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1. WO2018135306 - SUPPORT BEAM

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明 細 書

発明の名称 サポートビーム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009  

発明の効果

0010  

図面の簡単な説明

0011  

発明を実施するための形態

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030  

符号の説明

0031  

請求の範囲

1   2   3  

図面

1   2   3  

明 細 書

発明の名称 : サポートビーム

技術分野

[0001]
 本発明の一側面は、車両のアクスルハウジングを支持するためのサポートビームに関する。

背景技術

[0002]
 例えば特許文献1には、所定方向に沿って延在する板状の本体部と、所定方向における本体部の中間部から所定方向と直交する直交方向に突出する突出部と、を備えるサポートビームが記載されている。このサポートビームでは、本体部は、本体部の中間部に設けられ、アクスルハウジングを支持するために用いられるアクスルハウジング支持部と、所定方向における本体部の一端部と他端部とに設けられ、サスペンション部材に連結される一対のサスペンション部材連結部と、を有している。突出部は、スタビライザ部材が取り付けられるスタビライザ部材取付部を有している。スタビライザ部材取付部は、本体部に連続しており、塊状をなしている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2014-201147号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 上述したようなサポートビームが車両に搭載された状態においては、スタビライザ部材取付部が、車輪に設けられたブレーキ部の近傍に位置する。そのため、例えば整備等のためにブレーキ部を取り外す際に、スタビライザ部材取付部がブレーキ部の構成部品と干渉するおそれがある。この干渉を回避するために、ブレーキ部の取り外しの前にサポートビームを予め取り外しておくことが考えられるが、ブレーキ部の取り外しの度にサポートビームを取り外すことが必要になるため、ブレーキ部の取り外し作業の作業性が低下してしまう。特に、ブレーキ部にエアディスクブレーキが採用される場合、スタビライザ部材取付部と、エアディスクブレーキの構成部品であるスライドピン及びマウンティングボルトとの間で干渉が生じ易い。
[0005]
 本発明の一側面は、スタビライザ部材取付部とブレーキ部の構成部品との間の干渉を抑制することができるサポートビームを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明の一側面に係るサポートビームは、所定方向に沿って延在する本体部と、所定方向における本体部の中間部から所定方向と直交する直交方向に突出する突出部と、を備え、本体部は、本体部の中間部に設けられ、アクスルハウジングを支持するために用いられるアクスルハウジング支持部と、所定方向における本体部の一端部と他端部とに設けられ、サスペンション部材に連結される一対のサスペンション部材連結部と、を有し、突出部は、スタビライザ部材が取り付けられるスタビライザ部材取付部を有し、スタビライザ部材取付部は、本体部に連続し、所定方向に沿って延在する底壁部と、底壁部に連続し、所定方向及び直交方向の双方と直交する方向に沿って延在する側壁部と、側壁部に連続し、底壁部と対向するように延在する天壁部と、を含む。
[0007]
 このサポートビームでは、本体部に連続し、所定方向に沿って延在する底壁部と、底壁部に連続し、所定方向及び直交方向の双方と直交する方向に沿って延在する側壁部と、側壁部に連続し、底壁部と対向するように延在する天壁部と、をスタビライザ部材取付部が含んでいる。これにより、底壁部と天壁部との間に空間が形成されているため、ブレーキ部の取り外しの際にブレーキ部の構成部品を逃がすためのスペースを確保することができる。したがって、このサポートビームによれば、スタビライザ部材取付部とブレーキ部の構成部品との間の干渉を抑制することができる。
[0008]
 本発明の一側面に係るサポートビームでは、側壁部及び天壁部は、本体部に連続していてもよい。この場合、スタビライザ部材取付部の剛性を高めることができ、ひいてはサポートビーム全体の剛性を高めることができる。
[0009]
 本発明の一側面に係るサポートビームでは、側壁部には、スタビライザ部材の一部が配置される開口が設けられていてもよい。この場合、スタビライザ部材の一部を側壁部の開口に配置して、スタビライザ部材をスタビライザ部材取付部に取り付けることができる。

発明の効果

[0010]
 本発明の一側面によれば、スタビライザ部材取付部とブレーキ部の構成部品との間の干渉を抑制することができるサポートビームを提供できる。

図面の簡単な説明

[0011]
[図1] 図1(a)は一実施形態のサポートビームを所定方向の一方側から見た斜視図であり、図1(b)はサポートビームを所定方向の他方側から見た斜視図である。
[図2] 図2は、スタビライザ部材取付部とブレーキ部との位置関係を示す図である。
[図3] 図3(a)は比較例のサポートビームを所定方向の一方側から見た斜視図であり、図3(b)は比較例のサポートビームを所定方向の他方側から見た斜視図である。

