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1. (WO2005044495) BAND SAW MACHINE, SAW BLADE INSTALLATION METHOD IN BAND SAW MACHINE, SAW BLADE DRIVING METHOD, AND CUTTING METHOD
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明 細書

帯鋸盤並びに帯鋸盤における鋸刃装着方法、鋸刃駆動方法及び切断加 ェ方法

技術分野

[0001] 本発明は、帯鋸盤並びに帯鋸盤における鋸刃装着方法、鋸刃駆動方法及び切断 加工方法に関する。さらに詳細には、ダブルポスト式の横型帯鋸盤並びに、その帯 鋸盤における鋸刃装着方法、被削材を切削加工する際に鋸刃に切削衝撃力が生じ たとき、この切削衝撃力を小さくし、鋸刃寿命を伸ばし、振動と騒音を小さくするため の鋸刃駆動方法、及び切断加工方法に関する。

背景技術

[0002] 横型帯鋸盤は、ワークを挟持固定自在なバイス装置を備えたベースフレーム上に 上下動可能に設けた鋸刃ハウジングに、駆動ホイールと従動ホイールとを左右方向 に離隔して回転自在に備え、この駆動ホイールと従動ホイールとにエンドレス状の帯 鋸刃を掛回した構成である。そして、上昇位置力も鋸刃ハウジングが下降するとき、 前記帯鋸刃によってワークの切断を行う構成である。

[0003] ところで、第 1の背景技術として、従来の横型帯鋸盤においては、前記駆動ホイ一 ルと従動ホイールとの間には、直線状の鋸刃走行部が上下に構成されるものであり、 一般的には帯鋸刃の下側走行部でもってワークの切断加工を行う構成である。この 構成においては、横型帯鋸盤における全体的構成の上下寸法が大きくなるという問 題がある。

[0004] そこで、帯鋸刃における上側走行部でもってワークの切断を行う構成も提案されて いる(例えば米国特許第 5062335号公報、米国特許第 3182538号公報及び米国 特許第 2898669号公報)。

[0005] 前記 2件の米国特許公報に記載の構成は、一対のガイドポストに上下動可能に支 持された鋸刃ハウジングの前側に駆動ホイールと従動ホイールとを左右方向に離隔 して回転自在に備え、この駆動ホイールと従動ホイールとにエンドレス状の帯鋸刃を 掛回した構成である。

[0006] したがって、前記帯鋸刃に張力を付与すると、駆動ホイール、従動ホイールを介し て前記鋸刃ハウジングでもって張力を受けることになるので、帯鋸刃に大きな張力を 付与しょうとする場合には鋸刃ハウジングの剛性を大きくする必要があり、全体的構 成が大きくなると、う問題がある。

[0007] また、ガイドポストから前側へ突出した状態にぉ、て鋸刃ハウジングが支持され、こ の鋸刃ハウジングの前側に駆動ホイール及び従動ホイールが回転自在に支持され ている構成であることにより、前記ガイドポストからホイールの前側への突出量が大き ぐ帯鋸刃によりワークの切断を行うときに振動を生じ易いという問題があると共に、前 後方向の寸法が大きくなり、小型化を図る上において問題がある。

[0008] 次に、第 2の背景技術として、従来の帯鋸盤には帯鋸刃自動交換装置のついた機 械もあるが、横型帯鋸盤における帯鋸刃交換は作業者の手によって行うのが一般的 である。作業者の手による交換作業には次のような方法で行われている。

[0009] 鋸刃ガイドの鋸刃インサートに帯鋸刃の上側走行部分を挿入固定してから、帯鋸 刃の残りの部分を駆動ホイールと従動ホイールとに装着する。なお、帯鋸刃を取り外 す場合は前述の手順を逆に行う。

[0010] 上述の従来の帯鋸刃の装着方法においては以下のような問題がある。つまり、上側 走行部分以外の残りの部分を駆動ホイールと従動ホイールとに装着する時に、環状 の帯鋸刃は剛性が小さいため方向が定まらず、駆動ホイールおよび従動ホイールに 装着するのが難しい。また、帯鋸刃の方向が定まらないので、帯鋸盤装置本体に帯 鋸刃の歯部が当接して歯部を損傷したり、装置本体に傷をつけたりするという問題が める。

[0011] 次に、第 3の背景技術として、従来、帯鋸盤としては、エンドレス状の帯鋸刃が駆動 ホイールと従動ホイールとに卷回され、電動式の鋸刃モータにより駆動ホイールを回 転駆動して回転走行する帯鋸刃により、バイス装置にてクランプされたワークに切断 加工が施される。なお、鋸盤には帯鋸刃をガイドする固定インサートと、この固定イン サートに対してワークの切削幅に合わせて移動して帯鋸刃をガイドする移動インサー トとが備えられている。

[0012] また、帯鋸刃を回転走行駆動する駆動ホイールの軸心には、減速機の出力軸が直 接取り付けられている。前記減速機の入力軸には電動式の鋸刃モータの動力がカツ プリングで伝達されるタイプと、プーリベルトで伝達されるタイプの 2通りある(例えば、 特許文献 1参照)。また、他の鋸盤としては、エンドレス状の帯鋸刃を卷回する複数の ホイールが各々鋸刃モータで駆動される方式もある(日本国特許第 2725782号公 報)。

[0013] ところで、従来の鋸盤においては、鋸刃モータのトルクを効率良く帯鋸刃に伝達で きるように工夫されている力切削加工が行われる時に生じる鋸刃切削抵抗の衝撃 力を小さくする工夫が行われていない。そのために、帯鋸刃に大きな衝撃力が力かる と、帯鋸刃を損傷したり、振動及び騒音の原因となっている。

[0014] この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その第 1の目的は、前記 ガイドポストからホイールの前側への突出量が小さぐ帯鋸刃によりワークの切断を行 うときの振動の発生を抑制でき、前後方向の寸法を小さくでき小型化を図れる帯鋸盤 を提供することにある。

[0015] この発明の第 2の目的は、環状の帯鋸刃を用いたダブルポスト式横型帯鋸盤にお いて、作業者が駆動ホイールと従動ホイールとに帯鋸刃を装着する場合に、帯鋸刃 の歯部が帯鋸盤装置本体に干渉せずに容易に装着できるダブルポスト式横型帯鋸 盤における帯鋸刃装着補助手段および同装置を使用した帯鋸刃装着方法を提供す ることにある。

[0016] 更に、この発明の第 3の目的は、切削加工が行われる時に生じる鋸刃切削抵抗の 衝撃力を小さくすることができ、帯鋸刃の損傷を回避でき、振動及び騒音を低減する ことができる帯鋸盤及び鋸刃駆動方法を提供することにある。

発明の開示

[0017] 上記目的を達成するために、本発明の第 1アスペクトに基く帯鋸盤は、

上下動自在な鋸刃ハウジングに回転自在に支持された駆動ホイールと従動ホイ一 ルとにエンドレス状の帯鋸刃を掛回した構成の帯鋸盤であって以下を特徴とする: 前記鋸刃ハウジングを上下方向に案内する一対のガイドポストを、前記駆動ホイ一 ルと従動ホイールとの間に設け;前記帯鋸刃の上側走行部を前記ガイドポストの前側 又は後側の一側に配置し;及び前記帯鋸刃の下側走行部を前記ガイドポストの後側

又は前側の他側に配置した。

[0018] 前記第 1アスペクトから従属する本発明の第 2アスペクトに基く帯鋸盤において、 前記帯鋸盤を側面視したとき、前記両ホイールの軸心とホイール幅の中心線との交 差位置が、側面視の前記ガイドポストの幅にほぼ等、位置又は上記幅内に位置す る。

[0019] 前記第 1アスペクト又は第 2アスペクトから従属する本発明の第 3アスペクトに基く帯 鋸盤において、

前記帯鋸刃における上側走行部の歯部が垂直下方向を指向するように捻り起して ある;及び前記鋸刃ハウジングの傾斜下部側に重心が設けてある。

[0020] 前記第 1アスペクト乃至第 3アスペクトの内の何れか 1つのアスペクトから従属する本 発明の第 4アスペクトに基く帯鋸盤において、

前記鋸刃ハウジングは上側が開口した C型形状である;及び前記一対のガイドボス トの上端部側を、連結部材によって一体的に連結した。

[0021] 上述本発明の第 1アスペクト乃至第 4アスペクトによれば、本発明に基く帯鋸盤は、 駆動ホイールと従動ホイールとに掛回したエンドレス状の帯鋸刃の張力は一対のガ イドポストによって受けることにより、鋸刃ハウジングの小型軽量ィ匕を図ることができる 。また、帯鋸刃の上下の鋸刃走行部がガイドポストの前側、後側に位置することとなり 、前後方向の寸法を小さくすることができると共に、ワークの切断加工時における振 動発生を抑制することができるものである。

