Processing

Please wait...

Settings

Settings

Goto Application

1. WO2020138225 - ABSORBED CALORIE MEASURING DEVICE, ABSORBED CALORIE MEASURING METHOD, AND ABSORBED CALORIE MEASURING PROGRAM

Document

明 細 書

発明の名称 吸収カロリー計測装置、吸収カロリー計測方法、及び、吸収カロリー計測プログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011   0012   0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068  

符号の説明

0069  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14  

明 細 書

発明の名称 : 吸収カロリー計測装置、吸収カロリー計測方法、及び、吸収カロリー計測プログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、吸収カロリー計測装置、吸収カロリー計測方法、及び、吸収カロリー計測プログラムに関する。

背景技術

[0002]
 近年、健康管理のために食事のカロリーを簡便な手法で情報を得る要望が高まっている。例えば、下記特許文献1のように、食品の反射光からカロリー情報を取得する装置が公開されている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2016-81407号公報
特許文献2 : 特開2012-203834号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、特許文献1では、食物のカロリーを知ることができたとしても、実際は摂取されたカロリーがすべて吸収されるわけでは無く、一部が吸収されるものであり、その吸収率も個人差があった。
[0005]
 また、特許文献2においては、摂取カロリーをコントロールするためのメニュー提案のプログラムが公開されている。しかしこれらは、食品の画像を解析することで、飲食物自体のカロリーを利用者に提示するものである。
[0006]
 また、運動量から消費カロリーを計算するアプリも存在するが、運動による代謝効果を即自的にモニターすることは難しく、また本当に消費されているかは不明である。
[0007]
 本発明は、被験体が吸収したカロリー量を計測する装置及び方法を提供するとともに、モニタリングを行うことでカロリー消費の状態を知ることができる装置及び方法を提供する。

課題を解決するための手段

[0008]
 本発明は、被検体に光を照射する照射部と、被検体を通過し被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、受光強度から、吸収カロリーを算出する制御部と、を有する吸収カロリー計測装置である。
[0009]
 また、本発明は、被検体に光を照射する照射部と、被検体を通過し被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する吸収カロリー計測装置のコンピュータに、受光強度から、吸収カロリーを算出する処理を実行させる吸収カロリー計測プログラムである。
[0010]
 また、本発明は、被検体に光を照射する照射部と、被検体を通過し被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する吸収カロリー計測装置のコンピュータが、受光強度から、吸収したカロリーを算出する処理を行う吸収カロリー計測方法である。
[0011]
 また、本発明は、被検体に光を照射する照射部と、被検体を通過し被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する携帯端末に接続した吸収カロリー計測装置であって、受光強度から、吸収したカロリーを算出する制御部を有する、吸収カロリー計測装置である。
[0012]
 また、本発明は、被検体に光を照射する照射部と、被検体を通過し被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する携帯端末に接続した吸収カロリー計測装置のコンピュータに、受光強度から、吸収したカロリーを算出する処理を実行させる吸収カロリー計測プログラムである。
[0013]
 また、本発明は、被検体に光を照射する照射部と、被検体を通過し被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する携帯端末に接続した吸収カロリー計測装置のコンピュータが、受光強度から、吸収したカロリーを算出する処理を行う吸収カロリー計測方法である。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 吸収カロリー計測装置の概略図。
[図2] 計測時の被検体と吸収カロリー計測装置の位置を示す図。
[図3] 吸収カロリー計測装置のブロック図。
[図4] 吸収カロリーの時間変化を示す図。
[図5] 操作パネルに表示される操作画面。
[図6] 操作パネルに表示される操作画面。
[図7] 操作パネルに表示される操作画面。
[図8] 吸収カロリー計測の動作のフローチャート。
[図9] 受光強度とTGとの相関図。
[図10] 受光強度と照射位置からの距離の関係を示す図。
[図11] 受光強度と吸収カロリーとの相関図。
[図12] 吸収カロリー計測システムの概略図。
[図13] 吸収カロリー計測装置のブロック図。
[図14] 吸収カロリー計測の動作のフローチャート。