発明を実施するための形態

[0012]
 以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
[0013]
 図1に示されるサポートビーム1は、例えばトラック等の車両の後輪部分に配置され、アクスルハウジングを支持するために用いられる。アクスルハウジングは、車軸(ここでは後輪軸)を回転自在に保持する軸支部材である。サポートビーム1は、所定方向D1に沿って延在する本体部2と、所定方向D1における本体部2の中間部から所定方向D1と直交する直交方向D2に突出する突出部3と、を備えている。サポートビーム1は、例えば金属により一体に形成されている。
[0014]
 本体部2は、所定方向D1における本体部2の中間部に設けられたアクスルハウジング支持部21と、所定方向D1における本体部2の一端部と他端部とに設けられた一対のサスペンション部材連結部22と、を有している。本体部2のアクスルハウジング支持部21以外の部分は、板状をなしている。
[0015]
 アクスルハウジング支持部21は、アクスルハウジングを支持するための部分である。アクスルハウジング支持部21は、剛性を確保するために、本体部2の他の部分よりも厚い。アクスルハウジング支持部21には、例えばネジ穴21aが設けられており、ボルトがネジ穴21aに螺合されることにより、アクスルハウジング支持部21にアクスルハウジングが固定される。
[0016]
 サスペンション部材連結部22は、サスペンション部材に連結される部分である。サスペンション部材は、車両のサスペンション機構を構成する部材であり、例えばエアスプリングである。サスペンション部材連結部22は、例えば平面視(所定方向D1及び直交方向D2の双方に直交する方向D3から見て)略円形状をなしている。各サスペンション部材連結部22には、例えばネジ穴22aが設けられており、ボルトがネジ穴22aに螺合されることにより、サスペンション部材連結部22がサスペンション部材に連結される。
[0017]
 突出部3は、所定方向D1において、アクスルハウジング支持部21と、アクスルハウジング支持部21と一方のサスペンション部材連結部22との間の中間部との間にわたって延在している。突出部3は、他方のサスペンション部材連結部22側(所定方向D1の一方側)にスタビライザ部材取付部31を有している。スタビライザ部材取付部31には、スタビライザ部材が取り付けられる。スタビライザ部材は、車両のローリングを抑制するための部材であり、例えばスタビライザ及びトルクロッドの機能を兼ねるスタビリンカである。
[0018]
 スタビライザ部材取付部31は、底壁部32と、側壁部33と、天壁部34と、を有している。底壁部32は、直交方向D2におけるアクスルハウジング支持部21の端部に連続し、所定方向D1に沿って延在している。側壁部33は、所定方向D1における底壁部32の端部に連続し、方向D3に沿って延在している。天壁部34は、方向D3における側壁部33の端部に連続し、底壁部32と対向するように延在している。
[0019]
 底壁部32、側壁部33及び天壁部34のそれぞれは、略平板状をなしている。底壁部32と天壁部34とは、互いに略平行である。底壁部32と側壁部33との接続部分、及び側壁部33と天壁部34との接続部分は、湾曲している。底壁部32、側壁部33及び天壁部34の全体は、直交方向D2から見て、略コの字状(C字状)をなしている。底壁部32と天壁部34との間には、略直方体状の空間S(図2)が形成されている。側壁部33及び天壁部34は、本体部2に連続している。具体的には、側壁部33及び天壁部34は、本体部2のアクスルハウジング支持部21に連続している。
[0020]
 側壁部33には、スタビライザ部材が配置される開口35が設けられている。本実施形態では、開口35は、底壁部32、側壁部33及び天壁部34にわたって形成されている。開口35は、所定方向D1から見て略矩形状をなすと共に、平面視においても略矩形状をなしている。
[0021]
 側壁部33には、開口35を挟むように一対のネジ穴33aが設けられており、ボルトがネジ穴33aに螺合されることにより、スタビライザ部材がスタビライザ部材取付部31に取り付けられる。この取付状態においては、例えば、スタビリンカのブッシュ部が他方のサスペンション部材連結部22側から開口35に挿入され、開口35に配置される。この取付状態において、ブッシュ部は、開口35から空間S内に突出していてもよい。ネジ穴33aは、側壁部33を所定方向D1に沿って貫通している。
[0022]
 サポートビーム1は、例えば、所定方向D1が車両前後方向に沿い、かつ直交方向D2が車両幅方向に沿い、かつ方向D3が車両上下方向に沿う姿勢で車両に搭載される。具体的には、この搭載状態においては、底壁部32が車両下側に位置し、天壁部34が車両上側に位置する。搭載状態においては、例えば、スタビライザ部材取付部31が、後輪に設けられたブレーキ部と車両幅方向(直交方向D2)において対向する。
[0023]
 図2は、スタビライザ部材取付部31及びブレーキ部41を直交方向D2から見た図である。ブレーキ部41は、例えばエアディスクブレーキ機構であり、キャリパ(図示略)を含むブレーキ本体42と、キャリパをスライド自在に支持するスライドピン43と、ブレーキ本体42をアクスルハウジングに固定するためのマウンティングボルト44と、を有している。
[0024]
 図2に示されるように、直交方向D2から見た場合に、スライドピン43及びマウンティングボルト44の少なくとも一部は、空間Sと重なっている。平面視においても、スライドピン43及びマウンティングボルト44の一部は、空間Sと重なっている。すなわち、スライドピン43及びマウンティングボルト44の一部は、空間S内に配置されている。なお、平面視において、スライドピン43及びマウンティングボルト44が空間Sの外側に配置されていてもよい。
[0025]
 以上説明したサポートビーム1では、本体部2に連続し、所定方向D1に沿って延在する底壁部32と、底壁部32に連続し、所定方向D1及び直交方向D2の双方と直交する方向D3に沿って延在する側壁部33と、側壁部33に連続し、底壁部32と対向するように延在する天壁部34と、をスタビライザ部材取付部31が含んでいる。これにより、底壁部32と天壁部34との間に空間Sが形成されているため、ブレーキ部41の取り外しの際にブレーキ部41の構成部品を逃がすためのスペースを確保することができる。したがって、サポートビーム1によれば、スタビライザ部材取付部31とブレーキ部41の構成部品との間の干渉を抑制することができる。
[0026]
 例えば、図3に示される比較例のサポートビーム1Aのようにスタビライザ部材取付部31Aが塊状をなしている場合、ブレーキ部41の取り外しの際に、スタビライザ部材取付部31Aがブレーキ部41のスライドピン43及びマウンティングボルト44と干渉してしまう。これに対し、上記実施形態のサポートビーム1では、スライドピン43及びマウンティングボルト44を空間Sに逃がすことができるため、スタビライザ部材取付部31とスライドピン43及びマウンティングボルト44との間の干渉を抑制することができる。なお、車両のブレーキ部にドラムブレーキが採用される場合など、ブレーキ部の仕様によっては、比較例のスタビライザ部材取付部31Aでも干渉が生じない場合も考えられるが、上記実施形態のサポートビーム1によれば、ブレーキ部の仕様にかかわらず、同一のレイアウトで車両に搭載することが可能となる。
[0027]
 また、サポートビーム1では、側壁部33及び天壁部34が本体部2に連続している。これにより、スタビライザ部材取付部31の剛性を高めることができ、ひいてはサポートビーム1全体の剛性を高めることができる。
[0028]
 また、サポートビーム1では、側壁部33には、スタビライザ部材が配置される開口35が設けられている。これにより、スタビライザ部材の一部を側壁部33の開口35に配置して、スタビライザ部材をスタビライザ部材取付部31に取り付けることができる。
[0029]
 また、サポートビーム1では、底壁部32と天壁部34との間に空間Sが形成されているため、図3の比較例のようにスタビライザ部材取付部31Aが塊状をなしている場合と比べて、軽量化を図ることができる。しかも、サポートビーム1では、スタビライザ部材取付部31が底壁部32、側壁部33及び天壁部34を有しているため、軽量化を図りつつ、スタビライザ部材取付部31の強度を確保することができる。また、サポートビーム1では、所定方向D1におけるスタビライザ部材取付部31Aの厚さが図3の比較例の場合よりも薄いため、スタビリンカを取り付けるためのボルトを短くすることができる。
[0030]
 以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、底壁部32と天壁部34とが互いに略平行となっていたが、互いに対向していればよく、必ずしも互いに略平行となっていなくてもよい。なお、本明細書でいう「方向に沿って延在する」とは、当該方向と延在方向とが完全に平行である場合だけでなく、当該方向と延在方向とが略平行である場合や、当該方向と延在方向との間にある程度のずれがある場合も含む意味である。側壁部33及び天壁部34は、本体部2に連続していなくてもよい。側壁部33に開口35が設けられていなくてもよい。