[0022] また、本発明の第 5アスペクトに基く帯鋸盤は、以下を含む:

上下方向に昇降自在に設けられる鋸刃ハウジングであって、前記鋸刃ハウジング の後方を水平面に対して約 45度上方に傾斜させてある;

一対のガイドポストであって、前記鋸刃ハウジングを昇降自在にガイドする; 前記鋸刃ハウジングに回転駆動自在に軸支された駆動ホイールと従動ホイール; 前記駆動ホイールと前記従動ホイールとに適宜な張力で掛け回されて回転走行す る環状の帯鋸刃;及び

前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行する前記環状の帯鋸刃の上側走行 部における水平走行部の歯部を下方に位置させるベく前記帯鋸刃を垂直方向に捻

り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドであって、前記鋸刃ハウジングに設けられる; 上記構成において、

前記環状の帯鋸刃を前記駆動ホイールと従動ホイールとに装着する時に、前記環 状の帯鋸刃の下側走行部の中間領域を前記駆動ホイールと従動ホイールの外周部 へ導入する帯鋸刃導入手段を、前記帯鋸盤の前側に設けた。

[0023] 前記第 5アスペクトから従属する本発明の第 6アスペクトに基く帯鋸盤において、 前記帯鋸刃導入手段は、前記帯鋸盤の前側に設けた製品受台の両側に設けられ た上部帯鋸刃導入手段と、前記帯鋸盤の基台に前記上部帯鋸刃導入手段に対向し た状態で設けられる下部帯鋸刃導入手段とから構成され;及び

前記上部帯鋸刃導入手段と下部帯鋸刃導入手段との間に、前記帯鋸刃の下側走 行部の中間領域が通過可能なスリットが形成されて、る。

[0024] 更に、本発明の第 7アスペクトは、上下方向に昇降自在に設けられ、その後方を水 平面に対して約 45度上方に傾斜させてある鋸刃ハウジングと;

前記鋸刃ハウジングを昇降自在にガイドする一対のガイドポストと;

前記鋸刃ハウジングに回転駆動自在に軸支された駆動ホイールと従動ホイールと; 前記駆動ホイールと前記従動ホイールとに適宜な張力で掛け回されて回転走行す る環状の帯鋸刃と;及び

前記鋸刃ハウジングに設けられ、前記駆動ホイールと従動ホイールとの間を走行す る前記環状の帯鋸刃の上側走行部における水平走行部の歯部を下方に位置させる ベく前記帯鋸刃を垂直方向に捻り起こしてガイドする一対の鋸刃ガイドと;前記環状 の帯鋸刃を前記駆動ホイールと従動ホイールとに装着する時に、前記環状の帯鋸刃 の下側走行部の中間領域を前記駆動ホイールと従動ホイールの外周部へ導入する スリットが形成された帯鋸刃導入手段と;を含む帯鋸盤における鋸刃装着方法であつ て、以下のステップを含む:

1.前記鋸刃ガイドを被切断材の幅に合わせて適宜な間隔に調整するステップ;

2.前記環状の帯鋸刃を前記ガイドポストの上方力挿入するステップ;

3.該環状の帯鋸刃の上側走行部を前記鋸刃ガイドに挿入して固定するステップ;

4.該環状の帯鋸刃の下側走行部を前記帯鋸刃導入手段のスリットを介して挿入して 該環状の帯鋸刃の下側走行部を前記駆動ホイールと従動ホイールの外周部へ装着 するステップ;及び

5.装着した帯鋸刃に張力付与手段により適宜な張力を付与するステップ。

[0025] 上述本発明の第 5アスペクト乃至第 7アスペクトによれば、本発明に基く帯鋸盤及び 鋸刃装着方法によれば、特別な帯鋸刃自動交換装を必要とせず、作業者が一人で 容易にかつ安全に帯鋸刃を装着することができる。

[0026] すなわち、上側走行部分以外の残りの部分を駆動ホイールと従動ホイールとに装 着する時に、帯鋸刃ガイド手段のスリットを介して挿入するので環状の帯鋸刃の下側 走行部の方向が定まり、容易に駆動ホイールと従動ホイールの外周部に装着するこ とがでさる。

[0027] また、帯鋸刃の方向が定まらないために、帯鋸盤装置本体に帯鋸刃の歯部が当接 して歯部を損傷したり、装置本体に傷をつけたりすることがない。

[0028] 更に、本発明の第 8アスペクトは、

鋸刃ハウジングに回転自在に軸承した駆動ホイールと従動ホイールとにエンドレス 状に鋸刃を卷回し、前記駆動ホイールを鋸刃駆動ユニットで回転駆動することにより 前記鋸刃を走行回転せしめ、この走行回転する鋸刃により被削材を切削する帯鋸盤 における鋸刃駆動方法であって、以下のステップを含む:

前記鋸刃駆動ユニットを前記鋸刃ハウジングに対して鋸刃回転方向にフローテイン グ状態で前記駆動ホイールの軸に連結する;

前記鋸刃ハウジングに備えた緩衝部を介して前記鋸刃駆動ユニットの鋸刃回転方 向を規制する;及び

鋸刃駆動で生じる反動力を前記緩衝部で減衰する。

[0029] 前記第 8アスペクトから従属する本発明の第 9アスペクトに基く鋸刃駆動方法におい て、

前記緩衝部が弾力性を有する榭脂材である。

[0030] 前記第 8アスペクト又は第 9アスペクトから従属する本発明の第 10アスペクトに基く 鋸刃駆動方法において、

前記緩衝部が発条体である。

[0031] 前記第 8アスペクト乃至第 10アスペクトの内の何れか 1つのアスペクトから従属する 本発明の第 11スぺタトに基く鋸刃駆動方法において、

前記緩衝部がダンバ装置である。

[0032] 前記第 8アスペクト乃至第 11アスペクトの内の何れか 1つのアスペクトから従属する 本発明の第 12スぺタトに基く鋸刃駆動方法において、

前記緩衝部が、前記鋸刃駆動ユニットに振動を与える振動発生装置である。

[0033] 本発明の第 13アスペクトに基く帯鋸盤は、以下を含む:

鋸刃ハウジングに回転自在に軸承した駆動ホイールと従動ホイールとにエンドレス 状に卷回した鋸刃;及び

前記駆動ホイールを回転駆動して前記鋸刃を走行回転せしめる鋸刃駆動ユニット; 上記構成において、

前記鋸刃駆動ユニットを前記鋸刃ハウジングに対して鋸刃回転方向にフローテイン グ状態で前記駆動ホイールの軸に連結したフローティング構造で設けられる;及び 前記鋸刃駆動ユニットの鋸刃回転方向を規制し且つ鋸刃駆動で生じる反動力を減 衰する緩衝部を前記鋸刃ハウジングに設けている。

[0034] 前記第 13アスペクトから従属する本発明の第 14アスペクトに基く帯鋸盤おいて、 前記緩衝部が、弾力性を有する榭脂材で構成されてヽる。

[0035] 前記第 13アスペクト又は第 14アスペクトから従属する本発明の第 15アスペクトに基 く帯鋸盤おいて、

前記緩衝部が、発条体で構成されている。

[0036] 前記第 13アスペクト乃至第 15アスペクトの内の何れ力 1つのアスペクトから従属す る本発明の第 16アスペクトに基く帯鋸盤おいて、

前記緩衝部が、ダンバ装置で構成されている。

[0037] 前記第 13アスペクト乃至第 16アスペクトの内の何れ力 1つのアスペクトから従属す る本発明の第 17アスペクトに基く帯鋸盤おいて、

前記緩衝部が、前記鋸刃駆動ユニットに振動を与える振動発生装置で構成されて いる。

[0038] 上述本発明の第 8アスペクト乃至第 17アスペクトの帯鋸盤及び鋸刃駆動方法によ れば、被削材を切削加工する時に、鋸刃切削抵抗や衝撃力が鋸刃に力かるとしても 、鋸刃駆動ユニットが鋸刃ハウジングに対して鋸刃回転方向にフローティング状態に あるので駆動ホイールの軸を中心にして鋸刃回転方向と反対方向に反動力が生じ、 この反動力は緩衝部の弾力性により吸収される。その結果、鋸刃の損傷、振動、騒 音などを減衰あるいは防止することができ、鋸刃寿命を延ばすことができる。