発明を実施するための形態

[0015]
 以下に実施形態を図面を用いて説明する。なお、実施形態では吸収カロリー計測装置として、スマートフォンを用いた例を説明をする。ただし、計測装置形態は、スマートフォンに限られず、照射部と受光部を有する装置により吸収カロリーを計測可能とするものである。
[0016]
 実施形態の吸収カロリー計測装置100は、照射部11、受光部12、記憶部13、制御部14、及び、操作パネル部15を有する。
[0017]
 図1は、実施形態の吸収カロリー計測装置100の構成例を概略的に示す図である。図1に示すように吸収カロリー計測装置100は、例えば、スマートフォンやタブレットやノート型コンピュータ等の携帯端末である。吸収カロリー計測装置100は、無線通信を可能にするネットワークインターフェイスを持ち、記憶媒体に保存されたプログラムをメモリへロードし、プログラムをCPU(Central Processing Unit)で動作させることで、各機能を有効にする。
[0018]
 実施形態の照射部11は、受光部12から所定の距離を置いて、配列される。図2に示すように、照射部11は、被検体Cに光を照射する。照射部11は、例えば、蛍光灯、LED、レーザー、白熱灯、HID、ハロゲンランプ等である。照射部11の照度は、制御部14により制御される。照射強度を強くし、静脈をターゲットとしたり、静脈の位置情報を探すという使い方も可能である。実施形態では、照射部11は、スマートフォンに搭載されたフラッシュを使用しているが、これに限られず、被験体に光を照射できる装置を備えれば良い。
[0019]
 実施形態の受光部12は、図2に示すように、照射部11が照射した光が、被検体C内から被検体C外に放出される光を受光する。実施形態の受光部12は、CMOSである。受光部12は、CMOSに限られず、CCDやフォトダイオードでもよい。受光部12で取得した受光強度データは、記憶部13へ送信される。受光強度の取得データを記憶部13の参照データエリアもしくは飲食後データエリアのどちらに送信するかは、ユーザーが操作パネル部15により指定する。
[0020]
 ユーザーが所持する吸収カロリー計測装置100の制御系の構成について説明する。図3は実施形態の吸収カロリー計測装置100のブロック図である。システムバス108を介して、CPU102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、外部I/F(Interface)105、照射部11、受光部12、記憶部13、及び、操作パネル15が接続される。CPU102とROM103とRAM104とで制御部14を構成する。
[0021]
 ROM103には、CPU102により実行されるプログラムや閾値を予め記憶する。
[0022]
 RAM104には、CPU102が実行するプログラムを展開するエリアと、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。
[0023]
 記憶部13は、不揮発性に記憶する装置であり、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disc Drive)等の内部ストレージである。
[0024]
 記憶部13は、空腹時における基準値となる空腹時の吸収カロリーを保存する参照データエリアを有する。記憶部13は、時間の経過に伴う飲食後の吸収カロリーを保存する飲食後データエリアを有する。
[0025]
 記憶部13は、吸収カロリーと受光強度の相関を予め測定し、検量線とした統計データを記憶する。なお、実施形態では、空腹時の吸収カロリー、飲食後の吸収カロリー、及び、統計データを記憶部13に記憶することとしたが、ROM103やRAM104に記憶することでもよい。
[0026]
 制御部14は、空腹時における受光強度から空腹時の吸収カロリーを算出する。制御部14は、飲食後の受光強度から飲食後の吸収カロリーを算出する。図11に示すように、受光強度と吸収カロリーとは相関があるため、受光強度と吸収カロリーとの相関を、予め測定し、記憶部13に統計データ(例えば、図11の検量線y=-2E-08x-0.0002に基づくデータ)を記憶する。記憶部13に記憶した統計データに基づいて、受光強度から空腹時吸収カロリー及び飲食後吸収カロリーを算出する。
[0027]