符号の説明

[0031]
1…サポートビーム、2…本体部、3…突出部、21…アクスルハウジング支持部、22…サスペンション部材連結部、31…スタビライザ部材取付部、32…底壁部、33…側壁部、34…天壁部、35…開口、41…ブレーキ部、D1…所定方向、D2…直交方向、D3…所定方向及び直交方向の双方と直交する方向。

請求の範囲

[請求項1]
 所定方向に沿って延在する本体部と、
 前記所定方向における前記本体部の中間部から前記所定方向と直交する直交方向に突出する突出部と、を備え、
 前記本体部は、
 前記本体部の前記中間部に設けられ、アクスルハウジングを支持するために用いられるアクスルハウジング支持部と、
 前記所定方向における前記本体部の一端部と他端部とに設けられ、サスペンション部材に連結される一対のサスペンション部材連結部と、を有し、
 前記突出部は、スタビライザ部材が取り付けられるスタビライザ部材取付部を有し、
 前記スタビライザ部材取付部は、
 前記本体部に連続し、前記所定方向に沿って延在する底壁部と、
 前記底壁部に連続し、前記所定方向及び前記直交方向の双方と直交する方向に沿って延在する側壁部と、
 前記側壁部に連続し、前記底壁部と対向するように延在する天壁部と、を含む、サポートビーム。
[請求項2]
 前記側壁部及び前記天壁部は、前記本体部に連続している、請求項1に記載のサポートビーム。
[請求項3]
 前記側壁部には、前記スタビライザ部材の一部が配置される開口が設けられている、請求項1又は2に記載のサポートビーム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]