[0039] 本発明の第 18アスペクトに基く帯鋸盤は、以下を含む:

加工すべきワークを帯鋸刃により切断加工する切断加工位置の後側に前記ワーク をクランプする本体バイスとワークを送材せしめる前後動自在な送材バイス; 前記帯鋸刃が卷回された駆動ホイールと従動ホイールを備えた鋸刃ハウジング; 前記鋸刃ハウジングに前記帯鋸刃を捻り起こすと共に帯鋸刃を走行案内せしめる 一対の鋸刃ガイド;

上記構成において、

前記鋸刃ガイドの先端に、前側インサート及び後側インサートの!/、ずれか一方を固 定して設ける;及び

前記前側インサート及び前記後側インサートの他方を前後動自在に設ける。

[0040] したがって、上述本発明の第 18アスペクトの帯鋸盤によれば、前記鋸刃ガイドの先 端に、前側、後側インサートの一方が固定して設けられていると共に、前側、後側ィ ンサートの他方が前後動自在に設けられて、るから、ワークを帯鋸刃で切断加工し た後、帯鋸刃を元の位置へ戻す際に、送材バイスでワークを後方へ移動させると共 に例えば前側インサートに対して後側インサートを後方へ移動させることで、後側イン サートが開き、帯鋸刃の捻り戻り力で帯鋸刃が傾き、両側の切断面から帯鋸刃の刃 先を逃がすことができ、帯鋸刃が元の位置へ戻される。而して、ワークと帯鋸刃を接 触させな!/、ために本体バイスの移動構造と帯鋸刃の逃がし構造などの専用構造を持 たせずにすむ。

[0041] 前記第 18アスペクトから従属する本発明の第 19アスペクトに基く帯鋸盤おいて、 前記前側インサート及び後側インサートの他方の前後動の範囲は、移動する帯鋸 刃の刃先がワークの切断面力も離れることを許容する範囲である。

[0042] したがって、上述本発明の第 19アスペクトの帯鋸盤によれば、前記前側、後側イン サートの他方の前後動の範囲は移動する帯鋸刃の刃先がワークの切断面力離れ ることを許容する範囲であるから、それ以上前側、後側インサートの他方を後方へ移 動させる必要がない。

[0043] 本発明の第 20アスペクトは、加工すべきワークを帯鋸刃により切断加工する切断加 工位置の後側に前記ワークをクランプする本体バイスとワークを送材せしめる前後動 自在な送材バイスと;前記帯鋸刃が卷回された駆動ホイールと従動ホイールを備えた 鋸刃ハウジングと;この鋸刃ハウジングに前記帯鋸刃を捻り起こすと共に帯鋸刃を走 行案内せしめる一対の鋸刃ガイドを含んだ帯鋸盤における切断加工方法であって、 以下のステップを含む:

前記帯鋸刃でワークを切断加工した後、前記送材バイスを後方へ移動せしめてヮ ークを切断加工位置カゝら後方へ逃がす;

前記鋸刃ガイドの先端に設けられた前側インサートに対して後側インサートを後方 へ移動せしめて後側インサートを開力せる;

前記帯鋸刃を元の位置へ戻す。

[0044] したがって、上述本発明の第 20アスペクトの切断加工方法によれば、ワークを帯鋸 刃で切断加工した後、帯鋸刃を元の位置へ戻す際に、送材バイスでワークを後方へ 移動させると共に前側インサートに対して後側インサートを後方へ移動させることで、 後側インサートが開き、帯鋸刃の捻り戻り力で帯鋸刃が傾き、両側の切断面から帯鋸 刃の刃先を逃がすことができ、帯鋸刃が元の位置へ戻される。而して、ワークと帯鋸 刃を接触させないために本体バイスの移動構造と帯鋸刃の逃がし構造などの専用構 造を持たせずにすむ。

[0045] 前記第 20アスペクトから従属する本発明の第 21アスペクトに基く切断加工方法に おいて、

前記後側インサートの前後動の範囲は、移動する帯鋸刃の刃先がワークの切断面 力 離れることを許容する範囲である。

[0046] したがって、上述本発明の第 21アスペクトの切断加工方法によれば、前記後側イン サートの前後動の範囲は移動する帯鋸刃の刃先がワークの切断面力離れることを 許容する範囲であるから、それ以上後側インサートを後方へ移動させる必要がな、。 図面の簡単な説明

[図 1]図 1は、この発明の実施の形態に係る横型帯鋸盤の概念的、概略的な正面説 明図である。

[図 2]図 2は、側面視してたときの駆動ホイール、従動ホイールとガイドポストとの位置 的関係を示した側面説明図である。

[図 3]図 3は、本発明の実施の形態に係る帯鋸刃装着補助装置を備えたダブルポスト 式横型帯鋸盤を正面から見た説明図である。

[図 4]図 4は、図 3の平面図による説明図である。

[図 5]図 5は、図 3の左側面図による説明図である。

[図 6]図 6は、図 3の右側面図による説明図である。

[図 7]図 7は、図 3の背面図による説明図である。

[図 8]図 8は、本発明に係る帯鋸刃装着補助装置を備えたダブルポスト式横型帯鋸 盤のガイドポストの上方から帯鋸刃を挿入する状態を説明する図である。

[図 9]図 9は、本発明に係る帯鋸刃装着補助装置を備えたダブルポスト式横型帯鋸 盤の鋸刃ガイドに帯鋸刃の上側走行部を挿入して固定する状態を説明する図である

[図 10]図 10は、本発明に係る帯鋸刃装着補助装置を備えたダブルポスト式横型帯 鋸盤の帯鋸刃ガイドのスリットを介して帯鋸刃の下側走行部を駆動ホイールと従動ホ ィールの外周部へ装着する状態を説明する図である。

[図 11]図 11は、本発明に係る帯鋸刃装着補助装置を備えたダブルポスト式横型帯 鋸盤の帯鋸刃ガイドのスリットを介して帯鋸刃の下側走行部を駆動ホイールと従動ホ ィールの外周部へ装着する状態を説明する図である。

[図 12]図 12は、この発明の実施の形態で用いられている横型帯鋸盤の正面図であ る。

[図 13]図 13は、図 12の背面図である。

[図 14]図 14は、図 12の右側面図である。

[図 15]図 15は、この発明の第 3の実施の形態の鋸刃駆動装置を背面力視た概略 的な説明図である。

[図 16]図 16は、図 15の矢視 XVI— XVI線の断面図である。

[図 17]図 17は、駆動ホイールの軸構造を示す断面図である。

[図 18]図 18は、この発明の第 4の実施の形態の鋸刃駆動装置を背面力視た概略 的な説明図である。

[図 19]図 19は、この発明の第 5の実施の形態の鋸刃駆動装置を背面力視た概略 的な説明図である。

[図 20]図 20は、この発明の第 6の実施の形態の鋸刃駆動装置を背面力視た概略 的な説明図である。

[図 21]図 21は、固定鋸刃ガイド、可動鋸刃ガイドの側面拡大図で、前側インサートと 後側インサートとで帯鋸刃を走行案内せしめた状態を示した図である。

[図 22]図 22は、固定鋸刃ガイド、可動鋸刃ガイドの側面拡大図で、前側インサートに 対して後側インサートを開かせた状態を示した図である。

[図 23]図 23 (A)は、送材バイスでワークを送材し、本体バイスでワークを挟持して帯 鋸刃で切断加工したときの平面図であり、図 23 (B)は、その側面図である。

[図 24]図 24 (A)は、ワークを切断した後、帯鋸刃を元の位置へ戻すときの平面図で あり、図 24 (B)は、その側面図である。

[図 25]図 25 (A)は、前バイスと後バイスでワークを挟持し帯鋸刃で切断加工した状態 の平面図であり、図 25 (B)は、切断後、前バイスと後バイスでワークを移動した状態 の平面図である。

[図 26]図 26は、切断後に本体バイス、送材バイス、前バイスでワークを移動した状態 の平面図である。

[図 27]図 27は、帯鋸盤としての例えば横型帯鋸盤の斜視図である。

[図 28]図 28は、ガイドポストと鋸刃の位置関係を一部改変した態様を説明する側面 図である。

[図 29]図 29は、ガイドポストと鋸刃の位置関係を一部改変した態様を説明する側面 図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