 制御部14は、飲食後の吸収カロリーと空腹時の吸収カロリーとの差から、正味の吸収カロリーを算出する。図4に示すように、飲食後の吸収カロリーの時間変化はグラフの実線となるが、空腹時の吸収カロリーを引くと、図4のグラフの点線となり、これが正味の吸収カロリーの時間変化となる。空腹時のカロリー値は個人差があるが、差分を取ることで、他人のデータと比較しやすくなる。また、食事による吸収量を認識しやすくなる効果がある。なお、実施形態では差分を取ったが、比を取ってもよい。
[0028]
 なお、実施形態では、空腹時の吸収カロリーと飲食後の吸収カロリーを個別に算出したが、これに限られず、図4の飲食後の吸収カロリーの0分時点の吸収カロリーを空腹時の吸収カロリー(すなわち基準値)とみなして、上記処理を行うことでもよい。
[0029]
 実施形態の吸収カロリー計測装置100として、市販のスマートフォンを用いた場合の吸収カロリー量の計測について説明する。実施形態は血液の濁度変化をカロリー換算するものである。
[0030]
 まず、カロリーの中でも特に脂質のカロリーについて検証した。脂質を摂取するとTGまたはカイロミクロンという粒子で血中に分泌されて流れ、その際の血液の濁度変化が、血液の散乱係数の変化としてあらわれることが知られている。この散乱係数変化からTG濃度などの計算する場合、近赤外光を使用した場合、TGとの相関係数が0.7以上で得られる。同様の実験を、市販のスマートフォンで実験すると、図9のように全く相関は得られなかった。
[0031]
 なお撮影は、フラッシュを点灯させた状態で、接写にて実施した。接写した場合の画像は、図10のとおりである。照射位置からの距離に応じた光の値をIntensityとしている。
[0032]
 相関が得られなかった理由として、使用した光源が可視光であり、生体に対しては散乱係数および吸収係数ともに、近赤外光より影響が強く表れる。さらにフラッシュは本来、夜間でも被写体を照らし出すことを目的としているため、照射強度は強い。この場合、拡散理論を成立させるためには、入射―受光部間距離を長めに設定したいが、装置上、この距離が固定されている。
[0033]
 また、スマートフォンなどのカメラはRGB分析となるため、詳細な波長分析ができないことなどが相関不良の原因と考えられる。
[0034]
 そこで、なるべく生体ノイズを平均化させるため、比較的シンプルな指先などが望ましいが、前腕などでは動画モードで位置ずれなどを平均化することも可能である。
[0035]
 そして、市販のスマートフォンなどでは、装置構成を変えることができないのでソフトウェアで解決させたい。
[0036]
 本発明者は、市販のスマートフォンを使用した場合に、カロリー、脂質濃度、粒子サイズ、粒子数など様々な指標を検討した結果、カロリーが最も受光強度と相関することを見出した。
[0037]
 カロリー計算は、脂質1g=9kcalであり、食後であれば上昇したTG濃度が吸収した脂質量とすることができる。さらに本実施例では、血液量による補正を行なった。血液量は体重の1/13とされており、体内に全体に存在する吸収カロリーとするため、血液量を掛け合わせた場合、相関係数は改善し、図11に示すように、相関係数0.744と良好な相関が得られた。図11は、予め測定した受光強度と吸収カロリーとの相関図である。図11に、得られた受光強度と吸収カロリーの分布を直線近似した検量線を示す。直線近似に限られず曲線近似としてもよい。この統計データを用いることにより、受光強度から吸収カロリーを算出できる。
[0038]
 この手法を用いれば、摂取したカロリーがわかると吸収された量がわかるので、体質チェックや効果的栄養指導にも利用できる。
[0039]
 吸収カロリー算出の手法は以下の通りである。本発明における検証で、被験者に対しオフトクリームを160g摂取してもらって実験を行った。オフトクリーム100g中の脂質成分は32.9gである。まず、一般的に脂質のカロリーは、「脂質1g=9kcal」と言われている。そのため、160g摂取の場合、脂質のみで計算すると473.8kcalを負荷したことになる。
 473.8=32.9g(W/V)×1.6(重量補正)×9(カロリー換算)
[0040]
 また、摂取した重量は52,640mgとなる。血液量は、体重の1/13と言われており、60kgの人の場合、4.6kgとなり、血液は1L=1kgなので、4.6Lとなる。100kgの場合、同様に計算すると約7.7Lとなる。これをTG変化量で表すと、100%吸収された場合のTG増加量は以下のように算出される。
 60kg:約1,144mg/dL
 100kg:約684mg/dL
 また、吸収したカロリーは、ΔTG×9と等しい。
[0041]
