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明 細 書

発明の名称 撮像用羽根駆動装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009  

図面の簡単な説明

0010  

発明を実施するための形態

0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046  

符号の説明

0047  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

明 細 書

発明の名称 : 撮像用羽根駆動装置

技術分野

[0001]
 本発明は、レンズ枠に羽根駆動装置を組み付けた撮像用羽根駆動装置に関するものである。

背景技術

[0002]
 レンズ枠の側面にスリットを設け、羽根駆動装置の駆動部から開口を有する差し込み部(地板)を突出させ、この差し込み部をレンズ枠のスリットに挿入することで、レンズ枠と羽根駆動装置を一体に組み付ける撮像用羽根駆動装置が知られている(特許文献1参照)。
[0003]
 従来の撮像用羽根駆動装置は、一対の地板からなる差し込み部に絞り羽根を摺動自在に保持する羽根室が設けられており、レンズ枠に保持される複数レンズの間に差し込み部を挿入することで、差し込み部の開口を複数レンズの光軸上に配置し、レンズ枠の外側に配置される駆動部の動作で、羽根室内の絞り羽根を摺動させて、絞り量を制御している。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2017-40814号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 このような撮像用羽根駆動装置は、レンズ枠内では、レンズとレンズの間の隙間を通って差し込み部が挿入されるので、挿入中に差し込み部がレンズの表面に接触すると、レンズに傷が付くなどしてレンズの性能が低下してしまう不具合が生じる。
[0006]
 また、羽根駆動装置の差し込み部は、薄厚状の部材であるから、挿入中にレンズやレンズ枠に干渉すると、差し込み部或いは差し込み部の内部に収容されている羽根が変形するなどして、羽根駆動装置の光学性能を高精度に維持することができなくなる問題が生じる。
[0007]
 本発明は、このような問題に対処するために提案されたものである。すなわち、本発明は、レンズ枠に羽根駆動装置を組み付ける撮像用羽根駆動装置において、レンズの性能を良好に維持することができると共に、羽根駆動装置の光学性能を高精度に維持できるようにすること、などを課題としている。

課題を解決するための手段

[0008]
 このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
[0009]
 複数のレンズを保持するレンズ枠と、該レンズ枠に組み付けられる羽根駆動装置とを備え、前記レンズ枠は、隣接する2つのレンズ間の隙間に対応するスリットを備え、前記羽根駆動装置は、駆動部が収容された枠体と、該枠体から突出して前記スリットを通すことで前記隙間に挿入される差し込み部を備え、前記レンズ枠又は前記レンズは、前記差し込み部に近接するレンズのレンズ機能部分に対して前記差し込み部側に突出する当たり面を有することを特徴とする撮像用羽根駆動装置。

図面の簡単な説明

[0010]
[図1] 本発明の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置の外観図((a)が斜視図、(b)が平面図)である。
[図2] 本発明の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置の断面図(図1(b)におけるA-A断面図、但し、羽根駆動装置の内部構造省略)である。(a)がレンズL3が凸レンズの例であり、(b)がレンズL3が凹レンズの例である。
[図3] 本発明の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置の断面図(図1(b)におけるB-B断面図、但し、羽根駆動装置の内部構造省略)である。
[図4] 羽根駆動装置の内部構造を示す説明図である。
[図5] 本発明の他の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置の断面図(図1(b)におけるA-A断面図、但し、羽根駆動装置の内部構造省略)である。
[図6] 差し込み部の開口の機能を示した説明図((a)がレンズL3が凹レンズの例であり、(b)がレンズL3が凸レンズの例である。)である。
[図7] 差し込み部の開口の機能を示した説明図((a)がレンズL3が凹レンズの例であり、(b)がレンズL3が凸レンズの例である。)である。
[図8] レンズ間隔と羽根駆動装置の差し込み部の寸法関係を示した説明図である。
[図9] 本発明の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置を備えた撮像装置を示した説明図(断面図、但し、羽根駆動装置の内部構造省略)である。
[図10] 本発明の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置を備えた携帯情報端末(携帯電子機器)を示した説明図である。