[0049] 図 1に示すのは、本発明の第 1の実施の形態に係る帯鋸盤であり、特に横型の帯 鋸盤 1である。前記横型帯鋸盤 1は、箱状のベースフレーム 3を備えており、このべ一 スフレーム 3の上面には、ワーク Wを挟持固定自在の固定バイスジョー 5Fと可動バイ スジョ一 5Mとを対向して備えたバイス装置 5が設けられて!/、る。上記バイス装置 5の 構成は一般的な構成であって公知であるから、上記バイス装置 5の詳細についての 説明は省略する。

[0050] 尚、以後、前記横型帯鋸盤 1の説明をするにあたり、送材方向を X軸方向、鋸刃の 歯が走行する方向であつて前記 X軸方向と直行する方向を Y軸方向とし、前記 X軸 方向において材料が切断されるために進行する方向を前(図 21及び図 27において 「F」にて示す)とし、前記材料が切断された後に後退する方向を後(図 21及び図 27 にお、て「R」にて示す)とする。

[0051] 前記ベースフレーム 3には左右一対のガイドポスト 7L、 7Rが立設してあり、このガイ ドポスト 7L、 7Rの上端部側は、強度向上、及びガイドポスト 7L、 7Rの平行度維持を 図るべく連結部材 9を介して一体的に連結してある。前記左右のガイドポスト 7L、 7R には円筒形状のスライドスリーブ 11L、 11Rが上下動自在に嵌合してあり、この左右 のスライドスリーブ 11L、 11Rのそれぞれ左右外側部には、左右のホイールブラケット 13L、 13Rがそれぞれ溶接等によって一体的に固定してある。

[0052] 上記左右のホイールブラケット 13L、 13Rは、上部側が後側となるように(図 1にお いて上部側が裏面側となるように)傾斜してある。そして、前記スライドスリーブ 11L、 11Rの下部側及び左右のホイールブラケット 13L、 13Rの下部側は、左右方向に長 V、ビーム部材 14と一体的に連結してある。このビーム部材 14や左右のホイールブラ ケット 13L、 13Rは、後述する駆動ホイール、従動ホイールを回転自在に支持する鋸 刃ハウジングを構成するものであり、上側を開口した C型形状に構成してあり、高さ寸 法を抑制することができるものである。

[0053] 前記ホイールブラケット 13Rは、図 2に示すように、上部ブラケット 13Aと下部ブラケ ット 13Bとを備えた二重構造に構成してあり、上記上下のブラケット 13A、 13Bに両端 側を支持された回転軸 15を介して上下のブラケット 13A、 13Bの間に駆動ホイール 17が回転自在に支持されている。なお、上記駆動ホイール 17は、前記ホイールブラ

ケット 13Rに装着したモータ(図示省略)によって回転駆動されるものである。

[0054] 左側の前記ホイールブラケット 13Lには回転軸 19を介して従動ホイール 21が回転 自在に支持されており、この従動ホイール 21と前記駆動ホイール 17にはエンドレス 状の帯鋸刃 23が掛回してある。さらに、前記駆動ホイール 17に対して接近離反する 方向へ前記従動ホイール 21を移動して前記帯鋸刃 23に張力を付与するための張 力付与手段 25が前記ホイールブラケット 13Lに装着してある。

[0055] 上記張力付与手段 25は、前記回転軸 19を支持した支持ブロック(図示省略)を前 記駆動ホイール 17に対して接近離反する方向へ移動することによって帯鋸刃 23に 張力を付与するもので、例えば油圧シリンダゃネジ機構などよりなるものであり、この 種の張力付与手段 25は公知であるから、張力付与手段 25についてより詳細な説明 は省略する。

[0056] 前記鋸刃ハウジングを上下動するために、例えば油圧シリンダのごとき上下動用ァ クチユエータ 27 (図 2参照)が設けてあり、この上下動用ァクチユエータ 27におけるピ ストンロッド 27Pが前記ベースフレーム 3の一部に連結してあり、シリンダ本体が前記 スライドスリーブ 11Rと一体的に連結してある(連結構造の詳細は図示省略)。なお、 鋸刃ハウジングを上下動するァクチユエータとしては油圧シリンダに限ることなぐモ ータによって回転されるボールネジ機構などを採用することも可能である。

[0057] 前記駆動ホイール 17及び従動ホイール 21は、図 2に示すように、左右方向の側方 力も見たとき駆動ホイール 17、従動ホイール 21の上部側が前記ガイドポスト 7L、 7R より後側(図 2においては右側)に位置し、前記駆動ホイール 17、従動ホイール 21の 下部側が前記ガイドポスト 7L、 7Rの前側(図 2においては左側)〖こ位置するように前 後に傾斜してある。

[0058] そして、側面視において、前記駆動ホイール 17、従動ホイール 21の軸心 Sと両ホイ ール 17、 21の幅方向の中心線 Lとの交点 Oは、側面視において前記ガイドポスト 7L 、 7Rの前後方向の幅にほぼ等しい位置又は前記幅内に位置するように構成してある

[0059] したがって、前記駆動ホイール 17と従動ホイール 21とに掛回した前記帯鋸刃 23に おける直線状の上側走行部 23Uは前記一対のガイドポスト 7L、 7Rの後側に位置し 、帯鋸刃 23の直線状の下側走行部 23Lは前記ガイドポスト 7L、 7Rの前側に位置し ている。そして、前記上側走行部 23Uによって前記ワーク Wを切断するために、前記 上側走行部 23Uにおける鋸歯の歯先が垂直下方向を指向するように捻り起すため の鋸刃ガイド(図示省略)が前記鋸刃ハウジングに備えられている。また、帯鋸刃 23 の前記下側走行部 23Lは、前記鋸刃ハウジングが最上昇した場合であっても前記バ イス装置 5のワーク支持面より下側に位置する構成である。

[0060] さらに、前記ガイドポスト 7L、 7Rと前記スライドスリーブ 11L、 11Rとの間の微少タリ ァランスを一方向に寄せるために、すなわち、前記スライドスリーブ 11L、 11Rの上部 側においては、前記ガイドポスト 7L、 7Rの後側(図 2においての右側)のクリアランス 及びスライドスリーブ 11L、 11Rの下部側においてはガイドポスト 7L、 7Rの前側(図 2 にお、ての左側)のクリアランスが零になるように、前記鋸刃ハウジングの前側 (傾斜 下部側)に当該鋸刃ハウジングの重心が設けてある。

[0061] 以上のごとき構成において、駆動ホイール 17を回転駆動し、かつ鋸刃ハウジングを 下降することにより、バイス装置 5に挟持固定されたワーク Wを、帯鋸刃 23における 上側走行部 23Uによって切断することができるものである。

[0062] 前述のごとくワーク Wを切断するに当り、前記張力付与手段 25によって従動ホイ一 ル 21を駆動ホイール 17から離反する方向へ移動して帯鋸刃 23に大きな張力を付与 すると、その反力は左右のホイールブラケット 13L、 13R、左右のスライドスリーブ 11 L、 11Rを介して左右のガイドポスト 7L、 7Rによって受けることになる。

[0063] したがって、帯鋸刃 23の張力を従来の構成に比較して極めて大きくすることができ 、高速重切削時の切曲りを抑制でき、重切削を精度良くかつ能率良く行うことができ るものである。換言すれば、前記構成により駆動ホイール 17、従動ホイール 21を支 持した鋸刃ハウジングの構成の簡素化、軽量ィ匕を図りながら剛性を大きくすることが できるものである。

[0064] また、エンドレス状の帯鋸刃 23における上側走行部 23Uがガイドポスト 7L、 7Rの 後側に位置し、下側走行部 23Lがガイドポスト 7L、 7Rの前側に位置することにより、 ガイドポスト 7L、 7Rをも含めての全体的構成の前後方向の寸法を小さく抑えることが でき、小型化を図ることができるものである。さらに、左右のガイドポスト 7L、 7Rの左 右方向の外側に駆動ホイール 17、従動ホイール 21が位置することにより、前記ガイ ドポスト 7L、 7Rの前側に駆動ホイール 17、従動ホイール 21が突出した状態に配置 した従来の構成に比較して、ワーク Wの切断加工時の振動を抑制でき、帯鋸刃 23の 長寿命化及び切断面の精度向上を図ることができるものである。

[0065] さらに、鋸刃ハウジングの前側に重心を設けて、ガイドポスト 7L、 7Rの上部後側と スライドスリーブ 11L、 11Rの上部後側とのクリアランスを零の状態に保持してあるの で、帯鋸刃 23における上側の走行部 23Uがワーク Wに接触して切断を開始するとき に、前記ガイドポスト 7L、 7Rとスライドスリーブ 11L、 11Rとの間のクリアランスの存在 に起因する衝撃等を生じることなぐガイドポスト 7L、 7Rに対してスライドスリーブ 11L 、 11Rを上下に円滑に摺動することができるものである。