 外部I/F105は、外部装置と通信するためのインターフェースである。外部I/F105は、外部装置とデータ通信を行うインターフェースであれば良い。例えば、外部I/F105は、外部装置にローカルに接続する機器(USBメモリ等)であっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェイスであっても良い。さらに、データ通信方式は、Wi-Fi(登録商標)通信やUSB通信でもよい。
[0042]
 また、生体で吸収された脂肪分はカイロミクロンという粒子で血液を流れ、その際の濁度変化を計測している。
[0043]
 操作パネル15は、表示部とタッチパネルが一体化したユーザインターフェースである。操作パネル15は、吸収カロリー計測装置100の本体の前面に配置され、タッチパネルを具備する表示部を有する。制御部14は、操作パネル15の表示部に表示する内容を制御する。操作パネル15は、タッチパネル入力した情報を制御部14へ出力する。操作パネル15から入力される各処理に関する情報は、処理情報としてRAM104の所定の領域に記憶される。
[0044]
 図5は、操作パネル15に表示される入力画面である。ユーザーは、操作パネル15から、性別、年齢、身長、体重、及び、食事量を入力する。測定モードボタンを押下することにより、測定が開始される。
[0045]
 図6は、操作パネル15に表示される出力画面である。操作パネル15には、最大吸収カロリー、吸収率、現在の吸収カロリー、現在の消費率、及び、コメントが表示される。
[0046]
 図7は、操作パネル15に表示される操作画面である。空腹時ボタン15aは、ユーザーが空腹時であることを選択するためのボタンである。飲食後ボタン15bは、ユーザーが飲食後であることを選択するためのボタンである。
[0047]
 以上のような構成を備える吸収カロリー計測装置100において、予め設定されているプログラムに基づいて、吸収カロリー計測装置100は吸収カロリー計測処理を実行する。
[0048]
 図8は、実施形態の吸収カロリー計測装置100の動作を示すフローチャートである。照射部11は、非検体に向けて照射光を照射する(STEP101)。受光部12は、被検体内から被検体外に放出される光を受光する(STEP102)。制御部14は、操作パネル15に空腹時ボタン15aと飲食後ボタン15bを表示する(STEP103)。空腹時ボタン15aが選択された場合には、制御部14は、受光部14が受光した光強度から空腹時吸収カロリーを算出し、記憶部13の参照データエリアに記憶する(STEP104)。飲食後ボタン15bが選択された場合には、制御部14は、受光部14が受光した光強度から飲食後吸収カロリーを算出し、記憶部13の飲食後データエリアに記憶する(STEP105)。制御部14は、記憶部13の参照データエリアに記憶された空腹時吸収カロリー、及び、記憶部13の飲食後データエリアに記憶された飲食後吸収カロリーから、正味の吸収カロリーの時間変化を算出する(STEP106)。
[0049]
 実施形態の吸収カロリー計測装置は、カメラとフラッシュを搭載するスマートフォン等の装置において、可視光を照射することを目的とした光源(波長400~800nmの発光強度が、全波長域の発光強度の80%以上を締める光源)であり、照射部位の光減衰あるいは一定強度の到達範囲からカロリー吸収量および/または消費量を算出することで、健康管理を行う装置である。
[0050]
 なお、図4のように吸収されたカロリー量が0になるまでの変化を、ここでは吸収カロリー消費量と呼ぶ。このカロリー消費速度等を運動などによる変化を確認することもできる。
[0051]
 また、摂取した食事のカロリーをソフトウェアに入力し、吸収されたカロリー量から吸収率を計算することで、自己の体質の把握することが可能である。また、運動により安静時よりいかに効率よく脂質を消費したか、などの評価が示されることも可能であることから、運動の啓もうや、食事の量の調節などを行うことができる。モード切替により、飲酒量モニターとしても可能である。また、多数の人の計測結果から、参考基準値を導き出し、参考基準値に基づき画面表示を変えるなどし、視覚的に体調を表現するとしても良い。
[0052]
 次に、他の実施形態の吸収カロリー計測装置200について説明する。照射部と受光部がスマートフォンに備わるものを使用し、実施形態の吸収カロリー計測装置200が、当該スマートフォンとネットワークで接続した、サーバー装置であってもよい。
[0053]
 実施形態のシステム構成図を図12に示す。システムは、吸収カロリー計測装置200と、携帯端末300と、アクセスポイント400を有する。
[0054]
