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1. (WO2019064327) AUTOMOBILE INTERIOR PART
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明 細 書

発明の名称 自動車用内装部品

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005  

先行技術文献

特許文献

0006  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0007  

課題を解決するための手段

0008   0009  

発明の効果

0010  

図面の簡単な説明

0011  

発明を実施するための最良の形態

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030  

符号の説明

0031  

請求の範囲

1   2   3  

図面

1   2   3  

明 細 書

発明の名称 : 自動車用内装部品

技術分野

[0001]
 本発明は、例えば車体パネルの内側に取付けられる自動車用ドアトリムのような自動車用内装部品に関し、特に、軽量で、かつ表面に圧痕や打痕が付き難いものである。

背景技術

[0002]
 従来、この種の自動車用内装部品としては、例えば、車体ドアパネルの内面に装着される自動車用ドアトリムが知られている。
[0003]
 この種の自動車用ドアトリムは、軽量化を図るために、成形ベース基材として、例えば3倍から10倍の発泡倍率で発泡させた熱可塑性の発泡樹脂シート材を用意し、これを加熱した状態で所要形状にプレス成形するという方法で製造している。
[0004]
 しかしながら、前記のような発泡樹脂シート材は、樹脂の発泡によって生じた多数の気泡(セル)を含んでいること(例えば、特許文献1の[選択図]中の符号32を参照)、および、そのような発泡樹脂シート材の表裏面には、樹脂発泡工程における金型での冷却によって必然的に生成される未発泡の薄い樹脂スキン層しか存在しないこと(例えば、特許文献1の[選択図]中の符号31、33を参照)から、かかる発泡樹脂シート材を成形ベース基材として製造した従来の自動車用ドアトリムによると、軽量であるが、比較的弱い力でも表面に圧痕や打痕が付き易いという問題点を有している。
[0005]
 前記のような圧痕や打痕が付き易いという問題点は、前述の発泡樹脂シート材を成形ベース基材として製造した自動車用ドアトリム以外の自動車用内装部品(例えば、ラゲッジルームの側面に配置されるラゲッジサイドトリム等)でも、同様に生じる。

先行技術文献

特許文献

[0006]
特許文献1 : 特開2012-52613号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0007]
 本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、軽量で、かつ表面に圧痕や打痕が付き難い自動車用内装部品を提供することである。

課題を解決するための手段

[0008]
 前記目的を達成するために、本発明は、樹脂板素材を加熱した状態で所要形状に成形してなる自動車用内装部品であって、前記樹脂板素材は、樹脂の発泡によって生じた多数の気泡を含む発泡樹脂シート材層と、前記発泡樹脂シート材層の両面または片面に設けられた表面補強樹脂層と、によって構成され、前記表面補強樹脂層を構成する樹脂は、前記発泡樹脂シート材層を構成する樹脂とは別の発泡していない樹脂であること、および、前記表面補強樹脂層の厚み寸法は、前記多数の気泡の平均粒径より大きい寸法であることを特徴とする。
 前記本発明において、前記表面補強樹脂層は、前記発泡樹脂シート材層の片面に設けられていることを特徴としてもよい。
[0009]
 前記本発明において、前記表面補強樹脂層は、前記発泡樹脂シート材層の両面に設けられていることを特徴としてもよい。

発明の効果

[0010]
 本発明では、自動車用内装部品の具体的な構成として、前記の通り、発泡樹脂シート材層の両面または片面に表面補強樹脂層が設けられる構成、および、その表面補強樹脂層を構成する樹脂は、発泡樹脂シート材層を構成する樹脂とは別の発泡していない樹脂で構成し、さらに、その表面補強樹脂層の厚み寸法は、発泡樹脂シート材層に含まれている多数の気泡の平均粒径より大きい寸法となるように構成した。このため、発泡樹脂シート材層の気泡の平均粒径よりも表面補強樹脂層の厚み寸法の方が大きいから、例えば自動車用内装部品に対して圧痕や打痕を生じさせるような力が作用したときに、発泡樹脂シート材層と表面補強樹脂層の境界付近において表面補強樹脂層の一部が発泡樹脂シート材層の気泡内に落ち込み難く、そのような落ち込みによって自動車用内装部品の表面に発生する圧痕や打痕を効果的に防止することができ、軽量で、かつ圧痕や打痕が付き難い自動車用内装部品を提供し得る。

図面の簡単な説明

[0011]
[図1] 本発明に係る自動車用内装部品を適用した自動車用ドアトリムの模式図。
[図2] 図1のAA線での矢視断面図。
[図3] (a)から(d)は図1の自動車用ドアトリムを製造する工程の説明図。