発明を実施するための形態

[0011]
 以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
[0012]
 図1~図3に示すように、撮像用羽根駆動装置1は、レンズ枠2と、レンズ枠2に組み付けられる羽根駆動装置3とを備えている。レンズ枠(レンズバレル)2は、複数のレンズL1~L5を保持しており、隣接する2つのレンズL2とレンズL3の間の隙間に対応するスリット2Sを備えている。なお、図示の例では、レンズL2とレンズL3との間にスリット2Sを設けているが、スリット2Sは、他の隣接するレンズ間に隙間を設けて、その隙間に対応するように設けてもよい。
[0013]
 図示のレンズ枠2は、スリット2Sの前側でレンズL1,L2を保持する前段部2Aと、スリット2Sの後側でレンズL3,L4,L5を保持する後段部2Bを備えており、前段部2Aの外径D1よりも後段部2Bの外径D2を大きくすることで、後段部2B上に段部aを設けている。なお、ここでの前側はレンズ枠2の光入射側であり、後側はレンズ枠2の光出射側である。
[0014]
 また、図示のレンズ枠2は、一対のスリット2Sが設けられていない部分が前段部2Aと後段部2Bを連結する連結部2Cになっている。連結部2Cは、前述した段部a上の面と平行な上面を有しており、この上面がレンズL1~L5の光軸Oに垂直な受け面bになっている。
[0015]
 これに対して、羽根駆動装置3は、駆動部が収容された枠体3Aと、枠体3Aから突出した差し込み部3Bを備えている。差し込み部3Bは、レンズ枠2のスリット2Sを通すことで、レンズL2とレンズL3の間の隙間に挿入される部材であって、羽根自体であってもよいし、羽根が収容される羽根収容体であってもよい。羽根駆動装置3の枠体3Aは、レンズ枠2の一部を収容する凹部cを備えており、この凹部cに差し込み部3Bが突出している。
[0016]
 図4は、羽根駆動装置3の内部構造の一例を示している。図示の例では、2つの羽根30,31が羽根収容体32の内部に収容されている。羽根収容体32は、薄厚状の羽根室32Sに羽根30,31を収容して、その一部が枠体3A内に収容され、開口dを有する差し込み部3Bが枠体3Aから突出している。
[0017]
 枠体3A内では、連動部材33の中央部が枠体3Aの内部に設けられる軸34に回転自在に軸支されている。連動部材33は、軸34に対して左右一方に延びるアームの端部に係合部(係合突起)33Aが設けられ、軸34に対して左右他方に延びるアームの端部に係合部(係合突起)33Bが設けられている。
[0018]
 連動部材33は2つの羽根30,31の動作を連動させる部材であり、一端側の係合部33Aが羽根30の被係合部(係合孔)30Pに係合しており、他端側の係合部33Bが羽根31の被係合部(係合孔)31Pに係合している。また、羽根30,31は、差し込み部3Bの突出方向に延設される長孔状のガイド孔30G,31Gをそれぞれ備えており、このガイド孔30G,31Gが枠体3Aのガイド突起35に係合している。
[0019]
 図4に示した羽根駆動装置3における羽根30,31は、絞り羽根であり、羽根30,31には、それぞれ絞り開口30A,31Aが形成されて、この絞り開口30A,31Aが差し込み部3Bに設けられている開口dと重なるように配置されている。駆動源への通電で連動部材33を軸34の回りに右回り又は左回りに回動させると、羽根30,31は、互いに逆向きに摺動して、絞り開口30A,31Aと開口dとが重なる光透過面積(透過光量)を連続的に大きく又は小さく調整する。図示の例では、羽根30,31を無段階に駆動する例を示しているが、駆動部の形態として、羽根を段階的に駆動するものであってもよいし、羽根を切り替え式に駆動するものであってもよい。