 携帯端末300は、照射部31と受光部32と操作パネル35を有する。携帯端末300の構成は、実施形態の吸収カロリー計測装置100のハードウェア構成と同等であるため説明を省略する。
[0055]
 実施形態の吸収カロリー計測装置200は、例えば、サーバー装置である。実施形態の吸収カロリー計測装置200の制御系の構成について説明する。図13は実施形態の吸収カロリー計測装置200のブロック図である。システムバス208を介して、CPU202、ROM(Read Only Memory)203、RAM(Random Access Memory)204、外部I/F(Interface)205、及び、記憶部23が接続される。CPU202とROM203とRAM204とで制御部24を構成する。
[0056]
 ROM203には、CPU202により実行されるプログラムや閾値を予め記憶する。
[0057]
 RAM204には、CPU202が実行するプログラムを展開するエリアと、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。
[0058]
 記憶部23は、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disc Drive)等の内部ストレージである。
[0059]
 記憶部23は、空腹時における基準値となる空腹時の吸収カロリー被検体情報を保存する参照データエリアを有する。制御部24は、参照データエリアに記憶する情報をもとに吸収カロリー算出を行う。
[0060]
 記憶部23は、時間の経過に伴う飲食後の吸収カロリー被検体情報を保存する飲食後データエリアを有する。制御部24は、飲食後データエリアに記憶する情報をもとに、吸収カロリー算出を行う。
[0061]
 記憶部23は、吸収カロリーと受光強度の相関を検量線とした相関データを記憶する。なお、実施形態では、空腹時の吸収カロリー、飲食後の吸収カロリー、及び、相関データを記憶部23に記憶することとしたが、RAM204に記憶することでもよい。
[0062]
 制御部24は、空腹時における受光強度から空腹時の吸収カロリーを算出する。制御部14は、飲食後の受光強度から飲食後の吸収カロリーを算出する。
[0063]
 制御部24は、飲食後の吸収カロリーと空腹時の吸収カロリーとの差から、正味の吸収カロリーを算出する。
[0064]
 なお、実施形態では、空腹時の吸収カロリーと飲食後の吸収カロリーを個別に算出したが、これに限られず、図4の飲食後の吸収カロリーの0分時点の吸収カロリーを空腹時の吸収カロリー(すなわち基準値)とみなして、上記処理を行うことでもよい。
[0065]
 外部I/F205は、外部装置と通信するためのインターフェースである。外部I/F205は、外部装置とデータ通信を行うインターフェースであれば良い。例えば、外部I/F205は、外部装置にローカルに接続する機器(USBメモリ等)であっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェイスであっても良い。さらに、データ通信方式は、Wi-Fi(登録商標)通信やUSB通信でもよい。
[0066]
 以上のような構成を備える吸収カロリー計測装置200において、予め設定されているプログラムに基づいて、吸収カロリー計測装置200は吸収カロリー計測処理を実行する。
[0067]
 図14は、実施形態の吸収カロリー計測装置200の動作を示すフローチャートである。携帯端末300の照射部31は、非検体に向けて照射光を照射する(STEP201)。携帯端末300の受光部32は、被検体内から被検体外に放出される光を受光する(STEP202)。携帯端末300の操作パネル35は、空腹時ボタンと飲食後ボタンを表示する(STEP203)。空腹時ボタンが選択された場合には、吸収カロリー計測装置200の制御部24は、携帯端末300の受光部が受光した光強度から空腹時吸収カロリーを算出し、記憶部23の参照データエリアに記憶する(STEP204)。飲食後ボタンが選択された場合には、吸収カロリー計測装置200の制御部24は、携帯端末300の受光部が受光した光強度から飲食後吸収カロリーを算出し、記憶部23の飲食後データエリアに記憶する(STEP205)。吸収カロリー計測装置200の制御部24は、記憶部23の参照データエリアに記憶された空腹時吸収カロリー光強度、及び、記憶部23の飲食後データエリアに記憶された飲食後吸収カロリー光強度から、正味の吸収カロリーの時間変化を算出する(STEP206)。
[0068]
 以上、実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