発明を実施するための最良の形態

[0012]
 以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
[0013]
 図1は、本発明に係る自動車用内装部品を適用した自動車用ドアトリムの模式図、図2は、図1のAA線での矢視断面図、図3(a)から(d)は図1の自動車用ドアトリムを製造する工程の説明図である。
[0014]
 図1の自動車用ドアトリムDTは、樹脂板素材1(図3(a)参照)を加熱した状態で所要形状にプレス成形したものであって、その詳細構成としてドアポケットW1、アームレストW2、スピーカーグリルW3等を備えている。
[0015]
 樹脂板素材1は、図2に示したように、樹脂の発泡によって生じた多数の気泡を含む発泡樹脂シート材層2と、発泡樹脂シート材層2上に設けられた表面補強樹脂層3と、によって構成されている。発泡樹脂シート材層2の表裏面はその樹脂発泡工程における金型での冷却によって必然的に生成される未発泡の薄い樹脂スキン層(図示しない)で覆われているから、このような樹脂スキン層を意図的に除外しない限り、発泡樹脂シート材層2と表面補強樹脂層3との間には前記樹脂スキン層が介在する。この場合、表面補強樹脂層3は発泡樹脂シート材層2のスキン層上に設けられる。
[0016]
 表面補強樹脂層3の具体的な配置構成として、図1の自動車用ドアトリムDTでは、その発泡樹脂シート材層2の両面に表面補強樹脂層3を設けているが、これに限定されることはない。図示は省略するが、表面補強樹脂層3は発泡樹脂シート材層2の片面のみに設けられる場合もある。樹脂板素材1として、図2のように表面補強樹脂層3の両面に発泡樹脂シート材層2が設けられているものを採用するか、それとも、表面補強樹脂層3の片面のみに発泡樹脂シート材層2が設けられているものを採用するか、この点については必要に応じて適宜変更することができる。
[0017]
 表面補強樹脂層3を構成する樹脂は、発泡樹脂シート材層2を構成する樹脂とは別の発泡していない樹脂(例えば、発泡樹脂シート材層2を構成する樹脂と同種または異種の樹脂)で構成し、また、表面補強樹脂層3の厚み寸法は、発泡樹脂シート材層2に含まれている多数の気泡CL(セル)の平均粒径より大きい寸法となるように構成してある。このような表面補強樹脂層3については、発泡樹脂シート材層2を構成する発泡樹脂シートの両面あるいは片面に対して、例えば未発泡の溶融樹脂材を射出する方法や、未発泡の樹脂シート材を貼着する方法などによって形成可能である。
[0018]
 発泡樹脂シート材層2の発泡倍率は、必要に応じて適宜変更することができる。図1の自動車用ドアトリムDTでは、発泡樹脂シート材層2の発泡倍率として3倍~10倍を採用している。また、本発明者等の実験結果によると、かかる発泡倍率で発泡した発泡樹脂シート材層2に含まれている多数の気泡CL(セル)の粒径は、最大で400μm、最小で20μmとなり、その平均は200μmとなることが判明した。
[0019]
 この場合、表面補強樹脂層3の厚み寸法は、前述の通り、発泡樹脂シート材層2に含まれている多数の気泡CL(セル)の平均粒径(前述の例では200μm)より大きい寸法であることが要件なので、表面補強樹脂層3の厚み寸法は、200μmを越えた寸法となるように設定される。この一方、表面補強樹脂層3の厚み寸法を800μmよりも大きく設定した場合は、表面補強樹脂層3の重量によって自動車用ドアトリムDT全体の重量が重くなり過ぎる。
[0020]
 以上のことから、前述のように3倍~10倍の発泡倍率を適用した発泡樹脂シート材層2を採用した場合、表面補強樹脂層3の厚み寸法は、200μm以上、800μm以下とするのが好ましい。
[0021]
 発泡樹脂シート材層2は、発泡剤を混入した熱可塑性樹脂が発泡したものであり、熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等を採用することができる。また、混入する発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤、あるいは重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤を使用することができる。
[0022]
 次に、図3(a)から(d)を用いて、図1の自動車用ドアトリムを製造する方法の概要(ドアポケット、アームレスト、スピーカーグリル等、ドアトリムの詳細構成の成形を除く。)について説明する。
[0023]