[0020]
 また、図4の例では、羽根30,31を絞り羽根としているが、羽根30,31は、開口dに入る光を透過又は遮光するシャッタ羽根であってもよいし、開口dを通過する光の波長や強度を選択的に調整する光学フィルタなどであってもよい。
[0021]
 レンズ枠2は、スリット2Sに挿入される差し込み部3Bに近接するレンズL2,L3のレンズ機能部分Lfに対して、差し込み部3B側に突出する当たり面eを備えている。図2(a)は、レンズL3が凸レンズの例を示しており、レンズL3のレンズ機能部分Lf以外の部分に当たり面eを設けている。この当たり面eは、レンズ機能部分Lfの凸レンズの中心部より更に差し込み部3B側に突出している。図2(b)は、レンズL3が凹レンズの例を示しており、レンズL3のレンズ機能部分Lf以外の部分に当たり面eを設けている。図示の例では、レンズL2,L3に当たり面eを設けているが、レンズ枠2に当たり面を設けても良い。
[0022]
 このような撮像用羽根駆動装置1は、羽根駆動装置3の差し込み部3Bをレンズ枠2のスリット2Sに挿入する際に、差し込み部3Bは、前述した当たり面eに摺接しながらレンズL2とレンズL3との隙間に挿入される。この際、当たり面eは、レンズL2,L3のレンズ機能部分Lfより差し込み部3B側に突出しているので、差し込み部3Bはレンズ機能部分Lfに接触すること無く、レンズL2,L3間の隙間に挿入される。これによって、差し込み部3BがレンズL2,L3のレンズ機能部分Lfに接触してレンズL2,L3のレンズ性能が低下するといった不具合を抑止することができる。
[0023]
 また、当たり面eは、スリット2Sの間隔の内側に突出するように形成されている。このため、当たり面e上を摺接しながら差し込み3Bが挿入されると、当たり面eにガイドされた状態で他の部位に干渉すること無く一対のスリット2S間に挿入される。この際、差し込み部3Bは、レンズL2,L3のレンズ機能部分Lfに接触することを回避できるだけで無く、スリット2Sのエッジ部分などに突き当たることを回避することができる。これにより、差し込み部3Bの衝突で差し込み部3B或いは差し込み部3Bの内部に収容されている羽根30,31が変形するといった不具合を抑止することでき、羽根駆動装置3の光学性能を高性能に維持することができる。
[0024]
 なお、差し込み部3Bは、常時当たり面eに接触した状態で挿入されるわけでは無い。差し込み部3Bは、可能であれば当たり面eに接触すること無く、レンズL2,L3間の隙間を通過することが好ましい。レンズ枠2が備える前述した受け面bは、レンズL2,L3間の隙間内で差し込み部3Bが近接するレンズL2,L3等に干渉しないように、羽根駆動装置3の枠体3Aの一部を支持している。受け面bはレンズL1~L5の光軸Oに垂直な面であるから、受け面bに枠体3Aを支持した状態で差し込み部3Bをスリット2Sに挿入することで、差し込み部3Bは光軸Oを直交するように横切って移動し、レンズL2,L3間の隙間を安定した状態で通過する。
[0025]
 レンズ枠2のより具体的な構造例を説明する。図2(a),(b)に示すレンズ枠2は、前述したように、前段部2Aと後段部2Bを備えており、前段部2Aの前端に光入射口fが設けられ、後段部2Bの後端に光出射口gが設けられ、レンズ枠2の内部はレンズL1~L5が保持される空洞になっている。
[0026]
 ここで、図2(a),(b)に示す例は、レンズL1~L5が後端側(即ち、光出射口g側)からL1,L2,L3,L4,L5の順に組み込まれており、前段部2AへのレンズL1,L2の組み込み方向と後段部2BへのレンズL3~L5の組み込み方向が一致している。このようなレンズの組み込みを行うために、レンズL1~L5の外径(Ld1~Ld5)は、Ld1<Ld2<Ld3<Ld4<Ld5の大小関係になっており、そのレンズL1~L5を保持するために、レンズ枠2の内面には、後端側(光出射口g側)から前端側(光入射口f側)に向けて徐々に内径が小さくなる段部が形成されている。
