Einige Inhalte dieser Anwendung sind momentan nicht verfügbar.
Wenn diese Situation weiterhin besteht, kontaktieren Sie uns bitte unterFeedback&Kontakt
1. (WO2017038301) SPEAKER DEVICE AND FRAME OF SPEAKER DEVICE
Document

明 細 書

発明の名称 スピーカー装置及びスピーカー装置のフレーム

技術分野

0001  

先行技術文献

特許文献

0002  

背景技術

0003   0004   0005   0006  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040  

発明の効果

0041   0042  

図面の簡単な説明

0043  

発明を実施するための形態

0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164  

符号の説明

0165  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

明 細 書

発明の名称 : スピーカー装置及びスピーカー装置のフレーム

技術分野

[0001]
 本技術は、磁気回路の駆動によって振動板が振動されて音声の出力が行われるスピーカー装置及びスピーカー装置のフレームについての技術分野に関する。

先行技術文献

特許文献

[0002]
特許文献1 : 特開2012-44517号公報

背景技術

[0003]
 アンプによって増幅された音声を出力するスピーカー装置がある。このようなスピーカー装置には、例えば、マグネットとヨークとコイルを有する磁気回路により振動板が振動されるように構成されたものがある。
[0004]
 このようなスピーカー装置には、骨格となるフレームに振動板や磁気回路が取り付けられており、フレームは振動板の振動に耐え得る必要があると共に重量の大きい磁気回路を保持するために金属材料等によって形成され剛性が高くされている(特許文献1参照)。フレームの剛性が高くされることにより、スピーカー装置の安定な動作状態を確保することができる。
[0005]
 特許文献1に記載されたスピーカー装置にあっては、フレームに径の大きな外側環状部と径の小さな内側環状部とを連結する複数の脚部が周方向において離隔して設けられている。フレームにおける複数の脚部の間はそれぞれ開孔として形成されている。開孔が形成されることによりフレームの軽量化が図られると共に開孔を介してフレームの内外を空気が流動可能とされ、振動板が円滑に振動されて音質の向上が図られる。
[0006]
 上記のように、フレームはスピーカー装置の骨格を構成するために高い剛性が確保される必要があり、特許文献1においては、脚部の両側縁に立壁状のリブが設けられ、フレームの剛性が高められている。

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0007]
 ところで、上記のようにフレームは高い剛性が確保される必要があるが、マグネットやヨーク等によって構成されている重量の大きい磁気回路が取り付けられる側の部分は、特に、高い剛性が必要とされる。
[0008]
 そこで、本技術スピーカー装置及びスピーカー装置のフレームは、上記した問題点を克服し、フレームの全体の剛性を高くしフレーム全体でバランスよく荷重を分散させてスピーカー装置の安定な動作状態を確保することを課題とする。