 図1の自動車用ドアトリムDTを製造する際は、成形ベース機材として、図3(a)に示した樹脂板素材1を用意し、用意した樹脂板素材1をヒータで加熱する(加熱工程)。用意した樹脂板素材1は、樹脂の発泡によって生じた多数の気泡を含む発泡樹脂シート材層2と、発泡樹脂シート材層2の両面に設けられた表面補強樹脂層3とで構成され、その表面補強樹脂層3を構成する樹脂は、発泡樹脂シート材層2を構成する樹脂とは別の発泡していない樹脂で構成され、また、表面補強樹脂層3の厚み寸法は、発泡樹脂シート材層2に含まれている多数の気泡CL(セル)の平均粒径より大きい寸法(例えば、前例の200μm以上、800μm以下)となるように構成されたものである。
[0024]
 前記加熱工程で樹脂板素材1の加熱が完了した後は、その加熱された樹脂板素材1を図3(b)に示したように金型100にセットする。図3(b)の例では、金型100の具体的な構成例として、コア型101とキャビ型102とが上下に対向配置される構成、および、そのコア型101とキャビ型101との間に樹脂板素材1がセットされる構成を採用しているが、これに限定されることはない。
[0025]
 金型100に対する樹脂板素材1のセット作業が完了した後は、図3(c)に示したように、コア型101に対してキャビ型101を相対的に所定量接近させ、コア型101とキャビ型101とで樹脂板素材1をプレス成形することにより、ドアトリム成形素材としての樹脂板素材1から所要形状の自動車用ドアトリムDTを得る。
[0026]
 図3(b)(c)の例では、樹脂板素材1の外周部がコア型101とキャビ型の成形面範囲S1、S2から所定量はみ出した状態となっており、このはみ出した部分Qは不要なカスとしてカット除去される(図3(d)参照)。このカット除去は、図3(d)に示したように、コア型101に対してキャビ型101を相対的に所定量更に接近させることで、前述のプレス形成と同時に行ってもよいし、またプレス成形とは別の後工程で行うこともできる。
[0027]
 図3(a)から(d)の例は、プレス成形によって樹脂板素材1から所要形状の自動車用ドアトリムDTを得たが、これに代えて、周知の真空成形によって樹脂板素材1から所要形状の自動車用ドアトリムDTを得てもよい。
[0028]
 以上説明した本実施形態の自動車用ドアトリムDTでは、その具体的な構成として、発泡樹脂シート材層2の両面または片面に表面補強樹脂層3が設けられる構成、および、その表面補強樹脂層3を構成する樹脂は、発泡樹脂シート材層2を構成する樹脂とは別の発泡していない樹脂で構成し、さらに、その表面補強樹脂層3の厚み寸法は、発泡樹脂シート材層2に含まれている多数の気泡CL(セル)の平均粒径より大きい寸法となるように構成した。このため、発泡樹脂シート材層2の気泡CL(セル)の平均粒径よりも表面補強樹脂層2の厚み寸法の方が大きいから、例えば自動車用ドアトリムDTに対して圧痕や打痕を生じさせるような力が作用したときに、発泡樹脂シート材層2と表面補強樹脂層3の境界付近において表面補強樹脂層3の一部が発泡樹脂シート材層2の気泡CL(セル)内に落ち込み難く、そのような落ち込みによって自動車用ドアトリムDTの表面に発生する圧痕や打痕を効果的に防止することができる。
[0029]
 本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
[0030]
 前記実施形態では、本発明を自動車用ドアトリムに適用した例について説明したが、この適用例に限定されることはなく、本発明は、例えばラゲッジサイドトリム等のような自動車用内装部品にも適用可能である。

符号の説明

[0031]
1 樹脂板素材
2 発泡樹脂シート材層
3 表面補強樹脂層
DT 自動車用ドアトリム
CL 気泡

請求の範囲

[請求項1]
 樹脂板素材を加熱した状態で所要形状に成形してなる自動車用内装部品であって、
 前記樹脂板素材は、
 樹脂の発泡によって生じた多数の気泡を含む発泡樹脂シート材層と、
 前記発泡樹脂シート材層上に設けられた表面補強樹脂層と、によって構成され、
 前記表面補強樹脂層を構成する樹脂は、前記発泡樹脂シート材層を構成する樹脂とは別の発泡していない樹脂であること、および、前記表面補強樹脂層の厚み寸法は、前記多数の気泡の平均粒径より大きい寸法であること
 を特徴とする自動車用内装部品。
[請求項2]
 前記表面補強樹脂層は、前記発泡樹脂シート材層の片面に設けられていること
 を特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
[請求項3]
 前記表面補強樹脂層は、前記発泡樹脂シート材層の両面に設けられていること
 を特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]