[0027]
 これに対して、図5に示す例は、前段部2AはレンズL2,L1の順に組み込まれて、後段部2BはレンズL3,L4,L5の順に組み込まれている。すなわち、前段部2Aは前端側(光入射口f側)からレンズL2,L1が組み込まれ、後段部2Bは後端側(光出射口g側)からレンズL3~L5が組み込まれており、前段部2AへのレンズL2,L1の組み込み方向と後段部2BへのレンズL3~L5の組み込み方向が逆向きになっている。このようなレンズの組み込みを行うために、レンズL1~L5の外径(Ld1~Ld5)は、Ld1>Ld2,Ld3<Ld4<Ld5の大小関係になっており、そのレンズL1~L5を保持するために、レンズ枠2の内面には、前段部2Aは、前端側から内部に向けて徐々に内径が小さくなる段部が形成され、後端部2Bは、後端側(光出射口g側)から内部に向けて徐々に内径が小さくなる段部が形成されている。
[0028]
 図6及び図7は、差し込み部3Bに形成される開口dの機能を示している。各図に於いて(a)は、レンズL3が凹レンズの例であり、(b)は、レンズL3が凸レンズの例である。図6(a),(b)に示した例は、差し込み部3Bに形成される開口dによって、複数のレンズL1~L5の全開口径が設定されている。すなわち、絞り羽根全開時には、レンズ枠2の光入射口fから入射した光のうち、開口dを通過した光のみがレンズL1~L5によって不図示の撮像面に集光することになる。
[0029]
 これに対して、図7(a),(b)に示した例は、差し込み部3Bに形成される開口d以外で複数のレンズL1~L5の全開口が設定されている。図示の例では、光入射口fによって全開口径が設定されており、絞り羽根全開時には、レンズ枠2の光入射口fから入射した光が全てレンズL1~L5によって不図示の撮像面に集光することになる。
[0030]
 ここで、図6及び図7に示した例において、図6(a)と図7(a)は、差し込み部3Bの開口dがレンズL1~L5のレンズ設計上の絞り位置に挿入されている。これに対して、図6(b)と図7(b)は、差し込み部3Bの開口dがレンズL1~L5のレンズ設計上の絞り位置以外に挿入されている。このように、差し込み部3Bは、レンズ枠2に保持されたレンズ系のレンズ設計上の絞り位置に合わせるように挿入しても、それ以外の位置に挿入しても良い。差し込み部3Bをレンズ設計上の絞り位置以外の位置に挿入する場合には、撮像された像は外周の光線を一部カットする状態となるため、必要に応じて適宜画像補正が施される。
[0031]
 以上説明したように、本発明の実施形態に係る撮像用羽根駆動装置1は、羽根駆動装置3の差し込み部3Bをレンズ枠2のレンズ間の隙間に挿入するに際して、レンズの性能を低下させることが無く、また、羽根の光学性能を高精度に維持することができる。これによって、高い光学性能を維持した撮像用羽根駆動装置1を得ることができる。
[0032]
 図8は、羽根駆動装置3の差し込み部3Bの内部部品の光軸方向厚さと、差し込み部3Bが挿入されるレンズ間隔との関係を示している。2つのレンズL2,L3のレンズ間に羽根駆動装置3の差し込み部3Bを挿入する撮像用羽根駆動装置1においては、レンズ群の光学設計上は、レンズ間隔を可能な限り狭くする設計が望ましいが、差し込み部3Bを挿入する関係上、差し込み部3Bの内部部品の光軸方向厚さとレンズ間隔は、適正な寸法関係にする必要がある。
[0033]