課題を解決するための手段

[0009]
 第1に、本技術に係るスピーカー装置は、音声の出力時に振動される振動板と、マグネットとヨークを有する磁気回路と、前記振動板のエッジが取り付けられる外側環状部と前記磁気回路が取り付けられる内側環状部とを有するフレームとを備え、前記フレームに前記外側環状部と前記内側環状部を連結する少なくとも一つの脚部が設けられ、前記脚部は、前記外側環状部に連続された外側端部と、前記内側環状部に連続された内側端部と、前記外側端部と前記内側端部の間に位置され前記外側端部と前記内側端部より幅が小さくされた幅狭部とを有し、前記幅狭部には前記外側端部と前記内側端部の中間部分に最も幅が小さくされた最狭部が設けられ、前記最狭部が前記外側環状部と前記内側環状部の中央より前記外側環状部側に位置され、前記幅狭部における前記最狭部を含む幅方向における両側縁が曲線状又は直線状に形成されたものである。
[0010]
 これにより、両側縁が曲線状又は直線状に形成され外側環状部側に位置された最狭部を有する脚部によって外側環状部と内側環状部が連結される。
[0011]
 第2に、上記したスピーカー装置においては、前記脚部が前記フレームの周方向において複数離隔して設けられることが望ましい。
[0012]
 これにより、周方向における複数の位置で外側環状部と内側環状部が脚部によって連結される。
[0013]
 第3に、上記したスピーカー装置においては、前記脚部が等間隔の位置に設けられることが望ましい。
[0014]
 これにより、周方向における等間隔の位置で外側環状部と内側環状部が脚部によって連結される。
[0015]
 第4に、上記したスピーカー装置においては、前記脚部に貫通孔が形成されることが望ましい。
[0016]
 これにより、脚部の重量が小さくなる。
[0017]
 第5に、上記したスピーカー装置においては、前記貫通孔の開口縁が曲線状又は直線状に形成されることが望ましい。
[0018]
 これにより、開口縁に応力集中が生じ難い。
[0019]
 第6に、上記したスピーカー装置においては、前記貫通孔が前記最狭部より前記内側環状部側に形成されることが望ましい。
[0020]
 これにより、貫通孔が脚部における幅の広い部分に位置される。
[0021]
 第7に、上記したスピーカー装置においては、前記貫通孔が前記最狭部を挟んで前記外側環状部側と前記内側環状部側にそれぞれ形成されることが望ましい。
[0022]
 これにより、貫通孔が何れも脚部における幅の広い部分に位置される。
[0023]
 第8に、上記したスピーカー装置においては、前記脚部は前記最狭部から前記外側環状部に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されることが望ましい。
[0024]
 これにより、幅狭部における外側環状部側の端部の幅が広くなる。
[0025]
 第9に、上記したスピーカー装置においては、前記脚部は前記最狭部から前記内側環状部に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されることが望ましい。
[0026]
 これにより、幅狭部における内側環状部側の端部の幅が広くなる。
[0027]
 第10に、上記したスピーカー装置においては、前記フレームをスピーカー筐体にネジ止めによって取り付けるためのネジ挿通孔が前記外側環状部に形成され、前記ネジ挿通孔と前記脚部が前記フレームの周方向における同じ位置に形成されることが望ましい。
[0028]
 これにより、脚部がスピーカー筐体に固定される部分の近傍に位置される。
[0029]
 第11に、上記したスピーカー装置においては、前記フレームをスピーカー筐体にネジ止めによって取り付けるための複数のネジ挿通孔が前記外側環状部の周方向における離隔した位置に形成され、前記複数のネジ挿通孔と前記複数の脚部とがそれぞれ前記フレームの周方向における同じ位置に形成されることが望ましい。
[0030]
 これにより、複数の脚部がスピーカー筐体に固定される部分の近傍にそれぞれ位置される。
[0031]
 第12に、上記したスピーカー装置においては、前記脚部がそれぞれ前記幅狭部を有する第1の部分と第2の部分から成り、前記第1の部分の前記幅狭部と前記第2の部分の前記幅狭部とが前記フレームの周方向において離隔して設けられることが望ましい。
[0032]
 これにより、幅狭部を有する第1の部分と幅狭部を有する第2の部分とによって外側環状部と内側環状部が連結される。
[0033]
 第13に、上記したスピーカー装置においては、前記第1の部分と前記第2の部分の間に通孔が形成されることが望ましい。
[0034]
 これにより、脚部の重量が小さくなる。
[0035]
 第14に、上記したスピーカー装置においては、前記通孔の開口縁が曲線状又は直線状に形成されることが望ましい。
[0036]
 これにより、開口縁に応力集中が生じ難い。
[0037]
 第15に、上記したスピーカー装置においては、前記第1の部分の少なくとも一部と前記第2の部分の少なくとも一部とが周方向において連続して設けられることが望ましい。
[0038]
 これにより、脚部の強度の低下が抑制される。
[0039]
 本技術に係るスピーカー装置のフレームは、音声の出力時に振動される振動板のエッジが取り付けられる外側環状部と、マグネットとヨークを有する磁気回路が取り付けられる内側環状部と、前記外側環状部と前記内側環状部を連結する少なくとも一つの脚部とを備え、前記脚部は、前記外側環状部に連続された外側端部と、前記内側環状部に連続された内側端部と、前記外側端部と前記内側端部の間に位置され前記外側端部と前記内側端部より幅が小さくされた幅狭部とを有し、前記幅狭部には前記外側端部と前記内側端部の中間部分に最も幅が小さくされた最狭部が設けられ、前記最狭部が前記外側環状部と前記内側環状部の中央より前記外側環状部側に位置され、前記幅狭部における前記最狭部を含む幅方向における両側縁が曲線状又は直線状に形成されたものである。
[0040]
 これにより、両側縁が曲線状又は直線状に形成され外側環状部側に位置された最狭部を有する脚部によって外側環状部と内側環状部が連結される。

発明の効果

[0041]
 本技術によれば、両側縁が曲線状又は直線状に形成され外側環状部側に位置された最狭部を有する脚部によって外側環状部と内側環状部が連結されるため、フレームの全体の剛性が高くなりフレーム全体でバランスよく荷重が分散され、スピーカー装置の安定な動作状態を確保することができる。
[0042]
 尚、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。

図面の簡単な説明

[0043]
[図1] 図2乃至図5と共に本技術スピーカー装置及びスピーカー装置のフレームの第1の実施の形態を示すものであり、本図は、スピーカー装置の拡大断面図である。
[図2] フレームの斜視図である。
[図3] 図2とは異なる方向から見た状態で示すフレームの斜視図である。
[図4] フレームの側面図である。
[図5] フレームの正面図である。
[図6] 図7乃至図10と共に本技術スピーカー装置及びスピーカー装置のフレームの第2の実施の形態を示すものであり、本図は、スピーカー装置の拡大断面図である。
[図7] フレームの斜視図である。
[図8] 図7とは異なる方向から見た状態で示すフレームの斜視図である。
[図9] フレームの側面図である。
[図10] フレームの正面図である。
[図11] 第1の測定結果を示す図表等である。
[図12] 第2の測定結果を示すグラフ図である。
[図13] 第3の測定結果を示すグラフ図である。