[0066] 尚、図 2に示すように、前記交点 Oの位置は、側面視において、前記ガイドポスト 7L 、 7Rの前後方向の幅 Dにほぼ等しい位置又は前記幅 D内に位置することが望ましい 。しかし、設計的事項により、前記ガイドポスト 7L、 7Rの前後方向の幅 Dから前後方 向に僅か〖こ外れた位置に配置することも可能である。この場合、大きく外れることは 望ましくなぐ図 28及び図 29に示すように、前記ガイドポスト 7L、 7Rの前後方向の幅 Dの前後 2倍以内に抑えることが望ましい。

[0067] 次に、この発明の第 2の実施の形態について図面を参照して説明する。

[0068] 図 3—図 7には本発明に係る帯鋸刃装着補助装置を備えたダブルポスト式横型帯 鋸盤 1が示してある。横型帯鋸盤 1は箱状のベースフレーム 3を備えており、このべ一 スフレーム 3の上面には、横型帯鋸盤 1の後方(図 3において紙面の裏面側、図 5に おいては左側)には、被切断材 Wを横型帯鋸盤 1へ搬入するための被切断材搬入台 4が設けてあり、横型帯鋸盤 1の前側(図 3において紙面の表面側、図 5においては 右側)には、この横型帯鋸盤 1で切断された製品 Wを支持する製品受台 6が設けてあ る。

[0069] 被切断材搬入台 4には、被切断材 Wを挟持固定自在の固定バイスジョウー 5Fと可 動バイスジョー 5Mとを対向して備えたバイス装置(5F, 5M)が設けてある。このバイ ス装置 5の構成は一般的な構成であって公知であるから、バイス装置(5F, 5M)の詳 細についての説明は省略する。

[0070] 前記ベースフレーム 3には左右一対のガイドポスト 7L、 7Rが立設してあり、このガイ ドポスト 7L、 7Rの上端部側は、強度向上、及びガイドポスト 7L、 7Rの平行度維持を 図るべく連結部材 9を介して一体的に連結してある。

[0071] 前記左右のガイドポスト 7L、 7Rには円筒形状のスライドスリーブ 11L、 11Rが上下 動自在に嵌合してあり、この左右のスライドスリーブ 11L、 11Rのそれぞれ左右外側 部には、左右のホイールブラケット 13L、 13Rがそれぞれ溶接等によって一体的に固 定してある。

[0072] 上記左右のホイールブラケット 13L、 13Rは、上部側が後側となるように(図 3にお いて上部側が裏面側となるように)傾斜してある。そして、前記スライドスリーブ 11L、 11Rの下部側及び左右のホイールブラケット 13L、 13Rの下部側は、左右方向に長 V、ビーム部材 14で一体的に連結しである。

[0073] このビーム部材 14や左右のホイールブラケット 13L、 13Rは、後述する駆動ホイ一 ル、従動ホイールを回転自在に支持する鋸刃ハウジングを構成するものであり、上側 を開口した C型形状に構成してあり、高さ寸法を抑制することができるものである。

[0074] 前記ホイールブラケット 13Rは、図 6に示すように、上部ブラケット 13Aと下部ブラケ ット 13Bとを備えた二重構造に構成してあり、上記上下のブラケット 13A、 13Bに両端 側を支持された回転軸 15を介して上下のブラケット 13A、 13Bの間に駆動ホイール 17が回転自在に支持されて、る。

[0075] なお、上記駆動ホイール 17は、前記ホイールブラケット 13Rに装着したモータ M ( 図 4、 6、 7参照)によって回転駆動されるものである。

[0076] 左側の前記ホイールブラケット 13Lには回転軸 19を介して従動ホイール 21が回転 自在に支持されており、この従動ホイール 21と前記駆動ホイール 17には帯鋸刃 23 が掛回してある。さらに、前記駆動ホイール 17に対して接近離反する方向へ前記従 動ホイール 21を移動して前記帯鋸刃 23に張力を付与するための張力付与手段(図 示省略)が前記ホイールブラケット 13Lに装着してある。

[0077] 上記張力付与手段(図示省略)は、前記回転軸 19を支持した支持ブロック(図示省 略)を前記駆動ホイール 17に対して接近離反する方向へ移動することによって帯鋸 刃 23に張力を付与するもので、例えば油圧シリンダゃネジ機構などよりなるものであ り、この種の張力付与手段は公知であるから、張力付与手段についてより詳細な説 明は省略する。また、前記鋸刃ハウジングを上下動するために、例えば油圧シリンダ のごとき上下動用ァクチユエータ(図示省略)が設けてある。

[0078] 前記駆動ホイール 17及び従動ホイール 21は、図 5および図 6に良く示されているよ うに、左右方向の側方から見たとき駆動ホイール 17、従動ホイール 21の上部側が前 記ガイドポスト 7L、 7Rより後側(図 6においては右側)に位置し、前記駆動ホイール 1 7、従動ホイール 21の下部側が前記ガイドポスト 7L、 7Rの前側(図 6においては左側 )に位置するように前後に傾斜してある。

[0079] したがって、前記駆動ホイール 17と従動ホイール 21とに掛回した前記帯鋸刃 23に おける直線状の上側走行部 23Uは前記一対のガイドポスト 7L、 7Rの後側に位置し 、帯鋸刃 23の直線状の下側走行部 23Lは前記ガイドポスト 7L、 7Rの前側に位置し ている。

そして、前記上側走行部 23Uによって前記被切断材 Wを切断するために、前記上 側走行部 23Uにおける鋸歯の歯先が垂直下方向を指向するように捻り起すための 移動鋸刃ガイド 24 (鋸刃ガイド)と、固定鋸刃ガイド 26 (鋸刃ガイド)が前記鋸刃ハウ ジングに備えられている(図 7参照)。

[0080] また、帯鋸刃 23の前記下側走行部 23Lは、前記鋸刃ハウジングが最上昇した場合 であっても前記バイス装置 5の被切断材支持面より下側に位置するようになって、る

[0081] 以上のごとき構成において、駆動ホイール 17を回転駆動し、かつ鋸刃ハウジングを 下降することにより、バイス装置 5に挟持固定されたワーク Wを、走行部 23Uによって 切断することができるものである。

[0082] なお、図 3、図 7に良く示されているように、前記帯鋸刃 23の上側走行部 23Uの上 方空間には、前記鋸刃ハウジングの上下動に追従して昇降されるキャリッジバー 127 が前記上側走行部 23Uに平行かつ水平方向に延設して設けてあり、このこのキヤリ ッジバー 127には、前記帯鋸刃 23の上側走行部 23Uが被切断材 Wの近傍に接近し たことを検出するための板状の検出子 129が設けてある。

[0083] 以下に本発明の要部である帯鋸刃装着補助装置 30について説明する。

[0084] 図 3—図 6に示す如ぐ横型帯鋸盤 1の前側に設けられた製品受台 6の両脇には、 前記環状の帯鋸刃を前記駆動ホイールと従動ホイールとに装着する時においてこの 環状の帯鋸刃 23の下側走行部 23Lのほぼ中間領域を前記駆動ホイールと従動ホイ ールの外周部へガイドする帯鋸刃ガイド手段 31が設けてある。

[0085] さらに詳細には、この帯鋸刃ガイド手段 31 (帯鋸刃導入手段)は、前記横型帯鋸盤 1の前側に設けた製品受台 6の両側に上部帯鋸刃ガイド 33 (上部帯鋸刃導入手段) を設けると共に、この上部帯鋸刃ガイド 33に対向する下部帯鋸刃ガイド 35 (下部帯 鋸刃導入手段)を前記横型帯鋸盤 1の基台 3に設けてあり、上部帯鋸刃ガイド 33と下 部帯鋸刃ガイド 35との間に帯鋸刃 23の下側走行部 23Lのほぼ中間領域が通過可 能な帯鋸刃の板厚より若干広い幅を有するスリット 37が形成してある。

[0086] 上記構成における横型帯鋸盤における帯鋸刃交換補助装置を使用して、作業者

OPが帯鋸刃 23を交換する工程を説明する。

[0087] 1.始めに前記鋸刃ガイドを被切断材の幅に合わせて適宜な間隔に調整する。

[0088] 2.次いで、前記環状の帯鋸刃を前記ガイドポストの上方力挿入する(図 8参照)。

[0089] 3.この環状の帯鋸刃の上側走行部を前記鋸刃ガイドに挿入して固定する(図 9参照

) o

[0090] 4.環状の帯鋸刃の下側走行部を前記帯鋸刃ガイドのスリットを介して挿入して前記 駆動ホイールと従動ホイールの外周部へ装着する(図 10、図 11参照)。