 ここで、図8に示すように、差し込み部3Bが挿入される前側のレンズL2と後側のレンズL3の間のレンズ間隔をLtとし、羽根30(31)のそれぞれの光軸方向厚さを、図示のように羽根30,31が2枚の場合はt1,t2、羽根が3枚の場合はそれぞれt1,t2,t3とし、羽根室32Sの光軸方向空間幅をrとする場合には、下記の関係が成立するように寸法設計を行うことが好ましい。
[0034]
 羽根の枚数が1枚(厚さt1)の場合;
 2×r≦Lt、3×r>Lt、2×t1≦Lt
[0035]
 羽根の枚数が2枚(各厚さt1,t2)の場合;
 2×r≒Lt、2×(t1+t2)≒r
[0036]
 羽根の枚数が3枚(各厚さt1,t2,t3)の場合;
 2×r>Lt、2×(t1+t2+t3)≧r
[0037]
 なお、羽根の換わりに光学フィルタを配置し、光学フィルタが2枚の保護羽根で挟まれたフィルタである場合には、以下のようにすることが好ましい。
 2×r>Lt、2×(フィルタと保護羽根の合計厚さ)>r
[0038]
 また、羽根室32Sが一対の板状体の間に中間体を配置して形成されている場合には、中間体の光軸方向厚さmが羽根室32Sの光軸方向空間幅rになるので、上記の関係は以下のように書き換えることができる。
[0039]
 羽根の枚数が1枚(厚さt1)の場合;
 2×m≦Lt、3×m>Lt、2×t1≦Lt
[0040]
 羽根の枚数が2枚(各厚さt1,t2)の場合;
 2×m≒Lt、2×(t1+t2)≒m
[0041]
 羽根の枚数が3枚(各厚さt1,t2,t3)の場合;
 2×m>Lt、2×(t1+t2+t3)≧m
[0042]
 また、羽根の換わりに光学フィルタを配置し、光学フィルタが2枚の保護羽根で挟まれたフィルタである場合には、以下のようにすることが好ましい。
 2×m>Lt、2×(フィルタと保護羽根の合計厚さ)>m
[0043]
 上記のような関係で、羽根の光軸方向厚さt1,t2,t3と、羽根室32Sの光軸方向空間幅r(m)と、差し込み部3Bが挿入されるレンズ間隔Ltの関係を設定することで、レンズL2,L3間に円滑に差し込み部3Bを挿入することができると共に、差し込み部3B内に形成された羽根室32S内の羽根を円滑に動作させることができる。
[0044]
 図9は、撮像用羽根駆動装置1を備えた光学ユニットとしての撮像装置100を示している。羽根駆動装置3は、前述したようにレンズ枠2に組み付けて、撮像素子101が搭載された筐体100Aに実装することで、撮像蔵置100を構成することができる。また、他の光学部品に対して羽根駆動装置3を組み付けることで、各種の光学ユニットを得ることができる。このような撮像装置100或いは光学ユニットは、薄厚化が可能であり、光軸方向に沿った設置スペースを省スペース化することができる。また、レンズ枠2などの調整を行った後に羽根駆動装置3を組み付けて一体化することができるので、簡易且つ精度の高い調整が可能であり、且つ羽根駆動装置3を一体化した簡易な実装が可能になる。
[0045]
 図10は、前述した撮像装置100を備える携帯電子機器(携帯情報端末)200を示している。スマートホンなどの携帯電子機器200は、内部に実装するユニットの厚さが厳しく制限されるが、前述した撮像装置100は、レンズ枠2の厚さ内に羽根駆動装置3を収めて組み付けることで薄厚化を可能にするので、高い携帯性或いはデザイン性を追求した携帯電子機器200にスペース効率よく実装することができる。
[0046]
 以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。特に、前述した実施形態では、羽根駆動装置3の枠体3Aと差し込み部3Bを有する羽根収容体32とを別部材で構成しているが、枠体3Aと一体に差し込み部3Bを有する羽根収容体32を構成して、枠体3A内の駆動枠室と羽根収容体30の羽根室を仕切りによって分離することもできる。