発明を実施するための形態

[0044]
 以下に、本技術スピーカー装置及びスピーカー装置のフレームを実施するための形態を添付図面に従って説明する。
[0045]
 以下の説明においては、スピーカー装置が向く方向を前方として上下前後左右の方向を示す。
[0046]
 尚、以下に示す上下前後左右の方向は、説明の便宜上示すものであり、本技術はこれらの方向に限定して適用されることはない。
[0047]
 <第1の実施の形態に係るスピーカー装置>
 先ず、第1の実施の形態に係るスピーカー装置1について説明する(図1乃至図5参照)。
[0048]
 スピーカー装置1はフレーム2とフレーム2に取り付けられた各部とを有する(図1参照)。
[0049]
 フレーム2は金属材料等の剛性の高い材料により、例えば、プレス加工によって形成されている。尚、フレーム2はプレス加工以外の他の加工、例えば、ダイキャスト加工等によって形成されていてもよい。
[0050]
 フレーム2は、図2乃至図5に示すように、最も前側に位置された外側環状部3と外側環状部3の後方に離隔して位置された内側環状部4と周方向において等間隔に離隔して位置された脚部5、5、・・・とから成る。
[0051]
 外側環状部3は内側環状部4側に位置された前側円環部6と前側円環部6の前縁から外側に張り出されたフランジ状の被取付部7とから成る。被取付部7は図示しないスピーカー筐体に取り付けられる部分であり、被取付部7には周方向において等間隔に離隔してネジ挿通孔7a、7a、・・・が形成されている。
[0052]
 内側環状部4は前側円環部6より径が小さくされた後側円環部8と後側円環部8の前縁から外側に張り出されたフランジ状の連結部9と後側円環部8の後縁から内側に張り出されたフランジ状の取付面部10とから成る。後側円環部8には孔8a、8a、・・・が周方向において等間隔に離隔して形成されている。取付面部10にはネジ用孔10a、10a、・・・が周方向において等間隔に離隔して形成されている。
[0053]
 脚部5、5、・・・は外側環状部3と内側環状部4の間に位置され、外側環状部3と内側環状部4を連結する機能を有している。脚部5、5、・・・は後方へ行くに従ってスピーカー装置1の中心軸S(図2及び図3参照)に近付くように傾斜されている。
[0054]
 脚部5、5、・・・は、上記したように、周方向において等間隔に離隔して位置されており、脚部5、5、・・・間に形成された各空間はそれぞれ開孔5a、5a、・・・として形成されている(図2乃至図5参照)。開孔5aは、前側開口縁が外側環状部3における前側円環部6の後縁に略一致され、後側開口縁が内側環状部4における連結部9の前縁の近傍に位置されている。
[0055]
 脚部5は周方向において一部が連続された第1の部分11と第2の部分12によって構成され、第1の部分11と第2の部分12は線対称の形状に形成されている。
[0056]
 第1の部分11と第2の部分12の間の空間は通孔13として形成されている。通孔13は開口縁13aが曲線状又は直線状に形成されている。
[0057]
 第1の部分11は他の部分より幅(周方向における長さ)が小さくされた幅狭部14と幅狭部14の前側に連続された外側端部15と幅狭部14の後側に連続された内側端部16とから成る。
[0058]
 幅狭部14は前後方向において外側環状部3と内側環状部4の中央より外側環状部3側に位置され、幅方向における両側の側縁14a、14aがそれぞれ凹状の曲線状に形成されている(図3の拡大図参照)。尚、側縁14aは直線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0059]
 幅狭部14は外側端部15と内側端部16の中間部分、即ち、外側端部15との境界部分以外でかつ内側端部16との境界部分以外の位置が最も幅が小さくされた最狭部14bとして設けられている。従って、幅狭部14は最狭部14bから前後に離隔するに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されている。
[0060]
 このように脚部5の第1の部分11は最狭部14bから外側環状部3に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されているため、幅狭部14における外側環状部3側の端部の幅が広くなり、脚部5の強度が高まりフレーム2の剛性の向上を図ることができる。
[0061]
 また、脚部5の第1の部分11は最狭部14bから内側環状部4に近付くに従っても漸次幅が大きくなる形状に形成されているため、幅狭部14における内側環状部4側の端部の幅も広くなり、脚部5の強度が高まりフレーム2の一層の剛性の向上を図ることができる。
[0062]
 外側端部15は前後方向において幅狭部14から離隔するに従って幅が大きくなる形状に形成されている(図2乃至図5参照)。外側端部15の両側の側縁15a、15aはそれぞれ幅狭部14の側縁14a、14aに連続された曲線状に形成されている。尚、側縁15aは直線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0063]
 内側端部16は前後方向において幅狭部14から離隔するに従って幅が大きくなる形状に形成されている。内側端部16の両側の側縁16a、16aはそれぞれ幅狭部14の側縁14a、14aに連続された直線状に形成されている。尚、側縁16aは曲線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0064]
 内側端部16には貫通孔17が形成されている。貫通孔17は開口縁17aが曲線状に形成されている。尚、開口縁17aは曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0065]
 第2の部分12は他の部分より幅が小さくされた幅狭部18と幅狭部18の前側に連続された外側端部19と幅狭部18の後側に連続された内側端部20とから成る。
[0066]
 幅狭部18は前後方向において外側環状部3と内側環状部4の中央より外側環状部3側に位置され、幅方向における両側の側縁18a、18aがそれぞれ凹状の曲線状に形成されている(図3の拡大図参照)。尚、側縁18aは直線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0067]
 幅狭部18は外側端部19と内側端部20の中間部分、即ち、外側端部19との境界部分以外でかつ内側端部20との境界部分以外の位置が最も幅が小さくされた最狭部18bとして設けられている。従って、幅狭部18は最狭部18bから前後に離隔するに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されている。
