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1. WO2020138268 - SIMPLE HOUSE

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明 細 書

発明の名称 簡易ハウス

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011  

発明の効果

0012   0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031  

符号の説明

0032  

請求の範囲

1   2   3  

図面

1   2   3   4   5  

明 細 書

発明の名称 : 簡易ハウス

技術分野

[0001]
 本発明は、災害時の避難所のプライベート空間、建設現場における恒温室、事務室などに仮設として適用可能な簡易ハウスに関する。本願は、2018年12月27日に、日本国に出願された特願2018-245924号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。

背景技術

[0002]
 地震や台風などの災害時には、体育館や公民館などが避難所として利用され、比較的広いスペースで多くの避難者が生活することになる。また、このような被災地域での避難生活では、避難者のプライバシーを保護し、避難者の負担を低減するために組み立て式の簡易ハウスが求められる(例えば、特許文献1参照)。
[0003]
 また、一般の建設現場では、コンクリートの品質管理用の試験体を長期間保管するための恒温室や事務作業を行うための事務室、資機材を保管するための倉庫などとして簡易ハウスを設けるケースが多い。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 日本国特開2015-55136号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 しかしながら、従来の簡易ハウスは、組み立てに工具が必要であったり、その組み立てに多くの時間や労力を要するなどの不都合があるものが多い。また、隙間が生じたり、断熱性、音漏れなどの密閉性能が不十分なものが多い。
[0006]
 このため、上記のような不都合を解消でき、容易に組み立てすることが可能で、且つ長期にわたって好適な空間を形成できる簡易ハウスが強く望まれている。
[0007]
 本発明は、上記事情に鑑み、容易に組み立てすることが可能で、且つ長期にわたって好適な空間を形成できる簡易ハウスを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
[0009]
 本発明の第一の態様に係る簡易ハウスは、段ボール製の壁材と、平板状の天板部及び該天板部の外周から直角下方に折れ曲がって外周の前記壁材に嵌合固定される嵌合固定部からなる段ボール製の屋根材とを備え、隣り合う材同士をワンタッチジョイントで固着して形成されていることを特徴とする。
[0010]
 また、本発明の第二の態様に係る簡易ハウスにおいては、前記壁材および前記屋根材が、前記段ボールを不織布で挟んだ積層構造体であってもよい。
[0011]
 さらに、本発明の第三の態様に係る簡易ハウスにおいては、前記不織布が、パルプを含有していてもよい。

発明の効果

[0012]
 本発明の簡易ハウスにおいては、隙間のない、断熱性に優れた簡易ハウスを容易に製作することができる。また、フタ状の段ボールを用いることで、折りたたんで収納することができ、運搬、保管が容易で占有スペースを省スペース化することができる。さらに、現場での利用のほか、災害時にも適用できる。また、使用後は、リサイクル可能であり、廃棄費用を不要にできる。
[0013]
 よって、本発明の簡易ハウスによれば、容易に組み立てすることが可能で、且つ長期にわたって好適な空間を形成可能な簡易ハウスを実現することができる。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 本発明の一実施形態に係る簡易ハウスの一例を示す斜視図である。
[図2] 本発明の一実施形態に係る簡易ハウスの一例を示す斜視図である。
[図3] 本発明の一実施形態に係る簡易ハウスを分解したときの壁材(および内部屋材)を示す図である。
[図4] 本発明の一実施形態に係る簡易ハウスを分解したときの屋根材(および補強材)を示す図である。
[図5] 図4(a)のX-X線に沿う断面図である。