符号の説明

[0047]
1:撮像用羽根駆動装置,
2:レンズ枠, 2A:前段部,2B:後段部,2C:連結部,
2S:スリット,
3:羽根駆動装置,3A:枠体,3B:差し込み部,
30,31:羽根,30A,31A:絞り開口,
30P,31P:被係合部(係合孔),30G,31G:ガイド孔,
32:羽根収容体,32S:羽根室,
33:連動部材,33A,33B:係合部(係合突起),34:軸,
35:ガイド突起,
L1~L5:レンズ,Lf:レンズ機能部分,a:段部,b:受け面,
c:凹部,d:開口,e:当たり面,f:光入射口,g:光出射口,
D1,D2:外径,O:光軸

請求の範囲

[請求項1]
 複数のレンズを保持するレンズ枠と、該レンズ枠に組み付けられる羽根駆動装置とを備え、
 前記レンズ枠は、隣接する2つのレンズ間の隙間に対応するスリットを備え、
 前記羽根駆動装置は、駆動部が収容された枠体と、該枠体から突出して前記スリットを通すことで前記隙間に挿入される差し込み部を備え、
 前記レンズ枠又は前記レンズは、前記差し込み部に近接するレンズのレンズ機能部分に対して前記差し込み部側に突出する当たり面を有することを特徴とする撮像用羽根駆動装置。
[請求項2]
 前記当たり面は、前記差し込み部に近接するレンズのレンズ機能部分以外に設けられることを特徴とする請求項1記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項3]
 前記差し込み部に近接するレンズのレンズ機能部分は、凸レンズであることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項4]
 前記差し込み部に近接するレンズのレンジ機能部分は、凹レンズであることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項5]
 前記レンズ枠は、レンズの光軸に垂直な受け面を備え、該受け面は、前記隙間内で前記差し込み部が近接するレンズに干渉しないように、前記羽根駆動装置の枠体の一部を支持することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項6]
 前記差し込み部は、前記レンズのレンズ設計上の絞り位置に挿入されることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項7]
 前記差し込み部は、前記複数のレンズのレンズ設計上の絞り位置以外に挿入されることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項8]
 前記差し込み部に形成される開口によって前記複数のレンズの全開口径が設定されることを特徴とする請求項6又は7記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項9]
 前記差し込み部に形成される開口以外で前記複数のレンズの全開口径が設定されることを特徴とする請求項6又は7記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項10]
 前記レンズ枠は、前記スリットの前側でレンズを保持する前段部と、前記スリットの後側でレンズを保持する後段部を備え、
 前段部へのレンズの組み込み方向と後段部へのレンズの組み込み方向が逆方向になっていることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項11]
 前記レンズ枠は、前記スリットの前側でレンズを保持する前段部と、前記スリットの後側でレンズを保持する後段部を備え、
 前段部へのレンズの組み込み方向と後段部へのレンズの組み込み方向が一致していることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項12]
 前記差し込み部は、羽根自体であるか羽根を収容する羽根収容体であることを特徴とする請求項1~11のいずれか1項記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項13]
 前記羽根は、光量調整用の絞り羽根であり、切り替え式に又は段階的に又は無段階に駆動されることを特徴とする請求項12記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項14]
 前記羽根は、遮光用のシャッタ羽根であることを特徴とする請求項12記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項15]
 前記差し込み部が挿入される前記レンズの間隔をLtとし、前記差し込み部における羽根のそれぞれの光軸方向厚さを、前記羽根が1枚の場合はt1、前記羽根が2枚の場合はt1,t2、前記羽根が3枚の場合はt1,t2,t3とし、前記差し込み部における羽根室の光軸方向空間幅をrとして、下記の関係が成立することを特徴とする請求項1~11のいずれか1項記載の撮像用羽根駆動装置。
              記
 前記羽根の枚数が1枚の場合;
 2×r≦Lt、3×r>Lt、2×t1≦Lt
 前記羽根の枚数が2枚の場合;
 2×r≒Lt、2×(t1+t2)≒r
 前記羽根の枚数が3枚の場合;
 2×r>Lt、2×(t1+t2+t3)≧r
[請求項16]
 前記差し込み部内には光学フィルタが設けられることを特徴とする請求項1~11のいずれか1項記載の撮像用羽根駆動装置。
[請求項17]
 前記光学フィルタが、2枚の保護羽根で挟まれたフィルタを備え、
 前記差し込み部が挿入されるレンズの間の間隔をLtとし、前記差し込み部における羽根室の光軸方向空間幅をrとして、下記の関係が成立することを特徴とする請求項16記載の撮像用羽根駆動装置。
               記
 2×r>Lt、2×(フィルタと保護羽根の合計厚さ)>r
[請求項18]
 請求項1~17のいずれか1項に記載の撮像用羽根駆動装置を備えた撮像装置。
[請求項19]
 請求項1~17のいずれか1項に記載の撮像用羽根駆動装置を備えた携帯電子機器。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]