[0068]
 このように脚部5の第2の部分12は最狭部18bから外側環状部3に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されているため、幅狭部18における外側環状部3側の端部の幅が広くなり、脚部5の強度が高まりフレーム2の剛性の向上を図ることができる。
[0069]
 また、脚部5の第2の部分12は最狭部18bから内側環状部4に近付くに従っても漸次幅が大きくなる形状に形成されているため、幅狭部18における内側環状部4側の端部の幅も広くなり、脚部5の強度が高まりフレーム2の一層の剛性の向上を図ることができる。
[0070]
 外側端部19は前後方向において幅狭部18から離隔するに従って幅が大きくなる形状に形成されている(図2乃至図4参照)。外側端部19の両側の側縁19a、19aはそれぞれ幅狭部18の側縁18a、18aに連続された曲線状に形成されている。尚、側縁19aは直線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0071]
 内側端部20は前後方向において幅狭部18から離隔するに従って幅が大きくなる形状に形成されている。内側端部20の両側の側縁20a、20aはそれぞれ幅狭部18の側縁18a、18aに連続された直線状に形成されている。尚、側縁20aは曲線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0072]
 内側端部20には貫通孔21が形成されている。貫通孔21は開口縁21aが曲線状に形成されている。尚、開口縁21aは曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0073]
 第1の部分11における内側端部16の後端部と第2の部分12における内側端部20の後端部とは周方向において連続して設けられている。
[0074]
 このように脚部5は内側端部16の後端部と内側端部20の後端部とが周方向において連続して設けられているため、脚部5の強度の低下が抑制され、フレーム2の剛性の向上を図ることができる。
[0075]
 尚、脚部5は外側端部15の少なくとも一部と外側端部19の少なくとも一部とが周方向において連続して設けられていてもよい。
[0076]
 脚部5、5、・・・は第1の部分11、11、・・・又は第2の部分12、12、・・・が外側環状部3に形成されたネジ挿通孔7a、7a、・・・と周方向における同じ位置に形成されている。即ち、脚部5は第1の部分11又は第2の部分12がネジ挿通孔7aの真後ろに位置されている。
[0077]
 このように第1の部分11又は第2の部分12がネジ挿通孔7aの真後ろに位置されることにより、脚部5の少なくとも一部がネジ部材によってスピーカー筐体に固定される部分の近傍に位置されるため、脚部5の強度が高くなり、フレーム2の剛性の一層の向上を図ることができる。
[0078]
 上記したように、フレーム2は脚部5、5、・・・が周方向において複数離隔して設けられているため、周方向における複数の位置で外側環状部3と内側環状部4が脚部5、5、・・・によって連結され、フレーム2の剛性を一層高くすることができる。
[0079]
 また、脚部5、5、・・・が周方向において等間隔の位置に設けられているため、周方向における等間隔の位置で外側環状部3と内側環状部4が脚部5、5、・・・によって連結され、周方向において良好なバランスでフレーム2の剛性を高くすることができる。
[0080]
 さらに、脚部5に貫通孔17、21が形成されているため、脚部5の重量が小さくなり、フレーム2の軽量化を図ることができると共に空気が貫通孔17、21を介してフレーム2の内外で対流され音質の向上を図ることができる。
[0081]
 さらにまた、貫通孔17、21の開口縁17a、21aが曲線状又は直線状に形成されているため、開口縁17a、21aに応力集中が生じ難く、フレーム2の一層の剛性の向上を図ることができる。
[0082]
 また、貫通孔17、21がそれぞれ最狭部14b、18bより内側環状部4側に形成されているため、貫通孔17、21が脚部5における幅の広い部分に位置され、剛性の大きな低下を来すことなくフレーム2の軽量化及び音質の向上を図ることができる。
[0083]
 尚、上記には、貫通孔17、21がそれぞれ最狭部14b、18bより内側環状部4側に形成されている例を示したが、貫通孔17、21は最狭部14b、18bを挟んで外側環状部3側と内側環状部4側の双方にそれぞれ形成されていてもよい。
[0084]
 貫通孔17、21が最狭部14b、18bを挟んで外側環状部3側と内側環状部4側の双方にそれぞれ形成されることにより、貫通孔17、17、21、21が何れも脚部5における幅の広い部分に位置され剛性の大きな低下を来すことなくフレーム2の軽量化及び音質の向上を図ることができる。
[0085]
 さらに、脚部5が幅狭部14を有する第1の部分11と幅狭部18を有する第2の部分12とから成り、幅狭部14と幅狭部18がフレーム2の周方向において離隔して設けられている。従って、幅狭部14を有する第1の部分11と幅狭部18を有する第2の部分12とが存在することにより脚部5の剛性が高くなり、フレーム2の剛性をより一層高くすることができる。
[0086]
 さらにまた、脚部5には第1の部分11と第2の部分12の間に通孔13が形成されているため、脚部5の重量が小さくなりフレーム2の軽量化を図ることができると共に空気が通孔13を介してフレーム2の内外で対流され音質の向上を図ることができる。
[0087]
 加えて、通孔13は開口縁13aが曲線状又は直線状に形成されているため、開口縁13aに応力集中が生じ難く、フレーム2の剛性の一層の向上を図ることができる。
[0088]
 内側環状部4の取付面部10の後面には磁性金属材料によって形成された円環状のプレート22が取り付けられている(図1参照)。プレート22は、例えば、ネジ用孔10a、10a、・・・をそれぞれ挿通された取付ネジ100、100、・・・によって取付面部10に取り付けられている。
[0089]
 プレート22の後面には円環状のマグネット23が接着等によって取り付けられている。
[0090]
 マグネット23の後面にはヨーク24が取り付けられている。ヨーク24は軸方向が前後方向にされた略円柱状のボビン支持部24aとボビン支持部24aの後端部から外方に張り出された突出部24bとを有している。ヨーク24は突出部24bの前面が接着等によってマグネット23の後面に取り付けられている。
[0091]
 ヨーク24におけるボビン支持部24aの一部はプレート22の中心孔22aに挿通され、ボビン支持部24aの外周面とプレート22の内周面との間の空間が磁気ギャップとされる。
