正規化を解除する指示を受け付けていない場合に(ステップS503:No)、ステップS505における処理を実行する。
[0073]
 ステップS505において、表示制御部133bは、他のグループが選択されたかを判定する。このとき、表示制御部133bは、他のグループが選択された場合に(ステップS505:Yes)、解析結果に対して正規化を実施する又は正規化を解除する処理を終了する。一方、表示制御部133bは、他のグループが選択されていない場合に(ステップS505:No)、ステップS501における処理を実行する。
[0074]
[第4実施形態]
 次に、第4実施形態を説明する。本実施形態において、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する場合がある。
[0075]
 図31は、第4実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図31に示すように、情報処理システムSYSは、第1端末30と、第2端末40と、端末装置80と、情報処理装置100と、培養システムBSとを有する。第1端末30、第2端末40、端末装置80、及び情報処理装置100は、ネットワークNを介して、相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、インターネット、移動体通信網、及びローカルネットワークのいずれであってもよく、これらの複数種類のネットワークが組み合わされたネットワークであってもよい。
[0076]
 端末装置80は、複数のゲートウェイ装置80aで構成される。ゲートウェイ装置80aは、培養システムBSと有線又は無線により接続される。なお、情報処理システムSYSでは、複数の培養システムBSが端末装置80を介して情報処理装置100に接続される構成としているが、これに限られず、単数の培養システムBSが端末装置80を介して情報処理装置100に接続される構成でもよい。また、情報処理装置100は、情報処理システムSYSにおいて、複数設けられていてもよいし、単数であってもよい。また、各情報処理装置100には、上記実施形態で説明した各種の機能が、全て含まれてもよいし、分散的に含まれてもよい。つまり、本実施形態に係る情報処理装置100は、クラウドコンピューティングにより実現することができる。
[0077]
 情報処理システムSYSでは、ユーザ側の端末(第1端末30、第2端末40等)から、情報処理装置100に接続し、その端末の表示部に表示されるブラウザを用いて観察結果を閲覧や操作することができる。情報処理装置100は、サーバとして、取得部において、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得する。そして、情報処理装置100は、画像生成部において、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを含む表示画像を生成する。また、情報処理装置100は、画像生成部において、解析結果における区間の設定を受信すると、設定された区間に対応する増減時間を表示画像に示す。続いて、情報処理装置100は、出力部において、ネットワークNを介して、画像生成部が生成した表示画像をユーザ端末に出力する。
[0078]
 上述してきた実施形態において、情報処理装置100は、例えば、コンピュータシステムを含む。情報処理装置100は、メモリに記憶された情報処理プログラムを読み出し、読み出した情報処理プログラムに従って各種の処理を実行する。かかる情報処理プログラムは、例えば、コンピュータに、対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得することと、観察結果を視覚的に表現した解析結果と、対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示すことと、解析結果における区間の設定を受信すると、設定された区間に対応する増減時間を表示画像に示すことと、を実行させる。情報処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(例えば、非一時的な記憶媒体、non‐transitory tangible media)に記録されて提供されてもよい。また、上述した各実施形態において、情報処理装置100の演算部134は、解析結果を視覚的に表現した情報をグラフとして表示する場合に、該グラフに表示する1つのデータ(例、グラフの横軸のデータ等)を複数の観察画像から演算して(例、積算、平均)算出してもよい。
[0079]
 なお、技術範囲は、上述した実施形態等で説明した態様に限定されるものではない。上述した実施形態等で説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上述した実施形態等で説明した要件は、適宜、組み合わせることができる。また、法令で許容される限りにおいて、上述した実施形態等で引用した全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。

符号の説明

[0080]
100・・・情報処理装置、110・・・記憶装置、121・・・入力部、122・・・表示部、131・・・通信部、132・・・取得部、133・・・表示制御部、134・・・演算部、135・・・登録部