発明を実施するための形態

[0015]
 以下、図1から図5を参照し、本発明の一実施形態に係る簡易ハウスについて説明する。
[0016]
 本実施形態の簡易ハウスAは、図1から図5に示すように、段ボール製の壁材1と屋根材2とを組み合わせて形成される。
[0017]
 なお、段ボール製の壁材1や屋根材2は、2層、3層の平板状の段ボールを用いて形成すれば、風雨・湿潤下でも1年程度の耐久性を確保できることが実験で確認されている。
 具体的には、図5に示すように、本実施形態の壁材1および屋根材2は、段ボール6をパルプ不織布7で挟んだ積層構造になっている。段ボール6には、三層段ボールを用いることが好ましい。このように積層構造で構成された壁材1および屋根材2は、吸音・遮音効果に優れているとともに、断熱性能も優れている。また、壁材1および屋根材2は、再利用できなくなった際に、可燃物として廃棄処理も可能である。
[0018]
 図3に示すように、本実施形態では、壁材1は、図3(a)~(i)までの異なる9種類の形状のもので構成されている。また、壁材1で簡易ハウスAの外周壁が構築され、その内部には、図3(j)~(l)の3種類の内部屋材5が用いられて、内部に間仕切りが形成されている。壁材1と内部屋材5とで簡易ハウスの間取りの自由度を向上させることができる。なお、内部屋材5も壁材1と同様の段ボールの積層構造体として構成されている。
[0019]
 また、屋根材2は、壁材1によって外壁、内部の仕切りなどを形成したハウスの上部開口を閉塞するように設置され、ハウスの上部開口を閉塞する平板状の天板部2aと、天板部2aの外周辺部から直角下方に折り曲げられ、ハウスの外周を形成する壁材1の上端に面接触するように係合して配設される嵌合固定部2bとを備えて形成されている。図4に示すように、本実施形態では、屋根材2は、図4(a)~(g)までの異なる7種類の形状のもので構成されている。また、屋根材2同士の連結箇所には、図4(h)~(i)の2種類の補強材3が配設されている。
[0020]
 そして、本実施形態の簡易ハウスAは、例えば、隣り合う壁材1の端部同士、隣り合う壁材1と屋根材2の嵌合固定部2b、隣り合う屋根材2の端部同士など、接合が必要な箇所を必要に応じて補強材(添え板材)3を用い、ワンタッチジョイント4で固定/接合し、ハウスとして所定の強度を確保して形状を保持できるように構成されている。
[0021]
 ワンタッチジョイント4は、例えば、軸部と軸部の後端に一体に取り付けられた略円盤状の頭部とからなる縫い部材と、縫い部材の軸部に取付可能な定着部材とを備えて構成されている。
[0022]
 このワンタッチジョイント4で段ボール製の部材同士を接合する際には、隣り合う段ボール製の部材同士を重ね合わせ、この重ね合わせ部に対し、一方の部材の表面から軸部を他方の部材の裏面まで貫通させ、他方の部材の裏面から突出する軸部の先端側部分に定着部材を取り付ける。
[0023]
 これにより、一方の部材の表面に縫い部材の頭部が係止され、他方の部材の裏面に定着部材が係止され、縫い部材の軸部が引き抜けなくなることで、隣り合う段ボール製の部材同士を固着することができる。
[0024]
 なお、定着部材をワンタッチで縫い部材の軸部に取り付け、取り外し可能に構成すれば、簡易ハウスの組立て、撤去を容易に行うことが可能になる。なお、ワンタッチジョイント4としては、例えばエムネジを用いてもよい。
[0025]
 また、壁材1、屋根材2、および内部屋材5の単体を作製するには、パルプ不織布7で段ボール6の両面を挟持した状態でワンタッチジョイント4を用いて積層構造体を容易に作ることができる。つまり、壁材1、屋根材2、および内部屋材5は、施工現場においても簡単に作製することができる。なお、段ボール6を両面から挟む部材(被覆部材)については、高い吸音性能を有するものであればパルプ不織布7でなくてもよい。その際、段ボール6と被覆部材とが接着剤や糊などで接着できる場合は、ワンタッチジョイント4を用いなくてもよい。
[0026]
 さらに、壁材1、屋根材2、および内部屋材5の段ボール6として三層段ボールを採用することにより、一層や二層の段ボールと比較して強度が高く、遮音性にも優れている。
 また、パルプを含有したパルプ不織布7を採用することにより、吸音性に優れ、可燃物として廃棄可能である。
[0027]
 したがって、上記構成からなる本実施形態の簡易ハウスAにおいては、フタ状の屋根材2、壁材1の段ボール(積層構造体)を組み合わせることで、小屋ハウスとしての強度・剛性を確保することができる。また、組み立てにワンタッチジョイント4を使用し、部屋内部などから工具を用いることなく簡単に組立て作業を行うことができる。
[0028]
 また、屋根材2と壁材1を組み付けて空間を作ることで、隙間がなく、断熱性能に優れた簡易ハウスAを容易に製作することができる。
[0029]
 また、段ボールを用いることで、折りたたんで収納することができ、運搬、保管が容易で占有スペースを省スペース化することができる。さらに、現場での利用のほか、災害時にも適用できる。また、使用後は、リサイクル可能であり、廃棄費用を不要にできる。
[0030]
 よって、本実施形態の簡易ハウスAによれば、容易に組み立てすることが可能で、且つ長期にわたって好適な空間を形成可能な簡易ハウスAを実現することができる。
[0031]
 以上、本発明に係る簡易ハウスの一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。

符号の説明

[0032]
1  壁材
2  屋根材
2a 天板部
2b 嵌合固定部
3  補強材
4  ワンタッチジョイント
6  段ボール
7  パルプ不織布(不織布)
A  簡易ハウス

請求の範囲

[請求項1]
 段ボール製の壁材と、
 平板状の天板部及び該天板部の外周から直角下方に折れ曲がって外周の前記壁材に嵌合固定される嵌合固定部からなる段ボール製の屋根材と、を備え、
 隣り合う材同士をワンタッチジョイントで固着して形成されていることを特徴とする簡易ハウス。
[請求項2]
 前記壁材および前記屋根材は、前記段ボールを不織布で挟んだ積層構造体であることを特徴とする請求項1に記載の簡易ハウス。
[請求項3]
 前記不織布は、パルプを含有していることを特徴とする請求項2に記載の簡易ハウス。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]