[0092]
 ヨーク24のボビン支持部24aには円筒状のコイルボビン25が前後方向(軸方向)へ変動可能(移動可能)に支持されている。
[0093]
 コイルボビン25の外周面にはコイル26が巻き付けられている。コイル26は両側の端部が、巻き付けられた部分から導出され、それぞれ開孔5a、5aを挿通され外側環状部3における被取付部7の外周部に取り付けられた図示しないターミナルに接続されている。ターミナルは図示しないアンプとの接続が行われる端子部として設けられている。
[0094]
 コイルボビン25に巻き付けられたコイル26は一部が磁気ギャップに位置されている。
[0095]
 コイル26の一部が磁気ギャップに位置されることにより、プレート22とマグネット23とヨーク24とコイル26によって磁気回路が構成される。
[0096]
 コイルボビン25にはダンパー27が取り付けられている。ダンパー27はコイルボビン25の軸方向における過度の変動を抑制する機能を有し、内周部がコイルボビン25におけるコイル26より前側の部分に取り付けられ、外周部が内側環状部4の連結部9に取り付けられている。
[0097]
 フレーム2における取付面部10の内周部には振動板28のエッジ28aが取り付けられている。振動板28の内周部はコイルボビン25の前端部に取り付けられている。振動板28は磁気回路の駆動によるコイルボビン25の変動に伴って振動される。
[0098]
 振動板28の内周部にはキャップ29がコイルボビン25の前側の開口を覆う状態で取り付けられている。
[0099]
 上記のように構成されたスピーカー装置1において、コイル26に駆動電流が供給されると、磁気回路において推力が発生してコイルボビン25が前後方向(軸方向)へ変動され、コイルボビン25の駆動力が振動板28に伝達されてコイルボビン25の変動に伴って振動板28が振動する。振動板28が振動するとアンプによって増幅された音声の出力が行われる。
[0100]
 <第2の実施の形態に係るスピーカー装置>
 次に、第2の実施の形態に係るスピーカー装置51について説明する(図6乃至図10参照)。
[0101]
 尚、スピーカー装置51は上記した第1の実施の形態に係るスピーカー装置1と比較して、フレームの構成のみが相違するため、スピーカー装置51に関する以下の説明にあっては、主にフレームの構成のみを詳細に説明する。
[0102]
 スピーカー装置51はフレーム52とフレーム52に取り付けられた各部とを有する(図6参照)。
[0103]
 フレーム52は金属材料等の剛性の高い材料により、例えば、プレス加工によって形成されている。尚、フレーム52はプレス加工以外の他の加工、例えば、ダイキャスト加工等によって形成されていてもよい。
[0104]
 フレーム52は、図7乃至図10に示すように、最も前側に位置された外側環状部53と外側環状部53の後方に離隔して位置された内側環状部54と周方向において等間隔に離隔して位置された脚部55、55、・・・とから成る。
[0105]
 外側環状部53は内側環状部54側に位置された前側円環部56と前側円環部56の前縁から外側に張り出されたフランジ状の被取付部57とから成る。被取付部57は図示しないスピーカー筐体に取り付けられる部分であり、被取付部57には周方向において等間隔に離隔してネジ挿通孔57a、57a、・・・が形成されている。
[0106]
 内側環状部54は前側円環部56より径が小さくされた後側円環部58と後側円環部58の前縁から外側に張り出されたフランジ状の連結部59と後側円環部58の後縁から内側に張り出されたフランジ状の取付面部60とから成る。後側円環部58には孔58a、58a、・・・が周方向において等間隔に離隔して形成されている。取付面部60にはネジ用孔60a、60a、・・・が周方向において等間隔に離隔して形成されている。
[0107]
 脚部55、55、・・・は外側環状部53と内側環状部54の間に位置され、外側環状部53と内側環状部54を連結する機能を有している。脚部55、55、・・・は後方へ行くに従ってスピーカー装置51の中心軸S(図7及び図8参照)に近付くように傾斜されている。
[0108]
 脚部55、55、・・・は、上記したように、周方向において等間隔に離隔して位置されており、脚部55、55、・・・間に形成された各空間はそれぞれ開孔55a、55a、・・・として形成されている(図7乃至図10参照)。開孔55aは、前側開口縁が外側環状部53における前側円環部56の後縁に略一致され、後側開口縁が内側環状部54における連結部59の前縁の近傍に位置されている。
[0109]
 脚部55は他の部分より幅(周方向における長さ)が小さくされた幅狭部61と幅狭部61の前側に連続された外側端部62と幅狭部61の後側に連続された内側端部63とから成る。
[0110]
 幅狭部61は前後方向において外側環状部53と内側環状部54の中央より外側環状部53側に位置され、幅方向における両側の側縁61a、61aがそれぞれ凹状の曲線状に形成されている(図8の拡大図参照)。尚、側縁61aは直線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0111]
 幅狭部61は外側端部62と内側端部63の中間部分、即ち、外側端部62との境界部分以外でかつ内側端部63との境界部分以外の位置が最も幅が小さくされた最狭部61bとして設けられている。従って、幅狭部61は最狭部61bから前後に離隔するに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されている。
[0112]
 このように脚部55は最狭部61bから外側環状部53に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成されているため、幅狭部61における外側環状部53側の端部の幅が広くなり、脚部55の強度が高まりフレーム52の剛性の向上を図ることができる。
[0113]
 また、脚部55は最狭部61bから内側環状部54に近付くに従っても漸次幅が大きくなる形状に形成されているため、幅狭部61における内側環状部54側の端部の幅も広くなり、脚部55の強度が高まりフレーム52の一層の剛性の向上を図ることができる。
[0114]
 外側端部62は前後方向において幅狭部61から離隔するに従って幅が大きくなる形状に形成されている(図7乃至図10参照)。外側端部62の両側の側縁62a、62aはそれぞれ幅狭部61の側縁61a、61aに連続された曲線状に形成されている。尚、側縁62aは直線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0115]