[0091] 5.最後に装着した帯鋸刃に張力付与手段により適宜な張力を付与して装着が完了 する。

[0092] なお、帯鋸刃を取り外すときは上記工程の順序を逆に行うことで容易に行うことがで きる。

[0093] 上述の如ぐ本発明に係る帯鋸刃装着補助装置を使用すれば、特別な帯鋸刃自 動交換装を必要とせず、作業者が一人で容易にかつ安全に帯鋸刃を交換すること ができる。

[0094] すなわち、上側走行部分以外の残りの部分を駆動ホイールと従動ホイールとに装 着する時に、帯鋸刃ガイド手段のスリットを介して挿入するので環状の帯鋸刃の下側 走行部 23Lの方向が定まり、容易に駆動ホイールと従動ホイールの外周部に装着す ることがでさる。

[0095] また、帯鋸刃の方向が定まらないために、帯鋸盤装置本体に帯鋸刃の歯部が当接 して歯部を損傷したり、装置本体に傷をつけたりすることがない。

[0096] なお、実施例の図 3、図 6及び図 7に総括的な符号 40で示してあるのは回転駆動さ れるワイヤーブラシを備えた切粉除去装置 40である力本発明の主要部ではな!/、の で詳細な説明は省略する。

[0097] 次に、この発明の実施の第 3の形態について図面を参照して説明する。

[0098] 図 12乃至は図 14を参照するに、第 3の実施の形態に係る鋸盤としての例えば横型 帯鋸盤 201は、ベース 203を備えており、このベース 203上には図 12において左右 にガイドポスト 205が立設されている。このガイドポスト 205には、切削工具としての帯 鋸刃 Bを内装した鋸刃ハウジング 207が案内部材 209によりスライドするように上下動 可能に案内されている。なお、上記鋸刃ハウジング 207の上下動は、ベース 203上 に設けた鋸刃切込み駆動装置としての例えば昇降用油圧シリンダ 211の作動によつ て行われる。この昇降用油圧シリンダ 211の作用によって被削材であるワーク Wに対 する帯鋸刃 Bの切り込みや上昇離反を制御し得るものである。

[0099] また、図 12において左側の案内部材 209には、鋸刃位置検知用エンコーダ 213が 設けられており、上記鋸刃ハウジング 207の移動速度、すなわち帯鋸刃 Bの切込み 速度は、鋸刃位置検知用エンコーダ 213により、フィードバックにて制御される。

[0100] 鋸刃ハウジング 207は両側に離隔して左右のハウジング部 215, 217を備えており 、左右の各ハウジング部 215, 217は図示しないビーム部材によって連結されており 、左右のハウジング部 215, 217の間には帯鋸刃 Bを通過せしめるハウジング部 219 が前記ビーム部材に沿って備えられている。なお、上記の案内部材 209は左右のハ ウジング部 215, 217に一体的に固定されている。

[0101] 鋸刃ハウジング 207のハウジング部 215, 217には駆動ホイール 221、従動ホイ一 ル 223力それぞれ軸 225、 227を介して内装されており、駆動ホイール 221と従動ホ ィール 223にはエンドレス状の帯鋸刃 Bが掛回されている。駆動ホイール 221の軸 2 25には例えば電動式の鋸刃モータ 229が連動連結されている。なお、この鋸刃モー タ 229と駆動ホイール 221の軸 225との連動連結部分の構造についての詳細は後

述する。

[0102] 上記の鋸刃モータ 229を駆動させると、軸 225を介して駆動ホイール 221が回転さ れるから、駆動ホイール 221と従動ホイール 223に掛回された帯鋸刃 Bがワーク Wを 切削すべく走行駆動される。

[0103] 上記の案内部材 229には固定インサート 231 (「右ブレードガイド」ともいう)、移動ィ ンサート 233 (「左ブレードガイド」ともいう)が装着されており、この固定インサート 231 と移動インサート 233の各先端に設けたバックアップユニット 235, 237とにより、帯鋸 刃 Bがワーク Wを切削する切削領域 Sにおいて、帯鋸刃 Bの刃先部が垂直下方を向 くように帯鋸刃 Bが案内支持されている。また、固定インサート 231は案内部材 209に 固定的に取り付けられており、移動インサート 233はワーク Wの大きさに対応すべく 位置調節自在に例えば駆動シリンダやボールねじ等の駆動手段を介して案内部材 2 09に取り付けられている。

[0104] また、ベース 203の上部にはワーク Wを載置するワークテーブル 239が設けられて おり、このワークテーブル 239にはワーク Wを挟持固定自在の基準バイスジョー 241 と可動バイスジョー 243と力もなる本体バイス装置 245が設けられている。より詳細に は、基準バイスジョー 241は、ワーク Wの幅方向の基準バイスライン BLに設けられ、 可動バイスジョー 243は基準バイスジョー 241に対して接近離反する方向へ移動自 在に設けられている。

[0105] 次に、この発明の第 3の実施の形態の主要部を構成する鋸刃駆動装置 247につい て図面を参照して説明する。

[0106] 図 15乃至は図 17を併せて参照するに、鋸刃駆動装置 247としては、駆動ホイール 221の軸 225力図 17に示されて!/ヽるようにノヽゥジング咅 215の図 17にお!/ヽて左佃】に 設けたピロ一型軸受 249を介して回転自在に軸承されており、駆動ホイール 221が 前記軸 225に挿入されてキー 251を介して連結 ·固定されて、る。

[0107] また、前記軸 225は、ハウジング部 215の裏面側(図 17において右側)に突出して おり、鋸刃駆動ユニット 253が前記軸 225を回転駆動せしめるように軸 225の突出部 分に連結され且つハウジング部 215の裏面側に設けられている。なお、この実施の 形態では、鋸刃駆動ユニット 253は中空式の減速機 255とこの減速機 255に連動連

結する鋸刃モータ 229とから構成されており、鋸刃回転方向に回動自在なフローティ ング構造となっている。

[0108] すなわち、鋸刃駆動ユニット 253は、上記の減速機 255が軸 225の突出部分にキ 一 257を介して連結されており、前記軸 225の突出部分の先端に設けた押さえ部材 259により図 17の X方向が規制されている。さらに、減速機 255のケーシング 261が 、図 15に示されているようにハウジング部 215の裏面に設けたガイド部 263により鋸 刃回転方向に回動自在なフローティング構造となっている。例えば、前記軸 225を中 心とする円周方向に長いガイド溝 263Aがハウジング部 215の裏面に設けられ、前記 ガイド溝 263Aに案内されるように係合するガイドピン 263Bが減速機 255のケーシン グ 261に設けられている。

[0109] また、ワーク Wが帯鋸刃 Bにより切削加工される時、切削抵抗や衝撃力などの大き な衝撃 (反動力)が帯鋸刃 Bにかかる力上記の反動力を吸収して小さくするための 鋸刃反動力緩衝装置 265がハウジング部 215の裏面側に設けられている。

[0110] 第 3の実施の形態の鋸刃反動力緩衝装置 65としては、図 15,図 16,図 13及び図 14に示されているように、例えば厚板のブロック構造のトルクアーム 267が前記減速 機 255の近くに位置して突出するようにハウジング部 215の裏面に固定されており、 前記トルクアーム 267には切欠き窓部 269が設けられており、この切欠き窓部 269に は緩衝部としての例えばウレタンやゴム等の弾力性を有する榭脂材力なる緩衝部 材 271が軸 273により固定されている。より詳しくは、この実施の形態では緩衝部材 2 71が図 15に示されて、るように円筒形状をなしており、この緩衝部材 271の穴部に 前記軸 273が揷通されてトルクアーム 267に保持固定されている。

[0111] さらに、前記緩衝部材 271の外周に係合する係合部としての例えばほぼ半円状の 係合凹部 275Aを備えた係合部材 275が前記減速機 255のケーシング 261の側面( 図 15において左側面)にボルト BTで固定されている。

[0112] 上記構成により、鋸刃モータ 229の回転駆動により駆動ホイール 221が回転し、駆 動ホイール 221と従動ホイール 223にエンドレスに掛回された帯鋸刃 Bが走行回転 する。