請求の範囲

[請求項1]
 対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得する取得部と、
 前記観察結果を視覚的に表現した解析結果と、前記対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示す制御部と、
 を備え、
 前記制御部は、前記解析結果における区間の設定を受信すると、設定された前記区間に対応する前記増減時間を前記表示画像に示す、
 情報処理装置。
[請求項2]
 前記制御部は、前記表示画像に対する前記解析結果における時間の前記区間の変更を受信し、受信した前記区間に対応する前記増減時間を前記表示画像に示す、請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項3]
 前記対象物は、細胞を含み、
 前記増減時間は、前記細胞の倍加時間である、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
[請求項4]
 前記増減時間を演算する時間演算部、を備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項5]
 前記制御部は、前記増減時間を記憶装置から取得する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項6]
 前記制御部は、前記解析結果における時間の前記区間を設定する区間設定コンテンツを前記表示画像に示し、前記区間設定コンテンツによる前記区間の設定を受信する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項7]
 前記制御部は、前記解析結果における時間軸の方向に移動可能に前記区間を設定する前記区間設定コンテンツを前記表示画像に示す、請求項6に記載の情報処理装置。
[請求項8]
 前記制御部は、前記区間に基づいて正規化した前記解析結果を前記表示画像に示す、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項9]
 前記解析結果の正規化に関する演算を実行する正規化演算部、を備え、
 前記制御部は、前記正規化演算部の演算結果に基づいて正規化した前記解析結果を前記表示画像に示す、請求項8に記載の情報処理装置。
[請求項10]
 前記制御部は、前記解析結果における前記区間に基づく正規化の演算結果を記憶装置から取得する、請求項8に記載の情報処理装置。
[請求項11]
 前記制御部は、第1操作に応じて正規化した前記解析結果を前記表示画像に示し、前記第1操作とは異なる第2操作に応じて正規化を解除した前記解析結果を前記表示画像に示す、請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項12]
 前記制御部は、前記解析結果における前記区間の内外で異なる表現効果を前記表示画像に示す、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項13]
 前記制御部は、前記区間の日時に関する情報を前記表示画像に示す、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項14]
 前記制御部は、ユーザによって選択された前記観察結果に対する前記解析結果を前記表示画像に示す、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項15]
 前記制御部は、前記観察結果の一覧から前記ユーザによって選択された前記観察結果に対する前記解析結果を前記表示画像に示す、請求項14に記載の情報処理装置。
[請求項16]
 前記制御部は、ユーザによって選択された複数の前記観察結果に対する複数の前記解析結果を重ねて前記表示画像に示す、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項17]
 前記制御部は、前記ユーザによる選択に応じて前記解析結果を切り替えた前記表示画像を示す、請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項18]
 前記制御部は、前記解析結果と前記増減時間とが一画面に収まるように前記表示画像に示す、請求項1から請求項17のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項19]
 前記制御部は、前記観察結果の情報をグラフに描画した前記解析結果を前記表示画像に示す、請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[請求項20]
 前記制御部は、前記対象物の数を、前記解析結果における時間軸とは異なる前記グラフの軸として前記表示画像に示す、請求項19に記載の情報処理装置。
[請求項21]
 前記制御部は、前記対象物の面積を、前記解析結果における時間軸とは異なる前記グラフの軸として前記表示画像に示す、請求項19に記載の情報処理装置。
[請求項22]
 前記制御部は、前記対象物の周囲長を、前記解析結果における時間軸とは異なる前記グラフの軸として前記表示画像に示す、請求項19に記載の情報処理装置。
[請求項23]
 対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得することと、
 前記観察結果を視覚的に表現した解析結果と、前記対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示すことと、
 前記解析結果における区間の設定を受信すると、設定された前記区間に対応する前記増減時間を前記表示画像に示すことと、
 を含む、情報処理方法。
[請求項24]
 コンピュータに、
 対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得することと、
 前記観察結果を視覚的に表現した解析結果と、前記対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを表示画像に示すことと、
 前記解析結果における区間の設定を受信すると、設定された前記区間に対応する前記増減時間を前記表示画像に示すことと、
 を実行させる、情報処理プログラム。
[請求項25]
 クラウドコンピューティングによりユーザ端末に表示画像を出力する情報処理システムであって、
 サーバを備え、
 前記サーバは、
 対象物のタイムラプス画像から得られる観察結果を取得する取得部と、
 前記観察結果を視覚的に表現した解析結果と、前記対象物に関する所定値の増減に要する時間を示す増減時間とを含む前記表示画像を生成する画像生成部と、
 ネットワークを介して、前記画像生成部が生成した前記表示画像を前記ユーザ端末に出力する出力部と、
 を備え、
 前記画像生成部は、前記解析結果における区間の設定を受信すると、設定された前記区間に対応する前記増減時間を前記表示画像に示す、
 情報処理システム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23]

[ 図 24]

[ 図 25]

[ 図 26]

[ 図 27]

[ 図 28]

[ 図 29]

[ 図 30]

[ 図 31]