 内側端部63は前後方向において幅狭部61から離隔するに従って幅が大きくなる形状に形成されている。内側端部63の両側の側縁63a、63aはそれぞれ幅狭部61の側縁61a、61aに連続された直線状に形成されている。尚、側縁63aは曲線状に形成されていてもよく、また、曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0116]
 内側端部63には貫通孔64が形成されている。貫通孔64は開口縁64aが曲線状に形成されている。尚、開口縁64aは曲線状の部分と直線状の部分とが連続されて形成されていてもよい。
[0117]
 脚部55、55、・・・は外側環状部53に形成されたネジ挿通孔57a、57a、・・・と周方向における同じ位置に形成されている。即ち、脚部55はネジ挿通孔57aの真後ろに位置されている。
[0118]
 このように脚部55がネジ挿通孔57aの真後ろに位置されることにより、脚部55がネジ部材によってスピーカー筐体に固定される部分の近傍に位置されるため、脚部55の強度が高くなり、フレーム52の剛性の一層の向上を図ることができる。
[0119]
 上記したように、フレーム52は脚部55、55、・・・が周方向において複数離隔して設けられているため、周方向における複数の位置で外側環状部53と内側環状部54が脚部55、55、・・・によって連結され、フレーム52の剛性を一層高くすることができる。
[0120]
 また、脚部55、55、・・・が周方向において等間隔の位置に設けられているため、周方向における等間隔の位置で外側環状部53と内側環状部54が脚部55、55、・・・によって連結され、周方向において良好なバランスでフレーム52の剛性を高くすることができる。
[0121]
 さらに、脚部55に貫通孔64が形成されているため、脚部55の重量が小さくなり、フレーム52の軽量化を図ることができると共に空気が貫通孔64を介してフレーム52の内外で対流され音質の向上を図ることができる。
[0122]
 さらにまた、貫通孔64の開口縁64aが曲線状又は直線状に形成されているため、開口縁64aに応力集中が生じ難く、フレーム52の一層の剛性の向上を図ることができる。
[0123]
 また、貫通孔64がそれぞれ最狭部61bより内側環状部54側に形成されているため、貫通孔64が脚部55における幅の広い部分に位置され、剛性の大きな低下を来すことなくフレーム52の軽量化及び音質の向上を図ることができる。
[0124]
 尚、上記には、貫通孔64が最狭部61bより内側環状部54側に形成されている例を示したが、貫通孔64は最狭部61bを挟んで外側環状部53側と内側環状部54側の双方にそれぞれ形成されていてもよい。
[0125]
 貫通孔64、64が最狭部61bを挟んで外側環状部53側と内側環状部54側の双方にそれぞれ形成されることにより、貫通孔64、64が何れも脚部55における幅の広い部分に位置され剛性の大きな低下を来すことなくフレーム52の軽量化及び音質の向上を図ることができる。
[0126]
 内側環状部54の取付面部60の後面には磁性金属材料によって形成された円環状のプレート22が取り付けられている(図6参照)。コイルボビン25に巻き付けられたコイル26は両側の端部が巻き付けられた部分から導出され、それぞれ開孔55a、55aを挿通され外側環状部53における被取付部57の外周部に取り付けられた図示しないターミナルに接続されている。ダンパー27は外周部が内側環状部54の連結部59に取り付けられている。フレーム52における取付面部60の内周部には振動板28のエッジ28aが取り付けられている。
[0127]
 上記のように構成されたスピーカー装置51において、コイル26に駆動電流が供給されると、磁気回路において推力が発生してコイルボビン25が前後方向(軸方向)へ変動され、コイルボビン25の駆動力が振動板28に伝達されてコイルボビン25の変動に伴って振動板28が振動する。振動板28が振動するとアンプによって増幅された音声の出力が行われる。
[0128]
 <スピーカー装置の剛性に関する測定結果>
 以下に、スピーカー装置1、51の剛性に関する測定結果について説明する(図11乃至図13参照)。
[0129]
 先ず、第1の測定についての測定結果について説明する(図11参照)。
[0130]
 第1の測定は、従来のフレームとフレーム2とフレーム52に対して3方向にそれぞれ500N(ニュートン)の荷重を付与したときの変位状態についての測定である。測定は従来のフレームとフレーム2とフレーム52についてそれぞれ五つずつのサンプルに対して行った。
[0131]
 従来のスピーカー装置は、図11に示すように、幅が略一定の四つの脚部を有する構成にされている。荷重を付与した3方向は、第1の方向が軸方向Aであり、第2の方向が水平方向Bであり、第3の方向が鉛直方向Cである。
[0132]
 第1の測定においては、フレームの前端部(外側環状部)を固定した状態で後端部(内側環状部)に荷重を付与し、各フレームの変位量を測定し、1mm変位させるときに必要な荷重を荷重/変位(N/mm)として算出した。表中の「改善率」は従来のフレームを基準とした値であり、従来のフレームを1とし、改善率の値が高いほどフレームの剛性が高いことになる。
[0133]
 第1の測定の結果において示すように、フレーム2とフレーム52について、3方向の何れの方向においても1.10以上の高い改善率が得られた。従って、フレーム2とフレーム52の高い剛性が確保されていることが確認された。
[0134]
 次に、第2の測定についての測定結果について説明する(図12参照)。
[0135]
 第2の測定は、従来のフレームを有するスピーカー装置とフレーム2を有するスピーカー装置1とフレーム52を有するスピーカー装置51に関する周波数特性の測定であり、レーザードップラーにより測定を行った。
[0136]
 図12において、横軸は周波数(Hz)を示し、縦軸は速度(m/s)を示す。速度は軸方向における速度である。
[0137]
 図12に示すように、スピーカー装置1、51にあっては、従来のスピーカー装置に比し、共振周波数における速度が大きく低下され、共振周波数も高域にシフトされている。
[0138]
 第2の測定の結果において示すように、スピーカー装置1、51は共振周波数における速度が大きく低下され共振周波数も高域にシフトされており、フレーム2とフレーム52の高い剛性が確保されていることが確認された。
[0139]
 次に、第3の測定についての測定結果について説明する(図13参照)。
[0140]
 第3の測定は、従来のフレームを有するスピーカー装置とフレーム2を有するスピーカー装置1とフレーム52を有するスピーカー装置51に関する周波数特性の測定である。
[0141]
 図13において、横軸は周波数(Hz)を示し、縦軸は音圧(db)を示す。
[0142]