[0113] 切削領域 Sの帯鋸刃 Bは、固定インサート 231のバックアップユニット 235と移動ィ ンサート 233のバックアップユニット 237との間で下向き垂直に案内支持され、且つ 移動インサート 233の側から固定インサート 231の側へ向力方向に走行回転しなが ら、鋸刃ハウジング 7が昇降用油圧シリンダ 211によって下降することにより、基準バ イスジョー 241と可動バイスジョー 243で固定されたワーク Wが上記の帯鋸刃 Bにて 切断加工される。

[0114] 鋸刃モータ 229のトルクは減速機 255を介して軸 225,駆動ホイール 221の回転に より帯鋸刃 Bに伝達される。ワーク Wが帯鋸刃 Bにより切削加工される時、切削抵抗 や衝撃力などの大きな衝撃が帯鋸刃 Bにかかると、帯鋸刃 Bが損傷したり、振動や騒 音の原因となるが、鋸刃反動力緩衝装置 265は上記の切削抵抗や衝撃力などの反 動力を吸収して小さくすることができる。

[0115] つまり、上述したように切削抵抗や衝撃力などの大きな衝撃荷重が帯鋸刃 Bにかか ると、減速機 255及び鋸刃モータ 229 (すなわち、鋸刃駆動ユニット 253)は、ハウジ ング部 215に対して鋸刃回転方向にフローティング状態に構成しているので軸 225 を中心にして帯鋸刃 Bの回転走行方向と反対方向に反動力が生じるために図 15の 2 点鎖線に示されて、るように図 15にお、て時計回り方向に回動することになる。

[0116] これに伴って減速機 255のケーシング 261の側面に設けた係合部材 275も同方向 に回動するが、係合部材 275の係合凹部 275Aが係合する緩衝部材 271の弾力性 により前記反動力が吸収されることになる。したがって、従来に生じていた帯鋸刃 Bの 損傷、振動、騒音などを減衰あるいは防止することができ、鋸刃寿命を延ばすことに 寄与する。

[0117] なお、上記の反動力が解消されると、係合部材 275が緩衝部材 271の弾性力によ り原位置に復帰するので鋸刃駆動ユニット 253が原位置に戻る。

[0118] 次に、第 4の実施の形態の鋸刃反動力緩衝装置 77について図面を参照して説明 する。なお、前述した第 3の実施の形態と同様の部材は同符号を付して説明し、主と して異なる部分を説明する。他の同様の部分の詳細な説明は省略する。

[0119] 図 18を参照するに、鋸刃反動力緩衝装置 277としては、 2つのトルクブロック 279が 図 18にお、て上下に所定間隔を介して互いに対向するようにして前記減速機 255 の近くに位置してハウジング部 215の裏面に突設されており、 2つのトルクブロック 27 9には図示しないガイド穴部が設けられ、ガイドシャフト 281が前記ガイド穴部にスライ ド自在に揷通されている。なお、ガイドシャフト 281の両端にはストッパ部となるナット 部材 283がダブルに螺着されて!、る。

[0120] また、上記のガイドシャフト 281のほぼ中間には係合部材 85が固定され、係合部材 85の基部が前記減速機 255のケーシング 261の側面(図 18において左側面)にボ ルト BTで固定されている。さらに、ガイドシャフト 281の図 18において上下の両側に はそれぞれ緩衝部としての例えばスプリング 287A, 287Bが卷回されており、各スプ リング 287A, 287Bは係合部材 285の側面とトルクブロック 279の内側面とに突き当 たるように設けられている。

[0121] 上記構成により、ワーク Wの切削加工時、切削抵抗や衝撃力などの大きな衝撃が 帯鋸刃 Bにかかるために、その反動力により鋸刃駆動ユニット 253が図 18において 時計回り方向に回動し、減速機 255のケーシング 261の側面に設けた係合部材 285 も同方向に回動するが、図 18において上側のスプリング 287Aの弾性力により前記 反動力が吸収されることになる。したがって、前述した第 3の実施の形態と同様の作 用効果が得られる。なお、上記の反動力が解消されると、係合部材 285が上側のス プリング 287Aの弾性力により原位置に復帰するので鋸刃駆動ユニット 253が原位置 に戻る。

[0122] 次に、第 5の実施の形態の鋸刃反動力緩衝装置 289について図面を参照して説明 する。なお、前述した第 3の実施の形態と同様の部材は同符号を付して説明し、主と して異なる部分を説明する。他の同様の部分の詳細な説明は省略する。

[0123] 図 19を参照するに、鋸刃反動力緩衝装置 289としては、緩衝部としての例えばガ ススプリング等のダンバ付きスプリング 291のダンバ装置が、図 19において上側が前 記減速機 55の近くに位置してハウジング部 215の裏面に軸支されている。一方、係 合部材 293が前記減速機 255のケーシング 261の側面(図 19において左側面)にボ ルト BTで固定されており、前記係合部材 293の先端が前記ダンバ付きスプリング 29 1の一端側に軸支されて連結されている。

[0124] 上記構成により、ワーク Wの切削加工時、切削抵抗や衝撃力などの大きな衝撃が 帯鋸刃 Bにかかるために、その反動力により鋸刃駆動ユニット 253が図 19にお、て 時計回り方向に回動し、減速機 255のケーシング 261の側面に設けた係合部材 293 も同方向に回動するが、図 19においてダンバ付きスプリング 291の弾性力により前 記反動力が吸収されることになる。したがって、前述した第 3の実施の形態と同様の 作用効果が得られる。なお、上記の反動力が解消されると、係合部材 293がダンバ 付きスプリング 291の弾性力により原位置に復帰するので鋸刃駆動ユニット 253が原 位置に戻る。

[0125] 次に、第 6の実施の形態の鋸刃反動力緩衝装置 295について図面を参照して説明 する。なお、前述した第 3の実施の形態と同様の部材は同符号を付して説明し、主と して異なる部分を説明する。他の同様の部分の詳細な説明は省略する。

[0126] 図 20を参照するに、鋸刃反動力緩衝装置 295としては、鋸刃駆動ユニット 253に 振動を与える振動発生装置 297が設けられ、この振動発生装置 297が、わゆる緩衝 部を構成している。

[0127] この振動発生装置 297としては、回転体としての例えば円板 299が前記減速機 25 5の近くに位置してハウジング部 215の裏面に軸 299Aにより回転自在に設けられて おり、前記円板 299は軸 299Aに連動連結した小型モータ 301により回転駆動される 。一方、係合部材 303が前記減速機 255のケーシング 261の側面(図 20において左 側面)にボルト BTで固定されており、前記係合部材 303の先端にはリンク部材をなす 連結部材 305の一端が軸支され、前記連結部材 305の他端が前記円板 299の外周 側の一箇所に軸支されており、リンク機構を構成している。

[0128] なお、図 20では円板 299が紙面の手前側で小型モータ 301に連結されているよう に図示されている力実際には、例えば小型モータ 301が回転伝達装置を介して円 板 299の軸 299Aに連動連結され、連結部材 305と円板 299との軸支部分が円板 2 99の回転に伴って回転することにより前記連結部材 305が往復運動できるように構 成されている。

[0129] 上記構成により、円板 299が小型モータ 301で回転駆動されることにより、係合部 材 303が連結部材 305を介して往復運動されることになる。この往復運動により、減 速機 255のケーシング 261が軸 225を中心にして回転方向に往復運動して微小な 振動が発生する。これによつて、帯鋸刃 Bが切削方向に振動することになるので、ヮ ーク Wの切削加工時に帯鋸刃 Bにかかる切削抵抗や衝撃力などの大きな衝撃が弱 められる効果がある。

[0130] なお、上記の連結部材 305の中間にゴム、ウレタン等の緩衝材(図示省略)を介設 することにより、ワーク Wの切削加工時に生じる帯鋸刃 Bの反動力が前記緩衝材によ つてより一層効果的に吸収される。

[0131] なお、この発明は前述した第 3乃至第 6の実施の形態に限定されることなぐ適宜な 変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。この実施の形態では鋸 盤として横型帯鋸盤を例にとって説明したが縦型帯鋸盤およびその他の帯鋸盤であ つても構わない。

[0132] 次いで、この発明の第 7の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。

[0133] 図 27を参照するに、帯鋸盤としての例えば横型帯鋸盤 401は、ワーク Wを定寸ず っ送材して切断するための切断加工部 403と、ワーク Wを載置支持するための支持 部 405と、ワーク Wを挟持固定すると共に定寸送材するためのバイス機構部 407等 により構成されている。