符号の説明

[0069]
100 吸収カロリー計測装置
11 照射部
12 受光部
13 記憶部
14 制御部
15 操作パネル部

請求の範囲

[請求項1]
 被検体に光を照射する照射部と、
 前記被検体を通過し前記被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、
 前記受光強度から、吸収カロリーを算出する制御部と、
を有する、吸収カロリー計測装置。
[請求項2]
 前記制御部は、
 空腹時の受光強度から、空腹時吸収カロリーを算出し、
 飲食後の受光強度から、飲食後吸収カロリーを算出し、
 前記空腹時吸収カロリーと前記飲食後吸収カロリーから、正味吸収カロリーを算出することを特徴とする請求項1に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項3]
 空腹時ボタンと飲食後ボタンを表示する操作パネルと、
 空腹時データエリアと飲食後データエリアと有する記憶部と、
をさらに有し、
 前記制御部は、
 前記空腹時ボタンが選択された場合には、前記空腹時吸収カロリーを前記空腹時データエリアに記憶し、
 前記飲食後ボタンが選択された場合には、前記飲食後吸収カロリーを前記飲食後データエリアに記憶する、
ことを特徴とする請求項2に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項4]
 前記制御部は、
 前記空腹時吸収カロリーと前記飲食後吸収カロリーの差から、正味吸収カロリーを算出することを特徴とする請求項2または3に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項5]
 前記記憶部は、
 予め得られた受光強度と吸収カロリーとの統計データを記憶し、
 前記制御部は
 前記記憶部に記憶した前記統計データに基づいて、前記受光強度から前記空腹時吸収カロリー及び前記飲食後吸収カロリーを算出する、ことを特徴とする請求項3に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項6]
 前記照射部は、照射する光が可視光であることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項7]
 被検体に光を照射する照射部と、前記被検体を通過し前記被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する吸収カロリー計測装置のコンピュータに、
 前記受光強度から、吸収カロリーを算出する処理を、
実行させる吸収カロリー計測プログラム。
[請求項8]
 被検体に光を照射する照射部と、前記被検体を通過し前記被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する吸収カロリー計測装置のコンピュータが、
 前記受光強度から、吸収したカロリーを算出する処理を、
行う吸収カロリー計測方法。
[請求項9]
 被検体に光を照射する照射部と、前記被検体を通過し前記被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する携帯端末に接続した吸収カロリー計測装置であって、
 前記受光強度から、吸収したカロリーを算出する制御部を有する、吸収カロリー計測装置。
[請求項10]
 前記制御部は、
 空腹時の受光強度から、空腹時吸収カロリーを算出し、
 飲食後の受光強度から、飲食後吸収カロリーを算出し、
 前記空腹時吸収カロリーと前記飲食後吸収カロリーから、正味吸収カロリーを算出することを特徴とする請求項9に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項11]
 前記携帯端末は、空腹時ボタンと飲食後ボタンを表示する操作パネルをさらに有し、
 前記吸収カロリー計測装置は、空腹時データエリアと飲食後データエリアと有する記憶部、をさらに有し、
 前記制御部は、
 前記空腹時ボタンが選択された場合には、前記空腹時吸収カロリーを前記空腹時データエリアに記憶し、
 前記飲食後ボタンが選択された場合には、前記飲食後吸収カロリーを前記飲食後データエリアに記憶する、
ことを特徴とする請求項10に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項12]
 前記制御部は、
 前記空腹時吸収カロリーと前記飲食後吸収カロリーの差から、正味吸収カロリーを算出することを特徴とする請求項10または11に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項13]
 前記記憶部は、
 予め得られた受光強度と吸収カロリーとの統計データを記憶し、
 前記制御部は
 前記記憶部に記憶した前記統計データに基づいて、前記受光強度から前記空腹時吸収カロリー及び前記飲食後吸収カロリーを算出する、ことを特徴とする請求項11に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項14]
 前記照射部は、照射する光が可視光であることを特徴とする、請求項9から13に記載の吸収カロリー計測装置。
[請求項15]
 被検体に光を照射する照射部と、前記被検体を通過し前記被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する携帯端末に接続した吸収カロリー計測装置のコンピュータに、
 前記受光強度から、吸収したカロリーを算出する処理を実行させる吸収カロリー計測プログラム。
[請求項16]
 被検体に光を照射する照射部と、前記被検体を通過し前記被検体外部へ放出される受光強度を検出する受光部と、を有する携帯端末に接続した吸収カロリー計測装置のコンピュータが、
 前記受光強度から、吸収したカロリーを算出する処理を行う吸収カロリー計測方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]