 図13に示すように、従来のスピーカー装置にあっては、特定の周波数帯域Aにおいて音圧の歪みが生じているが、スピーカー装置1、51にあっては、全帯域において音圧の歪みが発生しておらず、特性を示すカーブがなだらかなデータとされている。
[0143]
 第3の測定の結果において示すように、スピーカー装置1、51についての音圧の歪みが生じず、全帯域において良好な音声の出力状態が確保されていることが確認された。
[0144]
 <まとめ>
 以上に記載した通り、スピーカー装置1及びスピーカー装置1において用いられるフレーム2にあっては、両側の側縁14a、14aが曲線状又は直線状に形成され外側環状部3と内側環状部4の中央より外側環状部3側に位置された脚部5によって外側環状部3と内側環状部4が連結される。
[0145]
 従って、フレーム2の全体の剛性が高くなりフレーム2の全体でバランスよく荷重が分散され、磁気回路の保持状態が安定し、スピーカー装置1の安定な動作状態を確保することができる。
[0146]
 また、スピーカー装置51及びスピーカー装置51において用いられるフレーム52にあっては、両側の側縁61a、61aが曲線状又は直線状に形成され外側環状部53と内側環状部54の中央より外側環状部53側に位置された脚部55によって外側環状部53と内側環状部54が連結される。
[0147]
 従って、フレーム52の全体の剛性が高くなりフレーム52の全体でバランスよく荷重が分散され、磁気回路の保持状態が安定し、スピーカー装置51の安定な動作状態を確保することができる。
[0148]
 <本技術>
 本技術は、以下のような構成にすることができる。
[0149]
 (1)
 音声の出力時に振動される振動板と、
 マグネットとヨークを有する磁気回路と、
 前記振動板のエッジが取り付けられる外側環状部と前記磁気回路が取り付けられる内側環状部とを有するフレームとを備え、
 前記フレームに前記外側環状部と前記内側環状部を連結する少なくとも一つの脚部が設けられ、
 前記脚部は、前記外側環状部に連続された外側端部と、前記内側環状部に連続された内側端部と、前記外側端部と前記内側端部の間に位置され前記外側端部と前記内側端部より幅が小さくされた幅狭部とを有し、
 前記幅狭部には前記外側端部と前記内側端部の中間部分に最も幅が小さくされた最狭部が設けられ、
 前記最狭部が前記外側環状部と前記内側環状部の中央より前記外側環状部側に位置され、
 前記幅狭部における前記最狭部を含む幅方向における両側縁が曲線状又は直線状に形成された
 スピーカー装置。
[0150]
 (2)
 前記脚部が前記フレームの周方向において複数離隔して設けられた
 前記(1)に記載のスピーカー装置。
[0151]
 (3)
 前記脚部が等間隔の位置に設けられた
 前記(2)に記載のスピーカー装置。
[0152]
 (4)
 前記脚部に貫通孔が形成された
 前記(1)から前記(3)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0153]
 (5)
 前記貫通孔の開口縁が曲線状又は直線状に形成された
 前記(41)に記載のスピーカー装置。
[0154]
 (6)
 前記貫通孔が前記最狭部より前記内側環状部側に形成された
 前記(4)又は前記(5)に記載のスピーカー装置。
[0155]
 (7)
 前記貫通孔が前記最狭部を挟んで前記外側環状部側と前記内側環状部側にそれぞれ形成された
 前記(4)又は前記(5)に記載のスピーカー装置。
[0156]
 (8)
 前記脚部は前記最狭部から前記外側環状部に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成された
 前記(1)から前記(7)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0157]
 (9)
 前記脚部は前記最狭部から前記内側環状部に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成された
 前記(1)から前記(9)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0158]
 (10)
 前記フレームをスピーカー筐体にネジ止めによって取り付けるためのネジ挿通孔が前記外側環状部に形成され、
 前記ネジ挿通孔と前記脚部が前記フレームの周方向における同じ位置に形成された
 前記(1)から前記(9)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0159]
 (11)
 前記フレームをスピーカー筐体にネジ止めによって取り付けるための複数のネジ挿通孔が前記外側環状部の周方向における離隔した位置に形成され、
 前記複数のネジ挿通孔と前記複数の脚部とがそれぞれ前記フレームの周方向における同じ位置に形成された
 前記(2)から前記(9)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0160]
 (12)
 前記脚部がそれぞれ前記幅狭部を有する第1の部分と第2の部分から成り、
 前記第1の部分の前記幅狭部と前記第2の部分の前記幅狭部とが前記フレームの周方向において離隔して設けられた
 前記(1)から前記(11)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0161]
 (13)
 前記第1の部分と前記第2の部分の間に通孔が形成された
 前記(12)に記載のスピーカー装置。
[0162]
 (14)
 前記通孔の開口縁が曲線状又は直線状に形成された
 前記(13)に記載のスピーカー装置。
[0163]
 (15)
 前記第1の部分の少なくとも一部と前記第2の部分の少なくとも一部とが周方向において連続して設けられた
 前記(12)から前記(14)の何れかに記載のスピーカー装置。
[0164]
 (16)
 音声の出力時に振動される振動板のエッジが取り付けられる外側環状部と、
 マグネットとヨークを有する磁気回路が取り付けられる内側環状部と、
 前記外側環状部と前記内側環状部を連結する少なくとも一つの脚部とを備え、
 前記脚部は、前記外側環状部に連続された外側端部と、前記内側環状部に連続された内側端部と、前記外側端部と前記内側端部の間に位置され前記外側端部と前記内側端部より幅が小さくされた幅狭部とを有し、
 前記幅狭部には前記外側端部と前記内側端部の中間部分に最も幅が小さくされた最狭部が設けられ、
 前記最狭部が前記外側環状部と前記内側環状部の中央より前記外側環状部側に位置され、
 前記幅狭部における前記最狭部を含む幅方向における両側縁が曲線状又は直線状に形成された
 スピーカー装置のフレーム。