[0134] 前記切断加工部 403は、帯鋸刃 409、鋸刃ハウジング 411等によりなり、この鋸刃 ハウジング 411の図 27において右側の鋸刃ハウジング部 413、左側の鋸刃ハウジン グ部 415にはそれぞれ駆動ホイール 417、従動ホイール 419が回転自在に支持され ていると共に駆動ホイール 417と従動ホイール 419とには前記帯鋸刃 409が卷回さ れて、る。前記右側の鋸刃ハウジング部 413と左側の鋸刃ハウジング部 415とはビ 一ム部材 421で連結されていると共にこのビーム部材 421には複数の支持フレーム 423を介して図 27において左右方向へ延伸した連結フレーム 425が取り付けられて いる。この連結フレーム 425の左側には左右方向へ移動可能な可動鋸刃ガイド 427 Mが設けられていると共に連結フレーム 425の右側には固定鋸刃ガイド 427Fが設 けられている。

[0135] 前記支持部 405にはワーク Wを載置支持するための複数の支持ローラ 429が適宜 な間隔で回転自在にフレーム 31上に設けられていると共にこのフレーム 31の前方図 27において右方にはテーブル 433が配置されている。ワーク Wは X軸方向(図 27に おいて左右方向)の後方から X軸後方向の前方へ送材され、バイス機構部 407により 挟持固定される。前記各支持ローラ 429はワーク Wの送材経路のほぼ全長にわたつ てフレーム 431とは別体にて設けたローラフレーム 435に回転自在に支承されている

[0136] 前記ノイス機構部 407は本体バイス 437と送材バイス 439とにより構成されている。

本体バイス 437は本体固定バイスジョー 441と、この本体固定バイスジョー 441に対 して接近離反する方向に往復移動自在の本体可動バイスジョー 443とよりなり、前記 帯鋸刃 409のなす切断位置の直前位置に配設されている。送材バイス 439は、本体 ノイス 437と同様に、送材固定バイスジョー 445と送材可動バイスジョー 447とよりな り、この送材バイス 443は本体バイス 437の方向に接近離反自在 (進退自在)の構成 になっている。また、送材可動バイスジョー 447は油圧シリンダのごとき流体圧機構 4 49を介して、送材固定バイスジョー 445の方向に進退自在になっている。この流体 圧機構 449は Y軸方向へ移動自在にバイスベッド 451によって支承されて、る。

[0137] 以下、図を参照して、本発明の帯鋸盤において、切断加工後のワーク Wと帯鋸刃 5 05との位置関係を説明する

例えば図 25 (A)に示されているように、横型帯鋸盤において、ワーク Wを固定バイ スジョ一 501Fと移動バイスジョー 501Mとからなる後バイス 501と固定バイスジョー 5 03Fと移動バイスジョー 503Mと力もなる前バイス 503とでクランプした状態で、帯鋸 刃 505を例えば上方から下降させて前記ワーク Wに切断加工が行われる。そして、 切断加工後、図 25 (B)に示されているように、前記後バイス 501と前バイス 503をそ れぞれ後方、前方へ移動させて、帯鋸刃 505から離した後、帯鋸刃 505を元の位置 へ戻すようにしている。

[0138] ところで、図 26に示されているような場合、すなわち、後バイス 501と帯鋸刃 505が 通過する加工位置との間に固定バイスジョー 507Fと移動バイスジョー 507Mとから なる本体バイス 507が設けられて!/、る場合には、後バイス 501によりワーク Wは帯鋸 刃 505より離すことができるが、切断材 WAは帯鋸刃 505より離すことができない。帯 鋸刃 505をはさんで切断材 WA側に送り方向移動可能なノイスを別に設ける必要が あり、コストアップおよびスペースを大きく取らなければならない。

[0139] 図 21は、前記可動鋸刃ガイド 427M、固定鋸刃ガイド 427Fを改良したものである。 以下に詳細に説明する。

[0140] 前記可動鋸刃ガイド 427M、固定鋸刃ガイド 427Fは、図 21に示されているように、 ガイドフレーム 453の下端内にはガイド本体 455が設けられており、このガイド本体 4 55の上部がガイドフレーム 453の内側に設けられた前後のねじ 457で支持されてい ると共にガイド本体 455の上面に取り付けられたねじ 459の上端がガイドフレーム 45 3の上部の下面に突き当てられている。

[0141] 前記ガイド本体 455の下部には下方が開口した逆 U字形状の溝 461が形成されて いる。この溝 461の前側(図 21において右側)内には前側インサート 463がボルト 46 5でガイド本体 455の下部に固定されていると共に前記溝 461の後側(図 21におい て左側)内には後側インサート 467が前記前側インサート 463に対してでガイド本体 4 55の下部に前後動自在に設けられている。前記ガイド本体 455の下部における図 2 1にお、て左側にはブロック 469が設けられて!/、る。このブロック 469内とガイド本体 4 55内と間には油圧シリンダの油圧室 471が形成されていて、この油圧室 471内には ピストンロッド 473が設けられて!/、る。このピストンロッド 473の先端はねじ 475で前記 後側インサート 467に固定されている。前記油圧室 471にはブロック 469内に設けら れた管路 477に連通されて、る。ピストンロッド 473は弾性部材としての例えばコイル パネ、皿パネのごときパネ 479の付勢力で図 21にお!/、て左側へ付勢されて!、る。

[0142] 前記前側インサート 463と後側インサート 467との間には例えば 90度に捻り起こさ れた前記帯鋸刃 409が入り込まれており、この帯鋸刃 409の背側(図 21において上 側)には押さえローラ 481が前記ガイド本体 455内に備えられている。

[0143] 尚、図 21において、切溝(巾鋸刃により切削される溝の巾)を、 DCにて示す。

[0144] 上記構成により、管路 477に供給された圧油は油圧室 471に送られることでピスト ンロッド 473がパネ 479の付勢力に抗して図 21において右側へ移動されるから、後 側インサート 467も前方(図 21において右方)へ移動される。その結果、図 21に示さ れているように、前側インサート 463と後側インサート 467との作用で前記帯鋸刃 9が 走行案内されることになる。また、油圧室 471より圧油を抜くことにより、ピストンロッド 7 3がパネ 79の付勢力で図 1において左側へ移動することで、図 22に示されているよう に、後側インサート 467が前側インサート 63に対して後方へ移動し開かれることにな

る。その結果、帯鋸刃 409が図 22に示されているように、前側インサート 463の上端 を支点に右斜めに傾斜されることになる。

[0145] 図 23 (A)、図 23 (B)に示されているように、送材バイス 443の送材固定バイスジョ 一 445と送材可動ノイスジョー 447とにより、ワーク Wを右方向へ所望の長さだけ送 材した後、本体バイス 437の本体固定バイスジョ一 439と本体可動バイスジョ一 441 とによりワーク Wを挟持する。そして、帯鋸刃 409を下降して切断加工が行われる。そ の後、帯鋸刃 409を元の位置へ戻す際に、送材バイス 443で図 24 (A)に示されてい るように、ワーク Wを後方図 24 (A)において左方へ移動させると共に前側インサート 463に対して後側インサート 467を後方へ図 22において左方へ移動させることで、 後側インサート 467が開き、帯鋸刃 409の捻り戻り力で図 24 (B)で 2点鎖線で示され ているように、前側インサート 463の上端を支点に帯鋸刃 409が傾き、両側のワーク W、切断材 WAの切断面から帯鋸刃 409の刃先を逃がすことができ、帯鋸刃 409を 上昇させて元の位置へ戻すことができる。而して、ワーク Wと帯鋸刃 409を接触させ ないために本体バイス 437の移動構造と帯鋸刃の逃がし構造などの専用構造を持た せずにすむことができる。

[0146] また、前記後側インサート 467の前後動の範囲は移動する帯鋸刃 409の歯先がヮ ーク Wの切断面から離れることを許容する範囲に設定するで、それ以上後側インサ ート 467を後方へ移動させる必要がな、。

[0147] この発明は前述した実施の形態に限定されることなぐ適宜な変更を行うことにより その他の態様で実施し得るものである。帯鋸盤として横型帯鋸盤を例にとって説明し たが、縦型帯鋸盤であっても構わない。上述した発明の実施の形態では、前側イン サート 463に対して後側インサート 467を前後動させるようにした例を示した力後側 インサート 467に対して前側インサート 463を前後動させるようにすることも可能であ る。

[0148] なお、日本国特許出願第 2003— 376790号(2003年 11月 6日出願)、日本国特 許出願第 2004-147415号(2004年 5月 18日出願)、日本国特許出願第 2004—1 39690号(2004年 5月 10曰出願)及び曰本国特許出願第 2002— 204160号(200 2年 7月 12日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。

本発明は、前述の発明の第 1乃至第 7の実施の形態の説明に限るものではなぐ適 宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施可能である。