符号の説明

[0165]
 1…スピーカー装置、2…フレーム、3…外側環状部、4…内側環状部、5…脚部、7a…ネジ挿通孔、11…第1の部分、12…第2の部分、13…通孔、13a…開口縁、14…幅狭部、14a…側縁、14b…最狭部、15…外側端部、16…内側端部、17…貫通孔、17a…開口縁、18…幅狭部、18a…側縁、18b…最狭部、19…外側端部、20…内側端部、21…貫通孔、21a…開口縁、23…マグネット、24…ヨーク、28…振動板、28a…エッジ、51…スピーカー装置、52…フレーム、53…外側環状部、54…内側環状部、55…脚部、57a…ネジ挿通孔、61…幅狭部、61a…側縁、61b…最狭部、62…外側端部、63…内側端部、64…貫通孔、64a…開口縁

請求の範囲

[請求項1]
 音声の出力時に振動される振動板と、
 マグネットとヨークを有する磁気回路と、
 前記振動板のエッジが取り付けられる外側環状部と前記磁気回路が取り付けられる内側環状部とを有するフレームとを備え、
 前記フレームに前記外側環状部と前記内側環状部を連結する少なくとも一つの脚部が設けられ、
 前記脚部は、前記外側環状部に連続された外側端部と、前記内側環状部に連続された内側端部と、前記外側端部と前記内側端部の間に位置され前記外側端部と前記内側端部より幅が小さくされた幅狭部とを有し、
 前記幅狭部には前記外側端部と前記内側端部の中間部分に最も幅が小さくされた最狭部が設けられ、
 前記最狭部が前記外側環状部と前記内側環状部の中央より前記外側環状部側に位置され、
 前記幅狭部における前記最狭部を含む幅方向における両側縁が曲線状又は直線状に形成された
 スピーカー装置。
[請求項2]
 前記脚部が前記フレームの周方向において複数離隔して設けられた
 請求項1に記載のスピーカー装置。
[請求項3]
 前記脚部が等間隔の位置に設けられた
 請求項2に記載のスピーカー装置。
[請求項4]
 前記脚部に貫通孔が形成された
 請求項1に記載のスピーカー装置。
[請求項5]
 前記貫通孔の開口縁が曲線状又は直線状に形成された
 請求項4に記載のスピーカー装置。
[請求項6]
 前記貫通孔が前記最狭部より前記内側環状部側に形成された
 請求項4に記載のスピーカー装置。
[請求項7]
 前記貫通孔が前記最狭部を挟んで前記外側環状部側と前記内側環状部側にそれぞれ形成された
 請求項4に記載のスピーカー装置。
[請求項8]
 前記脚部は前記最狭部から前記外側環状部に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成された
 請求項1に記載のスピーカー装置。
[請求項9]
 前記脚部は前記最狭部から前記内側環状部に近付くに従って漸次幅が大きくなる形状に形成された
 請求項1に記載のスピーカー装置。
[請求項10]
 前記フレームをスピーカー筐体にネジ止めによって取り付けるためのネジ挿通孔が前記外側環状部に形成され、
 前記ネジ挿通孔と前記脚部が前記フレームの周方向における同じ位置に形成された
 請求項1に記載のスピーカー装置。
[請求項11]
 前記フレームをスピーカー筐体にネジ止めによって取り付けるための複数のネジ挿通孔が前記外側環状部の周方向における離隔した位置に形成され、
 前記複数のネジ挿通孔と前記複数の脚部とがそれぞれ前記フレームの周方向における同じ位置に形成された
 請求項2に記載のスピーカー装置。
[請求項12]
 前記脚部がそれぞれ前記幅狭部を有する第1の部分と第2の部分から成り、
 前記第1の部分の前記幅狭部と前記第2の部分の前記幅狭部とが前記フレームの周方向において離隔して設けられた
 請求項1に記載のスピーカー装置。
[請求項13]
 前記第1の部分と前記第2の部分の間に通孔が形成された
 請求項12に記載のスピーカー装置。
[請求項14]
 前記通孔の開口縁が曲線状又は直線状に形成された
 請求項13に記載のスピーカー装置。
[請求項15]
 前記第1の部分の少なくとも一部と前記第2の部分の少なくとも一部とが周方向において連続して設けられた
 請求項12に記載のスピーカー装置。
[請求項16]
 音声の出力時に振動される振動板のエッジが取り付けられる外側環状部と、
 マグネットとヨークを有する磁気回路が取り付けられる内側環状部と、
 前記外側環状部と前記内側環状部を連結する少なくとも一つの脚部とを備え、
 前記脚部は、前記外側環状部に連続された外側端部と、前記内側環状部に連続された内側端部と、前記外側端部と前記内側端部の間に位置され前記外側端部と前記内側端部より幅が小さくされた幅狭部とを有し、
 前記幅狭部には前記外側端部と前記内側端部の中間部分に最も幅が小さくされた最狭部が設けられ、
 前記最狭部が前記外側環状部と前記内側環状部の中央より前記外側環状部側に位置され、
 前記幅狭部における前記最狭部を含む幅方向における両側縁が曲線状又は直線状に形成された
 スピーカー装置のフレーム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]